JP2002207859A - 営業活動管理方法、営業活動管理システム及びプログラム - Google Patents

営業活動管理方法、営業活動管理システム及びプログラム

Info

Publication number
JP2002207859A
JP2002207859A JP2001345667A JP2001345667A JP2002207859A JP 2002207859 A JP2002207859 A JP 2002207859A JP 2001345667 A JP2001345667 A JP 2001345667A JP 2001345667 A JP2001345667 A JP 2001345667A JP 2002207859 A JP2002207859 A JP 2002207859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
information
transaction
amount
commercial transaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001345667A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoji Ubusawa
豊司 生澤
Masao Koide
雅雄 小出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001345667A priority Critical patent/JP2002207859A/ja
Publication of JP2002207859A publication Critical patent/JP2002207859A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 営業活動の状況を商品供給計画に的確に反映
させ、短期的に変わる商品への需要に追随した商品供給
計画を容易に決定できるようにする。 【解決手段】 SFAサーバ1は、営業スタッフ用端末
2−1〜2−nから入力された情報に基づいて、各々が
顧客に商品を供給するための複数の商取引の各商取引毎
に、該商取引における前記商品の販売予定量を含む該商
取引の内容を表す取引案件情報を顧客データベース10
に格納し、該商取引の成立に向けた営業活動の進捗に応
じて、各々が該商取引の進捗の度合いを示す複数の段階
の各々に到達したことを示す進捗情報を前記取引案件情
報と対応付けて顧客データベース10に格納する。SC
Mサーバ4は、前記取引案件情報及び該取引案件情報に
対応する前記進捗情報に基づいて前記商品の将来の需要
量を予測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品の供給量を計
画するための商品供給計画方法及び商品供給計画システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】企業が商品の供給量を決定する場合、一
般に、まず市場における需要予測に基づいて長期的な供
給計画を立て、立てた供給計画に従って生産現場におけ
る商品の生産量を決定し、次いで、生産量に応じて市場
への供給量を決定する。また、商品が製造メーカや卸売
り業者からの購入品である場合、企業は需要予測に基づ
く供給計画に従って製造メーカや卸売り業者からの調達
量を決定する。
【0003】しかし、市場で多品種少量生産が求められ
ている商品の供給量を上述の手法で決定した場合、短期
的に変わる商品への需要に追随することが難しい。この
ため、需要の変動に対応できるように供給量を多めに設
定しがちであり、供給過多に陥り、商品及びその部品や
材料等の在庫が多数発生しやすいという問題があった。
また、商品等の在庫が発生しないように供給量を少な目
に設定すると、顧客に商品を提供するまでに時間を要す
るために、顧客の不満を招いたり、最悪の場合は顧客と
の商談を逃してしまうという問題があった。
【0004】また、市場の一般的な需要予測に基づいて
商品供給計画が立てられるため、営業部門による顧客に
対する営業活動の状況を商品供給計画に的確に反映させ
ることが難しかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実状に鑑
みてなされたもので、短期的に変わる商品への需要に追
随した商品供給計画を容易に決定できるようにするため
の商品供給計画方法及び商品供給計画システムを提供す
ることを目的とする。また、本発明は営業活動の状況を
商品供給計画に的確に反映させることを可能とする商品
供給計画方法及び商品供給計画システムを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の観点にかかる商品供給計画方法は、
顧客に商品を供給するための商取引毎に、該商取引の内
容を表す取引案件情報を記憶装置に記憶し、該商取引の
成立に向けた営業活動の進捗に応じて、各々が該商取引
の進捗の度合いを示す複数の段階の各々に到達したこと
を示す進捗情報を前記取引案件情報と対応付けて前記記
憶装置に記憶し、前記取引案件情報及び該取引案件情報
に対応する前記進捗情報に基づいて前記商品の将来の需
要量を予測する。
【0007】さらに、前記取引案件情報に、該商取引に
おける前記商品の販売予定量に関する情報を含めて記憶
する。
【0008】これにより、営業活動が進行中の商取引の
進捗状況及び対象商品の販売予定量に基づいて、商品の
需要を的確に予想することができる。
【0009】また、複数の時点で、各取引が到達してい
る段階を該商取引に対応する前記進捗情報に基づいて判
定して、前記複数の段階の各段階毎に、該段階に到達し
た前記商取引における前記商品の販売予定量を集計し、
前記複数の時点で集計した前記商品の販売予定量のデー
タと、前記商品の実際の需要量とに基づいて、前記商品
の将来の需要量を予測するようにしてもよい。
【0010】また、前記複数の段階の各段階毎に、前記
複数の時点で集計した前記商品の販売予定量のデータに
基づいて前記商品の販売予定量の増減率を算出し、前記
商品の実際の需要量と算出した販売予定量の増減率とに
基づいて、前記商品の将来の需要量を予測するようにし
てもよい。
【0011】また、前記複数の段階の各段階毎に、該段
階に到達した商取引が成立するまでの所要日数の統計デ
ータに基づいて、該段階に到達した商取引が所定期間後
に成立する比率を示す商取引成立率を算出し、各段階毎
に、前記商品の販売予定量を該段階に到達した商取引に
ついて合計した数量と前記商取引成立率とを乗算し、前
記乗算の積値を前記複数の段階について合計した値を前
記所定期間における予想需要量とするようにしてもよ
い。
【0012】また、予測した需要量と前記商品の在庫量
とに基づいて前記商品の供給計画を立てるようにしても
よい。
【0013】上記目的を達成するために、本発明の第2
の観点にかかる商品供給計画方法は、第一の記憶装置に
記憶され、顧客に商品を供給するための各商取引の内容
を表す取引案件情報と、該取引案件情報に対応付けられ
て前記第一の記憶装置に記憶され、対応する前記取引案
件情報によって表される前記商取引の成立に向けた営業
活動の進捗に応じて、各々が該商取引の進捗の度合いを
示す複数の段階の各々に到達したことを示す進捗情報
と、を前記第一の記憶装置から読み出し、読み出した前
記取引案件情報と前記進捗情報とに基づいて商品の将来
の需要量を予測する。
【0014】上記目的を達成するために、本発明の第3
の観点にかかる商品供給計画システムは、商品の供給に
関する情報を管理する第一のプロセッサと、前記商品の
供給に関する情報を記憶する第一の記憶部と、日時情報
を前記第一のプロセッサに供給するタイマと、を有する
第一のサーバと、営業活動に関する情報を管理する第二
のプロセッサと、前記営業活動に関する情報を記憶する
第二の記憶部とを有する第二のサーバと、を有する商品
供給計画システムであって、前記第二のプロセッサは、
顧客に商品を供給するための各商取引毎に、該商取引の
内容を表す取引案件情報を前記第二の記憶装置に記憶
し、該商取引の成立に向けた営業活動の進捗に応じて、
各々が該商取引の進捗の度合いを示す複数の段階の各々
に到達したことを示す進捗情報を前記取引案件情報と対
応付けて前記第二の記憶装置に記憶し、前記第一のプロ
セッサは、前記第二の記憶装置に記憶された前記取引案
件情報及び該取引案件情報に対応する前記進捗情報を読
み出し、読み出した前記取引案件情報及び前記進捗情報
に基づいて、前記商品の将来の需要量を予測する。
【0015】上記目的を達成するために、本発明の第4
の観点にかかる商品供給計画システムは、商品の供給に
関する情報を管理するプロセッサと、前記商品の供給に
関する情報を記憶する第一の記憶部と、日時情報を前記
第一の処理部に供給するタイマと、を有する商品供給計
画システムであって、前記プロセッサは、第二の記憶装
置に記憶され、顧客に商品を供給するための各商取引の
内容を表す取引案件情報と、該取引案件情報に対応付け
られて前記第二の記憶装置に記憶され、対応する前記取
引案件情報によって表される前記商取引の成立に向けた
営業活動の進捗に応じて、各々が該商取引の進捗の度合
いを示す複数の段階の各々に到達したことを示す進捗情
報とを前記第二の記憶装置から読み出し、読み出した前
記取引案件情報及び前記進捗情報に基づいて、前記商品
の将来の需要量を予測する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態にかか
る商品供給計画方法及び商品供給計画システムを、企業
活動管理システム(Enterprise Activity Management S
ystem)を例として説明する。
【0017】図1は、本発明の実施の形態にかかる企業
活動管理システムの構成を示す図である。図1に示すよ
うに、この企業活動管理システムは、商品の販売活動を
支援・管理するためのSFA(Sales Force Automatio
n)サブシステム100及び商品の生産・供給活動を支
援・管理するためのSCM(Supply Chain Managemen
t)サブシステム400から構成され、さらに、SFA
サブシステム100はSFAサーバ1、営業スタッフ用
端末2−1〜2−n(nは営業スタッフ用端末の総数)
及び営業マネージャ用端末3から構成され、SCMサブ
システム400はSCMサーバ4及びSCM端末5から
構成されている。SFAサブシステム100及びSCM
サブシステム400は、互いに連携して、企業における
商品の生産、供給及び販売活動を支援・管理する。
【0018】営業スタッフ用端末2−1〜2−n及び営
業マネージャ用端末3は、外部のネットワーク(たとえ
ば、インタネットなど)あるいはイントラネットワーク
を介してSFAサーバ1に接続されている。同様に、S
CM端末5は、外部のネットワークあるいはイントラネ
ットワークを介してSCMサーバ4に接続されている。
また、SFAサーバ1とSCMサーバ4とは、外部のネ
ットワーク又はイントラネットワークを介して、あるい
は直接に接続されている。
【0019】最初に、SFAサブシステム100につい
て説明する。SFAサーバ1は、処理部1Aと、記憶部
1Bと、水晶発振器等からなるタイマ1Cとより構成さ
れている。記憶部1B及びタイマ1Cは処理部1Aに接
続されている。処理部1Aは、CPU(中央処理装置)
等より構成されており、後述する処理を実行する。ま
た、タイマ1Cは、現在日時を表す日時情報を連続的に
発生する。
【0020】記憶部1Bは、ハードディスク装置やRA
M(Random Access Memory)等より構成されており、図
2に示すように、顧客データベース10と、WWW(Wo
rldWide Web)サーバプログラム11と、SFAツール
用CGI(Common Gateway Interface)12と、SFA
ツールプログラム13とを格納する。
【0021】顧客データベース10は、上記SFAサブ
システムにより管理される営業活動の対象である顧客及
び当該顧客に対する営業活動に関する情報の集合であ
り、記憶部1Bに格納され、後述する動作に従って更新
される。
【0022】図3は、顧客データベース10に格納され
る情報の論理的なデータ構造を示す図である。図3に示
すように、顧客に関する情報31、各顧客との間で進行
中の案件に関する情報32、及び各案件に対する活動内
容に関する情報33が各々関連付けられて顧客データベ
ース10に格納されている。
【0023】顧客データベース10は、たとえば、顧客
が企業等の団体の一部署であるものとして、(A)この
顧客(団体)の名称と、(B)該当部署の名称と、
(C)この部署に所属する顧客側担当者の氏名と、
(D)この担当者の電話番号やファクシミリ番号や電子
メールアドレスと、(E)この担当者の肩書とを、互い
に対応付けられた形で格納する。
【0024】また、顧客データベース10は、顧客情報
に対応付けた形でこの顧客との間で進行している案件に
関する情報を格納する。具体的には、たとえば、上述の
(A)−(C)の情報に対応付けて、(F)この顧客と
の間の取引の案件の内容を表す案件情報を格納する。案
件情報は、案件を識別するための案件識別情報、案件の
概要を示す案件名、この取引で顧客に販売しようとする
商品の名称、当該商品に付された商品コード、当該商品
が属する商品群の名称及び当該商品群に付された商品群
コード、当該取引でのその商品の販売予定個数等を含
む。なお、取引内容を具体的に説明するテキスト形式の
情報が上記案件情報に付加されるようにしても良い。
【0025】更に、顧客データベース10は、上記の顧
客情報及び案件情報に対応付けた形で、この案件に関し
て行われた営業活動の計画及び実績を表す情報を格納す
る。具体的には、たとえば、上述の(F)の情報に対応
付けて、(G)この案件に関して行われた営業活動の計
画及び実績(熟度計画)を表す情報を格納する。
【0026】上述の(G)の情報が示す熟度計画は、取
引の完了に向けて達成すべき中間的な目標(以下、この
目標を「熟度」と呼ぶ)に応じて、たとえば以下(1)
〜(9)として示す9段階に分類されている。 (1) 接点確保(すなわち、新規の顧客への初めての
訪問等、新規の顧客との接触を図る活動)を行う段階。 (2) リレーション確立(すなわち、顧客の主要部署
や営業現場のスタッフと顔見知りになるよう努める等、
顧客との付き合いの確立を図る活動)を行う段階。 (3) 状況精査(すなわち、顧客の現有設備や競合相
手等、契約の成否や条件に影響することが予想される事
柄を調査する活動)を行う段階。 (4) 興味付け(すなわち、顧客の欲求を喚起する活
動)を行う段階。 (5) ニーズ把握(すなわち、顧客が求めている商品
等の内容を把握する活動)を行う段階。 (6) 課題抽出(すなわち、顧客が求めている商品等
の提供を実現するために解決すべき課題を探る活動)を
行う段階。 (7) 本格提案(すなわち、顧客が求めている商品等
を提供する契約を提案する活動)を行う段階。 (8) 購買阻害要因除去(すなわち、契約の締結を阻
む要因を解消する活動)を行う段階。 (9) 受注、すなわち取引にかかる契約が成約する段
階。すなわち、各々の熟度計画は、これらの9段階の熟
度のいずれかに対応付けられており、(1)から(9)
へと進むにつれ、熟度が高い(すなわち、取引の完了に
近い)ものとする。
【0027】そして、各々の熟度に対応付けられている
熟度計画を示す(G)の情報は、この熟度を達成するた
めの具体的な活動内容及びこの活動内容の実行予定日を
表す情報(活動リスト)と、この熟度の達成予定日を示
す情報(熟度フォーム)と、この熟度を達成したか否か
を判定する観点(熟度項目)を記述する情報と、これら
各熟度項目が示す観点を達成したか否かを示す情報(チ
ェックフラグ)とを含んでいる。ただし、各案件は、熟
度計画が対応付けられていない熟度があってもよい。
【0028】また、顧客データベース10は、信用度に
問題があると営業スタッフ等が判断した顧客に対応付け
て、(H)この顧客の信用度を示す情報を格納する。
(H)の情報としては、たとえば、この顧客との間の取
引の可否を示す情報や、取引可能であっても取り引きし
ないことを勧める情報などからなる。また、顧客データ
ベース10は、各々の案件について、(I)この企業活
動管理システムの運営者等と取引上競合する者(競合
者)に関する情報(たとえば、競合者の名称)も、この
案件に対応付けて格納する。
【0029】また、顧客データベース10は、(J)特
定の顧客に関係しない活動の実行担当者、計画内容及び
実績を表す情報を格納し、また、(K)特定の顧客に関
係するものの特定の案件には関係しない活動の計画及び
実績を表す情報や、(L)この顧客との間の取引の熟度
を高めるための方策を記述する攻略シナリオの作成予定
日を、この顧客を示す(A)の情報に対応付けて格納す
る。そして更に、当該(L)及び(A)の情報に対応付
けて、(M)当該攻略シナリオ及び当該攻略シナリオの
作成日付の組み合わせを格納する。
【0030】さらに、顧客データベース10は、後述の
動作に従って、後述する無シナリオフラグ、シナリオレ
ビュー済みフラグ、シナリオ作成遅延フラグ、無熟度計
画フラグ、熟度計画未レビューフラグ、熟度完了フラグ
及び熟度遅延フラグを記憶し、これら各フラグの状態を
更新する(すなわち、これら各フラグをセットあるいは
リセットする)。
【0031】SFAサーバ1は、営業スタッフ用端末2
−1〜2−nからの要求に応じて、顧客データベース1
0の検索・更新処理を行い、要求元の端末にSFAサー
バとしての機能を提供する。そのため、SFAサーバ1
上で、WWWサーバプログラム11、SFAツール用C
GI12及びSFAツールプログラム13が動作してい
る。
【0032】WWWサーバプログラム11は、営業スタ
ッフ用端末2−1〜2−nあるいは営業マネージャ用端
末3からWebアクセスを受け取り、受け取ったアクセ
スの内容に応じてSFAサーバ1が処理した結果をアク
セス元の端末に返すプログラムである。すなわち、営業
スタッフ用端末2−1〜2−nあるいは営業マネージャ
用端末3がSFAツール用CGI12を指すURL(Un
iform Resource Locator)を指定してSFAサーバ1へ
のWebアクセスを行うと、WWWサーバプログラム1
1は、このWebアクセスを受け取り、SFAツール用
CGI12を起動するとともに、アクセス元の端末にお
ける操作内容を示すデータをSFAツール用CGI12
に渡す。そして、SFAツール用CGI12が返した処
理結果をアクセス元の端末に送信する。
【0033】SFAツール用CGI12は、WWWサー
バプログラム11とSFAツールプログラム13との間
のインタフェースプログラムである。すなわち、SFA
ツール用CGI12は、アクセス元の端末における操作
内容を示すデータをWWWサーバプログラム11から受
け取ると、受け取ったデータをSFAツールプログラム
13のインタフェースの形式に変換した上でSFAツー
ルプログラム13を呼び出し、変換データを渡す。そし
て、SFAツールプログラム13から上記データに応じ
て行った処理の結果を受け取り、その処理結果をHTM
L(HypertextMarkup Language)等のWebページ記述
形式に変換した上でWWWサーバプログラム11に渡
す。
【0034】SFAツールプログラム13は、営業スタ
ッフ用端末2−1〜2−nや営業マネージャ用端末3等
のクライアント端末に提供するSFAサーバとしての機
能を実行するためのプログラムである。SFAツールプ
ログラム13は、SFAツール用CGI12から呼び出
され、アクセス元の端末における操作内容を示すデータ
を受け取ると、受け取ったデータに基づいて顧客データ
ベース10の操作等のSFAツールとしての各種処理を
行い、処理結果をSFAツール用CGI12に返す。
【0035】上述のSFAサーバ1の動作は、SFAサ
ーバ1の標準的な動作である。したがって、以下の説明
においては、特に必要がなければ、WWWサーバプログ
ラム11、SFAツール用CGI12及びSFAツール
プログラム13の個々の動作を述べずに、SFAサーバ
1全体の動作として説明する。
【0036】営業スタッフ用端末2−1〜2−nは、主
として各営業スタッフが営業活動を行うために操作する
端末である。いずれの端末もSFAサーバ1のクライア
ント端末として動作するパーソナルコンピュータ等より
構成されており、液晶ディスプレイ等からなる表示装置
2A−1〜2A−nと、キーボード及びマウス等からな
る入力装置2B−1〜2B−nとを備える。営業スタッ
フは、営業活動に応じて、対象顧客及び案件に関する情
報、並びに当該案件に関する営業活動の計画及び実績
(熟度計画)を表す情報を顧客データベース10に登録
するとともに、登録情報を参照して営業活動計画を立案
する。
【0037】営業スタッフ用端末2−1〜2−nは、そ
の上でWWWブラウザが動作しており、各端末の操作者
はWWWブラウザを操作することにより、SFAサーバ
1にアクセスしてSFAサーバ1に所望の機能を要求
し、当該機能の提供を受ける。すなわち、操作者がWW
Wブラウザに対してSFAサーバ1のURLを指定する
と、営業スタッフ用端末2−1〜2−nのWWWブラウ
ザはSFAサーバ1にアクセスする。アクセスされたS
FAサーバ1において、WWWサーバプログラム11は
所定画面のWebページをアクセス元の営業スタッフ用
端末に表示させるため、当該Webページを表すデータ
をその営業スタッフ用端末に送信する。さらに、アクセ
ス元の営業スタッフ用端末の操作者がWWWブラウザに
対してSFAツール用CGI12のURLを入力、ある
いは上記所定画面のリンクをクリックすることによりS
FAツール用CGI12のURLを指定すると、WWW
サーバプログラム11はSFAツール用CGI12を起
動する。なお、営業スタッフ用端末からSFAサーバ1
のURLを指定されてSFAサーバ1がアクセスされた
際、WWWサーバプログラム11が自動的にSFAツー
ル用CGI12を起動するようにしてもよい。
【0038】以下、営業スタッフが1台の営業スタッフ
用端末2−kを操作し、それに応じてSFAツール用C
GI12が起動された場合について、SFAサーバ1及
び営業スタッフ用端末2−kの動作を図4〜図15を参
照して説明する。
【0039】図4は選択用画面の概要イメージを示す図
である。最初に、SFAサーバ1は操作対象項目を指定
するための選択用画面を営業スタッフ用端末2−kに表
示させる。すなわち、SFAサーバ1において、起動さ
れたSFAツール用CGI12は選択用画面のWebペ
ージを表すデータをWWWサーバプログラム11に渡
す。WWWサーバプログラム11は受け取ったデータを
営業スタッフ用端末2−kに供給する。営業スタッフ用
端末2−kのWWWブラウザは、SFAサーバ1から供
給されたデータが表す選択用画面を、営業スタッフ用端
末2−kが備える表示装置2A−kの表示画面上に表示
する。
【0040】なお、本実施形態の説明及び参照する図面
に示す各種表示画面において、本発明の説明に直接関係
しない部分は、説明の便宜上簡略化あるいは省略されて
いる。しかし、これらの表示画面が営業スタッフ用端末
や営業マネージャ用端末に通常用いられるPCが備える
GUI(Graphical User Interface)を適宜有することは
言うまでもない。
【0041】図4に示すように、選択用画面は、「顧客
名」、「部署名」、「担当者名」、「案件」、「活動」
及び「カレンダー」の各項目に1対1に対応付けられた
6個のタブ41〜46を備えている。また、選択用画面
はSFAサーバ1の利用者を認証する画面を兼ねてお
り、利用者の名前及びパスワードを入力するためのボッ
クス47、48を備える。利用者の名前を入力するため
のボックス47はプルダウンメニュー形式になってい
て、操作者がボックス47の右端の三角印をクリックす
ると、登録済みの利用者の名前がプルダウンメニュー形
式で表示される。
【0042】営業スタッフ用端末2−kの操作者がボッ
クス47に表示されたプルダウンメニューの中から該当
する名前を選択し、ボックス48にパスワードを入力し
た後、6個のタブ41〜46のいずれかをクリックする
と、営業スタッフ用端末2−kのWWWブラウザは、指
定された名前及びパスワードと、クリックされたタブを
示す情報をSFAサーバ1に送信する。SFAサーバ1
は受け取った名前及びパスワードが正当であることを確
認した後、供給された情報が示すタブに対応付けられた
画面を表すデータを営業スタッフ用端末2−kに送信す
る。営業スタッフ用端末2−kのWWWブラウザは、送
信されたデータを受け取り、そのデータが表す画面を自
己の表示装置2A−kの画面に表示する。
【0043】クリックされたタブを示す情報を受け取っ
た際、SFAサーバ1は受け取った情報が示すタブが上
述の6項目のどれに対応付けられているかに応じて新た
に営業スタッフ用端末2−kに表示させる画面を決定
し、決定した画面を表すHTML形式のWebページデ
ータを営業スタッフ用端末2−kに送信する。
【0044】クリックされたタブが「顧客名」、「部署
名」または「担当者名」に対応付けられている場合、S
FAサーバ1が営業スタッフ用端末2−kに表示させる
画面は、たとえば、取引の対象となる顧客、部署名また
は担当者名のリストを含んだものとなる。図5は、「部
署名」に対応するタブ42がクリックされた場合に表示
される顧客リスト画面の一例を示す図である。図5に示
すように、顧客リスト画面は顧客一覧51を含む。顧客
リストの作成は、たとえば、SFAサーバ1が、顧客デ
ータベース10を検索して上述の(A)、(B)または
(C)の情報を読み出し、読み出した情報が示す顧客
名、部署名または担当者名が並ぶ画面を表すHTML形
式のデータを作成することによって行えばよい。また、
図5に示すように、顧客リスト画面は左端に「顧客」、
「顧客部署」、「案件」、「活動」、「攻略シナリオ」
の5つのビュー54〜58を含む。
【0045】図5において、顧客、部署または担当者の
各々の名前に付けられた下線は、ハイパーリンクが施さ
れていることを示す。このハイパーリンクは、顧客、部
署または担当者と、各々に関わる案件のリストとを結び
つけている。したがって、営業スタッフ用端末2−kの
操作者が端末画面に表示された顧客名、部署名、及び担
当者名からなるリストの中のいずれかの顧客名、部署名
あるいは担当者名をクリックすると、SFAサーバ1
が、クリックされた顧客(企業)名、部署名または担当
者名に対応付けられた案件のリストを含んだ画面を営業
スタッフ用端末2−kに表示させる。すなわち、SFA
サーバ1は、顧客データベース10を検索して上述の
(F)の情報のうちクリックされた企業名、部署名また
は担当者名に対応付けられているものを読み出し、読み
出した情報が示す案件名が並ぶ画面を表すHTML形式
のデータを作成することによって行えばよい。
【0046】図6は、図5に示す顧客リスト画面中の顧
客リストの2番目の顧客「B社」の部署名「△△支店」
をクリックした場合に営業スタッフ用端末2−kに表示
される顧客別案件リスト画面を示す図である。図6に示
すように、顧客別案件リスト画面には、当該顧客及び部
署に関する情報61とともに、当該部署の案件一覧62
が表示される。
【0047】図6に示すように、顧客別案件リスト画面
は、画面左端の「顧客」、「顧客部署」、「案件」、
「活動」、「攻略シナリオ」の5つのビュー54〜58
に加えて、案件を新規に登録するための新規案件登録ボ
タン63及び当該案件で販売しようとする商品に関する
情報を指定するための商品ボタン64を含んでいる。操
作者が顧客別案件リスト画面の新規案件登録ボタンをク
リックすると、SFAサーバ1は営業スタッフ用端末2
−kに後述の案件登録画面を表示させる。また、操作者
が商品ボタン64をクリックすると、SFAサーバ1は
営業スタッフ用端末2−kに後述の商品指定画面を表示
させる。営業活動の進捗につれて当該案件で販売予定の
商品の種類、型式、数量等に変更があったときや、数量
が具体的になったときに、営業スタッフ等の操作者は商
品指定画面で変更内容を指定し、それに応じてSFAサ
ーバ1は指定された内容に基づいて顧客データベース1
0の該当する情報を変更する。
【0048】なお、図5に示した顧客リスト画面におい
て、操作者が顧客名、部署名、または担当者名をクリッ
クするかわりに、当該顧客の行を指定した後、画面左の
「案件」ビュー56をクリックしても図6に示した顧客
別案件リスト画面に移行する。図5に示すように、顧客
のリストを表示する画面は、更に、顧客を新規に登録す
るための新規顧客登録ボタン52を含んでいる。営業ス
タッフ用端末2−kの操作者がこの新規顧客登録ボタン
52をクリックすると、SFAサーバ1が、新規顧客に
関する情報を登録するための顧客情報登録画面を営業ス
タッフ用端末2−kに表示させる。
【0049】図7は、顧客情報登録画面を示す図であ
る。図7に示すように、顧客情報登録画面は、画面左端
の「顧客」、「顧客部署」、「案件」、「活動」、「攻
略シナリオ」の5つのビュー54〜58に加えて、新規
に登録する顧客の顧客名、部署名、担当者名及びこの顧
客についての攻略シナリオの作成予定日を入力するため
の4個のテキストボックス71〜74と、入力完了を指
示するための入力完了ボタン75とを含む。
【0050】操作者が顧客名、部署名、担当者名及び攻
略シナリオ作成予定日をテキストボックス71〜74の
各々に入力し、入力完了ボタン75をクリックすると、
営業スタッフ用端末2−kは入力された顧客名、部署
名、担当者名及び攻略シナリオ作成予定日をSFAサー
バ1に送信する。SFAサーバ1は、送信された顧客
名、部署名、担当者名及び攻略シナリオ作成予定日を受
信して、受信した顧客名を(A)の情報として顧客デー
タベース10に登録する。また、受信した部署名、担当
者名及び攻略シナリオ作成予定日を、追加したこの
(A)の情報に対応付けられる(B)、(C)及び
(L)の情報として、顧客データベース10に登録す
る。
【0051】テキストボックス71、74に入力された
顧客名や攻略シナリオ作成予定日が既に顧客データベー
ス10に格納されている場合は、受信した部署名及び担
当者名を、既に格納されているこの顧客名に対応付ける
形で、(B)及び(C)の情報として、顧客データベー
ス10に登録する。
【0052】なお、上記(A)、(B)及び(C)以外
の顧客情報(例えば、顧客の業種、住所、電話番号等)
は、顧客データベース10以外の一般的な企業データベ
ースを検索して得ることができる。すなわち、図6に示
す案件リスト画面に顧客情報を表示する際に、SFAサ
ーバ1が顧客名等の検索キーを用いて企業データベース
から必要な情報を検索するようにすればよい。あるい
は、新規に顧客情報を登録する際に、企業データベース
を検索し、検索により得た情報を顧客データベースに登
録するようにしても良い。また、企業データベースから
得ることが難しい情報については、顧客情報登録画面あ
るいは他の画面からそれらの情報を入力するようにすれ
ばよい。
【0053】また、SFAサーバ1は、(A)及び
(L)の情報を顧客データベース10に新規に登録する
と、この(A)の情報に対応付けられた(M)の情報
(攻略シナリオ)が存在していないことを示す無シナリ
オフラグを顧客データベース10の当該顧客情報中にセ
ットする。
【0054】また、顧客のリストに含まれる各々の顧客
名には、攻略シナリオを登録するためのシナリオボタン
53が付されている。そして、営業スタッフ用端末2−
kの操作者がこのシナリオボタン53をクリックする
と、SFAサーバ1は、攻略シナリオを登録するための
画面を営業スタッフ用端末2−kに表示させる。
【0055】新規に作成する攻略シナリオを登録するた
めの画面(図示せず)には、新規に登録する攻略シナリ
オのパス名(たとえば、ディレクトリ名及びファイル
名)と、攻略シナリオの作成日付とを入力するための2
個のテキストボックスと、入力完了を指示するための入
力完了ボタンとが含まれる。
【0056】攻略シナリオ自体の作成は、例えば一般的
な表計算プログラムを用いて行う。営業スタッフ用端末
2−kの操作者は、最初に攻略シナリオを作成するため
のプログラムを実行させ、攻略シナリオを入力し、攻略
シナリオを記述したファイルを作成する。そして、操作
者がこのファイルのパス名及び作成日付を上述の攻略シ
ナリオ登録画面の該当するテキストボックスに入力し、
入力完了ボタンをクリックすると、営業スタッフ用端末
2−kが、入力されたパス名を有するファイルと、入力
された作成日付をSFAサーバ1に送信する。SFAサ
ーバ1は、送信されたファイルを受信して、受信したフ
ァイル及び作成日付を、(M)の情報として顧客データ
ベース10に追加する。その際、追加するこの(M)の
情報は、クリックされた新規作成ボタンが付されていた
顧客名を示す(A)の情報に対応付けられる形で、顧客
データベース10に格納される。
【0057】また、SFAサーバ1は、(M)の情報を
(A)の情報(顧客名)に対応付けて顧客データベース
10に新規に追加すると、この(A)の情報に対応付け
られた攻略シナリオが存在していないことを示す無シナ
リオフラグをリセットする。
【0058】一方、SFAサーバ1は、タイマ1Cが供
給する日時情報が示す現在日時に基づいて、顧客データ
ベース10に登録されているすべての顧客のうち、
(L)の情報が示す作成予定日を過ぎても攻略シナリオ
が作成されていない顧客を特定する。そして、特定され
た顧客についての攻略シナリオの作成が遅れていること
を示すシナリオ作成遅延フラグをセットする。
【0059】図4に示す選択用画面において操作者によ
りクリックされたタブが「案件」に対応付けられている
場合、SFAサーバ1が営業スタッフ用端末2−kに表
示させる画面は、すべての案件のリストを含んだものと
なる。図8は、この案件リスト画面を示す図である。図
8に示すように、案件リスト画面は案件一覧81を含
む。案件一覧の作成は、たとえば、SFAサーバ1が、
顧客データベース10を検索して上述の(A)、
(B)、(C)及び(F)の情報をすべて読み出し、読
み出した情報が示す案件名が並ぶ画面を表すHTML形
式のデータを作成することによって行えばよい。
【0060】さらに、図8に示すように、案件リスト画
面は、案件を新規に登録するための新規案件登録ボタン
82を含んでいる。操作者が案件リスト画面の新規案件
登録ボタンをクリックすると、SFAサーバ1は営業ス
タッフ用端末2−kに後述の案件登録画面を表示させ
る。
【0061】図8に示す案件リスト画面に表示される案
件リストには、各案件毎に当該案件についての競合者を
示す情報を新規に登録するための競合者ボタン83及び
当該案件で販売しようとする商品に関する情報を指定す
るための商品ボタン86が含まれている。営業スタッフ
用端末2−kの操作者がこの競合者ボタン83をクリッ
クすると、SFAサーバ1が、競合者を示す情報を入力
するための画面を営業スタッフ用端末2−kに表示させ
る。また、操作者が商品ボタン86をクリックすると、
SFAサーバ1は営業スタッフ用端末2−kに後述の商
品指定画面を表示させる。営業活動の進捗につれて当該
案件で販売予定の商品の種類、型式、数量等に変更があ
ったときや、数量が具体的になったときに、営業スタッ
フ等の操作者は商品指定画面で変更内容を指定し、それ
に応じてSFAサーバ1は指定された内容に基づいて顧
客データベース10の該当する情報を変更する。
【0062】競合者に関する情報を入力するための画面
(図示せず)には、競合者の名称を入力するためのテキ
ストボックスと、入力完了を指示するための入力完了ボ
タンとが含まれる。
【0063】そして、操作者が営業スタッフ用端末2−
kを操作して競合者の名称をテキストボックスに入力
し、入力完了ボタンをクリックすると、営業スタッフ用
端末2−kが、入力された競合者の名称をSFAサーバ
1に送信する。SFAサーバ1は、送信された競合者の
名称を受信して、受信した競合者の名称を、(I)の情
報として顧客データベース10に追加する。追加するこ
の(I)の情報は、クリックされた競合者ボタンが付さ
れていた案件名を示す(F)の情報に対応付けられる形
で、顧客データベース10に格納されるものとする。
【0064】図8において、案件リスト画面中の各案件
名に付けられた下線は、当該案件をその案件の熟度項目
情報とを結びつけるハイパーリンクが施されていること
を示す。営業スタッフ用端末2−kの操作者が案件名の
うちの任意の1個をクリックすると、SFAサーバ1
が、クリックされた案件名に対応付けられた案件の熟度
項目の一覧を表示するための熟度計画/履歴画面を営業
スタッフ用端末2−kに表示させる。なお、図8に示し
た案件リスト画面において、操作者が案件名をクリック
するかわりに、当該案件の行を指定した後、画面左側の
「熟度計画/履歴」ビュー84をクリックしても、熟度
計画/履歴画面に移行する。
【0065】図9は、熟度計画/履歴画面を示す図であ
る。図9に示すように、熟度計画/履歴画面は対象案件
に関する情報91と当該案件の熟度計画/履歴92とを
含む。熟度計画/履歴92には、9つの各熟度毎に熟度
の名称、当該熟度の終了予定日、及び終了日が表示され
る。図9において、各熟度の名称に付けられた下線は当
該熟度の熟度項目へのハイパーリンクが施されているこ
とを示す。営業スタッフ用端末2−kの操作者が熟度計
画/履歴92中の任意の熟度名称をクリックすると、S
FAサーバ1は、クリックされた熟度名称の熟度項目に
関する情報を顧客データベース10より取得し、取得し
た情報を表示する熟度項目画面を営業スタッフ用端末2
−kに表示させる。
【0066】図10は、熟度項目画面を示す図である。
図10に示すように、熟度項目画面は対象案件に関する
情報101及び熟度計画/履歴画面においてクリックさ
れた熟度名称の熟度項目に関する情報102を含む。熟
度項目に関する情報102は、該当熟度を達成したかど
うかを判定する観点を表す熟度項目からなる。更に、熟
度項目画面には、熟度項目毎にその観点が達成されたか
否かが表示されたチェックボックス103が有る。
【0067】営業スタッフ用端末2−kの操作者が任意
のチェックボックスをクリックすると、営業スタッフ用
端末2−kは当該チェックボックスがクリックされたこ
とを示す情報をSFAサーバ1に送信する。クリックさ
れたことを示す情報を受け取ったSFAサーバ1は、こ
のチェックボックスを付された熟度項目が示す観点が達
成されたことを示す情報及び完了日を顧客データベース
10に格納する。更に、SFAサーバ1は、営業スタッ
フ用端末2−kに熟度項目画面を表示させる際、熟度項
目が示す観点が達成されたことを示す情報が顧客データ
ベース10に格納されている熟度項目に対して、その熟
度項目のチェックボックスにチェックマークを表示させ
る。
【0068】一方、SFAサーバ1は、タイマ1Cが発
生している日時情報が示す現在日時に基づいて、顧客デ
ータベース10に格納されているすべての案件につい
て、熟度の達成状況を調査し、調査結果を顧客データベ
ース10に格納する。すなわち、SFAサーバ1は、各
案件について、熟度の終了予定日を過ぎてもチェックボ
ックスが未入力の状態の熟度項目が存在する熟度を特定
し、特定された熟度の達成が遅れていることを示す熟度
遅延フラグをセットする。チェックボックスが未入力の
状態の熟度項目が残っていない熟度は、熟度完了フラグ
をセットする。そして、SFAサーバ1は、図9に示し
た熟度計画/履歴画面を営業スタッフ用端末2−kに表
示させる際に、熟度遅延フラグがセットされている熟度
に対しては終了日の欄に遅延の旨を示す情報を設定し、
熟度完了フラグがセットされている熟度に対しては当該
熟度の熟度項目の完了日のうちのもっとも最後の日付を
終了日の欄に設定する。なお、SFAサーバ1は、営業
スタッフ用端末2−kに熟度項目画面を表示させる際
に、チェックボックスの入力を促すメッセージも併せて
表示させる。
【0069】また、表示の対象となる熟度の熟度項目の
チェックボックスのうちに、入力が完了していないもの
がある状態で、操作者が更に高い熟度の名称をクリック
した場合、SFAサーバ1は、営業スタッフ用端末2−
kに、チェックボックスの入力結果及び未入力のチェッ
クボックスの処理に関する確認を求める処理選択用メッ
セージを表示させる。
【0070】処理選択用メッセージの内容は、具体的に
は、(a)表示の対象となる熟度より低い熟度の熟度項
目の未入力のチェックボックスを入力済みとして扱う
か、(b)当該チェックボックスを後日入力するものと
して未入力のままにし、一方、表示の対象である熟度の
熟度項目のチェックボックスの入力結果も有効なものと
して扱うか、又は、(c)表示の対象となる熟度より低
い熟度の熟度項目の未入力のチェックボックスを後日入
力するものとして未入力のままにし、一方、表示の対象
である熟度の熟度項目のチェックボックスの入力結果は
無効とするか、のいずれにするかについて確認を求める
ものである。
【0071】そして、営業スタッフ用端末2−kの操作
者が上述の(a)、(b)又は(c)の処理のいずれか
を選択すると、営業スタッフ用端末2−kは、操作者が
選択した処理を示す情報をSFAサーバ1に供給し、S
FAサーバ1は、供給された情報に対応する処理を実行
する。
【0072】なお、図10に示した熟度項目画面は図9
に示した熟度計画/履歴画面と別の画面としたが、SF
Aサーバ1が営業スタッフ用端末2−kに2つの画面を
併合した画面を表示させるようにしても良い。併合した
画面は、熟度計画/履歴画面中の案件に関する情報91
及び当該案件の熟度計画/履歴92に加えて、操作者が
指定した熟度項目についての熟度項目画面中の熟度項目
情報102を含む。
【0073】図4に示す選択用画面において、営業スタ
ッフ用端末2−kの操作者がクリックしたタブが「活
動」に対応付けられている場合、SFAサーバ1が営業
スタッフ用端末2−kに表示させる画面は、たとえば、
すべての案件の熟度計画に含まれる活動に関する情報を
一覧表示するものとなる。また、一覧表示される個々の
活動情報には、その活動情報が属する案件の案件名、そ
の案件の対象である顧客名及び部署名が付される。
【0074】図11は、活動一覧画面を示す図である。
図11に示すように、活動一覧画面は、全案件の熟度計
画に含まれる活動情報をたとえば活動予定日順に一覧表
示するものとなる。活動一覧画面に表示される活動情報
111は、各々の活動の内容、その活動が属する熟度、
活動予定日及び時刻、顧客(団体)名、顧客部署名、案
件名を含む。更に、当該活動リストが示す活動が実際に
行われた活動日を入力するためのテキストボックスも付
される。なお、その活動が特定の顧客(又は特定の案
件)を対象としたものでない場合は、その活動に対する
顧客名(又は案件名)の欄は空白である。
【0075】SFAサーバ1は、活動一覧画面に表示す
る活動情報を得るため、顧客データベース10を検索し
て、上述の(A)、(B)の各情報と、(G)の情報に
含まれる活動情報とをすべて読み出し、読み出した活動
情報がどの熟度に分類されているかを特定する。そし
て、読み出した活動情報、案件名、顧客名、部署名、熟
度及びテキストボックスが並ぶ画面を表すHTML形式
のデータを作成し、作成したデータを営業スタッフ用端
末2−kに送信して営業スタッフ用端末2−kに表示さ
せる。
【0076】活動一覧画面に表示された各活動に関する
情報の中の顧客名及び部署名に付された下線は、顧客名
または部署名が示す顧客または部署に関係する活動情報
のみを表示させるためのハイパーリンクが施されている
ことを示す。営業スタッフ用端末2−kの操作者が顧客
名及び部署名のうちの任意の1個をクリックすると、S
FAサーバ1は、クリックされた顧客名または部署名に
対応付けられた(G)の情報に含まれる活動情報で構成
される活動一覧画面を営業スタッフ用端末2−kに表示
させる。
【0077】一方、活動一覧画面に表示された各活動に
関する情報の中の案件名に付された下線は、当該案件名
が示す案件に関する熟度計画/履歴画面を営業スタッフ
用端末2−kに表示させるためのハイパーリンクが施さ
れていることを示す。営業スタッフ用端末2−kの操作
者がいずれかの案件名をクリックすると、SFAサーバ
1は、クリックされた案件名に対応付けられた(G)の
情報(熟度計画)を顧客データベースから検索し、当該
案件に対する熟度計画/履歴画面を営業スタッフ用端末
2−kに表示させる。
【0078】クリックされた案件名に対応付けられた
(G)の情報(熟度計画)が顧客データベース10に格
納されていない場合、SFAサーバ1は当該案件の熟度
計画を登録するための画面を営業スタッフ用端末2−k
に表示させる。熟度計画を入力するための画面は、活動
情報、終了予定日及び熟度項目を熟度別に入力するため
の複数のテキストボックスと、入力完了を指示するため
の入力完了ボタンとを含む。
【0079】そして、営業スタッフ用端末2−kの操作
者が各熟度の活動情報、終了予定日及び熟度項目を入力
し、入力完了ボタンをクリックすると、営業スタッフ用
端末2−kは入力された活動情報、終了予定日及び熟度
項目をSFAサーバ1に送信する。SFAサーバ1は、
送信された活動情報、終了予定日及び熟度項目を受信
し、受信した活動情報、終了予定日及び熟度項目を
(G)の情報として顧客データベース10に格納する。
このとき、SFAサーバ1は顧客データベース10に格
納する(G)の情報を、顧客データベース10に格納さ
れている(F)の情報のうちの、上記活動一覧画面上で
案件名がクリックされた案件に関する情報に対応付けて
格納する。
【0080】更に、SFAサーバ1は、(G)の情報を
(F)の情報に対応付けて顧客データベース10に格納
すると、当該案件に対する熟度計画が登録済みであるこ
とを示すため、この(F)の情報に対応付けられた
(G)の情報が存在していないことを示す無熟度計画フ
ラグをリセットする。また、SFAサーバ1はこの
(G)の情報が未だ営業マネージャによるレビュー(再
検討)を経ていないことを示す熟度計画未レビューフラ
グをセットする。
【0081】また、活動一覧画面は、更に、今後実行す
る予定の活動あるいはすでに実行済みの活動に関する情
報を新規に登録するための新規活動登録ボタン112を
含む。営業スタッフ用端末2−kの操作者がこの新規活
動登録ボタン112をクリックすると、SFAサーバ1
は、特定案件に対応付けられる新規の活動リストを入力
するための画面を営業スタッフ用端末2−kに表示させ
る。
【0082】図12は、新規活動登録画面を示す図であ
る。図12に示すように、新規活動登録画面は、新規に
登録する活動情報が表す活動の対象である案件の顧客
名、顧客部署名及び案件名を指定するためのプルダウン
メニュー形式の3個のボックス121、122、123
と、この活動の活動内容及び実行予定日を入力するため
の3個のテキストボックス124、125と、この活動
が属する熟度を入力するためのプルダウンメニュー形式
のボックス126と、入力完了を指示するための入力完
了ボタン127とを含む。
【0083】営業スタッフ用端末2−kの操作者がボッ
クス121の右側の三角印をクリックすると、顧客デー
タベース10に登録済みの顧客名のリストを表示される
ので、操作者は該当する顧客名を選択する。同様に、操
作者はボックス122、123の右側の三角印をクリッ
クし。該当する顧客部署名及び案件名を指定する。更
に、操作者は活動内容及び実行予定日を各々テキストボ
ックス124、125に入力し、ボックス126の右側
の三角印をクリックして表示された熟度のリストから該
当する熟度を選択した後、入力完了ボタン127をクリ
ックする。入力完了ボタン127がクリックされると、
営業スタッフ用端末2−kは指定された顧客名、顧客部
署名、案件名、活動内容、実行予定日及び熟度をSFA
サーバ1に送信する。SFAサーバ1は、送信された顧
客名、顧客部署名、案件名、活動内容、実行予定日及び
熟度を受信し、受信した活動内容及び実行予定日を内容
とする活動情報を、指定された顧客名、顧客部署名、案
件名及び熟度に対応付けて顧客データベース10に登録
する。
【0084】図12に示す新規活動登録画面において、
営業スタッフ用端末2−kの操作者がボックス121の
右側の三角印をクリックしたときに表示される顧客名の
リストは「特定顧客に関係しない」という項目を含む。
操作者がこの項目を指定すると、SFAサーバ1は入力
された活動情報を特定顧客に関係しない活動として顧客
データベース10に登録する。同様に、操作者がボック
ス122、123の各々に対して「特定顧客部署に関係
しない」、「特定案件に関係しない」という項目を指定
した場合、SFAサーバ1は入力された活動情報を特定
顧客部署に関係しない活動情報あるいは特定案件に関係
しない活動情報として顧客データベース10に登録す
る。
【0085】なお、特定顧客、特定顧客部署、あるいは
特定案件に関係しない活動情報を登録する方法として、
上述の新規活動登録画面において操作者がボックス12
1、122、123の各々に対して「特定顧客に関係し
ない」、「特定顧客部署に関係しない」、「特定案件に
関係しない」という項目を指定する方法の他に、図11
に示した活動一覧画面にこのような活動情報を登録する
ための新規活動登録ボタンを特定顧客や特定案件に関係
する通常の活動に関する情報を登録するための新規活動
登録ボタンと別に設けるようにしても良い。
【0086】そのような場合、図11に示した活動一覧
画面は、特定顧客や特定案件に関係する通常の活動に関
する情報を登録するための新規活動登録ボタンととも
に、例えば、特定案件に関係しない活動に関する情報を
新規に登録するための新規活動登録ボタンを含む。営業
スタッフ用端末2−kの操作者が後者の新規活動登録ボ
タンをクリックすると、SFAサーバ1は、特定案件に
関係しない新規の活動情報を入力するための画面を営業
スタッフ用端末2−kに表示させる。
【0087】特定案件に関係しない新規の活動情報を入
力するための画面は、この活動の活動内容及びこの活動
の実行予定日を入力するための2個のテキストボックス
と、入力完了を指示するための入力完了ボタン127と
を含む。
【0088】そして、営業スタッフ用端末2−kの操作
者が活動内容及び実行予定日をテキストボックスに入力
し、入力完了ボタンをクリックすると、営業スタッフ用
端末2−kは入力された活動内容及び実行予定日をSF
Aサーバ1に送信する。SFAサーバ1は、送信された
活動内容及び実行予定日を受信し、受信した活動内容及
び実行予定日を内容とする活動情報を顧客データベース
10に登録する。
【0089】図11に示した活動一覧画面は、更に、案
件を新規に登録するための新規案件登録ボタン113を
含む。営業スタッフ用端末2−kの操作者がこの新規案
件登録画面ボタン113をクリックすると、SFAサー
バ1は、案件登録画面を営業スタッフ用端末2−kに表
示させる。
【0090】図13は案件登録画面を示す図である。図
13に示すように、案件登録画面は、登録する案件の顧
客に関する情報131と、登録する案件の内容を表す案
件情報134と、商品ボタン138と、入力完了を指示
する入力完了ボタン139とを含む。顧客情報131は
登録する案件の顧客を特定するための情報である。
【0091】操作者が図6の顧客別案件リスト画面で新
規案件登録ボタン63をクリックした場合、顧客別案件
リスト画面は指定された顧客に関する案件リストの画面
なので、SFAサーバ1は営業スタッフ用端末2−kに
該当する顧客名及び顧客部署名を各々ボックス132、
133に表示させる。
【0092】また、操作者が図8に示した案件リスト画
面で新規案件登録ボタン82をクリックした場合、及び
操作者が図11に示した活動一覧画面で新規案件登録ボ
タン113をクリックした場合、SFAサーバ1は、営
業スタッフ用端末2−kに、顧客データベース10に登
録済みの顧客名及び顧客部署名を各々ボックス132、
133にプルダウンメニュー形式で表示させる。営業ス
タッフ用端末2−kの操作者はボックス132、133
をプルダウンして登録する案件の顧客名及び部署名を指
定する。
【0093】さらに、操作者が登録する案件の案件名、
営業担当者名、案件内容を各々テキストボックス13
5、136、137に入力した後、商品ボタン138を
クリックすると、営業スタッフ用端末2−kは指定され
た顧客名、部署名、案件名、営業担当者名、案件内容、
及び、商品ボタン138がクリックされたことを示す情
報をSFAサーバ1に送信する。SFAサーバ1は、送
信された顧客名、部署名、案件名、営業担当者名及び案
件内容を受信し、受信した顧客名及び部署名が顧客デー
タベース10に登録済みであることを確認した後、当該
案件を識別するための案件識別情報を生成し、生成され
た案件識別情報、受信された案件名、営業担当者名及び
案件内容を受信された顧客名及び部署名に対応する情報
として記憶部1B中の作業領域に格納する。その際、S
FAサーバ1は、記憶部1B中の作業領域に格納された
案件情報に含まれる無熟度計画フラグをセットする。無
熟度計画フラグは案件情報に対応付けられた熟度計画の
情報が存在していないことを示す。
【0094】ただし、営業スタッフ用端末2−kの操作
者が熟度計画の作成が不要であることを指定した場合、
営業スタッフ用端末2−kは、この指定が行われたこと
を示す計画対象外情報を入力された案件名等の案件情報
と共にSFAサーバ1に供給する。この計画対象外情報
を受信したSFAサーバ1は、計画対象外情報と共に供
給された案件情報を記憶部1B中の作業領域に格納する
際、格納された案件情報に対応付けられた熟度計画情報
が不要であることを示す熟度計画対象外フラグをセット
する。
【0095】SFAサーバ1は、案件名等を記憶部1B
中の作業領域に格納した後、営業スタッフ用端末2−k
に商品指定画面を表示させる。図14は、商品指定画面
を示す図である。図14に示すように、商品指定画面
は、当該案件で顧客に販売しようとしている商品の商品
群名、商品群コード、商品名、商品コード、及び販売数
量を指定するための5つの入力ボックス141〜145
と、指定済みの商品の一覧146と、入力完了を指示す
る入力完了ボタン147とを含む。商品群名、商品群コ
ード、商品名、及び商品コードのための入力ボックス1
41〜144はプルダウンメニュー形式になっていて、
操作者が各入力ボックスの右端の部分をクリックする
と、SFAサーバ1は営業スタッフ用端末2−kに販売
対象製品の一覧を該当する入力ボックスにプルダウンメ
ニュー形式で表示させる。販売対象商品に関する情報は
後述する商品データベース410に登録されているの
で、SFAサーバ1は、商品データベース410を参照
して、上述のプルダウンメニュー形式での表示を行う。
操作者が商品群名及び商品群コードのどちらか一方を入
力すれば、営業スタッフ用端末2−kから入力された情
報を受け取ったSFAサーバ1は、入力された情報に基
づいて営業スタッフ用端末2−kに該当する情報を入力
されなかった入力ボックスに表示させる。例えば、操作
者が商品群名を入力すれば、SFAサーバ1は、商品デ
ータベース410中の情報に基づいて指定された商品群
名の商品群コードを得、営業スタッフ用端末2−kにこ
の商品群コードを入力ボックス142に表示させる。商
品名及び商品コードについても同様である。なお、取引
が初期の段階にある場合、販売しようとしている商品が
具体的に決まっていないことがある。このような場合
は、商品群のみの指定でもよい。
【0096】操作者が商品群名、商品群コード、商品
名、商品コード、及び販売数量を指定し終えると、SF
Aサーバ1は営業スタッフ用端末2−kに指定された商
品に関する情報を商品一覧146に表示させる。操作者
が当該案件で販売しようしている商品全てについて指定
し終えて入力完了ボタン147をクリックすると、SF
Aサーバ1は指定された商品に関する情報を当該案件と
関連付けて記憶部1B中の作業領域に格納するととも
に、営業スタッフ用端末2−kに商品指定画面に移る前
に表示されていた案件登録画面を再び表示させる。そし
て、操作者がこの案件登録画面で入力完了ボタン139
をクリックすると、SFAサーバ1は記憶部1B中の作
業領域に格納されていた案件情報を顧客データベース1
0に登録する。
【0097】なお、操作者が図6に示した顧客別案件リ
スト画面において商品ボタン64をクリックした場合、
及び操作者が図8に示した案件リスト画面において商品
ボタン86をクリックした場合、SFAサーバ1は営業
スタッフ用端末2−kに図14に示した商品指定画面を
表示させる。これらの場合、商品指定画面中の商品一覧
146に当該案件について既に指定済みの商品に関する
情報が表示される。そして、操作者が商品一覧146中
のいずれかの商品に関する行をクリックした場合、SF
Aサーバ1は営業スタッフ用端末2−kにクリックされ
た行の商品に関する情報を入力ボックス141〜145
に表示させ、操作者が入力ボックスに表示された内容を
変更したのに応じて記憶部1B中の作業領域に格納され
た情報中の該当する情報を変更する。そして、操作者が
入力完了ボタン147をクリックしたのに応じて、営業
スタッフ用端末2−kに元の画面を表示させるととも
に、記憶部1B中の作業領域に格納された情報を顧客デ
ータベース10に登録する。
【0098】図4に示す選択用画面において、営業スタ
ッフ用端末2−kの操作者がクリックしたタブが「カレ
ンダー」に対応付けられている場合、SFAサーバ1が
営業スタッフ用端末2−kに表示させる画面は、たとえ
ば、操作者である営業スタッフが担当するすべての案件
の熟度計画に含まれる活動に関する情報をカレンダーの
形式で表示するものとなる。カレンダーの形式として
は、日別、週別、月別がある。
【0099】図15は、月別の形式のカレンダー画面を
示す図である。図15に示すように、カレンダー中の各
々の活動情報には当該活動の詳細な情報へのハイパーリ
ンクを示す下線が付されている。営業スタッフ用端末2
−kの操作者がカレンダー中の活動情報をクリックする
と、SFAサーバ1は当該活動情報の詳細を表示する画
面を営業スタッフ用端末2−kに表示させる。カレンダ
ー画面中のボックス151は営業スタッフの名前を指定
するためのボックスであり、登録された営業スタッフの
名前がプルダウンメニュー形式で表示される。ただし、
通常は、営業スタッフ用端末2−kの操作者は図4に示
した選択用画面において操作者が入力した名前の営業ス
タッフ以外を指定することはできない。操作者がボック
ス151をプルダウンして別の名前を指定すると、営業
スタッフ用端末2−kは指定された名前をSFAサーバ
1に送信するが、SFAサーバ1は指定された名前を無
視し、同じカレンダー画面を営業スタッフ用端末2−k
に表示させ続ける。
【0100】図15に示す月別カレンダー画面におい
て、操作者が画面左側の「活動」ビュー152をクリッ
クすると、SFAサーバ1は営業スタッフ用端末2−k
に該当する月の活動情報の一覧を図11に示した活動一
覧画面の形式で表示する。
【0101】営業マネージャ用端末3は、営業部門のマ
ネージャが営業スタッフの活動を管理するために操作す
る端末であり、たとえば、営業スタッフ用端末2−1〜
2−nと実質的に同一の構成を有するパーソナルコンピ
ュータ等より構成されている。営業マネージャ用端末3
は、WWWブラウザを実行させることにより、営業スタ
ッフ用端末2−1〜2−nと実質的に同一の動作を行
う。しかし、上述の(A)〜(M)の情報を入力するた
めの機能を備える必要はなく、顧客データベース10に
登録された内容を参照するため、SFAサーバ1が供給
するHTML形式のWebページを表示すること、及び
営業マネージャ用端末3の操作者が端末に表示された内
容を確認し、確認したことを示す情報を入力することが
できれば十分である。
【0102】営業マネージャ等の操作者が営業マネージ
ャ用端末3を操作すると、営業マネージャ用端末3及び
SFAサーバ1は、操作者の操作に応じて以下のように
動作する。
【0103】営業マネージャ用端末3の操作者は、通常
は営業スタッフの上司である営業マネージャである。営
業マネージャは定期的に部下の営業スタッフの営業活動
状況をチェックするため営業マネージャ用端末3を操作
し、SFAサーバ1にアクセスする。営業スタッフ用端
末2−kの場合と同様に、営業マネージャが営業マネー
ジャ用端末3を操作してWWWブラウザを起動し、SF
Aサーバ1にアクセスすると、SFAサーバ1は営業マ
ネージャ用端末3に図4に示した選択用画面を表示させ
る。
【0104】営業マネージャが当日あるいは近日中の営
業スタッフの活動予定を確認するため、図4に示した選
択用画面において「カレンダー」タブをクリックする
と、SFAサーバ1は図15に示した月別カレンダー画
面、あるいは日別または週別のカレンダー画面を営業マ
ネージャ用端末3に表示させる。SFAサーバ1は、事
前の設定や前回の選択に基づいて、日別、週別または月
別のカレンダー画面のいずれを表示するかを選択する。
そして、営業マネージャがカレンダー画面中のボックス
151に表示されるプルダウンメニューの中からチェッ
ク対象の営業スタッフの名前を指定すると、営業マネー
ジャ用端末3は指定された名前をSFAサーバ1に送信
する。指定された名前を受信したSFAサーバ1はその
名前を持つ営業スタッフの活動情報を顧客データベース
10から取得し、取得した活動情報のカレンダー画面を
営業マネージャ用端末3に表示させる。営業マネージャ
は、任意の営業スタッフの活動情報を参照することがで
きる。
【0105】営業マネージャが活動情報の詳細を確認す
るためカレンダー画面中の活動情報をクリックすると、
SFAサーバ1は指定された活動情報の詳細を営業マネ
ージャ用端末3に表示させる。また、営業マネージャが
カレンダー画面中の「活動」ビューをクリックすると、
SFAサーバ1は指定された営業スタッフの活動一覧を
図11に示した活動一覧画面の形式で営業マネージャ用
端末3に表示させる。表示対象となる活動情報の範囲
は、カレンダー画面に応じて日別、週別、月別のいずれ
かである。
【0106】営業マネージャが、活動一覧画面に表示さ
れた活動情報の中から気になる案件について営業スタッ
フの活動状況を確認するため表示画面中の該当する活動
情報の案件名をクリックすると、営業マネージャ用端末
3はクリックされた案件名をSFAサーバ1に送信し、
SFAサーバ1は該当する案件の熟度計画/履歴画面を
営業マネージャ用端末3に表示させる。営業マネージャ
が営業マネージャ用端末3に表示された熟度計画/履歴
画面を見て案件の実行状況を確認し、さらに熟度毎の熟
度項目の達成状況を確認するために確認したい熟度名称
をクリックすると、クリックされた熟度名称を営業マネ
ージャ用端末3から通知されたSFAサーバ1は指定さ
れた熟度の熟度項目画面を営業マネージャ用端末3に表
示させる。
【0107】営業マネージャが、熟度計画/履歴画面及
び熟度項目画面に表示された内容に基づいて熟度毎の熟
度項目の達成状況及び案件全体の進捗状況を確認した
後、当該熟度計画のレビューが完了したことを示す情報
を入力すると、営業マネージャ用端末3はこのレビュー
完了情報をSFAサーバ1に送信する。このレビュー完
了情報を受信したSFAサーバ1は、営業マネージャ用
端末3が表示中の熟度計画を表す(G)の情報がレビュ
ーを経たことを示すように、顧客データベース10中の
該当する熟度計画未レビューフラグをリセットする。
【0108】営業マネージャが図5に示した顧客リスト
画面において顧客情報を選択した状態で「攻略シナリ
オ」ビュー58をクリックすると、SFAサーバ1は該
当する顧客の攻略シナリオに関する情報(攻略シナリオ
が記述されているファイルのパス名、攻略シナリオ作成
日等)を営業マネージャ用端末3に表示させる。攻略シ
ナリオのレビューを終えた営業マネージャが攻略シナリ
オのレビューが完了した旨の情報を入力すると、営業マ
ネージャ用端末3は当該攻略シナリオのレビューが完了
した旨をSFAサーバ1に通知する。この通知を受信し
たSFAサーバ1は、営業マネージャがレビューした攻
略シナリオを表す(M)の情報がレビューを経たことを
示すように、顧客データベース10中の該当するシナリ
オレビュー済みフラグをセットする。
【0109】また、SFAサーバ1が営業マネージャ用
端末3に顧客のリストを表示させる場合、この顧客のリ
ストに含まれる各々の顧客名には、この顧客について熟
度計画対象外フラグがセットされているか否かを示すチ
ェックボックスが付される。そして、営業マネージャ
が、熟度計画対象外フラグがセットされていることを示
しているチェックボックスをクリックすると、営業マネ
ージャ用端末3は、クリックされたチェックボックスを
付された顧客について熟度計画を立てる必要があること
を示す情報をSFAサーバ1に送信する。この情報を受
信したSFAサーバ1は、クリックされたチェックボッ
クスを付された顧客についての熟度計画対象外フラグを
リセットする。
【0110】次に、SCMサブシステム400について
説明する。SCMサーバ4は、処理部4Aと、記憶部4
Bと、水晶発振器等からなるタイマ4Cとから構成され
ている。処理部4Aは、CPU等より構成されており、
後述する処理を実行する。タイマ4Cは、現在日時を表
す日時情報を連続的に発生する。
【0111】記憶部4Bは、ハードディスク装置やRA
M等より構成されており、図16に示すように、商品デ
ータベース410と、WWWサーバプログラム411
と、SCMツール用CGI412と、SCMツールプロ
グラム413とを格納する。
【0112】商品データベース410は、このSCMサ
ブシステムにより管理される商品に関する情報及び商品
を製造、供給するための情報の集まりであり、記憶部4
Bに格納され、後述する動作に従って更新される。
【0113】商品データベース410は、例えば、以下
のような情報を含む。 ・商品に関する情報 商品名、商品コード、商品群名、商品群コード、サイズ
等の商品の属性に関する情報。 ・調達に関する情報 商品として販売する製品の調達先(製造メーカや卸売り
業者、自社で製造の場合は製造工場)及び各調達先の供
給能力に関する情報。自社生産の場合、製品を構成する
部品やその素材等の調達先及びその供給能力に関する情
報を含む。 ・製造に関する情報 商品として販売する製品を自社で製造する場合、製造工
程に関する情報、及び当該製品の部品及びその素材に関
する情報。各製品毎の部品一覧に関する情報、各部品の
部品コード、サイズ等の部品の属性に関する情報、各素
材のコード、サイズ等の素材の属性に関する情報等を含
む。 ・販売に関する情報 各商品の販売実績に関する情報。 ・発注に関する情報 各商品の発注量や発注時期等に関する情報。 ・在庫に関する情報 商品として販売する製品、当該製品の部品及びその素材
の在庫の量や期間等の情報。 ・需要に関する情報 各商品の需要量の予測数値及び実績を示す情報。
【0114】SCMサーバ4は、SCM端末5からの要
求に応じて、商品データベース410の検索・更新処理
を行い、要求元の端末に商品の生産・供給活動を支援・
管理するためのSCMサーバとしての機能を提供する。
そのため、SCMサーバ4上で、WWWサーバプログラ
ム411、SCMツール用CGI412及びSCMツー
ルプログラム413が動作している。
【0115】WWWサーバプログラム411は、SCM
端末5からWebアクセスを受け取り、受け取ったアク
セスの内容に応じてSCMサーバ4が処理した結果をア
クセス元のSCM端末5に返すプログラムである。すな
わち、SCM端末5がSCMツール用CGI412を指
すURLを指定してSCMサーバ4へのWebアクセス
を行うと、WWWサーバプログラム411は、このWe
bアクセスを受け取り、SCMツール用CGI412を
起動するとともに、アクセス元のSCM端末5における
操作内容を示すデータをSCMツール用CGI412に
渡す。そして、SCMツール用CGI412が返した処
理結果をアクセス元のSCM端末5に送信する。
【0116】SCMツール用CGI412は、WWWサ
ーバプログラム411とSCMツールプログラム413
との間のインタフェースプログラムである。すなわち、
SCMツール用CGI412は、アクセス元のSCM端
末5における操作内容を示すデータをWWWサーバプロ
グラム411から受け取ると、受け取ったデータをSC
Mツールプログラム413のインタフェースの形式に変
換した上でSCMツールプログラム413を呼び出し、
変換データを渡す。そして、SCMツールプログラム4
13から上記データに応じて行った処理の結果を受け取
り、その処理結果をHTML等のWebページ記述形式
に変換した上でWWWサーバプログラム411に渡す。
【0117】SCMツールプログラム413は、SCM
端末5に提供するSCMサーバとしての機能を実行する
ためのプログラムである。SCMツールプログラム41
3は、SCMツール用CGI412から呼び出され、ア
クセス元のSCM端末5における操作内容を示すデータ
を受け取ると、受け取ったデータに基づいて商品データ
ベース410の操作等のSCMツールとしての各種処理
を行い、処理結果をSCMツール用CGI412に返
す。
【0118】上述のSCMサーバ4の動作は、SCMサ
ーバ4の標準的な動作である。したがって、以下の説明
においては、特に必要がなければ、WWWサーバプログ
ラム411、SCMツール用CGI412及びSCMツ
ールプログラム413の個々の動作を述べずに、SCM
サーバ4全体の動作として説明する。
【0119】SCM端末5は、主として商品の供給管理
あるいは生産管理を行う人が操作する端末である。SC
M端末5は、SCMサーバ4に対するクライアント端末
として動作するパーソナルコンピュータ等より構成され
ており、液晶ディスプレイ等からなる表示装置5Aと、
キーボード及びマウス等からなる入力装置5Bとを備え
る。
【0120】SCM端末5は、その上でWWWブラウザ
が動作しており、端末の操作者はWWWブラウザを操作
することによりSCMサーバ4にアクセスして所望の機
能を要求し、当該機能の提供を受ける。SCM端末5か
らの要求に応じて、SCMサーバ4は、各々商品の需要
量を予測し、需要量の予測結果をSCM端末5に応答す
る。さらに、予測した需要量を商品データベース410
に記憶する。
【0121】SCMサーバ4は、商品の需要量の予測
を、たとえば、SFAサーバ1の顧客データベース10
に格納されている(G)の情報(熟度計画)に含まれる
チェックフラグの状態に基づいて行う。具体的には、た
とえば、SCMサーバ4の処理部4Aは、タイマ4Cに
従って一定の期間毎にSFAサーバ1の記憶部1Bに記
憶されている顧客データベース10にSFAサーバ1を
介してアクセスし、各案件毎に達成済みの最高の熟度を
決定し、商品コード/商品群コードが同一の商品の販売
予定数量を最高熟度が同一の案件について集計する。な
お、案件が到達している最高の熟度(以下、単に案件の
熟度という)は、チェックフラグが熟度項目のすべての
観点を達成していることを表している熟度のうち最も高
い熟度を特定することにより特定すればよい。
【0122】そして、処理部4Aは、今回の集計結果及
び前回の集計結果から、最高熟度が同一の案件につい
て、商品コード/商品群コードが同一の商品の販売予定
数量の合計の2回の集計の間における増減率を算出す
る。そして、処理部4Aは、商品毎に、算出された増減
率及び今回集計時の実際の需要量を所定の関数の変数に
代入して関数値を求めることにより、商品の需要量を予
測する。すなわち、今回集計時の実際の需要量に基づい
て、各熟度毎に案件が実際の販売に結びつく割合に応じ
て各熟度の増減率に重み付けした上記所定の関数により
今回に集計結果に応じた需要量を予測する。
【0123】SCMサーバ4は、SCM端末5からの要
求に応じて、各々の商品の需要量の予測結果と、商品デ
ータベース410に記憶されている在庫情報とに基づい
て、当該商品の市場への供給量及び新たな調達量を決定
し、供給量及び調達量の決定結果をSCM端末5に応答
する。SCMサーバ4は、供給量及び調達量を決定する
際、将来の需要量推移の予測、当該商品の在庫量、将来
の在庫量の予測値、適正な在庫量等を考慮して、供給量
及び調達量を決定する。
【0124】また、SCMサーバ4は、SCM端末5か
らの要求に応じて、当該商品が自社製造品の場合は、商
品データベース410に記憶されている情報に基づいて
決定した調達量分の当該商品を製造するために必要な部
品や素材の調達先及び調達量を決定し、決定結果をSC
M端末5に応答する。また、当該商品が自社製造品でな
い場合、SCMサーバ4は、決定した調達量及び商品デ
ータベース410に記憶されている情報に基づいて当該
商品の調達及び調達量を決定し、決定結果をSCM端末
5に応答する。
【0125】なお、この企業活動管理システムの構成は
上述のものに限られない。例えば、同一のサーバコンピ
ュータがSFAサーバ1及びSCMサーバ4の両方の機
能を実行してもよいし、営業スタッフ用端末2−kが営
業マネージャ用端末3の機能を実行してもよく、更に、
SFAサーバ1やSCMサーバ4が営業スタッフ用端末
2−kや営業マネージャ用端末3、あるいはSCM端末
5の機能を実行してもよい。
【0126】また、SCMサーバ4が対象商品の販売予
定数を集計する動作において、熟度毎に異なる分類で集
計してもよい。たとえば、到達している最高の熟度が
「ニーズ把握」の段階である案件の販売予定数を、販売
対象商品の商品群コードが同一である案件について集計
する一方で、到達している最高の熟度が「本格提案」の
段階である案件については、該当する案件の販売予定数
を、販売対象商品の商品コードが同一である案件につい
て集計するようにしてもよい。
【0127】また、SCMサーバ4が対象商品の販売予
定数を集計する動作において、各熟度毎の実際の販売に
結びつく割合に応じて各熟度の増減率に重み付けする値
を、顧客毎に過去の取引成立の実績データに基づいて設
定するようにしてもよい。同様に、商品や商品群毎に実
際の販売に結びつく割合に大きな差がある場合、各熟度
毎に案件が実際の販売に結びつく割合に応じて各熟度の
増減率に重み付けする値を、商品や商品群毎に過去の取
引成立の実績データに基づいて設定するようにしてもよ
い。
【0128】また、各商品について、熟度毎に当該熟度
の案件が取引成立までに要する期間に関する統計データ
に基づいて、将来の需要を予測するようにしてもよい。
例えば、各商品について熟度毎に、取引成立までの所要
日数の分布に基づいて当該熟度の取引が将来の所定期間
に成立する割合を算出し、算出した割合と今回の集計に
おける当該熟度の案件の販売予定量とを乗じた値の全熟
度についての合計を上記所定期間における予想需要量と
するようにしてもよい。また、案件における販売予定量
に応じて取引成立までの日数が大きく異なる場合、販売
予定量の規模で案件をグループ分けし、そのグループ毎
に取引が将来の所定期間に成立する割合に基づいて当該
所定期間における需要量を予測するようにしてもよい。
【0129】また、営業スタッフ用端末2−kや営業マ
ネージャ用端末3は、操作者の操作等に応答し、ネット
ワーク(あるいは、ネットワーク及びSFAサーバ1)
を介してSCMサーバ4にアクセスし、SCMサーバ4
が出力する、商品の需要量の予測結果や発注量の決定結
果を取得して、自己の表示画面上に表示するようにして
もよい。
【0130】以上、この発明の実施の形態を説明した
が、この発明にかかる企業活動管理システムは、専用の
システムによらず、通常のコンピュータシステムを用い
て実現可能である。
【0131】例えば、各々がDSUやターミナルアダプ
タを備え、互いにネットワークを介して接続される複数
のコンピュータに、上述のSFAサーバ1、営業スタッ
フ用端末2−1〜2−n、営業マネージャ用端末3、S
CMサーバ4及びSCM端末5の動作を実行するための
プログラムを格納した媒体(CD−ROM、磁気テープ
等)から該プログラムをインストールすることにより、
上述の処理を実行する企業活動管理システムを構成する
ことができる。
【0132】また、スタンドアロンの単一のコンピュー
タに、SFAサーバ1、営業スタッフ用端末2−1〜2
−n、営業マネージャ用端末3、SCMサーバ4及びS
CM端末5の動作を実行するためのプログラムを格納し
た媒体から該プログラムをインストールすることによ
り、上述の処理を実行する企業活動管理システムを構成
することもできる。
【0133】また、例えば、通信回線の掲示板(BB
S)に該プログラムを掲示し、これを通信回線を介して
配信してもよく、また、該プログラムを表す信号により
搬送波を変調し、得られた変調波を伝送し、この変調波
を受信した装置が変調波を復調して該プログラムを復元
するようにしてもよい。そして、このプログラムを起動
し、OSの制御下に、他のアプリケーションプログラム
と同様に実行することにより、上述の処理を実行するこ
とができる。
【0134】なお、OSが処理の一部を分担する場合、
あるいは、OSが本願発明の1つの構成要素の一部を構
成するような場合には、記録媒体には、その部分をのぞ
いたプログラムを格納してもよい。この場合も、この発
明では、その記録媒体には、コンピュータが実行する各
機能又はステップを実行するためのプログラムが格納さ
れているものとする。
【0135】また、顧客データベース10はSFAサー
バ1とは別の場所に設置され、ネットワークを介してS
FAサーバ1が顧客データベース10をアクセスするよ
うにしてもよい。例えば、SFAサーバ1のソフトウェ
アはASP(アプリケーション・サービス・プロバイ
ダ)によって提供され、顧客データベース10はSFA
サーバ1を用いて営業活動を管理する企業のコンピュー
タシステム内に設置されている構成であっても良いし、
ASPの提供するSFAサーバ1のソフトウェアとデー
タセンタに設置された顧客データベース10を組み合わ
せた構成でも良い。
【0136】同様に、商品データベース410はSCM
サーバ4とは別の場所に設置され、ネットワークを介し
てSCMサーバ4が商品データベース410をアクセス
するようにしてもよい。例えば、SCMサーバ4のソフ
トウェアはASPによって提供され、商品データベース
410はSCMサーバ1を利用する企業のコンピュータ
システム内に設置されている構成であっても良いし、A
SPの提供するSCMサーバ4のソフトウェアとデータ
センタに設置された商品データベース410を組み合わ
せた構成でも良い。
【0137】更に、SFAサーバ1が営業活動の計画及
び予定を実績を9段階の熟度に分類して管理する代わり
に、管理対象分野の状況に即した段階数の熟度に分類し
て管理しても良い。また、本発明の営業管理システムを
構築する際に、SFAサーバ1に対して熟度の段階数及
び熟度の内容を定義できるようにしてもよい。
【0138】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、営業活動の状況を商品供給計画に的確に反映させ
て、短期的に変わる商品への需要に追随した商品供給計
画を容易に決定できるようにするための商品供給計画方
法及び商品供給計画システム実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる企業活動管理シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1中のSFAサーバの記憶部に格納されるデ
ータ及びプログラムを示す図である。
【図3】図2に示した顧客データベースに格納される情
報の論理的なデータ構造を示す図である。
【図4】図1中のSFAサーバが営業スタッフ用端末に
表示させる選択用画面を示す図である。
【図5】図1中のSFAサーバが営業スタッフ用端末に
表示させる顧客リスト画面を示す図である。
【図6】図1中のSFAサーバが営業スタッフ用端末に
表示させる顧客別案件リスト画面を示す図である。
【図7】図1中のSFAサーバが営業スタッフ用端末に
表示させる顧客情報登録画面を示す図である。
【図8】図1中のSFAサーバが営業スタッフ用端末に
表示させる案件リスト画面を示す図である。
【図9】図1中のSFAサーバが営業スタッフ用端末に
表示させる熟度計画/履歴画面を示す図である。
【図10】図1中のSFAサーバが営業スタッフ用端末
に表示させる熟度項目画面を示す図である。
【図11】図1中のSFAサーバが営業スタッフ用端末
に表示させる活動一覧画面を示す図である。
【図12】図1中のSFAサーバが営業スタッフ用端末
に表示させる新規活動登録画面を示す図である。
【図13】図1中のSFAサーバが営業スタッフ用端末
に表示させる案件登録画面を示す図である。
【図14】図1中のSFAサーバが営業スタッフ用端末
に表示させる商品指定画面を示す図である。
【図15】図1中のSFAサーバが営業スタッフ用端末
に表示させるカレンダー画面を示す図である。
【図16】図1中のSCMサーバの記憶部に格納される
データ及びプログラムを示す図である。
【符号の説明】
1…SFAサーバ 1A…処理部 1B…記憶部 1C…タイマ 2−1〜2−n…営業スタッフ用端末 2A−1〜2A−n…表示装置 2B−1〜2B−n…入力装置 3…営業マネージャ用端末 3A…表示装置 3B…入力装置 4…SCMサーバ 4A…処理部 4B…記憶部 4C…タイマ 5…SCM端末 5A…表示装置 5B…入力装置 10…顧客データベース 11…WWWサーバプログラム 12…SFAツール用CGI 13…SFAツールプログラム 410…商品データベース 411…WWWサーバプログラム 412…SCMツール用CGI 413…SCMツールプログラム

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顧客に商品を供給するための各商取引毎
    に、該商取引の内容を表す取引案件情報を記憶装置に記
    憶し、該商取引の成立に向けた営業活動の進捗に応じ
    て、各々が該商取引の進捗の度合いを示す複数の段階の
    各々に到達したことを示す進捗情報を前記取引案件情報
    と対応付けて前記記憶装置に記憶し、 前記取引案件情報及び該取引案件情報に対応する前記進
    捗情報に基づいて前記商品の将来の需要量を予測する、 ことを特徴とする商品供給計画方法。
  2. 【請求項2】前記取引案件情報に、前記商取引における
    前記商品の販売予定量に関する情報を含めて記憶する、 ことを特徴とする請求項1に記載の商品供給計画方法。
  3. 【請求項3】複数の時点で、各取引が到達している段階
    を該商取引に対応する前記進捗情報に基づいて判定し
    て、前記複数の段階の各段階毎に、該段階に到達した前
    記商取引における前記商品の販売予定量を集計し、 前記複数の時点で集計した前記商品の販売予定量のデー
    タと、前記商品の実際の需要量とに基づいて、前記商品
    の将来の需要量を予測する、 ことを特徴とする請求項2に記載の商品供給計画方法。
  4. 【請求項4】前記複数の段階の各段階毎に、前記複数の
    時点で集計した前記商品の販売予定量のデータに基づい
    て前記商品の販売予定量の増減率を算出し、前記商品の
    実際の需要量と算出した販売予定量の増減率とに基づい
    て、前記商品の将来の需要量を予測する、 ことを特徴とする請求項3に記載の商品供給計画方法。
  5. 【請求項5】前記複数の段階の各段階毎に、該段階に到
    達した商取引が成立するまでの所要日数の統計データに
    基づいて、該段階に到達した商取引が所定期間後に成立
    する比率を示す商取引成立率を算出し、 各段階毎に、前記商品の販売予定量を該段階に到達した
    商取引について合計した数量と前記商取引成立率とを乗
    算し、 前記乗算の積値を前記複数の段階について合計した値を
    前記所定期間における予想需要量とする、 ことを特徴とする請求項2に記載の商品供給計画方法。
  6. 【請求項6】予測した需要量と前記商品の在庫量とに基
    づいて前記商品の供給計画を立てる、 ことを特徴とする請求項1乃至5に記載の商品供給計画
    方法。
  7. 【請求項7】第一の記憶装置に記憶され、顧客に商品を
    供給するための各商取引の内容を表す取引案件情報と、
    該取引案件情報に対応付けられて前記第一の記憶装置に
    記憶され、対応する前記取引案件情報によって表される
    前記商取引の成立に向けた営業活動の進捗に応じて、各
    々が該商取引の進捗の度合いを示す複数の段階の各々に
    到達したことを示す進捗情報と、を前記第一の記憶装置
    から読み出し、 読み出した前記取引案件情報と前記進捗情報とに基づい
    て前記商品の将来の需要量を予測する、 ことを特徴とする商品供給計画方法。
  8. 【請求項8】前記取引案件情報は、該取引案件情報によ
    って表される商取引における前記商品の販売予定量に関
    する情報を含む、 ことを特徴とする請求項7に記載の商品供給計画方法。
  9. 【請求項9】複数の時点で、前記複数の商取引の各商取
    引が到達している段階を該商取引に対応する前記進捗情
    報に基づいて判定して、前記複数の段階の各段階毎に、
    該段階に到達した前記商取引における前記商品の販売予
    定量を集計し、集計した販売予定量を第二の記憶装置に
    記憶し、 前記複数の時点で集計した前記商品の販売予定量のデー
    タを前記第二の記憶装置から読み出し、 読み出した販売予定量のデータと、前記商品の実際の需
    要量とに基づいて、前記商品の将来の需要量を予測す
    る、 ことを特徴とする請求項8に記載の商品供給計画方法。
  10. 【請求項10】前記複数の段階の各段階毎に、前記複数
    の時点で集計した前記商品の販売予定量のデータに基づ
    いて前記商品の販売予定量の増減率を算出し、前記商品
    の実際の需要量と算出した販売予定量の増減率とに基づ
    いて、前記商品の将来の需要量を予測する、 ことを特徴とする請求項9に記載の商品供給計画方法。
  11. 【請求項11】前記複数の段階の各段階毎に、該段階に
    到達した商取引が成立するまでの所要日数の統計データ
    に基づいて、該段階に到達した商取引が所定期間後に成
    立する比率を示す商取引成立率を算出し、 各段階毎に、前記商品の販売予定量を該段階に到達した
    商取引について合計した数量と前記商取引成立率とを乗
    算し、 前記乗算の積値を前記複数の段階について合計した値を
    前記所定期間における予想需要量とする、 ことを特徴とする請求項8に記載の商品供給計画方法。
  12. 【請求項12】前記複数の段階の各段階に到達した複数
    の商取引を、各商取引における前記商品の販売予定量の
    規模に基づいてグループ分けし、 前記グループ毎に、前記商取引成立率を算出する、 ことを特徴とする請求項11に記載の商品供給計画方
    法。
  13. 【請求項13】前記販売予定量の合計と商取引成立率と
    を乗算した値に、前記商品の種類に応じた重み付け係数
    を乗じ、 前記重み付け係数を乗じた値を前記複数の段階について
    合計した値を前記所定期間における予想需要量とする、 ことを特徴とする請求項11に記載の商品供給計画方
    法。
  14. 【請求項14】予測した需要量と前記商品の在庫量とに
    基づいて前記商品の供給計画を立てる、 ことを特徴とする請求項7乃至13に記載の商品供給計
    画方法。
  15. 【請求項15】商品の供給に関する情報を管理する第一
    のプロセッサと、前記商品の供給に関する情報を記憶す
    る第一の記憶部と、日時情報を前記第一のプロセッサに
    供給するタイマと、を有する第一のサーバと、 営業活動に関する情報を管理する第二のプロセッサと、
    前記営業活動に関する情報を記憶する第二の記憶部とを
    有する第二のサーバと、 を有する商品供給計画システムであって、 前記第二のプロセッサは、 顧客に商品を供給するための各商取引毎に、該商取引の
    内容を表す取引案件情報を前記第二の記憶装置に記憶
    し、該商取引の成立に向けた営業活動の進捗に応じて、
    各々が該商取引の進捗の度合いを示す複数の段階の各々
    に到達したことを示す進捗情報を前記取引案件情報と対
    応付けて前記第二の記憶装置に記憶し、 前記第一のプロセッサは、 前記第二の記憶装置に記憶された前記取引案件情報及び
    該取引案件情報に対応する前記進捗情報を読み出し、 読み出した前記取引案件情報及び前記進捗情報に基づい
    て、前記商品の将来の需要量を予測する、 ことを特徴とする商品供給計画システム。
  16. 【請求項16】複数の商取引の各商取引の内容を表す取
    引案件情報に、該商取引における商品の販売予定量を含
    めて前記第二の記憶装置に記憶する、 ことを特徴とする請求項15に記載の商品供給計画シス
    テム。
  17. 【請求項17】前記第一のプロセッサは、 前記タイマから供給される日時情報に従って、複数の時
    点で、前記複数の商取引の各商取引が到達している段階
    を該商取引に対応する前記進捗情報に基づいて判定し
    て、前記複数の段階の各段階毎に、該段階に到達した前
    記商取引における前記商品の販売予定量を集計し、前記
    第一の記憶装置に記憶し、 前記複数の時点で集計した前記商品の販売予定量のデー
    タを前記第一の記憶装置から読み出し、 読み出した販売予定量のデータと前記商品の実際の需要
    量とに基づいて、前記商品の将来の需要量を予測する、 ことを特徴とする請求項16に記載の商品供給計画シス
    テム。
  18. 【請求項18】前記第一のプロセッサは、 前記複数の段階の各段階毎に、前記複数の時点で集計し
    た前記商品の販売予定量のデータに基づいて前記商品の
    販売予定量の増減率を算出し、前記商品の実際の需要量
    と算出した販売予定量の増減率とに基づいて、前記商品
    の将来の需要量を予測する、 ことを特徴とする請求項17に記載の商品供給計画シス
    テム。
  19. 【請求項19】前記第一のプロセッサは、 前記複数の段階の各段階毎に、該段階に到達した商取引
    が成立するまでの所要日数の統計データに基づいて、該
    段階に到達した商取引が所定期間後に成立する比率を示
    す商取引成立率を算出し、 各段階毎に、前記商品の販売予定量を該段階に到達した
    商取引について合計した数量と前記商取引成立率とを乗
    算し、 前記乗算の積値を前記複数の段階について合計した値を
    前記所定期間における予想需要量とする、 ことを特徴とする請求項16に記載の商品供給計画シス
    テム。
  20. 【請求項20】前記第一サーバ及び前記第二のサーバ
    は、同一のコンピュータ上に構成される、ことを特徴と
    する請求項15乃至19に記載の商品供給計画システ
    ム。
  21. 【請求項21】商品の供給に関する情報を管理するプロ
    セッサと、 前記商品の供給に関する情報を記憶する第一の記憶部
    と、 日時情報を前記第一の処理部に供給するタイマと、 を有する商品供給計画システムであって、 前記プロセッサは、 第二の記憶装置に記憶され、顧客に商品を供給するため
    の各商取引の内容を表す取引案件情報と、該取引案件情
    報に対応付けられて前記第二の記憶装置に記憶され、対
    応する前記取引案件情報によって表される前記商取引の
    成立に向けた営業活動の進捗に応じて、各々が該商取引
    の進捗の度合いを示す複数の段階の各々に到達したこと
    を示す進捗情報とを前記第二の記憶装置から読み出し、 読み出した前記取引案件情報及び前記進捗情報に基づい
    て、前記商品の将来の需要量を予測する、 ことを特徴とする商品供給計画システム。
  22. 【請求項22】前記取引案件情報は、該取引案件情報に
    よって表される商取引における前記商品の販売予定量を
    含む、 ことを特徴とする請求項21に記載の商品供給計画シス
    テム。
  23. 【請求項23】前記プロセッサは、 前記タイマから供給される日時情報に従って、複数の時
    点で、前記複数の商取引の各商取引が到達している段階
    を該商取引に対応する前記進捗情報に基づいて判定し
    て、前記複数の段階の各段階毎に、該段階に到達した前
    記商取引における前記商品の販売予定量を集計し、集計
    した販売予定量を前記第一の記憶装置に記憶し、 前記複数の時点で集計した前記商品の販売予定量のデー
    タを前記第一の記憶装置から読み出し、 読み出した販売予定量のデータと、前記商品の実際の需
    要量とに基づいて、前記商品の将来の需要量を予測す
    る、 ことを特徴とする請求項22に記載の商品供給計画シス
    テム。
  24. 【請求項24】前記プロセッサは、 前記複数の段階の各段階毎に、前記複数の時点で集計し
    た前記商品の販売予定量のデータに基づいて前記商品の
    販売予定量の増減率を算出し、前記商品の実際の需要量
    と算出した販売予定量の増減率とに基づいて、前記商品
    の将来の需要量を予測する、 ことを特徴とする請求項23に記載の商品供給計画シス
    テム。
  25. 【請求項25】前記プロセッサは、 前記複数の段階の各段階毎に、該段階に到達した商取引
    が成立するまでの所要日数の統計データに基づいて、該
    段階に到達した商取引が所定期間後に成立する比率を示
    す商取引成立率を算出し、 各段階毎に、前記商品の販売予定量を該段階に到達した
    商取引について合計した数量と前記商取引成立率とを乗
    算し、 前記乗算の積値を前記複数の段階について合計した値を
    前記所定期間における予想需要量とする、 ことを特徴とする請求項22に記載の商品供給計画シス
    テム。
  26. 【請求項26】前記プロセッサは、 前記複数の段階の各段階に到達した複数の商取引を、各
    商取引における前記商品の販売予定量の規模に基づいて
    グループ分けし、 前記グループ毎に、前記商取引成立率を算出する、 ことを特徴とする請求項25に記載の商品供給計画シス
    テム。
  27. 【請求項27】前記プロセッサは、 前記販売予定量の合計と商取引成立率とを乗算した値
    に、前記商品の種類に応じた重み付け係数を乗じ、 前記重み付け係数を乗じた値を前記複数の段階について
    合計した値を前記所定期間における予想需要量とする、 請求項25に記載の商品供給計画システム。
  28. 【請求項28】前記プロセッサは、 予測した需要量と前記商品の在庫量とに基づいて前記商
    品の供給計画を立てる、 ことを特徴とする請求項21乃至27に記載の商品供給
    計画システム。
  29. 【請求項29】コンピュータに、 顧客に商品を供給するための各商取引毎に、該商取引に
    おける前記商品の販売予定量を含む該商取引の内容を表
    す取引案件情報を記憶装置に記憶し、該商取引の成立に
    向けた営業活動の進捗に応じて、各々が該商取引の進捗
    の度合いを示す複数の段階の各々に到達したことを示す
    進捗情報を前記取引案件情報と対応付けて前記記憶装置
    に記憶するステップと、 前記取引案件情報及び該取引案件情報に対応する前記進
    捗情報に基づいて前記商品の将来の需要量を予測するス
    テップと、 予測した需要量に基づいて前記商品の供給計画を立てる
    ステップと、 を実行させるプログラム。
  30. 【請求項30】コンピュータに、 記憶装置に記憶され、顧客に商品を供給するための各商
    取引の内容を表す取引案件情報と、該取引案件情報に対
    応付けられて前記記憶装置に記憶され、対応する前記取
    引案件情報によって表される前記商取引の成立に向けた
    営業活動の進捗に応じて、各々が該商取引の進捗の度合
    いを示す複数の段階の各々に到達したことを示す進捗情
    報と、前記記憶装置から読み出すステップと、 読み出した前記取引案件情報及び前記進捗情報に基づい
    て商品の将来の需要量を予測するステップと、 を実行させるプログラムであって、 前記取引案件情報は、前記商取引における前記商品の販
    売予定量を示す情報を含む、 ことを特徴とするプログラム。
JP2001345667A 2000-11-13 2001-11-12 営業活動管理方法、営業活動管理システム及びプログラム Pending JP2002207859A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001345667A JP2002207859A (ja) 2000-11-13 2001-11-12 営業活動管理方法、営業活動管理システム及びプログラム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000344819 2000-11-13
JP2000-344819 2000-11-13
JP2001345667A JP2002207859A (ja) 2000-11-13 2001-11-12 営業活動管理方法、営業活動管理システム及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002207859A true JP2002207859A (ja) 2002-07-26

Family

ID=26603817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001345667A Pending JP2002207859A (ja) 2000-11-13 2001-11-12 営業活動管理方法、営業活動管理システム及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002207859A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016057768A (ja) * 2014-09-08 2016-04-21 株式会社リコー 営業支援システム、営業支援管理装置、営業支援管理プログラムおよび営業支援管理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016057768A (ja) * 2014-09-08 2016-04-21 株式会社リコー 営業支援システム、営業支援管理装置、営業支援管理プログラムおよび営業支援管理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7743017B2 (en) Sales management system and method thereof
Loh et al. Critical elements for a successful enterprise resource planning implementation in small-and medium-sized enterprises
JP4361410B2 (ja) 販売活動管理システム、サーバ装置、プログラム及び記録媒体
US8473329B1 (en) Methods, systems, and articles of manufacture for developing, analyzing, and managing initiatives for a business network
TW581955B (en) Supply chain demand forecasting and planning
US8195525B2 (en) Method and apparatus upgrade assistance using critical historical product information
US20080140514A1 (en) Method and system for risk evaluation and management
US7194420B2 (en) Method and system for planning supply of commodities
US20020099678A1 (en) Retail price and promotion modeling system and method
US20030229526A1 (en) Computer-implemented system and method for assessing supply chain solutions
Gademann et al. Linear-programming-based heuristics for project capacity planning
JP2004021364A (ja) 経営意思決定支援システム
JP2007323680A (ja) 経営意思決定支援システム
JP6732084B1 (ja) コンピュータプログラム、送信方法及び送信装置
US20180018687A1 (en) Method of Improving Accuracy of Competitive Pricing Intelligence
JP2002207859A (ja) 営業活動管理方法、営業活動管理システム及びプログラム
JP2006277520A (ja) 統合業務システム
JP2003108749A (ja) 営業活動管理方法、営業活動管理システム及びプログラム
JP2004302598A (ja) スケジュール表示方法、スケジュール表示システム及びプログラム
JP2003016294A (ja) 複数企業の情報をリアルタイムに管理活用するプログラム、組織活動管理方法、情報処理装置、および媒体
JP2002024523A (ja) 営業支援システム
JP2007114953A (ja) 情報システム、アクション送信装置およびアクション送信プログラム
US20230237545A1 (en) System and method for predicting project pricing based upon using project templates
JP2007072981A (ja) 営業支援方法及び営業支援システム
WO2002005138A1 (en) Process guru