JP2002218429A

JP2002218429A - 映像配信方法

Info

Publication number: JP2002218429A
Application number: JP2001013153A
Authority: JP
Inventors: Kazunari Asano; 一成浅野
Original assignee: SHIIGURIIN KK
Current assignee: SHIIGURIIN KK
Priority date: 2001-01-22
Filing date: 2001-01-22
Publication date: 2002-08-02

Abstract

(57)【要約】【課題】ブロードバンドなど大容量のデータ転送を可
能とする通信技術を利用して、１つ、又は、複数の撮影
依頼者の端末に対して、各々撮影依頼者からの要望に基
づく撮影映像をリアルタイム、又は、編集処理をして送
信する映像配信方法に関する技術を提供する点にある。【解決手段】図１に示すように、本実施の形態に係る
映像配信方法を実行するための構成は、撮影依頼者に対
して音声や画像を含む映像情報を供給する映像供給手段
１０と、撮影依頼者の操作によりインターネット１００
などの通信ネットワークを介して、映像供給手段１０に
対して映像情報の供給依頼を送信する映像撮影依頼手段
２０ａ、ｂ〜ｎと、通信ネットワークを介して映像供給
手段１０に依頼者が希望する映像情報を送信する映像撮
影手段３０ａ、ｂ〜ｎとで概略構成され、映像供給手段
１０は、映像撮影依頼手段２０ａ、ｂ〜ｎと映像撮影手
段３０ａ、ｂ〜ｎとの間で会話機能を開通させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は映像配信方法に関
し、特に、インターネットなどの通信ネットワークを利
用した映像配信方法に属する。

【０００２】

【従来の技術】従来、携帯端末は、個人対個人の通信
や、個人からウェブサイトにアクセスして必要とする情
報を取得するという目的に利用されていた。一方、不特
定多数の視聴者に対する映像配信に関しては、多額の費
用を必要とする放送設備を利用して映像放送を送信する
ことが行われていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には以下に掲げる問題点があった。

【０００４】従来の双方向通信回線における転送速度の
上昇に伴うコスト増が原因となり、一般の通信回線を利
用した映像配信に関しては、こま落しの画像や画像品質
の高くない映像の送信を行っていた。また、映像放送は
視聴者に対して一方的な映像データの送信となるので、
視聴者からの希望を木目細かくリアルタイムに反映でき
る映像配信を行うことができないという問題点があっ
た。

【０００５】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、ブロードバンドな
ど大容量のデータ転送を可能とする通信技術を利用し
て、１つ、又は、複数の撮影依頼者の端末に対して、各
々撮影依頼者からの要望に基づく撮影映像をリアルタイ
ム、又は、編集処理をして送信する映像配信方法に関す
る技術を提供する点にある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の本発明の
要旨は、通信回線を利用した映像配信方法であって、撮
影依頼者が希望する録音を含む撮影対象や撮影内容に基
づく映像指示が、インターネットなどの通信ネットワー
クに接続された映像供給手段により、前記通信ネットワ
ークを利用して前記撮影依頼者の映像撮影依頼手段か
ら、映像撮影手段を操作する映像撮影者に送信される第
１のステップと、前記映像撮影手段から送信された前記
映像指示に基づき撮影された映像情報が、前記映像供給
手段により、前記映像撮影依頼手段に配信される第２の
ステップとを備えることを特徴とする映像配信方法に存
する。請求項２記載の本発明の要旨は、前記第１のステ
ップは、前記映像供給手段が、１つ又は複数の前記撮影
依頼者から送信されて、前記映像撮影者毎に一時登録さ
れた映像指示データを参照し、該映像指示データが有す
る前記撮影対象と前記撮影内容とを含む映像指示項目群
が一致する数が多い前記映像指示データに基づき前記映
像指示を確定し、前記映像撮影手段に送信する第３のス
テップと、確定した前記映像指示に該当する映像指示デ
ータを削除する第４のステップとを含むことを特徴とす
る請求項１に記載の映像配信方法に存する。請求項３記
載の本発明の要旨は、前記第３のステップは、１つ又は
複数の前記撮影依頼者から送信された映像指示データに
おいて、前記撮影対象と前記撮影内容とを含む映像指示
項目群が一致しない場合、前記撮影対象に対応する映像
指示項目が一致する数が多い前記映像指示データに基づ
き前記映像指示を確定するステップを含むことを特徴と
する請求項１又は２に記載の映像配信方法に存する。請
求項４記載の本発明の要旨は、前記第３のステップは、
１つ又は複数の前記撮影依頼者から送信された映像指示
データにおいて、前記撮影対象に対応する映像指示項目
が一致しない場合、前記映像指示データが一時登録され
た時刻の順に前記映像指示を確定するステップを含むこ
とを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載の映像
配信方法に存する。請求項５記載の本発明の要旨は、前
記第３のステップは、撮影開始時刻や前回の映像指示を
確定した時刻などの基準時刻から所定の時間が経過した
時刻、又は、予め設定された時刻に前記映像指示を確定
するステップを含むことを特徴とする請求項１乃至４の
いずれかに記載の映像配信方法に存する。請求項６記載
の本発明の要旨は、前記第１のステップは、前記映像撮
影依頼手段からのアクセスに従い、前記映像供給手段か
ら、１つ、又は、複数の前記映像撮影者が各々登録され
た１つ、又は、複数の撮影拠点の所在地が、前記映像撮
影依頼手段に送信され、前記撮影依頼者に対して希望す
る撮影拠点の選択を促す第５のステップと、前記映像供
給手段から、前記撮影依頼者により選択された前記撮影
拠点に含まれる映像撮影手段を操作する１つ、又は、複
数の映像撮影者の所在地が、前記映像撮影依頼手段に送
信され、前記撮影依頼者に映像撮影者の選択を促す第６
のステップと、前記映像供給手段から、前記撮影依頼者
により選択された映像撮影者に関する撮影依頼金額や撮
影実績情報が、前記映像撮影依頼手段に送信され、前記
撮影依頼者に映像撮影条件の交渉開始を促す第７のステ
ップと、前記撮影依頼者からの交渉開始の指示に従い、
前記映像供給手段は、前記映像撮影手段と前記映像撮影
依頼手段との間でインターネット電話やチャットなどの
会話機能を開通し、前記撮影依頼者に映像撮影依頼の交
渉成立を促す第８のステップとを含むことを特徴とする
請求項１乃至５のいずれかに記載の映像配信方法に存す
る。請求項７記載の本発明の要旨は、前記第１のステッ
プは、前記映像指示が、インターネット電話やチャット
などの会話機能を利用して、前記映像撮影依頼手段から
前記映像撮影手段に送信されるステップを含むことを特
徴とする請求項１乃至６のいずれかに記載の映像配信方
法に存する。請求項８記載の本発明の要旨は、前記第１
のステップは、前記映像供給手段が、前記撮影依頼者と
映像配信契約を締結した視聴者が操作する視聴者端末か
らのアクセスに従い、１つ又は複数の前記視聴者端末か
ら送信された前記視聴者の撮影要望を映像指示データと
して一時登録するステップを含み、前記映像指示の確定
に反映させることを特徴とする請求項１乃至７のいずれ
かに記載の映像配信方法に存する。請求項９記載の本発
明の要旨は、前記第２のステップは、前記映像情報が、
リアルタイム、又は、編集処理を施されて配信されるス
テップを含むことを特徴とする請求項１乃至８のいずれ
かに記載の映像配信方法に存する。請求項１０記載の本
発明の要旨は、前記第５のステップは、前記映像撮影者
が登録された撮影拠点の所在地が、前記映像撮影依頼手
段に対して地図情報に含めて送信され、前記撮影依頼者
によるマウスなどの入力手段を利用した撮影拠点の選択
を受信するステップを含み、前記第６のステップは、前
記撮影拠点に含まれる映像撮影手段を操作する映像撮影
者の所在地が、前記映像撮影依頼手段に対して地図情報
に含めて送信され、前記撮影依頼者によるマウスなどの
入力手段を利用した映像撮影者の選択を受信するステッ
プを含むことを特徴とする請求項１乃至９のいずれかに
記載の映像配信方法に存する。請求項１１記載の本発明
の要旨は、請求項１乃至１０のいずれかに記載の映像配
信方法において、配信される映像情報に広告情報を含ま
せることを特徴とする広告宣伝方法に存する。請求項１
２記載の本発明の要旨は、配信される前記映像情報を供
給する映像供給手段は、前記映像情報を依頼する撮影依
頼者や該撮影依頼者と前記映像情報の配信契約を締結し
た視聴者に関して、趣味・嗜好を含む個人情報を登録
し、前記広告情報を各々の個人情報に基づき前記映像情
報に含ませることを特徴とする請求項１１に記載の広告
宣伝方法に存する。請求項１３記載の本発明の要旨は、
請求項１乃至１０のいずれかに記載の映像配信方法を利
用した依頼者からの指示に従い作業する作業代行方法で
あって、作業対象に関する知識、技術を有する撮影依頼
者の映像撮影依頼手段から受信した映像指示に基づく前
記作業対象に関する映像情報が、映像撮影者が操作する
映像撮影手段から前記映像撮影依頼手段に送信され、前
記映像情報と前記作業対象に関する知識、技術とに基づ
く作業指示に従い代行作業を行うことを特徴とする作業
代行方法に存する。請求項１４記載の本発明の要旨は、
前記作業対象は、建物や機械などの点検や監視であるこ
とを特徴とする請求項１３に記載の作業代行方法に存す
る。請求項１５記載の本発明の要旨は、前記作業対象
は、名所、旧跡を見学撮影することを特徴とする請求項
１３に記載の作業代行方法に存する。請求項１６記載の
本発明の要旨は、前記作業対象は、鮮魚や衣服などの商
品に関する映像情報を前記撮影依頼者に対して送信し、
前記撮影依頼者からの指示に従い前記商品を代行購入す
ることを特徴とする請求項１３に記載の作業代行方法に
存する。請求項１７記載の本発明の要旨は、請求項１乃
至１０のいずれかに記載の映像配信方法を実行可能なプ
ログラムが記録された記憶媒体に存する。

【０００７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。

【０００８】図１は、本実施の形態に係る映像配信方法
を実行するための構成を示す図である。

【０００９】図１に示すように、本実施の形態に係る映
像配信方法を実行するための構成は、撮影依頼者に対し
て音声や画像を含む映像情報を供給する映像供給手段１
０と、撮影依頼者の操作によりインターネット１００な
どの通信ネットワークを介して、映像供給手段１０に対
して映像情報の供給依頼を送信する映像撮影依頼手段２
０ａ、ｂ〜ｎと、通信ネットワークを介して映像供給手
段１０に依頼者が希望する映像情報を送信する映像撮影
手段３０ａ、ｂ〜ｎとで概略構成され、映像供給手段１
０は、映像撮影依頼手段２０ａ、ｂ〜ｎと映像撮影手段
３０ａ、ｂ〜ｎとの間で会話機能を開通させる。

【００１０】映像供給手段１０は、インターネット１０
０上に開設された映像依頼Ｗｅｂサイト１０ａと映像供
給Ｗｅｂサイト１０ｂと映像指示確定手段１０ｃとを有
する。

【００１１】映像依頼Ｗｅｂサイト１０ａは映像指示確
定手段１０ｃを有し、映像撮影依頼の目的で撮影依頼者
により、映像撮影依頼手段２０ａ、ｂ〜ｎからの映像撮
影依頼や映像指示を受信する。

【００１２】映像供給Ｗｅｂサイト１０ｂは、映像撮影
手段３０ａ、ｂ〜ｎから送信された映像情報を、映像撮
影依頼手段２０ａ、ｂ〜ｎからのアクセスに従い、スト
リーミング技術などを用いてリアルタイム、又は、編集
処理を施して送信する。この編集処理は、映像供給手段
１０の管理者により行われる場合もあるが、映像供給手
段１０が広告宣伝映像を自動的に挿入する場合もある。

【００１３】映像指示確定手段１０ｃは、複数の映像撮
影依頼手段２０ａ、ｂ〜ｎからの映像指示を１つの映像
指示に確定して映像撮影手段３０ｎへ送信する。また、
映像指示確定手段１０ｃは、複数の映像指示を順次処理
するためのタイマーを備える（図示せず）。

【００１４】映像撮影依頼手段２０ａ、ｂ〜ｎは、映像
情報を依頼する撮影依頼者により操作され、インターネ
ット１００に接続できる携帯端末やパーソナルコンピュ
ータなどが対象となる。

【００１５】映像撮影手段３０ａ、ｂ〜ｎは、映像撮影
者が操作する携帯端末であり、この携帯端末は、映像撮
影機能とブロードバンドなどの高速通信回線を利用でき
る通信機能とを有する。

【００１６】撮影依頼者の映像撮影依頼手段２０ａ、ｂ
〜ｎは、映像依頼Ｗｅｂサイト１０ａへのアクセスの
後、映像を撮影する１つ、又は、複数の撮影拠点が地図
上に表示される。この場合、撮影拠点の所在地住所を表
示することもできる。次に、特定の撮影拠点が撮影依頼
者により選択されると、該当する拠点において、１つ、
又は、複数の映像撮影手段３０ａ、ｂ〜ｎの所在が地図
上、又は、住所で表示される。特定の映像撮影手段３０
ｎが選択された場合、該当する映像撮影手段３０ｎにお
ける依頼料金、既に依頼を受けた実績数、実績に対する
評価などの撮影実績情報が表示される。

【００１７】撮影依頼者は、撮影実績情報に基づき映像
供給手段１０が開通させた会話機能を利用して、映像撮
影手段３０ｎを操作する映像撮影者と映像撮影依頼の交
渉を行う。

【００１８】映像撮影依頼の交渉は、映像撮影依頼手段
２０ａ、ｂ〜ｎと映像撮影手段３０ｎとを介した通信機
能を利用するインターネット電話やチャット機能で行わ
れる。また、インターネット電話やチャット機能を利用
せず、予め映像供給手段１０に設定された選択項目を撮
影依頼者に選択させ、選択された項目を映像撮影手段３
０ａ、ｂ〜ｎに指示することもできる。

【００１９】撮影依頼の交渉成立後、撮影依頼された映
像情報は、映像撮影手段３０ｎから映像撮影依頼手段２
０ａ、ｂ〜ｎが指定する映像供給手段１０の映像供給Ｗ
ｅｂサイト１０ｂに送信される。

【００２０】また、映像供給手段１０は、複数の映像撮
影依頼手段２０ａ、ｂ〜ｎから同時に撮影の指示を受付
け、映像指示確定手段１０ｃにより確定された指示が映
像撮影手段３０ｎに対して送信される。

【００２１】なお、映像供給Ｗｅｂサイト１０ｂは、撮
影依頼者から映像配信を受ける契約を締結した視聴者の
視聴者端末５０ａ、ｂ〜ｎからのアクセスに従い、映像
情報を配信することもできる。

【００２２】図２は、図１の映像指示確定手段１０ｃで
処理する映像指示データ１０ｔの一例を示す図である。

【００２３】映像指示データ１０ｔは、映像撮影依頼手
段２０ａ、ｂ〜ｎにメニュー表示された各項目を、撮影
依頼者が選択することにより、映像供給手段１０の映像
指示確定手段１０ｃに送信される。

【００２４】この映像指示データ１０ｔは、映像指示確
定手段１０ｃが有する記憶領域（図示せず）に一時登録
されて、映像指示確定に利用される。

【００２５】図２に示すように、映像指示データ１０ｔ
は、撮影者ＩＤ６０ａ、カメラ位置番号６０ｂ、撮影対
象６０ｃ、撮影内容６０ｄ、依頼金額６０ｅ、例外設定
６０ｆ、撮影依頼者ＩＤ６０ｇ及びタイムスタンプ６０
ｈなどの項目を有する。

【００２６】映像指示データ１０ｔの各項目に対応する
データは、予め映像指示確定手段１０ｃに登録されてい
る。

【００２７】野球中継を撮影依頼する場合を例に揚げ
て、映像指示データ１０ｔの各項目を説明する。

【００２８】撮影者ＩＤ６０ａは、野球場で撮影の依頼
を受ける映像撮影者のＩＤである。カメラ位置番号６０
ｂは、バックネット裏、一塁スタンド、右翼席などの撮
影位置を示す。撮影対象６０ｃは、攻撃側や守備側の各
選手名、各審判などを示す。

【００２９】撮影内容６０ｄは、撮影対象６０ｃとなる
選手などのクローズアップや全体像などの詳細な指示が
設定されている。依頼金額６０ｅは、映像指示データ１
０ｔの映像指示を実行するための依頼金額である。

【００３０】例外設定６０ｆは、商品宣伝広告の表示を
受け入れることで依頼金額を値引きしたり、無料にする
指示を示す。撮影依頼者ＩＤ６０ｇは、予め映像供給手
段１０に登録された映像指示データ１０ｔを行う撮影依
頼者のＩＤである。

【００３１】タイムスタンプ６０ｈは、映像指示データ
１０ｔが一時登録された時間を示す。

【００３２】映像指示確定手段１０ｃは、各々撮影依頼
者ＩＤ６０ｇからの撮影者ＩＤ６０ａ、カメラ位置番号
６０ｂ毎に、撮影対象６０ｃ及び撮影内容６０ｄで構成
される映像指示項目群が一致した順番で映像指示を確定
する。

【００３３】映像指示項目群の一致がない場合は、撮影
対象６０ｃなど各々映像指示項目のみの一致を判断する
など項目数を減らして判断する。また、依頼金額６０ｅ
が大きき順番で指示確定を行うこともできる。

【００３４】例えば図２において、上から３番目の映像
指示データ１０ｔは、撮影依頼者ＩＤ６０ｇ（９８７
６）が、カメラ位置番号６０ｂ（一塁スタンド）に位置
する撮影者ＩＤ６０ａ（１００１）に対して、撮影対象
６０ｃ（松井）の撮影内容６０ｄ（全身）を依頼金額６
０ｅ（１０円）で撮影する指示データである。このデー
タは、タイムスタンプ６０ｈ（２０：０５：３０）に一
時登録されたことを示す。

【００３５】例外設定６０ｆ（ＣＭ）は、商品宣伝広告
を挿入することで、該当する映像に対して課金を行わな
い例外処理をすることを示す。

【００３６】次に、本発明の実施の形態に係る映像配信
方法を用いた方法を説明する。

【００３７】例えば、野球中継や旅行の中継などの映像
を配信目的とする映像配信者である撮影依頼者は、映像
供給手段１０の映像依頼Ｗｅｂサイト１０ａにて撮影拠
点を選択し、希望する撮影拠点のなかから映像撮影手段
３０ｎを選択する。

【００３８】選択された映像撮影手段３０ｎの撮影実績
情報に基づき、映像撮影手段３０ｎを操作する映像撮影
者に対して、希望する野球中継や旅行中継などの映像撮
影を依頼する。

【００３９】映像撮影手段３０ｎは、映像撮影依頼手段
２０ａ、ｂ〜ｎが指定する映像供給手段１０の映像供給
Ｗｅｂサイト１０ｂに映像情報を送信する。

【００４０】映像供給手段１０は、映像撮影依頼手段２
０ａ、ｂ〜ｎや、撮影依頼者から映像配信を受ける視聴
者の視聴者端末５０ａ、ｂ〜ｎからの映像指示に従い、
映像情報をリアルタイム、又は、編集処理して送信す
る。

【００４１】図３は、本実施の形態に係る映像配信方法
の流れを示すフローチャートである。

【００４２】映像供給手段１０は、撮影依頼者の映像撮
影依頼手段２０ａ、ｂ〜ｎからアクセスを受ける（ステ
ップＡ１）。

【００４３】映像撮影依頼手段２０ａ、ｂ〜ｎに対し
て、映像を撮影する１つ、又は、複数の撮影拠点を地図
上に表示し（ステップＡ２）、撮影拠点の選択を促す。

【００４４】映像撮影依頼手段２０ａ、ｂ〜ｎに対し
て、撮影依頼者により選択された撮影拠点に対応する映
像撮影手段３０ａ、ｂ〜ｎを操作する映像撮影者の所在
地を送信し（ステップＡ３）、映像撮影者の選択を促
す。この映像撮影手段３０ａ、ｂ〜ｎの所在地に関する
データは、地図上に表示された映像撮影手段３０ａ、ｂ
〜ｎを操作する映像撮影者、又は、映像撮影者の所在地
住所のデータである。

【００４５】映像供給手段１０は、映像撮影依頼手段２
０ａ、ｂ〜ｎから撮影依頼者により選択された映像撮影
手段３０ｎを受信したとき、映像撮影依頼手段２０ａ、
ｂ〜ｎに対して該当する映像撮影手段３０ｎにおける依
頼料金、既に依頼を受けた実績数、実績に対する評価な
どの撮影実績情報を送信し（ステップＡ４）、映像撮影
条件の交渉開始を促す。

【００４６】映像供給手段１０は、映像撮影依頼手段２
０ａ、ｂ〜ｎから交渉開始の指示を受信したとき、映像
撮影手段３０ｎと映像撮影依頼手段２０ａ、ｂ〜ｎとを
チャットやインターネット電話機能などの会話機能を開
通し（ステップＡ５）、映像撮影依頼の交渉成立を促
す。

【００４７】映像撮影依頼の交渉成立の指示を受信した
後、映像撮影依頼手段２０ａ、ｂ〜ｎからの映像指示に
基づき、映像供給手段１０は映像撮影手段３０ｎからの
映像情報を受信し（ステップＡ６）、映像撮影依頼手段
２０ａ、ｂ〜ｎにより予め設定された映像供給Ｗｅｂサ
イト１０ｂを介して、撮影依頼者の映像撮影依頼手段２
０ａ、ｂ〜ｎや視聴者の視聴者端末５０ａ、ｂ〜ｎに対
して、映像情報をリアルタイム、又は、編集処理をして
配信する（ステップＡ７）。

【００４８】ステップＡ４において、映像撮影依頼手段
２０ａ、ｂ〜ｎから撮影実績情報に基づく交渉開始の指
示を受信しない場合、終了処理、又は、ステップ３に戻
る処理を行う（図示せず）。

【００４９】ステップＡ５において、映像撮影依頼手段
２０ａ、ｂ〜ｎから交渉成立の指示を受信しない場合、
終了処理、又は、ステップ３に戻る処理を行う（図示せ
ず）。

【００５０】なお、映像撮影依頼の対象がプロ野球中継
であれば、会話手段を開通させたままで、予め設定され
た撮影対象選手の変更など、映像撮影者の映像撮影手段
３０ｎに指示を送信することもできる。

【００５１】また、１つの映像撮影依頼手段２０ｎから
１つの映像撮影手段３０ｎへの映像指示は、チャットや
インターネット電話を利用して容易に木目細かく行うこ
とができるので、次に複数の映像撮影依頼手段２０ａ、
ｂ〜ｎから１つの映像撮影手段３０ｎへの映像指示を行
う場合を説明する。

【００５２】図４は図３における映像配信方法の流れの
一例を示すフローチャートである。

【００５３】図４を用いて図３のステップＡ６における
処理の流れを詳しく説明する。

【００５４】映像指示確定手段１０ｃのタイマーは、撮
影開始時刻や前回の映像指示を確定した時刻などの基準
時刻から所定の時間が経過したかどうか判断する（ステ
ップＢ１）。

【００５５】ステップＢ１において、所定の時間が経過
した（図中、Ｙｅｓの）場合、映像指示確定手段１０ｃ
は、記憶領域に一時登録されている映像指示データ１０
ｔを参照する（ステップＢ２）。

【００５６】撮影者ＩＤ６０ａ毎に複数の映像指示デー
タ１０ｔが登録されているかどうか判断する（ステップ
Ｂ３）。

【００５７】ステップＢ３において、複数の映像指示デ
ータ１０ｔが登録されている（図中、Ｙｅｓの）場合、
撮影対象６０ｃ及び撮影内容６０ｄを含む映像指示項目
群が一致しているかどうか判断する（ステップＢ４）。

【００５８】ステップＢ４において、映像指示項目群が
一致する（図中、Ｙｅｓの）場合、映像指示項目群が一
致する数の最も多い映像指示を映像撮影手段３０ｎへ送
信し（ステップＢ５）、該当する映像指示データ１０ｔ
を削除し（ステップＢ６）、ステップＢ１に戻る。

【００５９】ステップＢ１において、所定の時間が経過
していない（図中、Ｎｏの）場合、一時待機して（ステ
ップＢ１０）、ステップＢ１に戻る。

【００６０】ステップＢ３において、複数の映像指示デ
ータ１０ｔが登録されていない（図中、Ｎｏ）場合、該
当する映像指示を映像撮影手段３０ｎへ送信し（ステッ
プＢ１１）、該当する映像指示データ１０ｔを削除し
（ステップＢ１２）、ステップＢ１に戻る。

【００６１】ステップＢ４において、映像指示項目群が
一致しない（図中、Ｎｏの）場合、撮影対象６０ｃなど
各々の撮影指示項目が一致しているかどうか判断する
（ステップＢ１３）。

【００６２】ステップＢ１３において、映像指示項目が
一致する（図中、Ｙｅｓの）場合、映像指示項目が一致
する数の最も多い映像指示を映像撮影手段３０ｎへ送信
し（ステップＢ１４）、該当する映像指示データ１０ｔ
を削除し（ステップＢ１５）、ステップＢ１に戻る。

【００６３】ステップＢ１３において、映像指示項目が
一致しない（図中、Ｎｏの）場合、映像指示データ１０
ｔが登録されたタイムスタンプ６０ｈ順に映像指示を映
像撮影手段３０ｎへ送信し（ステップＢ１６）、該当す
る映像指示データ１０ｔを削除し（ステップＢ１７）、
ステップＢ１に戻る。

【００６４】なお、映像指示項目群や映像指示項目が一
致する依頼金額６０ｅの合計の多い順番で、映像指示を
映像撮影手段３０ｎへ送信するように設定することもで
きる。また、カメラ位置番号６０ｂは、撮影者ＩＤ６０
ａ毎に予め設定されている状態で説明を行ったが、カメ
ラ位置番号６０ｂを映像指示項目に組入れることもでき
る。

【００６５】その他、旅行映像を撮影する場合などで拠
点を京都としたとき、これからどの方面に行くかという
選択をする場合、映像供給手段１０は、複数の映像撮影
依頼手段２０ａ、ｂ〜ｎから大阪１０人、名古屋５人、
広島３人との撮影依頼者の希望目的地を受信したとき、
映像供給手段１０は映像指示確定手段１０ｃを利用し
て、大阪行きの決定を行う。

【００６６】また、映像供給手段１０は映像撮影者の映
像撮影依頼手段２０ａ、ｂ〜ｎに対して、大阪１０人と
広島３人との１３人を対象として大阪まで行くなど映像
撮影条件の提案を出して、映像撮影依頼の交渉成立を促
すこともできる。このような撮影条件での料金システム
は、当初の交渉では各々撮影依頼者に依頼料金の支払義
務が発生し、映像撮影の過程で、撮影依頼者（映像配信
者）に新しい視聴者がついた時点で、視聴者から撮影依
頼者、又は、映像撮影者に対して配信料金の支払の義務
が発生する構成にすることもできる。

【００６７】また、予め撮影依頼者と映像撮影者との間
で依頼価格と配信価格とを含む撮影依頼条件の設定を行
い、映像供給手段１０に登録しておくことで、視聴者が
視聴者端末５０ａ、ｂ〜ｎから撮影依頼者の指定する映
像供給Ｗｅｂサイト１０ｂにアクセスしたとき、同じ映
像情報を受信する視聴者数と、配信料金とを通知するこ
ともできる。この料金システムにおいて、料金が高けれ
ば視聴者がつかない場合もあるし、料金が高くても希望
する映像情報を受信できればよいという視聴者もいる。

【００６８】更に、視聴者は視聴者端末５０ａ、ｂ〜ｎ
を操作して、映像依頼Ｗｅｂサイト１０ａにアクセスす
ることで、撮影依頼者の映像撮影依頼手段２０ａ、ｂ〜
ｎと同様に映像指示の要望も映像指示確定手段１０ｃに
反映させることができる。

【００６９】更に、映像供給手段１０の管理者は、映像
情報に広告掲載することもできる。アクセスする視聴者
端末５０ａ、ｂ〜ｎが多い映像情報に関して広告スポン
サーを募り、広告情報をその映像情報のなかに挿入す
る。例えば、事件、事故等、緊急性・話題性のある映像
を撮影することにより視聴者を集めＣＭを含めた映像を
流す。

【００７０】また、視聴者を集める際に視聴者の趣向な
どをアンケートにとり映像供給手段１０にデータべース
として登録する。更に、視聴者の受信実績もデータベー
スに登録することで、このデータベースに基づき選択さ
れた視聴者に対して、映像情報（番組）の予告配信を行
うこともできる。

【００７１】更に、この撮影依頼者、映像撮影者及び視
聴者の間における料金支払に関しては、エクスロー（第
三者管理）を利用して行うこともできる。

【００７２】以下に、本実施の形態に係る映像配信方法
の利用例を説明する。

【００７３】第１に、不動産情報誌で見つけた物件を、
物件周辺の映像を受信し、更に部屋の隅々まで指示しな
がら映像表示をして、物件の検討をする。

【００７４】第２に、洋品店などにおいて、バーゲンで
服の広告が出ていたが、その他の服も比較した上で購入
したいが、時間の都合がつかない場合、映像配信方法を
利用した映像表示をする。更に、電子商取引を組合わせ
ることで、買物を行い、その買物の電子マネー決済もす
ることができる。

【００７５】第３に、子供を幼稚園に預けてあるけど、
急に心配になったから映像配信方法を利用した映像を見
て安心したい。

【００７６】第４に、プロ野球中継を対象に、映像配信
方法を利用して好きな選手を中心に映像表示する。

【００７７】第５に、海外・日本国内の旅行中継を見た
いが、個別に頼むと費用が高いので、映像配信方法を利
用して複数の視聴者と撮影依頼料金、又は、視聴料金を
シェアできる。視聴者数の多い順番で、映像撮影の要望
ができる。

【００７８】第６に、スーパーなどが野菜を産直で仕入
れるとき、従来は、現地に出向いて色、触感などに基づ
く購入を行っていたが、映像配信方法を利用することに
より現地近くの映像撮影者に指示をしながら、映像撮影
手段３０ａ、ｂ〜ｎからの映像情報と映像撮影者からの
コメントに基づき商品の購入判断をする。同様に高級料
理店なども映像配信方法を利用して、港において船から
上がったばかりの魚を見ながら仕入れができる。

【００７９】第７に、技術者が現場に行って作業しなけ
ればならない場合（例：エアコンの修理・水道の修理・
ビルのエレベータの点検等）、映像配信方法を利用し
て、該当する拠点の映像撮影者に映像の撮影依頼を行
う。映像撮影者は、技術者からの指示に従い現場に行
き、該当する作業対象（修理・点検個所）を撮影し、ま
た、簡単な修理作業などは、技術者の指示に従い作業を
行う。このように数少ない技術者を現場まで派遣するこ
となく簡単な作業を遂行、又は、故障の問題点を究明す
ることができる。

【００８０】第８に、上記の技術的な作業代行サイトと
反対の利用方法として、映像撮影者が代行を行なわずに
視聴者が自ら修理・故障個所を撮影し、Ｗｅｂサイトな
どから検索された、直接、映像情報を表示できる端末を
有する対象物に関する技術者に対して映像情報を送信し
ながら作業を進め、技術者からのアドバイスに従い問題
解決をすることもできる。このような場合は、撮影作業
を自分で行うため、専門家の出張コストを抑えて、作業
コストを低く抑えることができる。

【００８１】実施の形態に係る映像配信方法は上記の如
く構成されているので、以下に掲げる効果を奏する。

【００８２】通信速度の大きいブロードバンドを利用す
ることにより、インターネット１００に接続できる携帯
端末やパーソナルコンピュータの所有者は、撮影映像を
容易に配信することができる。

【００８３】また、映像がリアルタイムで配信される場
合、撮影依頼者や視聴者はカメラの位置、方向を要望す
ることができる。

【００８４】視聴者端末５０ａ、ｂ〜ｎが多い映像情報
に関して広告スポンサーを募り、広告情報をその映像情
報のなかに挿入することで広告利益を得ることができ
る。

【００８５】出張修理、点検などに関して、技術者の指
示に従い、映像撮影を行うことで故障や点検に関する情
報を技術者に送信し、簡単な修理、点検を行うことがで
きる。また、故障などの問題点について、技術者を派遣
することなく究明できる場合がある。

【００８６】なお、撮影拠点は、日本国内の一部の地域
に限らず日本全国や海外の拠点も対象とすることができ
る。

【００８７】また、本実施の形態においては、本発明は
それに限定されず、本発明を適用する上で好適な、映像
配信方法に関する技術に適用することができる。

【００８８】また、上記構成部材の数、位置、形状等は
上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好
適な数、位置、形状等にすることができる。

【００８９】なお、各図において、同一構成要素には同
一符号を付している。

【００９０】

【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。

【００９１】ブロードバンドなど高速通信回線を利用す
ることにより、インターネットに接続可能で、映像撮影
機能を有する携帯端末やパーソナルコンピュータの所有
者は、低コストで撮影映像を配信する配信業者となるこ
とができる。

【００９２】映像がリアルタイムで配信される場合、撮
影依頼者や視聴者は撮影場所、カメラの位置、方向など
希望する撮影内容を木目細かく指示できる。

【００９３】撮影依頼者や視聴者は、多様な拠点に設け
られた撮影手段を利用することで、時間や場所の制限を
受けることなく希望する映像の配信を受けることができ
る。

【００９４】視聴者が多い映像情報の番組に関して広告
スポンサーを募り、視聴者の趣味・嗜好に合わせた広告
情報をその映像情報のなかに挿入することで広告利益を
得ることができる。

【００９５】出張修理、点検などに関して、技術者の指
示に従い、映像撮影を行い、故障や点検に関する情報を
技術者に送信することで、コストを抑えながら簡単な修
理、点検を行うことができる。また、故障などの問題点
がある場合、技術者を派遣することなく代行作業により
究明できこともある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態に係る映像配信方法を実行
するための構成を示す図である。

【図２】図１の映像指示確定手段で処理する映像指示デ
ータの一例を示す図である。

【図３】本発明の実施の形態に係る映像配信方法の流れ
を示すフローチャートである。

【図４】図３における映像配信方法の流れの一例を示す
フローチャートである。

【符号の説明】

１０映像供給手段１０ａ映像依頼Ｗｅｂサイト１０ｂ映像供給Ｗｅｂサイト１０ｃ映像指示確定手段１０ｔ映像指示データ２０ａ、ｂ〜ｎ映像撮影依頼手段３０ａ、ｂ〜ｎ映像撮影手段５０ａ、ｂ〜ｎ視聴者端末６０ａ撮影者ＩＤ６０ｂカメラ位置番号６０ｃ撮影対象６０ｄ撮影内容６０ｅ依頼金額６０ｆ例外設定６０ｇ撮影依頼者ＩＤ６０ｈタイムスタンプ１００インターネット

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】通信回線を利用した映像配信方法であっ
て、撮影依頼者が希望する録音を含む撮影対象や撮影内容に
基づく映像指示が、インターネットなどの通信ネットワ
ークに接続された映像供給手段により、前記通信ネット
ワークを利用して前記撮影依頼者の映像撮影依頼手段か
ら、映像撮影手段を操作する映像撮影者に送信される第
１のステップと、前記映像撮影手段から送信された前記映像指示に基づき
撮影された映像情報が、前記映像供給手段により、前記
映像撮影依頼手段に配信される第２のステップとを備え
ることを特徴とする映像配信方法。
【請求項２】前記第１のステップは、前記映像供給手
段が、１つ又は複数の前記撮影依頼者から送信されて、前記映
像撮影者毎に一時登録された映像指示データを参照し、
該映像指示データが有する前記撮影対象と前記撮影内容
とを含む映像指示項目群が一致する数が多い前記映像指
示データに基づき前記映像指示を確定し、前記映像撮影
手段に送信する第３のステップと、確定した前記映像指示に該当する映像指示データを削除
する第４のステップとを含むことを特徴とする請求項１
に記載の映像配信方法。
【請求項３】前記第３のステップは、１つ又は複数の
前記撮影依頼者から送信された映像指示データにおい
て、前記撮影対象と前記撮影内容とを含む映像指示項目
群が一致しない場合、前記撮影対象に対応する映像指示
項目が一致する数が多い前記映像指示データに基づき前
記映像指示を確定するステップを含むことを特徴とする
請求項１又は２に記載の映像配信方法。
【請求項４】前記第３のステップは、１つ又は複数の
前記撮影依頼者から送信された映像指示データにおい
て、前記撮影対象に対応する映像指示項目が一致しない
場合、前記映像指示データが一時登録された時刻の順に
前記映像指示を確定するステップを含むことを特徴とす
る請求項１乃至３のいずれかに記載の映像配信方法。
【請求項５】前記第３のステップは、撮影開始時刻や
前回の映像指示を確定した時刻などの基準時刻から所定
の時間が経過した時刻、又は、予め設定された時刻に前
記映像指示を確定するステップを含むことを特徴とする
請求項１乃至４のいずれかに記載の映像配信方法。
【請求項６】前記第１のステップは、前記映像撮影依頼手段からのアクセスに従い、前記映像
供給手段から、１つ、又は、複数の前記映像撮影者が各
々登録された１つ、又は、複数の撮影拠点の所在地が、
前記映像撮影依頼手段に送信され、前記撮影依頼者に対
して希望する撮影拠点の選択を促す第５のステップと、前記映像供給手段から、前記撮影依頼者により選択され
た前記撮影拠点に含まれる映像撮影手段を操作する１
つ、又は、複数の映像撮影者の所在地が、前記映像撮影
依頼手段に送信され、前記撮影依頼者に映像撮影者の選
択を促す第６のステップと、前記映像供給手段から、前記撮影依頼者により選択され
た映像撮影者に関する撮影依頼金額や撮影実績情報が、
前記映像撮影依頼手段に送信され、前記撮影依頼者に映
像撮影条件の交渉開始を促す第７のステップと、前記撮影依頼者からの交渉開始の指示に従い、前記映像
供給手段は、前記映像撮影手段と前記映像撮影依頼手段
との間でインターネット電話やチャットなどの会話機能
を開通し、前記撮影依頼者に映像撮影依頼の交渉成立を
促す第８のステップとを含むことを特徴とする請求項１
乃至５のいずれかに記載の映像配信方法。
【請求項７】前記第１のステップは、前記映像指示
が、インターネット電話やチャットなどの会話機能を利
用して、前記映像撮影依頼手段から前記映像撮影手段に
送信されるステップを含むことを特徴とする請求項１乃
至６のいずれかに記載の映像配信方法。
【請求項８】前記第１のステップは、前記映像供給手
段が、前記撮影依頼者と映像配信契約を締結した視聴者
が操作する視聴者端末からのアクセスに従い、１つ又は
複数の前記視聴者端末から送信された前記視聴者の撮影
要望を映像指示データとして一時登録するステップを含
み、前記映像指示の確定に反映させることを特徴とする
請求項１乃至７のいずれかに記載の映像配信方法。
【請求項９】前記第２のステップは、前記映像情報
が、リアルタイム、又は、編集処理を施されて配信され
るステップを含むことを特徴とする請求項１乃至８のい
ずれかに記載の映像配信方法。
【請求項１０】前記第５のステップは、前記映像撮影
者が登録された撮影拠点の所在地が、前記映像撮影依頼
手段に対して地図情報に含めて送信され、前記撮影依頼
者によるマウスなどの入力手段を利用した撮影拠点の選
択を受信するステップを含み、前記第６のステップは、前記撮影拠点に含まれる映像撮
影手段を操作する映像撮影者の所在地が、前記映像撮影
依頼手段に対して地図情報に含めて送信され、前記撮影
依頼者によるマウスなどの入力手段を利用した映像撮影
者の選択を受信するステップを含むことを特徴とする請
求項１乃至９のいずれかに記載の映像配信方法。
【請求項１１】請求項１乃至１０のいずれかに記載の
映像配信方法において、配信される映像情報に広告情報
を含ませることを特徴とする広告宣伝方法。
【請求項１２】配信される前記映像情報を供給する映
像供給手段は、前記映像情報を依頼する撮影依頼者や該
撮影依頼者と前記映像情報の配信契約を締結した視聴者
に関して、趣味・嗜好を含む個人情報を登録し、前記広
告情報を各々の個人情報に基づき前記映像情報に含ませ
ることを特徴とする請求項１１に記載の広告宣伝方法。
【請求項１３】請求項１乃至１０のいずれかに記載の
映像配信方法を利用した依頼者からの指示に従い作業す
る作業代行方法であって、作業対象に関する知識、技術を有する撮影依頼者の映像
撮影依頼手段から受信した映像指示に基づく前記作業対
象に関する映像情報が、映像撮影者が操作する映像撮影
手段から前記映像撮影依頼手段に送信され、前記映像情
報と前記作業対象に関する知識、技術とに基づく作業指
示に従い代行作業を行うことを特徴とする作業代行方
法。
【請求項１４】前記作業対象は、建物や機械などの点
検や監視であることを特徴とする請求項１３に記載の作
業代行方法。
【請求項１５】前記作業対象は、名所、旧跡を見学撮
影することを特徴とする請求項１３に記載の作業代行方
法。
【請求項１６】前記作業対象は、鮮魚や衣服などの商
品に関する映像情報を前記撮影依頼者に対して送信し、
前記撮影依頼者からの指示に従い前記商品を代行購入す
ることを特徴とする請求項１３に記載の作業代行方法。
【請求項１７】請求項１乃至１０のいずれかに記載の
映像配信方法を実行可能なプログラムが記録された記憶
媒体。