JP2002207656A

JP2002207656A - ネットワーク接続装置

Info

Publication number: JP2002207656A
Application number: JP2001004699A
Authority: JP
Inventors: Masanori Tagami; 正範田上; Motoyuki Kobayashi; 元之小林; Takeshi Yamamoto; 剛山本; Takeshi Imanaka; 今中　　武
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2001-01-12
Filing date: 2001-01-12
Publication date: 2002-07-26

Abstract

(57)【要約】【課題】従来のネットワークは、ＰＵＬＬ型配信であ
り、時刻との連動性はなかった。また、その利用方法も
複雑になり理解するのが困難であった。【解決手段】本発明のネットワーク接続装置１０１
は、複数のコンテンツデータ１０２の記憶手段１０３
と、コンテンツ１０２の保存先を特定するＵＲＬ１０４
を設定するURL設定手段１０５と、コンテンツデータ１
０２を配信する所定の時間を設定する時間設定手段１０
６と、時刻情報を入手する時刻情報取得手段１０７と、
上記時間設定手段１０６により得た時間情報と時刻情報
取得手段１０７により得た時刻情報とを比較する比較手
段１０８と、比較手段１０８の結果から特定したコンテ
ンツデータへ自動で切換える時刻連動自動ＵＲＬ切換手
段１０９と、これらの手段の全てを制御する制御手段１
１０とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンピュー
タやインターネットを用いた交流、発表、学習、宣伝に
利用することができるようなネットワーク接続装置、ユ
ーザ−インターフェース装置に関する。

【従来の技術】近年、２４時間いつでも利用することが
できるパソコンやインターネットが著しく普及してお
り、家庭や個人で利用することが多くなってきている。
また、学校教育においてもパーソナルコンピュータ（以
下、パソコンと呼ぶ）の操作技術に関する授業やパソコ
ンおよびコンピュータ・ネットワークを用いた教育が行
われるようになってきている。

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、２４時
間いつでも利用できるインターネット等のコンピュータ
・ネットワークは、利用者が登録されたコンテンツを見
たい時にダウンロードするＰＵＬＬ型配信を行ってお
り、また時刻との連動性はない。一方、テレビ放送のよ
うなＰＵＳＨ型配信は、テレビ電波にのせてデータを配
信するため、利用者が容易にコンテンツを登録し他の利
用者へ配信することができない。第１に、図１０は、従
来の２４時間いつでも利用できるネットワーク接続装置
を模式的に説明するための図である。図において、ネッ
トワーク接続装置１００１は第１のコンテンツ、第２の
コンテンツ‥‥第ｎのコンテンツ（ｎ＞０）といった複
数のコンテンツデータ１００２を記憶手段１００３と、
コンテンツ１００２の保存先を特定するＵＲＬ１００４
を設定するＵＲＬ設定手段１００５と、これらの手段を
全て制御する制御手段１００６からなり、端末１０１１
からインターネットなどの接続手段を介して、ＵＲＬ情
報やコンテンツデータなどの入出力データを暗号処理す
る専用ブラウザ１０１２を通して利用することができ
る。このようなネットワーク接続装置１００１は、コン
テンツデータ１００２がＤＢ１００３に保存されている
限り、利用者が端末１０１１からインターネットなどの
接続手段を介してコンテンツデータ１００２を２４時間
いつでも利用することが可能となる。しかしながら、こ
のような従来のネットワークでは、利用者が端末からネ
ットワーク接続装置１００１に接続し、見たいコンテン
ツを探して、ダウンロードするＰＵＬＬ型配信であるた
め、（１）無数近くにコンテンツの中から見たい情報を
探し出すことが困難である。（２）利用者が欲する情報
でありながらも検索範囲にない予期せぬ情報が配信され
ることがないといった問題点があった。一方、テレビ放
送のようなＰＵＳＨ型配信の場合、予期せぬ情報が配信
されるものの、個人がコンテンツを登録して他の利用者
へ配信するためには、（３）テレビ電波にコンテンツを
変換し配信する手段が必要であり、インターネットのよ
うに個人が容易に登録／利用することができなかった。
さらに、このような従来のネットワークでは、テレビ放
送のように時間依存して配信するような概念そのものが
ない。そのため、利用者がコンテンツを一度登録する
と、管理者がコンテンツを削除／変更または削除許可／
変更許可しない限り半永久的に、他の全ての利用者に配
信してしまう。よって、（４）コンテンツ中に誤った表
現などがある場合でも多くの利用者に配信してしまい、
取り返しがつかなくなる危険性が高くなる。（５）自由
に登録／利用できるという容易さがある反面、間違った
表現があった場合の危険性、及びその防止チェックを行
うなどの管理体制も２４時間必要となっていた。また、
ネットワークの著しい普及の一方で、ネットワーク接続
経験の少ない人にとって、（６）その利用方法の多種多
様化からくる利用イメージの複雑化をまねき、利用を試
みる意識をますます低下させていた。本発明は、上記の
課題に鑑みてなされたものであり、例えばインターネッ
トを用いた地域内交流や、学校教育での発表、家庭での
学習、商店街の宣伝などに利用することができるような
ネットワーク接続装置、また誰でも容易にネットワーク
を利用することができるようなユーザ−インターフェー
ス装置等を提供することを目的とする。

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第１の本発明（請求項１に対応）は、複数のコン
テンツデータの記憶手段と、上記コンテンツデータのUR
L設定手段と、所定の手段を制御する制御手段からなる
ネットワーク接続装置であって、上記コンテンツデータ
を配信する時間を設定する時間設定手段と、時刻情報を
入手する時刻情報取得手段と、上記時刻情報と上記コン
テンツの所定の時間設定情報を比較する比較手段と、上
記比較手段の結果から特定したコンテンツデータへ自動
で切換える時刻連動自動URL切換手段とを備えたことを
特徴とするネットワーク接続装置である。また、第２の
本発明（請求項２に対応）は、前記時刻情報取得手段に
より入手する時刻情報が、時計により設定される現在時
刻であることを特徴とする請求項１に記載の発明であ
る。また、第３の本発明（請求項３に対応）は、前記時
刻情報取得手段により入手する時刻情報において、利用
者が設定された時間に接続不可能な場合でも、見たいコ
ンテンツの所定の時間を予約できる予約時間設定手段
と、上記予約時間設定手段によって予約時間を設定した
端末を特定する予約端末先設定手段と、上記予約時間を
設定したコンテンツデータを上記予約時間を設定した端
末先へ配信する自動ダウンロード手段を備えたことを特
徴とする請求項１に記載の発明である。また、第４の本
発明（請求項４に対応）は、前記時刻情報取得手段によ
り入手する時刻情報において、所定の単位時間当りの利
用アクセス数をカウントする単位時間アクセスカウント
手段を備えたことを特徴とする請求項１に記載の発明で
ある。また、第５の本発明（請求項５に対応）は、ネッ
トワーク接続方法をテレビリモコンのボタン画面で行う
ことを特徴とするユーザ−インターフェースである。ま
た、第６の本発明（請求項６に対応）は、請求項１から
請求校５のいずれかに記載の本発明の全部又は一部の手
段の全部又は一部の機能をコンピュータにより実行させ
るためのプログラムおよび／またはデータを担持した媒
体であって、コンピュータにより処理可能なことを特徴
とする媒体である。また、第７の本発明（請求項７に対
応）は、請求項１から請求項５のいずれかに記載の本発
明の全部または一部の手段の全部または一部の機能をコ
ンピュータにより実行させるためのプログラムおよび／
またはデータであることを特徴とする情報集合体であ
る。

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。（実施の形態１）図１は、本発明の実施の形態１による
ネットワーク接続装置の構成図である。図に示すよう
に、本発明のネットワーク接続装置１０１は、第１のコ
ンテンツ、第２のコンテンツ‥‥第ｎのコンテンツとい
った複数のコンテンツデータ１０２の記憶手段１０３
と、コンテンツ１０２の保存先を特定するＵＲＬ１０４
を設定するURL設定手段１０５と、コンテンツデータ１
０２を配信する所定の時間を設定する時間設定手段１０
６と、時刻情報を入手する時刻情報取得手段１０７と、
上記時間設定手段１０６により得た時間情報と時刻情報
取得手段１０７により得た時刻情報とを比較する比較手
段１０８と、比較手段１０８の結果から特定したコンテ
ンツデータへ自動で切換える時刻連動自動ＵＲＬ切換手
段１０９と、これらの手段の全てを制御する制御手段１
１０からなり、利用者は、端末１１１からインターネッ
トなどの接続手段を介し、ＵＲＬ情報やコンテンツデー
タなどの入出力データを暗号処理する専用ブラウザ１１
２を通して利用することができる。このような構成を有
する本実施の形態１のネットワーク接続装置の動作を、
以下に説明する。はじめに、利用者は端末１１１を利用
して、インターネットなどの接続手段を介してネットワ
ーク接続装置１０１に接続する。次に、利用者がコンテ
ンツデータを登録し他の利用者へ配信したい場合、予め
利用者の端末にダウンロードした専用ブラウザ１１２を
通して、時間設定手段１０６により登録したいコンテン
ツデータの配信したい時刻例えば明後日の午前１０時か
ら午前１０時３０分までのような設定時間と共にコンテ
ンツデータを登録すると、記憶手段１０３によってその
コンテンツデータを保存し、そのＵＲＬ設定手段１０５
によりＵＲＬ情報が登録保存される。このようにして、
複数のコンテンツデータが設定時間とＵＲＬ情報と共に
登録保存される。ここで図２に、本実施の形態１のネッ
トワーク接続装置の動作のフローチャートを示す。図に
示すように、ステップ１で時刻情報取得手段１０７によ
り時刻情報を入手し、ステップ２でその入手した時刻情
報と時間設定手段１０６により得た設定時間とを比較手
段１０８により比較し、所定の設定時間の有無を調べ
る。無ければステップ１に戻り再び時刻情報を入手す
る。設定情報が有ればステップ３に進み時刻連動自動Ｕ
ＲＬ切換手段１０９により所定のコンテンツデータのＵ
ＲＬへ切換え、ステップ４でそのコンテンツデータをス
タートさせる。例えば、ステップ１で時刻情報が午前１
０時０分とすると、ステップ２で設定情報有りと判断
し、ステップ３で所定のコンテンツデータのＵＲＬへ切
換え、ステップ４で所定のコンテンツが配信スタートす
る。この時、利用者が端末１１１を利用してネットワー
ク接続装置１０１に接続すると、所定のコンテンツデー
タを見ることができる。このコンテンツデータはネット
ワーク接続装置で既存技術によるストリーム配信で実行
されており、例えば、午前１０時０分にスタートし午前
１０時３０分に終了する。利用者が午前１０時１０分に
接続した場合、コンテンツデータの最初から１０分進ん
だ状態から閲覧可能となり、残りの午前１０時３０分ま
での２０分間まで見ることができる。当然途中の時刻例
えば午前１０時１５分で接続を切断した場合、午前１０
時１０分から午前１０時１５分までの５分間しか見るこ
とができない。また、午前１０時３０分以降、例えば午
前１１時に接続した場合、利用者は午前１０時から午前
１０時３０分まで配信されたコンテンツデータを見るこ
とができない。なお、専用ブラウザ１１２は本発明のネ
ットワーク接続装置１０１の利用を容易にする及び暗号
処理するものであり、必ず必要とするものではない。こ
のように、本発明の実施の形態１によるネットワーク接
続装置によれば、ネットワーク上でテレビ放送のような
ＰＵＳＨ型配信が可能となり、無数近くもあるコンテン
ツを選択することもなく、利用者は手間を掛けずに、且
つ容易に利用することができ、また利用者が欲する情報
でありながらも検索範囲にない予期せぬ情報を入手する
ことも可能となる。もちろん、複数のコンテンツを所定
のサイトで複数設定することができ、利用者はテレビチ
ャンネルを換えるかのように複数のコンテンツを容易に
選択することができる。また、時間概念があるネットワ
ーク接続装置であるため、例えば幼稚園児や小学生など
を対象にしたサイトやコンテンツは、例えば午前７時間
から午後８時までしか閲覧、配信できないようにするな
どの教育的配慮を付加することも可能である。また、特
定の時間のみで配信するため、ネットワークを用いた学
習コンテンツを配信したい場合、学習コンテンツの提供
者は、所定の特定時間のみ質疑応答に対応すれば良く、
ネットワーク上の教室展開の負荷を軽減し、容易にネッ
ト教室を開設することができる。また、利用者はインタ
ーネットを介して利用者の端末から容易にネットワーク
接続装置へ接続することができるので、コンテンツを容
易に登録できる一方で、特定の時間しか配信されないた
め、半永久的に閲覧可能な従来型のネットワークと比
べ、コンテンツの内容をチェックする手間が軽減され
る。また、本発明のネットワーク接続装置を構内ＬＡＮ
（ＬｏｃａｌＡｒｅａＮｅｔｗｏｒｋ）やケーブルテ
レビ（ＣＡＴＶ）のインターネットなどに適用すること
により、時間制限だけでなく、例えば学校、会社、地域
などのように特定の利用者のみの利用者制限を行うこと
ができ、さらに利用者は気軽にかつ容易に登録／利用す
ることができ、加えて同じ学校や同じ地域の情報を容易
に入手することができる。なお、コンテンツを登録する
際に、配信したい時刻には、すでに他のコンテンツが配
信希望になっている場合に注意を促す表示を行ったり、
配信を拒否したりするなどして、同時に配信されるコン
テンツ数を抑制することもできる。（実施の形態２）図３は、本発明の実施の形態２による
ネットワーク接続装置の構成図である。図に示すよう
に、本発明のネットワーク接続装置３０１は、第1のコ
ンテンツ、第2のコンテンツ‥‥第ｎのコンテンツとい
った複数のコンテンツデータ１０２の記憶手段１０３
と、コンテンツ１０２の保存先を特定するＵＲＬ１０４
を設定するURL設定手段１０５と、コンテンツデータ１
０２を配信する所定の時間を設定する時間設定手段１０
６と、現在時刻情報を入手する現在時刻情報取得手段３
０７と、上記時間設定手段１０６により得た時間情報と
現在時刻情報取得手段３０７により得た時刻情報とを比
較する比較手段１０８と、比較手段１０８の結果から特
定したコンテンツデータへ自動で切換える時刻連動自動
ＵＲＬ切換手段１０９と、これらの手段の全てを制御す
る制御手段１１０からなり、本発明の実施の形態１によ
るネットワーク接続装置において、時刻情報取得手段１
０７のみが現在時刻情報取得手段３０７へ変わる以外全
て同じ構成であり、またその動作も時刻情報が現在時刻
情報に変わる以外同じである。このように、本発明の実
施の形態２によるネットワーク接続装置によれば、本発
明の実施の形態１によるネットワーク接続装置の効果に
加え、現在時刻と連動したＰＵＳＨ型配信が可能とな
り、テレビ放送の利用方法とほぼ同じイメージでネット
ワークを利用することができる。よって、特にネットワ
ーク接続経験の少ない人が抱いていた利用方法の複雑な
イメージが改善され、より容易に利用方法を理解するこ
とが可能となる。（実施の形態３）図４は、本発明の実施の形態３による
ネットワーク接続装置の構成図である。図に示すよう
に、本発明のネットワーク接続装置４０１は、本発明の
実施の形態１によるネットワーク接続装置に加え、予約
時間設定手段４１１と、予約時間設定手段４１１によっ
て予約時間を設定した端末を特定する予約端末先設定手
段４１２と、上記予約時間を設定したコンテンツデータ
を上記予約時間を設定した端末先へ配信する自動ダウン
ロード手段４１３と上記全ての手段を制御する制御手段
４１４からなる。ここで図５に、本実施の形態３のネッ
トワーク接続装置の動作のフローチャートを示す。図に
示すように、ステップ５で時刻情報取得手段１０７によ
り時刻情報を入手し、ステップ６でその入手した時刻情
報と予約時間設定手段４１１により設定した予約時間情
報とを比較手段１０８により、予約時間の設定情報の有
無を調べる。無ければステップ５に戻り再び時刻情報を
入手する。設定情報が有ればステップ７に進み予約端末
先設定手段４１２により特定した予約端末とその予約コ
ンテンツのＵＲＬを特定し、ステップ８で予約端末へア
クセスする。この時、予約端末と接続ができなかった場
合は、その情報を保存し、予約端末からのアクセスを待
つ。予約端末との接続が可能になればステップ９に進
み、自動ダウンロード手段４１３によりコンテンツデー
タを端末へ自動でダウンロードを行う。ステップ１０で
予約端末へのダウンロードの完了が確認できれば終了
し、完了の確認ができなかった場合はステップ８に戻
り、やり直す。このように、本発明の実施の形態３によ
るネットワーク接続装置によれば、本発明の実施の形態
１によるネットワーク接続装置において、利用者が設定
された時間に接続不可能な場合でも閲覧可能となる。テ
レビ放送におけるビデオ機能と同じように利用できるた
め、ネットワーク接続経験の少ない人にとって、より容
易にネットワークの利用方法を理解することが可能とな
る。なお、ダウンロードした情報に閲覧可能な時間的な
期限を設けてもよい。これによって、ダウンロードした
情報であっても、例えば夜遅い時間には見ることができ
ないような教育的な配慮などが容易にできる。（実施の形態４）図６は、本発明の実施の形態５による
ネットワーク接続装置の構成図である。図に示すよう
に、本発明のネットワーク接続装置６０１は、本発明の
実施の形態１によるネットワーク接続装置に加え、単位
時間アクセスカウント手段６１１と、上記全ての手段を
制御する制御手段６１２からなる。ここで図７に、本実
施の形態４のネットワーク接続装置の動作のフローチャ
ートを示す。図に示すように、ステップ１１で時刻情報
取得手段１０７により時刻情報を入手し、ステップ１２
で単位時間アクセスカウント手段６１１により決められ
た単位時間当りのフラッグの判定を行い（単位時間毎に
フラッグがＯＮする）、フラッグがＯＦＦであればコン
テンツを利用しているアクセス数をカウントしてステッ
プ１１に戻り、フラッグがＯＮであればステップ１３に
進み、アクセスカウント数を時刻情報と共に保存し、ス
テップ１４でタイマーフラッグをＯＦＦにしてステップ
１１に戻ると共に、アクセスカウント数の時間経過をグ
ラフ化する。また、このアクセスカウント数に基づい
て、人気のコンテンツをランキングするなどして、画面
に表示し、利用者のコンテンツ選択の助けとすることも
できる。このように、本発明の実施の形態４によるネッ
トワーク接続装置によれば、本発明の実施の形態１によ
るネットワーク接続装置において、テレビ放送における
視聴率と同じイメージでネットワークを利用でき、ネッ
トワークの利用方法をより容易に理解することが可能と
なる。（実施の形態５）図８は、本発明の実施の形態５による
ユーザインターフェースの概略図の一例を示す図であ
る。図に示すように、本発明のユーザインターフェース
８０１は、電源ボタン８０２と、チャンネルボタン８０
３と、音量ボタン８０４と、戻るボタン８０５と、上下
左右ボタン８０６と、画面選択ボタン８０７からなる。
次に、本実施の形態５のユーザインターフェースの動作
の一例について説明する。電源ボタン８０２により所定
のサイト８０８を開く。所定のサイト８０８には、日付
・時間表示８１１と、ＵＲＬやサイト８１２と、動画や
静止画など映像やファイル及び掲示板などの表示画面８
０９と、補足説明などＴＥＸＴ画面８１０とがある。チ
ャンネルボタン８０３により、サイト８１２を選択し
（例えば図では５チャンネルを選択）、そのサイトの内
容が表示画面８０９に開かれる。必要に応じて、ＴＥＸ
Ｔ画面８１０にＴＥＸＴやＨＴＭＬメール、広告宣伝な
どを表示する。利用を終了したい場合は、電源ボタン８
０２により所定のサイト８０８を閉じることができる。
また、利用者は、画面選択ボタン８０７により、所定の
サイト８０８へのコンテンツ登録や、チャンネルの内容
を変更するなどができる。また、音量ボタン８０４によ
り利用者の端末の音量増減機能や、戻るボタン８０５に
よりひとつ前の画面に戻る機能や、上下左右ボタン８０
６により端末キーボードの「→」「↓」「←」「↑」ボ
タンまたは画面の「進む」「戻る」「表示」「消去」
「停止」などの機能に対応することができ、ネットワー
ク接続経験の少ない人にとって、より容易にパソコン端
末やネットワークの利用方法を理解することが可能とな
る。また、ユーザインターフェース８０１と、所定のサ
イト８０８とを合わせて専用ブラウザ８１３として利用
することもできる。なお、本発明のユーザインターフェ
ースは、本実施例のような機能、ボタンなどに限ること
はなく、利用者のニーズに応じて増減しても良い。例え
ば、図９（ａ）のユーザインターフェース９０１のよう
に、入力文字選択ボタン９０３により、例えばひらがな
入力ボタン９０３に変わる。あ行、か行‥‥のボタンを
押す回数によって、「あいうえお」「かきくけこ」‥‥
を入力することができ、漢字変換も画面選択ボタン８０
７により漢字へ変換・選択を行うことができる。同様
に、カタカナ、ローマ字、記号などの入力も可能であ
る。また、図９（ｂ）のユーザインターフェース９５１
のように、一部または全部の面を開閉するインターフェ
ースに９５２より、本発明の実施の形態３によるネット
ワーク接続装置に示した予約機能ボタン９５３や、利用
者の有料サイトの使用金額状況などを示す課金表示９５
４など、多くの機能やボタンをさらに追加することも可
能である。また、開閉するインターフェースに９５２
は、サイト管理者にとって、利用者の課金表示９５４の
支払い状況に応じて、例えば未払いの場合、開閉するイ
ンターフェース９５２を開くことができず、所定のサイ
ト８０８の使用を不可能にする機能など、開閉するイン
ターフェースを用いて、機能の追加及び、サイトの使用
許可などを容易に制御、通知することができる。さら
に、初期画面としてはリモコンのみ表示し、リモコンの
電源ボタン８０２が選択されれば所定のサイト８０８を
動的に表示するなど、従来のハードウエアでは実現でき
ない視覚的効果を加えることができることは言うまでも
ない。また、所定のサイト８０８は、所定のサイトに限
らず、例えば掲示板（ＢＢＳ：ＢｕｌｌｅｔｉｎＢｏ
ａｒｄＳｙｓｔｅｍ）や、ＷＷＷブラウザ、ＨＴＭＬ
メールなど専用のものでなくても良い。また、ここでは
ネットワークとしてコンピュータ・ネットワークを例に
説明したが、テレビやビデオ、ＤＶＤプレーヤー等のＡ
Ｖ機器を中心としたネット家電によるネットワークであ
ってもかまわない。さらに、ここで言うネット家電と
は、ネットワーク接続可能な家電製品であれば何でもよ
く、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジなどのいわゆる白物家
電、調理家電が含まれることは言うまでもない。なお、
上記の各実施の形態においては、本発明の実施の形態に
おけるネットワーク接続装置、ユーザインターフェース
について説明したが、本発明は、上述した本発明の全部
又は一部の手段の全部又は一部の機能をコンピュータに
より実行させるためのプログラムおよび／またはデータ
を担持した媒体であり、コンピュータにより読み取り可
能且つ、読み取られた前期プログラムおよび／またはデ
ータが前期コンピュータと協動して前記機能を実行する
媒体として実現してもよい。また、本発明は、上述した
本発明の全部または一部の手段の全部または一部の機能
をコンピュータにより実行させるためのプログラムおよ
び／またはデータであり、前期コンピュータと協動して
前記機能を実行する情報集合体として実現してもかまわ
ない。また、上記において、データとは、データ構造、
データフォーマット、データの種類などを含む。また、
媒体とは、ＲＯＭ等の記録媒体、インターネット等の伝
送媒体、光・電波・音波等の伝送媒体を含む。また、担
持した媒体とは、例えば、プログラムおよび／またはデ
ータを記録した記録媒体や、プログラムおよび／または
データを伝送する伝送媒体等を含む。さらに、コンピュ
ータにより処理可能とは、例えば、ＲＯＭ等の記録媒体
の場合であれば、伝送対象となるプログラムおよび／ま
たはデータを伝送の結果として、コンピュータにより取
り扱えることであることを含み、情報集合体とは、例え
ば、プログラムおよび／またはデータ等のソフトウエア
を含むものである。したがって、以上説明した様に、本
発明の構成は、ソフトウエア的に実現しても良いし、ハ
ードウエア的に実現しても良い。

【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明によれば、ネットワーク上でテレビ放送のよ
うなＰＵＳＨ型配信が可能となり、無数近くもあるコン
テンツを選択することもなく、利用者は手間を掛けず
に、且つ容易に利用することが可能となる。また、本発
明によれば、テレビ放送の利用方法とほぼ同じイメージ
でネットワークを利用することができ、特にネットワー
ク接続経験の少ない人が抱いていた利用方法の複雑なイ
メージが改善され、より容易に利用方法を理解すること
が可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態１によるネットワーク接続
装置の構成図

【図２】本発明の実施の形態１によるネットワーク接続
装置の動作のフローチャート

【図３】本発明の実施の形態２によるネットワーク接続
装置の構成図

【図４】本発明の実施の形態３によるネットワーク接続
装置の構成図

【図５】本発明の実施の形態３によるネットワーク接続
装置の動作のフローチャート

【図６】本発明の実施の形態４によるネットワーク接続
装置の構成図

【図７】本発明の実施の形態４によるネットワーク接続
装置の動作のフローチャート

【図８】本発明の実施の形態５によるユーザ−インタフ
ェースの概略図の一例を示す図

【図９】本発明の実施の形態５によるユーザ−インタフ
ェースの概略図の他一例を示す図

【図１０】従来の技術によるネットワーク接続装置の構
成図

【符号の説明】

１０１、３０１、４０１、６０１ネットワーク接続装
置１０２複数のコンテンツデータ１０３記憶手段１０４ＵＲＬ１０５ＵＲＬ設定手段１０６時間設定手段１０７時刻情報取得手段１０８比較手段１０９時刻連動自動URL切換手段１１０制御手段１１１端末１１２ブラウザ３０７現在時刻情報取得手段４１１予約時間設定情報４１２予約端末先設定手段４１３自動ダウンロード手段４１４制御手段６１１単位時間アクセスカウント手段６１２制御手段８０１、９０１、９５１ユーザ−インタフェース８０２電源ボタン８０３チャンネルボタン８０４音量ボタン８０５戻るボタン８０６上下左右ボタン８０７画面選択ボタン８０８サイト８０９表示画面８１０ＴＥＸＴ画面８１１日付・時間表示８１２サイト８１３専用ブラウザ９０２入力文字選択ボタン９０３ひらがな入力ボタン９５２開閉するインターフェース９５３予約機能ボタン９５４課金表示１００１従来のネットワーク接続装置１００２複数のコンテンツデータ１００３記憶手段１００４ＵＲＬ１００５ＵＲＬ設定手段１００６制御手段１０１１端末１０１２ブラウザ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者山本剛大阪市中央区城見１丁目３番７号松下システムソフト株式会社内 (72)発明者今中武大阪府門真市大字門真1006番地松下電器産業株式会社内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数のコンテンツデータの記憶手段と、
上記コンテンツデータのURL設定手段と、所定の手段を
制御する制御手段からなるネットワーク接続装置であっ
て、上記コンテンツデータを配信する時間を設定する時
間設定手段と、時刻情報を入手する時刻情報取得手段
と、上記時刻情報と上記コンテンツの所定の時間設定情
報を比較する比較手段と、上記比較手段の結果から特定
したコンテンツデータへ自動で切換える時刻連動自動UR
L切換手段とを備えたことを特徴とするネットワーク接
続装置。
【請求項２】請求項１に記載の時刻情報取得手段によ
り入手する時刻情報が、時計により設定される現在時刻
であることを特徴とする請求項１に記載のネットワーク
接続装置。
【請求項３】前記時刻情報取得手段により入手する時
刻情報において、利用者が設定された時間に接続不可能
な場合でも、見たいコンテンツの所定の時間を予約でき
る予約時間設定手段と、上記予約時間設定手段によって
予約時間を設定した端末を特定する予約端末先設定手段
と、上記予約時間を設定したコンテンツデータを上記予
約時間を設定した端末先へ配信する自動ダウンロード手
段を備えたことを特徴とする請求項１に記載のネットワ
ーク接続装置。
【請求項４】前記時刻情報取得手段により入手する時
刻情報において、所定の単位時間当りの利用アクセス数
をカウントする単位時間アクセスカウント手段を備えた
ことを特徴とする請求項１に記載のネットワーク接続装
置。
【請求項５】ネットワーク接続方法をテレビリモコン
のボタン画面で行うことを特徴とするユーザ−インター
フェース。
【請求項６】請求項１から請求校５のいずれかに記載
の本発明の全部又は一部の手段の全部又は一部の機能を
コンピュータにより実行させるためのプログラムおよび
／またはデータを担持した媒体であって、コンピュータ
により処理可能なことを特徴とする媒体。
【請求項７】請求項１から請求項５のいずれかに記載
の本発明の全部または一部の手段の全部または一部の機
能をコンピュータにより実行させるためのプログラムお
よび／またはデータであることを特徴とする情報集合
体。