JP2002189409A - 歯科技術練習のための歯科用タイポデント - Google Patents

歯科技術練習のための歯科用タイポデント

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JP2002189409A
JP2002189409A JP2001293729A JP2001293729A JP2002189409A JP 2002189409 A JP2002189409 A JP 2002189409A JP 2001293729 A JP2001293729 A JP 2001293729A JP 2001293729 A JP2001293729 A JP 2001293729A JP 2002189409 A JP2002189409 A JP 2002189409A
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ピチャード ペネラピー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 獣医学歯科医と歯科学生が獣医歯科の技術を
練習することのできる非人間型歯科用タイポデントを提
供する。 【解決手段】 歯科用タイポデント10には門歯、臼歯
及び双頭歯といった対応する複数個の歯18を離脱自在
に受け入れる複数個の離間された凹部16を含む歯肉部
分14を有する動物の上顎部材24と下顎部材12が含
まれる。この上顎部材24と下顎部材12は、例えば、
イヌ科又はネコ科の動物の顎に擬似させている。歯18
は、凹部16内に摩擦的に固定される。顎12、24を
開放位置又は閉鎖位置にて固定するためインターロック
30又は蝶ネジ機構が使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、歯科技
術を練習するための歯科用タイポデント(歯の模型)に
関し、更に詳しくは、獣医学の歯科学生及び獣医学の歯
科医が獣医歯科技術を練習し学習することができるよう
にするための非人間の、即ち、人以外の動物の歯科技術
用タイポデントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】獣医歯科技術を練習し学習するため、獣
医歯科学生と獣医歯科医は一般的には、動物の死骸の頭
蓋骨を利用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、動物死
骸はいくつかの理由から実用性がなく、かつ不利であ
る。動物死骸は、その死骸を保存するため冷蔵庫の内部
といった低温環境にて保存しなければならず、又、クー
ラー等で搬送しなければならない。その上、動物死骸は
しばしば不快な臭いを発生し、そのため死骸を利用する
場合は獣医歯科学生はその不愉快な臭いと戦わねばなら
ない。更に、獣医歯科技術の練習に際しては、更に検査
を行なうためその死骸の個々の歯をそれぞれ抜去するこ
とが有利である。しかしながら、動物死骸の歯は通常堅
固であり、顎部材に固定されており、そのため歯を抜い
たり、或いは、再挿入することは容易でない。
【0004】前述した諸欠点が克服された場合でも、多
くの場合、獣医歯科学生は、死骸のコストが比較的高
く、又、死骸の供給が制限されていることから、一部分
の使用のためにこれらの死骸を入手することに困難を伴
う。
【0005】その上、死骸を準備するに際しても不必要
な努力がしばしば要求され、また、将来の使用に備え
て、その死骸を保存する化学薬品を入手しなければなら
ない。その結果、動物の死骸は、学習用道具又は練習用
道具としては、獣医歯科学生と獣医歯科医の両者に対し
て、便益の点で限界がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】要約すると、本発明は、
獣医学の歯科技術を練習するための歯科用タイポデント
に関するものである。この歯科用タイポデントには、複
数個の歯をそれぞれ離脱自在に受け入れる複数個の離間
された凹部を含む歯肉(gum)部を備えた第1の非人間
の、即ち、人以外の動物の(本明細書では、「人以外の
動物の」を「非人間型」という。)顎部材が含まれてい
る。各歯には歯根部分と露出部分がある。歯根部分は、
対応する凹部の1つに着脱自在に取り付けられ、露出部
分は、歯肉部分から外方向に突出している。
【0007】他の態様では、本発明は獣医歯科技術を練
習するために歯科学生が利用する人工的な非人間型歯に
関するものである。非人間型歯は人工的材料で形成さ
れ、歯根部分と露出部分を有する。歯根部分は、対応す
る凹部内に着脱自在に固定されるようになっており、露
出部分は、その対応する凹部が形成される歯肉部分から
外方向に突出している。
【0008】本発明の上記した要約及び下記の詳細な説
明は、添付の図面を関連付けて読むことにより、一層良
く理解されるであろう。本発明を説明するために、現時
点で好適と思われる実施例を示すが、本発明は、これら
実施例に示された構成及び手段に限定されないことを理
解されたい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下の説明では、便宜上幾つかの
特定の用語が使用されているが、限定的なものではな
い。「右」、「左」、「下」及び「上」という用語は、
参照する図面における方向を表している。「内方向へ」
及び「外方向へ」という用語は、それぞれ歯科用タイポ
デントとその指定された部分の幾何学的中心に向う方向
及びそこから離れる方向を表している。この用語には、
上記した用語、その用語の派生語及び同様の意味の用語
が含まれる。又、本明細書で使用されている如く、特許
請求の範囲で「一つの」といったように特定されていな
い部材は、「少なくとも1つの」を意味しているものと
理解されたい。
【0010】次に、図面を参照して本発明を詳細に説明
する。同じ参照番号は、同じ部材を示す。
【0011】図1に、本発明の第1実施例に従った歯科
技術を練習するための第1の歯科用タイポデント10が
示されている。更に詳しくは、この第1歯科用タイポデ
ント10は、ネコ科の動物の顎部材を擬している。
【0012】歯科用タイポデント10は、第1の、即
ち、下側の非人間型顎部材12を有している。下側の顎
部材12は、複数個の離間された凹部16を含む歯肉部
分14を有し、凹部16には、対応する複数個の歯18
を離脱自在に受け入れる。下顎部材12の歯肉部分14
は、軟質で耐久性のある歯肉擬似材料で形成される。軟
質で耐久性のある歯肉擬似材料は、ビニール製であるこ
とが好ましい。しかしながら、当業者には本開示内容か
ら、この軟質で耐久性のある歯肉擬似材料は、本発明の
技術思想と範囲から逸脱することなく、熱硬化性又は熱
可塑性材料といった他の材料とし得ることが理解される
であろう。歯肉部分14は、好ましくは、歯科用タイポ
デント業界の当業者には周知であるモールディングプロ
セス(成型加工)にて形成される。従って、歯肉部分1
4を形成するための成型加工についての詳しい説明は便
宜上省略する。又、この加工に限定されるものでもな
い。
【0013】歯肉部分14は、2部品構造(図示せず)
にて作製することができる。即ち、ビニール製の歯肉部
分14の上部には、例えば、ポリ塩化ビニールを混合し
たような軟質歯肉擬似材料で形成された、交換可能な上
部軟質歯肉部分を配置することができる。この様にし
て、学生が実験過程において上部歯肉部分を損傷したと
きには、その上部歯肉部分は、全ての下側顎部材12を
交換することなく取り換えることができる。
【0014】凹部16は、成型加工時に歯肉部分14に
形成される。しかしながら、当業者は、この凹部16
は、本発明の技術思想と範囲から逸脱せずに、成型加工
に引き続き歯肉部分14に機械加工にて形成し得ること
が理解されよう。更に、歯科用タイポデント10は、下
側の非人間型顎部材12に固定された第2の、即ち、上
側の非人間型顎部材24を有している。下顎部材12に
関連して説明したように、上顎部材24は、同様に、複
数個の離間された凹部16を含む歯肉部分を有してお
り、凹部16は、それぞれ対応する複数個の歯18を離
脱自在に受け入れる。上顎部材24は下顎部材12と同
じ材料で、かつ、同じ方法にて構成される。本実施例に
おいては、下側と上側の顎部材12、14は、ネコ科動
物の自然の上側及び下側の顎に擬似させているが、当業
者には当開示内容から、顎部材12、14は、本発明の
技術思想と範囲から逸脱せずに、他の動物の自然の上顎
及び下顎に擬似させ得ることが理解されよう。下顎部材
12の軸線と平行な平坦部分54が存在することによっ
て、歯科用タイポデント10は平坦な水平面上に設置可
能とされる。
【0015】第2の、即ち、上顎部材24に対して、第
1、即ち下方の顎部材12が回転可能に取り付けられて
おり、そのために、上下顎部材12、24は、開放位置
(図2)と閉鎖位置(図1)の間で移動可能とされる。
下側と上側の顎部材12、24は、開いた場合、相互に
離間して配置され(図2参照)、又、閉じた場合は相互
に係合状態になる(図1参照)。
【0016】下顎部材12及び上顎部材24の間に配置
されたインターロック30は、開放位置にある上下顎部
材12、24を解除自在にインターロックする。インタ
ーロック30は、ロッド34、ハンドル36及びヒンジ
32を備えている。ロッド34は、ハンドル36に固定
的に取り付けられた基端部52、及び外側にネジが刻設
されている末端部60を有している。ヒンジ32は、上
方部分、即ち、略T形状とされる部材32A、及び、下
方部分、即ち、略U形状とされる部材32Bを有してい
る。T形部材32Aは、T形部材と同様の寸法をした、
上顎部材24の背後に配置されたT形空洞58内に嵌入
させることで上顎部材24に固定的に取り付けられる。
しかる後、T形部材32Aは、ネジ31a(図2)など
の締結具を使用して上顎部材24のT形空洞58に締結
される。U形部材32Bは、同様に、下顎部材12の背
後に配置されたU形空洞60内に一体化される。U形部
材32Bが一体化された後に、この部材はネジ31b
(図2)などのような締結具を使用して下顎部材24に
締結される。その後、T形部材32AとU形部材32B
は、以下に説明するように、インターロック30を使用
して回転可能に取り付けられる。
【0017】U形部材32Bは、基端アーム44を貫通
する第1の穴40、及びその末端アーム46を貫通する
第2の穴42を備えている。第1穴40にはネジが切ら
れていないが、第2穴42はネジが切られており、ロッ
ド34の末端部60上の対応する雄ネジと係合する。同
様に、T形部材32Aは、垂直アーム50を貫通する、
ネジのきられていない穴48を備えている。ユーザー
は、T形部材32Aの垂直アーム50を、U形部材32
Bの基端アーム44と末端アーム46の間に配置された
凹部62に挿入する。T形部材32Aは、(U形部材3
2Bの)基端アーム44の第1穴40が(T形部材32
Aの)垂直アーム50のネジの切られていない穴48及
び(U形部材32Bの)末端アーム46の第2穴42と
整合するように挿入される。しかる後、ロッド34は、
第1穴40に挿入され、次いで、第2穴42と接触する
まで、ネジの切られていない穴48に挿入される。接触
した後、ユーザーは、時計方向に回転させ、ロッド34
の雄ネジ付きの末端部60をU形部材32Bの雌ネジ付
き第2穴42と螺合させる。ユーザーは、ハンドル36
を回転し続けることにより、末端部60が第2穴42と
充分に螺合する。その結果、上顎部材12と下顎部材2
4は、枢動自在に取り付けられ、開放位置又は閉鎖位置
においてロッド34の周りに回転自在とされる。
【0018】顎部材12、24は、ロッド34がもはや
回転不能になるまでハンドル36を時計方向に連続的に
回転させることにより、指定位置にてロックすることが
できる。ロッド34の基端部52は、U形部材32Bの
基端アーム44の第1穴40に対して直径が相対的に大
きくなっているので、顎部材12、24は、指定位置に
てロックされる。これにより、基端部52は、基端アー
ム44の第1穴40の周りの壁と係合し、その壁を押圧
する。一方、基端アーム44は、T形部材32Aの垂直
アーム50を押圧し、又、T形部材32Aは、U形部材
32Bの末端アーム46を押圧する。その結果、垂直ア
ーム50は指定位置でロックされる。即ち、垂直アーム
50は、基端アーム44と末端アーム46によって不動
状態に保持される。下顎部材12と上顎部材24は共に
回転可能に取り付けられることが好ましい。しかしなが
ら、当業者には、この開示内容から、顎部材12、24
は、図示されていはいないが、開放位置に永久的に取り
付けることも可能であることが理解されよう。
【0019】ここで、図2を参照すると、歯18は歯根
部分20と露出部分22を備えている。歯根部分20が
対応する凹部16の1つに離脱自在に固定されると、露
出部分22は、歯肉部分14から外方向に突出すること
になる。凹部16には歯根部分20を受け入れるようテ
ーパーが付けられ、この歯根部分20も同様にその対応
する凹部16内に密着嵌合するようにテーパーが付けて
ある。歯18と凹部16は各々、歯18が凹部16内で
摩擦的に固定されるような寸法であることが好ましい。
歯18は、露出部分22をしっかりと引っ張ることで取
り外すことができ、また、歯を所定位置に固定するため
に露出部分22に対して上下方向の力を加えることによ
って再挿入可能とされる。図示されていないが、歯18
を所定位置に離脱自在に又は固定的に取り付けるため
に、接着剤、結合リング等を含めて、斯界では知られて
いる各種メカニズムを利用可能である。歯18は、切歯
(incisor)、臼歯(molar)及び双頭歯(bicuspid)を含む
ネコ科動物で見られるような自然の歯に擬似させてい
る。歯18は、コネチカット州ワーリングフォードのA
Cモールデイング社が製造しているアイボリン(Ivorin
e)/サイメル(Cymel)といった天然歯の特性に擬似して
いる人工的材料で形成するのが好ましい。当業者には、
歯18を適切と見倣される任意の材料で形成可能である
ことが、本開示内容から理解できるであろう。例えば、
歯は、本発明の技術思想と範囲から逸脱せずに、熱硬化
性又は熱可塑性材料で作製可能である。
【0020】タイポデント10は、このタイポデント
を、歯科治療中の普通の使用位置に対応する位置に配置
するべく、一般的には、マネキンと併用することが、当
業者には理解されるであろう。獣医学の分野では患者の
動物は歯科治療のため麻酔がかけられる。歯科用タイポ
デント10をマネキンに固定するため歯科用タイポデン
ト10に離脱自在型マウント(図示せず)を備えること
は本発明の範囲内である。例えば、こうしたマウントは
上顎24の背面上に配置可能である。
【0021】使用に当たって、獣医学歯科学生は、ハン
ドル36(図1)を反時計方向に回転させることによ
り、インターロック30をアンロック状態にして下顎部
材12と上顎部材24を解放する。次に、下顎部材12
と上顎部材24を開き、好ましくは、下顎部材12と上
顎部材24が概略直角とされる(図2)。その後、ハン
ドル36を時計方向に回転させて下顎部材12と上顎部
材24とを開放位置にてロックする。歯18を一層詳し
く検査するためには、獣医学歯科学生は、露出部分22
を確実に引っ張ることで歯18を抜くことができ、又、
その露出部分22に上下方向の力を加えることで歯18
を再挿入できる。離脱自在に所定位置にあるとき、各歯
18は実際の歯の治療で行われるのと同じ態様にて治療
可能である。こうした治療は、限定されるものではない
が、ドリリング(穿孔)、歯の取り換え、その他の治療
が含まれる。同様に、先に述べた如く、使用手順に従う
ことで、獣医学歯科医は歯の治療方法を説明するか、又
は歯の問題点をその猫の所有者及び犬の所有者に対して
例示するために、本発明を使用することができる。
【0022】図3及び図4は、本発明の第2実施例によ
る第2の歯科用タイポデント110を示す。更に詳細に
は、図示の第2の歯科用タイポデント110は閉鎖位置
におけるイヌ科の動物の両顎部材に擬似している。この
第2の歯科用タイポデント110は、概略イヌ科の動物
の形態である点、及び、インターロックが異なっている
点を除いては、第1の歯科用タイポデント10と同じで
ある。従って、以後、第1歯科用タイポデント10と第
2歯科用タイポデント110の間の相違点についてのみ
説明する。同じ部材には参照番号の最初に「100」を
付して示し、再度の説明は省略する。
【0023】例えば、ネジ152のような締結具を使用
して、上顎部材124の平らな基端部142を上側湾曲
バー144に堅固に取り付ける。下側湾曲バー146に
ついても同様に、ネジ158のような締結具を使用する
ことで下顎部材112の基端部148に堅固に取り付け
る。その後、上側湾曲バー144の終端部を下側湾曲バ
ー146に枢動可能に取り付けるため蝶ネジ150を利
用する。蝶ネジ150は、下顎部材112と上顎部材1
24が蝶ネジ150の周りで回転自在で、かつ開放位置
又は閉鎖位置(図4参照)にてロック可能となるよう
に、上側湾曲バー144と下側湾曲バー146に枢動可
能に取り付けられる。又、顎部材112、124は、蝶
ネジ150を緩めることで取り外し可能であり、顎部材
112、124は、完全に取り外すことができる。
【0024】本発明の広い発明的概念から逸脱すること
なく上記各実施例に対して多数の変更をなし得ることが
当業者には理解されよう。従って、本発明は開示された
特定の諸実施例に限定されず、特許請求の範囲で定めら
れた発明の技術思想と範囲内での諸改変例を含む意図が
あることを理解されたい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、獣医学
歯科医及び歯科学生が獣医歯科の技術を練習することが
できる、学習用道具又は練習用道具として有用な、且つ
安価である非人間型歯科用タイポデントを提供し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による歯科用タイポデント
の前方斜視図である。
【図2】開放位置における図1に示された歯科用タイポ
デントの部分的に分解した左側面図である。
【図3】本発明の第2実施例による歯科用タイポデント
の後方斜視図である。
【図4】開放位置における図3に示された歯科用タイポ
デントの右側面図である。
【符号の説明】
10、110 歯科用タイポデント 12、112 下顎部材 14 歯肉部分 16、116 凹部 18、118 歯 20 歯根部分 22 露出部分 24、124 上顎部材 30 インターロック 150 蝶ネジ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 獣医歯科技術を練習するための歯科用タ
    イポデントであって、 複数個の離間された凹部を含む歯肉部分を備えた第1の
    非人間型顎部材を有し、前記凹部は、対応する複数の歯
    を離脱自在に受け入れることができ、前記各歯は、歯根
    部分と露出部分とを有し、前記歯根部分は、その対応す
    る凹部の1つに着脱自在に取り付けられ、前記露出部分
    は、前記歯肉部分から外方向に突出していることを特徴
    とする歯科用タイポデント。
  2. 【請求項2】 更に、前記第1の非人間型顎部材に取り
    付けられた第2の非人間型顎部材を有し、第2の非人間
    型顎部材は、複数個の離間された凹部を含む歯肉部分を
    有し、前記凹部は、対応する複数の歯を離脱自在に受け
    入れることができ、前記各歯は、歯根部分と露出部分と
    を有し、前記歯根部分は、その対応する凹部の1つに着
    脱自在に取り付けられ、前記露出部分は、前記歯肉部分
    から外方向に突出していることを特徴とする請求項1に
    記載の歯科用タイポデント。
  3. 【請求項3】 前記第1の非人間型顎部材と前記第2の
    非人間型顎部材は、イヌ科動物及びネコ科動物のいずれ
    か一方の動物の自然の上顎と下顎に擬していることを特
    徴とする請求項2に記載の歯科用タイポデント。
  4. 【請求項4】 前記第2の非人間型顎部材は、前記第1
    の非人間型顎部材に枢動可能に取り付けられていること
    を特徴とする請求項2に記載の歯科用タイポデント。
  5. 【請求項5】 前記第1の非人間型顎部材及び前記第2
    の非人間型顎部材は、開放位置と閉鎖位置との間を移動
    し、開放時には、前記第1の非人間型顎部材及び前記第
    2の非人間型顎部材は、相互に離間され、閉鎖時には相
    互に係合されることを特徴とする請求項4に記載の歯科
    用タイポデント。
  6. 【請求項6】 更に、前記第1の非人間型顎部材と前記
    第2の非人間型顎部材との間に配置され、前記開放位置
    において前記第1の非人間型顎部材及び前記第2の非人
    間型顎部材を解除自在に相互に係合させるインターロッ
    クを有することを特徴とする請求項5に記載の歯科用タ
    イポデント。
  7. 【請求項7】 前記第1の非人間型顎部材は軟質で耐久
    性のある歯肉を擬した材料で形成されることを特徴とす
    る請求項1に記載の歯科用タイポデント。
  8. 【請求項8】 前記歯は、切歯(incisor)、臼歯(molar)
    及び双頭歯(bicuspid)を含むイヌ科又はネコ科の動物の
    自然の歯に擬していることを特徴とする請求項1に記載
    の歯科用タイポデント。
  9. 【請求項9】 前記歯は、前記凹部内に摩擦的に取り付
    けられることを特徴とする請求項1に記載の歯科用タイ
    ポデント。
  10. 【請求項10】 前記歯は、自然の歯に擬した材料で形
    成されることを特徴とする請求項1に記載の歯科用タイ
    ポデント。
  11. 【請求項11】 獣医歯科技術を練習する歯科学生が利
    用する非人間型人工歯であって、 人工的材料で形成され、歯根部分と露出部分とを有し、
    前記歯根部分は、対応する凹部内に離脱自在に固定さ
    れ、かつ前記露出部分は、前記対応する凹部が結合され
    る前記歯肉部分から外方向に突出していることを特徴と
    する非人間型人工歯。
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