JP2002186142A - ヒューズモジュールのバスバーの形成方法 - Google Patents

ヒューズモジュールのバスバーの形成方法

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JP2002186142A JP2000377125A JP2000377125A JP2002186142A JP 2002186142 A JP2002186142 A JP 2002186142A JP 2000377125 A JP2000377125 A JP 2000377125A JP 2000377125 A JP2000377125 A JP 2000377125A JP 2002186142 A JP2002186142 A JP 2002186142A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モジュール化したジャンクションボックスに
おいて、コネクタモジュールとヒューズモジュールのバ
スバーの溶接を簡単に行えるようにする。 【解決手段】 ジャンクションボックス10のケースを
一側辺に、コネクタモジュールよりバスバーのコネクタ
側溶接タブを並列して突出させる一方、該コネクタモジ
ュールの一側辺にヒューズモジュールを配置し、該ヒュ
ーズモジュールのバスバーのヒューズ側溶接タブを、上
記コネクタ側溶接タブと対向させて突出させ、これらを
溶接するものにおいて、ヒューズモジュールの電源側入
力端子と接続するバスバーは、ヒューズモジュールの配
置形態とは逆方向の配置で導電性金属板から形成し、方
向を移し変えて用いるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒューズモジュー
ルのバスバー形成方法に関し、詳しくは、自動車用ワイ
ヤハーネスに接続するジャンクションボックスの内部回
路をモジュール化して、コネクタモジュール、ヒューズ
モジュール等として個別に形成し、これらモジュールの
バスバーを溶接接続してケース内に組み込んで形成する
ジャンクションボックスにおいて、上記ヒューズモジュ
ールに使用するバスバーを、材料に無駄がないように形
成するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、自動車に搭載される電装品の急増
に伴い、ジャンクションボックスの内部に収容される回
路が急増し、高密度で分岐回路を形成するために、部品
点数が非常に多くなり、組み立て手数も非常にかかるよ
うになっている。
【0003】上記ジャンクションボックスの薄型化を図
ると共に、回路変更にも容易に対応でき、かつ、組立手
数の軽減を図るものとして、本出願人は先に図8に示す
如きジャンクションボックス1を特願2000−112
691号で提案している。
【0004】上記ジャンクションボックス1は、コネク
タ接続回路部(ベース回路部)、ヒューズ接続回路部、
リレー接続回路部を分割して、コネクタモジュール2、
ヒューズモジュール3、リレーモジュール4として別個
に設け、これらモジュール2、3、4をロアケース5と
アッパーケース6とからなるケース内部に組み込んでい
る。上記各モジュール2、3、4はいずれも絶縁基板2
a、3a、4a上にバスバー2b、3b、4bを加締め
固着した構成とし、これらバスバー2b、3b、4bを
絶縁基板2a、3a、4aの周縁より突出させて互いに
溶接で接続した構成としている。
【0005】ジャンクションボックスを上記のように、
コネクタモジュール、ヒューズモジュール、リレーモジ
ュールと分割すると、コネクタ接続回路、ヒューズ接続
回路、リレー接続回路が分割されるため、バスバーのタ
ブが重なることはなく、よって、バスバーの多層化が抑
制され、ジャンクションボックスを薄型化することがで
きる。かつ、各バスバーの回路取り回しも簡単となるた
め、夫々のバスバー面積が縮小でき、その結果、バスバ
ーを分割しても、全体としてのバスバー面積を縮小で
き、ジャンクションボックスの面積増大も抑制すること
ができる。さらに、各コネクタ回路、ヒューズ回路、リ
レー回路に仕様変更があれば、これら対応するモジュー
ルのみを変更すればよく、仕様変更に容易に対応するこ
とができ、回路変更に容易に対応することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記モジュール化した
ジャンクションボックスでは、ヒューズモジュールがコ
ネクタモジュール上に載置された状態となっている。該
ヒューズモジュールに設ける各ヒューズ収容部にはヒュ
ーズの電源側入力端子と負荷側出力側端子にそれぞれ接
続させるバスバーを配置し、これらバスバーをそれぞれ
コネクタモジュールのバスバーと接続しなければならな
い。よって、ヒューズ収容部が多数になると、ヒューズ
モジュールのバスバーとコネクタモジュールのバスバー
との溶接個数は非常に多くなり、図8に示すように、ヒ
ューズモジュール3の3辺からバスバー3bの先端溶接
部3cを突設し、コネクタモジュール2の3辺から突設
したバスバー2bの先端溶接部2cと重ね合わせて溶接
している。
【0007】上記のように、3辺でバスバー同士を溶接
する場合、溶接作業に非常に手数がかかる問題がある。
また、ヒューズモジュールおよびコネクタモジュールの
小型化を図りながら、多数のバスバーの配置し、かつ、
互いに溶接できる形態とするには、回路設計が非常に複
雑となり、かつ、バスバーの形状も複雑となる。そのた
め、導電性金属板からなる材料よりバスバーを形成する
際に、材料の歩留まりが悪くなり、コスト高になる問題
がある。
【0008】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、モジュール化したジャンクションボックスにおい
て、ヒューズモジュールに多数のヒューズ収容部を設け
る場合においても、ヒューズモジュールとコネクタモジ
ュールとのバスバー同士の溶接作業が簡単に出来きる構
成としたバスバーを簡単に形成する方法を提供するもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、ジャンクションボックス内にコネクタ
接続回路部を備えるコネクタモジュールと別個に、ヒュ
ーズ接続回路部を備えるヒューズモジュールを設け、該
ヒューズモジュールは多数のヒューズ収容部を並設した
列を2列備え、これらヒューズ収容部に一端に設けた圧
接端子部を突出させたバスバーの他端の溶接タブを、上
記コネクタモジュールのバスバーの溶接タブと溶接して
いるヒューズモジュールの上記バスバー形成方法とし
て、ヒューズの負荷側出力端子と接続する2列の全バス
バーは展開形状で第1導電性金属板を打ち抜いて形成す
ると共に、ヒューズの電源側入力端子と接続する2列の
全バスバーは展開形状で第2導電性金属板を打ち抜いて
形成し、上記第1と第2の導電性金属板として同一の大
きさのものを用い、かつ、上記第1導電性金属板では、
1列目と2列目のバスバーは、それらの圧接端子部側を
向き合わせると共に、溶接タブ側は逆方向に向けて、絶
縁板への配置方向と同一方向に材料取りして打ち抜いて
形成する一方、上記第2導電性金属板では、1列目と2
列目のバスバーは、それらの圧接端子側を逆方向を向け
ると共に、溶接タブは対向側として、1列目と2列目の
溶接タブを位置ずれさせて同一領域で材料取りして打ち
抜いて形成し、打ち抜き後に、1列目と2列目のバスバ
ーを圧接端子部側が向き合うように配置方向に移し変え
て用いるようにしているヒューズモジュールのバスバー
形成方法を提供している。
【0010】上記のように、材料に無駄が発生するヒュ
ーズ電源側入力端子と接続するヒューズ用バスバーは、
導電性金属板からバスバーを打抜形成する時、溶接タブ
側を向き合わせ、同一領域において位置ずれさせて材料
取りすると、材料の無駄を最小限に押さえることができ
る。また、このバスバー形成用導電性金属板の全体幅を
小さくすることができ、その結果、負荷側出力端子と接
続するバスバー側の導電性金属板と同一幅のものを利用
できることとなり、同一の小型プレスで打抜加工するこ
とも可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
て説明する。図1は自動車用ワイヤハーネスに接続され
るジャンクションボックス10を構成する部品の分解斜
視図を示し、図2は組み付け状態の断面図を示す。図1
中、11はコネクタモジュール、12はヒューズモジュ
ール、13はリレーモジュール、14はロアケース、1
5はアッパーケース、16は電子制御ユニットである。
【0012】上記ジャンクションボックス10は、ロア
ケース14と、アッパーケース15との間に、リレーモ
ジュール13、コネクタモジュール11、電子制御ユニ
ット16を順次配置して組みつけている。ロアケース1
4とアッパーケース15との周壁間の一側にヒューズモ
ジュール収容部15aを設け、このヒューズモジュール
収容部15aにヒューズモジュール12を収容し、該ヒ
ューズモジュール12に対し、ヒューズ30を側方から
抜き差し可能に取り付けるようにしている。また、リレ
ーモジュール13に接続するリレー40をロアケース1
4の下面に設けた開口14bから外部に露出させてい
る。また、ロアケース14の下面には、コネクタモジュ
ール11に連繋する複数のコネクタ収容部14aを設け
ている。
【0013】上記コネクタモジュール11は、図2、図
3に示すように、1枚の導電板を打抜加工して所要形状
の回路を形成したコネクタ接続用のバスバー21を絶縁
板22に固定した回路板23を複数積層することで構成
している。各回路板23のバスバー21から突設したタ
ブ21aをロアケース14側のコネクタ収容部14aに
突出させている。また、ヒューズモジュール12に対向
するコネクタモジュール11の一側辺には、バスバー2
1の端部を上下両側に向けてL字状に屈曲して突出させ
た複数のコネクタ側溶接タブ21b、21cを直線上に
並列することで集中配置している。
【0014】コネクタモジュール11の一側辺に隣接し
て配置するヒューズモジュール12は、図2、図4に示
すように、多数のヒューズ収容部33、34を長辺方向
の横方向に並設していると共に、短辺方向の上下に2列
に形成したハウジング32を設けている。ハウジング3
2の内部には、上方の1列目のヒューズ収容部33と2
列目のヒューズ収容部34内にそれぞれ突出させて、縦
方向に嵌合するヒューズ30の電源側入力端子30aと
負荷側出力端子30bにそれぞれ圧接接続させる一対の
圧接端子35a、36a、37a、38aを先端に形成
したバスバー35、36、37、38を絶縁基板に固定
して配置している。
【0015】上記1列目のバスバー35と36が上向き
に屈折し、その先端にヒューズ側溶接タブ35b、36
bを設け、これらヒューズ側溶接タブ35b、36bを
直線上に並列させて、ハウジング32の長辺方向の上方
より突出させている。一方、2列目のバスバー37、3
8は下向きに屈折し、その先端にヒューズ側溶接タブ3
7b、38bを設け、これらヒューズ側溶接タブ37
b、38bを直線上に並列させて、ハウジング32の長
辺方向の下方より突出させている。
【0016】上記ヒューズモジュール12のバスバー3
5〜38は図5と図6に示すように、導電性金属板10
0、101とから打抜加工して形成している。図5
(A)は1列目と2列目の負荷側出力端子接続用のバス
バー35、37を導電性金属板100から打ち抜く時の
状態を示している。横方向に並列する多数のバスバー3
5と37とは全て同一形状で、圧接端子部35a、37
aを突き合わせ、ヒューズ側溶接タブ35b、37bが
離反方向となるように配置し、かつ、一定ピッチをあけ
て材料取りした後に、打抜加工して形成している。図
中、太実線で示した位置が打抜後に折り曲げられる位置
である。図5(B)は、ヒューズモジュール12にバス
バー35、37が配置された後に、ヒューズ30の負荷
側出力端子30bと圧接接続する位置と、コネクタ側圧
接タブ21b、21cとの溶接位置を示している。
【0017】図6(A)は1列目と2列目の電源側入力
端子接続用のバスバー36、38を導電性金属板101
から打ち抜く時の状態を示している。横方向に並列する
多数の電源入力側のバスバー36と38は、圧接端子部
36a、38aは同一形状であるが、複数の圧接端子部
を1つのヒューズ側溶接タブ36b、38bから分岐さ
せているために、形状は相違し、ヒューズ側溶接タブ3
6b、38bの位置が相違する。このため、導電性金属
板101の材料取りでは、圧接接続部36a、38aを
逆向きとし、ヒューズ側溶接タブ36b、38bを向き
あわせると共に、位相させて同一領域で材料取りをして
いる。図中、太実線で示した位置が打抜後に折り曲げら
れる位置であり、その後、圧接端子部36a、38aが
向き合うようにバスバー36、38の位置を移し変え
て、図6(B)に示す配置としている。図6(C)は、
ヒューズモジュール12にバスバー36、38を配置し
た後に、ヒューズ30の電源側入力端子30aと圧接接
続する位置と、コネクタ側圧接タブ21b、21cとの
溶接位置を示している。
【0018】上記図6に示すように、導電性金属板から
バスバー36、38を設けると、材料の無駄なくバスバ
ーを形成できることを、図7に示すヒューズモジュール
への配置形態と同様な形態で、導電性金属板からバスバ
ーを打抜加工する場合と比較して説明する。
【0019】図7に示すように、ハウジングへの配置形
態である2列のバスバー36’と38’とを圧接端子部
36a’、38a’を突き合わせ状態に対向させ、圧接
タブ36b’、38b’とを離反する方向に展開形状と
して、導電性金属板101’より材料取りすると、図
中、斜線で示す部分が材料の無駄となり、大きな面積で
無駄が生じる。特に、負荷側出力端子と接続するバスバ
ー35、37と比較して、電源側入力端子と接続するバ
スバー36’、38’は溶接タブ36b’、38b’の
長さを大とする必要があるため、無駄となる材料の部分
が大きくなり、かつ、導電性金属板101’の幅W3は
大きなものが必要となる。
【0020】これに対して、図6に示すように、溶接タ
ブ36b、38bとを同一領域で材料取りすると、無駄
となる材料部分がすくなくなり、導電性金属板101の
幅W1を導電性金属板101’の幅W3より溶接タブ3
6b’(38b’)の長さの分だけ短くできる。よっ
て、電源側入力端子と接続するバスバー用の導電性金属
板101のW1を、負荷側出力端子と接続するバスバー
用の導電性金属板100の幅W2と略同一とすることが
できる。
【0021】上記のように、導電性金属板101より打
抜加工した後、折り曲げ加工して形成したバスバー3
6、38のヒューズ側溶接タブ36b、38bの位置を
バスバー35、37のヒューズ側溶接タブ35b、37
bの位置と同一位置まで延在させて、ヒューズ側溶接タ
ブ36bを35bの間に位置させると共に、38bを3
7bの間に位置させて、直線上に並列させている。
【0022】上記のようにヒューズモジュール12側に
おいて、ハウジング32の上方に突出した1列目のバス
バーの溶接タブ35b、36bは、コネクタモジュール
11のコネクタ側溶接タブ21bと重ね合う接合位置と
なる。また、ハウジング32の下方に突出した2列目の
バスバーの溶接タブ37b、38bは、コネクタモジュ
ール11のコネクタ側溶接タブ21cと重ね合って接合
する位置となる。このように、上下方向の2カ所におい
て、それぞれ溶接タブの接合位置が直線上に並列される
ため、抵抗溶接をそれぞれ直線状に行っていけばよく、
溶接作業を非常に簡単なものとすることができる。
【0023】上記リレーモジュール13は、コネクタモ
ジュール11の側方で且つヒューズモジュール12の配
置側に近接した位置に配置し、基板42内にバスバー4
1を取り付け,該バスバー41の一端に設けた圧接端子
をリレー40の端子と接続し、該リレー40の端子と接
続したバスバー41の一端は屈折させて、基板42の上
端の一辺から側方へ突出し、上記コネクタ側中間タブ2
1dと対向するリレー側中間タブ13aとしている。他
のバスバー41の端部は、基板42の一側辺から突出さ
せると共に、コネクタモジュール11のコネクタ側溶接
タブ21bに対向させて直線上に並列配置してリレー側
溶接タブ40bとし、抵抗溶接で接続している。
【0024】上記電子制御ユニット16は、図2に示す
ように、基板50の片面に電子部品(図示せず)を搭載
しており、コネクタモジュール11の上面より突設した
支柱51に保持させ、この状態で電子部品は基板50と
アッパーケース15との間の空間Sに位置される。ま
た、上記基板50にプリント印刷した導体を一端縁に並
設させ、縦バスバー状の中継端子53と上記導体とをE
CUコネクタを介して、またはコネクタを介さずに直接
に接続すると共に、中継端子53の端部をコネクタモジ
ュール11のバスバー21と接続している。
【0025】上記部品からなるジャンクションボックス
10を組み立てるには、前記のように、リレーモジュー
ル13、コネクタモジュール11、電子制御ユニット1
6を重ね合わせて順次配置し、電子制御ユニット16の
導体を中継端子53を介してコネクタモジュール11の
バスバー21と接続させている。そして、コネクタモジ
ュール11とリレーモジュール13が重なった状態で、
コネクタモジュール11の開口部11a(図2に示す)
から突出したリレーモジュール13のリレー側中間タブ
13aと、これに対向するコネクタ側中間タブ21dを
溶接により接合させている。
【0026】また、コネクタモジュール11の一辺に突
出させたコネクタ側溶接タブ21b、21cにヒューズ
モジュール12のヒューズ側溶接タブ35bと37b、
36bと38bを対向させるようにしてヒューズモジュ
ール12を配置し、直線上に並列配置されたコネクタ側
溶接タブ21bとヒューズ側溶接タブ35b、37bと
を重ね合わせて順次溶接により接合している。同様に、
コネクタ側溶接タブ21cとヒューズ側溶接タブ36
b、38bとを重ね合わせて順次溶接により接合してい
る。
【0027】更に、上記溶接に際し、コネクタ側溶接タ
ブ21cと一方のヒューズ側溶接タブ36b、38bに
は、その一部において、リレーモジュール13のリレー
側溶接タブ40bを重ね合わせ、ヒューズ側溶接タブ3
6b、38bとリレー側溶接タブ40bとの間にコネク
タ側溶接タブ21cを挟み込んだ三重の重ね合わせ状態
として、これら三つの溶接タブを一括して溶接するよう
にしている。
【0028】このように、コネクタモジュール11、ヒ
ューズモジュール12、リレーモジュール13の接続に
際しては、接合すべきコネクタ側溶接タブ21b、21
c、ヒューズ側溶接タブ35b〜38b、リレー側溶接
タブ40bがヒューズモジュール12側の一辺に直線上
に並列配置されているため、効率よくその溶接作業を行
うことができる。上記溶接作業完了後、ロアケース14
とアッパーケース15との間に、互いに接合されたコネ
クタモジュール11、ヒューズモジュール12、リレー
モジュール13および電子制御ユニット16を配置固定
している。更に、ヒューズモジュール12のヒューズ収
容部33,34にヒューズ30を挿入している。
【0029】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、モジュール化したコネクタモジュールとヒュ
ーズモジュールとを接続するに際し、ヒューズモジュー
ルに並列したヒューズ収容部を2段に配置し、ヒューズ
収容部を多数設けた場合においても、該ヒューズモジュ
ールのバスバーとコネクタモジュールのバスバーとの溶
接作業を非常に効率よく行うことができる。かつ、ヒュ
ーズモジュールのバスバーを材料取りよく形成でき、バ
スバー形成コストの低減を図ることができる。
【0030】また、ヒューズモジュールに設けるバスバ
ーは、ヒューズの負荷側出力端子と接続するバスバーは
全て同一形状として規則的に配列すると共に、電源側入
力端子もヒューズとの接続する圧接端子部は同一形状と
し、規則的に配列しているため、バスバーの形状および
配索形態が複雑にならない。その結果、ヒューズモジュ
ールの小型化、ひいてはジャンクションボックスの小型
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施形態のジャンクションボッ
クスの概略分解斜視図である。
【図2】 ジャンクションボックスを組み立てた状態の
断面図である。
【図3】 (A)はコネクタモジュールの一部省略側面
図、(B)はコネクタモジュールの一部概略断面図であ
る。
【図4】 ヒューズモジュールの側面図である。
【図5】 (A)はヒューズモジュールにおいてヒュー
ズの負荷側出力端子と接続するバスバーを導電性金属板
から材料取りする形態を示す図面、(B)は上記バスバ
ーとヒューズおよびコネクタ側溶接タブとの接続位置を
示す図面である。
【図6】 (A)はヒューズモジュールにおいてヒュー
ズの電源側入力端子と接続するバスバーを導電性金属板
から材料取りする形態を示す図面、(B)は打抜後にバ
スバーを移動した位置を示す図面、(C)は上記バスバ
ーとヒューズおよびコネクタ側溶接タブとの接続位置を
示す図面である。
【図7】 ヒューズモジュールのバスバーを導電性金属
板から材料取りする際の比較例を示す図面である。
【図8】 従来のジャンクションボックスの分解斜視図
である。
【符号の説明】
10 ジャンクションボックス 11 コネクタモジュール 12 ヒューズモジュール 13 リレーモジュール 14 ロアケース 15 アッパーケース 15a ヒューズモジュール収容部 16 電子制御ユニット 23 回路板 30 ヒューズ 33、34 ヒューズ収容部 35、36 1列目のヒューズ収容部に接続するバスバ
ー 35a、36a 圧接端子部 35b、36b ヒューズ側溶接タブ 37,38 2列目のヒューズ収容部に接続するバスバ
ー 37a、38a 圧接端子部 37b、38b ヒューズ側溶接タブ 100、101 導電性金属板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャンクションボックス内にコネクタ接
    続回路部を備えるコネクタモジュールと別個に、ヒュー
    ズ接続回路部を備えるヒューズモジュールを設け、該ヒ
    ューズモジュールは多数のヒューズ収容部を並設した列
    を2列備え、これらヒューズ収容部に一端に設けた圧接
    端子部を突出させたバスバーの他端の溶接タブを、上記
    コネクタモジュールのバスバーの溶接タブと溶接してい
    るヒューズモジュールの上記バスバー形成方法であっ
    て、 ヒューズの負荷側出力端子と接続する2列の全バスバー
    は展開形状で第1導電性金属板を打ち抜いて形成すると
    共に、ヒューズの電源側入力端子と接続する2列の全バ
    スバーは展開形状で第2導電性金属板を打ち抜いて形成
    し、 上記第1と第2の導電性金属板として同一の大きさのも
    のを用い、かつ、 上記第1導電性金属板では、1列目と2列目のバスバー
    は、それらの圧接端子部側を向き合わせると共に、溶接
    タブ側は逆方向に向けて、絶縁板への配置方向と同一方
    向に材料取りして打ち抜いて形成する一方、 上記第2導電性金属板では、1列目と2列目のバスバー
    は、それらの圧接端子部側を逆方向を向けると共に、溶
    接タブは対向側として、1列目と2列目の溶接タブを位
    置ずれさせて同一領域で材料取りして打ち抜いて形成
    し、打ち抜き後に、1列目と2列目のバスバーを圧接端
    子部側が向き合うように配置方向に移し変えて用いるよ
    うにしているヒューズモジュールのバスバー形成方法。
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