JP2002223191A - 光コンバータ及び光lanシステム - Google Patents

光コンバータ及び光lanシステム

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JP2002223191A
JP2002223191A JP2001016025A JP2001016025A JP2002223191A JP 2002223191 A JP2002223191 A JP 2002223191A JP 2001016025 A JP2001016025 A JP 2001016025A JP 2001016025 A JP2001016025 A JP 2001016025A JP 2002223191 A JP2002223191 A JP 2002223191A
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Japan
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optical
signal
optical fiber
reception signal
station
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JP2001016025A
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English (en)
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Yasushi Nakamura
靖 中村
Yoshiharu Unami
義春 宇波
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信系キャリアが光ファイバを用いてイーサ
ネット(登録商標)サービスを実施する際に、局舎内側
で客先回線を遠隔監視して、遠端の他局の通信回線以降
の異常と、光ファイバ区間の異常とを区別できる光コン
バータを提供する。 【解決手段】 本発明の光コンバータは、通信回線を介
して、自局の機器と接続され、光ファイバを介して他局
の光コンバータと対向して接続される光コンバータにお
いて、自局の通信回線以下に異常が生じた場合に、光フ
ァイバに向けて発光するレーザダイオード12の出力を
直流発光とする光送信信号変調手段30と、前記光ファ
イバから受信する光受信信号の直流成分がしきい値以上
であるか監視する光受信信号監視手段33と、前記光受
信信号から復調されたデータ信号が所定値以下であるか
を検出する受信信号検出手段26とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LANでの通信状
態の異常監視機能を備えた光コンバータ及び光LANシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開2000−324153号公
報には、LANにおける通信状態の異常通知機能を備え
たLAN用コンバータが開示されている。図4は、光コ
ンバータを用いたLANの従来装置の説明図である。図
において、41はスイッチングHUB(ハブ)であり、
ネットワーク監視用端末装置49が接続されているとと
もに複数のコンピュータが接続され、LANが構築され
ている。42はより対線であり、例えば10BASE−
Tケーブルや、100BASE―TXケーブルが使用さ
れる。43は光コンバータであり、一端はより対線42
を介してスイッチングHUBと接続されており、もう一
端は光ファイバ44を介して対向する光コンバータ45
に接続されている。スイッチングHUB41、より対線
42、光コンバータ43、並びにネットワーク監視用端
末装置49は、例えば通信系キャリアの局舎に設置され
る。
【0003】光コンバータ45は、より対線46を介し
てスイッチングHUB47に接続されている。スイッチ
ングHUB47にはネットワーク監視用端末装置48が
接続されているとともに、複数のコンピュータが接続さ
れておりLANが構築されている。ネットワーク監視用
端末装置48は、ネットワーク監視用のソフトウェアを
用いてLAN機器のリンク機能をモニタすることによ
り、通信状態が正常かどうかを監視し、通信状態をディ
スプレイに表示する機能を持っている。スイッチングH
UB47、より対線46、光コンバータ45、並びにネ
ットワーク監視用端末装置48は、例えば顧客のオフィ
ス内に設置される。
【0004】通常、スイッチングHUBなどのLAN機
器は、より対線などが接続されるポートごとに、通信が
正常に行われる状態にあるかどうかを判断し、それを表
示する機能(リンク機能)を持っている。そして同様
に、光コンバータはより対線、および光ファイバのリン
ク状態をモニタしそれぞれのリンク状態が正常かどうか
を判断し、本体上に表示する機能を持っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
装置において、より対線46の断線と光ファイバ44断
線の障害確認の区別は、双方のスイッチングHUB4
1、47側の機器に障害確認の作業者がいて、リンク状
態を確認し合うことで区別をつけることは可能である。
しかし、通信系キャリアが光ファイバを用いて10Mま
たは100Mのイーサネット(登録商標)サービスを実
施する場合において、局舎内側で客先回線を遠隔監視す
る場合のように、どちらか一方の機器側にしか障害確認
の作業者がいない場合には、遠端のより対線の断線と光
ファイバ断線とを区別できないと言う課題があった。そ
こで、光送信を停止して障害箇所を探す必要が生ずる
が、対線の断線と光ファイバ断線の何れの場合であって
も、受信先の機器に何も信号が行かなくなり、メンテナ
ンスの際に障害箇所が旨く判定できないと言う課題があ
った。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、通信系キャリアが光ファイバを用いてイーサネ
ット(登録商標)サービスを実施する際等に、局舎内側
で客先回線を遠隔監視して、遠端のより対線の断線のよ
うな他局の通信回線以降の異常と、光ファイバ断線のよ
うな光ファイバ区間の異常とを区別できる光コンバータ
及び光LANシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の光コンバータは、図2に示すように、より対線42
のような通信回線を介して、HUB41のような自局の
機器と接続され、光ファイバ44を介して他局の光コン
バータ45と対向して接続される光コンバータ43に関
する。光コンバータ43は、図1に示すように、自局の
通信回線以下に異常が生じた場合に、光ファイバに向け
て発光するレーザダイオード12の出力を直流発光とす
る光送信信号変調手段30と、前記光ファイバから受信
する光受信信号の直流レベルがしきい値以上であるか監
視する光受信信号監視手段33と、前記光受信信号の振
幅レベルが所定値以下であるかを検出する受信信号検出
手段26とを具備することを特徴とする。自局の通信回
線以下とは、通信回線及び通信回線を介して接続された
HUB41のような自局の機器を言う。
【0008】このように構成された装置において、光送
信信号変調手段30は自局の通信回線以下に異常が生じ
た場合に、光ファイバに向けて発光するレーザダイオー
ド12の出力を直流発光とする。また、光受信信号監視
手段33は光ファイバから受信する光受信信号の直流成
分がしきい値以上であるか監視して、相手局の通信回線
以下に異常が生じたか否か監視している。受信信号検出
手段26は、光ファイバから受信する光受信信号に異常
が生じたか否か監視している。
【0009】好ましくは、前記光コンバータは、さらに
異常箇所検知手段を具備し、前記異常箇所検知手段は、
前記光受信信号の直流成分がしきい値よりも小さいとき
は光ファイバ区間に異常ありと判断し、しきい値よりも
大きいときで且つ前記光受信信号の振幅レベルが所定値
以下のときは、前記他局の通信回線以降に異常ありと判
断する構成とすると、通信障害が発生している場合に光
ファイバ区間に異常があるのか、他局の通信回線以下に
異常があるのか判別できる。そこで、通信系キャリアが
光ファイバを用いてイーサネットサービスを実施する際
に、通信系キャリアに管理責任のある光ファイバと、顧
客が管理責任を負う他局の通信回線以下の異常とを区別
でき、対応が容易になる。好ましくは、前記光受信信号
監視手段は、光ファイバからの受光信号を受光するフォ
トダイオードから直流成分を抽出する直流成分増幅回路
と、該直流成分増幅回路の抽出した直流成分と基準電圧
源の発生するしきい値電圧とを比較する比較回路を有す
る構成とすると良い。
【0010】上記課題を解決する本発明の光LANシス
テムは、図2に示すように、2台以上の請求項1乃至請
求項3のいずれかに記載の光コンバータ43、45と、
該光コンバータを相互に接続する光ファイバ44と、前
記光コンバータのそれぞれに設けられる、前記光コンバ
ータと前記光コンバータの自局の機器とを接続する通信
回線42、46と、前記光受信信号の直流成分がしきい
値よりも小さいときは光ファイバ区間に異常ありと判断
し、しきい値よりも大きいときで且つ前記光受信信号の
振幅レベルが所定値以下のときは、前記他局の通信回線
以降に異常ありと判断する異常箇所検知手段を具備する
ことを特徴とする。
【0011】上記課題を解決する本発明の光コンバータ
は、図2に示すように、より対線42のような通信回線
を介して、HUB41のような自局の機器と接続され、
光ファイバ44を介して他局の光コンバータ45と対向
して接続される光コンバータ43に関する。光コンバー
タ43は、図4に示すように、自局の通信回線以下に異
常が生じた場合に、光ファイバに向けて発光するレーザ
ダイオードの出力を障害確認信号として発生する障害確
認信号発生手段(以下、適宜障害確認信号発生部ともい
う)60aと、前記光ファイバから受信する光受信信号
の振幅レベルが所定値以下であるかを検出する信号検出
手段26aと、前記光受信信号から復調されたデータ信
号が前記障害確認信号であるかを検出する障害確認信号
検出手段26bとを具備している。障害確認信号として
は、有効なデータ信号と相手局で認識されないものを用
いて、例えば有効なデータ信号と相手局で認識される信
号に比較して低周波数の矩形波や、特殊な波形の信号、
並びに相手局で認識される信号であって特殊なコード信
号がある。
【0012】このように構成された装置において、障害
確認信号発生手段60aは自局の通信回線以下に異常が
生じた場合に、光ファイバに向けて発光するレーザダイ
オード12の出力を障害確認信号として発生する。ま
た、信号検出手段は前記光ファイバから光受信信号が受
信されているか監視して、光ファイバから受信する光受
信信号に異常が生じたか否か監視している。障害確認信
号検出手段は、前記光受信信号から復調されたデータ信
号が前記障害確認信号であるかを検出して、相手局の通
信回線以下に異常が生じたか否か監視している。
【0013】上記課題を解決する本発明の光LANシス
テムは、図2に示すように、2台以上の請求項5に記載
の光コンバータ43、45と、該光コンバータを相互に
接続する光ファイバ44と、前記光コンバータのそれぞ
れに設けられる、前記光コンバータと前記光コンバータ
の自局の機器とを接続する通信回線42、46と、前記
光受信信号の振幅レベルが所定値以下であるときは光フ
ァイバ区間に異常ありと判断し、前記光受信信号の振幅
レベルが所定値を超えているときで且つ前記光受信信号
から復調されたデータ信号から前記障害確認信号が検出
されたときは、前記他局の通信回線以降に異常ありと判
断する異常箇所検知手段を具備する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施の形態を説
明する光コンバータ43内部の構成ブロック図である。
図において、光インターフェース部10は、光ファイバ
コネクタ(図示せず)を接続するアダプタである。レー
ザダイオード12は、より対線インターフェース部20
より入力した電気信号を光インターフェース部10に供
給する光信号に変換する素子で、光共振により位相の揃
ったコヒーレント光を出す半導体デバイスである。レー
ザドライバ14は、レーザダイオード12を駆動するI
C及び周辺素子である。光イーサネット変換回路(PH
Y)16は、通信回線からのイーサネットのデータ信号
を光ファイバで送信可能な信号への変換を行なうと共
に、ポストアンプ26からの受信信号をイーサネットの
データ信号への復調も行ない、通信回線としてのより対
線側のインターフェース機能を内蔵する回路で、例えば
ALLAYER社のAL210という型式のICを用い
る。パルストランス18は、通信回線としてのより対線
側の信号絶縁用トランスである。より対線インターフェ
ース部20は、通信回線としてのより対線側のインター
フェースコネクタである。
【0015】フォトダイオード22は、光インターフェ
ース部10で受信した光信号を電流信号に変換する半導
体素子である。トランスインピーダンスアンプ24は、
フォトダイオード22の出力する電流信号の交流成分を
増幅して電圧信号に変換するIC及び周辺素子である。
受信信号検出手段としてのポストアンプ26は、トラン
スインピーダンスアンプ24の出力する電圧信号を増幅
して光イーサネット変換回路(PHY)16への入力レ
ベルに変換するICで、この電圧信号が所定値以下であ
るか検出する受信信号検出機能も有している。
【0016】光送信信号変調手段としてのコントロール
部30は、レーザドライバ14、ポストアンプ26、及
び光イーサネット変換回路(PHY)16に対する各種
制御を行うもので、CPU(Central Processing Unit)
やPLD(Programmable LogicDevice)が用いられる。光
送信信号変調手段としては、自局の通信回線以下に異常
が生じた場合に、光ファイバに向けて発光するレーザダ
イオード12の出力を直流発光とする。表示回路32
は、コントロール部30の表示制御により機器の状態表
示を行うもので、例えばLED(Light Emitting Diode)
やLCD(LiquidCrystal Display)が用いられる。
【0017】光受信信号監視手段としての光直流信号監
視手段33は、光ファイバから受信する光受信信号の直
流成分がしきい値以上含まれているか監視するもので、
直流成分増幅回路34、基準電圧源36、比較回路38
を有している。直流成分増幅回路34は、フォトダイオ
ード22の出力する電流信号のうち直流成分を増幅する
IC及び周辺素子である。比較回路38は、直流成分増
幅回路34で増幅された直流電圧と基準電圧源36の基
準電圧とを比較して、結果を出力する回路である。基準
電圧源36の発生する基準電圧は、しきい値を定めるも
ので、光ファイバが断線していない場合に通常受ける光
受信信号の直流成分に比較して小さく設定する。
【0018】このように構成された装置の動作を次に説
明する。LAN機器のシリアル信号は、そのまま光の輝
度変調信号に使用することは出来ない。そこで、光コン
バータは光イーサネット変換回路(PHY)16により
通信回線としてのより対線からのデータ信号を一度パラ
レルデータに変換し、そのデータを4B5Bシンボルデ
ータに変換して、変換後のデータをレーザドライバ14
により光データ信号として光ファイバへ送出している。
また、光コンバータは光イーサネット変換回路(PH
Y)16において変換された4B5Bシンボルデータの
エラーを積算して、4B5Bシンボルエラーレートが一
定値未満であった場合はリンクアップと判断し、逆に一
定値以上の場合はリンクフェイルと判断する。
【0019】ここで、4B5Bはパラレルデータを1と
0の連続数が偏らないようにする為の変換法則である。
4B5Bシンボルエラーレートは4B5Bの規則から逸
脱したデータの数でレートが定まる。ポストアンプ26
は、トランスインピーダンスアンプ24から入力される
相手局からの光データ信号の交流成分が一定のレベル以
下の時は、低すぎるレベルを受けてもエラーレートが高
まりLAN機器として役立たない為、光データ信号の交
流成分が受信できるレベルでないことを知らせる為に、
光イーサネット変換回路(PHY)16へ受信信号検出
手段の受信信号検出信号としてのリンク状態信号(受信
断)を出力している。
【0020】図2を用いて、コントロール部が4B5B
シンボルエラーレートによる判断結果と光信号レベルの
判断結果とを併用して断線箇所検知を行なう動作を説明
する。図2では、図4と同様に、スイッチングHUB4
1、より対線42、光コンバータ43、光ファイバ4
4、光コンバータ45、より対線46、スイッチングH
UB47を図示している。また、光コンバータ43、4
5は、図1に示す構成からなるが、図2にはその内の光
インターフェース部10とより対線インターフェース部
20のみ図示してある。コントロール部30は、4B5
Bシンボルエラーレートと光信号レベルによる以下の
〜の判断の結果を総合して故障区間の判定を行なう。
【0021】光インターフェース部10のリンクがフ
ェイルしたとき 相手局からの光データ信号の交流成分が一定レベル以下
の場合になると、ポストアンプ24から光イーサネット
変換回路(PHY)16に受信断のリンク状態信号が入
力されて、より対線インターフェース部20に対してア
イドル信号を含む送信を停止する。即ち、LAN機器に
対するデータ信号の出力が停止されると共に、光イーサ
ネット変換回路(PHY)16はリモートフォルト信号
をレーザドライバ14に出力して光ファイバに接続され
た相手側に伝える。
【0022】より対線インターフェース部20のリン
クがフェイルしたとき 光イーサネット変換回路(PHY)16が、リンクフェ
イルと判断すると、レーザドライバ14に対して出力し
ている輝度変調信号の出力を停止する。すると、レーザ
ダイオード12ではE/O(電気/光学)変換を停止
し、直流成分だけのCW(Continuous Wave)発光を行な
う。この場合、光ファイバに接続された相手側はCW信
号を受信するが光データ信号(交流成分)は受信しない
ので、該相手側の光直流信号監視手段33は光受信信号
の直流成分がしきい値以上となるので、その判断結果を
コントロール部30に出力する一方、相手側の光イーサ
ネット変換回路(PHY)16においては、受信断のリ
ンク状態信号が入力されるので、上記の動作を行な
う。
【0023】リモートフォルト信号を受信したとき 光イーサネット変換回路(PHY)16は、相手側機器
からの光信号を復調したデータ信号からリモートフォル
ト信号という特殊なコードを検出したときは、自局のよ
り対線インターフェース部20へのデータ送信を停止す
る。
【0024】本発明においては、上記のCW発光を受
信する光直流信号監視手段33を用いて、CW発光の有
無を判断してコントロール部30に知らせている。ま
た、光イーサネット変換回路(PHY)16は、4B5
Bシンボルデータのエラーレートによる前記の判断結果
をコントロール部30に知らせて、ポストアンプ26
は、受信信号検出機能によるリンク状態をコントロール
部30に知らせている。そこで、自局のコントロール部
30では、リンク状態信号が受信断の場合であって、光
直流信号監視手段33でしきい値以上のCW発光を受光
していない場合は光ファイバの断線と判断する。他方、
受信断の場合であって、且つCW受信回路でしきい値以
上のCW発光を受光している場合は光ファイバの断線で
はないと判断し、故障モードとして相手局のより対線断
線と判断する。故障モードとしては、より対線断線のほ
かに光コンバータ内部の異常、HUB等の異常、光イン
ターフェース部の故障が考えられるが、故障率の観点か
らより対線断線の可能性が最も高い。
【0025】図3は、本発明の第2の実施の形態を説明
する構成ブロック図である。図1との相違点を説明する
と、直流成分増幅回路34は、フォトダイオード22に
代えて、その後段のトランスインピーダンスアンプ24
の出力する電流信号を入力している。このようにして
も、光ファイバから受信する光受信信号の直流成分がし
きい値以上含まれているか監視する光直流信号監視手段
33としての機能を発揮する。
【0026】本発明の第3の実施の形態として異常箇所
検知手段を具備した光LANシステムの一例を図2の構
成により説明する。図2においては、第1又は第2の実
施の形態の光コンバータを2台対向して使用した光LA
Nシステムを示している。光コンバータ43、45内の
光直流信号監視手段からのCW発光レベル監視情報、受
信信号検出機能からのリンク状態監視情報、或いは光イ
ーサネット変換回路からのリモートフォルト信号は、光
コンバータ43、45内でデータ信号に重畳されて光フ
ァイバ44、より対線42、46、HUB41、47等
を介してネットワーク監視用端末装置48、49に伝送
される。ネットワーク監視用端末装置48、49では、
CW発光レベル監視情報、リンク状態監視情報、並びに
リモートフォルト信号からの監視情報を分析して、どの
箇所で異常が発生しているかを検知する。ここで、CW
発光レベル監視情報とは光ファイバから受信する光受信
信号の直流成分がしきい値以上含まれているか監視する
情報であり、リンク状態監視情報とは光受信信号から復
調されたデータ信号が所定値以下であるか検出する受信
信号検出手段による情報であり、リモートフォルト信号
とは光コンバータ43で検出される通信障害の検出信号
である。
【0027】続いて、本発明の第4の実施の形態として
の光コンバータを図4を用いて説明する。第1及び第2
の実施の形態においては、図1及び図2に示すように、
光コンバータに光直流信号監視手段33を設けている。
光直流信号監視手段33はアナログ技術を用いた回路
で、フォトダイオード22やトランスインピーダンスア
ンプ24から光受信信号の直流成分を取出している。し
かし、近年フォトダイオード22とトランスインピーダ
ンスアンプ24のようなプリアンプを一体化した素子が
販売されているが、このような一体化した素子ではフォ
トダイオード22から直流成分を取出すのが困難である
という課題がある。第4の実施の形態においては、光直
流信号監視手段33のようなアナログ回路に代えて、デ
ジタル技術により他局の通信回線以降の異常と光ファイ
バ区間の異常とを区別できる実施の形態を示している。
【0028】なお、図4において図1及び図3と同一作
用をするものには同一符号を付して説明を省略する。信
号切替回路50は、光イーサネット変換回路(PHY)
16と障害確認信号発生手段60aとの信号を切り替え
て、レーザドライバ14に供給するもので、光送信信号
を送信する場合は光イーサネット変換回路(PHY)1
6を選択し、障害確認信号を送信する場合は障害確認信
号発生手段60aを選択する。障害確認信号発生手段6
0aは、コントロール部60に設けられるもので、光コ
ンバータ内部の光イーサネット変換回路16がイーサネ
ットのデータ信号として認識しない信号(例えばデータ
信号として認識しない周波数の矩形波)を障害確認信号
として送信する。光コンバータ内部のポストアンプ26
は、光受信信号レベル監視部26aと障害確認信号検出
部26bも有するものである。光受信信号レベル監視部
26aは、トランスインピーダンスアンプ24から入力
される相手局からの光データ通信(交流成分)の振幅レベ
ルを監視するものであり、障害確認信号を認識する受信
光変調信号入力モニタ回路が設けてあり、障害確認信号
を送信した局のより対線の断線なのか、光ファイバ区間
の断線なのかを一方の光コンバータ側で判別できる。
【0029】このように構成された装置の動作を次に説
明する。光イーサネット変換回路(PHY)16は、デ
ータ信号又はアイドル信号を受信し、4B5Bシンボル
データのエラーレートが一定値未満であった場合はリン
クアップと判断し、逆に一定値以上の場合はリンクフェ
イルと判断する。障害確認信号発生手段60aを有する
コントロール部60は、光インターフェース部10から
のリンクステータス情報と光イーサネット変換回路(P
HY)16のリンクアップ/リンクフェイルとポストア
ンプからのリンク状態信号情報とを併せて以下の動作を
行う。
【0030】光インターフェース部10のリンクがフ
ェイルした時 ポストアンプ26は、相手局からの光データ通信(交流
成分)の振幅レベルが所定の値より低下すると、受信断
のリンク状態信号をコントロール部60へ出力する。こ
の時点で、障害確認信号発生手段60aを有するコント
ロール部60はファイバ受信断と判定できる。光イーサ
ネット変換回路(PHY)16は、正常にデータが受信
できなくなるので、リモートフォルト信号(RF信号)
をレーザドライバ14に出力する。レーザドライバ14
はRF信号をE/O変換し、光インターフェース部10
より出力する。他方、コントロール部60は受信断を受
けて光イーサネット変換回路(PHY)16のより対線
への出力停止を指示する。すると、光イーサネット変換
回路(PHY)16はより対線への出力を停止すること
により、LAN機器へのデータの出力を停止する。
【0031】より対線インターフェース部20のリン
クがフェイルしたとき リンクフェイルしたより対線インターフェース部20を
有する光コンバータについては以下のようになってい
る。光イーサネット変換回路(PHY)16は、リンク
フェイルと判断すると、レーザドライバ14に対して出
力している輝度変調信号の出力を停止する。すると、レ
ーザダイオード12ではE/O変換を停止し、光インタ
ーフェース部10出力はCW信号になる。光イーサネッ
ト変換回路(PHY)16は、より対線の断線検知をコ
ントロール部60に通知する。コントロール部60の障
害確認信号発生手段60aは、信号切替回路50でレー
ザドライバ14への出力を光イーサネット変換回路(P
HY)16から障害確認信号発生手段60aに切替え
る。障害確認信号発生手段60aは障害確認信号として
数百kHz程度の矩形波を出力する。レーザドライバ1
4は障害確認信号をE/O変換し、光インターフェース
部10より出力する。
【0032】リンクフェイルしたより対線インターフェ
ース部20に対する相手局の光コンバータについては以
下のようになっている。ポストアンプ26は相手局から
の光データ信号の振幅レベルが正常なので、リンク状態
信号(受信中)をコントロール部60に出力する。コン
トロール部60はこの時点で光ファイバが正常であると
判断できる。他方、光イーサネット変換回路(PHY)
16は、受信周波数帯域が10MHz又は100MHz
であるため、相手局からの数百kHz程度の矩形波の障
害確認信号をポストアンプ26から受信してもデータと
して受付けない。そこで、光イーサネット変換回路(P
HY)16はデータ受信できていないと判断し、データ
受信断をコントロール部60に出力する。コントロール
部60はこの時点で光イーサネット変換回路(PHY)
16からのデータ受信断との通知と、ポストアンプ26
からの正常受信中との通知を受けて、相手側より対線が
断線していると判断してその表示を表示回路32で行な
う。
【0033】リモートフォルト信号を受信したとき 光イーサネット変換回路(PHY)16はリモートフォ
ルト信号を相手から受信したことをコントロール部60
に通知する。コントロール部60は光イーサネット変換
回路(PHY)16の通知を受けて、光イーサネット変
換回路(PHY)16のより対線への出力停止を指示す
る。すると、光イーサネット変換回路(PHY)16は
より対線への出力を停止することにより、LAN機器へ
のデータの出力を停止する。
【0034】図5は自局光コンバータと相手局光コンバ
ータを有する光LAN装置の説明図である。基本的に
は、図2と同様の構成となっている。図6は光ファイバ
が1心状態の表示一覧の説明図である。
【0035】ここで、LED表示自局において、LIN
Kはリンク状態信号、OPTは光受信信号、RMはリモ
ート信号を表わしており、接続状態においてTPはより
対線としてのツイストペアを表わしている。またONは
LEDの点灯、OFFは消灯、BRは点滅を表わしてい
る。正常接続1では、LINK、OPT、RM共にON
であり、接続状態も自局TP、自光受信、相手TP共に
接続状態となっている。相手側TP断線2ではRMがO
FF、相手TPが未接続になっている。ファイバ断線3
ではLINKがBR、OPTとRMがOFF、自光受信
が断となる。自局側TP断線4ではLINKとRMがO
FF、OPTがBR、自局TPが未接続になっている。
自局側TP断線・ファイバ断線5ではLINK、OP
T、RM共にOFFであり、自局TPが未接続、自光受
信が断となる。
【0036】図7は光ファイバが2心状態の表示一覧の
説明図である。正常接続1では、LINK、OPT、R
M共にONであり、接続状態も自局TP、自光受信、自
光送信、相手TP共に接続状態となっている。相手側T
P断線2ではRMがOFF、相手TPが未接続になって
いる。自局送信側ファイバ断線3ではLINKとOPT
がBR、RMがOFF、自局TP、自光受信が接続状態
となる。自局側TP断線4ではLINKがBR、OPT
とRMがOFF、自光受信が断になっている。自局側T
P断線・相手側TP断線5ではLINKとRM共にOF
Fであり、OPTがBR、自局TPが未接続、自光受信
が接続状態となる。自局側TP断線・自局受信側ファイ
バ断線6ではLINK、OPT、RM共にOFFであ
り、自局TPが未接続、自光受信が断となる。
【0037】図8は本発明の第5の実施の形態を説明す
る光コンバータ43内部の構成ブロック図である。図8
の装置を図4の装置と比較すると、図4の装置では光イ
ーサネット変換回路(PHY)16が1個であるのに対
して、図8では2個となっている。光イーサネット変換
回路(PHY)161、162は同一のLAN用素子
で、例えばレベルワン社製のLXT970という型名の
素子が用いられ、光側のインターフェース用として使用
したり、より対線側のインターフェース用として使用さ
れる。光イーサネット変換回路(PHY)161、16
2相互の接続はMIIインターフェースを用いて接続さ
れる。ここで、MII(Media Independent Interfac
e)インターフェースとは、媒体非依存インターフェー
スであり、IEEE802.3 section22にて規定さ
れるインターフェース仕様で、MACチップ、PHYチ
ップとの接続互換を持つための使用である。例えば伝送
スピード、伝送タイミング、信号レベル等が規定されて
いる。このように構成された装置においても、光イーサ
ネット変換回路(PHY)161、162が図4の光イ
ーサネット変換回路(PHY)16と同様の動作をす
る。
【0038】図9は本発明の第6の実施の形態を説明す
る光コンバータ43内部の構成ブロック図である。図9
の装置を図4の装置と比較すると、図4の装置では光イ
ーサネット変換回路(PHY)16が1個であるのに対
して、図9では2個となっていると共に、信号切替回路
50が省略されている。光イーサネット変換回路(PH
Y)16には、障害確認信号発生手段16aと障害確認
信号検出手段16bが設けられている。また、コントロ
ール部64には、障害確認信号命令部64aが設けられ
ている。
【0039】このように構成された装置における光イー
サネット変換回路(PHY)161、162の動作につ
いて説明する。光イーサネット変換回路用素子には、一
般的に相手へのエラーを伝達する機能を内蔵されたもの
が多々ある。コントロール部64の障害確認信号命令部
64aから光イーサネット変換回路(PHY)161、
162に対して、エラー信号を伝達せよとの命令を出
す。すると、命令を受取った光イーサネット変換回路
(PHY)161、162は、障害確認信号発生手段1
6aの機能として例えば“H”信号と言う特殊なコード
を障害確認信号として出力する。“H”信号を受信した
相手側光イーサネット変換回路の障害確認信号検出手段
16bは、“H”信号をデータとしては認識せず、障害
確認信号として認識し、相手局のコントロール部にデー
タ受信していないとの報告をする。すると、相手局のコ
ントロール部は第3の実施の形態における障害確認信号
を受信した場合と同様の動作をする。第5の実施の形態
によれば、第3の実施の形態に比較して信号切替回路5
0が不用となり、ハードウェア構成が簡単になる。
【0040】本発明の第7の実施の形態として異常箇所
検知手段を具備した光LANシステムの一例を図2の構
成により説明する。図2においては、第4乃至第6の実
施の形態の光コンバータを2台対向して使用した光LA
Nシステムを示している。光コンバータ43、45内の
障害確認信号検出手段からの障害確認信号情報、光変調
監視機能からのリンク状態監視情報、或いは光イーサネ
ット変換回路からのリモートフォルト信号は、光コンバ
ータ43、45内でデータ信号に重畳されて光ファイバ
44、より対線42、46、HUB41、47等を介し
てネットワーク監視用端末装置48、49に伝送され
る。ネットワーク監視用端末装置48、49では、障害
確認信号情報、リンク状態監視情報、並びにリモートフ
ォルト信号からの監視情報を分析して、どの箇所で異常
が発生しているかを検知する。
【0041】尚、上記第4乃至第6の実施の形態におい
ては障害確認信号として数百kHz程度の矩形波や
“H”信号の場合を示したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、専用の波形発生器を用いて光イーサネ
ット変換回路での受信信号とは異なる信号波形を障害確
認信号として用いても良い。
【0042】尚、上記第1乃至第6の実施の形態におい
てはネットワーク機器としてイーサネット対応の場合で
あって、自局の光コンバータとLAN機器とはより対線
で接続されている場合を示したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、平行2線や同軸ケーブル等の他の
構成の通信回線や、イーサネット以外の他の形式のネッ
トワーク機器にも適用できる。さらに、本発明の光コン
バータを2台対向して使用した光LANシステムの例を
示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、光
コンバータを2台以上使用した光LANシステムでもよ
い。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の光コン
バータによれば、通信回線を介して自局の機器と接続さ
れ、光ファイバを介して他局の光コンバータと対向して
接続される光コンバータであって、自局の通信回線以下
に異常が生じた場合に、光ファイバに向けて発光するレ
ーザダイオードの出力を直流発光とする光送信信号変調
手段と、前記光ファイバから受信する光受信信号の直流
成分がしきい値以上であるか監視する光受信信号監視手
段と、前記光受信信号から復調されたデータ信号が所定
値以下であるかを検出する受信信号検出手段を具備する
構成とした。そこで、自局の通信回線以降の異常の場合
は、光送信信号変調手段により光ファイバに向けて発光
するレーザダイオードの出力を直流発光とする。光ファ
イバ区間の異常の場合は、直流発光自体が受信できず、
自局の通信回線以降の異常の場合は直流発光は受信でき
るものの光データ信号が受信できないから、両者の故障
モードの判別が行なえる。
【0044】また請求項5の光コンバータによれば、通
信回線を介して自局の機器と接続され、光ファイバを介
して他局の光コンバータと対向して接続される光コンバ
ータであって、自局の通信回線以下に異常が生じた場合
に、光ファイバに向けて発光するレーザダイオードの出
力を有効なデータ信号と相手局で認識されない障害確認
信号として発生する障害確認信号発生手段と、前記光フ
ァイバから光受信信号が受信されているか監視する信号
検出手段と、前記光受信信号から復調されたデータ信号
が前記障害確認信号であるかを検出する障害確認信号検
出手段を具備する構成とした。そこで、他局の通信回線
以降の異常と、光ファイバ区間の異常とを区別できる。
また実施の形態のように、障害確認信号に例えば矩形波
を用いるとデジタル信号とすることができ、光コンバー
タでアナログ技術を用いる場合に比較して多様な素子を
用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を説明する光コン
バータ43内部の構成ブロック図である。
【図2】 自局光コンバータと相手局光コンバータを有
する光LAN装置の説明図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態を説明する構成ブ
ロック図である。
【図4】 本発明の第4の実施の形態を説明する光コン
バータ43内部の構成ブロック図である。
【図5】 自局光コンバータと相手局光コンバータを有
する光LAN装置の説明図である。
【図6】 光ファイバが1心状態の表示一覧の説明図で
ある。
【図7】 光ファイバが2心状態の表示一覧の説明図で
ある。
【図8】 本発明の第5の実施の形態を説明する光コン
バータ43内部の構成ブロック図である。
【図9】 本発明の第6の実施の形態を説明する光コン
バータ43内部の構成ブロック図である。
【図10】 光コンバータを用いたLANの従来装置の
説明図である。
【符号の説明】
10 光インターフェース部 12 レーザダイオード 14 レーザドライバ 16 光イーサネット変換回路(PHY) 18 パルストランス 20 より対線インターフェース部報処理装置 22 フォトダイオード 26 ポストアンプ(受信信号検出手段) 26a 信号検出手段 26b 障害確認信号検出手段 30 コントロール部(光送信信号変調手段) 33 光直流信号監視手段(光受信信号監視手段) 50 信号切替回路 60 コントロール部 60a 障害確認信号発生手段(障害確認信号発生部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K002 AA01 BA13 DA09 EA05 FA01 5K029 AA06 CC04 HH08 JJ01 KK24 5K042 AA01 CA05 CA10 CA18 DA16 DA18 DA33 EA02 FA15 GA02 HA02 HA11 JA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して自局の機器と接続さ
    れ、光ファイバを介して他局の光コンバータと対向して
    接続される光コンバータであって、 自局の通信回線以下に異常が生じた場合に、光ファイバ
    に向けて発光するレーザダイオードの出力を直流発光と
    する光送信信号変調手段と、 前記光ファイバから受信する光受信信号の直流レベルが
    しきい値以上であるか監視する光受信信号監視手段と、 前記光受信信号の振幅レベルが所定値以下であるかを検
    出する受信信号検出手段と、 を具備することを特徴とする光コンバータ。
  2. 【請求項2】 前記光コンバータは、さらに異常箇所検
    知手段を具備し、 前記異常箇所検知手段は、前記光受信信号の直流成分が
    しきい値よりも小さいときは光ファイバ区間に異常あり
    と判断し、しきい値よりも大きいときで且つ前記光受信
    信号の振幅レベルが所定値以下のときは、前記他局の通
    信回線以降に異常ありと判断することを特徴とする請求
    項1に記載の光コンバータ。
  3. 【請求項3】 前記光受信信号監視手段は、光ファイバ
    からの受光信号を受光するフォトダイオードから直流成
    分を抽出する直流成分増幅回路と、該直流成分増幅回路
    の抽出した直流成分と基準電圧源の発生するしきい値電
    圧とを比較する比較回路を有することを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載の光コンバータ。
  4. 【請求項4】 2台以上の請求項1乃至請求項3のいず
    れかに記載の光コンバータと、 該光コンバータを相互に接続する光ファイバと、 前記光コンバータのそれぞれに設けられる、前記光コン
    バータと前記光コンバータの自局の機器とを接続する通
    信回線と、 前記光受信信号の直流成分がしきい値よりも小さいとき
    は光ファイバ区間に異常ありと判断し、しきい値よりも
    大きいときで且つ前記光受信信号の振幅レベルが所定値
    以下のときは、前記他局の通信回線以降に異常ありと判
    断する異常箇所検知手段を具備すること、 を特徴とする光LANシステム。
  5. 【請求項5】 通信回線を介して自局の機器と接続さ
    れ、光ファイバを介して他局の光コンバータと対向して
    接続される光コンバータであって、 自局の通信回線以下に異常が生じた場合に、光ファイバ
    に向けてレーザダイオードから発光させるための障害確
    認信号を発生する障害確認信号発生手段と、 前記光ファイバから受信する光受信信号の振幅レベルが
    所定値以下であるかを検出する信号検出手段と、 前記光受信信号から前記障害確認信号を検出するための
    障害確認信号検出手段と、 を具備することを特徴とする光コンバータ。
  6. 【請求項6】 2台以上の請求項5に記載の光コンバー
    タと、 該光コンバータを相互に接続する光ファイバと、 前記光コンバータのそれぞれに設けられる、前記光コン
    バータと前記光コンバータの自局の機器とを接続する通
    信回線と、 前記光受信信号の振幅レベルが所定値以下であるときは
    光ファイバ区間に異常ありと判断し、前記光受信信号の
    振幅レベルが所定値を超えているときで且つ前記光受信
    信号から復調された信号から前記障害確認信号が検出さ
    れたときは、前記他局の通信回線以降に異常ありと判断
    する異常箇所検知手段を具備すること、 を特徴とする光LANシステム。
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