JP2002195416A - 流体継手におけるoリングシール構造 - Google Patents

流体継手におけるoリングシール構造

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JP2002195416A
JP2002195416A JP2000400325A JP2000400325A JP2002195416A JP 2002195416 A JP2002195416 A JP 2002195416A JP 2000400325 A JP2000400325 A JP 2000400325A JP 2000400325 A JP2000400325 A JP 2000400325A JP 2002195416 A JP2002195416 A JP 2002195416A
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Naofumi Yoshimi
直文 吉見
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Ichimaru Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ただ単にシール部の数を増加させたのではな
く、流体圧を利用するOリングシール構造の圧力作用を
活用しながらシール部を複数ヶ所に形成することによっ
て、安定したシール性能を得ることができるようにした
流体継手におけるOリングシール技術の提供。 【解決手段】 嵌合穴11の内周又は嵌合軸部21の外
周に形成したリング溝40内にOリング51,52,5
3を嵌め込んで嵌合穴と嵌合軸部との間のシールを行う
ようにした流体継手において、リング溝の溝底に流路と
の連通路41を形成して、この連通路を介して流路内か
ら流体を導入させることにより、Oリングを流体圧でシ
ール相手面に向けて押し付けるようにしたシール部4が
形成され、このシール部が流体の流動方向に複数ヶ所に
形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械等の回転
軸内を通してクーラント液等の流体を供給する際に流体
供給系と回転軸との接続部に配設される開閉型ロータリ
ジョイント等の流体継手を対象としたOリングによるシ
ール技術に関する。
【0002】
【従来の技術】流体継手としての開閉型ロータリジョイ
ントは、固定側本体部材と、この固定側本体部材の嵌合
穴に嵌合軸部を摺動可能に嵌合させたフローティングシ
ートと、このフローティングシートに対向配置されたロ
ータを備え、フローティングシートが進出してロータに
突き合された状態でフローティングシートの内部に形成
した流路とロータの内部に形成した流路が連通し、フロ
ーティングシートが後退してロータから離反した状態で
流路の連通が分断するように形成されている。この場
合、フローティングシートは、固定側本体部材の嵌合穴
に嵌合軸部を摺動可能に嵌合させることで固定側本体部
材に接続され、かつ嵌合穴と嵌合軸部との間にはOリン
グによるシール構造が設けられている。
【0003】このOリングシール構造としては、従来、
特開平2000−283361号で提案されているよう
に、嵌合穴の内周又は嵌合軸部の外周に形成したリング
溝内にOリングを嵌め込んで嵌合穴と嵌合軸部との間の
シールを行うようにしたOリングシール構造であって、
リング溝の溝底に流路との連通路を形成して、この連通
路を介して流路内から流体を導入させることにより、O
リングを流体圧でシール相手面に向けて押し付けるよう
にしたシール部を形成したものがある。このように、従
来のOリングシール構造では、内部を流動する流体の流
体圧を利用してOリングをシール相手面に向けて押し付
けることから、Oリングにつぶし代を設定させる必要が
ない。そして、嵌合軸部と嵌合穴との摺動時や着脱時
等、流体の流動がない場合には、Oリングによる押し付
けが解除されるため、シール相手面に対する摩擦を抑え
ることができ、嵌合軸部と嵌合穴との摺動や着脱をスム
ーズ行うことができるし、又、嵌合軸部と嵌合穴とのシ
ール時には、流体圧によるOリングの押し付けによっ
て、確実にシールすることができるという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のOリングシール構造では、Oリングによるシー
ル部が1ヶ所にしか形成されていないし、また、流体継
手において、このような流体圧を利用してOリングをシ
ール相手面に押し付けるようにしたものは見受けられな
い。このように、Oリングによるシール部が1ヶ所にし
か形成されていないものでは、Oリングの性能にバラツ
キがあるような場合、シール性能が不安定になり、これ
が液漏れの原因になるという問題が生じる。又、例え
ば、流体圧が高いものと低いもの等、流体圧が異なる複
数種の流体を流動させるような場合、シール部を流体圧
が低い流体に合わせて設定すると、流体圧が高い流体の
場合にはOリングの設定が合致せず、液漏れの原因にな
るという問題が生じる。
【0005】本発明は、上述のような従来の問題点を解
決するために、Oリングによるシール部を複数ヶ所に形
成することにより、シール性能を向上させるようにした
ものであって、ただ単にシール部の数を増加させたので
はなく、流体圧を利用するOリングシール構造の圧力作
用を活用しながらシール部を複数ヶ所に形成することに
よって、安定したシール性能を得ることができるように
した流体継手におけるOリングシール技術を提供するこ
とを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の流体継手におけるOリングシール構造(請
求項1)は、第1流路に連通する嵌合穴が形成された穴
側継手部材と、前記嵌合穴に嵌合させる嵌合軸部が形成
された軸側継手部材を備え、前記嵌合穴に嵌合軸部を嵌
合して穴側継手部材と軸側継手部材を接続させた状態
で、軸側継手部材の内部に形成した第2流路と前記第1
流路とが連通し、かつ嵌合穴の内周又は嵌合軸部の外周
に形成したリング溝内にOリングを嵌め込んで嵌合穴と
嵌合軸部との間のシールを行うようにした流体継手にお
いて、前記リング溝の溝底に流路との連通路を形成し
て、この連通路を介して流路内から流体を導入させるこ
とにより、Oリングを流体圧でシール相手面に向けて押
し付けるようにしたシール部が形成され、このシール部
が流体の流動方向に複数ヶ所に形成されている構成とし
た。
【0007】このOリングシール構造において、複数ヶ
所に形成されたシール部のOリングが同一硬度である態
様(請求項2)、又、複数ヶ所に形成されたシール部の
Oリングが異なる硬度である態様(請求項3)がある。
【0008】又、Oリングシール構造において、流体継
手が、穴側継手部材としての固定側本体部材と、この固
定側本体部材の嵌合穴に嵌合軸部を摺動可能に嵌合させ
た軸側継手部材としてのフローティングシートと、この
フローティングシートに対向配置されたロータを備え、
フローティングシートが進出してロータに突き合された
状態でフローティングシートの内部に形成した第2流路
とロータの内部に形成した第3流路が連通し、フローテ
ィングシートが後退してロータから離反した状態で第2
流路と第3流路の連通が分断するように形成されている
開閉型ロータリジョイントである態様(請求項4)があ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。尚、本発明の具体的な構成は以下の実
施の形態に限定されることはない。図1は本発明の実施
の第1形態であって、流体継手を開閉型ロータリジョイ
ントとした場合のOリングシール構造を示す断面図であ
る。
【0010】まず、開閉型ロータリジョイントの全体構
成を説明する。この開閉型ロータリジョイントは、穴側
継手部材としての固定側本体部材1と、軸側継手部材と
してのフローティングシート2と、回転軸(図示省略)
の端部にフローティングシート2に対向するように配置
されたロータ3を備えている。前記固定側本体部材1に
は第1流路10に連通する嵌合穴11が形成され、又、
フローティングシート2の一端外周には嵌合軸部21が
形成され、この嵌合軸部21が前記嵌合穴11に嵌合さ
れることによって固定側本体部材1とフローティングシ
ート2が接続されると共に、このフローティングシート
2の内部に形成した第2流路20と前記第1流路10と
が連通している。そして、流体の供給に伴なう流体圧に
よりフローティングシート2が進出してロータ3に突き
合されることにより、フローティングシート2の内部に
形成した第2流路20とロータ3の内部に形成した第3
流路30が連通し、又、流体の供給停止に伴なう流体圧
の解除によりフローティングシート2が後退してロータ
3から離反することにより第2流路20と第3流路30
の連通が分断するように形成されている。尚、フローテ
ィングシート2の先端部材22はセラミックにより形成
されて、その先端面がそのままロータ3とのシール面に
形成されているが、フローティングシート2の先端面及
びロータ3の先端面にメカニカルシールを取り付けて、
このメカニカルシールによってフローティングシート2
とロータ3との付き合わせ面をシールさせるようにして
もよい。
【0011】次に、Oリングシール構造を説明する。こ
のOリングシール構造は、固定側本体部材1の嵌合穴1
1の内周と、フローティングシート2の嵌合軸部21の
外周との間をシールするためのもので、流体の流動方向
に複数ヶ所(3ヶ所)にシール部4,4,4が形成され
ている。各シール部4は、嵌合軸部21の外周にリング
溝40を形成し、この各リング溝40内にOリング5
1,52,53をそれぞれ嵌め込むと共に、リング溝4
0の溝底に第2流路20との連通路41を形成して、こ
の連通路41を介して第2流路20内から流体を導入さ
せることにより、それぞれのOリング51,52,53
を流体圧でシール相手面である嵌合穴11の内周に向け
て押し付けるように形成されている。この場合、各シー
ル部4におけるOリング51,52,53は同一硬度の
ものが使用され、これが各リング溝40の側壁に軽く接
触すると共に、Oリング51,52,53の外周が嵌合
軸部21の外周よりも突出しないような深さで嵌め込ま
れている。
【0012】従って、開閉型ロータリジョイント内に流
体が供給されて固定側本体部材1とロータ3がフローテ
ィングシート2を介して接続され、流体が第1流路10
から第2流路20を経て第3流路30に流動し始める
と、第2流路20内から連通路41を介して各リング溝
40内に流体が流入し、この流体による流体圧でOリン
グ51,52,53が外側に向けて押し広げられる。こ
れにより、Oリング51,52,53がシール相手面で
ある嵌合穴11の内周に押し付けられて密着すると共
に、リング溝40に対しても密着することから、嵌合穴
11の内周と嵌合軸部21との間の隙S1,S2,S3
を順に塞いでシールすることができる。このように、各
Oリング51,52,53が段階的(3段階)にシール
することから、そのシール性能が向上することになる。
【0013】この際、各Oリング51,52,53は、
隙S1,S2,S3の流体圧P1,P2,P3に抵抗し
ながら流路流体圧P0によって外向きに押し出されるこ
とから、この流路流体圧P0と流体圧P1,P2,P3
との差圧によって嵌合穴11の内周に押し付けられる
が、各Oリング51,52,53に至る隙S1,S2,
S3の流体圧P1,P2,P3については上流から下流
(大気開放側)に向けて順に小さくなっていく(P1>
P2>P3)。仮に上流のOリング51に漏れがあった
としても、このOリング51を越えて隙S2に流入した
流体の流体圧P2は、既にOリング51によって圧力が
下げられていることから隙S1に流入した流体の流体圧
P1よりも当然に小さくなっている(P1>P2)。即
ち、隙S1をシールするOリング51は、流路流体圧P
0と流体圧P1との差圧(P0−P1)で押し付けら
れ、又、隙S2をシールするOリング52は、流路流体
圧P0と流体圧P2との差圧(P0−P2)で押し付け
られ、この場合、流体圧P1>P2であるため、差圧
(P0−P1)<差圧(P0−P2)となり、Oリング
52がOリング51よりも大きな圧力で押し付けられ
る。この圧力関係は、隙S2の流体圧P2と隙S3の流
体圧P3においても同様であり、Oリング53がOリン
グ52よりも大きな圧力で押し付けられるため、上流側
で漏れが生じたとしても、下流側で確実にシールするこ
とができる。
【0014】このように、シール部を複数ヶ所に形成す
ることによって、ただ単にOリングの数が増加すること
によるシール性能の向上が得られるだけではなく、上記
したように流体圧を利用するOリングシール構造の圧力
作用を組み合わせることによって初めて下流側に行くほ
ど大きな圧力でOリングを押し付けるという作用が生じ
るもので、これにより安定したシール性能を得ることが
できるものである。
【0015】次に、図2は本発明の実施の第2形態であ
って、流体継手をカプラージョイントとした場合のOリ
ングシール構造を示す断面図である。このカプラージョ
イントは、第1流路60に連通する嵌合穴61が形成さ
れた穴側継手部材6と、前記嵌合穴61に着脱可能に嵌
合させる嵌合軸部71が形成された軸側継手部材7を備
えている。そして、前記嵌合穴61に嵌合軸部71を嵌
合して穴側継手部材6と軸側継手部材7を接続させた状
態で、軸側継手部材7の内部に形成した第2流路70と
前記第1流路60とが連通するようになっている。
【0016】次に、このカプラージョイントにおけるO
リングシール構造を説明する。このOリングシール構造
は、穴側継手部材6の嵌合穴61の内周と、軸側継手部
材7の嵌合軸部71の外周との間をシールするためのも
ので、流体の流動方向に複数ヶ所(3ヶ所)にシール部
8,8,8が形成されている。各シール部8は、嵌合穴
61の内周にリング溝80を形成し、この各リング溝8
0内にOリング91,92,93をそれぞれ嵌め込むと
共に、リング溝80の溝底に第2流路60との連通路8
1を形成して、この連通路81を介して第1流路60内
から流体を導入させることにより、それぞれのOリング
91,92,93を流体圧でシール相手面である嵌合穴
61の内周に向けて押し付けるように形成されている。
この場合、各シール部8におけるOリング91,92,
93は、硬度の異なるものが用いられて、嵌合穴61と
嵌合軸部71との間の隙Sの上流から下流(大気開放
側)に向けて順に硬度が硬くなるように設定されてい
る。
【0017】このOリングシール構造では、前記した実
施の第1形態のOリングシール構造と同様に作用する
が、加えて、Oリング91,92,93の硬度が異なる
ため、使用する流体の流体圧が高いものと低いもの等、
流体圧が異なる複数種の流体を流動させるような場合で
も、Oリング91,92,93の硬度を各流体圧の流体
圧に合わせて設定することが可能になり、流体圧が異な
る流体に対しても確実にシールすることができる。特
に、嵌合穴61と嵌合軸部71との間の隙Sの上流から
下流(大気開放側)に向けて順に硬度が硬くなるように
Oリング91,92,93の硬度を設定させると、硬度
が高い下流側のOリング93ほど大きな流体圧を作用さ
せる必要が生じる。このとき、前述したように、流路流
体圧と隙の流体圧との差圧によって下流側に行くほど大
きな圧力でOリングを押し付けるという作用が生じるた
め、硬度が高い下流側のOリング93ほど大きな流体圧
を作用させることができ、安定したシール性能を得るこ
とができる。また、下流側(大気開放側)のOリングほ
ど硬度が高いため、Oリングのはみ出し現象を防止する
ことができる。
【0018】尚、本発明において、シール部の数は、2
個以上の複数個であればよいし、又、Oリングについて
も、材質、断面形状(例えば、円形、楕円形、扁平形
状、星形状等)、表面処理、表面加工など、さまざまな
仕様のものを用いることができるし、チューブ状リング
等のシール用リングについても本発明でいうOリングに
含めるものとする。又、実施の第1形態で示した開閉型
ロータリジョイントでは、嵌合軸部の外周にリング溝を
形成してOリングを嵌め込むようにしたが、実施の第2
形態のように、嵌合穴の内周にリング溝を形成してOリ
ングを嵌め込むようにしてもよい。又、実施の第2形態
で示したカプラージョイントでは、嵌合穴の内周にリン
グ溝を形成してOリングを嵌め込むようにしたが、実施
の第1形態のように、嵌合軸部の外周にリング溝を形成
してOリングを嵌め込むようにしてもよい。又、リング
溝の断面形状については、リング溝を嵌合軸部の外周に
形成する場合、リング溝を嵌合穴の内周に形成する場合
を問わず、図3に示すように、蟻溝形状に形成してもよ
い。
【0019】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の流体
継手におけるOリングシール構造にあっては、Oリング
によるシール部を複数ヶ所に形成してシール性能を向上
させるようにしたものであって、ただ単にシール部の数
を増加させることによるシール性能の向上だけでなく、
流路流体圧と隙の流体圧との差圧によって下流側に行く
ほど大きな圧力でOリングを押し付けるという圧力作用
を利用するため、安定したシール性能を得ることができ
る。
【0020】又、硬度が異なるOリングを用いることに
よって、使用する流体の流体圧が高いものと低いもの
等、流体圧が異なる複数種の流体を流動させるような場
合でも、Oリングの硬度を各流体圧の流体圧に合わせて
設定することが可能になり、流体圧が異なる流体に対し
ても確実にシールすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態であって、流体継手を
開閉型ロータリジョイントとした場合のOリングシール
構造を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の第2形態であって、流体継手を
カプラージョイントとした場合のOリングシール構造を
示す断面図である。
【図3】リング溝の断面形状の他例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 固定側本体部材(穴側継手部材) 10 第1流路 11 嵌合穴 2 フローティングシート(軸側継手部材) 20 第2流路 21 嵌合軸部 22 先端部材 3 ロータ 30 第3流路 4 シール部 40 リング溝 41 連通路 51 Oリング 52 Oリング 53 Oリング S1 隙 S2 隙 S3 隙 6 穴側継手部材 60 第1流路 61 嵌合穴 7 軸側継手部材 70 第2流路 71 嵌合軸部 8 シール部 80 リング溝 81 連通路 91 Oリング 92 Oリング 93 Oリング S 隙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1流路に連通する嵌合穴が形成された
    穴側継手部材と、前記嵌合穴に嵌合させる嵌合軸部が形
    成された軸側継手部材を備え、前記嵌合穴に嵌合軸部を
    嵌合して穴側継手部材と軸側継手部材を接続させた状態
    で、軸側継手部材の内部に形成した第2流路と前記第1
    流路とが連通し、かつ嵌合穴の内周又は嵌合軸部の外周
    に形成したリング溝内にOリングを嵌め込んで嵌合穴と
    嵌合軸部との間のシールを行うようにした流体継手にお
    いて、 前記リング溝の溝底に流路との連通路を形成して、この
    連通路を介して流路内から流体を導入させることによ
    り、Oリングを流体圧でシール相手面に向けて押し付け
    るようにしたシール部が形成され、 このシール部が流体の流動方向に複数ヶ所に形成されて
    いることを特徴とした流体継手におけるOリングシール
    構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のOリングシール構造にお
    いて、複数ヶ所に形成されたシール部のOリングが同一
    硬度である流体継手におけるOリングシール構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のOリングシール構造にお
    いて、複数ヶ所に形成されたシール部のOリングが異な
    る硬度である流体継手におけるOリングシール構造。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3記載のOリングシー
    ル構造において、 流体継手が、穴側継手部材としての固定側本体部材と、
    この固定側本体部材の嵌合穴に嵌合軸部を摺動可能に嵌
    合させた軸側継手部材としてのフローティングシート
    と、このフローティングシートに対向配置されたロータ
    を備え、 フローティングシートが進出してロータに突き合された
    状態でフローティングシートの内部に形成した第2流路
    とロータの内部に形成した第3流路が連通し、フローテ
    ィングシートが後退してロータから離反した状態で第2
    流路と第3流路の連通が分断するように形成されている
    開閉型ロータリジョイントである流体継手におけるOリ
    ングシール構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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