JP2002199843A - チーズ製品およびプロセスチーズベースの調製方法 - Google Patents
チーズ製品およびプロセスチーズベースの調製方法Info
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Abstract
使用するプロセスチーズベースを調製する方法を提供す
ること。 【解決手段】 本発明の方法は、ミルクから誘導される
1種または複数種の濃縮粉末を塩化ナトリウム、乳脂
肪、水、および任意選択で可食性の酸および/または保
存剤とともに、良く混合した均質な製品を製造するのに
十分な時間の間混合する工程、および混合物から固体マ
トリックスを形成させるのに十分な時間および温度で、
生成混合物を冷却する工程を含む。
Description
プロセスチーズの製造に使用するプロセスチーズベース
を調製する方法に関する。本発明は、これらの方法によ
って調製されるチーズ製品およびプロセスチーズベース
にも関する。本発明は、これらのプロセスチーズベース
を用いて製造されるプロセスチーズにも関する。とりわ
け、本発明は、ミルクから誘導された1種または複数種
の濃縮粉末を塩化ナトリウム、乳脂肪、水および任意選
択で可食性の酸および/または保存剤と混合し、かつ生
成した混合物を冷却することによって固形マトリックス
を形成させることを含むチーズ製品およびプロセスチー
ズの調製方法に関する。フレッシュチーズの質感および
堅さを有するこの固形マトリックスを、プロセスチーズ
の製造中にプロセスチーズベースとして(すなわち、ナ
チュラルチーズの一部または全部の代用品として)消費
または使用することができる。
た脱脂粉乳または乳清をレシチンと混合することを特徴
とする粒状で自由流れのレシチンを調製する方法を記載
している。実施例1では、凝集した脱脂粉乳と加熱レシ
チンを混合するために、リボンブレンダーの使用を記載
している。
ばすことのできる非水性脂質系の安定な調味被膜を作製
する方法を記載している。その被膜は、脂質成分を溶融
状態にするのに十分に高い温度で植物油、増量剤、調味
料および脂質安定化剤を混合し、成分混合物を華氏70
度〜100度(約21〜約38℃)の範囲の温度に冷却
することによって調製される。
ロセスチーズ製品に似た質感と感触の口触りを有すると
述べている、低カロリーで実質的に無脂肪のプロセスチ
ーズ製品を記載している。この特許は、リボンブレンダ
ー中のようなせん断力の掛かる条件下、粉砕脱脂乳チー
ズおよび高粘度の微細網状微結晶セルロース水性分散液
に、粉末脱脂乳、粉末乾燥乳清固形物などの他の粉末成
分とともに乾燥ガムを添加することを記載している。
したインスタントコーヒー製品およびそのような製品を
製造する方法を記載している。その実施例の幾つかは、
非乳製品クリーマーや砂糖などの様々な成分を混合する
ために、リボンブレンダーの使用を記載している。
感がナチュラルチーズに似ていると述べている無脂肪チ
ーズ製品を提供するために、脱脂乳または脱脂乳チーズ
およびゲル形成性脂肪模倣品から調製される低脂肪ナチ
ュラルチーズを記載している。そのチーズ製品を製造す
るために記載した方法の一実施形態では、ゲル形成性脂
肪模倣品を脱脂乳に添加することによって、チーズ基材
が得られる。次いで、チーズ基材をチーズ製造手順に掛
けることによって、チーズカードが得られる。次いで、
チーズカードを固めることによって、低脂肪脱脂乳チー
ズが得られる。脱脂乳チーズは、均質なチーズ塊を得る
に十分な時間粉砕され、華氏約140度(約60℃)か
ら華氏約180度(約82℃)の温度に加熱される。次
いでチーズ塊は包装される。他の実施形態では、脱脂乳
チーズ、ゲル形成性脂肪模倣品および乳化塩の混合物が
得られる。混合物は華氏約140度(約60℃)から華
氏約180度(約82℃)の温度に加熱される。混合物
をその高い温度に約0.5分から約8分の間保持するこ
とによって、均質なチーズ塊が得られ、次いで包装され
る。
ルチーズと、乳清濃縮蛋白、無脂乳固形物およびその混
合物から選択される乾燥成分、およびヨーグルトを含む
プロセスチーズ製品を記載している。この特許はプロセ
スチーズ製品を製造する方法も記載している。1つまた
は複数のタイプのナチュラルチーズを粉砕することによ
って、粒状チーズが得られる。その粒状チーズを混合器
中で乾燥成分と混合することによって、チーズ混合物が
得られる。その混合物を調理釜に移し、予め設定した第
1の温度に加熱する。ヨーグルトをその加熱混合物に添
加することによって、プロセスチーズ製品が得られる。
その製品を予め設定した第2の温度に加熱し続ける。次
いで製品を冷却し、包装する。
号は、液状でポンプ移送の可能なフレッシュチーズを調
製する方法を記載している。
ズ製品、およびこれらの製品を調製する方法は、食品工
業では良く知られている。参考として本明細書内に組込
まれている識別規格が、幾つかのタイプのプロセスチー
ズ製品に対して米国食品医薬品局によって制定された。
ビーチーズ、スイスチーズ、ブリックチーズ、マンステ
ールチーズ、パスタフィラータチーズ、ウォッシュタイ
プカードチーズ、粒状カードチーズなどの1種または複
数種の乳脂肪含有ナチュラルチーズを粉砕し、および/
または加熱しながら混合することによって、従来から調
製されている。次いで、生成したチーズを、そのチーズ
を低温殺菌し、かつ、シート、スライスや他の所望の形
に成形し得る均一で、ポンプ移送の可能な、流動性のチ
ーズ材料を製造するのに十分に高い温度で、脱脂粉乳や
乳清固形物などの他の乳製品、およびリン酸二ナトリウ
ムなどの乳化塩と混合する。
ーズ、低温殺菌プロセスチーズフードおよび低温殺菌プ
ロセスチーズスプレッドを含む一般的な3タイプがあ
る。これらのプロセスチーズは、チーズの消費者にとっ
て望ましい一定の特性を有する。それらはすべて、プロ
セスチーズ処方中に少なくとも20パーセントの脂肪が
存在するために、滑らかでクリーム状の質感と僅かな堅
さを有する。識別規格に基づけば、3タイプのプロセス
チーズの主な違いは水分および脂肪の含有率、ならびに
製造時の任意選択的な成分の使用である。普通、これら
のチーズは、約227kg(500ポンド)以上のチー
ズを支えることのできる横型調理釜(時々横置き調理釜
とも呼ばれる)を用いて、大量に製造される。しばし
ば、次にそのプロセスチーズを気密なカートン中に自動
的に包装する。
ズは、同種または異種の1つまたは複数のナチュラルチ
ーズを粉砕し、加熱しながら混合することによって調製
される食品である。詳細に言えば、クリームチーズ、ヌ
ーシャテルチーズ、カッテージチーズ、低脂肪カッテー
ジチーズ、カッテージチーズ用ドライカード、調理チー
ズ、下ろし用ハードチーズ、脱脂乳入りセミソフトチー
ズ、脱脂乳入りスパイスチーズおよび脱脂乳チーズは、
低温殺菌プロセスチーズの調製に使用することから除外
されている。低温殺菌プロセスチーズは、ナチュラルチ
ーズを乳化剤と加熱すると同時に、混合して均質な可塑
性の塊にすることによって一般に調製される。調製中
に、一般に低温殺菌プロセスチーズを、華氏約150度
(約66℃)以上の温度で約30秒以上の間加熱する。
は、43パーセントを超えてはならない。しかし、プロ
セスした低温殺菌ウォッシュタイプカードチーズまたは
プロセスした低温殺菌コルビーチーズの含水率は、40
パーセントを超えてはならない。プロセスした低温殺菌
スイスチーズまたはプロセスした低温殺菌グリュイエー
ルチーズの含水率は、44パーセントを超えてはならな
い。また、プロセスした低温殺菌リンブルガーチーズの
含水率は、51パーセントを超えてはならない。
含有率が43パーセント以上であり、プロセスした低温
殺菌グリュイエールチーズの脂肪含有率が45パーセン
ト以上であることを除けば、低温殺菌プロセスチーズの
(乾燥基準の)脂肪含有率は47パーセント未満であつ
てはならない。低温殺菌プロセスチーズ用の任意選択的
な成分は、可食性の酸、クリーム、水、塩および薬味を
含む。
る乳化剤は、一般に以下のもの、すなわちリン酸一ナト
リウム、リン酸二ナトリウム、リン酸二カリウム、リン
酸三ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、ヘキサメタリ
ン酸ナトリウム、ピロリン酸水素ナトリウム、ピロリン
酸四ナトリウム、リン酸ナトリウムアルミニウム、クエ
ン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、クエン酸カルシウ
ム、酒石酸ナトリウムおよび酒石酸ナトリウムカリウム
の中の1種、または2種以上の混合物である。
菌プロセスチーズと同様にして調製される。しかし、そ
の脂肪含有率ははるかに低く、一般に約23パーセント
である。その含水率は約44パーセント以下である。低
温殺菌プロセスチーズフードは、一般に低温殺菌プロセ
スチーズの任意選択的な成分、ならびにミルク、脱脂
乳、バターミルク、無水ミルク脂肪、チーズ乳清、脱脂
乳チーズ、アルブミンなどの追加の乳製品成分を含み得
る他の任意選択的な成分を含んでよい。その上、水分の
一部が除去された前記成分のいずれも使用することがで
きる。低温殺菌プロセスチーズの製造に認められる同じ
乳化剤を、低温殺菌プロセスチーズフードの製造にも使
用することができる。
温殺菌プロセスチーズや低温殺菌プロセスチーズフード
と同様に調製され、低温殺菌プロセスチーズフードの任
意選択的な成分を含んでよい。その上、低温殺菌プロセ
スチーズスプレッドでは、ガムの使用が認められる。使
用し得るガムは、イナゴマメガム、カラヤガム、トラガ
カントガム、グアーガム、ゼラチン、カルボキシメチル
セルロースナトリウム、カラギーナン、オートガム、ア
ルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコール
およびキサンタンガムを含む。ガムの全重量は、できあ
がった低温殺菌プロセスチーズスプレッドの重量の約
0.8%を超えてはならない。低温殺菌プロセスチーズ
スプレッドの含水率は、一般に約44から約60パーセ
ントである。低温殺菌プロセスチーズスプレッドの脂肪
含有率は、約20パーセント以上である。低温殺菌プロ
セスチーズスプレッドの調製に、前記した同じ乳化剤を
使用することができる。
ロセスチーズの製造に普通使用されるナチュラルチーズ
の一部または全部の代用として、可食性粉末で調製した
プロセスチーズベースを提供すれば有益であろう。ナチ
ュラルチーズと異なり、このような粉末は長期間の貯蔵
寿命という利点を有する。したがって、ナチュラルチー
ズと異なり、供給量が多く、価格が低いときにこれらの
粉末を購入し、その後長期間にわたって使用することが
できる。更に、ナチュラルチーズよりこのような粉末を
購入する方が安いことがしばしばある。しかし、大部分
のプロセスチーズ製造プラントは、大量の粉末を処理す
る装備をもっていない。大量の粉末を処理できるように
このようなプラントを改造すれば、非常に高価となろ
う。
に粉乳をナチュラルチーズと酷似した挙動を示す塊に変
換するのに有利である。その塊を目立った改造をせずに
プロセスチーズ製造プラントで容易に調製し、プロセス
チーズの製造に普通使用されるナチュラルチーズの一部
または全部の代用として使用し得る。あるいは、ナチュ
ラルチーズの質感および堅さを有利に有するその塊を、
従来の調味料と組合せ、フレッシュチーズ製品として消
費してもよい。
よびプロセスチーズの製造に使用するプロセスチーズベ
ースを調製する方法を提供する。本法は、ミルクから誘
導した1種または複数種の濃縮粉末を塩化ナトリウム、
乳脂肪、水、および任意選択で可食性の酸および/また
は保存剤とともに、良く混合した製品を製造するのに十
分な時間の間混合することを一般に含み、濃縮粉末がチ
ーズ製品またはプロセスチーズベースの全重量の約25
から約60パーセントの量で存在し、塩化ナトリウムが
チーズ製品またはプロセスチーズベースの全重量の約
0.5から約4.0パーセントの量で存在し、乳脂肪が
チーズ製品またはプロセスチーズベースの全重量の約9
から約38パーセントの量で存在し、かつ華氏約95度
(約35℃)から華氏約140度(約60℃)の温度で
あり、可食性の酸がチーズ製品またはプロセスチーズベ
ースの全重量の約0から約2.0パーセントの量で存在
し、保存剤がチーズ製品またはプロセスチーズベースの
全重量の約0から約0.2パーセントの量で存在し、水
がチーズ製品またはプロセスチーズベースを形成し、か
つチーズ製品またはプロセスチーズベースの重量パーセ
ントを100パーセントにするのに十分な、チーズ製品
またはプロセスチーズベースの全重量に対する重量パー
セントで存在することを特徴とする。本発明の方法によ
れば、可食性の酸の使用は、プロセスチーズベースを調
製する場合は任意選択的であるが、チーズ製品を調製す
る場合は必要である。生成混合物を、しばらくの間、混
合物から固体マトリックスを形成させるのに十分な温度
で冷却し、次いでナチュラルチーズ中の成分として消費
または使用することができる。このようなプロセスチー
ズベースを粉砕し、次いでプロセスチーズ製造プラント
でプロセスチーズを製造する際に使用することができ
た。また、本発明は前記方法によって調製したチーズ製
品およびプロセスチーズベース、および本発明のプロセ
スチーズベースで製造したプロセスチーズを提供する。
る以下の詳細な記述、図面およびその中に含まれる実施
例を参考とすることによって、本発明をもっと容易に理
解することができる。
スチーズの製造に使用し得るチーズ製品またはプロセス
チーズベースを調製する方法を提供する。前記方法は、
以下に記載する各成分、その量および各段階を使用す
る。
ベースを調製する方法は、ミルクから誘導した1種また
は複数種の濃縮粉末を塩化ナトリウム、乳脂肪、水、お
よび任意選択で可食性の酸および/または保存剤ととも
に、良く混合した均質な製品を製造するのに十分な時間
の間混合し、かつ混合物から固体マトリックスを形成さ
せるのに十分な時間および温度で、生成混合物を冷却す
ることを一般に含む。各成分を混合する前に、先ず前記
粉末および塩化ナトリウムを一緒に添加し、次いで任意
選択的な成分、乳脂肪および水を添加するのが好まし
い。(混合を容易にするために)水を添加する前に、乳
脂肪を他の成分に添加することも好ましい。固体マトリ
ックスをチーズ製品として消費してもよいし、あるいは
プロセスチーズを製造する方法において、ナチュラルチ
ーズへの添加物、またはナチュラルチーズの一部または
全部の代用品として用いてもよい。このようなプロセス
チーズベースを、このような用途向けの従来のチーズ粉
砕システムを用いて粉砕するのが好ましい。
様な濃縮粉末(以下では「濃縮粉乳」)を、本発明の方
法で使用することができる。これらの濃縮粉乳は、脱脂
粉乳(NFDM)、乳清粉末、カゼインおよび乳蛋白粉
末または濃縮物を含む。好ましい乳蛋白粉末は、New
Zealand Milk Products,In
c.(ニュージーランド)製のALAPRO4850
(MPC85)、ALAPRO4700(MPC7
0)、ALAPRO4560(MPC56)、ALAP
RO4420(MPC42)、およびMurray G
oulburn(オーストラリア)製のMPC80、M
PC56およびMPC42という商用名で市販されてい
る。これらの濃縮粉乳は、当分野の技術者によって知ら
れている従来の手順によっても調製される。濃縮粉乳
は、含有する乳蛋白の量で一般に特徴付けられる。例え
ば、MPC70は70パーセントの粗製蛋白を含有す
る。一般に、市販の乳蛋白粉末は約1パーセントの脂肪
を含有する。
するチーズ製品またはプロセスチーズベースの全重量の
一般に約25から約60パーセント、好ましくは約30
から約55パーセントである。
トリウム(食卓塩)を使用する。成分の混合中により速
やかに溶解すると思われるので、微細等級(小さい粒
子)塩化ナトリウムを使用するのが好ましい。本発明の
方法に使用する塩化ナトリウムは、製造するチーズ製品
またはプロセスチーズベースの全重量の一般に約0.5
から約4.0パーセント、好ましくは約1.5から約
2.0パーセント、最も好ましくは約1.8パーセント
である。
方法で使用することができる。これらの乳脂肪は、クリ
ーム、無水乳脂肪、濃縮乳脂肪およびそれらの混合物を
含む。このような乳脂肪は、当分野の技術者によって知
られている供給元、例えばKraft Foods,I
nc.(Northfield、イリノイ州)、Lan
d O′Lakes(Tulare、カリフォルニア
州)、Dairy Gold(Kilmallock、
アイルランド)、New Zealand Milk
Products,Inc.(Victoria、オー
ストラリア)およびDairy Farmers of
America(Dairy Farmer Coo
p.−電話番号(888)385−4711)から市販
されている。
るチーズ製品またはプロセスチーズベースの全重量の一
般に約9から約38パーセント、好ましくは約15から
約36パーセントである。
れ、マトリックスを形成する薄い連続相を提供する。固
体マトリックスを形成するために使用する成分混合物の
内部に脂肪を良好に分布させるためには、乳脂肪を華氏
約95度(約35℃)から華氏約140度(約60℃)
の範囲の温度、好ましくは華氏約95度(約35℃)か
ら華氏約105(約41℃)度の範囲の温度に加熱すべ
きである。乳脂肪の加熱温度が高すぎる(華氏140度
(約60℃)より高い)と、いやな風味が生成物中に生
じる恐れがある。その上、より高い温度は、プロセスの
冷却段階中に除く必要のある加熱負荷を増やす。乳脂肪
の加熱が不十分である場合は、乳脂肪が溶融せず、した
がって他の成分と容易には混合しないと思われる。
などの任意の可食性の酸を本発明の方法に使用してもよ
いが、一般に乳酸が好ましい。酸の使用は、本発明の方
法によってプロセスチーズベースを調製する場合は任意
であるが、チーズ製品を調製する場合は必要である。言
い換えれば、(他のチーズ製品を作るために使用するの
でなく)直接消費するつもりの本発明のチーズ製品に対
しては、処方中に酸を含めるべきである。本発明の方法
に使用する酸は、製造するチーズ製品の全重量の一般に
約0.5から約2.0パーセントであり、製造するプロ
セスチーズベースの全重量の約0から約2.0パーセン
トであり、好ましくは約1.5から約1.8パーセント
で、最も好ましくは約1.7パーセントである。
スチーズベース上でかびの増殖を阻止するために、ソル
ビン酸、プロピオン酸、ナタマイシンなどの保存剤を本
発明の方法に任意に使用してもよい。本発明の方法に使
用する保存剤は、製造するチーズ製品またはプロセスチ
ーズベースの全重量の一般に約0から約0.2パーセン
ト、好ましくは約0.15から約0.18パーセント、
最も好ましくは約0.18パーセントである。
造するチーズ製品またはプロセスチーズベースの全重量
の一般に約30から約75パーセント、好ましくは約3
2から約34パーセント、最も好ましくは約33パーセ
ントである。本発明の方法に使用する水の温度は、一般
に華氏約32度(約0℃)から華氏約60度(約16
℃)、好ましくは華氏約50度(約10℃)から華氏約
60度(約16℃)、最も好ましくは華氏約55度(約
13℃)である。
食性の天然または人工調味料および成分を、本発明の方
法において任意選択で使用し得ることが予想される。こ
のような成分は、単独または他成分とともに、製造する
チーズ製品またはプロセスチーズベースに所望の風味、
色および/または他の便益を付与する任意の可食性物質
を含む。本発明の方法に使用し得るこれらの成分の量お
よび種類は、製造する最終的なチーズ製品またはプロセ
スチーズベースの所望の色や風味に依存する。
乳脂肪、水、可食性の酸、保存剤および他の任意選択的
成分は、その様々な成分を完全に混合するのに十分な時
間と温度で一般に混合される。一般に、各成分は約10
分から約30分にわたる時間の間に完全に混合すると思
われる。約10分から約20分の混合時間が好ましく、
約15分の混合時間が最も好ましい。各成分を混合すべ
き温度は、一般に華氏約75度(約24℃)から華氏約
90度(約32℃)、好ましくは華氏約75度(約24
℃)から華氏約85度(約29℃)、最も好ましくは華
氏約80度(約27℃)である。
る適当な任意の混合器で混合してもよい。しかし、各成
分をリボンブレンダーで混合するのが好ましい。
製造プラントでチーズ粉砕システムにより粉砕し得る固
体マトリックスを、前記成分混合物から形成させるのに
十分な時間と温度で、その混合物を冷却すべきである。
冷却されたマトリックスは、一般に淡黄色で堅く、ナイ
フで切るのが困難であり、やや脂っぽい感触を示し、か
つミルク様、クリーム様の風味とやや粒状の口触りを示
す。一般に、前記混合物を華氏約35度(約1.7℃)
から華氏約55度(約13℃)の温度に冷却すべきであ
る。華氏約37度(約2.8℃)から華氏約43度(約
6.1℃)の温度が好ましく、華氏約40度(約4.4
℃)の温度が最も好ましい。成分混合物の急冷により、
生じた生成物に病原菌に対する微細障壁がもたらされ
る。成分混合物を華氏約55度(約13℃)より低い温
度に約60時間以下で冷却するのが好ましい。
却用の任意の適当な冷却器、例えば冷却したバッチタン
クまたは冷蔵した保存容器を用いて、成分混合物を冷却
してもよい。しかし、混合器から排出される生成物を、
鋼製やプラスチック製ドラムまたは波形材料容器などの
適当な任意の包装システム中で先ず包装し、次いで正確
に温度を下げるために、それを急冷用トンネル中に移動
することによって冷却することが好ましい。
脂肪含有率は、チーズ製品またはプロセスチーズベース
の全重量の一般に約10から約40パーセントであり、
好ましくは約15から約36パーセントである。含水率
は、製造するチーズ製品またはプロセスチーズベースの
全重量の一般に約62から約70パーセント、好ましく
は約64から約66パーセント、最も好ましくは約65
パーセントである。
ーズ製品として使用する場合は)消費するか、または
(プロセスチーズベースとして使用する場合は)プロセ
スチーズ製造プラントでのプロセスチーズ製造中に粉砕
する準備が整う。
来の方法および装置を使用して、本発明のプロセスチー
ズベースからプロセスチーズを製造してもよい。プロセ
スチーズベースをプロセスチーズの製造に従来から使用
されているナチュラルチーズの一部または全部の代用品
として用い、ナチュラルチーズと等価な組成を有するの
が好ましい。例えば、プロセスチーズベースを約227
kg(500ポンド)容器のような適当な包装容器中に
入れて、プロセスチーズ製造プラント(または、粉乳お
よび乳脂肪を使用することができる他のプラント)のチ
ーズ粉砕システムに配送し、そこでのプロセスチーズ製
造の初期段階で、プロセスチーズベースを原料かつナチ
ュラルチーズの代用品またはその添加物として使用して
もよい。様々の任意選択的な着色および調味成分、なら
びに様々な粉乳を使用して、チェダー、モッツァレラ、
エダム、ゴーダ、グリュイエール、モンテレイジャッ
ク、コルビー、スイス、アメリカン、ロングホーン、リ
ンブルガーおよびマンステールなどの所望タイプのプロ
セスチーズをいずれでも製造し得る。
よってチーズ製品またはプロセスチーズベースを調製す
る方法の一実施形態を示す付随の概略図面(図1)を参
考とすることによってなされよう。
脂肪12、塩化ナトリウム14、保存剤16、水18お
よび可食性の酸20を混合段階22において混合する。
生成した混合物を包装段階24の間に包装し、冷却段階
26の間に冷却することによって、固体マトリックスを
形成する。固体マトリックスをチーズ製品28として消
費するか、あるいは、プロセスチーズ製造プラント中で
プロセスチーズ34に転換するか、またはその一成分と
して使用するために、粉砕段階32においてプロセスチ
ーズベース30として粉砕する。
明方法により調製されるチーズ製品を提供する。更に他
の態様では、本発明は本発明方法により調製されるプロ
セスチーズベースを提供する。
の製造におけるナチュラルチーズへの添加剤またはその
代用品として、プロセスチーズベースを用いて調製され
るプロセスチーズを提供する。プロセスチーズを調製す
るために使用するプロセスチーズベースの量は、プロセ
スチーズの全重量の一般に約5から約20パーセントで
あり、調製するプロセスチーズ製品に左右される。
品およびプロセスチーズベースを調製する方法を記載
し、例示している。この実施例は本発明を単に説明する
ことを意図しており、その範囲や精神のいずれをも制限
するものではない。当分野の技術者であれば、これらの
チーズ製品およびプロセスチーズベースを調製し、かつ
試験するために、実施例に用いた条件および/または段
階の一定のものを変更することができることを容易に理
解するものと思われる。その実施例に用いられ、本発明
のチーズ製品、プロセスチーズベースおよびプロセスチ
ーズを作製し、使用するために用いられる材料および装
置は、当分野の技術者に知られている供給元からすべて
市販されている。他に示さない限り、すべてのパーセン
テージは重量基準である。
パーセント蛋白)および塩(約0.27kg(0.6ポ
ンド))をリボンブレンダー(American Pr
ocess Systems,Gurnee、イリノイ
州)に添加した。水(約5.99kg(13.2ポン
ド))を添加し、濃縮乳蛋白と約3分間混合した。無水
乳脂肪(約2.6kg(5.8ポンド))を添加し、更
に3分間混合を続けた。混合を完全にするために、混合
物を約4.5kg(約10ポンド)混合器の底部から排
出し、頂部から添加し直し、次いで更に5分間混合を続
けた。混合中の温度は華氏約84度(約29℃)であっ
た。混合物をポリマーライニング鋼製バケツ中に排出
し、華氏約45度(約7.2℃)で保存した。生成した
プロセスチーズを粉砕し、次いで、プロセスチーズを調
製するために普通使用されるナチュラルチーズのすべて
または一部の代用品として用いることができた。
かつ一定の好ましい実施形態を参考として記述したが、
当分野の普通の技術者であれば、記述した発明内容に、
本発明の範囲と精神の中で多数の変更、改変および置換
をなし得ることを認識するものと思われる。これらの改
変および変更は、すべて本明細書に記載し、かつ請求す
る本発明の範囲内にあり、本発明は以下の請求項の範囲
によってのみ制限され、しかもこのような請求項を妥当
な限り広く解釈すべきであることを意図している。この
出願を通して様々な特許および識別規格を引用した。こ
れらの全体を参考のために本明細書中に組込んである。
感および堅さを有する固形マトリックスを、プロセスチ
ーズの製造中にプロセスチーズベースとして(すなわ
ち、ナチュラルチーズの一部または全部の代用品とし
て)消費または使用することができる。
く、かつ容易に粉乳をナチュラルチーズと酷似した挙動
を示す塊に変換するのに有利である。その塊を目立った
改造をせずにプロセスチーズ製造プラントで容易に調製
し、プロセスチーズの製造に普通使用されるナチュラル
チーズの一部または全部の代用として使用し得る。ある
いは、ナチュラルチーズの質感および堅さを有利に有す
るその塊を、従来の調味料と組合せ、フレッシュチーズ
製品として消費することができる。
ズベースを調製する方法の一実施形態を示す概略図面で
ある。
Claims (34)
- 【請求項1】 チーズ製品を調製する方法であって、以
下の工程 (1)ミルクから誘導される1種または複数種の濃縮粉
末を塩化ナトリウム、乳脂肪、水、および任意選択で可
食性の酸および保存剤とともに、混合生成物を製造する
のに十分な時間の間混合する工程、 ここで、濃縮粉末が約25から約60パーセントの量で
存在し、塩化ナトリウムが約0.5から約4.0パーセ
ントの量で存在し、乳脂肪が約9から約38パーセント
の量で存在し、可食性の酸が0から約2.0パーセント
の量で存在し、保存剤が0から約0.2パーセントの量
で存在し、水がチーズ製品を形成するのに十分な量で存
在し、パーセンテージはチーズ製品の全重量に基づき、
かつ、混合中の乳脂肪が華氏約95から約140度(約
35から約60℃)の温度にある、(2)混合生成物か
ら固体マトリックスを形成させるのに十分な時間および
温度で混合生成物を冷却する工程、 ここで、固体マトリックスがチーズ製品であり、かつチ
ーズ製品がフレッシュチーズの質感および堅さを有す
る、を含むことを特徴とするチーズ製品を調製する方
法。 - 【請求項2】 混合する時間が約10から約30分であ
ることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 混合生成物を華氏約35から約55度
(約1.7から約13℃)の範囲の温度に冷却すること
を特徴とする請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 プロセスチーズベースを調製する方法で
あって、以下の工程 (1)ミルクから誘導される1種または複数種の濃縮粉
末を塩化ナトリウム、乳脂肪、水、および任意選択で可
食性の酸および保存剤とともに、混合生成物を製造する
のに十分な時間の間混合する工程、 ここで、濃縮粉末が約25から約60パーセントの量で
存在し、塩化ナトリウムが約0.5から約4.0パーセ
ントの量で存在し、乳脂肪が約9から約38パーセント
の量で存在し、可食性の酸が0から約2.0パーセント
の量で存在し、保存剤が0から約0.2パーセントの量
で存在し、水がプロセスチーズベースを形成するのに十
分な量で存在し、パーセンテージはプロセスチーズベー
スの全重量に基づき、かつ、混合中の乳脂肪が華氏約9
5から約140度(約35から約60℃)の温度にあ
る、(2)チーズ粉砕システムによって粉砕し得る固体
マトリックスを、混合生成物から形成させるのに十分な
時間および温度で、混合生成物を冷却する工程、 ここで、固体マトリックスがプロセスチーズベースであ
り、かつプロセスチーズベースが、プロセスチーズを製
造する方法におけるナチュラルチーズの一部または全部
の代用品として使用され得る、を含むことを特徴とする
プロセスチーズベースを調製する方法。 - 【請求項5】 混合する時間が約10から約30分であ
ることを特徴とする請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】 混合生成物を華氏約35から約55度
(約1.7から約13℃)の範囲の温度に冷却すること
を特徴とする請求項5に記載の方法。 - 【請求項7】 濃縮粉乳がプロセスチーズベースの全重
量の約30から約55パーセントの範囲にあることを特
徴とする請求項6に記載の方法。 - 【請求項8】 塩化ナトリウムが約1.5から約2.0
パーセントの範囲にあることを特徴とする請求項7に記
載の方法。 - 【請求項9】 乳脂肪が約15から約36パーセントの
範囲にあることを特徴とする請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 水が約32から約34パーセントの範
囲にあることを特徴とする請求項9に記載の方法。 - 【請求項11】 濃縮粉乳が脱脂粉乳、乳清粉末、カゼ
インまたは乳蛋白粉末であることを特徴とする請求項1
0に記載の方法。 - 【請求項12】 乳脂肪がクリーム、無水乳脂肪、濃縮
乳脂肪またはそれらの混合物であることを特徴とする請
求項11に記載の方法。 - 【請求項13】 可食性の酸が約0.5から約2.0パ
ーセントの範囲にあることを特徴とする請求項12に記
載の方法。 - 【請求項14】 可食性の酸が乳酸であることを特徴と
する請求項13に記載の方法。 - 【請求項15】 保存剤が約0.15から約0.18パ
ーセントの範囲にあることを特徴とする請求項14に記
載の方法。 - 【請求項16】 保存剤がソルビン酸であることを特徴
とする請求項15に記載の方法。 - 【請求項17】 プロセスチーズベースが約10から約
40パーセントの範囲にある脂肪含有率を有することを
特徴とする請求項16に記載の方法。 - 【請求項18】 チーズ製品であって、該チーズ製品が
以下の工程 (1)ミルクから誘導される1種または複数種の濃縮粉
末を塩化ナトリウム、乳脂肪、水、および任意選択で可
食性の酸および保存剤とともに、混合生成物を製造する
のに十分な時間の間混合する工程、 ここで、濃縮粉末が約25から約60パーセントの量で
存在し、塩化ナトリウムが約0.5から約4.0パーセ
ントの量で存在し、乳脂肪が約9から約38パーセント
の量で存在し、可食性の酸が0から約2.0パーセント
の量で存在し、保存剤が0から約0.2パーセントの量
で存在し、水がチーズ製品を形成するのに十分な量で存
在し、パーセンテージはチーズ製品の全重量に基づき、
かつ、混合中の乳脂肪が華氏約95から約140度(約
35から約60℃)の温度にある、(2)混合生成物か
ら固体マトリックスを形成させるのに十分な時間および
温度で混合生成物を冷却する工程、ここで、固体マトリ
ックスがチーズ製品であり、かつチーズ製品がフレッシ
ュチーズの質感および堅さを有する、を含む方法によっ
て調製されることを特徴とするチーズ製品。 - 【請求項19】 プロセスチーズベースであって、該プ
ロセスチーズベースが以下の工程 (1)ミルクから誘導される1種または複数種の濃縮粉
末を塩化ナトリウム、乳脂肪、水、および任意選択で可
食性の酸および保存剤とともに、混合生成物を製造する
のに十分な時間の間混合する工程、 ここで、濃縮粉末が約25から約60パーセントの量で
存在し、塩化ナトリウムが約0.5から約4.0パーセ
ントの量で存在し、乳脂肪が約9から約38パーセント
の量で存在し、可食性の酸が0から約2.0パーセント
の量で存在し、保存剤が0から約0.2パーセントの量
で存在し、水がプロセスチーズベースを形成するのに十
分な量で存在し、パーセンテージはプロセスチーズベー
スの全重量に基づき、かつ、混合中の乳脂肪が華氏約9
5から約140度(約35から約60℃)の温度にあ
る、(2)チーズ粉砕システムによって粉砕し得る固体
マトリックスを、混合生成物から形成させるのに十分な
時間および温度で、混合生成物を冷却する工程、 ここで、固体マトリックスがプロセスチーズベースであ
り、かつプロセスチーズベースが、プロセスチーズを製
造する方法におけるナチュラルチーズの一部または全部
の代用品として使用され得る、を含む方法によって調製
されることを特徴とするプロセスチーズベース。 - 【請求項20】 混合する時間が約10から約30分で
あることを特徴とする請求項19に記載の方法。 - 【請求項21】 混合生成物を華氏約35から約55度
(約1.7から約13℃)の範囲の温度に冷却すること
を特徴とする請求項20に記載の方法。 - 【請求項22】 濃縮粉乳が約30から約55パーセン
トの範囲にあることを特徴とする請求項21に記載の方
法。 - 【請求項23】 塩化ナトリウムが約1.5から約2.
0パーセントの範囲にあることを特徴とする請求項22
に記載の方法。 - 【請求項24】 乳脂肪が約15から約36パーセント
の範囲にあることを特徴とする請求項23に記載の方
法。 - 【請求項25】 水が約32から約34パーセントの範
囲にあることを特徴とする請求項24に記載の方法。 - 【請求項26】 濃縮粉乳が脱脂粉乳、乳清粉末、カゼ
インまたは乳蛋白粉末であることを特徴とする請求項2
5に記載の方法。 - 【請求項27】 乳脂肪がクリーム、無水乳脂肪、濃縮
乳脂肪またはそれらの混合物であることを特徴とする請
求項26に記載の方法。 - 【請求項28】 可食性の酸が約0.5から約2.0パ
ーセントの範囲にあることを特徴とする請求項27に記
載の方法。 - 【請求項29】 可食性の酸が乳酸であることを特徴と
する請求項28に記載の方法。 - 【請求項30】 保存剤が約0.15から約0.18パ
ーセントの範囲にあることを特徴とする請求項29に記
載の方法。 - 【請求項31】 保存剤がソルビン酸であることを特徴
とする請求項30に記載の方法。 - 【請求項32】 プロセスチーズベースが約10から約
40パーセントの範囲にある脂肪含有率を有することを
特徴とする請求項31に記載の方法。 - 【請求項33】 プロセスチーズであって、(1)以下
の工程 (A)ミルクから誘導される1種または複数種の濃縮粉
末を塩化ナトリウム、乳脂肪、水、および任意選択で可
食性の酸および保存剤とともに、混合生成物を製造する
のに十分な時間の間混合する工程、ここで、濃縮粉末が
約25から約60パーセントの量で存在し、塩化ナトリ
ウムが約0.5から約4.0パーセントの量で存在し、
乳脂肪が約9から約38パーセントの量で存在し、可食
性の酸が0から約2.0パーセントの量で存在し、保存
剤が0から約0.2パーセントの量で存在し、水がプロ
セスチーズベースを形成するのに十分な量で存在し、パ
ーセンテージはプロセスチーズベースの全重量に基づ
き、かつ、混合中の乳脂肪が華氏約95から約140度
(約35から約60℃)の温度にある、(B)チーズ粉
砕システムによって粉砕し得る固体マトリックスを、混
合生成物から形成させるのに十分な時間および温度で、
混合生成物を冷却する工程、 ここで、固体マトリックスがプロセスチーズベースであ
る、を含む方法によってプロセスチーズベースを調製す
ること、および(2)プロセスチーズの製造中に、ナチ
ュラルチーズへの添加剤あるいはナチュラルチーズの一
部または全部の代用品として、プロセスチーズベースを
使用することを含む方法によって調製されることを特徴
とするプロセスチーズ。 - 【請求項34】 プロセスチーズがプロセスチーズベー
スを約5から約20パーセント含有することを特徴とす
る請求項33に記載のプロセスチーズ。
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