JP2002207051A - 高周波電流検出装置 - Google Patents

高周波電流検出装置

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JP2002207051A
JP2002207051A JP2001002043A JP2001002043A JP2002207051A JP 2002207051 A JP2002207051 A JP 2002207051A JP 2001002043 A JP2001002043 A JP 2001002043A JP 2001002043 A JP2001002043 A JP 2001002043A JP 2002207051 A JP2002207051 A JP 2002207051A
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core
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Toshihiro Yokoo
横尾  敏浩
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DKK Co Ltd
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Denki Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波大電力発振装置から出力される高周波
電流を検出するとともに、小型で、正確な高周波電流波
形をも検出する。 【解決手段】 磁性材(フェライト、またはアモルファ
ス金属、またはケイ素鋼板)からなるE形コア2と、E
形コア2の中央脚2aに、内部に冷却液が循環する銅系
材からなる扁平形状で、コア2の窓幅方向に、ほぼいっ
ぱいの幅を有する中空管により1回巻きの1次コイル巻
線3と、1次コイル巻線3とE形コア2の中央脚3aと
の間に、内部に冷却液が循環する銅系材からなる中空管
により複数回巻きの2次コイル巻線4とからなり、高周
波大電力発振装置20からの大きい出力電流を1次コイ
ル巻線3に流すとともに、2次コイル巻線4の両端を短
絡する回路5を形成し、2次コイル巻線4に流れる誘起
電流値により、高周波大電力発振装置20の出力電流を
検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波誘導加熱な
どに適用される、高周波大電力発振装置から出力される
電流を検出する高周波電流検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の、高周波大電力発振装置
からの出力電流を検出する高周波電流検出装置として
は、フェライト、アモルファス金属またはケイ素鋼板か
らなるコアまたは鉄心上に、1次コイル巻線(1回巻
き)と2次コイル巻線(複数回巻き)とを巻いた変流器
がある。そして、検出しようとする大電流を流す前記1
次コイル巻線を1回巻きとし、前記2次コイル巻線を複
数のN回巻きとし、1次、2次コイル巻線を流れる電流
を、I1,I2とし、励磁電流の影響を無視すれば、 |I1|=N|I2| となり、前記2次コイル巻線を流れる電流I2の値によ
り、1次コイル巻線を流れる電流I1を検出することが
できる。
【0003】他方、前記高周波大電力発振装置からの発
振出力電流を検出する高周波電流検出装置として、通
常、最もよく使用されるものは、フェライト、またはア
モルファス金属、またはケイ素鋼板からなるトロイダル
コアなどの磁性材を利用した貫通形電流検出装置があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フェラ
イト、またはアモルファス金属、またはケイ素鋼板から
なるトロイダルコアなどの磁性材を使用した前記貫通型
電流検出装置については、2次コイル巻線の巻回数を多
くすると、2次電流に波形の歪みや、前記発振装置内の
スイッチングサージノイズが重畳し、正確な電流波形が
検出できないという問題点があった。
【0005】また、逆に、前記2次コイル巻線の巻回数
を少なくすると、正確な電流波形は検出できるが、該2
次コイル巻線に流れる電流値が大きくなり、該2次コイ
ル巻線の銅損が大きくなってしまう。そのため、該2次
コイル巻線の形状も大きくなり、十分巻き付けることが
できないという問題点があった。さらに、使用するコア
によっては、高周波領域での使用のため、鉄損が大きく
なり、前記電流検出装置が大型になるという問題点があ
った。
【0006】本発明はかかる点を鑑みなされたもので、
その目的は前記問題点を解消し、高周波大電力発振装置
から出力される高周波電流を検出するとともに、小型
で、正確な高周波電流波形をも検出する高周波電流検出
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の構成は、高周波大電力発振装置から出力され
る電流を検出するため、磁性材からなるE形コアと、該
E形コアの中央脚に、内部に冷却液が循環する銅系材か
らなる扁平形状で、該コアの窓幅方向に、ほぼいっぱい
の幅を有する中空管により1回巻きの1次コイル巻線
と、該1次コイル巻線と前記E形コアの中央脚との間
に、内部に冷却液が循環する銅系材からなる中空管によ
り複数回巻きの2次コイル巻線とからなり、前記高周波
大電力発振装置からの出力電流を前記1次コイル巻線に
流すとともに、前記2次コイル巻線の両端を短絡する回
路を形成し、前記2次コイル巻線に流れる誘起電流値に
より、前記高周波大電力発振装置の出力電流を検出する
装置である。
【0008】高周波大電力発振装置から出力される電流
を検出するため、磁性材からなるE形コアと、該E形コ
アの中央脚に、内部に冷却液が循環する銅系材からなる
扁平形状の中空管により1回巻きの1次コイル巻線と、
該1次コイル巻線と前記E形コアの中央脚との間に、内
部に冷却液が循環する銅系材からなる中空管により複数
回巻きの2次コイル巻線とからなり、前記高周波大電力
発振装置からの出力電流を前記1次コイル巻線に流すと
ともに、前記2次コイル巻線の両端を短絡する回路を形
成し、前記2次コイル電流が流れる導線と鎖交するよう
に、貫通形電流検出器を配設して、該貫通形電流検出器
から出力される電圧値により、前記高周波大電力発振装
置の出力電流を検出する装置である。
【0009】前記磁性材が、フェライト、アモルファス
金属およびケイ素鋼板のいずれかである装置である。
【0010】前記貫通形電流検出器が、磁心入りトロイ
ダル形コイル電流検出器、磁心入りトロイダル分割形コ
イルの電流検出器およびロゴスキーコイル形電流検出器
のいずれかである装置である。
【0011】本発明の高周波電流検出装置は、以上のよ
うに構成されているので、高周波大電力発振装置から出
力される高周波電流を検出するとともに、外側に1回巻
きの断面が扁平形状で、前記コアまたは鉄心の窓幅方向
に、ほぼいっぱいの幅を有する銅系材の断面が扁平形状
の中空管よりなる1次コイル巻線を使用することであ
り、この扁平形状の銅管の1次コイル巻線により、外部
からのスイッチングサージなどのノイズに対して、シー
ルド効果を有する。
【0012】同時に、該検出装置の内部においては、該
扁平形状の銅管の1次コイル巻線とE形コアの効果によ
り、高周波電流による磁束の漏れは極めて小さくなるた
め、前記2次コイル巻線には、巻回数に比例した歪みの
ない高周波電流による磁束が伝達される。なお、前記1
次、2次コイル巻線の内部に、冷却液を循環させること
により、銅中空管による発熱を抑えることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の好
適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。図1は、本
発明の高周波電流検出装置の一実施例を示すものの正面
図、図2は、図1の右側面図、図3は、図1の平面図で
ある。
【0014】図1ないし図3において、高周波電流検出
装置1は、フェライト、またはアモルファス金属、また
はケイ素鋼板からなるE形コア2の中央脚2aに、該E
形コア2のコア窓または鉄心窓の幅方向に、該鉄心窓内
で、ほぼいっぱいの幅を有し、内部に冷却液または冷却
水が循環する、銅系材からなる断面が扁平形状、すなわ
ち平たい長方形状の角管により1回巻きの1次コイル巻
線3を、絶縁材を介して、巻回するとともに、該1次コ
イル巻線3と前記E形コア2の中央脚2aとの間に、内
部に冷却駅または冷却水が循環する銅系材からなる中空
管により複数回、例えば数10回巻きの2次コイル巻線
4を、絶縁材を介して、巻回されている。
【0015】この場合、前記高周波電流検出装置1は、
実際は、銅系材からなる前記角管により1回巻きの1次
コイル巻線3の内側に、前記銅系材からなる中空管によ
り、例えば数10回巻回された2次コイル巻線4が挿入
された後、該1次、2次コイル巻線3,4の外側から、
フェライト、またはアモルファス金属、またはケイ素鋼
板などで形成されたE形コア2が、該1次、2次コイル
巻線を覆うように配設されている。8は、外枠である。
【0016】このように構成された前記E形コア2と前
記1次、2次コイル巻線3,4は、成形材(モールド
材)を使用して一体的に成形するとともに、使用上、絶
縁に配慮して、前記冷却液または冷却水を前記1次、2
次コイル巻線3,4内部に流しても、高周波大電流の検
出に対して、電気的に不具合のないようにする。
【0017】そして、高周波大電力発振装置20からの
出力電流を、前記1次コイル巻線3に流すとともに、前
記2次コイル巻線4の両端を短絡する回路5を形成し、
該回路5に直列に、通常の高周波電流計を挿入して、該
高周波電流計による、前記2次コイル巻線4に流れる誘
起電流値を測定し、該誘起電流値に、前記1次コイル巻
線3の巻回数N1に対する該2次コイル巻線4の巻回数
N2の変換比(N2/N1)を乗ずることにより、前記高
周波大電力発振装置20の出力電流を検出することがで
きる。
【0018】前記高周波電流検出装置1において、外部
からのスイッチングサージなどのノイズに対して、さら
に、シールド効果を高めるため、前記1次コイル巻線3
の前記角銅管を形成する外側部分を、鋼系材または電磁
鋼材にて形成される(この場合、その内側部分は銅系
材)前記角管を使用してもよい。
【0019】図4(a)は、本発明の高周波電流検出装
置1の他の実施例を示すものの回路構成図、図4(b)
は、図4(a)のA部拡大図である。
【0020】図4(a)および図4(b)において、前
記実施例の高周波電流検出装置1の前記2次コイル巻線
の両端を短絡する回路5を形成し、前記2次電流が流れ
る前記短絡回路5の導線と鎖交するように、貫通形電流
検出器としての、磁心入りトロイダル形コイル電流検出
器10を配設し、該トロイダル形コイル電流検出器10
中に、前記短絡回路5の導線中を流れる前記2次電流が
形成する磁界の時間的変化に基づく、誘導電圧を検出し
て、出力される電圧値により、前記2次電流値を測定す
るようにしている。
【0021】前記磁心入りトロイダル形コイル電流検出
器10中に誘導される電圧を検出して、前記2次電流値
を測定する場合、該誘導電圧に対する前記2次電流に相
当する既知な電流値で、あらかじめ校正しておき、該校
正値に基づいて、正確な前記2次電流値を測定するよう
している。該トロイダル形コイル電流検出器10により
測定された、該2次電流値に、前記1次コイル巻線3の
巻回数N1に対する該2次コイル巻線4の巻回数N2の変
換比(N2/N1)を乗ずることにより、前記高周波大電
力発振装置20の出力電流を検出、測定することができ
る。
【0022】図4(a)の具体例としては、前記高周波
大電力発振装置20の出力は300kW、定格出力電流
は733Aである。前記高周波電流検出装置1の仕様
は、1次電流が800A、2次電流が33.3Aであ
る。駆動周波数範囲は50kHz〜300kHzであ
る。該高周波電流検出装置1の2次コイル巻線4は短絡
されており、その短絡回路5の導線に貫通型小電流用の
前記磁心入りトロイダル形コイル電流検出器10を介し
て、高周波出力電流に対応する検出信号を出力してい
る。
【0023】なお、前記磁心入りトロイダル形コイル電
流検出器10に代えて、磁心入りトロイダル分割形コイ
ルの電流検出器を使用することができる。この場合は、
前記磁心入りトロイダル形コイル電流検出器10と同様
である。
【0024】さらに、前記磁心入りトロイダル形コイル
電流検出器10に代えて、図5(a)に示すロゴスキー
コイル形電流検出器を使用することもできる。この場合
は、該ロゴスキーコイル形電流検出器11中に、前記短
絡回路5の導線中を流れる前記2次電流が形成する磁界
の時間的変化に基づく、誘導電圧を検出、積分して、出
力される電圧値により、前記2次電流値を測定するよう
にしている。
【0025】前記ロゴスキーコイル形電流検出器11に
ついては、図5(a)に示すように、1本の細長いチュ
ーブ12と、このチューブ12に巻装した導電線13と
を備えている。該チューブ12は、可撓性および電気絶
縁性を有する材料によって形成され、前記導電線13
は、電気絶縁材によって被覆されている。
【0026】前記導電線13は、チューブ12の外周面
に一定な間隔で巻回され、該チューブ12の先端からそ
の中空部内を貫通して該チューブ12の基端から導出さ
れている。この導電線13の一端および他端は、例えば
インピーダンスが50Ωの同軸ケーブ14を介してBN
Cコネクタ15に接続されている。
【0027】また、前記ロゴスキーコイル形電流検出器
11は、電流検出に際し、図5(a)に2点鎖線で示す
ように、前記チューブ12を環状に曲げた状態で使用す
る。該チューブ12の基端側には、該チューブ12の先
端部を着脱時在に嵌合係止する筒状の保持部16が設け
られている。したがって、該チューブ2の先端部を前記
保持部16に嵌合係止させることによって、該チューブ
12の環形状を維持することができる。そして、図5
(b)に示すように、この環形状に形成された前記チュ
ーブ12の環形内を貫通するように、前記短絡回路5の
導線と鎖交させて、前記2次電流を検出、測定してい
る。
【0028】さらにまた、これらの電流検出器自身での
測定も可能であるが、さらに高周波電流検出器を用意
し、前記高周波電流検出装置1の2次側に取り付けるこ
とで、より高い変換比率をもつ高周波電流検出装置を作
ることが可能である。この高周波電流検出器は、前記高
周波電流検出装置1の2次側に取り付けるものであるか
ら、計測する電流値は小さいため、前記電流検出器より
も小型となり、また高周波特性の優れたものが適用でき
る。これらの電流検出器の組み合わせにより、高周波特
性の良い、広範囲の変換比率を有する高周波電流検出装
置が実現できる。
【0029】なお、本発明の技術は、前記実施の形態に
おける技術に限定されるものではなく、同様な機能を果
たす他の態様の手段によってもよく、また、本発明の技
術は、前記構成の範囲内において、種々の変更、付加が
可能である。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
高周波電流検出装置によれば、磁性材(フェライト、ま
たはアモルファス金属、またはケイ素鋼板)からなるE
形コアと、該E形コアの中央脚に、内部に冷却液が循環
する銅系材からなる扁平形状で、該コアの窓幅方向に、
ほぼいっぱいの幅を有する中空管により1回巻きの1次
コイル巻線と、該1次コイル巻線と前記E形コアの中央
脚との間に、内部に冷却液が循環する銅系材からなる中
空管により複数回巻きの2次コイル巻線とからなり、高
周波大電力発振装置からの出力電流を前記1次コイル巻
線に流すとともに、前記2次コイル巻線の両端を短絡す
る回路を形成し、前記2次コイル巻線に流れる誘起電流
値により、前記高周波大電力発振装置の出力電流を検出
するので、高周波大電力発振装置からの出力される電流
を検出するための、小型で、正確な高周波電流波形も検
出することができるという優れた効果を奏する。
【0031】本発明の高周波電流検出装置によれば、磁
性材(フェライト、またはアモルファス金属、またはケ
イ素鋼板)からなるE形コアと、該E形コアの中央脚
に、内部に冷却液が循環する銅系材からなる扁平形状の
中空管により1回巻きの1次コイル巻線と、該1次コイ
ル巻線と前記E形コアの中央脚との間に、内部に冷却液
が循環する銅系材からなる中空管により複数回巻きの2
次コイル巻線とからなり、高周波大電力発振装置からの
出力電流を前記1次コイル巻線に流すとともに、前記2
次コイル巻線の両端を短絡する回路を形成し、前記2次
コイル電流が流れる導線と鎖交するように、貫通形電流
検出器(磁心入りトロイダル形コイル電流検出器、また
は磁心入りトロイダル分割形コイルの電流検出器、また
はロゴスキーコイル形電流検出器)を配設して、該貫通
形電流検出器から出力される電圧値により、前記高周波
大電力発振装置の出力電流を検出するので、前記高周波
大電力発振装置からの出力される電流を検出するため
の、小型で、正確な高周波電流波形も検出することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高周波電流検出装置の一実施例を示す
ものの正面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図4(a)は、本発明の高周波電流検出装置1
の他の実施例を示すものの回路構成図、図4(b)は、
図4(a)のA部拡大図である。
【図5】図5(a)は、ロゴスキーコイル形電流検出器
を示す斜視図、図5(b)は、該ロゴスキーコイル形電
流検出器による電流検出を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 高周波電流検出装置 2 E形コア 2a 中央脚 3 1次コイル巻線 4 2次コイル巻線 5 短絡回路 10 トロイダルコイル形電流検出器 11 ロゴスキーコイル形電流検出器 12 チューブ 13 導電線 16 保持部 20 高周波大電力発振装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波大電力発振装置から出力される電
    流を検出するため、磁性材からなるE形コアと、該E形
    コアの中央脚に、内部に冷却液が循環する銅系材からな
    る扁平形状で、該コアの窓幅方向に、ほぼいっぱいの幅
    を有する中空管により1回巻きの1次コイル巻線と、該
    1次コイル巻線と前記E形コアの中央脚との間に、内部
    に冷却液が循環する銅系材からなる中空管により複数回
    巻きの2次コイル巻線とからなり、前記高周波大電力発
    振装置からの出力電流を前記1次コイル巻線に流すとと
    もに、前記2次コイル巻線の両端を短絡する回路を形成
    し、前記2次コイル巻線に流れる誘起電流値により、前
    記高周波大電力発振装置の出力電流を検出することを特
    徴とする高周波電流検出装置。
  2. 【請求項2】 高周波大電力発振装置から出力される電
    流を検出するため、磁性材からなるE形コアと、該E形
    コアの中央脚に、内部に冷却液が循環する銅系材からな
    る扁平形状の中空管により1回巻きの1次コイル巻線
    と、該1次コイル巻線と前記E形コアの中央脚との間
    に、内部に冷却液が循環する銅系材からなる中空管によ
    り複数回巻きの2次コイル巻線とからなり、前記高周波
    大電力発振装置からの出力電流を前記1次コイル巻線に
    流すとともに、前記2次コイル巻線の両端を短絡する回
    路を形成し、前記2次コイル電流が流れる導線と鎖交す
    るように、貫通形電流検出器を配設して、該貫通形電流
    検出器から出力される電圧値により、前記高周波大電力
    発振装置の出力電流を検出することを特徴とする高周波
    電流検出装置。
  3. 【請求項3】 前記磁性材が、フェライト、アモルファ
    ス金属およびケイ素鋼板のいずれかであることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の高周波電流検出装
    置。
  4. 【請求項4】 前記貫通形電流検出器が、磁心入りトロ
    イダル形コイル電流検出器、磁心入りトロイダル分割形
    コイルの電流検出器およびロゴスキーコイル形電流検出
    器のいずれかであることを特徴とする請求項2または請
    求項3に記載の高周波電流検出装置。
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