JP2002197078A - 画面共有システム - Google Patents

画面共有システム

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JP2002197078A
JP2002197078A JP2000391273A JP2000391273A JP2002197078A JP 2002197078 A JP2002197078 A JP 2002197078A JP 2000391273 A JP2000391273 A JP 2000391273A JP 2000391273 A JP2000391273 A JP 2000391273A JP 2002197078 A JP2002197078 A JP 2002197078A
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JP2000391273A
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Kiwamu Yoshioka
究 吉岡
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の画面共有端末において、操作者が同じ文
書構成要素の編集作業を行った場合でも、操作者が煩わ
しさ等のストレスを感じることなく、スムーズに文書構
成要素の編集作業を行うことができるようにする。 【解決手段】入力装置、表示装置、文書共有処理部54
及び文書表示処理部23を備えた複数の画面共有端末を
ネットワークを介して接続した画面共有システムにおい
て、1つの画面共有端末が前記表示装置の画面に表示さ
れた文書構成要素の変更指示を受信した時、該変更指示
を前記文書共有処理部54の受信内容退避領域54dに
保持し、前記1つの画面共有端末における文書構成要素
の編集作業が完了するまで、前記変更指示の実行を遅延
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して接続された複数のコンピュータが画面を共有するこ
とによって共同で作業を行う画面共有システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、同一の文書を複数のコンピュータ
等の端末の画面上に同時に表示し、前記文章の内容を複
数の端末において編集・更新することができるシステム
(以下「画面共有システム」という。)が提供されてい
る(特願2000−86461号参照)。
【0003】図2は従来の画面共有システムの構成を示
す図である。
【0004】図において、11、12は、液晶表示装
置、CRT等の表示装置の画面を備えたコンピュータか
ら成る画面共有端末であり、画面共有端末11と画面共
有端末12との間で画面共有、すなわち、同一の文書を
画面共有端末11と画面共有端末12の表示装置の画面
上に同時に表示することが行われる。また、13は画面
共有の対象となる文書を提供する文書サーバ、15、1
6は文書サーバ13と画面共有端末11、12とを通信
可能に接続する文書取得通信路であり、前記画面共有端
末11、12は文書サーバ13から文書を取得する際に
文書取得通信路15、16を介して文書を取得するよう
になっている。
【0005】そして、14は各画面共有端末11、12
からの文書内容の変更通知を文書の構成要素ごとに整列
化し、改めて各画面共有端末11、12に対して変更指
示を通知する同期サーバ、17、18は同期サーバ14
と画面共有端末11、12とを通信可能に接続する同期
情報通信路である。各画面共有端末11、12は、文書
内容の変更の制御情報を前記同期情報通信路17、18
を介して同期サーバ14に通知し、また、同期サーバ1
4からの通知を受信して画面に反映させる。
【0006】なお、文書取得通信路15、16及び同期
情報通信路17、18は必ずしも物理的な配線である必
要はなく、情報を通信することができる論理的な通信路
が設定されていればよい。
【0007】次に、前記画面共有端末11、12の構成
について説明する。なお、該画面共有端末11、12
は、両者ともに同じ構成であるので、画面共有端末11
を例に説明する。
【0008】図3は従来の画面共有端末の構成を示す図
である。
【0009】図において、21は、図2における文書取
得通信路15、16及び同期情報通信路17、18等の
通信回路であり、画面共有端末11と他の端末やサーバ
との通信は、通信回路21を介して行われる。
【0010】また、11は画面共有端末であり、通信イ
ンタフェイス部22、該通信インタフェイス部22を介
して文書サーバ13から文書を取得して処理を実行する
文書表示処理部23、文書共有処理部24、入力装置2
5、及び、液晶表示装置、CRT等の表示装置26によ
って構成される。なお、前記入力装置25としては、文
字入力用のキーボード、及び、マウスやトラックボール
のようなポインティングデバイスが含まれる。そして、
該ポインティングデバイスによって、表示装置26の特
定の領域を指示し、その領域が押下されたことを伝える
ことができる。
【0011】なお、前記文書表示処理部23の具体的な
プログラムの実装例としては、文書共有処理部24に対
するインタフェイスとして利用可能なAPI(Appl
ication Programming Inter
face)を提供するWebブラウザ(例えば、Mic
rosoft Internet Explorer
(登録商標)、Netscape Navigator
(登録商標)等)が考えられる。その場合、文書として
はHTML(Hyper Text Markup L
anguage)で記載された文書が想定される。
【0012】次に、前記文書サーバ13の構成について
説明する。
【0013】図4は従来の文書サーバの構成を示す図で
ある。
【0014】図において、31は、図2における文書取
得通信路15、16等の通信回路であり、文書サーバ1
3と画面共有端末11、12との通信は通信回路31を
介して行われる。
【0015】また、文書サーバ13は、通信インタフェ
イス部32、文書取得要求処理部33、及び記憶装置3
4によって構成される。そして、前記文書取得要求処理
部33は、通信インタフェイス部32を介して受信され
る文書取得要求を受け取り、記憶装置34から該当する
文書を検索し、該当する文書を同様に通信インタフェイ
ス部32を介して送信する。
【0016】なお、文書取得要求処理部33の実際のプ
ログラムの実装例としては、はApache、Micr
osoft Internet Informatio
nServer(登録商標)等のWWW(World
Wide Web)サーバソフトウェアであり、文書取
得要求及び文書の送信は、HTTP(HyperTex
t Transfer Protocol)によって行
われるものが考えられる。
【0017】次に、前記同期サーバ14の構成について
説明する。
【0018】図5は従来の同期サーバの構成を示す図で
ある。
【0019】図において、35は通信回路であり、同期
サーバ14と各画面共有端末11、12との通信(図2
における同期情報通信路17、18)は通信回路35を
介して行われる。
【0020】また、同期サーバ14は、通信インタフェ
イス部36、要求受理部37、指示配送部38、及び要
求蓄積部39によって構成される。
【0021】次に、前記文書表示処理部23の働きによ
って表示装置26に表示される文書の表示例について説
明する。
【0022】図6は従来の画面共有端末に表示される画
面例を示す図である。
【0023】図に示されるように、表示内容はURL
(Uniform ResourceLocator)
移動ボタン41、URL指定フィールド42、及び、文
書表示領域43から成る。該文書表示領域43は、文書
サーバ13から取得した文書(例えば、HTML文書)
を表示する。そして、前記文書表示領域43に表示され
る文書は、テキストフィールド44、テキストエリア4
5、ラジオボタン46、チェックボックス47、リスト
ボックス48、ドロップダウンリスト49、ボタン50
及びリンク51の文書構成要素から成る。
【0024】なお、図に示される文書は一つの例であ
り、テキストフィールド44、テキストエリア45、ラ
ジオボタン46、チェックボックス47、リストボック
ス48、ドロップダウンリスト49、ボタン50及びリ
ンク51の文書構成要素はその画面において必要なもの
だけが使用される。また、URL移動ボタン41、又は
URL指定フィールド42が存在しないような形態も考
えられる。
【0025】次に、前記構成の画面共有システムの動作
について説明する。
【0026】なお、画面共有端末11、12における情
報等の入力及び出力の操作は、前記入力装置25又は表
示装置26を使用して行われる。
【0027】そして、図6に示されるような画面が画面
共有端末11又は画面共有端末12の表示装置26に表
示されている場合、各画面共有端末11、12の操作者
は文書表示領域43において表示されている文書構成要
素を編集する操作を行うことができる。
【0028】すなわち、文書表示領域43においては、
テキストフィールド44、テキストエリア45、ラジオ
ボタン46、チェックボックス47、リストボックス4
8、ドロップダウンリスト49等の文書構成要素が表示
されているが、これらの文書構成要素においては、何ら
かの情報がテキスト(例、テキストフィールド44及び
テキストエリア45)、又は、項目の選択状態(例、ラ
ジオボタン46、チェックボックス47、リストボック
ス48、及びドロップダウンリスト49)として表示さ
れていて、操作者はこれらの情報を入力装置25を操作
することによって更新したり編集したりする、すなわ
ち、文書編集操作を行うことができる。
【0029】このような文書編集操作を、例えば、一方
の画面共有端末11において行うと、他方の画面共有端
末12においても再現され、また、他方の画面共有端末
12において文書編集操作を行っても一方の画面共有端
末11において再現される。すなわち、前述されたよう
な文書編集操作を画面共有端末11において行い、画面
共有端末12の表示装置26の画面に表示されている文
書上において文書構成要素に変更を加えると、画面共有
端末12の表示装置26の画面に表示されている同一の
文書上において相当する文書構成要素に同じ変更が加え
られる。例えば、画面共有端末11においてテキストフ
ィールド44に表示されているテキストに何らかの変更
を加えると、該変更と同じ変更が加えられたテキストが
画面共有端末12に表示されている同一の文書上の相当
するテキストフィールド44に表示される。
【0030】次に、前記構成の画面共有システムにおい
て、同期サーバ14に制御情報を中継させる方法につい
て説明する。
【0031】図7は従来の画面共有端末の動作を示す
図、図8は従来の編集内容送出部の動作を示すフローチ
ャート、図9は従来の受信内容設定部の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0032】この場合、文書表示処理部23は、テキス
トフィールド44(図6)やドロップダウンリスト49
などの文書構成要素に対応する編集可能文書要素23a
を管理している。なお、図7においては、説明の都合上
編集可能文書要素23aが一つだけ示されているが、実
際には一つの表示文書ごとに複数の編集可能文書要素2
3aが存在している。
【0033】また、文書共有処理部24は、編集内容送
出部24a及び受信内容設定部24bによって構成され
る。
【0034】次に、前記編集内容送出部24aの動作に
ついて説明する。
【0035】まず、編集内容送出部24aは、テキスト
フィールド44等の文書構成要素が変更されたことが到
着するまで待機する。そして、文書構成要素の変更が編
集可能文書要素23aから到着すると、該文書構成要素
の変更に関する情報を伝達するために、前記編集内容送
出部24aは文書構成要素の新しい内容を含んだメッセ
ージを編集し、該メッセージを通信インタフェイス部2
2を介して同期サーバ14に送信する。以下、前述され
たような動作を繰り返す。
【0036】次に、図8のフローチャートについて説明
する。 ステップS1 文書構成要素が変更されたことが到着す
るまで待機し、到着した場合はステップS2に進む。 ステップS2 文書構成要素の新しい内容を含んだメッ
セージを編集する。 ステップS3 メッセージを同期サーバ14に送信す
る。
【0037】次に、前記受信内容設定部24bの動作に
ついて説明する。
【0038】まず、受信内容設定部24bは、通信イン
タフェイス部22を介して同期サーバ14から新しい変
更指示が到着するのを待機する。そして、変更指示が到
着すると、該変更指示が指し示す文書構成要素に対応し
た編集可能文書要素23aに対して変更指示に含まれる
新しい内容を設定する。以下、前述されたような動作を
繰り返す。
【0039】次に、図9のフローチャートについて説明
する。 ステップS11 同期サーバ14から新しい変更指示が
到着するのを待機し、到着した場合はステップS12に
進む。 ステップS12 新しい変更指示に対する編集可能文書
要素23aに対して新しい内容を設定する。
【0040】なお、説明の便宜上これらのフローチャー
トが並行して動作しているという説明の仕方をしたが、
これらは説明上のものであり、同様の結果になるプログ
ラムの実装であれば、プログラム実装環境におけるプロ
セスやスレッド(thread)を使用していてもよい
し、使用していなくてもよい。
【0041】次に、画面共有端末11、12が文書編集
通知を検出する動作について説明する。
【0042】まず、操作者が特定の文書構成要素に対し
て文書編集操作を行うと、文書表示処理部23から編集
内容送出部24aに対して、その文書構成要素について
編集が行われたことが通知される。
【0043】次に、画面共有端末11、12が編集結果
同期依頼を同期サーバ14に対して送出する動作につい
て説明する。
【0044】まず、文書共有処理部24は、文書構成要
素について編集が行われたことの通知を受けると、該当
する文書構成要素の変更通知を意味するメッセージを編
集して、通信インタフェイス部22及び同期情報通信路
17、18を介して同期サーバ14に対して編集結果同
期依頼を送信する。
【0045】次に、同期サーバ14が各画面共有端末1
1、12に対して文書変更指示を送出する動作について
説明する。
【0046】まず、同期サーバ14は受理した編集結果
同期依頼を受信すると、実行すべきタスクの整列化のた
めに、各文書構成要素ごとのキュー(待ち行列)に後方
に編集結果同期依頼を追加してから、各画面共有端末1
1、12に対して文書変更指示を送信する。そして、各
画面共有端末11、12においては、文書共有処理部2
4が通信インタフェイス部22を介して文書変更指示を
受信し、文書表示処理部23を介して、対応する文書構
成要素に作用し、依頼元の端末(例えば、画面共有端末
11)で行った文書編集の結果を反映させる。
【0047】また、すべての編集結果同期依頼は同期サ
ーバ14に集約される。このとき、同期サーバ14にお
いて、編集結果同期依頼をキューの後方に追加する。す
なわち、画面共有端末11においてテキストフィールド
44を、例えば“ゲンノショウコ”という内容に編集
し、それとほぼ同時に画面共有端末12において同じテ
キストフィールド44を“hawthorn”という内
容に編集し、各画面共有端末11、12から同期サーバ
14にそれぞれの内容での編集結果同期依頼が送信され
た場合、同期サーバ14には画面共有端末11からの
“ゲンノショウコ”という内容での編集結果同期依頼が
後に到着した時には、まず、画面共有端末12からの
“hawthorn”という内容での編集結果同期依頼
が先に処理される。
【0048】すなわち、各画面共有端末11、12に画
面共有端末12からの編集結果同期依頼を元にした文書
変更指示が送信され、各画面共有端末11、12におい
て該当するテキストフィールド44の内容が一旦(た
ん)“hawthorn”に設定されて、その結果が同
期サーバ14に返ってくるまで、画面共有端末11から
の“ゲンノショウコ”という内容の編集結果同期依頼は
同期サーバ14において留め置かれる。そして、各画面
共有端末11、12で“hawthorn”への文書変
更指示が実行されてから初めて画面共有端末11からの
“ゲンノショウコ”という内容の編集結果同期依頼を元
にした文書変更指示が各画面共有端末11、12に対し
て送信される。
【0049】したがって、画面共有端末11においては
該当するテキストフィールド44の内容は“ゲンノショ
ウコ”→“hawthorn”→“ゲンノショウコ”と
変化し、画面共有端末12においては該当するテキスト
フィールド44の内容は“hawthorn”→“ha
wthorn”(同じ内容のまま)→“ゲンノショウ
コ”と変化し、最終的にはいずれの画面共有端末11、
12においても同じ内容の“ゲンノショウコ”に落ち着
くことになる。
【0050】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の画面共有システムにおいては、各画面共有端末1
1、12によって行われる編集結果は共有されるので、
最終的には各画面共有端末11、12で表示内容の不一
致が生じてしまう周期ずれも発生しないが、各画面共有
端末11、12の操作者が同時に同じ文書構成要素(例
えば、図6に示される文書表示領域43におけるテキス
トフィールド44)を編集したときに、一時的に過渡的
な状態を操作者に経験させてしまうことがある。
【0051】次に、前述された動作とほぼ同様である
が、状況を若干変化させた例について説明する。
【0052】この場合、操作者が画面共有端末11から
“ゲンノショウコは薬草”と入力しようとして“ゲンノ
ショウコ”まで入力したのとほぼ同時に、他の操作者が
画面共有端末12から“hawthorn”と入力し、
それが同期サーバ14に送信され、それに基づく文書変
更指示が画面共有端末11に送信された場合、“haw
thorn”への文書変更指示は、該当するテキストフ
ィールド44において入力作業が途中であるにもかかわ
らず実行されてしまう。
【0053】そして、画面共有端末11において“ゲン
ノショウコは薬草”という文字列を最後まで入力するた
めには、仮に“ゲンノショウコ”と入力したタイミング
でそこまでの内容が同期サーバ14に送信されていたと
すると、その内容に応じた編集結果同期依頼が到着して
各画面共有端末11、12の該当するテキストフィール
ド44の内容が“ゲンノショウコ”に揃えられるまで待
てばよいが、それは操作者にとって煩わしさを伴ってし
まう。
【0054】さらに、待っていれば必ずテキストフィー
ルド44の内容が“ゲンノショウコ”に揃えられるわけ
ではなく、画面共有端末12において更に別の入力があ
り、その内容に応じた編集結果同期依頼が到着した場合
には、その内容に上書きされてしまう。すなわち、画面
共有端末11の操作者の編集作業は、せっかく途中まで
入力していたにもかかわらずその作業を遮られ、かつ、
しばらく待ってもその編集作業の続きを行うことができ
るかどうか不確定であり、いささかストレスの高いもの
になってしまう。
【0055】また、これはプログラムの実装方法にもよ
るが、編集操作の途中に発生する中間的な状態(入力キ
ャレットのテキストフィールド44の内部における位
置、かな漢字変換における変換の途中状態)が失われて
しまうこともある。例えば、画面共有端末11において
“げんのしょうこ”と入力し、その後、かな漢字変換を
行って“現の証拠”という候補文字列が表示されたとす
る。
【0056】ところが、操作者がこの状態で次の候補文
字列を表示させようとしている間に他の画面共有端末1
2から“hawthorn”という文字列が送信され、
その文字列で文書変更指示が実行されると、かな漢字変
換の途中状態は失われてしまう。仮に、しばらく待った
後に“現の証拠”に画面共有端末11、12の該当する
テキストフィールド44の内容が一致されたとしても、
それを“ゲンノショウコ”に修正するには最初から編集
操作を行うのと同じ手間がかかり、操作者に負担がかか
ってしまう。
【0057】このように、前述された動作においてはテ
キストフィールド44の編集を例にして説明したが、同
じような問題は一般に操作者の操作が中間状態を経路し
て段階的に完成するような編集操作対象についても起こ
り得る問題である。例えば、図6に示されるドロップダ
ウンリスト49をドロップダウンした状態で、画面共有
端末11においてAmphibianを選択しようかR
eptileを選択しようか考えている最中に、Fow
lという内容への文書変更指示が到着した場合は、ドロ
ップダウンリスト49の内容がFowlに強制的に設定
されてしまい、ドロップダウンした状態は取り消されて
しまう。仮に、その後、画面共有端末11における直近
の編集内容であるAmphibianに設定する指示が
到着したとしても、操作者がReptileを選択する
ためにはもう1度ドロップダウンする必要があり、余計
な負担がかかってしまうことになる。
【0058】したがって、同時に各画面共有端末11、
12において同じ操作対象に対して編集操作を行うよう
な場合には、操作者にとっての利便性を欠くような挙動
を表すことになってしまう。
【0059】本発明は、前記従来の画面共有システムの
問題点を解決して、複数の画面共有端末において、操作
者が同じ文書構成要素の編集作業を行った場合でも、操
作者が煩わしさ等のストレスを感じることなく、スムー
ズに文書構成要素の編集作業を行うことができる画面共
有システムを提供することを目的とする。
【0060】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の画
面共有システムにおいては、入力装置、表示装置、文書
共有処理部及び文書表示処理部を備えた複数の画面共有
端末をネットワークを介して接続した画面共有システム
において、1つの画面共有端末が前記表示装置の画面に
表示された文書構成要素の変更指示を受信した時、該変
更指示を前記文書共有処理部の受信内容退避領域に保持
し、前記1つの画面共有端末における文書構成要素の編
集作業が完了するまで、前記変更指示の実行を遅延させ
る。
【0061】本発明の他の画面共有システムにおいて
は、さらに、前記編集作業が完了するまでの間、あらか
じめ定められたタイムアウトの時間を経過したか否かを
監視する。
【0062】本発明の更に他の画面共有システムにおい
ては、さらに、前記タイムアウトの時間を経過した場
合、前記1つの画面共有端末における文書構成要素の編
集結果を保持し、該編集結果に基づいて文書構成要素の
編集作業を再開する手段を備える。
【0063】本発明の更に他の画面共有システムにおい
ては、さらに、前記変更指示が前記1つの画面共有端末
における編集結果に基づく変更指示であるかどうかを判
断する手段を有し、前記1つの画面共有端末の編集結果
に基づく変更指示である場合は該変更指示を実行しな
い。
【0064】本発明の更に他の画面共有システムにおい
ては、さらに、すべての過渡的な前記変更指示を前記受
信内容退避領域に一旦保持し、前記変更指示を時系列に
沿って実行し、文書構成要素が編集された過程を再現す
ることができる。
【0065】本発明の更に他の画面共有システムにおい
ては、さらに、前記1つの画面共有端末における編集結
果に基づく変更指示を実行する場合、前記タイムアウト
の時間を経過したか否かを監視しない。
【0066】本発明の更に他の画面共有システムにおい
ては、さらに、前記1つの画面共有端末における編集結
果に基づく変更指示を実行する場合、前記タイムアウト
の時間を経過したか否かを監視せず、かつ、前記編集作
業を再開しない。
【0067】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0068】図1は本発明の第1の実施の形態における
画面共有端末の動作を示す図、図10は本発明の第1の
実施の形態における受信内容設定部の動作を示すフロー
チャート、図11は本発明の第1の実施の形態における
文書要素監視部の動作を示すフローチャートである。
【0069】なお、本実施の形態における画面共有シス
テムは、ネットワークを介して接続された複数のコンピ
ュータが画面を共有することによって、複数の操作者が
共同で作業を行うためのものである。そして、画面共有
システムの構成は、従来の画面共有システムの構成と同
様であるので、図2〜5を援用することによって、その
説明を省略する。ただし、図2における画面共有端末1
1、12については、本実施の形態においては付加的な
ロジックが追加される。また、画面共有端末11、12
の表示装置26に表示される画面例も、従来の画面共有
システムの場合と同様であるので、図6を援用すること
によってその説明を省略する。
【0070】本実施の形態において、文書表示処理部2
3は、テキストフィールド44(図6)やドロップダウ
ンリスト49などの文書構成要素に対応する編集可能文
書要素23aを管理している。なお、図1においては、
説明の都合上編集可能文書要素23aが一つだけ示され
ているが、実際には一つの表示文書ごとに複数の編集可
能文書要素23aが存在している。
【0071】また、文書共有処理部54は、編集内容送
出部54a、受信内容設定部54b、文書要素監視部5
4c、及び、受信内容退避領域54dによって構成され
る。該受信内容退避領域54dは各編集可能文書要素2
3aごとに存在し、編集可能文書要素23aに設定すべ
き内容を、編集可能文書要素23aにおいて操作者によ
る編集が行われている間に一時的に退避させておく領域
である。
【0072】そして、前記受信内容設定部54bは従来
と同様に、同期情報通信路17、18を介して編集結果
同期依頼のメッセージを受け取るが、該編集結果同期依
頼のメッセージを編集可能文書要素23aに直接設定す
るのではなく、受信内容退避領域54dに設定する。
【0073】また、前記文書要素監視部54cは各編集
可能文書要素23aごとに存在し、該当する文書構成要
素において編集が進行中であるか否かを監視していて、
編集が完了しているときには受信内容退避領域54dか
ら設定すべき内容を取得し、該内容を編集可能文書要素
23aに対して設定する。
【0074】なお、受信内容退避領域54dは一度に一
つの受信内容、すなわち、該当する編集可能文書要素2
3aに1回の設定を行うためだけの受信内容だけしか保
持することができない。そのため、編集可能文書要素2
3aにおいて編集が進行中であることによって、文書要
素監視部54cが受信内容退避領域54dからの内容の
取得を行うことができない間に、通信回路21を介して
該当する文書構成要素への変更指示が複数回到着した場
合には、変更指示が到着するたびに受信内容設定部54
bによって受信内容退避領域54dの内容が上書きされ
る。なお、文書要素監視部54cが編集可能文書要素2
3aに対する内容の設定に利用するのは、最後に到着し
た変更指示に基づく内容だけである。
【0075】また、編集可能文書要素23aは文書ごと
に複数存在していて、文書要素監視部54c及び受信内
容退避領域54dは編集可能文書要素23aごとに一つ
存在すると、概念的に仮定することができる。このよう
に仮定することにより、動作の把握が簡潔になる。ただ
し、実際のプログラムの実装においては、一つの文書の
中で編集中の要素は一つだけであることが多い。このよ
うな要素はしばしば「フォーカスがあたっている」と称
される。
【0076】そして、このようなシステムにおいて、こ
こに説明するような内容の設定を遅延させるメカニズム
は、フォーカスがあたっている要素についてだけ働かせ
るようにすればよい。したがって、文書要素監視部54
c及び受信内容退避領域54dに相当する実装上の要素
が一つしかないプログラムの実装というものも考えられ
る。
【0077】次に、前記受信内容設定部54bの動作に
ついて説明する。
【0078】まず、受信内容設定部54bは、通信イン
タフェイス部22を介して同期サーバ14から新しい変
更指示が到着するのを待機する。そして、変更指示が到
着すると、該変更指示が指し示す文書構成要素に対応し
た編集可能文書要素23aに対して変更指示に含まれる
新しい内容を設定する。続いて、変更指示が指し示す文
書構成要素に対応した文書要素監視部54cに対して新
しい変更指示が到着していることを送信する。以下、前
述されたような動作を繰り返す。
【0079】次に、図10のフローチャートについて説
明する。ステップS21 同期サーバ14から新しい変
更指示が到着するのを待機し、到着した場合はステップ
S22に進む。ステップS22 受信内容退避領域54
dに対して新しい内容を設定する。ステップS23 文
書要素監視部54cに対して新しい変更指示が到着して
いることを送信する。
【0080】次に、前記文書要素監視部54cの動作に
ついて説明する。
【0081】まず、受信内容設定部54aから送信され
た内容の設定(図10におけるステップ23における送
信)が到着するのを待機する。そして、受信内容設定部
54aからの内容の設定を受信すると、監視対象である
編集可能文書要素23aにおいて操作者による編集作業
が完了するのを待機し、編集作業が進行中でない場合
は、編集作業が完了している編集可能文書要素23aに
対して受信内容退避領域54dが保持している内容を設
定する。以下、前述されたような動作を繰り返す。
【0082】次に、図11のフローチャートについて説
明する。 ステップS31 受信内容設定部54aから送信された
内容の設定の到着を待機し、到着した場合はステップS
32に進む。 ステップS32 監視対象である編集可能文書要素23
aにおいて操作者による編集作業が完了するのを待機
し、編集作業が完了した場合はステップS33に進む。 ステップS33 編集作業が完了している編集可能文書
要素23aに対して受信内容退避領域54dが保持して
いる内容を設定する。
【0083】このように、本実施の形態においては、受
信した変更指示は直ちに文書構成要素に設定されるので
はなく、編集作業が完了してから設定されるようになっ
ているので、編集作業を長時間行っていても他の画面共
有端末からの入力によって前記編集作業が妨げられるこ
とがない。すなわち、従来の画面共有システムにおいて
は、変更要求を受信した時に、該当する文書構成要素に
おいて操作者が編集作業中であった場合であっても、直
ちに内容を該当する文書構成要素に設定するようになっ
ていたので、操作者にとっての利便性を低下させてしま
っていたが、本実施の形態においては、編集作業を長時
間行っていても他の画面共有端末からの入力によって前
記編集作業が妨げられることがないので、操作者にとっ
ての利便性が低下することがない。
【0084】また、最終的にその画面共有端末での操作
者の編集作業の内容で同期が行われるような場合につい
ては、その画面共有端末において行った編集作業の内容
は全く損なわれることがない。
【0085】なお、一つの画面共有端末における編集作
業の完了の方が遅かった場合には、他の画面共有端末に
おける編集作業の内容が結果的に損なわれるが、それは
画面共有システムの本質に基づくものであって、不可避
である。しかしながら、最終的にすべての画面共有端末
において、表示される編集可能な文書構成要素の内容は
一致する。
【0086】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、本実施の形態における画面共有端末の
構成は、前記第1の実施の形態の画面共有端末の構成と
同様であるので、図1を援用して説明する。また、動作
についても文書要素監視部54cの動作以外について
は、前記第1の実施の形態と同様であるので説明を省略
する。
【0087】図12は本発明の第2の実施の形態におけ
る文書要素監視部の動作を示すフローチャートである。
【0088】まず、受信内容設定部54aから送信され
た内容の設定(図11におけるステップ31における内
容の設定)の到着を待機する。そして、受信内容設定部
54aからの内容の設定を受信すると、監視対象である
編集可能文書要素23aにおいて、操作者による編集作
業が完了しているか、又は、あらかじめ定められたタイ
ムアウトの時間が経過しているかのどちらかが生起する
のを待機する。なお、編集作業が進行中でない場合に
は、操作者による編集作業が完了していると判断する。
【0089】続いて、操作者による編集作業が完了して
いるか、又は、あらかじめ定められたタイムアウトの時
間が経過しているかのどちらかが生起した場合には、待
機が完了した要因が、操作者による編集作業の完了か、
あらかじめ定められたタイムアウトの時間の経過のいず
れであるかを判断する。
【0090】そして、待機が完了した要因がタイムアウ
トの時間の経過である場合には、監視対象である編集可
能文書要素23aにおいて進行している編集作業を一旦
強制的に終了する。なお、必要である場合は何らかの手
段、例えば、警告ブザーを鳴動させたり、画面上に注意
喚起のためのアラートボックスを表示する等の手段によ
って操作者にタウムアウトを認知させる。
【0091】一方、待機が完了した要因が編集作業の完
了である場合には、編集作業が完了している編集可能文
書要素23aに対して受信内容退避領域54dが保持し
ている内容を設定する。
【0092】以下、前述されたような動作を繰り返す。
【0093】すなわち、前記第1の実施の形態における
編集作業完了の待機に、タイムアウトの監視を追加する
ようになっている。そして、編集作業中にタイムアウト
になった場合は、該当する文書構成要素上の編集内容を
破棄し、強制的に同期情報通信路17、18を介して送
信される変更指示を優先してその内容を設定する。
【0094】次に、図12のフローチャートについて説
明する。 ステップS41 受信内容設定部54aから送信された
内容の設定の到着を待機し、到着した場合はステップS
42に進む。 ステップS42 監視対象である編集可能文書要素23
aにおいて操作者による編集作業が完了しているか、又
は、あらかじめ定められたタイムアウトの時間が経過し
ているかのどちらかが生起するのを待機し、どちらかが
生起した場合にはステップS43に進む。 ステップS43 待機が完了した要因が、操作者による
編集作業の完了か、あらかじめ定められたタイムアウト
の時間の経過のいずれであるかを判断する。編集作業が
完了している場合はステップS45に、タイムアウトの
時間が経過している場合はステップS44に進む。 ステップS44 監視対象である編集可能文書要素23
aにおいて進行している編集作業を一旦強制的に終了す
る。 ステップS45 編集作業が完了している編集可能文書
要素23aに対して受信内容退避領域54dが保持して
いる内容を設定する。
【0095】このように、本実施の形態においては、タ
イムアウトの時間を適切なものに定めておくと、タイム
アウトの時間が経過するとどちらか一方の内容に強制的
に同期されるので、適応可能な業務を広げることができ
る。
【0096】すなわち、前記第1の実施の形態において
は、編集中に他の画面共有端末における編集作業に起因
する変更指示によって、編集作業が妨げられることはな
いが、通常のWebブラウザのエンジンを文書表示処理
部として使用した場合に、該当する文書構成要素が編集
中であるか否かの判断は、その文書構成要素にフォーカ
スがあたっているかどうかということだけによって判断
(その文書構成要素がテキストフィールド44の類であ
れば、入力カーソルがテキストフィールド44に入って
いるかどうかの判断)することになる。そして、操作者
が変更を行う意思が全くなくても、たまたまその文書構
成要素にフォーカスがあたっていた場合、他の画面共有
端末側で該当する文書構成要素をいくら編集しても、そ
の編集結果が同期されないことになる。他の画面共有端
末の操作者と当該画面共有端末との操作者が電話等の手
段で通信することができる場合は、他の画面共有端末の
操作者が当該画面共有端末の操作者に対してフォーカス
の移動を促すことによって、この状況を運用上回避する
ことができる。しかしながら、仮にそのような場合であ
っても、操作者が画面共有端末の使用方法に習熟してい
ない場合は、フォーカスを移動する方法さえ分からない
ことがあり得るので、他の画面共有端末側で該当する文
書構成要素の編集作業を行うことができない。
【0097】ところが、本実施の形態においては、タイ
ムアウトの時間を適切なものに定めておくと、タイムア
ウトの時間が経過するとどちらか一方の内容に強制的に
同期されるので、このような問題を回避することができ
る。
【0098】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。
【0099】図13は本発明の第3の実施の形態におけ
る画面共有端末の動作を示す図、図14は本発明の第3
の実施の形態における文書要素監視部の動作を示すフロ
ーチャート、図15は本発明の第3の実施の形態におけ
る編集内容退避領域のユーザインタフェイスの例を示す
図である。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造
を有するものについては、同じ符号を付与することによ
ってその説明を省略する。また、動作についても文書要
素監視部54cの動作以外については、前記第1及び第
2の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
【0100】この場合、文書共有処理部54にユーザイ
ンタフェイスを備える編集内容退避領域54eが追加さ
れる。
【0101】次に、前記文書要素監視部54cの動作に
ついて説明する。
【0102】まず、受信内容設定部54bから送信され
た内容の設定(図11におけるステップ31における内
容の設定)の到着を待機する。そして、受信内容設定部
54bからの内容の設定を受信すると、監視対象である
編集可能文書要素23aにおいて、操作者による編集作
業が完了しているか、又は、あらかじめ定められたタイ
ムアウトの時間が経過しているかのどちらかが生起する
のを待機する。なお、編集作業が進行中でない場合に
は、操作者による編集作業が完了していると判断する。
【0103】続いて、操作者による編集作業が完了して
いるか、又は、あらかじめ定められたタイムアウトの時
間が経過しているかのどちらかが生起した場合には、待
機が完了した要因が、操作者による編集作業の完了か、
あらかじめ定められたタイムアウトの時間の経過のいず
れであるかを判断する。
【0104】そして、待機が完了した要因がタイムアウ
トの時間の経過である場合には、監視対象である編集可
能文書要素23aにおいて進行している編集作業を一旦
強制的に終了する。続いて、編集可能文書要素23aに
おいて編集されていた内容を編集内容退避領域54eに
設定する。該編集内容退避領域54eはそれを受け、例
えば、図15に示されるようなダイアログボックスを表
示装置の画面上に表示して操作者にタイムアウトを認知
させ、上書きされようとしている編集内容を再提示す
る。
【0105】一方、待機が完了した要因が編集作業の完
了である場合には、編集作業が完了している編集可能文
書要素23aに対して受信内容退避領域54dが保持し
ている内容を設定する。
【0106】以下、前述されたような動作を繰り返す。
【0107】ここで、前記編集内容退避領域54eが備
えるユーザインタフェイスは、図15に示されるよう
に、編集中であった編集可能文書要素23aがテキスト
フィールド44等の文書を入力する文書構成要素であっ
た場合のものである。
【0108】また、編集内容再提示領域56は、図15
においては編集可能文書要素23aがテキストフィール
ド44であった場合のものであるが、編集作業中であっ
た文書がこの中に表示される。また、再編集ボタン57
は、ユーザが提示された内容での編集作業を再開するた
めのものであり、キャンセルボタン58は編集内容再提
示領域56に表示されている文書を破棄し、他の画面共
有端末から送信された指示による内容の上書きをそのま
ま受け入れるためのものである。
【0109】そして、編集内容退避領域54eに対する
値の設定が行われた場合に、利用者によって入力された
内容で上書きされてしまったものを再提示する目的で表
示される。なお、利用者によって入力されていた内容は
編集内容再提示領域56に表示される。
【0110】また、利用者が再編集ボタン57を選択す
ると、編集内容再提示領域56に表示されていた内容
は、再び編集可能文書要素23aに設定され、該編集可
能文書要素23aは編集可能な状態に戻る。この際の内
容の設定は、文書要素監視部54cによる他の画面共有
端末の内容の設定とは異なり、操作者による該当する編
集可能文書要素23aの編集と等価なものとして行われ
る。すなわち、設定されたことによる内容の変更は、編
集内容送出部54aに送信される。したがって、通信イ
ンタフェイス部22を介して同期サーバ14に送信さ
れ、画面共有に参加している他の画面共有端末に対して
その内容での変更指示が送信される。
【0111】次に、図14のフローチャートについて説
明する。 ステップS51 受信内容設定部54aから送信された
内容の設定の到着を待機し、到着した場合はステップS
52に進む。 ステップS52 監視対象である編集可能文書要素23
aにおいて操作者による編集作業が完了しているか、又
は、あらかじめ定められたタイムアウトの時間が経過し
ているかのどちらかが生起するのを待機し、どちらかが
生起した場合にはステップS53に進む。 ステップS53 待機が完了した要因が、操作者による
編集作業の完了か、あらかじめ定められたタイムアウト
の時間の経過のいずれであるかを判断する。編集作業が
完了している場合はステップS56に、タイムアウトの
時間が経過している場合はステップS54に進む。 ステップS54 監視対象である編集可能文書要素23
aにおいて進行している編集作業を一旦強制的に終了す
る。 ステップS55 編集可能文書要素23aにおいて編集
が行われていた内容を編集内容退避領域54eに設定
し、上書きされようとしている編集内容を画面上に再提
示する。 ステップS56 編集作業が完了している編集可能文書
要素23aに対して受信内容退避領域54dが保持して
いる内容を設定する。
【0112】なお、前記ステップS55において、ダイ
アログボックスを直ちに表示する必要はなく、操作者に
対して、当初は警告ブザーを鳴動させることで注意を喚
起するだけに留めておき、操作者からの求めに応じてダ
イアログボックスを表示するようにしてもよい。また、
ダイアログボックスとして提示するのではなく、文書表
示にオーバラップさせてあたかも本来の文書の一部であ
るように提示することもできる。
【0113】このように、本実施の形態においては、一
旦編集状態は解除されて他の画面共有端末での編集内容
に基づく指示で上書きされるものの、再度操作者にその
編集内容での編集作業の続行、及び、その内容での画面
共有を選択する機会が与えられるようになっている。
【0114】すなわち、前記第2の実施の形態において
は、編集中に他の画面共有端末における編集作業に起因
する変更指示が到着して、それからタイムアウトの時間
が経過した場合には、操作者が編集作業を続行するかど
うかにかかわらず、それまでの編集結果は損なわれ、他
の画面共有端末での内容による上書きが行われる。
【0115】これに対して、本実施の形態においては、
一旦編集状態は解除されて他の画面共有端末での編集内
容に基づく指示で上書きされるものの、再度操作者にそ
の編集内容での続行、及びその内容での画面共有を選択
する機会が与えられるようになっている。したがって、
操作者の編集内容の保持が非常に重要であるような用途
に対しても適用することができる。
【0116】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。なお、本実施の形態における画面共有端末の
構成は、前記第1の実施の形態の画面共有端末の構成と
同様であるので、図1を援用して説明する。また、動作
についても文書要素監視部54cの動作以外について
は、前記第1〜3の実施の形態と同様であるので説明を
省略する。
【0117】図16は本発明の第4の実施の形態におけ
る文書要素監視部の動作を示すフローチャートである。
【0118】まず、受信内容設定部54aから送信され
た内容の設定(図11におけるステップ31における内
容の設定)の到着を待機する。そして、受信内容設定部
54aからの内容の設定を受信すると、受信内容退避領
域54dに設定された内容が当該画面共有端末からの変
更依頼に由来するものであるか、他の画面共有端末から
の変更依頼に由来するものであるかを判断する。
【0119】続いて、受信内容退避領域54dに設定さ
れた内容が他の画面共有端末からの変更依頼に由来する
ものである場合は、監視対象である編集可能文書要素2
3aにおいて、操作者による編集作業が完了するのを待
機する。なお、編集作業が進行中でない場合には、操作
者による編集作業が完了していると判断する。
【0120】そして、利用者による編集作業が完了して
いる場合には、編集作業が完了している編集可能文書要
素23aに対して受信内容退避領域54dが保持してい
る内容を設定する。以下、前述されたような動作を繰り
返す。
【0121】次に、受信内容退避領域54dの設定内容
が、当該画面共有端末からの変更依頼に由来するもので
あるか他の画面共有端末からの変更依頼に由来するもの
であるかの判断について説明する。
【0122】まず、編集内容送出部54aが変更依頼を
送信する際に、画面共有端末の識別情報、例えば、IP
(Internet Protocol)アドレス等の
その画面共有端末を一意に識別するために利用可能な情
報を付加する。また、同期サーバ14が変更指示を送信
する際には、その情報を指示上に残して送信する。そし
て、受信内容設定部54bが受信内容退避領域54dに
その指示を設定する際にも、その画面共有端末の識別情
報は保持されるようにする。このとき、指示と共に保持
されている画面共有端末の識別情報を見て、当該画面共
有端末の変更依頼に由来するものであるかどうかを判断
する。
【0123】また、この判断は受信内容設定部54bか
ら送信された変更指示の到着(図10におけるステップ
23における変更指示の到着)のときに受信内容退避領
域54dに保持された内容に基づいて判断するのではな
く、後述されるステップS62におけるタイミングでの
最新の内容に基づいて判断するようになっている。これ
は、受信内容設定部54bから送信された内容の設定か
らステップS62におけるタイミングまでの間に、新た
な値で受信内容退避領域54dが上書きされている場合
があるので、その場合はその新しい内容に基づいて判断
する必要があるからである。
【0124】このため、変更依頼が同期サーバ14から
の指示が当該画面共有端末に由来するものである場合、
内容の設定を回避することができる。また、本実施の形
態は、前記第2及び第3の実施の形態とともに適用する
ことができる。前記第3の実施の形態と組み合わせる場
合については、全体の論理構成要素は図13に示される
ものであり、その中の文書要素監視部54cの動作は図
14のステップ52〜S56を、図16のステップS6
3、S64の位置に埋め込んだようなフローチャートに
する。すなわち、変更依頼が当該画面共有端末に由来す
るものである場合は、テキストフィールド44のタイム
アウトの監視等も回避される。
【0125】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS61 受信内容設定部54aから送信される
内容の設定の到着を待機し、到着した場合はステップS
62に進む。 ステップS62 受信内容退避領域54dに設定された
内容が当該画面共有端末からの変更依頼に由来するもの
であるか、または、他の画面共有端末からの変更依頼に
由来するものであるかどうかを判断する。当該画面共有
端末からの変更依頼である場合はステップS61に戻
り、他の画面共有端末からの変更依頼である場合はステ
ップS63に進む。 ステップS63 監視対象である編集可能文書要素23
aにおいて操作者による編集作業が完了するのを待機
し、編集作業が完了している場合はステップS64に進
む。 ステップS64 編集作業が完了している編集可能文書
要素23aに対して受信内容退避領域54dが保持して
いる内容を設定する。
【0126】このように、本実施の形態においては、変
更依頼が当該画面共有端末に由来するものであるかどう
か判断し、変更依頼が当該画面共有端末に由来するもの
である場合は、内容の設定を回避することができる。し
たがって、操作者は煩わしさを感じることなく編集作業
を行うことができる。
【0127】すなわち、前記第1の実施の形態の場合
は、例えば、当該画面共有端末で長時間、同一のテキス
トフィールド44において編集作業を実行しているよう
な場合に、そのテキストフィールド44の少し以前の編
集途中の内容に基づいた変更指示が届くことがある(特
に、ネットワークの交雑やその他の要素による遅延があ
った場合)。このような場合、編集が完了した時に、内
容が一瞬少し以前のものに戻ってしまうことがある。
(その後、最後の編集結果に基づいた変更指示が到着し
て最後の編集結果に戻る。)。これは、操作者にとって
煩わしいものであるが、本実施の形態においては、変更
依頼が当該画面共有端末に由来するものである場合は、
内容の設定を回避することができ、操作者は煩わしさを
感じることなく編集作業を行うことができる。
【0128】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。なお、本実施の形態における画面共有端末の
構成は、前記第1の実施の形態の画面共有端末の構成と
同様であるので、図1を援用して説明する。ただし、受
信内容退避領域54dの構造については相違するので説
明する。また、動作についても文書要素監視部54cの
動作以外については、前記第1〜3の実施の形態と同様
であるので説明を省略する。
【0129】この場合、前記第1の実施の形態における
受信内容退避領域54dは単一の変更指示だけしか保持
することができず、受信内容設定部54bによる内容の
設定が、受信内容退避領域54dに既に内容が入力され
ているときに行われると、前の内容は上書きされ、文書
要素監視部54cによる文書構成要素の設定においては
最新の指示内容だけしか利用することができない。
【0130】そこで、本実施の形態においては、受信内
容退避領域54dは先入れ先出し(FIFO)方式のキ
ュー構造の領域を用いる。すなわち、受信内容設定部5
4bによって設定された内容はすべて保存され、受信内
容退避領域54dにおいて取り出され、すべて時系列に
編集可能文書要素23a上で再現される。
【0131】次に、前記文書要素監視部54cの動作に
ついて説明する。
【0132】本実施の形態においては、前記第1の実施
の形態における図11のステップS31の動作が異なる
だけである。
【0133】この場合、受信内容設定部54aから送信
される内容の設定の到着を待機する。ただし、受信内容
退避領域54dに内容が入力されている場合には送信が
行われているものと判断する。そして、画面共有端末1
1、12による編集作業が完了し次第に、到着した変更
指示はすべて時系列に沿って編集可能文書要素23a上
で再現される。
【0134】このように、本実施の形態においては、編
集作業が完了し次第に到着した変更指示はすべて順番に
実行され、最終的に最新の変更指示に要素の内容が設定
されるので、到着した変更指示はすべて実行される。
【0135】すなわち、前記第1の実施の形態において
は、文書内の編集可能文書要素23a上において編集が
完了すると、その時点で最新の内容と考えられるものに
文書要素の内容が設定されるので、画面が同期していく
過程に重要な意味があるシステムにはあまり適していな
い面がある。
【0136】これに対し、本実施の形態においては、編
集が完了し次第に到着した変更指示はすべて順番に実行
され、最終的に最新の変更指示に要素の値が設定され
る。そのため、最終的な結果としては、第1の実施の形
態と同じ効果を得ることができるが、本実施の形態にお
いては、その最終的な画面表示に至るまでの過程とし
て、到着した変更指示はすべて実行される。
【0137】したがって、画面が同期していく過程に重
要な意味があるシステムに最適である。例えば、編集可
能文書要素23aの監視が画面共有のプログラムとは別
のプログラム(例えば、監査証跡ログ取得用プログラ
ム)によっても行われていて、確かに変更要求が到着し
ているという事実をそのプログラムも必要としている場
合(例えば、監査証跡上に該当する共有画面端末に到着
したすべての変更指示を残さなければならない場合)に
適用することができる。
【0138】なお、金融窓口業務や電子商店などにおい
て、ユーザサポートをネットワーク越しに行う場合にも
適用することができる。例えば、インターネット等のネ
ットワークを経由して金融窓口業務を離れた距離におい
て提供する場合、一般的に、前記業務の顧客となる側は
端末操作に不慣れであり、前記業務を提供する側(オペ
レータ側)は端末操作に熟知している。
【0139】このような場合においても、例えば、顧客
情報のように顧客に聞かないと分からない情報を、双方
で同時に入力を行いたいという要求が出てくるケースが
生じる。通常、そのような情報の入力は、業務の能率を
向上させるために、別の文書構成要素に対する編集(例
えば、顧客の側で金額の欄を入力しながら、オペレータ
の側では住所の入力を行うなど)が必要であるが、実際
には顧客側が端末操作に不慣れであったり、双方での意
思疎通が不十分であったりすることが多い。しかし、こ
のようなケースでは、同時に同じ文書構成要素を編集す
るような場合にも対応することができなければならな
い。さらに、金融窓口業務や電子商店などで扱う内容は
金額等の重要な内容を含んでいて、双方の端末において
表示されている内容に食い違いがあることは許容されな
い。
【0140】本実施の形態における画面共有システム
は、このような金融窓口業務や電子商店などにおける業
務にも適したものである。
【0141】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0142】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、画面共有システムにおいては、入力装置、表示装
置、文書共有処理部及び文書表示処理部を備えた複数の
画面共有端末をネットワークを介して接続した画面共有
システムにおいて、1つの画面共有端末が前記表示装置
の画面に表示された文書構成要素の変更指示を受信した
時、該変更指示を前記文書共有処理部の受信内容退避領
域に保持し、前記1つの画面共有端末における文書構成
要素の編集作業が完了するまで、前記変更指示の実行を
遅延させる。
【0143】この場合、受信した変更指示は直ちに文書
構成要素に設定されるのではなく、編集作業が完了して
から設定されるようになっているので、編集作業を長時
間行っていても他の画面共有端末からの入力によって前
記編集作業が妨げられることがない。
【0144】本発明の他の画面共有システムにおいて
は、さらに、前記編集作業が完了するまでの間、あらか
じめ定められたタイムアウトの時間を経過したか否かを
監視する。
【0145】この場合、タイムアウトの時間が経過する
と、どちらか一方の内容に強制的に同期されるので、適
応可能な業務を広げることができる。
【0146】本発明の更に他の画面共有システムにおい
ては、さらに、前記タイムアウトの時間を経過した場
合、前記1つの画面共有端末における文書構成要素の編
集結果を保持し、該編集結果に基づいて文書構成要素の
編集作業を再開する手段を備える。
【0147】この場合、操作者の編集内容の保持が非常
に重要であるような用途に対しても適用することができ
る。
【0148】本発明の更に他の画面共有システムにおい
ては、さらに、前記変更指示が前記1つの画面共有端末
における編集結果に基づく変更指示であるかどうかを判
断する手段を有し、前記1つの画面共有端末の編集結果
に基づく変更指示である場合は該変更指示を実行しな
い。
【0149】この場合、操作者は煩わしく感じることな
く編集作業を行うことができる。
【0150】本発明の更に他の画面共有システムにおい
ては、さらに、すべての過渡的な前記変更指示を前記受
信内容退避領域に一旦保持し、前記変更指示を時系列に
沿って実行し、文書構成要素が編集された過程を再現す
ることができる。
【0151】この場合、画面が同期していく過程に重要
な意味があるシステムに最適である。
【0152】本発明の更に他の画面共有システムにおい
ては、さらに、前記1つの画面共有端末における編集結
果に基づく変更指示を実行する場合、前記タイムアウト
の時間を経過したか否かを監視しない。
【0153】この場合、変更指示が当該画面共有端末に
由来するものである場合は、内容の設定を回避すること
ができるので、操作者は煩わしさを感じることなく編集
作業を行うことができる。
【0154】本発明の更に他の画面共有システムにおい
ては、さらに、前記1つの画面共有端末における編集結
果に基づく変更指示を実行する場合、前記タイムアウト
の時間を経過したか否かを監視せず、かつ、前記編集作
業を再開しない。
【0155】この場合、変更指示が当該画面共有端末に
由来するものである場合は、内容の設定を回避すること
ができるので、操作者は煩わしさを感じることなく編集
作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における画面共有端
末の動作を示す図である。
【図2】従来の画面共有システムの構成を示す図であ
る。
【図3】従来の画面共有端末の構成を示す図である。
【図4】従来の文書サーバの構成を示す図である。
【図5】従来の同期サーバの構成を示す図である。
【図6】従来の画面共有端末に表示される画面例を示す
図である。
【図7】従来の画面共有端末の動作を示す図である。
【図8】従来の編集内容送出部の動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】従来の受信内容設定部の動作を示すフローチャ
ートである。
【図10】本発明の第1の実施の形態における受信内容
設定部の動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第1の実施の形態における文書要素
監視部の動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施の形態における文書要素
監視部の動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第3の実施の形態における画面共有
端末の動作を示す図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態における文書要素
監視部の動作を示すフローチャートである。
【図15】本発明の第3の実施の形態における編集内容
退避領域のユーザインタフェイスの例を示す図である。
【図16】本発明の第4の実施の形態における文書要素
監視部の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11、12 画面共有端末 23 文書表示処理部 26 表示装置 54 文書共有処理部 54d 受信内容退避領域

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)入力装置、表示装置、文書共有処
    理部及び文書表示処理部を備えた複数の画面共有端末を
    ネットワークを介して接続した画面共有システムにおい
    て、(b)1つの画面共有端末が前記表示装置の画面に
    表示された文書構成要素の変更指示を受信した時、
    (c)該変更指示を前記文書共有処理部の受信内容退避
    領域に保持し、(d)前記1つの画面共有端末における
    文書構成要素の編集作業が完了するまで、前記変更指示
    の実行を遅延させることを特徴とする画面共有システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記編集作業が完了するまでの間、あら
    かじめ定められたタイムアウトの時間を経過したか否か
    を監視する請求項1に記載の画面共有システム。
  3. 【請求項3】 前記タイムアウトの時間を経過した場
    合、前記1つの画面共有端末における文書構成要素の編
    集結果を保持し、該編集結果に基づいて文書構成要素の
    編集作業を再開する手段を備える請求項2に記載の画面
    共有システム。
  4. 【請求項4】 前記変更指示が前記1つの画面共有端末
    における編集結果に基づく変更指示であるかどうかを判
    断する手段を有し、前記1つの画面共有端末の編集結果
    に基づく変更指示である場合は該変更指示を実行しない
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の画面共有システ
    ム。
  5. 【請求項5】 すべての過渡的な前記変更指示を前記受
    信内容退避領域に一旦保持し、前記変更指示を時系列に
    沿って実行し、文書構成要素が編集された過程を再現す
    ることができる請求項1〜4のいずれか1項に記載の画
    面共有システム。
  6. 【請求項6】 前記1つの画面共有端末における編集結
    果に基づく変更指示を実行する場合、前記タイムアウト
    の時間を経過したか否かを監視しない請求項4に記載の
    画面共有システム。
  7. 【請求項7】 前記1つの画面共有端末における編集結
    果に基づく変更指示を実行する場合、前記タイムアウト
    の時間を経過したか否かを監視せず、かつ、前記編集作
    業を再開しない請求項4に記載の画面共有システム。
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