JP2002189722A - 情報収集提供装置および情報提供方法 - Google Patents

情報収集提供装置および情報提供方法

Info

Publication number
JP2002189722A
JP2002189722A JP2000390924A JP2000390924A JP2002189722A JP 2002189722 A JP2002189722 A JP 2002189722A JP 2000390924 A JP2000390924 A JP 2000390924A JP 2000390924 A JP2000390924 A JP 2000390924A JP 2002189722 A JP2002189722 A JP 2002189722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
user
peripheral
unit
mobile terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000390924A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Hotta
智洋 堀田
Koji Hirayama
浩二 平山
Koji Tanaka
宏司 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2000390924A priority Critical patent/JP2002189722A/ja
Publication of JP2002189722A publication Critical patent/JP2002189722A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置情報に連携した情報を収集し、情報利用
者に提供する 【解決手段】あらかじめ定めた周辺情報を測定するセン
サを少なくとも一つ備える移動体端末で測定した周辺情
報を利用者が利用する利用情報に編集する方法を示す編
集処理内容と、当該利用情報の送信先を示す送信先情報
とをネットワークを介してあらかじめ受付け、利用者デ
ータベースに登録しておく。移動体端末から収集した周
辺情報を、登録した処理内容情報に従って処理し、処理
された利用情報を、利用者の送信先情報に従って送信す
る。移動体端末の通信料金を周辺情報の情報量に応じて
割引いた通信料金情報を出力する。また、利用情報の情
報量に応じて当該利用者の利用料金情報を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動体通信システム
を用いて、大量かつ即時の位置情報と連携した情報収集
および提供を行う情報収集提供装置および情報提供方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】場所、時間、気象などの外的条件に消費
量などが影響を受けやすい商品、サービスを提供する企
業は、その外的条件に応じて各地域ごとに提供量、提供
時期を決定する必要がある。例えば、飲食物や傘などの
外的条件に売れ行きが大きく依存する商品は、売場面積
を効率的に使用したり品不足を防いだりするために、外
的条件に従って仕入れ量を決定することが必要である。
従って、無駄の少ない効率的な商品もしくはサービスの
提供を行うためには、位置の精度がより高くかつ時間的
に細かい情報を収集することが好ましい。電力会社にお
いても冷暖房用電力の需要が地域および気温等に敏感に
依存するため、それに応じて発電量を予測し、発電機や
送電網を制御する必要がある。気象予報においても、天
気予報会社が現在よりも詳細な天気予報を行うために
は、時々刻々に変化する気象情報を大量かつ高い空間分
解能で収集する必要がある。これら上記の目的を果たす
ためには、情報利用者が独自にまたは他事業者に依頼し
て必要な情報測定用の専用システムを構築しなくてはな
らない。
【0003】情報測定用の専用システムの従来技術とし
ては、特開平10−336733号公報に記載されてい
る「環境情報収集システム及び方法」がある。この従来
技術では、情報収集提供装置を内蔵する移動体通信端末
を用いた環境情報収集システムが示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このシ
ステムは、情報を利用する側にとって、収集した情報を
そのまま受信しただけでは、その情報を有効に利用しき
れないという問題がある。このため、情報を受信した利
用者が情報の分析を行わなければならない。
【0005】また、移動体通信端末を利用する加入者が
積極的に自ら情報を提供することに利点がないうえ、む
しろ、環境情報収集提供装置を内蔵することにより移動
体端末が大きく重くなり、電力消費の増大が加入者側に
不利益になっている。
【0006】本発明は、移動体端末から収集した周辺情
報を、情報利用者が有効に利用できるような利用者情報
を提供する情報収集提供装置を実現することを目的とす
る。
【0007】また、情報の提供を促進させることができ
る情報収集提供装置を実現する目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、あらかじめ定めた周辺情報を測定するセンサを少な
くとも一つ備える移動体端末で測定した周辺情報を収集
するための情報収集提供装置において、移動体端末から
の周辺情報を受信するインタフェース部と、前記インタ
フェース部で受信した周辺情報と、当該移動体端末の位
置情報と、当該周辺情報の受信した時刻を示す受信時刻
情報とを蓄積する情報データベース部と、前記情報デー
タベース部に蓄積された情報を利用する利用者の識別情
報と、あらかじめ定められた選択肢から選択された、前
記周辺情報を当該利用者の利用情報に処理する方法を示
す処理内容情報と、前記利用者の送信先を示す送信先情
報とを蓄積する利用者データベース部と、前記情報デー
タベース部に蓄積された周辺情報を、前記処理内容情報
に従って処理する処理部とを有する。
【0009】インタフェース部は、前記処理部により処
理された利用情報を、前記利用者の前記送信先情報に従
って送信する。これにより、移動体端末から収集した周
辺情報を、情報利用者が希望する利用情報を受信するこ
とができるので、その利用情報を有効に利用できる。
【0010】また、前記処理部は、前記情報データベー
ス部に蓄積された前記移動体端末の周辺情報の情報量に
応じて、前記加入者データベース部に蓄積する当該移動
体端末の通信料金情報を割引、当該割引後の通信料金情
報に前記加入者データベースを更新する更新手段を備え
る。これにより、加入者に利点を与えることができるの
で、情報提供を促進させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態とし
て、周辺情報として気象情報の気温・湿度・照度を収集
する場合を説明する。なお、以下は本発明の一実施形態
に過ぎず、本発明は他の周辺情報の収集においても同様
に適用できる。
【0012】図1に、本実施の形態を適用した位置情報
との連携情報提供サービスシステムの構成例を示す。連
携情報提供サービスシステムは、移動体端末100と情
報収集センタ700とを有し、これらは、無線基地局3
00と交換機500とネットワーク600とを介して接
続される。移動体端末100は、無線伝送路200を介
して無線基地局300に収容され、無線基地局300は
伝送路400を介して交換機500に接続され、交換機
500と情報収集センタ700と情報利用者端末800
とは、それぞれネットワーク600に接続されている。
移動体端末100は、周辺情報の気温・湿度・照度を測
定、蓄積する機能を備える。測定された周辺情報は基地
局300および交換機500を介して情報収集センタ7
00に送信される。情報収集センタ700では、記録さ
れた情報はそのままもしくは編集処理をされた上でネッ
トワーク600を通じて情報利用者端末800に提供さ
れる。本実施の形態においては、収集した周辺情報を利
用者が利用しやすい利用情報に編集処理し、この利用情
報を利用者に送信する。利用者はどのように編集処理す
るかを示す処理内容情報をあらかじめ登録しておくこと
により、利用者にとってより有効な情報を取得すること
ができる。また、情報を提供した移動体端末の加入者に
対しては、情報提供回数を計数し、回数に応じて通信料
金を割引する。
【0013】図2に、本実施の形態における移動体端末
100の構成例を示す。図2において、移動体端末10
0は、無線で送受信するアンテナ101と、制御を行う
制御部102と、周辺情報を収集する情報収集部103
と、収集した周辺情報を記憶するデータ記録部104
と、無線の制御を行う無線制御部105と、キー入力部
などのユーザインタフェース部106とを有する。制御
部102は、情報収集部103を制御して周辺情報の測
定を行い、位置および時刻情報と共にデータ記録部10
4に周辺情報を記録する。測定開始は、加入者の特定操
作のとき、情報収集センタからの要求があったとき、ま
たは、予め設定しておいた時刻になったときなどがあ
る。情報収集部103は、気温センサ、湿度センサおよ
び照度センサを備え、気温、湿度および照度を各々収集
する。情報収集部103は、あらかじめ定めた周辺情報
を測定するセンサを少なくとも一つ備えればよい。
【0014】図3に、本実施の形態における情報収集セ
ンタ700の情報収集提供装置720の構成図を示す。
図3において、情報収集センタ700には、情報収集提
供装置720を有する。情報収集提供装置720は、移
動体端末100からの周辺情報を受信するネットワーク
インタフェース部701と、情報データベース部に蓄積
された周辺情報を、あらかじめ登録された処理内容情報
に従って処理する処理部702と、移動体端末の識別情
報と、当該移動体端末の加入者についての加入者情報
と、当該移動体端末の通信料金情報と、周辺情報を提供
した回数を示す情報提供回数とを蓄積する加入者データ
ベース部703と、ネットワークインタフェース部70
1で受信した周辺情報を、前記移動体端末の識別情報と
位置情報と受信時刻情報とともに蓄積する情報データベ
ース部704と、情報データベース部704に蓄積され
た情報を利用する利用者の識別情報と、前記周辺情報を
当該利用者が利用する利用情報に編集する方法を示す編
集処理内容を示す処理内容情報と、利用者の送信先を示
す送信先情報とを蓄積する利用者データベース部705
と、時間を計測するタイマー部710と、利用者からの
処理内容情報などを登録する登録部711と、加入者通
信料金情報、利用者通信料金情報などを出力する出力部
712とを備える。移動体端末100から受信した位置
情報、時刻および測定された周辺情報は、処理部702
によって情報データベース部704に記録される。同時
に、加入者データベース部703を検索して情報を送信
した加入者に対応する情報提供回数欄を更新する。処理
部702は、情報利用者端末800からの情報提供要請
に応じてあるいはタイマー部710に指示されて定期的
に、利用者データベース部705を情報利用者端末80
0について検索することで情報利用者端末800が必要
としている必要情報の種類および処理内容情報を取得す
る。処理部702は、必要情報の種類および処理内容情
報について情報データベース部704を検索し、対応す
る周辺情報を取得し、その分析処理を行い、処理内容情
報に従って処理し、処理結果である利用情報を情報デー
タベース部704に記録する。処理部702は、情報デ
ータベース部704からその情報を読み出し、最後にネ
ットワーク600を介して情報利用者端末800に情報
を提供する。その際、処理部702は利用者データベー
ス部705を更新して利用者に情報を提供したことを記
録し、後の利用者への通信料金処理の際に利用する。通
信料金情報は出力部712により利用者ごとに印刷出力
される。
【0015】図4に、本実施の形態における情報収集提
供装置720に備える加入者データベース部703の構
成例を示す。加入者データベース部703は、加入者の
移動体端末の識別情報である加入者番号と、周辺情報を
提供した回数を示す情報提供回数情報とを少なくとも含
むデータから構成される。さらに、加入者データベース
部703には、移動体端末の加入者についての住所、電
話番号などの加入者情報と、当該移動体端末の通信料金
を示す通信料金情報とを含むようにしてもよい。情報提
供回数は、加入者が移動体端末で収集した情報を、情報
収集提供装置に送信してきた回数を記録するためのもの
であり、情報収集センタが加入者から情報が受信する毎
に処理部702が1つずつ提供回数を増加させる。ま
た、処理部702に備える更新手段は、情報データベー
ス部704に蓄積された前記移動体端末の周辺情報の情
報提供回数に応じて、前記加入者データベース部に蓄積
する当該移動体端末の通信料金情報を割引、当該割引後
の通信料金情報に前記加入者データベースを更新する。
出力部712からは、加入者データベース部に蓄積する
識別情報の加入者番号と加入者情報と通信料金情報とを
出力する。
【0016】図5に、本実施の形態における情報収集提
供装置720の情報データベース部704の構成例を示
す。情報データベース部704は、時刻、位置、気温、
湿度、照度の5つのデータを備える。移動体端末から送
信された周辺情報は、処理部702によって情報データ
ベース部704に収集された時刻、位置と共に記録され
る。
【0017】図6に、本実施の形態における情報収集提
供装置720に備える利用者データベース部705の構
成例を示す。利用者データベース部705は、情報を利
用する利用者の識別情報である利用者番号と、利用する
周辺情報を示す必要情報と、周辺情報を当該利用者が利
用する利用情報に編集する方法を示す編集処理内容を示
す処理内容情報と、利用者の送信先を示す送信先情報
と、情報利用回数とを備える。処理内容情報としては、
収集した時間を示す時間情報(例えば日時)、収集した場
所を示す識別情報のエリア(あらかじめ定められた領域
を示す)、各エリア内の情報をどのように計算するかを
示す計算情報(例えば、平均値、最高値など)などが含ま
れる。処理内容の具体例は、図6に示すように、毎日8
時にエリアA1の領域内の位置から収集された周辺情報
の気温および湿度の平均値というように示され、あらか
じめ処理内容を利用者ごとに登録しておくことができ
る。処理部702は、定期的に利用者データベース部7
05を検索し、処理内容に登録されている時間のとき
に、登録されているエリアの周辺情報を抽出し、登録さ
れている計算方法に従って計算する。計算後、情報利用
者端末800に情報を送信する。また、処理部702
は、情報を提供した後に、利用者データベース部705
の情報利用者端末800に関する情報提供回数欄を更新
して、後の通信料金処理の際に利用する。
【0018】図16に、情報利用者端末から情報収集提
供装置に対して利用情報に編集処理するための処理内容
を登録する際のシーケンス図を示す。
【0019】図16において、情報利用者端末800
は、処理内容を登録するために情報収集提供装置720
のネットワークインタフェース701を介して登録部7
11に登録アクセスを行う(1601)。登録部711
は、登録のためのアクセスがあると、あらかじめ定めた
メニュー画面を情報利用者端末800に対して送信する
(1602)。メニュー画面の一例を図18に示す。図
18に示すように、登録がしやすいように選択肢をメニ
ュー画面により表示しておく。図18においては、必要
情報、収集時間、エリアおよび計算方法を登録する場合
のメニュー画面を示している。利用者側では、メニュー
画面より選択番号を選択するかもしくは日時、地名もし
くは計算方法を入力して登録部に送信する(160
3)。登録部711は、選択番号等を受け付けると、利
用者番号とともに 図6に示す利用者データベース部7
05に選択番号もしくは登録内容を登録する(160
4)。利用者データベース部705は、登録を受け付け
ると確認信号を送出する(1605)。登録部711
は、確認信号を受け付けると登録内容を利用者端末80
0に送信する(1606)。利用者側は、登録内容を確
認した後に登録終了を送信する(1607)。登録内容
が間違っていた場合には、再登録を送信する。登録部7
11では、再登録を受け付けると、始めのメニュー画面
の送信からやり直す。
【0020】このような登録シーケンスに従って処理内
容を登録しておくことにより、利用者が希望する利用情
報を取得することができる。
【0021】図7および図8に本実施の形態における移
動体端末100と情報収集提供装置720各部間の処理
概要シーケンス図の一例を示す。図7および図8におい
て、加入者番号が00001である加入者の持つ移動体
端末100では、加入者の操作またはあらかじめ設定し
た時刻または情報収集提供装置からの要求に応じて、制
御部102が情報収集部103を用いて周辺の情報を測
定する。制御部102は測定した情報を時刻、位置情報
ともにデータ記録部104に記録しておく。移動体端末
100は加入者の操作または情報収集提供装置からの要
求に応じて、加入者番号00001および蓄積してある
周辺情報を処理部702に送信する(901)。これら
の情報を受信すると処理部702は、情報データベース
部704に時刻、位置、測定情報(気温、湿度、照度)
を転送する。情報データベース部704は、転送された
情報を記録する(902)。次に、処理部702は、加
入者番号00001についての情報提供回数を増やすた
めに、加入者データベース部703から加入者番号00
001の情報提供回数を検索し(903)、情報提供回
数10を取り出す(904)。次に処理部702は、情
報提供回数を1つ増やして11とし、加入者データベー
ス部703の加入者番号00001の情報提供回数欄に
書き込む(905)。
【0022】図9および図10に本実施の形態における
情報利用者端末800と情報収集提供装置の処理概要の
シーケンス図を示す。前述した登録内容に従って指定し
た時間に情報収集提供装置から利用情報が送信される
が、指定された時間が特にない場合には、情報利用者端
末800がアクセスしたときに、情報を提供するように
してもよい。図9および図10では、時刻を登録してい
ない場合に、アクセスされて利用情報の提供を行う場合
のシーケンスを示す。
【0023】図9および図10において、情報利用者端
末800は、情報収集提供装置にアクセスし、利用者番
号10005を処理部702に通知する(911)。処
理部702は、情報利用者端末800が必要とする必要
情報と処理内容と情報利用回数を取得するために、図6
に示す利用者データベース部705を検索し(91
2)、エリア情報(D2)、処理内容(平均値)、必要情
報(気温)、これまでの情報利用回数(518)を取得
する(913)。次に、処理部702は、現在時刻(1
5:00)、エリア(D2)で収集された気温情報を、
情報データベース部704を検索し(914)、取得す
る。該当する時刻(15:00)およびエリア(D2)
で収集された気温情報が存在しない場合は、情報利用者
端末800にその旨通知する。または、該当エリア内に
存在する移動体端末に周辺情報を収集するように指示し
てもよい。
【0024】処理部702は、取得した気温情報から、
処理内容の計算方法に従って計算し、結果である利用情
報を情報利用者端末800に送信する(915・91
6)。この例の場合、計算方法は、エリア(D2)内の
気温情報の平均値を求め、送信する。次に、情報利用者
端末800の情報利用回数を更新するため、あらかじめ
利用者データベース部705から取り出してあった情報
利用回数(518)を1つ増やし、利用者データベース
部705の利用者番号10005の情報利用回数欄に書
き込み更新する(917)。
【0025】処理内容に日時が登録されている場合に
は、処理部はその日時に必要情報を処理内容に従って処
理し、処理結果の利用情報を送信先情報に従って送信す
る。また、情報利用者端末800が、あらかじめ処理内
容を登録していない場合には、情報収集提供装置は、処
理内容を受け付けて、周辺情報を処理内容に従って処理
し、利用情報を送信するようにしてもよい。
【0026】また、処理部702は、利用情報を送信す
る前にあらかじめ処理内容に従って周辺情報を処理し、
その結果の利用情報を図17に示すような、データベー
スに登録しておいてもよい。図17に、利用情報のデー
タベースの説明図を示す。図17には、指定された時刻
における各エリアの気温の平均値と湿度の平均値と照度
の平均値を示す。利用者ごとの利用情報が同じような場
合には、このようなデータベースを設けておくことによ
り、データベースに蓄積された利用情報を利用者端末に
送信することができるので、重複した処理を防ぐことが
できる。
【0027】図11および図12に、本実施の形態にお
ける加入者データベース部703と処理部702間の処
理概要シーケンス図を示す。
【0028】本実施の形態においては、加入者番号00
001の加入者への通信料請求の際には、当該期間の加
入者による情報提供量に応じて、情報提供に対する対価
として通信料を割り引く処理を行う。図11および図1
2において、処理部702は、料金精算通知を受信する
と(921)、加入者データベース部703から加入者
番号00001の情報提供回数を検索し(922)、情
報提供回数101を取得する(923)。処理部702
は、加入者データベース部に蓄積する移動体端末の通信
料金情報を割引、当該割引後の通信料金情報に前記加入
者データベースを更新し、通信料金情報を出力部712
に送信する(924)。出力部では、加入者データベー
ス部に蓄積する加入者の識別情報と加入者情報と通信料
金情報とを出力する。または、出力部を備えない場合に
は、情報提供回数を外部の精算装置に対して送信するよ
うにしてもよい。
【0029】図13および図14に本実施の形態におけ
る利用者データベース部705と処理部702間の処理
概要シーケンス図を示す。本実施の形態においては、加
入者番号10005を持つ利用者に期間中の情報利用料
の請求を行う。
【0030】図13および図14において、処理部70
2は、出力部712からの料金精算通知を受信すると
(931)、利用者データベース部705の利用者番号
10005の情報利用回数を検索し(932)、情報利
用回数731を取得し(933)、出力部712に送信
する(934)。
【0031】図15に、本実施の形態における加入者、
利用者および移動体通信システムを提供する通信事業者
間の、情報および金銭の流れの概要(ビジネスモデル)
について示す。図15において、情報提供を行う加入者
は、加入者の操作などにより測定した情報を通信事業者
に送信する(941)。通信事業者は加入者から収集し
た情報量を記録しておき、通信料金の清算時などに加入
者の通信に課す通信料から情報量に応じた額を差し引く
などの方法で対価を支払う(942)。情報利用者は必
要とする時刻および位置に連携した利用情報を通信事業
者より取得する(943)。通信事業者は情報利用者に
提供した情報量を記録しておき、情報利用料を情報利用
者に請求する(944)。通信事業者は情報への対価と
情報利用料を適宜定めることにより利潤を得る(94
5)。
【0032】本実施の形態によれば、位置情報に連携し
た周辺情報を収集し、情報利用者に提供することができ
る。移動体端末に情報収集センサを内蔵することで、専
用の測定装置を新たに設置すること無く情報の収集を行
うことが可能となる。また、情報の利用者から情報利用
料を徴収し、情報の提供に関して加入者に対価を支払う
仕組みを用いることで加入者に情報の提供を促し、大量
かつ即時的な情報収集が可能となる。また、あらかじめ
処理内容を受け付けておくことにより、周辺情報を編集
処理し、利用情報を送信することで利用者が希望する利
用情報を提供することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、移動体端末から収集し
た周辺情報を、情報利用者が有効に利用できるような利
用者情報を提供することができる。
【0034】また、情報の提供を促進させることができ
る情報収集提供装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態における情報提供サービスシステ
ムの構成図である。
【図2】 実施の形態における情報提供サービスシステ
ムの移動体端末の構成図である。
【図3】 実施の形態における情報提供サービスシステ
ムの情報収集センタの構成図である。
【図4】 実施の形態における情報提供サービスシステ
ムの加入者データベース部内のデータ構成概要を示す説
明図である。
【図5】 実施の形態における情報提供サービスシステ
ムの情報データベース部内のデータ構成概要を示す説明
図である。
【図6】 実施の形態における情報提供サービスシステ
ムの情報データベース部内のデータ構成概要を示す説明
図である。
【図7】 実施の形態における移動体端末と情報収集セ
ンタ間の処理概要について示すシーケンス図である。
【図8】 実施の形態における加入者および情報データ
ベース部に関する処理概要について示す説明図である。
【図9】 実施の形態における情報利用者と情報収集セ
ンタ間の処理概要について示すシーケンス図である。
【図10】 実施の形態における利用者および情報デー
タベース部に関する処理概要について示す説明図であ
る。
【図11】 実施の形態における加入者データベース部
と処理部間の処理概要について示すシーケンス図であ
る。
【図12】 実施の形態における加入者データベース部
に関する処理概要について示す説明図である。
【図13】 実施の形態における利用者データベース部
と処理部間の処理概要について示すシーケンス図であ
る。
【図14】 実施の形態における利用者データベース部
に関する処理概要について示す説明図である。
【図15】 実施の形態における加入者、利用者および
移動体通信システムを提供する通信事業者間の情報およ
び金銭の流れの概要について示す説明図である。
【図16】 実施の形態における情報利用者端末から処
理内容を登録するときの処理概要について示すシーケン
ス図である。
【図17】 実施の形態におけるエリアごとの平均値を
求めたデータベースの内容の説明図である。
【図18】 実施の形態における登録メニュー画面の説
明図である。
【符号の説明】
100…移動体端末 101…アンテナ 102…制御部 103…情報収集部 104…データ記録部 105…無線制御部 106…ユーザインタフェース部 200…無線伝送路 300…無線基地局 400…伝送路 500…交換機 600…ネットワーク 700…情報収集センタ 701…ネットワークインタフェース部 702…処理部 703…加入者データベース部 704…情報データベース部 705…利用者データベース部 711…登録部 712…出力部 720…情報収集提供装置 800…情報利用者端末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/42 H04M 11/00 302 11/00 302 H04B 7/26 109M (72)発明者 田中 宏司 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所社会・ネットワークシステ ム事業部内 Fターム(参考) 5B075 KK07 KK34 ND20 ND23 UU40 5K024 AA71 AA76 AA79 CC11 DD01 GG01 GG05 GG10 5K067 AA41 BB21 DD51 EE02 EE16 FF02 FF03 FF04 FF05 HH11 HH23 JJ52 5K101 KK12 KK16 LL12 MM07 SS07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】あらかじめ定めた周辺情報を測定するセン
    サを少なくとも一つ備える移動体端末で測定した周辺情
    報を収集するための情報収集提供装置において、 前記移動体端末からの周辺情報を受信するインタフェー
    ス部と、 前記インタフェース部で受信した周辺情報と、当該移動
    体端末の位置情報と、当該周辺情報の受信した時刻を示
    す受信時刻情報とを蓄積する情報データベース部と、 前記情報データベース部に蓄積された情報を利用する利
    用者の識別情報と、あらかじめ定められた選択肢から選
    択された、前記周辺情報を当該利用者の利用情報に処理
    する方法を示す処理内容情報と、前記利用者の送信先を
    示す送信先情報とを蓄積する利用者データベース部と、 前記情報データベース部に蓄積された周辺情報を、前記
    処理内容情報に従って処理する処理部とを有し、 前記インタフェース部は、前記処理部により処理された
    利用情報を、前記利用者の前記送信先情報に従って送信
    することを特徴とする情報収集提供装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の情報収集提供装置におい
    て、前記利用者識別情報、前記処理内容情報および前記
    送信先情報を受け付け、前記利用者データベース部に登
    録する登録部を有することを特徴とする情報収集提供装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の情報収集提供装置におい
    て、前記移動体端末の識別情報と、当該移動体端末の通
    信料金情報と、周辺情報を提供した回数を示す情報提供
    回数情報とを蓄積する加入者データベース部と、前記加
    入者データベース部に蓄積する前記識別情報と前記加入
    者情報と通信料金情報とを出力する出力部とを有し、 前記処理部は、前記情報データベース部に蓄積された前
    記移動体端末の周辺情報の情報提供回数情報に応じて、
    前記加入者データベース部に蓄積する当該移動体端末の
    通信料金情報を割引、当該割引後の通信料金情報に前記
    加入者データベースを更新する更新手段を備えることを
    特徴とする情報収集提供装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の情報収集提供装置におい
    て、前記インタフェース部から前記送信先に送信された
    情報の情報量を、前記利用者データベース部の当該利用
    者情報に対応させて蓄積し、 前記情報量に応じた情報利用料情報と前記利用者情報と
    を出力する前記出力部を有することを特徴とする情報収
    集提供装置。
  5. 【請求項5】あらかじめ定めた周辺情報を測定するセン
    サを少なくとも一つ備える移動体端末で測定した周辺情
    報を収集し、当該周辺情報を編集して利用者が利用する
    利用情報を提供する情報提供方法であって、 前記周辺情報を前記利用情報に編集する方法を示す編集
    処理内容と、当該利用情報の送信先を示す送信先情報と
    をネットワークを介してあらかじめ受付け、 収集した前記周辺情報を、前記処理内容情報に従って処
    理し、 処理された利用情報を、前記利用者の送信先情報に従っ
    て送信し、 前記移動体端末の通信料金を前記周辺情報の情報量に応
    じて割引いた通信料金情報を出力し、 前記利用情報の情報量に応じて当該利用者の利用料金情
    報を出力することを特徴とする情報提供方法。
JP2000390924A 2000-12-22 2000-12-22 情報収集提供装置および情報提供方法 Pending JP2002189722A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000390924A JP2002189722A (ja) 2000-12-22 2000-12-22 情報収集提供装置および情報提供方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000390924A JP2002189722A (ja) 2000-12-22 2000-12-22 情報収集提供装置および情報提供方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002189722A true JP2002189722A (ja) 2002-07-05

Family

ID=18857187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000390924A Pending JP2002189722A (ja) 2000-12-22 2000-12-22 情報収集提供装置および情報提供方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002189722A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004094932A (ja) * 2002-08-09 2004-03-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd ペイバックシステムの通信端末装置及び情報処理装置
WO2004114180A1 (ja) * 2003-06-18 2004-12-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 生体情報活用システム、生体情報活用方法、プログラムおよび記録媒体
JP2005321934A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Nec Corp センサネットワークシステム、管理装置、センサ、利用者端末、センサ方法およびプログラム
JP2006165859A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Rei Sai 情報配信システム、その情報配信システムが備えたサービス提供装置、情報配信プログラム、その情報配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び情報配信方法
JP2007233816A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Toppan Printing Co Ltd 環境検出情報収集方法
JP2013050329A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Seiko Epson Corp 衛星信号受信装置、衛星信号受信方法、および、電子機器
JP2016146100A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 株式会社東芝 情報提供システム
JP2017059967A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 ソフトバンク株式会社 情報収集システム
JP2019062558A (ja) * 2018-12-04 2019-04-18 Kddi株式会社 データ管理装置、データ管理方法及びデータ通信システム
JP2020013609A (ja) * 2019-10-09 2020-01-23 東芝ライフスタイル株式会社 情報提供システム
JP2020022181A (ja) * 2012-09-12 2020-02-06 株式会社リコー 情報管理システム、及び周囲環境管理方法

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004094932A (ja) * 2002-08-09 2004-03-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd ペイバックシステムの通信端末装置及び情報処理装置
JP4520409B2 (ja) * 2003-06-18 2010-08-04 パナソニック株式会社 生体情報活用システム、生体情報活用方法、プログラムおよび記録媒体
WO2004114180A1 (ja) * 2003-06-18 2004-12-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 生体情報活用システム、生体情報活用方法、プログラムおよび記録媒体
WO2004114181A1 (ja) * 2003-06-18 2004-12-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 生体情報活用システム、生体情報活用方法、プログラムおよび記録媒体
JPWO2004114181A1 (ja) * 2003-06-18 2006-08-03 松下電器産業株式会社 生体情報活用システム、生体情報活用方法、プログラムおよび記録媒体
JPWO2004114180A1 (ja) * 2003-06-18 2006-08-03 松下電器産業株式会社 生体情報活用システム、生体情報活用方法、プログラムおよび記録媒体
US8147406B2 (en) 2003-06-18 2012-04-03 Panasonic Corporation Biological information utilization system, biological information utilization method, program, and recording medium
JP4516018B2 (ja) * 2003-06-18 2010-08-04 パナソニック株式会社 生体情報活用システム、生体情報活用方法、プログラムおよび記録媒体
JP2005321934A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Nec Corp センサネットワークシステム、管理装置、センサ、利用者端末、センサ方法およびプログラム
JP2006165859A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Rei Sai 情報配信システム、その情報配信システムが備えたサービス提供装置、情報配信プログラム、その情報配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び情報配信方法
JP2007233816A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Toppan Printing Co Ltd 環境検出情報収集方法
JP2013050329A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Seiko Epson Corp 衛星信号受信装置、衛星信号受信方法、および、電子機器
JP2020022181A (ja) * 2012-09-12 2020-02-06 株式会社リコー 情報管理システム、及び周囲環境管理方法
JP2016146100A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 株式会社東芝 情報提供システム
JP2017059967A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 ソフトバンク株式会社 情報収集システム
JP2019062558A (ja) * 2018-12-04 2019-04-18 Kddi株式会社 データ管理装置、データ管理方法及びデータ通信システム
JP2020013609A (ja) * 2019-10-09 2020-01-23 東芝ライフスタイル株式会社 情報提供システム
JP2021103540A (ja) * 2019-10-09 2021-07-15 東芝ライフスタイル株式会社 情報提供システム
JP7335908B2 (ja) 2019-10-09 2023-08-30 東芝ライフスタイル株式会社 情報提供システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7606761B2 (en) Data output control apparatus
US7403905B2 (en) Advertisement information providing system
JP2002117067A (ja) 電話通信システム及び方法並びに広告情報提供サーバ
JP2003228583A (ja) 情報配信システム及び情報配信方法
US20080215351A1 (en) Service information providing apparatus and service information providing method
JP4112803B2 (ja) コールに課金するための移動通信システム
JPWO2002093835A1 (ja) 移動通信サービス課金装置及び移動通信サービス課金方法
JP2002189722A (ja) 情報収集提供装置および情報提供方法
JP2005005827A (ja) 位置情報配信システム、位置情報配信装置及び位置情報配信方法
US20020091599A1 (en) Terminal device and accounting system for communication service
JP3306658B2 (ja) 移動体通信端末
JP2008181508A (ja) データ提供方法
JP2001243312A (ja) 情報配信装置、広告システム、及び広告方法
JPH1175257A (ja) 移動体通信システム、サービス提供方法および移動局
JP2008117420A (ja) データ提供方法、電子機器、プログラムおよび記録媒体
JP4149826B2 (ja) 商品の配達管理方法および管理装置
JP2002230424A (ja) 広告提供システム、及び広告提供方法
JP3885659B2 (ja) 画像配信システム、画像配信サーバ及びプログラム
EP1418516A2 (en) Method for controlling image information
KR100453543B1 (ko) 통합 선불카드를 이용한 광고서비스 제공시스템 및 방법
KR20020007650A (ko) 이동 단말기를 이용한 인터넷 광고
JP2002354528A (ja) 情報通信システム
JPH10285304A (ja) 電話システム、電話回線網のセンタ装置、端末装置及び通話料金分計方法
JP3588085B2 (ja) 移動通信機の着信音利用状況把握方法
KR20010077670A (ko) 무선 단말기의 메세징 기능을 이용한 무선 위치 종속 광고서비스 시스템 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060418

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060612

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060801