JP2002185450A - 無線アダプタ装置、初期接続認証方法及び無線機器 - Google Patents

無線アダプタ装置、初期接続認証方法及び無線機器

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JP2002185450A
JP2002185450A JP2000382670A JP2000382670A JP2002185450A JP 2002185450 A JP2002185450 A JP 2002185450A JP 2000382670 A JP2000382670 A JP 2000382670A JP 2000382670 A JP2000382670 A JP 2000382670A JP 2002185450 A JP2002185450 A JP 2002185450A
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adapter device
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JP2000382670A
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Tatsuro Oi
達郎 大井
Takeshi Higuchi
健 樋口
Shuji Kinoshita
修爾 木下
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Original Assignee
NTT Docomo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、より小型で、できるだ多くの
種類の機器に装着可能な所定の通信アルゴリズム(Blue
tooth)に従って他の機器と無線通信を行う無線アダプ
タ装置を提供することである。 【解決手段】上記課題は、機器に装着され、該機器から
の指令に基づいて他の機器と所定の通信プロトコル(Bl
uetooth)に従って無線通信を行う無線アダプタ装置に
おいて、他の機器との初期接続認証に必要な所定の情報
を取得するための複数の情報取得手段と、該複数の情報
取得手段に対応したモードのいずれかを設定するモード
設定手段と、該モード設定手段にて設定されたモードに
対応した情報取得手段に上記所定の情報を取得させる制
御手段とを有し、上記情報取得手段にて取得された上記
所定の情報に基づいて上記他の機器との初期接続認証を
行うようにした無線アダプタ装置にて解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線アダプタ装置
に係り、詳しくは、携帯電話機、コンピュータ端末等の
機器に装着されて他の機器と所定の通信プロトコルに従
って無線通信を行う無線アダプタ装置に関する。
【0002】また、本発明は、そのような無線アダプタ
装置などの機器が他の機器と所定の通信プロトコルに従
って無線通信を行う前になされる初期接続認証の方法に
関する。
【0003】
【従来の技術】従来、例えば、2つのBluetooth機器間
で通信が行われる際に、その2つのBluetooth機器間で
認証が行われる。この認証は、既に無線接続されて通信
のなされたことがあるBluetooth機器間では、その無線
接続の際に双方のBluetooth機器にて既に生成されてい
るリンクキーと、乱数及びBluetoothアドレスとを用い
て算出された認証データを用いる。
【0004】一方、始めて無線接続される2つのBlueto
oth機器は、リンクキーがまだ作成されていない。この
ため、各Bluetooth機器にて得られるPIN(Personal
Identification Number)コードと乱数に基づいて初期
化キーが生成される。そして、その初期化キー、乱数及
びBluetoothアドレスに基づいて計算された認証データ
が認証(初期接続認証)に用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯電話や
コンピュータ端末等の機器に装着されて他の機器とBlue
toothの通信プロトコル等の所定の通信プロトコルに従
って無線通信を行う無線アダプタ装置が考えられてい
る。この無線アダプタ装置は、他の機器と例えばBlueto
othの通信プロトコルに従った無線通信を行って、それ
が装着された機器と当該他の機器との間の情報通信を可
能にしている。
【0006】このような無線アダプタ装置は、より多く
の種類の機器に装着が可能であること、また、より多く
の種類の機器との間でその所定の通信プロトコルに従っ
た無線通信が可能であることが要望される。例えば、携
帯電話、携帯型情報機器(PDA)、コンピュータ端
末、携帯型ゲーム機器等、種々の機器への装着が要望さ
れ、また、例えば、この無線アダプタが携帯電話に装着
された場合、コンピュータ端末に装着された当該無線ア
ダプタとの通信、通信機能を搭載したヘッドセットとの
通信(例えば、車両内での携帯電話の利用を想定)、他
の携帯電話に装着された当該無線アダプタとの通信、所
定の通信機能(例えば、Bluetoothの通信機能)を内蔵
したコンピュータ端末との通信など、利用シーンに応じ
て種々の機器と通信を行う得ることが要望される。
【0007】また、この種の無線アダプタ装置は、機器
に装着されて使用されることから、できるだけ小型であ
ることが要望される。
【0008】例えば、Bluetoothの通信機能を有する無
線アダプタ装置が他の機器と通信を行うために上述した
初期接続認証を行う際にPINコードを入力しなければ
ならない。このPINコードを入力するために無線アダ
プタ装置にテンキースイッチを設けるようにすると、装
置が大型化されて上述した小型化の要望を満足すること
ができない。
【0009】そこで、本発明の第一の課題は、より小型
で、できるだ多くの種類の機器に装着可能な所定の通信
アルゴリズムに従って他の機器と無線通信を行う無線ア
ダプタ装置を提供することである。
【0010】また、本発明の第二の課題は、そのような
無線アダプタ装置などの機器と他の機器との間で所定の
通信アルゴリズムに従って無線通信がなされる前になさ
れる初期接続認証の方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第一の課題を解決す
るため、本発明は、請求項1に記載されるように、機器
に装着され、該機器からの指令に基づいて他の機器と所
定の通信プロトコルに従って無線通信を行う無線アダプ
タ装置において、他の機器との初期接続認証に必要な所
定の情報を取得するための複数の情報取得手段と、該複
数の情報取得手段に対応したモードのいずれかを設定す
るモード設定手段と、該モード設定手段にて設定された
モードに対応した情報取得手段に上記所定の情報を取得
させる制御手段とを有し、上記情報取得手段にて取得さ
れた上記所定の情報に基づいて上記他の機器との初期接
続認証を行うように構成される。
【0012】このような無線アダプタ装置では、モード
設定手段にて複数の情報取得手段のいずれかに対応した
モードが設定されると、そのモードに対応した情報取得
手段により所定の情報が取得される。そして、その取得
された所定の情報を用いて他の機器との初期接続認証が
行われる。
【0013】このように他の機器との初期接続認証が行
われると、当該無線アダプタ装置が装着された機器は、
当該無縁アダプタ装置と他の機器による所定の通信プロ
トコルに従った無線通信インタフェースにより当該他の
機器と通信を行うことができる。
【0014】上記所定の情報は、他の機器との初期接続
認証に必要となる情報であれば特に限定されず、当該初
期接続認証の方式に依存する情報である。
【0015】上記所定の通信プロトコルは、上記所定の
情報に基づいて他の機器との初期接続認証が必要となる
無線通信の通信プロトコルであれば特に限定されない。
【0016】上記複数の情報取得手段は、請求項2に記
載されるように、当該無線アダプタ装置が装着される機
器の入力機構から入力された上記所定の情報を取得する
手段を含むように構成することができる。
【0017】また、上記複数の情報取得手段は、請求項
3に記載されるように、上記所定の情報を保存した記憶
手段を有し、該記憶手段からその保存された上記所定の
情報を取得するように構成することができる。
【0018】更に、上記複数の情報取得手段は、請求項
4に記載されるように、上記所定の情報を所定のアルゴ
リズムに従って生成する情報生成手段を有し、該情報生
成手段にて生成された上記所定の情報を取得するように
構成することができる。
【0019】上記所定の情報を生成するにあたり、初期
接続認証を行う毎に異なった上記所定の情報を生成でき
るという観点から、上記情報生成手段は、請求項5に記
載されるように、乱数を生成する乱数発生手段を有し、
該乱数発生手段にて生成された乱数に基づいて上記所定
の情報を生成するように構成することができる。
【0020】生成された所定の情報を初期接続認証に関
する処理を行うべき他の機器に提供できるという観点か
ら、本発明は、請求項6に記載されるように、上記各無
線アダプタ装置において、上記情報生成手段にて生成さ
れた所定の情報を表示するための表示手段を有するよう
に構成することができる。
【0021】このような無線アダプタ装置では、ユーザ
は、表示手段に表示された所定の情報を見て、その情報
を他の機器に対して入力するための操作を行うことがで
きる。
【0022】上記第二の課題を解決するため、本発明
は、請求項7に記載されるように、2つの機器との間で
所定の通信プロトコルに従って通信を行う前に、2つの
機器双方において所定の情報を取得してその情報に基づ
いて初期接続認証を行う初期接続認証方法において、一
方の機器は、上記所定の情報を発生して出力し、他方の
機器は、上記一方の機器にて出力された所定の情報が入
力機構により入力されたときに当該所定の情報を取得
し、上記2つの機器において発生及び取得された上記所
定の情報に基づいて初期接続認証を行うように構成され
る。
【0023】このような初期接続認証方法では、一方の
機器に上記所定の情報を入力する機構が無くても、ま
た、入力機構があってもその入力機構を使用しなくて
も、他の機器に所定の情報の入力機構があれば、双方の
機器にて初期接続認証を行うことができる。
【0024】上記所定の情報の出力は、その情報の表
示、印字、音声出力など特にその形式を問わない。
【0025】また、上記初期接続認証を行う無線機器を
提供するとう観点から、本発明は、請求項8に記載され
るように、他の機器と所定の通信プロトコルに従って無
線通信を行う無線機器において、他の機器との初期接続
認証に必要な所定の情報を生成する情報生成手段と、該
情報生成手段にて生成された上記所定の情報を出力する
出力手段とを有し、上記情報生成手段にて生成された上
記所定の情報に基づいて、上記出力手段にて出力された
上記所定の情報を取得した他の機器との間で初期接続認
証ができるように構成される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0027】本発明の実施の一形態に係る無線アダプタ
装置の外観は、例えば、図1に示すようになっている。
【0028】図1において、無線アダプタ装置の筐体1
0には電源スイッチ12、モードキースイッチ14a、
14b、14c及び表示パネル16が設けられている。
そして、更に、筐体10に携帯電話機への接続が可能と
なるコネクタ18(例えば、16接続ピン)が設けられ
ている。この無線アダプタ装置は、特にPINコードを
入力するための機構を有しておらず、その内部構成は、
例えば、図2に示すようになっている。
【0029】図2において、この無線アダプタ装置は、
Bluetooth通信ユニット20、乱数発生回路23、RO
M(Read Only Memory)24、RAM(Random Access
Memory)25、電源回路26、インタフェース回路(I
/F回路)27及びCPU(中央処理演算ユニット)3
0を有している。上記Bluetooth通信ユニット20は、
RF部21とベースバンド部22を有しており、他のBl
uetooth機器とBluetoothの通信プロトコルに従った無線
通信を行う。
【0030】CPU30は、ROM24に格納されたプ
ログラムに従って各種の処理を行う。ROM24には、
このCPU30にて実行されるべきプログラムと共に後
述するように予め定めたPIN(Personal Identificat
ion Number)が格納されている。RAM25にはCPU
30での処理の過程で得られたデータ等が格納される。
乱数発生回路23は、他のBluetooth機器との認証に用
いられる乱数を生成する。
【0031】図1に示す各モードキースイッチ14a、
14b、14c(以下、必要に応じて単にキースイッチ
14という)がCPU30に接続され、CPU30は、
キースイッチ14の操作にて指定されるモードに対応し
た初期接続認証処理を実行する。この初期接続認証処理
の詳細については後述する。表示パネル(LCD)16
は、CPU30からの表示データに基づいて各種の情報
を表示する。電源回路26は、図1に示す電源スイッチ
12のオン、オフ操作に基づいたCPU30の制御に従
って当該無線アダプタ装置各部への電源供給を行う。
【0032】Bluetooth通信ユニット20にて受信され
た信号はCPU30にて処理され、その処理にて得られ
た信号が受信信号としてインタフェース回路27及びコ
ネクタ18を介して当該無線アダプタ装置が装着された
機器、例えば、携帯電話機に転送される。また、当該無
線アダプタ装置が装着される機器からの信号がコネクタ
18及びインタフェース回路27を介してCPU30に
供給され、その信号がCPU30にて処理される。その
処理にて得られた信号が送信信号としてBluetooth通信
ユニット20から他のBluetooth機器に対してBluetooth
の通信プロトコルに従って送信される。
【0033】上記のような無線アダプタ装置では、Blue
toothの通信プロトコルに従った無線通信を他の機器と
行うために必要な初期接続認証に係るモードとして、例
えば、3つのモードが設定されている。
【0034】第一のモード(Dial-up)は、通信を行う
2つのBluetooth機器のうちいずれか一方においてPI
Nコードを入力するために入力機構を利用しなくても済
むモードである。例えば、携帯電話に装着された無線ア
ダプタ装置と、PINコードを入力するために適したキ
ーボード装置を有するコンピュータ端末(PC)との間
で無線通信を行う際に、第一のモード(Dial-up)を設
定すれば、携帯電話の操作部からPINコードを入力し
なくても初期接続認証が行われる。この第一のモード
は、モードキースイッチ14aを操作することにより選
択される。
【0035】第二のモード(Headset)は、通信を行う
2つのBluetooth機器の双方においてPINコードを入
力するために入力機構を利用しなくても済むモードであ
る。例えば、携帯電話に接続された本無線アダプタ装置
とPINコードを入力するための機構を有してないヘッ
ドセットとの間で無線通信を行う際に、この第二のモー
ド(Headset)を設定すれば、携帯電話の操作部からP
INコードを入力したなくても初期接続認証が行われ
る。この第二のモードは、モードキースイッチ14bを
操作することにより選択される。
【0036】第三のモード(OBEX)は、通信を行う2つ
のBluetooth機器の双方においてPINコードの入力操
作が必要なモードである。例えば、2つの携帯電話の間
でBluetoothの通信プロトコルに従ってファイル交換(OB
EX:Object Exchange)等を行う際に、第三のモード(OB
EX)を設定すれば、その2つの携帯電話のそれぞれの操
作部からPINコードを入力することで初期接続認証が
行われる。この第三のモードは、モードキースイッチ1
4cを操作することにより選択される。
【0037】上記第一のモード(Dial-up)、第二のモ
ード(Headset)及び第三のモード(OBEX)の各モード
が選択された場合の動作について説明する。
【0038】無線アダプタ装置は、通信を行うべき他の
Bluetooth機器との間で初期接続認証を行うに際して、
例えば、図3に示すような状態遷移がなされる。
【0039】図3において、電源スイッチ12のオン操
作がなされる(S1)と、無線アダプタ装置は、待ち受
け状態となる(S2)。この状態で、モードキースイッ
チ14a、14b、14cのいずれかの操作がなされる
と(S3)、当該無線アダプタ装置は、マスターのBlue
tooth機器として動作し、その操作されたモードキース
イッチに対応した手順に従ってスレーブとしての他のBl
uetooth機器と共に初期接続認証に係る処理を実行す
る。
【0040】モードキースイッチ14aまたは14cの
操作により第一のモード(Dial-up)または第三のモー
ド(OBEX)が選択された場合(S3)、まず、マスター
として動作する当該無線アダプタ装置は、通信エリアに
対して問い合わせ(Inquiry)を行う。この問い合わせ
(Inquiry)により確認された周囲に存在するBluetooth
機器を特定する情報(例えば、Bluetoothアドレスやニ
ックネーム等)が表示パネル16に表示される。そし
て、この表示パネルに16に表示された機器から接続先
の機器の選択処理がなされる(S4またはS7)。例え
ば、上記モードキースイッチ14a、14b、14cの
うちの2つを表示パネル16に表示された情報のスクロ
ールキーとして、また、そのうちの1つを決定キーとし
て機能割付けすることができる。この場合、上記選択処
理は、ユーザによってなされたそのキー操作に基づいて
行われる。この選択処理により選択された接続先となる
機器の呼出し(Page)が行われる。この接続先の機器に
対する呼出し(Page)が完了すると、初期接続認証処理
が開始される。
【0041】この初期接続認証処理は、第一のモード
(Dial-up)と第二のモード(OBEX)とで、PINコー
ドを取得するための手法が異なる。
【0042】第一のモード(Dial-up)では、乱数発生
回路23にて発生される乱数の基づいてCPU30がP
INコードを生成し、そのPINコードが表示パネル1
6に表示される。この表示パネル16に表示されたPI
Nコードを見たユーザは、当該無線アダプタ装置の接続
先となる機器の入力機構を用いてそのPINコードを入
力する(PINコード通知:S5)。これにより、当該
無線アダプタ装置と接続先のBluetooth機器の双方が同
じPINコードを取得することになる。この状態で、そ
のPINコードを用いた初期接続認証(詳細は後述す
る)が行われる。
【0043】また、第三のモード(OBEX)では、当該無
線アダプタ装置が装着された機器の入力機構を用いて当
該無線アダプタ装置に対するPINコードの入力(S
8)がなされると共に、当該無線アダプタ装置の接続先
となる機器に対してそのPINコードが入力される。こ
れにより、当該無線アダプタ装置と接続先のBluetooth
機器の双方が同じPINコードを取得することになる。
この状態で、上記と同様にそのPINコードを用いた初
期化接続認証が行われる。
【0044】そして、上記初期接続認証にて正常な認証
結果が得られると、当該無線アダプタ装置と上記呼出し
(Page)のなされたBluetooth機器とが接続状態となる
(S6またはS9)。その結果、当該無線アダプタ装置
の装着された機器と上記接続先のBluetooth機器との間
の通信が可能となる。
【0045】一方、モードキースイッチ14bの操作に
より第二のモード(Headset)が選択されている場合
(S3)、無線アダプタ装置と接続可能なヘッドセット
は固定的に定められているので、無線アダプタ装置は、
そのヘッドセットに対して呼出し(Page)を行う。そし
て、その呼出し(Page)が完了すると、初期接続認証が
開始される。
【0046】当該無線アダプタ装置のROM24に予め
格納されたPINコードは、ヘッドセットに格納されて
いるPINコードと同じであり、このPINコードを用
いて初期接続認証が行われる。そして、この初期接続認
証にて正常な認証結果が得られると、当該無線アダプタ
装置とヘッドセットとが接続状態となり(S10)、当
該無線アダプタ装置の装着された機器、例えば、携帯電
話とヘッドセットとの間で通信が可能となる。
【0047】また、上述した待ち受け状態(S2)にお
いて、他のBluetooth機器(マスター)からの問い合わ
せ(Inquiry)を受信すると、その無線アダプタ装置は
スレーブとして動作する。その結果、当該無線アダプタ
装置は、マスターとなる他のBluetooth機器の動作に応
答して各状態に遷移する(S5及びS6、S8及びS
9、S10)。
【0048】更に、具体的に、初期接続認証に係る処理
について説明する。
【0049】例えば、携帯電話(MS)に装着された当
該無線アダプタ装置とBluetoothの近距離通信ユニット
(本発明に係る無線アダプタ装置でもよい)を有するコ
ンピュータ端末(PC)との間で初期接続認証を行う際
には、例えば、図4に示す手順に従って処理が行われ
る。コンピュータ端末(PC)が携帯電話を介して通信
(例えば、メールの送受信)を行うことを想定し、コン
ピュータ端末(PC)がマスターとして動作し、携帯電
話(MS)に装着された無線アダプタ装置がスレーブと
して動作する。この場合、PINコードの入力機構のあ
るコンピュータ端末(PC)とPINコードの入力機能
のない無線アダプタ装置との間の通信は、上述した第一
のモード(Dial-up)に対応した動作に従ってなされ
る。
【0050】図4において、認証機器(verifier)(認
証する側の機器)としてのコンピュータ端末(PC)か
ら被認証機器(claimant)(認証される側の機器)とし
ての携帯電話(MS)に装着された無線アダプタ装置に
PINコードの要求を表す信号LMP_in_randが送信され
る()。この信号LMP_in_randを受信した無線アダプ
タ装置は、PINコードを入力する手段がないので、乱
数発生回路23にて生成される乱数に基づいてPINコ
ードを生成する。そして、この生成されたPINコード
が表示パネル16に表示される。
【0051】無線アダプタ装置は、コンピュータ端末
(PC)からの信号LMP_in_randの応答としてPINコ
ードを要求するための信号LMP_in_randを送信する
()。この信号LMP_in_randには乱数発生回路23に
て生成された乱数が含まれる。無線アダプタ装置からの
信号LMP_in_randを受信したコンピュータ端末(PC)
は、PINコードの入力許容状態となる。そして、ユー
ザが携帯電話(MS)に装着された無線アダプタ装置の
表示パネル16に表示されたPINコードを見て、その
PINコードをコンピュータ端末(PC)のキーボード
装置から入力する(PIN Input)(図3におけるS
5)。これにより、コンピュータ端末(PC)と携帯電
話(MS)に接続された無線アダプタ装置の双方が同じ
PINコードを取得することになる。
【0052】このPINコードが入力されたコンピュー
タ端末(PC)では、そのPINコードと上記信号LMP_
in_randに含まれる乱数に基づいて初期化キーが生成さ
れる。そして、コンピュータ端末(PC)は、無線アダ
プタ装置からの上記信号LMP_in_randの応答として信号L
MP_acceptedを送信する()。
【0053】上記のようにPINコードを生成した無線
アダプタ装置は、コンピュータ端末(PC)に送信した
乱数と同じ乱数と当該PINコードに基づいて初期化キ
ーを生成する。上記コンピュータ端末(PC)にて生成
される初期化キーと無線アダプタ装置にて生成される初
期化キーは、その基になるコンピュータ端末(PC)と
無線アダプタ装置双方のPINコード及び乱数が同じで
あることことから、同一になる。即ち、コンピュータ端
末(PC)と無線アダプタ装置の双方には同一の初期化
キーが保存される。
【0054】上記信号LMP_acceptedを送信したコンピュ
ータ端末(PC)は、認証機器(verifier)から被認証
機器(claimant)にその立場が切替えられると共に、当
該信号LMP_acceptedを受信した携帯電話に装着された無
線アダプタ装置は、被認証機器(claimant)から認証機
器(verifier)にその立場が切替えられる。そして、無
線アダプタ装置は、乱数発生回路23にて生成された乱
数を含む信号LMP_au_randをコンピュータ端末(PC)
に送信する()。
【0055】コンピュータ端末(PC)は、無線アダプ
タ装置からの信号LMP_au_randに含まれる乱数、上記の
ように生成した初期化キー及び接続先となる自端末のBl
uetoothアドレスに基づいて認証データを生成する。そ
して、この認証データが含められた信号LMP_sresがコン
ピュータ端末(PC)から無線アダプタに送信される
()。この認証データを受信した無線アダプタ装置
は、上記のようにコンピュータ端末(PC)に送った乱
数、上記のようにして生成した初期化キー及びコンピュ
ータ端末(PC)のBluetoothアドレス(コンピュータ
端末からの問い合わせ(Inquiry)後の呼出し(Page)
時に所定のパケットの送受にて取得済み)に基づいて認
証データを生成し、その認証データと上記受信した認証
データが一致するか否かを判定する。
【0056】双方の認証データが一致すると、正常な認
証結果が得られたとして、コンピュータ端末(PC)と
携帯電話に装着された無線アダプタ装置がデータ通信可
能な接続状態(図3におけるS6)になる。この状態
で、コンピュータ端末(PC)と携帯電話は、無線アダ
プタ装置とコンピュータ装置(PC)によるBluetooth
通信のインタフェースを介してデータ通信を行うことが
できるようになる。
【0057】なお、上記双方の認証データが一致しない
場合、コンピュータ端末(PC)と当該無線アダプタ装
置の接続状態への状態遷移がなされず、それらの間のデ
ータ通信が可能な状態とはならない。
【0058】上記のように、当該無線アダプタ装置は、
装着される携帯電話からPINコードの入力が得られな
くても、PINコードの入力機構を有するコンピュータ
端末(PC)との間で初期接続認証を行うことができ
る。
【0059】次に、例えば、携帯電話(MS)に装着さ
れた当該無線アダプタ装置とBluetoothの近距離通信ユ
ニットを有するヘッドセットとの間で初期接続認証を行
う際には、図5に示す手順に従って処理が行われる。ヘ
ッドセットを装着した車両の運転者が携帯電話にて通話
を行う場合を想定し、この携帯電話に装着された当該無
線アダプタ装置がマスターとして動作し、ヘッドセット
がスレーブとして動作する。この場合、PINコードの
入力機能のない無線アダプタ装置とヘッドセットとの間
の通信は、上述した第二のモード(Headset)での動作
に従ってなされる。
【0060】図5において、認証機器(verifier)とし
ての携帯電話(MS)に装着された無線アダプタ装置か
ら被認証機器(claimant)としてのヘッドセットに信号
LMP_au_randが送信される()。この信号LMP_au_rand
には乱数発生回路23にて生成された乱数が含まれてい
る。無線アダプタ装置は、この信号LMP_au_randに含め
てヘッドセットに送信する乱数とROM23に格納され
たPINコードとを用いて初期化キーを生成する。
【0061】上記信号LMP_au_randを受信したヘッドセ
ットでは、その信号に含まれる乱数とヘッドセット内に
格納されるPINコードとを用いて初期化キーを生成す
る。ヘッドセット内に格納されるPINコードと無線ア
ダプタ装置のROM23に格納されるPINコードとは
同じであることから、当該無線アダプタ装置とヘッドセ
ットの双方は同じ初期化キーを取得することになる。
【0062】ヘッドセットは、無線アダプタ装置からの
信号LMP_au_randに含まれる乱数、上記のように生成し
た初期化キー及び自端末(ヘッドセット)のBluetooth
アドレスに基づいて認証データを生成する。そして、こ
の認証データが含められた信号LMP_sresがヘッドセット
から無線アダプタ装置に送信される()。この認証デ
ータを受信した無線アダプタ装置は、上記のようにヘッ
ドセットに送った乱数、上記のようにして生成した初期
化キー及び接続先となるヘッドセットのBluetoothアド
レスに基づいて認証データを生成し、その認証データと
上記ヘッドセットから受信した認証データが一致するか
否かを判定する。
【0063】双方の認証データが一致すると、正常な認
証結果が得られたとしてヘッドセットと携帯電話に装着
された無線アダプタ装置がデータ通信可能な接続状態
(図3におけるS10)になる。この状態で、携帯電話
とヘッドセットは、無線アダプタ装置とヘッドセットに
よるBluetooth通信のインタフェースを介して音声通信
を行うことができるようになる。
【0064】上記のように、当該無線アダプタ装置は、
それが装着される携帯電話からPINコード入力が得ら
れなくても、PINコードの入力機構のないヘッドセッ
トとの間で初期接続認証を行うことができる。
【0065】更に、例えば、携帯電話(MS1)に装着
された第一の無線アダプタ装置と他の携帯電話(MS
2)に装着された第二の無線アダプタ装置との間で初期
接続認証を行う際には、図6に示す手順に従って処理が
行われる。各携帯電話(MS1、MS2)は、入力キー
の操作にて指定されるコードをPINコードとしてそれ
ぞれに装着された無線アダプタ装置に供給する機能を有
する。携帯電話(MS1)から携帯電話(MS2)にフ
ァイルを転送する場合を想定し、携帯電話(MS1)に
装着された第一の無線アダプタ装置がマスターとして動
作し、携帯電話(MS2)に装着された第二の無線アダ
プタ装置がスレーブとして動作する。この場合、携帯電
話(MS1)及び携帯電話(MS2)の入力キーを用い
てPINコードをそれぞれに装着された第一及び第二の
無線アダプタ装置に入力することが可能となるので、上
述した第三のモード(OBEX)での動作となる。
【0066】図6において、認証機器(verifier)とし
ての第一の無線アダプタ装置から被認証機器(claiman
t)としての第二のアダプタ装置にPINコードを要求
するための信号LMP_in_randが送信される()。この
信号LMP_in_randには、第一の無線アダプタ装置の乱数
発生回路23にて生成された乱数が含まれている。第一
の無線アダプタ装置は、信号LMP_in_randを送信した後
に、PINコードの入力許容状態となる(図3のS
8)。この状態で、ユーザが携帯電話(MS1)の入力
キーを操作してPINコードを入力すると、そのPIN
コードが携帯電話(MS1)から第一の無線アダプタ装
置に供給される。そして、第一の無線アダプタ装置は、
信号LMP_in_randに含めた乱数とその提供されたPIN
コードに基づいて初期化キーを生成する。
【0067】一方、第一の無線アダプタ装置からの信号
LMP_in_randを受信した第二の無線アダプタ装置は、P
INコードの入力許容状態となる(図3のS8)。この
状態で、ユーザは、上記と同様に携帯電話(MS2)の
入力キーを操作して携帯電話(MS1)から入力したP
INコードと同じPINコードを入力する。すると、そ
のPINコードが携帯電話(MS2)から第二の無線ア
ダプタ装置に提供される。そして、第二の無線アダプタ
装置は、受信した信号LMP_in_randに含まれていた乱数
と上記提供されたPINコードに基づいて初期化キーを
生成する。
【0068】これにより、第一の無線アダプタ装置及び
第二の無線アダプタ装置は、同じ初期化キーを保有する
ことになる。
【0069】第二の無線アダプタ装置は、上記のように
PINコードの入力が終了すると、上記第一の無線アダ
プタ装置からの信号LMP_in_randの応答として、信号LMP
_acceptedを第一の無線アダプタ装置に送信する
()。この信号LMP_acceptedを受信した第一の無線ア
ダプタ装置は、乱数発生回路23にて生成された乱数を
含めた信号LMP_au_randを第二の無線アダプタ装置に送
信する()。そして、この信号LMP_au_randを受信し
た第二の無線アダプタ装置は、上記のように生成した初
期化キー、受信した信号LMP_au_randに含まれる乱数及
び自装置のBluetoothアドレスに基づいて認証データを
生成する。この認証データは信号LMP_sresに含められて
第二の無線アダプタ装置から第一の無線アダプタ装置に
送信される()。
【0070】第一の無線アダプタ装置は、この信号LMP_
sresを受信すると、上記のように第二の無線アダプタ装
置に送った乱数(信号LMP_au_randに含まれる)と上記
のようにして生成した初期化キー及び接続先の選択時に
確認した第二の無線アダプタのBluetoothアドレス(問
い合わせ(Inquiry)及び接続先選択(図3におけるS
7参照)にて既に得られている)に基づいて認証データ
を生成する。そして、この生成された認証データと受信
したLMP_sresに含まれる認証データとが一致するか否か
が判定される。
【0071】双方の認証データが一致すると、正常な認
証結果が得られたとして、第一の無線アダプタ装置と第
二の無線アダプタ装置がデータ通信可能な接続状態とな
る(図3におけるS9)。この状態で、各携帯電話(M
S1、MS2)は、上記第一及び第二の無縁アダプタ装
置によるBluetooth通信のインタフェースを介してファ
イル交換等の情報通信を行うことができるようになる。
【0072】上記のように、第一及び第二の無線アダプ
タ装置は、接続された機器(携帯電話)の入力機構を用
いて入力されたPINコードに基づいて初期接続認証を
行うことができる。
【0073】上述した例によれば、無線アダプタ装置
は、Bluetooth機器に対する3つのモードでの初期認証
接続が可能となり、より多くの機器に装着が可能となる
と共に、より多くのBluetooth機器との無線接続が可能
となる。
【0074】上記例において、PINコードが初期接続
認証に必要な所定の情報に対応する。図3に示す第一の
モード(Dial-up)、第二のモード(Headset)及び第三
のモード(OBEX)の各モードに対応してPINコードを
取得するためのCPU30、乱数発生回路23及びRO
M24の機能が上記複数の情報取得手段に対応する。図
1に示すモードキースイッチ14a、14b、14cが
モード設定手段に対応し、図3に示すS3での状態に対
応したCPU30での処理が制御手段に対応する。
【0075】また、ROM24が所定の情報を保存した
記憶手段に対応し、乱数発生回路23が情報生成手段
(乱数発生手段)に対応し、また、図1及び図2に示す
表示パネル16が表示手段に対応する。
【0076】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1乃至6
記載の本願発明によれば、初期接続認証に必要な所定の
情報を複数の情報取得手段のいずれでも得ることができ
るようになる。従って、当該無線アダプタ装置が装着さ
れる機器の入力機構の有無などに応じて複数の情報取得
手段のいずれかをモード設定手段にて選択することによ
り、初期接続認証に必要な所定の情報を取得することが
できる。その結果、所定の情報についての入力機構の有
無などによることなく、より多くの種類の機器に装着可
能な無線アダプタ装置を実現することが可能となる。
【0077】また、請求項7記載の本願発明によれば、
上記のような無線アダプタ装置などの機器と他の機器と
の間で所定の通信プロトコルに従って通信を行う前にな
される初期接続認証の方法を提供することができる。
【0078】更に、請求項8記載の本願発明によれば、
そのような初期接続認証方法に従って他の機器と初期接
続認証を行う無線機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る無線アダプタ装置
の外観構成例を示す図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係る無線アダプタ装置
の内部構成例を示すブロック図である。
【図3】無線アダプタ装置の状態遷移の一例を示す図で
ある。
【図4】無線アダプタ装置とBluetooth機器における第
一のモードでの初期接続認証に係る処理手順の一例を示
すシーケンス図である。
【図5】無線アダプタ装置とBluetooth機器における第
二のモードでの初期接続認証に係る処理手順の一例を示
すシーケンス図である。
【図6】無線アダプタ装置とBluetooth機器における第
三のモードでの初期接続認証に係る処理手順の一例を示
すシーケンス図である。
【符号の説明】
10 筐体 12 電源スイッチ 14a、14b、14c モードキースイッチ 16 表示パネル 18 コネクタ 20 Bluetooth通信ユニット 21 RF部 22 ベースバンド部 23 乱数発生回路 24 ROM 25 RAM 26 電源回路 27 インタフェース回路 30 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 修爾 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5B089 GA04 HA11 JB15 KA09 KA10 KB10 KC09 KC40 KC58 KE03 KF04 5J104 AA07 KA02 KA06 PA02 5K067 AA32 AA34 AA42 BB04 CC10 EE25 EE35 FF23 HH23 HH24 HH36 KK15

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器に装着され、該機器からの指令に基づ
    いて他の機器と所定の通信プロトコルに従って無線通信
    を行う無線アダプタ装置において、 他の機器との初期接続認証に必要な所定の情報を取得す
    るための複数の情報取得手段と、 該複数の情報取得手段に対応したモードのいずれかを設
    定するモード設定手段と、 該モード設定手段にて設定されたモードに対応した情報
    取得手段に上記所定の情報を取得させる制御手段とを有
    し、 上記情報取得手段にて取得された上記所定の情報に基づ
    いて上記他の機器との初期接続認証を行うようにした無
    線アダプタ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の無線アダプタ装置におい
    て、 上記複数の情報取得手段は、当該無線アダプタ装置が装
    着される機器の入力機構から入力された上記所定の情報
    を取得する手段を含む無線アダプタ装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の無線アダプタ装置
    において、 上記複数の情報取得手段は、上記所定の情報を保存した
    記憶手段を有し、 該記憶手段からその保存された上記所定の情報を取得す
    るようにした無線アダプタ装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3いずれか記載の無線アダプ
    タ装置において、 上記複数の情報取得手段は、上記所定の情報を所定のア
    ルゴリズムに従って生成する情報生成手段を有し、 該情報生成手段にて生成された上記所定の情報を取得す
    るようにした無線アダプタ装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の無線アダプタ装置におい
    て、 上記情報生成手段は、乱数を生成する乱数発生手段を有
    し、 該乱数発生手段にて生成された乱数に基づいて上記所定
    の情報を生成するようにした無線アダプタ装置。
  6. 【請求項6】請求項4または5記載の無線アダプタ装置
    において、 上記情報生成手段にて生成された所定の情報を表示する
    ための表示手段を有する無線アダプタ装置。
  7. 【請求項7】2つの機器との間で所定の通信プロトコル
    に従って通信を行う前に、2つの機器双方において所定
    の情報を取得してその情報に基づいて初期接続認証を行
    う初期接続認証方法において、 一方の機器は、 上記所定の情報を発生して出力し、 他方の機器は、 上記一方の機器にて出力された所定の情報が入力機構に
    より入力されたときに当該所定の情報を取得し、 上記2つの機器において発生及び取得された上記所定の
    情報に基づいて初期接続認証を行うようにした初期接続
    認証方法。
  8. 【請求項8】他の機器と所定の通信プロトコルに従って
    無線通信を行う無線機器において、 他の機器との初期接続認証に必要な所定の情報を生成す
    る情報生成手段と、 該情報生成手段にて生成された上記所定の情報を出力す
    る出力手段とを有し、 上記情報生成手段にて生成された上記所定の情報に基づ
    いて、上記出力手段て出力された上記所定の情報を取得
    した他の機器との間で初期接続認証ができるようにした
    無線機器。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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