JP2002204537A - 組電池装置 - Google Patents

組電池装置

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JP2002204537A
JP2002204537A JP2000403166A JP2000403166A JP2002204537A JP 2002204537 A JP2002204537 A JP 2002204537A JP 2000403166 A JP2000403166 A JP 2000403166A JP 2000403166 A JP2000403166 A JP 2000403166A JP 2002204537 A JP2002204537 A JP 2002204537A
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capacitor
unit
battery
capacitors
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JP2000403166A
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Daisuke Konishi
大助 小西
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Japan Storage Battery Co Ltd
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Japan Storage Battery Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単位電池が複数個直列に接続されてなる組電
池を備えた組電池装置において、各単位電池の電圧を精
度良く測定すること、簡易な構成で同時点での各単位電
池電圧を測定すること、容量バランスの不均一を発生さ
せることなく電圧を測定すること、電圧検出の信頼性を
向上させること。 【解決手段】 複数の単位電池が直列接続されてなる組
電池と、前記各単位電池毎にサンプルホールド用スイッ
チを介して並列に設けられたコンデンサと、該コンデン
サの両極間の電圧を測定する電圧検出手段とを備え、上
記各コンデンサを直列に接続し、各コンデンサの容量を
少なくとも隣接するもの同士で異なる大きさとなるよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の単位電池を
直列接続して構成された組電池装置において、各単位電
池の電圧を検出する回路構成に特徴を有するものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、電気自動車の動力用バッテリー
は多数の単位電池を直列接続して所要の高電圧を確保し
た組電池により構成されている。このような電池システ
ムでは、各単位電池の電圧にばらつきが生ずると、電池
システムの信頼性が低下するおそれがあるため、各単位
電池の電圧を検出して、各単位電池が所定の状態にある
か否かを監視するようにしている。
【0003】各単位電池の電圧を検出するためには、一
般に、図6に示すような構成が利用される。ここでは、
単位電池は図面の簡略化のために4個のみ図示してあ
り、各単位電池E1〜E4の例えば正極側の出力端子
と、グランドラインGNDとの間に抵抗RA,RBを直列
接続してなる分圧回路P1〜P4が接続されると共に、
各分圧回路P1〜P4における抵抗RA,RB間の共通接
続点は、電圧検出用のCPU1に接続されている。この
CPU1では、単位電池E1の電圧V1と、単位電池E
1とE2とを合わせた電圧V2と、単位電池E1〜E3
を合わせた電圧V3と、単位電池E1〜E4を合わせた
電圧V4とを、順次にサンプリングして検出すると共
に、これらV1〜V4をCPU1に備えたA/D変換器
にてデジタル信号化し、各単位電池E1〜E4の電圧V
E1〜VE4を求める。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の回路
で最終的に検出したいのは、各単位電池E1〜E4の個
々の電圧であるが、そのために複数の単位電池の直列電
圧(V2〜V4)を検出し、これら直列電圧同士の差に
基づいて単位電池の個々の電圧を算出している。このた
め、CPU1の分解能が十分に発揮されず、検出精度が
低下するという問題が生じる。即ち、CPU1における
A/D変換器の分解能を例えば10ビットとした場合
に、1つの単位電池の電圧を直にA/D変換器に取り込
むときと、単位電池4つの直列電圧をA/D変換器に取
り込むときとを比較すると、前者では、1つの単位電池
の電圧に210の分解能を割り当てることができるが、後
者では、1つの単位電池の電圧に210/4の分解能しか
割り当てることができず、前者に比べて後者は分解能が
低下し、従って、単位電池の個々の電圧の検出精度が低
くなってしまう。
【0005】さらに、電圧V1〜V4を順次にサンプリ
ングして検出しているので、例えば、最初に検出した単
位電池の検出電圧に対し、最後に検出した単位電池の検
出電圧には、検出タイミングのずれに伴う電圧変動分が
含まれることとなり、単位電池同士の正確な電圧差を求
められない。一方、上記電圧V1〜V4を、一度に検出
すべく、同時に複数の電圧検出を行うことが可能なCP
U(A/Dコンバータ)を設けると、コストがかかって
しまう。
【0006】さらにまた、上述したシステムでは、各分
圧回路P1〜P4に流れる放電電流i1〜i4により、各
単位電池E1〜E4の容量にばらつきが発生する。すな
わち、図6に示すように、放電電流i1は単位電池E1
にのみ流れるが、放電電流i2は単位電池E1,E2の
双方に流れ、放電電流i3は単位電池E1,E2,E3
に流れる…、という関係になっているため、グランドラ
インGNDにより近い単位電池E1,E2…には、より
多くの電流が常時流れることになる。このため、グラン
ドラインに近い単位電池ほど容量を低下させてしまうの
である。
【0007】そこで、このような問題を解決する為に、
本発明者は、各単位電池毎にサンプルホールド用スイッ
チを介してコンデンサを並列に接続し、該コンデンサの
両極間の電圧を測定する電圧検出手段を設けた、コンデ
ンサーキャプチャー方式の電圧検出回路を備えた組電池
装置を発明した。
【0008】図1は、上記発明の1例を説明するための
回路構成図である。本例では、組電池が直列に接続され
た4つの単位電池E1〜4で構成され、サンプルホール
ド用スイッチSW1〜4を介して各単位電池E1〜E4
にコンデンサC1〜C4が並列ラインL1〜L5により
接続されている。さらに、コンデンサC1〜C4の両極
間の電圧を測定する電圧検出手段として、A/Dコンバ
ータを内蔵したCPU30が備えられている。このCP
U30には、4つのA/D変換用の入力端子A/D1〜
A/D4と、1つのGND端子とが備えられ、これら各
端子に各コンデンサC1〜C4の両極から引き出された
計測ラインL11〜L14がバッファアンプU1〜U4
を介して接続されている。また、コンデンサに直接接続
している計測ラインL16〜L18には、選択スイッチ
SW21〜SW23が設けられ、CPU30からの信号
を受けてオンオフ制御されるようになっている。
【0009】本装置では、SW1〜SW4がONされる
ことで各コンデンサーC1〜C4に各単位電池の電圧が
写され、次いでSW1〜SW4をOFFすることでこの
電圧がコンデンサーC1〜C4にホールドされる。そし
て、このコンデンサーにホールドされた電圧を順次CP
U30により読み取ることで、上記問題を解決した電圧
測定が可能となっている。本発明者は、このコンデンサ
ーキャプチャー方式の電圧検出回路を備えた組電池装置
について、さらにその信頼性を向上させる為に鋭意検討
を重ねた。その結果、このような装置では、単位電池と
コンデンサとを接続する配線に断線等の不具合が発生し
ている場合に、誤った電圧値が検出され、しかもこの値
に誤りが有るということがわからないという問題が生じ
ることが判った。
【0010】例えば、上記図1に示す回路において、電
池E1〜E4が順にV1〜V4という電圧値を有してお
り、コンデンサC1〜C4の容量はすべてC0である場
合を想定する。この場合、回路が正常であれば、SW1
〜SW4をONすることにより、各コンデンサC1〜C
4の両端電圧は順にV1〜V4となり、この値がCPU
30により正確に検出される。しかしながら、何らかの
原因で並列ラインL1に断線が発生しているとすると、
直列に接続されたコンデンサC1とC2の両端に、単位
電池E1とE2との直列電圧(V1+V2)が印可され
ることになり、コンデンサC1、C2の両端電圧は、C
1=C2=(V1+V2)/2となり、CPU30はこ
の正確でない値を検出することになる。しかも、この測
定結果に誤りがあることは判らないので、組電池装置
は、単位電池E1とE2に電圧差が生じているのにも拘
わらず、同じ電圧になっているものとして動作すること
になる。
【0011】以上に鑑み、本発明は、単位電池が複数個
直列に接続されてなる組電池を備えた組電池装置におい
て、各単位電池の電圧を精度良く測定すること、簡易な
構成で同時点での各単位電池電圧を測定すること、容量
バランスの不均一を発生させることなく電圧を測定する
こと、電圧検出の信頼性を向上させること、を目的とす
るものである。
【0012】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する為の本
発明は、複数の単位電池が直列接続されてなる組電池
と、前記各単位電池毎にサンプルホールド用スイッチを
介して並列に設けられたコンデンサと、該コンデンサの
両極間の電圧を測定する電圧検出手段とを備え、上記各
コンデンサは直列に接続され、各コンデンサの容量が少
なくとも隣接するもの同士で異なる大きさとなっている
ことを特徴とする組電池装置である。
【0013】本発明によれば、各単位電池毎に設けられ
たサンプルホールド用スイッチをオンすると、各単位電
池の電圧が、各コンデンサの両極間の電圧と同じにな
り、この両極間の電圧を電圧検出手段により測定するこ
とにより、各単位電池の電圧が測定される。これによ
り、各単位電池に分圧回路を接続しなくて済むから、従
来のような、分圧回路に流れる放電電流によって各単位
電池の容量にばらつきが発生するというようなことを防
止できる。また、コンデンサが単位電池毎に設けられて
いる為、サンプルホールド用スイッチの開閉のタイミン
グを調整することで、同じ時点での各単位電池の電圧を
測定することが可能となる。さらに、コンデンサの容量
が異なる大きさとなっているために、正常時と断線が生
じている異常時とで電圧挙動に変化が生じ、これを検知
することで断線検出が可能となって信頼性の高い電圧検
出が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明では、直列に接続されたコ
ンデンサの容量を少なくとも隣接するもの同士で異なる
大きさとするので、断線が生じた場合には、これに影響
されるコンデンサの電圧が、隣接するもの同士で常に異
なる大きさとなる。このため、このような電圧値の違い
が生じていることを検知することで、異常を検知でき
る。以下に、実施形態を用いて説明する。
【0015】第1の実施形態の組電池装置は、組電池を
備えた電力貯蔵・供給装置であり、電力を供給する場合
には、組電池に貯えられた電力が放出され、電力の供給
の必要のない場合には、組電池を構成する各単位電池が
所定の充電状態となるように充電され、この充電は、各
単位電池の充電状態が均一となるように制御される。充
電状態を均一にする為に、各単位電池の開放電圧が適宜
検知され、開放電圧に不均一がある場合には、単位電池
を個別に充電制御し、均一化するようになっている。
【0016】図2は、本実施形態の組電池装置の特徴部
の回路構成を示す図である。本実施形態の組電池装置の
特徴部は、複数の単位電池E1〜E4が直列接続されて
なる組電池と、各単位電池E1〜E4毎にサンプルホー
ルド用スイッチSW1〜SW4を介して並列に設けら
れ、隣接するもの同士で容量の異なるコンデンサC1〜
C4と、該コンデンサC1〜C4の両極間の電圧を測定
する電圧検出手段のCPU30とを備えて構成され、コ
ンデンサC1〜C4の各容量は、C1=C3=0.5
C、C2=C4=Cとなっている。
【0017】本実施形態の回路構成は、上記図1で説明
したものと基本的に同じであるため、この部分について
の説明は省略するが、バッファアンプU1〜U4とCP
U30との間に、抵抗とクランプダイオードとからなる
過電圧リミッタ回路H1が設けられている点に違いが有
る。このように、計測ラインL11〜L14の途中に、
過電圧リミッタ回路H1を設けることにより、CPU3
0には一定以上の電圧がかからず、CPUの保護機能が
果たされる。なお、コンデンサ端子とクランプダイオー
ドとの間にバッファが介された構成となっているため、
コンデンサにサンプルホールドした電圧のクランプダイ
オードへの流れ込みが防止されている。
【0018】また、図1のSW1〜SW4に対応するサ
ンプルホールド用スイッチは、Nチャンネルの接合型F
ET1で構成されており、隣り合った並列ラインの間に
は、それぞれトランジスタT1のエミッタ・コレクタが
接続されており、これら各トランジスタT1のコレクタ
に各FET1のゲートが接続されている。さらに、各ト
ランジスタT1のバイアス回路は、ひとまとめにされて
1つのトランジスタT2に接続され、このトランジスタ
T2が次述するCPU30(スイッチ制御手段に相当す
る)から2値信号を受けてオンオフされることで、全部
のトランジスタT1が一斉にオンオフする。これによ
り、後の動作説明で詳説するように全部のFET1が一
斉にオンオフされる。また、各FET1のゲート回路
は、抵抗を介してひとまとめにされて負電源に接続さ
れ、これにより漏れ電流が防止されている。負電源によ
り下げる電位は−0.5V以下とするのが良い。
【0019】さらに、図1のSW21〜SW23に対応
する部分は、コンデンサに直接接続している計測ライン
L16〜L18に設けられた選択スイッチSW21〜S
W23が、NチャンネルのMOS型FET3で構成さ
れ、これらFET3のゲートが、図示しないバイアス回
路に接続され、このバイアス回路に備えた例えばトラン
ジスタがCPU30から2値信号を受けてオンオフさ
れ、もってFET3が別々にオンオフされるように構成
されている。
【0020】なお、図3に示されるように、サンプルホ
ールド用スイッチを、いずれもPチャンネルのMOS型
のFET1で構成し、各FET1のバイアス回路をひと
まとめにして1つのトランジスタT2に接続し、このト
ランジスタT2が次述するCPU30(スイッチ制御手
段に相当する)から2値信号を受けてオンオフされるこ
とで、全部のFET1が一斉にオンオフされる構成とし
ても良い。
【0021】ところで、本実施形態の組電池装置では、
CPU30がサンプルホールド用スイッチをオン状態か
ら一斉にオフさせる機能を備えている。このように、本
発明組電池装置においては、サンプルホールド用スイッ
チをオン状態から一斉にオフさせるスイッチ制御手段を
備えるようにするのが良い。
【0022】これは、以下のような効果を有するからで
ある。すなわち、スイッチ制御手段によりサンプルホー
ルド用スイッチをオン状態から一斉にオフさせることに
より、各コンデンサの両極間に各単位電池の同時刻にお
ける電圧がホールドされて単位電池の同時刻の電圧を検
出することが可能となり、従来問題となっていた、検出
タイミングのずれに伴う電圧変動分が検出結果に含まれ
なくなり、高精度の電圧検出が可能となる。また、電圧
測定中にはすべてのコンデンサが同時に単位電池から切
断されるので、電圧測定に伴う単位電池への影響を無く
した状態での電圧測定が可能となる。
【0023】また、本実施形態の組電池装置は、複数の
単位電池が直列接続されてなる組電池と、各単位電池毎
にサンプルホールド用スイッチを介して並列に設けら
れ、隣接するもの同士で容量の異なるコンデンサと、該
コンデンサの両極間の電圧を測定する電圧検出手段とを
備え、前記コンデンサが互いに直列接続されてコンデン
サ群が構成され、前記電圧検出手段に、前記各コンデン
サの両極から引き出された複数の計測ラインがバッファ
アンプを介して接続され、それら計測ラインに選択スイ
ッチが備えられ、前記電圧検出手段が、各コンデンサ両
端電圧を下側コンデンサから順次電圧検出手段に入力す
ると共に、計測済みコンデンサを零電圧に放電させるよ
う選択スイッチをオンオフ制御し、上記サンプルホール
ド用スイッチをオフした状態で、前記コンデンサ群の所
定部間の電圧を順次に取り込んで、前記各コンデンサの
両極間の電圧を検出するよう構成され、前記バッファア
ンプの出力が電圧検出手段に対して規定電圧範囲以上の
過電圧となって印加されることを防止するための過電圧
リミッタ回路が、バッファアンプと電圧検出手段との間
に設けられた構成を有しているが、このような構成を備
えた組電池装置は、本発明組電池装置として好ましい。
【0024】このような構成によれば、各コンデンサの
両極が順次に電圧検出手段に接続されて、そこにホール
ドされた単位電池一つ当たりの電圧が、電圧検出手段
(例えばA/D入力を有する電圧検出手段)によって検
出される。これにより、電圧検出手段が有する分解能の
全てを使って、単位電池一つ当たりの電圧を検出するこ
とが可能となり、従来のように、複数の単位電池が直列
した大電圧に分解能を割り当てなければならないものに
比べて、検出精度が向上する。さらに、過電圧リミッタ
回路により、所定個数以上のコンデンサが直列に電圧検
出手段に接続されることがなくなり、電圧検出手段が過
電圧の印加から保護される。
【0025】次に、図4のタイムチャートを参照しなが
ら、本実施形態組電池装置の動作を説明する。
【0026】CPU30は、タイムチャートに示すよう
に、所定周期で上記した各サンプルホールド用スイッチ
及び選択スイッチをオンオフ制御している。
【0027】まず、組電池装置のスイッチ制御手段とな
るCPU30を起動すると、全てのスイッチがオフされ
た状態となる。この状態から、まず最初に、並列ライン
L1〜L4に設けたSW1〜SW4が一斉にオンして、
各単位電池E1〜E4及び各コンデンサC1〜C4の両
極同士が導通接続される。
【0028】例えば、図2に示す装置では、CPU30
によってトランジスタT2がオンされて、単位電池E1
〜E4毎に配した全部のトランジスタT1にバイアス電
流が流れ、それらトランジスタT1がオンする。する
と、各FET1のゲートの電位がソースの電位まで持ち
上げられて、ゲート・ソース電圧VGSが0Vとなり、
全部のFET1がオンして、並列ラインL1〜L4が導
通状態となり、もって上記したように、各単位電池E1
〜E4及び各コンデンサC1〜C4の両極同士が導通接
続される。
【0029】すると、コンデンサC1〜C4に電荷が流
れ込み、対応した単位電池と同じ電圧が各コンデンサの
両極間に発生する。また、このとき、コンデンサ群10
とCPU30とを繋ぐ計測ラインL12〜L14上のバ
ッファアンプの出力が制御電源電位にクランプされてい
るため、単位電池を2つ以上繋げた大電圧が、CPU3
0の入力端子(A/D2〜A/D4)に印加されること
はない。
【0030】次いで、SW1〜SW4が一斉にオフされ
る(ホールド期間)。例えば、図2に示す装置では、C
PU30からの2値信号が例えばLレベルになり、トラ
ンジスタT2がオフして、全トランジスタT1がオフす
る。すると、各FET1のゲートとソース間に、単位電
池の電圧が印加された状態となり、FET1が一斉にオ
フする。
【0031】これにより、各単位電池E1〜E4と各コ
ンデンサC1〜C4とが一斉に非導通状態となり、コン
デンサC1〜C4に流れ込んだ電荷は、どこにも逃げる
経路がなくなり、同時刻(SW1〜SW4をオフした瞬
間の時刻。図4の時刻t1参照)の各単位電池E1〜E
4の電圧が、各コンデンサC1〜C4にホールドされ
る。
【0032】次いで、コンデンサ群10のうち低電位側
のコンデンサC1から、順次に、その両極間の電位をC
PU30に取り込む動作に移行する。すなわち、まず最
初に、CPU30のGND端子と入力端子A/D1との
間の電圧が取り込まれる。ここで、GND端子と入力端
子A/D1とに両極を接続されたコンデンサC1には、
単位電池E1の電圧がホールドされているから、その単
位電池E1の電圧がCPU30に取り込まれることとな
り、これがデジタルデータ化されかつ所定のソフト処理
を経て電圧値として検出される。
【0033】このデータの取り込みが終了すると(図4
の時刻t2参照)、スイッチSW21(図2の場合、F
ET3)がオンして、計測ラインL16とL15とが導
通接続される。これにより、コンデンサC1に蓄えられ
た電荷が放電されると共に、コンデンサC2の負極がC
PU30のGND端子に導通接続される。
【0034】次いで、バッファアンプを介して、コンデ
ンサC2の正極が入力端子A/D2に導通接続される。
そして、この状態で、GND端子と入力端子A/D2と
の間の電圧が、CPU30に取り込まれてデジタルデー
タ化される。これにより、コンデンサC2の両極間にホ
ールドされた単位電池E2の電圧が検出される。
【0035】このデータの取り込みが終了すると(図4
の時刻t3参照)、SW22(図2の場合、FET3)
がオンする。これにより、コンデンサC2の正極がGN
Dに導通接続されて、コンデンサC2に蓄えられた電荷
が放電されると共に、コンデンサC3の負極がGND端
子に導通接続される。次いで、コンデンサC3の正極が
バッファアンプを介して入力端子A/D3に導通接続さ
れ、この状態で、GND端子と入力端子A/D3との間
に印加された電圧が、CPU30に取り込まれる。これ
により、コンデンサC3の両極間にホールドされた単位
電池E3の電圧が検出される。
【0036】以下、同様にして、コンデンサC4の両極
間の電圧がCPU30に取り込まれ、もって、コンデン
サC4の両極間にホールドされた単位電池E4の電圧が
検出される。
【0037】このようにして、各コンデンサC1〜C4
の両極間にホールドされた各単位電池E1〜E4の同時
刻における電圧が、順次にCPU30に取り込まれて検
出され、例えば、各単位電池の電圧の差が所定の電圧差
に収まっているか否かが監視される。
【0038】このように本実施形態によれば、複数の単
位電池E1〜E4の同時刻の電圧を検出することが可能
となり、従来問題となっていた、検出タイミングのずれ
に伴う電圧変動分が検出結果に含まれなくなり、高精度
の電圧検出が可能となる。しかも、同時に複数の電圧検
出を行えるCPUを備えて同じ課題を解決した電圧検出
回路に比べて、低コストで製造することができる。
【0039】また、CPU30に、各単位電池E1〜E
4の一つ当たりの電圧を取り込む構成としたから、CP
U30の分解能(例えば、10ビット)を、単位電池1
つの電圧に割り当てることができ、従来のように、複数
の単位電池が直列した大電圧に分解能の全てを割り当て
たものに比べて、検出精度が向上する。
【0040】さらに、本発明によれば、各単位電池E1
〜E4に分圧回路を接続しなくて済むから、従来のよう
に、分圧回路に流れる放電電流によって、各単位電池の
容量にばらつきが発生することもない。その上、コンデ
ンサは、分圧回路に必要な抵抗に比べて温度の影響を受
けにくく、この点においても、検出精度の向上が図られ
る。
【0041】さて、仮に各単位電池の電圧がすべて3V
となっており、L1〜L4には断線がなく正常である場
合を想定する。この場合、CPU30により、各単位電
池の電圧は、3Vであると検知される。次に、各単位電
池の電圧がすべて3Vとなっており、L1に断線が生じ
ている場合を想定する。この場合、CPU30により、
各単位電池の電圧は、E1=2V、E2=4V、E3=
E4=3Vであると検知される。
【0042】断線が生じた場合、各コンデンサに印可さ
れる電圧は、容量比に応じて分配されるため、各単位電
池電圧に違いが生じていることが検知され、この違いが
コンデンサの容量比に応じた分配(この場合は、C1の
電圧:C2の電圧=1:2)となっている場合には、断
線が生じている可能性があると判断できる。
【0043】そこで、CPU30に判定機能を持たせ
て、このような分配となっていれば断線が有ると判断す
るようにすれば、断線の検知が可能となり、断線と判断
された場合には、単位電池の充電状態を揃える動作に入
らないようにすることで、信頼性の高い装置とすること
ができる。具体的には、上記の場合、E1:E2=2
V:4V=1:2となっている為に、断線と判断されて
電池E1の個別充電動作と電池E2の個別放電動作は行
われない。なお、もしこのような判定が行われなけれ
ば、各単位電池が均一の充電状態にあるにも拘わらず、
均一化動作が入り、却って不均一にしてしまうことにな
る。
【0044】次に、各単位電池の電圧がE1=2V、E
2=E3=E4=4Vとなっており、断線のない場合と
L1に断線のある場合を想定する。この場合、いずれの
状態でも、CPU30により、各単位電池の電圧は、E
1=2V、E2=E3=E4=4Vであると検知され
る。
【0045】CPU30が上記同様の動作をする構成で
は、断線がある場合もない場合も、いずれの場合にも断
線があるとの判断がされ、E1の個別充電動作は行われ
ない。この場合、実際にE1の充電レベルが低いにもか
かわらず個別充電が行われないことになるが、断線のな
い状態で実際にコンデンサの容量比に応じた分配と同じ
になることはまれであり、実質的に問題とはならない。
また、コンデンサの容量比を大きくしておけば、電池電
圧の差が大きくなり、常に均等になるように制御されて
いるにもかかわらずこのような大きな差が生じる場合に
は、断線がなくとも電池等他の箇所に問題が発生してい
るということである(この場合、2Vというのは低すぎ
る)ので、この点からも問題はない。従って、コンデン
サの容量比はある程度大きくする方が良い。
【0046】また、CPU30の判断機能に、上記分配
が検出された場合に、電圧の異なっている電池の少なく
とも一方に対して均一化のための放電または充電を行わ
せた後、再度電圧を検出し、同様に上記分配が検出され
たら異常、分配が検出されなければ正常と判断する機能
を持たせることで、正確な断線判断が可能となる。
【0047】なお、上記の場合、コンデンサC1〜C4
の容量がすべて同じであれば、E1=E2=3V、E3
=E4=4Vと検出され、正確な電圧検知ができないだ
けでなく、断線の検知もできない。
【0048】また、図5に示されるように、抵抗とスイ
ッチとからなるアンバランス負荷を設け、サンプルホー
ルド用スイッチをONにして電圧を保持させる際には、
アンバランス負荷もONにして、例えばL1が断線して
いる時にはC1を放電させ、これを検出できるようにす
る方法が考えられるが、この方法では、検出のために新
たな部品が必要になり、コストアップと制御が複雑にな
るというデメリットがある。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、単位電池が複数個直列
に接続されてなる組電池を備えた組電池装置において、
各単位電池の電圧を精度良く測定すること、簡易な構成
で同時点での各単位電池電圧を測定すること、容量バラ
ンスの不均一を発生させることなく電圧を測定するこ
と、電圧検出の信頼性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態組電池装置の回路構成図。
【図2】 第1の実施形態組電池装置の回路構成図。
【図3】 第2の実施形態組電池装置の回路構成図。
【図4】 CPUによるオンオフタイミングを示したタ
イムチャート。
【図5】 断線検知可能な別の組電池装置の回路構成
図。
【図6】 従来の組電池装置の回路構成図。
【符号の説明】
10…コンデンサ群 30…CPU(電圧検出手段、スイッチ制御手段) B…バッテリー(組電池) C1〜C4…コンデンサ E1〜E4…単位電池 L1〜L5…並列ライン L11〜18…計測ライン SW1〜SW4…サンプルホールド用スイッチ SW21〜SW23…選択スイッチ U1〜U4
…バッファアンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の単位電池が直列接続されてなる組
    電池と、前記各単位電池毎にサンプルホールド用スイッ
    チを介して並列に設けられたコンデンサと、該コンデン
    サの両極間の電圧を測定する電圧検出手段とを備え、上
    記各コンデンサは直列に接続され、各コンデンサの容量
    が少なくとも隣接するもの同士で異なる大きさとなって
    いることを特徴とする組電池装置。
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