JP2002204415A - 記録再生装置、撮像装置、記録再生装置の制御方法、撮像装置の制御方法、及び制御プログラムを提供する媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像位置から表示の視認性、及び画像の検索
効率の向上を実現することができるデジタルカメラなど
の撮像装置を提供する。 【解決手段】 ＡＥＢ撮影により撮影された画像データ
の記録時に、撮影情報として該ＡＥＢ撮影に関する情報
を記録し、表示手段に複数枚の画像を一覧表示するとき
には、前記ＡＥＢ撮影で撮影した画像については、前記
撮影情報に基づいた所定の代表画像一枚のみを表示する
ように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを記録
し再生する記録再生装置、及び自動段階露出撮影の機能
を備えた撮像装置等に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、画像表示可能な液晶モニタを搭載
したデジタルカメラが急速に普及してきている。それら
のカメラでは液晶モニタに撮影した画像や様々な情報を
表示することが可能である。

【０００３】図１３（ａ），（ｂ）は、従来の液晶モニ
タを備えたデジタルカメラの表示形態の一例を示す図で
あり、同図（ａ）はそのデジタルカメラの上面図、同図
（ｂ）は、背面図である。

【０００４】同図において、１はデジタルカメラ本体で
あり、１５はカメラの背面に設けられた液晶モニタであ
る。また、２０は撮影情報を表示する外部液晶表示装置
である。

【０００５】同図に示すように、４画像一覧表示モード
選択時には液晶モニタ１５に４枚の画像が一覧表示され
ている。

【０００６】このように画面を複数領域に分割して複数
の画像を表示する手法は公知であり、例えば特開平１１
−１５０６７９号公報においては、段階露出撮影した画
像を表示する際に、画面を複数の領域に分割して表示す
るカメラが開示されている。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、自動段階露出撮影で撮影した一連の画像
を、複数画像を一覧表示する状態で表示すると、同じよ
うな画像が液晶モニタに一覧表示されることとなり、煩
わしい上、目的の画像を検索する効率が低下するという
問題があった。

【０００８】本発明は上記従来の問題点に鑑み、画像位
置から表示の視認性、及び画像の検索効率の向上を実現
することができる記録再生装置及び撮像装置を提供する
ことを目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１記載の発明に係る記録再生装置では、画像
データと該画像データに関する関係情報とを記録する記
録手段と、前記記録手段により記録された画像データを
画像として表示手段に表示する画像処理手段とを備えた
記録再生装置において、前記記録手段は、特定モードで
生成された画像データの記録時に、前記関係情報として
前記特定モードに関する情報を記録する手段であり、前
記表示手段に複数の画像を一覧表示するときに、前記特
定モードで生成された画像については、前記特定モード
に関する情報に基づいた所定の代表画像を表示するよう
に前記画像処理手段を制御する制御手段を設けたことを
特徴とする。

【００１０】請求項２記載の発明に係る記録再生装置で
は、請求項１記載の記録再生装置において、前記所定の
代表画像は、前記特定モード時における所定条件下の画
像であることを特徴とする。

【００１１】請求項３記載の発明に係る記録再生装置で
は、請求項１記載の記録再生装置において、前記所定の
代表画像は、前記特定モード時に最初に撮影された一枚
のみの画像であることを特徴とする。

【００１２】請求項４記載の発明に係る記録再生装置で
は、請求項１乃至請求項３記載の記録再生装置におい
て、前記所定の代表画像が前記特定モードで生成された
画像であることを示すマークを前記所定の代表画像の近
傍に表示する制御手段を有することを特徴とする。

【００１３】請求項５記載の発明に係る撮像装置では、
撮像光から電子的な画像データを生成する撮像手段と、
前記画像データとその撮影時の露出制御に関する撮影情
報とを記録する記録手段と、前記記録手段により記録さ
れた画像データを画像として表示手段に表示する画像処
理手段とを備え、前記撮像手段による撮影時に段階的に
露出値を変更して撮影することが可能な自動段階露出撮
影の機能を有する撮像装置において、前記記録手段は、
前記自動段階露出撮影により撮影された画像データの記
録時に、前記撮影情報として該自動段階露出撮影に関す
る情報を記録する手段であり、前記表示手段に複数枚の
画像を一覧表示するときには、前記自動段階露出撮影で
撮影した画像については、前記撮影情報に基づいた所定
の代表画像を表示するように前記画像処理手段を制御す
る制御手段を備えたことを特徴とする。

【００１４】請求項６記載の発明に係る撮像装置では、
請求項５記載の撮像装置において、前記所定の代表画像
は、前記自動段階露出撮影時における段階露出範囲の中
間の露出に最も近い画像であることを特徴とする。

【００１５】請求項７記載の発明に係る撮像装置では、
請求項５記載の撮像装置において、前記所定の代表画像
は、前記自動段階露出撮影時に最初に撮影された一枚の
みの画像であることを特徴とする。

【００１６】請求項８記載の発明に係る撮像装置では、
請求項５記載の撮像装置において、前記所定の代表画像
は、前記自動段階露出撮影時の画像のうち適正露出から
の補正値が最も少ない画像であることを特徴とする。

【００１７】請求項９記載の発明に係る撮像装置では、
請求項５乃至請求項８記載の撮像装置において、前記所
定の代表画像が自動段階露出撮影された画像であること
を示すマークを前記所定の代表画像の近傍に表示する制
御手段を有することを特徴とする。

【００１８】請求項１０記載の発明に係る撮像システム
では、請求項５乃至請求項９記載の撮像装置を有するこ
とを特徴とする。

【００１９】請求項１１記載の発明に係る記録再生装置
の制御方法では、画像データとこの画像データに関する
関係情報を記録する記録手段と、前記記録手段により記
録された画像データを画像として表示手段に表示する画
像処理手段とを備えた記録再生装置において、特定モー
ドで生成された画像データの記録時に、前記記録手段を
用いて前記関係情報として前記特定モードに関する情報
を記録し、前記表示手段に複数の画像を一覧表示すると
きに、前記特定モードで生成された画像については、前
記特定モードに関する情報に基づいた所定の代表画像を
表示するように前記画像処理手段を制御することを特徴
とする。

【００２０】請求項１２記載の発明に係る記録再生装置
の制御方法では、請求項１１載の記録再生装置の制御方
法において、前記所定の代表画像は、前記特定モード時
における所定条件下の画像であることを特徴とする。

【００２１】請求項１３記載の発明に係る記録再生装置
の制御方法では、請求項１１記載の記録再生装置の制御
方法において、前記所定の代表画像は、前記特定モード
時に最初に撮影された一枚のみの画像であることを特徴
とする。

【００２２】請求項１４記載の発明に係る記録再生装置
の制御方法では、請求項１１乃至請求項１３記載の記録
再生装置の制御方法において、前記所定の代表画像が前
記特定モードで生成された画像であることを示すマーク
を前記所定の代表画像の近傍に表示することを特徴とす
る。

【００２３】請求項１５記載の発明に係る撮像装置の制
御方法では、撮像光から電子的な画像データを生成する
撮像手段と、前記画像データとその撮影時の露出制御に
関する撮影情報とを記録する記録手段と、前記記録手段
により記録された画像データを画像として表示手段に表
示する画像処理手段とを備え、前記撮像手段による撮影
時に段階的に露出値を変更して撮影することが可能な自
動段階露出撮影の機能を有する撮像装置の制御方法にお
いて、前記自動段階露出撮影により撮影された画像デー
タの記録時に、前記記録手段を用いて前記撮影情報とし
て該自動段階露出撮影に関する情報を記録し、前記表示
手段に複数枚の画像を一覧表示するときに、前記自動段
階露出撮影で撮影した画像については、前記自動段階露
出撮影に関する情報に基づいた所定の代表画像を表示す
るように前記画像処理手段を制御することを特徴とす
る。

【００２４】請求項１６記載の発明に係る撮像装置の制
御方法では、請求項１５記載の撮像装置の制御方法にお
いて、前記所定の代表画像は、前記自動段階露出撮影時
における段階露出範囲の中間の露出に最も近い画像であ
ることを特徴とする。

【００２５】請求項１７記載の発明に係る撮像装置の制
御方法では、請求項１５記載の撮像装置の制御方法にお
いて、前記所定の代表画像は、前記自動段階露出撮影時
に最初に撮影された一枚のみの画像であることを特徴と
する。

【００２６】請求項１８記載の発明に係る撮像装置の制
御方法では、請求項１５記載の撮像装置の制御方法にお
いて、前記所定の代表画像は、前記自動段階露出撮影時
の画像のうち適正露出からの補正値が最も少ない画像で
あることを特徴とする。

【００２７】請求項１９記載の発明に係る撮像装置の制
御方法では、請求項１５乃至請求項１８記載の撮像装置
の制御方法において、前記所定の代表画像が自動段階露
出撮影された画像であることを判別可能なマークを前記
所定の代表画像の近傍に表示することを特徴とする。

【００２８】請求項２０記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、画像データとこの画像データに
関する関係情報を記録する記録手段と、前記記録手段に
より記録された画像データを画像として表示手段に表示
する画像処理手段とを備えた記録再生装置の制御方法を
実行するための制御プログラムを提供する媒体であっ
て、前記制御プログラムは、特定モードで生成された画
像データの記録時に、前記関係情報として前記特定モー
ドに関する情報を前記記録手段によって記録するステッ
プと、前記表示手段に複数の画像を一覧表示するとき
に、前記特定モードで生成された画像については、前記
特定モードに関する情報に基づいた所定の代表画像を表
示するように前記画像処理手段を制御するステップとを
備えたことを特徴とする。

【００２９】請求項２１記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項２０記載の制御プログラ
ムを提供する媒体において、前記所定の代表画像は、前
記特定モード時における所定条件下の画像であることを
特徴とする。

【００３０】請求項２２記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項２０記載の制御プログラ
ムを提供する媒体において、前記所定の代表画像は、前
記特定モード時に最初に撮影された一枚のみの画像であ
ることを特徴とする。

【００３１】請求項２３記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項２０乃至請求項２２記載
の制御プログラムを提供する媒体において、前記所定の
代表画像が前記特定モードで生成された画像であること
を示すマークを前記所定の代表画像の近傍に表示する制
御手段を有することを特徴とする。

【００３２】請求項２４記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、撮像光から電子的な画像データ
を生成する撮像手段と、前記画像データとその撮影時の
露出制御に関する撮影情報とを記録する記録手段と、前
記記録手段により記録された画像データを画像として表
示手段に表示する画像処理手段とを備え、前記撮像手段
による撮影時に段階的に露出値を変更して撮影すること
が可能な自動段階露出撮影の機能を有する撮像装置のを
実行するための制御プログラムを提供する媒体であっ
て、前記制御プログラムは、前記自動段階露出撮影によ
り撮影された画像データの記録時に、前記撮影情報とし
て該自動段階露出撮影に関する情報を前記記録手段によ
って記録するステップと、前記表示手段に複数枚の画像
を一覧表示するときには、前記自動段階露出撮影で撮影
した画像については、前記撮影情報に基づいた所定の代
表画像を表示するように前記画像処理手段を制御するス
テップとを備えたことを特徴とする。

【００３３】請求項２５記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項２４記載の制御プログラ
ムを提供する媒体において、前記所定の代表画像は、前
記自動段階露出撮影時における段階露出範囲の中間の露
出に最も近い画像であることを特徴とする。

【００３４】請求項２６記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項２４記載の制御プログラ
ムを提供する媒体において、前記所定の代表画像は、前
記自動段階露出撮影時に最初に撮影された一枚のみの画
像であることを特徴とする。

【００３５】請求項２７記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項２４記載の制御プログラ
ムを提供する媒体において、前記所定の代表画像は、前
記自動段階露出撮影時の画像のうち適正露出からの補正
値が最も少ない画像であることを特徴とする。

【００３６】請求項２８記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項２４乃至請求項２７記載
の制御プログラムを提供する媒体において、前記所定の
代表画像が自動段階露出撮影された画像であることを示
すマークを前記所定の代表画像の近傍に表示するステッ
プを有することを特徴とする。

【００３７】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。

【００３８】図１は、本発明の実施形態に係る撮像装置
を構成するデジタルカメラの上面図であり、図２は、そ
の背面図である。

【００３９】これらの図において、１はカメラ本体であ
り、これに着脱可能な撮影手段の一部である撮影レンズ
２が取り付けられている。３は接眼窓で、撮影時にファ
インダを通して被写体を観察するものである。４は撮影
時に自動露出（以下ＡＥと記す）のロックを行うＡＥロ
ック釦で、５はオートフォーカス（以下ＡＦと記す）の
測距点を選択する測距点選択釦である。

【００４０】６は撮影操作をするためのレリーズ釦であ
る。７はメイン電子ダイヤルであり、カメラに数値を入
力したり、モードを切り換えたりするための多機能の入
力用電子ダイヤルである。絞り優先ＡＥに設定されてい
るときに、メイン電子ダイヤル７を回転することにより
絞り設定値が変化する。同様にシャッタ速度優先ＡＥ、
マニュアル露出に設定されている場合には、メイン電子
ダイヤル７を回転することによりシャッタスピードの設
定値が変化する。

【００４１】８はサブ電子ダイヤルであり、メイン電子
ダイヤル７と同様にカメラの撮影条件やメニュー等を選
択するための多機能の入力用電子ダイヤルである。マニ
ュアル露出に設定されているときには、このサブ電子ダ
イヤル８を回転することにより絞り設定値が変化する。
９はこのサブ電子ダイヤル８による入力機能をロックす
るダイヤルロックスイッチである。

【００４２】１０は撮影モード選択釦であり、この釦を
押しながらメイン電子ダイヤル７を操作することにより
撮影モードが選択できる。１１はＡＦモード選択釦であ
り、ＡＦ撮影可能な状態でこの釦を押しながらメイン電
子ダイヤル７を操作することによりＡＦの動作モードが
選択できる。

【００４３】また、撮影モード選択釦１０とＡＦモード
選択釦１１を同時に押しながらメイン電子ダイヤル７を
操作することにより、自動段階露出（以下、ＡＥＢと記
す）撮影の露出ステップを設定できる。露出ステップを
０以外の値に設定するとＡＥＢ撮影が行われるようにな
り、指定した露出段階で標準露出、プラス補正、マイナ
ス補正の順で撮影を行う。

【００４４】１２は測光モード選択釦であり、この釦を
押しながらメイン電子ダイヤル７を操作することにより
測光モードが選択できる。また、測光モード選択釦１２
を押しながらサブ電子ダイヤル８を操作することによ
り、外付けストロボの調光補正量を設定できる。１４は
露出補正釦であり、この釦を押しながらメイン電子ダイ
ヤル７を操作することにより露出補正量が設定できる。

【００４５】１５は記録装置（後述）に記録された画像
を表示するための表示手段である液晶モニタである。こ
の液晶モニタ１５は、いわゆるＴＦＴ型液晶モニタであ
り、カラー画像の表示が可能である。この液晶モニタ１
５は表示の光源としてバックライト（後述）を用いてお
り、その透過光により表示を視認可能とする様に構成さ
れている。

【００４６】１６は液晶モニタ１５を表示したり、液晶
モニタ１５に表示されるメニューを選択するためのモニ
タ表示／メニュー釦である。１７は表示画像を選択する
際に用いるセレクト釦である。１９はカメラの全ての動
作を禁止するメインスイッチである。２０はシャッタス
ピードや絞り値などの撮影情報を表示する外部液晶表示
装置である。１３は表示照明釦であり、この釦を押すこ
とにより液晶表示装置２０の照明のＯＮ・ＯＦＦのトグ
ル動作をする。

【００４７】図３（ａ），（ｂ）は、本実施形態に係る
デジタルカメラの液晶表示装置を示す図であり、同図
（ａ）は液晶表示装置２０の全表示セグメントを示した
図であり、同図（ｂ）はカメラ使用時の液晶表示装置２
０での表示例を示した図である。

【００４８】図３（ａ）に示すように、液晶表示装置２
０は、いわゆる７セグメントの数字や、文字、シンボル
マークなどの表示要素を有し、これらの表示要素を選択
表示させることで、図３（ｂ）に示すように撮影モード
やシャッタスピード、絞り値などの各種撮影情報を表示
する。

【００４９】図４は、本実施形態のカメラにおける電気
回路を示すブロック図である。

【００５０】２１はカメラの動作を統括的に制御するマ
イクロコンピュータであり、２２はレンズ制御回路で、
カメラ本体１と撮影レンズ２間の通信及びＡＦ時のレン
ズ駆動や絞り羽根の駆動の制御をこのレンズ制御回路２
２が受け持っている。２３は外部表示の制御回路で、液
晶表示装置２０の制御や、ファインダ内の表示装置の制
御を行う。２４はスイッチセンス回路で、カメラ内に設
けられた電子ダイヤル７及びサブ電子ダイヤル８を含む
多数のスイッチ類の信号をマイクロコンピュータ２１に
伝える働きをしている。

【００５１】２５はストロボ発光調光制御回路で、外部
ストロボの制御を行う。２６は測距回路で、オートフォ
ーカスのための被写体に対するデフォーカス量を検出す
る役割を担う。２７は測光回路で、被写体の輝度を測る
機能を備えている。２８はシャッタの制御を行う回路
で、ＣＣＤ２９に対して適正な露光を行う。

【００５２】２９が撮像手段であるＣＣＤ、３１が記録
手段である記録装置である。３２は、撮影した画像を一
時記憶したり、必要な処理をして記録装置３１に記録し
たり、また、記録装置３１に記録された画像を液晶モニ
タ１５に表示したりするための画像処理手段である画像
処理回路である。

【００５３】３３は、ＡＦの合焦動作完了や、セルフタ
イマの計時動作などを報知する音を発するブザーであ
る。３０がその液晶モニタ１５のバックライト照明であ
る。

【００５４】スイッチＳＷ１、スイッチＳＷ２はレリー
ズ釦６の押し操作により閉成されるスイッチで、スイッ
チＳＷ１は、レリーズ釦６の第１ストローク押し操作に
より閉成され、測光及び測距を行うためのスイッチであ
る。スイッチＳＷ２は、レリーズ釦６の第２ストローク
押し操作により閉成され露光のためのレリーズ動作を起
動するためのスイッチである。

【００５５】スイッチＳＷ３は、モニタ表示／メニュー
釦１６の押し操作により閉成されるモニタ表示／メニュ
ースイッチ、スイッチＳＷ４はセレクト釦１７の押し操
作により閉成されるセレクトスイッチ、スイッチＳＷ５
は呼び出し釦１８の押し操作により閉成される呼び出し
スイッチである。

【００５６】［撮影動作及びデータ記録動作］次に、図
５及び図６のフローチャートを用いて、本実施形態での
撮影動作及びデータ記録動作を説明する。なお、上述し
た図５及び図６のフローチャートに従ったプログラムを
マイクロコンピュータ２１内の記憶装置に格納し動作す
ることにより、次の制御方法を実現させることが可能と
なる。

【００５７】カメラのスタンバイ状態（メイン電子ダイ
ヤル１９の設定がＬＯＣＫ以外のとき）でスイッチＳＷ
１が閉成されると本プログラムが起動される。まずステ
ップＳ３０１において、測光モード選択釦１２とメイン
電子ダイヤル７の入力により指定された測光方式により
測光を行い、測光値を決定する。次にステップＳ３０２
に於て、現在の露出モードの設定がマニュアル露出設定
であるか否かを判定し、マニュアル設定の場合にはステ
ップＳ３０３へ進み、メイン電子ダイヤル７及びサブ電
子ダイヤル８にてそれぞれ設定されたシャッタ秒時及び
絞り値の設定値を呼び出し、ステップＳ３０６へ進む。

【００５８】ステップＳ３０２でマニュアル露出でない
場合にはステップＳ３０４へ進み、露出補正釦１４とメ
イン電子ダイヤル７の入力により露出補正が指示されて
いるか否かを判断し、指示されている場合には、ステッ
プＳ３０５に進み、ステップＳ３０１で決定した測光値
に対して補正（測光値に対して設定補正値の加算または
減算）を行いステップＳ３０６へ進む。ステップＳ３０
４で露出補正の指示がない場合にはそのままステップＳ
３０６へ進む。

【００５９】ステップＳ３０６では、メイン電子ダイヤ
ル７で指示された露出モードと測光値（露出補正がある
場合には補正された測光値）に合致する様に、シャッタ
秒時と絞り値の制御値を決定する。このとき、マニュア
ル露出の時は、ステップＳ３０３で呼び出されたシャッ
タ秒時及び絞り値、絞り優先の時は上記測光値と設定さ
れた絞り値に基づくシャッタ秒時値と設定された絞り
値、シャッタ優先の時は上記測光値と設定されたシャッ
タ秒時値に基づく絞り値と設定されたシャッタ秒時値、
プログラム時は上記測光値に基づくシャッタ秒時と絞り
値の組み合せとする。また、この決定された値及び露出
モード測光方式等の撮影データを記憶する。

【００６０】次にステップＳ３０７において、ＡＥＢの
設定があるか否かを判定する。ＡＥＢの設定がある場合
には、ステップＳ３０８に進み上記ステップＳ３０６で
決定されたシャッタスピードと絞り値に対して設定した
ずらし量に応じてシフトしたマイナス（−）露出側のシ
ャッタスピードと絞り値の制御値及びプラス（＋）露出
側の制御値を記憶し、ステップＳ３０９でＡＥＢフラッ
グを１としてステップＳ３１１へ進む。ステップＳ３０
７でＡＥＢの設定がない場合には、ＡＥＢフラッグを０
としてステップＳ３１１へ進む。

【００６１】ステップＳ３１１では、レリーズ釦６によ
ってスイッチＳＷ１が閉成されているか否かを検出し、
閉成されていれば、ステップＳ３１２に進み否であれば
本プログラムを終了する。

【００６２】ステップＳ３１２では、レリーズ釦６によ
ってレリーズスイッチＳＷ２が閉成されているか否かを
判定し、閉成されていなければステップＳ３１１へ戻
り、閉成されていればステップＳ３１３以降の露出動作
に入る。

【００６３】以下、図６にてステップＳ３１３以降のス
テップを説明する。

【００６４】ステップＳ３１３及びステップＳ３１４で
は、前記ステップＳ３０６で決定された制御値に基づ
き、各々で絞り及びシャッタを制御する。露出終了後ス
テップＳ３１５で絞り開放制御を行いステップＳ３１８
へ進む。ステップＳ３１８ではＡＥＢ設定に基づくもの
であったか否かを判定し、否定された場合にはステップ
Ｓ３１９で撮影画像と撮影モードやシャッタスピード、
絞り値などの各種撮影情報のデータを記録装置３１に記
録する。ここで記憶されるデータには“ＡＥＢ情報”は
含まれない。

【００６５】ステップＳ３１８で、肯定された場合には
ステップＳ３２０へ進み、ステップＳ３１９同様に記録
すべきデータの記録が行われるが、この場合には“ＡＥ
Ｂ情報”（特定情報）が含まれる。データの記録後ステ
ップＳ３２６へ進む。

【００６６】ステップＳ３２６では、ＡＥＢフラッグが
０であるか否かを判定し０の場合（つまりＡＥＢ設定な
し）には本プログラムを終了し、０以外の場合（つまり
ＡＥＢ撮影の途中）にはステップＳ３２７へ進む。ステ
ップＳ３２７でＡＥＢフラッグが１であるか否かを判定
し、１の場合にはステップＳ３２８へ、否定された場合
にはステップＳ３３１へ進む。

【００６７】ステップＳ３２７でＡＥＢＦ＝１であるこ
とはＡＥＢ撮影の一枚目、つまり適正露出による露出が
終了したことを示しており、次に２枚目つまり適正露出
に対してマイナス側露出にずらした撮影に入る。ステッ
プＳ３２８でＡＥＢフラッグを２にする。次にステップ
Ｓ３２９では、前記ステップＳ３０８で記憶されたマイ
ナス側の制御値を呼び出し、この内容に従ってステップ
Ｓ３３０でステップＳ３０６での制御値を上記マイナス
側の制御値に変更する。

【００６８】その後ステップＳ３１３へ戻り、ステップ
Ｓ３３０の制御値に従って撮影動作が行われる。ステッ
プＳ３２７でＡＥＢＦ＝１が否定された場合には、ステ
ップＳ３３１でＡＥＢＦ＝２であるか否かを判定する。
２の場合は、ＡＥＢ撮影の２枚目、つまりマイナス側露
出による露出が終了したことを示しており、次に３枚目
つまり適正露出に対してプラス側露出にずらした撮影に
入る。

【００６９】ステップＳ３３２でＡＥＢフラッグを３に
し、ステップＳ３３３でプラス側の制御値を呼び出し、
この内容に従ってステップＳ３３４でステップＳ３０６
での制御値をプラス側の制御値に変更する。その後ステ
ップＳ３１３へ戻り、ステップＳ３３３の制御値に従っ
てＡＥＢ３枚目の撮影動作を行う。

【００７０】ステップＳ３３１でＡＥＢＦ＝２が否定さ
れた場合には、３枚のＡＥＢ撮影が終了したことを示
し、この場合はステップＳ３３５に進む。ステップＳ３
３５でＡＥＢフラッグを１に戻してから本プログラムを
終了する。

【００７１】［液晶モニタの表示動作］次に、本実施形
態に係る液晶モニタの表示動作について、図７のフロー
チャートに沿って説明する。なお、図７のフローチャー
トに従ったプログラムをマイクロコンピュータ２１内の
記憶装置に格納し動作することにより、上述の制御方法
を実現させることが可能となる。

【００７２】まずカメラのスタンバイ状態（電源オン状
態）において、モニタ表示／メニュースイッチ、スイッ
チＳＷ３が閉成されると、本サブルーチンが起動する。
ステップＳ１０１において、液晶モニタをＯＮして表示
を開始し、ステップＳ１０２へ進む。

【００７３】ステップＳ１０２において、モニタ表示／
メニュースイッチＳＷ３が閉成されていれば表示モード
のセット操作を受け付け、マイクロコンピュータに表示
モードをセットする。モニタ表示／メニュースイッチＳ
Ｗ３が閉成されていなければ、そのままステップＳ１０
３へ進む。

【００７４】図８（ａ）〜（ｄ）は、表示モードの選択
動作を説明するための図であり、同図（ａ）は、表示モ
ードセット操作時の液晶モニタ１５の表示全体を示す図
である。図８（ａ）に示すように、表示モードセット操
作時には、液晶モニタの上部に画像表示モードを示すア
イコンが並び、その下に、現在セットされている表示モ
ードで撮影画像が表示される。表示モードのセット操作
は、モニタ表示／メニュー釦１６を押しながら、サブ電
子ダイヤル８を回すことにより、希望の画像表示モード
のアイコンを選択することにより行う。図８（ｂ）〜図
８（ｄ）は、表示モードセット操作時のアイコンの表示
を示したもので、それぞれ１画像表示、４画像一覧表
示、及び９画像一覧表示が選択されている状態を示して
いる。

【００７５】希望の画像表示モードを選択後、モニタ表
示／メニュー釦を離すことにより、表示モードセット操
作を終了し、表示モードがセットされる。表示モードの
セット終了後、ステップＳ１０３へ進む。

【００７６】ステップＳ１０３において、カメラの表示
モードを判別する。表示モードが１画像表示モードに設
定されている場合にはステップＳ１０５へ進み、表示モ
ードが１画像表示モードに設定されていない場合にはス
テップＳ１０４へ進む。

【００７７】ステップＳ１０４において、カメラの表示
モードを判別する。表示モードが４画像一覧表示モード
に設定されている場合にはステップＳ１０６へ進み、表
示モードが４画像一覧表示モードに設定されていない場
合にはステップＳ１０７へ進む。ステップＳ１０５にお
いて、１画像表示処理を行い、ステップＳ１０８へ進
む。

【００７８】図９は、１画像表示選択時の液晶表示装置
２０と液晶モニタ１５の表示を示す図である。同図に示
すように、１画像表示選択時には液晶モニタ１５に選択
された一枚の画像が表示されている。またその際、液晶
表示装置２０には、選択された画像の撮影時の撮影モー
ドや、シャッタスピード、絞り値等の撮影情報が記録装
置３１から呼び出されて表示されている。また、画像再
生中であることを示すため、液晶表示装置２０の左下部
分に三角形状のマークを表示している。

【００７９】画像の選択の操作は、セレクト釦１７を押
しながら、サブ電子ダイヤル８を右または左に回し、画
像をスクロールさせ、選択したい画像を表示することに
より行う。選択したい画像が表示されたらセレクト釦１
７を離すことにより、画像の選択操作を終了する。

【００８０】ステップＳ１０６において４画像一覧表示
処理を行い、ステップＳ１０８へ進む。なお、４画像一
覧表示処理の詳細については後で説明する。

【００８１】ステップＳ１０７において９画像一覧表示
処理を行い、ステップＳ１０８へ進む。本ステップでの
処理内容は画像が９枚一覧表示されること以外はステッ
プＳ１０６と同様であるので、説明は省略する。

【００８２】ステップＳ１０８において、画像表示処理
を終了するかどうかを判断する。具体的には、最後のカ
メラの操作から所定時間経過したか、またはレリーズ釦
などの所定の操作部材が操作されたと判断した場合には
画像表示を終了すると判断し、その他の場合には画像表
示を終了しないと判断する。

【００８３】画像表示処理を終了すると判断されなかっ
た場合はステップＳ１０２へ進み、画像表示処理を終了
すると判断した場合は、液晶モニタを消し、このサブル
ーチンを終了する。

【００８４】［４画像一覧表示処理］図１０は、本実施
形態における４画像一覧表示処理を示すフローチャート
である。この図１０を用いて本実施形態における４画像
一覧表示処理を説明する。なお、図１０のフローチャー
トに従ったプログラムをマイクロコンピュータ２１内の
記憶装置に格納し動作することにより、上述の制御方法
を実現させることが可能となる。

【００８５】まず、ステップＳ２０１において、マイク
ロコンピュータに記憶されている情報から画面左上に表
示する表示画像Ｎｏ．Ｎｄを取得し、ステップＳ２０２
に進む。ステップＳ２０２では、表示位置を示す内部カ
ウンタｉを１にセットし、ステップＳ２０３に進む。こ
こで、ｉは画面内の表示位置を表す番号として使われ、
ｉ＝１は画面左上、ｉ＝２は画面右上、ｉ＝３は画面左
下、ｉ＝４は画面右下を表す。

【００８６】ステップＳ２０３においては、ｉが４以下
であるかどうか判定する。ｉが４以下であればステップ
Ｓ２０４に進み、ｉが４以下でなければステップＳ２１
２へ進む。

【００８７】ステップＳ２０４においては、画像Ｎｏ．
Ｎｄの撮影情報を参照し、画像Ｎｏ．Ｎｄの画像がＡＥ
Ｂ撮影された画像かどうか判別する。ＡＥＢ撮影された
画像であると判別された場合はステップＳ２０８へ進
み、ＡＥＢ撮影された画像であると判断されなかった場
合はステップＳ２０５へ進む。

【００８８】ステップＳ２０５において、表示位置ｉの
画像の表示状態が前回の表示処理から変更されたかどう
かを判断する。表示状態が変更されたと判断された場合
はステップＳ２０６へ進み、表示状態が変更されたと判
断されなかった場合はステップＳ２０７へ進む。

【００８９】ステップＳ２０６において、表示位置ｉに
おける画像表示処理を行う。具体的には、所定の位置に
画像Ｎｏ．Ｎｄの画像を表示し、その画像が選択されて
いる場合は、画像の周囲をハイライト表示する。画像表
示処理を行った後にステップＳ２０７へ進む。

【００９０】ステップＳ２０７において、Ｎｏ．Ｎｄに
１を加えステップＳ２１４に進む。ステップＳ２０８に
おいて、画像Ｎｏ．Ｎｄの撮影情報を基に一連のＡＥＢ
撮影の中の代表画像番号Ｎｄ´を取得する。具体的に
は、画像Ｎｏ．Ｎｄを含む一連のＡＥＢ撮影における画
像の中に現在選択されている画像があればその画像を代
表画面とし、なければ画像Ｎｏ．Ｎｄを含む一連のＡＥ
Ｂ撮影における画像のうち、中間の露出値で撮影された
画像を代表画像とし、その画像Ｎｏ．をＮｄ´として記
憶する。本処理終了後、ステップＳ２０９へ進む。

【００９１】ステップＳ２０９においては、表示位置ｉ
の画像の表示状態が前回の表示処理から変更されたかど
うかを判断する。表示状態が変更されたと判断された場
合はステップＳ２１０へ進み、表示状態が変更されたと
判断されなかった場合はステップＳ２１１へ進む。

【００９２】ステップＳ２１０において、表示位置ｉに
おける画像表示処理を行う。具体的には、所定の位置に
画像Ｎｏ．Ｎｄ´の画像を表示し、画像の周囲にＡＥＢ
撮影されたことを示すマークを表示する。その画像が選
択されている場合は、画像の周囲をハイライト表示す
る。画像表示処理を行った後にステップＳ２１１へ進
む。

【００９３】ステップＳ２１１においては、Ｎｏ．Ｎｄ
に３を加えステップＳ２１４に進む。ステップＳ２１２
において画像選択状態か否かを判別する。ここで、セレ
クト釦１７が押されていると判断されれば画像選択状態
であると判断してステップＳ２１３へ進む。セレクト釦
１７が押されていると判断されなければ画像選択状態で
ないと判断して本サブルーチンを終了する。ステップＳ
２１３において、画像選択操作を受け付ける。

【００９４】画像の選択の操作は、セレクト釦１７を押
しながら、サブ電子ダイヤル８を右または左に回すこと
により行う。サブ電子ダイヤル８を１クリック左回転さ
せる毎に、選択画像を現在選択している画像から一枚前
の画像に変更し、サブ電子ダイヤル８を１クリック右回
転させる毎に、選択画像を現在選択している画像から一
枚後ろの画像に変更する。画像選択操作受け付け後にス
テップＳ２０１に戻る。ステップＳ２１４において、ｉ
に１を加えステップＳ２０３に進む。

【００９５】図１１（ａ），（ｂ）は、本実施形態に係
る４画像一覧表示処理時のカメラ外観図であり、同図
（ａ）はその上面図、同図（ｂ）はその背面図を示す。
図１２は、４画像一覧表示処理時の液晶モニタ１５の表
示を示す図である。

【００９６】図１１及び図１２に示すように、４画像一
覧表示選択時には液晶モニタ１５に４枚の画像が一覧表
示されている。その４枚の画像のうち、現在選択されて
いる画像の枠が１５ａのようにハイライト表示されてい
る。また、ＡＥＢ撮影した画像は１５ｂのように代表画
像として中間の露出値で撮影された一枚のみが表示さ
れ、画像の周囲にＡＥＢ撮影されたことを示すマークが
表示される。

【００９７】液晶表示装置２０には、選択された画像の
撮影時の撮影モードや、シャッタスピード、絞り値等の
撮影情報が記録装置３１から呼び出されて表示されてい
る。また、画像再生中であることを示すため、液晶表示
装置２０の左下部分に三角形状のマークを表示してい
る。

【００９８】以上の手順によれば、撮影した画像を液晶
モニタ１５に複数一覧表示する際に、ＡＥＢ撮影した画
像は中間の露出値で撮影した画像、つまりＡＥＢ撮影し
た画像の中で最も平均的な露出の画像一枚のみが表示さ
れることとなる。これにより、画像を一覧表示する際に
同様な画像が複数表示されて画像が煩雑になることを防
ぎ、目的の画像の検索効率を向上させることができる。
また、ＡＥＢ撮影した画像の近傍にＡＥＢ撮影したこと
を示すマークが表示され、一目でＡＥＢ撮影した画像で
あることを確認できる。

【００９９】また本実施形態においては撮影した画像を
液晶モニタ１５に複数一覧表示する際に、ＡＥＢ撮影し
た画像は中間の露出値で撮影した画像、つまりＡＥＢ撮
影した画像の中で最も平均的な露出の画像一枚のみを表
示するようにしたが、一枚のみに限らず、複数枚、例え
ば最も平均的な露出に近い画像が２枚存在する場合には
その、２枚を表示しても良いし、またかかる複数枚を縮
小して表示するようにしても良い。またかかる複数枚の
表示形態においては種々の変形例が考えられる。要は本
願発明は前記実施例に限らず、表示手段に複数の画像を
一覧表示するときに、前記特定モードで生成された画像
については、前記特定モードに関する情報に基づいた所
定の代表画像を表示するように前記画像処理手段を制御
するものであれば、かかる所定の代表画像の選択様式、
代表画像の表示方法については先に示した実施形態に限
るものではなく、種々の変形例を本願発明は包含する。

【０１００】本実施形態では、撮影した画像を液晶モニ
タ１５に複数一覧表示する際に、ＡＥＢ撮影した画像は
中間の露出値で撮影した画像一枚のみを代表画像として
表示する例を用いて説明したが、ＡＥＢ撮影した際の代
表画像としては、最初に撮影した画像を用いることも可
能である。この場合、代表画像は撮影者がレリーズした
時点に最も近い画像となり、撮影者が意図したタイミン
グに最も近い画像が表示されることとなる。

【０１０１】また、ＡＥＢ撮影した際の代表画像とし
て、カメラが決定した適正露出からの補正値が最も少な
い画像を用いることも可能である。この場合、代表画像
は、一般的な適正露出に最も近い画像が表示されること
となる。

【０１０２】また、本実施形態においてはＡＥＢ撮影と
して標準、プラス補正、マイナス補正の３枚の画像を撮
影するカメラについて説明したが、本発明においては、
ＡＥＢ撮影の枚数は２枚以上の任意の枚数の撮影を行う
カメラについて適用できる。

【０１０３】なお、本発明は、上述した実施形態の装置
に限定されず、複数の機器から構成されるシステムに適
用しても、１つの機器から成る装置に適用してもよい。
前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプロ
グラムコードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装
置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ
（またはＣＰＵやＭＰＵ）が記憶媒体に格納されたプロ
グラムコードを読み出し実行することによっても、完成
されることは言うまでもない。

【０１０４】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー
（登録商標）ディスク、ハードディスク、光ディスク、
光磁気ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、ＣＤ−Ｒ、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ＲＯＭを用いることがで
きる。また、コンピュータが読み出したプログラムコー
ドを実行することにより、前述した実施形態の機能が実
現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼動しているＯＳなどが実際
の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述
した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは
言うまでもない。

【０１０５】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指
示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニット
に備わるＣＰＵなどが処理を行って実際の処理の一部ま
たは全部を行い、その処理によって前述した実施形態の
機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。

【０１０６】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項１記載の発明に係る記録再生装置では、記録手段
は、特定モードで生成された画像データの記録時に、関
係情報として特定モードに関する情報を記録する手段で
あり、表示手段に複数の画像を一覧表示するときに、特
定モードで生成された画像については、特定モードに関
する情報に基づいた所定の代表画像を表示するように画
像処理手段を制御する制御手段を設けたので、画像を一
覧表示する際に同様な画像が複数表示されて画像が煩雑
になることを防ぎ、目的の画像の検索効率を向上させる
効果がある。

【０１０７】請求項２記載の発明に係る記録再生装置で
は、請求項１記載の記録再生装置において、所定の代表
画像は、特定モード時における所定条件下の画像とした
ので、画像を一覧表示する際に特定モード時における所
定条件下の画像一枚のみを表示し、同様な画像が複数表
示されて画像が煩雑になることを防ぎ、目的の画像の検
索効率を向上させる効果がある。

【０１０８】請求項３記載の発明に係る記録再生装置で
は、請求項１記載の記録再生装置において、所定の代表
画像は、特定モード時に最初に撮影された一枚のみの画
像としたので、画像を一覧表示する際に特定モード時の
画像は最初に撮影された画像一枚のみを表示し、同様な
画像が複数表示されて画像が煩雑になることを防ぎ、目
的の画像の検索効率を向上させる効果がある。

【０１０９】請求項４記載の発明に係る記録再生装置で
は、請求項１乃至請求項３記載の記録再生装置におい
て、所定の代表画像が特定モードで生成された画像であ
ることを示すマークを所定の代表画像の近傍に表示する
制御手段を有するので、容易に特定モードで生成した画
像であることを確認可能にする効果がある。

【０１１０】請求項５記載の発明に係る撮像装置では、
記録手段は、ＡＥＢ撮影により撮影された画像データの
記録時に、撮影情報として該ＡＥＢ撮影に関する情報を
記録する手段であり、表示手段に複数枚の画像を一覧表
示するときには、ＡＥＢ撮影で撮影した画像について
は、撮影情報に基づいた所定の代表画像を表示するよう
に画像処理手段を制御する制御手段を備えたので、画像
を一覧表示する際に同様な画像が複数表示されて画像が
煩雑になることを防ぎ、目的の画像の検索効率を向上さ
せる効果がある。

【０１１１】請求項６記載の発明に係る撮像装置では、
請求項５記載の撮像装置において、所定の代表画像は、
ＡＥＢ撮影時における段階露出範囲の中間の露出に最も
近い画像としたので、画像を一覧表示する際にＡＥＢ撮
影された画像は中間の露出値の画像一枚のみを表示し、
同様な画像が複数表示されて画像が煩雑になることを防
ぎ、目的の画像の検索効率を向上させる効果がある。

【０１１２】請求項７記載の発明に係る撮像装置では、
請求項５記載の撮像装置において、所定の代表画像は、
ＡＥＢ撮影時に最初に撮影された画像としたので、画像
を一覧表示する際にＡＥＢ撮影された画像は最初に撮影
された画像一枚のみを表示し、同様な画像が複数表示さ
れて画像が煩雑になることを防ぎ、目的の画像の検索効
率を向上させる効果がある。

【０１１３】請求項８記載の発明に係る撮像装置では、
請求項５記載の撮像装置において、所定の代表画像は、
ＡＥＢ撮影時の画像のうち適正露出からの補正値が最も
少ない画像としたので、画像を一覧表示する際にＡＥＢ
撮影された画像は適正露出に最も近い画像一枚のみを表
示し、同様な画像が複数表示されて画像が煩雑になるこ
とを防ぎ、目的の画像の検索効率を向上させる効果があ
る。

【０１１４】請求項９記載の発明に係る撮像装置では、
請求項５乃至請求項８記載の撮像装置において、所定の
代表画像がＡＥＢ撮影された画像であることを示すマー
クを所定の代表画像の近傍に表示する制御手段を有する
ので、容易にＡＥＢ撮影した画像であることを確認可能
にする効果がある。

【０１１５】請求項１０記載の発明に係る撮像システム
では、請求項５乃至請求項９記載の撮像装置を有するよ
うにしたので、上述した請求項５乃至請求項９の発明と
同様の効果を奏する。

【０１１６】請求項１１記載の発明に係る記録再生装置
の制御方法では、特定モードで生成された画像データの
記録時に、記録手段を用いて関係情報として特定モード
に関する情報を記録し、表示手段に複数の画像を一覧表
示するときに、特定モードで生成された画像について
は、特定モードに関する情報に基づいた所定の代表画像
を表示するように画像処理手段を制御するようにしたの
で、画像を一覧表示する際に同様な画像が複数表示され
て画像が煩雑になることを防ぎ、目的の画像の検索効率
を向上させる効果がある。

【０１１７】請求項１２記載の発明に係る記録再生装置
の制御方法では、請求項１１載の記録再生装置の制御方
法において、所定の代表画像は、特定モード時における
所定条件下の画像としたので、画像を一覧表示する際に
特定モード時における所定条件下の画像一枚のみを表示
し、同様な画像が複数表示されて画像が煩雑になること
を防ぎ、目的の画像の検索効率を向上させる効果があ
る。

【０１１８】請求項１３記載の発明に係る記録再生装置
の制御方法では、請求項１１記載の記録再生装置の制御
方法において、所定の代表画像は、特定モード時に最初
に撮影された一枚のみの画像としたので、画像を一覧表
示する際に特定モード時の画像は最初に撮影された画像
一枚のみを表示し、同様な画像が複数表示されて画像が
煩雑になることを防ぎ、目的の画像の検索効率を向上さ
せる効果がある。

【０１１９】請求項１４記載の発明に係る記録再生装置
の制御方法では、請求項１１乃至請求項１３記載の記録
再生装置の制御方法において、所定の代表画像が特定モ
ードで生成された画像であることを示すマークを所定の
代表画像の近傍に表示するようにしたので、容易に特定
モードで生成した画像であることを確認可能にする効果
がある。

【０１２０】請求項１５記載の発明に係る撮像装置の制
御方法では、ＡＥＢ撮影により撮影された画像データの
記録時に、記録手段を用いて撮影情報として該ＡＥＢ撮
影に関する情報を記録し、表示手段に複数枚の画像を一
覧表示するときに、ＡＥＢ撮影で撮影した画像について
は、ＡＥＢ撮影に関する情報に基づいた所定の代表画像
を表示するように画像処理手段を制御するようにしたの
で、画像を一覧表示する際に同様な画像が複数表示され
て画像が煩雑になることを防ぎ、目的の画像の検索効率
を向上させる効果がある。

【０１２１】請求項１６記載の発明に係る撮像装置の制
御方法では、請求項１５記載の撮像装置の制御方法にお
いて、所定の代表画像は、ＡＥＢ撮影時における段階露
出範囲の中間の露出に最も近い画像であるようにしたの
で、画像を一覧表示する際にＡＥＢ撮影された画像は中
間の露出値の画像一枚のみを表示し、同様な画像が複数
表示されて画像が煩雑になることを防ぎ、目的の画像の
検索効率を向上させる効果がある。

【０１２２】請求項１７記載の発明に係る撮像装置の制
御方法では、請求項１５記載の撮像装置の制御方法にお
いて、所定の代表画像は、ＡＥＢ撮影時に最初に撮影さ
れた画像であるようにしたので、画像を一覧表示する際
にＡＥＢ撮影された画像は最初に撮影された画像一枚の
みを表示し、同様な画像が複数表示されて画像が煩雑に
なることを防ぎ、目的の画像の検索効率を向上させる効
果がある。

【０１２３】請求項１８記載の発明に係る撮像装置の制
御方法では、請求項１５記載の撮像装置の制御方法にお
いて、所定の代表画像は、ＡＥＢ撮影時の画像のうち適
正露出からの補正値が最も少ない画像であるようにした
ので、画像を一覧表示する際にＡＥＢ撮影された画像は
適正露出に最も近い画像一枚のみを表示し、同様な画像
が複数表示されて画像が煩雑になることを防ぎ、目的の
画像の検索効率を向上させる効果がある。

【０１２４】請求項１９記載の発明に係る撮像装置の制
御方法では、請求項１５乃至請求項１８記載の撮像装置
の制御方法において、所定の代表画像がＡＥＢ撮影され
た画像であることを判別可能なマークを所定の代表画像
の近傍に表示するようにしたので、容易にＡＥＢ撮影し
た画像であることを確認可能にする効果がある。

【０１２５】請求項２０記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、制御プログラムは、特定モード
で生成された画像データの記録時に、関係情報として特
定モードに関する情報を記録手段によって記録するステ
ップと、表示手段に複数の画像を一覧表示するときに、
特定モードで生成された画像については、特定モードに
関する情報に基づいた所定の代表画像を表示するように
画像処理手段を制御するステップとを備えるようにした
ので、画像を一覧表示する際に同様な画像が複数表示さ
れて画像が煩雑になることを防ぎ、目的の画像の検索効
率を向上させる効果がある。

【０１２６】請求項２１記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項２０記載の制御プログラ
ムを提供する媒体において、所定の代表画像は、特定モ
ード時における所定条件下の画像であるようにしたの
で、画像を一覧表示する際に特定モード時における所定
条件下の画像一枚のみを表示し、同様な画像が複数表示
されて画像が煩雑になることを防ぎ、目的の画像の検索
効率を向上させる効果がある。

【０１２７】請求項２２記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項２０記載の制御プログラ
ムを提供する媒体において、所定の代表画像は、特定モ
ード時に最初に撮影された一枚のみの画像であるように
したので、画像を一覧表示する際に特定モード時の画像
は最初に撮影された画像一枚のみを表示し、同様な画像
が複数表示されて画像が煩雑になることを防ぎ、目的の
画像の検索効率を向上させる効果がある。

【０１２８】請求項２３記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項２０乃至請求項２２記載
の制御プログラムを提供する媒体において、所定の代表
画像が特定モードで生成された画像であることを示すマ
ークを所定の代表画像の近傍に表示する制御手段を有す
るようにしたので、容易に特定モードで生成した画像で
あることを確認可能にする効果がある。

【０１２９】請求項２４記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、制御プログラムは、ＡＥＢ撮影
により撮影された画像データの記録時に、撮影情報とし
て該ＡＥＢ撮影に関する情報を記録手段によって記録す
るステップと、表示手段に複数枚の画像を一覧表示する
ときには、ＡＥＢ撮影で撮影した画像については、撮影
情報に基づいた所定の代表画像を表示するように画像処
理手段を制御するステップとを備えるようにしたので、
画像を一覧表示する際に同様な画像が複数表示されて画
像が煩雑になることを防ぎ、目的の画像の検索効率を向
上させる効果がある。

【０１３０】請求項２５記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項２４記載の制御プログラ
ムを提供する媒体において、所定の代表画像は、ＡＥＢ
撮影時における段階露出範囲の中間の露出に最も近い画
像であるようにしたので、画像を一覧表示する際にＡＥ
Ｂ撮影された画像は中間の露出値の画像一枚のみを表示
し、同様な画像が複数表示されて画像が煩雑になること
を防ぎ、目的の画像の検索効率を向上させる効果があ
る。

【０１３１】請求項２６記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項２４記載の制御プログラ
ムを提供する媒体において、所定の代表画像は、ＡＥＢ
撮影時に最初に撮影された一枚のみの画像であるように
したので、画像を一覧表示する際にＡＥＢ撮影された画
像は最初に撮影された画像一枚のみを表示し、同様な画
像が複数表示されて画像が煩雑になることを防ぎ、目的
の画像の検索効率を向上させる効果がある。

【０１３２】請求項２７記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項２４記載の制御プログラ
ムを提供する媒体において、所定の代表画像は、ＡＥＢ
撮影時の画像のうち適正露出からの補正値が最も少ない
画像であるようにしたので、画像を一覧表示する際にＡ
ＥＢ撮影された画像は適正露出に最も近い画像一枚のみ
を表示し、同様な画像が複数表示されて画像が煩雑にな
ることを防ぎ、目的の画像の検索効率を向上させる効果
がある。

【０１３３】請求項２８記載の発明に係る制御プログラ
ムを提供する媒体では、請求項２４乃至請求項２７記載
の制御プログラムを提供する媒体において、所定の代表
画像がＡＥＢ撮影された画像であることを示すマークを
所定の代表画像の近傍に表示するステップを有するよう
にしたので、容易にＡＥＢ撮影した画像であることを確
認可能にする効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態に係る撮像装置を構成するデ
ジタルカメラの上面図である。

【図２】図１に示したデジタルカメラの背面図である。

【図３】図１に示したデジタルカメラの液晶表示装置を
示す図である。

【図４】図１に示したデジタルカメラにおける電気回路
を示すブロック図である。

【図５】実施形態での撮影動作及びデータ記録動作を示
すフローチャートである。

【図６】図５の続きのフローチャートである。

【図７】実施形態に係る液晶モニタの表示動作を示すフ
ローチャートである。

【図８】実施形態に係る表示モードの選択動作を説明す
るための図である。

【図９】１画像表示選択時の液晶表示装置１５と液晶モ
ニタ２０の表示を示す図である。

【図１０】実施形態における４画像一覧表示処理を示す
フローチャートである。

【図１１】実施形態に係る４画像一覧表示処理時のカメ
ラ外観図である。

【図１２】実施形態に係る４画像一覧表示処理時の液晶
モニタ１５の表示を示す図である。

【図１３】従来の液晶モニタを備えたデジタルカメラの
表示形態の一例を示す図である。

【符号の説明】

１ カメラ本体 ２ 撮影レンズ ３ 接眼窓 ４ ＡＥロック釦 ５ 測距点選択釦 ６ レリーズ釦 ７ メイン電子ダイヤル ８ サブ電子ダイヤル ９ ダイヤルロックスイッチ １０ 撮影モード選択釦 １１ ＡＦモード選択釦 １２ 測光モード選択釦 １３ 表示照明釦 １４ 露出補正釦 １５ 液晶モニタ １５ａ ハイライト表示（４画像表示時） １５ｂ ＡＥＢマーク（４画像表示時） １６ モニタ表示／メニュー釦 １７ セレクト釦 １８ 呼び出し釦 １９ メインスイッチ ２０ 液晶表示装置 ２１ マイクロコンピュータ ２２ レンズ制御回路 ２３ 外部表示制御回路 ２４ スイッチセンス回路 ２５ ストロボ発光調光制御回路 ２６ 測距回路 ２７ 測光回路 ２８ シャッタ制御回路 ２９ ＣＣＤ ３０ バックライト照明 ３１ 記録装置 ３２ 画像処理回路 ３３ ブザー

フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 5/225 Ｈ０４Ｎ 5/238 Ｚ ５Ｃ０５３ 5/238 5/76 Ｂ 5/76 5/91 Ｌ 5/91 Ｊ Ｆターム(参考） 2H002 AB01 GA06 JA07 2H054 AA01 2H102 AA51 BB08 CA34 5C022 AA13 AB02 AC01 AC11 AC42 AC69 5C052 AA12 AB03 AB04 AC08 CC20 DD02 EE03 5C053 FA08 FA23 FA27 HA29 KA24 LA01 LA06

Claims (28)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 画像データと該画像データに関する関係
   情報とを記録する記録手段と、前記記録手段により記録
   された画像データを画像として表示手段に表示する画像
   処理手段とを備えた記録再生装置において、 前記記録手段は、特定モードで生成された画像データの
   記録時に、前記関係情報として前記特定モードに関する
   情報を記録する手段であり、 前記表示手段に複数の画像を一覧表示するときに、前記
   特定モードで生成された画像については、前記特定モー
   ドに関する情報に基づいた所定の代表画像を表示するよ
   うに前記画像処理手段を制御する制御手段を設けたこと
   を特徴とする記録再生装置。
2. 【請求項２】 前記所定の代表画像は、前記特定モード
   時における所定条件下の画像であることを特徴とする請
   求項１記載の記録再生装置。
3. 【請求項３】 前記所定の代表画像は、前記特定モード
   時に最初に撮影された一枚のみの画像であることを特徴
   とする請求項１記載の記録再生装置。
4. 【請求項４】 前記所定の代表画像が前記特定モードで
   生成された画像であることを示すマークを前記所定の代
   表画像の近傍に表示する制御手段を有することを特徴と
   する請求項１乃至請求項３記載の記録再生装置。
5. 【請求項５】 撮像光から電子的な画像データを生成す
   る撮像手段と、前記画像データとその撮影時の露出制御
   に関する撮影情報とを記録する記録手段と、前記記録手
   段により記録された画像データを画像として表示手段に
   表示する画像処理手段とを備え、前記撮像手段による撮
   影時に段階的に露出値を変更して撮影することが可能な
   自動段階露出撮影の機能を有する撮像装置において、 前記記録手段は、前記自動段階露出撮影により撮影され
   た画像データの記録時に、前記撮影情報として該自動段
   階露出撮影に関する情報を記録する手段であり、 前記表示手段に複数枚の画像を一覧表示するときには、
   前記自動段階露出撮影で撮影した画像については、前記
   撮影情報に基づいた所定の代表画像を表示するように前
   記画像処理手段を制御する制御手段を備えたことを特徴
   とする撮像装置。
6. 【請求項６】 前記所定の代表画像は、前記自動段階露
   出撮影時における段階露出範囲の中間の露出に最も近い
   画像であることを特徴とする請求項５記載の撮像装置。
7. 【請求項７】 前記所定の代表画像は、前記自動段階露
   出撮影時に最初に撮影された一枚のみの画像であること
   を特徴とする請求項５記載の撮像装置。
8. 【請求項８】 前記所定の代表画像は、前記自動段階露
   出撮影時の画像のうち適正露出からの補正値が最も少な
   い画像であることを特徴とする請求項５記載の撮像装
   置。
9. 【請求項９】 前記所定の代表画像が自動段階露出撮影
   された画像であることを示すマークを前記所定の代表画
   像の近傍に表示する制御手段を有することを特徴とする
   請求項５乃至請求項８記載の撮像装置。
10. 【請求項１０】 請求項５乃至請求項９記載の撮像装置
    を有することを特徴とする撮像システム。
11. 【請求項１１】 画像データとこの画像データに関する
    関係情報を記録する記録手段と、前記記録手段により記
    録された画像データを画像として表示手段に表示する画
    像処理手段とを備えた記録再生装置において、 特定モードで生成された画像データの記録時に、前記記
    録手段を用いて前記関係情報として前記特定モードに関
    する情報を記録し、 前記表示手段に複数の画像を一覧表示するときに、前記
    特定モードで生成された画像については、前記特定モー
    ドに関する情報に基づいた所定の代表画像を表示するよ
    うに前記画像処理手段を制御することを特徴とする記録
    再生装置の制御方法。
12. 【請求項１２】 前記所定の代表画像は、前記特定モー
    ド時における所定条件下の画像であることを特徴とする
    請求項１１記載の記録再生装置の制御方法。
13. 【請求項１３】 前記所定の代表画像は、前記特定モー
    ド時に最初に撮影された一枚のみの画像であることを特
    徴とする請求項１１記載の記録再生装置の制御方法。
14. 【請求項１４】 前記所定の代表画像が前記特定モード
    で生成された画像であることを示すマークを前記所定の
    代表画像の近傍に表示することを特徴とする請求項１１
    乃至請求項１３記載の記録再生装置の制御方法。
15. 【請求項１５】 撮像光から電子的な画像データを生成
    する撮像手段と、前記画像データとその撮影時の露出制
    御に関する撮影情報とを記録する記録手段と、前記記録
    手段により記録された画像データを画像として表示手段
    に表示する画像処理手段とを備え、前記撮像手段による
    撮影時に段階的に露出値を変更して撮影することが可能
    な自動段階露出撮影の機能を有する撮像装置の制御方法
    において、 前記自動段階露出撮影により撮影された画像データの記
    録時に、前記記録手段を用いて前記撮影情報として該自
    動段階露出撮影に関する情報を記録し、 前記表示手段に複数枚の画像を一覧表示するときに、前
    記自動段階露出撮影で撮影した画像については、前記自
    動段階露出撮影に関する情報に基づいた所定の代表画像
    を表示するように前記画像処理手段を制御することを特
    徴とする撮像装置の制御方法。
16. 【請求項１６】 前記所定の代表画像は、前記自動段階
    露出撮影時における段階露出範囲の中間の露出に最も近
    い画像であることを特徴とする請求項１５記載の撮像装
    置の制御方法。
17. 【請求項１７】 前記所定の代表画像は、前記自動段階
    露出撮影時に最初に撮影された一枚のみの画像であるこ
    とを特徴とする請求項１５記載の撮像装置の制御方法。
18. 【請求項１８】 前記所定の代表画像は、前記自動段階
    露出撮影時の画像のうち適正露出からの補正値が最も少
    ない画像であることを特徴とする請求項１５記載の撮像
    装置の制御方法。
19. 【請求項１９】 前記所定の代表画像が自動段階露出撮
    影された画像であることを判別可能なマークを前記所定
    の代表画像の近傍に表示することを特徴とする請求項１
    ５乃至請求項１８記載の撮像装置の制御方法。
20. 【請求項２０】 画像データとこの画像データに関する
    関係情報を記録する記録手段と、前記記録手段により記
    録された画像データを画像として表示手段に表示する画
    像処理手段とを備えた記録再生装置の制御方法を実行す
    るための制御プログラムを提供する媒体であって、 前記制御プログラムは、 特定モードで生成された画像データの記録時に、前記関
    係情報として前記特定モードに関する情報を前記記録手
    段によって記録するステップと、 前記表示手段に複数の画像を一覧表示するときに、前記
    特定モードで生成された画像については、前記特定モー
    ドに関する情報に基づいた所定の代表画像を表示するよ
    うに前記画像処理手段を制御するステップとを備えたこ
    とを特徴とする制御プログラムを提供する媒体。
21. 【請求項２１】 前記所定の代表画像は、前記特定モー
    ド時における所定条件下の画像であることを特徴とする
    請求項２０記載の制御プログラムを提供する媒体。
22. 【請求項２２】 前記所定の代表画像は、前記特定モー
    ド時に最初に撮影された一枚のみの画像であることを特
    徴とする請求項２０記載の制御プログラムを提供する媒
    体。
23. 【請求項２３】 前記所定の代表画像が前記特定モード
    で生成された画像であることを示すマークを前記所定の
    代表画像の近傍に表示する制御手段を有することを特徴
    とする請求項２０乃至請求項２２記載の制御プログラム
    を提供する媒体。
24. 【請求項２４】 撮像光から電子的な画像データを生成
    する撮像手段と、前記画像データとその撮影時の露出制
    御に関する撮影情報とを記録する記録手段と、前記記録
    手段により記録された画像データを画像として表示手段
    に表示する画像処理手段とを備え、前記撮像手段による
    撮影時に段階的に露出値を変更して撮影することが可能
    な自動段階露出撮影の機能を有する撮像装置のを実行す
    るための制御プログラムを提供する媒体であって、 前記制御プログラムは、 前記自動段階露出撮影により撮影された画像データの記
    録時に、前記撮影情報として該自動段階露出撮影に関す
    る情報を前記記録手段によって記録するステップと、 前記表示手段に複数枚の画像を一覧表示するときには、
    前記自動段階露出撮影で撮影した画像については、前記
    撮影情報に基づいた所定の代表画像を表示するように前
    記画像処理手段を制御するステップとを備えたことを特
    徴とする制御プログラムを提供する媒体。
25. 【請求項２５】 前記所定の代表画像は、前記自動段階
    露出撮影時における段階露出範囲の中間の露出に最も近
    い画像であることを特徴とする請求項２４記載の制御プ
    ログラムを提供する媒体。
26. 【請求項２６】 前記所定の代表画像は、前記自動段階
    露出撮影時に最初に撮影された一枚のみの画像であるこ
    とを特徴とする請求項２４記載の制御プログラムを提供
    する媒体。
27. 【請求項２７】 前記所定の代表画像は、前記自動段階
    露出撮影時の画像のうち適正露出からの補正値が最も少
    ない画像であることを特徴とする請求項２４記載の制御
    プログラムを提供する媒体。
28. 【請求項２８】 前記所定の代表画像が自動段階露出撮
    影された画像であることを示すマークを前記所定の代表
    画像の近傍に表示するステップを有することを特徴とす
    る請求項２４乃至請求項２７記載の制御プログラムを提
    供する媒体。