JP2002206343A - コンクリートポンプ車、ミキサー車及びミキサー車用制御ユニット - Google Patents

コンクリートポンプ車、ミキサー車及びミキサー車用制御ユニット

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JP2002206343A
JP2002206343A JP2001005413A JP2001005413A JP2002206343A JP 2002206343 A JP2002206343 A JP 2002206343A JP 2001005413 A JP2001005413 A JP 2001005413A JP 2001005413 A JP2001005413 A JP 2001005413A JP 2002206343 A JP2002206343 A JP 2002206343A
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pump
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hopper
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Kenji Sakai
健次 坂井
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホッパ内へ生コンクリートを適切に供給し、
打設現場への生コンクリートの送り込みの滞りやホッパ
からの生コンクリートの溢れ出しを防止する。 【解決手段】 ホッパ11内の生コンクリートを送り出
すコンクリートポンプ9を有するコンクリートポンプ車
1に、コンクリートポンプ9の運転状態を検出する運転
状態検出手段と、運転状態から、ホッパ11内への生コ
ンクリートの要求供給量を演算して運転指令を求める要
求供給量演算手段と、運転指令を発信する発信手段32
とを設ける。ドラム22を回転させることにより吐出口
23から生コンクリートを吐出させてホッパ11へ供給
するミキサー車2に、発信手段32からの運転指令を受
信し、要求供給量にて生コンクリートを供給すべく、ド
ラム22の回転を制御するドラム制御部を有するミキサ
ー車用制御ユニット61をミキサー車2に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築現場のコンク
リート打設箇所へ生コンクリートを送り込むコンクリー
トポンプ車及びこのコンクリートポンプ車へ生コンクリ
ートを供給するミキサー車、さらに、ミキサー車から供
給される生コンクリートの供給量を制御するミキサー車
用制御ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビルディングや橋梁などを構
築する際には、高所などのコンクリート打設箇所へ生コ
ンクリートを送り込むコンクリートポンプ車が用いられ
ている。このコンクリートポンプ車は、伸縮可能なブー
ムに沿って輸送配管が設けられ、ミキサー車からホッパ
に供給された生コンクリートをコンクリートポンプによ
って輸送配管へ送り込み、この輸送配管を介してコンク
リートの打設箇所へ生コンクリートを打設するものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コンクリー
トポンプ車のホッパへの生コンクリートの供給は、作業
者がホッパ内を目視しながら、ミキサー車のコンクリー
ト供給ドラムの回転数を調整することにより行ってい
る。このため、作業者は、コンクリートポンプ車によっ
て生コンクリートを送り込んでいる間、ホッパ内を目視
しながらミキサー車を操作することができる場所から離
れることができず負担が大きかった。
【0004】また、コンクリートポンプの運転状態は、
コンクリートの打設箇所の状況等に応じて変動されるた
め、ホッパ内の生コンクリートの量も変化するが、作業
者がホッパ内の生コンクリートの量の変化に気づくのが
遅れると、ホッパ内への生コンクリートの供給不足や供
給過剰を起こしてしまい、打設箇所への送り込みが滞っ
たり、あるいはホッパから生コンクリートが溢れ出して
しまう恐れがあった。
【0005】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、作業者が常に監視することなく、ホッパ内へ生コ
ンクリートを適切に供給し、打設現場への生コンクリー
トの送り込みの滞りやホッパからの生コンクリートの溢
れ出しを防止することが可能なコンクリートポンプ車、
ミキサー車及びミキサー車用制御ユニットを提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のコンクリートポンプ車は、生コンク
リート供給装置によってホッパ内に供給される生コンク
リートを送り出すコンクリートポンプを有し、該コンク
リートポンプより圧送された生コンクリートを吐出する
コンクリートポンプ車であって、前記コンクリートポン
プの運転状態を検出する運転状態検出手段と、該運転状
態検出手段によって検出された前記コンクリートポンプ
の運転状態から、前記ホッパ内への生コンクリートの要
求供給量を求める要求供給量演算手段と、該要求供給量
演算手段によって求められた要求供給量にて前記生コン
クリート供給装置から前記ホッパへ生コンクリートを供
給させるべく、前記生コンクリート供給装置へ運転指令
を発信する発信手段とを有することを特徴としている。
【0007】つまり、コンクリートポンプの運転状態に
応じてホッパ内へ供給させる生コンクリートの要求供給
量を求めてその運転指令を発信手段によって発信させて
生コンクリート供給装置から供給させるので、コンクリ
ートポンプの稼働速度が変化したとしても、ホッパ内へ
の生コンクリートの供給不足や供給過剰を生じさせるこ
とがなく、したがって、打設箇所への生コンクリートの
送り込みを円滑に行うことができ、また、ホッパからの
溢れ出しを防止することができる。
【0008】請求項2記載のコンクリートポンプ車は、
請求項1記載のコンクリートポンプ車において、前記要
求供給量演算手段が、検出した前記コンクリートポンプ
の運転状態と予め設定されたマップとを比較して前記要
求供給量を求めることを特徴としている。
【0009】すなわち、検出したコンクリートポンプの
運転状態と予め設定されたマップとを比較することによ
り、コンクリートポンプの運転状態に応じた確実な要求
供給量を演算して運転指令を発信させることができる。
【0010】請求項3記載のコンクリートポンプ車は、
請求項1または請求項2記載のコンクリートポンプ車に
おいて、前記運転状態検出手段が、前記ホッパ内におけ
る前記生コンクリートの貯留量を検出するセンサからな
ることを特徴としている。
【0011】このように、ホッパ内の生コンクリートの
貯留量を検出するセンサからの信号によって要求供給量
を求めるので、ホッパ内の生コンクリートの貯留量を適
正な状態に維持させることができる。
【0012】請求項4記載のコンクリートポンプ車は、
請求項1〜3のいずれか1項記載のコンクリートポンプ
車において、前記コンクリートポンプが、油圧ポンプか
ら供給される油圧によって駆動されてなり、前記運転状
態検出手段は、前記油圧ポンプの回転数を検出するセン
サからなることを特徴としている。
【0013】つまり、油圧ポンプの回転数を検出するセ
ンサからの信号によって要求供給量を求めるので、コン
クリートポンプの稼働速度の変動に対応した適切な量の
生コンクリートをホッパ内へ供給させることができる。
【0014】請求項5記載のコンクリートポンプ車は、
請求項1〜4のいずれか1項記載のコンクリートポンプ
車において、前記生コンクリート供給装置が、回転され
ることにより内部に貯留された生コンクリートを吐出口
から送り出すドラムを有するミキサー車であることを特
徴としている。
【0015】すなわち、発信手段から発信させた運転指
令によってミキサー車のドラムを回転させて、適切な量
の生コンクリートをドラムの吐出口からホッパ内へ供給
させることができる。
【0016】請求項6記載のミキサー車は、駆動機構に
よって回転されることにより内部に貯留された生コンク
リートを吐出口から送り出すドラムを有し、ホッパ内の
生コンクリートを送り出すコンクリートポンプを有する
コンクリートポンプ車の前記ホッパ内へ前記ドラムの吐
出口から前記生コンクリートを供給するミキサー車であ
って、前記コンクリートポンプ車に設けられた発信手段
から発信された前記コンクリートポンプの運転状態に基
づく生コンクリートの要求供給量の運転指令を受信する
受信手段と、該受信手段によって受信した前記運転指令
に基づいて、前記駆動機構の駆動を制御し、前記要求供
給量に応じて前記ホッパ内へ前記生コンクリートを供給
させるドラム制御手段とが設けられたことを特徴として
いる。
【0017】このように、コンクリートポンプ車から発
信された運転指令に応じて駆動機構を制御することによ
り、ドラムを適切に回転させてその吐出口からコンクリ
ートポンプ車のホッパへ生コンクリートを要求供給量に
て供給することができ、これにより、コンクリートポン
プ車のホッパ内における生コンクリートの供給不足や供
給過剰を生じさせることがなく、したがって、打設箇所
への生コンクリートの送り込みを円滑に行わせることが
でき、また、ホッパからの溢れ出しを防止することがで
きる。
【0018】請求項7記載のミキサー車は、請求項6記
載のミキサー車において、前記駆動機構が、車両に搭載
されたエンジンによって駆動される油圧ポンプと、該油
圧ポンプからの油圧によって前記ドラムを回転させる油
圧モータとを有し、前記ドラム制御手段は、前記エンジ
ンの回転数を制御することにより、前記ドラムの吐出口
からの生コンクリートの供給量を制御することを特徴と
している。
【0019】つまり、ドラム制御手段が、エンジンの回
転数を制御することにより、ドラムの吐出口からコンク
リートポンプのホッパ内へ要求供給量に応じて確実に生
コンクリートを供給させることができる。
【0020】請求項8記載のミキサー車は、請求項6ま
たは請求項7記載のミキサー車において、前記油圧ポン
プの駆動速度を可変させるポンプ調節器が設けられ、前
記ドラム制御手段は、前記ポンプ調節器を制御すること
により、前記ドラムの吐出口からの生コンクリートの供
給量を制御することを特徴としている。
【0021】すなわち、ドラム制御手段が、エンジンに
よって回転される油圧ポンプの駆動速度を可変させるポ
ンプ調節器を制御することにより、ドラムの吐出口から
コンクリートポンプのホッパ内へ要求供給量に応じて確
実に生コンクリートを供給させることができる。
【0022】請求項9記載のミキサー車用制御ユニット
は、エンジン調整レバーの回動により回転数が調整され
るエンジンと、該エンジンによって駆動される油圧ポン
プと、該油圧ポンプからの油圧によって駆動する油圧モ
ータと、該油圧モータによって回転されるドラムとを有
し、該ドラムが回転されることにより内部に貯留された
生コンクリートを吐出口から送り出し、ホッパ内の生コ
ンクリートを送り出すコンクリートポンプを有するコン
クリートポンプ車の前記ホッパ内へ供給するミキサー車
に装着されるミキサー車用制御ユニットであって、前記
コンクリートポンプ車に設けられた発信手段から発信さ
れた前記コンクリートポンプの運転状態に基づく生コン
クリートの要求供給量の運転指令を受信する受信手段
と、前記エンジン調整レバーを回動させるエンジン用ア
クチュエータと、前記受信手段によって受信した前記運
転指令に基づいて前記エンジン用アクチュエータを駆動
させることにより、前記エンジン調整レバーを回動させ
て前記エンジンの駆動を制御し、前記要求供給量に応じ
て前記ホッパ内へ前記生コンクリートを供給させるドラ
ム制御手段とを有することを特徴としている。
【0023】このように、ミキサー車に装着することに
より、極めて容易に、コンクリートポンプ車から発信さ
れた要求供給量に応じて、エンジン用アクチュエータに
よってエンジン調整レバーを回動させてドラムの回転を
制御して、ホッパへの生コンクリートの供給を要求供給
量にて供給させることができ、これにより、コンクリー
トポンプ車のホッパ内における生コンクリートの供給不
足や供給過剰を生じさせることがなく、したがって、打
設箇所への生コンクリートの送り込みを円滑に行わせる
ことができ、また、ホッパからの溢れ出しを防止するこ
とができる。また、エンジン用アクチュエータによって
エンジン調整レバーを回動させることができるように既
存のミキサー車に装着することにより、生コンクリート
の供給量の制御機能が付加した新たなミキサー車を購入
することなく、極めて容易に、既存のミキサー車を、コ
ンクリートポンプ車からの要求供給量にて生コンクリー
トを供給することが可能なミキサー車とすることがで
き、設備費を大幅に抑えることができる。
【0024】請求項10記載のミキサー車用制御ユニッ
トは、請求項9記載のミキサー車用制御ユニットにおい
て、前記ミキサー車の前記油圧ポンプの駆動速度をポン
プ調整レバーが回動されることにより可変させるポンプ
調節器の前記ポンプ調整レバーを回動させるポンプ用ア
クチュエータを有し、前記ドラム制御手段は、前記エン
ジン用アクチュエータとともに前記ポンプ用アクチュエ
ータを制御することにより、前記要求供給量に応じて前
記ホッパ内へ前記生コンクリートを供給させることを特
徴としている。
【0025】つまり、ポンプ用アクチュエータによって
ポンプ調整レバーを回動させることができるように既存
のミキサー車に装着することにより、エンジン回転数と
ともに油圧ポンプの駆動速度を制御して、さらに要求供
給量に応じた適切な供給量にて生コンクリートを供給さ
せることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例のコ
ンクリートポンプ車、ミキサー車及びミキサー車用制御
ユニットを図面を参照して説明する。図1において、符
号1は、コンクリートポンプ車、符号2は、ミキサー車
である。コンクリートポンプ車1は、車両3の荷台4上
に、旋回可能な基台5が設けられ、この基台5には、複
数のブーム部6が連結されて伸縮可能とされたブーム7
を有しており、このブーム7には、輸送配管8がその長
手方向に沿って設けられている。
【0027】また、荷台3の後方側には、コンクリート
ポンプ9を有しており、このコンクリートポンプ9から
輸送配管8へ生コンクリートが送り込まれるようになっ
ている。コンクリートポンプ車1のブーム7には、複数
の駆動シリンダ10が設けられており、これら駆動シリ
ンダ10によって伸縮されるようになっている。また、
基台5は、図示しない旋回モータによって旋回されるよ
うになっている。
【0028】つまり、駆動シリンダ10及び旋回モータ
によってブーム7の先端部にて開口された輸送配管8
を、構築する構造物Kのコンクリート打設箇所へ配設す
ることができるようになっている。
【0029】図2に示すように、このコンクリートポン
プ9は、生コンクリートCが投入されて貯留されるホッ
パ11を有しており、このホッパ11には、その一側面
に、一対のコンクリートシリンダ12が連通されてい
る。これらコンクリートシリンダ12内には、コンクリ
ートピストン13が設けられており、その後方側に設け
られた油圧シリンダ14によって進退されるようになっ
ている。
【0030】また、ホッパ11には、ホッパ11の他側
面に一端が揺動可能に連結されたスイングパイプ15が
設けられており、このスイングパイプ15には、輸送配
管8が連結されている。このスイングパイプ15には、
パイプ駆動シリンダ16のピストンロッド17が連結さ
れており、このパイプ駆動シリンダ16が駆動されてピ
ストンロッド17が進退されることにより、ホッパ11
内にて揺動されるようになっている。
【0031】このスイングパイプ15の他端は、ホッパ
11の一側面に摺動可能に当接されており、このスイン
グパイプ15がパイプ駆動シリンダ16によってホッパ
11内にて揺動されることにより、このスイングパイプ
15の他端部の開口部が、コンクリートシリンダ12の
開口部に択一的に連通されるようになっている。
【0032】コンクリートシリンダ12は、そのコンク
リートピストン13がそれぞれ逆向きに駆動されるよう
になっており、また、スイングパイプ15は、このコン
クリートピストン13の駆動に合わせて揺動されるよう
になっている。つまり、油圧シリンダ14によって一方
のコンクリートシリンダ12のコンクリートピストン1
3が押し出される際に、このコンクリートシリンダ12
にスイングパイプ15が連通され、これにより、一方の
コンクリートシリンダ12内に引き込まれていた生コン
クリートCがスイングパイプ15内に押し出されるよう
になっている。
【0033】また、このとき、他方のコンクリートシリ
ンダ12では、油圧シリンダ14によってコンクリート
ピストン13が引き込まれ、これにより、この他方のコ
ンクリートシリンダ12には、ホッパ11内の生コンク
リートCが引き込まれるようになっている。
【0034】その後、一方のコンクリートシリンダ12
からスイングパイプ15内に生コンクリートCが押し出
されると、スイングパイプ15は、パイプ駆動シリンダ
16によって揺動され、生コンクリートCが引き込まれ
た他方のコンクリートシリンダ12と連通されるように
なっている。つまり、上記の動作が繰り返し行われるこ
とにより、ホッパ11内の生コンクリートCがスイング
パイプ15を介して輸送配管8内へ送り出され、この輸
送配管8の先端部から生コンクリートCが吐出され、コ
ンクリート打設箇所へ生コンクリートCが打設されるよ
うになっている。
【0035】また、ミキサー車2には、その荷台21上
に、生コンクリートCが貯留されたドラム22が回転可
能に設けられており、このドラム22の後端部に設けら
れた吐出口23からドラム22内の生コンクリートCが
吐出され、断面U字状のガイド板24上へ送り出される
ようになっている。
【0036】そして、このミキサー車2のドラム22内
の生コンクリートCをコンクリートポンプ車1のコンク
リートポンプ9に受け渡すには、ミキサー車2の後部を
コンクリートポンプ車1の後部に近接させた状態にて、
ガイド板24の端部を、コンクリートポンプ9のホッパ
11の上部に配設させ、この状態にて、ドラム22を回
転させてその内部に貯留された生コンクリートCを、吐
出口23から吐出させてガイド板24からホッパ11内
に投入する。
【0037】また、コンクリートポンプ車1及びミキサ
ー車2には、それぞれ発信手段32及び受信手段31が
設けられており、それぞれの制御系に接続されている。
なお、符号34、33は、発信手段32及び受信手段3
1に設けられたアンテナである。
【0038】ここで、これらコンクリートポンプ車1及
びミキサー車2の制御系について説明する。まず、コン
クリートポンプ車1の制御系について図3を参照して説
明する。図において、符号41は、要求供給量演算手段
である。この要求供給量演算手段41には、コンクリー
トポンプ9を構成するホッパ11に設けられた下限検出
センサ(運転状態検出手段)42及び上限検出センサ
(運転状態検出手段)43が接続されている。
【0039】これら下限検出センサ42及び上限検出セ
ンサ43は、ホッパ11内の生コンクリートCの貯留量
の下限及び上限をそれぞれ検出するもので、その検出信
号が要求供給量演算手段41へ出力されるようになって
いる。また、要求供給量演算手段41には、油圧シリン
ダ14及びパイプ駆動シリンダ16へ油圧を供給する図
示しない油圧ポンプの回転数を検出する回転数センサ
(運転状態検出手段)44が電気的に接続されており、
この回転数センサ44の回転数データが要求供給量演算
手段41へ出力されるようになっている。
【0040】そして、要求供給量演算手段41では、こ
れら下限検出センサ42、上限検出センサ43からの検
出信号及び回転数センサ44からの回転数データに基づ
いて、ホッパ11内における生コンクリートCの貯留状
態及びコンクリートポンプ9の運転状態から予め設定さ
れた図4に示すようなマップに基づいて要求供給量を演
算し、その要求供給量にて生コンクリートCを供給させ
るための運転指令をミキサー車2へ発信するようになっ
ている。
【0041】ここで、要求供給量演算手段41では、輸
送ポンプ44からの回転数データに基づいて、コンクリ
ートポンプ9の駆動の速度を予め入力された設定値と比
較して、低速、中速、高速のいずれかに判断するように
なっている。そして、この要求供給量演算手段41で
は、前述したマップに基づいて、次のように、ミキサー
車2への運転指令を決定している。
【0042】下限検出センサ42からの検出信号に基づ
いてホッパ11内の生コンクリートCの貯留量が下限で
あることを検出した場合、要求供給量演算手段41で
は、油圧ポンプの回転数が低速のときに速度上昇
(小)、油圧ポンプの回転数が中速のときに速度上昇
(中)、油圧ポンプの回転数が高速のときに速度上昇
(大)をそれぞれ選択してミキサー車2への運転指令と
して決定するようになっている。
【0043】上限検出センサ43からの検出信号に基づ
いてホッパ11内の生コンクリートCの貯留量が上限で
あることを検出した場合、要求供給量演算手段41で
は、油圧ポンプの回転数が低速、中速のときに停止、油
圧ポンプの回転数が高速のときに速度低下をそれぞれ選
択してミキサー車2への運転指令として決定するように
なっている。そして、この要求供給量演算手段41によ
って決定された運転指令は、発信手段32からアンテナ
34を介して発信されるようになっている。
【0044】次いで、ミキサー車2の制御系について図
5を参照して説明する。図に示すように、ミキサー車2
のドラム22は、油圧モータ51によって回転されるよ
うになっている。この油圧モータ51には、可変式の油
圧ポンプ52が接続されており、これら油圧モータ51
と油圧ポンプ52とによって閉回路が構成されている。
【0045】油圧ポンプ52は、駆動源であるエンジン
(駆動機構)53によって駆動されるようになってい
る。また、この油圧ポンプ52には、エンジン53によ
って駆動される際の駆動量を調節するポンプ調節器54
が設けられており、このポンプ調節器54を制御するこ
とによって油圧ポンプ52の駆動が制御されるようにな
っている。
【0046】また、エンジン53及びポンプ調節器54
には、それぞれエンジン調整レバー53a及びポンプ調
整レバー54aが設けられており、これらエンジン調整
レバー53a及びポンプ調整レバー54aを回動させる
ことにより、油圧ポンプ52の駆動が調整されるように
なっている。そして、上記構成のミキサー車2の駆動系
には、ミキサー車用制御ユニット61が設けられてい
る。
【0047】このミキサー車用制御ユニット61は、前
述した受信手段31と、この受信手段31が信号変換手
段62を介して接続されたドラム制御手段63と、この
ドラム制御手段63にそれぞれ接続されたエンジン用ア
クチュエータ64、ポンプ用アクチュエータ65とを有
している。
【0048】エンジン用アクチュエータ64及びポンプ
用アクチュエータ65には、それぞれ可動アーム64
a、65aが設けられており、これら可動アーム64
a、65aは、それぞれエンジン53のエンジン調整レ
バー53a及びポンプ調節器54のポンプ調整レバー5
4aに連結されている。
【0049】これにより、エンジン用アクチュエータ6
4及びポンプ用アクチュエータ65の可動アーム64
a、65aが可動することにより、エンジン調整レバー
53a及びポンプ調整レバー54aが回動され、エンジ
ン53の回転数及び油圧ポンプ52の駆動量が調整され
るようになっている。
【0050】上記ミキサー車用制御ユニット61では、
コンクリートポンプ車1の発信手段32から発信された
運転指令の信号がアンテナ33を介して受信手段31に
受信されると、この運転指令の信号が信号変換手段62
を介してドラム制御手段63に送信され、このドラム制
御手段63からエンジン用アクチュエータ64及びポン
プ用アクチュエータ65にそれぞれ制御信号が出力さ
れ、この制御信号によってエンジン用アクチュエータ6
4及びポンプ用アクチュエータ65の可動アーム64
a、65aが可動するようになっている。
【0051】そして、上記のように、可動アーム64
a、65aが可動することにより、エンジン調整レバー
53a及びポンプ調整レバー54aが回動されて油圧ポ
ンプ52の回転が制御され、この油圧ポンプ52ととも
に油圧の閉回路を構成している油圧モータ51が油圧ポ
ンプ52の回転と同期して回転され、ドラム22が回転
され、その回転に応じた量の生コンクリートCが吐出口
23から吐出され、ガイド板24を介してホッパ11に
供給されるようになっている。
【0052】このように、上記構造のコンクリートポン
プ車1、ミキサー車2及びミキサー車用制御ユニット6
1によれば、コンクリートポンプ9の運転状態に応じて
ホッパ11内へ供給させる生コンクリートCの要求供給
量を求めてその運転指令を発信手段32によって発信さ
せてミキサー車2に装着したミキサー車用制御ユニット
61の受信手段31にて受信させ、ドラム制御部63に
よってドラム22の回転を制御させて、ホッパ11内へ
要求供給量に応じた生コンクリートCを供給させること
ができるので、コンクリートポンプ9の稼働速度が変化
したとしても、ホッパ11内への生コンクリートCの供
給不足や供給過剰を生じさせることがなく、したがっ
て、打設箇所への生コンクリートCの送り込みを円滑に
行うことができ、また、ホッパ11からの溢れ出しを防
止することができる。
【0053】また、コンクリートポンプ車1では、検出
したコンクリートポンプ9の運転状態と予め設定された
マップとを比較することにより、コンクリートポンプ9
の運転状態に応じた確実な要求供給量求めて運転指令を
発信させることができる。しかも、ホッパ11内の生コ
ンクリートCの貯留量を検出する下限検出センサ42及
び上限検出センサ43からの検出信号とともに、回転数
センサ44の回転数によって要求供給量を求めるので、
コンクリートポンプ9の稼働速度の変動に対応した適切
な量の生コンクリートCをホッパ11内へ供給させて、
ホッパ11内の生コンクリートCの貯留量を適正な状態
に維持させることができる。
【0054】また、エンジン用アクチュエータ64及び
ポンプ用アクチュエータ65によってエンジン調整レバ
ー53a及びポンプ調整レバー54aを回動させること
ができるように既存のミキサー車2に装着することによ
り、生コンクリートCの供給量の制御機能を付加させた
新たなミキサー車を購入することなく、極めて容易に、
既存のミキサー車2を、コンクリートポンプ車1からの
運転指令にて生コンクリートCを供給することが可能な
ミキサー車とすることができ、設備費を大幅に抑えるこ
とができる。
【0055】なお、上記の例では、ミキサー車2のエン
ジン53及び油圧ポンプ52の駆動速度を調整するポン
プ調節器54の両方を制御することにより、ドラム22
の回転を制御したが、これらのいずれか一方を制御して
も良いことは勿論である。
【0056】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のコンク
リートポンプ車、ミキサー車及びミキサー車用制御ユニ
ットによれば、下記の効果を得ることができる。請求項
1記載のコンクリートポンプ車によれば、コンクリート
ポンプの運転状態に応じてホッパ内へ供給させる生コン
クリートの要求供給量を求めてその運転指令を発信手段
によって発信させて生コンクリート供給装置から供給さ
せるので、コンクリートポンプの稼働速度が変化したと
しても、ホッパ内への生コンクリートの供給不足や供給
過剰を生じさせることがなく、したがって、打設箇所へ
の生コンクリートの送り込みを円滑に行うことができ、
また、ホッパからの溢れ出しを防止することができる。
【0057】請求項2記載のコンクリートポンプ車によ
れば、検出したコンクリートポンプの運転状態と予め設
定されたマップとを比較することにより、コンクリート
ポンプの運転状態に応じた確実な要求供給量を演算して
運転指令を発信させることができる。
【0058】請求項3記載のコンクリートポンプ車によ
れば、ホッパ内の生コンクリートの貯留量を検出するセ
ンサからの信号によって要求供給量を求めるので、ホッ
パ内の生コンクリートの貯留量を適正な状態に維持させ
ることができる。
【0059】請求項4記載のコンクリートポンプ車によ
れば、油圧ポンプの回転数を検出するセンサからの信号
によって要求供給量を求めるので、コンクリートポンプ
の稼働速度の変動に対応した適切な量の生コンクリート
をホッパ内へ供給させることができる。
【0060】請求項5記載のコンクリートポンプ車によ
れば、発信手段から発信させた運転指令によってミキサ
ー車のドラムを回転させて、適切な量の生コンクリート
をドラムの吐出口からホッパ内へ供給させることができ
る。
【0061】請求項6記載のミキサー車によれば、コン
クリートポンプ車から発信された運転指令に応じて駆動
機構を制御することにより、ドラムを適切に回転させて
その吐出口からコンクリートポンプ車のホッパへ生コン
クリートを要求供給量にて供給することができ、これに
より、コンクリートポンプ車のホッパ内における生コン
クリートの供給不足や供給過剰を生じさせることがな
く、したがって、打設箇所への生コンクリートの送り込
みを円滑に行わせることができ、また、ホッパからの溢
れ出しを防止することができる。
【0062】請求項7記載のミキサー車によれば、ドラ
ム制御手段が、エンジンの回転数を制御することによ
り、ドラムの吐出口からコンクリートポンプのホッパ内
へ要求供給量に応じて確実に生コンクリートを供給させ
ることができる。
【0063】請求項8記載のミキサー車によれば、ドラ
ム制御手段が、エンジンによって回転される油圧ポンプ
の駆動速度を可変させるポンプ調節器を制御することに
より、ドラムの吐出口からコンクリートポンプのホッパ
内へ要求供給量に応じて確実に生コンクリートを供給さ
せることができる。
【0064】請求項9記載のミキサー車用制御ユニット
によれば、ミキサー車に装着することにより、極めて容
易に、コンクリートポンプ車から発信された要求供給量
に応じて、エンジン用アクチュエータによってエンジン
調整レバーを回動させてドラムの回転を制御して、ホッ
パへの生コンクリートの供給を要求供給量にて供給させ
ることができ、これにより、コンクリートポンプ車のホ
ッパ内における生コンクリートの供給不足や供給過剰を
生じさせることがなく、したがって、打設箇所への生コ
ンクリートの送り込みを円滑に行わせることができ、ま
た、ホッパからの溢れ出しを防止することができる。ま
た、エンジン用アクチュエータによってエンジン調整レ
バーを回動させることができるように既存のミキサー車
に装着することにより、生コンクリートの供給量の制御
機能が付加した新たなミキサー車を購入することなく、
極めて容易に、既存のミキサー車を、コンクリートポン
プ車からの要求供給量にて生コンクリートを供給するこ
とが可能なミキサー車とすることができ、設備費を大幅
に抑えることができる。
【0065】請求項10記載のミキサー車用制御ユニッ
トによれば、ポンプ用アクチュエータによってポンプ調
整レバーを回動させることができるように既存のミキサ
ー車に装着することにより、エンジン回転数とともに油
圧ポンプの駆動速度を制御して、さらに要求供給量に応
じた適切な供給量にて生コンクリートを供給させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態例を説明するコンクリート
ポンプ車及びミキサー車の側面図である。
【図2】 本発明の実施形態例を説明するコンクリート
ポンプ車に設けられたコンクリートポンプの斜視図であ
る。
【図3】 本発明の実施形態例のコンクリートポンプ車
の制御系を説明する機能ブロック図である。
【図4】 本発明の実施形態例のコンクリートポンプ車
の制御に用いられるマップを説明する図である。
【図5】 本発明の実施形態例のミキサー車の制御系を
説明する機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 コンクリートポンプ車 2 ミキサー車(生コンクリート供給装置) 3 車両 9 コンクリートポンプ 11 ホッパ 22 ドラム 31 受信手段 32 発信手段 41 要求供給量演算手段 42 下限検出センサ(運転状態検出手段) 43 上限検出センサ(運転状態検出手段) 44 回転数センサ 51 油圧モータ 52 油圧ポンプ 53 エンジン(駆動機構) 53a エンジン調整レバー 54 ポンプ調節器 54a ポンプ調整レバー 61 ミキサー車用制御ユニット 63 ドラム制御手段 64 エンジン用アクチュエータ 65 ポンプ用アクチュエータ C 生コンクリート
フロントページの続き Fターム(参考) 2E172 AA05 BA21 CA33 3H045 AA03 AA16 AA22 AA31 AA39 BA25 BA31 CA09 CA16 CA28 CA29 DA01 DA03 DA09 DA31 DA41 3H075 AA13 BB03 BB20 BB24 CC30 CC36 DA14 DA24 DB04 DB10 EE04 EE09 EE12 EE17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生コンクリート供給装置によってホッパ
    内に供給される生コンクリートを送り出すコンクリート
    ポンプを有し、該コンクリートポンプより圧送された生
    コンクリートを吐出するコンクリートポンプ車であっ
    て、 前記コンクリートポンプの運転状態を検出する運転状態
    検出手段と、該運転状態検出手段によって検出された前
    記コンクリートポンプの運転状態から、前記ホッパ内へ
    の生コンクリートの要求供給量を求める要求供給量演算
    手段と、該要求供給量演算手段によって求められた要求
    供給量にて前記生コンクリート供給装置から前記ホッパ
    へ生コンクリートを供給させるべく、前記生コンクリー
    ト供給装置へ運転指令を発信する発信手段とを有するこ
    とを特徴とするコンクリートポンプ車。
  2. 【請求項2】 前記要求供給量演算手段は、検出した前
    記コンクリートポンプの運転状態と予め設定されたマッ
    プとを比較して前記要求供給量を求めることを特徴とす
    る請求項1記載のコンクリートポンプ車。
  3. 【請求項3】 前記運転状態検出手段は、前記ホッパ内
    における前記生コンクリートの貯留量を検出するセンサ
    からなることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のコンクリートポンプ車。
  4. 【請求項4】 前記コンクリートポンプは、油圧ポンプ
    から供給される油圧によって駆動されてなり、前記運転
    状態検出手段は、前記油圧ポンプの回転数を検出するセ
    ンサからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    1項記載のコンクリートポンプ車。
  5. 【請求項5】 前記生コンクリート供給装置が、回転さ
    れることにより内部に貯留された生コンクリートを吐出
    口から送り出すドラムを有するミキサー車であることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のコンクリ
    ートポンプ車。
  6. 【請求項6】 駆動機構によって回転されることにより
    内部に貯留された生コンクリートを吐出口から送り出す
    ドラムを有し、ホッパ内の生コンクリートを送り出すコ
    ンクリートポンプを有するコンクリートポンプ車の前記
    ホッパ内へ前記ドラムの吐出口から前記生コンクリート
    を供給するミキサー車であって、 前記コンクリートポンプ車に設けられた発信手段から発
    信された前記コンクリートポンプの運転状態に基づく生
    コンクリートの要求供給量の運転指令を受信する受信手
    段と、該受信手段によって受信した前記運転指令に基づ
    いて、前記駆動機構の駆動を制御し、前記要求供給量に
    応じて前記ホッパ内へ前記生コンクリートを供給させる
    ドラム制御手段とが設けられたことを特徴とするミキサ
    ー車。
  7. 【請求項7】 前記駆動機構は、車両に搭載されたエン
    ジンによって駆動される油圧ポンプと、該油圧ポンプか
    らの油圧によって前記ドラムを回転させる油圧モータと
    を有し、 前記ドラム制御手段は、前記エンジンの回転数を制御す
    ることにより、前記ドラムの吐出口からの生コンクリー
    トの供給量を制御することを特徴とする請求項6記載の
    ミキサー車。
  8. 【請求項8】 前記油圧ポンプには、その駆動速度を可
    変させるポンプ調節器が設けられ、前記ドラム制御手段
    は、前記ポンプ調節器を制御することにより、前記ドラ
    ムの吐出口からの生コンクリートの供給量を制御するこ
    とを特徴とする請求項6または請求項7記載のミキサー
    車。
  9. 【請求項9】 エンジン調整レバーの回動により回転数
    が調整されるエンジンと、該エンジンによって駆動され
    る油圧ポンプと、該油圧ポンプからの油圧によって駆動
    する油圧モータと、該油圧モータによって回転されるド
    ラムとを有し、該ドラムが回転されることにより内部に
    貯留された生コンクリートを吐出口から送り出し、ホッ
    パ内の生コンクリートを送り出すコンクリートポンプを
    有するコンクリートポンプ車の前記ホッパ内へ供給する
    ミキサー車に装着されるミキサー車用制御ユニットであ
    って、 前記コンクリートポンプ車に設けられた発信手段から発
    信された前記コンクリートポンプの運転状態に基づく生
    コンクリートの要求供給量の運転指令を受信する受信手
    段と、前記エンジン調整レバーを回動させるエンジン用
    アクチュエータと、前記受信手段によって受信した前記
    運転指令に基づいて前記エンジン用アクチュエータを駆
    動させることにより、前記エンジン調整レバーを回動さ
    せて前記エンジンの駆動を制御し、前記要求供給量に応
    じて前記ホッパ内へ前記生コンクリートを供給させるド
    ラム制御手段とを有することを特徴とするミキサー車用
    制御ユニット。
  10. 【請求項10】 前記ミキサー車の前記油圧ポンプの駆
    動速度をポンプ調整レバーが回動されることにより可変
    させるポンプ調節器の前記ポンプ調整レバーを回動させ
    るポンプ用アクチュエータを有し、前記ドラム制御手段
    は、前記エンジン用アクチュエータとともに前記ポンプ
    用アクチュエータを制御することにより、前記要求供給
    量に応じて前記ホッパ内へ前記生コンクリートを供給さ
    せることを特徴とする請求項9記載のミキサー車用制御
    ユニット。
JP2001005413A 2001-01-12 2001-01-12 コンクリートポンプ車、ミキサー車及びミキサー車用制御ユニット Withdrawn JP2002206343A (ja)

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