JP2002223307A - エネルギ管理システム - Google Patents

エネルギ管理システム

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JP2002223307A
JP2002223307A JP2001016158A JP2001016158A JP2002223307A JP 2002223307 A JP2002223307 A JP 2002223307A JP 2001016158 A JP2001016158 A JP 2001016158A JP 2001016158 A JP2001016158 A JP 2001016158A JP 2002223307 A JP2002223307 A JP 2002223307A
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Japan
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power
network
monitoring
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JP2001016158A
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English (en)
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Hirohide Hayashi
洋英 林
Taketaka Kohama
剛孝 小濱
Toshiyuki Matsumoto
利幸 松本
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力供給形態の多様化した電力管理対象に対
する遠隔からの電力監視および制御をバックアップ回線
のあるネットワークを用いた信頼性の高い通信で確実に
行なうエネルギ管理システムを提供する。 【解決手段】 施設2内の小型発電機16での発電電力
および施設2への供給電力を検知し、この電力情報を定
額サービス網10およびISDN回線交換網11からな
るネットワークを介して監視制御センタ1に通知し、こ
の通知された電力情報に基づいて求めた施設2内での電
力需要に応じて監視制御センタ1からネットワークを介
して小型発電機16を制御し、ネットワークとして通常
時に使用されるメイン回線である定額サービス網10が
障害になった場合には、メイン回線に代わってバックア
ップ回線であるISDN回線交換網11を使用して通信
を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばスーパーマ
ーケット、コンビニエンスストアなどのような中小規模
の商業施設(以下、施設と称する)における電力エネル
ギを管理すべく施設にネットワークを介して接続された
監視制御センタを有するエネルギ管理システムに関し、
更に詳しくは、電力供給形態の多様化した分散化施設に
対する遠隔からの電力監視および制御をバックアップ回
線を備えたネットワークを用いて高い信頼性をもって行
なうエネルギ管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】我が国における電力事業は、1995年
IPP制度(入札制度、卸託送)、1997年の自己託
送導入という一連の動きを経た後、さらなる規制緩和を
進めるべく1997年6月より電気事業審議会におい
て、電力小売自由化に関する議論が行なわれてきた。そ
の結果、2000年3月より、特別高圧需要家(電気の
使用規模が2,000kW以上、2万V特別高圧系統以
上で受電する需要家)に対して電力小売事業が認められ
るという部分自由化が開始された。これをもとに今後お
おむね3年間の実績検証期間を経て、高圧需要家、もし
くは一般家庭需要家への電力自由化拡大、発電市場にお
けるプール制度導入等の再検討が行なわれることになっ
ている。
【0003】電力の供給に当たっては、送電線を流れる
電気の質を安定させるために、周波数や電圧の調整、瞬
時の同時同量確保等のいわゆる系統安定サービスが不可
欠である。特に、同時同量システムについては、小売託
送を行なう場合に、需要と供給を30分単位で一致させ
なければならないこと、不一致部分は電力会社と金銭決
裁(3%以内の変動は通常料金レベル、3%超過の不足
分についてはペナルティが付加される)を行なうことな
ど、かかる系統安定サービスは電力会社以外の新規参入
者が行なうことは極めて困難であるといわれている。
【0004】一方、発電機については今までは電力会社
からの需要の多い大型発電機の開発が中心であったが、
前述した電気事業法の規制緩和の動き、また昨今の新規
大型発電所建設の立地が極めて困難な状況等から、オン
サイトにおける電気、熱の両方を供給できる10,00
0kW程度のコジェネレーションシステムを中心とした
分散型電源へのニーズが高まっている。更に、最近では
技術革新が進み、50kW以下のマイクロガスタービン
に注目が高まっている。マイクロガスタービンは常識を
覆した「低価格」と「使い易さ」によって一躍脚光を浴
びてきている。また、自動車メーカを中心に研究開発が
進んでいる燃料電池も究極のクリーンな分散電源として
注目されている。特に、トップメーカが公表している商
用化の年である2003年には本格的普及が期待されて
いる。また住宅用太陽電池に関しても、国からの補助金
の追い風に乗って着実に導入実績をあげている。
【0005】このように、電力会社以外の新規参入者が
分散型電源のニーズに答えつつ、系統安定サービスを行
なうためには、遠隔地にあり、かつ保守要員が常駐しな
い分散型電源の移動状況の精密かつ確実な監視および制
御を行なうシステムが必要となっている。
【0006】一方、情報通信分野に目を向けると、高ま
るインターネット接続需要に答え、1999年11月に
NTT東西会社がISDNインターネット定額接続サー
ビスを開始したのを始め、同社は2000年9月には企
業向けISDN定額接続サービスを開始したほか、現在
はDSL技術を用いた同様のインターネット定額接続サ
ービスの準備を進めている。またサービス料金も下がっ
てきており、2000年11月現在、ISDNインター
ネット定額接続サービス料金は月額4,500円となっ
ている。
【0007】また、インターネット技術はイントラネッ
トとして社内情報共有化などに利用されるばかりでな
く、汎用性が高く、拡張性が低いことから、産業オート
メーション分野のほか、ブロードキャストシステムなど
幅広い分野に取り入れられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、エネルギ供給形態(特に電力供給形態)の多様
化する今日において、これまでの研究開発はハードウェ
ア先行で行なわれ、顧客に対してのトータル的なソリュ
ーションとしての、遠隔からの監視制御に最適なシステ
ムがいまだに検討されていないのが実態である。特に、
情報通信分野ではインターネットの普及に伴うネットワ
ーク回線の高速化、大容量化は進んでいるものの、ネッ
トワーク上を流れるデータ量がバースト的でない遠隔監
視制御システム向けのネットワークサービスに最適な安
価で信頼性の高いネットワークサービスは提供されてい
ないという問題がある。
【0009】しかも、前述のISDNインターネット定
額接続サービスは、定額という点から運用面で安価なネ
ットワークサービスと言えるが、いわゆるベストエフォ
ートサービスであり、トラフィックの急激な変動によっ
てはネットワークが不安定になる場合もあり得るので、
分散型電源の系統安定サービスのための情報通信には信
頼性に欠けるという問題がある。
【0010】また、通信手段の点においても、これまで
の遠隔監視システムはLonTalk,BacNetな
どの独自プロトコルを採用しており、汎用性や拡張性が
低いという問題がある。
【0011】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、電力供給形態の多様化した電
力管理対象に対する遠隔からの電力監視および制御をバ
ックアップ回線のあるネットワークを用いた信頼性の高
い通信で確実に行なうエネルギ管理システムを提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、電力管理対象における電
力エネルギを管理すべく電力管理対象にネットワークを
介して接続された監視制御センタを有するエネルギ管理
システムであって、電力管理対象内に設けられた発電手
段で発電された電力および電力管理対象に供給される電
力を検知し、この検知した電力情報をネットワークを介
して監視制御センタに通知する通知手段と、該通知手段
から通知された電力情報に基づいて求めた電力管理対象
内での電力需要に応じて監視制御センタからネットワー
クを介して前記発電手段を制御する制御手段と、前記ネ
ットワークとして通常時にはメイン回線を使用し、該メ
イン回線が障害になった場合に、前記メイン回線に代わ
ってバックアップ回線を使用して通信を行なうように切
り替え制御する回線バックアップ制御手段とを有するこ
とを要旨とする。
【0013】請求項1記載の本発明にあっては、電力管
理対象内の発電手段での発電電力および電力管理対象へ
の供給電力を検知し、この電力情報をネットワークを介
して監視制御センタに通知し、この通知された電力情報
に基づいて求めた電力管理対象内での電力需要に応じて
監視制御センタからネットワークを介して発電手段を制
御し、ネットワークとして通常時に使用されるメイン回
線が障害になった場合には、メイン回線に代わってバッ
クアップ回線を使用して通信を行なうため、電力管理対
象に対する電力管理をネットワークを介して遠隔的に、
しかもメイン回線とバックアップ回線を備えて高い信頼
性をもって適確に行なうことができる。
【0014】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記メイン回線が、ISDNまた
はDSLを利用する通信料定額サービス網で構成され、
前記バックアップ回線が、ISDN回線交換網で構成さ
れることを要旨とする。
【0015】請求項2記載の本発明にあっては、メイン
回線を通信料定額サービス網で構成し、バックアップ回
線をISDN回線交換網で構成するため、通信料定額サ
ービス網を信頼性の高い回線交換網とともに利用でき、
通常は定額通信料の費用のみとなって経済的であるとと
もに、またバックアップ回線としてメイン回線と同一の
契約回線の空いている1チャネルを回線交換網で利用す
ることで、通信回線をメインとバックアップの2回線を
契約する必要がなく、1回線分の契約でメイン回線とバ
ックアップ回線を利用することができる。
【0016】更に、請求項3記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記通知手段が、電力管理対象内
に設けられたデータロガーから回線接続機器を介して監
視制御センタに設けられた管理サーバにダイヤルアップ
して接続されたTCP/IPプロトコルを用いて通信を
行ない、管理サーバから定期的に出力されるHTTPプ
ロトコルの監視要求に対してデータロガーが監視データ
をHTTP応答として管理サーバに送信するように構成
されていることを要旨とする。
【0017】請求項3記載の本発明にあっては、電力管
理対象のデータロガーから監視制御センタにダイヤルア
ップ接続してTCP/IPプロトコルが確立されてか
ら、HTTPを用いた監視要求の送信および監視データ
の受信を行なうため、システム開発の汎用性を高め、普
及の障壁を低く抑えることができる。
【0018】請求項4記載の本発明は、請求項1記載の
発明において、前記制御手段が、電力管理対象内に設け
られたデータロガーから回線接続機器を介して監視制御
センタに設けられた管理サーバにダイヤルアップして接
続されたTCP/IPプロトコルを用いて通信を行な
い、管理サーバから制御要求をHTTPプロトコルでデ
ータロガーが受信し、制御完了情報をHTTP応答とし
て管理サーバに送信するように構成されていることを要
旨とする。
【0019】請求項4記載の本発明にあっては、電力管
理対象のデータロガーから監視制御センタにダイヤルア
ップ接続してTCP/IPプロトコルが確立されてか
ら、HTTPを用いた制御要求の送信および制御完了情
報の受信を行なうため、システム開発の汎用性を高め、
普及の障壁を低く抑えることができる。
【0020】また、請求項5記載の本発明は、請求項3
または4記載の発明において、前記回線バックアップ制
御手段が、通信料定額サービス網に障害が発生し、前記
HTTPプロトコルによる管理サーバからの監視要求ま
たは制御要求に対してHTTPの応答不可能となった場
合、管理サーバからバックアップ回線を介して電力管理
対象側の通信可能回線を介してPPP接続することによ
り監視制御通信を行ない、データロガーはバックアップ
回線を介して管理サーバからメイン回線エラーフラグを
含むパケットを受信することにより、メイン回線が復旧
するまでメイン回線を介してPPP接続を定期的に要求
し続けるように構成されていることを要旨とする。
【0021】請求項5記載の本発明にあっては、通信料
定額サービス網に障害が発生し、HTTPプロトコルに
よる管理サーバからの監視要求または制御要求に対して
HTTPの応答不可能となった場合、管理サーバからバ
ックアップ回線を介して電力管理対象側の通信可能回線
を介しPPP接続して監視制御通信を行ない、データロ
ガーはバックアップ回線を介してメイン回線エラーフラ
グを受信すると、メイン回線が復旧するまでメイン回線
を介してPPP接続を定期的に要求し続けるため、メイ
ン回線の通信料定額サービス網に障害が発生してもバッ
クアップ回線の回線交換網で監視制御通信を適確に行な
うことができる。
【0022】更に、請求項6記載の本発明は、請求項5
記載の発明において、前記回線バックアップ制御手段
が、メイン回線の障害が回復した場合に、管理サーバが
メイン回線を介してデータロガーからメイン回線回復フ
ラグを含むパケットを受信することにより、バックアッ
プ回線を切断するとともに、メイン回線による監視制御
通信に切り替え、通常の状態に回復させるように構成さ
れていることを要旨とする。
【0023】請求項6記載の本発明にあっては、メイン
回線の障害が回復した場合に、管理サーバがメイン回線
を介してデータロガーからメイン回線回復フラグを受信
すると、バックアップ回線を切断し、メイン回線による
監視制御通信に切り替え、通常の状態に回復させる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
エネルギ管理システムの構成を示すブロック図である。
同図に示すエネルギ管理システムは、本システムの電力
エネルギの管理対象である施設2に対して定額サービス
網10とISDN回線交換網11からなるネットワーク
を介して接続され、該施設2のエネルギ消費量である電
力の監視および制御を行なう監視制御センタ1を有す
る。なお、この監視制御センタ1は、例えば管理会社が
所有する。また、施設2は、上述したように、例えばス
ーパーマーケット、コンビニエンスストアなどのような
中小規模の商業施設などである。
【0025】施設2は、発電手段を構成する例えば10
0kW規模のマイクロガスタービン発電機である小型発
電機16、この小型発電機16の監視および制御を監視
制御センタ1からの監視および制御の下に行なう通知手
段を構成するデータロガー4、および該データロガー4
とネットワークとの間に接続された回線接続機器15を
有する。小型発電機16はデータロガー4とシリアルケ
ーブル接続により遠隔的な運転状況の監視および運転制
御が可能となっている。なお、施設2には、小型発電機
16の運用、保守、管理などのための要員は常駐してな
く、この小型発電機16の監視制御はすべて監視制御セ
ンタ1から行なうようになっている。また、小型発電機
16は、例えば近年開発が進む5kW程度の燃料電池で
もよいものである。
【0026】データロガー4は、回線接続機器15から
ネットワークを介して監視制御センタ1に接続され、監
視制御センタ1と通信を行なうための通信手段13、こ
の通信手段13と小型発電機16との間に接続され、小
型発電機16を監視するローカル監視手段12および小
型発電機16を制御するローカル制御手段14から構成
されている。ローカル監視手段12は、監視制御センタ
1からの監視要求を通信手段13から受信し、監視制御
センタ1への監視データを通信手段13に送信する。ま
た、ローカル制御手段14は、監視制御センタ1からの
制御要求を通信手段13から受信し、また監視制御セン
タ1への制御完了情報を通信手段13に送信する。
【0027】監視制御センタ1は、施設2の小型発電機
16の監視および制御を行なう制御手段および回線バッ
クアップ制御手段を構成する管理サーバ3、この管理サ
ーバ3とネットワークとの間に接続された回線接続機器
9、およびDBサーバ19を有する。管理サーバ3は、
ネットワークを介して施設2に設けられたデータロガー
4と通信を行なうための通信手段6、小型発電機16を
遠隔で定期的に監視するリモート監視手段5、小型発電
機16を遠隔で制御するリモート制御手段7、および施
設2からのダイヤルアップPPP接続を認証するための
PPP認証手段8から構成されている。リモート監視手
段5は、施設2への監視要求を通信手段6に送信し、通
信手段6を介して施設2からの監視データを受信する。
また、リモート制御手段7は、施設2への制御要求を通
信手段6に送信し、通信手段6を介して施設2からの制
御完了情報を受信する。
【0028】監視制御センタ1に設けられた回線接続機
器9は、通信手段6にTCP/IP接続され、監視制御
センタ1に設けられた回線接続機器15は、通信手段1
3にTCP/IP接続されている。なお、回線接続機器
15は、2台のターミナルアダプタをバス配線した構成
でも利用可能であるが、この場合には通信手段13との
接続はシリアルケーブルを使用する。
【0029】ネットワークは、通信料が定額であり、I
SDNまたはDSLを少なくとも利用し、メイン回線と
して正常時に使用される定額サービス網10と、このメ
イン回線である定額サービス網10が障害になった場合
に、メイン回線の定額サービス網10に代わって通信を
行なうべく使用されるバックアップ回線として機能する
ISDN回線交換網11とから構成され、これにより通
常は定額の通信料のみとなっている。なお、バックアッ
プ回線として、メイン回線と同一契約回線の空いている
1チャネルを回線交換網11で利用することで、通信回
線をメインとバックアップの2回線契約する必要がな
く、1回線分の契約でメイン回線とバックアップ回線を
利用できるようになっている。
【0030】また、監視制御センタ1に設けられている
回線接続機器9は、専用線により定額サービス網10と
接続されているとともに、更にバックアップのためにI
SDN回線交換網11に接続されている。また、施設2
に設けられている回線接続機器15は、ISDNにより
ISDN回線交換網11に接続されている。
【0031】次に、図2以降のシーケンス図を参照し
て、図1のように構成されるエネルギ管理システムの作
用について説明する。
【0032】まず、図2を参照して説明する。定額サー
ビス網10の利用は、ISDN網側からのダイヤルアッ
プによって接続される必要があるため、まず施設2に設
けられているデータロガー4の電源をオン(on)にし
た時点で(処理S1)、施設2に設けられたデータロガ
ー4の通信手段13は、回線接続機器15にPPP接続
要求を送信する(処理S3,S5)。このPPP接続要
求は、例えばPINGなどの通信確認用プロトコルでよ
いものである。
【0033】このPPP接続要求を受けた回線接続機器
15は、ISDN回線交換網11および定額サービス網
10を介して監視制御センタ1に設けられた回線接続機
器9と接続され、管理サーバ3内のPPP認証手段8で
PPP認証を受け、このPPP認証が成功した後(処理
S7,S9)、通信確認用プロトコルがデータロガー4
から管理サーバ3まで送受信できることになり、TCP
/IP接続が確立される(処理S11−S15)。
【0034】このように管理サーバ3とデータロガー4
との間でTCP/IP接続が確立されると、監視制御セ
ンタ1は施設2の小型発電機16に対する遠隔監視制御
を行なうことができるようになる。
【0035】監視制御センタ1からの施設2に対する遠
隔監視について説明する。監視制御センタ1の管理サー
バ3内のリモート監視手段5から送信される定期的な遠
隔監視要求(処理S16)は、HTTP要求として(処
理S17)、通信手段6、回線接続機器9、定額サービ
ス網10、ISDN回線交換網11、回線接続機器1
5、通信手段13を介してデータロガー4のローカル監
視手段12で受信され、この遠隔監視要求処理が行なわ
れる(処理S19)。逆に、この遠隔監視要求に対する
施設2からの遠隔監視データは、施設2のデータロガー
4内のローカル監視手段12から、HTTP応答として
(処理S21)、通信手段13、回線接続機器15、I
SDN回線交換網11、定額サービス網10、回線接続
機器9、通信手段6を介して監視制御センタ1の管理サ
ーバ3内のリモート監視手段5で受信される(処理S2
3)。
【0036】また、監視制御センタ1からの施設2に対
する遠隔制御について説明する。監視制御センタ1の管
理サーバ3内のリモート制御手段7から送信される遠隔
制御要求(処理S16)は、HTTP要求として(処理
S17)、通信手段6、回線接続機器9、定額サービス
網10、ISDN回線交換網11、回線接続機器15、
通信手段13を介してデータロガー4のローカル制御手
段14で受信され、この遠隔制御要求処理が行なわれる
(処理S19)。逆に、この遠隔制御要求に対する施設
2からの遠隔制御完了情報は、施設2のデータロガー4
内のローカル制御手段14から、HTTP応答として
(処理S21)、通信手段13、回線接続機器15、I
SDN回線交換網11、定額サービス網10、回線接続
機器9、通信手段6を介して監視制御センタ1の管理サ
ーバ3内のリモート制御手段7で受信される(処理S2
3)。
【0037】次に、図3および図4に示すシーケンス図
を参照して、メイン回線の定額サービス網10に何らか
の障害が発生し、HTTP要求に対してHTTP応答が
不可能である場合、定額サービス網10をバックアップ
回線のISDN回線交換網11に切り替え、その後定額
サービス網10の障害が回復した場合に、バックアップ
回線のISDN回線交換網11からメイン回線の定額サ
ービス網10に切り替わり、最後に正常な動作状態に戻
るまでの作用について説明する。
【0038】図3において、監視制御センタ1の管理サ
ーバ3は、リモート制御手段7から施設2に対して遠隔
監視制御要求を送信開始し(処理S31)、HTTP要
求として(処理S33)、通信手段6、回線接続機器9
を介して定額サービス網10に至った場合に、当該定額
サービス網10に何らかの障害が発生したとすると(処
理S35)、管理サーバ3の通信手段6はHTTP要求
に対してHTTP応答不可能を受信することになる(処
理S37,S39)。ここで、定額サービス網10の障
害は、瞬時に回復する可能性もあるので、通信手段6は
HTTP応答不可能を受信すると、HTTP要求を数回
リトライするが、この数回のリトライでもHTTP応答
不可能である場合には(処理S41,S43)、通信手
段6は「メイン回線エラーフラグ」を含んだ通信試験用
パケットを回線接続機器9からバックアップ回線である
ISDN回線交換網11を介して施設2のデータロガー
4に送信する(処理S45,S47)。この時、回線接
続機器9は、バックアップ回線のISDN回線交換網1
1から施設2側の回線接続機器15に接続された回線の
うち、メイン回線に利用されていなかった空きチャネル
に対してPPP接続要求を行なう(処理S49)。この
PPP接続認証は、回線接続機器15によって行なわ
れ、無事PPP認証に成功すると、このバックアップ回
線のISDN回線交換網11を介して管理サーバ3とデ
ータロガー4の間でTCP/IP接続(バックアップ回
線による)が確立し(処理S51−S61)、HTTP
送受信により遠隔監視制御が可能となる。
【0039】すなわち、このバックアップ回線によるT
CP/IP接続の確立後のHTTP送受信による遠隔監
視制御でも、上述と同様に、監視制御センタ1の管理サ
ーバ3は遠隔監視制御要求をHTTP要求として通信手
段6、回線接続機器9、バックアップ回線のISDN回
線交換網11、回線接続機器15、通信手段13を介し
てデータロガー4のローカル制御手段14に送信して
(処理S63−S67)、遠隔監視制御要求処理を行な
う。この遠隔監視制御要求に対する施設2からの応答情
報が施設2のデータロガー4内のローカル制御手段14
から、HTTP応答として通信手段13、回線接続機器
15、バックアップ回線のISDN回線交換網11、回
線接続機器9、通信手段6を介して監視制御センタ1の
管理サーバ3内のリモート制御手段7で受信される(処
理S69,S71)。
【0040】次に、図4を参照すると、上述したよう
に、バックアップ回線であるISDN回線交換網11を
使用してPPP接続を確立する場合には、パケットに付
加された「メイン回線エラーフラグ」はPPP接続の
後、データロガー4内の通信手段13によって識別さ
れ、当該フラグがある場合は、メイン回線である定額サ
ービス網10の回復に備えて、定期的に定額サービス網
10を介して監視制御センタ1の管理サーバ3に対して
PPP接続要求を出し続ける(処理S81−S93)。
【0041】そして、メイン回線である定額サービス網
10が回復した場合には、通信手段13からのPPP接
続が行なわれ、施設2のデータロガー4内の通信手段1
3はメイン回線の定額サービス網10を介して管理サー
バ3の通信手段6と通信可能になる。なお、このPPP
接続の場合のデータロガー4からのパケットには「メイ
ン回線回復フラグ」が付加されている。
【0042】この回復したメイン回線の定額サービス網
10を使用してPPP接続を確立する際にパケットに付
加された「メイン回線回復フラグ」はPPP接続の後、
管理サーバ3内の通信手段6によって識別され、当該フ
ラグがある場合には、メイン回線の定額サービス網10
を介して正常な場合のHTTP送受信による遠隔監視制
御を再開すると同時に、不要になったバックアップ回線
であるISDN回線交換網11の切断処理を行なう(処
理S95−S111)。
【0043】上述したように、本実施形態のエネルギ管
理システムは自動的に定額サービス網10の障害と回復
を検知して、バックアップ回線への切り替えとメイン回
線への復旧を実現することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電力管理対象内の発電手段での発電電力および電力管理
対象への供給電力を検知し、この電力情報をネットワー
クを介して監視制御センタに通知し、この通知された電
力情報に基づいて求めた電力管理対象内での電力需要に
応じて監視制御センタからネットワークを介して発電手
段を制御し、ネットワークとして通常時に使用されるメ
イン回線が障害になった場合には、メイン回線に代わっ
てバックアップ回線を使用して通信を行なうので、電力
管理対象に対する電力管理をネットワークを介して遠隔
的に、しかもメイン回線とバックアップ回線を備えて高
い信頼性をもって適確に行なうことができる。
【0045】また、本発明によれば、メイン回線を通信
料定額サービス網で構成し、バックアップ回線をISD
N回線交換網で構成するので、通信料定額サービス網を
信頼性の高い回線交換網とともに利用でき、通常は定額
通信料の費用のみとなって経済的であるとともに、また
バックアップ回線としてメイン回線と同一の契約回線の
空いている1チャネルを回線交換網で利用することで、
通信回線をメインとバックアップの2回線を契約する必
要がなく、1回線分の契約でメイン回線とバックアップ
回線を利用することができる。
【0046】更に、本発明によれば、電力管理対象のデ
ータロガーから監視制御センタにダイヤルアップ接続し
てTCP/IPプロトコルが確立されてから、HTTP
プロトコルを用いた監視要求または制御要求の送信およ
び監視データまたは制御完了情報の受信を行なうので、
システム開発の汎用性を高め、普及の障壁を低く抑える
ことができる。
【0047】本発明によれば、通信料定額サービス網に
障害が発生し、HTTPプロトコルによる管理サーバか
らの監視要求または制御要求に対してHTTPの応答不
可能となった場合、管理サーバからバックアップ回線を
介して電力管理対象側の通信可能回線を介しPPP接続
して監視制御通信を行ない、データロガーはバックアッ
プ回線を介してメイン回線エラーフラグを受信すると、
メイン回線が復旧するまでメイン回線を介してPPP接
続を定期的に要求し続けるので、メイン回線の通信料定
額サービス網に障害が発生してもバックアップ回線の回
線交換網で監視制御通信を適確に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るエネルギ管理システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す実施形態のエネルギ管理システムの
作用を示すシーケンス図である。
【図3】図1に示す実施形態のエネルギ管理システムに
おいてメイン回線の定額サービス網に何らかの障害が発
生した場合の作用を示すシーケンス図である。
【図4】図1に示す実施形態のエネルギ管理システムに
おいてメイン回線の障害が復旧した場合の作用を示すシ
ーケンス図である。
【符号の説明】
1 監視制御センタ 2 施設(電力管理対象) 3 管理サーバ 4 データロガー 5 リモート監視手段 6,13 通信手段 7 リモート制御手段 8 PPP認証手段 9,15 回線接続機器 10 定額サービス網 11 ISDN回線交換網 12 ローカル監視手段 14 ローカル制御手段 16 小型発電機
フロントページの続き (72)発明者 松本 利幸 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5G064 AB03 AC05 AC09 CB03 CB08 CB12 5K101 KK13 LL01 LL03 MM07 QQ12 RR05 RR12 VV05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力管理対象における電力エネルギを管
    理すべく電力管理対象にネットワークを介して接続され
    た監視制御センタを有するエネルギ管理システムであっ
    て、 電力管理対象内に設けられた発電手段で発電された電力
    および電力管理対象に供給される電力を検知し、この検
    知した電力情報をネットワークを介して監視制御センタ
    に通知する通知手段と、 該通知手段から通知された電力情報に基づいて求めた電
    力管理対象内での電力需要に応じて監視制御センタから
    ネットワークを介して前記発電手段を制御する制御手段
    と、 前記ネットワークとして通常時にはメイン回線を使用
    し、該メイン回線が障害になった場合に、前記メイン回
    線に代わってバックアップ回線を使用して通信を行なう
    ように切り替え制御する回線バックアップ制御手段とを
    有することを特徴とするエネルギ管理システム。
  2. 【請求項2】 前記メイン回線は、ISDNまたはDS
    Lを利用する通信料定額サービス網で構成され、前記バ
    ックアップ回線は、ISDN回線交換網で構成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のエネルギ管理システム。
  3. 【請求項3】 前記通知手段は、電力管理対象内に設け
    られたデータロガーから回線接続機器を介して監視制御
    センタに設けられた管理サーバにダイヤルアップして接
    続されたTCP/IPプロトコルを用いて通信を行な
    い、管理サーバから定期的に出力されるHTTPプロト
    コルの監視要求に対してデータロガーが監視データをH
    TTP応答として管理サーバに送信するように構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載のエネルギ管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、電力管理対象内に設け
    られたデータロガーから回線接続機器を介して監視制御
    センタに設けられた管理サーバにダイヤルアップして接
    続されたTCP/IPプロトコルを用いて通信を行な
    い、管理サーバから制御要求をHTTPプロトコルでデ
    ータロガーが受信し、制御完了情報をHTTP応答とし
    て管理サーバに送信するように構成されていることを特
    徴とする請求項1記載のエネルギ管理システム。
  5. 【請求項5】 前記回線バックアップ制御手段は、通信
    料定額サービス網に障害が発生し、前記HTTPプロト
    コルによる管理サーバからの監視要求または制御要求に
    対してHTTPの応答不可能となった場合、管理サーバ
    からバックアップ回線を介して電力管理対象側の通信可
    能回線を介してPPP接続することにより監視制御通信
    を行ない、データロガーはバックアップ回線を介して管
    理サーバからメイン回線エラーフラグを含むパケットを
    受信することにより、メイン回線が復旧するまでメイン
    回線を介してPPP接続を定期的に要求し続けるように
    構成されていることを特徴とする請求項3または4記載
    のエネルギ管理システム。
  6. 【請求項6】 前記回線バックアップ制御手段は、メイ
    ン回線の障害が回復した場合に、管理サーバがメイン回
    線を介してデータロガーからメイン回線回復フラグを含
    むパケットを受信することにより、バックアップ回線を
    切断するとともに、メイン回線による監視制御通信に切
    り替え、通常の状態に回復させるように構成されている
    ことを特徴とする請求項5記載のエネルギ管理システ
    ム。
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