JP2002197155A - 環境負荷総量監視システム - Google Patents

環境負荷総量監視システム

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JP2002197155A
JP2002197155A JP2000396331A JP2000396331A JP2002197155A JP 2002197155 A JP2002197155 A JP 2002197155A JP 2000396331 A JP2000396331 A JP 2000396331A JP 2000396331 A JP2000396331 A JP 2000396331A JP 2002197155 A JP2002197155 A JP 2002197155A
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emission
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vehicle
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Riu Ishikura
理有 石倉
Hiroji Kamisaka
博二 上坂
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Horiba Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 走行車両より排出される環境負荷の総量
を監視し、これが各自治体によって定められた環境負荷
の排出量の規定範囲内になるように監視し、余剰分を環
境負荷の総排出量の範囲内で必要とする事業者に販売す
る環境負荷総量監視システムを提供する。 【解決手段】 車両2a1 ,2a2 ,2b1 〜2b4
ら排出している環境負荷物質の排出濃度をエンジン回転
数、温度および位置と共に環境負荷データDとして記録
するメモリカード9aとを有する車載装置、および、前
記環境負荷データDを解析して求められた所定の地域内
における車両による環境負荷の排出量を積算してなるデ
ータベースDBと、所定の地域A2 内における環境負荷
の排出量の少ない事業者Baが同一地域A2 内における
環境負荷の排出量の多い事業者Bbに環境負荷の排出権
の余剰分を販売可能とするコンテンツをネットワーク1
6上で運営する機能を有する監視サーバ4とを設けた監
視センタ3からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環境負荷総量監視
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境問題が高まり、自動車な
どの車両から排出される排ガスもより厳しく規制される
傾向にある。NOX を初めとするCO、THC(Total
HydroCarbon)、スス(ダスト)などの排ガス中の有害
物質(本明細書では環境負荷物質と表現する)は地球環
境に対する負荷(環境負荷)を低減するために、その使
用量を削減することが検討されている。これに伴って、
車両の製造メーカは前記環境負荷の排出量をより少なく
した車両を開発しており、ある程度の成果を収めてい
る。
【0003】さらに、車両の操作者(乗務員)に対して
は、環境負荷を低減するような運転を心掛ける点で注意
が喚起されており、これに応じた良心的な乗務員はアイ
ドリングストップを励行し、急発進、急ブレーキを避け
ている。また、これに関連して、車両を用いた各業務の
事業者の中には各乗務員に環境負荷を低減する運転技術
を身に付けるように指導する業者もいる。
【0004】一方、各地の自治体では環境負荷を抑える
ために、所定の地域内で所定期間(例えば一ヵ月内)に
放出可能である環境負荷物質の排出量の上限(総排出限
度量)を定めて、これを規制することも検討されてい
る。そして、前記総排出限度量を基に、運送業などを運
行する各事業者(または事業所)毎に環境負荷物質の割
当許容限度量を割り振ることにより、各事業者毎に所定
の環境負荷排出権を与えることが検討されている。
【0005】前記環境負荷物質の排出量は車両の型式
と、決められた地域内を走行した走行距離によって下記
の式(1)に示すような計算によって算出することが検
討されている。 環境負荷物質の排出量≒K×走行距離 … 式(1) 但し、Kは車両の年式、形式、走行距離などの仕様によ
って定められた係数で、所定の走行パターンに従って走
行したときの単位走行距離あたりの環境負荷物質の排出
量を示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の計算方法では各車両による正確な環境負
荷物質の排出量を求めることは到底できなかった。すな
わち、同じ走行距離であっても乗務員が急発進、急ブレ
ーキを常習的に行っていたり、長時間停車するときにも
アイドリングを止めない場合、車両の整備が不十分であ
る場合には、前記式(1)によって算出した量よりも環
境負荷物質を大量に放出していた。逆に、適切な教育を
施された乗務員が運転した車両から放出される環境負荷
物質や、高速道路をほゞ一定速度で走行する場合に放出
される環境負荷物質は、前記式(1)によって算出した
量よりもはるかに少なくなる。
【0007】つまり、前記式(1)に示すような従来の
計算方法では車両の整備状況や運転状況とは無関係に車
両の型式、年式と走行距離のみで環境負荷物質の放出量
を計算しているので、実際の環境負荷状況とはかけ離れ
た値を算出できるに過ぎず、その実態にそぐわないもの
となっていた。
【0008】加えて、所定の地域を走行した距離だけを
取り分けて、これを積算するのは煩わしい作業であり、
各事業者の業務を煩雑にする原因となる。さらに、虚偽
の報告をした場合には前記規制が何の意味も持たなくな
る可能性もあった。
【0009】また、各自治体の立場としては、所定の地
域内における車両から実際に排出されている環境負荷の
総量を所定値以下に抑えることが必要であるが、各車両
から排出されている環境負荷の量を正確に検知する手段
がないので、前記規制の遵守は各事業者に任せるしかな
かった。
【0010】一方、環境負荷の低減を心掛けている事業
者は、乗務員に適切な教育を施しているので乗務員が環
境負荷低減運転励行者となっている。このような事業所
においては、環境負荷物質の排出量が前記割当許容限度
量より低くなる。このため、環境負荷排出権に余剰が生
じることが考えられ、環境負荷の断面からは、増車など
によって事業を拡大することも可能であるが、これは簡
単に行えるものではなく、環境負荷排出権の余剰を有効
利用することはできなかった。
【0011】本発明は、上述の事柄を考慮に入れてなさ
れたものであって、走行車両より排出される環境負荷の
総量を監視し、これが各自治体によって定められた環境
負荷の排出量の規定範囲内になるように監視し、余剰分
を環境負荷の総排出限度量の範囲内で必要とする事業者
に販売する環境負荷総量監視システムを提供することを
目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の環境負荷総量監視システムは、エンジン回
転数を測定する回転数測定部と、環境負荷物質の排出濃
度をリアルタイムに測定するガス分析計と、吸気する空
気の温度測定部と、車両の現在位置を測定する位置測定
部と、車両から排出している環境負荷物質の排出濃度を
エンジン回転数、温度および位置と共に環境負荷データ
として記録する記録部とを有する車載装置、および、前
記記憶部に記録された環境負荷データを解析して求めら
れた所定の地域内における車両による環境負荷の排出量
を積算してなるデータベースと、所定の地域内における
環境負荷の排出量の少ない事業者が同一地域内における
環境負荷の排出量の多い事業者に環境負荷の排出権の余
剰分を販売可能とするコンテンツをネットワーク上で運
営する機能を有する情報処理装置とを設けた監視センタ
からなることを特徴としている。
【0013】したがって、前記環境負荷総量監視システ
ムを用いることにより、前記環境負荷データを回収する
だけで環境負荷の排出量を積算してなるデータベースが
作成されるので、各自治体はこのデータベースを閲覧す
ることにより、管轄地域における正確な環境負荷の総量
を容易に知ることができる。各事業者は車両が排出する
環境負荷を自ら計算する必要がなく、煩雑な集計作業か
ら開放される。また、各事業者は環境負荷排出権の余剰
分および不足分を、これを売買することによって適切に
調整することができる。
【0014】前記コンテンツが、各事業者毎の所定地域
内における環境負荷の排出権を蓄積する環境負荷排出権
口座を有すると共に、前記データベースと連携して所定
の地域内における環境負荷の排出量に応じて環境負荷排
出権口座から使用量を減算することにより、各事業者毎
の環境負荷排出権の余剰分を把握すると共に、この余剰
分の不足を他の事業者からの購入によって補充可能とす
る機能を有する環境負荷排出権バンクを有する場合に
は、事業者間における環境負荷排出権の受渡しを容易に
行うことができる。
【0015】前記情報処理装置が前記データベースを基
に所定の地域内における環境負荷の排出量が割当許容限
度量を上回る傾向にある事業者を割り出して、この事業
者に注意を喚起する通知を出力する機能を有する場合に
は、各事業者が与えられた環境負荷の割当許容限度量に
対する余剰分または不足分を正確に知ることができ、適
切な処置を施すことができる。すなわち、事業者は過不
足の生じている排出権を売買することも、配達を請け負
うことも依頼することも、運搬用の車両を貸し出すこと
も借りることも適宜行うことができる。つまり、環境負
荷の割当許容限度量に余剰がある事業者にとっても、不
足が生じている事業者にとっても有効利用が可能とな
る。
【0016】前記車載装置が環境負荷データを送信可能
とする無線通信部を有し、かつ、監視センタがこの無線
通信部と通信可能な無線通信部を有する場合には、車載
装置によって計測した環境負荷データをリアルタイムに
取得することができ、環境負荷の排出状況をリアルタイ
ムに監視できると共に、全ての環境負荷データを容易に
回収することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照しながら説明する。図1は、本発明の環境負荷総量監
視システム1の例を示している。図1において、2は運
送作業を行うための車両、3は各車両2から排出される
環境負荷の大きさを監視する監視センタ、4は各車両2
による環境負荷の排出量を監視するための情報処理装置
(以下、監視サーバという)、5は各車両2に取り付け
られた前記環境負荷総量監視システム1の車載装置であ
る。
【0018】そして、前記監視サーバ4と車載装置5と
により運行管理システム6を構成する。すなわち、本例
の場合、車載装置5を運行管理システム6に組み込むよ
うにして取付けることによって、既に運行管理システム
6を採用する事業者が環境負荷総量監視システム1を容
易に導入できるようにしている。したがって、以下の例
では車載装置5が運行管理車載装置であることを明記す
るが、本発明は環境負荷総量監視システム1を運行管理
システムと組み合わせることに限定するものではない。
【0019】3a,3bは各車両2の運行管理車載装置
5と通信して、後述する環境負荷データDの送受信を行
う無線通信部(図外)のアンテナである。
【0020】また、前記監視サーバ4は各車両2の運行
管理車載装置5によって蓄積される環境負荷データDを
解析することにより、決められた所定の地域内における
車両による環境負荷の排出量を算出するための管理プロ
グラムPを実行するものである。加えて、管理プログラ
ムPは各運行管理装置5によって蓄積される環境負荷デ
ータDを集計して各種データベースDBを作成する。一
方、本発明では管轄する地域における環境負荷の排出量
の割当許容限度量がデータベースDBとして蓄積されて
おり、さらに、各事業者(または同一事業者が所有する
それぞれの事業所)毎にその規模などに応じて割り当て
られた環境負荷の割当許容限度量が記録されている。
【0021】なお、本発明は前記監視サーバ4の数や監
視センタ3の数を限定するものではない。すなわち、図
示を省略するが、本例の監視サーバ4や監視センタ3は
例えば後述の環境負荷データDを取得するための情報処
理装置(パソコンなど)を監視サーバ4の一部として各
事業所に設けることにより、一つの監視センタ3側に処
理が集中することを防ぐことが可能となる。以下の例で
は、各事業所に環境負荷データDを取得するためのパソ
コンを監視サーバ4の一部として設けた例を示してい
る。
【0022】つまり、各事業所に点在する監視サーバ4
をインターネットやイントラネット等にネットワークお
よび電話回線接続などの通信技術を用いて接続して互い
のデータベースDBを共有し合うことにより、各事業所
のパソコンが監視サーバ4の一部を構成する。また、各
事業所に環境負荷データDを解析処理するプログラムを
有する監視サーバ4を置くことにより、この監視サーバ
4を運行管理に使用することができ、事業所内の事業内
容情報の保護を安全に行うことができる。
【0023】一方、本例のように監視センタ3側で、全
ての環境負荷データDを解析処理して環境負荷の監視を
行うようにした場合には、事業者は本環境負荷総量監視
システム1の導入のために必要なコストを最小限に抑え
ることが可能となる。また、事業者が必要とする場合に
は監視センタ3側の監視サーバ4によって各車両2の運
行管理を代行することも可能となり、事業者は初期投資
を最小限に抑えて運行管理を行うことができる。なお、
この場合にも監視センタ3に複数の監視サーバ4を設け
ることにより、処理の分担を行ってもよいことは言うま
でもない。
【0024】上記何れの場合においても、全体的に見る
と、環境負荷データDは監視センタ3側の監視サーバ4
によって実行される管理プログラムPを用いて解析処理
されて、各車両2による環境負荷の大きさが監視され
る。したがって、前記監視サーバ4は、環境負荷の大き
さを一括して監視できることが望ましく、例えば市町村
などの公的機関内に配置されることが望ましい。
【0025】前記運行管理車載装置5は、例えば乗務員
による作業内容の入力が行われるハンディーターミナル
7と、このハンディーターミナル7に接続されて車両2
に関する様々な測定結果を入力するセンサボックス8
と、センサボックス8を介して入力される様々な測定結
果を記録する記録部9と、車両2の現在位置を人工衛星
1 との通信によって測定するGPS(Groval Position
ing System) レシーバなどの位置測定部10と、監視セ
ンタ3の監視サーバ4と通信するための無線通信部11
と、前記位置測定部10に接続されて各乗務員が配送す
る道順などの案内を行うカーナビゲーションシステム1
2とを有している。
【0026】本例では位置測定部としてGPSレシーバ
10を用いる例を開示しているが、これは本発明を限定
するものではない。すなわち、ジャイロセンサや地磁気
を用いた位置測定部、さらにはこれらの組み合わせなど
様々な構成が考えられる。
【0027】前記センサボックス8には、前記GPSレ
シーバ10に加えて、車両2のディーゼルエンジン2a
に吸気される空気の温度を測定する温度測定部13、デ
ィーゼルエンジン2aの回転数を検出する回転数測定部
14、および排気管2bを介して外部に排出される排気
ガスに含まれるNOX の濃度を検出するガス分析計15
と接続されている。なお、本例の回転数測定部14は車
載コンピュータ2cからエンジン回転数を示す信号を取
出す接続部である例を示すが、本発明はこの構成を限定
するものではない。
【0028】前記記録部9は運行管理車載装置5によっ
て測定される環境負荷データDを記録するメモリカード
9aと、このメモリカード9aのカードリーダ9bとか
らなり、このメモリカード9aは車両2の出庫時に受け
取って、カードリーダ9bにセットされるものである。
そして、車両2の帰庫時にはメモリカード9aによって
1日分の(一連の集配業を行った後の)環境負荷データ
Dが監視サーバ4によって吸い上げられる。
【0029】なお、環境負荷データDとして記録される
データには、例えば、GPSレシーバ10によって測定
される現在位置Lと、前記温度測定部13によって測定
される温度Tと、前記回転数計測部14によって測定さ
れるエンジン回転数Rと、前記ガス分析計15によって
測定されるNOX の測定濃度Cが、車両2の車速などの
その他の走行情報と共に記録されている。
【0030】そして、これらの環境負荷データDは、前
記監視サーバ4が管理プログラムPを実行することによ
り、解析処理されて、各車両による環境負荷の排出量が
算出される。監視サーバ4による演算は、例えば、次の
式(2)に示すように行われる。 環境負荷=C×R×273÷T×K … 式(2) 但し、CはNOX ガスの濃度、Rはエンジン回転数、T
は絶対温度、Kはエンジンの排気量や型式によって異な
るエンジン2a固有の定数である。
【0031】すなわち、運送用車両2の動力源として用
いられるディーゼルエンジン2aの場合、エンジンが1
回転するときに排出される排気ガスの量は吸気するとき
の空気の絶対温度Tと、排気量によってほゞ正確に求め
ることができる。従って、リアルタイムに測定されたN
X ガスの濃度にエンジン回転数Rと絶対温度Tによっ
て乗算することにより、環境負荷(NOX ガス)の排出
量の瞬時値をほぼ正確に算出することができる。次い
で、環境負荷の排出量を所定の地域内において積算する
ことにより、この地域内における環境負荷の総排出量を
算出することができる。
【0032】なお、上述の例では空気の温度Tは温度に
よる気体の膨張に起因する排ガスの排出量の違いを考慮
に入れた演算を行うために測定しているが、それほどの
精度を要求しない場合には省略することが可能である。
逆に、前記エンジン2aに過給機を搭載する場合には加
給圧を測定する圧力センサを取り付けて、この加給圧を
前記式(1)に乗算することが必要である。
【0033】また、ディーゼルエンジン2aの場合に
は、NOX の濃度測定を行うことができれば、その他の
環境負荷成分すなわちCO2 、スス(粉塵)などの排出
量もおよそ求めることができるが、これらの濃度分析を
リアルタイムに行うことができる分析計を前記運行管理
車載装置5に取り付けてもよいことは言うまでもない。
しかしながら、NOX の濃度を検出するガス分析計15
はそのセンサ部15aを排気管2aに取付けるだけで、
リアルタイムの濃度分析を行うことができるので、その
構成を簡素にすることができる。
【0034】前記無線通信部11は、例えば監視センタ
3側の監視サーバ4と地上波による無線通信を行う無線
機11aと、人工衛星S2 を介する衛星中継によって交
信する無線機11bとを有する。また、本例ではこの無
線通信部11に接続されて、事業者からの指示などを出
力するファックスプリンタ11cとを有する。なお、無
線通信部11が地上波による通信を行なう無線機11a
を有することによりランニングコストを抑えた通信を可
能としているが、衛星中継による通信を行なう無線機1
1bを有することにより、確実な高速通信を可能として
いる。しかしながら、本発明は両方の通信機11a,1
1bを備えることに限定されるものではない。
【0035】そして、前記記録部9に記録された各環境
負荷データDは、例えば所定の間隔で無線通信部11を
介して監視センタ3側の監視サーバ4に転送される。す
なわち、監視サーバ4は環境負荷の排出状況をほぼリア
ルタイムに監視することができる。
【0036】そして、監視サーバ4は前記環境負荷デー
タDを既に詳述した前記式(2)を用いて解析して所定
の地域内における車両による環境負荷の排出量を算出す
ると共に、各事業者毎に所定の地域内における環境負荷
の排出量を積算して、これをデータベースDBとする。
【0037】一方、上記構成の環境負荷総量監視システ
ム1を用いて一連の業務を終えると、環境負荷総量監視
システム1に蓄積された環境負荷データDは、車両2の
入庫際にメモリカード9aを介して監視サーバ4に転送
される。このとき、メモリカード9aを介して転送され
る環境負荷データDはより確実に転送可能であるから、
電波状況の不良などの原因で前記無線通信部11を介し
たデータ通信では受信不能であった環境負荷データDを
これによって補完することができる。
【0038】しかしながら、前記無線通信部11を用い
たデータ通信によって十分に確実なデータ通信が行なえ
る場合には、前記メモリカード9aを用いた環境負荷デ
ータDを行う必要はない。この場合、乗務員はメモリカ
ード9aの抜き差しを行なう手間を省くことができる。
また、乗務員があえて環境負荷の排出量を報告しない場
合にも環境負荷データDを確実に回収することができる
ので、監視センタ3側では車両2から排出される環境負
荷を強制的に報告させてこれを監視できるので、全体と
して自治体が定めた総排出限度量を超過しないように確
実に監視することができる。
【0039】なお、本例の車載装置5は運行管理車載装
置である例を示し、この環境負荷総量監視システム1を
運行管理にも用いることができる例を示しているが、こ
の運行管理の機能を不要とする場合には、前記車載装置
5はハンディーターミナル7,車載ナビゲーションシス
テム12,ファックスプリンタ11cなどの構成を省略
することが可能である。
【0040】図2,3は監視センタ3による環境負荷の
排出量を監視する方法を説明する図である。図2におい
て、A1 ,A2 はそれぞれ○○県××市,○○県△△市
の自治体の管轄地域である所定の地域、Ca,Cbはそ
れぞれ○○運送,××物流の事業所であり、2a1 ,2
2 は○○運輸Caが所有する車両2、2b1 〜2b 4
は××物流Cbが所有する車両2である。すなわち、車
両2a1 ,2a2 および2b1 〜2b4 は図1を用いて
説明した車両2と同様の車載装置5を搭載した車両であ
る。
【0041】図2に示すように、本例では○○運輸Ca
はその事業所が○○県××市内の地域A1 に所在してお
り、××物流Cbはその事業所が○○県△△市内の地域
2に所在している。そして、前記○○運輸Caでは乗
務員の教育や車両2a1 ,2a2 の整備を適切に行って
いるので、環境負荷を少なくすることができており、×
×物流Cbでは環境負荷低減に対する取り組みが不十分
であるため、比較的多くの環境負荷は排出しているとす
る。
【0042】図3は図2に示した例における環境負荷の
排出量を監視する前記環境負荷総量監視システム1の構
成を情報通信の断面から見た構成を示す図である。図3
において、4’は前記監視センタ3(図1参照)が所有
する情報処理装置(例えば、サーバ)、Ba,Bbはそ
れぞれ○○運輸Ca,××物流Cbの事業者、4a,4
bはそれぞれ○○運輸Ca,××物流Cbが所有する情
報処理装置(以下、パソコンという)、Pa,Pbは各
パソコン4a,4bに取り付けられたプリンタ、D1
2 はそれぞれ地域A1 ,地域A2 を管轄する自治体の
環境負荷管理者、4c,4dはこれらの管理者D1 ,D
2 が所有するパソコンである。
【0043】また、16は前記パソコン4a〜4dを接
続して通信可能とする通信手段の一例としてのインター
ネットであり、このインターネット16によって接続さ
れたサーバ4’およびパソコン4a〜4dは全体として
環境負荷データDを解析処理する情報処理装置4を構成
する。加えて、9cはパソコン4a,4bなどに接続さ
れて前記メモリカード9aから環境負荷データDを情報
処理装置4内に転送するためのカードリーダである。
【0044】そして、サーバ4’は全ての車両2a1
2a2 ,2b1 〜2b4 からの環境負荷データDが一旦
集めて、この解析を行って環境負荷の排出量を算出し、
算出された環境負荷の排出量を事業者Ba,Bb毎およ
び所定の地域A1 ,A2 毎に積算してデータベースDB
に蓄積している。また、このデータベースDBには環境
負荷の総排出限度量が定められた地域A1 ,A2 におい
て、各事業者Ba,Bbに割り当てられた環境負荷の割
当許容限度量が収められているので、蓄積したデータベ
ースDBを基に所定の地域A1 ,A2 における環境負荷
の排出量が割当許容限度量を上回る傾向にある事業者を
割り出すことも、この事業者に注意を喚起する通知メー
ルM1 〜M3 を出力することもできる。
【0045】一方、前記サーバ4’は所定の地域A1
2 毎にデータベースDBを纏めることにより、各自治
体の管理者D1 ,D2 に所定の地域A1 ,A2 全体の環
境負荷の総排出量がどの程度であるかを、例えば通知メ
ールM4 ,M5 などを用いて通知することができる。す
なわち、前記管理者D1 ,D2 は管轄地域A1 ,A2
における環境負荷の総排出量の実態を知ることができ、
これによって各事業者に対して適切な行動を取ることが
可能となる。
【0046】なお、前記サーバ4’から各事業者Ba,
Bbおよび管理者D1 ,D2 に対する通知は上述した通
知メールM1 〜M5 によるものに限られるものではな
く、電話通知であっても、ファックス送信によるもので
あってもよい。
【0047】さらに、前記サーバ4’に転送される環境
負荷データDに運行管理に関係する情報が含まれる場合
には、前記サーバ4’が運行管理の代行を行うことも可
能である。この場合、各事業者Ba,Bbはサーバ4’
に接続できるパソコン4a,4bとカードリーダ9cを
備えるだけで、運行管理のオートメーション化を図って
効率を向上させたり、プリンタPa,Pbを用いて運転
日報表,労働時間管理表,車両管理表,経費一覧表,運
転操作不良リスト,個人走行分析グラフなどの印刷を行
うことも可能となる。
【0048】加えて、前記サーバ4’はインターネット
16上に、所定の地域A2 内における環境負荷の排出量
の少ない事業者Baが、同一地域内における環境負荷の
排出量の多い事業者Bbに環境負荷の余剰分を販売可能
とするコンテンツを運営する機能を有している。そし
て、このコンテンツにはインターネット16上で運営さ
れる環境負荷排出権バンクが含まれている。
【0049】図4〜7はインターネット16上で運営さ
れるコンテンツの一例を示す図である。図4は環境負荷
排出権バンクのWebページ17(コンテンツ)の例を
示しており、18は各事業者Ba,Bb毎に与えられた
環境負荷排出権口座の口座番号を入力する入力部、19
はパスワードの入力部、20は各事業者Ba,Bbが所
有する車両2による環境負荷の排出量を確認するページ
に移動するためのボタン、21はサーバ4’に運行管理
を依頼している場合に、運行内容を確認するためページ
にジャンプするためのボタンである。
【0050】したがって、インターネット16でこのホ
ームページを開いた事業者Baは自分の環境負荷排出権
口座の口座番号である1234567を入力部18に入
力すると共に、パスワードを入力部19に入力してボタ
ン20を押すことにより、車両2a1 ,2a2 による環
境負荷の排出量を確認することができる。
【0051】図5は前記ボタン20を押してジャンプす
る各環境負荷排出権口座のWebページ22(コンテン
ツ)の例を示している。図5において、23は地域
1 ,A 2 を選択する入力部、24はこの入力部23を
用いて入力された地域A2 における環境負荷排出量の推
移を示す一例としての折れ線グラフ、25は環境負荷排
出権の余剰分を販売するための取引を行なうボタン、2
6は各車両2a1 ,2a2による環境負荷の排出状況を
確認するための詳細一覧を表示するためのボタンであ
る。
【0052】前記グラフ24は例えば横軸に時間、縦軸
に積算した環境負荷の排出量を示し、縦軸上に事業者B
a毎に割り当てられた例えば1ヵ月間の環境負荷の割当
許容限度量24aを開示すると共に、現時点での排出量
24bと、この割合で環境負荷を排出した場合の月末に
おける予測排出量24cとを示している。また、各車両
2a1 ,2a2 による排出量の内訳24d,24eを同
時に表示している。
【0053】前記事業者Baはこのグラフ24を参照す
ることにより、予想排出量24cが割当許容限度量24
aを下回っていることが分かり、地域A2 においては環
境負荷の排出権に余剰が生じることを理解できる。そし
て、この余剰分が発生している場合には前記ボタン(販
売ボタン)25が現れるので、この余剰分を販売するこ
とができる。なお、逆に予想排出量24cが割当許容限
度量24aとほぼ同じであるか上回る場合には不足分を
購入するボタン(購入ボタン)が現れる。
【0054】前記環境負荷排出権の売買方法には種々の
方法が考えられる。すなわち、例えば、前記環境負荷排
出権バンクが余剰排出権蓄積部を有する場合には、排出
権に余剰が生じている事業者Baは、販売ボタン25を
押すことにより余剰排出権蓄積部に余剰が生じている排
出権のうち任意の量を蓄積することができる。そして、
不足が生じている事業者Bbは購入ボタンを押すことに
より、この余剰排出権蓄積部に蓄積された余剰分の中か
ら不足分に対応する量の環境負荷排出権が割り当てられ
て購入可能とすることが可能である。
【0055】上述の売買方法を採用した場合は、決めら
れた期間(例えば一ヵ月)毎に需要と供給の関係で定め
られた変換レートに従って販売または購入した排出権に
相当する金額が監視センタ3から各事業所に払戻し又は
請求されるようにしてもよい。したがって、各事業者B
a,Bbは排出権の売買に関して煩わしい交渉をするこ
となく、排出権に関する均等を図ることができる。
【0056】あるいは、前記環境負荷排出権バンクに環
境負荷排出権の余剰分を余剰分販売希望データとしてデ
ータベースDBに記録する機能を設ける場合には、排出
権に余剰が生じている事業者Baは、販売ボタン25を
押すことにより排出権の余剰分を余剰分販売希望データ
として登録できる。一方、排出権に不足が生じている事
業者Bbが購入ボタンを押すことにより、監視センタ3
ではデータベースDBに記憶しておいた余剰分販売希望
データと照会し、購入要求量に最も近い量の余剰分を有
する販売者を通知し、事業者Baに購入希望者が現れた
旨を通知することにより、環境負荷排出権の販売側事業
者Baと購入側事業者Bbとの間の売買を仲介すること
も可能である。
【0057】上記何れの場合においても、本発明の環境
負荷総量監視システム1を用いることにより、各事業者
Ba,Bbは余剰の生じた環境負荷の排出権を他の事業
者に販売し、不足が生じている環境負荷の排出権を他の
事業者から購入することができる。なお、前記監視セン
タ3は環境負荷排出権の売買に際して仲介手数料を取っ
て、これを環境負荷総量監視システム1の運営に用いて
も良い。しかしながら、環境負荷排出権の販売は、現金
に換算して行うものに限られるものではなく、車両2a
1 ,2b2 の貸出や、運送業務の請負によって行っても
よい。
【0058】図6は管理者D1 ,D2 側のパソコン4
c,4dによって開くことができるWebページ27
(コンテンツ)を示している。図6において、28は一
例として管理者D2 によって管理される○○県△△市の
地域A2 における環境負荷の総排出量を示す数値、29
はこの自治体で定めた環境負荷の総排出量度量、30は
現状の割合で環境負荷が排出された場合における月間予
測総排出量を示す数値、31はこれらの数値28,2
9,30をこれまでの経過と共に示す環境負荷総排出量
のグラフ、31は詳細を示す一覧表を表示するページに
ジャンプするボタンである。
【0059】すなわち、管理者D2 はこのグラフ31を
見るだけで、管轄する地域A2 における現在の環境負荷
の総排出量28を確認できると共に、現状の環境負荷の
排出状況を見て、自治体で定めた総排出限度量29の範
囲内に収まるかどうかを判断できる。そして、特に排出
量の多い事業者Bbに注意を促す必要があるかどうかを
判断することができる。また、ボタン31を押すことに
より、より詳細な情報を得ることができる。
【0060】図7は管理者D2 がボタン31を押すこと
によって表示されるWebページ32(コンテンツ)の
例を示す図である。図7において、33は環境負荷の排
出権に不足が生じている事業者の一覧であり、34は環
境負荷の排出権に余剰が生じている事業者の一覧であ
る。各一覧33,34において35は現時点における環
境負荷の排出量、36は各事業者への割当許容限度量、
37は各事業者毎の月間予測排出量、38は過不足の予
測、39は前月の状況を示している。また、40は現状
における環境負荷排出権の換金率を示す数字である。
【0061】したがって、管理者D2 はこの一覧33,
34を見ることにより、例えば、××物流の事業者Bb
は先月も環境負荷の排出権が不足して100kgの排出
権を購入しており、かつ、今月に至っては150kgの
不足が生じると予測されることを理解することができ、
この件について、××物流の事業者Bbに適切な指示を
与えることができる。
【0062】一方、○○運送の事業者Baは先月は過不
足がなかった状態であったが、今月はおよそ200kg
の余剰が生じることが分かり、これによって事業者Ba
が何らかの改善を図ったことを理解できる。したがっ
て、この件で○○運送の事業者Baを表彰できる。ま
た、常時余剰が発生している事業者から環境負荷低減の
ためのノウハウを聞き出して、これを不足が生じている
事業者に指示することも可能となる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の環境負荷
総量監視システムによれば、所定の地域内で排出される
総環境負荷量を正確に監視することができ、これが常に
定められた総排出限度量以下になるように、注意を喚起
することができる。また、各事業者は所定の地域内で環
境負荷の排出量に余剰が生じる場合に、これを販売する
ことができ、不足が生じる場合には、これを購入するこ
とができる。したがって、自治体が定めた総排出限度量
の範囲内でこれを有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の環境負荷総量監視システムの全体構成
を示す図である。
【図2】前記環境負荷総量監視システムによる監視方法
を説明する図である。
【図3】前記環境負荷総量監視システムを情報通信の断
面から見た構成を示す図である。
【図4】前記環境負荷総量監視システムが運営するコン
テンツの例を示す図である。
【図5】前記環境負荷総量監視システムが運営するコン
テンツの例を示す図である。
【図6】前記環境負荷総量監視システムが運営するコン
テンツの例を示す図である。
【図7】前記環境負荷総量監視システムが運営するコン
テンツの例を示す図である。
【符号の説明】
1…環境負荷総量監視システム、2(2a1 ,2a2
2b1 〜2b4 )…車両、3…監視センタ、3a,3b
…無線通信部、4…情報処理装置、5…車載装置、9…
記録部、10…位置測定部、11…無線通信部、13…
温度測定部、14…回転数測定部、15…ガス分析計、
16…ネットワーク、17…コンテンツ(環境負荷排出
権バンク)、22…コンテンツ(環境負荷排出権口
座)、27,32…コンテンツ、A1 ,A2 …所定の地
域、Ba,Bb…事業者、C…環境負荷物質の排出濃
度、D…環境負荷データ、L…位置、R…エンジン回転
数、T…吸気空気の温度。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン回転数を測定する回転数測定部
    と、環境負荷物質の排出濃度をリアルタイムに測定する
    ガス分析計と、吸気する空気の温度測定部と、車両の現
    在位置を測定する位置測定部と、車両から排出している
    環境負荷物質の排出濃度をエンジン回転数、温度および
    位置と共に環境負荷データとして記録する記録部とを有
    する車載装置、および、前記記憶部に記録された環境負
    荷データを解析して求められた所定の地域内における車
    両による環境負荷の排出量を積算してなるデータベース
    と、所定の地域内における環境負荷の排出量の少ない事
    業者が同一地域内における環境負荷の排出量の多い事業
    者に環境負荷の排出権の余剰分を販売可能とするコンテ
    ンツをネットワーク上で運営する機能を有する情報処理
    装置とを設けた監視センタからなることを特徴とする環
    境負荷総量監視システム。
  2. 【請求項2】 前記コンテンツが、各事業者毎の所定地
    域内における環境負荷の排出権を蓄積する環境負荷排出
    権口座を有すると共に、前記データベースと連携して所
    定の地域内における環境負荷の排出量に応じて環境負荷
    排出権口座から使用量を減算することにより、各事業者
    毎の環境負荷排出権の余剰分を把握すると共に、この余
    剰分の不足を他の事業者からの購入によって補充可能と
    する機能を有する環境負荷排出権バンクを有する請求項
    1に記載の環境負荷総量監視システム。
  3. 【請求項3】 前記情報処理装置が前記データベースを
    基に所定の地域内における環境負荷の排出量が割当許容
    限度量を上回る傾向にある事業者を割り出して、この事
    業者に注意を喚起する通知を出力する機能を有する請求
    項1または2に記載の環境負荷総量監視システム。
  4. 【請求項4】 前記車載装置が環境負荷データを送信可
    能とする無線通信部を有し、かつ、監視センタがこの無
    線通信部と通信可能な無線通信部を有する請求項1〜3
    の何れかに記載の環境負荷総量監視システム。
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