JP2002207551A - 携帯端末装置のスイッチ構造 - Google Patents

携帯端末装置のスイッチ構造

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JP2002207551A
JP2002207551A JP2001005259A JP2001005259A JP2002207551A JP 2002207551 A JP2002207551 A JP 2002207551A JP 2001005259 A JP2001005259 A JP 2001005259A JP 2001005259 A JP2001005259 A JP 2001005259A JP 2002207551 A JP2002207551 A JP 2002207551A
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switch
key
terminal device
switch key
portable terminal
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JP2001005259A
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Yoshiaki Kameyama
佳暁 亀山
Kenji Minami
賢治 南
Fumio Hashimoto
文男 橋本
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/04Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
    • H01H25/041Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a generally flat operating member depressible at different locations to operate different controls

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  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末装置の本体ケースの前面壁に装備さ
れたスイッチキートップの押下で作動させるスイッチの
誤操作や誤動作を防止することができ、本体ケース内の
収容スペースの増加や本体ケースの外郭デザインの自由
度の向上を実現することができる携帯端末装置のスイッ
チ構造。 【解決手段】 携帯端末装置41の本体ケース43の前
壁面44aにはドーム状のキー装備領域81を隆起形成
し、メインスイッチキートップ51をキー装備領域81
の頂部に配置した。また、メインスイッチキートップ5
1の周辺に装備すべき複数個のサブスイッチキートップ
52〜57はキー装備領域81の裾部にメインスイッチ
キートップ51の装備位置を中心とする円周状に配置し
た。また、メインスイッチキートップ51は、非操作時
のキー装備領域81の表面からの突出長が、割り当てら
れたスイッチ回路の作動に必要な押下量よりも小さい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主要なスイッチ操
作部となるメインスイッチキートップと、このメインス
イッチキートップの周辺に近接して配置される複数個の
サブスイッチキートップとを、携帯端末装置の本体ケー
スの前面壁に押下可能に装備して、各キートップの規定
量押下によって、各キートップに割り当てたスイッチ回
路を作動させる携帯端末装置のスイッチ構造に関するも
ので、詳しくは、スイッチの誤操作や誤動作を防止する
と共に、本体ケースの外郭デザイン等の自由度を向上さ
せるための携帯端末装置のキー装備領域の構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6は、従来の携帯端末装置の
一例としての携帯電話機を示したものである。この携帯
電話機1は、本体ケース3が、上部ケース4と、下部ケ
ース5とから構成されている。そして、上部ケース4の
前面壁4aに、液晶による表示手段7と、主要なスイッ
チ操作部となるメインスイッチキートップ8と、このメ
インスイッチキートップ8の周辺に近接して配置される
4個のサブスイッチキートップ9,10,11,12
と、数字や文字の入力用のスイッチキートップ13と、
通話用マイク15とが装備され、下部ケース5の頂部に
アンテナ17が装備されている。
【0003】前記メインスイッチキートップ8は、選択
した機能の確定等を行う押しボタン8aと、その周囲を
囲うリング状の押しボタン8bとを組み合わせた構造で
ある。押しボタン8bは、押下箇所を変えることで、押
しボタン8aの周囲の4箇所に割り当てられたスイッチ
接点を作動させることができ、機能選択用のカーソルの
移動等を担う。
【0004】前面壁4aの表示手段7は、各種のスイッ
チキートップ8〜13の押下によるスイッチ操作で作動
する機能の内容、又はスイッチ操作による入力内容等を
表示する。
【0005】また、図示していないが、本体ケース3内
には、上部ケース4の前面壁4a寄りの位置に装備され
て前述のスイッチキートップ8〜13の押下操作でスイ
ッチ接点の接続が切り替えられるスイッチ回路を搭載し
たスイッチ基板と、このスイッチ基板の下側に装備され
てスイッチ基板上のスイッチ回路の接続状態に応じて作
動する各種の回路を搭載したメイン回路基板とが装備さ
れている。
【0006】ところで、最近の携帯電話機は小型化が進
み、片手で保持し易く、しかも保持している手の親指だ
けで殆ど全てのスイッチ操作が可能なように、本体ケー
ス3の外郭形状や寸法、各種のスイッチキートップの配
列等を工夫することが要求される。更に、携帯電話機等
では、携帯時の逆さ置きや、上部ケース4の前面壁4a
に他の携帯品が押し付けられることで、前面壁4a上の
スイッチキートップが押下されて、スイッチの誤動作が
生じないように、スイッチキートップの装備形態等にも
工夫が要求される。
【0007】これらの要求に応えるべく、従来の携帯電
話機1では、前面壁4aの略中央付近にメインスイッチ
キートップ8を配置すると共に、その両側に2個ずつサ
ブスイッチキートップ9,10,11,12を配置し、
その下の領域に、数字や文字の入力用のスイッチキート
ップ13を整列配置することで、片手での操作性を確保
するようにしている。また、従来の携帯電話機1では、
図6に示すように、逆さ置きした場合に各スイッチキー
トップ8〜13の頂部と載置面との間に隙間sが残るよ
うに、スイッチキートップ8〜13が装備される前面壁
4aの表面を凹状の曲面に形成することで、逆さ置き等
に起因するスイッチの誤動作を防止するようにしてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、逆さ置き等に
起因するスイッチの誤動作を防止するための従来の構造
は、凹状の曲面への配置のために各種のスイッチキート
ップが全体的に奥に引き下がった消極的なデザインにな
り易く、例えば、使用頻度の高いスイッチキーは押し易
いように他より高い位置に突出させた形態に設けて目立
たせる等の特徴あるデザインを採用することが難しいと
いう問題があった。また、凹状の曲面形状の前面壁4a
が、本体ケース3内の収容スペースを圧迫し、本体ケー
ス3内での部品配置や回路基板配置を圧迫するという問
題があった。
【0009】更に、従来のメインスイッチキートップ8
とサブスイッチキートップ9,10,11,12の配置
は、サブスイッチキートップの装備数の増加等に柔軟に
対処することが難しい。例えば、各サブスイッチキート
ップの装備数が増えた場合、追加分のサブスイッチキー
トップを既設のサブスイッチキートップに隣接して並べ
るとすると、隣接するサブスイッチキートップの向き
や、キートップの上面の傾き等に特徴がない平凡なキー
配列となり、指先の感触等だけで目的のサブスイッチキ
ートップを判別することが困難になる。その結果、視認
をしないと、誤って目的以外のキーを押下する誤操作を
招く虞があり、操作性が低下するという問題があった。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みて成されたもの
であり、携帯端末装置の本体ケースの前面壁に装備され
たスイッチキートップの押下で作動させるスイッチの誤
操作や誤動作を防止することができ、且つ本体ケース内
の収容スペースを増加させて本体ケース内の他の部品配
置の自由度を高めると共に、使用頻度の高いスイッチキ
ートップを操作し易い隆起部に装備するなど、本体ケー
スの外郭デザインの自由度を向上させて商品価値を向上
させることができる携帯端末装置のスイッチ構造を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る携帯端末装置のスイッチ構造は、主要な
スイッチ操作部となるメインスイッチキートップと、こ
のメインスイッチキートップの周辺に近接して配置され
る複数個のサブスイッチキートップとを、携帯端末装置
の本体ケースの前面壁に押下可能に装備して、各キート
ップの規定量押下によって、各キートップに割り当てた
スイッチ回路を作動させる携帯端末装置のスイッチ構造
であって、前記本体ケースの前記前面壁にはドーム状の
キー装備領域を隆起形成し、前記メインスイッチキート
ップを前記キー装備領域の頂部に配置すると共に、複数
個のサブスイッチキートップは、前記キー装備領域の裾
部に前記メインスイッチキートップの装備位置を中心と
する円周状に配置し、前記メインスイッチキートップの
非操作時の前記キー装備領域表面からの突出長は、割り
当てられたスイッチ回路の作動に必要な押下量よりも小
さな範囲で突出装備したことを特徴とする。
【0012】そして、上記構成のスイッチ構造によれ
ば、メインスイッチキートップはドーム状に隆起したキ
ー装備領域の頂部に適度に突出した状態で設けられてい
て、本体ケースを片手で把持した際に、空いてる親指の
指先の感触で簡単に探り出すことができる。そして、メ
インスイッチキートップの周囲に配置される複数個のサ
ブスイッチキートップは、メインスイッチキートップを
中心とする円周状にキー装備領域の裾部に装備されてい
て、各サブスイッチキートップ毎にメインスイッチキー
トップに対する方位角が異なっている。従って、予め各
サブスイッチキートップの装備位置をメインスイッチキ
ートップの位置を基準とした方位角のずれで認識してお
けば、視認等を行わなくとも、メインスイッチキートッ
プを基準として指先を該当の方位方向に僅かにずらすこ
とで、比較的に簡単に所望のサブスイッチキートップを
探り出すことができる。
【0013】そして、キー装備領域の頂部に突出状態で
装備されたメインスイッチキートップの突出長は、スイ
ッチ回路の作動に必要な押下量よりも小さく設定されて
いるため、携帯時に逆さ置きや他の携帯品との接触でメ
インスイッチキートップが押下された場合でも、メイン
スイッチキートップに割り付けたスイッチ回路が作動す
ることはない。
【0014】また、メインスイッチキートップやサブス
イッチキートップを装備するキー装備領域が、周囲の前
面壁に対してドーム状に隆起させた形態であるため、従
来の凹状の曲面形状と比較すると、本体ケース内の収容
スペースを増加させることができる。
【0015】更に、メインスイッチキートップのように
使用頻度の高いスイッチキーは、押し易くするために他
より高い位置に突出させて目立たせる等の特徴あるデザ
インを採用することができる。
【0016】また、上記携帯端末装置のスイッチ構造に
おいて、好ましくは前記キー装備領域の最下縁には、そ
の外側の領域より隆起した段差を形成した構成とすると
よい。このようにすると、キー装備領域とその周囲との
境界を指先の感触等で明確に判別可能になり、キー装備
領域の周囲に更に別のスイッチキートップ群が配備され
ているような場合でも、キー装備領域内のスイッチキー
トップであるか否かを誤認することがなくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る携帯端末装置
のスイッチ構造の好適な一実施形態を図面に基づいて詳
細に説明する。図1乃至図4は本発明に係る携帯端末装
置のスイッチ構造の一実施形態を示したもので、図1は
本発明のスイッチ構造を採用した携帯端末装置の斜視
図、図2は図1に示した携帯端末装置の側面図、図3は
図1に示した携帯端末装置の底面図、図4は図1のIV−
IV線に沿う断面図である。
【0018】図1に示した携帯端末装置41は、PHS
の通信方式を利用してAAC(Advanced Audio Codin
g )やMP3(MPEG1 Audio Layer III )の音楽配
信を実現するための専用端末装置で、本体ケース43
が、上部ケース44と、下部ケース45とから構成され
ている。そして、上部ケース44の前面壁44aに、液
晶による表示手段47と、音楽配信に拘わる各種の機能
を操作するための主要なスイッチ操作部となるメインス
イッチキートップ51と、このメインスイッチキートッ
プ51の周辺に近接して配置される6個のサブスイッチ
キートップ52〜57とが装備されている。また、本体
ケース43の頂部で上部ケース44と下部ケース45の
合わせ部に、アンテナ49が装備されている。
【0019】前面壁44aの表示手段47は、各種のス
イッチキートップ51〜57の押下によるスイッチ操作
で作動する機能の内容、又はスイッチ操作による入力内
容、ダウンロードした楽曲等の情報を表示する。
【0020】また、図4に示すように、本体ケース43
内には、上部ケース44の前面壁44a寄りの位置に装
備されて前述のスイッチキートップ51〜57の押下操
作でスイッチ接点の接続が切り替えられるスイッチ回路
61aを搭載したスイッチ基板61と、このスイッチ基
板61の下側に装備されてスイッチ基板61上のスイッ
チ回路61aの接続状態に応じて作動する各種の回路を
搭載したメイン回路基板63とが装備されている。
【0021】下部ケース45は、前記メイン回路基板6
3を支持する内壁45aと、外郭を提供する外壁45b
とを有した構成で、内壁45aと外壁45bとの間にメ
イン回路基板63上の回路等への給電を果たすバッテリ
ーの収容部65が形成されている。
【0022】そして、ここに示した携帯端末装置41
は、スイッチ基板61とメイン回路基板63との間の隙
間に、メイン回路基板63上の回路に接続されるカード
型デバイス67の装着部となるカードスロット71が装
備されている。本実施形態におけるカード型デバイス6
7は、SDメモリカードで、ダウンロードした楽曲を保
存する記憶手段として使用される。カードスロット71
は、本体ケース43の右側面(図1参照)に開口してお
り、開口部は図示せぬカバーによって開閉可能になって
いる。
【0023】また、図1乃至図3に示すように、本実施
形態の場合、本体ケース43の前面壁44aにはドーム
状のキー装備領域81を隆起形成している。また、この
キー装備領域81の最下縁(即ち、キー装備領域81
と、その外側の領域との境界部分)には、その外側の領
域より隆起した段差82を形成している。
【0024】そして、メインスイッチキートップ51を
キー装備領域81の頂部に配置すると共に、6個のサブ
スイッチキートップ52〜57はキー装備領域81の裾
部にメインスイッチキートップ51の装備位置を中心と
する円周状に配置している。各スイッチキートップ51
〜57は、前面壁44aに形成されたキー孔を挿通した
状態で、規定量の押下が可能なようにキーシート50に
よって弾性支持されている(図4参照)。
【0025】また、メインスイッチキートップ51は、
非操作時のキー装備領域81の表面からの突出長が割り
当てられたスイッチ回路の作動に必要な押下量よりも小
さなストローク範囲で、キー装備領域81に突出装備し
ている。本実施形態の場合、メインスイッチキートップ
51のキー装備領域81からの突出長は、図4に示す高
低差Hである。
【0026】前記サブスイッチキートップ52〜57
は、それぞれ、規定量の押下がなされたときに、その下
側のスイッチ基板61上に装備された単一のスイッチ回
路を作動させる押しボタンキーである。しかし、前記メ
インスイッチキートップ51は、所謂、5方向操作キー
で、図4にも示すように、対応するキーシート50上に
は、メインスイッチキートップ51の中心に対応した1
箇所と、その周囲の円周上の4箇所の計5箇所に、スイ
ッチ基板61上のスイッチ回路61aを作動させる押圧
突起部50aが装備されていて、5個のスイッチ回路を
選択作動させることができる。
【0027】上述した本実施形態の携帯端末装置41の
スイッチ構造によれば、メインスイッチキートップ51
はドーム状に隆起したキー装備領域81の頂部に適度に
突出した状態で設けられていて、本体ケース43を片手
で把持した際に、空いてる親指の指先の感触で簡単に探
り出すことができる。そして、メインスイッチキートッ
プ51の周囲に配置される複数個のサブスイッチキート
ップ52〜57は、メインスイッチキートップ51を中
心とする円周状にキー装備領域81の裾部に装備されて
いて、各サブスイッチキートップ52〜57毎にメイン
スイッチキートップ51に対する方位角が異なってい
る。従って、予め各サブスイッチキートップ52〜57
の装備位置をメインスイッチキートップ51の位置を基
準とした方位角のずれで認識しておけば、視認等を行わ
なくとも、メインスイッチキートップ51を基準として
指先を該当の方位方向に僅かにずらすことで、比較的に
簡単に所望のサブスイッチキートップ52〜57を探り
出すことができる。
【0028】従って、複数個のスイッチキートップを平
凡に縦横に並べるスイッチ配列の場合と比較すると、視
認を行わずとも、指先の感触だけで正確な目的のスイッ
チキートップを判別することが容易になり、誤って別の
スイッチキートップを押下してしまう誤操作を防止する
ことができる。
【0029】そして、キー装備領域81の頂部に突出状
態で装備されたメインスイッチキートップ51の突出長
は、スイッチ回路の作動に必要な押下量よりも小さく設
定されているため、携帯時に逆さ置きや他の携帯品との
接触でメインスイッチキートップ51が押下された場合
でも、メインスイッチキートップ51に割り付けたスイ
ッチ回路が作動することがなく、逆さ置き等に起因する
スイッチの誤動作を防止することもできる。
【0030】また、メインスイッチキートップ51やサ
ブスイッチキートップ52〜57を装備するキー装備領
域81が、周囲の前面壁44aに対してドーム状に隆起
させた形態であるため、従来の凹状の曲面形状と比較す
ると、本体ケース43内の収容スペースを増加させて本
体ケース43内の他の部品配置の自由度を高めることも
できる。
【0031】更に、本実施形態のように、使用頻度の高
いメインスイッチキートップ51は押し易いように他よ
り高い位置に突出させた形態にすることで目立たせる等
の特徴あるデザインを採用することができ、本体ケース
43の外郭デザインの自由度を向上させて商品価値を向
上させることもできる。
【0032】また、本実施形態の場合は、キー装備領域
81の最下縁は、その外側の領域より隆起した段差82
を形成した構造としているため、キー装備領域81とそ
の周囲との境界を、指先の感触等で明確に判別可能にな
り、キー装備領域81の周囲に更に別のスイッチキート
ップ群が配備されているような場合でも、キー装備領域
81内のスイッチキートップであるか否かを誤認するこ
とがなくなり、キー装備領域81外部のスイッチキート
ップを誤操作するなどの不都合を防止することができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明の携帯端末装
置のスイッチ構造によれば、メインスイッチキートップ
はドーム状に隆起したキー装備領域の頂部に適度に突出
した状態で設けられていて、本体ケースを片手で把持し
た際に、空いてる親指の指先の感触で簡単に探り出すこ
とができる。そして、メインスイッチキートップの周囲
に配置される複数個のサブスイッチキートップは、メイ
ンスイッチキートップを中心とする円周状にキー装備領
域の裾部に装備されていて、各サブスイッチキートップ
毎にメインスイッチキートップに対する方位角が異なっ
ている。
【0034】従って、予め各サブスイッチキートップの
装備位置をメインスイッチキートップの位置を基準とし
た方位角のずれで認識しておけば、視認等を行わなくと
も、メインスイッチキートップを基準として指先を該当
の方位方向に僅かにずらすことで、比較的に簡単に所望
のサブスイッチキートップを探り出すことができる。ま
た、複数個のスイッチキートップを平凡に縦横に並べる
スイッチ配列の場合と比較すると、視認しなくても指先
の感触だけで正確にスイッチキートップを判別すること
が容易になり、スイッチキートップの誤操作を防止する
ことができる。
【0035】そして、キー装備領域の頂部に突出状態で
装備されたメインスイッチキートップの突出長は、スイ
ッチ回路の作動に必要な押下量よりも小さく設定されて
いるため、携帯時に逆さ置きや他の携帯品との接触でメ
インスイッチキートップが押下された場合でも、メイン
スイッチキートップに割り付けたスイッチ回路が作動す
ることがなく、逆さ置き等に起因するスイッチの誤動作
を防止することができる。
【0036】また、メインスイッチキートップやサブス
イッチキートップを装備するキー装備領域が、周囲の前
面壁に対してドーム状に隆起させた形態であるため、従
来の凹状の曲面形状と比較すると、本体ケース内の収容
スペースを増加させて本体ケース内の他の部品配置の自
由度を高めることができる。
【0037】更に、メインスイッチキートップのように
使用頻度の高いスイッチキーは押し易いように他より高
い位置に突出させた形態に設けて目立たせる等の特徴あ
るデザインを採用することができ、本体ケースの外郭デ
ザインの自由度を向上させて商品価値を向上させること
ができる。
【0038】また、請求項2に記載の構成にすると、キ
ー装備領域とその周囲との境界を、指先の感触等で明確
に判別可能になり、キー装備領域の周囲に更に別のスイ
ッチキートップ群が配備されているような場合でも、キ
ー装備領域内のスイッチキートップであるか否かを誤認
することがなくなり、誤ってキー装備領域外部のスイッ
チキートップを誤操作するなどの不都合を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯端末装置のスイッチ構造の一
実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1における携帯端末装置の側面図である。
【図3】図1における携帯端末装置の底面図である。
【図4】図1におけるIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】従来の携帯電話機の正面図である。
【図6】図5における携帯電話機の側面図である。
【符号の説明】
41 携帯端末装置 43 本体ケース 44 上部ケース 45 下部ケース 51 メインスイッチキートップ 52〜57 サブスイッチキートップ 81 キー装備領域 82 段差
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/23 H04M 1/23 D // H01H 13/04 H01H 13/04 B 13/70 13/70 C (72)発明者 橋本 文男 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5B020 DD02 DD21 5G006 LB01 LE02 5G025 AA19 BA04 CA09 DA09 5K023 AA07 BB03 BB12 GG08 GG09 GG10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主要なスイッチ操作部となるメインスイ
    ッチキートップと、このメインスイッチキートップの周
    辺に近接して配置される複数個のサブスイッチキートッ
    プとを、携帯端末装置の本体ケースの前面壁に押下可能
    に装備して、各キートップの規定量押下によって、各キ
    ートップに割り当てたスイッチ回路を作動させる携帯端
    末装置のスイッチ構造であって、 前記本体ケースの前記前面壁にはドーム状のキー装備領
    域を隆起形成し、 前記メインスイッチキートップを前記キー装備領域の頂
    部に配置すると共に、 複数個のサブスイッチキートップは、前記キー装備領域
    の裾部に前記メインスイッチキートップの装備位置を中
    心とする円周状に配置し、 前記メインスイッチキートップの非操作時の前記キー装
    備領域表面からの突出長は、割り当てられたスイッチ回
    路の作動に必要な押下量よりも小さな範囲で突出装備し
    たことを特徴とする携帯端末装置のスイッチ構造。
  2. 【請求項2】 前記キー装備領域の最下縁には、その外
    側の領域より隆起した段差を形成したことを特徴とする
    請求項1に記載の携帯端末装置のスイッチ構造。
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