JP2002205276A - 洗車用ロールブラシ - Google Patents

洗車用ロールブラシ

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JP2002205276A
JP2002205276A JP2000403345A JP2000403345A JP2002205276A JP 2002205276 A JP2002205276 A JP 2002205276A JP 2000403345 A JP2000403345 A JP 2000403345A JP 2000403345 A JP2000403345 A JP 2000403345A JP 2002205276 A JP2002205276 A JP 2002205276A
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Japan
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brush
brush bristles
wire
roll
car
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JP2000403345A
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English (en)
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Yuichiro Niizaki
優一郎 新崎
Tomoko Niizaki
朋子 新崎
Yunito Niizaki
優仁人 新崎
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】高速回転させて強く押圧させても、表面に傷が
付かなくて、確実に洗車できる洗車用ブラシを提供す
る。 【解決手段】多数本を揃えて並列させたブラシ毛11
を、上面が開放するチャンネル状の挟着金具22の上面
に直交するように配列し、金属線からなる芯線23を前
記ブラシ毛列の上面に、挟着金具22に沿うように位置
させ、芯線23を挟着金具22の内部に押圧することに
より、ブラシ毛11の中央部分を折り曲げて挟着金22
具の内部に嵌着し、前記挟着金具22の開放上端をロー
ル機構などで強圧して芯線23の上側を強固に圧着し、
ブラシ毛11を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や電車など
の車両の洗浄用として有効なロールブラシに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】周知のように、洗車用ブラシとしては多
数の種類のものが知られている。そして、電車、自動車
等の洗車用のブラシは、車両表面の汚損程度が激しいの
で、研磨用粒体を混入した合成樹脂のブラシ毛を使用
し、ロール状に成形してなるロールブラシを洗車装置の
左右に縦方向に取り付け、相反する方向に高速回転させ
て対向するロールブラシ間に車両を通過させ、ブラシ毛
を押圧させるとともに激しく擦り付けている。特にステ
ンレス製の車両は、表面の汚損程度が大きいので、研磨
砥粒の含有量が多いブラシ毛を使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の前記ロ
ールブラシは、ブラシ毛の端部に何の処理もしていない
ので、多数本の各ブラシ毛の先端に鋭敏な部分があり、
この鋭敏な部分によって傷が付きやすいステンレスの車
両表面に無数の微細な擦り傷を発生させる。また、自動
車用の洗車ブラシにおいても、洗車時に表面に微細な擦
り傷が発生するために、ドライバーから嫌われる傾向に
ある。したがって本発明は、特に洗車用のブラシに好適
であって、高速回転させて強く押圧させても、表面に傷
が付かなくて、確実に洗車できるようにしたことを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成させるた
め、本願の請求項1に記載の発明は、先端に球体を設け
たブラシ毛により構成したことを特徴とする洗車用ロー
ルブラシである。
【0005】また本願の請求項2に記載の発明は、一端
若しくは両端に球体を設けたブラシ毛をチャンネル状挟
着金具に固定してなるブラシ素材を、円柱状のブラシ基
体に卷成固定して構成したことを特徴とする洗車用ロー
ルブラシである。
【0006】また本願の請求項3に記載の発明は、前記
請求項1または2において、前記球体及びブラシ毛には
研磨用粒体が混入されているの洗車用ロールブラシであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明を実施の態様に基づ
いて説明する。図1の(a),(b)はブラシ毛の正面
図、図2は本発明の第1実施例を示す一部を切断した正
面図、図3はブラシ素材の一部の概略斜視図、図4はブ
ラシ素材を使用した本発明の第2実施例を示す概略斜視
図、図5は使用状態の概略正面図である。
【0008】本発明の洗車用ロールブラシ1に使用する
ブラシ毛11は、図1で示すように、線材12の両端に
球体13を設けた構成(a)、または線材12の一端に
球体13を設けた構成(b)である。
【0009】前記線材12及び球体13は、ポリオレフ
ィン、ポリアミド、ポリエステル、フッ素系樹脂などの
合成樹脂からなり、用途に応じて研磨用の粒体を混入さ
せてもよいし、させなくてもよい。そして、研磨用の粒
体を混入させる場合、シリカ、アルミナ、ダイヤモン
ド、チタン、ステンレスなどの砥粒若しくはパウダーで
あって、洗浄する対象となる車両によって粒径を定める
ことができる。
【0010】例えば、自動車の洗車用ロールブラシ1で
あれば、比較的柔軟で触りが柔らかい必要があるので、
例えば10ミクロンから0.5ミリ程度の砥粒を、合成
樹脂に対して2〜60重量%程度混入すればよい。ま
た、電車の洗車用であれば、自動車用より強靱なブラシ
毛11がよいので、例えば10ミクロンから1.0ミリ
程度の砥粒を、合成樹脂に対して5〜70重量%混入す
ることができる。
【0011】そして、前記線材12の径は、洗浄の対象
となる車両によって相違し、例えば大型の電車用であれ
ば0.5〜8ミリ程度、小型の電車用であれば0.3〜
8ミリ程度を使用することができる。また自動車用であ
って機械式洗車機のロールブラシの場合、線材12の径
は0.3〜5ミリ程度が望ましい。しかし、本発明で
は、前記砥粒の粒径や線材12の径は特に限定されるも
のではない。
【0012】また、前記線材12の一端、若しくは両端
に設ける球体13は、車両の表面を保護するものである
から、少なくとも前記線材12の径と同一か若しくは大
径であって、大径な場合には線材12の径の2倍程度で
ある。
【0013】そして、前記線材12の端部に球体13を
固定するには、線材12の端部及び球体13の一方若し
くは両方の軟化状態の下に押圧して冷却したり、強固に
接着するのである。
【0014】本発明の洗車用ロールブラシ1に使用する
ブラシ毛11は、前記構成であって、このブラシ毛11
を使用して洗車用ロールブラシ1を構成するには、図2
で示す本発明の第1実施例によれば、円柱状のブラシ基
体2に無数の小孔3を形成して結束したブラシ毛11の
束4を植え込み、接着剤で固定するのである。この場
合、線材12の一端に球体13を設けたブラシ毛11で
あれば、束4の球体13を設けていない端部を植え込む
ことになり、線材12の両端に球体13を設けた束4で
あれば、束4を中央で折り返して、折り返し基端部を植
え込むことになる。
【0015】前記構成の洗車用ロールブラシ1は、ブラ
シ基体2の表面にブラシ毛11の束4を植え込むことに
より強固に固着することができ、また各ブラシ毛11の
先端に球体13が設けてある。したがって、この洗車用
ロールブラシ1を高速回転すると、遠心力によりブラシ
毛11がブラシ基体2から垂直方向に延在することにな
り、先端の球体13によって車両の表面を洗浄処理する
ことになり、鋭敏な部分がないので擦り傷がほとんど発
生しない。
【0016】そして、球体13が次第に摩耗して消滅し
ても、ブラシ毛11の先端部は車両の表面に馴染んで円
滑になっているので、洗車時に車両の表面に擦り傷が発
生するおそれがない。
【0017】図3は、ブラシ毛11によってブラシ素材
21を構成した状態を示すものである。即ち、多数本を
揃えて並列させたブラシ毛11を、上面が開放するチャ
ンネル状の挟着金具22の上面に直交するように配列
し、金属線からなる芯線23を前記ブラシ毛列の上面
に、挟着金具22に沿うように位置させ、芯線23を挟
着金具22の内部に押圧することにより、ブラシ毛11
の中央部分を折り曲げて挟着金22具の内部に嵌着し、
前記挟着金具22の開放上端をロール機構などで強圧し
て芯線23の上側を強固に圧着し、ブラシ毛11を固定
するようにしたものである。
【0018】前記した構成のブラシ素材21は、挟着金
具22や芯線23が金属であるから自由に屈曲すること
ができる。したがって、図4で示すように、円柱状のブ
ラシ基体31に前記挟着金具22の底部を圧着して密
に、螺旋状に巻成して溶接などで固定することにより、
ブラシ基体31の表面にブラシ毛11が密に設けられて
いる洗車用ロールブラシ1を構成することができる。
【0019】図5は、前記洗車用ロールブラシ1を直立
状にして左右に並設し、モータなどで相反する方向に強
力に高速回転させると、ブラシ毛11が遠心力によって
水平になるので、両洗車用ロールブラシ1の間を通過す
る車両Aの表面を洗浄処理することができる。そして、
前記洗浄処理においては、球体13が車両の表面を衝撃
するだけであるから、擦り傷などが発生しないし、高能
率に洗浄処理することができる。
【0020】以上本発明を実施の形態に基づいて説明し
たが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限りどの
ようにでも実施することができる。例えば、線材や球体
に混入する研磨用の粒体としては、前記のとおり、シリ
カ、アルミナ、ダイヤモンド、チタン、ステンレスなど
の砥粒若しくはパウダーを使用することができるが、ダ
イヤモンドの粒体を使用すると、強度が高いために回転
数や押圧力を調整しながら、少ない時間で確実に洗浄処
理することができる。また、チタンの粒体を使用する
と、他の金属より耐熱性で軽量なために、良質なロール
ブラシとすることができ、またステンレスの砥粒を利用
すると、特にステンレス製の車両においては同一材質で
あるから、馴染みがよくて擦り傷の発生を確実に防ぐこ
とができる。また、複数の材質の粒体を混合して合成樹
脂に混入することができるし、混入する配合比を適宜に
選択することもできる。これらに付いては、洗浄の対象
物の材質、規模、構造などにより設定することができ
る。
【0021】
【発明の効果】以上要するに、本発明は、線材の端部に
球体を設けたブラシ毛により構成したことを特徴とす
る。したがって、球体により、車両の表面を無理なく、
確実に洗浄処理できるばかりでなく、擦り傷などの発生
を確実に防止することができる。
【0022】そして、線材の一端若しくは両端に球体を
設けたブラシ毛をチャンネル状挟着金具に固定してなる
ブラシ素材を、円柱状のブラシ基体に卷成固定したり、
前記球体及びブラシ毛に研磨用粒体を混入させることに
より、実用的に使用することができる洗車用ロールブラ
シとなり、どのような種類の車両にでも利用することが
でき、特に営業用の洗車装置に使用すると、耐久性があ
って長期間使用することができる洗車用ロールブラシを
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)はブラシ毛の実施例を示す正面
図である。
【図2】本発明の洗車用ロールブラシの第1実施例を示
す一部を切断した正面図である。
【図3】ブラシ素材の一部の概略斜視図である。
【図4】ブラシ素材を使用した本発明の洗車用ロールブ
ラシの第2実施例を示す概略斜視図である。
【図5】使用状態の概略正面図である。
【符号の説明】
1 洗車用ロールブラシ 2 円柱状のブラシ基体 3 小孔 4 ブラシ毛の束 11 ブラシ毛 12 線材 13 球体 21 ブラシ素材 22 挟着金具 23 芯線 31 円柱状のブラシ基体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新崎 優仁人 神奈川県茅ヶ崎市東海岸南4−5−8 Fターム(参考) 3B116 AA31 AB01 BA02 BA13 3B201 AA31 AB01 BA02 BA13 3C063 AA07 AB03 BA17 BC03 BG10 BH07 BH10 EE01 EE26 FF08 FF30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線材の端部に球体を設けたブラシ毛によ
    り構成したことを特徴とする洗車用ロールブラシ。
  2. 【請求項2】 線材の一端若しくは両端に球体を設けた
    ブラシ毛をチャンネル状挟着金具に固定してなるブラシ
    素材を、円柱状のブラシ基体に卷成固定して構成したこ
    とを特徴とする洗車用ロールブラシ。
  3. 【請求項3】 前記球体及びブラシ毛には研磨用粒体が
    混入されている請求項1または2に記載の洗車用ロール
    ブラシ。
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