JP2002191981A - ナノサイズ貴金属触媒および脂肪族ジオールの選択的な調製方法 - Google Patents

ナノサイズ貴金属触媒および脂肪族ジオールの選択的な調製方法

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JP2002191981A JP2000363616A JP2000363616A JP2002191981A JP 2002191981 A JP2002191981 A JP 2002191981A JP 2000363616 A JP2000363616 A JP 2000363616A JP 2000363616 A JP2000363616 A JP 2000363616A JP 2002191981 A JP2002191981 A JP 2002191981A
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Chandrashekhar Vasant Rode
バサント ローデ チャンドラシェカー
Manisha Madhukar Telkar
マドフカー テルカー マニシャ
Raghunath Vitthal Chaudhari
ビッサル チャウドハリ ラグフナス
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Council of Scientific and Industrial Research CSIR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脂肪族ジオールを選択的に調製するための新
規なナノサイズ貴金属触媒を提供すること。 【解決手段】 脂肪族ジオールを選択的に調製するため
の新規ナノサイズ貴金属触媒であって、以下の一般式を
有する: A/B ここで、Aは、高分子コロイド試薬であり、そしてB
は、貴金属である;それらの組成のモル比は、1〜10
0の範囲であり得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナノサイズ(na
nosized)貴金属触媒およびその調製に関する。
さらに特定すると、本発明は、1,4−ブテンジオール
の選択的な調製のためのコロイド分散形態での上記触媒
組成物、および1,4−ブチンジオールの1,4−ブテ
ンジオールへの選択的な水素化に有用な上記触媒の調製
方法に関する。この触媒は、コロイド分散形態での貴金
属(例えば、パラジウムまたは白金)であり、この場
合、この触媒の粒径は、75nm未満である。
【0002】
【従来の技術】1,4−ブテンジオールは、農薬、殺虫
剤およびビタミンB6を製造する際の非常に有用な中間
体である。1,4−ブテンジオールは、不飽和ジオール
であるので、多くの有機生成物(例えば、テトラヒドロ
フラン、n−メチルピロリドン、γ−ブチロラクトンな
ど)の合成で使用可能である。1,4−ブテンジオール
はまた、製紙工業での添加剤、樹脂製造での安定剤、ベ
アリングシステム用の潤滑剤、およびリン酸アリルの合
成で使用されている。
【0003】従来技術には、1,4−ブチンジオールの
水素化による1,4−ブテンジオールの製造に関し、多
数の触媒を使用することが記述されている。これらの特
許のほとんどは、パラジウムと、銅、亜鉛、カルシウ
ム、カドミウム、鉛、アルミナ、水銀、テルル、ガリウ
ムなどの1種またはそれ以上の混合化合物との組合せに
基づいている。アセチリン(acetylinic)化
合物の選択的な水素化は、Pd触媒(これは、Zn、C
d、Hg、Ga、Th、InまたはGaの塩溶液で処理
されている)を使用する懸濁方法にて、GBA 87
1,804に記述されている。この方法は、シス−1,
2−ブテンジオールについては97%の選択性で、ま
た、そのトランス−1,2−ブテンジオールについては
3%の選択性で、穏やかな条件にて、行われる。さら
に、この触媒システムでの促進剤として、有機アミンの
使用が示唆されている。
【0004】米国特許第2,681,938号で記述さ
れているように、このアセチリン化合物の選択的な水素
化には、リンドラー触媒(鉛をドープしたPd触媒)も
また使用されている。この方法の欠点は、1,4−ブテ
ンジオールの良好な選択性を得るために、余分なアミン
(例えば、ピリジン)を使用することにある。
【0005】さらに別のDE特許(DE 1,213,
839)は、アセチリン化合物を部分的に水素化するた
めのZn塩およびアンモニアでドープしたPd触媒を記
述している。しかし、この触媒は、触媒毒のために、寿
命が短いという重大な欠点がある。
【0006】Pd/Al23触媒(これは、不活性溶媒
中で1,4−ブチンジオールを水素化するために、一酸
化炭素で処理されている)の使用は、DE−A 2,6
19,660で記述されている。この方法の欠点には、
この触媒が一酸化炭素ガス(これは、非常に毒性が高
く、かつ取り扱いが困難である)で処理されていること
がある。
【0007】米国特許第2,961,471号は、ラネ
ーニッケル触媒を使用して1,4−ブチンジオールを部
分的に水素化するためのラネーニッケル触媒を記述して
いる。この触媒は、1,4−ブテンジオールに対する選
択性が低かった。別の米国特許第2,953,604号
では、1,4−ブテンジオールについて81%の選択性
で、1,4−ブチンジオールを1,4−ブテンジオール
に還元するためのPd含有チャコールおよび銅触媒が記
述されている。この方法の欠点には、多量の副生成物の
形成がある。別の米国特許第4,001,344号は、
亜鉛およびカドミウム、あるいはビスマスまたはテルル
と一緒に亜鉛またはカドミウムのいずれかと共に、γ−
Al23と混合したパラジウムを使用することにより、
1,4−ブチンジオールの水素化によって1,4−ブテ
ンジオールを調製するための触媒を記述している。この
方法の欠点には、多量(7.5〜12%)の残留物(こ
れは、1,4−ブテンジオールの選択性を88%まで低
下させる)の形成がある。
【0008】これらの特許に加えて、米国特許第5,5
21,139号および同第5,728,900号は、P
d含有触媒での1,4−ブチンジオールの水素化によっ
て、1,4−ブテンジオールを調製するための触媒およ
び方法を記述している。これらは、固定床触媒を使用し
ており、これは、蒸着またはスパッタリングによって、
支持体として作用する金網または金属箔にPdおよびP
b、またはPdおよびCdを連続的に塗布することによ
り調製された。この方法ではまた、シス−1,4−ブテ
ンジオールについて98%の選択性が得られる。これら
の方法の欠点には、残留物と共に、トランス−1,4−
ブテンジオールもまた得られることがある。
【0009】上記の全てについて、1,4−ブチンジオ
ールを1,4−ブテンジオールに水素化するためのこの
ような触媒は、有機アミンのような促進剤を使用すると
いった欠点がある。それらの調製は、面倒であり、かつ
精巧な設備の使用を伴う。報告されたこれらの触媒の全
ては、所望生成物である1,4−ブテンジオールに対し
て完全に選択的であるわけではない。副生成物および残
留物の形成もまた報告されており、これらは、この方法
の効率に影響を与え、純粋な1,4−ブテンジオールの
回収が困難となる。また、これらの触媒は、急速に不活
性化するので寿命が短いという欠点がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主要な目的
は、脂肪族ジオールを選択的に調製するための新規なナ
ノサイズ貴金属触媒を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、1,4−ブチンジオ
ールを1,4−ブテンジオールに選択的に水素化するた
めの新規なナノサイズ貴金属触媒を提供することにあ
る。
【0012】本発明のさらに他の目的は、ナノサイズ貴
金属触媒をコロイド形態で調製する(これは、1,4−
ブチンジオールを1,4−ブテンジオールに選択的に水
素化するのに有用である)方法を提供することにあり、
ここで、この貴金属は、パラジウムまたは白金であり
得、そのコロイド試薬は、非常に具体的な調製条件に
て、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポ
リエチレンアミン、ポリビニルエーテル、ポリエチレン
グリコールであり得、さらに好ましくは、ポリビニルピ
ロリドンであり得る。
【0013】さらに他の目的は、50nm未満の粒径を
有する上記触媒のコロイド分散体を調製することにあ
る。
【0014】本発明のもう1つの目的は、本発明の触媒
を使用する選択的な水素化によって、1,4−ブチンジ
オールから1,4−ブテンジオールを調製する方法を提
供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、脂肪族ジオー
ルを選択的に調製するための新規ナノサイズ貴金属触媒
であって、以下の一般式を有する: A/B ここで、Aは、高分子コロイド試薬であり、そしてB
は、貴金属である;それらの組成のモル比は、1〜10
0の範囲であり得る、一つの局面では、上記高分子コロ
イド試薬が、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコ
ール、ポリエチレンアミン、ポリビニルエーテル、ポリ
エチレングリコールから選択され、より好ましくは、ポ
リビニルピロリドンである。
【0016】一つの局面では、上記貴金属が、パラジウ
ムまたは白金である。
【0017】一つの局面では、上記触媒のサイズが、1
0〜100nmの範囲である。
【0018】一つの局面では、上記パラジウム源または
白金源が、酢酸、臭化物および塩化物のパラジウム塩ま
たは白金塩からなる群から選択され、好ましくは、パラ
ジウムについては、H2PdCl4であり、そして白金に
ついてはH2PtCl6である。
【0019】他の局面では、本発明は、上記のナノサイ
ズ貴金属触媒を調製する方法であって、上記方法は、以
下を包含する: a.貴金属前駆体を、水および有機溶媒の混合物に溶解
する工程; b.該溶液に、高分子コロイド試薬を添加する工程; c.アルカリ溶液を添加することにより、該溶液のpH
を約4に調整する工程;および d.該溶液を3〜4時間還流し、そして冷却して、生成
物を得る工程。
【0020】一つの局面では、上記貴金属が、パラジウ
ムまたは白金である。
【0021】一つの局面では、上記触媒のサイズが、1
0〜100nmの範囲である。
【0022】一つの局面では、上記パラジウム源または
白金源が、酢酸、臭化物および塩化物のパラジウム塩ま
たは白金塩からなる群から選択され、好ましくは、パラ
ジウムについては、H2PdCl4であり、そして白金に
ついてはH2PtCl6である。
【0023】一つの局面では、上記コロイド試薬が、ポ
リビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリエチ
レンアミン、ポリビニルエーテル、ポリエチレングリコ
ールからなる群から選択され、より好ましくは、ポリビ
ニルピロリドンである。
【0024】一つの局面では、上記有機溶媒が、メタノ
ール、エタノール、イソプロパノール、1,4−ジオキ
サンおよびジメチルエーテルから選択される。
【0025】一つの局面では、水と、メタノール、エタ
ノール、イソプロパノール、1,4−ジオキサンおよび
ジメチルエーテルからなる群から選択される有機溶媒と
の混合物が、1〜100の比である。
【0026】さらに他の局面では、本発明は、1,4−
ブチンジオールから1,4−ブテンジオールを調製する
方法であって、水素雰囲気にて、20〜120℃の間の
範囲の温度で、上記に記載のナノサイズ貴金属触媒を使
用して、攪拌条件下にて、1,4−ブチンジオールの水
溶液を水素化する工程、該反応混合物を室温まで冷却す
る工程、通常の方法により該触媒を分離して、1,4−
ブテンジオールを得る工程、を包含する。
【0027】一つの局面では、水性媒体中の1,4−ブ
チンジオールの濃度が、10〜70%の範囲である。
【0028】一つの局面では、上記水素圧が、100〜
1200psigの範囲である。
【0029】一つの局面では、上記反応系の温度が、2
0〜110℃の範囲である。
【0030】一つの局面では、上記基質溶液中で添加剤
または促進剤を添加することなく、さらに穏やかな条件
にて、85〜100%の間の範囲の選択性で、1,4−
ブチンジオールの1,4−ブテンジオールへの完全な転
化を与える。
【0031】
【発明の実施の形態】上記目的を達成するために、本発
明は、脂肪族ジオールを選択的に調製するためのナノサ
イズ貴金属触媒およびその触媒の調製方法を提供し、こ
の触媒は、以下の一般式を有する: A/B ここで、Aは、高分子コロイド試薬であり、そしてB
は、貴金属である。
【0032】それらの組成のモル比(A/B)は、1〜
100の範囲であり得る。
【0033】本発明で提供されるナノサイズ貴金属触媒
は、非常に具体的な調製条件にて、触媒毒なしに、この
貴金属を高分子で保護することにより調製される。調製
した触媒は、30℃〜90℃の間の範囲の温度および2
00〜700psigの間のH2圧で、1,4−ブチン
ジオールを1,4−ブテンジオールに選択的に水素化す
るために有用である。本発明の方法は、その基質溶液中
でいずれの促進剤も添加することなしに、最低(mi
n)85%の選択性で、1,4−ブチンジオールのシス
−ブテンジオールへの完全な転化を達成する。
【0034】純粋な1,4−ブテンジオールの回収は、
分別真空蒸留により行われる。
【0035】本発明の方法で調製した触媒は、その基質
溶液にいずれの促進剤も添加することなしに、穏やかな
反応条件で、最低85%の選択性で、1,4−ブチンジ
オールを1,4−ブテンジオールへと完全に転化する。
さらに、単に、反応粗製物を分別蒸留することにより、
最高純度の1,4−ブテンジオールが得られる。
【0036】従って、本発明は、脂肪族ジオールを選択
的に調製するためのナノサイズ貴金属触媒を提供し、こ
の触媒は、以下の一般式を有する: A/B ここで、Aは、高分子コロイド試薬であり、そしてB
は、貴金属である。
【0037】それらの組成のモル比(A/B)は、1〜
100の範囲であり得る。この触媒の調製方法は、貴金
属前駆体を、水および有機溶媒の混合物に溶解する工
程;この溶液に、高分子コロイド試薬を添加する工程;
アルカリ溶液を添加することにより、この溶液のpHを
約4に調整する工程;およびこの溶液を3〜4時間還流
し、そして冷却して、生成物を得る工程、を包含する。
【0038】本発明の1実施態様では、この貴金属は、
パラジウムまたは白金であり得る。
【0039】本発明の他の実施態様では、A/Bのモル
比は、1〜60の範囲である。
【0040】本発明の他の実施態様では、この触媒のサ
イズは、10〜100nmの範囲である。
【0041】本発明の他の実施態様では、このパラジウ
ム源または白金源は、酢酸、臭化物および塩化物の塩か
らなる群から選択され、好ましくは、パラジウムについ
ては、H2PdCl4であり、そして白金についてはH2
PtCl6である。
【0042】本発明のさらに他の実施態様では、このコ
ロイド試薬は、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアル
コール、ポリエチレンアミン、ポリビニルエーテル、ポ
リエチレングリコールからなる群から選択され、より好
ましくは、ポリビニルピロリドンであり得る。
【0043】本発明のさらに他の実施態様では、この有
機溶媒は、メタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、1,4−ジオキサンおよびジメチルエーテルからな
る群から選択される。
【0044】さらに他の実施態様では、水と、メタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、1,4−ジオキサ
ンおよびジメチルエーテルからなる群から選択される有
機溶媒との混合物は、1〜100の比である。
【0045】さらに他の実施態様では、本発明は、1,
4−ブチンジオールから1,4−ブテンジオールを調製
する改良された方法を提供し、この方法は、水素化雰囲
気にて、20〜120℃の間の範囲の温度で、ナノサイ
ズ貴金属触媒を使用して、攪拌条件下にて、1,4−ブ
チンジオールの水溶液を水素化する工程、この反応混合
物を室温まで冷却する工程、通常の方法によりこの触媒
を分離して、1,4−ブテンジオールを得る工程、を包
含する。
【0046】さらに他の実施態様では、水性媒体中の
1,4−ブチンジオールの濃度は、10〜70%の範囲
である。
【0047】さらに他の実施態様では、この水素圧は、
100〜1200psigの範囲であり得る。
【0048】さらに他の実施態様では、この反応混合物
の温度は、20〜110℃の範囲であり得る。
【0049】本発明の方法により、この基質溶液中で添
加剤または促進剤を添加することなく、さらに穏やかな
条件にて、最低85%の選択性で、1,4−ブチンジオ
ールの1,4−ブテンジオールへの完全な転化を生じ
る。
【0050】本発明の1実施態様は、ナノサイズ貴金属
触媒の調製方法を提供し、この触媒は、非常に具体的な
調製条件にて、触媒毒なしに、この貴金属を高分子で保
護することにより、調製される。調製した触媒は、30
℃〜90℃の間の範囲の温度および200〜700ps
igの間の水素圧で、1,4−ブチンジオールを1,4
−ブテンジオールに選択的に水素化するために有用であ
る。本発明の方法は、その基質溶液中でいずれの促進剤
も添加することなしに、85〜100%の間の範囲の選
択性で、1,4−ブチンジオールのシス−1,4−ブテ
ンジオールへの完全な転化を達成する。その触媒活性
は、TOF(hr-1)で表わすと、文献で報告されたも
のより、ほぼ300倍高い。さらに、単に、分別蒸留す
ることにより、この反応混合物から、最高純度で、1,
4−ブテンジオールが得られる。
【0051】1,4−ブチンジオールの1,4−ブテン
ジオールへの水素化は、一定の温度およびH2圧(これ
は、実施例で言及する)で、アンモニアの添加なしで、
水中での1,4−ブチンジオールの混合物に懸濁したP
d含有触媒の存在下にて、攪拌条件下で、オートクレー
ブ中で行われた。オートクレーブを加圧する前に、この
オートクレーブ内に空気が存在していないことを確実に
する。この水素化は、水素の吸収が停止または不変にな
ると完結する。この反応が完結すると、その反応器は周
囲温度より低く冷却され、その内容物が取り出され、こ
の反応混合物が、ガスクロマトグラフにより分析され
た。
【0052】本発明の方法を、以下で示した実施例にて
詳細に記述するが、これらは、例示にすぎず、本発明の
範囲を限定するとみなすべきではない。
【0053】
【実施例】(実施例1)本実施例は、以下の手順による
68nmの粒径を有するナノサイズPd触媒の調製を例
示しており、ここで、ポリビニルピロリドン(PV
P):Pdのモル比は、1:1である。35.5mgの
塩化パラジウムを5mlの濃塩酸に溶解し、そして水を
添加することにより100mlまで希釈して、0.2m
M H2PdCl4を得た。この溶液から、15mlの
0.2mM H2PdCl4を回収し、そして15mlの
エチルアルコールを添加した。10%NaOH溶液を添
加することにより、この溶液のpHを4まで高めた。こ
の溶液に、3.33mgのPVPを添加し、次いで、水
を添加することにより、この溶液を50mlまで希釈
し、その混合物を3時間還流した。3時間後、この溶液
を冷却し、そして1,4−ブチンジオールの1,4−ブ
テンジオールへの水素化に直接使用した。
【0054】(実施例2)本実施例は、以下の手順によ
るナノサイズPd触媒(粒径44nm)の調製を例示し
ており、ここで、PVP:Pdのモル比は、10:1で
ある。35.5mgの塩化パラジウムを5mlの濃塩酸
に溶解し、そして水を添加することにより100mlま
で希釈して、0.2mM H2PdCl4を得た。この溶
液から、15mlの0.2mM H2PdCl4を回収
し、そして15mlのエチルアルコールを添加した。1
0%NaOH溶液を添加することにより、この溶液のp
Hを4まで高めた。この溶液に、33.3mgのPVP
を添加し、次いで、水を添加することにより、この溶液
を50mlまで希釈し、その混合物を3時間還流した。
3時間後、この溶液を冷却し、そして1,4−ブチンジ
オールの1,4−ブテンジオールへの水素化に直接使用
した。
【0055】(実施例3)本実施例は、以下の手順によ
る30nmの粒径を有するナノサイズPd触媒の調製を
例示しており、ここで、PVP:Pdのモル比は、2
0:1である。35.5mgの塩化パラジウムを5ml
の濃塩酸に溶解し、そして水を添加することにより10
0mlまで希釈して、0.2mM H2PdCl4を得
た。この溶液から、15mlの0.2mM H2PdC
4を回収し、そして15mlのエチルアルコールを添
加した。10%NaOH溶液を添加することにより、こ
の溶液のpHを4まで高めた。この溶液に、66.6m
gのPVPを添加し、次いで、水を添加することによ
り、この溶液を50mlまで希釈し、その混合物を3時
間還流した。3時間後、この溶液を冷却し、そして1,
4−ブチンジオールの1,4−ブテンジオールへの水素
化に直接使用した。
【0056】(実施例4)本実施例は、以下の手順によ
るナノサイズPd触媒(粒径25nm)の調製を例示し
ており、ここで、PVP:Pdのモル比は、30:1で
ある。35.5mgの塩化パラジウムを5mlの濃塩酸
に溶解し、そして水を添加することにより100mlま
で希釈して、0.2mM H2PdCl4を得た。この溶
液から、15mlの0.2mM H2PdCl4を回収
し、そして15mlのエチルアルコールを添加した。1
0%NaOH溶液を添加することにより、この溶液のp
Hを4まで高めた。この溶液に、99.9mgのPVP
を添加し、次いで、水を添加することにより、この溶液
を50mlまで希釈し、その混合物を3時間還流した。
3時間後、この溶液を冷却し、そして1,4−ブチンジ
オールの1,4−ブテンジオールへの水素化に直接使用
した。
【0057】(実施例5)本実施例は、以下の手順によ
るナノサイズPd触媒(粒径22nm)の調製を例示し
ており、ここで、PVP:Pdのモル比は、40:1で
あり、そして水と有機溶媒との比は、30:70であ
る。35.5mgの塩化パラジウムを5mlの濃塩酸に
溶解し、そして水を添加することにより100mlまで
希釈して、0.2mM H2PdCl4を得た。この溶液
から、15mlの0.2mM H2PdCl4を回収し、
そして15mlのエチルアルコールを添加した。10%
NaOH溶液を添加することにより、この溶液のpHを
4まで高めた。この溶液に、133mgのPVPを添加
し、次いで、水を添加することにより、この溶液を50
mlまで希釈し、その混合物を3時間還流した。3時間
後、この溶液を冷却し、そして1,4−ブチンジオール
の1,4−ブテンジオールへの水素化に直接使用した。
【0058】(実施例6)本実施例は、以下の手順によ
るナノサイズPd触媒(粒径22nm)の調製を例示し
ており、ここで、PVP:Pdのモル比は、40:1で
あり、そして水と有機溶媒との比は、50:50であ
る。35.5mgのPdCl4を5mlの濃塩酸に溶解
し、そして水を添加することにより100mlまで希釈
して、0.2mM H2PdCl4溶液を得た。この溶液
から、15mlの0.2mM H2PdCl4を回収し、
そして25mlのエチルアルコールを添加した。10%
NaOH溶液を添加することにより、この溶液のpHを
4まで高めた。この溶液に、133mgのPVPを添加
し、次いで、水を添加することにより、この溶液を50
mlまで希釈し、その混合物を3時間還流した。3時間
後、この溶液を冷却し、そして1,4−ブチンジオール
の1,4−ブテンジオールへの水素化に直接使用した。
【0059】(実施例7)本実施例は、以下の手順によ
るナノサイズPt触媒(粒径20nm)の調製を例示し
ており、ここで、PVP:Ptのモル比は、40:1で
あり、そして水と有機溶媒との比は、30:70であ
る。67.4mgのPtCl4を5mlの濃塩酸に溶解
し、そして水を添加することにより100mlまで希釈
して、0.2mM H2PtCl4溶液を得た。この溶液
から、15mlの0.2mM H2PtCl4を回収し、
そして15mlのエチルアルコールを添加した。10%
NaOH溶液を添加することにより、この溶液のpHを
4まで高めた。この溶液に、133mgのPVPを添加
し、次いで、水を添加することにより、この溶液を50
mlまで希釈し、その混合物を3時間還流した。3時間
後、この溶液を冷却し、そして1,4−ブチンジオール
の1,4−ブテンジオールへの水素化に直接使用した。
【0060】(実施例8)本実施例は、以下のようにし
て1,4−ブチンジオールの1,4−ブテンジオールへ
の水素化のための実施例1〜7で記述したナノサイズパ
ラジウムおよび白金触媒の性能を例示している: 1,4−ブチンジオール(水溶液)の濃度 :20% 触媒の濃度 :0.5ml 温度 :50℃ H2 :350psig
【0061】
【表1】
【0062】
【発明の効果】本発明の利点は、以下である: 1.1,4−ブチンジオールの1,4−ブテンジオール
への選択的な水素化は、それを触媒毒することなく、ナ
ノサイズ貴金属触媒を使用することにより、達成され
る。
【0063】2.この触媒の粒径は、50nmより小さ
い。
【0064】3.1,4−ブテンジオールの選択的な調
製は、その基質溶液中で任意の添加剤または促進剤を添
加することなしに達成される。
【0065】4.触媒に対する特別な還元方法は、必要
ではない;その溶媒自体が、この触媒を還元する。
【0066】5.結果は、穏やかな反応条件下にて得ら
れた。
【0067】6.得られた転換数(turn over
number)は、2〜3.5×106の範囲であ
り、これは、文献で報告された数よりも高い。
【0068】7.純粋な1,4−ブテンジオールの回収
は、分別真空蒸留することにより、行われる。
【0069】本発明により、脂肪族ジオールを選択的に
調製するための新規なナノサイズ貴金属触媒を提供する
ことができる。より詳細には、1,4−ブチンジオール
を1,4−ブテンジオールに選択的に水素化するための
新規なナノサイズ貴金属触媒を提供することが可能であ
る。
【0070】さらに、本発明により、ナノサイズ貴金属
触媒をコロイド形態で調製する(これは、1,4−ブチ
ンジオールを1,4−ブテンジオールに選択的に水素化
するのに有用である)方法を提供することができる。こ
こで、この貴金属は、パラジウムまたは白金であり得、
そのコロイド試薬は、非常に具体的な調製条件にて、ポ
リビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリエチ
レンアミン、ポリビニルエーテル、ポリエチレングリコ
ールであり得、さらに好ましくは、ポリビニルピロリド
ンであり得る。また、本発明により、50nm未満の粒
径を有する上記触媒のコロイド分散体を調製することが
可能である。
【0071】さらに、本発明の触媒を使用する選択的な
水素化によって、1,4−ブチンジオールから1,4−
ブテンジオールを調製する方法を提供することが可能で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 マニシャ マドフカー テルカー インド国 マハラシュトラ, ピュン 411 008, ナショナル ケミカル ラボ ラトリー内 (72)発明者 ラグフナス ビッサル チャウドハリ インド国 マハラシュトラ, ピュン 411 008, ナショナル ケミカル ラボ ラトリー内 Fターム(参考) 4G069 AA02 AA08 AA09 BA21C BA22A BA22B BB02A BB02B BB08C BC69A BC72A BC72B BC72C BC75A BC75B BC75C BD12C BD13C BE06A BE07A BE08C BE09A BE14A BE19A BE19B BE38A BE38B CB02 CB70 DA03 EB19 FA01 FB05 FC02 FC09 FC10 4H006 AA02 AC11 BA25 BA26 BA81 BA85 BC10 BC11 BC35 BE20 FC74 FE11 4H039 CA29 CB10

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脂肪族ジオールを選択的に調製するため
    の新規ナノサイズ貴金属触媒であって、以下の一般式を
    有する: A/B ここで、Aは、高分子コロイド試薬であり、そしてB
    は、貴金属である;それらの組成のモル比は、1〜10
    0の範囲であり得る、 触媒。
  2. 【請求項2】 前記高分子コロイド試薬が、ポリビニル
    ピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリエチレンアミ
    ン、ポリビニルエーテル、ポリエチレングリコールから
    選択され、より好ましくは、ポリビニルピロリドンであ
    る、請求項1に記載の触媒。
  3. 【請求項3】 前記貴金属が、パラジウムまたは白金で
    ある、請求項1に記載の触媒。
  4. 【請求項4】 前記触媒のサイズが、10〜100nm
    の範囲である、請求項1に記載の触媒。
  5. 【請求項5】 前記パラジウム源または白金源が、酢
    酸、臭化物および塩化物のパラジウム塩または白金塩か
    らなる群から選択され、好ましくは、パラジウムについ
    ては、H2PdCl4であり、そして白金についてはH2
    PtCl6である、請求項1に記載の触媒。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のナノサイズ貴金属触媒
    を調製する方法であって、該方法は、以下を包含する: a.貴金属前駆体を、水および有機溶媒の混合物に溶解
    する工程; b.該溶液に、高分子コロイド試薬を添加する工程; c.アルカリ溶液を添加することにより、該溶液のpH
    を約4に調整する工程;および d.該溶液を3〜4時間還流し、そして冷却して、生成
    物を得る工程。
  7. 【請求項7】 前記貴金属が、パラジウムまたは白金で
    ある、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記触媒のサイズが、10〜100nm
    の範囲である、請求項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記パラジウム源または白金源が、酢
    酸、臭化物および塩化物のパラジウム塩または白金塩か
    らなる群から選択され、好ましくは、パラジウムについ
    ては、H2PdCl4であり、そして白金についてはH2
    PtCl6である、請求項6に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記コロイド試薬が、ポリビニルピロ
    リドン、ポリビニルアルコール、ポリエチレンアミン、
    ポリビニルエーテル、ポリエチレングリコールからなる
    群から選択され、より好ましくは、ポリビニルピロリド
    ンである、請求項6に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記有機溶媒が、メタノール、エタノ
    ール、イソプロパノール、1,4−ジオキサンおよびジ
    メチルエーテルから選択される、請求項6に記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 水と、メタノール、エタノール、イソ
    プロパノール、1,4−ジオキサンおよびジメチルエー
    テルからなる群から選択される有機溶媒との混合物が、
    1〜100の比である、請求項6に記載の方法。
  13. 【請求項13】 1,4−ブチンジオールから1,4−
    ブテンジオールを調製する方法であって、水素雰囲気に
    て、20〜120℃の間の範囲の温度で、請求項1に記
    載のナノサイズ貴金属触媒を使用して、攪拌条件下に
    て、1,4−ブチンジオールの水溶液を水素化する工
    程、該反応混合物を室温まで冷却する工程、通常の方法
    により該触媒を分離して、1,4−ブテンジオールを得
    る工程、を包含する、方法。
  14. 【請求項14】 水性媒体中の1,4−ブチンジオール
    の濃度が、10〜70%の範囲である、請求項13に記
    載の方法。
  15. 【請求項15】 前記水素圧が、100〜1200ps
    igの範囲である、請求項13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記反応系の温度が、20〜110℃
    の範囲である、請求項13に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記基質溶液中で添加剤または促進剤
    を添加することなく、さらに穏やかな条件にて、85〜
    100%の間の範囲の選択性で、1,4−ブチンジオー
    ルの1,4−ブテンジオールへの完全な転化を与える、
    請求項13に記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012035264A (ja) * 2004-03-31 2012-02-23 Kanto Chem Co Inc 水素化促進剤、水素化触媒及びアルケン化合物の製法
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