JP2002213807A - 陽圧・陰圧対応差圧調整ダンパ - Google Patents

陽圧・陰圧対応差圧調整ダンパ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一対の差圧調整ダンパの作動を切り替えて容
易に空気の流れを切り替えることができ、同じ室を陽圧
および陰圧のいずれにも使用できる陽圧・陰圧対応差圧
調整ダンパを提供する。 【解決手段】 陽圧・陰圧対応差圧調整ダンパは、空気
の圧力制御が行われる室に、壁に明けた孔を挟んで大気
圧に対して陽圧あるいは陰圧に切り替える一対の差圧調
整ダンパを設けている。両差圧調整ダンパ間には、室を
陽圧あるいは陰圧のいずれかに切り替えるスライド遮蔽
部材が前記孔内に設置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陽圧・陰圧対応差
圧調整ダンパに係り、特に、室内の圧力を調整する差圧
ダンパで、大気圧に対して室内の空気を陽圧あるいは陰
圧に切り替えることが可能な差圧調整ダンパに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品、精密機械部品、食品、
医薬品等の工場や病院等におけるクリーンルームでは、
品質管理等のため室内の温湿度条件を一定範囲に保持す
るとともに、微小な室内の空気圧力変動にも迅速に対応
して室内の空気を外部に流すことが可能な差圧ダンパが
設置されている。この差圧ダンパは、室内への汚染空気
の流入防止や、室内からの汚染空気のリーク防止のため
に差圧調整ダンパを用いて陽圧側の室から陰圧側の室あ
るいは大気圧に微小流体の空気を通過させて圧力制御を
行う差圧ダンパに関するものであり、これに対する特許
出願はメーカから数多くがなされている。例えば、その
一例として、特公平1−44937号公報が提案されて
おり、同公報は図9および図10に示すように構成さ
れ、その微差圧の制御としては優れたものである。図9
および図10によれば、差圧ダンパ61は、壁面63に
取付けたダンパ枠65の中心部に固定されたシャフト6
7に、シャフト67に沿って摺動自在に係合した羽根6
9が付いている。前記シャフト67は、水平方向に対し
て多少上向きに角度を付けて設置しているため、室間に
差圧が生じない限り、前記羽根69およびバランスウエ
イト71の自重により全閉状態を保っている。差圧が生
じたときには前記羽根69が上方向に摺動し、ダンパ枠
65と羽根69の間に生じた隙間から気流を流して圧力
を調整するような構造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】病院等の室内の空気を
圧力による制御する場合で、特に、感染症対応病室(以
下、隔離病室という)、又は無菌病室の室内差圧制御に
使用する場合には、室間差圧は20〜40Pa程度に設
定している。また、このときのダンパの通過風量は20
0m3/時間(H)程度として室内圧力を維持するよう
にしている。病院としては、圧力制御可能な本病室を無
菌病室と隔離病室とに使用できれば、空室になることが
少なくなり、効率良く運営できるので、陽圧および陰圧
に切替可能な圧力制御病室が望まれている。このために
は、病室が陽圧および陰圧に容易に切り替えられるダン
パが望まれている。しかしながら、上記の特公平1−4
4937号公報に示す構造によれば、差圧ダンパは、空
気の流れ方向が一方向であるため、室内圧力を大気圧に
対して陽圧から陰圧に、あるいは、陰圧から陽圧に逆転
させた場合には対応が不可能である。このためには、差
圧ダンパを気流(空気の流れ)の方向に合わせて取付け
直す工事が必要になり、取付け直す工事にはリーク防止
用のコーキング作業あるいはその都度余分な工数等が必
要になり、壁面が汚れる恐れが発生するとともに、工期
期間が必要になり簡単に切替ができないという問題が生
ずる。また、図11に示すように、予め陽圧あるいは陰
圧のいずれにも対応可能に、同じ物を2個用意して逆向
きに壁に並列に設置する方法もあるが、この場合には、
スペース的、あるいは、意匠的に設置できないことがあ
るという問題が生ずる。
【0004】本発明は上記問題点に着目し、陽圧・陰圧
対応差圧調整ダンパに係り、特に、一対の差圧調整ダン
パの作動を切り替えて容易に空気の流れを切り替えるこ
とができ、同じ室を陽圧および陰圧のいずれにも使用で
きる陽圧・陰圧対応差圧調整ダンパを提供することを目
的としている。
【0005】また、本発明の他の目的は、壁を挟んで室
圧を陽圧、陰圧のいずれかに容易に切り替えられる一対
の差圧調整ダンパと遮蔽部材を設置し、この差圧調整ダ
ンパと遮蔽部材とを当接させて空気を遮断し、一対の差
圧調整ダンパを切り替えることにより、同じ病室を陽圧
および陰圧のいずれにも使用できる陽圧・陰圧対応差圧
調整ダンパを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係るように、空気の圧力制御が行われる
室に、壁に明けた孔を挟んで大気圧に対して陽圧あるい
は陰圧に切り替える一対の差圧調整ダンパを設けるとと
もに、両差圧調整ダンパ間に室を陽圧あるいは陰圧のい
ずれかに切り替えるスライド遮蔽部材を前記孔内に設置
してなる構成としている。この場合において、前記スラ
イド遮蔽部材に双方の室で操作可能な複数のスライド用
爪を設けてなるようにすると良い。
【0007】または、空気の圧力制御が行われる室に、
壁に明けた孔を挟んで配設され、かつ、孔に支持され空
気を流通する連結部材で連結され大気圧に対して陽圧あ
るいは陰圧に切り替える一対の差圧調整ダンパを設ける
とともに、連結された一対の差圧調整ダンパを移動して
当接させ、室を陽圧あるいは陰圧のいずれかに切り替え
る遮蔽部材を前記孔内に設置してなるようにすると良
い。
【0008】上記構成によれば、差圧により開閉する弁
を有する差圧調整ダンパが、壁に明けられた孔を挟んで
対向して一対設けられるとともに、スライド遮蔽部材が
孔にスライド自在に支持され、かつ、差圧調整ダンパに
当接して空気を遮断するように構成されている。これに
より、スライド遮蔽部材が対向して配設される左右の差
圧調整ダンパのいずれかに当接して所定差圧以下では空
気の流通を遮断するとともに、所定差圧を越えたとき差
圧調整ダンパを開口することで、同じ室を大気圧に対し
て陽圧あるいは陰圧に容易に切り替えることが出来る。
例えば、室が大気圧に対して陽圧になるのに合わせてス
ライド遮蔽部材がスライドされると、室内の空気は差圧
調整ダンパの弁を通して大気中あるいは陰圧側の室に排
出される。このため、病室に使用した場合では、外部よ
り無菌の新鮮な空気を供給することにより、病室の空気
が排出され無菌病室が形成される。また、反対に、室が
大気圧に対して陰圧になるのに合わせてスライド遮蔽部
材がスライドされると、室内の空気は差圧調整ダンパの
弁を通して大気中あるいは陽圧側の室に排出されること
がなくなり、室は外部からの空気は入るが、外部に洩れ
ることがなくなる。このために、病室に使用した場合で
は、外部に病室の空気が流れることがなくなり隔離され
た隔離病室が形成される。このように、スライド遮蔽部
材がスライドされることにより、一対の差圧調整ダンパ
内の開く弁が切り替わり、同じ病室が無菌病室にも、ま
たは、隔離病室にも使用することができる。また、スラ
イド遮蔽部材は、両方の室からスライドできるため、同
じ室を大気圧に対して陽圧あるいは陰圧に切り替える操
作が容易になっている。また、スライド遮蔽部材と、壁
の孔および遮蔽部材受け部材との間には、隙間を塞ぐO
リングが備えることにより空気の流れをなくすことが出
来、例えば、病室では、無菌病室あるいは隔離病室をよ
り確実に維持することができる。または、一対の差圧調
整ダンパが空気を流通する連結部材で連結して一体化
し、この一体化された差圧調整ダンパの所定の差圧調整
ダンパを遮蔽部材に当接させて所定差圧以下では空気を
遮断するとともに、所定差圧を越えたとき差圧調整ダン
パの所定の弁を開口することで、前記と同様に、同じ室
を大気圧に対して陽圧あるいは陰圧に容易に切り替える
ことが出来る。また、既存の設備には、本案の一対の差
圧調整ダンパとスライド遮蔽部材を追加して改修するこ
とにより、病室では、容易に無菌病室あるいは隔離病室
にすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る陽圧・陰圧対応差圧
調整ダンパの実施形態を添付した図面に従って詳細に説
明する。なお、従来例と同一部品には同一符号を付して
説明は省略する。図1は本発明の第1実施例である陽圧
・陰圧対応差圧調整ダンパ1の側面断面図、図2は陽圧
・陰圧対応差圧調整ダンパ1の正面図、図3は陽圧・陰
圧対応差圧調整ダンパ1の側面図で図2のAーA断面
図、図4は図1の室の陽圧・陰圧を切り替えた図であ
る。
【0010】図1、図2あるいは図3において、陽圧・
陰圧対応差圧調整ダンパ 1は、壁63に明けられた孔
63aを挟んで一対の差圧調整ダンパ3がダンパ用ブラ
ケット5により壁面63bから間隙Swを有して配設さ
れ、ダンパ用ブラケット5を介して壁面63bに取着さ
れている。以下、差圧調整ダンパ3およびダンパ用ブラ
ケット5等に付す記号は、区別して記述する時に、図示
の左側に配置されているものに添付記号aを付して、例
えば、左側ダンパ3aおよび左側ブラケット5aとし、
また、図示の右側に配置されているものには添付記号b
を付して、例えば、右側ダンパ3bおよび右側ブラケッ
ト5bと記して区別する。この陽圧・陰圧対応差圧調整
ダンパ1は、前記の一対の差圧調整ダンパ3と、一対の
差圧調整ダンパ3の間に配設され、一対の差圧調整ダン
パ3のいずれを作動させるかを選択するスライド遮蔽部
材7とにより構成されている。
【0011】差圧調整ダンパ3は、ダンパ用ブラケット
5に取着されるダンパ本体11と、ダンパ本体11の内
側に所定の角度Θaで固定されている中空円盤13と、
中空円盤13に固着されるシャフト用ブラケット15
と、シャフト用ブラケット15に直角に立設されたシャ
フト67と、シャフト67に沿って摺動自在に係合した
弁21と、弁21を中空円盤13に押圧するバランスウ
エイト71とにより構成されている。一対の左側ダンパ
3aおよび右側ダンパ3bは、壁63側に弁21が来る
ように対向して設置され、かつ、両方の中空円盤13が
下側で狭く、上側で広くなるように所定の角度Θaで傾
斜して配設されている。このため、シャフト67は先端
部が根元より上方に位置するように傾斜して取着されて
いる。傾斜したシャフト67に挿入された差圧調整ダン
パ3の弁21は、バランスウエイト71の自重により差
圧が所定値以下の時には中空円盤13に押圧され、全閉
状態を保ち空気の流通を遮断している。差圧が所定値を
越えたときには前記弁21が上方向に摺動し、中空円盤
13と弁21の間に生じた開口Svから気流を流して圧
力を調整するような構造である。
【0012】ダンパ本体11は、正面視で中空矩形形状
の鋼板枠で構成されており、その外方の上下あるいは左
右のいずれかにダンパ用ブラケット5が取着されてい
る。中空円盤13は、外形が長方形形状の鋼板がダンパ
本体11の内面に側面視で所定の角度Θaを有して固定
されており、また、鋼板の内方中心位置に円形形状の空
気流通孔13aが明けられている。シャフト用ブラケッ
ト15は、コ字形状の鋼板により形成されており、中空
円盤13の空気流通孔13aの外側で、かつ、空気が流
通するように中空円盤13の円盤壁面13bより離間し
て固着されている。この実施例では、シャフト用ブラケ
ット15は、弁21が当接する反対面側に取着されてい
るが、弁21が当接する側に取着しても良い。
【0013】弁21は、シャフト67に枢密に挿入され
摺動するスリーブ23と、スリーブ23に付設された羽
根25とにより形成されている。また、スリーブ23に
は図示しないベアリングが挿入され、シャフト67に沿
って円滑に摺動するように形成されている。羽根25
は、お椀型形状により形成されるとともに、そのお椀型
形状部25aの外周部にパッキン部25bが形成されて
いる。羽根25は、フッ素ゴム、シリコンゴム等の合成
ゴム、あるいはテフロン(登録商標)、ナイロン等の合
成樹脂等の弾性体により形成されている。または、羽根
25は、鋼板により形成され、パッキン部25bにフッ
素ゴム、シリコンゴム等の合成ゴム、あるいはテフロ
ン、ナイロン等の合成樹脂等の弾性体を貼り付け、ある
いは、焼き付けても良い。これにより、羽根25は、中
空円盤13の円形形状の空気流通孔13aを覆って空気
の流通、遮断を制御しているが、弾性体を用いることに
より空気を完全に遮断することができる。また、羽根2
5のパッキン部25bは、中空円盤13の一端側の円盤
壁面13bに当接したとき、空気の流通を遮断(シー
ル)している。また、羽根25は、差圧が生ずると、バ
ランスウエイト71、スリーブ23、および羽根25等
の弁21の自重に抗して押し上げて、羽根25のパッキ
ン部25bと中空円盤13の一端側の円盤壁面13bと
の間に差圧に応じた場合に開口Svを形成し、一定の差
圧になるように空気の流通量を制御している。
【0014】スライド遮蔽部材7は、中空4角形状の箱
型に形成されるとともに、その箱型の外側の周囲には所
定の幅を有するスライダ用爪9が両端部に設けられてい
る。両方のスライダ用爪9の間隔Dsは、一対の差圧調
整ダンパ3を構成するダンパ本体11の内側の間隔Da
よりも小さく形成されている。スライダ用爪9には、ス
ライド遮蔽部材7がスライドして左側ダンパ3aあるい
は右側ダンパ3bのいずれかに当接した時に、空気を遮
断するパッキン31が貼り付け、あるいは、焼き付けら
れている。また、スライダ用爪9は、左右どちらの室か
らも手動にて操作でき、スライド遮蔽部材7を左右いず
れの方向にもスライド可能にできる構造になっている。
このパッキン31は、前記と同様に、材料がフッ素ゴ
ム、シリコンゴム等の合成ゴム、あるいはテフロン、ナ
イロン等の合成樹脂等の弾性体により形成されている。
スライド遮蔽部材7は、一対の差圧調整ダンパ3の間、
即ち、左側ダンパ3aと右側ダンパ3bとの間に配設さ
れるとともに、壁63に明けられた孔63aに取着され
た遮蔽板用受け部材32にスライド自在に枢密に支持さ
れている。また、スライド遮蔽部材7と遮蔽部材用受け
部材32との間、及び、遮蔽部材用受け部材32と壁6
3に明けられた孔63aとの間に、空気の流通を密封す
る図示しないシール部材を配置すると良い。
【0015】以上のように構成された陽圧・陰圧対応差
圧調整ダンパ1の作動について、図1、図3および図4
を用いて説明する。図1において、例えば、壁63の左
側室Lm(図示の左側)が陽圧であり、右側室Rmが陰
圧あるいは大気圧とする。この場合に、スライダ用爪9
は左右いずれの室から、図3の二点鎖線に示すように、
図示の左方向に手動にて操作されて、スライド遮蔽部材
7のスライダ用爪9を左側ダンパ3aの左用ダンパ本体
11aに当接させる。これにより、スライド遮蔽部材7
のスライダ用爪9aと左側ダンパ本体11aとの間では
空気の流通が遮断され、陽圧側の左側室Lmと、右側室
Rmとの差圧Paが設定値以下のときには、左側ダンパ
3aの羽根25が、バランスウエイト71、スリーブ2
3、および羽根25等の弁21の自重により、パッキン
部25bが中空円盤13の一端側の円盤壁面13bに当
接し空気の流通を遮断(シール)している。差圧Paが
設定値を越えると、左側ダンパ3aは、差圧Paによ
り、スリーブ23、および羽根25等の弁21の自重に
抗してシャフト67に沿って摺動して、羽根25のパッ
キン部25bと中空円盤13の一端側の円盤壁面13b
との間が開口し、一定の差圧Paになるように陽圧の左
側室Lmから円盤壁面13bの空気流通孔13a、スラ
イド遮蔽部材7の内方部、および、スライド遮蔽部材7
と右側ダンパ3bの右側吹出口Hbを経て、陰圧あるい
は大気圧の右側室Rmに矢印Fwのごとく流れる空気の
流通量を制御している。このように、図示しない供給口
より新鮮で無菌の空気を供給するとともに、陽圧の左側
室Lmの空気をパッキン部25bと円盤壁面13bとの
間の左側開口Svaから右側吹出口Hbを経て陰圧ある
いは大気圧の右側室Rmに流すことにより、例えば、陽
圧の左側室Lmは無菌病室として使用することができ
る。
【0016】また、図4において、反対に、例えば、壁
63の左側室Lm(図示の左側)が陰圧あるいは大気圧
であり、右側室Rmが陽圧とする。この場合に、前記と
同様に、スライダ用爪9は左右いずれの室から、図3の
実線で示すように、図示の右方向に手動にて操作され
て、スライド遮蔽部材7のスライダ用爪9bを右側ダン
パ3bの右用ダンパ本体11bに当接させる。これによ
り、スライド遮蔽部材7のスライダ用爪9と右側ダンパ
3bの右用ダンパ本体11bとの間では空気の流通が遮
断され、陽圧側の右側室Rmと、左側室Lmとの差圧P
aが設定値以下のときには、右側ダンパ3bの羽根25
が、バランスウエイト71、スリーブ23、および羽根
25等の弁21の自重により、パッキン部25bが中空
円盤13の一端側の円盤壁面13bに当接し空気の流通
を遮断(シール)している。差圧Paが設定値を超える
と、右側ダンパ3bは差圧Paにより、スリーブ23、
および羽根25等の弁21の自重に抗してシャフト67
に沿って摺動して、羽根25のパッキン部25bと円盤
壁面13bとの間が開口Svし、一定の差圧Paになる
ように陽圧の右側室Rmから円盤壁面13bの空気流通
孔13a、スライド遮蔽部材7の内方部、および、スラ
イド遮蔽部材7と左側ダンパ3aの左側吹出口Haを経
て、陰圧あるいは大気圧の左側室Lmに流れる空気の流
通量を制御している。このように、陽圧の右側室Rmを
新鮮で無菌の空気を供給することにより、陰圧の右側室
Rmの空気をパッキン部25bと円盤壁面13bとの間
の右側開口Svbから左側吹出口Haを経て陰圧あるい
は大気圧の左側室Lmに流すことにより、例えば、陰圧
の右側室Rmは隔離病室として使用することができる。
【0017】なお、上記実施例では、一対の左側ダンパ
3aおよび右側ダンパ3bは、壁63側に弁21が来る
ように対向して設置し、かつ、両方の中空円盤13が下
側で狭く、上側で広くなるように配設されているが、反
対に、図5に示すように、壁63の反対側に弁21(壁
63にシャフト用ブラケット15を配置)が来るように
対向して設置し、かつ、両方の中空円盤13が下側で広
く、上側で狭くなるように配設しても良い。この場合に
は、例えば、壁63の左側室Lm(図示の左側)が陽圧
であり、右側室Rmが陰圧あるいは大気圧とすると、ス
ライダ用爪9は左右いずれの室から図示の右方向に手動
にて操作されて、スライド遮蔽部材7のスライダ用爪9
を右側ダンパ3bの右用ダンパ本体11bに当接させ
る。これにより、スライド遮蔽部材7のスライダ用爪9
と右側ダンパ本体11bとの間では空気の流通が遮断さ
れ、陽圧側の左側室Lmと、右側室Rmとの差圧Paが
設定値以下のときには、右側ダンパ3bにて空気の流通
を遮断(シール)している。差圧Paが設定値を越える
と、差圧Paにより、右側ダンパ3bが開口し、一定の
差圧Paになるように陽圧の左側室Lmから陰圧あるい
は大気圧の右側室Rmに流れる空気の流通量を制御して
いる。また、反対に、例えば、壁63の左側室Lm(図
示の左側)が陰圧あるいは大気圧であり、右側室Rmが
陽圧とすると、スライダ用爪9は左右いずれの室から図
示の左方向に手動にて操作されて、スライド遮蔽部材7
のスライダ用爪9を左側ダンパ3aの左用ダンパ本体1
1aに当接させる。この場合に、左側ダンパ3aが開口
し、一定の差圧Paになるように陽圧の左側室Lmから
陰圧あるいは大気圧の右側室Rmに流れる空気の流通量
を制御している。また、上記実施例では、ダンパ本体1
1、およびスライド遮蔽部材7は、4角形状に形成した
が、円形形状で形成しても良い。
【0018】次に、図6および図7は本発明の第2実施
例である第1陽圧・陰圧対応差圧調整ダンパ1Aについ
て説明する。なお、第1実施例と同一部品には同一符号
を付して説明は省略する。図6は第1陽圧・陰圧対応差
圧調整ダンパ1Aの側面断面図、図7は図6の室の陽圧
・陰圧を切り替えた図である。
【0019】図6あるいは図7において、第1陽圧・陰
圧対応差圧調整ダンパ1Aは、第1実施例の一対の左側
ダンパ3aおよび右側ダンパ3bが一体化された一対の
第1差圧調整ダンパ3Aと、壁63に明けられた孔63
aに挿入された遮蔽部材45とにより形成されている。
このとき、一対の第1差圧調整ダンパ3Aは、第1実施
例と同様に、壁63側に弁21が来るように対向して設
置し、かつ、両方の中空円盤13が下側で狭く、上側で
広くなるように配設されている。また、一対の第1差圧
調整ダンパ3Aは、壁63に明けられた孔63aを挟ん
で配設されるとともに、孔63aに設けられた軸受41
に支持された連結部材43により接続されて配設されて
いる。連結部材43は、4個の丸棒材料により形成さ
れ、その内の下側の2個が軸受41に摺動自在に支持さ
れている。連結部材43は、ほぼ四角形状の等間隔の位
置に配置されている。第1陽圧・陰圧対応差圧調整ダン
パ1Aは、左側ダンパ3aおよび右側ダンパ3bである
第1差圧調整ダンパ3Aが連結部材43により接続され
て一体に形成され、軸受41に支持されて一体で左右方
向に移動する。このとき、連結部材43は、4個の丸棒
の間を空気が流通されるように構成されている。また、
上記では、4個の丸棒を使用したが、4本の鋼板を遮蔽
部材用受け部材32で支持するようにしても良い。スラ
イダ用爪9は、左右どちらの室からも手動にて操作で
き、スライド遮蔽部材7を左右いずれの方向にもスライ
ド可能にできる構造になっている。
【0020】壁63に明けられた孔63aには、遮蔽部
材45が固定されて取着されている。遮蔽部材45は、
中空4角形状の箱型に形成されるとともに、その箱型の
外側の周囲には所定の幅を有する遮蔽板47が両端部に
設けられている。遮蔽板47には、一体化された差圧調
整ダンパ3がスライドして左側ダンパ3aあるいは右側
ダンパ3bのいずれかに当接した時に、空気を遮断する
パッキン31が貼り付け、あるいは、焼き付けられてい
る。このパッキン31は、前記と同様に、材料がフッ素
ゴム、シリコンゴム等の合成ゴム、あるいはテフロン、
ナイロン等の合成樹脂等の弾性体よりなっている。ま
た、遮蔽部材45は、内部下面に一体化された一対の第
1差圧調整ダンパ3Aを支持する軸受41が取着されて
いる。遮蔽部材45の遮蔽板47の間隔Deは、一対の
第1差圧調整ダンパ3Aに設けられたスライダ用爪9の
間隔Dfよりも小さく形成され、第1差圧調整ダンパ3
Aが左右のいずれにスライドしたときにも、遮蔽板47
とスライダ用爪9との間に隙間Scを形成し、空気を流
通している。
【0021】以上のように構成された第1陽圧・陰圧対
応差圧調整ダンパ1Aの作動について、図6および図7
を用いて説明する。図6において、例えば、壁63の左
側室Lm(図示の左側)が陽圧であり、右側室Rmが陰
圧あるいは大気圧とする。この場合に、一対の第1差圧
調整ダンパ3Aは左右いずれの室から図示の左方向に手
動にて操作されて、遮蔽部材45の遮蔽板47を左側ダ
ンパ3aの左用ダンパ本体11aに当接させる。これに
より、遮蔽部材45の遮蔽板47と、左側ダンパ3aの
左用ダンパ本体11aとの間では空気の流通が遮断さ
れ、陽圧側の左側室Lmと、右側室Rmとの差圧Paが
設定値以下のときには、左側ダンパ3aの羽根25が、
バランスウエイト71、スリーブ23、および羽根25
等の弁21の自重により、パッキン部25bが中空円盤
13の一端側の円盤壁面13bに当接し空気の流通を遮
断(シール)している。差圧Paが設定値を超えると、
左側ダンパ3aは差圧Paにより、スリーブ23、およ
び羽根25等の弁21の自重に抗してシャフト67に沿
って摺動して、羽根25のパッキン部25bと中空円盤
13の一端側の円盤壁面13bとの間が開口Svし、一
定の差圧Paになるように陽圧の左側室Lmから円盤壁
面13bの空気流通孔13a、遮蔽部材45の内方部、
および、遮蔽板47と右側ダンパ3bの右側吹出口Hb
を経て、陰圧あるいは大気圧の右側室Rmに流れる空気
の流通量を制御している。このように、図示しない供給
口より新鮮で無菌の空気を供給するとともに、陽圧の左
側室Lmの空気をパッキン部25bと円盤壁面13bと
の間の左側開口Svaから右側吹出口Hbを経て陰圧あ
るいは大気圧の右側室Rmに流すことにより、例えば、
陽圧の左側室Lmは無菌病室として使用することができ
る。
【0022】また、図7において、反対に、例えば、壁
63の左側室Lm(図示の左側)が陰圧あるいは大気圧
であり、右側室Rmが陽圧とする。この場合に、前記と
同様に、一対の第1差圧調整ダンパ3Aは左右いずれの
室から図示の右方向に手動にて操作されて、遮蔽部材4
5の遮蔽板47を右側ダンパ3bの右用ダンパ本体11
bに当接させる。これにより、遮蔽部材45の遮蔽板4
7と、右側ダンパ3bの右用ダンパ本体11bとの間で
は空気の流通が遮断され、陽圧側の右側室Rmと、左側
室Lmとの差圧Paが設定値以下のときには、右側ダン
パ3bの羽根25が、バランスウエイト71、スリーブ
23、および羽根25等の弁21の自重により、パッキ
ン部25bが中空円盤13の一端側の円盤壁面13bに
当接し空気の流通を遮断(シール)している。差圧Pa
が設定値を超えると、右側ダンパ3bは差圧Paによ
り、スリーブ23、および羽根25等の弁21の自重に
抗してシャフト67に沿って摺動して、羽根25のパッ
キン部25bと円盤壁面13bとの間が開口し、一定の
差圧Paになるように陽圧の右側室Rmから円盤壁面1
3bの空気流通孔13a、遮蔽部材45の内方部、およ
び、遮蔽板47と左側ダンパ3aの左側吹出口Haを経
て、陰圧あるいは大気圧の左側室Lmに流れる空気の流
通量を制御している。このように、陽圧の右側室Rmを
新鮮で無菌の空気を供給することにより、陰圧の右側室
Rmの空気をパッキン部25bと円盤壁面13bとの間
の右側開口Svbから左側吹出口Haを経て陰圧あるい
は大気圧の左側室Lmに流すことにより、例えば、陰圧
の右側室Rmは隔離病室として使用することができる。
【0023】なお、第2実施例も、第1実施例と同様
に、壁63の反対側に弁21(壁63にシャフト用ブラ
ケット15を配置)が来るように対向して設置し、か
つ、両方の中空円盤13が下側で広く、上側で狭くなる
ように配設しても良い。作用については、第1実施例と
同様に、壁63の左側室Lm(図示の左側)が陽圧であ
り、右側室Rmが陰圧あるいは大気圧とすると、一体化
された一対の第1差圧調整ダンパ3Aは左右いずれの室
から図示の左方向に手動にて操作されて、遮蔽部材45
の遮蔽板47を右側ダンパ3bの右用ダンパ本体11b
に当接させる。これにより、遮蔽部材45の遮蔽板47
と、右側ダンパ3bの右用ダンパ本体11bとの間では
空気の流通が遮断される。これにより、前記と同様に、
空気が流通するため詳細な説明は省略する。
【0024】上記のごとく、スライド遮蔽部材7、ある
いは、一体化された一対の第1差圧調整ダンパ3Aが左
右方向に移動することにより、弁21の開く差圧調整ダ
ンパ3が切り替わり、同じ右側室Rmの病室が無菌病室
にも、または、隔離病室にも使用することができる。
【0025】上記に記載したように本発明は、空気の圧
力制御が行われる室に、壁に明けた孔を挟んで大気圧に
対して陽圧あるいは陰圧に切り替える一対の差圧調整ダ
ンパを設けるとともに、両差圧調整ダンパ間に室を陽圧
あるいは陰圧のいずれかに切り替えるスライド遮蔽部材
を前記孔内に設置してなる構成にしたため、この一対の
差圧調整ダンパの作動を切り替えることにより容易に空
気の流れを切り替えることができ、同じ室を陽圧および
陰圧のいずれにも使用できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明における陽
圧・陰圧対応差圧調整ダンパによれば、空気の圧力制御
が行われる室に差圧により開閉する弁を有する一対の差
圧調整ダンパと、遮蔽部材とが配設され、この遮蔽部材
あるいは一対の差圧調整ダンパがスライドすることによ
り、所望される室内の陰圧あるいは陽圧になるので、同
じ室が陽圧あるいは陰圧の両方に容易に切り替えて使用
することが出来る。このため、従来の壁面が汚れること
が無くなるとともに、工期期間が不要になる。これによ
り、例えば、病院等では、同じ室が無菌病室あるいは隔
離病室で使用することが可能となり、病院等の経営効率
を向上することができる。また、遮蔽部材あるいは一対
の差圧調整ダンパが双方の室からスライドできることに
より操作が容易になる。また、遮蔽部材と、壁の孔およ
び遮蔽部材受け部材との間には、隙間を塞ぐシール部材
が備えられているために空気の流れをなくすことが出来
るため、例えば、病室では、無菌病室あるいは隔離病室
をより確実に維持することができる。また、既存の設備
に一対の差圧調整ダンパとスライド遮蔽部材とを追加す
ることにより、病室では、容易に既存の設備を無菌病室
あるいは隔離病室にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の陽圧・陰圧対応差圧
調整ダンパの側面断面図である。
【図2】本発明に係る第1実施例の陽圧・陰圧対応差圧
調整ダンパの正面図である。
【図3】本発明に係る第1実施例の陽圧・陰圧対応差圧
調整ダンパの側面図で、図1のA−A断面図である。
【図4】図1の室の陽圧・陰圧を切り替えた図である。
【図5】本発明に係る第1実施例の他例の陽圧・陰圧対
応差圧調整ダンパの側面断面図である。
【図6】本発明に係る第2実施例の陽圧・陰圧対応差圧
調整ダンパの側面断面図である。
【図7】図6の室の陽圧・陰圧を切り替えた図である。
【図8】従来のダンパの側面図である。
【図9】従来のダンパの平面図である。
【図10】従来の他の実施例におけるダンパの側面図で
ある。
【符号の説明】
1………陽圧・陰圧対応差圧調整ダンパ、1A………第
1陽圧・陰圧対応差圧調整ダンパ、3………一対の差圧
調整ダンパ、3A………一対の第1差圧調整ダンパ、5
………ダンパ用ブラケット、7………スライド遮蔽部
材、9………スライダ用爪、11………ダンパ本体、1
3………中空円盤、13a………空気流通孔、15……
…シャフト用ブラケット、21………弁、23………ス
リーブ、25………羽根、31………パッキン、32…
……遮蔽部材用受け部材、43………連結部材、45…
……遮蔽部材、47………遮蔽板、71………バランス
ウエイト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気の圧力制御が行われる室に、壁に明
    けた孔を挟んで大気圧に対して陽圧あるいは陰圧に切り
    替える一対の差圧調整ダンパを設けるとともに、両差圧
    調整ダンパ間に室を陽圧あるいは陰圧のいずれかに切り
    替えるスライド遮蔽部材を前記孔内に設置してなること
    を特徴とする陽圧・陰圧対応差圧調整ダンパ。
  2. 【請求項2】 前記スライド遮蔽部材に双方の室で操作
    可能な複数のスライド用爪を設けてなることを特徴とす
    る請求項1記載の陽圧・陰圧対応差圧調整ダンパ。
  3. 【請求項3】 空気の圧力制御が行われる室に、壁に明
    けた孔を挟んで配設され、かつ、孔に支持され空気を流
    通する連結部材で連結され大気圧に対して陽圧あるいは
    陰圧に切り替える一対の差圧調整ダンパを設けるととも
    に、連結された一対の差圧調整ダンパを移動して当接さ
    せ、室を陽圧あるいは陰圧のいずれかに切り替える遮蔽
    部材を前記孔内に設置してなることを特徴とする陽圧・
    陰圧対応差圧調整ダンパ。
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