JP2002227304A - 構造ユニットとそれを使用した建造物およびその構築方法 - Google Patents

構造ユニットとそれを使用した建造物およびその構築方法

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栄毅 真柄
Kenichi Miyazaki
賢一 宮崎
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高山  誠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無仮設で大空間建造物を形成することを可能
とする独特の構造ユニット、完成される高剛性の建造
物、およびその建造物の構築方法を提供すること。 【解決手段】 大空間建造物を形成する構造ユニットU
は、四角形状の底板1とその上面に対向して立設された
一対の台形状をなす直立板2とを有し、一対の直立板2
の並立方向における底板1の両端縁3は多数隣接して連
設した場合に各該底板が閉鎖曲線上に位置するような輪
郭とされ、下縁4に平行な上縁5は開放され、その一側
縁6は底板1の範囲を超えて突出している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドーム等の大空間
を形成する建造物に関し、特に大空間建造物を形成する
ための要素としての構造ユニット、完成される建造物、
およびその建造物の構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】大空間を形成するドーム等の建造物に
は、鉄骨造、鉄筋コンクリ−ト造等が存在するが、いず
れも膨大な仮設材と緻密な仮設計画が必要であり、多額
の仮設費を必要とする。したがって従来より仮設の削減
が要望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、無仮設で大空間建造物を形成することを可
能とする独特の構造ユニット、完成される高剛性の建造
物、およびその建造物の構築方法を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明にかかる建造物の構成要素となる構造ユニッ
トは、四角形状の底板と該底板の上面に対向して立設さ
れた一対の台形状をなす直立板とを有し、一対の該直立
板の並立方向における該底板の両端縁は多数隣接して連
設した場合に各該底板が閉鎖曲線上に位置するような輪
郭とされ、一対の該直立板はその下縁が該底板上に固着
されると共に該下縁に平行な上縁は開放され且つその一
側縁は該底板の範囲を超えて突出しており、該底板を水
平に維持した場合に底板上の垂線が重心を通過すること
を特徴とする。
【0005】また上記した構造ユニットを使用する本発
明にかかる建造物について、その相対的下位連接体層
は、等高の各該構造ユニットにおける前記底板を水平に
維持した状態で隣接する各該構造ユニットの該底板が閉
鎖曲線上に位置するように相互に固着して設置され、相
対的上位連接体層は、等高の各該構造ユニットにおける
一対の該直立板が相対的下位連接体層の各構造ユニット
における一対の該直立板の位置に揃えられ且つ水平に維
持したその該底板が相対的下位連接体層の該構造ユニッ
トにおける一対の前記直立板の前記上縁上に固着される
と共に、隣接する相対的上位連接体層の各該構造ユニッ
トの該底板が閉鎖曲線上に位置するように相互に固着し
て設置されていることを特徴とする。
【0006】さらに上記した構造ユニットを使用する本
発明にかかる建造物の構築方法について、前記底板を水
平に維持した状態で隣接する等高の各該構造ユニットに
おける該底板が閉鎖曲線上に位置するように相互に固着
して設置した相対的下位連接体層に対して、相対的上位
連接体層は、等高の各該構造ユニットにおける一対の該
直立板を相対的下位連接体層の該構造ユニットにおける
一対の該直立板の位置に揃えた状態で水平に維持したそ
の該底板を相対的下位連接体層の該構造ユニットにおけ
る一対の前記直立板の前記上縁上に載置して固着すると
共に、隣接する相対的上位連接体層の各該構造ユニット
の該底板を閉鎖曲線上に位置するように相互に固着して
設置することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
図面を参照して説明する。図1には本発明にかかる建造
物の一例の斜視図が、また図2には上面図が示されてい
る。図1および図2に示される建造物は、円形平面を有
するドームであって、外殻を支持する基礎構造物は円形
に形成される。この例では円形平面が採用されている
が、本発明では円形平面に限らず楕円形平面等の他種類
の閉鎖曲線で囲まれる平面を採用することが出来る。建
造物Bの外殻は後述する構造ユニットを水平方向に接合
した複数の連接体層から形成されている。
【0008】本発明の特徴である構造ユニットUは、図
3乃至図5に示される。図3にはプレキャストコンクリ
ート製の構造ユニットUが示され、図4および図5には
継手構造等の記載を省略した一般的な構造ユニットUが
示されている。また図6には複数層の構造ユニットUの
概観的な縦断面が示されるが、単一の構造ユニットUの
縦断面を知ることが出来る。構造ユニットUの構造は、
基本的には、四角形状の底板1とこの底板1の上面に、
図3および図6で明らかなように対向して立設された一
対の台形状をなす直立板2,2とを有し、図4に示され
るように、一対の直立板2,2の並立方向における底板
1の両端縁3,3は、構造ユニットUを多数隣接して連
接した場合に、各構造ユニットUの底板1が建造物の外
殻の位置する円、楕円等の閉鎖曲線上に位置するような
輪郭、即ちこの例では閉鎖曲線である円の中心に向う放
射状線の輪郭を有する。また一対の直立板2,2はその
下縁4が底板1上に固着されると共に下縁4に平行な上
縁5は開放された縁を形成し、その一側縁6は底板1の
範囲を超えて突出している。また一対の直立板2,2
は、閉鎖曲線である円の中心に向う放射状線に沿ってそ
れぞれ立設されている。そして重要な点は、図6に示さ
れるように、底板1を水平に維持した場合に、底板1上
の垂線が重心Cを通過すること、即ち重心Cから底板1
に向けての垂線が底板1の範囲内に存在することが特徴
である。
【0009】図3の斜視図に示される構造ユニットU
は、プレキャストコンクリート製である場合を示してお
り、隣接する構造ユニットUと接合する箇所に継手用鉄
筋7が露出し、且つ充填モルタルを注入するための切欠
8が設けられている。構造ユニットUはプレキャストコ
ンクリート製に限らず、木製品、金属、軽金属等他の材
料製の成形板や複合板を使用して製造することが出来
る。したがってその接合手段も乾式、湿式の各種手段が
採用される。また構造ユニットUは建造物Bの外殻を構
成する構成要素であるから建造物B全体から計算された
長期荷重および短期荷重に対応する耐力を有するものと
することは当然である。構造ユニットUの全体的な構造
は前記したとおりであり、同一層を構成する構造ユニッ
トUの高さは同一であるが、その他の箇所の寸法は、閉
鎖曲線の形状、ドームの形状等によって決定される。図
示した例のように閉鎖曲線が円であれば同一層の構造ユ
ニットUは同形であるが、その上層に積層される構造ユ
ニットUは下層の構造ユニットUとは異なる形状とされ
る。構造ユニットUは比較的に簡単な構造を有するから
その製造が容易であり、低コストで生産できる。
【0010】構造ユニットUは底板1を水平に維持した
場合に、底板1上の垂線が重心Cを通過するので、閉鎖
曲線上に配置されると共に水平な上面を有する基礎構造
物(図示していない。)上に底板1を載置すれば、底板
1は水平を維持されるから、構造ユニットUはそのまま
で転倒することがなく、したがって転倒を防止する仮設
機材を必要としない。この状態で基礎構造物と構造ユニ
ットUの底板1とを固着接合する。そしてこの構造ユニ
ットUにおける底板1の端縁3に、隣接配置する同様の
構造ユニットUの底板1の端縁3を接して基礎構造物上
に同様に載置する。端縁3はそれぞれ構造ユニットUを
連接した場合に各底板1が閉鎖曲線上に位置するような
輪郭とされているから、隣接配置した構造ユニットUに
おける底板1の端縁3は最初の構造ユニットUにおける
底板1の端縁3と隣接対向した位置に配置される。そし
て隣接配置する構造ユニットUを基礎構造物上に固着接
合すると共に、それぞれの構造ユニットU,Uにおける
底板1,1の隣接する端縁3、3を固着接合する。この
操作を繰返して基礎構造物上に複数の構造ユニットUが
閉鎖曲線を一巡して固着接合されると第1連接体層A1
が構築される。
【0011】固着接合が完了した第1連接体層A1の各
構造ユニットUにおける直立板2の上縁5はすべて等高
であると共に底板1と平行であるので水平が維持されて
いる。また第1連接体層A1の各構造ユニットUにおけ
る各底板1は複数個が固着接合されることで帯状型平板
となり板効果を発現し、さらに閉鎖曲線上を一巡して一
体的な環状板を形成してリング効果を発現する。これら
第1連接体層A1の上に第2連接体層A2が構築され
る。図7にプレキャストコンクリート製の構造ユニット
U(継手用鉄筋の記載は省略。)を使用して相対的下位
連接体層における直立板2,2の上縁5,5に構築され
る相対的上位連接体層の構造ユニットUが示されてい
る。第2連接体層A2を構築するために、最初に第1連
接体層A1の構造ユニットUの一対の直立板2,2の位
置に第2連接体層A2の構造ユニットUの一対の直立板
2,2の位置を揃えて、第2連接体層A2の構造ユニッ
トUにおける底板1を第1連接体層A1の構造ユニット
Uにおける一対の直立板2,2の上縁5,5に載置す
る。部分的に見れば、第2連接体層A2の構造ユニット
Uを載置した場合に重ねられた構造ユニットUの重心が
第1連接体層A1の構造ユニットUの底板1の範囲を超
えて中心側に移るので転倒を引き起す虞を生ずるように
見受けられるが、前記した板効果およびリング効果によ
って第1連接体層A1の各構造ユニットUは相互に支持
されているので構造ユニットUの転倒を引き起す虞はな
く、したがって転倒を防止する仮設機材は必要とされな
い。
【0012】この状態で第2連接体層A2の構造ユニッ
トUの底板1と第1連接体層A1の構造ユニットUにお
ける1対の直立板2,2の上縁5,5とを固着接合す
る。図7に示される態様では継手用鉄筋が突設される切
欠8に充填モルタルを施して接合を行う。次に第2連接
体層A2の構造ユニットUにおける底板1の端縁3に、
隣接配置する第2連接体層A2を構成する構造ユニット
Uの底板1の端縁3を接して、且つ第1連接体層A1の
対応する構造ユニットUの一対の直立板2,2の位置に
当該第2連接体層A2の構造ユニットUの一対の直立板
2,2の位置を揃えて第1連接体層A1の構造ユニット
U上に載置する。端縁3はそれぞれ構造ユニットUを連
接した場合に各底板1が閉鎖曲線上に位置するような輪
郭とされているから、隣接配置した構造ユニットUにお
ける底板1の端縁3は最初の構造ユニットUにおける底
板1の端縁3と隣接対向した位置に配置される。次に隣
接する第2連接体層A2の構造ユニットUについても底
板1と第1連接体層A1の構造ユニットUにおける1対
の直立板2,2の上縁5,5とを固着接合する。そして
隣接する構造ユニットU,Uにおける底板1,1の隣接
する端縁3、3を固着接合する。図7に示される態様で
は、継手用鉄筋が突設される端縁3、3間の目地9に充
填モルタルを施して接合を行う。この操作を繰返して第
1連接体層A1上を複数の構造ユニットUが閉鎖曲線を
一巡して固着接合されると第2連接体層A2が構築され
る。
【0013】第3連接体層A3も第2連接体層A2と同
様の方法で構築される。部分的に見れば、第3連接体層
A3の構造ユニットUを載置した場合に重ねられた構造
ユニットUの重心が第1連接体層A1の構造ユニットU
の底板1の範囲を超えて中心側に移るので転倒を引き起
す虞を生ずるように見受けられるが、前記した板効果お
よびリング効果によって第2連接体層A2の構造ユニッ
トUは相互に支持されているので建造物の転倒を引き起
す虞はなく、したがって転倒を防止する仮設機材を必要
としない。第3連接体層A3上にさらにその上位連接体
層を構築することは、前記した第1連接体層A1に第2
連接体層A2を構築する方法と同じ方法で行われ、いず
れの場合にも基本的に仮設材を必要としない。このよう
な積層の方法で、相対的下位連接体層の各構造ユニット
相互の固着接合が完了してから相対的上位連接体層の構
築を開始することが必要である。さもないと、相対的上
位連接体層における構造ユニットUを載置する相対的下
位連接体層の構造ユニットUについて板効果やリング効
果が発現しないので相対的上位連接体層の構造ユニット
Uを載置したときに転倒落下する虞を生ずる。
【0014】構築された建造物において、各層ごとに接
合された各構造ユニットUの底板は帯状型平板となり板
効果を発揮し、これが閉鎖型になるとリング効果を発現
する。また積層方向に接合された各構造ユニットUの直
立板2はドーム形状になったときにアーチ効果が生じ
る。さらに建造物が構築されると、外殻には接合された
上下の底板1と左右の直立板2によって網目状フレーム
が形成される。この網目状フレームには全体の建造物に
対する水平荷重を負担させることができる。このように
構造ユニットUの特性を生かすことによって高剛性の建
造物を得ることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明の主要な効果は次のとおりであ
る。 A.構造ユニットは、比較的に簡単な構造を有するか
ら、その製造が容易であり、低コストで生産できる。 B.構造ユニットは、底板を水平に維持した場合に、底
板上の垂線が重心を通過するので、水平面上に底板を載
置すれば、構造ユニットUはそのままで転倒することが
なく、転倒を防止する仮設機材を必要としない。 C.構造ユニットは、底板を水平に維持した場合に、一
対の直立板の上縁も水平となるから、その上に載置され
る構造ユニットを更に水平に載置することができる。
【0016】D. 構築された建造物において、各層ご
とに接合された各構造ユニットの底板は帯状型平板とな
り板効果を発揮し、これが閉鎖型になるとリング効果を
発現する。また積層方向に接合された各構造ユニットの
直立板はドーム形状になったときにアーチ効果が生じ
る。さらに建造物の外殻には接合された上下の底板と左
右の直立板によって網目状フレームが形成され、建造物
に対する水平荷重を負担する。このように構造ユニット
の特性を生かすことによって高剛性の建造物を得ること
ができる。 E.建造物の構築方法において、部分的に見れば、相対
的上位の連接体層の構造ユニットを載置した場合に積層
された構造ユニットの重心が最下位の連接体層の構造ユ
ニットの底板の範囲を超えて中心側に移るので転倒を引
き起す虞を生ずるように見受けられるが、前記した板効
果およびリング効果によって相対的下層の各構造ユニッ
トは相互に支持されているので建造物の転倒を引き起す
虞はなく、転倒を防止する仮設機材を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる建造物の斜視図である。
【図2】本発明にかかる建造物の上面図である。
【図3】本発明にかかる構造ユニットの一例を示す斜視
図である。
【図4】本発明にかかる構造ユニットの上面図である。
【図5】本発明にかかる構造ユニットの前面図である。
【図6】構造ユニットの積層状態を概括的に示す縦断面
図である。
【図7】構造ユニットの接合状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 底板 2 直立板 3 端縁 4 下縁 5 上縁 6 一側縁 B 建造物 U 構造ユニット A1 第1連接体層 A2 第2連接体層 A3 第3連接体層 C 重心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 賢一 東京都台東区根岸5丁目8番25号 (72)発明者 高山 誠 石川県金沢市窪2丁目432番 (72)発明者 川口 健一 東京都世田谷区祖師谷5丁目4番12号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角形状の底板と該底板の上面に対向し
    て立設された一対の台形状をなす直立板とを有し、一対
    の該直立板の並立方向における該底板の両端縁は多数隣
    接して連設した場合に各該底板が閉鎖曲線上に位置する
    ような輪郭とされ、一対の該直立板はその下縁が該底板
    上に固着されると共に該下縁に平行な上縁は開放され且
    つその一側縁は該底板の範囲を超えて突出しており、該
    底板を水平に維持した場合に該底板上の垂線が重心を通
    過することを特徴とする構造ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の構造ユニットを使用する
    建造物であって、その相対的下位連接体層は、等高の各
    該構造ユニットにおける前記底板を水平に維持した状態
    で隣接する各該構造ユニットの該底板が閉鎖曲線上に位
    置するように相互に固着して設置され、相対的上位連接
    体層は、等高の各該構造ユニットにおける一対の該直立
    板が相対的下位連接体層の各構造ユニットにおける一対
    の該直立板の位置に揃えられ且つ水平に維持したその該
    底板が相対的下位連接体層の該構造ユニットにおける一
    対の前記直立板の前記上縁上に固着されると共に、隣接
    する相対的上位連接体層の各該構造ユニットの該底板が
    閉鎖曲線上に位置するように相互に固着して設置されて
    いることを特徴とする建造物。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の構造ユニットを使用する
    建造物の構築方法であって、前記底板を水平に維持した
    状態で隣接する等高の各該構造ユニットにおける該底板
    が閉鎖曲線上に位置するように相互に固着して設置した
    相対的下位連接体層に対して、相対的上位連接体層は、
    等高の各該構造ユニットにおける一対の該直立板を相対
    的下位連接体層の該構造ユニットにおける一対の該直立
    板の位置に揃えた状態で水平に維持したその該底板を相
    対的下位連接体層の該構造ユニットにおける一対の前記
    直立板の前記上縁上に載置して固着すると共に、隣接す
    る相対的上位連接体層の各該構造ユニットにおける該底
    板が閉鎖曲線上に位置するように相互に固着して設置す
    ることを特徴とする建造物の構築方法。
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