JP2002194833A - アルミ製防音用構造体 - Google Patents

アルミ製防音用構造体

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JP2002194833A
JP2002194833A JP2001340751A JP2001340751A JP2002194833A JP 2002194833 A JP2002194833 A JP 2002194833A JP 2001340751 A JP2001340751 A JP 2001340751A JP 2001340751 A JP2001340751 A JP 2001340751A JP 2002194833 A JP2002194833 A JP 2002194833A
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hollow portion
foamed elastic
soft foamed
aluminum
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JP2001340751A
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English (en)
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Masaaki Kumai
雅章 熊井
Takuo Kusano
拓男 草野
Jun Hara
純 原
Noboru Kashima
登 加嶋
Takayoshi Ishino
卓由 石野
Shigeru Totsune
茂 戸恒
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Achilles Corp
Nippon Light Metal Co Ltd
Kyoritsu Chemical and Co Ltd
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Achilles Corp
Nippon Light Metal Co Ltd
Kyoritsu Chemical and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既発泡の軟質発泡弾性体の収縮・復元を利用
して押出し形材の中空部に軟質発泡弾性体を密に充填す
ることにより、押出し形材の長さや中空部の断面形状に
拘らず軟質発泡弾性体を中空部に均等に充填し、防音性
能の優れた防音構造体を提供する。 【構成】 中空部が長手方向に延びるアルミ中空押出し
形材でできたメインフレーム10の前記中空部14の全
長に、中空部の断面形状と相似形で自由状態では中空部
の断面積と同一又はそれよりも大きな断面積をもつ軟質
発泡弾性体20が隙間なく挿入され、前記軟質発泡弾性
体20の長手方向に延びる面が前記中空部14の内壁面
に対して前記熱融着剤層30を介して全面均一に当接し
ている。前記熱融着剤層30は、熱融着シートの溶融に
より形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遮音,吸音,制振等の
防音性能に優れ、床,内壁,外壁等の構造体として使用
されるアルミ製防音用構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】快適な住環境の構築に適した構造体とし
て、防音構造体が使用されるようになってきている。た
とえば、住宅や車両等では、外部からの騒音が遮断され
た静寂な空間を作るために、防音性能の優れた床材や壁
材が使用されている。この種の防音構造体として、アル
ミ押出し中空形材をメインフレームとし、中空部分に防
音材料を挿入することにより防音効果を高めたものが知
られている。たとえば、特開平7−164584号公報
では、アルミ押出し中空形材のリブ等に制振樹脂を貼り
付けて防音性能を向上させている。また、特開平7−1
72305号公報では、アルミ押出し中空形材の中空部
に発泡ゴム弾性体を充填し、防音性能を向上させてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】制振樹脂の貼付けや発
泡ゴム弾性体の充填によって防音性能は向上するもの
の、適用対象であるアルミ押出し中空形材が長尺になる
と制振樹脂の貼付けや発泡ゴム弾性体の充填が困難にな
る。たとえば、長さが20〜30mにも達するアルミ押
出し中空形材に適応する場合、全長に渡ってリブの内壁
面等に制振樹脂を均質に貼り付けることができず、中空
形材の内部表面に制振樹脂が密着していない部分が生じ
ることが避けられない。発泡ゴム弾性体を充填する場合
でも、既発泡のゴム弾性体を中空部に密着状態で充填す
ることは従来不可能と考えられていた。そのため、特開
平7−172305号公報にも示されているように、発
泡剤を配合したゴムをシート状に形成した発泡性ゴムシ
ートを中空部内に挿入配置した後、加熱によって発泡性
ゴムシートを中空部内に密着充填させている。しかし、
長さが20〜30mもある発泡性ゴムシートを中空部の
断面形状の形通りに発泡形成することが困難なため、中
空部内に発泡ゴム弾性体が均等に充填密着せず、発泡ゴ
ム弾性体のない空隙部が生じてしまう。
【0004】制振樹脂の部分的剥離や発泡ゴム弾性体の
ない空隙部等があると、制振樹脂や発泡ゴム弾性体本来
の性能が発揮されず、その部分の振動減衰能が大きく変
わり、防音性能が劣化する。しかしながら、特に長尺の
中空形材に万遍なく制振樹脂を貼り付け或いは発泡ゴム
弾性体を充填する実用的な工法は、これまでのところ提
案されていない。本発明は、このような問題を解消すべ
く案出されたものであり、既発泡の軟質発泡弾性体の収
縮・復元を利用して押出し形材の中空部に軟質発泡弾性
体を密に充填することにより、押出し形材の長さや中空
部の断面形状に拘らず軟質発泡弾性体を中空部に均等に
充填し、防音性能の優れた防音構造体を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のアルミ製防音用
構造体は、その目的を達成するため、中空部が長手方向
に延びるアルミ中空押出し形材でできたメインフレーム
と、前記中空部の全長に隙間なく挿入され、中空部の断
面形状と相似形で自由状態では中空部の断面積と同一又
はそれよりも大きな断面積をもつ軟質発泡弾性体と、前
記中空部の内壁面と前記軟質発泡弾性体の長手方向に延
びる面を互いに密着させる熱融着剤層とを備え、該熱融
着剤層は、熱融着シートの溶融により形成されていると
ともに、前記軟質発泡弾性体の長手方向に延びる面が前
記中空部の内壁面に対して前記熱融着剤層を介して全面
均一に接触していることを特徴とする。メインフレーム
には、2枚の表面板及び表面板を連結する複数の複数の
リブからなる構造をもつアルミ押出し形材が使用され
る。軟質発泡弾性体は、一方の表面板とリブとで形成さ
れる中空部のみに挿入することもできる。軟質発泡弾性
には、JIS K6401に準拠した反発弾性率が25
%以下及び/又はダウ式通気度が0.1〜2.0dm3
/秒であるポリウレタンフォーム等のゴム又は合成樹脂
発泡体が使用される。熱融着シートには、融点90〜1
50℃,膜厚20〜70μmの樹脂フィルムが使用され
る。
【0006】このようなアルミ製防音用構造体は、長手
方向に貫通する複数の中空部をもつ長尺のアルミ中空押
出し形材でできたメインフレームの前記中空部の断面よ
りも大きな相似形断面及び前記中空部の長さとほぼ同じ
長さをもつ連続気泡構造の軟質発泡弾性体を袋状の熱融
着性シートで包み、前記軟質発泡弾性体及び前記袋状熱
融着性シートの内部の空気を吸引して前記軟質発泡弾性
体を収縮させ、収縮状態の前記軟質発泡弾性体を前記中
空部に挿入した後、前記袋状熱融着性シートを開封して
前記軟質発泡弾性体を復元させ、次いで前記熱融着性シ
ートを加熱溶融させることにより前記軟質発泡弾性体を
前記中空部の内壁面に接着することにより製造される。
【0007】また、袋状熱融着シートに収容される軟質
発泡弾性体の全長にわたって延びる吸引チューブを袋状
熱融着シートに挿入し、該吸引チューブを介して軟質発
泡弾性体及び袋状熱融着性シートの内部の空気を吸引す
ることにより、軟質発泡弾性体を体積収縮させることが
できる。体積収縮した軟質発泡弾性体は、メインフレー
ムの中空部に容易に差し込まれる。吸引チューブのセッ
ティングに際しては、軟質発泡弾性体のほぼ中央部に長
手方向に延びる挿通孔及び該挿通孔から軟質発泡弾性体
の一面に達するスリットを形成し、スリットを開き前記
挿通孔に吸引チューブをセットする方式が好ましい。こ
の吸引チューブには、チューブ壁を貫通する吸引孔が一
定間隔で形成されており、軟質発泡弾性体の内部にその
まま残留させてもよい。
【0008】
【実施の形態】本発明に従った防音構造体は、たとえば
内部構造を図1に示すように、アルミ中空押出し形材で
できたメインフレーム10の中空部に軟質発泡弾性体2
0を充填し、熱融着剤層30で軟質発泡弾性体20をメ
インフレーム10の内壁に接着している。メインフレー
ム10として、鋼に比較して軽量のアルミ押出し形材を
使用しているので、防音構造体の軽量化が図られる。ア
ルミ押出し形材は、一般的には6000系,7000系
等のアルミニウム材で作られ、所定の長さに切断され、
熱処理,表面処理等で所定の機械的性質,耐食性,表面
色調等が付与される。熱処理には、T5処理,T6処理
等が採用される。
【0009】メインフレーム10として、図2に示すよ
うに斜交する複数のリブ11,11・・で上壁部12と
下壁部13とを接続する中空構造を採用することによっ
て必要な強度及び剛性をもたせることができる。リブ1
1,11・・は、強度補償に対しては有効であるが、防
音の観点からすると少ない方が良い。したがって、上壁
部12と下壁部13との間には、強度を補償する最低本
数のリブ11,11・・を設けることが好ましい。ま
た、他の中空押出し形材との溶接等による接続を容易に
するため、段差のある継手部15を一側に設けることが
好ましい。継手部15は、隣り合わせて接続される他の
メインフレーム10に設けたフラットな継手部16に差
し込まれる。メインフレーム10の内部には、リブ1
1,11・・,上壁部12及び下壁部13で仕切られた
複数の中空部14が形成される。図示するように斜交す
るリブ11,11・・を設けたメインフレーム10で
は、中空部14は、三角筒状になる。
【0010】個々の中空部14には、反発弾性係数の低
い軟質発泡弾性体20が隙間なく、しかも軟質発泡弾性
体の長手方向に延びる面が中空部14の内壁面に対して
全面均一に接触するように当接・充填される。軟質発泡
弾性体20は、外部から放散される音を吸収し、構造体
に伝わってくる振動を制振する作用を呈する。軟質発泡
弾性体25としては、反発弾性係数が低い材質ほど大き
な吸音効果をもつ。具体的には、反発弾性率25%以下
のポリウレタンフォーム,ポリエチレンフォーム,ポリ
プロピレンフォーム,ポリ塩化ビニルフォーム等の合成
樹脂発泡体の他、ゴム発泡体等が使用できる。好ましい
軟質発泡弾性体は、ポリウレタンフォーム,フォームラ
バーである。なお、反発弾性率は、JIS K6401
に準拠し、重量16.3g,直径2.46mmの鋼球を
460mmの高さから試験片に落下させ、鋼球の反発距
離を測定し、反発弾性率(%)=反発距離(mm)/落
下距離(mm)×100に従って算出される。軟質発泡
弾性体20は、伝播してきた振動が内部の空気層によっ
て吸収され、大きな振動減衰能が示されることから、通
気性にも吸音性能が依存する。なかでも、国際標準規格
に定められているダウ式通気度が0.1〜2.0dm3
/秒の範囲にあるものは、優れた防音性能を呈する。通
気度が0.1dm3/秒未満であると、軟質発泡弾性体
20をメインフレーム10の中空部14に充填する際に
空気を吸引し、軟質発泡弾性体20を体積収縮させるの
で作業上好ましくない。逆に、2.0dm3/秒を超え
る通気度では吸音性能が劣る。
【0011】このような軟質発泡弾性体20は、たとえ
ば次のように用意される。平均水酸基価70〜280,
平均分子量600〜2400のポリオール100重量部
と、このポリオールに対してNCOインデックス(NC
O/OH比×100)が85〜115になる量のポリイ
ソシアネート及び発泡剤,触媒,整泡剤をミキシングヘ
ッドで混合し、これをコンベア上の底紙に吐出し、発泡
反応させることにより大きなブロック状のスラブフォー
ムを製造する。このスラブフォームからメインフレーム
10の中空部14の断面形状と相似形の断面をもつフォ
ームを切り出し、軟質発泡弾性体を得る。平均水酸基価
70〜280のポリオールは、水酸基価20〜160の
ポリオールと水酸基価350〜1850のポリオールを
適当量混合して調製される。また、平均分子量600〜
2400のポリオールは、分子量2000〜6000の
長鎖ポリオールと分子量350〜1000の短鎖ポリオ
ールを適当量混合して調製される。
【0012】ポリオールとしては、グリセリン,トリメ
チロールプロパン,1,2,6−ヘキサントリオール,
トリエタノールアミン,ペンタエリスリトール,エチレ
ンジアミン,メチルグリコキシド,トリレンジアミン,
テトラメチロールシクロヘキサン等の3〜4個の活性水
素をもつ化合物にエチレンオキシド,プロピレンオキシ
ド,ブチレンオキシド等のアルキレンオキシドを単独に
付加し、或いはこれらの2種以上をブロック又はランダ
ムに付加することにより得られる。ポリイソシアネート
としては、特にその種類に制約を受けるものではない
が、ポリウレタンフォームの製造に一般的に使用されて
いるイソシアネート,たとえばトリレンジイソシアネー
トの2,4−異性体,2,6−異性体又はそれらの混合
物,ジフェニルメタンジイソシアネート,ヘキサメチレ
ンジイソシアネート又はナフタレンジイソシアネート等
が使用できる。なかでも、トリレンジイソシアネートの
2,4−異性体と2,6−異性体との65:35混合物
が好ましい。
【0013】発泡剤としては、水又はフロン−11,メ
チレンクロリド等の低沸点ハロゲン化炭化水素を単独又
は2種以上を混合して用いることができる。触媒には、
錫系触媒等の金属系触媒の他に、アミン系触媒等、ポリ
ウレタンフォームの製造に一般に使用されている触媒が
使用される。整泡剤としては、一般的に使用されている
オルガノポリシロキサン−ポリアルキレン共重合体等の
有機ケイ素系整泡剤が使用される。軟質発泡弾性体20
は、空気吸引により収縮できるように、ある程度の連続
気泡をもつことが必要である。吸音性の観点からも通気
性上の関連もあるが独立気泡であることが有利とされて
いる。なお、完全な独立気泡の発泡樹脂では、空気吸引
によって体積収縮させることができない。また、メイン
フレーム10の中空部14へ容易且つ確実に挿入する上
で、収縮時の大きさも、中空部14の断面よりも10%
程度小さい大きさに調整される。因みに、収縮時の体積
が小さすぎると、中空部14内で軟質発泡弾性体20が
回転し易く、中空部14の断面形状に対応して軟質発泡
弾性体20をセットすることが困難になる。
【0014】軟質発泡弾性体20は、中空部14に対し
て断面形状が相似形で、自由状態ではその外周長が中空
部の内周長に比べて5〜30%大きいものが好ましい。
断面形状を中空部14と相似形にすることにより、収縮
が解放された際に軟質発泡弾性体の長手方向に延びる面
が中空部14の内壁面に対して全面均一に接触すること
になる。大きさが5%に満たないサイズでは、中空部1
4内で収縮が解放されても、中空部14の隅々まで広が
ってメインフレーム10と密着する力が弱くなる。他
方、大きさが30%を超えるサイズでは、収縮が解放さ
れても依然として多量に収縮部が残存しており、軟質発
泡弾性体20の表面がメインフレーム10の中空部14
の表面としっくりなじまない。また、軟質発泡弾性体2
0は、メインフレーム10の中空部14に挿入したとき
圧縮されるので、メインフレーム10よりも若干長く設
定する。軟質発泡弾性体20のほぼ中心部には、図3に
示すように挿通孔21がくりぬかれている。また、挿通
孔21から一辺22に延びるスリット23が形成されて
いる。これにより、スリット23の両側にある差込み側
面22を広げると、軟質発泡弾性体20がスリット23
から開かれ、挿通孔21が外部に開放される。
【0015】この状態の挿通孔21に吸引チューブ25
をセットし、差込み側面22を広げる力を解除すると、
軟質発泡弾性体20の弾性復元力で挿通孔21が閉じら
れ、吸引チューブ25が軟質発泡弾性体20の内部に包
み込まれる。吸引チューブ25は、たとえば柔軟性のあ
る塩化ビニル等で作られており、チューブ25の先端を
空気吸引装置に接続するため、その長さは軟質発泡弾性
体20の長さより20〜30cm長くしておく。吸引チ
ューブ25には、100〜2000mmの間隔で、好ま
しくは250〜1000mm間隔で複数個の吸引孔26
が穿設されている。吸引チューブ25の肉厚及び外径は
特に規定されるものではないが、肉厚0.5〜2mm,
外径5〜10mm程度が一般的である。吸引孔26の径
も特に規定されるものではないが、直径1〜3mm程度
が好ましい。
【0016】吸引チューブ25を包み込んだ軟質発泡弾
性体20は、図4に示すように袋状の熱融着性シート3
1に収容される。熱融着性シート31としては、融点が
90〜150℃の範囲にあるナイロン系,オレフィン
系,エステル系等で膜厚20〜70μmの熱可塑性樹脂
フィルムが使用される。融点が90℃未満では、防音構
造体の使用時等で太陽光等の照射によって70〜80℃
程度に防音構造体が昇温し、軟質発泡弾性体20がメイ
ンフレーム10の内壁面から剥離する虞れがある。逆に
融点が150℃を超える樹脂フィルムでは、熱融着時の
加熱温度が高すぎ、経済的でない。熱融着性シート31
は、内部を減圧雰囲気にしても破断せず、必要厚みの熱
融着剤層30を形成するために20〜70μmの膜厚を
もつことが好ましい。膜厚が20μm未満では、軟質発
泡弾性体20をメインフレーム10の内壁面に接着する
ために必要な熱融着剤層30が形成されないばかりでな
く、運搬,取扱い等の際に熱融着性シート31が破断し
易くなる。逆に70μmを超える膜厚では、必要以上に
樹脂フィルムを消費することは勿論、形状の自己保持力
が大きくなり、減圧や大気開放に応じた軟質発泡弾性体
20の収縮・膨張を拘束する傾向が見られる。
【0017】軟質発泡弾性体20は、袋状に成形した熱
融着性シート31に収容される。或いは、樹脂フィルム
を軟質発泡弾性体20の回りに巻き付けた後、樹脂フィ
ルムの重ね目を互いに熱融着することによっても、軟質
発泡弾性体20を収容した熱融着性シート31とするこ
とができる。図4に示すように軟質発泡弾性体20を収
容した熱融着性シート31の開放している一端から吸引
チューブ25の先端を引き出し、アイロン等を用いたホ
ットプレスにより、吸引チューブ25を引き出した後で
熱融着性シート31の開放端を密閉する。吸引チューブ
25の先端側27を吸引装置(図示せず)に接続し、吸
引孔26を介して熱融着性シート31の袋状空間を排気
すると、軟質発泡弾性体20が収縮する。この状態で吸
引チューブ25の先端にある通気孔29を適宜のキャッ
プ28で塞ぐと、軟質発泡弾性体20の中に空気が入ら
ず、メインフレーム10の中空部14への挿入が容易な
収縮挿入体となる。
【0018】体積収縮した軟質発泡弾性体20をメイン
フレーム10の中空部14に挿入する。このとき、図5
に示すようにガイド片41の使用によって、軟質発泡弾
性体20を容易に挿入することが可能になる。ガイド片
41は、中空部14に相似で若干小さな形状をもってお
り、体積収縮した軟質発泡弾性体20に紐42で接続さ
れている。紐42は、メインフレーム10の長さよりも
長くなっている。ガイド片41を中空部14の一側に入
れ、圧縮空気を吹き付けると、ガイド片41はメインフ
レーム10の内部を通って中空部14の他側から飛び出
し、紐42が中空部14内に通される。中空部14の形
状に合せて軟質発泡弾性体20を中空部14の入り口に
セットし、他端の出口側のガイド片41に取り付けてい
る紐42を引っ張ると、軟質発泡弾性体20が中空部1
4に長さいっぱい入り込む。
【0019】次いで、中空部14に入った軟質発泡弾性
体20で包み込まれている吸引チューブ25の通気孔2
9に取り付けているキャップ28を外すと、外気が通気
孔29を経て収縮状態の軟質発泡弾性体20の内部に吸
引される。このとき、吸引チューブ25を介して加圧空
気を積極的に軟質発泡弾性体20の内部に送り込むこと
もできる。軟質発泡弾性体20は、弾性復元力があるの
で、空気の侵入によって膨張する。ここで、軟質発泡弾
性体20の断面形状を中空部14の断面形状よりも5〜
30%大きくしているので、収縮状態から解放された軟
質発泡弾性体20は、中空部14の隅々までしっくりと
入り込む。
【0020】このように軟質発泡弾性体20が中空部1
4に挿入されたメインフレーム10に90〜150℃×
10〜40分の加熱処理を施すと、軟質発泡弾性体20
を包んでいる熱融着性シート31が融けて熱融着剤層3
0となり、中空部14の内壁面に軟質発泡弾性体20を
密着状態で接着する。90℃未満の加熱温度や10分に
満たない短時間加熱では、熱融着性シート31が十分に
溶融せず、中空部14の内壁面と軟質発泡弾性体20と
の間に均一な熱融着剤層30が形成されない。逆に15
0℃を超える加熱温度や40分を超える長時間加熱で
は、エネルギー的に経済的でないばかりか、軟質発泡弾
性体20やアルミニウム押出し形材でできたメインフレ
ーム10の材質に影響を及ぼす虞れがある。
【0021】このようにして、中空部14に軟質発泡弾
性体20が万遍なく充填され、中空部14の内壁面と軟
質発泡弾性体20との間に隙間のない防音構造体(図
1)が得られる。しかも軟質発泡弾性体20は中空部1
4の断面形状と相似形で自由状態では中空部の断面積と
同一又はそれよりも大きな断面積をもっているので、中
空部14内に充填された時中空部14の内壁面に対して
全面均一に接触することになる。軟質発泡弾性体20
は、熱融着性シート31の溶融により形成された熱融着
剤層30を介して中空部14の内壁面に接着させている
ので、特に長尺のメインフレーム10であっても接着不
良が生じることがない。本発明の課題の欄に記載したよ
うに、特開平7−172305号公報にも示されている
ような方法で得られた防音材は、長尺物になると、中空
部内に発泡ゴム弾性体が均一に充填密着されておらず、
特にコーナー部等に発泡ゴム弾性体のない空隙部が生じ
て、防音性能に劣るものである。これに対して、本発明
の防音用構造体は、軟質発泡弾性体と中空部の内壁面と
の間に隙間がなく、軟質発泡弾性体と中空部の内壁面と
が全面均一に当接している構造を有しているので、前記
のような従来の防音材と比較すると、格段に防音性能に
優れ、信頼性の高い防音構造体となる。また、軟質発泡
弾性体20の内部にある空気層が断熱作用を呈すること
から、断熱性に優れた構造体ともなる。軟質発泡弾性体
20に挿入されている吸引チューブ25は、取り外すこ
ともできるが、軟質発泡弾性体20の内部にそのまま挿
入した状態でも良い。吸引チューブ25を残留させてお
くと、この部分での吸音効果により防音性能が更に向上
する。
【0022】
【実施例】実施例1:材質6N01のアルミニウム合金
で図6(a)に示す寸法の断面形状をもつ中空押出し形
材を押し出し、強制空冷後、整直し、長さ25mに切断
した。次いで、175℃×6時間の焼戻しを施し、炉冷
して強度を調整した。この中空押出し形材から作製され
たメインフレーム10の中空部14は、図6(b)に寸
法を示す三角形状であった。ポリエーテルポリオール
(分子量3000,水酸基価56.1)19.0重量
%,ポリエーテルポリオール(分子量700,水酸基価
240.2)44.5重量%を混合してなるポリオール
(平均分子量910,平均水酸基価185)63.5重
量%に対し、ジオクチルフタレート6.4重量%,シリ
コーン整泡剤1.0重量%,水1.1重量%,アミン触
媒0.4重量%,顔料0.2重量%及びNCOインデッ
クス95になる量のトリレンジイソシアネート(トリレ
ンジイソシアネートの2,4−異性体と2,6−異性体
の65:35混合物)を配合し、ワンショット法でコン
ベアベルト上の底紙に吐出し、反応発泡させた後、キュ
アしてポリウレタンフォームの連続する長尺体を得た。
このポリウレタンフォーム長尺体から底紙を剥離すると
共に約2mの長さに切断し、軟質ポリウレタンフォーム
のブロック体を製造した。
【0023】軟質発泡弾性体ブロックは、反発弾性率が
7%,通気性が0.83dm3 /秒であった。このブロ
ック体から、図7に示す寸法の三角形状断面をもち長さ
2mの軟質発泡弾性体20を切り出した。得られた軟質
発泡弾性体20を13本用意し、それぞれカッターで軟
質発泡弾性体20の全長にわたってスリット23を入
れ、中心部に直径6mmの挿通孔21をくりぬいた。ス
リット23及び挿通孔21を形成した軟質発泡弾性体1
3を、それぞれの長手方向の端面を接着剤で接合し、長
さ25.02mの軟質発泡弾性体を得た。吸引チューブ
25としては、外径6mm,肉厚1mm,長さ25.2
mmの塩化ビニルチューブを用意した。このチューブに
直径1mmの吸引孔26,26・・を500mm間隔で
穿設した。軟質発泡弾性体20のスリット23を開き、
軟質発泡弾性体20の全長にわたって吸引チューブ25
を挿通孔21にセットし、スリット23を閉じることに
より吸引チューブ25を軟質発泡弾性体20に包み込ん
だ。
【0024】吸引チューブ25がセットされた軟質発泡
弾性体20の外周に熱融着性シート31を密着状態で巻
き付け、図8に示すようにシート31の重ね目及び両端
部を加熱されたアイロンで熱融着し、熱融着部32で袋
状に成形した。なお、熱融着性シート31としては、膜
厚40μm,融点102℃のEVA共重合オレフィン系
樹脂フィルムを使用した。また、熱融着に際しては、熱
融着性シート31の一端部から吸引チューブ25の先端
を袋の外に出しておいた。次いで、吸引チューブ25の
先端を真空ポンプ(図示せず)に接続し、熱融着性シー
ト31でできた袋内の空気を吸引し、メインフレーム1
0の中空部14の断面形状の約10%まで軟質発泡弾性
体20全体を体積収縮させた。
【0025】そして、吸引チューブ25の通気孔29
(図4)をキャップ28で塞いで空気が入らないように
し、吸引チューブ25の先端をガイド片41(図5)に
つけた長さ28mの紐42で結んだ。ガイド片41を中
空部14の一端に配置し、エアガンで他端まで吹き飛ば
すことにより、全長にわたって中空部14に紐42を挿
通した。中空部14の他端から出ている紐42を引っ張
り、熱融着性シート31で包まれ収縮状態にある軟質発
泡弾性体20を中空部14に引き込みセットした。軟質
発泡弾性体20をセットした後、吸引チューブ25の先
端から紐42を外し、キャップ(図示せず)を外した。
これにより、吸引チューブ25の通気孔29を経由して
外気が軟質発泡弾性体20の気泡に戻り、軟質発泡弾性
体20が弾性復元力で膨張した。このとき、中空部14
よりも軟質発泡弾性体20が大きな体積であるため、軟
質発泡弾性体20は、中空部14の内壁面に均一に密着
し、三角形の隅々まで入り込んだ。
【0026】以上の操作を3回繰り返し、図6(a)に
示した3個の中空部(イ),(ロ),(ハ)に軟質発泡
弾性体20を充填した。そして、軟質発泡弾性体20が
複合されたメインフレーム10を130℃×30分で炉
中保持し、熱融着性シート31を溶融させて中空部14
の内壁面に軟質発泡弾性体20を接着した。このように
して得られた防音構造体の内部を観察すると、中空部1
4の隅々まで軟質発泡弾性体20が入り込み、中空部1
4の内壁面に軟質発泡弾性体20が万遍なく接着されて
いた。
【0027】実施例2:実施例1で製造した防音構造体
を長さ2150mmに切断し、幅が約1500mmとな
るように隣接する防音構造体の端面を溶接し、図9に示
すように受音側の中空部に軟質発泡弾性体を充填した防
音性能試験用サンプルパネルA及び全ての中空部14を
低反発率のウレタンフォームで充填したサンプルパネル
Bを作製した。比較のため、中空部14に何も充填しな
いサンプルパネルCを用意した。音源室と受音室とをサ
ンプルパネルで仕切り、音源室及び受音室それぞれにそ
れぞれ騒音計を配置した。音源としてスピーカを使用
し、音源室及び受音室それぞれの平均騒音レベルを測定
し、JIS A1416に定められている式(1)に従
って音響透過損失TLを求めた。一般的に、音響透過損
失TLが大きいほど防音性能の優れたパネルといえる。
【0028】 TL=L1−L2+10log(S/A) ・・・・(1) ただし、L1:音源室の平均騒音レベル L2:受音室の平均騒音レベル S:サンプルの面積 A:受音室の吸音力 求められた音響透過損失TLを各サンプルパネルA〜C
に加えた音響周波数で整理して図10に示す。図10の
調査結果にみられるように、全空間に軟質弾性発泡体を
充填したサンプルパネルBは、最も優れた防音性能を示
している。しかし、受音側中空部のみに軟質弾性発泡体
を充填したサンプルパネルAも、サンプルパネルBに比
較すると防音効果が劣っているが、コストを考慮すると
良好な結果が得られているといえる。サンプルパネルC
は、メインフレームだけのパネルであることから、防音
性能が劣っている。この対比から明らかなように、本発
明に従った防音構造体は、優れた防音性能をもつことが
判る。また、
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の防音構
造体は、アルミ中空押出し形材の中空部に軟質発泡弾性
体が隙間なく充填され、軟質発泡弾性体の長手方向に延
びる面が前記中空部の内壁面に対して全面均一に当接
し、熱融着剤で中空部の内壁面に接着させた構造となっ
ている。そのため、長尺の中空押出し形材をメインフレ
ームとした場合でも、特開平7−172305号公報に
も示されているような方法で製造された、隙間があるよ
うな防音構造体と比較して格段に優れた防音性能が示さ
れる。しかも、簡単な方法で製造できることから、軽量
であることと併せて建築物,車両構体の床材,側材,屋
根材等として広範な分野で使用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従って軟質発泡弾性体を中空押出し
形材の中空部に充填した防音構造体
【図2】 防音構造体のメインフレームとなる中空押出
し形材
【図3】 押出し形材の中空部に充填される軟質発泡弾
性体
【図4】 袋状の熱融着性シートに収容した軟質発泡弾
性体
【図5】 収縮状態の軟質発泡弾性体を中空押出し形材
の中空部に挿入する際に使用するガイド片
【図6】 実施例1で使用した中空押出し形材(a)及
びその中空部(b)
【図7】 実施例1で使用した軟質発泡弾性体の断面
【図8】 軟質発泡弾性体を包み込んだ熱融着性シート
【図9】 中空部に軟質発泡弾性体を充填した防音構造
体を横に接続して構成した防音パネル
【図10】 実施例で用いた各サンプルパネルの音響透
過損失
【符号の説明】
10:メインフレーム 11:リブ 12:上壁部
13:下壁部 14:中空部 15:段差のある継手部 16:フ
ラットな継手部 20:軟質発泡弾性体 21:挿通孔 22:差込
み側面 23:スリット 25:中空チューブ
26:吸引孔 27:吸引チューブの先端側 28:キャップ 29:通気孔 30:熱融着剤層 31:熱融着性シート 32:
熱融着部 41:ガイド片 42:紐
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊井 雅章 東京都品川区東品川二丁目2番20号 日本 軽金属株式会社内 (72)発明者 草野 拓男 東京都品川区東品川二丁目2番20号 日本 軽金属株式会社内 (72)発明者 原 純 東京都品川区東品川二丁目2番20号 日本 軽金属株式会社内 (72)発明者 加嶋 登 東京都千代田区内神田一丁目16番15号 協 立化学産業株式会社内 (72)発明者 石野 卓由 栃木県足利市中川町3756−20 (72)発明者 戸恒 茂 栃木県佐野市富岡町63−11 Fターム(参考) 2E001 DF02 DF04 FA04 FA06 FA11 GA07 GA12 GA23 GA24 GA46 HB04 HD03 HD11 HE02 HE08 2E162 CB08 CD02 CD11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空部が長手方向に延びるアルミ中空押
    出し形材でできたメインフレームと、前記中空部の全長
    に隙間なく挿入され、中空部の断面形状と相似形で自由
    状態では中空部の断面積と同一又はそれよりも大きな断
    面積をもつ軟質発泡弾性体と、前記中空部の内壁面と前
    記軟質発泡弾性体の長手方向に延びる面を互いに密着さ
    せる熱融着剤層とを備え、該熱融着剤層は、熱融着シー
    トの溶融により形成されているとともに、前記軟質発泡
    弾性体の長手方向に延びる面が前記中空部の内壁面に対
    して前記熱融着剤層を介して全面均一に接触しているこ
    とを特徴とするアルミ製防音用構造体。
  2. 【請求項2】 軟質発泡弾性体が、中空部の断面形状と
    相似形で自由状態ではその外周長が中空部の内周長に比
    べて5〜30%大きいものである請求項1記載のアルミ
    製防音用構造体。
  3. 【請求項3】 メインフレームが2枚の表面板及び表面
    板を連結する複数のリブからなる構造を持ち、一方の表
    面板とリブとで形成される中空部のみに軟質発泡弾性体
    が挿入されている請求項1又は2記載のアルミ製防音用
    構造体。
  4. 【請求項4】 JIS K6401に準拠した反発弾性
    率が25%以下であるゴム又は合成樹脂発泡体を軟質発
    泡弾性体として使用する請求項1〜3の何れかに記載の
    アルミ製防音用構造体。
  5. 【請求項5】 ダウ式通気度が0.1〜2.0dm3
    秒のゴム又は合成樹脂発泡体を軟質発泡弾性体として使
    用する請求項1〜4の何れかに記載のアルミ製防音用構
    造体。
  6. 【請求項6】 融点90〜150℃,膜厚20〜70μ
    mの樹脂フィルムを熱融着シートとして使用する請求項
    1〜5の何れかに記載のアルミ製防音用構造体。
  7. 【請求項7】 JIS K6401に準拠した反発弾性
    率が25%以下,ダウ式通気度が0.1〜2.0dm3
    /秒のポリウレタンフォームを軟質発泡弾性体として使
    用する請求項1〜6の何れかに記載のアルミ製防音用構
    造体。
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