JP2002225255A - 連続紙の印刷方法および印刷装置 - Google Patents

連続紙の印刷方法および印刷装置

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JP2002225255A
JP2002225255A JP2001028634A JP2001028634A JP2002225255A JP 2002225255 A JP2002225255 A JP 2002225255A JP 2001028634 A JP2001028634 A JP 2001028634A JP 2001028634 A JP2001028634 A JP 2001028634A JP 2002225255 A JP2002225255 A JP 2002225255A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷品質を損なうことなく、連続紙に画像お
よびマークを高速で印刷することができる連続紙の印刷
方法および印刷装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 連続紙Aを送る紙送り機構5と、インク
ジェットヘッド22を搭載したヘッドユニット21と、
ヘッドユニット21を主走査方向および副走査方向に移
動させるX・Y移動機構23と、制御手段7とを備え、
制御手段7は、紙送り経路4上に停止させた連続紙Aに
対し、その延在方向に主走査を行うと共に幅方向に副走
査を行って画像Bの印刷を行わせる共に、画像Bの印刷
完了後、インクジェットヘッド22を不動とした状態で
連続紙Aを延在方向に送りながらマークCの印刷を行わ
せるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットヘ
ッドを主走査方向および副走査方向に移動させて印刷を
行う連続紙の印刷方法および印刷装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、簡単に移動させることができない
印刷対象物に対し、インクジェットヘッドを主走査方向
および副走査方向に移動させて印刷を行う印刷装置は知
られている。しかし、送り移動可能な連続紙に対し、印
刷を行うこの種の印刷装置は存在しない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、連続紙に対
し、画像の印刷および画像の位置を表示するマークの印
刷を行う場合、上記のようなインクジェットヘッドを主
走査方向および副走査方向に移動させる形式の印刷装置
を用いても、通常の画像とマークとを特別に区別するこ
となく、一体の画像として印刷を行うことが想定され
る。一方、上記の印刷方法で連続紙に連続的に印刷を行
う場合には、1つの印刷領域の印刷が終了するとその印
刷済み部分を送り、新たに白紙部分を印刷領域に導入す
る必要がある。すなわち、連続紙に連続的な印刷を行う
場合には、連続紙の停止時間は印刷時間として活用され
るが、連続紙の送り時間は印刷時間として活用できず、
全体として印刷に時間がかかるものとなる。
【0004】本発明は、印刷品質を損なうことなく、連
続紙に画像およびマークを高速で印刷することができる
連続紙の印刷方法および印刷装置を提供することをその
課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の連続紙の印刷方
法は、インクジェットヘッドを主走査方向および副走査
方向に移動させて、連続紙に画像を印刷すると共に画像
の位置を表示するマークを印刷する連続紙の印刷方法で
あって、紙送り経路上に停止させた連続紙に対し、その
延在方向に主走査を行うと共に幅方向に副走査を行って
画像の印刷を行う画像印刷工程と、画像の印刷完了後、
インクジェットヘッドを不動とした状態で連続紙を延在
方向に送りながらマークの印刷を行うマーク印刷工程と
を備えたことを特徴とする。
【0006】同様に、本発明の連続紙の印刷装置は、連
続紙を紙送り経路に沿ってその延在方向に送る紙送り機
構と、連続紙に画像の印刷を行うインクジェットヘッド
を搭載したヘッドユニットと、ヘッドユニットを搭載す
ると共に、搭載したヘッドユニットを連続紙の延在方向
である主走査方向および幅方向である副走査方向に移動
させるX・Y移動機構と、紙送り経路に臨み、連続紙を
挟んで印刷動作中のインクジェットヘッドに対峙する印
刷テーブルと、紙送り機構、インクジェットヘッドおよ
びX・Y移動機構を制御する制御手段とを備え、制御手
段は、紙送り経路上に停止させた連続紙に対し、その延
在方向に主走査を行うと共に幅方向に副走査を行って画
像の印刷を行わせる共に、画像の印刷完了後、インクジ
ェットヘッドを不動とした状態で連続紙を延在方向に送
りながらマークの印刷を行わせることを特徴とする。
【0007】これらの構成によれば、連続紙に画像およ
びマークを印刷する場合に、先ず紙送り経路上に停止さ
せた連続紙に対し、インクジェットヘッドの主走査およ
び副走査を行って画像の印刷を行い、続いて連続紙のみ
を延在方向に送りながらマークの印刷を行うようにして
いる。ところで、連続紙に連続的に印刷を行う場合に
は、一単位の印刷を行った後、連続紙を送る必要がある
が、この紙送りを実行する間は印刷を休止することにな
る。そこで、この紙送りの際にインクジェットヘッドを
駆動してマークの印刷を行い、一連の印刷動作の中で、
印刷休止時間を極力少なくするようにしている。これに
より、全体として印刷速度を上げることができる。
【0008】この場合、画像印刷工程における印刷解像
度に対し、マーク印刷工程における印刷解像度が低いこ
とが、好ましい。
【0009】同様に、制御手段は、画像の印刷に対しマ
ークの印刷を低い印刷解像度で行わせることが、好まし
い。
【0010】これらの構成によれば、画像の印刷におい
ては、所望の高解像度で行って画像の印刷品質を高め、
マークの印刷においては、低解像度で行って連続紙の送
り速度を速くするようにしている。これにより、画像の
印刷品質を損なうことなく、マークの印刷を可能とし、
且つ全体として印刷速度を上げることができる。
【0011】これらの場合、マーク印刷工程における連
続紙の送り停止を、先行印刷したマークで制御すること
が、好ましい。
【0012】同様に、制御手段は、マーク印刷における
連続紙の送り停止を、先行印刷したマークで制御するこ
とが、好ましい。
【0013】これらの構成によれば、先行印刷したマー
クにより、続く連続紙の送り停止を制御するため、連続
紙の送りを常に正確に行うことができる。特に、連続紙
に長く連続した印刷を行う場合でも、画像位置の精度を
安定させることができる。
【0014】これらの場合、連続紙には、画像を印刷す
る画像印刷領域の外側に、マークを印刷するマーク印刷
領域が設けられていることが、好ましい。
【0015】同様に、連続紙に対し、画像を印刷する画
像印刷領域の外側に、マークを印刷するマーク印刷領域
が設定されていることが、好ましい。
【0016】これらの構成によれば、画像を印刷する場
合に、画像印刷領域に対してのみインクジェットヘッド
を走査すればよく、画像印刷のための時間を短縮するこ
とができる。
【0017】これらの場合、マーク印刷工程におけるマ
ークの印刷を、インクジェットヘッドの全ノズルからの
インク吐出で行うことが、好ましい。
【0018】同様に、制御手段は、マークの印刷を前記
インクジェットヘッドの全ノズルからのインク吐出で行
わせることが、好ましい。
【0019】これらの構成によれば、インクジェットヘ
ッドの全ノズルからのインク吐出する、いわゆるフラッ
シングを、連続紙に対しマーク印刷として行うことにな
るため、本来のフラッシングのための動作時間をゼロに
することができる。
【0020】これらの場合、連続紙は、ロール状に巻回
した状態から繰り出され、画像およびマークの印刷完了
後、ロール状に巻き取られることが、好ましい。
【0021】同様に、連続紙をロール状に巻回した状態
から繰り出す紙供給機構と、印刷完了後の連続紙をロー
ル状に巻き取る紙巻取り機構と、更に備えることが好ま
しい。
【0022】これらの構成によれば、連続紙を適切に供
給することができると共に、画像およびマークが印刷さ
れた連続紙を、コンパクトに纏めてストックすることが
できる。
【0023】これらの場合、印刷テーブルは、エアー吸
引による吸着テーブルで構成されていることが、好まし
い。
【0024】この構成によれば、印刷テーブル上に導入
して連続紙の印刷部分を、平坦且つ安定に保持すること
ができる。このため、印刷品質の良好な印刷を安定して
行うことができる。
【0025】この場合、紙送り機構は、印刷テーブルの
エアー吸引に抗して連続紙を送ることが、好ましい。
【0026】この構成によれば、エアー吸引のための制
御を単純化することができると共に、紙送り機構と印刷
テーブルとの間で連続紙を張った状態で送ることができ
るため、連続紙の送り精度を高めることができる。
【0027】本発明の他の連続紙の印刷方法は、インク
ジェットヘッドを主走査方向に往復動させると共に連続
紙を副走査方向に送って、連続紙に画像の印刷と画像の
位置を表示するマークの印刷とを行う連続紙の印刷方法
であって、画像を印刷する画像印刷領域と、マークを印
刷するマーク印刷領域とを区画し、マーク印刷領域にお
けるマーク印刷を、画像印刷領域における画像印刷より
低い印刷解像度で行うことを特徴とする。
【0028】同様に、本発明の他の連続紙の印刷装置
は、インクジェットヘッドを主走査方向に往復動させる
と共に連続紙を副走査方向に送って、連続紙に画像の印
刷と画像の位置を表示するマークの印刷とを行う連続紙
の印刷装置であって、マークを印刷するマーク印刷領域
におけるマーク印刷を、画像を印刷する画像印刷領域に
おける画像印刷より低い印刷解像度で行うことを特徴と
する。
【0029】これらの構成によれば、画像の印刷におい
ては、所望の高解像度で行って画像の印刷品質を高め、
マークの印刷においては、低解像度で行ってインクジェ
ットヘッドの移動および/または連続紙の送り速度を速
くするようにしている。これにより、画像の印刷品質を
損なうことなく、マークの印刷を可能とし、且つ全体と
して印刷速度を上げることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
発明の一実施形態に係る連続紙の印刷方法および印刷装
置について説明する。この印刷装置は、業務用の大型カ
ラープリンタであり、インクジェット方式によりラベル
を連続的に印刷するものである。すなわち、印刷装置
は、連続紙である剥離付きの印刷テープに、後に切り抜
いてラベルとして用いる多数の単位画像を連続して印刷
するものであり、例えば生鮮食料品のラップフィルム上
に貼着するラベルなどを、小ロットで印刷することを可
能とするものである。
【0031】図1は印刷装置を模式的に表した平面図で
あり、図2はその断面図であり、図3は印刷装置の外観
斜視図である。これらの図に示すように、印刷装置1
は、機台2と、機台2上に設置したプリント機構3と、
機台2上を縦断するテープ送り経路(紙送り経路)4に
沿って印刷テープAを送るテープ送り機構5と、テープ
送り経路4の中央に配設した吸着テーブル6と、各機構
3,5を制御するコントローラ(制御手段:図11参
照)7とを備えている。また、印刷装置1は、ロール状
に巻回した印刷テープAを繰り出しながらテープ送り機
構5に供給するテープ供給機構8と、テープ送り機構8
から受け取った印刷済みの印刷テープAをロール状に巻
き取るテープ巻取り機構9とを備えている。
【0032】一方、印刷対象物である印刷テープAはい
わゆる剥離紙付のロール紙であり、テープ幅50mm〜
150mmの複数種のものが用意されている。印刷にあ
たっては、この印刷テープAの延在方向にラベルとなる
画像(単位画像)Bが連続的に印刷され(図12参
照)、この各単位画像Bが別のカット装置によりハーフ
カットされて粘着剤付のラベルが作成される。
【0033】また、この印刷に用いられるインク、すな
わち1ラインのカラー印刷に用いるインクは、シアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)およびブラッ
ク(K)に、ライトシアン(LC)およびライトマゼン
タ(LM)を加えた、計6色の基準色で構成されてい
る。そして、詳細は後述するが、これら6色のインク
は、インクタンク(固定タンク)からインクチューブを
介してヘッドユニット21の各インクジェットヘッド2
2に供給される。
【0034】図示では省略したが、機台2上には、上記
の各機構等を一体として覆う安全カバーが設けられてお
り、安全カバーの正面には開閉扉11が設けられている
(図1参照)。そして、安全カバーには、開閉扉11の
閉塞を検出する検出スイッチ(検出センサ)12が取り
付けられており、この検出スイッチ12が開閉扉11の
閉塞を検出している状態でのみ、主電源がONできるよ
うになっている。また、主電源がONの状態で開閉扉を
開放すると、検出スイッチ12を介して、主電源がOF
Fするようになっている。
【0035】なお、図3中の符号13は警告灯であり
(実際には安全カバーの上面に立設されている)、イン
クエンドを表示するインク表示灯部13aと、テープエ
ンドを表示するテープ表示灯部13bと、印刷動作中
(装置稼動中)を表示する動作表示灯部13cとを有し
ている。また、同図中の符号14はインクランプ群であ
り、後述する6色のインクの有無をそれぞれ表示する。
さらに、同図中の符号15は操作パネルであり、その表
面には、電源スイッチ(主電源)、非常停止スイッチ、
一時停止スイッチ、再スタートスイッチ、テープフィー
ドスイッチ(空送り)、ヘッドクリーニングスイッチ等
が配設されている。そして、この操作パネル15の内部
に上記のコントローラ7を構成する回路基板が内蔵され
ている。
【0036】機台2は、アングル材17を直方体形状に
組み、その上部に台板18を固定して構成されている。
機台2の下部には、6個の脚部19が高さ調節自在に取
り付けられている。そして、台板18の長手方向一方の
端部には、印刷テープAの継足し作業を行うための継足
し作業部18aが延設されている(図3参照)。
【0037】なお、図示しないが、台板18上には小形
架台を介して各色のインクを貯留するメインインクタン
ク(固定タンク)が設置され、台板上に設置したサブイ
ンクタンク(固定タンク)にインクを供給できるように
なっている。また、このサブインクタンクからインクチ
ューブを介して、後述する各インクジェットヘッドに各
色のインクが供給される。そして、上記のインク表示灯
部13aやインクランプ群14における表示は、メイン
インクタンクで検出したインクの有無等の検出結果に基
づいて行われる。
【0038】プリント機構3は、多数のインクジェット
ヘッド22を搭載したヘッドユニット21と、ヘッドユ
ニット21を主走査方向および副走査方向に自在に移動
させるX・Y移動機構23と、インクジェットヘッド2
2の保管用(非稼動時)およびフラッシング用として使
用する保管ユニット24と、インクジェットヘッド22
のクリーニング用(マニュアル操作)として使用するク
リーニングユニット25とを有している。
【0039】X・Y移動機構23は機台2上に設置し
た、いわゆるX・Yロボットであり、ヘッドユニット2
1をX軸方向(主走査方向)に移動させるX軸ステージ
27と、X軸ステージ27をY軸方向(副走査方向)に
移動させるY軸ステージ28と、X軸ステージ27の移
動をガイドするY軸ガイドレール29とで、構成されて
いる。X軸ステージ27は、ヘッドユニット21を主走
査方向(X軸方向)往復動させる主走査ボールねじ31
と、主走査ボールねじ31を正逆回転させる主走査モー
タ32と、これら構成部材を収容するX軸ケース33と
で構成されている。
【0040】Y軸ステージ28は、ヘッドユニット21
を副走査方向(Y軸方向)往復動させる副走査ボールね
じ34と、副走査ボールねじ34を正逆回転させる副走
査モータ35と、これら構成部材を収容するY軸ケース
36とで構成されている。Y軸ガイドレール29は、Y
軸ステージ28に平行に配設され、Y軸ステージ28と
共にX軸ステージ27を両持ちで支持し、且つX軸ステ
ージ27の往復動をガイドしている。
【0041】なお、図1中の符号37は、ヘッドユニッ
ト21のX軸方向の基準位置(ホーム位置)を検出する
X方向検出センサであり、符号38は、X軸ステージ2
7を介して、ヘッドユニット21のY軸方向の基準位置
(ホーム位置)を検出するY方向検出センサ38であ
る。印刷装置1の主電源がONされると、X・Y移動機
構23は常にこの基準位置にリセットされる。
【0042】図示しないが、ヘッドユニット21には、
X軸ケース33に形成した水平スリットからX軸ケース
33内に延びる雌ねじブロックが取り付けられており、
この雌ねじブロックが主走査ボールねじ31に螺合して
いる。同様に、X軸ステージ27の一方の端部には、Y
軸ケース36に形成した水平スリットからY軸ケース3
6内に延びる雌ねじブロックが取り付けられており、こ
の雌ねじブロックが副走査ボールねじ34に螺合してい
る。また、X軸ステージ27の他方の端部には、2個の
ガイドローラ39,39が取り付けられており、このガ
イドローラ39,39がY軸ガイドレール29のレール
部29aに転動するようになっている(図3参照)。
【0043】主走査モータ32および副走査モータ35
は、上記のコントローラ7に接続されており、主走査モ
ータ32を正逆回転させることにより、ヘッドユニット
21が主走査方向に往復動し、副走査モータ35を正逆
回転させることにより、X軸ステージ27を介してヘッ
ドユニット21が副走査方向に往復動する。そして、こ
の主走査方向へのヘッドユニット21の移動により1ラ
インの印刷が行われ、副走査方向への移動により次ライ
ンへのヘッドユニット21の移動が行われる。
【0044】より具体的には、図1および図4を参照し
て説明すると、例えば左上を印刷開始位置P1として印
刷を開始する場合、この位置からヘッドユニット21を
右方向(主走査方向)に移動させることにより第1ライ
ンの印刷(主走査)が行われ、右端においてヘッドユニ
ット21を手前に移動させることにより、ヘッドユニッ
ト21を第2ラインに移動(副走査)させ、ここから更
にヘッドユニット21を左方向(主走査方向)に移動さ
せることにより第2ラインの印刷(主走査)が行われ
る。このように動作を繰り返して全ラインの印刷を行う
(図4(b)参照)。また、例えば右下の位置で印刷を
完了した場合、次のテープ送り後の印刷は、この印刷終
了位置P2から上記と逆の動作で上記の印刷開始位置P
1に向かって、全ラインの印刷を行うようにしている
(図4(c)参照)。これにより、ヘッドユニット21
の移動ロスを少なくしている。
【0045】一方、図3および図5に示すように、ヘッ
ドユニット21は、背面に上記の雌ねじブロックを取り
付けた支持ブラケット41と、支持ブラケット41の下
部に水平に取り付けた統一キャリッジ42と、統一キャ
リッジ42に着脱自在に装着した4つの部分キャリッジ
43とを有し、部分キャリッジ43には、それぞれ横並
び3個、すなわち全部分キャリッジ43に合計で12個
のインクジェットヘッド22が取り付けられている。
【0046】この場合、各インクジェットヘッド22は
部分キャリッジ43に接着固定され、各部分キャリッジ
43は、複数のピンからなる位置決め装着手段44によ
り統一キャリッジ42に着脱自在に装着されている。ま
た、各部分キャリッジ43に搭載したインクジェットヘ
ッド22は、インクノズルを形成した本体部分22aを
統一キャリッジ42から下方に突出させ、且つこの本体
部分22aを対向配置するようにして、そのインクノズ
ル列群46を集約配置するようにしている(図6参
照)。
【0047】図6に模式的に示すように、1ラインの基
準色を構成する6色のインクノズル列群46は4分割さ
れており、分割された6色の分割インクノズル列群47
が、3個のインクジェットヘッド22に組み込まれて、
各部分キャリッジ43に搭載されている。具体的には、
各部分キャリッジ43に搭載される3個のインクジェッ
トヘッド22の第1ヘッド22−1には、ブラック
(K)およびシアン(C)の2つの分割インクノズル列
47aが組み込まれ、第2ヘッド22−2には、マゼン
タ(M)およびイエロー(Y)の2つの分割インクノズ
ル列47aが組み込まれ、第3ヘッド22−3には、ラ
イトシアン(LC)およびライトマゼンタ(LM)の2
つの分割インクノズル列47aが組み込まれている。
【0048】そして、これら分割ノズル列群47は、一
部を重複するようにして千鳥状に配設され、全体として
ほぼ4インチ(1ライン)の各色インクノズル列群46
を構成している。このように、1ライン分のインクノズ
ル列群46を4分割し、これを組み込んでインクジェッ
トヘッド22を構成しているため、不良なインクジェッ
トヘッド22を適宜交換することで、ヘッドユニット2
1の歩留まりを向上させることができる。
【0049】保管ユニット24は、機台2上において、
テープ走り経路4から手前側に外れたX軸ステージ27
の近傍に配設されている。図7および図8に示すよう
に、保管ユニット24は、保管用キャップ51と、保管
用キャップ51をヘッドユニット21に向かって離接さ
せる昇降機構52と、保管用キャップ51から流下する
インクを貯留する廃インクタンク54とを備えている。
なお、昇降機構52は上記のコントローラ7に接続され
ていることは、いうまでもない。
【0050】保管用キャップ51は、キャップ本体54
と、キャップ本体54の底部に敷設したインク吸収材5
5と、キャップ本体54の上端に装着した略方形のOリ
ングで構成したシール部材56とで構成されている。こ
の場合、シール部材56は、ヘッドユニット21の全イ
ンクジェットヘッド22を包含する大きさに形成されて
おり、統一キャリッジ42の下面に密着して、全インク
ジェットヘッド22を封止するようになっている。
【0051】昇降機構52は、フラッシングのために保
管用キャップ51の直上部に臨んだヘッドユニット21
に対し、保管用キャップ51を下降位置に維持する一
方、保管のために直上部に臨んだヘッドユニット21に
対し、保管用キャップ51を上昇させてヘッドユニット
21に密接させる。フラッシングにより吐出されたイン
クは、インク吸収材55に吸収されるが、インク吸収材
55が飽和状態になると、チューブ57を介して台板1
8の下側に配設した廃インクタンク53に流下する。一
方、保管のために保管用キャップ51がヘッドユニット
21に密接した状態では、保管用キャップ51の内側
は、インク吸収材55に吸収されているインクにより高
湿度状態に維持されており、インクジェットヘッド(イ
ンクノズル)22の乾燥が有効に防止される。
【0052】クリーニングユニット25は、機台2上に
おいて、テープ送り経路4から手前側に外れた位置に配
設されている。図9および図10に示すように、クリー
ニングユニット25は、それぞれ3個のクリーニング用
キャップ61を搭載した一対のキャップベース61A,
61Aと、一対のキャップベース61A,61Aを介し
て計6個のクリーニング用キャップ61をヘッドユニッ
ト21に向かって離接させる昇降機構62と、各クリー
ニング用キャップ61を介してインクを吸引する計6台
のインクポンプ63とを備えている。なお、昇降機構6
2および各インクポンプ63は上記のコントローラ7に
接続されている。
【0053】各クリーニング用キャップ61は、キャッ
プ本体64と、キャップ本体64の底部に敷設したイン
ク吸収材65と、キャップ本体64の上端に装着したシ
ール部材66とで構成されている。一対のキャップベー
ス61A,61Aは、相互に連結されており、各キャッ
プベース61Aには、部分キャリッジ43に搭載した3
個のインクジェットヘッド(各ヘッド群48)22に対
応するように、横並びに3個の各クリーニング用キャッ
プ61が搭載されている。
【0054】すなわち、第1ヘッド群48−1(および
第3ヘッド群48−3)に、一方のキャップベース(図
示キャップ1)61Aが対応し、第2ヘッド群48−2
(および第4ヘッド群48−4)に、他方のキャップベ
ース(図示キャップ2)61Aが対応している。また、
一対のキャップベース61A,61Aは、隣接する2つ
のヘッド群(第1・第2ヘッド群および第3・第4ヘッ
ド群)48に対応するように、Y軸方向に位置ずれして
配設されている。そして、昇降機構62は、一対のキャ
ップベース61A,61Aを一体として昇降させるよう
になっている。
【0055】クリーニングのために第1ヘッド群48−
1および第2ヘッド群48−2が、クリーニングユニッ
ト25の一対のキャップベース61A,61A上に臨む
と、昇降機構62が駆動し、一対のキャップベース61
A,61Aを介して、全クリーニング用キャップ61を
上昇させてヘッドユニット21に密接させる。続いて、
各インクポンプ63が駆動し、第1ヘッド群48−1お
よび第2ヘッド群48−2の各インクジェットヘッド2
2からインクを吸引する(クリーニング)。
【0056】ここで再度、昇降機構62が駆動して全ク
リーニング用キャップ61を下降させると共に、X・Y
移動機構23が駆動して、ヘッドユニット21の第3ヘ
ッド群48−3および第4ヘッド群48−4が、一対の
キャップベース61A,61Aに臨むようにY軸方向に
移動させる。そして、各クリーニング用キャップ61の
上昇とポンプ吸引とが行われ、第3ヘッド群48−3お
よび第4ヘッド群48−4の各インクジェットヘッド2
2のインク吸引(クリーニング)が行われる。
【0057】一方、各インクポンプ63で吸引したイン
クは、それぞれインクチューブ67を介して上記の廃イ
ンクタンク53に導かれるようになっている。このよう
に、X・Y移動機構23によりヘッドユニット21を適
宜移動させることにより、キャップ数を少なくすること
ができ、クリーニングユニット25をコンパクトに構成
することができる。なお、キャップ数を、より少なくす
るのであれば、一方のキャップベース(図示キャップ
2)61Aを省略するようにする。かかる場合には、4
回のポンプ吸引でクリーニングが完了する。もちろん、
ポンプ吸引の回数は多くなるが、クリーニングユニット
25を1個のクリーニング用キャップ61で構成するこ
とも可能である。
【0058】図2および図3に示すように、吸着テーブ
ル6は、機台2上に固定した筐体71と、筐体71の上
面に取り付けられた吸引プレート72と、吸引プレート
72の下側に構成した吸引チャンバ73と、吸引チャン
バ73に連なる一対の吸引ファン74,74とで構成さ
れている。吸引プレート72は、テープ送り経路4の延
在方向に長く形成され、その上面には吸引チャンバ73
に連通する多数の吸引孔75が形成されている。また、
吸引プレート72は水平に配設され、その直上部をX・
Y方向に移動するインクジェットヘッド22と平行に対
峙している。すなわち、吸引プレート72の上面に吸着
された印刷テープAは、インク吐出のための所定の空間
を存して、インクジェットヘッド22と平行に対峙す
る。
【0059】この場合、一対の吸引ファン74,74は
上記のコントローラ7に接続され、主電源の投入に同期
して駆動するようになっている。すなわち、印刷テープ
Aの停止時は元より、印刷テープAの送り時にあっても
印刷テープAを吸着しており、特に印刷テープAの送り
は、吸着テーブル6の吸引力に抗して行われる。また、
吸引エアーのリークを防止すべく多数の吸引孔75の配
設幅は、最小幅の印刷テープ(テープ幅50mm)Aに
対応したものとなっている。なお、一対の吸引ファン7
4,74の排気エアーを、吸着テーブル6の下流側のテ
ープ送り経路4に導いて、インクの乾燥を促進する構成
にしてもよい。
【0060】図1ないし図3に示すように、テープ送り
機構5は、吸着テーブル6の送り方向下流側に配設した
紙送りローラ81と、紙送りローラ81を回転駆動する
紙送りモータ82と、吸着テーブル6の送り方向上流側
に配設したテンションローラ83と、吸着テーブル6の
上流側および下流側に近接した配設した一対のガイドロ
ーラ84,84とを有している。紙送りローラ81は、
印刷テープAを挟んで対峙する駆動ローラ81aおよび
フリーローラ81bから成り、この駆動ローラ81aに
紙送りモータ82が接続されている。
【0061】同様にテンションローラ83は、印刷テー
プAを挟んで対峙する制動ローラ83aおよびフリーロ
ーラ83bから成り、この制動ローラ83aにはトルク
リミッタ85が軸着されている。また、一対のガイドロ
ーラ84,84は、吸着テーブル6の前後(上流側およ
び下流側)にあって、印刷テープAの幅方向を位置決め
すると共に、印刷テープAを吸着テーブル6上に水平に
臨ませる。このような構成では、紙送りモータ82を駆
動すると、印刷テープAはテンションローラ83との間
で張った状態で精度良く送られる。したがって、印刷テ
ープAの吸着テーブル6上に臨む部分も、張った状態で
且つ位置決め状態で吸着テーブル6に水平に吸着され
る。
【0062】また、紙送りローラ81と吸着テーブル6
との間には、テープ送り経路4に臨んで紙送りセンサ8
6が配設されている。この紙送りセンサ86と上記の紙
送りモータ82とは、コントローラ7に接続されてお
り、紙送りセンサ86により、後述する印刷テープAの
マークCが検出され、この検出結果に基づいて紙送りモ
ータ82の駆動(送り停止)が制御されるようになって
いる。これにより、印刷テープAの送り、すなわち後述
の印刷可能領域Aaを単位とする間欠送りが常に精度良
く行われる。
【0063】テープ供給機構8およびテープ巻取り機構
9は、機台2を挟んでテープ送り方向の前後(上流側お
よび下流側)に配設され、テープ供給機構8は自由回転
により印刷テープAを繰り出し、テープ巻取り機構9は
強制回転により印刷テープAを巻き取るようになってい
る。テープ供給機構8は、供給ケース91と、ロール状
に巻回して印刷テープ(生テープ)Aを回転自在に支持
する支軸92とを有している。なお、繰り出される印刷
テープAは、テープ送り機構5への影響(テンションや
斜行)を排除すべく、弛みをもってテープ送り機構5に
導入されることが好ましい。
【0064】テープ巻取り機構9は、巻取りケース94
と、巻取りケース94に設けた巻取り軸95と、巻取り
軸95を介して印刷テープ(印刷済みテープ)Aを巻き
取る巻取りモータ96とを有している。そしてこの場合
も、巻き取られる印刷テープAは、テープ送り機構5へ
の影響(テンションや斜行)を排除すべく、テープ送り
機構5との間で弛みを持たせることが好ましい。
【0065】次に、コントローラ7により構成される主
制御系および各種の印刷方法について、詳細に説明す
る。図11のブロック図に示すように、印刷装置1の制
御系は、パーソナルコンピュータなどの外部装置で作成
した画像データを、操作パネル15の操作により入力す
る入力部101と、プリント機構(ヘッドユニット2
1、X・Y移動機構23)3および紙送りモータ82を
有して印刷テープAの所定位置に画像の印刷を行う印刷
部102と、プリンタドライバおよび紙送りドライバな
どを有して各構成機構を駆動する駆動部103と、紙送
りセンサ86を有する検出部104と、印刷装置1の各
機構を統括制御する制御部(コントローラ7)105と
を備えている。
【0066】制御部105は、CPU111、ROM1
12、CG−ROM113、RAM114およびP−C
ON115を有しており、これらは互いにバス116を
介して接続されている。ROM112は、CPU111
で処理する制御プログラムを記憶する制御プログラム領
域の他、キャラクタテーブルや色変換テーブルなどを含
む制御データを記憶する制御データ領域を有している。
CG−ROM113は、文字、記号、図形等のビットマ
ップデータを記憶していて、文字等を特定するコードデ
ータが与えられたときに、対応するビットマップデータ
を出力する。
【0067】RAM114は、外部から入力した画像デ
ータを記憶する画像データ領域、印刷のための画像デー
タを記憶する印刷画像データ領域の他、各色(ブラック
(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)、ライトシアン(LC)およびライトマゼンタ
(LM))に対応する色変換バッファ領域や各種レジス
タ群を有し、制御処理のための作業領域として使用され
る。
【0068】P−CON115には、CPU111の機
能を補うと共に周辺回路とのインターフェース信号を取
り扱うための論理回路が、ゲートアレイやカスタムLS
Iなどにより構成して、組み込まれている。このため、
P−CON115は、操作パネル15と接続され、入力
部101からの各種指令や画像データなどをそのまま或
いは加工してバス116に取り込む。また、P−CON
115はCPU111と連動して、CPU111等から
バス116に出力されたデータや制御信号を、そのまま
或いは加工して駆動部103に出力する。
【0069】そして、CPU111は、上記の構成によ
り、ROM112内の制御プログラムに従って、P−C
ON115を介して各種検出信号、各種指令、各種デー
タ等を入力し、CG−ROM113からのビットマップ
データ、RAM114内の各種データ等を処理し、P−
CON115を介して駆動部103に制御信号を出力す
る。これにより、プリント機構3および紙送りモータ8
2が制御され、印刷テープAに対して所定の印刷条件で
画像印刷やテープ送りを行うなど印刷装置全体を制御し
ている。
【0070】例えば、入力した画像データがカラーの場
合は、カラー画像データをRAM114内の色変換バッ
ファに色別に格納し、ROM112内の制御プログラム
に従って、3個のインクジェットヘッド22を制御す
る。具体的には、ブラック(K)およびシアン(C)の
バッファから読み出したデータに基づいて第1ヘッド2
2−1を、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)のバッ
ファから読み出したデータに基づいて第2ヘッド22−
2を、また、ライトシアン(LC)およびライトマゼン
タ(LM)のバッファから読み出したデータに基づいて
第3ヘッド22−3を制御する。
【0071】ここで、図1、図3および図12を参照し
て、画像の印刷方法について説明する。この印刷装置1
では、先ずテープ送り機構5が駆動して印刷テープAの
印刷すべき部分、すなわち印刷可能領域Aaを吸着テー
ブル6上に送る。この状態では、吸着テーブル6は駆動
しており、送りを停止した印刷テープAの印刷可能領域
Aaは吸着テーブル6に吸着され、不動に保持された状
態となる。続いて、X・Y移動機構23が駆動してヘッ
ドユニット21を主走査方向および副走査方向に移動さ
せ(図4参照)、且つヘッドユニット21の各インクジ
ェットヘッド22からインクが吐出されて、画像の印刷
が行われる。
【0072】画像の印刷は、単位画像Bとしてのラベル
部分を、相互に間隙(非印刷部分Ab)を存して複数、
連続して印刷するものであり、印刷と印刷テープAの送
りを繰り返すことにより、印刷テープAに所望の数の単
位画像Bが印刷される。また、この単位画像Bと共に、
各単位画像Bの位置を表すためのマークCも印刷され
る。そして、印刷可能領域Aaへの単位画像Bおよびマ
ークCの印刷が終了すると、X・Y移動機構23が停止
し、続いてテープ送り機構5が駆動して、次の印刷可能
領域Aaが吸着テーブル6上に導入される。ここで再
度、X・Y移動機構23が駆動して、元の印刷開始位置
P1に向かってヘッドユニット21を主走査方向および
副走査方向に移動させながら、インク吐出により、画像
(単位画像BおよびマークC)の印刷が行われる(図4
参照)。
【0073】このように、印刷テープAを吸着テーブル
6上に保持しておいて、ヘッドユニット21の主走査お
よび副走査による1の印刷可能領域Aaへの印刷と、次
の印刷可能領域Aaを吸着テーブル6に導入する送りと
を繰り返して、長い印刷テープAに任意の数のラベルを
印刷するようにしているため、ドットレベルでの印刷を
精度良く行うことができると共に、ヘッドユニット21
の実印刷時間に対する加減速時間の比率を極端に小さく
することができ、実印刷以外の無駄時間を極端に少なく
することができる。したがって、印刷時間を短縮するこ
とができる。しかも、ラベルを必要とする数、無駄なく
印刷することができる。
【0074】なお、上記の実施形態において、印刷テー
プAを送っている間に、X・Y移動機構23によりヘッ
ドユニット21を元の印刷開始位置P1に移動させ、常
に印刷開始位置P1から印刷を開始するようにしてもよ
い。また、単位画像Bの印刷とマークCの印刷とを別に
行うようにし、マークCの印刷動作を、印刷テープAを
送っている間に行ってもよい。すなわち、印刷可能領域
Aaにおいて画像を印刷する部分(画像印刷領域AB)
の外側にマークCを印刷する部分(マーク印刷領域A
C)を設定しておいて(図12(a)参照)、このマー
クCを印刷する部分にヘッドユニット21を移動させ、
この状態で印刷テープAを送るときにマークCの印刷を
行うようにする。
【0075】このマーク印刷方法は、印刷テープAの送
りを主走査とするものであり、本来、印刷休止時間とな
る印刷テープAの送り時間を、比較的高い解像度を必要
としないマーク印刷に宛がうものである。このため、全
体として印刷時間を短縮することができる。またこの場
合、画像印刷に比しマーク印刷を低い解像度で行うよう
にすれば、印刷テープAの送りを比較的速く行うことが
できる。
【0076】図12は、印刷テープの1の印刷可能領域
Aaへの印刷結果を表している。同図(a)では、印刷
テープAの延在方向に複数の単位画像(ラベル)Bが所
定の間隙を存して印刷され、且つこれに平行して多数の
マークCが均等間隔に印刷されている。また、同図
(b)では、各単位画像Bに対応させて、複数のマーク
Cが印刷されている。このように印刷されたマークC
は、後にこの印刷済みテープにハーフカットを行うとき
に、単位画像Bの位置を検出するために用いられると共
に、上述したように、次の印刷可能領域Aaを吸着テー
ブル6に正確に送り込むときに用いられる。なお、1の
印刷可能領域Aaと次の印刷可能領域Aaとの境界部分
に、上記画像間の間隙(非印刷部分Ab)が位置するよ
うに、印刷テープAの送りが行われることは、いうまで
もない。
【0077】一方、同図(c)および(d)は、インク
ジェットヘッド22のフラッシングを上記の保管ユニッ
ト24に対しを行うのではなく、印刷テープAに行う場
合を表している。同図(c)では、1の印刷可能領域A
aにおける単位画像BおよびマークCの印刷が完了する
と、定期フラッシングとして、最後部の間隙(非印刷領
域Ab)に対し、全インクジェットヘッド22を駆動し
てインク吐出を行うようにしている。
【0078】上述したように、エンドユーザは、印刷テ
ープAのハーフカットされたラベル部分のみを使用し、
他の部分は廃棄する。したがって、非印刷部分Abにフ
ラッシングを行っても支障を生ずるものではなく、逆に
このような形態で定期フラッシングを行うことで、保管
ユニット24にフラッシングを行う場合に比して、フラ
ッシングのためのヘッドユニット21の移動時間が短縮
され、全体として印刷速度を速くすることができる。
【0079】また、同図(d)では、定期フラッシング
とマークCの印刷とを兼ねる構成になっている。すなわ
ち、隣接する単位画像Bの間隙(非印刷領域Ab)に対
し、全インクジェットヘッド22によるインク吐出を行
ってマークCを印刷するようにしている。このように、
定期フラッシングとマークCの印刷とを兼ねることで、
フラッシングのための時間的ロスをゼロにすることがで
き、より一層印刷速度を速くすることができる。
【0080】なお、定期フラッシングを印刷テープ(印
刷対象物)に対して行う構成は、ヘッドユニットを主走
査方向に往復動させながら印刷対象物を副走査方向に送
る、一般的なインクジェットプリンタにも適用できるこ
とは、いうまでもない。同様に、画像印刷に比しマーク
印刷を低い解像度で行う印刷方法も、一般的なインクジ
ェットプリンタにも適用できる。すなわち、インクジェ
ットヘッドを主走査方向に往復動させると共に連続紙を
副走査方向に送って、印刷テープ(連続紙)に画像の印
刷と画像の位置を表示するマークの印刷とを行う一般的
なインクジェットプリンタにおいて、マーク印刷領域に
おけるマーク印刷を低解像度で行うように制御する。
【0081】
【発明の効果】以上のように、本発明の連続紙の印刷方
法および印刷装置によれば、連続紙に対し、主走査およ
び副走査を行って画像の印刷を行った後、連続紙のみを
延在方向に送りながらマークを印刷するようにしている
ため、一連の印刷動作の中で、印刷休止時間を極力少な
くすることができる。したがって、印刷品質を損なうこ
となく、連続紙に画像およびマークを高速で印刷するこ
とができる。
【0082】また、本発明の他の連続紙の印刷方法およ
び印刷装置によれば、画像の印刷に対しマークの印刷を
低い印刷解像度で行うようにしているため、マーク印刷
領域におけるマークの印刷を、比較的高速で行うことが
でき、全体として印刷速度を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る印刷装置の平面図で
ある。
【図2】実施形態に係る印刷装置の断面図である。
【図3】実施形態に係る印刷装置の外観斜視図である。
【図4】ヘッドユニットの移動動作を示す説明図であ
る。
【図5】ヘッドユニットの外観斜視図である。
【図6】模式的に表したヘッドユニットの構造図であ
る。
【図7】保管ユニットの断面構造図である。
【図8】模式的に表した保管ユニットとヘッドユニット
の平面図である。
【図9】クリーニングユニットの断面構造図である。
【図10】模式的に表したクリーニングユニットとヘッ
ドユニットの平面図である。
【図11】実施形態に係る印刷装置の制御系のブロック
図である。
【図12】各種の印刷方法による印刷結果の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 印刷装置 2 機台 3 プリント機構 4 テープ送り経路 5 テープ送り機構 6 吸着テーブル 7 コントローラ 8 テープ供給機構 9 テープ巻取り機構 21 ヘッドユニット 22 インクジェットヘッド 23 X・Y移動機構 81 紙送りローラ 86 紙送りセンサ A 印刷テープ AB 画像印刷領域 AC マーク印刷領域 Aa 印刷可能領域 Ab 非印刷部分 B 単位画像 C マーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 18/10 B65H 20/10 B 3F103 20/10 B41J 3/04 101Z Fターム(参考) 2C056 EA01 EC12 EC28 FA15 2C058 AB08 AC07 AD04 AE04 AE09 AF06 AF15 AF20 AF23 AF31 AF54 AF57 AF59 DA04 DA11 DA32 DA38 DB04 DB14 DB19 2C060 CA13 3F052 AA01 AB05 AB06 BA14 CA01 3F055 AA01 3F103 BC02 BC05 BC08

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットヘッドを主走査方向およ
    び副走査方向に移動させて、連続紙に画像を印刷すると
    共に前記画像の位置を表示するマークを印刷する連続紙
    の印刷方法であって、 紙送り経路上に停止させた連続紙に対し、その延在方向
    に主走査を行うと共に幅方向に副走査を行って前記画像
    の印刷を行う画像印刷工程と、 前記画像の印刷完了後、前記インクジェットヘッドを不
    動とした状態で前記連続紙を前記延在方向に送りながら
    前記マークの印刷を行うマーク印刷工程とを備えたこと
    を特徴とする連続紙の印刷方法。
  2. 【請求項2】 前記画像印刷工程における印刷解像度に
    対し、前記マーク印刷工程における印刷解像度が低いこ
    とを特徴とする請求項1に記載の連続紙の印刷方法。
  3. 【請求項3】 前記マーク印刷工程における連続紙の送
    り停止を、先行印刷したマークで制御することを特徴と
    する請求項1または2に記載の連続紙の印刷方法。
  4. 【請求項4】 前記連続紙には、前記画像を印刷する画
    像印刷領域の外側に、前記マークを印刷するマーク印刷
    領域が設けられていることを特徴とする請求項1、2ま
    たは3に記載の連続紙の印刷方法。
  5. 【請求項5】 前記マーク印刷工程におけるマークの印
    刷を、前記インクジェットヘッドの全ノズルからのイン
    ク吐出で行うことを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れかに記載の連続紙の印刷方法。
  6. 【請求項6】 前記連続紙は、ロール状に巻回した状態
    から繰り出され、画像およびマークの印刷完了後、ロー
    ル状に巻き取られることを特徴とする請求項1ないし5
    のいずれかに記載の連続紙の印刷方法。
  7. 【請求項7】 インクジェットヘッドを主走査方向に往
    復動させると共に連続紙を副走査方向に送って、当該連
    続紙に画像の印刷と当該画像の位置を表示するマークの
    印刷とを行う連続紙の印刷方法であって、 前記画像を印刷する画像印刷領域と、前記マークを印刷
    するマーク印刷領域とを区画し、 前記マーク印刷領域におけるマーク印刷を、前記画像印
    刷領域における画像印刷より低い印刷解像度で行うこと
    を特徴とする連続紙の印刷方法。
  8. 【請求項8】 連続紙を紙送り経路に沿ってその延在方
    向に送る紙送り機構と、 連続紙に画像の印刷を行うインクジェットヘッドを搭載
    したヘッドユニットと、 前記ヘッドユニットを搭載すると共に、搭載した当該ヘ
    ッドユニットを連続紙の延在方向である主走査方向およ
    び幅方向である副走査方向に移動させるX・Y移動機構
    と、 前記紙送り経路に臨み、連続紙を挟んで印刷動作中のイ
    ンクジェットヘッドに対峙する印刷テーブルと、 前記紙送り機構、前記インクジェットヘッドおよびX・
    Y移動機構を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、紙送り経路上に停止させた連続紙に対
    し、その延在方向に主走査を行うと共に幅方向に副走査
    を行って前記画像の印刷を行わせる共に、前記画像の印
    刷完了後、前記インクジェットヘッドを不動とした状態
    で前記連続紙を前記延在方向に送りながら前記マークの
    印刷を行わせることを特徴とする連続紙の印刷装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記画像の印刷に対し
    前記マークの印刷を低い印刷解像度で行わせることを特
    徴とする請求項8に記載の連続紙の印刷装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記マークの印刷に
    おける連続紙の送り停止を、先行印刷したマークで制御
    することを特徴とする請求項8または9に記載の連続紙
    の印刷装置。
  11. 【請求項11】 前記連続紙に対し、前記画像を印刷す
    る画像印刷領域の外側に、前記マークを印刷するマーク
    印刷領域が設定されていることを特徴とする請求項8、
    9または10に記載の連続紙の印刷装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、マークの印刷を前記
    インクジェットヘッドの全ノズルからのインク吐出で行
    わせることを特徴とする請求項8ないし11のいずれか
    に記載の連続紙の印刷装置。
  13. 【請求項13】 前記印刷テーブルは、エアー吸引によ
    る吸着テーブルで構成されていることを特徴とする請求
    項8ないし12のいずれかに記載の連続紙の印刷装置。
  14. 【請求項14】 前記紙送り機構は、前記印刷テーブル
    のエアー吸引に抗して前記連続紙を送ることを特徴とす
    る請求項13に記載の連続紙の印刷装置。
  15. 【請求項15】 前記連続紙をロール状に巻回した状態
    から繰り出す紙供給機構と、 印刷完了後の前記連続紙をロール状に巻き取る紙巻取り
    機構と、更に備えたことを特徴とする請求項8ないし1
    4のいずれかに記載の連続紙の印刷装置。
  16. 【請求項16】 インクジェットヘッドを主走査方向に
    往復動させると共に連続紙を副走査方向に送って、当該
    連続紙に画像の印刷と当該画像の位置を表示するマーク
    の印刷とを行う連続紙の印刷装置であって、 前記マークを印刷する前記マーク印刷領域におけるマー
    ク印刷を、前記画像を印刷する前記画像印刷領域におけ
    る画像印刷より低い印刷解像度で行うことを特徴とする
    連続紙の印刷装置。
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