JP2002191902A - 圧力晶析装置 - Google Patents

圧力晶析装置

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JP2002191902A
JP2002191902A JP2000393359A JP2000393359A JP2002191902A JP 2002191902 A JP2002191902 A JP 2002191902A JP 2000393359 A JP2000393359 A JP 2000393359A JP 2000393359 A JP2000393359 A JP 2000393359A JP 2002191902 A JP2002191902 A JP 2002191902A
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stopper
pressure
bolster
crystallization apparatus
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JP2000393359A
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English (en)
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Munenori Soejima
宗矩 副島
Katsufumi Urabe
克文 卜部
Masahiro Motoyuki
正浩 元行
Shingo Yoshida
紳吾 吉田
Tomonori Uemura
朋紀 植村
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加圧装置の下面への栓体の取り付け取り外し
を容易とし、取り外した別位置でシール材の交換を行う
ようにして、シール材の交換を容易とした圧力晶析装置
を提供すること。 【解決手段】 上端部が開口し内部が処理室9とされた
筒状の高圧容器8の上端開口部が栓体16により開閉自
在に施蓋され、該栓体16は上下動自在なスライド15
の下面に取り付けられ、該スライド15の移動により前
記処理室9に軸方向力を付与して、該処理室9内の被処
理物を晶析させる圧力晶析装置において、前記スライド
15には、前記栓体16を着脱自在に取り付ける取付装
置17が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力晶析装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の圧力晶析装置として、例えば、
特公昭61−34845号公報、特公平2−10682
号公報、特公平4−6401号公報、特公平4−640
2号公報等に記載のものが公知である。前記従来のもの
は、両端が開口し内部が処理室とされた筒状の高圧容器
の両端開口部より、栓体を挿入して前記処理室に軸方向
力を付与し、処理室内の被処理物(複数成分からなる液
相または固・液混合物からなる原料(流動相混合物))
を加圧して晶析させ(以下、「晶析工程」という)、そ
の後、両栓体を相対接近させて液相成分を処理室外へ排
出し、残った固相を圧搾しながら固液を分離し(以下、
「分離工程」という)、その後、処理室から晶析物(固
相)を取り出す(以下、「取出工程」という)ものであ
った。
【0003】そして、従来のものは、高圧容器が縦軸心
に配置され、該容器の上方に加圧装置が配置され、該加
圧装置の下面に栓体が取り付けられるよう構成されてい
た。また、前記栓体には、高圧容器との密封を行うため
にOリングなどのシール材が取り付けられており、該シ
ール材は消耗品であり、定期的な取り替えが必要であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記加圧装置の下面に
取り付ける栓体は重量物であり、その取り付け取り外し
作業は困難であった。また、栓体を加圧装置の下面に取
り付けたままで、シール材の交換を行うことは、下面作
業となり、作業性が悪かった。そこで、本発明は、加圧
装置の下面への栓体の取り付け取り外しを容易とし、取
り外した別位置でシール材の交換を行うようにして、シ
ール材の交換を容易とした圧力晶析装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、次の手段を講じた。すなわち、本発明の
特徴とするところは、上端部が開口し内部が処理室とさ
れた筒状の高圧容器の上端開口部が栓体により開閉自在
に施蓋され、該栓体は上下動自在なスライドの下面に取
り付けられ、該スライドの移動により前記処理室に軸方
向力を付与して、該処理室内の被処理物を晶析させる圧
力晶析装置において、前記スライドには、前記栓体を着
脱自在に取り付ける取付装置が設けられた点にある。
【0006】前記取付装置は、前記栓体をスライド下面
に着脱自在に固定するロック装置と、前記栓体をスライ
ドの下面において横方向に移動させる移動装置とを有す
るのが好ましい。前記栓体は、高圧容器の開口部に挿入
されるピストン部と、該ピストン部を取り付けるボルス
タとを有し、前記ボルスタが前記スライド下面に固定さ
れ、該ボルスタに排液制御用のストップ弁が設けられて
いるのが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1に示すものは、圧力晶析装置の
全体図である。この圧力晶析装置は、下部のベース1
と、上部のヘッド2とをタイロッド3で連結固定したフ
レーム4を有する。前記ベース1上には、栓体5である
ピストンが縦軸姿勢で固定されている。このピストン5
の両側に、高圧容器駆動用シリンダ6が立設されてい
る。
【0008】前記高圧容器駆動用シリンダ6には、ピス
トンロッド7が上方に突出し、該ピストンロッド7の上
端部に高圧容器8が固定され、該高圧容器8は、前記シ
リンダ6により上下方向移動自在とされている。前記高
圧容器8は、上下端部が開口しその内部に処理室9を有
した筒状に形成されている。この高圧容器8の下端開口
部より、前記ピストン5の上端部が挿入されている。高
圧容器8の下方移動限は、ピストン5の上端が高圧容器
8の上端から露出する程度とされている。
【0009】前記ヘッド2には、加圧装置10が設けら
れ、該加圧装置10は、メインシリンダ11と小径の補
助シリンダ12とを有する。各シリンダ11,12には
下方に突出するピストン13,14を有し、該ピストン
13,14の下端にスライド15が固定されている。前
記スライド15の下面に栓体16である上蓋が、取付装
置17を介して着脱自在に取り付けられている。図2〜
4に示すように、前記取付装置17は、前記栓体16を
スライド15下面に着脱自在に固定するロック装置18
と、前記栓体16をスライド15の下面において横方向
に移動させる移動装置19とを有する。
【0010】前記栓体16は、前記高圧容器8の開口部
に挿入されるピストン部20と、該ピストン部20を取
り付けるボルスタ21とを有する。そして、前記ピスト
ン部20はホルダ22によって前記ボルスタ21に着脱
自在に取り付けられている。前記ピストン部20の外周
面には、Oリングなどのシール材23と、該シール材2
3をガイドするブッシュ24が嵌合されている。また、
ピストン部20の下端面には、排液孔25が開口し、該
開口部はフィルタ26によって施蓋されている。前記排
液孔25は、ピストン部20の側面に開口し、ボルスタ
21に設けられたストップ弁(高圧弁)27、オリフィ
スに連通している。この高圧弁27には、排液ライン2
8が接続されている。
【0011】前記ロック装置18は、スライド15の下
面に設けられて、前記ボルスタ21をスライド15下面
に固定するものである。このロック装置18は、上下方
向揺動自在に枢支されたロックアーム29と、該アーム
29の一端を押動する油圧シリンダ30と、該アーム2
9の戻りを行うスプリング31とを有する。前記油圧シ
リンダ30でアーム29を押動させることにより、該ア
ーム29の他端側でボルスタ21をスライド15下面に
固定する。油圧シリンダ30を非作動とすることによ
り、スプリング31によりアーム29のロック作用が解
除される。
【0012】前記移動装置19は、前記ロック装置18
のロック解除において、ボルスタ21が下方に落下しな
いようにボルスタ21を保持すると共に、該ボルスタ2
1を横方向に移動可能に保持する左右一対のレール32
を有し、該レール32は、スライド15下面に取り付け
られている。前記レール32の端部は、スライド15の
外方に延出し、上蓋仮受け部33を構成している。この
仮受け部33において、栓体16は上方に吊り上げ自在
とされている。
【0013】さらに移動装置19には、前記レール32
上のボルスタ21を横方向に移動させる横移動用シリン
ダ34を有し、該シリンダ34は前記スライド15に設
けられている。このシリンダ34のピストンロッド35
の先端に係合部36が設けられ、該係合部36に上方か
ら着脱自在に係合する被係合部がボルスタ21に設けら
れている。前記スライド15の下面には、前記横移動用
シリンダ34によって移動されてきたボルスタ21を位
置決めするためのストッパー37が設けられている。こ
のストッパー37は、前記レール32の端部に左右一対
設けられ、左右のストッパー37によってハの字状の傾
斜面が構成され、該傾斜面にボルスタ21のコーナ部が
当接することにより、左右方向のセンタリングと前後方
向の位置決めが行われる。
【0014】尚、ボルスタ21の位置決めを行うため
に、図3の仮想線で示すようなセンタリングピン38を
用いることもできる。図5、6は、前記高圧弁27に接
続される排液ライン28の詳細を示すものである。図5
は、高圧容器8の処理室9に原料が供給された状態を示
す。図6は、加圧装置10でスライド15を下降させ
て、容器8の上蓋16が閉じられ、晶析工程がスタート
した状態を示す。晶析工程での液相は、排液ライン28
を介して外部に排出し、容器8内に固相を残す。
【0015】その後、スライド15を上方に移動し、且
つ、高圧容器8を下方に移動させて、ピストン5上に晶
析物を露出させて、取出工程を行う。上蓋16の交換
は、図1〜4に示す如く、ロック装置18のロックを解
除し、移動装置19のシリンダ34を伸長させる。これ
により、ボルスタ21はレール32上を移動してスライ
ド15の外方の仮受け部33まで移動する。この仮受け
部33において、図2の仮想線で示すように栓体16を
クレーンにより吊り上げ、別位置に移動して、上蓋16
のピストン部20を上方に反転して、シール材23など
の取り替えを行う。
【0016】上蓋16の取り付けは、前記取り外しと逆
の手順を行う。尚、本発明は、前記実施の形態に示すも
のに限定されない。例えば、栓体16として上蓋を例示
したが、特公平4−6402号公報に示すようなピスト
ンであっても良い。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、加圧装置の下面への栓
体の取り付け取り外しが容易になるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態を示す圧力晶析装
置の全体構成図である。
【図2】図2は、取付装置の正面図である。
【図3】図3は、取付装置の側面図である。
【図4】図4は、取付装置の下面図である。
【図5】図5は、高圧容器に原料が供給された状態を示
す図面である。
【図6】図6は、上蓋位置により計量している状態を示
す図面である。
【符号の説明】
8 高圧容器 9 処理室 15 スライド 16 栓体(上蓋) 17 取付装置 18 ロック装置 19 移動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 元行 正浩 大阪府大阪市中央区備後町4丁目1番3号 株式会社神戸製鋼所大阪支社内 (72)発明者 吉田 紳吾 大阪府大阪市中央区備後町4丁目1番3号 株式会社神戸製鋼所大阪支社内 (72)発明者 植村 朋紀 大阪府大阪市中央区備後町4丁目1番3号 株式会社神戸製鋼所大阪支社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端部が開口し内部が処理室とされた筒
    状の高圧容器の上端開口部が栓体により開閉自在に施蓋
    され、該栓体は上下動自在なスライドの下面に取り付け
    られ、該スライドの移動により前記処理室に軸方向力を
    付与して、該処理室内の被処理物を晶析させる圧力晶析
    装置において、 前記スライドには、前記栓体を着脱自在に取り付ける取
    付装置が設けられたことを特徴とする圧力晶析装置。
  2. 【請求項2】 前記取付装置は、前記栓体をスライド下
    面に着脱自在に固定するロック装置と、前記栓体をスラ
    イドの下面において横方向に移動させる移動装置とを有
    することを特徴とする請求項1記載の圧力晶析装置。
  3. 【請求項3】 前記栓体は、前記高圧容器の開口部に挿
    入されるピストン部と、該ピストン部を取り付けるボル
    スタとを有し、前記ボルスタが前記スライド下面に固定
    され、該ボルスタに排液制御用のストップ弁が設けられ
    ていることを特徴とする請求項2記載の圧力晶析装置。
JP2000393359A 2000-12-25 2000-12-25 圧力晶析装置 Pending JP2002191902A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113262738A (zh) * 2021-04-12 2021-08-17 合肥通用机械研究院有限公司 集反应结晶、浆洗、过滤、干燥功能的液力挤压式一体机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113262738B (zh) * 2021-04-12 2023-02-28 合肥通用机械研究院有限公司 集反应结晶、浆洗、过滤、干燥功能的液力挤压式一体机

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