JP2002101558A - 電源供給装置及び電源供給システム並びに電源供給システムの支援方法 - Google Patents

電源供給装置及び電源供給システム並びに電源供給システムの支援方法

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JP2002101558A
JP2002101558A JP2000292902A JP2000292902A JP2002101558A JP 2002101558 A JP2002101558 A JP 2002101558A JP 2000292902 A JP2000292902 A JP 2000292902A JP 2000292902 A JP2000292902 A JP 2000292902A JP 2002101558 A JP2002101558 A JP 2002101558A
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Japan
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power
power supply
unit
commercial
private
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JP2000292902A
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Takashi Suzuki
孝 鈴木
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Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P80/00Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
    • Y02P80/10Efficient use of energy, e.g. using compressed air or pressurized fluid as energy carrier

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源供給システム全体としてエネルギ効率を
高め、電力コストを最小化する。 【解決手段】 電源供給装置1は、AC入力系統2、D
C入力系統3と、ACまたはDCの複数の出力系統4を
備える。商用電力が供給される入力系統2aは、電圧及
び位相を検出する検出部6を通じて切替部11に接続さ
れる。AC−DCコンバータ7はAC入力系統2をDC
に変換し、DC−DCコンバータ10はDC入力系統3
をDCに変換して、切替部11に出力する。DC−AC
インバータ8はDC入力系統をACに変換し、絶縁トラ
ンス9を介してACを切替器11に出力する。切替部1
1は、制御部12の制御に従って、商用電力入力2a、
AC−DCコンバータ7、DC−ACインバータ8、及
びDC−DCコンバータ10から得られたAC電源また
はDC電源を複数の出力系統4に任意に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場、ビル、病院
等の各種施設及び家庭等に電力を供給する電源供給装
置、電源供給システム及び電源供給システムの支援方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電話局等の通信用電源装置、
放送局の放送用電源装置においては、通常使用する商用
電力の停電に備えて、非常用の自家発電装置である発動
発電装置を備えていた。発動発電装置は発動機により発
電機を駆動する装置であり、小容量のガソリン機関発電
装置、中小容量のディーゼル機関発電装置、大容量のガ
スタービン機関発電装置がある。
【0003】また、離島や山間僻地の灯台や無線中継所
には、商用電力に依存しない自家電源装置として、太陽
光発電装置、風力発電装置、波力発電装置、潮力発電装
置等の自然エネルギ発電装置とディーゼル機関発電装置
とを備えたものがある。
【0004】一方、家庭用の自家発電装置としては、太
陽電池や燃料電池が実用化の時期に入り、燃料電池で
は、都市ガスやアルコールを燃料とするものがある。さ
らに、太陽電池発電の余剰電力を電力会社に売電するこ
とも行われている。
【0005】このような自家発電装置と商用電力系統と
を連係したシステムとしては、特開平6−133462
号公報記載の太陽電池と商用電力系統とを連係したシス
テムが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】商用電力料金には、季
節料金制度や使用電力量が増加するにつれて単位電力量
の料金が高くなる段階料金制度が導入されて電力料金が
変動する。また自家発電装置のうち、燃料を使用する燃
料電池及び発動発電装置の発電単価は、燃料価格の影響
を直接受けて変動し、商用電力に比べて自家発電電力の
方が安価となる場合が考えられる。
【0007】しかしながら商用電力受電装置と1つ以上
の自家発電装置を備えた従来の電源供給システムにおい
て、燃料価格を考慮した運用がされてなく、電力コスト
を最小化することができないという問題点があった。
【0008】以上の問題点に鑑み、本発明の目的は、商
用電力受電装置と自家発電装置とを備えた電源供給シス
テム全体として電力コストを最小化することができる電
源供給装置、電源供給システム及び電源供給システムの
支援方法を提供することである。
【0009】また本発明の目的は、商用電力が停電した
とき、自家発電装置から電力供給を行い、出力系統に停
電を起こさない強靱な電源供給システムを提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的を達成するため、少なくとも1つの商用電力受
電装置が接続されるACまたはDCの複数の入力系統
と、ACまたはDCの複数の出力系統と、前記DCの入
力系統のDC電圧を任意のAC電圧に変換する任意数の
DC−AC変換手段と、前記変換されたAC電圧を絶縁
する任意数の絶縁手段と、前記ACの入力系統のAC電
圧を任意のDC電圧に変換する任意数のAC−DC変換
手段と、前記商用電力受電装置及び前記DC−AC変換
手段及び前記AC−DC変換手段を前記複数の出力系統
に任意に接続することができる切替手段と、前記商用電
力受電装置が接続されるACの入力系統の停電を検出す
る検出手段と、該検出手段の検出結果に基づいて前記切
替手段の接続を制御する制御手段と、を備えたことを要
旨とする電源供給装置である。
【0011】入力系統の数としては、接続され得る商用
電力受電装置及び自家発電装置の数を備えることが好ま
しい。入力系統のうちAC入力系統には、商用電力受電
装置以外に、AC出力の自家発電装置、即ち回転駆動源
による発動発電装置、風力発電装置、水力発電装置等の
接続を想定している。DC入力系統には、DC出力の自
家発電装置、即ち燃料電池や太陽電池等の接続を想定し
ている。
【0012】そして、商用電力の停電が検出されたと
き、自家発電装置が接続された入力系統から得られた電
力をDC−AC変換手段とAC−DC変換手段により変
換し、この変換された電力を切替手段で出力系統に接続
して供給する。これにより出力系統が停電することがな
い。
【0013】請求項2記載の発明は、上記目的を達成す
るため、請求項1記載の電源供給装置において、前記D
Cの入力系統のDC電圧を任意のDC電圧に変換する任
意数のDC−DC変換手段を更に備え、前記切替手段
は、前記DC−DC変換手段を前記複数の出力系統に任
意に接続することができる一方、前記制御手段は、前記
DC−DC変換手段と前記出力系統との接続も制御する
ことを要旨とする。
【0014】DC−DC変換手段を更に備えたことによ
り、商用電力停電時にAC出力自家発電装置のみならず
DC出力自家発電装置からDC出力系統に電力を供給す
ることができる。
【0015】請求項3記載の発明は、上記目的を達成す
るため、請求項1または請求項2記載の電源供給装置に
おいて、前記複数の出力系統には、出力系統毎に電力消
費量を測定する測定手段がそれぞれ設けられ、前記制御
手段は、前記電力消費量の情報と予めプログラムされた
優先順位とに従って、前記切替手段が接続する出力系統
を制御することを要旨とする。
【0016】そして制御手段は、出力系統毎の電力消費
量または出力系統グループ毎の電力消費量または全電力
消費量が電力供給能力に接近またはこれを超える場合
に、優先順位の低い出力系統を切替手段で切り離すこと
により、その他の優先順位の高い出力系統に電源供給を
継続することができる。出力系統の優先順位は、出力系
統の負荷の性質によって適宜決めればよい。逆に重要度
の高い負荷を優先順位の高い出力系統に接続するように
してもよい。
【0017】請求項4記載の発明は、上記目的を達成す
るため、請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載の
電源供給装置と、前記電源供給装置のACの入力系統に
接続された少なくとも1つの商用電力受電装置と、前記
電源供給装置のDCの入力系統に接続された少なくとも
1つの自家発電装置と、を備え、前記電源供給装置の検
出手段が商用電力の停電を検出したとき、前記制御手段
は前記自家発電装置の出力を前記DC−AC変換手段で
ACに変換し、このDC−AC変換手段の出力を前記絶
縁手段および前記切替手段を介して前記ACの出力系統
に接続することを要旨とする電源供給システムである。
【0018】そして、DCの入力系統に接続された自家
発電装置としては、燃料電池や太陽電池、太陽熱により
温度差を生じさせた熱電対または半導体素子の熱起電力
による熱電池等がある。
【0019】請求項5記載の発明は、上記目的を達成す
るため、請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載の
電源供給装置と、前記電源供給装置の切替手段に接続さ
れたエネルギ蓄積手段と、前記電源供給装置のDCの入
力系統に接続された太陽電池等の自然エネルギ発電装置
と、を備え、前記電源供給装置の制御手段は、前記自然
エネルギ発電装置の余剰電力を前記エネルギ蓄積手段に
貯めるように制御することを要旨とする電源供給システ
ムである。
【0020】そして、エネルギ蓄積手段に蓄積されたエ
ネルギは、後に電力として取り出し、DC−AC変換手
段またはDC−DC変換手段またはAC−DC変換手段
を介して出力系統に供給できることが好ましい。またエ
ネルギ蓄積手段の蓄積入力エネルギに対する放出可能エ
ネルギの比率即ち充放電効率の高いものもの、及び単位
体積または単位重量当たりの蓄積エネルギ密度が高いも
の、エネルギ損失が少なく好ましい。
【0021】具体的なエネルギ蓄積手段としては、特に
限定されないが、鉛蓄電池、ニッケルカドミウム電池、
ニッケル水素電池、リチウム電池等の各種2次電池、各
種のコンデンサ、水を電気分解して水素としてエネルギ
を蓄積し燃料電池にこの水素を供給するもの、回転体の
回転エネルギとして蓄積するフライホイール、下流貯水
池から上流貯水池へ揚水して電気エネルギをポテンシャ
ル・エネルギに変換して蓄積する揚水式水力発電装置等
がある。
【0022】請求項6記載の発明は、上記目的を達成す
るため、請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載の
電源供給装置と、前記電源供給装置のDCの入力系統に
接続された太陽電池等の自然エネルギ発電装置と、前記
電源供給装置の出力系統に接続された商用電力送電装置
と、を備え、前記電源供給装置の制御手段は、前記自然
エネルギ発電装置の余剰電力を前記DC−AC変換手段
及び前記絶縁手段を介して商用電力に変換し、変換され
た商用電力を前記切替手段を介して前記商用電力送電装
置に接続するように制御することを要旨とする電源供給
システムである。
【0023】そして、自然エネルギ発電装置の余剰電力
をDC−AC変換手段で商用電力に変換する際には、商
用電力の電圧と位相適合した変換がDC−AC変換手段
で行われるように調整されることが好ましい。
【0024】請求項7記載の発明は、上記目的を達成す
るため、請求項4ないし請求項6のいずれか1項記載の
電源供給システムにおいて、前記入力系統に接続された
商用電力受電装置と、前記入力系統に接続された各種の
燃料を使用する燃料電池または発動発電装置と、商用電
力の電力単価情報、及び前記燃料電池または前記発動発
電装置の燃料価格情報を含むパラメータを取得する情報
入力手段と、該情報入力手段から取得したパラメータに
基づいて前記燃料電池または前記発動発電装置における
発電単価を計算する演算手段と、を備え、前記電源供給
装置の制御手段は、前記商用電力の電力単価及び前記計
算された発電単価から最も単価の低い電源を選択して稼
働させるように制御することを要旨とする。
【0025】そして、商用電力の電力単価情報には、季
節料金、電力使用量に応じた段階料金を考慮することが
好ましい。燃料価格情報は、一定期間毎または所定の条
件に従って更新されることが好ましく、パラメータには
発電効率等の発電単価に影響するパラメータを含んでも
よい。
【0026】請求項8記載の発明は、上記目的を達成す
るため、請求項4ないし請求項6のいずれか1項記載の
電源供給システムにおいて、前記入力系統には、商用電
力受電装置と、各種の燃料を使用する燃料電池または各
種の燃料を使用する発動発電装置とが接続され、前記電
源供給装置は、外部から遠隔操作命令を受信する一方、
電源供給システムの状態情報を外部へ送信する遠隔操作
インターフェースを具備し、前記電源供給装置の制御手
段は、前記遠隔操作インタフェースを介して受信した遠
隔操作命令に基づいて、前記入力系統の制御及び前記電
源供給装置の切替手段の接続状態の制御を行うことを要
旨とする。
【0027】そして、電源供給システムの状態情報に
は、商用電力の電圧及び位相、燃料電池または発動発電
装置の運転状態、その他の自家発電装置の運転状態、及
び切替手段の接続状態が含まれることが好ましい。
【0028】また、遠隔操作命令には、遠隔操作インタ
フェースに接続するコマンド、遠隔操作アクセスを認証
する認証コマンド、パラメータをモニタしたり更新する
ためのデータベースコマンド、制御手段を介してAC−
DC変換手段、DC−AC変換手段、DC−DC変換手
段を制御する変換手段制御コマンド、切替手段を制御す
る切替制御コマンド、入力系統に接続された自家発電装
置を制御する自家発電装置制御コマンド等を設けること
が好ましい。
【0029】請求項9記載の発明は、上記目的を達成す
るため、商用電力受電装置と少なくとも1つの自家発電
装置とを備えた電源供給システムの運用を支援する電源
供給システムの支援方法であって、商用電力の電力単価
情報及び前記自家発電装置の燃料価格情報を含むパラメ
ータを前記電源供給システムまたはその運用管理者に提
供し、商用電力および自家発電装置による電力の中から
最も経済的な電力の選択を支援することを要旨とする。
【0030】そして、商用電力の電力単価情報には、季
節料金、電力使用量に応じた段階料金を考慮することが
好ましい。燃料価格情報は、一定期間毎または所定の条
件に従って更新されることが好ましく、パラメータには
発電効率等の発電単価に影響するパラメータを含んでも
よい。
【0031】前記パラメータの提供方法は、運用管理者
に印刷物を郵送したり、ファクシミリで連絡することも
できるが、前記電源供給システムと接続された通信路を
介して直接パラメータのデータを通信することが好まし
い。
【0032】請求項10記載の発明は、上記目的を達成
するため、請求項9記載の電源供給システムの支援方法
において、商用電力の電力単価情報及び前記自家発電装
置毎の燃料価格情報を含むパラメータを前記電源供給シ
ステムまたはその運用管理者に提供し、前記パラメータ
に基づく自家発電装置毎の発電単価の算出を可能とし、
これら算出された自家発電装置毎の発電単価と前記商用
電力単価の中から最も安価な電力の選択を支援すること
を要旨とする。
【0033】請求項11記載の発明は、上記目的を達成
するため、商用電力の受電装置と、少なくとも1つの自
家発電装置と、前記受電装置および前記自家発電装置の
中から選択された装置を少なくとも1つの出力系統に接
続する切替手段と、前記受電装置および前記自家発電装
置および前記切替手段の状態情報を出力する一方、前記
受電装置及び前記自家発電装置および前記切替手段に対
する制御指令を入力する遠隔操作インタフェースと、を
備えた電源供給システムの運用を支援する電源供給シス
テムの支援方法であって、通信路を介して前記遠隔操作
インタフェースに接続し、前記遠隔操作インタフェース
を介して前記受電装置および前記自家発電装置および前
記切替手段に対する監視と遠隔制御を行うことを要旨と
する。
【0034】そして、通信路は、電話回線、移動電話
網、データ放送、インターネット、専用回線等が利用で
きる。
【0035】電源供給システムの状態情報には、商用電
力の電圧及び位相、燃料電池または発動発電装置の運転
状態、その他の自家発電装置の運転状態、及び切替手段
の接続状態が含まれることが好ましい。
【0036】また、遠隔操作命令には、遠隔操作インタ
フェースに接続するコマンド、遠隔操作アクセスを認証
する認証コマンド、切替手段を制御する切替制御コマン
ド、入力系統に接続された自家発電装置を制御する自家
発電装置制御コマンド等を設けることが好ましい。
【0037】さらに、商用電力の受電装置を監視し、商
用電力が停電したとき自家発電装置の電力が出力系統に
接続されるように、切替手段及び自家発電装置を遠隔操
作することが好ましい。
【0038】尚、商用電力の停電時には最も低コストの
自家発電装置から電力供給するとともに、商用電力が通
常に供給されている時には、商用電力と自家発電装置の
電力から最も低コストの電力を選択して供給されるよう
に、切替手段及び自家発電装置を遠隔操作することが好
ましい。
【0039】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して、本発明の実
施の形態を詳細に説明する。最初に、図1の概念図を参
照して、本発明の概念を説明する。本発明に係る電源供
給装置1には、AC入力系統2と、DC入力系統3と、
複数の出力系統4とを備えている。
【0040】AC入力系統2には、商用電力受電装置2
1が接続されるAC入力系統2aと、発動発電装置22
が接続される2bがある。この他に図示しないAC出力
の自家発電装置や、商用電力受電装置21に電力を供給
する第1の電力事業者とは異なる第2の電力事業者から
の第2の商用電力受電装置が接続されるAC入力系統が
あってもよい。発動発電装置22の発動機には、ガソリ
ンエンジン、ディーゼルエンジン、ガスタービンエンジ
ン等があり、各種のエンジンを備える複数の発動発電装
置がAC入力系統に接続されてもよい。
【0041】DC入力系統3は、直流出力の自家発電装
置が接続される。即ち、太陽電池31が接続されるDC
入力系統3a、燃料電池32が接続されるDC入力系統
3b、エネルギ蓄積手段33がスイッチ(SW)5を介
して接続されるDC入力系統3cがある。この他に図示
しないDC出力の自家発電装置が接続されるDC入力系
統があってもよい。
【0042】エネルギ蓄積手段33は、直流電力を蓄積
する蓄電手段、例えば、鉛蓄電池、ニッケルカドミウム
電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の各種
2次電池、電気二重層コンデンサ等のコンデンサであ
る。
【0043】この他に、エネルギ蓄積手段33として利
用可能なものは、例えば水の電気分解により生成した水
素を蓄積して燃料電池に供給する化学的エネルギ蓄積手
段でもよい。更には、下流貯水池から上流貯水池へ水を
汲み上げる揚水式水力発電装置やフライホイール等の力
学的エネルギ蓄積手段であってもよい。力学的エネルギ
蓄積手段の場合には、AC入力系統に接続される場合が
ある。
【0044】出力系統4には、複数の系統があり、例え
ば家庭用では、一つの部屋にそれそれ電力供給の優先順
位が付与された複数の出力系統である複数のAC100
Vコンセント群を設けている。例えば、空調装置やこた
つ等の暖房装置は、優先順位の低い出力系統のコンセン
トに接続し、電話機等の通信機器やパソコン等の情報機
器は、優先順位の高い出力系統のコンセントに接続する
ような利用形態をとる。このように系統毎に優先順位を
付与することにより、電力容量が足りなくなった場合な
どは、優先順位の低い出力系統から切断し、通信機器や
情報機器を電源断から守ることが可能となる。
【0045】また、出力系統は、DC電源であってもよ
い。DC出力系統の電圧は、例えば車載用機器と共用化
が図れる12Vとすることができるが、とくに限定され
ることはない。さらに電源供給装置1には、電力会社等
へ余剰電力を販売するための商用電力送電装置60が接
続されている。
【0046】出力系統のコンセント部の形状の実施形態
を図2に示す。図2(a)は、1つのコンセント部にA
C100Vである出力系統4aと、DC電圧の出力系統
4bとの2系統を接続した例である。
【0047】図2(b)は、2つ独立したコンセントを
用いて、AC100Vである出力系統4aと、DC電圧
の出力系統4bとの2系統を個別のコンセントに接続し
た例である。これらのコンセントは、同じ部屋内で隣り
合わせに配置してもよいし、離れて配置してもよい。図
2(c)は、1つのコンセント部に出力系統4aのAC
100Vを2口と、出力系統4bのDC電圧を2口設け
た例である。図2(d)は、2つのコンセントを用いて
それぞれAC100Vであるが電力供給の優先順位が異
なる出力系統4a、4cを接続した例である。これらの
コンセントは、同じ部屋内で隣り合わせに配置してもよ
いし、離れて配置してもよい。
【0048】優先順位が異なる2つのAC100Vの出
力系統4a、4cは、系統識別を容易にするため、系統
IDを付与したり、コンセント/プラグの形状、サイズ
を変更してもよい。系統IDは、例えば番号や符号であ
ったり、或いは色分けであってもよい。
【0049】DC出力系統の電圧値は、1つの固定電
圧、例えば12Vであってもよいし、複数の電圧であっ
てもよい。複数の電圧の場合、誤接続を防止するために
コネクタの形状またはサイズを変えることで対処するこ
ともできる。
【0050】次に、第1の実施形態を説明する。図3
は、第1の実施形態の電源供給装置1の構成を説明する
ブロック図である。
【0051】図3において、電源供給装置1は、図外の
商用電力受電装置に接続されるACライン2a及び図外
の交流出力自家発電装置に接続されるACライン2b、
2c、…を備えるAC入力系統2と、図外の直流出力自
家発電装置に接続されるDCライン3a,3b,…を備
えるDC入力系統3と、複数の出力系統4と、AC入力
系統2aの電圧及び位相を検出する検出部6と、AC入
力系統2にそれぞれ接続される任意数のAC−DC変換
手段であるn個のAC−DCコンバータ7と、任意数の
DC−AC変換手段であるn個のDC−ACインバータ
8と、DC−ACインバータ8と同数でありDC−AC
インバータ8で変換されたAC電圧を絶縁する絶縁手段
である絶縁トランス9と、DC入力系統3にそれぞれ接
続される任意数のDC−DC変換手段であるn個のDC
−DCコンバータ10と、ACライン2a及びAC−D
Cコンバータ7及び絶縁トランス9及びDC−DCコン
バータ10が入力側に接続され、出力側に複数の出力系
統4が接続される切替手段である切替部11と、検出部
6の検出結果に基づいて切替部11の接続状態及びAC
−DCコンバータ7及びDC−ACインバータ8及びD
C−DCコンバータ10を制御する制御手段である制御
部12と、を備えている。
【0052】AC−DCコンバータ7は、任意のAC電
圧を制御部12から指定されたDC電圧に変換する。D
C−ACインバータ8は、任意のDC電圧を制御部12
から指定されたAC電圧に変換する。DC−ACインバ
ータ8は、検出部6が検出した商用電力の位相信号に基
づいてAC出力電圧の位相を合わせて出力するのが好ま
しい。絶縁トランス9は、AC電圧の絶縁を行うもので
ある。
【0053】DC−DCコンバータ10は、任意のDC
電圧を制御部12から指定されたDC電圧に変換する。
切替部11は、制御部12の指示により、ACライン2
a及びAC−DCコンバータ7及び絶縁トランス9及び
DC−DCコンバータ10を複数の出力系統4に接続す
るものである。
【0054】切替部11は、半導体スイッチ素子を用い
てもよいし、例えばリレーを用いて、任意数の入力
(行)と任意数の出力(列)との間で形成されたマトリ
ックスの交点を任意に断続できる構成としてもよい。
【0055】図11は、切替部11の構成例を示す回路
図である。同図においては、入力4ポート対出力4ポー
トの4×4のマトリックスを示し、回路図の簡単化のた
めに各電源ラインは、1本の線で示されているが実際に
はそれぞれ2本である。また、リレースイッチをSW1
8で示しているが、それぞれ双極のスイッチである。制
御部12は、切替部11の接続の組合せと、DC−DC
コンバータ10の出力電圧と、DC−ACインバータ8
の出力電圧及び位相と、AC−DCコンバータ7の出力
電圧をそれぞれ制御する。制御部12の具体的な実現方
法としては、マイクロプロセッサによるソフトウェア制
御を用いる、デジタルハードウェアロジック回路で構成
するなどがある。検出部6は、電力会社等から供給され
る商用電力の電圧と位相を検出し、電圧信号及び位相信
号を制御部12へ送る。
【0056】電圧検出信号は、制御部12で商用電力の
停電検出に用いられる。例えば商用電力の電圧レベルが
所定値より低下したら「電圧レベル低下」または「停
電」と判断する。制御部12が「電圧レベル低下」また
は「停電」と判断した場合、図外の商用電力受電装置に
接続されているACライン入力2aを切替部11で出力
系統4から切り離し、代わりにACライン入力2b,
…,またはDCライン入力3a,3b,…,に接続され
た自家発電装置からの電力、または蓄電池等のエネルギ
蓄積手段33からの電力を、AC−DCコンバータ7、
DC−ACインバータ8、DC−DCコンバータ10で
変換し、この変換された電力を切替部11を介して出力
系統4に接続するように切替部11を制御する。
【0057】また、商用電力の電圧レベルが復帰した
ら、プログラムに従って元に戻す。位相信号は、DC−
ACインバータ8の出力位相を商用電力に同期させて、
供給電力の位相の連続性を確保したり、商用電力と自家
発電電力との併用時の位相合わせに用いられる。
【0058】図3には、記載してないが、切替部11と
出力系統4との間に、出力系統の負荷電流が所定値を超
えるとその出力系統を遮断するブレーカ手段があっても
かまわない。切替部11から出力されるDCライン出力
3zは、蓄電池等の直流電力を受け容れるエネルギ蓄積
手段に接続する場合に用いられる。
【0059】また、切替部11から出力されるACライ
ン出力2zは、余剰電力を電力会社等に売電するために
商用電力送電装置60に接続可能となっている。この場
合、商用電力系統と電圧を一致させ位相同期をとるよう
に、ACライン出力2zへ出力するDC−ACインバー
タの出力電圧及び位相が制御部12から制御される。
【0060】電源供給装置1の全体的な動作としては、
検出部6の検出結果に基づいて、制御部12が切替部1
1の接続状態を制御するとともに、DC−DCコンバー
タ10、DC−ACインバータ8、及びAC−DCコン
バータ7の中から動作が必要な機器が選択され、その出
力電圧が設定されて稼働するように制御部12が制御す
る。
【0061】制御部12の制御アルゴリズムまたは制御
プログラムに、商用電力が停電時に自家発電装置または
エネルギ蓄積手段によりバックアップするように設定さ
れている場合には、検出部6が検出した商用電力の電圧
に基づいて制御部12が停電と判断すると、制御部12
は、制御アルゴリズムまたは制御プログラムに従って、
切替部11の接続状態の設定を変更するとともに、稼働
可能な入力系統からの電力をDC−DCコンバータ1
0、DC−ACインバータ8及び絶縁トランス9、AC
−DCコンバータ7の中から選択された機器を稼働させ
て電力変換し、切替部11を介して出力系統4に供給す
る。
【0062】DC−DCコンバータ10、DC−ACイ
ンバータ8、及びAC−DCコンバータ7は、必要数だ
け備えていれば良く、必要でない場合には、部分的に備
えていなくてもよい。本電源供給装置1を用いるユーザ
の自家発電装置の構成、及びエネルギ蓄積手段を備える
か否か、エネルギ蓄積手段を備えるとすればどのような
タイプのエネルギ蓄積手段を備えるかによって、自由自
在にDC−DCコンバータ10、DC−ACインバータ
8、及びAC−DCコンバータ7の装備数を可変とする
ために、これらをモジュール構成とし、必要数のモジュ
ールを挿入する構成としてもよい。
【0063】次に、第2の実施形態を説明する。図4
は、第2の実施形態の電源供給装置1の構成を説明する
ブロック図である。
【0064】図4において、第2の実施形態と第1の実
施形態との相違は、各出力系統4に出力系統の消費電力
を測定する測定部13a、13b、…(以下、符号13
で総称する)が追加されていることである。その他の構
成は、図3に示した第1の実施形態と同様であり、同一
の機能を有する構成要素には、同一の符号を付与して、
重複する説明を省略する。
【0065】測定部13は、各出力系統4のACまたは
DCの消費電力を測定し、消費電力信号を制御部12へ
送る。測定部13の具体的な実現手段としては、電力計
測トランスデューサ等を用いる。制御部12は、測定部
13が測定した消費電力信号に基づいて、各系統毎の消
費電力制限値、または、ある系統グループ毎の消費電力
制限値、或いは全系統の総合消費電力制限値を超えてい
るか、否かを判断する。制限値を超えていれば、制御ア
ルゴリズムまたは制御プログラムに従って、切替部11
の接続状態を変更して、出力系統の一部を切り離し、消
費電力が制限値内に収まるように制御する。これにより
ブレーカの役割を果たすこともできる。
【0066】更に、出力系統に電力供給の優先順位が設
定されている場合には、優先順位に従って、優先順位の
低い出力系統から切断していく。これにより、通信機器
や情報機器等の優先順位の高い機器類の電力供給は継続
され、通信不能となったり、重要なデータが失われるこ
とを防止できる。
【0067】次に、第3の実施形態を説明する。第3の
実施形態の構成は、図3または図4に示した第1、第2
の実施形態の構成と同様である。
【0068】第3の実施形態の特徴は、制御部12の制
御アルゴリズムまたは制御プログラムにある。即ち、商
用電力が停電していない通常時には、制御部12は商用
電力受電装置及び1つ以上のDCライン入力に接続され
た自家発電装置の中で事前にプログラムされた装置を選
択し、商用電力受電装置が選択された場合には、商用電
力受電装置が接続される入力系統であるACライン入力
2aを出力系統4に接続するように切替部11を制御す
る。前記選択で自家発電装置が選択された場合には、こ
の自家発電装置にDCラインを介して接続されたDC−
ACインバータ8を動作させて自家発電装置のDCをA
Cに変換し、変換されたACを絶縁トランス9を介して
絶縁し、さらに絶縁トランス9の出力を出力系統4に接
続するように切替部11を制御する。
【0069】一方、商用電力の停電時には、自家発電装
置の中で事前にプログラムされた装置を選択し、この自
家発電装置にDCラインを介して接続されたDC−AC
インバータ8を動作させて自家発電装置のDCをACに
変換し、変換されたACを絶縁トランス9を介して絶縁
し、さらに絶縁トランスの出力を出力系統4に接続する
ように切替部11を制御する。
【0070】これにより、商用電力が停電してもDCラ
イン入力に接続された自家発電装置の電力をACに変換
して出力系統に供給できるようになり、出力系統の停電
を防止することができる。
【0071】以上の動作は、図5(a)のフローチャー
トにおいて、ステップ10(以下、ステップをSと略
す)及びS12を除いた動作に相当する。
【0072】まず、商用電力の電圧を検出部6により検
出し電圧信号を制御部12へ送る(S14)。次いで、
制御部12で電圧信号を判定し、商用電力が停電か否か
を判断する(S16)。商用電力が停電ではなく通常時
の場合、商用電力及び自家発電装置の中で低コストの電
源を選択し(S18)、選択した電源に接続されたDC
−ACインバータ8を稼働させ、このDC−ACインバ
ータの出力に接続された絶縁トランス9の出力を出力系
統に接続するよう切替部11を制御することにより選択
した電源へ切り替え(S22)、S14へ戻る。
【0073】商用電力が停電の場合、自家発電装置の中
で低コストの電源を選択し(S20)、選択した電源へ
切り替え(S22)、S14へ戻る。
【0074】尚、コストによる選択において、複数のコ
ストテーブルを備えて、コスト決定ポリシーにより、コ
ストテーブルを選択してもよい。例えば、自家発電装置
の初期コストと運用コストを含めたトータルコスト、自
家発電装置の燃料費等の運用コスト、単位電力量当たり
の二酸化炭素排出量等の環境コスト、の3種のコストテ
ーブルを備えて、ユーザの選択によりいずれのコストテ
ーブルを使用するかを決定してもよい。図5(b)にコ
ストテーブル選択ルーチンのフローチャートの例を示
す。
【0075】コストテーブル選択ルーチンでは、まず決
定ポリシーの入力値を判断し(S32)、決定ポリシー
がトータルコストであれば、トータルコストテーブルを
使用するように、例えばコストテーブルポインタを書き
換え(S34)、リターンする。決定ポリシーが運用コ
ストであれば、運用コストテーブルを使用するように、
例えばコストテーブルポインタを書き換え(S36)、
リターンする。決定ポリシーが環境コストであれば、環
境コストテーブルを使用するように、例えばコストテー
ブルポインタを書き換え(S38)、リターンする。
【0076】次に、第4の実施形態を説明する。図6
は、第4の実施形態の構成を示す構成図である。
【0077】第4実施形態の構成は、図3に示した第1
実施形態の構成に対して、ACライン入力2b,…に接
続されたn個のAC−ACコンバータ50と、これらA
C−ACコンバータ50の出力にそれぞれ接続され、そ
の出力が切替部11に接続されたn個の絶縁手段である
絶縁トランス51が追加されていることである。その他
の構成は、図3と同様である。
【0078】そして、第4の実施形態における制御部1
2による制御は、以下の通りである。即ち、商用電力が
停電していない通常時には、制御部12は商用電力受電
装置及び1つ以上のACライン入力に接続された自家発
電装置の中で事前にプログラムされた装置を選択し、商
用電力受電装置が選択された場合には、商用電力受電装
置が接続される入力系統であるACライン入力2aを出
力系統4に接続するように切替部11を制御する。前記
選択で自家発電装置が選択された場合には、この自家発
電装置にACライン入力を介して接続されたAC−AC
コンバータ50を動作させて自家発電装置のACを商用
電力と同等のACに変換し、変換されたACを絶縁トラ
ンス9を介して絶縁し、さらに絶縁トランスの出力を出
力系統4に接続するように切替部11を制御する。
【0079】一方、商用電力の停電時には、自家発電装
置の中で事前にプログラムされた装置を選択し、この自
家発電装置にACラインを介して接続されたAC−AC
コンバータ50を動作させて自家発電装置のACを商用
電力と同等のACに変換し、変換されたACを絶縁トラ
ンス51を介して絶縁し、さらに絶縁トランス51の出
力を出力系統4に接続するように切替部11を制御す
る。
【0080】これにより、商用電力が停電してもACラ
イン入力に接続された自家発電装置の電力を商用電力と
同等のACに変換して出力系統に供給できるようにな
り、出力系統の停電を防止することができる。
【0081】次に、第5の実施形態を説明する。図7
は、第5の実施形態の電源供給装置1を含む電源供給シ
ステムの構成を説明するブロック図である。
【0082】図7において、第5の実施形態と図4に示
した第2の実施形態との相違は、外部から燃料価格情報
を含むパラメータを取得する情報入力部14と、情報入
力部14から取得した情報に基づいて、商用電力及び自
家発電装置の発電コストを計算する演算部15と、入力
系統に接続される図外の各種自家発電装置を制御するた
めの供給源制御出力16と、外部から燃料価格情報を含
むパラメータを入力するためのインターフェース入出力
17と、が追加されていることである。その他の構成
は、図4に示した第2の実施形態と同様であり、同一の
機能を有する構成要素には、同一の符号を付与して、重
複する説明を省略する。
【0083】情報入力部14は、電話回線等に接続する
ためのモデムやイーサネット等のLANに接続するため
のインタフェースであり、外部から燃料価格情報を含む
パラメータを入力する。演算部15は、情報入力部14
から入力した燃料価格情報を含むパラメータに基づい
て、商用電力及び自家発電装置の発電コストを計算す
る。そして、制御部12は、商用電力及び自家発電装置
の発電コストの中から最も低コストの電源を選択するよ
うに制御する。
【0084】本実施形態の全体の動作の流れは、図5の
フローチャートに従う。まず、S10でコストテーブル
を更新し、S12で出力系統の負荷を測定する。次い
で、S14で商用電力の電圧を検出部6により検出し電
圧信号を制御部12へ送る。S14以下は、第3の実施
形態で説明した通りである。
【0085】図12は、運用時のパラメータのテーブル
例を示す表であり、図12(a)は、発動発電装置を自
家発電装置として備える場合の各種発動機燃料毎のパラ
メータテーブル、図12(b)は、燃料電池を自家発電
装置として備える場合の各種燃料毎のパラメータテーブ
ルである。本発明においては、燃料の異なる発動発電装
置を複数種、或いは燃料の異なる燃料電池を複数種、さ
らには一種以上の発動発電装置と一種以上の燃料電池と
の双方を備えてもよい。
【0086】自家発電装置として発動発電装置を備える
場合、その燃料費による運用コストは、次に示す式
(1)により計算され、稼働可能な発電装置の中から最
も低コストの発電装置が選択される。
【0087】
【数1】 発電コストCg=単位価格Cu×860/(発熱量Q×発電効率η)…(1) ここで、 発電コストCg[円/kWh] 単位価格Cu[円/l] 発熱量Q[kcal/l] とする。
【0088】もちろん、発電コストが予め判明していれ
ば計算する必要はない。
【0089】ここでは、燃料の価格及び発熱量を単位リ
ッター当たりとしているが、単位キログラム当たりでも
かまわない。最終的に得られる発電コストは、単位電力
量当たりの価格となるので、体積あるいは重量には関係
なくなる。
【0090】商用電力のパラメータは、自家発電装置の
発電コスト等との比較対象となる発電コストまたは電気
料金価格のみ得られればよく、この情報は電力会社が提
供している。
【0091】燃料の単位価格は、購入契約により燃料購
入契約により決まるが、長期固定契約ではなく、変動価
格が適用される場合には、例えば契約更新毎や1月単位
で逐次更新すればよい。燃料種毎の発熱量は、理科年表
等に記載がある。発電効率ηは環境温度などによって変
化するので、実験値や実績値を利用したり、温度の関数
として構成してもかまわない。
【0092】自家発電装置として、燃料電池を備える場
合、その発電コストは、次に示す式(2)により算出さ
れる。
【0093】
【数2】 発電コストCg=単位価格Cu×K/(水素変換効率ηhy×発電効率η) …(2) ここで、 発電コストCg[円/kWh] 単位価格Cu[円/l] K:水素1リッター当たりの発電量 とする。
【0094】次に、第6の実施形態を説明する。図8
は、第6の実施形態の電源供給装置1を含む電源供給シ
ステムの構成を説明するブロック図である。
【0095】図8において、第6の実施形態と図7に示
した第5の実施形態との相違は、第5の実施形態の情報
入力部14に代えて、遠隔操作インタフェース18が設
けられていることである。その他の構成は、図7に示し
た第5の実施形態と同様であり、同一の機能を有する構
成要素には、同一の符号を付与して、重複する説明を省
略する。
【0096】遠隔操作インタフェース18は、外部の遠
隔操作端末との通信を行うことにより、電源供給装置1
の状態情報を送信したり、外部から遠隔操作命令を受信
して制御部12へ渡したり、外部から受信したパラメー
タ情報を演算部15へ渡す機能を有する。
【0097】状態情報には、切替部11の接続状態の情
報が必須であるが、測定部13が測定した出力系統毎の
消費電力の情報を含んでもよい。さらに、AC−DCコ
ンバータ7、DC−ACインバータ8、DC−DCコン
バータ10等に設けられた温度検出器等の状態検出情報
を含んでもよい。
【0098】遠隔操作命令には、遠隔操作インタフェー
ス18に接続するためのログインコマンド、正当な遠隔
操作アクセスか否かを判断するための認証コマンド、演
算部15内のコストテーブルまたはパラメータテーブル
をモニタしたり更新するためのデータベースコマンド、
制御部12を介してAC−DCコンバータ7及びDC−
ACインバータ8及びDC−DCコンバータ10を制御
する変換器制御コマンド、制御部12を介して切替部1
1を制御する切替制御コマンド、制御部12を介して電
源供給源である各種自家発電装置等を制御する自家発電
装置制御コマンド等がある。
【0099】以上の構成により、遠隔地の設けられた遠
隔操作端末から電源供給装置1を含む電源供給システム
を遠隔操作することができるようになる。
【0100】次に、第7の実施形態を説明する。図9
は、第7の実施形態の電源供給システム20を含む電源
供給システムの支援方法を説明するブロック図である。
【0101】図9において、第7の実施形態の電源供給
システム20に含まれる電源供給装置1は、図7に示し
た第5の実施形態の電源供給装置1または図8に示した
第6の実施形態の電源供給装置1と同様のものである。
【0102】この電源供給装置1の情報入力部14(図
7)または遠隔操作インタフェース18(図8)は、イ
ンタフェース入出力端子17を介して、通信網45に接
続されている。また、サービス業者は、商用電力の電力
単価情報及び自家発電装置の燃料価格情報を含むパラメ
ータのデータ・ベース41を有するサーバ40を通信網
45に接続している。
【0103】そして、サービス業者は、通信網45を介
して商用電力の電力単価情報及び自家発電装置の燃料価
格情報を含むパラメータ情報を提供することにより、商
用電力および自家発電装置による電力の中から最も経済
的な電力の選択を支援するという電源供給システム20
の支援サービスを行う。電源供給装置1は、このパラメ
ータ情報を利用して、発電コスト等の計算を行い、コス
トが最小となる電源供給形態を選択する。データ・ベー
ス41に格納されるパラメータは、温度や燃料供給事情
が異なる地域毎のデータを準備してもよいし、需要家の
タイプ毎に異なる値のデータ、或いはある幅を持たせた
値としてもよい。
【0104】電源供給システム20を備える施設の管理
者または個人は、このサービス業者と契約を結び、パラ
メータ情報提供の料金を支払う。或いは、電源供給装置
の製造業者または販売業者が有償または無償で、このサ
ービスを提供してもよい。通信網45は、インターネッ
ト、電話回線、デジタル放送網等、特に限定されない
が、インターネットを通信網45として利用する場合、
パラメータのファイル転送には、ファイル転送プロトコ
ルFTPを利用することができる。
【0105】次に、第8の実施形態を説明する。図10
は、第8の実施形態の電源供給システム20を含む電源
供給システムの支援方法を説明するブロック図である。
【0106】図10において、第8の実施形態の電源供
給システム20に含まれる電源供給装置1は、図8に示
した第6の実施形態の電源供給装置1と同様のものであ
る。
【0107】この電源供給装置1の遠隔操作インタフェ
ース18(図8)は、インタフェース入出力端子17を
介して、通信網45に接続されている。また、サービス
業者の管理センタ42は、監視モニタ43を通信網45
に接続している。通信網45は、インターネット、電話
回線、CATV網、専用回線等、特に限定されない。
【0108】そして、サービス業者は、遠隔地から電源
供給システム20の状態を監視すると共に、電源供給シ
ステム20の遠隔保守を行うという電源供給システムの
支援サービスを行う。
【0109】電源供給システム20を備える施設の管理
者または個人は、このサービス業者と契約を結び、パラ
メータ情報提供の料金を支払う。或いは、電源供給装置
の製造業者または販売業者が有償または無償で、このサ
ービスを提供してもよい。さらに警備保障会社等がホー
ム・セキュリティの一環として本サービスを実施しても
よい。
【0110】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、複数の入
力系統から供給されるACまたはDCの電力を任意数の
DC−DC変換手段、任意数のDC−AC変換手段、及
び任意数のAC−DC変換手段により適宜変換し、これ
ら変換された電力を切替手段により任意に複数の出力系
統に接続できるので、複数の入力系統を統合的に運用す
る電源供給装置を提供することができるという効果があ
る。
【0111】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、更にAC入力系統に接続され
たAC−AC変換手段により、入力系統から入力される
ACを商用電力と同等のACに変換して出力系統に供給
できるようになるので、電源供給装置の運用に柔軟性が
増加する。
【0112】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは請求項2記載の発明の効果に加えて、出力系統の電
力消費量が入力系統の電力供給能力を上回る場合、空調
装置や暖房装置等の優先順位の低い出力系統を切替手段
により切り離し、通信機器や情報処理装置等の優先順位
の高い出力系統の電力供給を維持するという強靱な電力
供給装置を提供することができるという効果がある。
【0113】請求項4記載の発明によれば、請求項1な
いし請求項3記載の発明の効果に加えて、商用電力系統
が停電した場合にも電力供給を継続することができると
いう効果がある。
【0114】請求項5記載の発明によれば、するように
したので、自然エネルギ発電装置の余剰電力をエネルギ
蓄積手段に一時的に蓄積して再利用できるので余剰電力
を無駄にすることなくエネルギ効率を高め、総合的に電
力コストを引き下げた電源供給システムを提供すること
ができるという効果がある。
【0115】請求項6記載の発明によれば、エネルギ蓄
積手段を備えない場合やエネルギ蓄積手段が満杯の場合
にも商用電力送電装置から電力会社等へ売電することに
より、自然エネルギ発電装置の余剰電力を無駄にするこ
となくエネルギ効率を高め、総合的に電力コストを引き
下げた電源供給システムを提供することができるという
効果がある。
【0116】請求項7記載の発明によれば、請求項4な
いし請求項6項記載の発明の効果に加えて、電力コスト
の最小化を実現することができるという効果がある。
【0117】請求項8記載の発明によれば、請求項4な
いし請求項6の発明の効果に加えて、遠隔地から電源供
給システムの制御が可能となり、外部のサービス会社等
に電源供給システムの運用管理を委託することができる
という効果がある。
【0118】請求項9または10記載の発明によれば、
個々の電力ユーザのみならず多数の電源供給システムを
含む広域における電力コスト削減およびエネルギ削減で
きるという効果がある。
【0119】請求項11記載の発明によれば、電源供給
システムに常時管理者を配置する必要がなくなり、経費
節減が図れるという効果がある。個人ユーザの場合に
は、例えば留守中に商用電力の停電があっても自家発電
装置から電力が供給されるので、留守番電話装置や熱帯
魚水槽等の自動制御装置が停止することがなく、安心し
て外出することができる。また留守中、太陽電池等の余
剰電力による売電が可能となるという経済効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念を説明する概念図である。
【図2】本発明に係る電源供給装置の出力系統のコンセ
ント部の実施形態を説明するコンセント正面図である。
【図3】第1実施形態の構成を示すブロック図である。
【図4】第2実施形態の構成を示すブロック図である。
【図5】第3実施形態の動作を説明するフローチャート
である。
【図6】第4実施形態の構成を示すブロック図である。
【図7】第5実施形態の構成を示すブロック図である。
【図8】第6実施形態の構成を示すブロック図である。
【図9】第7実施形態の構成を示すブロック図である。
【図10】第8実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図11】切替部の構成例を示す回路図である。
【図12】(a)発動発電装置を自家発電装置として備
える場合の各種発動機燃料毎のパラメータテーブル、
(b)は、燃料電池を自家発電装置として備える場合の
各種燃料毎のパラメータテーブルである。
【符号の説明】
1 電源供給装置 2 AC入力系統 3 DC入力系統 4 出力系統 5 SW 6 検出部 7 AC−DCコンバータ 8 DC−ACインバータ 9 絶縁トランス 10 DC−DCコンバータ 11 切替部 12 制御部 21 商用電力受電装置 22 発動発電装置 31 太陽電池 32 燃料電池 33 エネルギ蓄積手段 60 商用電力送電装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの商用電力受電装置が接
    続されるACまたはDCの複数の入力系統と、 ACまたはDCの複数の出力系統と、 前記DCの入力系統のDC電圧を任意のAC電圧に変換
    する任意数のDC−AC変換手段と、 前記変換されたAC電圧を絶縁する任意数の絶縁手段
    と、 前記ACの入力系統のAC電圧を任意のDC電圧に変換
    する任意数のAC−DC変換手段と、 前記商用電力受電装置及び前記DC−AC変換手段及び
    前記AC−DC変換手段を前記複数の出力系統に任意に
    接続することができる切替手段と、 前記商用電力受電装置が接続されるACの入力系統の停
    電を検出する検出手段と、 該検出手段の検出結果に基づいて前記切替手段の接続を
    制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする電源供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電源供給装置において、 前記DCの入力系統のDC電圧を任意のDC電圧に変換
    する任意数のDC−DC変換手段を更に備え、 前記切替手段は、前記DC−DC変換手段を前記複数の
    出力系統に任意に接続することができる一方、前記制御
    手段は、前記DC−DC変換手段と前記出力系統との接
    続も制御することを特徴とする電源供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の電源供給
    装置において、 前記複数の出力系統には、出力系統毎に電力消費量を測
    定する測定手段がそれぞれ設けられ、 前記制御手段は、前記電力消費量の情報と予めプログラ
    ムされた優先順位とに従って、前記切替手段が接続する
    出力系統を制御することを特徴とする電源供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    記載の電源供給装置と、 前記電源供給装置のACの入力系統に接続された少なく
    とも1つの商用電力受電装置と、 前記電源供給装置のDCの入力系統に接続された少なく
    とも1つの自家発電装置と、を備え、 前記電源供給装置の検出手段が商用電力の停電を検出し
    たとき、前記制御手段は前記自家発電装置の出力を前記
    DC−AC変換手段でACに変換し、このDC−AC変
    換手段の出力を前記絶縁手段および前記切替手段を介し
    て前記ACの出力系統に接続することを特徴とする電源
    供給システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    記載の電源供給装置と、 前記電源供給装置の切替手段に接続されたエネルギ蓄積
    手段と、 前記電源供給装置のDCの入力系統に接続された太陽電
    池等の自然エネルギ発電装置と、を備え、 前記電源供給装置の制御手段は、前記自然エネルギ発電
    装置の余剰電力を前記エネルギ蓄積手段に貯めるように
    制御することを特徴とする電源供給システム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    記載の電源供給装置と、 前記電源供給装置のDCの入力系統に接続された太陽電
    池等の自然エネルギ発電装置と、 前記電源供給装置の出力系統に接続された商用電力送電
    装置と、を備え、 前記電源供給装置の制御手段は、前記自然エネルギ発電
    装置の余剰電力を前記DC−AC変換手段及び前記絶縁
    手段を介して商用電力に変換し、変換された商用電力を
    前記切替手段を介して前記商用電力送電装置に接続する
    ように制御することを特徴とする電源供給システム。
  7. 【請求項7】 請求項4ないし請求項6のいずれか1項
    記載の電源供給システムにおいて、 前記入力系統に接続された商用電力受電装置と、 前記入力系統に接続された各種の燃料を使用する燃料電
    池または発動発電装置と、 商用電力の電力単価情報、及び前記燃料電池または前記
    発動発電装置の燃料価格情報を含むパラメータを取得す
    る情報入力手段と、 該情報入力手段から取得したパラメータに基づいて前記
    燃料電池または前記発動発電装置における発電単価を計
    算する演算手段と、を備え、 前記電源供給装置の制御手段は、前記商用電力の電力単
    価及び前記計算された発電単価から最も単価の低い電源
    を選択して稼働させるように制御することを特徴とする
    電源供給システム。
  8. 【請求項8】 請求項4ないし請求項6のいずれか1項
    記載の電源供給システムにおいて、 前記入力系統には、商用電力受電装置と、各種の燃料を
    使用する燃料電池または各種の燃料を使用する発動発電
    装置とが接続され、 前記電源供給装置は、外部から遠隔操作命令を受信する
    一方、電源供給システムの状態情報を外部へ送信する遠
    隔操作インターフェースを具備し、 前記電源供給装置の制御手段は、前記遠隔操作インタフ
    ェースを介して受信した遠隔操作命令に基づいて、前記
    入力系統の制御及び前記電源供給装置の切替手段の接続
    状態の制御を行うことを特徴とする電源供給システム。
  9. 【請求項9】 商用電力受電装置と少なくとも1つの自
    家発電装置とを備えた電源供給システムの運用を支援す
    る電源供給システムの支援方法であって、 商用電力の電力単価情報及び前記自家発電装置毎の燃料
    価格情報を含むパラメータを前記電源供給システムまた
    はその運用管理者に提供し、商用電力および自家発電装
    置による電力の中から最も経済的な電力の選択を支援す
    ることを特徴とする電源供給システムの支援方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の電源供給システムの支
    援方法において、 商用電力の電力単価情報及び前記自家発電装置毎の燃料
    価格情報を含むパラメータを前記電源供給システムまた
    はその運用管理者に提供し、 前記パラメータに基づく自家発電装置毎の発電単価の算
    出を可能とし、 これら算出された自家発電装置毎の発電単価と前記商用
    電力単価の中から最も安価な電力の選択を支援すること
    を特徴とする電源供給システムの支援方法。
  11. 【請求項11】 商用電力の受電装置と、少なくとも1
    つの自家発電装置と、前記受電装置および前記自家発電
    装置の中から選択された装置を少なくとも1つの出力系
    統に接続する切替手段と、前記受電装置および前記自家
    発電装置および前記切替手段の状態情報を出力する一
    方、前記受電装置及び前記自家発電装置および前記切替
    手段に対する制御指令を入力する遠隔操作インタフェー
    スと、を備えた電源供給システムの運用を支援する電源
    供給システムの支援方法であって、 通信路を介して前記遠隔操作インタフェースに接続し、 前記遠隔操作インタフェースを介して前記受電装置およ
    び前記自家発電装置および前記切替手段に対する監視と
    遠隔制御を行うことを特徴とする電源供給システムの支
    援方法。
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