JP2002205240A - 工作機械のカバー装置 - Google Patents

工作機械のカバー装置

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JP2002205240A
JP2002205240A JP2001001131A JP2001001131A JP2002205240A JP 2002205240 A JP2002205240 A JP 2002205240A JP 2001001131 A JP2001001131 A JP 2001001131A JP 2001001131 A JP2001001131 A JP 2001001131A JP 2002205240 A JP2002205240 A JP 2002205240A
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Toshiyuki Shibayama
登司幸 柴山
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Okuma Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの搬入出時に上ガイドレールをワーク
搬入出口から簡単に退避させる。退避させられた上ガイ
ドレールがワーク搬入出用のクレーンと干渉したり、作
業者の作業の邪魔になったりせず、しかも工作機械の設
置場所の高さを比較的低くする。 【解決手段】 ワーク搬入出側面に、2つの固定カバー
部2を相互に間隔をおいて設けるとともに、両固定カバ
ー部2間にワーク搬入出口3を形成する。ワーク搬入出
口3を開閉する引き戸8および引き戸8の上端部を案内
する上ガイドレール6を備えている。上ガイドレール6
を、ワーク搬入出口3に位置する使用位置と、使用位置
から引き戸8の開方向に退避した退避位置との間で、上
ガイドレール6の長さ方向に直線的に移動させる。上ガ
イドレール6の直線的移動を、油圧シリンダ10により行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は工作機械のカバー
装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】たとえ
ば、立形マシニングセンタおいては、切削時の切りくず
やクーラントの飛散防止の目的で、正面、背面および両
側面の4方向を覆うカバー装置が設けられている。この
カバー装置の正面には、2つの固定カバー壁が相互に間
隔をおいて設けられるとともに、両固定カバー壁間にワ
ーク搬入出口が形成され、ワーク搬入出口は、引き戸に
より開閉されるようになっている。引き戸の上端は、両
固定カバー壁の上端間に渡し止められた水平上ガイドレ
ールにより案内されるようになっている。そして、クレ
ーンを利用したワークの搬入出時には引き戸を移動させ
てワーク搬入出口を開き、加工時には引き戸を移動させ
てワーク搬入出口を閉じるようになっている。
【0003】ところで、クレーンによるワークの搬入出
時には、引き戸の上端を案内する上ガイドレールが、ク
レーンと干渉することがあり、作業性が悪いという問題
があった。
【0004】そこで、このような問題を解決するため
に、ガイドレールの両端部が、2つの固定カバー壁に脱
着自在にねじ止めされ、クレーンによるワークの搬入出
時にガイドレールが取り外されるようになされたカバー
装置が提案されている(実公平3−5401号公報参
照)。しかしながら、このカバー装置では、ガイドレー
ルの脱着作業が面倒であるという問題がある。
【0005】また、上ガイドレールの一端部が一方の固
定カバー壁に枢着され、クレーンによるワークの搬入出
時に、上ガイドレールが上方に回動退避させられるよう
になされたカバー装置も提案されている(実公平6−2
3403号公報参照)。しかしながら、このカバー装置
では、上ガイドレールが上方に回動退避させられるよう
になされているので、工作機械を設置する場所の高さが
必要になるとともに、回動退避させられた上ガイドレー
ルがクレーンと干渉するおそれがある。
【0006】さらに、上ガイドレールの一端部が一方の
固定カバー壁の内面上端部に枢着され、クレーンによる
ワークの搬入出時に、上ガイドレールが下方に回動退避
させられるようになされたカバー装置も提案されている
(特開2000−126979号公報参照)。しかしな
がら、このカバー装置では、回動退避させられた上ガイ
ドレールが固定カバー壁の内側に存在するので、作業者
による作業の邪魔になるという問題がある。
【0007】この発明の目的は、上記問題を解決し、ワ
ークの搬入出時に上ガイドレールをワーク搬入出口から
簡単に退避させることができるとともに、退避させられ
た上ガイドレールがワーク搬入出用のクレーンと干渉し
たり、作業者の作業の邪魔になったりせず、しかも工作
機械の設置場所の高さを比較的低くすることができる工
作機械のカバー装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段と発明の効果】請求項1の
発明による工作機械のカバー装置は、ワーク搬入出側面
に、2つの固定カバー部が相互に間隔をおいて設けられ
るとともに、両固定カバー部間にワーク搬入出口が形成
されており、このワーク搬入出口を開閉する引き戸およ
び引き戸の上端部を案内する上ガイドレールを備えた工
作機械のカバー装置において、上ガイドレールが、ワー
ク搬入出口に位置する使用位置と、使用位置から引き戸
の開方向に退避した退避位置との間で、上ガイドレール
の長さ方向に直線的に移動しうるようになされているも
のである。
【0009】請求項1の発明の工作機械のカバー装置に
よれば、ワークの搬入出時には、上ガイドレールを、使
用位置から退避位置まで引き戸の開方向にその長さ方向
に直線的に移動させるだけで、簡単にワーク搬入出口か
ら退避させることができる。また、退避させられた上ガ
イドレールは、一方の固定カバー部の上端部に沿った状
態となるので、上ガイドレールがワーク搬入出のための
クレーンなどと干渉したり、作業者の作業の邪魔になっ
たりすることはない。また、退避させられた上ガイドレ
ールは、一方の固定カバー部の上端部に沿った状態とな
るので、工作機械に設置場所の高さを比較的低くするこ
とができる。
【0010】請求項2の発明による工作機械のカバー装
置は、請求項1の発明において、上ガイドレールの直線
的移動が、流体圧シリンダにより行われるようになされ
ているものである。この場合、流体圧駆動としたため、
ソレノイドバルブの電気的制御により自動化が可能にな
る。
【0011】請求項3の発明による工作機械のカバー装
置は、請求項2の発明において、上ガイドレールを、使
用位置および退避位置においてそれぞれロックするロッ
ク手段を備えており、上ガイドレールの使用位置および
退避位置のうち一方から他方への直線的移動のための流
体圧シリンダへの流体供給によって、ロック手段による
上ガイドレールのロックを解除するようになされている
ものである。この場合、万一流体圧が低下しても誤動作
のおそれがなく、またインターロックを設定することが
可能になる。
【0012】
【発明の実施形態】以下、この発明の実施形態を、図面
を参照して説明する。以下の説明において、図1の左右
を左右といい、同図の下側(図2右側)を前、上側(図
2左側)を後というものとする。
【0013】図1および図2に示すように、立形マシニ
ングセンタのカバー装置は、たとえば図示しない工具マ
ガジン部を覆う左側固定カバー部(1)と、左側固定カバ
ー部(1)の右方に間隔をおいて設けられ、かつたとえば
図示しない配電箱などの電気関係部分を覆う右側固定カ
バー部(2)との間に、ワーク搬入出口(3)が形成されたも
のである。ワーク搬入出口(3)の後方に、立形マシニン
グセンタの主軸頭(4)およびテーブル(5)が配されてい
る。各固定カバー部(1)(2)は、マシニングセンタの前方
を覆う前壁部分(1a)(2a)と、同じく上方を覆う天井部分
(1b)(2b)とを備えている。
【0014】ワーク搬入出口(3)は、上端部が左右方向
に伸びる上ガイドレール(6)に案内され、下端部が左右
方向に伸びる下ガイドレール(7)に案内される引き戸(8)
によって開閉される。下ガイドレール(8)は、左端部が
左側固定カバー部(1)の前壁部分(1a)の左端部に固定さ
れ、右端部が右側固定カバー部(2)の前壁部分(2a)の左
端部に固定されている。そして、引き戸(8)に取り付け
られたローラ(9)が下ガイドレール(8)に沿って転動する
ようになっている。
【0015】左側固定カバー部(1)の天井部分(1b)上面
の前端部に、複動式油圧シリンダ(10)が、そのピストン
ロッド(11)を右側に向けて水平状に取り付けられてい
る。油圧シリンダ(10)のピストンロッド(11)は横断面円
形であり、これが上ガイドレール(6)を兼ねている。右
側固定カバー部(2)の天井部分(2b)上面の前端左側縁部
には、上ガイドレール(6)が進出した際にその先端部が
はまるガイドブッシュ(12)が取り付けられている。そし
て、上ガイドレール(6)の周囲に、引き戸(8)後面の上端
部に固定されたガイド(13)が摺動自在にはめ被せられて
いる。また、上ガイドレール(6)の右端部に、ガイド(1
3)の上ガイドレール(6)からの脱落を防止するストッパ
(14)が固定されている(図3参照)。左側固定カバー部
(1)の前壁部分(1a)前面の上端部に、引き戸(8)が開状態
となったときに作動するリミットスイッチ(15)が取り付
けられている。通常時は上ガイドレール(6)は使用位置
にあるが、ワーク搬入出時など、上ガイドレール(6)を
退避位置に移動させたい場合には、リミットスイッチ(1
5)で引き戸(8)が開端の安全位置にあることを確認の
上、機械作業者が切替押しボタンを押すことによりソレ
ノイドバルブ(41)が切り替えられ、油圧シリンダ(10)の
右側の油室(10b)に圧力油が供給されるとともに、左側
の油室(10a)から圧力油が排出されるようになっている
(図3参照)。同じく、リミットスイッチ(15)が非作動
状態になると、ソレノイドバルブ(41)が切り替えられ、
油圧シリンダ(10)の左側の油室(10a)に圧力油が供給さ
れるとともに、右側の油室(10b)から圧力油が排出され
るようになっている。
【0016】図3に示すように、油圧シリンダ(10)のピ
ストン(16)の左側面に、短円柱状部(17)が左方突出状に
設けられている。短円柱状部(17)の周面に環状溝(18)が
形成されている。また、短円柱状部(17)の左端面と周面
との連接部に面取り(19)が形成されている。ピストン(1
6)が最も左方に移動した際に、短円柱状部(17)は、油圧
シリンダ(10)のヘッドカバー(20)の右側面に形成された
凹所(21)内にはまるようになっている。
【0017】油圧シリンダ(10)のピストンロッド(11)の
左端部に大径部(22)が所定長さにわたって形成され、そ
の周面に環状溝(23)が形成されている。また、大径部(2
2)の右端面と周面との連接部に面取り(24)が形成されて
いる。ピストン(16)が最も右方に移動した際に、大径部
(22)は油圧シリンダ(10)のロッドカバー(25)の左側面に
形成された凹所(26)内にはまるようになっている。
【0018】油圧シリンダ(10)のヘッドカバー(20)には
左側油室(10a)に圧力油を供給する供給用油路(33)が、
ロッドカバー(25)には右側油室(10b)に圧力油を供給す
る供給用油路(34)がそれぞれ形成されている。また、ヘ
ッドカバー(20)には、供給用油路(33)から分岐しかつ左
側油室(10a)から圧力油を排出する排出用油路(42)が、
ロッドカバー(25)には供給用油路(34)から分岐しかつ右
側油室(10b)から圧力油を排出する排出用油路(43)がそ
れぞれ形成されている。各排出用油路(42)(43)には、圧
力油の排出時のみに開くチェックバルブ(44)(45)が設け
られている。
【0019】油圧シリンダ(10)のヘッドカバー(20)およ
びロッドカバー(25)の後面に、それぞれ単動式のロック
用油圧シリンダ(27)(28)が、そのピストンロッド(29)(3
0)を前方に向けて設けられている。各ロック用油圧シリ
ンダ(27)(28)のピストンロッド(29)(30)は、各カバー(2
0)(25)の後面と凹所(21)(26)の内周面との間に形成され
た前後方向に伸びる貫通穴(31)(32)に前後方向に摺動自
在にはめ入れられている。また、各ピストンロッド(29)
(30)の長さの中間部に小径部(29a)(30a)が形成されてい
る。各ロック用油圧シリンダ(27)(28)の前側の油室内に
は、貫通穴(31)(32)よりも入口側において供給用油路(3
3)(34)から分岐した分岐路(33a)(34a)を通して圧力油が
供給されるようになっている。また、各ロック用油圧シ
リンダ(27)(28)のピストン(37)(38)とシリンダチューブ
(35)(36)の後端壁との間に、ピストン(37)(38)を常に前
方に付勢する圧縮コイルばね(39)(40)が介在させられて
いる。各シリンダチューブ(35)(36)の内周面における前
後方向の中間部には段部が形成され、この段部によりピ
ストン(37)(38)の後退位置が規制されるようになってい
る。各ロック用油圧シリンダ(27)(28)のピストンロッド
(29)(30)は、その先端が凹所(21)(26)内に突出する前進
位置と、先端が貫通穴(31)(32)内に引っ込む後退位置と
の間で移動するようになっており、前進位置において、
短円柱状部(17)または大径部(22)の環状溝(18)(23)には
まることにより上ガイドレール(6)をロックするように
なっている。また、ピストンロッド(29)(30)が前進位置
にあるときには、油路(33)(34)がピストンロッド(29)(3
0)により塞がれ、後退位置にあるときに、ピストンロッ
ド(29)(30)の小径部(29a)(30a)が油路(33)(34)と対応す
る位置に来て油路(33)(34)が開かれるようになってい
る。
【0020】このような構成のカバー装置において、ワ
ークの搬入出を伴わない引き戸(8)の開閉時には、油圧
シリンダ(10)の左側の油室(10a)に圧力油が供給され、
上ガイドレール(6)が右方に進出させられてその先端が
ガイドブッシュ(12)にはめ入れられ、上ガイドレール
(6)はワーク搬入出口(3)内の使用位置にある。このと
き、ロッドカバー(25)側のロック用油圧シリンダ(28)の
ピストンロッド(30)はばね(40)により前方に付勢されて
前進位置にあり、その先端部が上ガイドレール(6)の大
径部(22)の環状溝(23)内にはまっている。したがって、
上ガイドレール(6)は使用位置でロックされている。こ
の状態で、引き戸(8)は、上端部のガイド(13)が上ガイ
ドレール(6)に沿って案内されるとともに、下端部のガ
イドローラ(9)が下ガイドレール(8)に沿って転動するこ
とにより、開閉される。このとき、ヘッドカバー(20)側
のロック用油圧シリンダ(27)のピストンロッド(29)もば
ね(39)により前方に付勢されて前進位置にあり、供給用
油路(33)は塞がれている。
【0021】ワークの搬入出を行う場合には、まず引き
戸(8)を開く。引き戸(8)が完全に開いてリミットスイッ
チ(15)で引き戸(8)が開端の安全位置にあることが確認
された上で、機械作業者が切替押しボタンを押すとソレ
ノイドバルブ(41)が切り替えられ、油圧シリンダ(10)の
ロッドカバー(25)の供給用油路(34)および分岐路(34a)
を通ってロッドカバー側のロック用油圧シリンダ(28)の
前側油室に圧力油が供給され、ピストン(38)が圧縮コイ
ルばね(40)の付勢力に抗して後方に移動させられる。そ
の結果、ピストンロッド(30)の先端部が環状溝(23)から
抜けて貫通穴(32)内に退入し、上ガイドレール(6)のロ
ックが解除される。ついで、ピストンロッド(30)の小径
部(30a)が油路(34)と対応する位置にきて油路(34)が開
かれる(図4参照)。その結果、油圧シリンダ(10)の右
側油室(10b)への圧力油の供給が開始されるとともに、
左側油室(10a)内の圧力油が、排出用油路(42)を通して
排出される。すると、ピストン(16)が左方に移動し、上
ガイドレール(6)も左方に移動する。ピストン(16)の短
円柱状部(17)が左端部に至ると、ヘッドカバー(20)側の
ロック用油圧シリンダ(27)のピストンロッド(29)が、短
円柱状部(17)の面取り(19)によって、圧縮コイルばね(3
9)の付勢力に抗して後方に押され、環状溝(18)がピスト
ンロッド(29)と対応する位置に来ると、ばね(39)の付勢
力によりピストンロッド(29)が前方に移動させられ、そ
の先端部が環状溝(18)内にはまり、上ガイドレール(6)
がワーク搬入出口(3)から左方に退避した退避位置に至
るとともにこの位置でロックされる(図3鎖線および図
5参照)。
【0022】したがって、上ガイドレール(6)がワーク
搬入出のためのクレーンなどと干渉することはなく、し
かも作業者の作業の邪魔になることもない。また、上ガ
イドレール(6)は、退避位置において左側固定カバー部
(1)の天井部分(1b)に沿った位置にあるので、マシニン
グセンタの設置場所の高さを比較的低くすることができ
る。
【0023】上ガイドレール(6)の退避位置から使用位
置までの移動は、上記と同様にして行われる。すなわ
ち、切替押しボタンを押すことによりソレノイドバルブ
(41)が切り替えられ、油圧シリンダ(10)のヘッドカバー
(20)の供給用油路(33)および分岐路(33a)を通ってヘッ
ドカバー(20)側のロック用油圧シリンダ(27)の前側油室
に圧力油が供給され、ピストン(37)が圧縮コイルばね(3
9)の付勢力に抗して後方に移動させられる。その結果、
ピストンロッド(29)の先端部が環状溝(18)から抜けて貫
通穴(31)内に退入し、上ガイドレール(6)のロックが解
除される。ついで、ピストンロッド(29)の小径部(29a)
が油路(33)と対応する位置にきて油路(33)が開き、油圧
シリンダ(10)の左側油室(10a)への圧力油の供給が開始
されるとともに、右側油室(10b)内の圧力油が、排出用
油路(41)を通して排出される。すると、ピストン(16)が
右方に移動し、上ガイドレール(6)も右方に移動する。
ピストンロッド(11)の大径部(22)が右端部に至ると、ロ
ッドカバー(25)側のロック用油圧シリンダ(28)のピスト
ンロッド(30)が、大径部(22)の面取り(24)によって、圧
縮コイルばね(40)の付勢力に抗して後方に押され、環状
溝(23)がピストンロッド(30)と対応する位置に来ると、
ばね(40)の付勢力によりピストンロッド(30)が前方に移
動させられ、その先端部が環状溝(23)内にはまり、上ガ
イドレール(6)がワーク搬入出口(3)内に位置する使用位
置に至るとともにこの位置でロックされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるカバー装置の実施形態を示す一
部切り欠き平面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1の要部拡大断面図である。
【図4】ロック用油圧シリンダによるロックが解除され
た状態を示す拡大断面図である。
【図5】上ガイドレールが退避位置に移動した状態を示
す一部切り欠き平面図である。
【符号の説明】
(1)(2):固定カバー部 (3):ワーク搬入出口 (6):上ガイドレール (8):引き戸 (10):油圧シリンダ (27)(28):ロック用油圧シリンダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク搬入出側面に、2つの固定カバー
    部が相互に間隔をおいて設けられるとともに、両固定カ
    バー部間にワーク搬入出口が形成されており、このワー
    ク搬入出口を開閉する引き戸および引き戸の上端部を案
    内する上ガイドレールを備えた工作機械のカバー装置に
    おいて、上ガイドレールが、ワーク搬入出口に位置する
    使用位置と、使用位置から引き戸の開方向に退避した退
    避位置との間で、上ガイドレールの長さ方向に直線的に
    移動しうるようになされている工作機械のカバー装置。
  2. 【請求項2】 上ガイドレールの直線的移動が、流体圧
    シリンダにより行われるようになされている請求項1の
    工作機械のカバー装置。
  3. 【請求項3】 上ガイドレールを、使用位置および退避
    位置においてそれぞれロックするロック手段を備えてお
    り、上ガイドレールの使用位置および退避位置のうち一
    方から他方への直線的移動のための流体圧シリンダへの
    流体供給によって、ロック手段による上ガイドレールの
    ロックを解除するようになされている請求項2の工作機
    械のカバー装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100445262B1 (ko) * 2001-12-21 2004-08-21 주식회사 두산 수치제어 선반의 스플래시 도어 이송용 레일 서포트
CN109262358A (zh) * 2018-09-28 2019-01-25 安徽省临泉县智创精机有限公司 一种高速数控机床安全装置

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