JP2002189146A - 角度がつけられた光学コネクタマウントアセンブリ - Google Patents

角度がつけられた光学コネクタマウントアセンブリ

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JP2002189146A JP2001361006A JP2001361006A JP2002189146A JP 2002189146 A JP2002189146 A JP 2002189146A JP 2001361006 A JP2001361006 A JP 2001361006A JP 2001361006 A JP2001361006 A JP 2001361006A JP 2002189146 A JP2002189146 A JP 2002189146A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光学コネクタアダプターをパネルに接続するた
めのマウントである。 【解決手段】マウントは、パネルに取着されるのに適し
た第１のセクションと；光学コネクタアダプターの一部
分を受容するための開口部を有する第２のセクションと
を有している。第２のセクションは、パネルの孔を通っ
て伸びるのに適している。開口部は、第１のセクション
に関して角度が付けられた中心軸線を有していて、開口
部の中心軸線は、第１のセクションがパネルに取着され
た場合孔の中心軸線に関して角度が付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学コネクタに関
し、特に、他方の部材に関して互いに角度をなして光学
コネクタを接続するためのアセンブリ(assembly)に関す
る。さらに本発明は、アセンブリが設けられるフレーム
に関して角度をなして、光学コネクタの一方のセットを
光学コネクタの他方のセットに接続するためのアセンブ
リに関する。
【０００２】
【従来の技術】ＰＣＴ公報ＷＯ９９／３６９９７は、フ
ェースプレートを開示していて、電気的プラグと電気的
出力部とがフェースプレートの平面に関して角度をなし
て接続されている。米国特許５，０８２，３４４は、２
つの光学的導電体アセンブリの光学コネクタを互いに接
続するための光学コネクタアダプターの従来の例を開示
している。アダプターは、垂直の透孔構造でアダプター
を他の部材に接続するためのフランジを有している。電
子的および光学的装置をより小さく製造する傾向があ
る。しかしながら、米国特許５，０８２，３４４に類似
したアダプターおよびコネクタを有する装置用に、接続
サイト(site)において使用者が光学コネクタをアダプタ
ーに対して挿脱することを可能にする十分な余裕の必要
性がある。これは、電子的および光学的装置の寸法の減
少を制限する。また、光学的導電体がもつれたり破壊し
たりしないような十分なオープンスペースが、アダプタ
ーの前および後になければならない。光学コネクタアダ
プター（バックプレーンまたはバックパネルのような他
の部材に取着された）で、コネクタの挿脱用にアダプタ
ーの前および後に比較的小さいオープン領域が可能なよ
うな配置に、光学コネクタを互いに接続するという要望
が存在する。バックプレーンまたはバックパネルの平面
に対して非垂直な角度で、光学コネクタを互いに取着し
たいという要望もまた存在する。アダプターの位置付け
は、例えば、係合解除後にコネクタによって搬送された
あらゆる光が床に向かって照射され、操作者を保護する
ことを確実にする。
【０００３】アダプターアセンブリは、アダプターアセ
ンブリを例えば、電子構成要素のパネルのような支持部
材に接続するためのフランジを有するハウジングを有し
ている。フランジは、パネルの透孔に対して垂直にアダ
プターハウジングを保持する。光学コネクタは、アダプ
ターアセンブリの端部にストレート(straight)に設けら
れている。したがって、自由な、すなわちオープンスペ
ースは、この構成に設けられたアダプターアセンブリの
前または後に提供される。さらに、接続サイトにおいて
使用者が光学コネクタをアダプターアセンブリに対して
挿脱することを可能にする十分な余裕の必要性がある。
これは、アダプターアセンブリの前および後に提供され
るべき付加的なオープンスペースの結果となる。さら
に、従来の多くのアダプターアセンブリは、複数の光学
コネクタを互いに接続するためにパネルに配置されてい
る。それ故、複数の光学コネクタがパネルに接続されて
いるような場合においてさえもコネクタを挿脱するため
に使用されるオープンスペースの要望が増加している。
しかしながら、自由な、すなわちオープンスペースの利
用可能性は、特に電子的構成要素の内側においては、非
常に制限される。その理由は、一部の使用者にとってよ
り小型の電子装置用の変わらない要望があるからであ
る。光学コネクタを挿脱するためにアダプターアセンブ
リの前および後に広いオープンスペースを設けること
は、電気光学装置の寸法を減少することを制限する。そ
れ故、小さくてコンパクトな電気光学装置を提供するた
めに、アダプターの前と後のオープンスペースの寸法を
収縮したいという要望が依然として存在する。バックプ
レーンまたはバックパネルの平面に対して非垂直な角度
で互いに取着されるべき光学コネクタを可能にするとい
う要望もまた存在する。アダプターの位置付けは、例え
ば、係合解除後にコネクタによって搬送された光が、床
に向かって照射され操作者を保護することを可能にす
る。
【０００４】電気光学装置の電気光学構成要素は、周囲
の電磁気的放射からのＥＭＩ(電磁気的干渉(electromag
netic interference))の影響を受け易い。このように、
光学コネクタを装置に結合するために使用されるパネル
の孔を通る放射を阻止することもまた要望である。米国
特許５，９６０，１３６は、従来のＥＭＩシールド配置
の１つの例を開示していて、導電性のシールドが、複数
の光学コネクタの周囲に形成されている。従来のＥＭＩ
の他の例が、米国特許６，０８５，００６に開示されて
いる。ここでは、薄い金属性のシートが、構成要素(com
ponent)とコネクタとの間で機械的接続部の周囲に配置
されている。装置に接続された光学コネクタからの放射
を阻止するために使用された従来のＥＭＩシールドは、
光学コネクタまたは構成要素に設けられている。これ
は、光学コネクタからの照射を効果的に阻止するために
従来の構造において使用されたＥＭＩシールドの数を多
くする結果となる(例えば、各構成要素がシールドされ
るか、または、各コネクタがシールドされる)。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】光学コネクタであっ
て、特に、他方の部材に関して互いに角度をなして光学
コネクタを接続するためのアセンブリが得たい。また、
アセンブリが設けられるフレームに関して角度をなし
て、光学コネクタの一方のセットを光学コネクタの他方
のセットに接続するためのアセンブリが得たい。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の１つの実施例に
よれば、マウント(mount)が、アダプターをパネルに接
続するために提供される。マウントは、パネルに取着さ
れるのに適した第１のセクション(section)と；光学コ
ネクタアダプターの一部分を受容するための開口部を有
する第２のセクションとを有している。第２のセクショ
ンは、パネルの孔を通って延びるのに適している。開口
部は、第１のセクションに関して角度が付けられた中心
軸線を有していて、開口部の中心軸線は、第１のセクシ
ョンがパネルに取着された場合孔の中心軸線に関して角
度が付けられている。
【０００７】本発明の他の実施例によれば、組み合わさ
れた光学コネクタアダプターとマウントのアセンブリ
は、フレームに接続されるのに適していて、フレーム内
に孔を通って延びるマウントと；マウントに接続された
アダプターとを備えて提供される。アダプターは、孔の
中心軸線に関して少なくとも２つの光学コネクタを互い
に鋭角を成すように接続するのに適している。本発明の
他の実施例によれば、光学コネクタアダプターアセンブ
リは、フレームの平坦なセクションを通った孔で少なく
とも２つの光学的導電性コネクタを互いに接続するため
に設けられる。改良は、コネクタを受容するための受容
セクションを有するアセンブリのハウジングを備えてい
て、アセンブリがフレームに接続され、コネクタが受容
領域に配置された場合に、コネクタをフレームの平坦な
セクションの平面に関して鋭角に角度を付けるようにす
る。
【０００８】本発明の１つの方法によれば、光学コネク
タアダプターをフレームに接続するための方法は、光学
コネクタアダプターをマウントに接続するステップと；
マウントをアダプターとともに孔を通して延ばしフレー
ムに接続するステップとを有して提供される。アダプタ
ーは、孔の中心軸線に関して角度が付けられた軸線に沿
って光学コネクタの互いの接続を提供する。
【０００９】本発明の他の方法によれば、光学コネクタ
アダプターアセンブリをフレームに接続するための方法
は、アセンブリのハウジングの光学的導電体用の受容領
域を有する第１の部分をフレームの孔に配置するステッ
プと；ハウジングの凹部に孔に隣接したフレームのセク
ションを配置するステップと；ハウジングの第２のセク
ションを単一のファスナーとともにフレームに接続する
ステップとを備え、孔内でのハウジングとフレームとの
接触、凹部内でのハウジングとフレームとの接触の組み
合わせにより、および単一のファスナーによるハウジン
グとフレームとの間の接続により、ハウジングが固定的
にフレームに接続される。
【００１０】本発明の他の実施例によれば、光学コネク
タアダプターマウントが提供される。光学コネクタアダ
プターマウントは、光学コネクタをパネルに設置するた
めに使用される。マウントは、マウントセクションを有
するフレームと管状のハウジングセクションとを備えて
いる。マウントセクションは、マウントをパネルに取着
するために使用される。管状のハウジングセクション
は、少なくとも１対の光学コネクタをハウジングセクシ
ョンの端部に接続するのに適した開口部を有する。マウ
ントセクションは、ハウジングセクションに関して傾斜
している。マウントセクションがパネルに設置された場
合、開口部の少なくとも一方のセクションは、パネルの
孔と整列されていて、少なくとも１対の光学コネクタ
は、パネルに直角な軸線に関して角度が付けられてい
る。
【００１１】本発明の他の実施例によれば、組み合わさ
れた光学コネクタアダプターとマウントアセンブリとが
提供される。アセンブリは、マウントと、マウントに接
続された少なくとも１つのアダプターを備えている。マ
ウントは、フレームを接続するのに適していて、フレー
ムの孔を通って延びている。アダプターは、少なくとも
１つのアダプターの一方の端部での光学コネクタのセッ
トを、少なくとも１つのアダプターの他方の端部での光
学コネクタのセットに接続するのに適している。光学コ
ネクタのセットからの少なくとも１つの光学コネクタ
は、孔の中心軸線に関して鋭角をなして設けられてい
る。
【００１２】本発明の他の方法によれば、光学コネクタ
のセット(set)をパネルに接続するための方法が提供さ
れる。この方法は、少なくとも１つの光学コネクタアダ
プターをアダプターマウントに接続するステップと、ア
ダプターマウントをパネルに設けるステップと、光学コ
ネクタのセットを光学コネクタアダプターの一方の端部
に接続するステップとを備えている。光学コネクタアダ
プターは、アダプターの少なくとも一方のセクションが
パネルの孔と整列されるようにパネルに関して傾斜され
ている。光学コネクタのセットが光学コネクタアダプタ
ーの一方の端部に接続された場合、セットからの少なく
とも１つの光学コネクタは、パネルに直角な軸線に関し
て角度を付けられている。
【００１３】本発明の他の実施例によれば、光学コネク
タハウジングガスケットが提供される。ガスケットは、
第１と第２の側部と、スプリングの指状部(タブ)を備え
ている。スプリングの指状部は、ガスケットの第１と第
２の両方の側から突出している。本発明の上述の特徴お
よび他の態様は、添付した図面と関連して以下の記述に
おいて説明される。
【００１４】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明の態様
を具現化し、フレームとしての支持部材(パネル)２(断
面で示す)に取着された本発明の好ましい実施例による
光学コネクタアセンブリ１０と、アセンブリ１０内で互
いに接続されるように意図された２つの光学的導電体ア
センブリＡ、Ｂとの側面が示されている。本発明は、図
面に示された単一の実施例に関して記述されるけれど
も、本発明は、これに替わる多くの実施例の形状に実施
できることを理解しなければならない。さらに、部材ま
たは材料の他の適切な寸法、形状、あるいはタイプを使
用することができる。
【００１５】アセンブリ１０は、全体的に光学コネクタ
アダプター１２とマウント１４とガスケット８２とを有
している。アダプター１２は、マウント１４に挿入さ
れ、それは次いで支持部材２に設けられている。支持部
材２は、電子装置のバックパネルである。ガスケット８
２はパネル２の孔を通るＥＭＩ放射を阻止するためにマ
ウント１４に接続されている。マウント１４は、パネル
２に関して角度をなしてアダプター１２を保持する。図
２もまた参照すると、アダプター１２は、全体的に、２
つの外側ハウジング部品１８、２０、２つの内側ハウジ
ング部品２２、２４、および溝２６を有するハウジング
１６を備えている。しかしながら、これに替わる実施例
において、以下に詳細に述べるように、どのような適切
なタイプのアダプターでも使用できる。例えば、アダプ
ターは、ＳＣシンプレックス(simplex)アダプター、エ
フ・シー・アイ（ＦＣＩ）米国社から部品番号７４８１
１として販売されているＳＣ−ＳＣデュプレックス(dup
lex)アダプター、ＦＣＩ米国社から部品番号７４８８４
として販売されているＬＣシンプレックス低輪郭アダプ
ター、または、ＬＣデュプレックスアダプターである。
開示された実施例において、アダプター１２は、ＦＣＩ
米国社から部品番号７４８８５として販売されているフ
ランジを有するＳＣ／ＳＣシンプレックスアダプターで
ある。
【００１６】アダプター１２は、コネクタＣを互いに係
合するために中心軸線３２に沿ってコネクタＣを受容す
るための２つの受容領域２８、３０を有している。部品
１８、２０、２２、２４は、好ましくはプラスチックで
形成されていて、互いに超音波的にくさび止め(wedge)
されている。内側の部品２２、２４は光学的導電体アセ
ンブリＡ、ＢのコネクタＣ用に撓み可能なスナップロッ
ク(deflectable snaplock)を形成する。外側の部品１
８、２０は、ファスナー孔３８を有するマウントフラン
ジ３４、３６を形成する。アダプター１２は、マウント
１４なしでパネル２(または、印刷配線板のような適切
な支持部材)に直接取着できる。この場合おいて、アダ
プターの一方の端部４０または４２は、パネルの孔を通
って設けられ、フランジはパネルに対して配置される。
このように、従来技術において知られているように、ア
ダプター１２は、アダプターがそこを通って設けられる
孔の中心軸線９０と並行または同軸な中心軸線３２を有
して、垂直タイプのアダプターとして他の部材に取着で
きる。しかしながら、上記で注記したように、本発明
は、これに替わる実施例において、ＬＣアダプター(図
示せず)のようなどのような他の適切なタイプのアダプ
ターにも等しく適用できる。
【００１７】ＬＣアダプターは、ＳＣアダプターに類似
した一般的態様を有しているけれども、ＬＣコネクタを
アダプターに結合するための詳細な態様は、ＳＣアダプ
ターの態様（ＳＣコネクタを接続するために使用され
る）と異なる。例えば、ＬＣアダプター(図示せず)は、
ＳＣアダプターとは異なり標準型ＲＪ−４５電話機スタ
イルジャックに対応する構造を有していて、図２に示さ
れたＳＣアダプターよりも実質的に小さい。
【００１８】本発明のマウント１４は、垂直タイプのア
ダプター１２を、他の部材と非垂直または角度が付けら
れたタイプの結合に結合することを可能にする。図３と
４もまた参照すると、マウント１４は、導電性(例え
ば：金属)のワンピース部材またはハウジング４４と単
一のファスナー４６とを有する。これに替わる実施例に
おいて、ハウジング４４は、複数の部材を有することが
でき、あらゆる適切な材料を有することができ、また、
あらゆる適切な形状を有することができる。マウントは
また、１つ以上のファスナーを有することができる。こ
の実施例においてファスナー４６は、全体的にナットと
ボルトとを有しているけれども、ハウジング４４と一体
に形成されたファスナーまたはファスナーシステムを有
するあらゆるタイプのファスナーシステムが提供され
る。
【００１９】ハウジング４４は全体的に、第１のマウン
トセクション４８と第２のアダプター接続セクションす
なわちハウジング５０とを有している。第１のセクショ
ン４８は、全体的に、底端部５２、頂端部５４および側
部フランジ５６を有している。第１のセクション４８
は、フランジ５６の一側のほぼ平坦な面５８、頂端部５
４および底端部５２の一部分を形成する。底端部５２
は、面５８の一部を有する部分６２と部分６４との間に
凹部すなわちスロット６０を有している。頂端部５４
は、ファスナー４６用の孔６６を有している。しかしな
がら、これに替わる実施例において、第１のセクション
４８は、マウントをフレーム２に取着するのに適したあ
らゆる適切な形状を有することができる。例えば、底端
部５２は、連結スロット(interlocking slot)６０を有
するよりもむしろ、底端部５２は、孔６６に類似した孔
を有することができ、他のファスナーが底端部をフレー
ム２に取着するために使用できる。これに替えて、フレ
ーム２へのマウント１４のあらゆる適切な結合を有する
ことができる。マウント１４はまた、フレーム２の孔３
内を通って延びないように形成することができる。
【００２０】第２のアダプター接続セクションすなわち
ハウジング５０は、２つの端部５２、５４間に、ボック
スすなわちチューブ形状のハウジングセクション５１を
一般的に有する。しかしながら、第２のセクション５０
は、アダプター１２をマウントに接続するのに適したあ
らゆる適切な形状を有することができる。図１に最良の
ものが示されているように、マウントセクション４８と
管状のハウジングセクション５１は互いに関して傾斜し
ている。この実施例において、チューブ形状セクション
５１は、マウントセクション４８と面５８との平面に関
して角度をなした中心軸線７０を有する透孔すなわち開
口部６８を備えている。好ましい実施例において、角度
Ｘは約４５°である。しかしながら、あらゆる鋭角で設
けることができる。チューブ形状セクション５１は、開
口部６８内への入り口７4に突出部7２を有している。開
口部６８の寸法は、アダプター１２の端部４０の外形と
ほぼ等しい。それ故、端部４０は、入り口７４を通って
開口部６８内に滑り込むことができる。第２のセクショ
ン５０はまたポケットセクション７６を有する。ポケッ
トセクション７６は凹部すなわちポケット７８を有す
る。ポケット７８の底部は、突出部７２から入り口７４
の対向する端部に突出部８０を形成する。ポケット７８
は、アダプター１２のフランジ３６を収容するためのオ
ープン領域を有している。フランジ３６は、突出部８０
に対して着座でき、フランジ３４は突出部７２に対して
着座できる。しかしながら、これに替わる実施例におい
て、ポケットセクション７６は設けなくともよい。
【００２１】好ましい実施例において、アダプター１２
はハウジング４４に固定的に取着されている。例えば、
２つのハウジング４４と４０は、互いに超音波的に溶接
されるか、互いに接着されるか、あるいは、互いにスプ
リングクリップまたはスナップロック式係合システムに
よって機械的に取着される。しかしながら、あらゆる適
切な結合ができる。これに替わる実施例において、アダ
プター１２の態様は、ハウジング４４と一体的に形成す
ることができる。それ故、本発明の態様は、マウント／
アダプターアセンブリを形成するための垂直タイプのア
ダプターには使用できない専用の角度をなしたアダプタ
ーを提供することができる。しかしながら、本発明は、
コネクタＣを、他方の部材の平坦セクションの平面に互
いに垂直に接続するための設置配置の垂直タイプまた
は、コネクタＣを、単にマウント１４を付加的に使用す
ることによって、平面に互いに鋭角をなして接続するた
めの設置配置の非垂直すなわち角度が付けられたタイプ
のいずれかに、単一タイプのアダプターを使用するため
の能力の態様を備えている。
【００２２】図１に示されたように、パネル２は中心軸
線９０を有する孔３が設けられている。中心軸線９０
は、パネル２に実質的に直角である。パネル２は、孔３
の底にセクション４を有している。マウント１４がパネ
ル２に取着された場合、チューブセクション５１は、孔
３を通って延びる。パネル２のセクション４は、底端部
５２で受容領域６０に受容されている。面５８は、パネ
ル２の側部５に対して配置されているか、またはこれに
替えて、ガスケット８２を導電性のハウジング４４とと
もに設けることができる。ファスナー４６は、孔６６を
通って延びていて、頂端部５４はパネル２に取着されて
いる。チューブセクション５１の側部５３は、孔３の側
部と接触できる。このように、マウント１４はパネル２
に固定的に動かないように取着できる。マウント１４に
接続されたアダプター１２、およびパネル２に接続され
たマウント１４に関連して、受容領域２８、３０の中心
線３２は、孔３の中心線９０に関して角度Ｙの角度をな
している。好ましい実施例において、角度Ｙは約４５°
である。しかしながら、あらゆる適切な鋭角を有するこ
とができる。このように、コネクタＣは、パネル２と孔
３の平面に関して角度Ｘで互いに接続することができ
る。
【００２３】本発明はまた、アセンブリＢをパネル２の
前から取り外す使用者のための安全性を増加する態様を
提供する。特に、角度を付けられたマウント１４の故
に、アセンブリＢのコネクタＣがアダプター１２から取
り外された場合、光は、地面すなわち床に向かって下方
へ向けられるであろう。このように、光が使用者の眼を
衝撃し、使用者の眼を多分損傷することとなるリスクを
かなり減少する。
【００２４】上記で注記したように、ハウジング４４
は、金属のような導電性の材料で構成することができ、
また、孔３を通って通過する電磁気的干渉(electromagn
etic interference)（ＥＭＩ）放射の阻止に有用である
シールドとして機能できる。ガスケット８２は、同様に
例えば金属のような導電性の材料で構成することができ
る。金属ガスケットは、パネルの前部とアダプターマウ
ントとの間のＥＭＩシールドを提供できる。図５もまた
参照すると、ガスケット８２の一実施例が示されてい
る。この実施例において、ガスケット８２は、反対側１
０２、１０４から延びたスプリング指状部(タブ)１００
を有している。各スプリング指状部は、設置接触子を有
し、また、アダプターマウント１４とパネル２との間の
堅固な係合を確実にする。
【００２５】図５と６は、ガスケット８２の斜視図と側
部立面図とを各示している。ガスケット８２は実質的に
平坦で、適切な厚さのシート状金属から切断されるかま
たは打ち抜かれる。金属は、好ましくは燐青銅または薬
莢黄銅(cartridge brass)であるけれども、ガスケット
は他の適切な導電性のシート状金属から形成できる。図
５からもわかるように、ガスケット８２はほぼ矩形の形
状を有していて、マウントのマウントセクション４８の
平坦な着座面５８をほぼ覆う寸法になっている(図３参
照)。これに替わる実施例において、ガスケットは、ど
のような適切な形状および寸法を有していてもよい。ガ
スケット８２は、打ち抜かれるか切断された孔１０８を
その中に有している。
【００２６】図５に見られるように、孔１０８はほぼ矩
形の形状で、管状のハウジング５１の斜めのセクション
５１Ａ(図３参照)が入れる寸法である。さらに、ガスケ
ット８２の孔１０８は、ガスケット８２がマウントの着
座面５８に対して設けられた場合に、マウントセクショ
ンのポケット７８が覆われないままになるように長手方
向に延びている。これは、アダプター１２のフランジが
ガスケット８２の孔１０８を通って凹部７８に延びるこ
とを可能にする。ガスケット８２の頂部部分１１０は、
ファスナー孔１０６を有している。ガスケット８２の底
部部分１１２は、孔１０８の下方において、マウントの
マウントセクションの底端部５２で受容領域６０に適合
する寸法になっている。ガスケット８２は、孔１０８の
周りにほぼ均等に設けられたスプリングタブ１００、１
０１を有している。スプリングタブ１００、１０１は、
ガスケット金属に打ち抜かれるかあるいは切断されるか
のいずれかである。図６に最良のものが示されているよ
うに、スプリングタブ１００は、ガスケット８２の一方
の面１０２から突出していて、スプリングタブ１０１
は、ガスケット８２の反対側の面１０４から突出してい
る。
【００２７】しかしながら、これに替わる実施例におい
て、あらゆる適切なガスケットを設けることができ、ガ
スケットはあらゆる適切な形状を有することができ、ガ
スケットはあらゆる適切な材料で設けることができ、ガ
スケットを形成するのに使用できるあらゆる適切な方法
を使用できる。例えば、ガスケットは、ガスケットの反
対側すなわち面に設けられた適切なタイプのスプリング
でもよい。例えば、ガスケットは、ガスケットの外面か
ら片持ち梁的に反対の方向へ突出したスプリングタブま
たはフランジを有していてもよい。さらに他の実施例に
おいて、ガスケットの反対側は、反対方向へ造形(coin)
されていてもよい(例えば、ガスケットに複数の対向す
る隆起部を形成して)。図５からわかるように、面１０
２から突出したスプリングタブ１００は、面１０４から
突出したスプリングタブ１０１と交互に連続する方法で
配置される。
【００２８】図１から認識できるように、ガスケット８
２は、マウント１４がパネル２に設けられる前にマウン
ト１４に組み込まれる。マウント１４とガスケット８２
とを組み合わせるために、ガスケットは単にマウントの
着座面に対して配置されるだけである。先にも注記した
ように、ハウジング５７の斜めのセクション５１Ａは、
ガスケットが面５８に着座した場合にガスケットの孔１
０８を通って延びる。アダプター１２は、ガスケット８
２がマウント１４に配置される前か後にマウント１４に
挿入される。ガスケット８２がマウントに配置された
後、上述したように、マウントはパネルに接続される。
ファスナー４６の締め付けは、ガスケット８２をマウン
トのマウントセクションとパネルとの間にクランプす
る。したがって、パネルに面したガスケット８２の面１
０２、１０４から突出したスプリングタブ１００、１０
１はパネルに押圧され、それによって、ガスケットとパ
ネルとの間に接地接触を形成する。逆に、ガスケット８
２の反対側の面１０２、１０４（ガスケット８２は、パ
ネル２に向かって１０２、１０４のいずれかの面に設け
られている）から突出したスプリング指状部１００、１
０１は、マウントセクション４８に対して押圧され、そ
れによってガスケットとマウント１４との間の接地接触
を形成する。ガスケット８２は、それ故、マウントがそ
こを通って挿入されるパネルの孔３の周りで金属マウン
ト１４とパネル２との間の接地接触に影響する。これ
は、パネルの孔３を通るＥＭＩ放射に対してシールドす
る。
【００２９】図７を参照すると、本発明の他の好ましい
実施例による光学コネクタマウントアセンブリ２１０
と、複数の光学コネクタＣの斜視図が示されている。下
記で注記する点を除いて、この好ましい実施例における
マウントアセンブリ２１０は、上述され、図４〜６に示
されたマウントアセンブリ１０とほぼ類似していて、類
似する態様は類似する符号が付されている。マウントア
センブリ２１０はまた、図９に示されたように、マウン
ト２１４、光学コネクタアダプター２１２、およびガス
ケット２８２を有している。この場合のアダプター２１
２は、複数のマルチプレックスコネクタＣのセットを互
いに接続するためのマルチプレックスアダプターであ
る。図７のアダプター２１２は、２つのコネクタＣの一
方のセットＳを２つのコネクタＣの他方のセットＳに接
続するためのデュプレックスアダプターとして示されて
いる（底部のセットから、１つのコネクタＣは見える
が、第２のものは図７においては隠れている）。しかし
ながら、これに替わる実施例において、アダプターは、
３つの光学コネクタのセットを互いに接続するためのト
リプレックス(triplex)アダプター、クワドリプレック
ス(quadriplex)アダプター、または他の適切なマルチプ
レックスアダプターでもよい。
【００３０】デュプレックス(duplex)アダプター２１２
は、一方の端部に２つのコネクタを受容するための２つ
の受容領域２３０、２３１と、コネクタの対になるセッ
トＳを受容するための反対側の他の２つの受容領域(図
示せず)とを有している。他の点では、アダプター２１
２は、上述し図２に示されたアダプター１２と実質的に
類似している。アダプター１２のように、アダプター２
１２に結合された２つのコネクタのセットのコネクタＣ
は、アダプター２１２の本体部とほぼ整列されている。
アダプターの受容領域２３０、２３１は、タイプＳＣの
コネクタまたは小型形状ファクタ(small form factor)
（ＳＦＦ）ＬＣコネクタと係合するように構成されてい
る。図７のコネクタＣは、例示的目的でタイプＬＣのコ
ネクタとして示されている。アダプター２１２はまた、
アダプター本体部にほぼ垂直に延びたフランジ２３４を
有していて、これは、パネル２に類似したパネル(図示
せず)にアダプター２１２を直接設けるために使用され
る。
【００３１】図８もまた参照すると、マウント２１４は
上述したマウント１４に類似している。マウント２１４
はまた、好ましくはアルミニューム合金またはスチール
のような金属で形成された一体的フレーム２４４を有し
ている。フレーム２４４は、マウントセクション２４８
と、アダプターハウジング２５１とを有する。ハウジン
グ２５１は、ほぼ矩形の断面を有する管状である。図８
と９からわかるように、ハウジング２６７の開口部２６
８は、ハウジング２５１を通って、またハウジング２５
１と実質的に整列されて延びている。開口部２６８は、
デュプレックスアダプター２１２の端部２３３をその中
に受容する(図７参照)ために寸法が定められている。ハ
ウジング２５１は、アダプターがハウジング２５１に挿
入された場合にアダプターのフランジ２３４を着座する
ために、開口部２６８の下方と上方に各突出部２７２、
２８０(図８に示されたように)を有している。突出部２
７２、２８０は、アダプター２１２が突出部に着座した
場合、アダプター２１２それ故アダプターの各端部での
コネクタＣが、開口部の中心軸線２７０と整列されるよ
うに方向付けられている。
【００３２】図８と９に示されたように、マウントセク
ション２４８は、ハウジングセクション２５１の周りに
設けられていて、ハウジングセクション２５１に関して
傾斜されているかまたは整列されている第１の着座面２
５８を有している。好ましい実施例において、マウント
セクションの着座面２５８は、ハウジングセクション開
口部の中心軸線２７０と鋭角(図３の角度Ｘと同様の)を
形成する。これに替わる実施例において、着座面と開口
部の中心軸線は、どのような適切な鋭角にセットしても
よい。マウントセクション２４８の上部２５４は、マウ
ントセクションをパネル(図１のパネル２に類似した)に
取着するために使用されるファスナー２４６(図９参照)
用のファスナー孔２６６を有している。マウントセクシ
ョン２４８の底部２６２は、その中に形成された溝２６
０を有していて、マウントの底部をパネル孔の底部のリ
ップ状部にロックする(図１に示されたパネル孔３のリ
ップ部４に類似して)。図８に示されたように、マウン
トセクション２４８はまた、アダプターフランジの部分
２３６を入れ、それによって、マウントセクションによ
る干渉なしで、フランジが完全に着座されるようにする
ためのポケットすなわち凹部２７３を有している。凹部
は、セクション２７６によって一方の側が覆われてい
る。
【００３３】ガスケット２８２は、図９に示されてい
る。この実施例のガスケット２８２は、上述しまた図５
と６に示されたガスケット８２と実質的に同様である
が、次の点で異なる。ガスケット２８２の開口部３０８
は、デュプレックスアダプター２１２と使用されたマウ
ント２１４の比較的広いハウジングセクション２５１を
収容するために比較的広い。他の点では、ガスケット８
２と同様に、ガスケット２８２は金属で形成されてい
て、ガスケットの面３０２、３０４から各突出したスプ
リングタブ３００、３０１を有している。ガスケット２
８２はまた、マウントセクション２４８の下方の溝２６
０内に嵌合するための寸法にされた底部セクション２１
３を有している。
【００３４】マウントアセンブリ２１０は、アセンブリ
１０に関して先に述べたのと実質的に同様の方法でパネ
ル(図１のパネル２に類似している)に設けられる。ガス
ケット２８２は、マウント２１４のマウントセクション
２４８の着座面２５８に対して配置される。ガスケット
２８２とマウント２１４とは、次いでパネルに対して配
置される。図１に実質的に示されているように、アダプ
ターハウジング２５１の部分は、パネルの孔を通って延
びていて、孔の下部のリップ状部(リップ状部４と同様
な)は、マウントセクション２４８の溝２６０に着座し
ている。溝２６０の部分２６４は、マウント２１４の底
部をパネルにロックするのに用いられる。ファスナー２
４６は、孔２６６を通って挿入され、パネルに固定され
る。アダプター２１２は、次いで、ハウジングセクショ
ン２５１に挿入される。そうでなければ、アダプター２
１２は、マウント２１４がパネルに設けられる前にハウ
ジングセクション２５１に挿入されてもよい。マウント
アセンブリ２１０がパネルに設けられた後、マウントア
センブリは、図１に示されているパネル２に設けられた
アセンブリ１０と実質的に同様に、高所(elevation)に
現れる。
【００３５】ハウジングセクション２５１における開口
部の中心軸線２７０は、パネルに直角な軸線に鋭角の角
度を付けられている(図１の軸線９０と同様に)。それ
故、デュプレックスアダプター２１２と、アダプターの
各端部と係合された２つのコネクタとは、同様にパネル
に関連して角度がつけられている。図１と７から認識で
きるように、マウント２１４で角度が付けられたアダプ
ター２１２に設けられたコネクタＣを取り巻く空間包絡
線(envelope)は、アダプターがパネルに垂直に設けられ
た場合よりもかなり短くなる。さらに、角度が付けられ
たアダプター２１２にコネクタＣを挿脱するためのアダ
プターの前後の開放空間もまた、アダプターが垂直に設
けられた場合よりもかなり小さくなる(すなわち、４５
°の角度のために約３０％小さい)。ガスケット２８２
は、図１に示されたガスケット８２と同様に、マウント
セクション２４８とパネルとの間にクランプされる。ガ
スケット２８２の反対側の面３０２、３０４から各突出
したスプリングタブ３００、３０１は、パネルに対して
弾性的に偏倚されていて、マウントセクション２４８の
着座面２５８は、それ故マウント２１４とパネルとの間
の接地接触を実行する。
【００３６】図１０を参照すると、本発明の他の好まし
い実施例に基づく光学コネクタマウントアセンブリ２１
０’の斜視図が示されている。マウントアセンブリ２１
０’は、マウントアセンブリ２１０と同様であって、同
様な態様には同様な符号が付されている。マウントアセ
ンブリ２１０’はまた、マウントアセンブリ２１０と同
様に、パネル(図１のパネルと同様な)に対して角度をな
して複数のコネクタＣのセットＳを結合するのに使用さ
れる。しかしながら、マウントアセンブリ２１０’とマ
ウントアセンブリ２１０との間の１つの相違点は、アセ
ンブリ２１０’が、アセンブリ２１０の１つのデュプレ
ックスアダプター２１２の正しい位置に複数のシンプレ
ックス(simplex)アダプター１２’を有していることで
ある。各シンプレックスアダプター１２’は、上述し図
２に示された１２と実質的に同一である。各シンプレッ
クスアダプター１２’は、一方の端部での複数のコネク
タのセットＳからの一方のコネクタＣを、マウントの反
対側の端部での複数のコネクタのセットＳからの他方の
コネクタＣに結合する。これに替わる実施例において、
マウントアセンブリは、いくつかの数のコネクタが互い
に結合するために、１つまたはそれ以上のマルチプレッ
クスアダプターに隣接する１つまたはそれ以上のシンプ
レックスアダプターを有していてもよい。マウントアセ
ンブリ２１０’のマウント２１４’は、シンプレックス
アダプター１２’をその中に保持するために寸法が定め
られたハウジングセクション２５１’を有している。好
ましい実施例において、ハウジングセクション２５１’
は、図１０に示された構造の２つのシンプレックスアダ
プター１２’か、図７に示された構造のデュプレックス
アダプター２１２のいずれかを保持するために寸法が定
められている。いずれの場合においても、マウント２１
４、２１４’に挿入されたアダプター２１２、１２’
は、設置パネルに直角な軸線に関して鋭角をなして保持
される(図１の軸線９０と同様に)。
【００３７】上述の記述は、本発明の例示のみであるこ
とを理解しなければならない。種々のこれに替わるもの
および変更が、この分野の当業者によって本発明から逸
脱することなく具現化できる。したがって、本発明は、
請求の範囲の目的内に含まれるような、それらの全ての
代替、変更および変化を包含するように企図されてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】パネル(断面で示されている)に取着された本発
明の態様を結合した光学コネクタアセンブリと、アセン
ブリ内で互いに結合されようとしている２つの光学的導
電体アセンブリＡ、Ｂの側面図。
【図２】図１に示された光学コネクタアセンブリに使用
された光学コネクタアダプターの断面図。
【図３】図１に示された光学コネクタアセンブリに使用
されたマウントの斜視図。
【図４】図３に示されたマウントの対向する側の斜視
図。
【図５】図１に示されたガスケットの斜視図。
【図６】図５に示されたガスケットの側部立面図。
【図７】本発明の他の好ましい実施例による光学コネク
タアセンブリと、コネクタアセンブリに結合された複数
の光学コネクタの斜視図。
【図８】図７に示された光学コネクタアセンブリのアダ
プターマウントの斜視図。
【図９】図８の反対側から見たアダプターマウントと、
光学コネクタアセンブリのガスケットの斜視図。
【図１０】本発明の他の好ましい実施例による光学コネ
クタアセンブリと、コネクタアセンブリに結合された複
数の光学コネクタの斜視図。
【符号の説明】
２……フレーム（パネル、支持部材） １０……光学コネクタアセンブリ １２、２１２……光学コネクタアダプター １４、２１４……マウント １６、４４、２５１……ハウジング（ハウジングセクシ
ョン） ２８、３０、２３０、２３１……受容領域 ３２、７０、９０、２７０……中心軸線 ３４、３６……マウントフランジ ３８……ファスナー孔 ４６、２４６……ファスナー ４８……第１のセクション（マウントセクション） ５０……第２のセクション（第２のアダプター接続セク
ション） ６８……開口部 ７２、８０、２７２、２８０……突出部 ７８……ポケット ８２、２８２……ガスケット １００、１０１、３００、３０１……スプリングタブ １１０……頂部部分 ２１０……マウントアセンブリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライアン・ティー・ベンナー アメリカ合衆国、ペンシルバニア州 17602、ランカスター、ハミルトン・スト リート 554 Ｆターム(参考） 2H036 QA03 QA31 QA53

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 光学コネクタアダプターをパネルに接続
    するためのマウントであって：パネルに取着されるのに
    適した第１のセクションと；光学コネクタアダプターの
    一部分を受容するための開口部を有する第２のセクショ
    ンと；を備えていて、第２のセクションは、パネルの孔
    を通って延びるのに適していて、開口部は、第１のセク
    ションに関して角度が付けられた中心軸線を有してい
    て、開口部の中心軸線は、第１のセクションがパネルに
    取着された場合孔の中心軸線に関して角度が付けられて
    いるマウント。
  2. 【請求項２】 開口部は、開口部の中心軸線を横切る平
    面に沿ってほぼ矩形の形状の断面を備えている請求項１
    記載のマウント。
  3. 【請求項３】 第２のセクションは、開口部への入り口
    に第１の突出部を有し、第１の突出部とは反対側の入り
    口に隣接し第２の突出部を形成するポケットを備えてい
    る請求項１記載のマウント。
  4. 【請求項４】 第１のセクションは、パネルの一部分を
    その中に受容するための凹部を備えている請求項１記載
    のマウント。
  5. 【請求項５】 第１のセクションは、凹部を有する第１
    のセクションの端部に対向して第１のセクションの端部
    にファスナー用の孔を備えている請求項４記載のマウン
    ト。
  6. 【請求項６】 開口部の中心軸線は、第１のセクション
    に関して約４５°の角度で角度が付けられている請求項
    １記載のマウント。
  7. 【請求項７】 組み合わされた光学コネクタアダプター
    とマウントのアセンブリとであって：フレームに接続さ
    れるのに適していて、フレーム内に孔を通って延びるマ
    ウントと；マウントに接続されたアダプターとを備えて
    いて、アダプターは、孔の中心軸線に関して少なくとも
    ２つの光学コネクタを互いに鋭角をなすように接続する
    のに適しているアセンブリ。
  8. 【請求項８】 鋭角は４５°である請求項７記載のアセ
    ンブリ。
  9. 【請求項９】 マウントは、受容領域を有するセクショ
    ンであって、アダプターは、受容領域に設けられてい
    て、マウントがフレームに接続された場合、セクション
    は、孔を通ってフレーム内に延びるのに適している請求
    項７記載のアセンブリ。
  10. 【請求項１０】 受容領域は、ほぼ矩形の断面を有する
    請求項９記載のアセンブリ。
  11. 【請求項１１】 マウントの第１の端部は、フレームの
    一部分と直接インターロックするのに適している請求項
    ７記載のアセンブリ。
  12. 【請求項１２】 マウントの第１の端部は、フレームの
    部分をその中に受容する凹部を有する請求項１１記載の
    アセンブリ。
  13. 【請求項１３】 マウントの対向する第２の端部は、フ
    ァスナー用の孔を有する請求項１１記載のアセンブリ。
  14. 【請求項１４】 アダプターは、反対側にフランジを有
    するハウジングを備えていて、マウントを通った開口部
    の反対側でマウントのハウジングの突出部に配置されて
    いる請求項７記載のアセンブリ。
  15. 【請求項１５】 マウントは、フランジの一方を受容す
    るためのポケットを備えている請求項１４記載のアセン
    ブリ。
  16. 【請求項１６】 フレームの平坦なセクションを通った
    孔で少なくとも２つの光学的導電性コネクタを互いに接
    続するための光学コネクタアダプターアセンブリにおい
    て、改良部は：コネクタを受容するための受容セクショ
    ンを有するアセンブリのハウジングを備えていて、アセ
    ンブリがフレームに接続され、コネクタが受容領域に配
    置された場合に、コネクタをフレームの平坦なセクショ
    ンの平面に関して鋭角に角度を付けるようにする光学コ
    ネクタアダプターアセンブリ。
  17. 【請求項１７】 光学コネクタアダプターをフレームに
    接続するための方法であって：光学コネクタアダプター
    をマウントに接続するステップと；マウントをアダプタ
    ーとともに孔を通して延ばしフレームに接続するステッ
    プと；を備え、アダプターが、孔の中心軸線に関して角
    度を有する軸線に沿って光学コネクタの互いの接続を提
    供する方法。
  18. 【請求項１８】 アダプターをマウントに接続するステ
    ップは、アダプターの一部分をマウントを通って開口部
    に配置することを備えた請求項１７記載の方法。
  19. 【請求項１９】 アダプターをマウントに接続するステ
    ップは、開口部の入り口でアダプターのフランジをマウ
    ントの突出部に対して配置することを備えた請求項１８
    記載の方法。
  20. 【請求項２０】 マウントをフレームに接続するステッ
    プは、フレームの一部分をマウントの受容領域に対して
    孔で配置することを備えた請求項１７記載の方法。
  21. 【請求項２１】 マウントをフレームに接続するステッ
    プは、マウントの端部で、受容領域を有するマウントの
    反対側の端部で単一のファスナーをマウントとフレーム
    に取着することを備えた請求項２０記載の方法。
  22. 【請求項２２】 光学コネクタアダプターアセンブリを
    フレームに接続するための方法であって：アセンブリの
    ハウジングの光学的導電体用の受容領域を有する第１の
    部分をフレームの孔に配置するステップと；孔に隣接し
    たフレームのセクションをハウジングの凹部に配置する
    ステップと；ハウジングの第２のセクションを単一のフ
    ァスナーとともにフレームに接続するステップとを備
    え、孔内でのハウジングとフレームとの接触、凹部内で
    のハウジングとフレームとの接触の組み合わせにより、
    および単一のファスナーによるハウジングとフレームと
    の間の接続により、ハウジングが固定的にフレームに接
    続されるような方法。
  23. 【請求項２３】 光学コネクタをパネルに設置するため
    の光学コネクタアダプターマウントであって、マウント
    は：マウントをパネルに取着するためのマウントセクシ
    ョンを有するフレームと、少なくとも１対の光学コネク
    タをハウジングセクションの一方の端部に接続するのに
    適した開口部を有する管状のハウジングセクションとを
    備えていて；マウントセクションは、ハウジングセクシ
    ョンに関して傾斜していて、マウントセクションがパネ
    ルに設置された場合、開口部の少なくとも一方のセクシ
    ョンはパネルの孔と整列されていて、少なくとも１対の
    光学コネクタは、パネルに直角な軸線に関して角度が付
    けられている光学コネクタアダプターマウント。
  24. 【請求項２４】 開口部は、ハウジングセクションを通
    って延びていて、マウントセクションは、開口部の中心
    軸線に関して傾斜している請求項２３記載の光学コネク
    タアダプターマウント。
  25. 【請求項２５】 開口部は、少なくとも１つの光学コネ
    クタアダプターをその中に受容するために寸法が定めら
    れ形成されている請求項２３記載の光学コネクタアダプ
    ターマウント。
  26. 【請求項２６】 少なくとも１つの光学コネクタアダプ
    ターは、開口部に並置されて配置された２つまたはそれ
    以上の光学コネクタアダプターを備えていて、２つまた
    はそれ以上のアダプターの少なくとも１つは、シンプレ
    ックスアダプターである請求項２５記載の光学コネクタ
    アダプターマウント。
  27. 【請求項２７】 少なくとも１つの光学コネクタアダプ
    ターは、少なくともマルチプレックスアダプターを備
    え、マルチプレックスアダプターは、少なくとも１対の
    光学コネクタをマルチプレックスアダプターに結合する
    ために、一方の端部に少なくとも一対のカップリングを
    有する請求項２５記載の光学コネクタアダプターマウン
    ト。
  28. 【請求項２８】 少なくとも１対のコネクタは、デュプ
    レックスコネクタアセンブリに設けられている請求項２
    ３記載の光学コネクタアダプターマウント。
  29. 【請求項２９】 マウントセクションがパネルに設けら
    れた場合、ハウジングセクションの部分は、パネルの孔
    に配置され、開口部の中心軸線は、パネルの中心軸線に
    関して角度が付けられている請求項２３記載の光学コネ
    クタアダプターマウント。
  30. 【請求項３０】 マウントセクションに接続されたＥＭ
    Ｉガスケットをさらに備えた請求項２３記載の光学コネ
    クタアダプターマウント。
  31. 【請求項３１】 ＥＭＩガスケットは、マウントのハウ
    ジングセクションを取り囲んでいて、マウントセクショ
    ンがパネルに設けられた場合、ＥＭＩガスケットは、マ
    ウントセクションの着座面とパネルとの間に狭持されて
    いる請求項３０記載の光学コネクタアダプターマウン
    ト。
  32. 【請求項３２】 ＥＭＩガスケットは、ハウジングセク
    ションがそこを通って挿入される孔を有している請求項
    ３０記載の光学コネクタアダプターマウント。
  33. 【請求項３３】 ＥＭＩガスケットは、ガスケットをマ
    ウントセクションに向かって偏倚するための少なくとも
    １つのスプリング部材と、ガスケットを少なくとも１つ
    のスプリング部材と反対の方向へ偏倚するための少なく
    とも他のスプリング部材とを有している請求項２３記載
    の光学コネクタアダプターマウント。
  34. 【請求項３４】 フレームは、一体部品の部材である請
    求項２３記載の光学コネクタアダプターマウント。
  35. 【請求項３５】 その反対側から延びた指状部を有する
    ガスケットをさらに備えていて、指状部は、パネルに接
    触するガスケットの一方の側から延びていて、また、指
    状部は、アダプターマウントに接触するガスケットの反
    対側から延びている請求項２３記載の光学コネクタアダ
    プターマウント。
  36. 【請求項３６】 指状部は、スプリングの指状部である
    請求項３５記載の光学コネクタアダプターマウント。
  37. 【請求項３７】 ガスケットは、ＥＭＩシールド材料か
    ら作られている請求項３５記載の光学コネクタアダプタ
    ーマウント。
  38. 【請求項３８】 組み合わされた光学コネクタアダプタ
    ーとマウントのアセンブリであって：フレームに接続さ
    れるのに適していて、フレームの孔を通って延びたマウ
    ントを備え：マウントに接続された少なくとも１つのア
    ダプターを備えていて、少なくとも１つのアダプター
    は、少なくとも１つのアダプターの一方の端部での光学
    コネクタのセットを、少なくとも１つのアダプターの他
    方の端部での光学コネクタのセットに接続するのに適し
    ていて、光学コネクタのセットからの少なくとも１つの
    光学コネクタは、孔の中心軸線に関して鋭角をなして設
    けられている組み合わされた光学コネクタアダプターと
    マウントのアセンブリ。
  39. 【請求項３９】 鋭角は、約４５°である請求項３８記
    載のアセンブリ。
  40. 【請求項４０】 少なくとも１つのアダプターは、マウ
    ントの受容領域に配置されたいくつかのアダプターを備
    えていて、いくつかのアダプターの１つは、シンプレッ
    クスアダプターである請求項３８記載のアセンブリ。
  41. 【請求項４１】 少なくとも１つのアダプターは、マウ
    ントの受容領域に配置されたデュプレックスアダプター
    を備えている請求項３８記載のアセンブリ。
  42. 【請求項４２】 光学コネクタのセットからの全ての光
    学コネクタは、孔の中心軸線に関して鋭角をなして設け
    られている請求項３８記載のアセンブリ。
  43. 【請求項４３】 マウントの周りに設けられた少なくと
    も１つのガスケットをさらに備えていて、ガスケットは
    ＥＭＩシールド材料から形成されている請求項３８記載
    のアセンブリ。
  44. 【請求項４４】 光学コネクタのセットをパネルに接続
    するための方法であって、この方法は：アダプターの少
    なくとも１つのセクションがパネルの孔と整列され、少
    なくとも１つの光学コネクタアダプターがパネルに関し
    て傾斜されるようにパネルにアダプターマウントを設け
    るステップと；セットからの少なくとも１つの光学コネ
    クタが、パネルに直角な軸線に関して角度を付けられる
    ように光学コネクタのセットを少なくとも１つの光学コ
    ネクタアダプターに接続するステップと；を備えている
    方法。
  45. 【請求項４５】 マウントをフレームに接続するステッ
    プは、ガスケットをマウントとフレームとの間に設ける
    ことを備えた請求項４４記載の方法。
  46. 【請求項４６】 ガスケットを設けるステップは、ガス
    ケットの反対側にスプリングの指状部を有するガスケッ
    トを設けることを備えた請求項４５記載の方法。
  47. 【請求項４７】 ガスケットを設けるステップは、ガス
    ケットをＥＭＩシールド材料から設けることを備えた請
    求項４５記載の方法。
  48. 【請求項４８】 光学コネクタハウジングガスケットで
    あって：第１と第２の側部と；第１と第２の両方の側部
    から突出したスプリングの指状部と；を備えたガスケッ
    ト。
  49. 【請求項４９】 ガスケットは、ＥＭＩシールド材料か
    ら形成されている請求項４８記載のガスケット。
  50. 【請求項５０】 第１の側部から突出したスプリングの
    指状部は、第２の側部から突出したスプリングの指状部
    と反対方向に延びている請求項４９記載のガスケット。
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