JP2002195770A - 潜熱蓄熱体およびこれを用いた潜熱蓄熱空調システム - Google Patents

潜熱蓄熱体およびこれを用いた潜熱蓄熱空調システム

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JP2002195770A JP2000400434A JP2000400434A JP2002195770A JP 2002195770 A JP2002195770 A JP 2002195770A JP 2000400434 A JP2000400434 A JP 2000400434A JP 2000400434 A JP2000400434 A JP 2000400434A JP 2002195770 A JP2002195770 A JP 2002195770A
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Hirofumi Hayama
広文 羽山
Masamichi Euchi
正道 絵内
Katsunori Nagano
克則 長野
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Hokkaido Technology Licensing Office Co Ltd
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    • F24F5/0021Air-conditioning systems or apparatus not covered by F24F1/00 or F24F3/00, e.g. using solar heat or combined with household units such as an oven or water heater cooling apparatus specially adapted for use in air-conditioning using cold storage bodies, e.g. ice using phase change material [PCM] for storage
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/14Thermal energy storage

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な空調給気の流通経路を設ける必要もな
く、簡易な構造で潜熱蓄熱材に対する伝熱面積を格段に
大きくして熱交換効率を飛躍的に向上させることができ
るとともに潜熱蓄熱材の深部においても効率的に熱交換
できる潜熱蓄熱体およびこれを用いた潜熱蓄熱空調シス
テムを提供すること。 【解決手段】 潜熱蓄熱材2を複数の小型カプセル3に
封入するとともに、これらの小型カプセル3を集合させ
て固形化した集合体1aに複数の通気孔4を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は潜熱蓄熱体およびこ
れを用いた潜熱蓄熱空調システムに係り、特に、オフィ
スビルやレジャー施設の空調、温室、地域冷暖房等の各
種の空調システムにおいて空調給気と潜熱蓄熱材との熱
交換を効率的に行うのに好適な潜熱蓄熱体およびこれを
用いた潜熱蓄熱空調システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般家庭はもとよりオフィス
ビル等の空調システムにおいて、未利用エネルギや深夜
電力エネルギの有効活用および環境対策の観点から、潜
熱蓄熱材を利用した空調システムが提案されている。こ
の潜熱蓄熱空調システムは、物質の固体と液体間の相変
化時におけるエネルギの吸収と放熱とを利用するもの
で、単位重量あたりの蓄熱量が大きく適用温度範囲も広
いこと、ほとんどメンテナンスの必要がないことから実
用化が進められている。
【0003】このような従来の潜熱蓄熱空調システムと
して、特開平5−157279号公報や特開平5−15
7280号公報には、2重床内に潜熱蓄熱材を配置した
潜熱蓄熱空調システムが提案されている。この潜熱蓄熱
空調システム31は、図9および図10に示すように、
床版32および床パネル33から構成される二重床34
と、天版35および天井パネル36から構成される二重
天井37とを有する被空調室38に空調機39を配置
し、前記二重床34の床版32側に潜熱蓄熱材40を配
置し、さらに前記床パネル33および前記天井パネル3
6にそれぞれ吹出口41および吸入口42を形成し、適
宜、ダンパ43や通気路44を形成したアンダーフロア
型空気調和装置である。
【0004】このような従来の潜熱蓄熱空調システム3
1では、適宜、各ダンパ43を開閉制御することによ
り、空調機39から供給される暖気や冷気を第1通気路
44を介して二重床34内に流入させ、この二重床34
内において潜熱蓄熱材40と空調給気との間で熱交換を
させた後に、空調給気を床パネル33の各吹出口41か
ら被空調室38内に流入させ、さらに被空調室38内か
ら天井パネル36の吸込口を介して二重天井37内に流
入させて第2通気路44を介して空調機39に戻すとい
う循環動作を行う。これによって被空調室38内を所望
の条件で空気調和するようになっていた。
【0005】また、図11に示すように、潜熱蓄熱材4
0を二重床34の床パネル33内に充填させる場合もあ
る。この場合は、床パネル33の材質を熱伝導率の高い
ものにし、その床パネル33を介して前記潜熱蓄熱材4
0と空調給気との熱交換が行われる。
【0006】その他、図12に示すように、二重天井3
7の天井パネル36に潜熱蓄熱材40を充填し、空調機
39から天井内に暖気または冷気の空調給気を供給し、
天井内において潜熱蓄熱材40と空調給気との熱交換を
行って室内に流入させる、いわゆる天井吹出空調方式の
潜熱蓄熱空調システムも提案されている。
【0007】そして、これらの潜熱蓄熱空調システムに
おいては、潜熱蓄熱材40と空調給気との熱交換効率の
良否は、潜熱蓄熱材40またはこれを収容した容器と、
空調給気との伝熱面積、つまり容器の表面積の大小に影
響されるところが大きい。
【0008】そこで、例えば、前述した特開平5−15
7280号公報に記載された潜熱蓄熱空調システム31
においては、潜熱蓄熱材40を上下方向に間隔をあけて
複数個配置し、空調給気と熱交換させる空気通路を複数
経路設けることにより、潜熱蓄熱材40と空調給気とが
触れる面積を増やし、熱伝達量を大きくするようになっ
ている。
【0009】また、図13に示すように、潜熱蓄熱材4
0を充填した床パネル33の表面を凹凸面状に形成して
空調給気との熱伝達面積を大きくすることにより熱伝達
量を大きくすることも考えられる。これによれば、平滑
面状に形成された床パネル33に比べて大きな熱伝達面
積を確保することができるため、熱交換効率が高められ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た潜熱蓄熱空調システム31においては、潜熱蓄熱材4
0を間隔をあけて複数個設ける場合には、配置スペース
を大きく取らなければならないという問題や複雑な空調
給気の流通経路を設けなくてはならない等の煩雑さの問
題があった。
【0011】また、潜熱蓄熱材40を収容した床パネル
33の表面を凹凸面状に形成する場合には、表面近くに
おける潜熱蓄熱材40との熱伝達は効率よく行えるが、
潜熱蓄熱材40の深部で生じる相変化の熱伝達について
はきわめて効率が悪かった。したがって、たとえ蓄熱容
量を増やそうとして厚さの大きい潜熱蓄熱材40を使用
したとしても、その増加熱容量分に応じた熱伝達を効率
よく行うことができず、無駄であった。
【0012】本発明は、このような問題点のうち少なく
とも一つの問題を解決するためになされたもので、複雑
な空調給気の流通経路を設ける必要もなく、簡易な構造
で空調給気と潜熱蓄熱材との伝熱面積を格段に大きくし
て熱交換効率を飛躍的に向上させることができるととも
に潜熱蓄熱材の深部においても効率的に熱交換できる潜
熱蓄熱体およびこれを用いた潜熱蓄熱空調システムを提
供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
潜熱蓄熱体の特徴は、潜熱蓄熱材を複数の小型カプセル
に封入するとともに、これらの小型カプセルを集合させ
て固形化した集合体に複数の通気孔を形成した点にあ
る。
【0014】そして、このような構成を採用したことに
より、潜熱蓄熱材を封入した小型カプセルの集合体に形
成した通気孔が空調給気との熱交換を行うため、簡易な
構造で空調給気と潜熱蓄熱材とが熱交換できる面積を格
段に拡大することができ、空調給気が通気孔を通過した
場合には潜熱蓄熱材の深部においても効率よく熱交換す
ることができる。
【0015】また、請求項2に係る潜熱蓄熱体の特徴
は、潜熱蓄熱材が充填された容器に複数の通気孔を形成
した点にある。
【0016】そして、このような構成を採用したことに
より、潜熱蓄熱材を充填する容器に形成した複数の通気
孔を介して空調給気と潜熱蓄熱材とが熱交換するため、
簡易な構造で空調給気と潜熱蓄熱材とが熱交換できる面
積を格段に拡大することができ、潜熱蓄熱材の深部にお
いても熱交換が効率よく行われ、例えば潜熱蓄熱体の厚
さに比例して伝熱容量を大きくすることができる。
【0017】また、請求項3に係る潜熱蓄熱体の特徴
は、請求項2において、前記潜熱蓄熱体は、円形または
多角形の貫通孔を複数形成した構造体と、それらの貫通
孔のうち潜熱蓄熱材が充填される貫通孔の開口部を密閉
するとともに潜熱蓄熱材が充填されない貫通孔の開口部
を開放する孔が形成された蓋体とにより構成した点にあ
る。
【0018】そして、このような構成を採用したことに
より、構造体の円形や多角形の貫通孔と蓋体との密閉空
間によって潜熱蓄熱材を封入するとともに、前記貫通孔
と蓋体の孔とによって通気孔を形成するため、容器に小
さな貫通孔が多数形成された潜熱蓄熱体を簡単かつ確実
に構築することができる。
【0019】また、請求項4に係る潜熱蓄熱空調システ
ムの特徴は、潜熱蓄熱材を複数の小型カプセルに封入し
て集合固形化した潜熱蓄熱体を被空調室に対面する床、
天井および壁面のうち少なくとも1つのパネル内に収容
し、前記チャンバから被空調室内へ空調給気が流通する
複数の通気孔を前記パネルおよび前記潜熱蓄熱体に形成
した点にある。
【0020】そして、このような構成を採用したことに
より、チャンバに供給された空調給気が被空調室内に流
入する際に、通気孔において小型カプセルに封入された
潜熱蓄熱材と熱交換を行うため、潜熱蓄熱材に対する伝
熱面積を大きくすることができるし、潜熱蓄熱材の深部
における熱交換も均一かつ効率的に行えて熱伝達量を飛
躍的に増加させることができる。
【0021】また、請求項5に係る潜熱蓄熱空調システ
ムの特徴は、被空調室に対面する床、天井および壁面の
うち少なくとも1つのパネル内に潜熱蓄熱材を充填する
とともに、そのパネルに前記チャンバから被空調室内へ
空調給気が流通する複数の通気孔を形成した点にある。
【0022】そして、このような構成を採用したことに
より、チャンバに供給された空調給気が被空調室内に流
入する際に、通気孔においてパネル内に充填された潜熱
蓄熱材と熱交換を行うため、潜熱蓄熱材に対する伝熱面
積を格段に大きくすることができ、潜熱蓄熱材の深部に
おける熱交換も均一かつ効率的に行え、熱伝達量を飛躍
的に増加させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る潜熱蓄熱体お
よびこれを用いた潜熱蓄熱空調システムの実施形態の一
例を図面を用いて説明する。
【0024】図1は、本発明の潜熱蓄熱体1aの第1実
施形態を示したもので、潜熱蓄熱材2を多数の小型カプ
セル3に封入するとともに、これらの小型カプセル3を
集合させてこれらを固形化するのに適当な図示しない接
着材を用いて集合体1aを形成し、この集合体1aに多
数の通気孔4,4,…が形成されている。例えば、パラ
フィン系の潜熱蓄熱材2を直径2μmのアクリル系樹脂
製のカプセル3の中に封入し、これらの小型カプセル3
を乳化材中に混入させて布等に含浸させる。その後、小
型カプセル3を含浸させた布を積層させて加圧し、板状
の潜熱蓄熱体1aを形成するとともに、厚さ方向に貫通
する小径の通気孔4,4,…を多数形成するようになっ
ている。
【0025】また、図2は、本発明の潜熱蓄熱体1bの
第2実施形態を示したもので、床パネル等に用いられる
材質からなる容器5に潜熱蓄熱材2が充填され、その容
器5に多数の小径の通気孔4,4,…が形成されてい
る。例えば、前記潜熱蓄熱体1bとしては、円形または
多角形の貫通孔6,6,…を複数形成した構造体7に対
して、それらの貫通孔6,6,…のうち潜熱蓄熱材2が
充填される貫通孔6,6,…の開口部6aをそれぞれ密
閉するとともに潜熱蓄熱材2が充填されない貫通孔6,
6,…の開口部6aを開放するように孔8,8,…が形
成された2枚の蓋体9,9が取り付けられるようにして
もよい。
【0026】より具体的には、図3および図4に示すよ
うに、熱伝導率の高いアルミハニカム材からなる構造体
7に対して、各六角柱状の貫通孔6,6,…に潜熱蓄熱
材2が封入されるようにしてアルミ板からなる2枚の蓋
体9,9をそれぞれ開口部6aに張り合わせる。そし
て、構造体7の貫通孔6,6,…に通じるように前記蓋
体9,9の適当な箇所に多数の孔8,8,…を形成する
ようになっている。本実施形態では、形成される通気孔
4,4,…が、潜熱蓄熱材2の充填された貫通孔6,
6,…によって囲まれるようにして蓋体9,9の適当な
位置に六角形状の孔8,8,…が形成されるようになっ
ている。これにより前記構造体7の所定の貫通孔6,
6,…は潜熱蓄熱材2が封入される役割を果たし、開放
された貫通孔6,6,…は通気孔4,4,…としての役
割を果たし得るようになっている。
【0027】このような本実施形態の各潜熱蓄熱体1
a,1bによれば、潜熱蓄熱体1a,1bを潜熱蓄熱空
調システムに装備した際に、空調給気の流れに沿うよう
な方向、例えば潜熱蓄熱体1a,1bの厚さ方向に、多
数の通気孔4,4,…が形成されているため、潜熱蓄熱
材2との伝熱面積を飛躍的に拡大させることができ、熱
伝達量を格段に増大させることができる。
【0028】また、潜熱蓄熱材2を封入する容器5を構
造体7と蓋体9,9とから構成すれば、潜熱蓄熱体1b
の構造を簡易な構造にできて製造コスト低減を図ること
ができるし、アルミハニカム材のような構造体7を用い
た場合には、強度を強化することができて床パネル19
として十分利用することができる。
【0029】なお、潜熱蓄熱材2を封入する容器5を構
造体7と蓋体9,9とから構成する場合に、潜熱蓄熱材
2を封入した後に通気孔4,4,…を形成するための孔
8,8,…を蓋体9,9に形成する順番にしてもよい
し、予め蓋体9,9の所定位置に孔8,8,…を形成し
ておき、その孔8,8,…を構造体7の貫通孔6,6,
…に位置合わせして蓋体9,9を構造体7に張り合わせ
るようにしてもよい。
【0030】また、潜熱蓄熱材2の種類としては、塩化
カルシウム六水塩や硫酸ナトリウム十水塩等、相変化温
度と適用環境等の条件に応じて任意に選択することがで
きる。
【0031】つぎに、前述した各潜熱蓄熱体1a,1b
を適用した潜熱蓄熱空調システム11a,11bについ
て説明する。
【0032】図5および図6は、前述した第1実施形態
の潜熱蓄熱体1aを適用した潜熱蓄熱空調システム11
aの実施形態の一例を示すものである。
【0033】本実施形態の潜熱蓄熱空調システム11a
は、図5の概略構成図に示すように、被空調室12の天
井13内および床14内にチャンバ15が形成されてお
り、床14内に潜熱蓄熱体1aが配置されているととも
に、壁面16内に熱源17を備えた空調機18が配置さ
れた構造を有している。
【0034】図6は、床14の詳細を示す図であり、床
パネル19内に、潜熱蓄熱材2が封入された多数の小型
カプセル3の集合固形体からなる潜熱蓄熱体1aが主と
して上下面で支持されるように収容されている。床パネ
ル19はパネル支持軸20によりスラブ21上に支持さ
れており、前記床パネル19と前記スラブ21との間に
は、空調給気が流入されるチャンバ15が形成されてい
る。
【0035】また、潜熱蓄熱体1aおよびこれを支持す
る床パネル19の上パネル板19aと下パネル板19b
には、チャンバ15と被空調室12内とを連通する多数
の通気孔4,4,…が形成されており、この通気孔4,
4,…を介してチャンバ15内に供給された空調給気を
被空調室12内に流入させるようになっている。そし
て、その空調給気が流通する際に空調給気と潜熱蓄熱材
2との間において冷熱または温熱の授受が行われる。
【0036】したがって、本実施形態の潜熱蓄熱空調シ
ステム11aでは、例えば夜間や午前中などの電気料低
額時間帯に空調機18の熱源17を運転させて冷却また
は加熱された空気を床14のチャンバ15に供給して通
気孔4,4,…から被空調室12内に流入させる一連の
動作の中において、床パネル19の下パネル板19bお
よび各通気孔4,4,…を介して冷熱または温熱を小型
カプセル3内の潜熱蓄熱材2に蓄熱する。
【0037】そして、例えば午後の電気料高額時間帯に
なると、空調用熱源17の運転を停止して空調機18か
ら床14のチャンバ15内に空調給気を送風し、床パネ
ル19の下パネル板19bおよび通気孔4,4,…にお
いて冷熱または温熱を空調給気に伝熱して、前記通気孔
4,4,…から被空調室12内へ熱交換された空調給気
を吹き出す。その後、天井パネル22に形成した吸入孔
23を介して空調給気を被空調室12内から天井13内
のチャンバ15に流入させ、再び空調機18に戻す。こ
のような空調給気の循環動作を繰り返すことにより被空
調室12内の空調を低電気料で効率よく調整できるよう
になっている。
【0038】つぎに、本発明の潜熱蓄熱空調システムの
他の実施形態として、前述した第2実施形態の潜熱蓄熱
体1bを適用した潜熱蓄熱空調システム11bについて
説明する。
【0039】なお、本実施形態の潜熱蓄熱空調システム
11bの構成のうち前述した実施形態と同一または同等
の構成については、再度の説明を省略し同一の符号を付
して説明する。
【0040】本実施形態の潜熱蓄熱空調システム11b
は、図7に示すように、容器5の内部に潜熱蓄熱材2が
充填された潜熱蓄熱体1bを床パネル19として配置し
たものである。換言すれば、潜熱蓄熱材2を充填する容
器5が床パネル19により構成されている。そして、床
パネル19を兼用する潜熱蓄熱体1bがパネル支持軸2
0によりスラブ21上に支持されている。潜熱蓄熱材2
が封入された床パネル19には、チャンバ15と被空調
室12内とを連通する多数の通気孔4,4,…が形成さ
れており、この通気孔4,4,…を介してチャンバ15
内に供給された空調給気を被空調室12内に流入させる
ようになっている。そして、その空調給気が流通する際
に空調給気と潜熱蓄熱材2との間において冷熱または温
熱の授受が行われる。
【0041】したがって、本実施形態の潜熱蓄熱空調シ
ステム11bでは、例えば電気料低額時間帯に空調機1
8の熱源17により冷却または加熱された空気を床14
のチャンバ15に供給して通気孔4,4,…から被空調
室12内に流入させることにより、床パネル19の下パ
ネル板19bおよび通気孔4,4,…において冷却また
は加熱された空気の冷熱または温熱を床パネル19内の
潜熱蓄熱材2に蓄熱する。
【0042】そして、例えば電気料高額時間帯になる
と、空調機18の熱源17の運転を停止して空調機18
から床14のチャンバ15内に空調給気を送風し、床パ
ネル19の下パネル板19bおよび通気孔4,4,…に
おいて潜熱蓄熱材2に蓄熱してあった冷熱または温熱を
空調給気側へ熱放出させ、各通気孔4,4,…から被空
調室12内へ冷気または暖気の空調給気を吹き入れる。
その後、天井パネル22に形成した吸入孔23を介して
空調給気を被空調室12内から天井13内のチャンバ1
5に流入させ、再び空調機18に戻す。このような空調
給気の循環動作を繰り返すことにより被空調室12内の
空調を低額かつ効率的に調節する。
【0043】したがって、前述した各実施形態によれ
ば、床14のチャンバ15に供給された空調給気が被空
調室12内に流入する際に、床パネル19の下パネル板
19bにおいてはもとより通気孔4,4,…においても
潜熱蓄熱材2と空調給気との間で冷熱または温熱の熱交
換が行われるようになっているため、簡易な構造にも関
わらず熱伝達面積を格段に大きく確保することができる
し、深部にある潜熱蓄熱材2との熱交換も効率的に行え
て熱伝達量を飛躍的に増加することができる。
【0044】また、潜熱蓄熱体1a,1bに通気孔4,
4,…を多数形成すれば隣接する通気孔4,4,…の間
隔は狭くなり、しかも床パネル19全体に点在すること
になるため、潜熱蓄熱材2と空調給気との熱伝達が均一
に行われて高い蓄熱効率を実現することができる。
【0045】さらに、電気料金の安い時間帯に潜熱蓄熱
材2に蓄熱し、電気料金の高い時間帯に潜熱蓄熱材2か
ら放熱するようにできるため、電気料金の軽減を図れる
とともに電力需要の平準化に寄与することができる。
【0046】つぎに、前述した本実施形態の潜熱蓄熱空
調システム11bについてより具体的な実施例を説明す
る。
【0047】例えば、潜熱蓄熱材2を充填した床パネル
19として、縦500mm×横500mm×高さ50m
mのパネルに5%の開口を形成した場合、1つの通気孔
4,4,…の直径を5mmとすると、通気孔4,4,…
の数は約637個となる。通気孔4,4,…における孔
内表面積は合計で約0.5mとなり、従来の通気孔
4,4,…を有しない床パネル19の面積0.25m
に比べると約2倍分の伝熱面積を増加させることができ
る。実際には、通気孔4,4,…の孔内表面積に、通気
孔4,4,…が形成されていない床パネル19の下パネ
ル板19bの面積が加わるから、全体として従来の約3
倍の伝熱面積を確保できることになる。
【0048】また、前述した実施例の床パネル19にお
いて、通気孔4,4,…の直径を2mmにした場合に
は、通気孔4,4,…の数は約3979個となり、これ
らの通気孔4,4,…の孔内表面積は合計で約1.25
になる。したがって、従来の通気孔4,4,…を有
しない床パネル19の面積0.25mに比べると約5
倍分の伝熱面積を増加させることができる。実際には、
通気孔4,4,…の孔内表面積に、通気孔4,4,…が
形成されていない床パネル19の下パネル板19b面積
を加えられるから、全体として従来の約6倍の伝熱面積
が確保できることになる。
【0049】以上のような実施例および図8の孔径と伝
熱面積比との関係のグラフが示すように、通気孔4,
4,…の孔径が小さくなるほど、また、パネルの厚さが
厚くなるほど潜熱蓄熱材2の伝熱面積は拡大し、蓄熱効
率を向上させることができる。
【0050】また、通気孔4,4,…の専有面積は使用
環境に応じて適宜変更することができるが、例えば、一
辺が12m〜15mのオフィスであれば、前記実施例の
ようにパネル面積の約5%の開口を有する通気孔4,
4,…を形成した床パネル19あるいは天井パネル22
を用いれば、被空調室12内をムラなく空調調整をする
ことができる。
【0051】なお、本発明の本実施形態の各構成は前述
したものに限るものではなく、適宜変更することができ
る。
【0052】例えば、前述した各実施形態では、潜熱蓄
熱材2を床14に配置するものとしたが、天井13内ま
たは壁面16内あるいはそれらのうちの複数位置に配置
するようにし、天井パネル22または壁面のパネルにも
通気孔4,4,…を形成して、その通気孔4,4,…に
おいて空調給気の熱交換を行うようにしてもよい。
【0053】また、前述した他の実施形態の潜熱蓄熱空
調システム11bでは、潜熱蓄熱体1bの容器5に相当
する部材を床パネル19によって形成するようにした
が、これに限る必要はなく、潜熱蓄熱材2を充填する容
器5と床パネル19とを別体として構成してもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように請求項1および請求
項2に係る潜熱蓄熱体によれば、簡易な構造で潜熱蓄熱
材に対する伝熱面積を格段に拡大することができ、空調
給気が通気孔を通過する際に潜熱蓄熱材の深部において
も均一かつ効率よく熱交換を行うことができる。
【0055】また、請求項3に係る潜熱蓄熱体によれ
ば、請求項2に係る発明の効果に加えて、潜熱蓄熱材を
充填する容器に小さな貫通孔が多数形成された潜熱蓄熱
体を簡単、低コストでかつ確実に構築することができ
る。
【0056】また、請求項4および請求項5に係る潜熱
蓄熱空調システムによれば、チャンバに供給された空調
給気が被空調室内に流入する際に、通気孔において小型
カプセルに封入された潜熱蓄熱材、またはパネルに充填
された潜熱蓄熱材と熱交換を行うため、潜熱蓄熱材に対
する伝熱面積を大きくすることができ、潜熱蓄熱材の深
部における熱交換も均一かつ効率よく行え、熱伝達量を
飛躍的に増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る潜熱蓄熱体の第1実施形態を示
す一部断面斜視図
【図2】 本発明に係る潜熱蓄熱体の第2実施形態を示
す一部断面斜視図
【図3】 本第2実施形態の潜熱蓄熱体のより具体的な
一例を示す構造部品の斜視図
【図4】 図3に示す第2実施形態の潜熱蓄熱体を組み
立てた完成状態を示す斜視図
【図5】 本発明に係る潜熱蓄熱空調システムの実施形
態の一例を示す概略全体構成図
【図6】 図5における床下部分の詳細図
【図7】 本発明に係る潜熱蓄熱空調システムの他の実
施形態における床下部分の詳細図
【図8】 通気孔の孔径と伝熱面積比(孔内表面積/パ
ネル面積)との関係を示すグラフ
【図9】 従来の潜熱蓄熱空調システムを示す概略全体
構成図
【図10】 従来の潜熱蓄熱空調システムにおける床下
に配置された潜熱蓄熱材を示す断面図
【図11】 従来の潜熱蓄熱空調システムにおける床パ
ネル内に充填された潜熱蓄熱材を示す断面図
【図12】 従来の潜熱蓄熱空調システムにおける天井
パネル内に充填された潜熱蓄熱材を示す断面図
【図13】 従来の潜熱蓄熱空調システムにおける潜熱
蓄熱材を充填した床パネル表面に凹凸面を形成した状態
を示す断面図
【符号の説明】
1a,1b 潜熱蓄熱体 2 潜熱蓄熱材 3 小型カプセル 4 通気孔 5 容器 6 貫通孔 6a 開口部 7 構造体 8 孔 9 蓋体 11a,11b 潜熱蓄熱空調システム 12 被空調室 13 天井 14 床 15 チャンバ 16 壁面 17 熱源 18 空調機 19 床パネル 19a 上パネル板 19b 下パネル板 20 パネル支持軸 21 スラブ 22 天井パネル 23 吸入孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調給気との熱交換を行う潜熱蓄熱体で
    あって、潜熱蓄熱材を複数の小型カプセルに封入すると
    ともに、これらの小型カプセルを集合させて固形化した
    集合体に複数の通気孔を形成したことを特徴とする潜熱
    蓄熱体。
  2. 【請求項2】 空調給気との熱交換を行う潜熱蓄熱体で
    あって、潜熱蓄熱材が充填された容器に複数の通気孔を
    形成したことを特徴とする潜熱蓄熱体。
  3. 【請求項3】 前記潜熱蓄熱体は、円形または多角形の
    貫通孔を複数形成した構造体と、それらの貫通孔のうち
    潜熱蓄熱材が充填される貫通孔の開口部を密閉するとと
    もに潜熱蓄熱材が充填されない貫通孔の開口部を開放す
    る孔が形成された蓋体とにより構成したことを特徴とす
    る請求項2に記載の潜熱蓄熱体。
  4. 【請求項4】 空調機で冷却または加熱された空気を被
    空調室の床下、天井内または壁面内の少なくとも1カ所
    に形成されたチャンバに供給する潜熱蓄熱空調システム
    であって、潜熱蓄熱材を複数の小型カプセルに封入して
    集合固形化した潜熱蓄熱体を被空調室に対面する床、天
    井および壁面のうち少なくとも1つのパネル内に収容
    し、前記チャンバから被空調室内へ空調給気が流通する
    複数の通気孔を前記パネルおよび前記潜熱蓄熱体に形成
    したことを特徴とする潜熱蓄熱空調システム。
  5. 【請求項5】 空調機で冷却または加熱された空気を被
    空調室の床下、天井内または壁面内の少なくとも1カ所
    に形成されたチャンバに供給する潜熱蓄熱空調システム
    であって、被空調室に対面する床、天井および壁面のう
    ち少なくとも1つのパネル内に潜熱蓄熱材を充填すると
    ともに、そのパネルに前記チャンバから被空調室内へ空
    調給気が流通する複数の通気孔を形成したことを特徴と
    する潜熱蓄熱空調システム。
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