JP2002191667A - 温熱治療機 - Google Patents

温熱治療機

Info

Publication number
JP2002191667A
JP2002191667A JP2000395168A JP2000395168A JP2002191667A JP 2002191667 A JP2002191667 A JP 2002191667A JP 2000395168 A JP2000395168 A JP 2000395168A JP 2000395168 A JP2000395168 A JP 2000395168A JP 2002191667 A JP2002191667 A JP 2002191667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
temperature
water
tank
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000395168A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Shiga
寿 志賀
Noriyoshi Matsumura
則美 松村
Yukio Ito
幸夫 伊藤
Kazuya Osugi
和也 大杉
Takashi Moriwaki
尚 森脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2000395168A priority Critical patent/JP2002191667A/ja
Priority to PCT/JP2001/011225 priority patent/WO2002051350A1/ja
Publication of JP2002191667A publication Critical patent/JP2002191667A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被治療体への重大な危険を未然に防止すると
共に、治療に適した一定温度の温水を短時間で貯湯槽に
貯めるものである。 【構成】 治療を行う貯湯槽1と、この貯湯槽内に給湯
する第1温水機2と、前記貯湯槽内の温水を外部から加
温する第2温水機22とを備え、一定温度により被治療
体(H)の温熱治療を行うものにおいて、第1温水機に
より一定温度に近い温水を給湯した後、第2温水機によ
り一定温度まで調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体や猫等の哺乳
動物の悪性疾患を一定温度の温水により治療する温熱治
療機に関する。
【0002】
【従来の技術】悪性疾患として代表されるのは、悪性腫
瘍と呼ばれる所謂癌やエイズがあるが、これらの治療方
法としては、患部にRF波(ラジオ波)、電磁波、放射
線を当てて加温し癌細胞を破壊するものがあるが、この
方法は患部に直接照射するため治療効果が上がるものの
最低でも10mm径のアプリケータ、時には体内の粘膜
面に過大な線量が照射されるのを防止するため20mm
径のアプリケータを腔内に通す必要がある。
【0003】また、単に抗ガン剤を服用する場合もある
が、これは治療というよりも鎮痛剤や進行防止としての
使用方法であり最も効果的な要素ではない。
【0004】この様なことから、患部に放射線やRF波
を当てて治療を行いつつ、同時に抗ガン剤を用いる併用
方式が一般的である。
【0005】ところで、古くから癌細胞は温熱感受性が
高く、正常組織に比べてPH値が低いことから42度、
もしくは42.5度の温度で加温することにより破壊す
ることが知られており、前述のいずれの方法もこの温度
により治療を行うものであるが、重大な欠点がある。
【0006】それは、局部治療であるため、検査では発
見しにくい他の部位に転移している癌細胞の治療ができ
ないことである。
【0007】もとの癌細胞と体内のどこかに転移してい
る癌細胞の全てを同時に破壊治療する方法としては、人
体の全部を42度や42.5度、(実際には42.5度
がよい)に所定時間加温する全身加温療法がある。(特
開昭59−67947号公報)この具体的な手段は、人
体の首、頭部を除く全ての部位を42.5度に管理され
た湯の中に所定時間の間入れて全体を同温度に加温する
温水全身加温であるが、人体の殆んど全部を収容する貯
湯槽は約200リットル以上の貯湯量となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述の様に一般家庭で
施工される浴槽の貯湯量程度の大きさをもつ貯湯槽内へ
の給湯はかなりの時間を要すると共に、所定水位まで貯
湯した状態での一定温度の維持が難関である。
【0009】即ち、前述の42.5度の湯温管理は非常
に難しく、1度でも上昇すると生死への影響を及ぼすた
め重要であるが、仮に貯湯槽内に給湯する給湯機の温度
設定を42.5度に設定できたとしても、この温度のま
まで貯湯槽内に給湯すれば大気との接触や貯湯槽の壁材
との接触により大きく湯温が低下し全く治療ができない
欠点がある。
【0010】さりとて、予め湯温が低下する温度を推定
して、例えば45度の高目の湯を入れた場合には、程よ
く42.5度で安定すればよいが、43.5度や44度
で安定したままで治療を行えば重大な危険を生じる。
【0011】本発明は、この様な重大な危険を未然に防
止し、且つ治療に適した一定温度の温水を短時間で貯湯
槽に貯めるものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、温水の貯湯槽
と、前記貯湯槽内に給湯する第1温水機と、前記貯湯槽
内の湯を吸湯して加温し再び貯湯槽内に送湯する第2温
水機とを備え、前記貯湯槽内に入湯して一定温度の湯温
により温熱治療を行うものにおいて、前記第1温水機に
よる出湯温度を前述の一定温度に近い湯温とし、前記第
2温水機により一定温度に調整するものである。
【0013】また、前記第1温水機による出湯温度は、
前述の一定温度よりも低い湯温に設定したものである。
【0014】そして、前記第2温水機による貯湯水の加
温は、循環ポンプにより吸湯パイプと送湯パイプを介し
て貯湯槽と第2温水機間を循環させることにより実行す
るものである。
【0015】さらに、温水の貯湯槽と、前記貯湯槽内に
給湯する第1温水機と、前記貯湯槽内の湯を一定温度に
加温する第2温水機と、前記貯湯槽内の湯温を低下する
冷却手段とを備え、前記貯湯槽内に入湯して一定温度の
湯温により温熱治療を行うものにおいて、前記貯湯槽内
の湯温が治療に適した湯温以上である時に前記冷却手段
により湯温を低下するものである。
【0016】また、前記冷却手段は、少なくとも前記貯
湯槽内の湯温よりも低い水温の水を給水する前記貯湯槽
内に収設したラジエータにより構成したものである。
【0017】そして、前記冷却手段は、冷却機により構
成したものである。
【0018】加えて、前記第2温水機による貯湯槽内の
吸湯は前記貯湯槽の上部にて行い、貯湯槽内への送湯は
該貯湯槽の下部にて行うものである。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明の温熱治療機の一実施例を示す
基本システム図、図2は同じく図1の実施例を具現化し
たシステム図、図3は同じく他の実施例を示すシステム
図である。
【0020】(1)は貯湯容量が約300リットルの内
容量をもつ貯湯槽で、図示していないが外壁を肉厚の断
熱材により囲っている。(2)は内に高発熱量(約10
KW)の温水ヒータ(3)を有し内部に貯めた湯(約3
00リットル)を常に約85度に保温する押上式の第1
温水器で、実際に前記貯湯槽内に給湯する場合は水道水
を混合して40度になるように設定する。
【0021】この40度の温度設定は、後述するミキシ
ングバルブにより行われる。
【0022】(4)は前記貯湯槽(1)の下部に連結し
た水道水の給水パイプ、(5)は前記貯湯槽(1)の上
部に連結した出湯パイプ、(6)は前記給水パイプ
(4)と連結した水道パイプ、(7)は前記水道パイプ
の適所に取り付けた止水栓、(8)は止水栓と第1温水
機(2)側と水路を連結するカップリング、(9)は前
記水道パイプ(6)の適所に取り付けた減圧逆止弁、
(10)は水道パイプ(6)側と出湯パイプ(5)側と
を連結し前記第1温水機(2)の出湯水と水道水とを混
合して水温調節を行うミキシングバルブで、このバルブ
から出湯する湯温は治療温度の42.5度よりも低い約
40度となるように設定している。
【0023】(11)は前記ミキシングバルブ(10)
の出湯水を貯湯槽(1)側に送る送水パイプ、(12)
は貯湯槽(1)側の温水が第1温水機(2)側に逆流す
るのを防止する逆止弁、(13)は前記送水パイプ(1
1)の適所に介挿した流量制御弁で、出湯量をカウント
し予め設定した出湯量(前記貯湯槽内に貯める一定量の
湯量)に達すると自動で水路を遮断する。
【0024】(14)は前記送水パイプ(11)の前記
流量制御弁(13)よりも下流側に介挿した第1電磁弁
で、この弁は、制御回路(図示せず)の出力により第1
温水機(2)からの給湯を開始する場合に開放し、貯湯
槽内に一定湯量が貯まると制御回路の出力により閉成す
る。
【0025】(15)は前記水道パイプ(6)の適所に
介挿した第2電磁弁で、この弁は、制御回路により貯湯
槽(1)内の湯温が42.5度以上となった時、或は治
療終了後の湯温を徐々に低下する時に開放し、それ以外
の時は閉成している。
【0026】(16)は前記送水パイプ(11)の第1
電磁弁(14)と貯湯槽(1)との間に介挿したフィル
ターで、貯湯槽(1)の上部に連結した吸湯パイプ(1
7)を介して導いた出湯水中のゴミを除去する。
【0027】(18)は前記送水パイプ(11)の第1
電磁弁(14)と貯湯槽(1)との間から分岐した分岐
パイプで、次に説明する第2温水機、循環ポンプを介し
送湯パイプ(19)により貯湯槽(1)の下部に連結し
ている。
【0028】(20)は前記送湯パイプ(19)の適所
に介挿した流水スイッチで、送湯パイプ内を湯が流れて
いる時にオンとなり流れが停止した時にオフとなる。こ
の流水スイッチのオンにより後述する第2温水機の加温
ヒータに通電する。
【0029】(21)は前記送湯パイプ(19)の適所
に介挿した循環ポンプで、前記第1電磁弁(14)が閉
成している時に運転され、貯湯槽(1)内の湯を取り出
し循環させるものである。このポンプの運転により送湯
パイプ(19)内を湯が流れると流水スイッチ(20)
がオンとなる。
【0030】(22)は前記送湯パイプ(19)の一部
に介挿し内部に微少な発熱量(約3W)の加温ヒータ
(23)を有する第2温水機で、前記加温ヒータは直接
水とは接触しない構成であり、且つ前記流水スイッチ
(20)のオンにより発熱を開始し、該スイッチがオン
状態となっている間は発熱を継続する。
【0031】(24)は水道パイプ(6)の第2電磁弁
(15)よりも下流側で前記貯湯槽(1)内に収設した
冷却手段となるラジエータで、詳図していないが放熱面
積を大きくするために2枚の平板間に蛇行する水路を形
成している。
【0032】このラジエータは、水道水が内部を通るこ
とにより水道水の温度がラジエータを冷やして貯湯槽
(1)内の湯温を低下させる。
【0033】(25)は前記貯湯槽(1)の下部に連結
した排水パイプ、(26)は前記排水パイプの適所に取
り付けた排水電磁弁、(27)は排水パイプの排水電磁
弁(26)より排水側に設けた排水仕切弁で、前記ラジ
エータ(24)から流出する水道水を排水するものであ
る。
【0034】(28)は前記貯湯槽(1)の一定水位よ
りも上部の側壁と排水パイプ(25)との間に連結した
オーバーフローパイプである。
【0035】(29)は前記送水パイプ(11)の一部
に取り付けた第1温水機(2)の出湯水と水道水との混
合水の温度を検出する給湯温度センサで、制御回路を介
して前記ミキシングバルブ(10)の混合度合を調節す
る。
【0036】(30)は前記送湯パイプ(19)内を流
れる湯温を検出する制御センサ、(31)は前記制御セ
ンサと略同位置に取り付けられ前記制御センサ(30)
の精度を管理するものである。
【0037】(32)は前記排水パイプ(25)の一部
に取り付けた貯湯槽(1)内の水量センサ、(33)は
貯湯槽(1)の開口部を塞ぐ蓋である。
【0038】次に人体の癌の治療、若しくは猫のエイズ
の治療について説明する。本実施例の場合は人体の癌に
ついて述べる。
【0039】基本的には、人体の癌、エイズ(HIV)
と猫に多い特有のエイズ(FIV)のそれぞれの治療方
法はほとんど同じであることが出願人により確認されて
いる。
【0040】即ち、人体の癌細胞もエイズウィルスも猫
の癌やエイズウィルスの何れも温熱感受性が高く、4
2.5度で細胞を破壊したりウィルスを死滅させること
ができる。
【0041】無侵襲の状態で専用のホルダー(34)に
静止させた人体(H)を貯湯槽(1)内に静かに、ゆっ
くりと入れて温熱治療に行うわけであるが、その前に貯
湯槽(1)内の湯温を安定した状態で42.5度に維持
して治療に備えた準備が必要である。
【0042】この準備のため、オペレータによる制御回
路からの命令により、第1電磁弁(14)を開放し第1
温水機(2)内の約85度の湯をミキシングバルブ(1
0)によって水道水と混合しフィルター(16)を介し
て吸湯パイプ(17)から貯湯槽(1)内に給湯するわ
けであるが、この時の湯温は約40度の実際の治療温度
(一定温度)よりも若干低い温度になるように設定され
ている。
【0043】貯湯槽(1)内に貯湯されている間は流量
制御弁(13)がその流量を計算しており、貯湯槽
(1)内の水位が上昇し、徐々に水頭圧が高くなって一
定水量が貯まると、前記流量制御弁(10)の出力との
一致を見て該流量計により送水パイプ(11)の水路を
遮断する。
【0044】貯湯槽(1)内が一定水量に維持された状
態で、制御回路の出力により循環ポンプ(21)を駆動
し貯湯槽(1)内の温水を吸湯パイプ(17)から吸引
してフィルター(16)を介し加温ヒータ(23)によ
りさらに加温して送湯パイプ(19)から貯湯槽(1)
内に戻す循環作用を繰り返す。
【0045】前記流水スイッチ(20)は、循環ポンプ
(21)が実際に駆動して貯水槽(1)内の温水が流れ
たことを検出するもので、温水を循環するプロセスとな
っていない時、或は流水状態でありながら何らかの理由
により循環ポンプ(21)が駆動しない時には加温ヒー
タ(23)への通電を停止して空焚き状態を防止する。
【0046】さて、温水の循環によりその湯温を検出し
た制御センサ(29)は治療温度よりも若干低い温度で
あることを検出しその信号を制御回路に入力する。
【0047】この信号を受けた制御回路は、加温ヒータ
(23)に通電して温水を42.5度まで加温し、以降
は温水を循環させながら常に制御センサ(29)が4
2.5度になるように制御する。
【0048】斯して、無侵襲の状態にある人体(H)を
ホルダー(34)に固定したままで静かに、且つゆっく
りと温水中に入れて首から上部を湯面より露出し湯温が
低下しないように蓋(33)をして一定時間温熱治療を
行う。
【0049】前述の治療中は、第1電磁弁(14)を開
放しているが第2電磁弁(15)は閉成状態にある。
【0050】ところで、前述の治療開始時点、或は治療
の最中に何らかの理由により湯温が治療温度よりも上昇
した場合は人体に重大な危険を与えるため、この温度上
昇を検出した制御センサ(29)は制御回路の出力によ
り第2電磁弁(15)を開放し水道パイプ(6)の水道
水をラジエータ(24)に導き温水の湯温を強制的に低
下させる。
【0051】前述の様な第2電磁弁(15)の開放によ
るラジエータ(24)の冷却は、正常な治療が終了時間
になった頃に加温ヒータ(23)の発熱量を下げなが
ら、制御回路の出力により第2電磁弁(15)を開放
し、湯温を徐々に体温に近い温度まで下げて人体への負
担を少なくした状態で貯湯槽(1)から取り出す。
【0052】尚、本発明では、温水の冷却手段として、
水道水を直接ラジエータに通して湯温を低下させたが、
湯温を急激に低下させる場合には、図3の他の実施例に
示すように電磁弁(35)を操作して作動するコンプレ
ッサーを用いた冷却機(36)により実行してもよい。
【0053】
【発明の効果】以上の様に本発明は、第1温水機により
一定温度に近い温水を貯湯槽内に給湯した後、第2温水
機により一定温度に加温調整するものであるから、始め
に湯温が粗い温水を給湯するため、正確な温度制御が要
求されず給湯時間が短くなって治療前の準備時間が短く
なると共に第1温水機の温湯制御に高精度の調整器が必
要ない。
【0054】特に、第1温水機による給湯後に第2温水
機により一定温度の調整をするものであるから、必要と
正確な温度(一定温度)を短時間で得ることができ即座
に温熱治療に移行することができる。
【0055】また、第1温水機による出湯温度を治療に
必要な一定温度よりも低い温度に設定したものであるか
ら、一定温度よりも高い温水を給湯して一定温度まで低
下させる場合に比べて必要とする熱エネルギーが少なく
なると共に、第2温水機による加温時にオーバーシュー
トを生じることがない。
【0056】そして、貯湯水の加温は第2温水機により
行うものであるが、循環ポンプにより貯湯槽と第2温水
機間を循環させながら加温するため、貯湯槽自体の内部
にヒータを投入して加温するようなものに比べて加熱源
が貯湯槽から独立して離れ貯湯槽内の温水が局部的に高
温になるといった欠点がない。
【0057】さらに、貯湯槽内の湯温が治療に適した湯
温以上である時に湯温を低下する冷却手段を備えたもの
であるから、被治療体に危険を及ぼす湯温になる前に冷
却手段により冷却して事故を未然に防止すると共に、治
療の終了前には前記冷却手段により湯温を徐々に低下し
て体温に近づけ、被治療体に負担を掛けないようにする
ことができる。
【0058】また、冷却手段は、貯湯槽内に収設したラ
ジエータにより構成し、このラジエータに貯湯槽内の湯
温よりも低い水温の水を通すものであるから、水道水を
直接貯湯槽内に給水して湯温を低下させる場合に比べて
貯湯槽内の水量が増加せず被治療体が湯水を被るといっ
た危険がない。
【0059】そして、冷却手段は、冷却機により構成し
緊急の場合には急速に湯温を低下して被治療体の安全を
確保する。
【0060】加えて、第2温水器は、貯湯槽内の上部か
ら吸湯して下部から送湯する温水を加温するものである
から、加温された温水は被治療体より離れた貯湯槽の下
部から出湯し被治療体に直接当たらず負担を少なくし、
最も湯温が低下しやすい貯湯槽内の上部の温水を吸湯す
るために無駄のない温水の加温ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温熱治療機の一実施例を示す基本シス
テム図である。
【図2】同じく図1の実施例を具現化したシステム図で
ある。
【図3】同じく他の実施例を示すシステム図である。
【符号の説明】
1 貯湯槽 2 第1温水機 5 吸湯パイプ 19 送湯パイプ 21 循環ポンプ 22 第2温水機 24 冷却手段(ラジエータ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松村 則美 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 伊藤 幸夫 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 大杉 和也 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 森脇 尚 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4C094 AA01 BA18 BB15 DD14 EE18 EE21 FF02 GG03 4C099 AA01 EA05 JA01 LA30 PA04 PA09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温水の貯湯槽と、前記貯湯槽内に給湯す
    る第1温水機と、前記貯湯槽内の湯を吸湯して加温し再
    び貯湯槽内に送湯する第2温水機とを備え、前記貯湯槽
    内に入湯して一定温度の湯温により温熱治療を行うもの
    において、前記第1温水機による出湯温度を前述の一定
    温度に近い湯温とし、前記第2温水機により一定温度に
    調整することを特徴とする温熱治療機。
  2. 【請求項2】 前記第1温水機による出湯温度は、前述
    の一定温度よりも低い湯温に設定したことを特徴とする
    請求項1に記載の温熱治療機。
  3. 【請求項3】 前記第2温水機による貯湯水の加温は、
    循環ポンプにより吸湯パイプと送湯パイプを介して貯湯
    槽と第2温水機間を循環させることにより実行すること
    を特徴とする請求項1に記載の温熱治療機。
  4. 【請求項4】 温水の貯湯槽と、前記貯湯槽内に給湯す
    る第1温水機と、前記貯湯槽内の湯を一定温度に加温す
    る第2温水機と、前記貯湯槽内の湯温を低下する冷却手
    段とを備え、前記貯湯槽内に入湯して一定温度の湯温に
    より温熱治療を行うものにおいて、前記貯湯槽内の湯温
    が治療に適した湯温以上である時に前記冷却手段により
    湯温を低下することを特徴とする温熱治療機。
  5. 【請求項5】 前記冷却手段は、少なくとも前記貯湯槽
    内の湯温よりも低い水温の水を給水する前記貯湯槽内に
    収設したラジエータにより構成したことを特徴とする請
    求項4に記載の温熱治療機。
  6. 【請求項6】 前記冷却手段は、冷却機により構成した
    ことを特徴とする請求項5に記載の温熱治療機。
  7. 【請求項7】 前記第2温水機による貯湯槽内の吸湯は
    前記貯湯槽の上部にて行い、貯湯槽内への送湯は該貯湯
    槽の下部にて行うことを特徴とする請求項1に記載の温
    熱治療機。
JP2000395168A 2000-12-26 2000-12-26 温熱治療機 Pending JP2002191667A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000395168A JP2002191667A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 温熱治療機
PCT/JP2001/011225 WO2002051350A1 (fr) 2000-12-26 2001-12-20 Dispositif therapeutique

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000395168A JP2002191667A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 温熱治療機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002191667A true JP2002191667A (ja) 2002-07-09

Family

ID=18860676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000395168A Pending JP2002191667A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 温熱治療機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002191667A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113842070A (zh) * 2021-10-20 2021-12-28 武汉左点科技有限公司 一种加热时长测定方法及装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113842070A (zh) * 2021-10-20 2021-12-28 武汉左点科技有限公司 一种加热时长测定方法及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8357188B2 (en) Localized liquid therapy and thermotherapy device
US6009351A (en) System and method for transurethral heating with rectal cooling
JPS6362222B2 (ja)
CA2222125A1 (en) Method for treating benign prostatic hyperplasia with thermal therapy
JP6084574B2 (ja) 流体循環システム
JPH0114795B2 (ja)
JP2002191667A (ja) 温熱治療機
SE9901674D0 (sv) Metod och anordning vid värmebehandling av kroppsvävnad
JPH1033582A (ja) 温度設定装置およびこの装置を用いた温度治療装置および方法
WO2002051350A1 (fr) Dispositif therapeutique
JP2004065521A (ja) 治療装置
JP2003126213A (ja) 治療装置
CN215576311U (zh) 一种用于药液的加热保温装置以及温度控制系统
JPS625364A (ja) ハイパ−サ−ミア用加温装置
KR100692502B1 (ko) 반신욕용 온수조절장치의 제어방법
JP2003260079A (ja) 治療装置
JPH0241972B2 (ja)
Shirahama et al. A new treatment for penile conservation in penile carcinoma: a preliminary study of combined laser hyperthermia, radiation and chemotherapy
JP2002272773A (ja) 治療装置
RU2422168C2 (ru) Способ лечения поверхностных злокачественных новообразований мочевого пузыря
KR200276492Y1 (ko) 원적외선 온열 및 훈증 좌욕기
Steger et al. Interstitial hyperthermia of the prostate
JPH0241973B2 (ja)
JP2003024412A (ja) 治療装置
JP2003180723A (ja) 治療装置