JP2002223252A - 電子メール通信装置、電子メール通信プログラム及び電子メール通信プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電子メール通信装置、電子メール通信プログラム及び電子メール通信プログラムを記録した記録媒体

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JP2002223252A
JP2002223252A JP2001019887A JP2001019887A JP2002223252A JP 2002223252 A JP2002223252 A JP 2002223252A JP 2001019887 A JP2001019887 A JP 2001019887A JP 2001019887 A JP2001019887 A JP 2001019887A JP 2002223252 A JP2002223252 A JP 2002223252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
basic
received
synthesizing
condition
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001019887A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Kazaoka
晋 風岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メール端末側が、1つのファイルで複数のメ
ールの内容を一度に見ることができ、利用者の効率及び
管理の容易性を向上させる。 【解決手段】 メールサーバにおいて、合成条件設定部
59は、電子メールを合成するための合成条件を含む基
本メールを設定し、合成条件記憶部58は、上記設定部
59により設定された基本メールを記憶する。メール受
信部51が電話回線1を介して電子メールを受信した場
合、基本メール読み出し部57、合成条件読み出し部5
6、合成条件判定部55及び合成メール生成部54は、
該受信部51により受信された電子メールが有する情報
と合成条件記憶部58に記憶されている基本メールに含
まれる合成条件との比較に基づいて、該当する受信メー
ルを合成して合成メールを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子メール通信装置
に関し、複数のメールを1つのメールに加工することに
より電子メールを送受信することができる電子メール通
信装置、電子メール通信プログラム及び電子メール通信
プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】電子メール通信端末は、メールを受信す
る場合はメールサーバに接続する。メールサーバは、受
信メールの送信要求に応じて、該電子メール通信端末宛
てのメールボックス内の未読メールの全て又は一部を送
信している。電子メール通信端末の利用者は、これらの
受信した複数のメールの中から所定のメールを探し出す
ために、メールサーバより未読メールを受信後、全受信
メールを該端末での特定のキーワードによる検索機能等
を利用して検索し、1つ1つ開いては読むといったこと
を行っている。
【0003】また、電子メール通信端末は、メールサー
バからメールボックス内の受信メールリストを予め受信
し、この受信リストから見たいメールのみを選択し、こ
の選択された受信メールのみメールサーバから受信する
といった機能を備えている。この機能を利用して所定の
複数のメールを検索し、関連するメールのみを報告書形
式で上司へ送信する場合等は、そのまま、関連するメー
ルを全て転送するか、メールを1つ1つ開いて、本文内
の内容をカット&ペーストで新たに別のメールを作成
し、送信するといったことを行っている。
【0004】特開平10−91707号公報には、メー
ルに含まれる特定の単語を検索し、必要なデータのみを
取り出して、複数のデータを合成し、帳票を作成する電
子メールを利用した帳票生成システムが開示されてい
る。これにより、1つのメール内の設定されたキーワー
ドによって必要な項目のみを抜き出し、新たに別のフォ
ーマットのファイルを作成することができる。
【0005】特開平11−338794号公報には、設
定した結合条件に従って複数のメールを結合し、一括管
理する電子メール受信処理装置が開示されている。これ
により、端末側で複数のメールを自動で1本化し、受信
メール数を削減し、受信メールの管理を容易にできる。
【0006】特開平1−293063号公報には、それ
ぞれの端末から受け取ったイメージデータ、テキストデ
ータ等の複数のファイルを連携ファイルとして利用者の
メールボックスに格納し、1つのファイルとして利用者
に出力するマルチメディア連携通信方式が開示されてい
る。これにより、予め設定してある方法に従い、それぞ
れのデータを1つのファイルとして連携し、それぞれの
受信端末に応じて出力することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来方
式のいずれにおいても、メールボックス内に格納された
膨大な受信メールの中から、見たいメール又は重要なメ
ールのみを通信端末で受信し、内容を瞬時にかつ同時に
読むことができない。頻繁にメールをやり取りする利用
者にとって、メールの内容を一つ一つ確認しながら読む
ことは、煩わしいことである。また、メールサーバでの
受信メールを全てそのまま受信するのみであると、同じ
テーマ、同じ顧客からのメールをグループ化して管理す
るといったことも、困難である。
【0008】更に、必要な関連するメールを集めて、新
たに例えば、上司に報告するための報告書形式等の特定
フォーマットファイルを作成する場合も、関連すると思
われるメールを1つ1つ開き、必要な箇所をカット&ペ
ーストで手作業で行わなければならず、誤りも起こりや
すく、多くの手間がかかり、頻度が多い程、メールの量
が多い程、利用者にとって煩わしいといったことがあ
る。
【0009】例えば、会議の議事録、2次会の案内等の
メールを複数の人がそれぞれの項目を担当し、その内容
の報告をメールで行う場合、関係のない受信メール、ダ
イレクトメール等で埋もれてしまい、本当に必要な関連
するメールのみを収集して、内容を読むことは非常に困
難なことである。その上、これらのメールを1つの報告
書にまとめることは、更に手間がかかる。また、株価等
のメールサービスを受けている場合等、頻繁に更新され
送信されるメールで最新のメールのみを選択して読む、
又はある特定の期間でのメールのみを集めて読む場合
は、非常に手間がかかり煩わしい。
【0010】特開平11−338794号公報に開示さ
れている電子メール受信処理装置は、設定した結合条件
に従って複数のメールを結合して一括管理するものであ
り、合成条件の設定に基づき複数の関連するメールを自
動合成し、合成すべき内容が揃った段階で新たに1つの
合成メールとして生成するものではない。
【0011】また、特開平1−293063号公報に開
示されているマルチメディア連携通信方式は、イメージ
データ、テキストデータ等の複数のファイルを連携ファ
イルとして利用者のメールボックスに格納し、1つのフ
ァイルとして利用者に出力するものであり、メールサー
バへの合成条件の設定によってメールを受信した際に条
件の合ったメールのみ本文を1つのメールに合成するも
のではない。
【0012】更に、特開平10−91707号公報に開
示されている電子メールを利用した帳票生成システム
は、メールに含まれる特定の単語を検索し、必要なデー
タのみを取り出して複数のデータを合成し、帳票を作成
するものであり、メールサーバ上で複数の受信メールに
ついて本文を合成するものではない。
【0013】電子メール通信システムでは、業者から頻
繁に送られてくるダイレクトメール、会社関係のメー
ル、友人からのメール等の膨大なメール量によって、自
分が必要としている受信メールをすぐに取り出せないと
いった問題がある。また、それぞれの送信者が任意に作
成したフォーマットが統一されていない受信メールは読
む側にとっては非常に見にくく、関連したメールを一度
に読むといったことはできない。また、通信端末側でメ
ールを管理する上でも、メールが複数存在するとどのメ
ールと、どのメールが関連付けされているか判断するの
は非常に紛らわしく、扱いにくいといった問題がある。
更に、定期的に複数の関連するメールが全て揃っている
か否かを確認するのは、手間と時間がかかり効率が悪
い。
【0014】例えば、それぞれ担当した業務内容をメー
ルで報告し、これらをひとまとめにして所定の報告書を
作成し、この報告書を関係者に送信しなくてはならない
といった場合がある。この場合、全てのメンバーのメー
ルを取り出し、メールが揃っているのかどうか確認し、
所定のフォーマットに編集し直して、このまとめたメー
ルを関係者に送信するといったことを行わなければなら
ず、非常に多くの手間と時間がかかる。これらの回数が
多いほど、収集するメール数が多いほど、利用者にとっ
て大きな負担となる。
【0015】本発明の目的は、メールサーバに雛型とな
るフォーマットの基本メールと合成する条件を予め設定
し、該合成条件でメールを生成できることから、必要な
関連するメールをすばやくキャッチし、正確に送信者ご
との関連するメールを固定のフォーマットに合成し、全
ての送信者の必要とするメールが揃った時点で関係者に
送信することで、メールを受信する側が最短期間に1つ
のファイルで複数のメールの内容を1度に見ることがで
き、利用者の効率及び管理の容易性を向上させることが
できる電子メール通信装置、電子メール通信プログラム
及び電子メール通信プログラムを記録した記録媒体を提
供することにある。
【0016】また、本発明の他の目的は、メールサーバ
に雛型となるフォーマットの基本メールと合成するメー
ルアドレス又はその一部(ドメイン名等)を予め合成条
件として設定し、該合成条件でメールを生成できること
から、必要な関連するグループのメールをすばやくキャ
ッチし、正確に送信者ごとの関連するメールを固定のフ
ォーマットに合成し、全ての送信者の必要とするグルー
プのメールが揃った時点で関係者に送信することで、通
信端末側に負担をかけることなく、利用者の利便性を向
上させることができ、メールを受信する側が最短期間に
1つのファイルで複数のメールの内容を一度に見ること
ができ、利用者の効率及び管理の容易性を向上させるこ
とができる電子メール通信装置、電子メール通信プログ
ラム及び電子メール通信プログラムを記録した記録媒体
を提供することにある。
【0017】また、本発明の他の目的は、メールサーバ
に雛型となるフォーマットの基本メールと合成する送信
日時を予め合成条件として設定し、該合成条件でメール
を生成できることから、時系列で欲しいような必要な関
連するグループのメールをすばやくキャッチし、送信者
ごとの関連するメールを固定のフォーマットに正確に合
成し、全ての送信者の必要とするサブジェクトのメール
が揃った時点で関係者に送信することで、通信端末側に
負担をかけることなく、利用者の利便性を向上させるこ
とができ、メールを受信する側が最短期間に1つのファ
イルで複数のメールの内容を一度に見ることで、利用者
の効率及び管理の容易性を向上させることができる電子
メール通信装置、電子メール通信プログラム及び電子メ
ール通信プログラムを記録した記録媒体を提供すること
にある。
【0018】また、本発明の他の目的は、メールサーバ
に雛型となるフォーマットの基本メールと合成するサブ
ジェクトを予め合成条件として設定し、該合成条件でメ
ールを生成できることから、必要な関連するサブジェク
トのメールをすばやくキャッチし、送信者ごとの関連す
るメールを固定のフォーマットに正確に合成し、全ての
送信者の必要とするサブジェクトのメールが揃った時点
で関係者に送信することで、通信端末側に負担をかける
ことなく、利用者の利便性を向上させることができ、メ
ールを受信する側が最短期間に1つのファイルで複数の
メールの内容を一度に見ることで、利用者の効率及び管
理の容易性を向上させ、適用期間を設定できることか
ら、メールをより一層絞込み、きめ細かく対応すること
ができる電子メール通信装置、電子メール通信プログラ
ム及び電子メール通信プログラムを記録した記録媒体を
提供することにある。
【0019】また、本発明の他の目的は、メールサーバ
に雛型となるフォーマットの基本メールと合成するメー
ルアドレス等に加え、更にメールを合成する適用期間を
予め合成条件として設定し、該合成条件でメールを生成
できることから、時系列で欲しいような必要な関連する
グループのメールをすばやくキャッチし、送信者ごとの
関連するメールを固定のフォーマットに正確に合成し、
全ての送信者の必要とするグループのメールが揃った時
点で関係者に送信することで、通信端末側に負担をかけ
ることなく、利用者の利便性を向上させることができ、
メールを受信する側が最短期間に1つのファイルで複数
のメールの内容を一度に見ることで、利用者の効率及び
管理の容易性を向上させることができる電子メール通信
装置、電子メール通信プログラム及び電子メール通信プ
ログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の電子メール通信
装置は、電子メールを合成するための合成条件を含む基
本メールを設定する設定手段と、前記設定手段により設
定された前記基本メールを記憶する記憶手段と、通信回
線を介して電子メールを受信する受信手段と、前記受信
手段により受信された電子メールが有する情報と前記記
憶手段に記憶されている基本メールに含まれる合成条件
との比較に基づいて、該当する受信メールを合成して合
成メールを生成する生成手段と、を備えるものである。
【0021】メール端末で電話回線等を利用してメール
サーバに対して電子メールを送受信する電子メール通信
において、具体的には、メールサーバに雛型となるフォ
ーマットを規定した基本メール及びメールの合成条件を
設定する手段と、基本メール及びメールの合成条件を読
み出す手段と、合成条件と受信したメールを比較及び判
定する手段と、合成条件が一致したメールのみ本文をこ
の雛型となるフォーマットを規定した基本メールに合成
する手段と、雛型となるフォーマットを規定した基本メ
ール内の全ての項目が揃ったか否かを判定する手段と、
全て揃った段階で新たにメールを自動作成する手段と、
メール端末からの送信要求により該メールを送信する手
段を備える。
【0022】この場合、メールサーバに対して予め雛型
となるフォーマットを指定した基本のメール及びメール
への合成条件を設定し、メールを受信した際に合成条件
と受信したメール情報とを比較し、一致したメールのみ
雛型となるフォーマットを規定した基本メールに合成
し、基本メール内の全ての項目が揃った段階でメールを
新たに自動作成し、メール端末からの送信要求により該
メールを送信し、メール端末にて受信する。
【0023】前記設定手段は、複数の異なる受信メール
の送信元アドレスに含まれる記号列を前記基本メールに
設定し、前記生成手段は、前記受信手段により受信され
た電子メールの送信元アドレスが前記記憶手段に記憶さ
れている前記基本メールに含まれる記号列のいずれかと
一致する場合に、該当する受信メールを合成して合成メ
ールを生成する。
【0024】この場合、メールの合成条件を設定する手
段として、雛型となるフォーマットを規定した基本メー
ル内にキーワードとアドレスを設定でき、受信メールの
送信元のメールアドレスが一致したメールのみ、メール
本文を基本メール内のキーワードの設定した箇所に合成
し、合成メールを自動生成する。
【0025】また、メールの合成条件を設定する手段と
して、雛型となるフォーマットを規定した基本メール内
にキーワードとアドレスの一部の文字列(例えば、ドメ
イン名)を設定でき、受信メールの送信元のメールアド
レス内の文字列(例えば、ドメイン名)が一致したメー
ルのみ、メール本文を基本メール内のキーワードの設定
した箇所に合成し、合成メールを自動生成する。
【0026】これにより、必要な関連するグループのメ
ールをすばやくキャッチし、正確に送信者ごとの関連す
るメールを固定のフォーマットに合成し、全ての送信者
の必要とするグループのメールが揃った時点で関係者に
送信することで、利用者の利便性を向上させることがで
きる。また、メールを受信する側では、最短期間に1つ
のファイルで複数のメールの内容を1度に見ることがで
きるため、利用者の効率及び管理の容易性を向上させる
ことができる。例えば、各グループごとにお得意先のア
ンケート結果を収集し、決まった数ごとのリストとし
て、関係者に送信することができる。
【0027】前記設定手段は、複数の異なる受信メール
の送信日時を前記基本メールに設定し、前記生成手段
は、前記受信手段により受信された電子メールの送信日
時が前記記憶手段に記憶されている前記基本メールに含
まれる送信日時のいずれかと一致する場合に、該当する
受信メールを合成して合成メールを生成する。
【0028】この場合、メールの合成条件を設定する手
段として、雛型となるフォーマットを規定した基本メー
ル内にキーワードと必要なメールの送信日時を設定で
き、メールの送信日時がこの設定した日時に一致したメ
ールのみ、メールの本文を基本メール内のキーワードを
設定した箇所に合成し、合成メールを自動生成する。
【0029】これにより、必要な関連するグループのメ
ールをすばやくキャッチし、正確に送信者ごとの関連す
るメールを固定のフォーマットに合成し、全ての送信者
の必要とするグループのメールが揃った時点で関係者に
送信することを行い、利用者の利便性を向上させること
ができる。また、メールを受信する側では、最短期間に
1つのファイルで複数のメールの内容を1度に見ること
ができるため、利用者の効率及び管理の容易性を向上さ
せることができる。更に、時系列で送信日時を設定でき
ることから、より一層きめ細かく対応することがきる。
例えば、リアルタイムに送られてくる株価等のメールに
対して、一定の時間間隔、所定の時間でのメールを合成
し、利用者に送信することができる。
【0030】前記設定手段は、複数の異なる受信メール
のサブジェクトに含まれる記号列を前記基本メールに設
定し、前記生成手段は、前記受信手段により受信された
電子メールのサブジェクトが前記記憶手段に記憶されて
いる前記基本メールに含まれる記号列のいずれかと一致
する場合に、該当する受信メールを合成して合成メール
を生成する。
【0031】この場合、メールの合成条件を設定する手
段として、雛型となるフォーマットを規定した基本のメ
ール内にキーワードと必要なメールのサブジェクトの一
部又は全部の文字列を設定でき、サブジェクトが一致し
た受信メールのみ、メール内の本文を基本のメール内の
キーワードを設定した箇所に合成し、合成メールを自動
生成することを特徴としている。
【0032】これにより、必要な関連するサブジェクト
のメールをすばやくキャッチし、正確に送信者ごとの関
連するメールを固定のフォーマットに合成し、全ての送
信者の必要とするサブジェクトのメールが揃った時点で
関係者に送信することを行い、利用者の利便性を向上さ
せることができる。また、メールを受信する側では、最
短期間に1つのファイルで複数のメールの内容を1度に
見ることができるため、利用者の効率及び管理の容易性
を向上させることができる。例えば、得意先から送られ
てくる発注内容のメールに対して、サブジェクトに入れ
てある各機種ごとにメールを合成し、関連業者に送信す
ることができる。
【0033】前記設定手段は、受信メールを合成する適
用期間を前記基本メールに設定し、前記生成手段は、前
記受信手段により受信された電子メールの受信日時が前
記記憶手段に記憶されている前記基本メールに含まれる
適用期間のいずれかと一致する場合に、該適用期間の受
信メールを最新のものに更新して合成して合成メールを
生成する。
【0034】この場合、メールの合成条件を設定する手
段として、雛型となったフォーマットを規定した基本の
メール内にキーワードとメールを合成する適用期間を設
定でき、この期間内においては合成条件に一致する毎に
最新のメールに更新し、この期間が終了になった時点で
の最新の合成メールを自動生成する。
【0035】これにより、必要な関連するサブジェクト
のメールをすばやくキャッチし、正確に送信者ごとの関
連するメールを固定のフォーマットに合成し、全ての送
信者の必要とするサブジェクトのメールが揃った時点で
関係者に送信することを行い、利用者の利便性を向上さ
せることができる。また、メールを受信する側では、最
短期間に1つのファイルで複数のメールの内容を一度に
見ることができるため、利用者の効率及び管理の容易性
を向上させることができる。更に、適用期間を設定でき
ることから、より一層メールを絞込み、きめ細かく対応
することができる。例えば、刻々と変化するデータに対
して、適用期間内の最新データのメールをひとまとめに
して、利用者に送信することができる。
【0036】他の観点において本発明は、コンピュータ
を、電子メールを合成するための合成条件を含む基本メ
ールを設定する設定手段と、前記設定手段により設定さ
れた前記基本メールを記憶する記憶手段と、通信回線を
介して電子メールを受信する受信手段と、前記受信手段
により受信された電子メールが有する情報と前記記憶手
段に記憶されている基本メールに含まれる合成条件との
比較に基づいて、該当する受信メールを合成して合成メ
ールを生成する生成手段と、を備える電子メール通信装
置として機能させるためのプログラムである。
【0037】他の観点において本発明は、コンピュータ
を、電子メールを合成するための合成条件を含む基本メ
ールを設定する設定手段と、前記設定手段により設定さ
れた前記基本メールを記憶する記憶手段と、通信回線を
介して電子メールを受信する受信手段と、前記受信手段
により受信された電子メールが有する情報と前記記憶手
段に記憶されている基本メールに含まれる合成条件との
比較に基づいて、該当する受信メールを合成して合成メ
ールを生成する生成手段と、を備える電子メール通信装
置として機能させるためのプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面と対応して詳細に説明する。図1は、本発明の第1
実施の形態による電子メール通信装置の構成を説明する
ブロック図である。図1には、本電子メール通信装置と
して、メールサーバを示しているが、インターネット等
の通信回線を介して接続されるメール端末と同じハード
ウェア構成を有する。
【0039】本メールサーバは、受信部2、デコーダ
3、CPU(制御部)4、表示装置5、送信部6、エン
コーダ7、ROM8、RAM/HD9、時計10、キー
ボード11、及びCD−ROMドライブ12により構成
される。CPU4は、本メールサーバ全体の動作を制御
する。具体的には、送信部6及び受信部2に対する電子
メールの送受信制御、エンコーダ7及びデコーダ3に対
するデータ変換制御、表示装置5に対する表示制御、キ
ーボード11への入力操作に応じた入力制御、RAM/
HD9又はROM8に格納されている電子メール等のデ
ータ又はプログラム等の読み出し及び書き込み制御、等
を行う。特に、予め設定した基本メール(例えば図5参
照)と受信した電子メールとから合成メール(例えば図
9参照)を生成する。
【0040】受信部2は、電話回線1を利用して電子メ
ールを受信する。デコーダ3は、受信した電子メールの
フォーマットをテキストに変換する。エンコーダ7は、
テキストデータである電子メールを送信するメールフォ
ーマットに変換する。送信部6は、電話回線1を利用し
て電子メールを送信する。
【0041】ROM8は、CPU4を動作させるための
プログラム等を固定的に格納する。RAM/HD9は、
CPU4の処理に必要なデータを一時的に格納するワー
クメモリであり、受信した電子メール又は送信する電子
メール、メール端末に接続する際のユーザID、パスワ
ード等の情報を格納する。表示装置5は、LCD等であ
り、CPU4の指示に基づいて、電子メールや各種設定
内容等を表示する。キーボード11は、メール入力、各
種設定入力を行う。時計10は、電子メールの受信又は
送信時の日時を管理する。
【0042】図2は、本実施の形態によるメールサーバ
の機能を示す機能ブロック図である。本メールサーバ
は、メール受信部51、メール送信部53、メール記憶
部(メールボックス)52、合成メール生成部54、合
成条件判定部55、合成条件読み出し部56、基本メー
ル読み出し部57、合成条件記憶部58、及び合成条件
設定部59の機能により実現される。
【0043】メール受信部51は、図1の受信部2の機
能であり、電話回線1を利用して電子メールを受信す
る。メール記憶部(メールボックス)52は、図1のR
AM/HD9等の機能であり、受信した電子メールを宛
先毎に分類して記憶すると共に、合成メール生成部54
で生成された合成メールを記憶する。
【0044】合成条件設定部59は、図1のキーボード
11等の機能であり、雛型となるメールフォーマット
(基本メール)及び、メールの合成条件を設定する。合
成条件記憶部58は、図1のRAM/HD9等の機能で
あり、合成条件設定部59による設定内容を記憶する。
合成条件読み出し部56は、図1のCPU4の機能であ
り、電子メールを受信する毎に、合成条件記憶部58に
記憶されている合成条件を読み出す。
【0045】合成条件判定部55は、図1のCPU4の
機能であり、受信した電子メールと取り出した合成条件
とが一致しているか否かを判定する。基本メール読み出
し部57は、図1のCPU4の機能であり、合成条件判
定部55による判定で一致する場合に、合成条件記憶部
58に記憶されている雛型となるメールフォーマットを
読み出す。
【0046】合成メール生成部54は、図1のCPU4
の機能であり、基本メール読み出し部57からのメール
フォーマットに基づいて、受信した電子メールを用いて
メールの合成処理を行う。メール送信部53は、図1の
送信部6等の機能であり、メール端末からの送信要求に
応じて、メール記憶部52からの電子メール又は合成メ
ールを電話回線1を利用して送信する。
【0047】次に、本実施の形態によるメールサーバの
動作について説明する。本実施の形態によるメールサー
バは、雛型となるフォーマットを規定した基本のメール
内にキーワードとアドレスを設定する。この場合、メー
ルサーバは、受信した電子メールの送信元のメールアド
レスが一致する場合に、該受信メール本文を基本メール
内のキーワードを設定した箇所に合成して合成メールを
自動生成し、全ての合成項目が揃った段階でメールサー
バへ送信する。
【0048】図3は、本実施の形態によるメールサーバ
での基本メール及び合成条件を設定する動作を説明する
フローチャートである。図4は、本実施の形態によるメ
ールサーバで合成メールを生成する動作を説明するフロ
ーチャートである。また、図5は基本メール、図6〜図
8は受信メール、図9は合成メールを例示する図であ
る。
【0049】図3において、はじめに、メールサーバに
おいて基本メール及び合成条件を設定するため、To欄
及びCc欄に送信元のメールアドレスを入力する(ステ
ップS101)。その後、Sub欄にサブジェクト(タ
イトル)を入力する(ステップS102)。
【0050】次に、メールの本文及び合成条件を入力し
(ステップS103)、この基本メールをメール記憶部
52に記憶する(ステップS104)。図5の基本メー
ルに関して、To欄及びCc欄には、送信元のメールア
ドレス「aaa@kaisya.co.jp,bbb@
kaisya.co.jp,‥」、及び「eee@ka
isya.co.jp」が設定されている。これは、メ
ールを合成した後に「aaa@kaisya.co.j
p,bbb@kaisya.co.jp,‥」及び「e
ee@kaisya.co.jp」に送信することを意
味している。また、Sub欄には、サブジェクト「○○
君、△△さん結婚2次会のご案内」が示されている。
【0051】また、本文欄「(1)日時、場所」には、
合成条件「#MAIL_ADDRESS:bbb@ka
isya.co.jp」が設定されている。「#MAI
L_ADDRESS:」は、メールを合成するための条
件がメールアドレスであることを示すキーワードであ
る。また、メールアドレス「bbb@kaisya.c
o.jp」は、合成対象となる電子メールのアドレスで
ある。
【0052】本文欄「(2)アトラクション」には、合
成条件「#MAIL_ADDRESS:ccc@kai
sya.co.jp」が設定されている。また、本文欄
「(3)2人のプロフィール」には、合成条件「#MA
IL_ADDRESS:ddd@kaisya.co.
jp」が設定されている。また、基本メールの先頭の
「#BASIC_MAIL_FORM」は、通常のメー
ルとは異なる基本メールであることを示すキーワードで
ある。
【0053】図4において、はじめに、メールサーバに
おいて、自分宛ての電子メールを受信する(ステップS
150)。ここで、合成条件記憶部58から図5に示し
た合成条件を含む基本メールを読み出す(ステップS1
51)。受信メールから合成条件である送信元のメール
アドレスを読み出す(ステップS152)。
【0054】図6の受信メールに関して、From欄に
は、送信元のメールアドレス「bbb@kaisya.
co.jp」が示されている。ここで、このメールアド
レスと基本メールから読み出した合成条件「#MAIL
_ADDRESS:bbb@kaisya.co.j
p」と比較する(ステップS153)。この場合、メー
ルアドレスが一致するため、図6の受信メールの本文を
基本メールの合成条件が設定されている欄「(1)日
時、場所」へ挿入する。挿入後は、この基本メール内の
合成条件「#MAIL_ADDRESS:bbb@ka
isya.co.jp」を削除する(ステップS15
4)。
【0055】次に、この基本メール内に合成条件「#M
AIL_ADDRESS:」が存在するか否かを判定す
る(ステップS155)。この場合、合成条件「#MA
IL_ADDRESS:ccc@kaisya.co.
jp」、「#MAIL_ADDRESS:ddd@ka
isya.co.jp」が未だ存在するため、受信メー
ルの待ち状態(ステップS150)となり、次の受信メ
ールに対しても同様な処理が繰り返される。
【0056】次に、図7の受信メールに関して、Fro
m欄には、送信元のメールアドレス「ccc@kais
ya.co.jp」が示されている。ここで、このメー
ルアドレスと基本メールから読み出した合成条件「#M
AIL_ADDRESS:ccc@kaisya.c
o.jp」とを比較する。この場合、メールアドレスが
一致するため、図7の受信メールの本文を基本メールの
合成条件が設定されている欄「(2)アトラクション」
へ挿入する。挿入後は、この基本メール内の合成条件
「#MAIL_ADDRESS:ccc@kaisy
a.co.jp」を削除する。
【0057】次に、この基本メール内に合成条件「#M
AIL_ADDRESS:」が存在するか否かを判定す
る。この場合、合成条件「#MAIL_ADDRES
S:ddd@kaisya.co.jp」が未だ存在す
るため、受信メールの待ち状態となり、次の受信メール
に対しても同様な処理が繰り返される。
【0058】次に、図8の受信メールに関して、Fro
m欄には、送信元のメールアドレス「ddd@kais
ya.co.jp」が示されている。ここで、このメー
ルアドレスと基本メールから読み出した合成条件「#M
AIL_ADDRESS:ddd@kaisya.c
o.jp」とを比較する。この場合、メールアドレスが
一致するため、図8の受信メールの本文を基本メールの
合成条件が設定されている欄「(3)2人のプロフィー
ル」へ挿入する。挿入後は、この基本メール内の合成条
件「#MAIL_ADDRESS:ddd@kaisy
a.co.jp」を削除する。
【0059】次に、この基本メール内に合成条件「#M
AIL_ADDRESS:」が存在するか否かを判定す
る。この場合、基本メール内に合成条件「#MAIL_
ADDRESS:」が無いので、この時点で基本メール
からの合成メールの生成処理を終了し(ステップS15
6)、合成メールをメール記憶部52に記憶する(ステ
ップS157)。
【0060】図9の合成メールに関して説明する。図5
に示した基本メールに、図6〜図8に示した受信メール
の本文の内容が所定の欄(1)〜(3)に挿入されてい
ることがわかる。次に、メール端末からの受信要求に応
答して、To欄及びCc欄に設定されたメールアドレス
に上記合成メールを送信する(ステップS158)。
【0061】本発明の第2実施の形態によるメールサー
バについて説明する。本実施の形態によるメールサーバ
は、メールの合成条件を設定する場合、雛型となるフォ
ーマットを規定した基本メール内にキーワードとアドレ
スの一部の文字列(例えば、ドメイン名)を設定する。
この場合、メールサーバは、合成条件と受信メールの送
信元メールアドレス内の文字列(例えば、ドメイン名)
とが一致した受信メールのみ、該メール本文を基本メー
ル内のキーワードの設定した欄に挿入して合成メールを
自動生成し、全ての合成項目が揃った段階で、メール端
末へ送信する。
【0062】図10は、本実施の形態によるメールサー
バで合成メールを生成する動作を説明するフローチャー
トである。また、図11は基本メール、図12〜図14
は受信メール、図15は合成メールを例示する図であ
る。図11の基本メールに関して、To欄及びCc欄に
は、送信元のメールアドレス「aaa@kaisya.
co.jp,bbb@kaisya.co.j
p,..」、及び「eee@kaisya.co.j
p」が設定されている。これは、メールを合成した後に
「aaa@kaisya.co.jp,bbb@kai
sya.co.jp,‥」及び「eee@kaisy
a.co.jp」に送信することを意味している。ま
た、Sub欄には、サブジェクト「○○商品セミナーの
参加/不参加」が示されている。
【0063】本文欄「(1)A株式会社」には、合成条
件「#MAIL_ADDRESS_WORD:AKK」
が設定されている。「#MAIL_ADDRESS_W
ORD:」は、メールを合成するための条件がメールア
ドレスの一部の文字列であることを示すキーワードであ
る。「AKK」は、合成対象となる電子メールのアドレ
スの一部の文字列である。
【0064】次に、本文欄「(2)B株式会社」には、
合成条件「#MAIL_ADDRESS_WORD:B
KK」が設定されている。本文欄「(3)株式会社C」
には合成条件「#MAIL_ADDRESS_WOR
D:KKC」が設定されている。基本メールの先頭の
「#BASIC_MAIL_FORM」は、通常のメー
ルとは異なり、基本メールであることを示すキーワード
である。
【0065】図10において、はじめに、メールサーバ
において、自分宛てのメールを受信する(ステップS1
80)。次に、合成条件記憶部58(図2参照)から図
11に示した合成条件を含む基本メールを読み出す(ス
テップS181)。受信メールから送信元のメールアド
レスを取り出す(ステップS182)。図12の受信メ
ールに関して、From欄には、送信元のメールアドレ
ス「bbb@akk.co.jp」が示されている。
【0066】ここで、このメールアドレスと基本メール
から読み出した合成条件「#MAIL_ADDRESS
_WORD:AKK」とを比較する(ステップS18
3)。この場合、メールアドレスの一部の文字列「AK
K」が一致するため、図12の受信メールの本文を基本
メールの合成条件が設定されている欄「(1)A株式会
社」へ挿入する。挿入後、この基本メール内の合成条件
「#MAIL_ADDRESS_WORD:AKK」を
削除する(ステップS184)。
【0067】次に、この基本メール内に合成条件「#M
AIL_ADDRESS_WORD:」が存在するか否
かを判定する(ステップS185)。この場合、合成条
件「#MAIL_ADDRESS_WORD:BKK、
#MAIL_ADDRRESS_WORD:KKC」が
未だ存在するため、受信メールの待ち状態(ステップS
180)となり、次の受信メールに対しても同様な処理
が繰り返される。
【0068】図13の受信メールに関して、From欄
には、送信元のメールアドレス「ccc@bkk.c
o.jp」が示されている。ここで、このメールアドレ
スと基本メールから読み出した合成条件「#MAIL_
ADDRESS_WORD:BKK」とを比較する。こ
の場合、メールアドレスの一部の文字列「BKK」が一
致するため、図13の受信メールの本文を基本メールの
合成条件が設定されている欄「(2)B株式会社」へ挿
入する。挿入後は、この基本メール内の合成条件「#M
AIL_ADDRESS_WORD:BKK」を削除す
る。
【0069】次に、この基本メール内に合成条件「#M
AIL_ADDRESS_WORD:」が存在するか否
かを判定する。この場合、合成条件「#MAIL_AD
DRESS_WORD:KKC」が未だ存在するため、
受信メールの待ち状態(ステップS180)となり、次
の受信メールに対しても同様な処理が繰り返される。
【0070】図14の受信メールに関して、From欄
には、送信元のメールアドレス「ddd@kkc.c
o.jp」が示されている。ここで、このメールアドレ
スと基本メールから読み出した合成条件「#MAIL_
ADDRESS_WORD:KKC」とを比較する。こ
の場合、メールアドレスの一部の文字列「KKC」が一
致するため、図14の受信メールの本文を基本メールの
合成条件が設定されている欄「(3)株式会社 C」へ
挿入する。挿入後は、この基本メール内の合成条件「#
MAIL_ADDRESS_WORD:KKC」を削除
する。
【0071】次に、この基本メール内に合成条件「#M
AIL_ADDRESS_WORD:…」が存在するか
否かを判定する(ステップS185)。この場合、基本
メール内に合成条件「#MAIL_ADDRESS_W
ORD:…」が無いので、この時点で基本メールからの
合成メールの生成処理を終了し(ステップS186)、
合成メールをメール記憶部52に記憶する(ステップS
187)。
【0072】図15の合成メールに関して説明する。図
11に示した基本メールに、図12〜図14に示した受
信メールの本文の内容が所定の欄(1)〜(3)に挿入
されていることがわかる。次に、メール端末からの受信
要求に応答して、To欄及びCc欄に設定されたメール
アドレスに上記合成メールを送信する(ステップS18
8)。
【0073】つぎに、本発明の第3実施の形態によるメ
ールサーバについて説明する。本実施の形態によるメー
ルサーバは、メールの合成条件を設定する手段として、
雛型となるフォーマットを規定した基本メール内にキー
ワードと必要な受信メールの送信日時を設定する。この
場合、メールサーバは、メールの送信日時がこの設定し
た日時に一致したメールのみ、メールの本文を基本メー
ル内のキーワードを設定した箇所に合成して合成メール
を自動生成し、全ての合成項目が揃った段階でメール端
末へ送信する。
【0074】図16は、本実施の形態によるメールサー
バで合成メールを生成する動作を説明するフローチャー
トである。また、図17は基本メール、図18〜図22
は受信メール、図23は合成メールを例示する図であ
る。図17の基本メールに関して、To欄及びCc欄に
は、送信元のメールアドレス「aaa@kaisya.
co.jp,bbb@kaisya.co.jp‥.」
及び「ddd@kaisya.co.jp」が設定され
ている。これは、メールを合成した後に「aaa@ka
isya.co.jp,bbb@kaisya.co.
jp,‥」及び「ddd@kaisya.co.jp」
に送信することを意味している。Sub欄には、サブジ
ェクト「○○会社 株式推移情報」が示されている。
【0075】基本メールの先頭の「#BASIC_MA
IL_FORM」は、通常のメールとは異なり、基本メ
ールであることを示すキーワードである。また、本文欄
「(1)10時」には合成条件である送信日時「#SA
MPLING_TIME:10:00」、本文欄
「(2)2時」には合成条件「#SAMPLING_T
IME:02:00」、本文欄「(3)5時」には合成
条件「#SAMPLING_TIME:05:00」が
設定されている。「#SAMPLING_TIME」
は、合成日時を示すキーワードである。
【0076】図16において、はじめに、メールサーバ
において、自分宛てのメールを受信する(ステップS2
01)。合成条件記憶部58(図2参照)から図17に
示した合成日時の合成条件を含んだ基本メールを読み出
す(ステップS202)。受信メールから送信日時を取
り出す(ステップS203)。
【0077】図18の受信メールに関して、From欄
には、送信元のメールアドレス「xxx@kk.co.
jp」が示されている。また、Time欄には、送信日
時「10:05」が示されている。ここで、この受信メ
ールに示されている送信日時「10:05」と、基本メ
ールから読み出した合成条件「#SAMPLING_T
IME:10:00」、「#SAMPLING_TIM
E_2:00」、「#SAMPLING_TIME:
5:00」とを比較する(ステップS204)。
【0078】この場合、合成条件「#SAMPLING
_TIME:10:00」が一致するため、図18の受
信メールの本文を基本メールの合成条件が設定されてい
る欄「(1)10時」へ挿入する。挿入後は、この基本
メール内の合成条件「#SAMPLING_TIME:
10:00」を削除する(ステップS205)。
【0079】次に、この基本メール内に合成条件「#S
AMPLING_TIME:」が存在するか否かを判定
する(ステップS206)。この場合、合成条件「#S
AMPLING_TIME:02:00」、「#SAM
PLING_TIME:05:00」が未だ存在するた
め、受信メールの受信待ち状態となり(ステップS20
1)、次の受信メールに対しても同様な処理が繰り返さ
れる。
【0080】図21の受信メールに関して、From欄
には、送信元のメールアドレス「xxx@kk.co.
jp」が示されている。また、Time欄には、送信日
時「2:25」が示されている。ここで、この受信メー
ルに示されている送信日時「2:25」と、基本メール
から読み出した合成条件「#SAMPLING_TIM
E_02:00」、「#SAMPLING_TIME:
05:00」とを比較する。
【0081】この場合、合成条件「#SAMPLING
_TIME:02:00」が一致するため、図21の受
信メールの本文を基本メールの合成条件が設定されてい
る欄「(2)2時」へ挿入する。挿入後は、この基本メ
ール内の合成条件「#SAMPLING_TIME:0
2:00」を削除する。
【0082】次に、この基本メール内に合成条件「#S
AMPLING_TIME:」が存在するか否かを判定
する。この場合、合成条件「#SAMPLING_TI
ME:05:00」が未だ存在するため、受信メールの
受信待ち状態となり、次の受信メールに対しても同様な
処理が繰り返される。
【0083】図22の受信メールに関して、From欄
には、送信元のメールアドレス「xxx@kk.co.
jp」が示されている。また、Time欄には、送信日
時「5:34」が示されている。ここで、この受信メー
ルに示されている送信日時「5:34」と、基本メール
から読み出した合成条件「#SAMPLING_TIM
E:05:00」とを比較する。
【0084】この場合、合成条件「#SAMPLING
_TIME:05:00」が一致するため、図22の受
信メールの本文を基本メールの合成条件が設定されてい
る欄「(2)5時」へ挿入する。挿入後は、この基本メ
ール内の合成条件「#SAMPLING_TIME:0
5:00」を削除する。
【0085】次に、この基本メール内に合成条件「#S
AMPLING_TIME:…」が存在するか否かを判
定する。この場合、基本メール内に合成条件「#SAM
PLING_TIME:…」が無いので、この時点で基
本メールからの合成メールの生成処理を終了し(ステッ
プS207)、合成メールをメール記憶部52に記憶す
る(ステップS208)。
【0086】図23の合成メールに関して説明する。図
18〜図22に示す受信メールのうち、図18、図21
及び図22に示した受信メールの本文の内容が所定の欄
(1)〜(3)に挿入されていることがわかる。受信メ
ールの中で、図19、20の受信メールについては、合
成日時が合成条件に一致しないため、図23の合成メー
ルには挿入されていない。次にメール端末からの受信要
求により、この合成メールをメール端末へ送信する(ス
テップS209)。
【0087】つぎに、本発明の第4実施の形態によるメ
ールサーバについて説明する。本実施の形態によるメー
ルサーバは、メールの合成条件を設定する手段として、
雛型となるフォーマットを規定した基本メール内にキー
ワードと必要なメールのサブジェクトの一部、又は全部
の文字列を設定する。この場合、メールサーバは、サブ
ジェクトが一致した受信メールのみ、メール内の本文を
基本のメール内のキーワードを設定した箇所に合成して
合成メールを自動生成し、全ての合成項目が揃った投階
でメール端末へ送信する。
【0088】図24は、本実施の形態によるメールサー
バで合成メールを生成する動作を説明するフローチャー
トである。また、図25は基本メール、図26〜図28
は受信メール、図29は合成メールを例示する図であ
る。図25の基本メールに関して、To欄及びCc欄に
は、送信元のメールアドレス「aaa@kaisya.
co.jp,bbb@kaisya.co.jp,‥」
及び「eee@kaisya.co.jp」が設定され
ている。これは、メールを合成した後に「aaa@ka
isya.co.jp,bbb@kaisya.co.
jp,‥」及び「eee@kaisya.co.jp」
に送信することを意味している。Sub欄には、サブジ
ェクト「3月4日 注文リスト」が示されている。
【0089】基本メールの先頭の「#BASIC_MA
IL_FORM」は、通常のメールとは異なり、基本メ
ールであることを示すキーワードである。また、本文欄
「3月4日 注文リスト 本日注文分 3件」には、合
成条件「#SUBJECT:注文」、「#SUBJEC
T:キャンセル」、「#SUBJECT:変更」と設定
されている。「#SUBJECT:」は、受信メールを
合成するための条件が、サブジェクトの一部の文字列で
あることを示すキーワードである。また、「注文」は、
合成対象となる受信メールのサブジェクトの一部の文字
列である。この基本メールにより、サブジェクトに「注
文」、「キャンセル」、「変更」という文字が付く受信
メールを合計3件合成することになる。
【0090】図24において、はじめに、メールサーバ
において、自分宛てのメールを受信する(ステップS2
50)。ここで、合成条件記憶部58から図25のよう
な合成条件を含む基本メールを読み出す(ステップS2
51)。受信メールから合成条件であるサブジェクトを
取り出す(ステップS252)。
【0091】図26の受信メールに関して、From欄
には、送信元のメールアドレス「bbb@kaisy
a.co.jp」が示されている。また、Sub欄に
は、サブジェクト「XXXの注文」が示されている。ま
た、本文には、型名「XXX−XXX」、数量「1
ヶ」、希望納期「3月10日」、及び納入先「△△」が
示されている。
【0092】ここで、この受信メールに示されているサ
ブジェクト「XXXの注文」と、基本メールから読み出
した合成条件「#SUBJECT:注文」とを比較する
(ステップS253)。この場合、合成条件「#SUB
JECT」が一致するため、図26の受信メールの本文
を基本メールの合成条件が設定されている本文欄へ挿入
する。挿入後は、この基本メール内の合成条件「#SU
BJECT:注文」を削除する(ステップS254)。
【0093】次に、この基本メール内に合成条件「#S
UBJECT:」が存在するか否かを判定する(ステッ
プS255)。この場合、合成条件「#SUBJEC
T:」が未だ2つ存在するため、受信メールの受信待ち
状態となり(ステップS250)、次の受信メールに対
しても同様な処理が繰り返される。
【0094】図27の受信メールに関して、From欄
には、送信元のメールアドレス「ccc@kaisy
a.co.jp」が示されている。また、Sub欄に
は、サブジェクト「YYYのキャンセル」が示されてい
る。また、本文には、型名「YYY−YYY」及び数量
「5ヶ」が示されている。
【0095】ここで、この受信メールに示されているサ
ブジェクト「YYYのキャンセル」と、基本メールから
読み出した合成条件「#SUBJECT:キャンセル」
とを比較する。この場合、合成条件「#SUBJEC
T:」が一致するため、図27の受信メールの本文を基
本メールの合成条件が設定されている本文欄へ挿入す
る。挿入後は、この基本メール内の合成条件「#SUB
JECT:キャンセル」を削除する。
【0096】次に、この基本メール内に合成条件「#S
UBJECT:」が存在するか否かを判定する。この場
合、合成条件「#SUBJECT:」が未だ1つ存在す
るため、受信メールの受信待ち状態となり、次の受信メ
ールに対しても同様な処理が繰り返される。
【0097】図28の受信メールに関して、From欄
には、送信元のメールアドレス「ddd@kaisy
a.co.jp」が示されている。また、Sub欄に
は、サブジェクト「ZZZの変更」が示されている。ま
た、本文には、型名「XXX−XXX → ZZZ−Z
ZZ」、数量「1ヶ」、希望納期「3月10日」、及び
納入先「△△」が示されている。
【0098】ここで、この受信メールに示されているサ
ブジェクト「ZZZの変更」と、基本メールから読み出
した合成条件「#SUBJECT:変更」とを比較す
る。この場合、合成条件「#SUBJECT:」が一致
するため、図28の受信メールの本文を基本メールの合
成条件が設定されている本文欄へ挿入する。挿入後は、
この基本メール内の合成条件「#SUBJECT:注
文」を削除する。
【0099】次に、この基本メール内に合成条件「#S
UBJECT:…」が存在するか否かを判定する。この
場合、基本メール内に合成条件「#SUBJECT:
…」が無いので、この時点で基本メールからの合成メー
ルの生成処理を終了し(ステップS256)、合成メー
ルをメール記憶部52に記憶する(ステップS25
7)。図29の合成メールに関して説明する。図26〜
図29に示した受信メールの本文の内容が所定の欄に挿
入されていることがわかる。次に、メール端末からの受
信要求により、この合成メールをメール端末へ送信する
(ステップS258)。
【0100】つぎに、本発明の第5実施の形態によるメ
ールサーバについて説明する。本実施の形態によるメー
ルサーバは、メールの合成条件を設定する手段として、
雛型となったフォーマットを規定した基本メール内にキ
ーワードと受信メールの合成を適用する期間を設定す
る。この場合、メールサーバは、この期間内においては
合成条件に一致する毎に最新のメールに更新し、この期
間が終了になった時点での最新の合成メールを自動生成
する。
【0101】図30は、本実施の形態によるメールサー
バでの基本メール及び合成条件を設定する動作を説明す
るフローチャートである。図31は、本実施の形態によ
るメールサーバで合成メールを生成する動作を説明する
フローチャートである。また、図32は基本メール、図
33〜図35は受信メール、図36は合成メールを例示
する図である。
【0102】図30において、はじめに、メールサーバ
において基本メール及び合成条件を設定するため、To
欄及びCc欄に送信元のメールアドレスを入力する(ス
テップS301)。その後、Sub欄にサブジェクトを
入力する(ステップS302)。次に、メールの本文及
び合成条件を入力し(ステップS303)、メールの合
成適用期間を入力する(ステップS304)。この基本
メールをメール記憶部52に記憶する(ステップS30
5)。
【0103】図32の基本メールに関して、To欄及び
Cc欄には、送信元のメールアドレス「aaa@kai
sya.co.jp,bbb@kaisya.co.j
p,‥」及び「ddd@kaisya.co.jp」が
設定されている。これは、メールを合成した後に「aa
a@kaisya.co.jp,bbb@kaisy
a.co.jp,‥」及び「ddd@kaisya.c
o.jp」に送信することを意味している。Sub欄に
はサブジェクト「3月4日 注文リスト」が示されてい
る。
【0104】#TIME欄には、受信メールを合成する
適用期間「2000/03/0409:00−2000
/03/04 18:00」が示されている。これは、
「2000/03/04 09:00」から、「200
0/03/04 18:00」までの期間に受信したメ
ールを合成する対象にすることを意味している。基本メ
ールの先頭の「#BASIC_MAIL_FORM」
は、通常のメールとは異なり、基本メールであることを
示すキーワードである。
【0105】本文欄「3月4日 注文リスト 本日受付
分 2件」には、合成条件「#SUBJECT:注
文」、「#SUBJECT:キャンセル」が設定されて
いる。合成条件「#SUBJECT:」は、受信メール
を合成するための条件が、サブジェクトの一部の文字列
であることを示すキーワードである。また、「注文」、
「キャンセル」は、合成対象となる受信メールのサブジ
ェクトの一部の文字列である。この基本メールにより、
サブジェクトに「注文」又は「キャンセル」という文字
を含む受信メールを合計2件合成することになる。
【0106】図31において、はじめに、メールサーバ
において、自分宛てのメールを受信する(ステップS3
50)。ここで、合成条件記憶部58に記憶されてい
る、図32のような合成条件を含む基本メールから合成
適用期間を読み出し(ステップS351)、現在の時刻
(受信日時)を読み出す(ステップS352)。
【0107】図33の受信メールに関して、受信日時欄
には、日時「2000/3/4 10:05:00」が
示されている。From欄には、送信元のメールアドレ
ス「bbb@kaisya.co.jp」が示されてい
る。Sub欄には、サブジェクト「XXXの注文」が示
されている。また、本文には、型名「XXX−XX
X」、数量「1ヶ」、希望納期「3月10日」、及び納
入先「△△」が示されている。
【0108】次に、現在日時が合成適用期間のスタート
日時「2000/03/04 09:00」以降か否か
を判定する(ステップS353)。ここで、現在日時が
合成適用期間のスタート日時以降である場合にはステッ
プS354に進み、スタート日時以降でない場合にはス
テップS350に戻る。この場合には、現在日時「20
00/3/4 10:05:00」が合成適用期間のス
タート日時「2000/03/04 09:00」以降
であるので、ステップS354に進む。
【0109】次に、現在日時が合成適用期間のエンド日
時以前か否かを判定する(ステップS354)。ここ
で、現在日時が合成適用期間のエンド日時以前である場
合にはステップS355に進み、エンド日時以前でない
場合にはステップS359に進む。この場合には、現在
日時「2000/3/4 10:05:00」が合成適
用期間のエンド日時「2000/03/04 18:0
0」以前であるので、ステップS355に進む。
【0110】次に、合成条件記憶部58から合成条件の
サブジェクトを含んだ基本メールを読み出し(ステップ
S355)、受信メールのサブジェクトを取り出す(ス
テップS356)。ここで、この受信メールに示されて
いるサブジェクト「XXXの注文」と、基本メールから
読み出した合成条件「#SUBJECT:注文」とを比
較する(ステップS357)。
【0111】この場合、合成条件「#SUBJEC
T:」が一致するため、図33の受信メールの本文を基
本メールの合成条件が設定されている本文欄へ挿入す
る。挿入後は、この基本メール内の合成条件「#SUB
JECT:注文」を削除し(ステップS358)、受信
メールの受信待ち状態となり(ステップS350)、次
の受信メールに対しても同様な処理が繰り返される。
【0112】図34の受信メールに関して、受信日時欄
には、日時「2000/03/0415:10」が示さ
れている。From欄には、送信元のメールアドレス
「ccc@kaisya.co.jp」が示されてい
る。Sub欄には、サブジェクト「YYYのキャンセ
ル」が示されている。また、本文には、型名「YYY−
YYY」、及び数量「5ヶ」が示されている。
【0113】次に、現在日時が合成適用期間のスタート
日時「2000/03/04 09:00」以降か否か
を判定する。この場合には、現在日時「2000/03
/04 15:10」が合成適用期間のスタート日時
「2000/03/04 09:00」以降であると判
定される。
【0114】次に、現在日時が合成適用期間のエンド日
時以前かを判定する。この場合には、現在日時「200
0/3/4 10:05:00」が合成適用期間のエン
ド日時「2000/03/04 18:00」以前であ
ると判定される。次に、合成条件記憶部58から合成条
件のサブジェクトを含んだ基本メールを読み出し、受信
メールのサブジェクトを取り出す。ここで、この受信メ
ールに示されているサブジェクト「YYY−YYYのキ
ャンセル」と、基本メールから読み出した合成条件「#
SUBJECT:キャンセル」とを比較する。
【0115】この場合、合成条件「#SUBJEC
T:」が一致するため、図34の受信メールの本文を基
本メールの合成条件が設定されている本文欄へ挿入す
る。挿入後は、この基本メール内の合成条件「#SUB
JECT:キャンセル」を削除し、受信メールの受信待
ち状態となり、次の受信メールに対しても同様な処理が
繰り返される。
【0116】図35の受信メールに関して、受信日時欄
には、日時「2000/03/0420:13」が示さ
れている。From欄には、送信元のメールアドレス
「ddd@kaisya.co.jp」が示されてい
る。Sub欄には、サブジェクト「ZZZの変更」が示
されている。また、本文には、型名「XXX−XXX→
ZZZ−ZZZ」、数量「1ヶ」、希望納期「3月1
0日」、及び納入先「△△」が示されている。
【0117】次に、現在日時が合成適用期間のスタート
日時「2000/03/04 09:00」以降か否か
を判定する。この場合には、現在日時「2000/03
/04 20:13」が合成適用期間のスタート日時
「2000/03/04 09:00」以降であると判
定される。次に、現在日時が合成適用期間のエンド日時
以前かを判定する。この場合には、現在日時「2000
/3/4 20:13」が合成適用期間のエンド日時
「2000/03/04 18:00」以前ではないと
判定される。
【0118】この時点で、図33〜図35の受信メール
を対象とした、基本メールからの合成メールの生成処理
を終了し(ステップS359)、合成メールをメール記
憶部52に記憶する(ステップS360)。図36の合
成メールに関して説明する。図33〜図35に示す受信
メールのうち、図33及び図34に示した受信メールの
本文の内容が所定の欄に挿入されていることがわかる。
次に、メール端末からの受信要求により、この合成メー
ルをメール端末へ送信する(ステップS361)。
【0119】つぎに、本発明の第6実施の形態によるメ
ールサーバについて説明する。本実施の形態によるメー
ルサーバは、雛型となるフォーマットを規定した基本メ
ールの空いている合成箇所において、予め設定した所定
のデータを合成し、合成メールを自動生成し、全ての合
成項目が揃った段階でメール端末へ送信する。
【0120】図37は、本実施の形態によるメールサー
バで合成メールを生成する動作を説明するフローチャー
トである。また、図38は基本メール、図39〜図41
は受信メール、図42は合成メールを例示する図であ
る。図38の基本メールに関して、To欄及びCc欄に
は、送信元のメールアドレス「aaa@kaisya.
co.jp,bbb@kaisya.co.jp,‥」
及び「ddd@kaisya.co.jp」が設定され
ている。これは、メールを合成した後に「aaa@ka
isya.co.jp,bbb@kaisya.co.
jp,‥」及び「ddd@kaisya.co.jp」
に送信することを意味している。
【0121】また、Sub欄には、サブジェクト「○○
君、△△さん結婚2次会のご案内」が示されている。#
TIME欄には、受信メールを合成する適用期間「20
00/08/10−2000/08/20」が示されて
いる。これは、「2000/08/10」から、「20
00/08/20」までの期間に受信したメールを合成
対象とすることを意味している。基本メールの先頭の
「#BASIC_MAIL_FORM」は、通常のメー
ルとは異なり、基本メールであることを示すキーワード
である。
【0122】また、本文欄「(1)日時、場所」には、
合成条件「#MAIL_ADDRESS:aaa@ka
isya.co.jp」が、本文欄「(2)アトラクシ
ョン」には、合成条件「#MAIL_ADDRESS:
bbb@kaisya.co.jp」が、本文欄
「(3)2人のプロフィール」には、合成条件「#MA
IL_ADDRESS:ccc@kaisya.co.
jp」が設定されている。「#MAIL_ADDRES
S:」は、受信メールを合成するための条件が後続する
メールアドレスであることを示すキーワードである。
【0123】図37において、はじめに、メールサーバ
において、自分宛てのメールを受信する(ステップS4
00)。合成条件記憶部58に記憶されている、図38
のような合成条件を含む基本メールから合成適用期間を
読み出し(ステップS401)、現在の時刻(受信日
時)を読み出す(ステップS402)。次に、現在日時
が合成適用期間のスタート日時以降か判定する(ステッ
プS403)。
【0124】図39の受信メールに関して、受信日時欄
には、日時「2000/08/148:00」が示され
ている。From欄には、送信元のメールアドレス「a
bc@kaisya.co.jp」が示されている。S
ub欄には、サブジェクト「結婚2次会の開催日時、場
所について」が示されている。また、本文欄には、日時
「2000年8月30日(日)PM6:00〜」、場所
「□□ビル3F レストラン」、及び地図が示されてい
る。
【0125】次に、現在日時が合成適用期間のスタート
日時「2000/08/10」以降か否かを判定する
(ステップS403)。ここで、現在日時が合成適用期
間のスタート日時以降である場合にはステップS404
に進み、スタート日時以降でない場合にはステップS4
00に戻る。この場合には、現在日時「2000/08
/14 8:00」が合成適用期間のスタート日時「2
000/08/10」以降であるので、ステップS40
4に進む。
【0126】次に、現在日時が合成適用期間のエンド日
時以前か否かを判定する(ステップS404)。ここ
で、現在日時が合成適用期間のエンド日時以前である場
合にはステップS405に進み、エンド日時以前でない
場合にはステップS409に進む。この場合には、現在
日時「2000/08/14 8:00」が合成適用期
間のエンド日時「2000/08/20」以前であるの
で、ステップS405に進む。
【0127】次に、合成条件記憶部58から合成条件の
アドレスを含んだ基本メールを読み出し(ステップS4
06)、受信メールのアドレスを取り出す(ステップS
406)。ここで、この受信メールに示されているアド
レス「abc@kaisya.co.jp」と、基本メ
ールから読み出した合成条件とを比較する(ステップS
407)。
【0128】この場合、合成条件「#MAIL_ADD
RESS:abc@kaisya.co.jp」と一致
するため、図39の受信メールの本文を基本メールの合
成条件が設定されている本文欄へ挿入する。挿入後は、
この基本メール内の合成条件「#MAIL_ADDRE
SS:abc@kaisya.co.jp」を削除する
(ステップS408)。
【0129】次に、この基本メール内に合成条件「#M
AIL_ADDRESS:」が存在するか否かを判定す
る。この場合、合成条件「#MAIL_ADDRES
S:」が未だ2つ存在するため、受信メールの受信待ち
状態となり(ステップS400)、次の受信メールに対
しても同様な処理が繰り返される。
【0130】図40の受信メールに関して、受信日時欄
には、日時「2000/08/1923:00」が示さ
れている。From欄には、送信元のメールアドレス
「bbb@kaisya.co.jp」が示されてい
る。Sub欄には、サブジェクト「2次会のアトラクシ
ョンについて」が示されている。また、本文欄には、
「・部長の挨拶 6:00〜 △△部長」、「・宣伝ゲ
ーム 6:30〜 景品:A,B,C」、「・花束贈呈
7:30〜 プレゼンター:A子さん」が示されてい
る。ここで、現在日時が合成適用期間のスタート日時以
降か否かを判定する。この場合には、現在日時「200
0/08/19 23:00」は、合成適用期間のスタ
ート日時「2000/08/10」以降であると判定さ
れる。
【0131】次に、現在日時が合成適用期間のエンド日
時以前かを判定する。この場合には、現在日時「200
0/08/19 23:00」が合成適用期間のエンド
日時「2000/08/20」以前であると判定され
る。次に、合成条件記憶部58から合成条件のアドレス
を含んだ基本メールを読み出し、受信メールのアドレス
を取り出す。ここで、この受信メールに示されているア
ドレス「bbb@kaisya.co.jp」と、基本
メールから読み出した合成条件とを比較する。
【0132】この場合、合成条件「#MAIL_ADD
RESS:bbb@kaisya.co.jp」が一致
するため、図40の受信メールの本文を基本メールの合
成条件が設定されている本文欄へ挿入する。挿入後は、
この基本メール内の合成条件「#MAIL_ADDRE
SS:bbb@kaisya.co.jp」を削除す
る。
【0133】次に、この基本メール内に合成条件「#M
AIL_ADDRESS:」が存在するか否かを判定す
る。この場合、合成条件「#MAIL_ADDRES
S:」が未だ1つ存在するため、受信メールの受信待ち
状態となり、次の受信メールに対しても同様な処理が繰
り返される。
【0134】図41の受信メールに関して、「#DEF
AULT_MAIL」は、通常のメールとは異なり、デ
フォルトであることを示すキーワードである。本文欄に
は、「***ないしょ***」が示されている。図37
において、合成適用期間のスタート日時「2000/0
3/04 09:00」以降であり(ステップS40
3,Yes)、合成適用期間のエンド日時以前でない場合
(ステップS404,No)、合成メールの挿入箇所の残
数がゼロであるか否かを判別する(ステップS40
9)。
【0135】ここで、合成メールの挿入箇所の残数がゼ
ロでない場合、デフォルトメールの本文を基本メールの
所定欄「(3)2人のプロフィール」に挿入する(ステ
ップS410)。この時点で、図39〜図41の受信メ
ールを対象とした、基本メールからの合成メールへの生
成処理を終了し(ステップS411)、合成メールをメ
ール記憶部52に記憶する(ステップS412)。図4
2の合成メールに関して説明する。図39〜図41に示
す受信メールの本文の内容が所定の欄に挿入されている
ことがわかる。次に、メール端末からの受信要求によ
り、この合成メールをメール端末へ送信する(ステップ
S413)。
【0136】上述した第6実施の形態では、上記適用期
間内にて入手できなかったメールに対する項目に対して
は、空欄となり、見栄えが悪く、このメールを受け取っ
た第3の者にとっては内容が理解できにくい。また、項
目に対するメールがない場合は、ある特定の内容を記載
したいといったことができない。
【0137】本実施の形態により、メールサーバに雛型
となるフォーマットの基本メール内にデフォルトの内容
を予め設定しておくことで、適用期間内に入手できなか
ったメールに対する項目に対して、デフォルトの内容を
適用し、利用者の利便性の向上、きめ細かな対応によっ
てメールの内容の充実を図ることができる。
【0138】この場合、雛型となるフォーマットを規定
した基本のメールの空いている合成箇所において、予め
設定した所定のデータを合成し、合成メールを自動生成
する。これにより、適用期間内に入手できなかったメー
ルに対する項目に対して、このデフォルトの内容を適用
し、利用者の利便性の向上、きめ細かな対応によってメ
ールの内容の充実を図ることができる。例えば、メール
が入手できなかった項目に対して、「現在、検討中」、
「現在、作成中」といった内容を付加し、きめ細かな内
容で利用者に送信することができる。
【0139】つぎに、本発明の第7実施の形態によるメ
ールサーバについて説明する。本実施の形態によるメー
ルサーバは、基本メール内に本文が合成されたメールに
おいて、メールボックスから削除する。図43は、本実
施の形態によるメールサーバで合成メールを生成する動
作を説明するフローチャートである。なお、ここでは、
上述した第1実施の形態による基本メール(図5参
照)、受信メール(図6〜図8参照)、合成メール(図
9参照)を用いて説明する。
【0140】図43において、はじめに、メールサーバ
において、自分宛ての電子メールを受信する(ステップ
S450)。ここで、合成条件記憶部58から図5に示
した合成条件を含む基本メールを読み出す(ステップS
451)。図6に示した受信メールから合成条件である
送信元のメールアドレスを読み出す(ステップS45
2)。
【0141】ここで、このメールアドレスと基本メール
から読み出した合成条件「#MAIL_ADDRES
S:bbb@kaisya.co.jp」と比較する
(ステップS453)。この場合、メールアドレスが一
致するため、図6の受信メールの本文を基本メールの合
成条件が設定されている欄「(1)日時、場所」へ挿入
する。挿入後は、この基本メール内の合成条件「#MA
IL_ADDRESS:bbb@kaisya.co.
jp」を削除し(ステップS454)、合成した元の受
信メール(図6参照)を削除する(ステップS45
5)。
【0142】次に、この基本メール内に合成条件「#M
AIL_ADDRESS:」が存在するか否かを判定す
る(ステップS456)。この場合、合成条件「#MA
IL_ADDRESS:ccc@kaisya.co.
jp」、「#MAIL_ADDRESS:ddd@ka
isya.co.jp」が未だ存在するため、受信メー
ルの待ち状態(ステップS450)となり、次の受信メ
ールに対しても同様な処理が繰り返される。
【0143】次に、図7の受信メールに関して、送信元
のメールアドレスと基本メールから読み出した合成条件
「#MAIL_ADDRESS:ccc@kaisy
a.co.jp」とを比較する。この場合、メールアド
レスが一致するため、図7の受信メールの本文を基本メ
ールの合成条件が設定されている欄「(2)アトラクシ
ョン」へ挿入する。挿入後は、この基本メール内の合成
条件「#MAIL_ADDRESS:ccc@kais
ya.co.jp」を削除し、合成した元の受信メール
(図7参照)を削除する。
【0144】次に、この基本メール内に合成条件「#M
AIL_ADDRESS:」が存在するか否かを判定す
る。この場合、合成条件「#MAIL_ADDRES
S:ddd@kaisya.co.jp」が未だ存在す
るため、受信メールの待ち状態となり、次の受信メール
に対しても同様な処理が繰り返される。
【0145】図8の受信メールに関して、送信元のメー
ルアドレスと基本メールから読み出した合成条件「#M
AIL_ADDRESS:ddd@kaisya.c
o.jp」とを比較する。この場合、メールアドレスが
一致するため、図8の受信メールの本文を基本メールの
合成条件が設定されている欄「(3)2人のプロフィー
ル」へ挿入する。挿入後は、この基本メール内の合成条
件「#MAIL_ADDRESS:ddd@kaisy
a.co.jp」を削除し、合成した元の受信メール
(図8参照)を削除する。
【0146】次に、この基本メール内に合成条件「#M
AIL_ADDRESS:」が存在するか、否かを判定
する。この場合、基本メール内に合成条件「#MAIL
_ADDRESS:」が無いので、この時点で基本メー
ルからの合成メールの生成処理を終了し(ステップS4
57)、合成メール(図9参照)をメール記憶部52に
記憶する(ステップS458)。次に、メール端末から
の受信要求に応答して、To欄及びCc欄に設定された
メールアドレスに上記合成メールを送信する(ステップ
S459)。上述した第1〜第6実施の形態では、新た
なメールに合成後も元のメールを存在させると2重でデ
ータを持つことになり、メモリの使用量、及びメールの
送信時間を増大させることになる。
【0147】本実施の形態により、雛型となるフォーマ
ットを規定した基本メールに本文が合成されたメールに
おいて、元のメールをメールボックスから削除すること
ができる。これにより、メモリの使用量及びメールの送
信時間を減らすことで、利用者の利便性を向上させるこ
とができる。以上、この発明の実施の形態を図面を参照
して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形
態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しな
い範囲の設計の変更等があってもよい。
【0148】たとえば、上記第1〜第7実施の形態で
は、メールサーバに基本メール及び合成条件を直接設定
しているが、メール端末上で設定した合成条件を含む基
本メールをメールサーバに送信する構成としてもよい。
この場合、メールサーバは、基本メールのキーワード
「#BASIC_MAIL_FORM」で基本メールで
あると認識する。
【0149】上記第1〜第7実施の形態では、メールサ
ーバに対して雛型となるフォーマットの基本メールと合
成するメールアドレス等のキーワードを予め設定しなけ
ればならず、これらの作業をメールサーバの管理者が、
利用者からの要求に応じて、専用のPC等で行わなけれ
ばならない。こういった作業は、対応のための時間も多
く費やし、効率が悪く、急な変更等のきめ細かな内容が
難しい。
【0150】この場合、雛型となるフォーマットを規定
した基本メール及びメールの合成条件をメールサーバに
設定する手段として、メール端末上で雛型となるフォー
マットを規定した基本メール及び合成条件を入力し、キ
ーワードを付加して設定メールとして送信し、メールサ
ーバでは該合成条件に基づいて合成メールを生成する。
【0151】これにより、急な変更等に対して、効率よ
く、きめ細かな対応を行うことで、利用者の利便性を向
上させることができる。例えば、刻々と変化するデータ
に対して、適用期間内の最新データのメールをひとまと
めにして、利用者に送信するといったことができる。
【0152】また、上記第1〜第7実施の形態では、電
子メール通信装置はメールサーバであり、該サーバに基
本メール及び合成条件を直接設定している。他の形態と
して、メール端末が電子メール通信装置として該端末自
身に合成条件を予め設定しておき、メールサーバから電
子メールを受信する度に上述した合成処理を実行するこ
ともできる。
【0153】また、上記第1〜第7実施の形態及び上記
他の形態では、基本メール内に合成メール生成後の送信
元であるメールアドレスを予め設定しているが、本発明
はこれに限定されない。例えば、基本メールを作成時に
送信元が未確定な場合、複数の異なる合成条件を予め設
定し、該合成条件に基づいて合成メールが作成された後
に、送信元のメールアドレスをメールサーバ(又はメー
ル端末)に設定して送信してもよい。
【0154】いずれにしても、本発明の電子メール通信
装置(メールサーバ又はメール端末)は、合成条件設定
部59(キーボード11等)が電子メールを合成するた
めの合成条件を含む基本メールを設定し、合成条件記憶
部58(RAM/HD9)が、上記設定部59により設
定された基本メールを記憶する。ここで、メール受信部
51(受信部2)が通信回線(電話回線1等)を介して
電子メールを受信した場合、基本メール読み出し部5
7、合成条件読み出し部56、合成条件判定部55及び
合成メール生成部54(CPU4)は、該受信部51に
より受信された電子メールが有する情報と合成条件記憶
部58に記憶されている基本メールに含まれる合成条件
との比較に基づいて、該当する受信メールを合成して合
成メールを生成する。この時、該当する受信メールは基
本メール上で合成され、最終的に合成メールとなる。
【0155】具体的には、受信メールのメールアドレス
に含まれる文字列(記号列、図5又は図11参照)、受
信メールの受信日時(図17参照)、受信メールのサブ
ジェクトに含まれる文字列(記号列、図25参照)、更
には、合成処理を実行する適用期間(図32参照)等、
複数の異なる合成条件を予め設定する。
【0156】これにより、複数の異なる合成条件が設定
されている各々の位置に、受信した時間的な順序に関わ
らず、該当する受信メールが挿入される。したがって、
合成位置を適宜変更できることで、合成メールのレイア
ウトを自由に変更することができる。本発明の電子メー
ル通信装置は、本電子メール通信装置を機能させるため
のプログラムでも実現される。このプログラムは、コン
ピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されていても
よい。
【0157】本発明では、この記録媒体として、図1に
示されるメールサーバ(又は、メール端末)のROM8
そのものがプログラムメディアであってもよいし、また
CD−ROMドライブ12等のプログラム読み取り装置
が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読み取り
可能なCD−ROM13等のプログラムメディアであっ
てもよい。いずれの場合においても、格納されているプ
ログラムはCPU4がアクセスして実行させる構成であ
ってもよいし、プログラムを読み出し、読み出されたプ
ログラムは、図示されていないプログラム記憶エリアに
ダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式
であってもよい。このダウンロード用のプログラムは予
め本体装置に格納されているものとする。
【0158】ここで上記プログラムメディアは、本体と
分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカ
セットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)デ
ィスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−RO
M/MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク系、
ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカー
ド系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPRO
M、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固
定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0159】さらに、送信部6及び受信部2を介して通
信ネットワークからプログラムをダウンロードするよう
に、流動的にプログラムを担持する媒体であってもよ
い。なお、このように通信ネットワークからプログラム
をダウンロードする場合には、そのダウンロード用プロ
グラムは予め装置本体に格納しておくか、あるいは別な
記録媒体からインストールされるものであってもよい。
なお、記録媒体に格納されている内容としてはプログラ
ムに限定されず、データであってもよい。
【0160】
【発明の効果】本発明によれば、必要な関連するメール
をすばやくキャッチし、正確に送信者ごとの関連するメ
ールを固定のフォーマットに合成し、全ての送信者の必
要とするメールが揃った時点で関係者に送信することを
行い、メール端末側に負担をかけることなく、利用者の
利便性を向上させることができる。
【0161】また、メールを受信する側にとって、最短
期間に1つのファイルで一度に複数のメールの内容を見
ることができるため、利用者の効率及び管理の容易性を
向上させることができる。例えば、会議の議事録を複数
の人で分担して作成し、回収でき次第、最短期間に固定
の議事録のフォーマットにまとめたのものを各出席メン
バーに送信するといったことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態による電子メール通信
端末の構成を説明するブロック図である。
【図2】本発明の第1実施の形態によるメールサーバの
機能を示す機能ブロック図である。
【図3】本発明の第1実施の形態によるメール端末で基
本メール及び合成条件を設定する動作を説明するフロー
チャートである。
【図4】本発明の第1実施の形態によるメールサーバで
合成メールを生成する動作を説明するフローチャートで
ある。
【図5】本発明の第1実施の形態の基本メールを例示す
る図である。
【図6】本発明の第1実施の形態の受信メールを例示す
る図である。
【図7】本発明の第1実施の形態の受信メールを例示す
る図である。
【図8】本発明の第1実施の形態の受信メールを例示す
る図である。
【図9】本発明の第1実施の形態の合成メールを例示す
る図である。
【図10】本発明の第2実施の形態によるメールサーバ
で合成メールを生成する動作を説明するフローチャート
である。
【図11】本発明の第2実施の形態の基本メールを例示
する図である。
【図12】本発明の第2実施の形態の受信メールを例示
する図である。
【図13】本発明の第2実施の形態の受信メールを例示
する図である。
【図14】本発明の第2実施の形態の受信メールを例示
する図である。
【図15】本発明の第2実施の形態の合成メールを例示
する図である。
【図16】本発明の第3実施の形態によるメールサーバ
で合成メールを生成する動作を説明するフローチャート
である。
【図17】本発明の第3実施の形態の基本メールを例示
する図である。
【図18】本発明の第3実施の形態の受信メールを例示
する図である。
【図19】本発明の第3実施の形態の受信メールを例示
する図である。
【図20】本発明の第3実施の形態の受信メールを例示
する図である。
【図21】本発明の第3実施の形態の受信メールを例示
する図である。
【図22】本発明の第3実施の形態の受信メールを例示
する図である。
【図23】本発明の第3実施の形態の合成メールを例示
する図である。
【図24】本発明の実施の形態によるメールサーバで合
成メールを生成する動作を説明するフローチャートであ
る。
【図25】本発明の第4実施の形態の基本メールを例示
する図である。
【図26】本発明の第4実施の形態の受信メールを例示
する図である。
【図27】本発明の第4実施の形態の受信メールを例示
する図である。
【図28】本発明の第4実施の形態の受信メールを例示
する図である。
【図29】本発明の第4実施の形態の合成メールを例示
する図である。
【図30】本発明の第5実施の形態によるメール端末で
基本メール及び合成条件を設定する動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図31】本発明の第5実施の形態によるメールサーバ
で合成メールを生成する動作を説明するフローチャート
である。
【図32】本発明の第5実施の形態の基本メールを例示
する図である。
【図33】本発明の第5実施の形態の受信メールを例示
する図である。
【図34】本発明の第5実施の形態の受信メールを例示
する図である。
【図35】本発明の第5実施の形態の受信メールを例示
する図である。
【図36】本発明の第5実施の形態の合成メールを例示
する図である。
【図37】本発明の第6実施の形態によるメールサーバ
で合成メールを生成する動作を説明するフローチャート
である。
【図38】本発明の第6実施の形態の基本メールを例示
する図である。
【図39】本発明の第6実施の形態の受信メールを例示
する図である。
【図40】本発明の第6実施の形態の受信メールを例示
する図である。
【図41】本発明の第6実施の形態の受信メールを例示
する図である。
【図42】本発明の第6実施の形態の合成メールを例示
する図である。
【図43】本発明の第7実施の形態によるメールサーバ
で合成メールを生成する動作を説明するフローチャート
である。
【符号の説明】
1 電話回線 2 受信部 3 デコーダ(暗号化) 4 CPU(制御部:処理手段) 5 表示装置(表示手段) 6 送信部 7 エンコーダ(暗号化) 8 ROM(処理手順記憶手段) 9 RAM/HD(記憶手段) 10 時計 11 キー入力部(入力手段) 51 メール受信部 52 メール記憶部(メールボックス) 53 メール送信部 54 合成メール生成部 55 合成条件判定部 56 合成条件読み出し部 57 基本メール読み出し部 58 合成条件記憶部 59 合成条件設定部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールを合成するための合成条件を
    含む基本メールを設定する設定手段と、前記設定手段に
    より設定された前記基本メールを記憶する記憶手段と、
    通信回線を介して電子メールを受信する受信手段と、前
    記受信手段により受信された電子メールが有する情報と
    前記記憶手段に記憶されている基本メールに含まれる合
    成条件との比較に基づいて、該当する受信メールを合成
    して合成メールを生成する生成手段と、備えることを特
    徴とする電子メール通信装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、複数の異なる受信メー
    ルの送信元アドレスに含まれる記号列を前記基本メール
    に設定し、前記生成手段は、前記受信手段により受信さ
    れた電子メールの送信元アドレスが前記記憶手段に記憶
    されている前記基本メールに含まれる記号列のいずれか
    と一致する場合に、該当する受信メールを合成して合成
    メールを生成することを特徴とする請求項1記載の電子
    メール通信装置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は、複数の異なる受信メー
    ルの送信日時を前記基本メールに設定し、前記生成手段
    は、前記受信手段により受信された電子メールの送信日
    時が前記記憶手段に記憶されている前記基本メールに含
    まれる送信日時のいずれかと一致する場合に、該当する
    受信メールを合成して合成メールを生成することを特徴
    とする請求項1記載の電子メール通信装置。
  4. 【請求項4】 前記設定手段は、複数の異なる受信メー
    ルのサブジェクトに含まれる記号列を前記基本メールに
    設定し、前記生成手段は、前記受信手段により受信され
    た電子メールのサブジェクトが前記記憶手段に記憶され
    ている前記基本メールに含まれる記号列のいずれかと一
    致する場合に、該当する受信メールを合成して合成メー
    ルを生成することを特徴とする請求項1記載の電子メー
    ル通信装置。
  5. 【請求項5】 前記設定手段は、受信メールを合成する
    適用期間を前記基本メールに設定し、前記生成手段は、
    前記受信手段により受信された電子メールの受信日時が
    前記記憶手段に記憶されている前記基本メールに含まれ
    る適用期間のいずれかと一致する場合に、該適用期間の
    受信メールを最新のものに更新して合成して合成メール
    を生成することを特徴とする請求項2乃至4いずれかに
    記載の電子メール通信装置。
  6. 【請求項6】 コンピュータを、電子メールを合成する
    ための合成条件を含む基本メールを設定する設定手段
    と、前記設定手段により設定された前記基本メールを記
    憶する記憶手段と、通信回線を介して電子メールを受信
    する受信手段と、前記受信手段により受信された電子メ
    ールが有する情報と前記記憶手段に記憶されている基本
    メールに含まれる合成条件との比較に基づいて、該当す
    る受信メールを合成して合成メールを生成する生成手段
    と、を備える電子メール通信装置として機能させるため
    のプログラム。
  7. 【請求項7】 コンピュータを、電子メールを合成する
    ための合成条件を含む基本メールを設定する設定手段
    と、前記設定手段により設定された前記基本メールを記
    憶する記憶手段と、通信回線を介して電子メールを受信
    する受信手段と、前記受信手段により受信された電子メ
    ールが有する情報と前記記憶手段に記憶されている基本
    メールに含まれる合成条件との比較に基づいて、該当す
    る受信メールを合成して合成メールを生成する生成手段
    と、を備える電子メール通信装置として機能するための
    プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
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