JP2002185518A - 交換装置 - Google Patents

交換装置

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JP2002185518A
JP2002185518A JP2001204462A JP2001204462A JP2002185518A JP 2002185518 A JP2002185518 A JP 2002185518A JP 2001204462 A JP2001204462 A JP 2001204462A JP 2001204462 A JP2001204462 A JP 2001204462A JP 2002185518 A JP2002185518 A JP 2002185518A
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Simon Paul Davis
ポール デービス サイモン
Andrew Reeve
リーブ アンドルー
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Roke Manor Research Ltd
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Roke Manor Research Ltd
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    • H04L49/1553Interconnection of ATM switching modules, e.g. ATM switching fabrics
    • H04L49/1576Crossbar or matrix
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/25Routing or path finding in a switch fabric
    • H04L49/253Routing or path finding in a switch fabric using establishment or release of connections between ports
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    • HELECTRICITY
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    • H04L49/00Packet switching elements
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    • H04L49/101Packet switching elements characterised by the switching fabric construction using crossbar or matrix
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交換装置を介する制御情報の伝送方式を提供
する。 【解決手段】 ルータ200は、複数の進入回線インタ
ーフェイスカード(LIC)210と、複数の進出LI
C220と、バックプレーン230と、コントローラ2
40とを有し、複数の進入LICからコントローラへの
信号及びコントローラから各進入LIC及び各進出LI
Cへの信号の伝送がバックプレーンを介して行われる。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、交換装置の改良に関
し、さらに詳細には、交換装置を通して制御情報を送信
する技術に関する。
【0001】インターネットを介するデータの転送は、
インターネットプロトコル(IP)として知られる標準
型プロトコルに従い、複数のパケットスイッチにより行
われる。IPは、パケットとして知られるデータの可変
サイズ部分の転送を行うためのプロトコルである。ネッ
トワークの全てのトラフィックは、データのパケットの
移送より成る。パケットスイッチは、入来パケットを受
け取り、各パケットを一時的に蓄積した後、ネットワー
クの他の部分へ送るための装置である。パケットスイッ
チは、複数の入力ポートでデータのパケットを受信し、
各パケットを複数の出力ポートのうちの特定ポートへ転
送する。データのパケットは、可変長さのものまたは一
定長さのものがある。パケットスイッチは、ルータ、ま
たはルーティング装置もしくは回路スイッチを含む。
【0002】インターネットのトラフィックは、3ヶ月
毎にほぼ倍増する指数関数的増加を示し、従来型IPル
ータの容量はこの需要に充分に対処できない。従って、
毎秒10テラビットのオーダーの非常に大きい総帯域幅
でIPトラフィックをルーティングできる製品が緊急に
必要とされている。かかるルーティング装置は、「テラ
ビットルータ」と呼ばれる。
【0003】テラビットルータは、パケットがルータに
到達する点(進入点)とパケットがルータを出る点(進
出点)との間でスケーリング可能な高容量通信径路を必
要とする。
【0004】IPに従って転送されるパケットのサイズ
は、可変にすることが可能である。ルータ内では、一定
サイズの単位毎にデータを通過させる方が有利であるこ
とが判明しているため、ルータにおいて、データパケッ
トはセルと呼ばれる一定サイズの小さな単位に分割され
る。
【0005】スケーリング可能な通信径路を実現する適
当な技術の1つは、セル式クロスバーとして知られるバ
ックプレーン装置である。データパケットは、複数の進
入手段によりセルに分割され、クロスバーを通過する。
【0006】複数の進入手段はそれぞれ、入来データを
運ぶ入来通信チャンネルと、クロスバーとの間のインタ
ーフェイスを提供する。同様に、複数の進出手段はそれ
ぞれ、クロスバーと、進出データを運ぶ進出通信チャン
ネルとの間のインターフェイスを提供する。
【0007】テラビットルータの一般的なアーキテクチ
ャーは、従来型ルータのアーキテクチャーと似た部分が
ある。進入手段の入力ポートに到達したデータのパケッ
トは、クロスバーを介して所定の進出手段へ、セルとし
てルーティングされ、この進出手段がパケットを再び取
り纏めて出力ポートから送信する。各進入手段は、各進
出手段につき別個のパケットキューを維持する。
【0008】進入手段及び進出手段は、回線インターフ
ェイスカード(LIC)として実現できる。進入手段及
び進出手段が通常受け持つ回線機能の1つは順方向通信
であるため、LICは「順方向通信手段」としても知ら
れている。さらに別の機能として、外部インターフィエ
ス、入力ポート及び出力ポートの混雑制御及び保守が含
まれる。
【0009】従来型のセル式クロスバーでは、各進入手
段は1またはそれ以上の進出手段に接続されている。し
かしながら、各進入手段は一度に1つの進出手段に接続
できるにすぎない。同様に、各進出手段は一度に1つの
進入手段に接続できるにすぎない。
【0010】全ての進入手段は、クロスバーを介して、
並列かつ独立に、伝送を行う。さらに、セルの伝送は、
例えば108.8ナノ秒の周期を持つセルサイクルに同
期して行われる。
【0011】進入手段はそれぞれ、新しいセルサイクル
で新しいセルを同時に伝送する。進入手段からクロスバ
ーを介して進出手段へ伝送される伝送パターンは、各セ
ルサイクルの終わりに変化する。
【0012】クロスバーコントローラは、クロスバーに
亘る帯域幅の効果的割り当てを行うために設けられてい
る。このコントローラは、各進入手段が各進出手段へ伝
送しなければならないレートを算定する。これは、デー
タを各パケットキューから伝送する必要のあるレートを
同じである。この算定は、トラフィック測定値及び進入
手段からの指示を含むリアルタイム情報を利用する。進
入手段からの指示には、現在のレート、キューの長さ及
びバッファのフルフラッグの監視が含まれる。算定の詳
細は、係属中の英国特許出願第9907313.2(事
件番号第F21558/98P4853)にさらに正確
に記載されている。
【0013】クロスバーコントローラは、さらに別の仕
事を行う。それは、算定したレートを維持しながら、ク
ロスバーを介してデータを効率的に転送するためのスケ
ジューリングを行う。各セルサイクルの終わりに、クロ
スバーコントローラは進入手段及び進出手段と以下のよ
うに通信する。まず第1に、クロスバーコントローラは
伝送すべき次のパケットキューのIDを算定し、それを
各進入手段へ伝送する。次に、クロスバーコントローラ
は、そこから受信すべき進入点のIDを算定し、各進出
手段へ送る。
【0014】上述のアーキテクチャーは、2つの条件を
課する。
【0015】(i)各進入手段にトラフィック測定値と
指示をクロスバーコントローラへ伝送させる手段が必要
なことと、(ii)クロスバーコントローラに各進入手
段及び各進出手段へコンフィギュレーション情報を伝送
させる手段が必要なことである。
【0016】これらの条件を満足するために、専用通信
径路を設けることが可能である。しかしながら、かかる
解決法は、電力消費量及び設置コスト・材料を増加させ
るため高価となる別のハードウェアが必要である。
【0017】従って、本発明の目的は、上記問題を解消
するかまたは少なくとも軽減することにある。
【0018】本発明によると、バックプレーンと、バッ
クプレーンの入力側に接続された複数の進入手段と、バ
ックプレーンの出力側に接続された複数の進出手段と、
バックプレーンを転送するためにセルをスライスに変換
する、各進入手段に連携させた、スライス手段と、スラ
イスからセルを再形成する、各進出手段に連携させた、
逆スライス手段と、ユーザーデータに差し挟まれた制御
スライスに従ってバックプレーンを制御するバックプレ
ーン制御手段とより成る、セル状のユーザーデータの交
換装置が提供される。
【0019】有利なことに、制御スライスは時間軸に関
して離隔されている。
【0020】制御スライスは、所定の時間スロットに挿
入されているのが好ましい。
【0021】本発明は、有意に大きなセルでなくてスラ
イスを用いることにより、セルの使用による制御トラフ
ィックの待ち時間の増加を伴わずに制御チャンネルのデ
ータレートを比較的低い値にすることが可能であるた
め、高速で高効率であるという利点を有する。また、本
発明は、バックプレーンに別個の制御ハードウェアを設
けるのを不要にする。
【0022】本発明の1つの実施例によると、複数の進
入回線機能手段と、複数の進出回線機能手段と、バック
プレーンと、コントローラとを有し、複数の進入回線機
能手段からコントローラへの信号及びコントローラから
各進入回線機能手段及び各進出回線機能手段への信号の
伝送がバックプレーンを介して行われるルータ装置が提
供される。
【0023】本発明をさらによく理解するために、例示
的にすぎない添付図面を参照する。
【0024】図1は従来型テラビットルータのアーキテ
クチャー100を示す。このアーキテクチャーにおい
て、パケットは入力ポートを介して進入順方向通信手段
102、104、106に到達し、クロスバー110を
通って正しい進出順方向通信手段120へルーティング
される。この進出順方向通信手段は、パケットを出力ポ
ート(図示せず)を介して伝送する。各進入順方向通信
手段102、104、106は、各進出順方向通信手段
120について別個のパケットキューを維持する。
【0025】進入順方向通信手段102は、3つの別個
の進出順方向通信手段(進出順方向通信手段102だけ
を示す)への転送待機状態にあるデータパケットの3つ
のキューq11、q12、q13を有する。q11のデータは、
クロスバー110を介して進出順方向通信手段120へ
送られることになっている。同様に、3つのキュー
21、q22、q23及びq31、q32、q33はそれぞれ、進
入順方向通信手段104、106に形成されている。3
つのキューを各進入順方向通信手段102に示したが、
任意の数のキューが各進入順方向通信手段102、10
4、106に存在できることがわかるであろう。
【0026】一般的に、jが進入点を、kが進出点を表
わすとすると、各キューqjkは、進出点kに向かうこと
になっているパケットの進入点jにおけるパケットキュ
ーとして定義される。
【0027】図1にはただ1つの進出順方向通信手段1
20を示すが、進出順方向通信手段の数は通常、進入順
方向通信手段の数と同じであることがわかるであろう。
【0028】説明のために、セル式クロスバーは下記の
特徴を有する。
【0029】a)各進入回線機能は、任意の進出回線機
能に接続できる。
【0030】b)各進入回線機能は、一度に1つの進出
回線機能に接続できるに過ぎない。
【0031】c)各進出回線機能は、一度に1つの進入
回線機能に接続できるに過ぎない。
【0032】d)全ての進入回線機能は、クロスバーを
介して並列に伝送する。
【0033】e)データは、小さな一定サイズのセルで
クロスバーを伝送される。そのセルサイズは、例えば、
通常64オクテットである。
【0034】f)セルの伝送は、進入回線機能の全部に
亘って同期される。これは、各セルサイクルにつき、各
進入回線機能が次のセルの伝送を同時に開始することを
意味する。
【0035】g)クロスバーは、各セルサイクルの終わ
りに再構成される。
【0036】図1に示すように、入力ポート(図示せ
ず)を介して進入順方向通信手段102、104、10
6に到達するデータのパケットは、クロスバー120を
介して正しい進出順方向通信手段120へルーティング
され、この進出順方向通信手段はこれらのパケットをそ
の出力ポート(図示せず)を介して伝送する。各進入順
方向通信手段102、104、106は、各進出順方向
通信手段120について別個のパケットキュー、例えば
11、q12、q13、q21、q22、q23、q31、q 32、q
33を維持する。
【0037】本発明によるセル式クロスバー構成200
を、図2に示す。この構成200は、複数の進入順方向
通信手段210と、複数の進出順方向通信手段220と
が、クロスバーまたはバックプレーン230に接続され
たものである。ここで、各進入順方向通信手段212、
214、216、218は、1またはそれ以上の進出順
方向通信手段222、224、226、228に接続可
能である。しかしながら、上述したように、各進入順方
向通信手段212、214、216、218は、一度に
1つの進出順方向通信手段222、224、226、2
28に接続可能であるにすぎず、また各進出順方向通信
手段222、224、226、228は、一度に1つの
進入順方向通信手段212、214、216、218に
接続することができるにすぎない。
【0038】クロスバー構成200は、接続部232を
介してバックプレーン230に物理的に接続されたクロ
スバーコントローラ240により制御される。クロスバ
ーコントローラ240はまた、論理リンク242、24
4を介して各進入順方向通信手段212、214、21
6、218に、また論理リンク246を介して進出順方
向通信手段222、224、226、228に論理接続
されている。クロスバーコントローラ240は、リンク
242、244、246を介するセルの送受信を協調さ
せる。
【0039】用語「論理リンク」は、クロスバーコント
ローラ240と進入及び進出順方向通信手段212、2
14、216、218、222、224、226、22
8との間には物理的接続が存在せず、クロスバーコント
ローラ240からの、またはこのコンロローラ240へ
の制御情報の全ての転送はバックプレーン230を介し
て行われることを意味する。
【0040】各進入順方向通信手段212、214、2
16、218は、クロスバーコントローラ240が使用
するトラフィック測定値及び通告を、論理リンク242
を介して伝送する。クロスバーコントローラ240は、
各進入順方向通信手段212、214、216、218
へ、次にどのセルを伝送すべきかを、論理リンク240
を介して伝送する。クロスバーコントローラ240はま
た、各進出順方向通信手段222、224、226、2
28へ、どの進入順方向通信手段からデータを受信すべ
きかを示す情報を、論理リンク246を介して伝送す
る。クロスバーコントローラ240は、進入順方向通信
手段212、214、216、218と進出順方向通信
手段222、224、226、228の間の接続の割り
当てを行い、それに従って各セルサイクルにそれぞれの
順方向通信手段に通告する。
【0041】本発明によると、バックプレーン230
は、データがスライスの形で伝送されるように構成され
ている。スライスは、セルを構成する一定サイズの部分
であり、通常、各セルが8個のスライスに分割される。
【0042】各進入順方向通信手段212、214、2
16、218は、バックプレーン230を介して伝送す
るために、セルをスライスに分割するスライス手段25
2、254、256、258を有する。各進出順方向通
信手段222、224、226、228は、バックプレ
ーン230からスライスを受信して元のセルを再形成す
る逆スライス手段262、264、266、268を有
する。バックプレーン230は、セルでなくスライスだ
けを扱う。
【0043】セルは、進入順方向通信手段212、21
4、216、218へ入力され、スライス手段252、
254、256、258においてスライスされた後、バ
ックプレーン230を経て進出順方向通信手段222、
224、226、228の逆スライス手段262、26
4、266、268へ送られる。各進出順方向通信手段
222、224、226、228からの出力は、セルの
形である。
【0044】進入及び進出順方向通信手段212、21
4、216、218、222、224、226、228
はそれぞれ、スライスを同時に送受信するように同期さ
れる。各進入順方向通信手段212、214、216、
218は、各スライス時間において1つのスライスを伝
送する。このスライスは、1またはそれ以上の進出順方
向通信手段222、224、226、228により受信
可能である。同様に、各進出順方向通信手段222、2
24、226、228は、各スライス時間において、た
だ1つの進入順方向通信手段212、214、216、
218から、スライスを受信できる。各進出順方向通信
手段222、224、226、228は、正しいスライ
スを選択しなければならない。
【0045】バックプレーン230はスライスだけに作
用するため、クロスバーコントローラ240は、スライ
スの形の制御情報を与えるスライス手段270を有す
る。本発明によると、クロスバーコントローラ240か
らの制御情報は、バックプレーン230を介するユーザ
ーデータに差し挟まれる。
【0046】ユーザーデータは、ある一定の整数のスラ
イスより成るセルとして、バックプレーン230を運ば
れる。これについては、図3を参照してさらに詳細に説
明する。
【0047】図3は、図2の各進入順方向通信手段21
2、214、216、218のスライス時間スロットパ
ターン302、304、306、308を示す。各スラ
イス時間スロットパターンは同一ではなく、関連の進入
順方向通信手段212、214、216、218からク
ロスバーコントローラ240への制御情報を運ぶ制御ス
ライス時間スロット312、314、316、318
と、クロスバーコントローラ240から各進入順方向通
信手段212、214、216、218への制御情報を
運ぶ制御スライス時間スロット322、324、32
6、328と、クロスバーコントローラ240から進出
順方向通信手段222、224、226、228への制
御情報を運ぶ制御スライス時間スロット332、33
4、336、338より成る。図示のように、各進入順
方向通信手段212、214、216、218につい
て、その制御スライス時間スロット312、314、3
16、318、322、324、326、328、33
2、334、336、338の位置は他の進入順方向通
信手段とは異なる。
【0048】スライスの形でバックプレーン230を転
送されるデータは、制御スライス時間スロットの周りの
スライス時間スロットに挿入される。例えば、進入順方
向通信手段212が伝送すべき8個のデータスライスに
ついては、最初のスライスは制御スライス時間スロット
312の前の第1の時間スロットに、また6個のスライ
スは制御スライス時間スロット312の後の6個の時間
スロットに、そして最後のスライスは制御スライス時間
スロット322の後の時間スロットに挿入する。同様
に、伝送すべき8個のデータスライスを有する進入順方
向通信手段214については、最初の3つのスライスを
制御スライス時間スロット314の前の3つの時間スロ
ットに、そして残りの5個の時間スロットを制御スライ
ス時間スロット314の後の5個の時間スロットに挿入
する等である。
【0049】進入順方向通信手段216が伝送すべき1
5個のスライスについては、最初の5個のスライスを最
初の5個の時間スロットに、その次の6個のスライスを
制御スライス時間スロット316の後の6個の時間スロ
ットに、その次の2個のスライスを制御スライス時間ス
ロット326の後の2個の時間スロットに、そして残り
の2個のスライスを制御スライス時間スロット336の
後の2個の時間スロットに挿入する。同様に、進入順方
向通信手段218が伝送すべき15個のスライスについ
ては、最初の7個のスライスを最初の7個の時間スロッ
トに、次の6個のスライスを制御スライス時間スロット
318の後の6個の時間スロットに、そして最後の2個
のスライスを制御スライス時間スロット328と338
の間の2個の時間スロットに挿入する。
【0050】進入順方向通信手段212、214、21
6、218からクロスバーコントローラ240へ制御情
報を伝送するために、各進入順方向通信手段212、2
14、216、218には、コントローラ240への情
報伝送用専用時間スロットが割り当てられている。これ
らの時間スロットは、オーバーラップしない。所与の進
入順方向通信手段212、214、216、218に割
り当てられた時間スロットに到達すると、その進入順方
向通信手段は1個のスライスの制御情報を伝送し、ユー
ザーデータの伝送を中断させる。クロスバーコントロー
ラ240は、受信する制御情報の送信元である進入順方
向通信手段212、214、216、218を、現在の
タイムスロット番号に従って選択する。
【0051】進出順方向通信手段222、224、22
6、228は、所与の進入順方向通信手段212、21
4、216、218からユーザーデータを受信している
時、あるスライス時間スロットが制御情報の送信のため
に所与の進入順方向通信手段に割り当てられている場合
は、そのスライス時間スロットの情報を無視する。制御
スライス時間スロットの位置は、一定の大域的情報、例
えば、順方向通信手段またはLICの物理的ラック内に
おけるその順方向通信手段の位置により求める。これに
より、各順方向通信手段は、どのスライス時間スロット
がこの目的で使用されているかを簡単にチェックでき
る。
【0052】クロスバーコントローラ240から進入及
び進出順方向通信手段212、214、216、21
8、222、224、226、228への制御情報の伝
送については、各順方向通信手段が受信用の専用時間ス
ロットを割り当てられている点を除き同じ方式を用い
る。
【0053】バックプレーン230がブロードキャスト
トラフィックをサポートする場合、即ち情報が全ての進
入及び/または進出順方向通信手段へ同時に伝送される
場合、これは単一の制御スライス時間スロットを用いて
達成できる。全ての受け手は、この時間スロットを用い
て情報を受信する。かかる制御スライス時間スロット
は、特定の用途に応じて、制御スライス時間スロット3
12、314、316、318、322、324、32
6、328、332、334、336、338とは別に
設けるか、またはかかる時間スロットの1つまたはそれ
以上を代用してもよい。
【0054】以上、光テラビットルータに関して本発明
を説明したが、本発明の装置はスイッチ及びルータを含
む種々のルーティング装置により実現可能であり、これ
らのルーティング装置は純粋に電子的な装置か、一部が
電子的、一部が光学的な装置か、または純粋に光学的な
装置であることが容易に理解できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、テラビットルータのアーキテクチャー
を示す。
【図2】図2は、本発明による交換装置を示す。
【図3】図3は、本発明によるスライスの働きを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドルー リーブ イギリス国 エス022 5エイエイチ ハ ンツ ウインチェスター ウエスタン・ロ ード 47 Fターム(参考) 5K030 HA08 HB07 JA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セル状のユーザーデータの交換装置であ
    って、 バックプレーンと、 バックプレーンの入力側に接続された複数の進入手段
    と、 バックプレーンの出力側に接続された複数の進出手段
    と、 バックプレーンを転送するためにセルをスライスに変換
    する、各進入手段に連携させた、スライス手段と、 スライスからセルを再形成する、各進出手段に連携させ
    た、逆スライス手段と、 ユーザーデータに差し挟まれた制御スライスに従ってバ
    ックプレーンを制御するバックプレーン制御手段とより
    成る交換装置。
  2. 【請求項2】 制御スライスは時間軸に関して離隔され
    ている請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 制御スライスは所定の時間スロットに挿
    入されている請求項1または2の装置。
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