JP2002215144A - 演奏者及び楽器の認証方法、楽器及び楽器の制御方法 - Google Patents
演奏者及び楽器の認証方法、楽器及び楽器の制御方法Info
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Abstract
者の正当性を確認できる演奏者及び楽器の認証方法、楽
器及び楽器の制御方法を提供する。 【解決手段】 鍵盤楽器は、演奏者の演奏に対応するM
IDIデータから所定演奏部分のMIDIデータを抽出
し(ステップS1)、抽出したMIDIデータを予め保
持するMIDIデータと比較することにより演奏者の正
当性を確認する(ステップS2)。鍵盤楽器は、演奏者
が認証された場合は、認証サーバが生成した乱数を受信
して暗号化し(ステップS4、S5)、演奏者の演奏が
開始されると、対応するMIDIデータに暗号化した乱
数を含む認証情報を継続的に埋め込みながら認証サーバ
に送信する。
Description
認証方法、楽器及び楽器の制御方法に関し、特にMID
Iデータを出力中の楽器とその楽器の演奏者を認証する
技術に関する。
景として、ライブ演奏の音声データや映像データを配信
するサービスが提供されている。最近では演奏者にMI
DI対応の楽器を演奏させ、この楽器が出力するMID
I(Musical Instruments Digital Interface)データ
をストリーム配信するサービスも提供されている。従っ
て、MIDIデータの受信側は本物の楽器(MIDI対
応)をリアルタイムでならすことができ、遠隔地のライ
ブ演奏を各家庭の楽器等で楽しむことができるようにな
されている。
するMIDIデータ等の演奏情報をネットワークを介し
て送信する場合は、受信側は演奏状況を見ることができ
ない。このため、演奏価値の保証やセキュリティの観点
から楽器及び演奏者の認証が必要になってくると考えら
れる。この場合、パスワードや暗証番号による認証、デ
ジタル署名による認証または生体認証技術等を適用する
方法が考えられる。しかし、これら認証技術では楽器が
演奏情報を出力する間は楽器の正当性を確認することが
できず、特にライブ演奏の場合には長期間楽器の正当性
を確認できなくなってしまう。
ものであり、演奏情報を出力中の楽器と、その楽器の演
奏者の正当性を確認できる演奏者及び楽器の認証方法、
楽器及び楽器の制御方法に関する。
め、本発明による演奏者及び楽器の認証方法は、楽器に
おいては、予め定めた演奏者の演奏に対応する演奏情報
を記憶する記憶ステップと、ある演奏者の演奏に対応す
る演奏情報を取得して、前記取得した演奏情報を前記記
憶した演奏情報と比較し、その比較結果に応じて前記あ
る演奏者が前記予め定めた演奏者か否かを判定する演奏
者判定ステップと、前記演奏者判定ステップにおいて前
記ある演奏者が前記予め定めた演奏者であると判定され
た場合に認証側の装置から当該楽器を特定する固有情報
を受信する受信ステップと、前記ある演奏者が演奏を開
始すると、前記演奏に対応する演奏情報に少なくとも前
記受信した固有情報を繰り返し埋め込む電子透かし埋込
ステップと、前記固有情報が埋め込まれた演奏情報を前
記認証側の装置に送信する送信ステップとを有し、前記
認証側の装置においては、前記楽器に当該楽器を特定す
る固有情報を送信する固有情報送信ステップと、前記送
信した固有情報を少なくとも記憶する固有情報記憶ステ
ップと、前記楽器から送信された演奏情報を受信する演
奏情報受信ステップと、前記受信した各演奏情報から固
有情報を継続的に抽出する抽出ステップと、前記継続的
に抽出される固有情報を前記記憶した固有情報と比較
し、一致している間は前記演奏情報を送信する楽器が前
記固有情報を送信した楽器であると判定する一方、一致
しなかった場合は前記演奏情報を送信する楽器が前記固
有情報を送信した楽器ではないと判定する楽器判定ステ
ップとを有することを特徴としている。
た演奏情報を蓄積または配信するステップを有し、前記
楽器判定ステップにおいて、前記演奏情報を送信する楽
器が前記固有情報を送信した楽器ではないと判定された
場合は、前記演奏情報の蓄積または配信を中止すること
を特徴としている。さらに、前記認証側の装置は、前記
楽器判定ステップにおいて、前記演奏情報を送信する楽
器が前記固有情報を送信した楽器ではないと判定された
場合は、前記演奏情報受信ステップにおける前記演奏情
報の受信を中止することを特徴としている。
て、前記演奏情報をストリーム形式に変換して送信する
ことを特徴としている。さらに、前記楽器は、前記電子
透かし埋込ステップにおいて、前記固有情報を暗号化
し、前記暗号化した固有情報を前記演奏情報に繰り返し
埋め込み、前記認証側の装置は、前記抽出ステップにお
いて、前記演奏情報から抽出した情報を復号化すること
により前記固有情報を抽出することを特徴としている。
おいて、前記予め定めた演奏者の音感、聴感またはリズ
ム感の少なくともいずれか1以上の評価情報をさらに記
憶し、前記演奏者判定ステップにおいて、前記ある演奏
者の音感、聴感またはリズム感の少なくともいずれか1
以上の評価情報を取得し、前記取得した評価情報を前記
記憶した評価情報と比較し、その比較結果に応じて前記
ある演奏者が前記予め定めた演奏者か否かをさらに判定
することを特徴としている。さらに、前記演奏情報は、
MIDIデータであることを特徴としている。
認証するために使用される楽器であって、予め定めた演
奏者の演奏に対応する演奏情報を記憶する記憶手段と、
ある演奏者の演奏に対応する演奏情報を取得して、前記
取得した演奏情報を前記記憶した演奏情報と比較し、そ
の比較結果に応じて前記ある演奏者が前記予め定めた演
奏者か否かを判定する演奏者判定手段と、前記演奏者判
定手段により前記ある演奏者が前記予め定めた演奏者で
あると判定された場合に認証側の装置から当該楽器を特
定する固有情報を受信する受信手段と、前記ある演奏者
が演奏を開始すると、前記演奏に対応する演奏情報に少
なくとも前記受信した固有情報を繰り返し埋め込む電子
透かし埋込手段と、前記固有情報が埋め込まれた演奏情
報を前記認証側の装置に送信する送信手段とを備えるこ
とを特徴としている。
ストリーム形式に変換して送信することを特徴としてい
る。さらに、前記電子透かし埋込手段は、前記固有情報
を暗号化し、前記暗号化した固有情報を前記演奏情報に
繰り返し埋め込むことを特徴としている。
演奏者の音感、聴感またはリズム感の少なくともいずれ
か1以上の評価情報をさらに記憶し、前記演奏者判定手
段は、前記ある演奏者の音感、聴感またはリズム感の少
なくともいずれか1以上の評価情報を取得し、前記取得
した評価情報を前記記憶した評価情報と比較し、その比
較結果に応じて前記ある演奏者が前記予め定めた演奏者
か否かをさらに判定することを特徴としている。さら
に、前記演奏情報は、MIDIデータであることを特徴
としている。
めた演奏者の演奏に対応する演奏情報を記憶する記憶ス
テップと、ある演奏者の演奏に対応する演奏情報を取得
して、前記取得した演奏情報を前記記憶した演奏情報と
比較し、その比較結果に応じて前記ある演奏者が前記予
め定めた演奏者か否かを判定する演奏者判定ステップ
と、前記演奏者判定ステップにおいて前記ある演奏者が
前記予め定めた演奏者であると判定された場合に認証側
の装置から当該楽器を特定する固有情報を受信する受信
ステップと、前記ある演奏者が演奏を開始すると、前記
演奏に対応する演奏情報に少なくとも前記受信した固有
情報を繰り返し埋め込む電子透かし埋込ステップと、前
記固有情報が埋め込まれた演奏情報を前記認証側の装置
に送信する送信ステップとを備えることを特徴としてい
る。
予め定めた演奏者の音感、聴感またはリズム感の少なく
ともいずれか1以上の評価情報をさらに記憶し、前記演
奏者判定ステップにおいて、前記ある演奏者の音感、聴
感またはリズム感の少なくともいずれか1以上の評価情
報を取得し、前記取得した評価情報を前記記憶した評価
情報と比較し、その比較結果に応じて前記ある演奏者が
前記予め定めた演奏者か否かをさらに判定することを特
徴としている。さらに、前記演奏情報は、MIDIデー
タであることを特徴としている。
施の形態を詳述する。
構成を示す図である。鍵盤楽器10は、通常のアコース
ティックピアノとしての機能に加えて、自動演奏機能、
演奏者の認証機能及び認証サーバとの間でデータ通信を
行う機能を有している。認証サーバ20は、鍵盤楽器1
0等の楽器から送信されたMIDIデータを受信して鍵
盤楽器10等の認証を行うサーバであり、受信したMI
DIデータの配信や蓄積等を行う。
ように、この鍵盤楽器10は、制御部11、操作部1
2、表示部13、メモリ14、演奏検出部15、音源1
6、アンプ内蔵スピーカ17、通信インターフェース1
8及び駆動部19により構成される。制御部11は、メ
モリ14に記憶される各種制御プログラムや各種データ
に基づいてこの鍵盤楽器10全体の動作を制御し、演奏
者の演奏をMIDIデータに変換する処理、演奏者の認
証処理、認証情報の暗号化処理及びMIDIデータ内に
認証情報を記録する電子透かし処理等を行う。ここで、
認証情報とは、この鍵盤楽器を特定する情報(シリアル
番号、楽器名等)や認証サーバから通信開始時に送信さ
れた乱数(固有情報)等を含む情報である。
を操作したり、情報入力を行うための各種操作子を備え
ており、操作された操作子に対応する信号を制御部11
に送信する。表示部13は、液晶表示装置等により構成
され、制御部11から供給される映像信号を入力するこ
とにより、この鍵盤楽器10の動作状態等の各種情報を
表示する。
れる各種制御プログラム(システムプログラムやこの発
明を実施するためのアプリケーションプログラム等)や
各種データが記録されると共に、認証元の演奏者のMI
DIデータや録音したMIDIデータ等が記録される。
演奏検出部15は、この鍵盤楽器10の鍵盤操作(鍵の
押鍵や離鍵等)及びペダル操作を検出し、その検出結果
を制御部11に通知する。そして、制御部11は、演奏
検出部15の検出結果に基づいて演奏者の演奏に対応す
るMIDIデータを生成するようになされている。
ており、制御部11から供給されるMIDIデータに基
づいて対応する音色のオーディオ信号を生成する。具体
的には、音源16は、制御部11からノートオンイベン
トが供給された場合には、該ノートオンイベントに含ま
れる楽音名(ノートナンバ)およびベロシティに対応す
るオーディオ信号を生成して出力する。また、制御部1
1からノートオフイベントが供給された場合には、音源
16は、該ノートオフイベントに含まれる楽音名(ノー
トナンバ)によって指定される楽音の生成を停止する。
この音源16から出力されるオーディオ信号はアンプ内
蔵スピーカ17に供給され、このスピーカ17から放音
される。なお、スピーカ17に代えてヘッドフォン(図
示せず)から放音させてもよい。従って、この鍵盤楽器
10は、この鍵盤楽器10自体が備える弦の打弦音に加
えて音源16からの電子音を発音させていわゆるアンサ
ンブル演奏を行ったり、図示しない消音機構により打弦
音の発音を中止させて電子音のみの演奏を行うこともで
きるようになされている。
器10をLANやインターネット等のネットワークに接
続するためのものであり、ここではインターネットを介
して認証サーバ20とデータ通信を行うために使用され
る。駆動部19は、制御部11から供給されるMIDI
データに基づいて対応する鍵やペダルをソレノイド等に
より駆動して打弦音を発生させる。従って、この鍵盤楽
器10は、録音したMIDIデータやネットワーク等を
介して外部から入手したMIDIデータに基づいて自動
演奏を行うことも可能になされている。
され、演奏者が演奏している鍵盤楽器10から送信され
るMIDIデータを受信し、このMIDIデータに記録
された認証情報を抽出することにより、MIDIデータ
を送信する楽器の認証を行う。また、認証サーバ20
は、認証している楽器から受信したMIDIデータを配
信を希望する端末(他の鍵盤楽器10やパーソナルコン
ピュータ等)にリアルタイムで配信したり、所定のメモ
リに蓄積したりする。この認証サーバ20は、乱数生成
エンジン,MIDIデータに記録された認証情報を抽出
する情報抽出エンジン、各種情報を記録するメモリ、暗
号化エンジン及び復号エンジン等を備えている。
に示すシーケンスチャートを参照しながら説明する。こ
の鍵盤楽器10は、演奏者が演奏中のMIDIデータを
認証サーバ20に送信する場合は、事前に演奏者の認証
を行い、認証された演奏者が演奏中のMIDIデータの
みを認証サーバ20に送信するようになされている。以
下、まず、演奏者の認証を行う場合の鍵盤楽器10の動
作を説明し、その後、認証サーバ20にMIDIデータ
を送信して鍵盤楽器10の認証を行う場合の動作を説明
する。
DIデータを取得し、事前にメモリ14に記録しておく
ことが必要である。そして、この鍵盤楽器10は、認証
先の演奏者の演奏から取得したMIDIデータをメモリ
14に記録しているMIDIデータと比較することによ
り演奏者の認証を行うようになされている。ここで、認
証に用いる認証元及び認証先のMIDIデータは、予め
定めたキー構成やフレーズの演奏に対応するMIDIデ
ータであり、例えば、演奏者に予め定めた認証用の曲を
演奏させ、所定のキー構成やフレーズが演奏された時の
MIDIデータを抽出することによって取得される。こ
こでは、ドレミドのキー構成が演奏された時のMIDI
データを抽出し、このMIDIデータに基づいて演奏者
の認証を行う場合を説明する。なお、認証元の演奏者の
MIDIデータは既にメモリ14に記録されているもの
とする。
認証用の曲を演奏させ、認証用の曲中にあるドレミドの
キー構成の演奏部分に対応するMIDIデータを特定
し、図5に示すように、そのMIDIデータからノート
(ドレミレ)、ベロシティ(90、92、96、94)、ノート
間隔(480、490、530、520)を抽出する(ステップS
1)。次に、鍵盤楽器10は、今回抽出したMIDIデ
ータとメモリ14に記憶されたMIDIデータを比較す
ることにより、同じ演奏者の演奏か否かの判定(認証)
を行う(ステップS2)。具体的には、鍵盤楽器10
は、両方のMIDIデータのベロシティ及びノート間隔
の各相対値、平均値、分散(ばらつき)及びノートミス
を求め(図5参照)、これらの情報に基づいてMIDI
データの一致度を判定する。ここで、相対値は、(xi
−xa)/xaの式で算出され、分散は、S(xi−x
a)2/nの式で算出される。なお、xi(i=1〜n
(n=4))は、ベロシティまたはノート間隔の各値で
あり、xaは、ベロシティまたはノート間隔の平均値を
示している。
ノートミスが一致することは稀であるため、例えば、各
値のズレが何%以内にあれば同じ演奏者と判定する方法
を各項目毎に行って総合的に判定する方法や、相対値の
変化パターンが同様であれば同じ演奏者と判定する方法
等の様々な方法を用いて判定すればよい。また、これら
全ての項目(ノート、ベロシティ、ノート間隔、ベロシ
ティまたはノート間隔の相対値、平均値、分散、ノート
ミス)を比較する必要は必ずしもなく、いずれか1以上
の項目を比較する方法でもよい。そして、鍵盤楽器10
は、上述の判定結果から同じ演奏者であると判定される
と(ステップS2:YES)、演奏者が認証されたものと
してMIDIデータの送信を開始するために以下に述べ
る処理を開始する。
2:YES)、図示しないプロバイダにダイヤルアップ接
続し、インターネットを介して認証サーバ20にログイ
ン要求を行う(ステップS3)。認証サーバ20は、ロ
グイン要求を受け取ると、鍵盤楽器10との間で鍵情報
の交換を行って暗号鍵(共有鍵、公開鍵等)を共有した
後(ステップS4)、乱数生成エンジンで生成した乱数
を鍵盤楽器10に送信する(ステップS5)。このと
き、認証サーバ20は、鍵盤楽器10に送信した乱数を
その鍵盤楽器10を特定する情報と対応づけてメモリ1
4に記録しておく。なお、暗号鍵を共有する方法として
は、一般の暗号技術で使用される共有鍵共有方法(Diff
ie-Hellman法)や双方の公開鍵を利用した秘匿通信方法
の使用(Secure SHell方式等)を適用すればよく、ま
た、この鍵盤楽器10の製造時等に暗号鍵を記録させて
おき、認証サーバ20との間で予め暗号鍵を共有させて
おく方法を適用してもよい。
ら送信された乱数を受信すると、受信した乱数と鍵盤楽
器の情報(シリアル番号、楽器名、型式等)を認証情報
とし、この認証情報を暗号鍵を用いて暗号化する(ステ
ップS6)。そして、演奏者により演奏が開始されると
(ステップS7:YES)、鍵盤楽器は、演奏をMIDI
データに変換し、このMIDIデータに暗号化した認証
情報を繰り返し埋め込む電子透かし処理を行う(ステッ
プS8)。
によりMIDIデータを構成するノートオン、ノートオ
フ、ベロシティ、ピッチデータ等の各データのうちベロ
シティの最下位ビットを暗号化した認証情報のビット列
の各ビットに順次置換していく処理を行う。この方法
は、ベロシティの最下位ビットに認証情報を記録するの
で、そのまま再生に利用しても再生音への影響がほとん
どないといった特徴と、受信側(認証サーバ20)はベ
ロシティの最下位ビットを抽出するだけで認証情報を簡
易に抽出できるという特徴を有する。なお、再生音への
影響の低さからは最下位ビットが望ましいが、最下位ビ
ット以外の下位側ビットに記録してもよく、ベロシティ
以外のデータ変更が再生音に与える影響が少ない他のデ
ータ(ピッチデータ等)に認証情報を記録してもよい。
そして、鍵盤楽器10は、上述した認証情報を記録した
MIDIデータをストリーミング化して認証サーバ20
に送信することにより、演奏者の演奏のMIDIデータ
をほぼリアルタイムで認証サーバ20に送信する(ステ
ップS9)。
DIデータを受信している間は(ステップS10:YE
S)、情報抽出エンジンにより受信したMIDIデータ
から暗号化された認証情報を抽出し(ステップS1
1)、復号エンジンにより抽出した認証情報の復号を行
うと共に(ステップS12)、復号した認証情報内の乱
数等がメモリに記録した情報と一致するか否かの判定を
行う(ステップS13)。そして、認証サーバ20は、
復号した認証情報内の乱数等がメモリに記録した情報と
一致している場合は(ステップS13:YES)、このM
IDIデータの送信元が認証対象の鍵盤楽器であると認
証し、そのMIDIデータの配信を希望する任意の端末
にインターネットを介してストリーム配信する(ステッ
プS14)。認証サーバ20は、このステップS10〜
S14の処理をMIDIデータを受信する間繰り返し、
鍵盤楽器10がMIDIデータの送信を中止するまでM
IDIデータの配信を行う。
た認証情報内の乱数等がメモリに記録した情報と一致し
なかった場合、または、途中から一致しなくなった場合
は(ステップS13:NO)、MIDIデータの送信元が
認証対象の鍵盤楽器ではないと判定し、MIDIデータ
の配信を行わず、または、MIDIデータの配信を中止
して処理を終了する。すなわち、認証サーバ20は、M
IDIデータの受信中(配信中)はMIDIデータの送
信元が鍵盤楽器か否かを継続的に判定し、鍵盤楽器が認
証されなくなるとMIDIデータの配信を中止する(ス
テップS15)。
いて、鍵盤楽器10は、認証サーバ20から送信された
乱数を含む認証情報をMIDIデータに継続的に埋め込
んで送信することにより、MIDIデータを受信した認
証サーバ20はMIDIデータの送信元である鍵盤楽器
の正当性を継続的に確認することができる。また、この
鍵盤楽器10は、演奏者が認証された場合のみMIDI
データを認証サーバ20に送信するので、認証サーバ2
0は鍵盤楽器10によって認証された演奏者の演奏のM
IDIデータのみを受信できる。従って、この認証シス
テム1においては、MIDIデータを送信中の鍵盤楽器
10と、その鍵盤楽器10の演奏者の正当性を確認する
ことができ、配信するMIDIデータの演奏価値を保証
することができる。
取得したMIDIデータをメモリ14に記録しているM
IDIデータと比較することにより演奏者の認証を行う
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、さら
に、演奏者の音感評価、聴感評価またはリズム感評価を
行って演奏者の認証精度を向上させるようにしてもよ
い。
音感評価は、例えば、演奏者に430、435、440、445、45
0[Hz]の音を所定順序で聞かせ、440[Hz]の音が
何番目の音かを指示させ、そのズレ量から同一人物か否
かを判定でき、相対音感評価は、例えば、演奏者に440
[Hz]等の基準音を聴かせた後、523.25[Hz]前後
等の異なる周波数の音を聴かせて、所定の周波数の音が
何番目になったか否かを指示させ、そのズレ量から同一
人物か否かを判定することができる。なお、これら音感
評価は、認証を行う毎に聴かせる音の順番や周波数を変
更することが望ましい。また、これら評価を複数回行
い、評価のばらつきが同様か否かで同一人物か否かを判
定してもよい。
一周波数の2つの音と、周波数が異なる2つの音とをそ
れぞれ同一音量と異なる音量で聞かせて、どちらの音が
大きいか、若しくは、同一音量かを指示させる方法で評
価でき、この評価結果から同一人物か否かを判定するこ
とができる。この場合、可聴域境界付近の音を使用する
のが望ましい。また、リズム感評価を行う場合は、演奏
者に所定のリズムパターンを聞かせた後、そのリズムパ
ターンを鍵盤操作等で再現させ、入力タイミングのズレ
量を測定し、そのズレ量から同一人物か否かを判定する
ことができる。
ティの下位ビットを認証情報のビット列に置換する方法
によってMIDIデータ内に認証情報を埋め込む場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、前後のベロシ
ティの差分値の下位ビットが認証情報のビット列になる
ようにベロシティの下位ビットを変更する方法を適用し
てもよい。この場合、後でこのMIDIデータ全体また
は一部のベロシティの値が変更された場合でも、前後の
ベロシティの差分値は同一の値に維持されるので、認証
情報の削除や改竄をより確実に防止することができる。
また、上述の実施形態では認証情報を暗号化して埋め込
む場合について述べたが、暗号化せずに埋め込むように
してもよい。
た認証サーバが楽器の認証を行う場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えば、パーソナルコンピ
ュータ等のMIDIデータ入力可能な各種装置が認証装
置として楽器の認証を行ってもよい。
る場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例え
ば、電子楽器等のMIDIデータやオーディデータ等の
演奏情報を出力可能な楽器や、鍵盤等の演奏入力装置が
接続可能でMIDIデータやオーディオデータ等の演奏
情報を出力可能なパーソナルコンピュータに広く適用す
ることができる。
報を出力中の楽器とその楽器の演奏者の正当性を継続的
に確認することができる。
構成を示す図である。
ある。
器と認証サーバの動作を示すシーケンスチャートであ
る。
る。
部、12……操作部、13……表示部、14……メモ
リ、15……演奏検出部、16……音源、17……アン
プ内蔵スピーカ、18……通信インターフェース、19
……駆動部、20……認証サーバ。
Claims (15)
- 【請求項1】 演奏者及び楽器の認証方法であって、 楽器においては、 予め定めた演奏者の演奏に対応する演奏情報を記憶する
記憶ステップと、 ある演奏者の演奏に対応する演奏情報を取得して、前記
取得した演奏情報を前記記憶した演奏情報と比較し、そ
の比較結果に応じて前記ある演奏者が前記予め定めた演
奏者か否かを判定する演奏者判定ステップと、 前記演奏者判定ステップにおいて前記ある演奏者が前記
予め定めた演奏者であると判定された場合に認証側の装
置から当該楽器を特定する固有情報を受信する受信ステ
ップと、 前記ある演奏者が演奏を開始すると、前記演奏に対応す
る演奏情報に少なくとも前記受信した固有情報を繰り返
し埋め込む電子透かし埋込ステップと、 前記固有情報が埋め込まれた演奏情報を前記認証側の装
置に送信する送信ステップとを有し、 前記認証側の装置においては、 前記楽器に当該楽器を特定する固有情報を送信する固有
情報送信ステップと、 前記送信した固有情報を少なくとも記憶する固有情報記
憶ステップと、 前記楽器から送信された演奏情報を受信する演奏情報受
信ステップと、 前記受信した各演奏情報から固有情報を継続的に抽出す
る抽出ステップと、 前記継続的に抽出される固有情報を前記記憶した固有情
報と比較し、一致している間は前記演奏情報を送信する
楽器が前記固有情報を送信した楽器であると判定する一
方、一致しなかった場合は前記演奏情報を送信する楽器
が前記固有情報を送信した楽器ではないと判定する楽器
判定ステップとを有することを特徴とする演奏者及び楽
器の認証方法。 - 【請求項2】 前記認証側の装置は、 前記受信した演奏情報を蓄積または配信するステップを
有し、 前記楽器判定ステップにおいて、前記演奏情報を送信す
る楽器が前記固有情報を送信した楽器ではないと判定さ
れた場合は、前記演奏情報の蓄積または配信を中止する
ことを特徴とする請求項1に記載の演奏者及び楽器の認
証方法。 - 【請求項3】 前記認証側の装置は、前記楽器判定ステ
ップにおいて、前記演奏情報を送信する楽器が前記固有
情報を送信した楽器ではないと判定された場合は、前記
演奏情報受信ステップにおける前記演奏情報の受信を中
止することを特徴とする請求項1に記載の演奏者及び楽
器の認証方法。 - 【請求項4】 前記楽器は、送信ステップにおいて、前
記演奏情報をストリーム形式に変換して送信することを
特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の演奏者及
び楽器の認証方法。 - 【請求項5】 前記楽器は、前記電子透かし埋込ステッ
プにおいて、前記固有情報を暗号化し、前記暗号化した
固有情報を前記演奏情報に繰り返し埋め込み、 前記認証側の装置は、前記抽出ステップにおいて、前記
演奏情報から抽出した情報を復号化することにより前記
固有情報を抽出することを特徴とする請求項1乃至4の
いずれかに記載の演奏者及び楽器の認証方法。 - 【請求項6】 前記楽器は、 前記記憶ステップにおいて、前記予め定めた演奏者の音
感、聴感またはリズム感の少なくともいずれか1以上の
評価情報をさらに記憶し、 前記演奏者判定ステップにおいて、前記ある演奏者の音
感、聴感またはリズム感の少なくともいずれか1以上の
評価情報を取得し、前記取得した評価情報を前記記憶し
た評価情報と比較し、その比較結果に応じて前記ある演
奏者が前記予め定めた演奏者か否かをさらに判定するこ
とを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の演奏
者及び楽器の認証方法。 - 【請求項7】 前記演奏情報は、MIDIデータである
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の演
奏者及び楽器の認証方法。 - 【請求項8】 演奏者及び楽器を認証するために使用さ
れる楽器であって、 予め定めた演奏者の演奏に対応する演奏情報を記憶する
記憶手段と、 ある演奏者の演奏に対応する演奏情報を取得して、前記
取得した演奏情報を前記記憶した演奏情報と比較し、そ
の比較結果に応じて前記ある演奏者が前記予め定めた演
奏者か否かを判定する演奏者判定手段と、 前記演奏者判定手段により前記ある演奏者が前記予め定
めた演奏者であると判定された場合に認証側の装置から
当該楽器を特定する固有情報を受信する受信手段と、 前記ある演奏者が演奏を開始すると、前記演奏に対応す
る演奏情報に少なくとも前記受信した固有情報を繰り返
し埋め込む電子透かし埋込手段と、 前記固有情報が埋め込まれた演奏情報を前記認証側の装
置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする楽
器。 - 【請求項9】 前記送信手段は、前記演奏情報をストリ
ーム形式に変換して送信することを特徴とする請求項8
に記載の楽器。 - 【請求項10】 前記電子透かし埋込手段は、前記固有
情報を暗号化し、前記暗号化した固有情報を前記演奏情
報に繰り返し埋め込むことを特徴とする請求項8または
9に記載の楽器。 - 【請求項11】 前記記憶手段は、前記予め定めた演奏
者の音感、聴感またはリズム感の少なくともいずれか1
以上の評価情報をさらに記憶し、 前記演奏者判定手段は、前記ある演奏者の音感、聴感ま
たはリズム感の少なくともいずれか1以上の評価情報を
取得し、前記取得した評価情報を前記記憶した評価情報
と比較し、その比較結果に応じて前記ある演奏者が前記
予め定めた演奏者か否かをさらに判定することを特徴と
する請求項8乃至10のいずれかに記載の楽器。 - 【請求項12】 前記演奏情報は、MIDIデータであ
ることを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに記載
の楽器。 - 【請求項13】 演奏者及び楽器を認証するために使用
される楽器の制御方法であって、 予め定めた演奏者の演奏に対応する演奏情報を記憶する
記憶ステップと、 ある演奏者の演奏に対応する演奏情報を取得して、前記
取得した演奏情報を前記記憶した演奏情報と比較し、そ
の比較結果に応じて前記ある演奏者が前記予め定めた演
奏者か否かを判定する演奏者判定ステップと、 前記演奏者判定ステップにおいて前記ある演奏者が前記
予め定めた演奏者であると判定された場合に認証側の装
置から当該楽器を特定する固有情報を受信する受信ステ
ップと、 前記ある演奏者が演奏を開始すると、前記演奏に対応す
る演奏情報に少なくとも前記受信した固有情報を繰り返
し埋め込む電子透かし埋込ステップと、 前記固有情報が埋め込まれた演奏情報を前記認証側の装
置に送信する送信ステップとを備えることを特徴とする
楽器の制御方法。 - 【請求項14】 前記記憶ステップにおいて、前記予め
定めた演奏者の音感、聴感またはリズム感の少なくとも
いずれか1以上の評価情報をさらに記憶し、 前記演奏者判定ステップにおいて、前記ある演奏者の音
感、聴感またはリズム感の少なくともいずれか1以上の
評価情報を取得し、前記取得した評価情報を前記記憶し
た評価情報と比較し、その比較結果に応じて前記ある演
奏者が前記予め定めた演奏者か否かをさらに判定するこ
とを特徴とする請求項13に記載の楽器の制御方法。 - 【請求項15】 前記演奏情報は、MIDIデータであ
ることを特徴とする請求項13または14に記載の楽器
の制御方法。
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---|---|---|---|
JP2001013692A JP4258977B2 (ja) | 2001-01-22 | 2001-01-22 | 演奏者及び楽器の認証方法、楽器及び楽器の制御方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007025447A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Yamaha Corp | 自動演奏システム |
WO2019092780A1 (ja) * | 2017-11-07 | 2019-05-16 | ヤマハ株式会社 | 評価装置およびプログラム |
-
2001
- 2001-01-22 JP JP2001013692A patent/JP4258977B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2019092780A1 (ja) * | 2017-11-07 | 2019-05-16 | ヤマハ株式会社 | 評価装置およびプログラム |
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