JP2002223208A - 多チャネルデータ伝送方法および方式 - Google Patents

多チャネルデータ伝送方法および方式

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JP2002223208A
JP2002223208A JP2001020672A JP2001020672A JP2002223208A JP 2002223208 A JP2002223208 A JP 2002223208A JP 2001020672 A JP2001020672 A JP 2001020672A JP 2001020672 A JP2001020672 A JP 2001020672A JP 2002223208 A JP2002223208 A JP 2002223208A
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channels
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Akio Tajima
章雄 田島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多チャネル大容量インタフェース装置におい
て、スループットの向上によるLSIの出力タイミング
や配線長のばらつきを考慮したタイミング設計や配線設
計、およびコネクタやLSIとのレイアウト設計が困難
であった。 【解決手段】多チャネル基準信号を発生する基準信号発
生部111と、多チャネルデータと多チャネル基準信号
を選択するセレクタ112とを有するデータ送信部11
と;多チャネル受信データのビット同期を行うビット同
期部1221と多チャネル受信データ間のデスキューを
行うデスキュー部1222と多チャネル受信データを符
号化・多重化するコード・MUX部1223とを有する
データ処理部122と、セレクタ112が多チャネルデ
ータと多チャネル基準信号のいずれを選択したかの情報
を与える制御部121とを有するデータ受信部12と;
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多チャネルデータ伝
送方法および方式に関し、特に装置内パッケージ間を伝
達して装置間を大容量のデータ伝送を行なう多チャネル
データ伝送方法および方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及によってデ
ータ通信量が爆発的に増加している。それに伴って、イ
ンフラとしてスループットがTbpsを越える大容量の
交換機やルータの実現が望まれている。Tbpsを越え
る大容量交換機やルータでは、その入出力インタフェー
スカード当たりのスループットは10Gb/s程度の高
速であることが必要である。このインタフェースカード
においては、データの同期や、パフォーマンスモニタ、
および優先制御などの処理を行うが、一般にこれらの処
理回路の動作速度は遅いためシリアルデータをそのまま
処理することができず、パラレルのデータとして扱う。
例えばスループット10Gb/sのデータは、動作速度
622Mb/sのデータ16本や、155Mb/sのデ
ータ64本として処理を行う。
【0003】このような大容量のデータを他の装置と装
置間伝送をする場合、双方の装置規模が大きさが大きく
なって伝送距離は数10〜100mとなるので、同軸ケ
ーブルによる伝送は困難であり、光伝送技術によって実
現する。特に伝送距離が数100m以下であれば、シリ
アル伝送と比較して低価格化が実現できる並列光伝送に
よってデータを伝送する。この並列光伝送を用いたイン
タコネクションにおいては、光ファイバのチャネル毎の
遅延ばらつきや光送受信器におけるチャネル間の遅延ば
らつきによって、チャネル毎にデータの到着するタイミ
ングが異なる。そのためチャネル毎に受信したデータを
識別するタイミングが異なるので、デスキュー回路を用
いてスキュー吸収を行う。例えば、藤本他「多チャンネ
ル光伝送用多重/符号化処理方式」1993年電子情報
通信学会秋期大会B−860、P4−101では、送信
側でmビットに一回補助ビットを挿入し、受信側でこの
補助ビットを検出することによってデスキューを行って
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、装
置間のような伝送距離が数10m以上長い部分のデータ
伝送においては、デスキュー回路を用いてスキュー吸収
を行ってきたが、装置内部やボード内の短距離の接続に
ついてはこのようなことは行わず信号線を等長化するこ
とによってタイミング設計を行っていた。スループット
が大容量となるに従って、信号線の数も増加する。例え
ば、スループットが80Gb/sは、622Mb/sの
データ128本に相当する。また、低駆動電圧でも高い
ノイズマージンを確保することができるLVDS(Lo
w Voltage Differential Si
gnaling)のような差動伝送を用いた場合には、
信号線の数はさらに倍となる。しかしながら、このよう
な装置内部やボード内といった短距離接続におけるデー
タ伝送においては何も対策がとられておらず、このた
め、スループットの向上によってLSIの出力タイミン
グのばらつきや配線長のばらつきを考慮したタイミング
設計や配線設計、およびコネクタやLSIとのレイアウ
ト設計が困難であるといった問題があった。また、信号
線1本当たりの伝送レートを向上し配線数を減らした場
合には、1ビット当たりの配線長が短くなり、前者と同
様な問題があった。
【0005】従って、本発明の目的は、装置内のLSI
の出力タイミングのばらつきや配線長のばらつきを考慮
したタイミング設計や配線設計を行うことなしに、大容
量の多チャネル並列データ伝送を実現することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による多チャネル
データ伝送方法は、第1に、データ送信部からデータ受
信部へ装置内伝送を行なって他の装置へ伝送するデータ
伝送方法において、前記データ送信部は、装置内基準ク
ロックに同期した複数チャネルの送信データと前記複数
チャネルの基準データとを前記複数チャネルに対応した
信号線を通して前記データ受信部へパラレル伝送し、前
記データ受信部は、受信された前記複数チャネルの基準
データをもとに受信データのチャネル毎のビット同期お
よび遅延吸収を行なって複数のシリアル信号線に多重化
し、前記他の装置へ伝送する。
【0007】本発明による多チャネルデータ伝送方法
は、第2に、前記受信データの前記ビット同期および前
記遅延吸収は、前記データ送信部が始めに前記複数チャ
ネルの基準データを送信し、前記データ受信部が受信さ
れた前記複数チャネルの基準データに基づいてチャネル
毎のビット同期と遅延吸収を行ない、その後に前記デー
タ送信部が前記基準データを前記送信データに切り換え
て送信することにより行なう。
【0008】本発明による多チャネルデータ伝送方法
は、第3に、前記ビット同期は、受信された前記複数チ
ャネルの基準データからチャネル毎に受信クロックを抽
出し、その受信クロックに基づいて前記チャネル毎の基
準データを識別してメモリに一時的に書き込むとともに
前記装置内クロックに同期させて読み出すことにより行
なう。
【0009】本発明による多チャネルデータ伝送方法
は、第4に、前記遅延吸収は、前記ビット同期が行なわ
れた前記複数チャネルの基準データに基づいてチャネル
毎の位相シフト量を検出し、その位相シフト量に基づい
て前記チャネル毎の位相シフトをすることにより行な
う。
【0010】本発明による多チャネルデータ伝送方法
は、第5に、前記データ受信部が、受信された前記複数
チャネルの基準データに基づいて受信データのチャネル
毎の第1のビット同期を行なって複数のシリアルチャネ
ルに多重化し、その多重化された複数のシリアルチャネ
ルデータをチャネル毎に第2のビット同期を行なうとと
もに遅延吸収を行なって前記他の装置へ伝送する。
【0011】本発明による多チャネルデータ伝送方法
は、第6に、前記第1のビット同期は、前記ビット同期
と同一である。
【0012】本発明による多チャネルデータ伝送方式
は、第1に、データ送信部からデータ受信部へ装置内伝
送を行なって他の装置へ伝送するデータ伝送方式におい
て、前記データ送信部が、装置内基準クロックに同期し
た複数チャネルの送信データを出力する送信データ出力
手段と、前記装置内基準クロックに同期した前記複数チ
ャネルの基準データを出力する基準データ発生手段と、
選択切替信号に制御されて前記送信データと前記基準デ
ータとのいずれかを選択出力するセレクタとを備え;前
記データ受信部が、前記データ送信部の前記セレクタへ
前記選択切替信号を送出するとともにその選択切替信号
情報を出力する制御手段と、前記制御手段からの前記選
択切替信号情報が前記基準データに切り替えた情報であ
るときは、前記データ送信部から入力された前記複数チ
ャネルの基準データに基づいてチャネル毎のビット同期
を行なうビット同期手段と、前記ビット同期が行なわれ
た前記複数チャネルの基準データに基づいて前記チャネ
ル毎の遅延を吸収する遅延吸収手段と、前記遅延吸収が
行なわれた前記複数チャネルを複数のシリアル伝送路に
多重化して前記他の装置へ伝送するシリアル変換・多重
化手段と;を備える。
【0013】本発明による多チャネルデータ伝送方式
は、第2に、前記データ受信部が、前記データ送信部の
前記セレクタへ前記選択切替信号を送出するとともにそ
の選択切替信号情報を出力する制御手段と、前記制御手
段からの前記選択切替信号情報が前記基準データに切り
替えた情報であるときは、前記データ送信部から入力さ
れた前記複数チャネルの基準データに基づいてチャネル
毎のビット同期を行なう第1のビット同期手段と、前記
第1のビット同期が行なわれた前記複数チャネルを複数
のシリアル信号線に多重化するシリアル変換・多重化手
段と、前記多重化された複数のシリアルチャネルデータ
をチャネル毎にビット同期を行なう第2のビット同期手
段と、前記第2のビット同期が行なわれた前記複数のシ
リアルチャネルデータのチャネル毎の遅延を吸収して前
記他の装置へ伝送する遅延吸収手段とを備える。
【0014】本発明による多チャネルデータ伝送方式
は、第3に、前記データ送信部が、前記送信データ出力
手段と前記基準データ発生手段とが同一箇所に交互に着
脱可能な搭載部を有し、前記搭載部は前記基準データ発
生手段が搭載されたときは第1の搭載情報を出力し前記
送信データ出力手段が搭載されたときは第2の搭載情報
を出力して前記データ受信部の前記制御手段へ送出し、
前記制御手段は前記第1の搭載情報と前記第2の搭載情
報とを入力されて前記選択切替信号情報を出力する。
【0015】本発明による多チャネルデータ伝送方式
は、第4に、前記ビット同期手段および前記第1のビッ
ト同期手段が、受信された前記複数チャネルの基準デー
タからチャネル毎に受信クロックを抽出するクロック手
段と、前記受信クロックにより前記複数チャネルの基準
データをチャネル毎に識別して前記受信クロックにより
メモリに一時的に書き込むとともに前記装置内基準クロ
ックにより前記メモリから読み出すデータ識別・記憶手
段とを備える。
【0016】本発明による多チャネルデータ伝送方式
は、第5に、前記遅延吸収手段が、前記ビット同期が行
なわれた前記複数チャネルの基準データをチャネル毎に
多段位相シフトしてその各段毎にシフト基準データを出
力するシフトレジスタと、前記シフトレジスタの各段出
力の複数の前記シフト基準データに基づき前記チャネル
毎に前記基準データの位相シフト量を決定して前記制御
部からの前記選択切替信号情報が前記基準データを選択
切替した情報であるか前記第1の搭載情報であるときは
前記位相シフト量の情報を出力するシフト決定手段と、
前記位相シフト量の情報に基づいて前記シフトレジスタ
のどの段からの前記シフト基準データを出力するかを選
択するシフト選択手段とを備える。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0018】第1の実施の形態について図1〜4を併せ
て参照して説明する。図1は第1の実施の形態の多チャ
ネルデータ伝送方式を示すブロック図である。
【0019】図1によれば、本発明による多チャネルデ
ータ伝送方式におけるインタフェース装置1は、チャネ
ル間のスキュー吸収(デスキュー)を行う際の多チャネ
ル基準信号を発生する基準信号発生部111と、送信側
から受信側へ送信する多チャネルデータと基準信号発生
部111出力の多チャネル基準信号のどちらを出力する
かを選択するセレクタ112とを有するデータ送信部1
1と;データ送信部11から出力されたパラレルの多チ
ャネルデータを受信し符号化およびパラレル/シリアル
変換等の処理を行うデータ処理部122と、データ送信
部11のセレクタ112を制御するとともにデータ処理
部122へセレクタ112が多チャネルデータと多チャ
ネル基準信号のいずれを選択しているかの情報を与える
制御部121とを有するデータ受信部12と;を備え
る。
【0020】また、データ処理部122は、受信された
パラレルの多チャネルデータをチャネル毎にビット同期
を行うビット同期部1221と、ビット同期部1221
でビット同期を行った多チャネルデータ間のデスキュー
を行うデスキュー部1222と、デスキュー部1222
でデスキューを行った多チャネルデータを他の装置へ伝
送するために符号化および多重化を行なうコード・MU
X部1223とを備える。
【0021】次に図3を参照すると、ビット同期部12
21は、入力データからPLL(Phase Lock
ed Loop)によりチャネル毎にクロックを抽出す
るクロック抽出部12213−1,12213−64
と、クロック抽出部12213−1,12213−64
で抽出されたクロックに同期させて入力データをチャネ
ル毎に識別を行なう識別部12211−1,12212
−64と、識別部12211−1,12212−64で
識別されたチャネル毎のデータをクロック抽出部122
13−1,12213−64で抽出されたクロックに同
期させて書き込むとともに外部からの基準クロックに同
期させて読み出すFIFO12212−1,12212
−64とを備える。この構成によって、入力データのビ
ット同期が実現され、出力データとしてデスキュー部1
222へ出力される。
【0022】次に図4を参照すると、デスキュー部12
22は、ビット同期部1211から入力されるビット同
期がとれビット位相の揃った入力データを多断シフトす
るシフトレジスタ12221−1,12221−64
と、シフトレジスタ12221−1,12221−64
の各段シフト出力からのデータを入力して基準データを
検出する基準データ検出部12222−1,12222
−64と、基準データ検出部12222−1,1222
2−64で検出されたチャネル毎の基準データを入力し
てデスキュー部1222から出力される各チャネルの出
力データをシフトするか否かのシフト情報をチャネル毎
に出力するシフト決定部12224と、デスキュー部1
222からのシフト情報に基づいてシフトレジスタ12
221−1,12221−64の各段シフト出力のどの
基準データを出力するかを選択するシフト量選択部12
223−1,12223−64を備える。この構成によ
って、各チャネルが同じタイミングで基準データを出力
するようにシフト量を決定することによってデスキュー
を行うことができる。
【0023】なお、この第1の実施の形態においては、
インタフェース装置1のデータスループットは40Gb
/sであり、これを600Mb/s×64chで接続し
て各チャネルをスクランブルし、他の装置へ10Gb/
s×4chで伝送している。基準信号は各チャネル”1
0011010”のデータを同じタイミングで繰り返し
出力している。
【0024】続いて、図2と図1を併せて参照して動作
について説明する。データ送信部11とデータ受信部1
2との間は伝送する信号線数が多く、その信号線の長さ
が異なるため、チャネル間の遅延量が揃っていないの
で、図2のビット同期部入力波形501〜503に示す
ように元々同じタイミングで出力されたデータA1,A
2,A64は、データ受信部12に到着した時点ではそ
のタイミングは揃っていない。これらのデータをビット
同期部1221に入力すると、ビット同期部出力波形5
11〜513に示すようにビット位相は揃えられるが、
ビット単位での遅延差は吸収しきれない。
【0025】そこで、デスキュー部1222では、各チ
ャネルが何ビット位相がずれているかを、各チャネルの
基準データをもとにシフトレジスタから検出し、それに
基づいてチャネル毎にシフトレジスタでのシフト量を決
定する。この結果、デスキュー部出力波形521〜52
3に示すように完全にスキューが吸収された各チャネル
のデータが出力される。
【0026】ここで、データ送信部11とデータ受信部
12との間の距離が短い場合には、その間の信号線の温
度等による遅延の変動は小さいので、装置を立ち上げる
時に、基準信号を送信部11から送信し、デスキュー部
1222でデスキューを行い、そのチャネル毎のシフト
量を固定した後、セレクタ112で実際のデータに切り
替えるように制御部121が制御を行えば良い。1ビッ
ト以内の遅延変動であれば、ビット同期部1221で吸
収できるので問題ない。もし、それ以上の遅延変動があ
った場合には、制御部121によってもう一度セレクタ
112を切り替えデスキューを行い、シフト量を決め直
すように動作する。
【0027】次に、第2の実施の形態について図5を参
照して説明する。この第2の実施の形態は第1の実施の
形態の変形である。従って、データ送信部21の構成と
動作は、図1のデータ送信部11と同じである。
【0028】データ受信部22は、データ送信部21か
ら送信された多チャネルのデータを受信して符号化,パ
ラレル/シリアル変換および多重化等の処理を行うデー
タ処理部222と、データ処理部222出力の多重化さ
れた各チャネル毎のデータのビット同期を行なうビット
同期部223と、ビット同期部223出力のチャネル間
のスキュー吸収を行うデスキュー部224と、データ送
信部21のセレクタ212を制御するとともにデータ処
理部222へセレクタ212が多チャネルデータと多チ
ャネル基準信号とのいずれを選択しているかの情報を与
える制御部221とを備える。
【0029】また、データ処理部222は、データ送信
部21から入力されたデータをチャネル毎にビット同期
を行うビット同期部2221と,ビット同期部2221
でビット同期を行ったチャネル毎のデータを多重化する
MUX部2222とを備える。
【0030】この第2の実施の形態では、他の装置へデ
ータを送信する際に、装置出力付近でデスキューを行う
ことによってチャネル間スキューを無くしてから送信す
るように、デスキュー部224はデータ処理部222の
後段に設けられ、多重化処理を行った後にデスキュー処
理を行っている。
【0031】その他の各部の動作については、第1の実
施の形態の場合と同様であるため、これ以上の説明を省
略する。
【0032】次に、第3の実施の形態について図6と図
7を併せて参照して説明する。
【0033】図7を参照すると、データ送信部41は、
スイッチ出力部411を備え、このスイッチ出力部41
1から多チャネルのデータを出力する。データ受信部4
2は、図1における第1の実施の形態のデータ処理部1
22および制御部121と同様のデータ処理部422お
よび制御部421と、他にデータ処理部422の出力デ
ータを他の装置へ伝送するときに光に変換して送信する
電気/光(E/O)変換部423を備える。
【0034】また、図6のデータ受信部32と図7のデ
ータ受信部42とは、その構成および機能が全く同じも
のである。相違する点は、校正装置31はデータ送信部
41のスイッチ出力部411の代わりに基準信号発生部
311を搭載していることと、データ送信部41とデー
タ受信部42との間の各チャネルの配線長が不揃いであ
るのに対し、データ送信部41とデータ受信部42との
間の各チャネルの配線長が同じであることである。
【0035】次に、図6と図7とを併せて参照して動作
について説明する。まず、データ送信部とデータ受信部
との接続において、実際の接続である図7の構成をとる
前に、仮の接続である図6の構成をとる。図6の構成に
おいて、校正装置31は、実際にはデータ送信部41の
スイッチ出力部411をそのまま基準信号発生部311
として使用する。データ送信部に校正装置311が接続
されているかスイッチ出力部411が接続されているか
は、データ受信部の制御部321あるいは制御部421
が認識し、校正装置311が接続されている場合には、
第1の実施の形態と同様にデスキュー部3222(42
22)でデスキューを行なってチャネル毎のシフト量を
固定し、その後に、実際に用いる図7の構成をとってデ
ータ送信部にスイッチ出力部を接続し直すことによっ
て、デスキュー部4222(3222)でのチャネル間
のデスキューを行う。この場合でも第1の実施の形態と
同様1ビット以内の変動であればビット同期部4221
(3221)で吸収できるので問題はない。
【0036】なお、以上の説明ではスループットを40
Gb/sとしたが、これを80Gb/sでも160Gb
/sにしても問題はない。また、データ伝送レートを6
22Mb/s×64chとしたが、これを1.25Gb
/s×32chでも2.4Gb/s×16chにしても
問題はない。
【0037】つまり、上記の構成において上記の機能を
満たす限り、使用するスループットやチャネル数、およ
びチャネル当たりの速度や基準信号は自由であり、上記
説明が本発明を限定するものではない。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、装置内およびボード内
の配線遅延の設計が必要なくなり、この結果、大幅な設
計時間の短縮、レイアウトの自由度、および高密度実装
が可能となり、大容量のルータやスイッチの実現が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の多チャネルデータ
伝送方式を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態の動作を説明するタイミングチャ
ートである。
【図3】同実施の形態のビット同期部の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】同実施の形態のデスキュー部の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の多チャネルデータ
伝送方式を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の多チャネルデータ
伝送方式を示すブロック図である。
【図7】同実施の形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 インタフェース装置 11,21,41 データ送信部 12,22,32,42 データ受信部 31 校正装置 111,211,311 基準信号発生部 112,212 セレクタ 121,221,321,421 制御部 122,222,322,422 データ処理部 223 ビット同期部 224,422 デスキュー部 323,423 E/O部 411 スイッチ出力部 501,502,503 入力波形 504 基準クロック波形 511,512,513 ビット同期部出力波形 521,522,523 デスキュー部出力波形 1221,2221,3221,4221 ビット同
期部 1222,3222 デスキュー部 1223 コード・MUX部 12211−1,12211−64 識別部 12213−1,12213−64 クロック抽出部 12212−1,12212−64 FIFO 12221−1,12221−64 シフトレジスタ 12223−1,12223−64 シフト量選択部 12222−1,12222−64 基準データ検出
部 12224 シフト決定部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ送信部からデータ受信部へ装置内
    伝送を行なって他の装置へ伝送するデータ伝送方法にお
    いて、 前記データ送信部は、装置内基準クロックに同期した複
    数チャネルの送信データと前記複数チャネルの基準デー
    タとを前記複数チャネルに対応した信号線を通して前記
    データ受信部へパラレル伝送し、前記データ受信部は、
    受信された前記複数チャネルの基準データをもとに受信
    データのチャネル毎のビット同期および遅延吸収を行な
    って複数のシリアル信号線に多重化し、前記他の装置へ
    伝送することを特徴とする多チャネルデータ伝送方法。
  2. 【請求項2】 前記受信データの前記ビット同期および
    前記遅延吸収は、前記データ送信部が始めに前記複数チ
    ャネルの基準データを送信し、前記データ受信部が受信
    された前記複数チャネルの基準データに基づいてチャネ
    ル毎のビット同期と遅延吸収を行ない、その後に前記デ
    ータ送信部が前記基準データを前記送信データに切り換
    えて送信することにより行なうことを特徴とする請求項
    1記載の多チャネルデータ伝送方法。
  3. 【請求項3】 前記ビット同期は、受信された前記複数
    チャネルの基準データからチャネル毎に受信クロックを
    抽出し、その受信クロックに基づいて前記チャネル毎の
    基準データを識別してメモリに一時的に書き込むととも
    に前記装置内クロックに同期させて読み出すことにより
    行なうこと特徴とする請求項1あるいは2記載の多チャ
    ネルデータ伝送方法。
  4. 【請求項4】 前記遅延吸収は、前記ビット同期が行な
    われた前記複数チャネルの基準データに基づいてチャネ
    ル毎の位相シフト量を検出し、その位相シフト量に基づ
    いて前記チャネル毎の位相シフトをすることにより行な
    うことを特徴とする請求項1,2あるいは3記載の多チ
    ャネルデータ伝送方法。
  5. 【請求項5】 前記データ受信部が、受信された前記複
    数チャネルの基準データに基づいて受信データのチャネ
    ル毎の第1のビット同期を行なって複数のシリアルチャ
    ネルに多重化し、その多重化された複数のシリアルチャ
    ネルデータをチャネル毎に第2のビット同期を行なうと
    ともに遅延吸収を行なって前記他の装置へ伝送すること
    を特徴とする請求項1記載の多チャネルデータ伝送方
    法。
  6. 【請求項6】 前記第1のビット同期は、前記ビット同
    期と同一であること特徴とする請求項3あるいは5記載
    の多チャネルデータ伝送方法。
  7. 【請求項7】 データ送信部からデータ受信部へ装置内
    伝送を行なって他の装置へ伝送するデータ伝送方式にお
    いて、 前記データ送信部が、装置内基準クロックに同期した複
    数チャネルの送信データを出力する送信データ出力手段
    と、前記装置内基準クロックに同期した前記複数チャネ
    ルの基準データを出力する基準データ発生手段と、選択
    切替信号に制御されて前記送信データと前記基準データ
    とのいずれかを選択出力するセレクタとを備え;前記デ
    ータ受信部が、前記データ送信部の前記セレクタへ前記
    選択切替信号を送出するとともにその選択切替信号情報
    を出力する制御手段と、前記制御手段からの前記選択切
    替信号情報が前記基準データに切り替えた情報であると
    きは、前記データ送信部から入力された前記複数チャネ
    ルの基準データに基づいてチャネル毎のビット同期を行
    なうビット同期手段と、前記ビット同期が行なわれた前
    記複数チャネルの基準データに基づいて前記チャネル毎
    の遅延を吸収する遅延吸収手段と、前記遅延吸収が行な
    われた前記複数チャネルを複数のシリアル伝送路に多重
    化して前記他の装置へ伝送するシリアル変換・多重化手
    段と;を備えることを特徴とする多チャネルデータ伝送
    方式。
  8. 【請求項8】 前記データ受信部が、前記データ送信部
    の前記セレクタへ前記選択切替信号を送出するとともに
    その選択切替信号情報を出力する制御手段と、前記制御
    手段からの前記選択切替信号情報が前記基準データに切
    り替えた情報であるときは、前記データ送信部から入力
    された前記複数チャネルの基準データに基づいてチャネ
    ル毎のビット同期を行なう第1のビット同期手段と、前
    記第1のビット同期が行なわれた前記複数チャネルを複
    数のシリアル信号線に多重化するシリアル変換・多重化
    手段と、前記多重化された複数のシリアルチャネルデー
    タをチャネル毎にビット同期を行なう第2のビット同期
    手段と、前記第2のビット同期が行なわれた前記複数の
    シリアルチャネルデータのチャネル毎の遅延を吸収して
    前記他の装置へ伝送する遅延吸収手段とを備えることを
    特徴とする請求項7記載の多チャネルデータ伝送方式。
  9. 【請求項9】 前記データ送信部が、前記送信データ出
    力手段と前記基準データ発生手段とが同一箇所に交互に
    着脱可能な搭載部を有し、前記搭載部は前記基準データ
    発生手段が搭載されたときは第1の搭載情報を出力し前
    記送信データ出力手段が搭載されたときは第2の搭載情
    報を出力して前記データ受信部の前記制御手段へ送出
    し、前記制御手段は前記第1の搭載情報と前記第2の搭
    載情報とを入力されて前記選択切替信号情報を出力する
    ことを特徴とする請求項7あるいは8記載の多チャネル
    データ伝送方式。
  10. 【請求項10】 前記ビット同期手段および前記第1の
    ビット同期手段が、受信された前記複数チャネルの基準
    データからチャネル毎に受信クロックを抽出するクロッ
    ク手段と、前記受信クロックにより前記複数チャネルの
    基準データをチャネル毎に識別して前記受信クロックに
    よりメモリに一時的に書き込むとともに前記装置内基準
    クロックにより前記メモリから読み出すデータ識別・記
    憶手段とを備えることを特徴とする請求項7あるいは8
    記載の多チャネルデータ伝送方式。
  11. 【請求項11】 前記遅延吸収手段が、前記ビット同期
    が行なわれた前記複数チャネルの基準データをチャネル
    毎に多段位相シフトしてその各段毎にシフト基準データ
    を出力するシフトレジスタと、前記シフトレジスタの各
    段出力の複数の前記シフト基準データに基づき前記チャ
    ネル毎に前記基準データの位相シフト量を決定して前記
    制御部からの前記選択切替信号情報が前記基準データを
    選択切替した情報であるか前記第1の搭載情報であると
    きは前記位相シフト量の情報を出力するシフト決定手段
    と、前記位相シフト量の情報に基づいて前記シフトレジ
    スタのどの段からの前記シフト基準データを出力するか
    を選択するシフト選択手段とを備えることを特徴とする
    請求項7あるいは9記載の多チャネルデータ伝送方式。
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US7620138B2 (en) 2004-06-30 2009-11-17 Fujitsu Limited Apparatus for receiving parallel data and method thereof
JP2010263451A (ja) * 2009-05-08 2010-11-18 Fujitsu Ltd 受信装置、送受信装置、及び伝送システム

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