JP2002213407A - ベールクランプ装置のシフト型シリンダ - Google Patents

ベールクランプ装置のシフト型シリンダ

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JP2002213407A
JP2002213407A JP2001009147A JP2001009147A JP2002213407A JP 2002213407 A JP2002213407 A JP 2002213407A JP 2001009147 A JP2001009147 A JP 2001009147A JP 2001009147 A JP2001009147 A JP 2001009147A JP 2002213407 A JP2002213407 A JP 2002213407A
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JP
Japan
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pistons
cylinder
shift
piston rods
clamp
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JP2001009147A
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English (en)
Inventor
Mitsutoshi Kimura
光利 木村
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Komatsu Forklift KK
Original Assignee
Komatsu Forklift KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランプ開閉操作及び左右へのサイドシフト
の動きを2本のシリンダを使用して行っているので、装
置内の視界をシリンダが大きく妨げるため安全面で問題
があること、また装置内の配管についても各操作の油圧
回路接続を実行するために複雑となり組立が大変であっ
た。この発明はこのような不具合をなくすことを課題と
したものである。 【解決手段】 1本のシリンダチューブ1の中に、2個
のピストン2、3と2本のピストンロッド4、5を装備
し、かつピストン2、3にピストンロッド4、5を案内
する貫通した孔6、7を明けて、ピストンロッド4、5
が他のピストンをスライド可能に貫通するように組合
せ、左右口8、9と中央口11への油圧の供給と排出に
より、クランプ操作の開閉を行い、サイドシフトする時
は、中央口11を閉じて2個のピストン2、3の間の油
量を一定に保って、左右口8、9での油圧の供給と排出
を行うようにしたことを特徴とするベールクランプ装置
のシフト型シリンダとしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】フォークリフトアタッチメン
トのベールクランプ装置のシリンダ構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としてベールクランプ装置
は、4本のレールが設けられたフレームの間をガイドバ
ーが摺動するもので、クランプ開閉操作及び左右へのサ
イドシフトの動きは、2本の油圧シリンダを使用して行
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述の構造で
は、クランプ開閉操作及び左右へのサイドシフトの動き
を2本のシリンダを使用して行っているので、図9に示
すベールクランプ装置の前面図のように、装置内を通す
オペレータの視界をシリンダが大きく妨げるため安全面
で問題があること、また装置内の配管についても、図
7、図8に示した各操作の油圧回路接続を実行するため
に複雑となり組立が大変であった。この発明はこのよう
な不具合をなくすことを課題としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用効果】この発明は
上記の課題に対処するためになされたもので、1本のシ
リンダチューブの中に、2個のピストンと2本のピスト
ンロッドを装備し、かつピストンにピストンロッドを案
内する貫通した孔を明けて、ピストンロッドが他のピス
トンをスライド可能に貫通するようにし、左右口と中央
口への油圧の供給と排出により、クランプ操作の開閉を
行い、サイドシフトする時は、中央口を閉じて2個のピ
ストンの間の油量を一定に保って、左右口での油圧の供
給と排出を行うようにしたことを特徴とするベールクラ
ンプ装置のシフト型シリンダとしている。
【0005】この発明は1本のシリンダでクランプ、サ
イドシフト操作を行うようにしたもので、上述のように
シリンダに対してピストンとピストンロッドが2組組合
せて構成されているので、左右口の2ヶ所から油圧を供
給して、中央口から油圧を排出することにより、クラン
プ開き操作を行うことができ、反対に中央口から油圧を
供給して、左右口の2ヶ所から油圧を排出することによ
り、クランプ閉じ操作を行うことができる。
【0006】更に中央口を閉じて2つのピストンの間の
油量を一定に保ち、左口から油圧を供給して、右口から
油圧を排出することにより右シフトとなり、代えて右口
から油圧を供給して、左口から油圧を排出することによ
り、左シフトとしてサイドシフト操作を選択して行うこ
とができる。
【0007】この発明のシリンダを装着すると、従来2
本使用していたシリンダが1本でよいので、前面の空間
が広く拡大して、オペレータが装置内から確認可能な視
界を大きく向上させることができる他、シリンダに入る
配管が3本で済むために、点検に伴う分解や組立が容易
となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施例について、
図面により説明する。図1はこの発明のシリンダ構造説
明用の透視図、図2は同じく操作油圧回路図を示したも
のである。
【0009】図1において、シリンダの構造は、1本の
シリンダチューブ1の中に、2個のピストン2、3が入
っていて、2本のピストンロッド4、5を装備してい
る。ピストン2、3がピストンロッド4、5に対して向
き合って配置され、ピストン2、3には互いに相手側の
ピストンロッド4、5を、油圧シール手段を備えてスラ
イド可能に案内する貫通孔6、7が明けてあり、ピスト
ンロッド4、5が互いに他のピストンを越えてシリンダ
チューブ1の外側へ突き出されるように組合せてある。
【0010】油圧配管の左右口8、9と中央口11への
油圧の供給と排出により、クランプ操作の開閉を行い、
サイドシフトする時は、中央口11を閉じて2個のピス
トン2、3の間の油量を一定に保って、左右口8、9で
の油圧の供給と排出を行って左シフト或は右シフトを行
う。
【0011】図2の操作油圧回路図において、オペレー
タがクランプ操作弁21を操作すると、ポンプから供給
される油圧が、シフト弁23を切換てそこを経由し、中
央口11から油圧が流入して、左右口8、9からタンク
へ戻る場合にはクランプ閉じ回路となり、逆に左右口か
ら流入して、中央口からタンクへ戻る場合にはクランプ
開き回路となる。
【0012】シフト操作弁22を操作した場合には、油
圧がシリンダ1に送られても中央口11の油圧回路は、
シフト切換弁23が閉じられたまま保持されていて、油
圧が流入するのが左右口の何れになるかによって、サイ
ドシフトする方向が決まることになる。
【0013】図3、図4によりクランプ操作における開
き回路と閉じ回路の場合のシリンダ内部の油圧作動状態
を説明する。図3はクランプ操作の開き回路の場合を示
したもので、油圧は左右口8、9の両方から流入し2個
のピストン2、3を中央部へ押し付けて、中央口11か
ら油圧が戻るクランプ開放状態となっている。
【0014】図4はクランプ操作の閉じ回路の場合を示
したもので、油圧は中央口11から流入し、2個のピス
トン2、3を両側へ押し出して、左右口8、9から戻る
クランプ閉状態となっている。
【0015】次に図5、図6によりサイドシフト操作に
おける右シフト時、と左シフト時の場合のシリンダ内部
の油圧作動状態を説明する。図5は右シフト時の場合を
示したもので、2個のピストン2、3の中央口11の油
圧は閉じられたまま、左口8から油圧が流入し、右口9
から戻りとなって、2個のピストン2、3は中央部に油
を挟んだまま、一体となって右方向へのサイドシフトの
状態となる。
【0016】図6は左シフト時の場合を示したもので、
右口9から油圧が流入し、左口8から戻りとなって、2
個のピストン2、3は中央部に油を挟んだまま、一体と
なって左方向へのサイドシフトの状態となる。
【0017】以上説明したように、この発明は1本のシ
リンダでクランプ、サイドシフト操作を行えるようにし
たもので、このシリンダを装着すると、従来2本使用し
ていたシリンダが1本でよいので、前面の空間が広く拡
大して、オペレータが装置内から確認可能な視界を大き
く向上させることができる。またシリンダに入る配管が
3本で済むために、点検に伴う分解や組立が容易とな
り、外観もすっきりしたデザインを提供できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を示すシリンダの構造説明透視図であ
る。
【図2】同じく、油圧回路図である。
【図3】同じく、開き回路のシリンダ内部の油圧作動図
である。
【図4】同じく、閉じ回路のシリンダ内部の油圧作動図
である。
【図5】同じく、右シフト時のシリンダ内部の油圧作動
図である。
【図6】同じく、左シフト時のシリンダ内部の油圧作動
図である。
【図7】従来の閉じ・開き回路の油圧接続説明図であ
る。
【図8】従来のシフト時の油圧接続説明図である。
【図9】従来のベールクランプ装置の前面図である。
【符号の説明】
1 シリンダチューブ 2 ピストン左 3 ピストン右 4 ピストンロッド左 5 ピストンロッド右 6 孔 7 孔 8 左口 9 右口 11 中央口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本のシリンダチューブ(1)の中に、2
    個のピストン(2)(3)と2本のピストンロッド(4)(5)を装
    備し、かつピストン(2)(3)にピストンロッド(4)(5)を案
    内する貫通した孔(6)(7)を明けて、ピストンロッド(4)
    (5)が他のピストンをスライド可能に貫通するように組
    合せ、左右口(8)(9)と中央口(11)への油圧の供給と排出
    により、クランプ操作の開閉を行い、サイドシフトする
    時は、中央口(11)を閉じて2個のピストン(2)(3)の間の
    油量を一定に保って、左右口(8)(9)での油圧の供給と排
    出を行うようにしたことを特徴とするベールクランプ装
    置のシフト型シリンダ。
JP2001009147A 2001-01-17 2001-01-17 ベールクランプ装置のシフト型シリンダ Pending JP2002213407A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007112857A1 (de) * 2006-03-29 2007-10-11 Daimler Ag Kolben-zylindereinheit, insbesondere für ein automatisiertes getriebe eines kraftfahrzeugs
CN103225635A (zh) * 2013-03-29 2013-07-31 国家电网公司 一种双向双作用油缸
CN103352890A (zh) * 2012-10-23 2013-10-16 宁波恒敏灵通气动成套有限公司 一种横向夹持气缸
CN110588788A (zh) * 2019-10-24 2019-12-20 河北工业大学 一种可伸缩折叠微型电动小车

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