JP2002197225A - チケット販売方法 - Google Patents

チケット販売方法

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JP2002197225A
JP2002197225A JP2000395581A JP2000395581A JP2002197225A JP 2002197225 A JP2002197225 A JP 2002197225A JP 2000395581 A JP2000395581 A JP 2000395581A JP 2000395581 A JP2000395581 A JP 2000395581A JP 2002197225 A JP2002197225 A JP 2002197225A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーのニーズに合ったチケット販売方法
を提供する。 【解決手段】 チケット販売業者側のネットワークサー
バSVからインターネットを介してユーザー側のパーソ
ナルコンピュータPC1〜PCnにイベント開催情報を
を公開して募集を募る。ネットワークサーバSVは所定
の締め切り期間の間、募集状況を調べイベント主催者に
通知する。その通知に対応してイベント開催回数の増加
等の変更があると、その変更された情報をユーザーに通
知する。締め切り期間後に集計を行い、予約が確定した
ユーザーとの間で決済を行い、電子電文によるチケット
発行を行う。また、キャンセルがあった場合には、キャ
ンセル分の募集を行い、更にチケットが残った場合には
当日券とする。また、締め切り期間後に集計を行い、受
容可能な人数より集計した人数が上回った場合には、チ
ケットの購入価格を引き上げて再度の募集を行うことで
需要と供給のバランスを調整し、購入漏れとなったユー
ザーには、特典を与える等のサービスを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンサー
ト、スポーツ、旅行等の様々なイベントのチケットを販
売するためのチケット販売方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばコンサートの入場チケット
を販売するチケット販売方法として、電話を利用したユ
ーザーからの通話により、チケット購入の申し込みを受
け付ける方法が知られている。
【0003】このチケット販売方法では、チケット購入
者であるユーザーがコンサート開催情報を雑誌等を通じ
て入手し、チケット販売業者に対し電話(通話)による
申し込みを行うと、チケット販売業者はユーザーから指
定されたチケットが残っているか否かを調べ、残ってい
ればユーザーへの連絡先と決済の確実性を確認した上
で、指定されたチケットを販売していた。
【0004】ところがこの電話(通話)によるチケット
販売方法では、ユーザーが例えば人気のあるアーティス
トのコンサートチケットを購入しようとした場合に、チ
ケット販売業者側の電話が混雑しているために申し込み
が困難となり、何回も電話をかけなおさなければならな
いといった問題があった。つまり、チケット販売業者は
多数のユーザーに対し迅速な対応ができないことから、
ユーザーに対し不便を強いることになるという問題があ
った。
【0005】こうしたユーザーの不便を解消すべく、チ
ケット販売業者がコンサート開催情報をインターネット
上に開設したホームページによって提供し、ユーザーが
そのホームページの内容を情報端末装置を用いて閲覧し
て所望のコンサートチケットの購入申し込みを行えるよ
うにすることで、ユーザーに対して迅速な対応を可能に
するチケット販売方法が開発されるに至っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のイン
ターネットを利用したチケット販売方法にあっては、ネ
ットワークシステム及びコンピュータシステムの導入に
よって処理の高速化を実現しているものの、基本的には
旧来の電話(通話)によるチケットの購入受付と販売を
行っているのと大差が無いため、ユーザーに対する更な
るサービスの向上を図り得るチケット販売方法の開発が
望まれていた。
【0007】例えば、コンサートを企画するイベント主
催者及びチケット販売業者にとっては、ユーザーのニー
ズに合った且つ商業的に成功し得るコンサートを企画す
ることが重要であるが、来場者数等を予め正確に把握す
ることは一般的に困難であることから、「イベント開催
地」、「開催会場の規模」、「開催日時」、「設定すべ
き客席の種類」及び「開催回数」等を考慮した適切な枚
数のチケットを発行することは困難である。そのため、
チケットの発行枚数を限定せざるを得ず、ユーザーに対
し選択の幅が限られた中でのチケット購入を受け付ける
ことになってしまい、ユーザーのニーズに十分応えるこ
とができない場合が発生するという問題があった。
【0008】本発明はこうした従来の問題を克服すると
共に、例えばチケットを購入するユーザー側とチケット
を販売する側との間でのいわゆる需要と供給のバランス
を適切にとることにより、ユーザーに対するサービスの
向上を図ることを可能にするチケット販売方法を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、インターネットを利用したチケット販売方
法において、チケット販売業者側のサーバからユーザー
に対してイベント開催情報を提供すると共に、所定の締
め切り期間内でのチケット購入の申し込み予約受付を行
い、上記締め切り期間後に上記予約受付が確定したユー
ザーとの間で決済を行って、チケットを送付することを
特徴とする。
【0010】また、上記締め切り期間内でのチケット購
入の申し込み予約受付の中間集計に基づいてイベント開
催回数の調整を行い、上記調整したイベント開催情報を
ユーザーに通知することを特徴とする。
【0011】また、上記締め切り期間内でのチケット購
入の申し込み予約受付の中間集計に基づいて会場の設定
を行い、上記設定した会場情報をユーザーに通知するこ
とを特徴とする。
【0012】また、締め切り期間後にイベント受容人数
と予約受付の申込者数を比較し、予約受付の申込者数が
イベント受容人数を超えた場合には、イベント開催回数
の調整を行って、上記調整したイベント開催情報をユー
ザーに通知し、再度のチケット購入の申し込み予約受付
を行うことを特徴とする。
【0013】また、上記締め切り期間後にイベント受容
人数と予約受付の申込者数を比較し、予約受付の申込者
数がイベント受容人数を超えた場合には、チケット購入
価格を調整して、上記調整したチケット購入価格をユー
ザーに通知し、再度のチケット購入の申し込み予約受付
を行うことを特徴とする。
【0014】かかるチケット販売方法によれば、ユーザ
ーのチケット購入希望枚数とイベント主催者のチケット
発行枚数とを調整することができる。すなわち、チケッ
ト購入の予約を所定の締め切り期間内で受け付け、購入
希望者が多い場合等には、イベントの開催回数や会場を
調整することによって、ユーザーのニーズに合わせた、
需要と供給のバランスを適切に調整する。
【0015】また、イベントの開催回数の調整だけでな
く、チケット購入価格を調整して再度の購入受付を行う
ことで、ユーザーのニーズに合わせた、需要と供給のバ
ランスを適切に調整する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のチケット販売方法
の実施の形態を図面を参照して説明する。尚、典型的な
場合として、コンサートチケットを販売するチケット販
売方法について説明する。
【0017】まず、図1及び図2を参照して本チケット
販売方法を実現するためのチケット販売システムの構成
について説明する。
【0018】図1において、本チケット販売システム
は、インターネットを利用してチケット購入の申し込み
受付とチケット販売を行うようになっている。すなわ
ち、各種イベントのチケットを販売するチケット販売業
者側には商用通信回線NETに接続されるネットワーク
サーバSVが備えられ、チケット購入者であるユーザー
は、商用通信回線NETに接続されている夫々が所有し
ているパーソナルコンピュータPC1〜PCnや、図示
していない携帯電話や情報端末装置を用いて、チケット
販売業者側のネットワークサーバSVにアクセスできる
ようになっている。
【0019】また、コンサート等を企画するイベント主
催者IV1〜IVmも、自ら所有するパーソナルコンピ
ュータや携帯電話或いは情報端末装置を用いて商用通信
回線NETを介してチケット販売業者側のネットワーク
サーバSVとの間で通信できるようになっている。
【0020】ネットワークサーバSVは、図2に示すよ
うに、商用通信回線NETに接続される通信用インタフ
ェースとしてのハブ(HUB)1と、ハブ1に接続され
るメインサーバ2とユーザー登録サーバ3とイベント管
理サーバ4及び決済用サーバ5を備えて構成されてい
る。
【0021】ここで、ユーザー登録サーバ3は、ユーザ
ーの個人情報にユーザー固有の識別データ(ユーザーI
D)を付加することによって生成した登録者データをハ
ードディスク等の記憶手段に記憶して管理する。すなわ
ち、図3(a)のメモリマップに示すように、個人情報
として、チケット購入を希望するユーザーの「氏名」、
「住所」、「電話番号」、「E−mailアドレス」、
及び電子決済を行うのに必要なユーザーの「銀行口座番
号又はマネーカードの番号」等を記憶すると共に、これ
らの個人情報にユーザーIDを付けて記憶する。
【0022】また、ユーザー登録サーバ3は、インター
ネット上にホームページを開設し、後述のイベント管理
サーバ4にてスケジュール管理されている各種イベント
の開催情報を上記ホームページにて公開すると共に、会
員登録の申し込みメニューも上記ホームページにて提供
するようになっている。
【0023】そして、ユーザーが商用通信回線NETを
介してネットワークサーバSVにアクセスし、ホームペ
ージに示されている所定の書式に従って会員登録の申し
込みを行うと、ユーザー登録サーバ3がこの申し込みを
受け付けて登録者データを生成し、図3(a)に示した
ように記憶して管理する。
【0024】すなわち、ユーザーが会員登録申込み用の
表示を見ながら「氏名」と「住所」と「電話番号」と
「E−mailアドレス」及び「銀行口座番号」等の個
人情報を入力して返信すると、ユーザー登録サーバ3が
これを受信し、更に個人情報を査定して問題が無ければ
申し込みを行ったユーザーに対して固有のユーザーID
を発行すると共に、そのユーザーIDと個人情報とを含
んだ登録者データを生成して記憶し管理する。
【0025】更に、会員登録したユーザーから、将来の
開催を希望しているアーチストと開催地及び開催日時等
の希望を受け付け、それらの希望データも登録者データ
に含めて記憶し管理する。
【0026】イベント管理サーバ4は、イベント主催者
IV1〜IVmから商用通信回線NETを通じてチケッ
ト販売の委託を受けると、イベントの内容に関するデー
タをハードディスク等の記憶手段に記憶して管理する。
【0027】あるイベント主催者からイベントの内容に
関するデータ、例えば「アーチスト名」、「開催地」、
「開催会場」、「開催日時」「開催会場に用意する観客
席の種類及び夫々のチケット枚数」等のデータが商用通
信回線NETを介して送られてくると、イベント管理サ
ーバ4はこれらのデータを、図3(b)のメモリマップ
に示すように記憶してスケジュールを管理する。更に、
管理したイベントの内容に関するデータをユーザー登録
サーバ3に転送することで、上記のイベント開催情報を
生成させてホームページとE−mailによるユーザー
への提供を行わせ、更に、募集受付の処理を行わせる。
【0028】更に、ユーザーに対してイベント開催情報
を提供し、それに応じてユーザーから所望のチケット購
入の要求が送られてくると、イベント管理サーバ4は、
図3(b)に示すように、各イベントの開催地、開催会
場、開催日時、観客席の種類等に分類して、「購入申し
込み数」のデータを記憶して管理する。すなわち、募集
に対してユーザーから要求のあったデータを記憶して管
理する。
【0029】決済用サーバ5は、ユーザーからの購入申
し込みに応じてチケットを販売する際、ユーザー登録サ
ーバ3に登録されているそのユーザーの登録者データを
金融機関との間で照合し、問題が無ければ電子決済を行
う。そして、その決済通知を商用通信回線NETを通じ
てユーザーに返送すると共に、決済の結果を履歴情報と
してハードディスク等の記憶手段に記憶して管理する。
【0030】メインサーバ2は、ユーザー登録サーバ3
とイベント管理サーバ4及び決済用サーバ5を統括管理
することにより、ユーザーへのイベント開催情報及び会
員登録の申し込み情報の提供と、募集のための処理、及
びチケット販売の業務を統括する。
【0031】更に、会員登録をしたユーザーに対して
は、予定しているコンサート開催情報を定期的に配信す
る等のサービスを行うだけでなく、希望されたコンサー
ト(登録者データに含めて予め希望登録されているコン
サート)に適合するコンサートの開催情報を、E−ma
ilによって通知する等の処理を行う。
【0032】更に、詳細については動作説明において後
述するが、ホームページとE−mailによって募集を
行って募集締め切り日時前の期間内に得られるチケット
購入希望状況の情報(すなわち、募集状況の情報)をイ
ベント主催者に通知し、その通知に対応してイベント主
催者から、イベントの内容の変更、例えば、当初見込ん
でいた来場者数に較べてユーザーのニーズの方が多いと
判断された場合に開催地や開催回数を増やす等の変更の
指示を受けると、変更された内容をイベント管理サーバ
4に記憶させると共に、ユーザー登録サーバ3を通じて
変更された内容をホームページとE−mailによって
ユーザーに知らせる等の処理を行う。また、同一のチケ
ットに対して複数のユーザーが購入を希望した場合に調
整処理を行うと共に、様々なサービスを提供すること
で、ユーザーのニーズに対応した処理を行う。
【0033】次に、かかる構成を有するチケット販売シ
ステムの動作を図4のフローチャートを参照して説明す
る。尚、図4は、チケット販売業者側に設けられたネッ
トワークサーバSVの動作を示している。また、上記し
たユーザーからの会員登録の申し込みついては、図4中
の各ステップ内において適宜行われることから、その詳
細な動作説明を省略する。
【0034】図4において、イベント開催者から開催予
定のイベント内容に関するデータが送られてくると、そ
のデータをイベント管理サーバ4に記憶して管理し、募
集締め切り日時の情報と共にそのイベント開催情報をホ
ームページ上に公開し、更に、会員登録したユーザーに
対してE−mailによって通知することにより、募集
を開始する(ステップS100)。
【0035】次に、募集締め切り期間内にユーザーから
所望のチケット購入の申し込みを受ける付けると、その
申し込みデータをイベント管理サーバ4に記憶して管理
する(ステップS102)。尚、このチケット購入の申
し込みの受付けでは、先着順に優先的に予約を受け付け
るだけで、未だ決済の処理を行わない。
【0036】また、ユーザーからは、希望する客席及び
チケットの枚数を受け付けると共に、複数回の開催を予
定している場合には、開催地と開催会場及び開催日時毎
に希望を受け付けて管理する。また、募集締め切り期間
内に得られた募集状況の情報(中間集計の情報)をイベ
ント主催者に通知し、イベント主催者から募集状況に応
じて会場の増加や開催回数の増加等の変更がなされた場
合には、これらの変更情報をホームページとE−mai
lによってユーザーに知らせる。
【0037】こうして募集締め切り期間内に募集を募
り、締め切り日時になると受付を終了し、募集締め切り
期間内に得られた募集結果を集計し、その集計結果をイ
ベント主催者に通知する。
【0038】ここで、集計結果の通知を受けたイベント
主催者が、ユーザーの希望する場所や日時を考慮し、そ
の希望場所(例えば、東京、神奈川等)内に存在する他
の会場での開催を増やす必要があると判断すると、会場
所有者に対して会場の予約をし、新たな開催会場の設定
を行う。
【0039】また、上記の募集締め切り期間内に得られ
た募集結果の集計、すなわち中間集計に基づいて開催会
場の調整を行い、その調整の際に中間集計によって得ら
れる申込人数を考慮して、それに見合うコンサート会場
を決定することにより、無駄のない会場設定を行う。す
なわち、コンサート会場のキャパシティ(収容能力)は
大小様々であり、数万人を収容可能な大規模会場や、数
千人程度の中小規模な会場もある。チケット申込人数が
例えば20万人であった場合には、例えば5万人を収容
可能な大規模会場において4日間(20万人÷5万人)
の興行を行うように設定し、また、チケット申込人数が
例えば4千人であった場合には、例えば2千人を収容可
能な中小規模会場において2日間(4千人÷2千人)の
興行を行うように設定することで、適切な会場設定を行
う。また、アーティスト側のスケジュールに起因して、
興行日数が決まってしまっている場合には、キャパシテ
ィ=(チケット申込人数/設定日数)の計算を行い、こ
れに近いキャパシティを有する会場を選択する等の設定
を行う。
【0040】また、会場の増加は必要ないが開催回数を
増やす必要がある等の判断をした場合には、開催回数の
変更等の新たなスケジュール設定を行う。尚、メインサ
ーバ2が次式(1)の関係式に基づく演算を行うことに
より、増加すべき開催日数N(整数)を求めてイベント
主催者に知らせる等の処理をする。 N>(チケット増加枚数÷会場収容可能人数)>N−1 …(1) そして、最終的に決まったスケジュールのデータがチケ
ット販売業者のネットワークサーバSVに送られてくる
と、そのスケジュールデータをイベント管理サーバ4に
記憶して管理すると共に、ホームページとE−mail
によってユーザーに最終のスケジュールを通知(報告)
する。
【0041】このように最終のスケジュールをユーザー
に通知することで、当初予定していた来場者数より多く
のユーザーからチケット購入があり、当初の予定では募
集に応じきれなかったユーザーに対しても、開催回数の
増加等の処置によって、より多くのユーザーの希望を満
足させることを可能にする。
【0042】尚、当初の開催予定について先着順に募集
を受け付けて既に希望するチケットの購入が可能になっ
たユーザーに対しては、そのチケットの購入割り当てを
確保する。一方、当初の開催予定では所望のチケットを
購入できなかったユーザーに対して、開催回数を増やし
た分のチケット販売を提示する等の調整処理を行う。
【0043】次に、ステップS104において、決済処
理を行う。すなわち、上記の募集締め切り期間内では、
予約券としてのチケットをユーザーに発行し、実際のチ
ケット購入はステップS104の電子決済によって行
う。
【0044】ここで、予約したユーザーがキャンセルす
ることなく決済に応じた場合には、決済用サーバ5が電
子決済を行い、メインサーバ2が電子電文によるチケッ
トをユーザーに送付する。一方、キャンセルがあった場
合には、そのユーザーからのチャンセル料の決済を行っ
てその旨の通知を行い、更に、次のステップS106に
おいて、キャンセル分のチケットの情報をホームページ
上に掲載及び登録したユーザーに対してE−mailで
通知することにより、実際の開催日の前日までの期間内
で更なる購入受付を行う。また、実際の開催日の前日ま
でにチケットが残った場合には、その残ったチケットを
当日券として会場で販売するための処理をする。
【0045】このように、本実施形態のチケット販売方
法によれば、開催予定のイベントを公開し、それに対し
てユーザーから開催地や開催日時等の細かな希望を予約
受付(募集)し、募集締め切り期間内の中間集計に応じ
て会場の増加や開催日数の増加等の調整を行い、そし
て、募集締め切り後に予約したチケットの決済を行うの
で、ユーザーのニーズに合ったチケット販売を行うこと
ができる。特に、同一のチケットに対して多数のユーザ
ーが希望して殺到するといった問題を解消し、ユーザー
個々の希望に即応したチケットを販売することができ
る。
【0046】更に、イベント主催者は中間集計によっ
て、ユーザーのニーズに合ったスケジュール設定を行う
ことができることから、商業的な成功を収めることが可
能となったり、より良いイベントを企画してユーザーの
ニーズに応えることが可能となる。
【0047】尚、予約受付(募集)を終了した後の集計
結果に基づいて実際にチケット販売の決済を行うこと
で、需要と供給のバランスを取ることを可能にしている
が、それでもチケットを購入できなかったユーザーに対
しては、次回のコンサートにおいて優先的にチケットを
割り当てたり、購入できなかったチケットの代わりに何
らかのサービス賞品(例えば、コンサートを収録したラ
イブCDやライブDVD、一般には販売等していない特
典、ボーナストラック等が付属しているもの、パンフレ
ットなど)を提供するようにしてもよい。
【0048】また、以上の実施形態の説明では、チケッ
ト販売業者はチケット販売を専業として行うこととした
場合について述べたが、チケット販売業者とイベント主
催者との間で、中間集計に対応したスケジュール設定を
行うことも可能である。
【0049】また、代表例として、コンサートチケット
の販売方法を例示したが、本発明は、他の種類、例えば
スポーツ観戦チケットや、旅行宿泊チケット等のイベン
トチケットを販売する方法にも適用できるものである。
【0050】次に、本実施形態の変形例を図5を参照し
て説明する。尚、本変形例におけるチケット販売システ
ムの構成は図1及び図2と同様であるので、チケット販
売システムの構成の説明は割愛し、変形例の動作を説明
する。
【0051】図5において、ステップS200におい
て、イベント開催者から開催予定のイベント内容に関す
るデータが送られてくると、そのデータをイベント管理
サーバ4に記憶して管理し、募集締め切り日時の情報と
共にそのイベント開催情報をホームページ上に公開し、
更に、会員登録したユーザーに対してE−mailによ
って通知することにより、募集を開始する。
【0052】次に、ステップS202において、募集締
め切り期間内にユーザーから所望のチケット購入の申し
込みを受ける付けると、その申し込みデータをイベント
管理サーバ4に記憶して管理する。尚、このチケット購
入の申し込みの受付けでは、先着順に予約を受け付ける
だけで、未だ決済の処理を行わない。
【0053】また、ユーザーからは、希望する客席及び
チケットの枚数を受け付けると共に、複数回の開催を予
定している場合には、開催地と開催会場及び開催日時毎
に希望を受け付けて管理する。また、募集締め切り期間
内に得られた募集状況の情報(中間集計の情報)をイベ
ント主催者に通知し、イベント主催者から募集状況に応
じて会場の増加や開催回数の増加等の変更がなされた場
合には、これらの変更情報をホームページとE−mai
lによってユーザーに知らせる。
【0054】こうして募集締め切り期間内に募集を募
り、締め切り日時になると受付を終了し、募集締め切り
期間内に得られた募集結果を集計し、その集計結果をイ
ベント主催者に通知する。
【0055】更に、ステップS204において、メイン
サーバ2が、最終的に決まった会場の収容能力と開催回
数との積算値すなわち受容可能な人数と、集計結果の人
数とを調べる。そして、ステップS206において、受
容可能な人数Naより集計結果の人数Ntが多い場合
(「No」の場合)には、ステップS208においてチ
ケットの購入価格の引き上げを行い、イベント主催者と
ユーザーに通知し、所定期間の間、再度の募集を行い、
再度ステップS206の処理を繰り返えす。
【0056】次に、上記の再度の募集を行った結果、購
入希望を諦めるユーザーや、キャンセルするユーザーが
生じると、それらの情報もホームページとE−mail
によってユーザーに逐一通知しつつ、ステップS206
における受容可能な人数Naと集計結果の人数Ntの判
断、及びS208におけるチケット購入価格の調整を繰
り返す。
【0057】尚、ステツプS206,S208の処理に
おいて、最初の登録時にユーザーから支払い可能価格を
登録してもらい、チケット購入価格が支払い可能価格を
上回ってしまったユーザーに対しては、メール等でキャ
ンセルの可否を確認し、ユーザーの許諾を得て予約をキ
ャンセルするようにしてもよい。
【0058】こうして、集計結果の人数Ntが受容可能
な人数Na以下になったと判断すると、ステップS21
0において最終的な集計結果をイベント主催者とユーザ
ーに通知する。更に、予約が確定したユーザーとの間で
電子決済を行う。
【0059】ここで、予約したユーザーがキャンセルす
ることなく決済に応じた場合には、決済用サーバ5が電
子決済を行い、メインサーバ2が電子電文によるチケッ
トをユーザーに送付する。一方、キャンセルがあった場
合には、そのユーザーからのチャンセル料の決済を行っ
てその旨の通知を行い、更に、キャンセル分のチケット
の情報を登録したユーザーに対して優先的にE−mai
lで通知することにより、実際の開催日の前日までの期
間内で更なる購入受付を行う。また、実際の開催日の前
日までにチケットが残った場合には、その残ったチケッ
トを当日券として会場で販売するための処理をする。
【0060】このように、本変形例によれば、開催予定
のイベントを公開し、それに対してユーザーから開催地
や開催日時等の細かな希望を予約受付(募集)し、募集
締め切り期間内の中間集計に応じて会場の増加や開催日
数の増加等の調整を行い、そして、募集締め切り後に予
約したチケットの決済を行うので、ユーザーのニーズに
合ったチケット販売を行うことができる。
【0061】尚、上記のステップS206の判断の結
果、チケット購入の申し込み者数(集計結果の人数)N
tがあまりにも少ないようであれば、開催日や会場等を
新規に企画し直して、その新規の企画に基づいて再度の
募集をかけるようにしてもよい。
【0062】また、アーチストのスケジュール等に起因
して開催回数を増やすことができない場合や開催回数の
増加に限界があるような場合に、チケットの購入価格を
引き上げることで、購入希望の高いユーザーに対してチ
ケットを販売することができる。特に、人気の高いアー
ティストの興行の場合には、チケットに加えてライブC
D、ライブDVD、パンフレット等の付加価値をつけて
販売してもよい。このセット販売等を条件に価格を高め
に設定しておけば、多数の希望者がチケットの購入に殺
到するといった事態を解消することが可能となり、チケ
ットの購入の意志の高い人(本当に希望する人)がチケ
ットを購入することが可能となる。すなわち、様々な状
況下でのユーザーのニーズ(購入希望の高いユーザーの
ニーズ)に合わせてチケット販売を行うことができる。
【0063】尚、予約受付(募集)を終了した後の集計
結果に基づいて実際にチケット販売の決済を行うこと
で、需要と供給のバランスを取ることを可能にしている
が、それでもチケットを購入できなかったユーザーに対
しては、次回のコンサートにおいて優先的にチケットを
割り当てたり、購入できなかったチケットの代わりに何
らかのサービス賞品(例えば、コンサートを収録したラ
イブCDやライブDVD、一般には販売等していない特
典、ボーナストラック等が付属しているもの、パンフレ
ットなど)を提供したり、インターネット上にてリアル
タイムでコンサートへの参加を可能にするサービスを行
い、抽選に外れた人はそれに参加できるようにしてもよ
い。その際に暗号化されて送られてくるコンサート等の
コンテンツの暗号を解いてDVD−RAM等の記録媒体
に記録可能にするコンテンツキーをインターネット上で
販売してもよい。また、チケット、ライブCD、ライブ
DVD、パンフレット、関連グッズ等をセットにして販
売してもよい。また、遠距離から来る客の為に、宿泊セ
ット、交通チケット等も併せて販売できるようにしても
よい。
【0064】また、この変形例においても代表例とし
て、コンサートチケットの販売方法を例示したが、本発
明は、他の種類、例えばスポーツ観戦チケットや、旅行
宿泊チケット等のイベントチケットを販売する方法にも
適用できるものである。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明のチケット販
売方法によれば、チケット購入の予約を所定の締め切り
期間内で受け付け、購入希望者が多い場合等には、イベ
ントの開催回数や会場を調整することによって、需要と
供給のバランスを適切に調整したり、チケット購入価格
を調整して再度の購入受付を行うことで、需要と供給の
バランスを適切に調整することとしたので、ユーザーの
ニーズに合わせたチケット販売を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のチケット販売システムの構成を示
す図である。
【図2】ネットワークサーバの構成を示すブロック図で
ある。
【図3】ユーザー登録サーバとイベント管理サーバに設
けられた記憶手段のメモリマップを示す図である。
【図4】チケット販売時のネットワークサーバの動作を
説明するためのフローチャートである。
【図5】本実施形態の変形例における、チケット販売時
のネットワークサーバの動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
SV…ネットワークサーバ NET…商用通信回線 PC1〜PCn…パーソナルコンピュータ IV1〜IVm…イベント主催者 1…ハブ(HUB) 2…メインサーバ 3…ユーザー登録サーバ 4…イベント管理サーバ 5…決済用サーバ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットを利用したチケット販売
    方法において、 チケット販売業者側のサーバからユーザーに対してイベ
    ント開催情報を提供すると共に、所定の締め切り期間内
    でのチケット購入の申し込み予約受付を行い、前記締め
    切り期間後に前記予約受付が確定したユーザーとの間で
    決済を行って、チケットを送付することを特徴とするチ
    ケット販売方法。
  2. 【請求項2】 前記締め切り期間内でのチケット購入の
    申し込み予約受付の中間集計に基づいてイベント開催回
    数の調整を行い、前記調整したイベント開催情報をユー
    ザーに通知することを特徴とする請求項1に記載のチケ
    ット販売方法。
  3. 【請求項3】 前記締め切り期間内でのチケット購入の
    申し込み予約受付の中間集計に基づいて会場の設定を行
    い、前記設定した会場情報をユーザーに通知することを
    特徴とする請求項1に記載のチケット販売方法。
  4. 【請求項4】 締め切り期間後にイベント受容人数と予
    約受付の申込者数を比較し、予約受付の申込者数がイベ
    ント受容人数を超えた場合には、イベント開催回数の調
    整を行って、前記調整したイベント開催情報をユーザー
    に通知し、再度のチケット購入の申し込み予約受付を行
    うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記
    載のチケット販売方法。
  5. 【請求項5】 前記締め切り期間後にイベント受容人数
    と予約受付の申込者数を比較し、予約受付の申込者数が
    イベント受容人数を超えた場合には、チケット購入価格
    を調整して、前記調整したチケット購入価格をユーザー
    に通知し、再度のチケット購入の申し込み予約受付を行
    うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記
    載のチケット販売方法。
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