JP2002189809A - 機能回復及び筋力強化運動実施管理方法 - Google Patents

機能回復及び筋力強化運動実施管理方法

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JP2002189809A
JP2002189809A JP2000388445A JP2000388445A JP2002189809A JP 2002189809 A JP2002189809 A JP 2002189809A JP 2000388445 A JP2000388445 A JP 2000388445A JP 2000388445 A JP2000388445 A JP 2000388445A JP 2002189809 A JP2002189809 A JP 2002189809A
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Shigeo Takizawa
滝沢  茂男
Kyoko Takizawa
恭子 滝沢
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KYOUKOSAN KK
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    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H20/00ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance
    • G16H20/30ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance relating to physical therapies or activities, e.g. physiotherapy, acupressure or exercising
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B24/00Electric or electronic controls for exercising apparatus of preceding groups; Controlling or monitoring of exercises, sportive games, training or athletic performances
    • A63B24/0075Means for generating exercise programs or schemes, e.g. computerized virtual trainer, e.g. using expert databases

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】介護者が患者にリハビリテーションする場合の
不安を除く事が出来るように、機能回復及び筋力強化運
動やタキザワプログラムと創動運動実施の安全確実な管
理方法を提供する。 【解決手段】運動計画者が、氏名欄と数種に群分けした
運動明細を記入した運動グループ欄と運動日付欄を有す
る運動管理リストを用いて、又は、氏名欄と数種に群分
けした運動明細を記入した運動グループ欄を有する運動
管理リストと氏名欄と日付欄を有する実施日リストを用
いて、運動者と運動者別の前記グループを特定して任意
の運動管理者に運動管理を委託し、続いて、前記運動管
理者は前記運動管理リストに基づく運動者毎の運動実施
内容を確認し、続いて、必要な利用器具を準備し、続い
て、実施日を確認整理し、しかるのち、前記運動管理者
が前記運動者の運動実施を管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高齢者や障害者な
どを含む運動を必要とする者が、自らの体の機能や傷害
された機能を改善又は回復又は強化するための機能回復
及び強化運動実施管理方法である。さらにタキザワプロ
グラムと創動運動により高齢者や障害者の運動訓練を実
施する場合の実施管理方法である。
【0002】
【従来の技術】これまで、高齢者や障害者が障害された
機能を改善又は回復又は強化するためにリハビリテーシ
ョンがあった。また宇宙飛行士の例に見られるように、
単に利用しないために低下した身体機能を改善又は回復
又は強化するためにリハビリテーションがあった。リハ
ビリテーションのための運動は他動運動と自動運動に分
けられていた。すなわち、リハビリテーションは、理学
療法士一人対患者一人の対面により、理学療法士が患者
に実施する他動運動を中心とする機能訓練であり、また
身体機能の状態のよい患者が自分で行う体操や自分で運
動したい部分を理学療法士などの指示により動かすなど
の自動運動と患者自身が四肢ではなく手指を動かすなど
障害された部位を動かす自動(介助)運動などからなる
機能訓練である。これまでのこうした運動訓練方法は、
医師の指示の下に処方により訓練実施者である理学療法
士が訓練を実施し管理した。又は監視の下に自動運動を
行った。また理学療法士は医師のリハビリテーション訓
練運動実施等の処方に対して、患者ごとに積み上げてき
た経験や、患者の身体状況を照合して訓練内容を各人に
合った内容で、その都度決定してきた。頭の中で考えて
夫々の患者に対して訓練内容を組み立てる作業が医師、
又は理学療法士により行われてきた。在宅で介護にあた
りながら介護者がリハビリテーションする場合、医師や
理学療法士の助言により、介護者の手で他動運動を実施
している。
【0003】本出願人は、患者の健側の四肢で患側の四
肢を動かし、訓練する事を創動運動として定義した。本
出願人は、創動運動の原理に関して、また創動運動を中
心とした機能回復及び筋力強化運動実施方法をタキザワ
プログラムと名付け、共著論文「The develo
pment of devices for the MO
TIVATIVE exercise of impai
red extremities. Paper pre
sented at: the CSUN Confere
nce. Los Angeles. March 22。
2000: Session 166.」及び「我々の
すすめているリハビリテーションと関連訓練器について
(ねたきり老人病院(老人介護力強化病院)における歩
行獲得へのリハビリテーションの試み):日本臨床整形
外科医会会誌Vol.23.1998.第58号186
− 191.」と単著論文「障害がある四肢の創動運動
のための器具開発:厚生福祉(時事通信社)第4833
号.2000年5月17日:2−5.」として発表済み
である。
【0004】これまで本出願人は創動運動を実施するた
めの関連機器として下肢運動器、上肢運動器、立位歩行
補助器を発明考案した。下肢運動器は、実用新案登録番
号2004587足関節の底屈背屈運動器、意匠登録番
号997739下肢機能訓練具、意匠登録番号1096
056下肢機能訓練具などである。上肢運動器は特許願
PCT/JP00/04062創動運動兼用リフト装置
などである。立位歩行補助器は実用新案登録番号189
5489歩行器、実用新案登録番号1901372尖足
・内反整形歩行具、意匠登録番号882110医療用歩
行履物、意匠登録番号952134歩行補助器、意匠登
録番号1008033浴室用椅子などである。また関連
器具として、意匠登録番号1085325介護用リフト
及び商標登録番号3351881エイドクッションを出
願し、特許庁により登録されている。
【0005】さらに本出願人は、創動運動を実現する機
器として、特許願H6−29447歩行補助器、特許願
H11−358206下肢機能訓練装置、特許願200
0−180958下肢創動運動訓練装置、特許願PCT
/JP99/07115下肢機能訓練装置、特許願PC
T/JP00/03978下肢創動運動訓練装置及び特
許願PCT/JP00/04062創動運動兼用リフト
装置などを特許出願している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】。これまでのリハビリ
テーションではリハビリテーションの実施にあたり理学
療法士によるカルテ記入が実施されており、個々人の患
者が疾患を異にする上理学療法士一名対患者一名で実施
する為、医師の指示をその都度リハビリテーションカル
テに記述する方法をとり、実施し管理していた。介護者
は、在宅で介護にあたりながらリハビリテーションする
場合医師や理学療法士など専門家の助言により介護者の
手で他動運動などのリハビリテーションを実施して来た
が、実施にあたりこのリハビリテーション訓練運動でよ
いのかと不安を感じてきた。
【0007】またタキザワプログラムと創動運動は、特
定の理学療法士の実施であるので、他理学療法士が実施
する場合の、簡便な管理方法を必要とすることはなかっ
た。発表済みの前記論文は、「どのような器具を利用し
たか」、「器具を用いて実施した場合にどのような効果
があったか」、又は「どのように実施したか」、を発表
したものであり、その管理方法を説明したものではな
い。特定の理学療法士の実施による創動運動を中心とし
た機能回復及び強化運動の効果が認識され一般化するに
伴い、どこでも円滑に実施する為に、実施管理方法が必
要とされる。本発明は、以上述べた従来技術の難点を解
消する機能回復及び筋力強化運動実施管理方法を提供す
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明の機能回復及び筋力強化運動実施管理方法特許
は、「運動計画者が、氏名欄と数種に群分けした運動明
細を記入した運動グループ欄と運動日付欄を有する運動
管理リストを用いて、運動者と運動者別の前記グループ
を特定して任意の運動管理者に運動管理を委託し、続い
て、前記運動管理者は前記運動管理リストに基づく運動
者毎の運動実施内容を確認し、続いて、必要な利用器具
を準備し、続いて、実施日を確認整理し、しかるのち、
前記運動管理者が前記運動者の運動実施を管理できる事
を特徴とする機能回復及び筋力強化運動実施の管理方
法」と「タキザワプログラムと創動運動計画者が、氏名
欄と数種に群分けしたタキザワプログラムと創動運動明
細を記入した運動グループ欄と運動日付欄を有する運動
管理リストを用いて、運動者と運動者別の前記グループ
を特定して任意の運動管理者にタキザワプログラムと創
動運動管理を委託し、続いて、前記運動管理者は前記運
動管理リストに基づく運動者毎の運動実施内容を確認
し、続いて、必要な利用器具を準備し、続いて、実施日
を確認整理し、しかるのち、前記運動管理者が前記運動
者のタキザワプログラムと創動運動実施を管理できる事
を特徴とする機能回復及び筋力強化運動実施管理方法」
と「運動計画者が、氏名欄と数種に群分けした運動明細
を記入した運動グループ欄を有する運動管理リストと氏
名欄と日付欄を有する実施日リストを用いて、運動者と
運動者別の前記グループを特定して任意の運動管理者に
運動管理を委託し、続いて、前記運動管理者は前記運動
管理リストに基づく運動者毎の運動実施内容を確認し、
続いて、必要な利用器具を準備し、続いて、前記運動管
理者は前記実施日リストを用いて前記運動者の氏名と実
施日を確認整理し、しかるのち、前記運動管理者が前記
運動者の運動実施を管理できる事を特徴とする機能回復
及び筋力強化運動実施の管理方法」と「タキザワプログ
ラムと創動運動計画者が、氏名欄と数種に群分けしたタ
キザワプログラムと創動明細を記入した運動グループ欄
を有する運動管理リストと氏名欄と日付欄を有する実施
日リストを用いて、運動者と運動者別の前記グループを
特定して任意の運動管理者にタキザワプログラムと創動
運動管理を委託し、続いて、前記運動管理者は前記運動
管理リストに基づく運動者毎の運動実施内容を確認し、
続いて、必要な利用器具を準備し、続いて、前記運動管
理者は前記実施日リストを用いて前記運動者の氏名と実
施日を確認整理し、しかるのち、前記運動管理者が前記
運動者のタキザワプログラムと創動運動実施を管理でき
る事を特徴とする機能回復及び筋力強化運動実施管理方
法」になっている。
【0009】現在、リハビリテーションとして実施する
他動運動による関節可動域訓練や筋力強化トレーニング
や温熱療法は、理学療法士が個別の患者等の障害者(本
願明細書の運動者に含まれる)に実施し、カルテ記入に
よる管理で対応している。本発明の運動実施管理方法
は、複数の運動者に対して、任意の施設(在宅の場合は
任意の個人宅)ごとに標準化した運動種目実施を、運動
計画者又は運動管理者が運動者に指示して運動者が実施
する又は介助により実施する事、又は運動計画者が運動
管理者に指示して続いて運動管理者の指示により運動者
が実施する事又は介助により実施する事、又は運動計画
者である運動管理者が指示して運動者が実施する又は介
助により実施する場合に、前記運動日付欄を有する運動
管理リスト又は前記運動管理リストと前記実施日リスト
を用いて、一名の管理者により多数の運動者に対し、機
能回復及び筋力強化運動やタキザワプログラムと創動運
動を実施管理し得る実施管理方法が特徴である。
【0010】また、在宅において障害者を介護する際
に、介護者は他動運動などでリハビリテーションを実施
するにあたり、行っているリハビリテーション訓練運動
でよいのかと不安を感じてきたが、前記運動管理リスト
を用いる事により、機能回復及び筋力強化運動管理が出
来、又、簡単に準備出来る器具を利用する創動運動とタ
キザワプログラムにより安全確実に機能回復及び筋力強
化運動を実施させ得る運動実施管理方法が特徴である。
運動者が多数で一名の運動管理者では管理できない場合
には任意の人数の運動管理者に前記任意の人数の運動管
理者個々に数人ずつ区分した運動者の管理を委託する。
【0011】運動計画者は医師又は理学療法士などリハ
ビリテーション医学関係職種の専門家が望ましい。前記
運動計画者は運動管理者をもって創動運動を中心とした
機能回復及び筋力強化運動の実施管理を行うことが可能
である。運動管理者が一定の教育を受けることにより、
運動計画者となることも可能である。また運動者は高齢
者や障害者が中心であり、傷害された機能を改善又は回
復又は強化する目的で運動を行うが、高齢者一般や健常
人が健康維持のために運動者として創動運動することも
可能である。
【0012】なお、本発明における創動運動とは、器具
を利用し、患者の四肢健側の運動により、四肢患側を運
動させるもので、自動運動と介助運動の混在したものと
いえる。創動運動は端座位で実施する。創動運動は理学
療法士の他動運動を一部代替可能である。創動運動では
運動計画者又は運動管理者による介助運動も行う。
【0013】本申請により管理される実施プログラムの
ひとつはタキザワプログラムと名付けてあり、廃用性維
持期の患者に対する創動運動を中心とした機能回復及び
筋力強化運動の高齢者向け実施プログラムである。タキ
ザワプログラムの定義は、「関節拘縮や屈曲を持つ患者
の関節可動域訓練に関し、体幹や麻痺側の四肢の関節可
動域訓練を座位で患者に痛みを与えない可動範囲に実施
する」と「タキザワプログラムは、端座位確保にクッシ
ョン等を用い、関節拘縮や屈曲を持つ患者の端座位(座
位)確保を早期に進める。」と「関節可動域訓練を含む
機能回復及び筋力強化運動の際に患者に痛みを与えな
い」との定義を含んでいる。タキザワプログラムは標準
化されているので、理学療法士・作業療法士等の専門家
の指導で助手・介護者が実施可能である。また、理学療
法士・作業療法士等の専門家一名で患者多数に実施す
る。また、下肢創動運動を含め患者の意欲を高める工夫
がなされている。重錘バンドを用いる下肢加重牽引振り
運動を自力で動かせる健側の下肢と共に自力で動かすこ
とが出来ない患側の下肢運動の際も利用し、動かそうと
いう意欲を引き出しながら関節可動域訓練を行う事は一
例である。創動運動を前記プログラムに従って実施する
際、運動中に痛みを与えないように温熱療法を実施する
事がある。すなわち「タキザワプログラムは、温熱療法
を座位訓練で実施する事もある」との定義を含んでい
る。本発明は、機能回復及び筋力強化運動やタキザワプ
ログラムと創動運動の実施を管理する方法の提供に関す
る。
【0014】
【作用】以上の本発明の機能回復及び筋力強化運動実施
管理方法特許によると、リハビリテーション実施を管理
する際に、医師や医師の指示に基づき理学療法士がいろ
いろ検討し、頭の中で考えて夫々の患者に対して訓練内
容を組み立てる作業等やカルテ記入を、その都度、手書
き記入する難渋な負担が解消できる。
【0015】また、本発明の機能回復及び筋力強化運動
実施管理方法により、これまでのリハビリテーションに
代わり、タキザワプログラムと創動運動を中心とした運
動訓練を実施し、運動者多数に対し、一名の運動管理者
により運動者多数の効率的な運動訓練を適切に実施で
き、理学療法士の人数を減らすことが出来る事により経
費を削減することが出来る。
【0016】そして、現在、在宅で介護にあたりながら
リハビリテーションする場合、自動運動が可能な場合は
自動運動を実施し、さらに自動運動が不可能な場合は医
師や理学療法士などの助言により、介護者の手で他動運
動を実施している。本発明の機能回復及び筋力強化運動
実施管理方法によれば、機能回復及び筋力強化運動やタ
キザワプログラムと創動運動実施に関する運動計画者か
らの指示を、前記運動管理リストにより明確に受けるこ
とが出来ることにより、機能回復及び筋力強化運動やタ
キザワプログラムと運動者である患者自身が器具を利用
し患者の四肢を健側の運動により患側を運動させる創動
運動を適切に実施管理できるので、介護者が不安を感じ
ながら他動運動などリハビリテーションを実施するとい
う介護者の難渋な負担が解消できる。介護者が介助運動
を実施するときも器具の動きを介助することで安心確実
に実施管理できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例を説明する。ま
ず、この実施形態に用いる運動管理リストは「運動管理
リスト」と名付けした書面にして「機能回復及び筋力強
化運動の運動者氏名欄」と「運動計画者氏名欄」とから
なる氏名欄と、運動種類と温熱療法種類を記載し多段に
設けた「運動の種類明細欄」、と運動量を記載した「セ
ット運動量欄」、前記「セット運動量欄」に温熱療法に
対して部位と実施時間、運動量に対して単位と回数を組
合せセットにして、セット運動量を明示し、それぞれの
セット別に前記「運動の種類明細欄」と前記「セット運
動量欄」との組合せからなる運動グループ欄と、運動実
施日付と運動管理者氏名を記入する多段に設けた運動実
施日付欄とからなる主要欄と、住所、年齢、痴呆の別等
を記入するメモ等の「付記欄」が適宜配設された構造を
有している。
【0019】そして、以上の構成の運動管理リストを用
いて以下の手順手法によって、運動者の機能回復及び筋
力強化運動の実施を管理する。運動計画者は任意の運動
者を特定し、前記運動計画者は前記運動者が座位姿勢を
前記運動者自身で確保できることを確認する。機能回復
及び筋力強化運動を行う前記運動者の氏名を前記運動管
理リストに記載する。前記運動計画者は前記運動計画者
自身の氏名を前記運動管理リストに記載する。
【0020】運動者氏名及び運動計画者氏名を運動管理
リストに記載する事により、運動者の特定及び運動計画
者が特定され、機能回復及び筋力強化運動・温熱療法の
実施が前記運動計画者の計画に従い実施可能になる。ま
た必要な場合は運動者氏名又は運動計画者氏名を記載す
る場合に住所を記載することも可能である。運動者氏名
記載の際に年齢を記入することも可能であり、また疾病
の記録を記入することも可能である。年齢、疾病記録記
入を「付記欄」に記入する事も可能である。前記運動計
画者は前記運動者が座位姿勢を前記運動者自身で確保で
きることを確認することにより、前記運動者が機能回復
及び筋力強化運動が可能であることを認定する。必要に
より「付記欄」を「年齢、疾病記録記入欄」に変更する
ことも、「年齢、疾病記録記入欄」を加えることも可能
である。また前記「付記欄」に日常生活自立度を日常生
活自立度評価法など任意の評価法による評価を記載して
も良い。また「付記欄」はなくともよい。
【0021】運動者の特定は運動者個個に対し最適な機
能回復及び筋力強化運動の実施に必要である。運動計画
者の氏名記載は、在宅で介護者が不安を感じながら他動
運動などリハビリテーション訓練運動を実施する代わり
に機能回復及び筋力強化運動やタキザワプログラムと創
動運動を実施する場合において、運動計画者がいなくと
も介護者が自信をもって運動者に機能回復及び筋力強化
運動やタキザワプログラムと創動運動を勧める根拠とし
て有効である。施設で利用する場合において運動計画者
が明確に定められている場合には「運動計画者氏名欄」
に記載する運動計画者氏名を省略すること、または「運
動計画者氏名欄」を省略することが可能である。また在
宅で運動者が特定されている場合においては「機能回復
及び筋力強化運動の運動者氏名欄」を省略することや氏
名記入を行わないことが可能である。
【0022】前記運動計画者が前記運動者の座位可能を
確認する際に、前記運動者が関節拘縮や屈曲を持ち、端
座位確保にクッション等を用いる必要がある場合には、
座位確保にクッション等を用いて、座位姿勢を前記運動
者自身が確保していると確認してもよい。前記運動計画
者は前記「運動の種類明細欄」に、下肢運動と上肢運動
と体幹運動と立位運動と歩行運動と温熱療法等に関する
運動種類を記載する。また、同時に下肢運動と上肢運動
と体幹運動と立位運動と歩行運動に関する介助運動また
は自動運動の別を記載する。温熱療法は物理療法と記載
することもできる。
【0023】「セット運動量欄」は下肢運動回数と上肢
運動回数と体幹運動回数と立位運動秒数又は回数と歩行
運動距離数と温熱療法時間及び温熱療法部位などを記入
する。なお、前記下肢運動は下肢運動器を用いて行い、
上肢運動は上肢運動器を用いて行う。体幹運動は座位に
おける腹筋運動と肋木体操を選択できる。座位における
腹筋運動は通常は挨拶をするごとく体幹を前方に倒し、
頭を下げるように実施する。前記腹筋運動は自動運動も
介助運動も可能である。肋木体操は肋木を利用して安全
を確保し体操を実施する。前記運動計画者は、「セット
運動量欄」の記載にあたり、下肢運動に関して運動量を
下肢運動器別による運動回数、上肢運動に関して運動量
を上肢運動器別による運動回数、体幹運動回数に関して
運動回数、立位運動秒数又は回数に関して運動量を立位
運動秒数と前記立位運動秒数実施を1回とした運動回
数、歩行運動に関して歩行補助器利用の有無、歩行運動
距離数は実施歩行運動距離を1回とした運動回数、そし
て温熱療法時間及び温熱療法部位は温熱療法時間及び温
熱療法部位を明瞭に記載する。
【0024】しかるのち、前記運動計画者は前記「機能
回復及び筋力強化運動の運動者氏名欄」と前記「運動計
画者氏名欄」と前記「運動の種類明細欄」と前記「セッ
ト運動量欄」の組合せからなる運動グループ欄を記載済
みの運動管理リストに従った運動実施管理を任意の運動
管理者に委託する。
【0025】運動と温熱療法の種類を多段に設けた「運
動の種類明細欄」とセット運動量を付した「セット運動
量欄」の組合せからなる運動グループ欄を前記運動計画
者から示された前記運動管理者は「運動の種類明細欄」
に記載の前記運動者のための運動種類に対応する器具を
準備する。続いて前記運動管理者は、「機能回復及び筋
力強化運動の運動者氏名欄」を確認し前記運動者を特定
する。続いて前記運動管理者は、前記運動者の運動実施
を確認する。続いて前記運動管理者は、運動実施日付欄
を整理記入し、付記欄を確認して、前記運動者が行う
「セット運動量欄」に記載のセット運動量実施を管理す
る。運動者が多数で一名の運動管理者では管理できない
場合には任意の人数の運動管理者に前記任意の人数の運
動管理者個々に数人ずつ区分した運動者の管理を委託す
る。
【0026】在宅においては前記運動管理者又は介護者
が前記運動管理者の実施する器具の準備及び運動実施日
付欄の整理記入と指定運動量実施を管理する。運動計画
者が運動管理者を兼ねる事も可能である。運動管理者が
運動計画者とが同一人である場合は、日付欄を整理記入
する際に、運動管理者名記入を省略することもできる。
【0027】なお、下肢運動は下肢前後運動、下肢上下
運動、下肢加重牽引振り運動に区分する事もできる。立
位運動は立位維持と体操に区分する事もできる。歩行運
動は平行棒内と歩行器種類及び外周と階段に区分する事
もできる。なお温熱療法に用いる器具は指定の部位を暖
めることが出来る器具であればよい。例えばタオルを暖
めたもの、ホットパック、マイクロウェーブ照射器など
何でも良い。歩行補助器はどのような種類でもよく、記
載して特定するばかりでなく、多くの種類を記載し丸な
どの印を付して、特定しても良い。
【0028】下肢運動を下肢前後運動、下肢上下運動、
下肢加重牽引振り運動に区分する場合には、下肢前後運
動、下肢上下運動、下肢加重牽引振り運動の運動種類に
対応する器具を用いればよい。運動種類には関節可動域
訓練、耐久性訓練、呼吸訓練なども含まれ、本願申請の
機能回復及び筋力強化運動実施管理方法を実施する施設
ごとに任意に変更又は追加可能である。利用器具の種類
も任意に変更又は追加可能である。前記「運動の種類明
細欄」に関節可動域訓練、耐久性訓練、呼吸訓練などを
加えた場合には、前記「セット運動量欄」にタキザワプ
ログラムに定義する関節可動域訓練実施回数、耐久性訓
練に関してはエアロバイクなど耐久性訓練に関する機器
の運動設定量の回数、呼吸訓練は深呼吸の回数などを記
載し、実施管理する事も可能である。
【0029】前記運動計画者より運動管理を委託された
運動管理者は、前記運動計画者に定められた機能回復及
び筋力強化運動・温熱療法を、前記運動管理リストに明
瞭に記載された様に、前記運動者が実施するよう的確に
管理できる。前記運動管理者は、実施管理する際に、身
体状況が悪い運動者は座位姿勢を前記運動者自身で確保
できないものとする。
【0030】創動運動における運動の回数は、座位が可
能で運動を実施できる任意の高齢障害者に関して、運動
開始時において、通常下肢前後運動20回と上下運動2
0回が適当であり、下方へ膝関節を牽引した状態で実施
する下肢運動である下肢加重牽引振り運動は牽引力が
0.5kg又は1kgで20回が適当であり、回数変更
を記入する付記欄を備えた場合には前記セット運動量欄
に事前に印刷しておくことも可能である。
【0031】前記振り運動中に牽引力を負荷するための
器具は、重錘バンドを用いるが、重錘バンドに限ること
なく下方へ膝関節を牽引した状態で振り運動を実施でき
る器具なら何でも良い。
【0032】上肢運動も同様に上肢運動器を利用し、訓
練開始時20回が適当であり、回数変更を記入する付記
欄を備えた場合には前記セット運動量欄に事前に印刷し
ておくことも可能である。なお前記の各運動に関して、
初回から1週間程度は10回が適当なこともある。身体
状況が改善され歩行可能になった状況では50回程度が
適当なこともある。温熱療法は関節部位を暖めることが
多く、予め例えば肩(左右)・肘(左右)・膝(左右)
等印刷しておき、指示部位に印を付けて、利用すること
も可能である。
【0033】立位運動は10秒を単位とし、実施回数を
記入する事も可能である。立位運動は通常運動管理者が
介助する。在宅で実施する場合は介護者が介助する。前
記運動者の立位保持が可能となったら、歩行訓練を実施
するが、当初は運動管理者が介助する。前記運動者は平
行棒内の前後運動を行う。通常平行棒は6mであり、平
行棒の6mを基準に1往復を1回として、回数を記入す
る事も可能である。平行棒を利用して運動者が自分で歩
行可能な場合、前方への歩行、横方向への歩行、後ろ方
向への歩行に分け、平行棒の6mを基準に1往復を1回
として、回数を記入する事も可能である。在宅における
運動では平行棒で保てるような歩行の安全を確保しなが
ら、6mを基準に1往復を1回として、回数の指示に従
い歩行運動を実施可能である。
【0034】タキザワプログラムに定義する関節可動域
訓練実施回数や呼吸訓練の深呼吸は10回程度か適当で
あり、耐久性訓練に耐える健康な運動者においては適宜
運動設定量の回数を定める事も可能である。もちろんタ
キザワプログラムに定義する関節可動域訓練実施回数や
呼吸訓練の深呼吸回数は任意に定めることが可能であ
る。歩行運動が可能な運動者に対しては立位運動の指示
を記載しないことも可能である。歩行運動が可能な運動
者に対しては立位運動の記載を省略することも可能であ
る。
【0035】体幹運動は座位における腹筋運動を指定
し、腹筋運動の回数を単位として指定して実施する事も
可能である。前記腹筋運動は自動運動も介助運動も可能
である。体幹運動は肋木を利用する肋木体操を指定し、
肋木体操の1コースを単位として回数を指定して実施す
る事も可能である。平行棒内の歩行運動を前記運動者が
実施可能となったら、状況により歩行補助具を選定す
る。歩行補助具を利用しない場合もある。前記運動者は
歩行補助具を利用する場合でも利用しない場合でも、平
行棒6mの外周距離を基準に運動することができる。平
行棒6mの外周距離を基準に回数の指示に従い歩行運動
を実施可能である。
【0036】以上の実施形態の機能回復及び筋力強化運
動実施管理方法は前記の作用があり、機能回復及び筋力
強化運動やタキザワプログラムと創動運動を実施する際
に、運動管理者1対運動者多数で安心して実施できる。
そして、運動管理者は前記運動管理者が医師及び理学療
法士などであった場合は、運動管理リストを用いて実施
日を記入し、付記欄に特記事項を記入することでカルテ
記入と同様に機能回復及び筋力強化運動実施管理を実施
できる。そして、運動管理者は運動管理リストを用いて
実施日を記入し、付記欄に特記事項を記入することで機
能回復及び筋力強化運動実施管理を実施できる。運動者
が多数で一人の運動管理者が実施管理できない場合には
任意の人数の運動管理者が前記任意の人数の運動管理者
個々に数人ずつ区分した運動者の運動実施管理を行うこ
とができる。又在宅で介護者が管理リストに従って運動
者の運動を実施管理できる。
【0037】このようにして機能回復及び筋力強化運動
を行う運動者は運動管理者により安全確実に管理され
る。即ち、まず専門家である任意の運動計画者が任意の
運動者を特定し、任意の機能回復及び筋力強化運動の内
容を定め、運動管理リストに記載し、記載した前記管理
リストを任意の運動管理者に渡す。または、タキザワプ
ログラムと創動運動の内容を定め、運動管理リストに記
載し、記載した前記管理リストを任意の運動管理者に渡
す。運動者が多数で一名の運動管理者では管理できない
場合には任意の人数の運動管理者に前記任意の人数の運
動管理者個々に数人ずつ区分した運動者の管理を委託す
る。
【0038】続いて、前記運動管理者は前記運動者の運
動実施を監督する。しかるのち前記運動者は理学療法士
1対患者1のリハビリテーションに代替する機能回復及
び筋力強化運動又はタキザワプログラムと創動運動を前
記運動管理者1対運動者多数で安心して実施できる。ま
た在宅で専門家の指示で不安に思いながら介護者が患者
(運動者)に他動運動などリハビリテーション訓練運動
を実施することなく、前記管理リストに従って前記運動
者が自分で又は介護者の介助を受けて機能回復及び筋力
強化運動又はタキザワプログラムと創動運動を実施でき
る。
【0039】続いて、前記リストに適合した運動を実施
したことを確認する。しかるのち、前記運動管理者は前
記管理リストの「運動実施日付欄」に実施日を記入し、
「メモ欄等の付記欄」に特記事項を記入する。この確認
整理記入は、医師の指示の下に処方により理学療法士が
患者のリハビリテーション訓練運動を実施するために、
患者の身体状況を照合して訓練内容を各人に合った内容
で、その都度頭の中で考えて夫々の患者に対して訓練内
容を組み立てる作業を決定し、行ってきたリハビリテー
ション実施後のカルテ記入の労力を軽減できる。
【0040】以下、本発明の第2の実施例を説明する。
まず、この実施形態はタキザワプログラム管理リストと
実施日リストからなりタキザワプログラムと創動運動実
施管理や機能回復及び筋力強化運動管理に用いる。タキ
ザワプログラムは一名の運動管理者が多数の運動者の機
能回復及び筋力強化運動実施のためのプログラムであ
る。実際の運用にあたっては運動計画者が任意の人数の
運動管理者の内一名の運動管理者として管理することが
多い。
【0041】この実施形態に用いる運動管理リストは
「タキザワプログラム管理リスト」と名付けした書面に
して「機能回復及び筋力強化運動の運動者氏名欄」と
「運動計画者氏名欄」とからなる氏名欄と、運動と温熱
療法の種類を多段に設けた「運動の種類明細欄」と運動
量を記載した「セット運動量欄」、前記「セット運動量
欄」に運動量に対して単位、回数、タキザワプログラム
の温熱療法に対して部位と実施時間を組合せセットにし
て、セット運動量を明示し、それぞれのセット別に前記
「運動の種類明細欄」と前記「セット運動量欄」との組
合せからなる運動グループ欄が適宜配設された構造を有
している。さらに実施日リストと名付けした書面は、前
記管理リストとは別の書面であり、多段に設けた「機能
回復及び筋力強化運動の運動者氏名欄」である氏名欄
と、多段に設けた「運動実施日付欄」と「運動管理者氏
名欄」からなる日付欄と前記日付欄は前記「運動実施日
付欄」と前記「運動管理者氏名欄」との組合せセットか
らなり、前記氏名欄の近傍や、前記日付欄の近傍に任意
にメモ等の「付記欄」が適宜配設された構造を有してい
る。
【0042】前記管理リストにおける運動種類と温熱療
法種類を記載し多段に設けた「運動の種類明細欄」は、
運動種類と温熱療法種類として、「パタコロ、ベルト、
プーリー、ホットパック、平行棒、階段、腹筋/肋木体
操」を記載する。すなわち、「下肢運動にパタコロ、ベ
ルトと、上肢運動にプーリーと、温熱療法にホットパッ
クと、立位運動と歩行運動に平行棒、階段と、体幹運動
に腹筋/肋木体操」の内容である。
【0043】続いて、セット運動量を付した「セット運
動量欄」に記載する温熱療法部位・時間と運動量の単
位、回数は、「20回、回数0.5kgx20回と1k
gx20回、20回、肩(右左)肘(右左)膝(右左)
腿(右左)、立位1回2回前1回2回後1回2回横1回
2回外周1回2回、低1回2回高1回2回、回」を記載
する。
【0044】すなわち、前記「運動の種類明細欄」と前
記「セット運動量欄」の組合せからなる運動グループ欄
は、「パタコロ20回、ベルト0.5kgx20回/1
kgx20回、プーリー20回、ホットパック肩(右
左)/肘(右左)/膝(右左)/腿(右左)、平行棒/
立位1回2回/前1回2回/後1回2回/横1回2回/
外周1回2回、階段/低1回2回/高1回2回、腹筋/
肋木体操 回」の内容となる。
【0045】そして、以上の構成のタキザワプログラム
管理リストと実施日リストを用いて以下の手順手法によ
って、機能回復及び筋力強化運動の実施を管理する。運
動計画者は任意の運動者を特定し、前記運動計画者は前
記運動者が座位姿勢を前記運動者自身で確保できること
を確認する。前記運動計画者は機能回復及び筋力強化運
動を行う前記運動者の氏名を前記管理リストに記載す
る。前記運動計画者は前記運動計画者自身の氏名を前記
管理リストに記載する。前記運動計画者又は前記運動計
画者から管理の委託を受けた運動管理者が機能回復及び
筋力強化運動を行う前記運動者の氏名を実施日リストに
記載する。実施日リストは、前記実施日リストには多段
に設けた「機能回復及び筋力強化運動の運動者氏名欄」
があるので、前記管理リストにより特定された多数の運
動者の氏名を記載することが出来るよう構成されてい
る。運動計画者又は運動管理者は、多段に設けた「機能
回復及び筋力強化運動の運動者氏名欄」に、特定された
多数の運動者の氏名を記載することができる。運動者が
多数で一名の運動管理者では管理できない場合には任意
の人数の運動管理者に前記任意の人数の運動管理者個々
に数人ずつ区分した運動者の管理を委託する。なお、タ
キザワプログラム管理リストと実施日リストの記載は、
運動計画者や運動計画者から指示を受けた運動管理者
が、任意の助手に口述筆記させることも可能である。
【0046】運動者氏名及び運動計画者氏名をタキザワ
プログラム管理リストに記載する事により、運動者の特
定及び運動計画者の特定がなされ、機能回復及び筋力強
化運動・温熱療法の実施が前記運動計画者の計画に従い
実施可能になる。前記運動計画者は前記運動者が座位姿
勢を前記運動者自身で確保できることを確認することに
より、前記運動者が機能回復及び筋力強化運動が可能で
あることを認定する。前記運動計画者が前記運動者の座
位可能を確認する際に、前記運動者が関節拘縮や屈曲を
持ち、端座位確保にクッション等を用いる必要がある場
合には、端座位確保にクッション等を用いて、座位姿勢
を前記運動者自身が確保していると確認してもよい。
【0047】以上により運動計画者と運動者が特定さ
れ、機能回復及び筋力強化運動・温熱療法の実施が前記
運動計画者の計画に従い実施可能になる。また必要な場
合は実施日リストの「機能回復及び筋力強化運動の運動
者氏名欄」に運動者氏名の他、住所、年齢を記載するこ
とも可能である。また必要な場合は実施日リストの「付
記欄」に該運動者の疾病記録を記載することも可能であ
る。
【0048】特に多数の運動者が同時に運動する場合に
おいて、運動者の特定は運動者個個に対し最適な機能回
復及び筋力強化運動の実施に必要である。
【0049】施設で利用する場合において運動計画者が
明確に定められている場合には「運動計画者氏名欄」に
行う運動計画者氏名の記載を省略すること、または「運
動計画者氏名欄」の記載を省略することが可能である。
【0050】実施例に示す「パタコロ20回、ベルト
0.5kgx20回と1kgx20回、プーリー20
回、ホットパック肩(右左)肘(右左)膝(右左)腿
(右左)、平行棒立位1回2回前1回2回後1回2回横
1回2回外周1回2回、階段低1回2回高1回2回、腹
筋/肋木体操 回」において、パタコロは下肢運動器・
名称パタパタ(意匠登録番号997739下肢機能訓練
具、意匠登録番号1096056下肢機能訓練具)を利
用する運動20回と下肢運動器・名称コロコロ(実用新
案登録番号2004587足関節の底屈背屈運動器)を
利用する運動20回であり、ベルトは市販の重錘バンド
を足首に巻き付け下方に加重0.5kg又は1kgを課
した状態で行う足振り訓練20回であり、プーリーは上
肢訓練器(特許願PCT/JP00/04062創動運
動兼用リフト装置や組立式上肢訓練器に特許申請した番
号未定の上肢訓練用部品利用による上肢訓練)20回で
あり、ホットパックは温熱療法すなわち必要な部分を暖
めながら訓練をする又は暖めてから訓練をするために用
いる加温器具で肩(右左)肘(右左)膝(右左)腿(右
左)の必要とする部位を暖めることであり、平行棒立位
は座位のみ可能であったものが運動の結果又は器具(実
用新案登録番号1901372尖足・内反整形歩行具、
意匠登録番号882110医療用歩行履物、考案した膝
当て等)を利用して10秒の立位を1回2回行うことで
あり、平行棒前は立位が可能になった者に対し平行棒を
支えとし平行棒の距離を前方に歩行する往復運動を1回
2回行うことであり、平行棒後は平行棒前歩行が可能に
なった者に対し平行棒を支えとし平行棒の距離を後向き
で後ろ方向に歩行する往復運動を1回2回行うことであ
り、平行棒横は平行棒前歩行が可能になった者に対し平
行棒を支えとし平行棒の距離を横向きで左右方向に歩行
する往復運動を1回2回行うことであり、平行棒外周は
平行棒内歩行が可能になった者に対し歩行補助器(実用
新案登録番号1895489歩行器、意匠登録番号95
2134歩行補助器)などを支えとし、又は不要な場合
は機器を利用せずに平行棒の外周距離を自分で歩行する
周回運動を1回2回行うことであり、階段低は歩行が可
能になった者が高さ72cmを6段の階段で1回2回上
り下りする運動を行うことであり、階段高は階段低が可
能になった者に高さ72cmを4段の階段で1回2回上
り下りする運動を行うことであり、腹筋は体幹訓練であ
り座位で頭を下げこんにちはと挨拶するごとく体幹を前
後に動かす運動であり回数は個別に指示して行う運動で
あり、肋木体操は体幹訓練でありさだめられた運動を指
定回数行う運動である。
【0051】しかしながらタキザワプログラムと創動運
動は概念が認知されて歴史が浅く、上肢運動下肢運動等
の諸運動を可能にする運動機器は現在、特許願H11−
358206下肢機能訓練装置、特許願2000−18
0958下肢創動運動訓練装置、特許願PCT/JP9
9/07115下肢機能訓練装置、特許願PCT/JP
00/03978下肢創動運動訓練装置のごとく開発が
進められている。またタキザワプログラムと創動運動の
概念は学会発表も少なく、タキザワプログラムと創動運
動を実現する機器はまだ全てが確定されていない。本実
施例の利用機器は一例であり、他の有効な機器を上肢運
動下肢運動等の諸運動に利用することは今後ますます増
加していくので、利用にあたって本実施例の機器利用を
本機能回復及び筋力強化運動実施管理方法特許の利用機
器として限定するものではない。
【0052】その場合において、第2の実施例のうち運
動と温熱療法の種類を多段に設けた「運動の種類明細
欄」に「下肢運動前後上下加重、上肢運動、温熱療法、
平行棒、階段、体幹運動」の別に運動種類を記載し、
「セット運動量欄」に「20回、0.5kgx20回/
1kgx20回、20回、肩(右左)/肘(右左)/膝
(右左)/腿(右左)、立位1回2回/前1回2回/後
1回2回/横1回2回/外周1回2回、低1回2回/高
1回2回、腹筋/肋木 回」と温熱療法の部位・時間と
運動量の単位、回数を記載する事も可能である。温熱療
法は物理療法と記載することもできる。
【0053】すなわち、前記「運動の種類明細欄」と前
記「セット運動量欄」からなる運動グループ欄は、「下
肢運動前後上下20回、下肢運動加重0.5kgx20
回/1kgx20回、上肢運動20回、温熱療法肩(右
左)/肘(右左)/膝(右左)/腿(右左)、平行棒立
位1回2回/前1回2回/後1回2回/横1回2回/外
周1回2回、階段低1回2回/高1回2回、体幹運動腹
筋/肋木 回」と記載することも可能である。前記運動
計画者は、前記運動者の状況により記載の回数を目安と
して、適宜運動量を変更し、記載して、前記運動管理者
に指示する。運動者が多数で一名の運動管理者では管理
できない場合には任意の人数の運動管理者に前記任意の
人数の運動管理者個々に数人ずつ区分した運動者の管理
を委託する。
【0054】また、前記運動計画者は、運動と温熱療法
の種類を多段に設けた「運動の種類明細欄」に記載する
下肢運動は前後運動、上下運動、加重牽引運動に区分
し、立位運動は立位維持と体操に区分し、歩行運動は平
行棒内と歩行器種類及び外周と階段に区分する事もでき
る。また、「セット運動量欄」には、「運動の種類明細
欄」に記入し区分した前記運動種類に対応して、前記運
動種類の運動量を指定し記入することもできる。
【0055】また、第一実施例と同様に、「運動の種類
明細欄」に記載した運動種類と温熱療法種類に対応した
運動量を記載した「セット運動量欄」の組合せからなる
運動グループ欄とすることも可能である。なお温熱療法
に用いる器具は指定の部位を暖めることが出来る器具で
あればよい。第一実施例のごとく、「運動の種類明細
欄」に関節可動域訓練、耐久性訓練、呼吸訓練などを加
え、「セット運動量欄」にタキザワプログラムの関節可
動域訓練実施回数、耐久性訓練に関してはエアロバイク
など耐久性訓練に関する機器の運動設定量の回数、呼吸
訓練は深呼吸の回数などを記載し、実施管理する事も可
能である。
【0056】前記運動計画者より運動管理を委託された
運動管理者は、前記運動計画者に定められた機能回復及
び筋力強化運動・温熱療法を、前記管理リストに記載さ
れたとおりに、前記運動者が実施するよう的確に管理で
きる。前記運動管理者は、実施管理する際に、身体状況
が悪い運動者は座位姿勢を前記運動者自身で確保できな
いものとする。
【0057】前記運動計画者から、運動と温熱療法の種
類を多段に設けた「運動の種類明細欄」とセット運動量
を付した「セット運動量欄」からなる運動グループ欄を
示された運動管理者は、運動と温熱療法の種類を多段に
設けた「運動の種類明細欄」に記載の前記運動者のため
の運動種類に対応する器具を準備する。本実施例におい
て利用する器具は前記の通りである。
【0058】続いて前記運動管理者は、「機能回復及び
筋力強化運動の運動者氏名欄」を確認し前記運動者を特
定する。続いて前記運動管理者は、前記運動者の「セッ
ト運動量欄」に記載のセット運動量実施を管理する。運
動計画者が運動管理者を兼ねる事も可能である。運動計
画者が運動管理者を兼ねる場合の運用にあたっては運動
計画者が任意の人数の運動管理者の内一名の運動管理者
として管理することが多い。続いて前記運動管理者は、
実施日リストを用いて、「機能回復及び筋力強化運動の
運動者氏名欄」を確認し、運動実施日付欄を整理記入す
る。なお、同時に多数の運動者を管理する場合には、前
記「運動実施日付欄」の任意の一段(通常は最前部の
欄)に実施日を記入し、前記「運動実施日付欄」のうち
他の運動者の前記実施日に該当する段に実施を意味する
記号を付して、実施日同日の確認記入をすることも可能
である。同時に前記記号を運動管理者別の固有の記号と
すれば運動管理者名の記載に代替することが可能であ
る。該実施日欄に押印で代替することも可能である。こ
の場合は「運動管理者氏名欄」を省略することも可能で
ある。運動管理者が運動計画者とが同一人である場合
は、日付欄を整理記入する際に、運動管理者名記入を省
略することもできる。「付記欄」は運動者と運動実施日
付又は運動者か又は運動実施日付に関する特記事項を記
入するためであり、「機能回復及び筋力強化運動の運動
者氏名欄」や「運動実施日付欄」に特記事項をメモ書き
する方法を選択する場合においては、特に設けなくとも
良い。
【0059】前記運動計画者より運動管理を委託された
前記運動管理者は、前記運動計画者に定められた機能回
復及び筋力強化運動・温熱療法を、前記管理リストに明
瞭に記載された様に、前記運動者が実施するよう的確に
管理できる。前記運動管理者は、実施管理する際に、身
体状況が悪い運動者は座位姿勢を前記運動者自身で確保
できないものとする。
【0060】歩行運動が可能な運動者に対しては立位運
動の指示を記載しないことも可能である。歩行運動が可
能な運動者に対しては立位運動の記載を省略することも
可能である。
【0061】このようにして機能回復及び筋力強化運動
を行う運動者は運動管理者により安全確実に管理され
る。すなわち、まず専門家である任意の運動計画者が任
意の運動者を特定し、機能回復及び筋力強化運動やタキ
ザワプログラムと創動運動の内容を定め、タキザワプロ
グラム管理リストに記載し、記載した前記管理リスト及
び実施日リストを任意の運動管理者に渡す。続いて、前
記運動管理者は前記運動者の運動実施を監督する。しか
るのち前記運動者は理学療法士1対患者1のリハビリテ
ーション訓練運動に代替するタキザワプログラムと創動
運動や機能回復及び筋力強化運動を前記運動管理者1対
運動者多数の状況下でも理学療法士1対患者1のリハビ
リテーションにおける訓練運動同様に安心して実施でき
る。運動者が多数で一名の運動管理者では管理できない
場合には任意の人数の運動管理者に前記任意の人数の運
動管理者個々に数人ずつ区分した運動者の管理を委託す
る。又は在宅で専門家の指示で不安に思いながら介護者
が患者(運動者)に他動運動を実施することなく、前記
管理リストに従って前記運動者が自分で又は介護者の介
助を受けて機能回復及び筋力強化運動やタキザワプログ
ラムと創動運動を実施できる。
【0062】続いて、前記運動計画者から指示を受けた
前記運動管理者は前記リストに適合した運動を実施した
ことを確認する。しかるのち、前記運動管理者は前記実
施日リストの多段に設けた「運動実施日付欄」の内の一
段に実施日を記入する。この確認整理記入により、医師
の指示の下に処方により理学療法士がリハビリテーショ
ン訓練運動するために、患者の身体状況を照合して訓練
内容を各人に合った内容で、その都度頭の中で考えて夫
々の患者に対して訓練内容を組み立てる作業を決定し、
行ってきたリハビリテーション実施後のカルテ記入の労
力を削減できる。
【0063】以上の実施形態の機能回復及び筋力強化運
動実施管理方法は前記の作用があり、機能回復及び筋力
強化運動やタキザワプログラムと創動運動を実施する際
に、運動管理者1対運動者多数で安心して実施できる。
そして、運動管理者は運動管理リストであるタキザワプ
ログラム管理リスト又は実施日リストを用いて実施日を
記入し、必要に応じて第一実施例のごとく付記欄に特記
事項を記入することでカルテ記入の煩雑さを省略でき、
機能回復及び筋力強化運動やタキザワプログラムと創動
運動実施管理を行うことができる。又在宅で介護者が運
動管理リストに従って運動者の運動を実施管理できる。
【0064】なお、第一実施例及び第二実施例の「機能
回復及び筋力強化運動の運動者氏名欄」は単に「氏名」
とすることも可能である。また、「運動実施日付欄」は
「日付」とすることも可能である。「運動計画者氏名
欄」は「担当」とすることも可能である。「運動の種類
明細欄」は「運動」、「セット運動量欄」は「量」とす
ることも又は単位が明確であれば「回」や「量」や「距
離を示す単位」などを記載しない事も可能である。すな
わち欄の名称は欄の持つ意味を表象したものであり、欄
の持つ意味を表すことが出来ればどのような名称を附す
る事も可能である。また、任意の施設において予め運動
器具が準備されている所もある。前記施設で本機能回復
及び筋力強化運動実施管理方法により機能回復及び筋力
強化運動やタキザワプログラムと創動運動を実施管理す
る場合において、実施例に示した、例えば運動者毎の運
動実施内容を確認し、続いて、必要な利用器具を準備
し、続いて、実施日を確認整理し、しかるのち、前記運
動管理者が前記運動者の運動実施を管理できるとした順
序に限定されることなく、実施管理の主旨を実現可能な
順序で実施可能である。
【0065】
【発明の効果】以上の説明のとおり、機能回復及び筋力
強化運動実施管理方法特許は医師や医師の指示に基づき
理学療法士がいろいろ検討し、頭の中で考えて夫々の患
者に対して訓練内容を組み立てる作業等やカルテ記入
を、その都度、考えながら手書き記入する難渋な負担が
解消できる実用的効果がある。さらに、タキザワプログ
ラと創動運動を実施し、運動者多数に対し、一名の運動
管理者により運動者多数の効率的な運動訓練を適切に実
施でき、理学療法士の人数を減らすことが出来る事によ
り経費を削減することが出来る実用的効果がある。さら
に、在宅で介護にあたりながらリハビリテーション訓練
運動する場合、運動者である患者自身が器具を利用し、
患者の四肢を健側の運動により、患側を運動させる創動
運動を適切に実施できるので、介護者が不安を感じなが
ら他動運動を実施するという、介護者の難渋な負担が解
消できる実用的効果がある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運動計画者が、氏名欄と数種に群分けした
    運動明細を記入した運動グループ欄と運動日付欄を有す
    る運動管理リストを用いて、運動者と運動者別の前記グ
    ループを特定して任意の運動管理者に運動管理を委託
    し、続いて、前記運動管理者は前記運動管理リストに基
    づく運動者毎の運動実施内容を確認し、続いて、必要な
    利用器具を準備し、続いて、実施日を確認整理し、しか
    るのち、前記運動管理者が前記運動者の運動実施を管理
    できる事を特徴とする機能回復及び筋力強化運動実施の
    管理方法。
  2. 【請求項2】タキザワプログラムと創動運動計画者が、
    氏名欄と数種に群分けしたタキザワプログラムと創動運
    動明細を記入した運動グループ欄と運動日付欄を有する
    運動管理リストを用いて、運動者と運動者別の前記グル
    ープを特定して任意の運動管理者にタキザワプログラム
    と創動運動管理を委託し、続いて、前記運動管理者は前
    記運動管理リストに基づく運動者毎の運動実施内容を確
    認し、続いて、必要な利用器具を準備し、続いて、実施
    日を確認整理し、しかるのち、前記運動管理者が前記運
    動者のタキザワプログラムと創動運動実施を管理できる
    事を特徴とする請求項1に記載の機能回復及び筋力強化
    運動実施管理方法。
  3. 【請求項3】運動計画者が、氏名欄と数種に群分けした
    運動明細を記入した運動グループ欄を有する運動管理リ
    ストと氏名欄と日付欄を有する実施日リストを用いて、
    運動者と運動者別の前記グループを特定して任意の運動
    管理者に運動管理を委託し、続いて、前記運動管理者は
    前記運動管理リストに基づく運動者毎の運動実施内容を
    確認し、続いて、必要な利用器具を準備し、続いて、前
    記運動管理者は前記実施日リストを用いて前記運動者の
    氏名と実施日を確認整理し、しかるのち、前記運動管理
    者が前記運動者の運動実施を管理できる事を特徴とする
    機能回復及び筋力強化運動実施の管理方法。
  4. 【請求項4】タキザワプログラムと創動運動計画者が、
    氏名欄と数種に群分けしたタキザワプログラムと創動明
    細を記入した運動グループ欄を有する運動管理リストと
    氏名欄と日付欄を有する実施日リストを用いて、運動者
    と運動者別の前記グループを特定して任意の運動管理者
    にタキザワプログラムと創動運動管理を委託し、続い
    て、前記運動管理者は前記運動管理リストに基づく運動
    者毎の運動実施内容を確認し、続いて、必要な利用器具
    を準備し、続いて、前記運動管理者は前記実施日リスト
    を用いて前記運動者の氏名と実施日を確認整理し、しか
    るのち、前記運動管理者が前記運動者のタキザワプログ
    ラムと創動運動実施を管理できる事を特徴とする請求項
    3に記載の機能回復及び筋力強化運動実施管理方法。
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