JP2002205658A - 車両用ハンドル及び車両用ハンドルカバー - Google Patents
車両用ハンドル及び車両用ハンドルカバーInfo
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- JP2002205658A JP2002205658A JP2001004207A JP2001004207A JP2002205658A JP 2002205658 A JP2002205658 A JP 2002205658A JP 2001004207 A JP2001004207 A JP 2001004207A JP 2001004207 A JP2001004207 A JP 2001004207A JP 2002205658 A JP2002205658 A JP 2002205658A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 視界が悪い場合であっても、対向車両の搭乗
者又は歩行者に対してメッセージを送り、意志伝達を図
ることができる車両用ハンドル及び車両用ハンドルカバ
ーの提供。 【解決手段】 操舵輪２におけるハンドル１の背面側の
円周方向には、多数の発光ダイオードをマトリックス状
にして適宜長さ配列し、埋設してなる発光部５が備えら
れている。また、ハンドルハブ４内には、自動車が備え
るバッテリから電力の供給を受けて発光部５の発光を制
御する、ＩＣを備えた制御部７が内蔵されている。更
に、ハンドルハブ４の正面側には、前記制御部７への前
記電力の供給をオン／オフする電源スイッチ及び複数の
発光スイッチが取り付けられている。
者又は歩行者に対してメッセージを送り、意志伝達を図
ることができる車両用ハンドル及び車両用ハンドルカバ
ーの提供。 【解決手段】 操舵輪２におけるハンドル１の背面側の
円周方向には、多数の発光ダイオードをマトリックス状
にして適宜長さ配列し、埋設してなる発光部５が備えら
れている。また、ハンドルハブ４内には、自動車が備え
るバッテリから電力の供給を受けて発光部５の発光を制
御する、ＩＣを備えた制御部７が内蔵されている。更
に、ハンドルハブ４の正面側には、前記制御部７への前
記電力の供給をオン／オフする電源スイッチ及び複数の
発光スイッチが取り付けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の外界に対し
て視覚的に意志伝達を図ることができる発光部を備える
車両用ハンドル及び車両用ハンドルカバーに関するもの
である。
て視覚的に意志伝達を図ることができる発光部を備える
車両用ハンドル及び車両用ハンドルカバーに関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】近年の車社会において、車両の走行性
能、安全性は数々の技術革新により大幅な向上を成し遂
げたが、一方、他の車両の搭乗者との間における意志伝
達の手法は乏しいのが現状である。例えば、狭小な幅員
を有する走行路において対向車両が走行路を譲った場
合、会釈することにより感謝の気持ちを示すことができ
るが、夜間又は雨天時など視界が悪い場合には有効な方
法ではない。また、夜間又は雨天時など視界が悪い場
合、クラクションを鳴らす、又は、パッシングすること
により対向車両の搭乗者に何らかの意志表示をすること
ができるが、住宅街でクラクションを鳴らすと騒音が問
題になり、比較的近い位置でのパッシングは対向車両の
搭乗者の死角となり認識されない場合があり、また、相
手に対して不快感を与える場合もある。
能、安全性は数々の技術革新により大幅な向上を成し遂
げたが、一方、他の車両の搭乗者との間における意志伝
達の手法は乏しいのが現状である。例えば、狭小な幅員
を有する走行路において対向車両が走行路を譲った場
合、会釈することにより感謝の気持ちを示すことができ
るが、夜間又は雨天時など視界が悪い場合には有効な方
法ではない。また、夜間又は雨天時など視界が悪い場
合、クラクションを鳴らす、又は、パッシングすること
により対向車両の搭乗者に何らかの意志表示をすること
ができるが、住宅街でクラクションを鳴らすと騒音が問
題になり、比較的近い位置でのパッシングは対向車両の
搭乗者の死角となり認識されない場合があり、また、相
手に対して不快感を与える場合もある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述したよ
うな事情に鑑みてなされたものであり、車両用ハンドル
における車両外部の前方及び／又は側方から視認するこ
とができる位置、又は、車両用ハンドルカバーにおける
外面に発光部を備えることにより、視界が悪い場合であ
っても、対向車両の搭乗者又は歩行者に対してメッセー
ジを送り、意志伝達を図ることができる車両用ハンドル
及び車両用ハンドルカバーを提供することを目的とす
る。
うな事情に鑑みてなされたものであり、車両用ハンドル
における車両外部の前方及び／又は側方から視認するこ
とができる位置、又は、車両用ハンドルカバーにおける
外面に発光部を備えることにより、視界が悪い場合であ
っても、対向車両の搭乗者又は歩行者に対してメッセー
ジを送り、意志伝達を図ることができる車両用ハンドル
及び車両用ハンドルカバーを提供することを目的とす
る。
【０００４】また、発光部を文字若しくは図形とし、ま
た、発光部の発光パターンを制御する制御装置を備える
ことにより、対向車の搭乗者又は歩行者へ送るメッセー
ジの内容を明確にすることができる車両用ハンドル及び
車両用ハンドルカバーを提供することを目的とする。
た、発光部の発光パターンを制御する制御装置を備える
ことにより、対向車の搭乗者又は歩行者へ送るメッセー
ジの内容を明確にすることができる車両用ハンドル及び
車両用ハンドルカバーを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】第１発明に係る車両用ハ
ンドルは、車両用ハンドルにおいて、車両外部の前方及
び／又は側方から視認することができる位置に発光部を
備えることを特徴とする。
ンドルは、車両用ハンドルにおいて、車両外部の前方及
び／又は側方から視認することができる位置に発光部を
備えることを特徴とする。
【０００６】第２発明に係る車両用ハンドルは、第１発
明に係る車両用ハンドルにおいて、前記発光部は、文字
又は図形を表示する表示部を備えることを特徴とする。
明に係る車両用ハンドルにおいて、前記発光部は、文字
又は図形を表示する表示部を備えることを特徴とする。
【０００７】第３発明に係る車両用ハンドルは、第１又
は第２発明に係る車両用ハンドルにおいて、前記発光部
の発光パターンを制御する制御装置を更に備えることを
特徴とする。
は第２発明に係る車両用ハンドルにおいて、前記発光部
の発光パターンを制御する制御装置を更に備えることを
特徴とする。
【０００８】第４発明に係る車両用ハンドルカバーは、
環状をなし、車両用ハンドルに装着する車両用ハンドル
カバーにおいて、外面に発光部を備えることを特徴とす
る。
環状をなし、車両用ハンドルに装着する車両用ハンドル
カバーにおいて、外面に発光部を備えることを特徴とす
る。
【０００９】第５発明に係る車両用ハンドルカバーは、
第４発明に係る車両用ハンドルカバーにおいて、前記発
光部は、文字又は図形を表示する表示部を備えることを
特徴とする。
第４発明に係る車両用ハンドルカバーにおいて、前記発
光部は、文字又は図形を表示する表示部を備えることを
特徴とする。
【００１０】第６発明に係る車両用ハンドルカバーは、
第４又は第５発明に係る車両用ハンドルカバーにおい
て、前記発光部の発光パターンを制御する制御装置を更
に備えることを特徴とする。
第４又は第５発明に係る車両用ハンドルカバーにおい
て、前記発光部の発光パターンを制御する制御装置を更
に備えることを特徴とする。
【００１１】第１発明に係る車両用ハンドルによる場合
は、車両用ハンドルにおける車両外部の前方及び／又は
側方から視認することができる位置に発光部を備えるた
め、視界が悪い場合であっても、他の車両の搭乗者又は
歩行者に対してメッセージを送り、意志伝達を図ること
ができる車両用ハンドルを実現することができる。
は、車両用ハンドルにおける車両外部の前方及び／又は
側方から視認することができる位置に発光部を備えるた
め、視界が悪い場合であっても、他の車両の搭乗者又は
歩行者に対してメッセージを送り、意志伝達を図ること
ができる車両用ハンドルを実現することができる。
【００１２】第２発明に係る車両用ハンドルによる場合
は、第１発明に係る車両用ハンドルにおいて、発光部が
文字又は図形を表示する表示部を備えているため、前記
メッセージの内容を明確に表示することができる車両用
ハンドルを実現することができる。
は、第１発明に係る車両用ハンドルにおいて、発光部が
文字又は図形を表示する表示部を備えているため、前記
メッセージの内容を明確に表示することができる車両用
ハンドルを実現することができる。
【００１３】第３発明に係る車両用ハンドルによる場合
は、第１又は第２発明に係る車両用ハンドルにおいて、
発光部の発光パターンを制御する制御装置を備えるた
め、前記メッセージの内容をより明確にすることができ
る車両用ハンドルを実現することができる。
は、第１又は第２発明に係る車両用ハンドルにおいて、
発光部の発光パターンを制御する制御装置を備えるた
め、前記メッセージの内容をより明確にすることができ
る車両用ハンドルを実現することができる。
【００１４】第４発明に係る車両用ハンドルカバーによ
る場合は、環状をなす車両用ハンドルカバーにおける外
面に発光部を備えるため、視界が悪い場合であっても、
他の車両の搭乗者又は歩行者に対してメッセージを送
り、意志伝達を図ることができ、他の車両用ハンドルに
付け替えることができる車両用ハンドルカバーを実現す
ることができる。
る場合は、環状をなす車両用ハンドルカバーにおける外
面に発光部を備えるため、視界が悪い場合であっても、
他の車両の搭乗者又は歩行者に対してメッセージを送
り、意志伝達を図ることができ、他の車両用ハンドルに
付け替えることができる車両用ハンドルカバーを実現す
ることができる。
【００１５】第５発明に係る車両用ハンドルカバーによ
る場合は、第４発明に係る車両用ハンドルカバーにおい
て、発光部が文字又は図形を表示する表示部を備えてい
るため、前記メッセージの内容を明確に表示することが
できる車両用ハンドルカバーを実現することができる。
る場合は、第４発明に係る車両用ハンドルカバーにおい
て、発光部が文字又は図形を表示する表示部を備えてい
るため、前記メッセージの内容を明確に表示することが
できる車両用ハンドルカバーを実現することができる。
【００１６】第６発明に係る車両用ハンドルカバーによ
る場合は、第４又は第５発明に係る車両用ハンドルカバ
ーにおいて、発光部の発光パターンを制御する制御装置
を備えるため、前記メッセージの内容をより明確にする
ことができる車両用ハンドルカバーを実現することがで
きる。
る場合は、第４又は第５発明に係る車両用ハンドルカバ
ーにおいて、発光部の発光パターンを制御する制御装置
を備えるため、前記メッセージの内容をより明確にする
ことができる車両用ハンドルカバーを実現することがで
きる。
【００１７】
【発明の実施の形態】（実施の形態１）以下、本発明を
その実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図１
は、本発明に係る車両用ハンドル（以下、ハンドルと言
う）１を自動車Ｖに適用した場合の実施の形態を示す側
面図である。ハンドル１は、操舵軸９を介して図示しな
い車輪の向きを決定することにより自動車Ｖの操舵を担
う。また、前記操舵軸９のハウジングＨ上部には反射鏡
８が取り付けられている。
その実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図１
は、本発明に係る車両用ハンドル（以下、ハンドルと言
う）１を自動車Ｖに適用した場合の実施の形態を示す側
面図である。ハンドル１は、操舵軸９を介して図示しな
い車輪の向きを決定することにより自動車Ｖの操舵を担
う。また、前記操舵軸９のハウジングＨ上部には反射鏡
８が取り付けられている。
【００１８】図２は、反射鏡８の構成を示す斜視図であ
る。反射鏡８は、矩形の鏡面８ａが台座８ｂの一方の面
に立設された２つの支持部材８ｃ，８ｃにより片持ち支
持され、台座８ｂに対する鏡面８ａの仰角が調節可能と
なっている。台座８ｂの他方の面には接着シート８ｄを
有しており、反射鏡８はハウジングＨ上部に取り付けら
れている。また、反射鏡８の鏡面８ａは、自動車Ｖの前
方外部から視認することができるハンドル１の部位を、
自動車Ｖを運転する運転者Ｄが視認することができるよ
うに仰角を調節する。
る。反射鏡８は、矩形の鏡面８ａが台座８ｂの一方の面
に立設された２つの支持部材８ｃ，８ｃにより片持ち支
持され、台座８ｂに対する鏡面８ａの仰角が調節可能と
なっている。台座８ｂの他方の面には接着シート８ｄを
有しており、反射鏡８はハウジングＨ上部に取り付けら
れている。また、反射鏡８の鏡面８ａは、自動車Ｖの前
方外部から視認することができるハンドル１の部位を、
自動車Ｖを運転する運転者Ｄが視認することができるよ
うに仰角を調節する。
【００１９】図３は、ハンドル１の構成を示す正面図
（運転者側を正面とする）である。ハンドル１は、略円
環形状をなす操舵輪２と、該操舵輪２の略回転中心位置
に、操舵輪２との間で支持部３，３により支持され、操
舵軸９に外嵌固定されるための軸受部及びクラクション
のスイッチを担うセンターパットを具備するハンドルハ
ブ４とから構成されている。
（運転者側を正面とする）である。ハンドル１は、略円
環形状をなす操舵輪２と、該操舵輪２の略回転中心位置
に、操舵輪２との間で支持部３，３により支持され、操
舵軸９に外嵌固定されるための軸受部及びクラクション
のスイッチを担うセンターパットを具備するハンドルハ
ブ４とから構成されている。
【００２０】図４は、ハンドル１の構成を示す背面図
（自動車Ｖの前方側を背面とする）である。操舵輪２に
おけるハンドル１の背面側の円周方向には、多数の発光
ダイオードをマトリックス状にして適宜長さ配列し、埋
設してなる発光部５が備えられている。
（自動車Ｖの前方側を背面とする）である。操舵輪２に
おけるハンドル１の背面側の円周方向には、多数の発光
ダイオードをマトリックス状にして適宜長さ配列し、埋
設してなる発光部５が備えられている。
【００２１】ハンドルハブ４内には、自動車Ｖが備える
図示しないバッテリから電力の供給を受けて発光部５の
発光を制御する、ＩＣを備えた制御部７が内蔵されてい
る。また、ハンドルハブ４の正面側には、前記制御部７
への電力の供給をオン／オフする電源スイッチ６ａ及び
複数の発光スイッチ６ｂ，６ｂ，…が取り付けられてい
る。発光部５は前述したような構成をなすため、制御部
７による発光の制御によって様々の文字又は図形の表示
が可能であり、発光スイッチ６ｂ，６ｂ，…には、発光
部５における複数の表示パターンが夫々一対一に割り当
てられている。
図示しないバッテリから電力の供給を受けて発光部５の
発光を制御する、ＩＣを備えた制御部７が内蔵されてい
る。また、ハンドルハブ４の正面側には、前記制御部７
への電力の供給をオン／オフする電源スイッチ６ａ及び
複数の発光スイッチ６ｂ，６ｂ，…が取り付けられてい
る。発光部５は前述したような構成をなすため、制御部
７による発光の制御によって様々の文字又は図形の表示
が可能であり、発光スイッチ６ｂ，６ｂ，…には、発光
部５における複数の表示パターンが夫々一対一に割り当
てられている。
【００２２】前述したような車両用ハンドル１において
電源スイッチ６ａがオンであり、運転者Ｄが１つの発光
スイッチ６ｂに触れた場合、該発光スイッチ６ｂに割り
当てられている文字又は図形（例えば、文字「ＴＨＡＮ
ＫＳ！」）が発光部５に表示される。
電源スイッチ６ａがオンであり、運転者Ｄが１つの発光
スイッチ６ｂに触れた場合、該発光スイッチ６ｂに割り
当てられている文字又は図形（例えば、文字「ＴＨＡＮ
ＫＳ！」）が発光部５に表示される。
【００２３】発光部５が発する光は、自動車Ｖのフロン
トガラスＦを透過して前方外部へ発せられる。また、同
時に発光部５が発する光は、反射鏡８の鏡面８ａにおい
て反射し、運転者Ｄが視認することができる。
トガラスＦを透過して前方外部へ発せられる。また、同
時に発光部５が発する光は、反射鏡８の鏡面８ａにおい
て反射し、運転者Ｄが視認することができる。
【００２４】本実施に係る車両用ハンドル及び自動車に
よれば、車両用ハンドルにおける車両外部から視認する
ことができる箇所に位置する発光部と、該発光部の発光
を制御する制御部とを備え、また、前記発光部の発光状
態を視認できる位置に反射鏡を備えるため、夜間又は雨
天時など視界が悪い場合であっても、他の車両の搭乗者
又は歩行者に対してメッセージを送り、意志伝達を図る
ことができる。更に、発光部は文字及び図形を表示する
ことができるため、より明確にメッセージを送ることが
できる。
よれば、車両用ハンドルにおける車両外部から視認する
ことができる箇所に位置する発光部と、該発光部の発光
を制御する制御部とを備え、また、前記発光部の発光状
態を視認できる位置に反射鏡を備えるため、夜間又は雨
天時など視界が悪い場合であっても、他の車両の搭乗者
又は歩行者に対してメッセージを送り、意志伝達を図る
ことができる。更に、発光部は文字及び図形を表示する
ことができるため、より明確にメッセージを送ることが
できる。
【００２５】なお、本実施の形態では、操舵輪における
車両用ハンドル背面一部に発光部を埋設したものを示し
たが、操舵輪における車両用ハンドル背面の全周に発光
部を埋設しても良く、また、多数の発光ダイオードをマ
トリックス状に配列したものの他、１個の発光器により
発光するようにしても良い。また、発光部の発光を確認
するために反射鏡に換えて発光ダイオード等の表示器を
ハンドル正面側に設けてもよい。更に、車両用ハンドル
として自動車に適用するものを示したが、自動二輪車の
ハンドルに発光部を取り付けた場合であっても同様の効
果を奏することができる。
車両用ハンドル背面一部に発光部を埋設したものを示し
たが、操舵輪における車両用ハンドル背面の全周に発光
部を埋設しても良く、また、多数の発光ダイオードをマ
トリックス状に配列したものの他、１個の発光器により
発光するようにしても良い。また、発光部の発光を確認
するために反射鏡に換えて発光ダイオード等の表示器を
ハンドル正面側に設けてもよい。更に、車両用ハンドル
として自動車に適用するものを示したが、自動二輪車の
ハンドルに発光部を取り付けた場合であっても同様の効
果を奏することができる。
【００２６】（実施の形態２）図５は、本発明に係る車
両用ハンドルカバー（以下、ハンドルカバーと言う）１
１を操舵輪２に装着した場合における実施の形態を示す
正面図（運転者側を正面とする）である。車両用ハンド
ルカバー１１は、略円環形状をなし、内径側の全円周沿
いに開口部を有しており、該開口部から車両用ハンドル
の操舵輪２に被せるようになっている。
両用ハンドルカバー（以下、ハンドルカバーと言う）１
１を操舵輪２に装着した場合における実施の形態を示す
正面図（運転者側を正面とする）である。車両用ハンド
ルカバー１１は、略円環形状をなし、内径側の全円周沿
いに開口部を有しており、該開口部から車両用ハンドル
の操舵輪２に被せるようになっている。
【００２７】図６は、ハンドルカバー１１を操舵輪２に
装着した場合の構成を示す背面図（自動車の前方側を背
面とする）である。ハンドルカバー１１の背面上部に
は、円周方向の所定間隔毎に、発光部１５ａ，１５ｂ，
１５ｃ，１５ｄ，１５ｅがこの順に埋設されており、前
記発光部１５ａ，１５ｃ，１５ｅは赤色発光ダイオード
を、発光部１５ｂ，１５ｄは緑色発光ダイオードを備え
ている。ハンドルカバー１１内には、前記発光部１５ａ
〜１５ｅの発光を制御する制御部１７及び該制御部１７
に電力を供給する電池２０が内蔵されている。また、ハ
ンドルカバー１１の正面側には、電池２０から制御部１
７への電力の供給をオン／オフする電源スイッチ１６ａ
及び複数の発光スイッチ１６ｂ，１６ｂ，…が取り付け
られており、該発光スイッチ１６ｂ，１６ｂ，…には、
発光部１５ａ〜１５ｅにおける複数の発光パターンが夫
々一対一に割り当てられている。
装着した場合の構成を示す背面図（自動車の前方側を背
面とする）である。ハンドルカバー１１の背面上部に
は、円周方向の所定間隔毎に、発光部１５ａ，１５ｂ，
１５ｃ，１５ｄ，１５ｅがこの順に埋設されており、前
記発光部１５ａ，１５ｃ，１５ｅは赤色発光ダイオード
を、発光部１５ｂ，１５ｄは緑色発光ダイオードを備え
ている。ハンドルカバー１１内には、前記発光部１５ａ
〜１５ｅの発光を制御する制御部１７及び該制御部１７
に電力を供給する電池２０が内蔵されている。また、ハ
ンドルカバー１１の正面側には、電池２０から制御部１
７への電力の供給をオン／オフする電源スイッチ１６ａ
及び複数の発光スイッチ１６ｂ，１６ｂ，…が取り付け
られており、該発光スイッチ１６ｂ，１６ｂ，…には、
発光部１５ａ〜１５ｅにおける複数の発光パターンが夫
々一対一に割り当てられている。
【００２８】図７は、本発明に係るハンドルカバー１１
が備える制御部１７による発光部１５ａ〜１５ｅの発光
の制御を説明するためのタイミングチャートである。電
源スイッチ１６ａがオンであり、運転者が１つの発光ス
イッチ１６ｂに触れた場合、発光部１５ａ〜１５ｅは同
時に発光し始め、発光部１５ａ，１５ｃ，１５ｅが一定
時間継続して発光している間に、発光部１５ｂ，１５ｄ
は断続的に３回発光する。なお、発光部１５ａ〜１５ｅ
の発光パターン及び発光色は、前述したものの他、様々
な態様が可能である。また、本実施の形態においては、
複数の発光ダイオードを配列したものにより説明した
が、１個の発光器で発光するようにしてもよい。
が備える制御部１７による発光部１５ａ〜１５ｅの発光
の制御を説明するためのタイミングチャートである。電
源スイッチ１６ａがオンであり、運転者が１つの発光ス
イッチ１６ｂに触れた場合、発光部１５ａ〜１５ｅは同
時に発光し始め、発光部１５ａ，１５ｃ，１５ｅが一定
時間継続して発光している間に、発光部１５ｂ，１５ｄ
は断続的に３回発光する。なお、発光部１５ａ〜１５ｅ
の発光パターン及び発光色は、前述したものの他、様々
な態様が可能である。また、本実施の形態においては、
複数の発光ダイオードを配列したものにより説明した
が、１個の発光器で発光するようにしてもよい。
【００２９】本実施に係る車両用ハンドルカバーによれ
ば、背面に発光部を備えるため、該車両用ハンドルカバ
ーを車両用ハンドルに装着した場合、夜間又は雨天時な
ど視界が悪い状態であっても、他の車両の搭乗者又は歩
行者に対してメッセージを送り、明確な意志伝達を図る
ことができ、また、他の車両が備える車両用ハンドルに
付け替えることができる。
ば、背面に発光部を備えるため、該車両用ハンドルカバ
ーを車両用ハンドルに装着した場合、夜間又は雨天時な
ど視界が悪い状態であっても、他の車両の搭乗者又は歩
行者に対してメッセージを送り、明確な意志伝達を図る
ことができ、また、他の車両が備える車両用ハンドルに
付け替えることができる。
【００３０】
【発明の効果】第１発明に係る車両用ハンドル及び第４
発明に係る車両用ハンドルカバーによれば、夜間又は雨
天時など視界が悪い場合であっても、他の車両の搭乗者
又は歩行者に対してメッセージを送り、意志伝達を図る
ことができる。第２発明に係る車両用ハンドル及び第５
発明に係る車両用ハンドルカバーによれば、他の車両の
搭乗者又は歩行者に対して送るメッセージの内容を明確
にすることができる。第３発明に係る車両用ハンドル及
び第６発明に係る車両用ハンドルカバーによれば、他の
車両の搭乗者又は歩行者に対して送るメッセージの内容
を、より明確にすることができる。
発明に係る車両用ハンドルカバーによれば、夜間又は雨
天時など視界が悪い場合であっても、他の車両の搭乗者
又は歩行者に対してメッセージを送り、意志伝達を図る
ことができる。第２発明に係る車両用ハンドル及び第５
発明に係る車両用ハンドルカバーによれば、他の車両の
搭乗者又は歩行者に対して送るメッセージの内容を明確
にすることができる。第３発明に係る車両用ハンドル及
び第６発明に係る車両用ハンドルカバーによれば、他の
車両の搭乗者又は歩行者に対して送るメッセージの内容
を、より明確にすることができる。
【図１】本発明に係る車両用ハンドルを自動車に適用し
た場合の実施の形態を示す側面図である。
た場合の実施の形態を示す側面図である。
【図２】反射鏡の構成を示す斜視図である。
【図３】本発明に係る車両用ハンドルの構成を示す正面
図である。
図である。
【図４】本発明に係る車両用ハンドルの構成を示す背面
図である。
図である。
【図５】本発明に係る車両用ハンドルカバーを操舵輪に
装着した場合における実施の形態を示す正面図である。
装着した場合における実施の形態を示す正面図である。
【図６】本発明に係る車両用ハンドルカバーを操舵輪に
装着した場合の構成を示す背面図である。
装着した場合の構成を示す背面図である。
【図７】本発明に係る車両用ハンドルカバーが備える制
御部による発光部の発光の制御を説明するためのタイミ
ングチャートである。
御部による発光部の発光の制御を説明するためのタイミ
ングチャートである。
１ 車両用ハンドル（ハンドル） ２ 操舵輪 ３ 支持部 ４ ハンドルハブ ５，１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄ，１５ｅ 発光部 ６ａ，１６ａ 電源スイッチ ６ｂ，１６ｂ 発光スイッチ ７，１７ 制御部 ８ 反射鏡 ９ 操舵軸 １１ 車両用ハンドルカバー（ハンドルカバー） ２０ 電池
Claims (6)
- 【請求項１】 車両用ハンドルにおいて、 車両外部の前方及び／又は側方から視認することができ
る位置に発光部を備えることを特徴とする車両用ハンド
ル。 - 【請求項２】 前記発光部は、文字又は図形を表示する
表示部を備えることを特徴とする請求項１に記載の車両
用ハンドル。 - 【請求項３】 前記発光部の発光パターンを制御する制
御装置を更に備えることを特徴とする請求項１又は２に
記載の車両用ハンドル。 - 【請求項４】 環状をなし、車両用ハンドルに装着する
車両用ハンドルカバーにおいて、 外面に発光部を備えることを特徴とする車両用ハンドル
カバー。 - 【請求項５】 前記発光部は、文字又は図形を表示する
表示部を備えることを特徴とする請求項４に記載の車両
用ハンドルカバー。 - 【請求項６】 前記発光部の発光パターンを制御する制
御装置を更に備えることを特徴とする請求項４又は５に
記載の車両用ハンドルカバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001004207A JP2002205658A (ja) | 2001-01-11 | 2001-01-11 | 車両用ハンドル及び車両用ハンドルカバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001004207A JP2002205658A (ja) | 2001-01-11 | 2001-01-11 | 車両用ハンドル及び車両用ハンドルカバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002205658A true JP2002205658A (ja) | 2002-07-23 |
Family
ID=18872429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001004207A Pending JP2002205658A (ja) | 2001-01-11 | 2001-01-11 | 車両用ハンドル及び車両用ハンドルカバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002205658A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1403167A1 (en) * | 2002-09-27 | 2004-03-31 | Yuan-Yuan Huang | Steering wheel cover having a decorative lighting unit |
| US7414520B2 (en) | 2003-04-04 | 2008-08-19 | Takata-Petri Ag | Steering wheel for motor vehicles |
| JP2009292294A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | Honda Access Corp | 車両用ミラー |
| JP2014061760A (ja) * | 2012-09-20 | 2014-04-10 | Yuhshin Co Ltd | 車載機器操作装置 |
-
2001
- 2001-01-11 JP JP2001004207A patent/JP2002205658A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1403167A1 (en) * | 2002-09-27 | 2004-03-31 | Yuan-Yuan Huang | Steering wheel cover having a decorative lighting unit |
| US7414520B2 (en) | 2003-04-04 | 2008-08-19 | Takata-Petri Ag | Steering wheel for motor vehicles |
| JP2009292294A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | Honda Access Corp | 車両用ミラー |
| JP2014061760A (ja) * | 2012-09-20 | 2014-04-10 | Yuhshin Co Ltd | 車載機器操作装置 |
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