JP2002221301A - 熱機器の検査方法及び熱機器の検査システム - Google Patents

熱機器の検査方法及び熱機器の検査システム

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JP2002221301A
JP2002221301A JP2001017365A JP2001017365A JP2002221301A JP 2002221301 A JP2002221301 A JP 2002221301A JP 2001017365 A JP2001017365 A JP 2001017365A JP 2001017365 A JP2001017365 A JP 2001017365A JP 2002221301 A JP2002221301 A JP 2002221301A
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thermal
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Tsuneo Sakamoto
恒夫 坂本
Nobuyuki Ishizaki
信行 石▲崎▼
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Miura Co Ltd
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    • G05B23/0283Predictive maintenance, e.g. involving the monitoring of a system and, based on the monitoring results, taking decisions on the maintenance schedule of the monitored system; Estimating remaining useful life [RUL]
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    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 労力軽減が可能となる熱機器の検査システム
等を提供する。 【解決手段】 施設現場と管理拠点とを結ぶ通信回線1
と、施設現場に設けられ熱機器の運転状態に係る情報を
収集する運転状態情報収集装置2と、運転状態情報収集
装置2と通信回線1との間に介在する施設側モデム3
と、管理拠点に設けられ熱機器の運転状態に係る前記情
報を通信回線1を介して取り込むとともに熱機器の検査
に係る検査記録用の報告書データの生成と生成した報告
書データの施設現場への配信とを実行する情報処理装置
4と、情報処理装置4と通信回線1との間に介在する拠
点側モデム5と、施設現場に設けられ配信された報告書
データに基づく報告書を出力する出力装置6と、を備え
る。また、報告書データの生成毎にその報告書データを
蓄積するデータ蓄積装置7を更に備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001 】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱機器に対する所
定の契約が交わされた施設現場の熱機器の検査方法及び
熱機器の検査システムに関する。
【0002 】
【従来の技術】熱機器、例えばボイラは法律により事業
主の責任において、正常な状態に管理され、安全を維持
していくことが義務づけられている。このことから、事
業主は定期自主検査(点検)を行い、日報・月報等によ
ってその定期自主検査の記録を保管するようになってい
る。上記日報・月報等に記載される記録/チェックは、
定期自主検査を行った際にボイラが正常に運転/管理さ
れていたことを証明する証であり、その証が記載された
状態で日報・月報等は保管されるようになっている。
【0003 】ボイラを備えた施設現場の設備担当者、
若しくはボイラ運転員は、通常一日2〜3回(又は毎
時)、定期的に燃料使用量、運転圧力、排ガス温度、給
水温度、電気伝導度、給水硬度等々の運転状態を日報に
記録するとともに、発生した異常(アラーム等)に関し
ても、発生時刻、内容等を日報に記録し、その日報を保
管及び管理するようになっている。また、上記各種の運
転状態の情報データを集計したり平均化したりするなど
して毎月、月報として整理するようにもなっている。
尚、その月報の整理されたデータは、ボイラの傾向管理
や、万一事故が発生した場合の原因究明や、第三者によ
る検査の際の検査官への開示資料としても利用されてい
る。
【0004 】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記設備担当
者若しくはボイラ運転員にあっては、定期的に運転状態
等を日報に記録しなければならなず、これが毎日となる
とその労力はかなりのものであった。また、月報を作成
する際の上記データの集計や平均化も非常に面倒なもの
であった。
【0005 】本発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、労力軽減が可能となる熱機器の検査方法及び
熱機器の検査システムを提供することを課題とする。
【0006 】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明の熱機器の検査方法は、
熱機器を備えるとともに該熱機器に対する所定の契約を
交わした施設現場と通信回線を介して結ばれる管理拠点
の情報処理装置に、前記熱機器の運転状態に係る情報を
前記通信回線を介して取り込ませ、前記熱機器の検査に
係る検査記録用の報告書データの生成と生成した該報告
書データの前記施設現場への配信とを実行させ、前記施
設現場においては前記情報処理装置から配信された前記
報告書データに基づく報告書を出力装置から出力させる
ようにしたことを特徴としている。
【0007 】請求項2記載の本発明の熱機器の検査方
法は、請求項1に記載の熱機器の検査方法において、所
定時間に前記熱機器の運転状態に係る前記情報を前記情
報処理装置に取り込ませるようにしたことを特徴として
いる。
【0008 】請求項3記載の本発明の熱機器の検査方
法は、請求項1に記載の熱機器の検査方法において、所
定時間間隔で前記熱機器の運転状態に係る前記情報を前
記情報処理装置に取り込ませるようにしたことを特徴と
している。
【0009 】請求項4記載の本発明の熱機器の検査方
法は、請求項1ないし請求項3いずれか記載の熱機器の
検査方法において、前記熱機器の異常発生時に該熱機器
の異常情報を前記情報処理装置に取り込ませ、取り込ん
だ前記異常情報を前記報告書データに含ませるようにし
たことを特徴としている。
【0010 】請求項5記載の本発明の熱機器の検査方
法は、請求項1ないし請求項4いずれか記載の熱機器の
検査方法において、前記報告書データの生成毎に該報告
書データをデータ蓄積装置に蓄積するとともに蓄積した
前記報告書データを集計する一定期間の集計報告書デー
タの生成と生成した該集計報告書データの前記施設現場
への配信とを前記情報処理装置に実行させ、前記施設現
場においては前記情報処理装置から配信された前記集計
報告書データに基づく一定期間の集計報告書を前記出力
装置から出力させるようにしたことを特徴としている。
【0011 】上記課題を解決するためなされた請求項
6記載の本発明の熱機器の検査システムは、図1の基本
構成を示す図に示されるように、熱機器を備えるととも
に該熱機器に対する所定の契約を交わした施設現場と、
前記熱機器の保守、管理をする管理拠点との間で構築さ
れる前記熱機器の検査に係るシステムであって、前記施
設現場と前記管理拠点とを結ぶ通信回線1と、前記施設
現場に設けられ前記熱機器の運転状態に係る情報を収集
する運転状態情報収集装置2と、該運転状態情報収集装
置2と前記通信回線1との間に介在する施設側モデム3
と、前記管理拠点に設けられ前記熱機器の運転状態に係
る前記情報を前記通信回線1を介して取り込むとともに
前記熱機器の検査に係る検査記録用の報告書データの生
成と生成した該報告書データの前記施設現場への配信と
を実行する情報処理装置4と、該情報処理装置4と前記
通信回線1との間に介在する拠点側モデム5と、前記施
設現場に設けられ配信された前記報告書データに基づく
報告書を出力する出力装置6と、を備えたことを特徴と
している。
【0012 】請求項7記載の本発明の熱機器の検査シ
ステムは、請求項6に記載の熱機器の検査システムにお
いて、前記熱機器の異常発生時に該熱機器の異常情報を
取り込んで前記報告書データに含ませることが可能に前
記情報処理装置4を構成したことを特徴としている。
【0013 】請求項8記載の本発明の熱機器の検査シ
ステムは、請求項6又は請求項7に記載の熱機器の検査
システムにおいて、前記報告書データの生成毎に該報告
書データを蓄積するデータ蓄積装置7を更に備えるとと
もに、該データ蓄積装置7に蓄積した前記報告書データ
を集計する一定期間の集計報告書データの生成と生成し
た該集計報告書データの前記施設現場への配信とを実行
させることが可能に前記情報処理装置4を構成し、前記
施設現場においては前記情報処理装置4から配信された
前記集計報告書データに基づく一定期間の集計報告書を
出力することが可能に前記出力装置6を構成したことを
特徴としている。
【0014 】請求項1に記載された本発明によれば、
先ず、通信回線を介して管理拠点の情報処理装置に熱機
器の運転状態に係る情報が取り込まれる。次に、情報処
理装置によって熱機器の検査に係る検査記録用の報告書
データの生成と、その生成した報告書データの施設現場
への配信とが実行される。続いて、施設現場において、
管理拠点の情報処理装置から配信された報告書データに
基づく報告書が出力装置から出力される。本発明の熱機
器の検査方法を採用すると、以上のように熱機器の検査
に係る報告書が自動的に作成される。
【0015 】請求項2に記載された本発明によれば、
所定時間になると熱機器の運転状態に係る情報が情報処
理装置に取り込まれる。これにより、人間が行う場合よ
りも情報の取り込みが正確になる。
【0016 】請求項3に記載された本発明によれば、
所定時間間隔で熱機器の運転状態に係る情報が情報処理
装置に取り込まれる。これにより、人間が行う場合より
も情報の取り込みが正確になる。
【0017 】請求項4に記載された本発明によれば、
熱機器の異常発生時に情報処理装置が異常情報を取り込
む。そして、その異常情報は報告書データに含まれる。
これにより、自動的に作成される熱機器の検査に係る報
告書に異常情報があわせて記載される。
【0018 】請求項5に記載された本発明によれば、
報告書データの生成毎にその報告書データがデータ蓄積
装置に蓄積される。また、情報処理装置によって蓄積さ
れた報告書データが集計され、一定期間の集計報告書デ
ータの生成と、生成した集計報告書データの施設現場へ
の配信とが実行される。そして、施設現場において、情
報処理装置から配信された集計報告書データに基づく一
定期間の集計報告書が出力装置から出力される。本発明
の熱機器の検査方法を採用すると、以上のように熱機器
の検査に係る一定期間の集計報告書が自動的に作成され
る。
【0019 】請求項6に記載された本発明によれば、
熱機器を備えた施設現場とその熱機器の保守、管理をす
る管理拠点との間で構築される熱機器の検査に係るシス
テムを提供することができる。施設現場は熱機器に対す
る所定の契約を交わしているものとする。施設現場にお
いては、運転状態情報収集装置2と施設側モデム3と出
力装置6とが備えられている。また、管理拠点において
は、情報処理装置4と拠点側モデム5とが備えられてい
る。さらに、施設現場と管理拠点は通信回線1によって
結ばれている。もう少し詳しく説明すると、運転状態情
報収集装置2は熱機器の運転状態に係る情報を収集し、
施設側モデム3は運転状態情報収集装置2と通信回線1
との間に介在して管理拠点側との通信を可能にする。ま
た、情報処理装置4は運転状態情報収集装置2が収集し
た情報を取り込み報告書データの生成と生成した報告書
データの施設現場への配信とを実行する。さらに、拠点
側モデム5は情報処理装置4と通信回線1との間に介在
して施設現場側との通信を可能にし、出力装置6は配信
された報告書データに基づく報告書を出力する。従っ
て、通信回線1を介して管理拠点の情報処理装置4に熱
機器の運転状態に係る情報が取り込まれる。また、情報
処理装置4によって熱機器の検査に係る検査記録用の報
告書データの生成と、その生成した報告書データの施設
現場への配信とが実行される。さらに、施設現場におい
て、管理拠点の情報処理装置4から配信された報告書デ
ータに基づく報告書が出力装置6から出力される。以上
のように熱機器の検査に係る報告書が自動的に作成され
る。
【0020 】請求項7に記載された本発明によれば、
熱機器に異常が発生すると、情報処理装置4が熱機器の
異常情報を取り込んで、その異常情報を報告書データに
含ませることができる。これにより、自動的に作成され
る熱機器の検査に係る報告書に異常情報があわせて記載
される。
【0021 】請求項8に記載された本発明によれば、
管理拠点はデータ蓄積装置7を更に備えている。そのデ
ータ蓄積装置7は情報処理装置4によって生成された報
告書データを蓄積する。また、管理拠点に備えられた情
報処理装置4は、データ蓄積装置7に蓄積した報告書デ
ータを集計する一定期間の集計報告書データの生成と生
成した集計報告書データの施設現場への配信とを実行す
る。さらに、出力装置6は、情報処理装置4から配信さ
れた集計報告書データに基づく一定期間の集計報告書を
出力する。従って、熱機器の検査に係る一定期間の集計
報告書が自動的に作成される。
【0022 】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図2は本発明の熱機器の検査シス
テムの一実施の形態を示す構成図である。ここにおける
検査は、定期的な自主検査を行うシステムとして説明す
る。また、図3は運転状態情報収集装置の構成を示すブ
ロック図、図4は情報処理装置の構成を示すブロック
図、図5は情報処理装置の作動を示すフローチャート、
図6は運転状態情報収集装置の作動を示すフローチャー
トである。
【0023 】図2において、引用符号8は施設現場9
に備えられる熱機器としてのボイラを示している。その
ボイラ8を備えた施設現場9には、ボイラ8の他に、熱
機器コントローラ10と運転状態情報収集装置2と出力
装置6とが備えられている。また、施設現場9は、通信
回線1を介して管理拠点11と結ばれており、その管理
拠点11には、情報処理装置4とデータ蓄積装置7とが
備えられている。
【0024 】尚、施設現場9は、ボイラ8に対する所
定の契約(例えばボイラ8の保守及び管理に係る契約)
を管理拠点11と交わしているものとする。また、通信
回線1及び後述する通信回線28は、有線(公衆回線、
専用回線)又は無線いずれであってもよいものとする。
さらに、管理拠点11は、通信回線1を介して一箇所又
は複数箇所の施設現場9と結ばれているものとする。
【0025 】先ず、上記各構成について詳細に説明す
る。
【0026 】上記ボイラ8は、バーナ12と給水ライ
ン13と蒸気ライン14と水位検出手段15と蒸気圧検
出手段16とを備えて構成されている。バーナ12に
は、燃料供給ライン17が接続されている。また、バー
ナ12には、ウインドボックス18を介して送風機19
が設けられている。その燃料供給ライン17には、燃料
弁20が設けられており、ウインドボックス18には、
バーナ12の火炎の状態、すなわち燃焼状態を検出する
火炎検出手段21が設けられている。
【0027 】一方、給水ライン13は、給水ポンプ2
2を有しており、ボイラ8の下部に接続されている。こ
れに対し蒸気ライン14は、ボイラ8の上部に接続され
ている。また、水位検出手段15は、缶体内の水位を検
出することができるように構成されており、蒸気圧検出
手段16は、缶体内の蒸気圧力を検出することができる
ように構成されている。
【0028 】上記熱機器コントローラ10は、ボイラ
8を自動制御するための装置(いわゆるマイコンの機能
を有する)であって、そのボイラ8に設けられており、
コントローラ演算処理部23とコントローラ記憶部24
とコントローラインターフェース25とコントローラモ
デム26とを備えて構成されている。また、熱機器コン
トローラ10は、運転状態情報収集装置2によって制御
されている。尚、ボイラ8の異常発生時には、運転状態
情報収集装置2にその旨の信号等が伝達されるようにな
っている。ボイラ8が一台の場合には、熱機器コントロ
ーラ10を運転状態情報収集装置2として機能させても
よいものとする。
【0029 】コントローラ演算処理部23は、マイコ
ンにおけるCPU(中央演算処理装置)の機能を有して
おり、コントローラ記憶部24に予め格納された制御プ
ログラムに従って作動するようになっている。コントロ
ーラ演算処理部23には、コントローラ記憶部24とコ
ントローラインターフェース25とが接続されている。
【0030 】コントローラ記憶部24は、マイコンに
おけるROM(読み出し専用のメモリ)、RAM(読み
出し書き込み自在のメモリ)、及びEEPROM(電気
的消去/書き換え可能な読み出し専用のメモリ)の機能
を有しており、制御プログラム、固定データ、設定値情
報等が格納されている。また、コントローラ演算処理部
23の処理の過程で利用される各種データを格納するデ
ータエリアと、上記処理の際に使用されるワークエリア
等を有している。
【0031 】コントローラインターフェース25に
は、コントローラモデム26が接続されている。また、
コントローラインターフェース25には、複数の回線2
7を介して水位検出手段15、蒸気圧検出手段16、送
風機19、燃料弁20、火炎検出手段21、及び給水ポ
ンプ22が接続されている。コントローラインターフェ
ース25を介してコントローラ演算処理部23には、ボ
イラ8の運転状態が逐次取り込まれるようになってい
る。
【0032 】コントローラモデム26は、通信回線2
8を介して運転状態情報収集装置2に接続されている。
本形態において、コントローラモデム26は既知のモデ
ムであるものとする。
【0033 】上記運転状態情報収集装置2は、一台又
は複数台のボイラ8を制御及び監視するとともに、その
一台又は複数台のボイラ8の運転状態に係る情報を収集
する装置であって、収集装置本体29と収集装置モニタ
30(ディスプレイ。施設現場9の設備担当者若しくは
ボイラ運転員がボイラ8の運転状態等を確認することが
できる表示装置)とを備えて構成されている。また、運
転状態情報収集装置2には、上記出力装置6が接続され
ている。尚、運転状態情報収集装置2は、例えばパーソ
ナルポータブルコンピュータを用いて構成することがで
きるものとする。
【0034 】収集装置本体29は、図3に示される如
く(図2も参照のこと)、収集装置演算処理部31と収
集装置記憶部32と収集装置インターフェース33と収
集装置モデム34とを備えて構成されている。その収集
装置演算処理部31には、収集装置記憶部32と収集装
置インターフェース33とが接続されており、また、収
集装置インターフェース33には、出力装置6と収集装
置モニタ30と収集装置モデム34とが接続されてい
る。さらに、収集装置モデム34には、通信回線1、2
8がそれぞれ接続されている。運転状態情報収集装置2
は、両通信回線1、28を介して管理拠点11、熱機器
コントローラ10とそれぞれ結ばれている。尚、本形態
において、収集装置モデム34は既知のモデムであるも
のとする。また、収集装置本体29は、電子メール(e
−mail)を受信することができるものとする。
【0035 】収集装置演算処理部31は、熱機器コン
トローラ10のコントローラ演算処理部23と同様に、
マイコンにおけるCPUの機能を有している。また、収
集装置演算処理部31は、収集装置記憶部32に予め格
納された制御プログラムに従って作動するようになって
いる。
【0036 】収集装置記憶部32は、熱機器コントロ
ーラ10のコントローラ記憶部24と同様に、マイコン
におけるROM、RAM、及びEEPROMの機能を有
している。また、収集装置記憶部32には、制御プログ
ラム、固定データ、設定値情報等が格納されている。さ
らに、収集装置演算処理部31の処理の過程で利用され
る各種データ(例えば収集したボイラ8の運転状態に係
る情報データ)を格納するデータエリアと、上記処理の
際に使用されるワークエリア等を有している。
【0037 】図2に戻り、上記出力装置6としてはプ
リンタを挙げることができる。そして、その出力装置6
は、例えば運転状態情報収集装置2によって受信した電
子メールの内容をプリントアウトすることができるよう
になっている。尚、施設現場9の設備担当者若しくはボ
イラ運転員は、プリントアウトされたもの(日報、月
報)を保管、管理するものとする。
【0038 】上記情報処理装置4は、一台又は複数台
の運転状態情報収集装置2を制御及び監視するととも
に、上記運転状態に係る情報(情報データ)を取り込ん
でボイラ8の定期自主検査に係る検査記録用の報告書デ
ータ又は集計報告書データの生成と、その生成した報告
書データ又は集計報告書データの施設現場9への配信と
を実行する装置であって、処理装置本体35と処理装置
モニタ36(ディスプレイ。管理拠点11の担当者が配
信する報告書データ又は集計報告書データ(報告書又は
集計報告書)の内容を確認することができる表示装置)
とを備えて構成されている。尚、情報処理装置4は、例
えばパーソナルポータブルコンピュータを用いて構成す
ることができるものとする。
【0039 】処理装置本体35は、図4に示される如
く(図2も参照のこと)、処理装置演算処理部37と処
理装置記憶部38と処理装置インターフェース39と処
理装置モデム40とを備えて構成されている。その処理
装置演算処理部37には、処理装置記憶部38と処理装
置インターフェース39とが接続されており、また、処
理装置インターフェース39には、上記データ蓄積装置
7と処理装置モニタ36と処理装置モデム40とが接続
されている(図示しないがキーボード等も含まれるもの
とする)。さらに、処理装置モデム40には、通信回線
1が接続されている。尚、本形態において、処理装置モ
デム40は既知のモデムであるものとする。また、処理
装置本体35は、電子メールを送信することができるも
のとする。
【0040 】処理装置演算処理部37は、運転状態情
報収集装置2の収集装置演算処理部31と同様に、マイ
コンにおけるCPUの機能を有している。また、処理装
置演算処理部37は、処理装置記憶部38に予め格納さ
れた制御プログラムに従って作動するようになってい
る。尚、処理装置演算処理部37は図示しないタイマー
を有しているものとする。
【0041 】処理装置記憶部38は、運転状態情報収
集装置2の収集装置記憶部32と同様に、マイコンにお
けるROM、RAM、及びEEPROMの機能を有して
いる。また、処理装置記憶部38には、制御プログラ
ム、固定データ、設定値情報(例えばボイラ8の運転状
態に係る情報データの取り込み時間や取り込み時間間
隔)等が格納されている。さらに、処理装置演算処理部
37の処理の過程で利用される各種データ(例えば取り
込んだボイラ8の運転状態に係る情報データ)を格納す
るデータエリアと、上記処理の際に使用されるワークエ
リア等を有している。
【0042 】上記データ蓄積装置7は、データベース
であって、情報処理装置4により生成された上記報告書
データがその生成の都度、蓄積されるようになってい
る。また、処理装置演算処理部37によって蓄積された
上記報告書データは、適宜引き出されるようになってい
る。尚、データ蓄積装置7は、少なくとも一ヶ月分の報
告書データを蓄積することができる格納エリアを有して
いるものとする。また、データ蓄積装置7は、上記処理
装置記憶部38で代用することができるものとする。
【0043 】次に、図5を参照しながら、情報処理装
置4の上記処理装置演算処理部37が行う動作概要を説
明する。尚、必要に応じて図2も参照するものとする。
また、以下で説明する動作概要(図5及び図6を参照し
た動作概要)を本発明の検査方法の説明に代えるものと
する。
【0044 】ステップS1において、ボイラ8の運転
状態に係る情報(情報データ)を取り込む時間か否かを
判断する。その判断は、処理装置演算処理部37の図示
しないタイマー及び処理装置記憶部38に格納された設
定値情報等に基づいて行われるものとする(例えば所定
時間に取り込みが開始される。また、所定時間間隔で取
り込みが行われる)。上記情報の取り込み時間でない場
合には(ステップS1でN)、取り込み時間になるまで
待機する。一方、取り込み時間になった場合には(ステ
ップS1でY)、ステップS2の処理へ移行する。
【0045 】ステップS2へ処理が移行するとそのス
テップS2では、施設現場9の運転状態情報収集装置2
に対し自動的に電話を掛け、管理拠点11と施設現場9
との間を通信回線1を介して接続状態にするとともに、
運転状態情報収集装置2が収集した上記情報(情報デー
タ)の取り込みを開始する。そして、情報処理装置4に
取り込まれた上記情報(情報データ)は、上記処理装置
記憶部38に格納される。これにより、上記取り込み時
間における上記情報(情報データ)の取り込みが完了
し、ステップS3の処理へ移行する。尚、ボイラ8に異
常が発生した場合には、その都度上記時間に関係なく異
常情報(異常情報データ)が上記情報(情報データ)と
同様に取り込まれるものとする。
【0046 】ステップS3へ処理が移行するとそのス
テップS3では、一日分の上記情報(情報データ)の取
り込みが完了したか否かを判断する。すなわち、一日に
おいて例えば2〜3回(又は毎時)定期的に上記情報
(情報データ)の取り込みが行われた場合には(ステッ
プS3でY)、ステップS4の処理へ移行する。一方、
これ以外の場合には(ステップS3でN)、ステップS
1の処理へ移行する。
【0047 】ステップS4へ処理が移行するとそのス
テップS4では、一日分の取り込んだ上記情報(情報デ
ータ)及び異常情報(異常情報データ)を演算処理(例
えば効率計算等)し、所定のフォーマットにデータが記
載されるように、定期自主検査に係る検査記録用の報告
書データを生成する。その報告書データは、施設現場9
の出力装置6からプリントアウトされると日報になるデ
ータである。報告書データが生成されるとステップS5
の処理へ移行する。
【0048 】ステップS5へ処理が移行するとそのス
テップS5では、生成された報告書データを施設現場9
の運転状態情報収集装置2へ配信(本形態においては電
子メールによって配信する)し、ステップS6の処理へ
移行する。尚、生成された報告書データを施設現場9の
運転状態情報収集装置2へ配信する前に、管理拠点11
の上記担当者が処理装置モニタ36を用いて内容確認す
ることが好ましいものとする。
【0049 】ステップS6へ処理が移行するとそのス
テップS6では、生成された報告書データをデータ蓄積
装置7の所定エリアに格納し、ステップS7の処理へ移
行する。
【0050 】尚、フローチャートに特に示していない
が、データ蓄積装置7に格納され蓄積された日々の報告
書データは、処理装置演算処理部37によって例えば一
ヶ月分蓄積されたと判断されるとデータ蓄積装置7から
引き出され、集計や平均化などの演算処理がなされる。
そして、一定期間の集計報告書データが生成される。そ
の集計報告書データは、施設現場9の出力装置6からプ
リントアウトされると月報になるデータである。集計報
告書データは施設現場9の運転状態情報収集装置2へ配
信される。
【0051 】ステップS7へ処理が移行するとそのス
テップS7では、本システムが停止・終了する場合(ス
テップS7でY)に一連の処理が終了し、それ以外(ス
テップS7でN)は再びステップ1の処理に戻ってボイ
ラ8の運転状態に係る情報(情報データ)を取り込む時
間か否かを判断する。
【0052 】続いて、図6を参照しながら、運転状態
情報収集装置2の上記収集装置演算処理部31が行う動
作概要を説明する。尚、必要に応じて図2も参照するも
のとする。
【0053 】ステップS11において、管理拠点11
の情報処理装置4からの上記情報(情報データ)の取り
込み要求があるか否かを判断する。そして、その要求が
あった場合には(ステップS11でY)、ステップS1
2の処理へ移行する。一方、これとは逆に、要求がない
場合には(ステップS11でN)、ステップS13の処
理へ移行する。
【0054 】ステップS12へ処理が移行するとその
ステップS12では、通信回線1を介して要求された上
記情報(情報データ)を情報処理装置4へ送信し、ステ
ップS13の処理へ移行する。
【0055 】ステップS13へ処理が移行するとその
ステップS13では、情報処理装置4からの報告書デー
タ(又は集計報告書データ)の配信があるか否かを判断
する。そして、その配信があった場合には(ステップS
13でY)、ステップS14の処理へ移行する。一方、
これとは逆に、配信がない場合には(ステップS13で
N)、再びステップS11の処理に戻って情報処理装置
4からの上記情報(情報データ)の取り込み要求がある
か否かを判断する。
【0056 】ステップS14へ処理が移行するとその
ステップS14では、配信された報告書データ(又は集
計報告書データ)に基づいて出力装置6から日報をプリ
ントアウトし、ステップS15の処理へ移行する。
【0057 】ステップS15へ処理が移行するとその
ステップS15では、本システムが停止・終了する場合
(ステップS15でY)に一連の処理が終了し、それ以
外(ステップS15でN)は再びステップ11の処理に
戻って情報処理装置4からの上記情報(情報データ)の
取り込み要求があるか否かを判断する。
【0058 】以上説明したように、本発明によれば熱
機器(本形態においてはボイラ8)の定期自主検査に係
る報告書(日報及び月報)を自動的に作成することがで
きる。これにより、設備担当者若しくはボイラ運転員の
労力を従来よりも大幅に軽減することができる。また、
設備担当者若しくはボイラ運転員が報告書(日報及び月
報)を作成する場合よりも正確な時間に情報を取り込ん
でその報告書(日報及び月報)を作成することができる
(例えば正確な時間間隔で正確に情報を取り込み報告書
を作成することができる)。さらに、電子化されたデー
タによって報告書(日報及び月報)を作成することか
ら、その電子化されたデータを用いることにより活用方
法が他にも見いだせるというメリットがある。その他、
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可
能なことは勿論である。
【0059 】尚、本発明の熱機器の検査方法及び熱機
器の検査システムをまとめると次のようになる。 1).熱機器を備えるとともに該熱機器に対する所定の
契約を交わした施設現場と通信回線を介して結ばれる管
理拠点の情報処理装置に、前記熱機器の運転状態に係る
情報を前記通信回線を介して取り込ませ、前記熱機器の
検査に係る検査記録用の報告書データの生成と生成した
該報告書データの前記施設現場への配信とを実行させ、
前記施設現場においては前記情報処理装置から配信され
た前記報告書データに基づく報告書を出力装置から出力
させるようにしたことを特徴とする熱機器の検査方法。
【0060 】2).上記1).に記載の熱機器の検査
方法において、所定時間に前記熱機器の運転状態に係る
前記情報を前記情報処理装置に取り込ませるようにした
ことを特徴とする熱機器の検査方法。
【0061 】3).上記2).に記載の熱機器の検査
方法において、前記報告書データの生成毎に該報告書デ
ータをデータ蓄積装置に蓄積するとともに蓄積した前記
報告書データを集計する一定期間の集計報告書データの
生成と生成した該集計報告書データの前記施設現場への
配信とを前記情報処理装置に実行させ、前記施設現場に
おいては前記情報処理装置から配信された前記集計報告
書データに基づく一定期間の集計報告書を前記出力装置
から出力させるようにしたことを特徴とする熱機器の検
査方法。
【0062 】4).上記2).に記載の熱機器の検査
方法において、前記熱機器の異常発生時に該熱機器の異
常情報を前記情報処理装置に取り込ませ、取り込んだ前
記異常情報を前記報告書データに含ませるようにしたこ
とを特徴とする熱機器の検査方法。
【0063 】5).上記4).に記載の熱機器の検査
方法において、前記報告書データの生成毎に該報告書デ
ータをデータ蓄積装置に蓄積するとともに蓄積した前記
報告書データを集計する一定期間の集計報告書データの
生成と生成した該集計報告書データの前記施設現場への
配信とを前記情報処理装置に実行させ、前記施設現場に
おいては前記情報処理装置から配信された前記集計報告
書データに基づく一定期間の集計報告書を前記出力装置
から出力させるようにしたことを特徴とする熱機器の検
査方法。
【0064 】6).上記1).に記載の熱機器の検査
方法において、所定時間間隔で前記熱機器の運転状態に
係る前記情報を前記情報処理装置に取り込ませるように
したことを特徴とする熱機器の検査方法。
【0065 】7).上記6).に記載の熱機器の検査
方法において、前記報告書データの生成毎に該報告書デ
ータをデータ蓄積装置に蓄積するとともに蓄積した前記
報告書データを集計する一定期間の集計報告書データの
生成と生成した該集計報告書データの前記施設現場への
配信とを前記情報処理装置に実行させ、前記施設現場に
おいては前記情報処理装置から配信された前記集計報告
書データに基づく一定期間の集計報告書を前記出力装置
から出力させるようにしたことを特徴とする熱機器の検
査方法。
【0066 】8).上記6).に記載の熱機器の検査
方法において、前記熱機器の異常発生時に該熱機器の異
常情報を前記情報処理装置に取り込ませ、取り込んだ前
記異常情報を前記報告書データに含ませるようにしたこ
とを特徴とする熱機器の検査方法。
【0067 】9).上記8).に記載の熱機器の検査
方法において、前記報告書データの生成毎に該報告書デ
ータをデータ蓄積装置に蓄積するとともに蓄積した前記
報告書データを集計する一定期間の集計報告書データの
生成と生成した該集計報告書データの前記施設現場への
配信とを前記情報処理装置に実行させ、前記施設現場に
おいては前記情報処理装置から配信された前記集計報告
書データに基づく一定期間の集計報告書を前記出力装置
から出力させるようにしたことを特徴とする熱機器の検
査方法。
【0068 】10).上記1).に記載の熱機器の検
査方法において、前記熱機器の異常発生時に該熱機器の
異常情報を前記情報処理装置に取り込ませ、取り込んだ
前記異常情報を前記報告書データに含ませるようにした
ことを特徴とする熱機器の検査方法。
【0069 】11).上記10).に記載の熱機器の
検査方法において、前記報告書データの生成毎に該報告
書データをデータ蓄積装置に蓄積するとともに蓄積した
前記報告書データを集計する一定期間の集計報告書デー
タの生成と生成した該集計報告書データの前記施設現場
への配信とを前記情報処理装置に実行させ、前記施設現
場においては前記情報処理装置から配信された前記集計
報告書データに基づく一定期間の集計報告書を前記出力
装置から出力させるようにしたことを特徴とする熱機器
の検査方法。
【0070 】12).上記1).に記載の熱機器の検
査方法において、前記報告書データの生成毎に該報告書
データをデータ蓄積装置に蓄積するとともに蓄積した前
記報告書データを集計する一定期間の集計報告書データ
の生成と生成した該集計報告書データの前記施設現場へ
の配信とを前記情報処理装置に実行させ、前記施設現場
においては前記情報処理装置から配信された前記集計報
告書データに基づく一定期間の集計報告書を前記出力装
置から出力させるようにしたことを特徴とする熱機器の
検査方法。
【0071 】13).熱機器を備えるとともに該熱機
器に対する所定の契約を交わした施設現場と、前記熱機
器の保守、管理をする管理拠点との間で構築される前記
熱機器の検査に係るシステムであって、前記施設現場と
前記管理拠点とを結ぶ通信回線と、前記施設現場に設け
られ前記熱機器の運転状態に係る情報を収集する運転状
態情報収集装置と、該運転状態情報収集装置と前記通信
回線との間に介在する施設側モデムと、前記管理拠点に
設けられ前記熱機器の運転状態に係る前記情報を前記通
信回線を介して取り込むとともに前記熱機器の検査に係
る検査記録用の報告書データの生成と生成した該報告書
データの前記施設現場への配信とを実行する情報処理装
置と、該情報処理装置と前記通信回線との間に介在する
拠点側モデムと、前記施設現場に設けられ配信された前
記報告書データに基づく報告書を出力する出力装置と、
を備えたことを特徴とする熱機器の検査システム。
【0072 】14).上記13).に記載の熱機器の
検査システムにおいて、前記報告書データの生成毎に該
報告書データを蓄積するデータ蓄積装置を更に備えると
ともに、該データ蓄積装置に蓄積した前記報告書データ
を集計する一定期間の集計報告書データの生成と生成し
た該集計報告書データの前記施設現場への配信とを実行
させることが可能に前記情報処理装置を構成し、前記施
設現場においては前記情報処理装置から配信された前記
集計報告書データに基づく一定期間の集計報告書を出力
することが可能に前記出力装置を構成したことを特徴と
する熱機器の検査システム。
【0073 】15).上記13).に記載の熱機器の
検査システムにおいて、前記熱機器の異常発生時に該熱
機器の異常情報を取り込んで前記報告書データに含ませ
ることが可能に前記情報処理装置を構成したことを特徴
とする熱機器の検査システム。
【0074 】16).上記15).に記載の熱機器の
検査システムにおいて、前記報告書データの生成毎に該
報告書データを蓄積するデータ蓄積装置を更に備えると
ともに、該データ蓄積装置に蓄積した前記報告書データ
を集計する一定期間の集計報告書データの生成と生成し
た該集計報告書データの前記施設現場への配信とを実行
させることが可能に前記情報処理装置を構成し、前記施
設現場においては前記情報処理装置から配信された前記
集計報告書データに基づく一定期間の集計報告書を出力
することが可能に前記出力装置を構成したことを特徴と
する熱機器の検査システム。
【0075 】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、熱機器の検査に係る報告書を自動
的に作成することができる。従って、労力が軽減される
熱機器の検査方法を提供することができる。
【0076 】請求項2に記載された本発明によれば、
請求項1の効果の他に、人間が行う場合よりも正確に情
報を取り込むことができるという効果を奏する。
【0077 】請求項3に記載された本発明によれば、
請求項1の効果の他に、人間が行う場合よりも正確に情
報を取り込むことができるという効果を奏する。
【0078 】請求項4に記載された本発明によれば、
請求項1ないし請求項3いずれかの効果の他に、異常情
報があわせて記載された報告書を自動的に作成すること
ができるという効果を奏する。
【0079 】請求項5に記載された本発明によれば、
請求項1ないし請求項4いずれかの効果の他に、熱機器
の検査に係る一定期間の集計報告書を自動的に作成する
ことができるという効果を奏する。
【0080 】請求項6に記載された本発明によれば、
熱機器の検査に係る報告書を自動的に作成することがで
きる。従って、労力が軽減される熱機器の検査システム
を提供することができる。
【0081 】請求項7に記載された本発明によれば、
請求項6の効果の他に、異常情報があわせて記載された
報告書を自動的に作成することができるという効果を奏
する。
【0082 】請求項8に記載された本発明によれば、
請求項6又は請求項7の効果の他に、熱機器の検査に係
る一定期間の集計報告書を自動的に作成することができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による熱機器の検査システムの基本構成
を示す図である。
【図2】本発明による熱機器の検査システムの一実施の
形態を示す構成図である。
【図3】運転状態情報収集装置の構成を示すブロック図
である。
【図4】情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【図5】情報処理装置の作動を示すフローチャートであ
る。
【図6】運転状態情報収集装置の作動を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 通信回線 2 運転状態情報収集装置 3 施設側モデム 4 情報処理装置 5 拠点側モデム 6 出力装置 7 データ蓄積装置 8 ボイラ(熱機器) 9 施設現場 10 熱機器コントローラ 11 管理拠点 30 収集装置モニタ 36 処理装置モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K003 XC03 5C087 AA22 BB12 BB13 BB18 DD08 DD33 EE14 FF01 FF02 FF19 FF20 FF23 GG18 GG21 GG24 GG30 GG37

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱機器を備えるとともに該熱機器に対す
    る所定の契約を交わした施設現場と通信回線を介して結
    ばれる管理拠点の情報処理装置に、前記熱機器の運転状
    態に係る情報を前記通信回線を介して取り込ませ、前記
    熱機器の検査に係る検査記録用の報告書データの生成と
    生成した該報告書データの前記施設現場への配信とを実
    行させ、前記施設現場においては前記情報処理装置から
    配信された前記報告書データに基づく報告書を出力装置
    から出力させるようにしたことを特徴とする熱機器の検
    査方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の熱機器の検査方法にお
    いて、 所定時間に前記熱機器の運転状態に係る前記情報を前記
    情報処理装置に取り込ませるようにしたことを特徴とす
    る熱機器の検査方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の熱機器の検査方法にお
    いて、 所定時間間隔で前記熱機器の運転状態に係る前記情報を
    前記情報処理装置に取り込ませるようにしたことを特徴
    とする熱機器の検査方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3いずれか記載の
    熱機器の検査方法において、 前記熱機器の異常発生時に該熱機器の異常情報を前記情
    報処理装置に取り込ませ、取り込んだ前記異常情報を前
    記報告書データに含ませるようにしたことを特徴とする
    熱機器の検査方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4いずれか記載の
    熱機器の検査方法において、 前記報告書データの生成毎に該報告書データをデータ蓄
    積装置に蓄積するとともに蓄積した前記報告書データを
    集計する一定期間の集計報告書データの生成と生成した
    該集計報告書データの前記施設現場への配信とを前記情
    報処理装置に実行させ、前記施設現場においては前記情
    報処理装置から配信された前記集計報告書データに基づ
    く一定期間の集計報告書を前記出力装置から出力させる
    ようにしたことを特徴とする熱機器の検査方法。
  6. 【請求項6】 熱機器を備えるとともに該熱機器に対す
    る所定の契約を交わした施設現場と、前記熱機器の保
    守、管理をする管理拠点との間で構築される前記熱機器
    の検査に係るシステムであって、 前記施設現場と前記管理拠点とを結ぶ通信回線と、前記
    施設現場に設けられ前記熱機器の運転状態に係る情報を
    収集する運転状態情報収集装置と、該運転状態情報収集
    装置と前記通信回線との間に介在する施設側モデムと、
    前記管理拠点に設けられ前記熱機器の運転状態に係る前
    記情報を前記通信回線を介して取り込むとともに前記熱
    機器の検査に係る検査記録用の報告書データの生成と生
    成した該報告書データの前記施設現場への配信とを実行
    する情報処理装置と、該情報処理装置と前記通信回線と
    の間に介在する拠点側モデムと、前記施設現場に設けら
    れ配信された前記報告書データに基づく報告書を出力す
    る出力装置と、を備えたことを特徴とする熱機器の検査
    システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の熱機器の検査システム
    において、 前記熱機器の異常発生時に該熱機器の異常情報を取り込
    んで前記報告書データに含ませることが可能に前記情報
    処理装置を構成したことを特徴とする熱機器の検査シス
    テム。
  8. 【請求項8】 請求項6又は請求項7に記載の熱機器の
    検査システムにおいて、 前記報告書データの生成毎に該報告書データを蓄積する
    データ蓄積装置を更に備えるとともに、該データ蓄積装
    置に蓄積した前記報告書データを集計する一定期間の集
    計報告書データの生成と生成した該集計報告書データの
    前記施設現場への配信とを実行させることが可能に前記
    情報処理装置を構成し、前記施設現場においては前記情
    報処理装置から配信された前記集計報告書データに基づ
    く一定期間の集計報告書を出力することが可能に前記出
    力装置を構成したことを特徴とする熱機器の検査システ
    ム。
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