JP2002189302A - 印刷用刷版の画素密度複数段露光方法及びその装置 - Google Patents
印刷用刷版の画素密度複数段露光方法及びその装置Info
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Abstract
な複数の画像密度を有した印刷用画像を記録形成できる
印刷用刷版露光方法及び装置を開発する。 【解決手段】 本発明に係る印刷用刷版の画素密度複数
段露光装置は、印刷用刷版4の表面に露光レンズ24b
を介して複数本の光ビームを照射し複数画素のバンド幅
Bにて画像情報をバンド状に記録する印刷用刷版露光装
置において、印刷用刷版4上の画像バンド幅Bを可変調
整できる露光レンズ24bを装填した露光レンズ器24
と、この露光レンズ器24に複数本の光ビームを入射さ
せる露光器22と、画素密度の異なる複数の画像バンド
26L、26Hを形成するために露光レンズ器24に入射
する光ビームの本数を大小制御でき、しかも任意の画像
領域に対し電子マスクを掛けるために光ビームを完全遮
断できる制御装置Cを具備して、印刷用刷版4に高密度
画像28Hと低密度画像28Lが混在した印刷用画像28
を記録することを特徴としている。
Description
用刷版に画像情報を記録する印刷用刷版露光方法に関
し、更に詳細には、印刷用刷版に高密度画像と低密度画
像を混在して記録する印刷用刷版の画素密度複数段露光
方法及びその装置に関する。
像処理の技術が進歩するのに伴って、新聞印刷等の分野
においても、写真フィルムを介在させずにコンピュータ
からの画像信号によりレーザ光で直接印刷用刷版に描画
を行う方法が開発され、実用に供されている。
名称で業界に周知であり、このPS版としては、アルミ
ニウム基板にあらかじめ感材を塗布した構造の刷版が非
常によく用いられている。この感材面をレーザ光で感光
させて、印刷用画像を印刷用刷版に記録形成するもので
ある。
ては、ドラム面に印刷用刷版を巻装してレーザ描画する
ドラム回転方式と、平面台の上に印刷用刷版を固定して
レーザ描画する平面方式が知られている。本出願人はド
ラム回転方式について種々の発明を既に公開しており、
その中で、特開平10−142805号に記載した発明
を従来技術として次に説明する。
ム回転方式の概略構成図である。図中、2はモータMに
よって矢印a方向に回転駆動される水平配置されたドラ
ムで、このドラム2の外周面に印刷用刷版4がスパイラ
ル状に巻装されている。即ち、刷版4の天線10と地線
12はドラム軸心g方向に対し角度θだけ傾斜して配置
されている。
28本)が放出され、露光レンズ24bを介して印刷用
刷版4に照射される。この光ビーム群の照射幅が画像バ
ンド26の幅Bとなり、光ビームの本数が画像バンド2
6のドット数を与える。ドラム2の回転と露光レンズ2
4b等の光学系の移動によって、画像バンド26が印刷
用刷版2にスパイラルに記録されてゆく。
像バンド幅Bを0.14インチ、光ビームを128本で
構成する場合には、0.14インチ幅に128ドットの
密度で情報が記録される。換算すると、画像情報は1イ
ンチ当たり909ドットの画素密度で記録されることに
なる。
1回転したときに開始側線6及び終了側線8が画像バン
ド幅Bだけずれるように設定されている。このとき、光
学系の移動速度をドラム2の1回転当たりにバンド幅B
だけ移動するように設定すると、ドラム2の連続回転と
光学系の連続移動によって、印刷用刷版4の表面は画像
バンド26のスパイラルによって過不足なく埋め尽くさ
れる。光学系を静止させてドラム2を移動させてもよ
い。
連続体が印刷用画像28となり、しかも印刷用刷版4を
角度θだけ傾斜配置させることによって、印刷用画像2
8は印刷用刷版4に対し傾斜歪み無く正しく記録形成さ
れる。
発されたこの従来のドラム回転方式は、印刷用画像28
が傾斜歪みを有さない点で優れているが、次のような弱
点を有している。前述したように、印刷用画像28は画
像バンド26のスパイラル連続体であるから、その画素
密度は画像バンド26の画素密度に等しくなる。しか
も、印刷用刷版4の全面が同一の画素密度により形成さ
れる。例えば、前述したように、印刷用刷版4の全面が
1インチ当たり909ドットの画素密度で構成されると
いった単調な画像になってしまう。
新聞1ページに相当し、この新聞1ページ全面が同じ画
素密度で形成されることを意味する。ところが、新聞の
紙面には、記事や広告など様々な情報が掲載される。広
告主にしてみれば、広告は一般の記事よりも鮮明に印刷
されることを希望しやすい。
用刷版4を異なる複数の画素密度で構成することが必要
になる。ところが、従来のドラム回転方式では、単一の
画素密度で印刷用画像を形成することはできるが、複数
の画素密度で印刷用画像を形成することは困難である。
4を巻装した場合(ドラム外装回転方式という)につい
て説明したが、ドラム2の内周面に印刷用刷版4を巻装
した場合(ドラム内装回転方式)でも同様の困難があ
る。また、この問題は、単にドラム回転方式に限ったこ
とではなく、平面方式においても生じる。
密度画像と低密度画像のような複数の画素密度を有した
印刷用画像を記録形成できる印刷用刷版の画素密度複数
段露光方法及びその装置を実現することである。
用刷版の表面に露光レンズを介して所定本数の光ビーム
を照射して、印刷用刷版に画像バンドを形成しながら高
密度画像と低密度画像が混在した印刷用画像を記録する
印刷用刷版の露光方法において、高密度画像を記録する
際には、前記露光レンズの調整により印刷用刷版に形成
される画像バンド幅を幅狭の高密度画像バンド幅に設定
し、低密度画像領域に対して光ビームを遮断するように
電子マスクを加えながら前記幅狭の高密度画像バンドを
印刷用刷版に形成して高密度画像を記録し、低密度画像
を記録する際には、前記露光レンズを再調整して光ビー
ムの照射密度を低下させるように画像バンド幅を幅広の
低密度画像バンド幅に拡大設定し、この低密度画像バン
ド幅の片側又は両側の光ビームの一部を遊休させて低密
度画像バンド幅を前記高密度画像バンド幅に等しくなる
よう縮小設定し、高密度画像領域に対し光ビームを遮断
するように電子マスクを加えながら前記低密度画像バン
ドを印刷用刷版に形成して低密度画像を記録することを
特徴とする印刷用刷版の画素密度複数段露光方法であ
る。
では1本の光ビームによって形成される1ドットのドッ
ト径を、高密度画像バンドのドット径よりも前記バンド
幅の拡大率に対応して増大させ、低密度画像バンドの形
成速度を高密度画像バンドよりも前記拡大率に対応して
増大させる請求項1に記載の印刷用刷版の画素密度複数
段露光方法である。
ムの外周面又は内周面に巻装し、露光レンズをドラムの
軸心方向に相対的に移動させながらドラムを回転させて
印刷用刷版に画像バンドをスパイラルに形成し、このス
パイラル形成の過程で高密度画像と低密度画像が混在し
た印刷用画像を記録する請求項1に記載の印刷用刷版の
画素密度複数段露光方法である。
状に配置し、この印刷用刷版に対し露光レンズを対向配
置し、印刷用刷版表面に対し露光レンズを相対移動させ
て印刷用刷版に画像バンドを平面的に形成し、この画像
バンドの形成過程で高密度画像と低密度画像が混在した
印刷用画像を記録する請求項1に記載の印刷用刷版の画
素密度複数段露光方法である。
上の画像から印刷用画像を構成する場合には、最高密度
の画像を前記高密度画像とし、それより低密度の画像を
前記低密度画像とし、ある画素密度の画像を記録する際
には他の全ての画像領域に対し光ビームを遮断するよう
に電子マスクを加える請求項1、2、3又は4に記載の
印刷用刷版の画素密度複数段露光方法である。
光レンズを介して複数本の光ビームを照射し複数画素の
バンド幅にて画像情報をバンド状に記録する印刷用刷版
露光装置において、印刷用刷版上の画像バンド幅を可変
調整できる露光レンズを装填した露光レンズ器と、この
露光レンズ器に複数本の光ビームを入射させる露光器
と、画素密度の異なる複数の画像バンドを形成するため
に露光レンズ器から出力される各光ビームをオンオフ制
御でき、しかも任意の画像領域に対し電子マスクを掛け
るために光ビーム群を完全遮断できる制御装置を具備し
て、印刷用刷版に高密度画像と低密度画像が混在した印
刷用画像を記録することを特徴とする印刷用刷版の画素
密度複数段露光装置である。
なドラムと、このドラムの外周面又は内周面に巻装され
た印刷用刷版と、前記露光レンズ器と露光器を固定した
光学台と、この光学台をドラムの軸心方向に相対的に移
動させる移動機構を備えた請求項6に記載の印刷用刷版
の画素密度複数段露光装置である。
に固定された印刷用刷版と、この印刷用刷版に所定距離
だけ離間して対向配置された露光レンズ器と、この露光
レンズ器を前記印刷用刷版に対して相対的に平行にXY
移動できる移動機構を備えた請求項6に記載の印刷用刷
版の画素密度複数段露光装置である。
筒体と、この筒体内部にその軸方向に位置を変えて配置
された焦点距離の異なる複数の露光レンズからなるター
レット式露光レンズ器で、この筒体を軸方向の周りに回
転させて光ビーム入射用の露光レンズを選択できるよう
にした請求項6に記載の印刷用刷版の画素密度複数段露
光装置である。
が、筒体と、筒体の内部に装填された露光レンズと、こ
の露光レンズを軸方向に移動させて焦点距離を変えるズ
ーム機構から構成されるズーム式露光レンズ器である請
求項6に記載の印刷用刷版の画素密度複数段露光装置で
ある。
が、焦点距離の異なる複数の露光レンズを連結させて複
合露光レンズ体を構成し、この複合露光レンズ体を回動
させて露光レンズを選択できるシーソー式露光レンズ器
である請求項6に記載の印刷用刷版の画素密度複数段露
光装置である。
が、焦点距離の異なる複数の露光レンズを集積した露光
レンズ群と、この露光レンズ群の中から1個の露光レン
ズを取り出して配置する取出機構から構成される取出式
露光レンズ器である請求項6に記載の印刷用刷版の画素
密度複数段露光装置である。
の画素密度複数段露光方法及びその装置の実施形態を、
添付する図面を参照しながら詳細に説明する。
ラム外装回転方式の概略構成図である。図中、2はドラ
ム、4は印刷用刷版、6は開始側線、8は終了側線、1
0は天線、12は地線、22は露光器、26は画像バン
ド、28は印刷用画像、Mはモータ、Bは画像バンド
幅、θは傾斜配置角度、aはドラム回転方向である。こ
れら符号部材の作用効果は図18で説明したものと同一
であるから、その説明を省略し、他の部材について説明
する。
として、レーザ光源16、マルチビーム発生器18、音
響光学変調器群20がある。音響光学変調器群20には
多数の音響光学変調器AOMが横一列に整列しており、
また露光レンズ24bは露光レンズ器24の中に装填さ
れている。
4に載置されている。更に、光学台14をドラム2に対
しg方向に相対移動させる移動機構Hが配置されるが、
静止した光学台14に対しドラム2を逆方向に移動させ
ても同じ結果が得られる。また、制御装置Cからは画像
信号が出力され、音響光学変調器群20やレーザ光源1
6を制御して、画像信号をレーザビームのオンオフ信号
に変換する。制御装置Cはコンピュータや専用電子装置
から構成される。
半導体レーザ等のレーザ光源16からでた一本のレーザ
光はグレーティングやウォラストンプリズム等のマルチ
ビーム発生素子18を通って、例えば128本のマルチ
ビームに分割される。これら多数のマルチビームは音響
光学変調器群20に入射するが、その構成部材である音
響光学変調器AOMはマルチビームの数だけ存在し、一
本のレーザビームが一個の音響光学変調器AOMに入射
することになる。
らなる画像信号を出力し、このオンオフ信号により多数
の音響光学変調器AOMを同時的にスイッチ制御してい
る。このスイッチ制御により、横一列に配置される多数
のレーザビームを透過させたり遮断したりする。これら
のレーザビーム群は光ファイバーで構成した光源アレイ
からなる露光器22に入り、更に露光レンズ器24を介
して刷版4に照射される。
用いれば、別部材として露光器を設ける必要はない。こ
のときには、制御装置Cは露光器22を直接オンオフ制
御するように設定される。また、露光器22を多数のレ
ーザ発生素子や発光ダイオードなどからなるマルチビー
ム発生器で構成し、この個々のビーム発生器を制御装置
Cでオンオフ制御することもできる。
る。マルチビームの数が128本であるとすると、この
一本一本のレーザビームが制御信号によりオンオフ制御
され、128ドットのオンオフパターンからなる濃淡模
様が刷版4の画像バンド幅Bに記録される。ドラム2が
1回転する間に光学台14を矢印b方向にバンド幅Bだ
け移動させると、刷版4上に画像バンド26がスパイラ
ル状に過不足無く連続形成される。
ドラム円周が46インチの場合には、画像バンド26の
円周方向は46*909=41814ドットで構成され
る。従って、制御装置Cから入力される制御信号は、バ
ンド幅に相当する128ドットの信号時系列を1円周当
たりに41814回繰り返して入力させてゆくことにな
る。
レーザビームの本数が128本の場合を説明しているか
ら、画像バンド幅Bの最高密度は128本/バンドであ
り、この画像密度で形成される画像を高密度画像とし、
この高密度画像バンド幅BをBHで表す。一方、このバ
ンド幅Bを形成するレーザビームの本数を減少させるこ
とにより、画像バンドを所望の密度に低密度化でき、こ
の低密度で形成される画像を低密度画像としよう。
光レンズを焦点距離の長い他の露光レンズに切り替える
ことによって実現される。つまり、露光レンズを変更す
ることによりドラム2に結像される像の長さ、即ちバン
ド幅BHをBLに拡大変更する。このとき、BL>BHが成
立する。BLの中に128本のビームが存在するから、
128本のビームの内、片側又は両側の適当数のビーム
を休止させて低密度バンド幅をBLからBHに縮小化す
る。即ち、高密度画像ではバンド幅BHに128本のビ
ームが含まれているのに対し、低密度画像ではバンド幅
BHに例えば100本のビーム数になる。
る。入射側から露光レンズまでの距離を物体距離α、露
光レンズからドラムまでの距離を結像距離β、露光レン
ズの焦点距離をfとしたとき、レンズの公式から倍率m
はm=β/αで与えられる。できるだけシャープな像を
形成させるため、ドラム2のバンド像は露光レンズの焦
点近傍に結像される。従って、前記結像距離βは焦点距
離fにほぼ等しく設定されるから、倍率はm=f/αに
なる。
密度用露光レンズの焦点距離をfLで表すと、露光レン
ズの焦点距離をfHからfLに変更すると、低密度画像バ
ンド幅BLはBL=BH×fL/fHとなり、焦点距離が長
くなるほどバンド幅も比例して長くなることが分かる。
このとき、バンドを構成するビームの1本が形成するド
ットの直径(以後ドット径という)Sも、高密度ドット
径をSH、低密度ドット径をSLで表すと、SL=SH×f
L/fHの式に従って焦点距離に比例して変化する。この
ように、露光レンズを交換して焦点距離を変化させるこ
とにより、画像密度及びドット径を変化させることがで
きる。
休止させるには次のようにする。個々のビームは音響光
学変調器AOMによりオンオフ制御されるから、片側又
は両側の適当数のビームに対応する音響光学変調器AO
Mにより常時オフに設定すれば、画像バンドのドット数
を128ドットから任意に低下させることが可能にな
る。従って、レンズ交換によりバンド幅を変更し、ビー
ム制御によりドット数を任意に変更すれば、画像密度の
変更は容易に行うことができる。
視図である。露光レンズ器24は、円筒型のターレット
筒体24aの中に焦点距離が異なる3個の露光レンズ2
4b 1、24b2、24b3を同一円周上に配置して構成
される。露光レンズ24b1、24b2、24b3は照射
面24dから取付距離L1、L2、L3の位置に夫々固定
されている。これらの取付距離は露光レンズからドラム
2までの距離が焦点距離に一致するように設定され、ま
た露光レンズ24bの数は任意に調整される。
が焦点距離が一番短く、露光レンズ24b2、24b3と
なるに従って焦点距離が長くなっている。この焦点距離
に相等するように結像距離を設定しているから、このタ
ーレット式の露光レンズ器24により画像密度は3段に
切り替えられる。
の側面図である。露光レンズ24b 1、24b2、24b
3が同一円周上に配置されていることが明示されてい
る。図2及び図3から分かるように、入射光P1が円周
上の一点から露光レンズ24b1に入り、照射光P2とし
て出てゆくとする。図示しない回転機構により、この露
光レンズ器24を所要角度だけ回転すると、露光レンズ
24b1の代わりに露光レンズ24b2、24b3を選択
することができる。
離を露光レンズの焦点距離に等しくなるようにレンズ位
置を調整したが、ビーム全体をフォーカスすると像が小
さくなり過ぎることもある。例えば、バンド幅Bを0.
14インチ(約3.5mm)に設定するには、ドラム2
上の像の幅が約3.5mmになるように結像させる必要
があり、結像位置を焦点位置からずらせる必要性も生じ
る。従って、露光レンズからドラムまでの結像距離は常
に焦点距離に設定されるだけでなく、所定の画像バンド
を結像させるように調整される。
である。ズーム筒体24cには露光レンズ24bが1個
又は組合せ状態で装填されており、この露光レンズ24
bはズーム筒体24cの回転により前後に連続移動でき
る。マルチビームはズーム筒体24cの中心に入射す
る。つまり、入射光P1は露光レンズ24bを介して照
射光P2となり、印刷用刷版4を感光させる。
光レンズ24bの位置を連続調整できるから、露光レン
ズ24bの印刷用刷版4に対する結像距離を連続的に調
整できる。従って、刷版4上に結像される画像バンド2
6の画像バンド幅Bは任意に調整でき、画像密度を連続
的に調整することを可能にする。
図である。焦点距離の異なる露光レンズ24b1と24
b2が結合材24dにより一体化されて複合露光レンズ
体24eが形成される。この複合露光レンズ体24eを
一点鎖線の周りに矢印c方向にシーソー的に回動させて
露光レンズを切り替える。複合露光レンズ体24eの全
体を移動できるようにしておくと、露光レンズの位置が
調整しやすい。
器の概略斜視図である。図5と異なる点は、一点鎖線の
周りに矢印d方向に複合露光レンズ体24eを回動させ
ることである。この場合にも、複合露光レンズ体24e
の全体を移動できるようにしておくと、露光レンズの位
置が調整しやすい。
ある。この取出式の露光レンズ器24は、焦点距離の異
なる複数の露光レンズ24b1〜24bnを露光レンズ群
24fとして配置しておき、図示しない取出機構24g
により、露光レンズ器群24fから所望の露光レンズを
取り出すように設定されている。取出機構24gは、例
えばソレノイドやエアシリンダによりレンズを押し出し
たり、引き出したりする構造が採用される。
ある。点線が低密度画像状態を示し、実線が高密度画像
状態を示す。この両画像状態は露光レンズ24bの焦点
距離によって決められている。高密度位置にある露光レ
ンズ24bHの焦点距離はfHで、この焦点距離に略等し
くなるように印刷用刷版4から結像距離DH(≒fH)だ
け離れて配置され、同様に低密度位置にある露光レンズ
24bLはその焦点距離fLに略等しい結像距離DLだけ
離れて配置されている。このとき、fL>fH、従ってD
L>DHの関係が成立している。
射すると、高密度照射光P2Hは実線で示すように印刷用
刷版4に到達し、高密度画像バンド26Hを形成する。
この狭い高密度画像バンド幅BHが、前述した例でいえ
ば0.14インチ(3.6mm)の画像バンド幅であ
り、この中に例えば128本のレーザビームが存在し、
128ドットの精細度で情報が記録される。即ち、12
8ドット/0.14インチの高密度画像が形成される。
従って、高密度位置レンズ24bHにより高密度画像バ
ンド26Hを印刷用刷版4に記録する。
光レンズ24bを交換して低密度位置レンズ24bLと
する。この場合には、入射光P1は点線のように拡が
り、印刷用刷版4に幅広の低密度画像バンド幅BLの低
密度画像バンド26Lが形成される。このとき、高密度
画像バンド幅BHを基準とするから、両端からはみ出た
斜線領域のレーザビームを遮断して遊休領域26a、2
6aとし、低密度画像バンド幅BLを高密度画像バンド
幅BHに縮小する。つまり、128本より少ないレーザ
ビームが幅BH内に包含される低密度画像バンド26Lが
形成されることになる。
密度画像を構成する場合を考察する。これは、前記12
8ドット/0.14インチの高密度画像の3/4である
から、焦点距離がfL=fH*4/3の低密度位置レンズ
を用い、その低密度位置レンズ24bLを結像距離がDL
=DH*4/3の位置に配置する。このとき、BL=BH*
4/3となるから、はみ出た遊休領域26aを除去する
には、両側に位置する32本(128*1/4=32)
のレーザビームを音響光学変調器群20によって遮断す
ればよい。この例では、遊休領域26aが低密度画像バ
ンド幅BLの両側に出現するから、両側のレーザビーム
を遮断する必要がある。
ある。この場合には、低密度位置レンズ24bLを高密
度位置レンズ24bHより、図面上後退させるだけでな
く、少し下方に配置する。このようにすると、印刷用刷
版4の位置において低密度照射光P2Lの上端が高密度照
射光P2Hの上端と一致し、遊休領域26aが低密度画像
バンド幅BLの片側にのみ出現する。従って、遮断する
レーザビームが片側に集中するから、制御信号による音
響光学変調器群20の遮断操作が簡単になる。
その焦点位置に設定したが、画像バンド幅を決められた
所定幅にとる必要があるから、焦点位置に設定するとそ
の所定幅に設定できない場合もある。この場合には、結
像位置を焦点位置からずらして結像させることになる。
に形成する1ドットについて考察する。図10はドラム
上に1本のレーザビームが形成する強度分布を示し、横
軸はドットの半径方向、縦軸は強度を表している。実線
は高密度画像バンド、破線は低密度画像バンドに形成さ
れるドットの強度分布である。
レーザビームの照射により感材の感度に応じてドット像
が感光形成される。感度が高い感材は微弱光まで全てに
感光するから、例えばX1の位置で得られる断面像がド
ット像になる。このとき、高密度ドット径はSHで与え
られ、低密度ドット径はSLで与えられる。逆に、低感
度の感材ではX2の位置で得られる断面像がドット像に
なり、高密度ドット径はSH、低密度ドット径はSLで与
えられる。
密度位置レンズ24bLの焦点距離fLを高密度位置レ
ンズ24bHの2倍に設定し、フォーカスの位置に結像
されたとしよう。このとき、高感度位置X1では、低密
度ドット径SLは高密度ドット径SHの2倍に拡大され、
高密度ドット32Hの面積は低密度ドット32Lの2×2
=4倍に拡大される。しかし、低感度位置X2では、低
密度ドット径SLは高密度ドット径SHより大きくはなる
が2倍にはならない。従って、ドット面積においても4
倍には達しない。
は、高密度と低密度のドット径の比率を焦点距離の比率
に一致させることもできるし、また感度調整によって任
意に設定することもできる。また、焦点位置からずらせ
て結像させた場合には、高密度と低密度のドット径の比
率は焦点距離の比率に必ずしも一致するものではなく、
感度調整によって自在に設定することができる。
ンドの概略説明図である。この画像バンド26は高感度
位置X1で得られたドットから構成される。簡略のた
め、低密度画像バンド26Lはバンド幅が3ドットから
構成されるとし、高感度位置X1の条件からSL=2×S
Hであり、その結果、高密度画像バンド26Hはバンド幅
が6ドットから構成されることになる。
バンドの長手方向と幅方向共に高密度ドット32Hの2
倍であるから、ドラム回転速度Vaと光学台14の移動
速度V bもその倍率に応じて変更する必要がある。つま
り、低密度ドラム回転速度VaLは高密度ドラム回転速度
VaHの2倍に設定され、低密度移動速度VbLは高密度移
動速度VbHの2倍に設定される必要がある。
ット径SHの比率に一致するように設定すればよく、そ
の倍率が1.5倍であれば速度比も1.5倍に設定すれ
ばよい。従って、低密度画像を形成した後に高密度画像
を形成するか、高密度画像を形成した後に低密度画像を
形成するという方法が効率的である。以下に、画像の形
成方法を説明する。
像を形成する場合の説明図である。露光レンズ24bを
低密度位置レンズ24bLに設定し、印刷用刷版4に低
密度画像バンド26Lを連続形成して、最終的に低密度
画像28Lを記録完成する。
装置Cからの制御信号により音響光学変調器群20の作
用で全レーザビームを遮断し、この電子マスクにより高
密度画像28Hの領域は高密度電子マスク領域MHとなっ
ている。従って、画像バンド26がドラム2の回転によ
り印刷用刷版4に連続形成されるが、高密度画像バンド
26Hはマスクされているため、低密度画像28Lのみが
印刷用刷版4に記録される。ドラム回転速度と光学台移
動速度は前述した高速状態に設定される。
に広告などの高密度画像を形成する場合の説明図であ
る。露光レンズ24bを高密度位置レンズ24bHに設
定して、ドラム2の回転と光学台14の移動により、印
刷用刷版4に高密度画像バンド26Hを連続形成してゆ
く。その結果、最終的に高密度画像28Hが記録形成さ
れる。ドラム回転速度と光学台移動速度は前述の低速状
態に設定される。
密度画像28Lの領域に対して、制御装置Cからの制御
信号により全レーザビームが遮断され、低密度画像28
Hの全領域が低密度電子マスク領域MLとなっている。従
って、高密度画像28Hのみが印刷用刷版4に記録され
る。
れた印刷用刷版の平面図である。図13及び図14に示
されるように、低密度画像28Lと高密度画像28Hの2
段階記録操作により、1枚の印刷用刷版4に低密度画像
28Lと高密度画像28Hが分割して形成されている。
形成したが、高密度画像28Hを先に形成して低密度画
像28Lを後にすることもできる。また、密度の異なる
画像が3以上存在する場合には、特定密度の画像を形成
する段階では他の全ての画像に電子マスクを掛けて操作
し、この操作を繰り返して全画像を順次形成してゆくこ
とになる。各段階毎にドラム回転速度と光学台移動速度
をドット倍率に応じて変更する。
平面記録方式の概略構成図である。図中、30は平面台
で、この上に印刷用刷版4が載置されている。この印刷
用刷版4の感光面に対し露光レンズ器24が所定の結像
距離に対向配置されている。この露光レンズ器24とし
ては、前述したターレット式露光レンズ器、ズーム式露
光レンズ器、シーソー式露光レンズ器、また取出式露光
レンズ器などが自在に選択使用される。
密度露光レンズ24bLに設定される。高密度画像領域
は、制御装置により電子マスクが掛けられて、高密度電
子マスク領域MHとなっている。この状態で、移動機構
Hにより露光レンズ器24を印刷用刷版4に対し平行に
XY走査する。このようにして、低密度画像バンド26
Lが順次形成されて低密度画像28Lが完成される。
ズ24bHに設定し、低密度画像28Lの領域に対し電子
マスクを印加して、高密度画像バンド26Hを連続形成
する。この結果、高密度画像28Lが完成される。この
ようにして、印刷用刷版4に低密度画像28Lと共に高
密度画像28Hが形成されて、印刷用刷版4が完成され
る。
方式に対しても適用できる。このドラム内装回転方式
は、ドラム2の内面に印刷用刷版4を内装し、光学系を
ドラム2の内部に配置する方式である。基本構成は図1
のドラム外装回転方式と同様で、光学台14をドラム2
の内部空間に配置し、露光レンズ器24により内面配置
された印刷用刷版4に画像バンド26を記録してゆく。
その他の手順はドラム外装回転方式と同様であるので、
その詳細を省略する。
28個の発光ダイオードやレーザ光源で構成することも
できる。この場合には、制御装置Cからの制御信号や画
像信号は直接露光器22に入力され、この信号により個
々の光源がオンオフ制御されて、高密度画像28Hと低
密度画像28Lが印刷用刷版4に形成される。従って、
図1に記載されたレーザ光源16、マルチビーム発生器
18及び音響光学変調器群20は、この例では不要にな
る。勿論、音響光学変調器群20を露光器として使用し
てもよい等、種々の公知技術を利用できる。
施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲における種々の変形例・設計変更等をその技術
的範囲内に包含するものであることは云うまでもない。
なる露光レンズを交換するだけで、印刷用刷版の表面に
結像される画像バンド幅を変更して、高密度画像と低密
度画像が混在した印刷用画像を印刷用刷版に記録するこ
とができるから、広告主などの多様な希望を満足させら
れる複数画像密度印刷を可能にする。
する場合に、光ビームの本数密度だけでなく、1ビーム
によって刷版に形成されるドット径も変化させることに
よって、低密度画像と高密度画像の画像精細度の違いを
強調することができる。
装又は内装したドラム回転方式に適用することによっ
て、高速に高密度画像と低密度画像を混在させた印刷用
刷版を作成することができる。
ている印刷用刷版の平面露光方式に本発明方法を適用す
ることにより、既存装置に高密度画像と低密度画像を高
速に混在形成させる能力を付与することができる。
る3以上の画像を高速に印刷用刷版に形成でき、新聞な
どの紙面に広範囲の画像多様性を導入することができ
る。
る複数の露光レンズを露光レンズ器に装填することによ
り、高速に高密度画像と低密度画像を混在させた印刷用
刷版を作成できる画素密度複数段露光装置を提供でき
る。
る複数の露光レンズを露光レンズ器に装填したドラム式
露光装置を用いることにより、高速に高密度画像と低密
度画像を混在させた印刷用刷版を作成できるドラム回転
式の画素密度複数段露光装置を提供できる。
る複数の露光レンズを露光レンズ器に装填した平面式露
光装置を用いることにより、高速に高密度画像と低密度
画像を混在させた印刷用刷版を作成できる平面式の画素
密度複数段露光装置を提供できる。
ズを筒体内部にその軸方向に位置を変えて配置したター
レット式露光レンズ器を用い、この露光レンズ器をドラ
ム回転式又は平面式の露光装置に配置することにより、
高速に複数の画素密度を印刷用刷版に記録形成できる画
素密度複数段露光装置を提供できる。
光レンズ器をドラム回転式又は平面式の露光装置に配置
することにより、高速に複数の画素密度を印刷用刷版に
記録形成できる画素密度複数段露光装置を提供できる。
露光レンズ器をドラム回転式又は平面式の露光装置に配
置することにより、高速に複数の画素密度を印刷用刷版
に記録形成できる画素密度複数段露光装置を提供でき
る。
レンズ器をドラム回転式又は平面式の露光装置に配置す
ることにより、高速に複数の画素密度を印刷用刷版に記
録形成できる画素密度複数段露光装置を提供できる。こ
のように、本発明は上述の通り優れた実用的効果を奏す
ることができる。
転方式の概略構成図である。
る。
ある。
略斜視図である。
ットの強度分布図である。
説明図である。
る場合の説明図である。
の高密度画像を形成する場合の説明図である。
刷版の平面図である。
式の概略構成図である。
の概略構成図である。
10は刷版の天線、12は刷版の地線、14は光学台、
16はレーザ光源、18はマルチビーム発生器、20は
音響光学変調器群、22は露光器、24は露光レンズ
器、24b、24b1〜24b3は露光レンズ、26は画
像バンド、26Lは低密度画像バンド、26Hは高密度画
像バンド、28は印刷用画像、28Lは低密度画像、2
8Hは高密度画像、30は平面台、32Hは高密度ドッ
ト、32Lは低密度ドット、Bはバンド幅、BLは低密度
バンド幅、BHは高密度バンド幅、Cは制御装置、Hは
移動機構、MLは低密度電子マスク領域、MHは高密度電
子マスク領域、P1は入射光、P2は照射光、P2Lは低密
度照射光、P2Hは高密度照射光、SHは高密度ドット
径、SLは低密度ドット径、VaHは高密度ドラム回転速
度、VaLは低密度ドラム回転速度、VbHは高密度移動速
度、VbLは低密度移動速度である。
5)
Claims (12)
- 【請求項1】 印刷用刷版の表面に露光レンズを介して
所定本数の光ビームを照射して、印刷用刷版に画像バン
ドを形成しながら高密度画像と低密度画像が混在した印
刷用画像を記録する印刷用刷版の露光方法において、高
密度画像を記録する際には、前記露光レンズの調整によ
り印刷用刷版に形成される画像バンド幅を幅狭の高密度
画像バンド幅に設定し、低密度画像領域に対して光ビー
ムを遮断するように電子マスクを加えながら前記幅狭の
高密度画像バンドを印刷用刷版に形成して高密度画像を
記録し、低密度画像を記録する際には、前記露光レンズ
を再調整して光ビームの照射密度を低下させるように画
像バンド幅を幅広の低密度画像バンド幅に拡大設定し、
この低密度画像バンド幅の片側又は両側の光ビームの一
部を遊休させて低密度画像バンド幅を前記高密度画像バ
ンド幅に等しくなるよう縮小設定し、高密度画像領域に
対し光ビームを遮断するように電子マスクを加えながら
前記低密度画像バンドを印刷用刷版に形成して低密度画
像を記録することを特徴とする印刷用刷版の画素密度複
数段露光方法。 - 【請求項2】 前記低密度画像バンドでは1本の光ビー
ムによって形成される1ドットのドット径を、高密度画
像バンドのドット径よりも前記バンド幅の拡大率に対応
して増大させ、低密度画像バンドの形成速度を高密度画
像バンドよりも前記拡大率に対応して増大させる請求項
1に記載の印刷用刷版の画素密度複数段露光方法。 - 【請求項3】 前記印刷用刷版をドラムの外周面又は内
周面に巻装し、露光レンズをドラムの軸心方向に相対的
に移動させながらドラムを回転させて印刷用刷版に画像
バンドをスパイラルに形成し、このスパイラル形成の過
程で高密度画像と低密度画像が混在した印刷用画像を記
録する請求項1に記載の印刷用刷版の画素密度複数段露
光方法。 - 【請求項4】 前記印刷用刷版を平面状に配置し、この
印刷用刷版に対し露光レンズを対向配置し、印刷用刷版
表面に対し露光レンズを相対移動させて印刷用刷版に画
像バンドを平面的に形成し、この画像バンドの形成過程
で高密度画像と低密度画像が混在した印刷用画像を記録
する請求項1に記載の印刷用刷版の画素密度複数段露光
方法。 - 【請求項5】 画素密度の異なる3以上の画像から印刷
用画像を構成する場合には、最高密度の画像を前記高密
度画像とし、それより低密度の画像を前記低密度画像と
し、ある画素密度の画像を記録する際にはその他の全て
の画像領域に対し光ビームを遮断するように電子マスク
を加える請求項1、2、3又は4に記載の印刷用刷版の
画素密度複数段露光方法。 - 【請求項6】 印刷用刷版の表面に露光レンズを介して
複数本の光ビームを照射し複数画素のバンド幅にて画像
情報をバンド状に記録する印刷用刷版露光装置におい
て、印刷用刷版上の画像バンド幅を可変調整できる露光
レンズを装填した露光レンズ器と、この露光レンズ器に
複数本の光ビームを入射させる露光器と、画素密度の異
なる複数の画像バンドを形成するために露光レンズ器か
ら出力される各光ビームをオンオフ制御し、しかも任意
の画像領域に対し電子マスクを掛けるために光ビーム群
を完全遮断できる制御装置を具備して、印刷用刷版に高
密度画像と低密度画像が混在した印刷用画像を記録する
ことを特徴とする印刷用刷版の画素密度複数段露光装
置。 - 【請求項7】 軸心の周りに回転自在なドラムと、この
ドラムの外周面又は内周面に巻装された印刷用刷版と、
前記露光レンズ器と露光器を固定した光学台と、この光
学台をドラムの軸心方向に相対的に移動させる移動機構
を備えた請求項6に記載の印刷用刷版の画素密度複数段
露光装置。 - 【請求項8】 平面台と、この平面台に固定された印刷
用刷版と、この印刷用刷版に所定距離だけ離間して対向
配置された露光レンズ器と、この露光レンズ器を前記印
刷用刷版に対して相対的に平行にXY移動できる移動機
構を備えた請求項6に記載の印刷用刷版の画素密度複数
段露光装置。 - 【請求項9】 前記露光レンズ器は、筒体と、この筒体
内部にその軸方向に位置を変えて配置された焦点距離の
異なる複数の露光レンズからなるターレット式露光レン
ズ器で、この筒体を軸方向の周りに回転させて光ビーム
入射用の露光レンズを選択できるようにした請求項6に
記載の印刷用刷版の画素密度複数段露光装置。 - 【請求項10】 前記露光レンズ器は、筒体と、筒体の
内部に装填された露光レンズと、この露光レンズを軸方
向に移動させて焦点距離を変えるズーム機構から構成さ
れるズーム式露光レンズ器である請求項6に記載の印刷
用刷版の画素密度複数段露光装置。 - 【請求項11】 前記露光レンズ器は、焦点距離の異な
る複数の露光レンズを連結させて複合露光レンズ体を構
成し、この複合露光レンズ体を回動させて露光レンズを
選択できるシーソー式露光レンズ器である請求項6に記
載の印刷用刷版の画素密度複数段露光装置。 - 【請求項12】 前記露光レンズ器は、焦点距離の異な
る複数の露光レンズを集積した露光レンズ群と、この露
光レンズ群の中から1個の露光レンズを取り出して配置
する取出機構から構成される取出式露光レンズ器である
請求項6に記載の印刷用刷版の画素密度複数段露光装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000390046A JP3302979B2 (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 印刷用刷版の画素密度複数段露光方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JP2002189302A true JP2002189302A (ja) | 2002-07-05 |
JP3302979B2 JP3302979B2 (ja) | 2002-07-15 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2004354594A (ja) * | 2003-05-28 | 2004-12-16 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 画像記録装置及び画像記録方法 |
-
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- 2000-12-22 JP JP2000390046A patent/JP3302979B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4484453B2 (ja) * | 2003-05-28 | 2010-06-16 | 大日本スクリーン製造株式会社 | 画像記録装置及び画像記録方法 |
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