JP2002190190A - ハードディスクドライブ装置 - Google Patents

ハードディスクドライブ装置

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JP2002190190A
JP2002190190A JP2000387925A JP2000387925A JP2002190190A JP 2002190190 A JP2002190190 A JP 2002190190A JP 2000387925 A JP2000387925 A JP 2000387925A JP 2000387925 A JP2000387925 A JP 2000387925A JP 2002190190 A JP2002190190 A JP 2002190190A
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JP
Japan
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base plate
hard disk
disk drive
printed circuit
circuit board
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JP2000387925A
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English (en)
Inventor
Hiromasa Kawaguchi
口 博 正 川
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NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要とする剛性を得ながら、コストの大幅な
削減と軽量化を図る。 【解決手段】 磁気ディスクを駆動するスピンドルモー
タ12および磁気ヘッドを先端に有するキャリッジが設
置されたベースプレート本体と、スピンドルモータ12
および磁気ヘッドとの間で、モータ駆動電力および読み
書き信号の送受信のための回路を持ったプリント回路基
板とを一体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスクを
駆動するハードディスクドライブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のハードディスクドライブ装置とし
て、例えば図2に示すものがある。これは底浅のベース
プレート本体11の開放上部が、図示しないカバーでシ
ール部材を介して閉塞されて、密閉構造のエンクロージ
ャケースを構成している。このエンクロージャケース内
では、ベースプレート本体11上にハブイン構造のスピ
ンドルモータ12が設けられ、このスピンドルモータ1
2の外周には複数枚の磁気ディスク(図示しない)がス
ペーサを介して保持されている。
【0003】また、ベースプレート本体11上にはピン
13が突出され、これには先端に磁気ベッド(図示しな
い)を有するキャリッジが回動自在に支持され、この回
動によって磁気ヘッドが磁気ディスク上をこれの半径方
向に移動可能とされている。さらに、このベースプレー
ト本体11の下面には絶縁シート14を介してプリント
回路基板15が取り付けられている。このプリント回路
基板15には、スピンドルモータ12へモータ駆動電力
を送信(供給)する回路や磁気ヘッドとの間で記録、再
生用の読み書き信号の送受信を行う回路がプリントパタ
ーンにて設けられている。16は前記各回路に接続され
た回路部品である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のハードディスクドライブ装置にあっては、精密部
品を収納するものであるところから、ベースプレート本
体11が高剛性の例えばアルミ鋳造品として作られてお
り、従って金型代などを含めてコストが高くなるほか、
重量が大きくなって取り扱いが面倒であり、さらに、ベ
ースプレート本体11とプリント回路基板15が別体で
あるため、プリント回路基板との間に生じる隙間によっ
て、共振による騒音が発生する場合があるという問題が
あった。
【0005】本発明は前記のような課題を解決するもの
であり、必要とする剛性を得ながらコストの大幅な削減
と軽量化を図ることができるハードディスクドライブ装
置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
請求項1の発明にかかるハードディスクドライブ装置
は、磁気ディスクを駆動するスピンドルモータおよび磁
気ヘッドを先端に有するキャリッジが設置されたベース
プレート本体と、前記スピンドルモータおよび磁気ヘッ
ドとの間で、モータ駆動電力および読み書き信号の送受
信処理を行うプリント回路基板とを、樹脂モールド等に
より一体構成にしたものである。これにより、ハードデ
ィスクドライブ装置全体の構成の簡素化とローコスト
化、並びに軽量化を実現でき、以て取り扱いを容易化で
きる。
【0007】また、請求項2の発明にかかるハードディ
スクドライブ装置は、前記プリント回路基板を、金属の
多層基板から構成したものである。これにより、プリン
ト回路基板全体の剛性を確保することができる。
【0008】また、請求項3にかかるハードディスクド
ライブ装置は、アルミ鋳造品の本体に紙フェノールのプ
リント回路基板が貼着して一体化されていることを特徴
とする。これによりベースプレート本体とプリント回路
基板との一体化が容易となる。
【0009】また、請求項4にかかるハードディスクド
ライブ装置は、ベースプレート本体が、剛性のあるアル
ミ板または鉄板で形成され、これに紙フェノールのプリ
ント回路基板が貼着して一体化されていることを特徴と
する。
【0010】また、請求項5にかかるハードディスクド
ライブ装置は、剛性のあるアルミ板または鉄板のベース
プレート本体に、プリント回路がエッチングにより形成
されて一体化されていることを特徴とする。上記請求項
4及び請求項5によれば、ベースプレート本体とプリン
ト回路基板の一体化したハードディスクドライブ装置が
容易に製作できる。
【0011】また、請求項6の発明にかかるハードディ
スクドライブ装置は、前記ベースプレート本体上に、こ
れの周辺部に沿って起立するベースプレート枠を取り付
けたものである。これにより、プリント回路基板を一体
に有するベースプレート本体に十分な剛性を付与するこ
とができる。
【0012】また、請求項7にかかるハードディスクド
ライブ装置は、前記ベースプレート枠に、蓋体が取付け
られることを特徴とする。
【0013】さらに、請求項8にかかるハードディスク
ドライブ装置は、ベースプレート本体とプリント回路基
板とが一体化された本体に、曲げ加工により形成された
蓋体が被嵌されることを特徴とする。上記請求項7及び
8によれば、一体化した本体に十分な剛性を付与するこ
とができるし、ハードディスクドライブ装置が容易に製
作できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面について詳細に説明する。図1は本発明のハードディ
スクドライブ装置を示す分解斜視図であり、1は前記の
ようなスピンドルモータ12や磁気ヘッドを先端に有す
るキャリッジが設置されたベースプレート本体と、プリ
ント配線パターンを有するプリント基板とを一体に有す
るハードディスクドライブ装置の本体である。
【0015】このハードディスクドライブ装置の本体1
上には、スピンドルモータ12の設置部を除く領域に、
前記プリント配線パターンに接続されるIC部品などの
電気回路部品2が配置されている。ここで、前記ハード
ディスクドライブ装置の本体1は、プラスチックなどの
高分子材料などを用いて形成可能であり、前記ベースプ
レート本体とプリント回路基板とを一体モールド成形し
て得られる。
【0016】一方、前記プリント回路基板はベースプレ
ート本体の底部(底板)を兼ねるため、従来使用してい
たガラスエポキシ樹脂ではなく、アルミ等の金属を使っ
た多層基板が用いられる。これにより、前記ベースプレ
ート本体に所期の剛性が付与される。
【0017】また、前記ハードディスクドライブ装置の
本体1は四隅に取付孔3を有し、上部に載置された略矩
形のベースプレート枠4の四隅に設けられたねじ孔5
に、その取付孔3に挿通された取付ねじ6をねじ込むこ
とにより、ベースプレート枠4をハードディスクドライ
ブ装置の本体1に固定することができる。そして、蓋体
(図示せず)は、このベースプレート枠4に取付けて本
体1に被嵌することができる。
【0018】このベースプレート枠4は単純形状の、例
えば矩形のリング体であるところから、アルミ等の金属
材料を使用する場合でも、コスト高になる鋳造によらず
に、例えばプレス加工によってローコストに成形でき、
全体として、大幅のコストダウンを図ることができる。
つまり、従来の鋳造品のベースプレート本体を使用せず
に、簡単でローコストに得られるベースプレート枠4
を、金属のプレス打ち抜き品やプラスチック等の樹脂モ
ールド品あるいは打抜き品として製作し、これを使用で
きる。もちろん鋳造の金属を使用してもよい。
【0019】ベースプレート本体とプリント回路基板の
一体化には、前記の他に次の方法を例示することができ
る。 (1)アルミ鋳造品のベースプレート本体に紙フェノー
ルのプリント回路基板を貼着し一体化した本体1を得
る。 (2)剛性を有するアルミ板または鉄板のベースプレー
ト本体に紙フェノールのプリント回路基板を貼着して一
体化した本体1を得る。 (3)剛性を有するアルミ板または鉄板にエッチングに
よりプリント回路を形成し一体化した本体1を得る。
【0020】また、ベースプレート本体とプリント回路
基板を一体化した本体1には蓋体が被嵌されるが、この
蓋体は曲げ加工により形成したものを使用できる。これ
によりハードディスクドライブ装置の製作が容易とな
る。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、磁気デ
ィスクを駆動するスピンドルモータおよび磁気ヘッドを
先端に有するキャリッジが設置されたベースプレート本
体と、前記スピンドルモータおよび磁気ヘッドとの間
で、モータ駆動電力の供給および読み書き信号の送受信
のための回路を持ったプリント回路基板とを一体化する
ことで、ハードディスクドライブ装置全体のコストの大
幅な削減および軽量化を図ることができるという効果を
奏する。また、ベースプレート本体とプリント回路基板
とは一体化されているため、これらの間に共振による騒
音を発生することはない。
【0022】また、本発明によれば、前記プリント回路
基板を金属の多層基板から構成したので、全体として薄
形であるにも拘らず、十分な軽量化を図りながら、所期
の剛性を十分に得ることができる。
【0023】また、アルミ板または鉄板のベースプレー
ト本体に、紙フェノールのプリント回路基板を貼着した
り、あるいは、アルミ板または鉄板のベースプレート本
体にエッチングによりプリント回路を形成し、一体化し
た本体を得るようにすると制作が容易である。また、蓋
体を曲げ加工により形成とす、製造が容易で、安価に提
供できる。
【0024】さらに、前記ベースプレート本体上に、こ
れの周辺部に沿って起立するベースプレート枠を取り付
けたので、ハードディスクドライブ装置の剛性をさらに
十分に高めることができ、その取り扱いを容易化できる
という効果を奏する。このベースプレート枠だけをアル
ミ等の金属とすれば、従来のように鋳造でなくプレス加
工による制作が可能となり、金型代の低減が図れ、コス
ト低減が可能となるし、ベースプレートをプラスチック
などの高分子材料とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態によるハードディスクド
ライブ装置を示す要部の分解斜視図である。
【図2】従来のハードディスクドライブ装置を示す一部
の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ハードディスクドライブ装置の本体 4 ベースプレート枠 12 スピンドルモータ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスクを駆動するスピンドルモー
    タおよび磁気ヘッドを先端に有するキャリッジが設置さ
    れたベースプレート本体と、前記スピンドルモータおよ
    び磁気ヘッドとの間で、モータ駆動電力の供給および読
    み書き信号の送受信のための回路を持ったプリント回路
    基板とが、一体化されていることを特徴とするハードデ
    ィスクドライブ装置。
  2. 【請求項2】 前記プリント回路基板が、金属の多層基
    板からなることを特徴とする請求項1に記載のハードデ
    ィスクドライブ装置。
  3. 【請求項3】 アルミ鋳造品の本体に紙フェノールのプ
    リント回路基板が貼着して一体化されていることを特徴
    とする請求項1記載のハードディスクドライブ装置。
  4. 【請求項4】 ベースプレート本体が、剛性のあるアル
    ミ板または鉄板で形成され、これに紙フェノールのプリ
    ント回路基板が貼着して一体化されていることを特徴と
    する請求項1記載のハードディスクドライブ装置。
  5. 【請求項5】 剛性のあるアルミ板または鉄板のベース
    プレート本体に、プリント回路がエッチングにより形成
    されて一体化されていることを特徴とする請求項1記載
    のハードディスクドライブ装置。
  6. 【請求項6】 前記ベースプレート本体上には、これの
    周辺部に沿って起立するベースプレート枠が取り付けら
    れることを特徴とする請求項1に記載のハードディスク
    ドライブ装置。
  7. 【請求項7】 前記ベースプレート枠には、蓋体が取付
    けられることを特徴とする請求項6記載のハードディス
    クドライブ装置。
  8. 【請求項8】 ベースプレート本体とプリント回路基板
    とが一体化された本体に、曲げ加工により形成された蓋
    体が被嵌されることを特徴とするハードディスクドライ
    ブ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016048594A (ja) * 2014-08-27 2016-04-07 チェン ウォー テクノロジーズ リミテッド 延長高さを含むハードディスクドライブ底板の形成方法及び装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016048594A (ja) * 2014-08-27 2016-04-07 チェン ウォー テクノロジーズ リミテッド 延長高さを含むハードディスクドライブ底板の形成方法及び装置
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