JP2002207612A - ログ解析方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ログ解析方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体

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JP2002207612A
JP2002207612A JP2001004463A JP2001004463A JP2002207612A JP 2002207612 A JP2002207612 A JP 2002207612A JP 2001004463 A JP2001004463 A JP 2001004463A JP 2001004463 A JP2001004463 A JP 2001004463A JP 2002207612 A JP2002207612 A JP 2002207612A
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program
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Yumiko Seki
由美子 関
Shinkichi Ehata
新吉 江畠
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザがプログラム構造を知らない場合であ
ってもログの解析を行うことが可能な技術を提供する。 【解決手段】 コンピュータでプログラムを実行した際
に出力されたログを解析するログ解析方法において、プ
ログラムの実行時に出力されたログ情報を取得して読み
込むステップと、抽出されるログ情報を示すユーザ指定
条件を受付けるステップと、前記受付けたユーザ指定条
件に基づいてログ情報から情報を抽出し、プログラム実
行時の各操作についてその前提条件が満たされているか
どうかを判定することによって実行時のエラーの原因を
解析するステップと、前記解析の結果をユーザに提示す
るステップとを有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータにおけ
るアプリケーションシステムが出力するログ情報を解析
するログ解析装置に関し、特にログ情報の解析結果によ
りアプリケーションプログラムの改善を行うログ解析装
置に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ上でプログラムを実
行してエラーが発生した場合には、エラー発生時にシス
テムから出力されるエラーメッセージやプログラムの実
行中に出力されていたログ情報を解析し、エラーの発生
原因を調べた後、必要に応じてプログラムの改善を行っ
ている。
【0003】例えばデータベース処理システム、金融機
関等のオンラインシステムや鉄道の運行管理システム等
では、前記ログ情報としてシステム動作時にジャーナル
(システム履歴)情報を取得しておき、障害発生時のシ
ステム回復作業にこの情報が参照・検証されている。
【0004】なお、プログラムに対してジャーナルポイ
ントを定義して利用することにより、ジャーナル設定が
容易で、取得したジャーナル情報と設計データとの比較
検討が容易に行えるジャーナル取得解析装置については
特開2000−122901号公報に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、プ
ログラムの実行時に出力されたログ情報を解析してエラ
ーの発生原因を調べている為、ユーザがプログラムの内
部構造を知っていない場合には、ログ解析やプログラム
の改善を行うことができないという問題があった。
【0006】例えばユーザがデータベース処理システム
等の処理システムを導入し、スクリプト等の簡易言語を
用いてユーザ独自の処理プログラムを作成して運用して
エラーが発生した場合、ユーザはシステム開発者の様な
専門的な知識を有していないのでログ解析を行うことが
できず、比較的簡単なミスが原因である場合でもエラー
の原因究明やプログラムの改善に時間を要するという問
題がある。
【0007】本発明の目的は上記問題を解決し、ユーザ
がプログラム構造を知らない場合であってもログの解析
を行うことが可能な技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンピュータ
でプログラムを実行した際に出力されたログを解析する
ログ解析装置において、ログ情報から抽出されたプログ
ラム実行時の各操作がその前提条件を満たしているかど
うかを判定することによって実行時のエラーの原因を解
析するものである。
【0009】本発明では、まずプログラムのある範囲に
対して出力された詳細なログ情報を入力として受付けて
読み込み、予め定められたアプリケーションの操作手順
とログレベル定義情報を得て、ログ情報の内容をアプリ
ケーションの操作手順毎にまとめたログテーブルを作成
する。
【0010】そして抽出されるログ情報を示すユーザ指
定条件をユーザから受付けた後、そのユーザ指定条件に
基づいてログテーブルから情報を抽出し、予め定められ
た解析ルールを用いて、プログラム実行時の各操作につ
いてその前提条件が満たされているかどうかを判定する
ことによって実行時のエラーの原因を解析し、その解析
結果をユーザに提示する。
【0011】また、前記ログ情報の解析結果と、エラー
発生時のプログラムの改善方法を示す改善ルールとを比
較し、前記ログ情報の解析結果によって提示されたエラ
ーを改善する為の改善ルールを提示する。
【0012】前記の様に本発明では、予め定められた解
析ルールを用いてログ情報を解析するので、解析対象の
プログラムの内部構造をユーザが知らなくてもログの解
析を行うことが可能であり、その解析結果によりエラー
の原因を明らかにしたり、また該プログラムの改善を行
うことができる。
【0013】以上の様に本発明のログ解析装置によれ
ば、ログ情報から抽出されたプログラム実行時の各操作
がその前提条件を満たしているかどうかを判定すること
によって実行時のエラーの原因を解析するので、ユーザ
がプログラム構造を知らない場合であってもログの解析
を行うことが可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下にコンピュータでプログラム
を実行した際に出力されたログを解析する一実施形態の
ログ解析装置について説明する。
【0015】図1は本実施形態のログ解析装置のシステ
ム構成を示す図である。図1に示す様に本実施形態のコ
ンピュータ2は、ログ解析部105と、ログ取得・読み
込み処理部106と、ユーザ指定条件受付処理部107
と、ログ解析処理部108と、ログ解析結果提示処理部
109と、プログラム改善支援処理部110とを有して
いる。
【0016】ログ解析部105は、ログの解析処理全体
を制御する処理部である。ログ取得・読み込み処理部1
06は、プログラムの実行時に出力されたログ情報10
3を取得して読み込む処理部である。ユーザ指定条件受
付処理部107は、抽出されるログ情報を示すユーザ指
定条件ユーザ指定条件を受付ける処理部である。
【0017】ログ解析処理部108は、前記受付けたユ
ーザ指定条件に基づいてログ情報103の内容を示すロ
グテーブルから情報を抽出し、プログラム実行時の各操
作についてその前提条件が満たされているかどうかを判
定することによって実行時のエラーの原因を解析する処
理部である。
【0018】ログ解析結果提示処理部109は、前記解
析の結果をユーザに提示する処理部である。プログラム
改善支援処理部110は、ログ情報103の解析結果
と、エラー発生時のプログラムの改善方法を示す改善ル
ールとを比較し、ログ情報103の解析結果によって提
示されたエラーを改善する為の改善ルールを提示する処
理部である。
【0019】コンピュータ2をログ解析部105、ログ
取得・読み込み処理部106、ユーザ指定条件受付処理
部107、ログ解析処理部108、ログ解析結果提示処
理部109及びプログラム改善支援処理部110として
機能させる為のプログラムは、CD−ROM等の記録媒
体に記録され磁気ディスク等に格納された後、メモリに
ロードされて実行されるものとする。なお前記プログラ
ムを記録する記録媒体はCD−ROM以外の他の記録媒
体でも良い。
【0020】本実施形態において、アプリケーション1
01はログ出力処理部102によって詳細なログ情報1
03を出力している。このログ情報103を入力データ
とし、ログの解析を行うログ解析部105は、ログ取得
・読み込み処理部106、ユーザ指定条件受付処理部1
07、ログ解析処理部108、ログ解析結果提示処理部
109、プログラム改善支援処理部110からなる。ま
たログ解析部105は、処理を行うにあたって、アプリ
ケーション(以下APと略す)操作手順とログレベル定
義111、解析ルール112、改善ルール113を参照
し、ログ解析結果提示処理部109は、入出力手段10
4を通してユーザに解析結果の提示を行う。なおコンピ
ュータ1とコンピュータ2は同じマシンであっても良
い。
【0021】図2は本実施形態の入力データとなるログ
情報103の一例を示す図である。この例では1行目か
ら5行目は初期設定情報を表しており、使用可能なログ
レベルやログ出力形式等、ログ出力処理部102によっ
て定められる初期情報を出力している。6行目から12
行目まではアプリケーションの処理部Aに関わるログ情
報であり、また14行目から18行目までは処理部Cに
関わるログ情報である。また20行目はアプリケーショ
ン終了時のログ情報である。
【0022】図3は本実施形態のログ取得・読み込み処
理の処理手順を示すフローチャートである。図3に示す
様にステップ311でログ取得・読み込み処理部106
は、ログ情報の位置指定入力を受付け、ログ情報103
を入力データとして取り込む。ログ情報103の位置指
定としては、同一マシン内の場合、ディレクトリとファ
イル名を指定する方法があり、また、インターネットに
よって接続されたマシン上に存在している場合は、その
ファイルを識別する為の指示、例えばURL(Uniform reso
urce locators)の指定(http://www.hitachi.co.jp/serv
er/machine01/logdata/file1)等でファイルを指定する
ことができる。
【0023】ステップ312では、アプリケーション操
作手順(以下AP操作手順とする)とログレベル定義1
11をメモリに読み込み、ステップ313では、入力さ
れたログ情報103と、読み込んだAP操作手順とログ
レベル定義111との対応を得て図5の様なログテーブ
ル501を作成し、これをメモリまたはバッファに出力
する。
【0024】図4は本実施形態のAP操作手順とログレ
ベル定義111の一例を示す図である。この例ではアプ
リケーションが文書処理ソフトウェアであった場合につ
いて表している。
【0025】ログレベル対応例401はログレベル定義
411と文書処理アプリケーションの操作手順412と
の対応部分を示しており、この例では、例えば文書デー
タベースへのアクセス処理はレベル1と定義されてい
る。このレベルがすなわちログ情報103に現れるLog
level=1 に対応している。
【0026】AP操作手順対応例402は文書処理アプ
リケーションの操作手順412と操作コマンド413と
の対応部分を示しており、例えば文書データベースへの
アクセス処理については、接続処理に対応するのがコマ
ンドCONNECTである等、実際のコマンドとそれらコマン
ドの分類の対応を示している。この様に定義されたAP
操作手順とログレベル定義111を用いて、ステップ3
13の処理でログ情報103からログテーブル501を
作成している。
【0027】図5は本実施形態のログテーブルの一例を
示す図である。AP操作手順とログレベル定義111を
用いてログ情報103の内容との対応をとると図5にな
る。例えばログ情報103の1〜5行目がアプリケーシ
ョン初期設定情報、6〜7行目が処理Aの初期設定情
報、8行目が文書データベースへのアクセス処理(接
続)、9行目が文書データの新規作成、といった様にな
っている。この様にログ情報103からログテーブル5
01を作成して表示することにより、プログラム構造を
知らないユーザであってもそのログ情報103の内容を
容易に理解することができる。
【0028】図6は本実施形態のユーザ指定条件受付処
理におけるユーザ指定の一例を示す図である。ユーザ指
定例601は、ログテーブル501から抽出されるログ
情報の指定例を表しており、例えば画面にユーザ指定例
601の様に表が提示され、ユーザがそれに印を付ける
という場合を示している。
【0029】ユーザは抽出するログ情報について、文書
処理アプリケーションの操作手順に基づいて選択して指
定することができる。この例では、文書データベースへ
のアクセス処理、文書データベースの更新処理、文書デ
ータの新規作成、文書データへのアクセス処理、文書デ
ータの削除についてはログ情報の抽出を指示している
が、データの排他処理、データベースの排他処理につい
ては抽出しないことを指示しているので、ログ解析処理
では抽出しないデータについては無視される。
【0030】図7は本実施形態のログ解析処理の処理手
順を示すフローチャートである。図7に示す様にステッ
プ711でユーザ指定条件受付処理部107は、前記の
様に抽出されるログ情報を示すユーザ指定条件としてユ
ーザから入力された値を解析条件指定入力値として受付
ける。
【0031】ステップ712でログ解析処理部108
は、前記解析条件指定入力値が前回の値から変更された
かどうか判定し、変更された場合にはステップ713に
進む。ステップ713では、その指定された条件でログ
テーブル501から該当するデータを抽出してメモリま
たはバッファに出力する。
【0032】図8は本実施形態のログ解析処理部108
によるログ情報の抽出結果の一例を示す図である。図6
のユーザ指定例601の指示に従って抽出されたデータ
が抽出結果例801である。ここでは処理Aにおける文
書データベースへのアクセス処理(接続)、文書データ
の新規作成、文書データベースへの更新、文書データベ
ースへのアクセス処理(切断)、処理Cにおける文書デ
ータベースへのアクセス処理(取得)と処理Cにおける
エラーが抽出されている。なおこの例ではユーザからの
指定がなくてもエラー情報は抽出されるものとしてい
る。
【0033】次にステップ714でログ解析処理部10
8は、前記抽出されたデータの解析をプログラム解析ル
ール112に基づいて行い、ログ解析結果提示処理部1
09で解析結果を提示した後、ステップ711に戻って
次の指定を受付ける。
【0034】図9は本実施形態の解析ルール112の一
例を示す図である。図9の様に解析ルール112はプロ
グラム実行時の各操作についてその前提条件を表してお
り、例えばルール1はAP操作が文書データへのアクセ
ス処理だった場合、この処理の前提条件は文書データベ
ースに予め接続されていることが定められている。
【0035】ステップ714でログ解析処理部108
は、ログ情報の抽出結果を参照して異常終了を示すエラ
ーを検出すると、それ以前の操作の前提条件を解析ルー
ル112から読み出し、その前提条件が満たされている
かどうかを判定してログ解析を行う。例えば、図8の抽
出結果例801で「エラー:不正な処理による異常終
了」を検出すると、その前の操作「文書データへのアク
セス処理」の前提操作「文書データベースに予め接続さ
れていること」を解析ルール112から読み出し、文書
データベースへの接続が行われているかどうかを調べ
る。すなわち図8の抽出結果例801中の「文書データ
ベースへのアクセス処理」を検索して、文書データベー
スへの接続を確認する。この場合では、図8の抽出結果
例801中に「文書データベースへのアクセス処理(接
続)」以降に「文書データベースへのアクセス処理(切
断)」があり、その後に「文書データへのアクセス処理
(取得)」が行われていることから文書データベースの
切断が異常終了の原因であると判定する。
【0036】図10は本実施形態のログ解析結果提示処
理による解析結果の提示例を示す図である。図10の提
示例1001ではアプリケーションの実行結果を提示し
ている。この図の例では処理Cにおいて異常終了が発生
した為に、文書処理アプリケーションが異常終了してい
ることを示している。
【0037】提示例1002ではこの異常終了が発生し
た原因について解析ルール112に基づいて解析した結
果を提示している。処理Cで行った文書データ取得は、
文書データへのアクセス処理であるが、この処理を行う
為の前提条件である文書データベースへの接続が、この
処理の前の処理Aにおいて切断されており、その後、接
続されていないことを示している。
【0038】図11は本実施形態のプログラム改善支援
処理の処理手順を示すフローチャートである。図11の
ステップ1111でプログラム改善支援処理部110
は、ログ解析処理部108で解析ルール112と矛盾す
る解析結果があるかどうか判定している。矛盾がなけれ
ば終了し、矛盾がある場合はステップ1112で改善ル
ール113を参照して対応可能な改善策を作成し、ユー
ザに提示する。
【0039】ステップ1113では、この改善策がユー
ザから承認されたかどうか確認し、承認されない場合は
ステップ1112に戻って新たな改善策を作成する。
ステップ1113で改善策が承認されると、ステップ1
114で改善履歴を出力して記録した後、プログラムの
改善を行う指示を出す。
【0040】ステップ1115では、前記提示した改善
策に従って当該プログラムを修正した場合の改善結果に
ついて改めて改善ルール113に矛盾するかどうか調
べ、関連する操作内容に過不足が生じる等の矛盾があれ
ばステップ1112に戻って改善策を提示し、なければ
処理を終了する。
【0041】図12は本実施形態の改善ルールの一例を
示す図である。例えば解析ルールの「操作」の部分でエ
ラーが検出された場合には、改善ルール1の「操作の前
に前提条件を挿入する」或いは改善ルール2の「操作の
前に前提条件と逆の操作を削除する」が改善策として提
示される。
【0042】図13は本実施形態のプログラム改善支援
処理による改善策の提示例を示す図である。図13の提
示例1001及び1002は既に説明した解析結果であ
る。
【0043】提示例1002の原因の解析において、処
理Cのデータ取得操作の前に処理Aで文書データベース
との接続が切断されていることが判っている。そこで改
善ルール1を用いた改善策1(提示例1301)では、
処理Cのデータ取得操作前に文書データベースへの接続
処理を挿入するかどうかユーザに尋ねている。また改善
ルール2を用いた改善策2(提示例1302)では処理
Aの文書データベースとの接続切断処理を削除するかど
うかユーザに尋ねている。
【0044】図14は本実施形態のプログラム改善支援
処理による改善策の提示において、対策1が選択された
場合の提示例の続きを示す図である。提示例1301の
改善策1でYESが選択されたので、文書データベース
への接続処理を挿入したところ、改善ルールNの関連コ
マンドの過不足が生じた。そこでデータベース接続と関
連するデータベース切断についても処理を追加する様に
警告を出している(提示例1401)。なお本実施形態
では関連ルールNとして「データベース接続と切断」に
ついてのみ説明しているが、他の関連コマンドの過不足
が生じる場合にはその警告も出すものとする。
【0045】以上説明した様に本実施形態のログ解析装
置によれば、ログ情報から抽出されたプログラム実行時
の各操作がその前提条件を満たしているかどうかを判定
することによって実行時のエラーの原因を解析するの
で、ユーザがプログラム構造を知らない場合であっても
ログの解析を行うことが可能である。
【0046】
【発明の効果】本発明によればログ情報から抽出された
プログラム実行時の各操作がその前提条件を満たしてい
るかどうかを判定することによって実行時のエラーの原
因を解析するので、ユーザがプログラム構造を知らない
場合であってもログの解析を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のログ解析装置のシステム構成を示
す図である。
【図2】本実施形態の入力データとなるログ情報103
の一例を示す図である。
【図3】本実施形態のログ取得・読み込み処理の処理手
順を示すフローチャートである。
【図4】本実施形態のAP操作手順とログレベル定義1
11の一例を示す図である。
【図5】本実施形態のログテーブルの一例を示す図であ
る。
【図6】本実施形態のユーザ指定条件受付処理における
ユーザ指定の一例を示す図である。
【図7】本実施形態のログ解析処理の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図8】本実施形態のログ解析処理部108によるログ
情報の抽出結果の一例を示す図である。
【図9】本実施形態の解析ルール112の一例を示す図
である。
【図10】本実施形態のログ解析結果提示処理による解
析結果の提示例を示す図である。
【図11】本実施形態のプログラム改善支援処理の処理
手順を示すフローチャートである。
【図12】本実施形態の改善ルールの一例を示す図であ
る。
【図13】本実施形態のプログラム改善支援処理による
改善策の提示例を示す図である。
【図14】本実施形態のプログラム改善支援処理による
改善策の提示において、対策1が選択された場合の提示
例の続きを示す図である。
【符号の説明】
1…コンピュータ、2…コンピュータ、101…アプリ
ケーション、102…ログ出力処理部、103…ログ情
報、104…入出力手段、111…ログレベル定義、1
12…解析ルール、113…改善ルール、105…ログ
解析部、106…ログ取得・読み込み処理部、107…
ユーザ指定条件受付処理部、108…ログ解析処理部、
109…ログ解析結果提示処理部、110…プログラム
改善支援処理部、401…ログレベル対応例、402…
AP操作手順対応例、411…ログレベル定義、412
…文書処理アプリケーションの操作手順、413…操作
コマンド、501…ログテーブル、601…ユーザ指定
例、801…抽出結果例、1001及び1002…提示
例、1301及び1302…提示例、1401…提示
例。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータでプログラムを実行した際
    に出力されたログを解析するログ解析方法において、 プログラムの実行時に出力されたログ情報を取得して読
    み込むステップと、抽出されるログ情報を示すユーザ指
    定条件を受付けるステップと、 前記受付けたユーザ指定条件に基づいてログ情報から情
    報を抽出し、プログラム実行時の各操作についてその前
    提条件が満たされているかどうかを判定することによっ
    て実行時のエラーの原因を解析するステップと、前記解
    析の結果をユーザに提示するステップとを有することを
    特徴とするログ解析方法。
  2. 【請求項2】 前記ログ情報の解析結果と、エラー発生
    時のプログラムの改善方法を示す改善ルールとを比較
    し、前記ログ情報の解析結果によって提示されたエラー
    を改善する為の改善ルールを提示するステップを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載されたログ解析方法。
  3. 【請求項3】 前記提示した改善策に従って当該プログ
    ラムを修正した結果、関連する操作内容に過不足が生じ
    る場合に、その過不足を解消する為の警告を提示するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記
    載されたログ解析方法。
  4. 【請求項4】 コンピュータでプログラムを実行した際
    に出力されたログを解析するログ解析装置において、 プログラムの実行時に出力されたログ情報を取得して読
    み込むログ取得・読み込み処理部と、抽出されるログ情
    報を示すユーザ指定条件を受付けるユーザ指定条件受付
    処理部と、 前記受付けたユーザ指定条件に基づいてログ情報から情
    報を抽出し、プログラム実行時の各操作についてその前
    提条件が満たされているかどうかを判定することによっ
    て実行時のエラーの原因を解析するログ解析処理部と、
    前記解析の結果をユーザに提示するログ解析結果提示処
    理部とを備えることを特徴とするログ解析装置。
  5. 【請求項5】 コンピュータでプログラムを実行した際
    に出力されたログを解析するログ解析装置としてコンピ
    ュータを機能させる為のプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体において、 プログラムの実行時に出力されたログ情報を取得して読
    み込むログ取得・読み込み処理部と、抽出されるログ情
    報を示すユーザ指定条件を受付けるユーザ指定条件受付
    処理部と、 前記受付けたユーザ指定条件に基づいてログ情報から情
    報を抽出し、プログラム実行時の各操作についてその前
    提条件が満たされているかどうかを判定することによっ
    て実行時のエラーの原因を解析するログ解析処理部と、
    前記解析の結果をユーザに提示するログ解析結果提示処
    理部としてコンピュータを機能させる為のプログラムを
    記録したことを特徴とする記録媒体。
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