JP2002185288A - 演算増幅器を備えた能動フィルタ - Google Patents
演算増幅器を備えた能動フィルタInfo
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- H03H11/00—Networks using active elements
- H03H11/02—Multiple-port networks
- H03H11/04—Frequency selective two-port networks
- H03H11/12—Frequency selective two-port networks using amplifiers with feedback
- H03H11/126—Frequency selective two-port networks using amplifiers with feedback using a single operational amplifier
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Abstract
て規定された特性を有する能動ローパスフィルタを構成
するための、高い電流ドレインの欠点を回避する能動フ
ィルタ回路を提供することを目的とする。 【解決手段】 能動フィルタ回路中に内蔵されたRCネ
ットワーク(R1,R2,C1,C2) と共に、特定されたローパス
特性を決定するように作用し、この特定されたローパス
特性の整数部分である周波数応答特性を有する演算増幅
器(Op)を具備している能動フィルタ回路を特徴とする。
Description
ィルタを構成するのに役立つ演算増幅器を備えた能動フ
ィルタ回路に関する。
スフィルタは、フィードバックを行わずに2次のセクシ
ョンまたは2次のセクションと1次のセクションとを縦
続接続することによって構成可能である。このようなフ
ィルタ回路によって、インダクタの使用が回避される
が、一般には演算増幅器である理想化された増幅器の形
態の能動回路が必要になる。この理想化された増幅器で
は、能動的な負または正のフィードバックが行われ、ま
た、各ローパスフィルタ内部またはその外部ではフィー
ドバックが確実に発生しないようにされている。
パスフィルタが知られており、図1に示されている3つ
の演算増幅器を備えた能動フィルタ回路、図2に示され
ている多重の負のフィードバックが行われる能動フィル
タ回路、および図3に示されている単一の正のフィード
バックが行われる能動フィルタ回路が含まれる。これら
全ての回路は、一般的に知られている下式のような伝達
関数により2次のローパスフィルタの伝達関数を生成す
る:
フィルタ係数aおよびbは、各RCネットワークに適し
たパラメータを選択することによって設定される。これ
らの係数で、一般的に異なるフィルタ係数を有するフィ
ルタであるこのようなローパスフィルタを直列に接続
し、フィードバックを行わないことにより、予め定めら
れた特性を有するフィルタが構成されることができる。
異なったフィルタタイプの既知の例は、ベッセル、バタ
ーワースおよびチェビシェフフィルタである。これらの
フィルタタイプは、フィルタ係数ai およびbi が異な
っているだけである。さらに詳細な説明は、たとえば文
献( U.Tietze and Ch.Schenk,“Halbleiter-Schaltung
stechnik”,10th Edition,Springer-Verlag,1003,ISBN
3-540-56184-6,in Chapter 14.1,“Theoretische Grund
lagen von Tiefpaβfiltern ”,pages 391 to 413 )に
記載されている。
欠点は、ローパスフィルタの高いカットオフ周波数にお
いて、増幅器の伝達関数がローパスフィルタの所望の伝
達関数の実数周波数および位相特性に影響を及ぼす可能
性があることである。これを回避するか、あるいは影響
を無視できる程度にするために、負のフィードバックが
行われる演算増幅器の遷移周波数fT は、所望のローパ
スフィルタ特性のはるか外側になければならない。ロー
パスフィルタの高いカットオフ周波数を実現するには、
演算増幅器の遷移周波数が、要求される正確度に応じて
少なくとも20乃至100倍だけローパスフィルタのカ
ットオフ周波数より高いことが必要である。各寄生また
は負荷キャパシタンスの高周波電荷反転は演算増幅器の
高い電流ドレインを伴い、高い遷移周波数を実現するこ
とは全く不可能である。
波数に対して規定された特性を有する能動ローパスフィ
ルタを構成するための、高い電流ドレインの欠点を回避
する能動フィルタ回路を提供することである。
的は、能動フィルタ回路に含まれた演算増幅器の周波数
応答特性を無視するのではなく、それをローパスフィル
タの周波数応答特性中に組込むことによって達成される
(請求項1参照)。
算増幅器の遷移周波数fT を選択的に特定することによ
って達成されることが可能であり、この遷移周波数fT
は、RCネットワークと周波数応答特性を有する1以上
の実数real演算増幅器とから構成される各ローパス
フィルタの所望の伝達関数G(p)によって決定され
る。これによって、遷移周波数fT が比較的低く、した
がって電流消費量の少ない演算増幅器が使用可能にな
る。
およびその好ましい実施形態をさらに詳細に説明する。
図1は、3つの演算増幅器を備えている既知の比較的複
雑な2次のローパスフィルタの概略回路図を示してい
る。2次には2つの時定数が必要とされ、それらは6つ
の抵抗R,R,R1 ,R2 ,R3 およびR4 と共に2つ
のキャパシタCAおよびCB によって決定される。
れる2次の能動ローパスフィルタの別の既知の回路図を
示している。多重の負のフィードバックの結果、回路は
図1のものよりはるかに簡単になり、演算増幅器は1個
でよい。2つの時定数は、2つのキャパシタC1 および
C2 と3つの抵抗R1 ,R2 およびR3 から構成された
多重の負のフィードバック路におけるRCネットワーク
によって形成される。ノードおよびメッシュ解析技術を
使用することによって、伝達関数G(p)を得ることが
できる。モノリシック集積回路の技術を使用して回路が
構成される場合、キャパシタおよび抵抗が妥当な値を確
実に有するように注意しなければならない。
れる2次の能動ローパスフィルタの同様に知られている
回路図を示している。ここでもまた、4つの抵抗R1 ,
R2,(α−1)R3 およびR3 と共に2つのキャパシ
タC1 およびC2 が2つの時定数を決定する。
スフィルタを構成する多くの方法があることを示すため
に選択されている。全ての回路変形に対して、式(1)
に基づく上記の伝達関数G(p)が該当する。しかしな
がら、演算増幅器は、理想的である、すなわち、少なく
とも周波数依存伝達関数を有しないか、あるいはその周
波数依存伝達関数が重要な周波数範囲において無視でき
る程度であると仮定されている。反対に、所望のフィル
タパラメータaおよびbを置換して、回路依存伝達関数
との係数比較を行うことにより、一般的な伝達関数G
(p)から、各RCネットワークに含まれるキャパシタ
および抵抗に対する条件付き方程式が求められる。“回
路依存伝達関数”とは、各RCネットワークの素子が一
般化されて正規化された形態ではなく、実際の値として
存在する伝達関数を表していることが理解されるであろ
う。
ってRC素子の値が得られることができる。しかしなが
ら、この場合、演算増幅器は、無限の利得と無限のカッ
トオフ周波数を有する理想的な増幅器とはみなされな
い。利得は、その遷移周波数f T またはωT によって簡
単化された形態で規定される周波数依存変数である。こ
れによって、RCネットワークと遷移周波数の相互依存
要素を含む方程式の系が得られる。個々の要素を特定す
ることによって、他の要素が個々の条件方程式によって
計算されることができる。
要素の値の合同変形(jointvariation)
が可能なので、適切な回路設計を使用すれば、いくつか
のステージが直列に接続されても、変形の製造がローパ
スフィルタの特性にほとんど影響を及ぼさないことであ
る。また、ディスクリートなコンポーネントとは違い、
キャパシタは任意に微細に傾斜付け可能(gradab
le)である。個々の要素を決定する場合に、集積性お
よび正確度に対する適切性を考慮した最適値を見出すた
めに個々の値は一方が他方に対して平衡にされる。
フィルタの伝達関数への演算増幅器の周波数応答特性の
組込みについて説明する。最初に、ノードおよびメッシ
ュ解析によって伝達関数G(p)=vout /vinが決定
される。これは中心ノードに生じたノード電圧vm を使
用して行われ、この中心ノードはまた演算増幅器Opの
反転入力E1 を形成している。ノードE1 の全ての電流
はノード解析による正しい符号により決定され、構成さ
れた演算増幅器Op の反転入力はゼロ電流であるとみな
される。ノードE1 に入り、あるいはこれを出た全ての
電流の和はゼロなので、以下の式が得られる:
遷移周波数fT を特定することによって近似的に考慮さ
れる。関連した角周波数はωT =2πfT である。演算
増幅器の入力電圧であるノード電圧vm は、以下に示さ
れている遷移周波数:
行った後で、図4の回路の素子しか含まれていない回路
依存性伝達方程式G(p)=vout /vinが得られる:
る:
て、各ローパスフィルタおよび各フィルタカットオフ周
波数ωg のそれぞれに対して特性係数aおよびbがv
´、τ1、τ2 およびωT の関数として得られる:
られた場合、図4のRCネットワークの他の素子は所望
のフィルタカットオフ周波数ωg の関数として次式:
れる減少を図5の概略的な周波数応答特性のグラフで表
されている1実施形態によって説明する。このグラフ
は、2つの直列接続された2次のローパスフィルタを使
用して構成されており、カットオフ周波数ωg の付近で
急峻な下向きの傾斜を示す4次のチェビシェフローパス
フィルタの周波数応答特性|G(jω)|を対数グラフ
で示している。特定されなければならない通過帯域にお
ける2つの値Amax およびAmin の比は“リップル”と
呼ばれている。示されている実施形態において、リップ
ルの量は非常に小さく、すなわちAmax /Amin =0.
01dBである。遠い減衰はローパスフィルタの4次の
設計によって決定され、−80dB/ディケードの周波
数応答特性を示す。2π・8.24−MHzのカットオ
フ周波数ωg から約2π・60MHzの遠い周波数ωs
までの転移領域において、通過帯域信号のレベルをほぼ
−70dBに低下させようとした場合、能動フィルタの
振幅および位相応答特性は少なくともこの周波数範囲内
において予め定められた特性に対応しなければならな
い。
Hzより低い周波数等の低い信号周波数を抑制するつも
りなら、これらの周波数範囲は1または2つの直列接続
されたハイパスフィルタによって簡単に減衰されること
ができる。これは、図5では破線のハイパスフィルタの
下向きの傾斜HPによって表されており、このHPは+
40dB/ディケードの周波数応答特性を示している。
このようなハイパスフィルタの下向きの傾斜は、たとえ
ば図1乃至4に示されているようにキャパシタを各フィ
ルタ入力と抵抗R1 との間に挿入することにより能動ロ
ーパスフィルタと容易に結合可能である。
フローパスフィルタのリップルの量はAmax /Amin =
0.01dB、すなわち比較的小さい。予め定められた
カットオフ周波数ωg は2π・8.24MHzである。
所望のリップルのために、−3dBのカットオフ周波数
は高く、すなわちほぼ12MHzである。要求される遠
い周波数ωs に関して、能動ローパスフィルタは約2π
・60MHzまでの周波数範囲をカバーし、この周波数
範囲はフィルタカットオフ周波数ωg =2π・8.24
MHzよりはるかに高い。演算増幅器の遷移周波数がR
Cネットワークの周波数応答特性によって無視できる程
度にすることができる場合、フィルタカットオフ周波数
ωg より上の20という低いファクターの結果、遷移周
波数fT=164.8MHzが得られるが、これは、演
算増幅器の電流ドレインが高いだけで通常のモノリシッ
ク集積技術により実現可能である。しかしながら本発明
によると、これは実質的にもっと低い遷移周波数により
実現可能である。所望の周波数減衰は、60MHzの範
囲内の遷移周波数だけが必要な演算増幅器を備えた能動
フィルタ回路により得られることができる。
として使用されることのできるCMOS技術における演
算増幅器Op の回路図を示している。示されている例
は、寄生振動に可能な限り感応しないように、とくにこ
の寄生振動が別のサブ回路と同じチップ上で生じる場合
には、それに感応しないようにほぼ対称的である。
ている。ブロック1 はバイアス回路を含み、このバイア
ス回路は、ブロック2 の中に示されている平衡入力増幅
器に対して供給される電流Iを発生する。2つのブロッ
ク3 ,4 は互いに関して対称的であり、それぞれ入力増
幅器2 に接続された出力増幅器を形成する。第2の出力
増幅器4 は第1の出力増幅器3 に関して対称的なので、
図6には第2の出力増幅器4 の内部回路を示していな
い。
するために、入力増幅器2 は、差動入力段をpチャンネ
ルトランジスタ対の形態で含み、この入力段はバイアス
回路1 内の電流源、すなわちトランジスタt7 (図9参
照)から給電される。出力電流Iを制御することによっ
て、入力増幅器2 の相互コンダクタンスgm を変化させ
ることができる。2つの入力E1 ,E2 は差動信号また
は第1および第2の入力電圧u1 ,u2 によって供給さ
れる。差動入力段は差動出力電圧または接地u3 ,u4
と呼ばれる2つの関連した出力電圧から結合する高抵抗
型負荷として、pチャンネルカスコードトランジスタ対
を介してnチャンネル電流バンクに接続されている。n
チャンネル電流バンクのゲート電圧は、補助電圧u7 に
よって固定されている。差動出力電圧または出力電圧u
3 ,u4 の大きさは、差動入力電圧vn =u1 −u2
(図4および7参照)と、バイアス回路1 によって注入
される電流Iの両方に依存する。
の出力増幅器3 ,4 への入力として機能し、出力増幅器
3 ,4 の出力電圧u5 ,u6 は平衡演算増幅器Op およ
び2次のフィルタ段の出力電圧を形成する。2つのプッ
シュプル出力段3 ,4 は、図6のブロック3 中に示され
ているクラスABのプッシュプル回路により構成されて
いることが好ましい。それは、このような回路がノード
P1 で形成された差動出力電流idと相補的な出力トラ
ンジスタ対t1 ,t2 のゲート・ソース制御電圧u4 と
の間における良好な線形性を示すためである。2つの直
列接続された電流ミラーnm,pmと、トランジスタt
1 の固定したソース電位u8 用の電圧源q8 とを含んで
いる図6に示されているクラスABのプッシュプル回路
の動作は、本出願人の欧州特許出願第 EP 0 460 263 A1
号(国内ではC-1417号)明細書に詳細に記載されてい
る。出力段3 ,4 で使用されている容量性の負のフィー
ドバックは、ミラーの原理に基づいて伝統的な周波数補
償を行う(出力段3 におけるミラーキャパシタCc 参
照)。このようにして、−20dB/ディケードの規定
された減衰の要求は満足されることができる。演算増幅
器の伝達関数Gop (p)は以下の式によって近似的に
表されることができる:
圧u5 ,u6 に対する出力P1 ,P2 とを有する図6の
平衡演算増幅器の符号表示を概略的に示している。
回路を形成するための図4のシングルエンドローパスフ
ィルタ回路に対する追加を示している。これは、非反転
出力および反転出力にそれぞれ対応した2つの出力P1
,P2 を備えた図6および7の平衡演算増幅器Op に
よって可能になる。図8には、対称的に追加されるコン
ポーネントがアステリスク(*)を付けて示されてい
る。周波数応答特性はもちろん対称化の影響を受けな
い。
ている。予め定められた電流Iを発生するために、バイ
アス回路1 は、極性の異なる2つのクロス結合された電
流ミラーから成る制御回路を備えている。第1の電流ミ
ラーはpチャンネルトランジスタt3 ,t4 を含み、第
2の電流ミラーはnチャンネルトランジスタt5 ,t6
を含んでいる。トランジスタt3 ,t6 はダイオードと
して接続され、関連した電流ミラーの電流を規定してい
る。トランジスタのクロス結合は、トランジスタt3 ,
t5 およびt4 ,t6 のドレイン路を介して行われる。
pチャンネル電流ミラーは、2つのトランジスタt3 ,
t4 に対して異なったゲート・ソース電圧が供給される
ため、通常の電流ミラー回路配置とは異なっている。図
9に示されている実施形態の定常状態において、ダイオ
ード接続されたトランジスタt3のゲート・ソース電圧
は、その大きさがトランジスタt4 のゲート・ソース電
圧の2倍である。これは、トランジスタt3 のドレイン
路における抵抗Rb によって強制される。ドレイン電流
はこの抵抗の両端において電圧降下を発生させ、それは
定常状態で大きさがトランジスタt4 のゲート・ソース
電圧に等しい。電流ミラー制御ダイオードを形成するた
めに、トランジスタt3 のゲート端子をドレイン端子に
対して、通常のように直接的にではなく抵抗Rb の後に
接続する。それによって、ドレイン電流が抵抗Rb の両
端で生じさせた電圧降下は、ドレイン端子における電圧
に付加させる。トランジスタt4 のゲート端子は、通常
のようにトランジスタt3 のゲート端子に接続されるの
ではなく、そのドレイン端子に接続される。
スタt4 とt6 は、それらの相互接続されたドレイン・
ソース路を介して第1の電流路および第2の電流路をそ
れぞれ提供する。トランジスタt3 ,t4 およびt5 ,
t6 で異なったw/l比を選択することによって、入力
電流と出力電流との間の伝達率が各電流ミラーにおいて
規定される。しかしながら、第1の電流ミラーt3 ,t
4 の場合、異なったゲート・ソース電圧がさらに考慮さ
れなければならない。異なったゲート・ソース電圧が2
つのトランジスタt3 ,t4 における電流密度を強制的
に異なったものにする。ゲート・ソース電圧の差の大き
さは、第1の電流路中の電流に依存し、各電流密度およ
びしたがって、第1の電流ミラーt3 ,t4 の電流伝達
比もまたこの電流に依存する。
トランジスタt3 ,t4 とトランジスタt5 ,t6 の各
w/l比はそれぞれ1:2および2:1である。したが
って、第2の電流ミラーは、第1および第2の電流路に
おける電流の比を強制的に2:1にする。第1の電流ミ
ラーにおけるトランジスタt3 とt4 のw/l比は1:
2なので、トランジスタt3 とt4 の電流に対する電流
密度は1:4となる。MOSトランジスタの場合におけ
るゲート・ソース電圧に対するドレイン電流の2次依存
性のために、第1の電流ミラー中でのこの状態は、トラ
ンジスタt3 のゲート・ソース電圧がトランジスタt4
のそれの2倍の状態で動作しているものだけに該当す
る。2つの相互接続された電流ミラーは制御回路を形成
しているので、この安定した状態は抵抗Rb の値の関数
として、電流値Iによって規定される動作状態に対する
供給電圧Vddの大きさとは無関係に現れる。したがっ
て、電流Iは結局のところRb の関数である。定常状態
において、値Iの制御された電流は第1の電流路中を流
れ、値I/2の制御された電流は第2の電流路中を流れ
る。電流Iの大きさは次の式によって与えられる:
タt3 ,t4 のチャンネルにおける電荷キャリアの移動
度に依存し、したがってこれらのトランジスタの製造プ
ロセス依存性の相互コンダクタンスを規定する技術的パ
ラメータである。トランジスタt3 およびt4 は同じ導
電型のものであることが都合よく、演算増幅器Op 中の
相互コンダクタンス入力増幅器2 の相互コンダクタンス
決定入力トランジスタに類似した動作点を有している。
当然ながら、トランジスタt3 ,t4 の別のw/l比お
よび別のゲート・ソース電圧比によって、IおよびI/
2以外の別の電流比が設定可能である。IおよびI/2
では、Rb に反比例する相互コンダクタンスgm * が電
流Iによりトランジスタt3 に対して得られる。電流
源、すなわちトランジスタt7 はバイアス回路1 の第1
の電流路t3 ,t4 中の電流Iに等しい電流Iを入力増
幅器2 に供給するので、入力増幅器2 の相互コンダクタ
ンスgm は第1の電流路t3 ,t4 中の電流決定抵抗R
b の値に反比例する:
ットワークの抵抗およびキャパシタンスに最適に適合さ
せるために、外部の負のフィードバックネットワークの
抵抗およびキャパシタならびに演算増幅器Op のミラー
キャパシタと同じ製造プロセスでバイアス回路1 の相互
コンダクタンス決定抵抗Rb を構成することが推奨され
ている。このようにして、演算増幅器の遷移周波数fT
と負のフィードバックのRC時定数の逆数値、すなわち
2πfT =gm /Cとの間の同期を得ることができる。
路1 中の閉ループ制御回路のゼロ電流動作点を移動させ
るには、開始装置5 が必要である。これには、たとえば
接地された高い値の抵抗が含まれてもよく、この抵抗を
流れる電流は電流Iと比較して非常に小さいが、閉ルー
プをスタートさせるには十分である。この電流は正常な
動作状態のときは、たとえば、第1の電流ミラーt3 ,
t4 または第2の電流ミラーt5 ,t6 によって制御さ
れるスイッチによってオフにされてもよい。
の適用を概略ブロック図で示している。同調装置6 は、
周波数の混合して中間周波数値で出力する。この周波数
混合物にはモノリシック集積回路7 により処理される重
要なチャンネルが含まれている。この実施形態では、こ
のチャンネルは40MHzの範囲内であり、周波数f1
の搬送波に割当てられる。重要なチャンネルは、同調装
置において、あるいは表面波フィルタ(示されていな
い)によって周波数混合物から濾波される。モノリシッ
ク集積回路7 の入力にはミキサが設けられており、この
ミキサは一般に直角ミキサであり、さらに処理を行うた
めに40MHzのチャンネルをベースバンドまたは低周
波数帯域に変換する。発振器9 は周波数変換に適した信
号f0 を生成する。ミキサ8 は変換されたチャンネルを
所望の低い周波数で出力し、変換された搬送波f2 は差
周波数:f2 =f1 −f0 である。
スフィルタ10によって除去される。ローパスフィルタ10
はアナログデジタル変換器11により後続され、この変換
器11にはデジタル信号処理装置12が接続されている。図
10における破線の矢印は、ミキサ8 の出力に含まれる
可能性のある妨害信号fn を表している。これらの妨害
信号が除去できるようにするために、ローパスフィルタ
10は非常に近接した妨害信号fn でさえ十分に抑制する
ために非常に急峻な下向きの傾斜を有しなければならな
い。可能性の高い直接的な妨害信号は、高い振幅を有す
る発振器信号f0 と、減衰の不十分な隣接チャンネルを
含んでいる同調装置6 からの出力信号と、デジタル化ク
ロックにロックされた信号と、および信号処理装置12か
らの信号である。さらに、ミキサおよび存在している信
号の高調波によって生じた小さい振幅の間接的な妨害信
号が存在する。非線形特性で混合した寄生振動を介し
て、これらの信号はまたベースバンドに接近する可能性
がある。本発明によれば、必要な急峻な傾きのローパス
フィルタが構成可能である。これは能動フィルタであ
り、計算が容易で、電流消費量が比較的少なく、後続す
るデジタル化および信号処理に対するモノリシック集積
可能なミキサ8 の最も重要な要求される性能である。
を示す回路図。
ィルタ回路を示す回路図。
ィルタ回路を示す回路図。
の概略図。
図。
実施形態の概略図。
図。
Claims (14)
- 【請求項1】 能動フィルタ回路中に内蔵されたRCネ
ットワーク(R1,R2,C1,C2) と共に、特定されたローパス
特性を決定するように作用し、この特定されたローパス
特性の積分部分である周波数応答特性を有する演算増幅
器(Op)を具備している能動フィルタ回路。 - 【請求項2】 特定されたローパス特性の領域におい
て、演算増幅器(Op)は−20dB/ディケードの本質的
に一定の減衰を示す請求項1記載のフィルタ回路。 - 【請求項3】 RCネットワーク(R1,R2,C1,C2) と演算
増幅器(Op)は、2次のフィルタ回路を形成している請求
項1または2記載のフィルタ回路。 - 【請求項4】 RCネットワーク(R1,R2,C1,C2) は、 第1の抵抗(R1)がフィルタ回路の信号入力(L1)と演算増
幅器(Op)の反転入力(E1)との間に接続され、第1のキャ
パシタ(C1)が反転入力(E1)と固定された基準電位との間
に接続され、 第2の抵抗(R2)および第2のキャパシタ(C2)が反転入力
(E1)と演算増幅器(Op)の出力(P1)との間に接続され、こ
の演算増幅器(Op)の出力はまたフィルタ回路の信号出力
を形成し、 演算増幅器(Op)の非反転入力が固定された基準電位端子
に接続されるように相互接続されている請求項3記載の
フィルタ回路。 - 【請求項5】 演算増幅器(Op)は、演算増幅器の周波数
応答特性をその相互コンダクタンス(gm)およびキャパシ
タ(Cc)によって本質的に決定する相互コンダクタンス増
幅器(2,3,4) を備えている請求項1乃至4のいずれか1
項記載のフィルタ回路。 - 【請求項6】 前記相互コンダクタンス増幅器(2,3,4)
の相互コンダクタンス(gm)は、RCネットワーク(R1,R
2,C1,C2) の抵抗と同じ種類の抵抗を有するバイアス回
路(1) 中の相互コンダクタンス決定抵抗(Rb)の値に反比
例するようにバイアス回路(1) により制御可能である請
求項5記載のフィルタ回路。 - 【請求項7】 バイアス回路(1) 中の電流決定トランジ
スタは、このバイアス回路(1) から給電される相互コン
ダクタンス増幅器(2,3,4) の入力トランジスタと同じ導
電タイプのものであり、本質的に同じ動作点を有してい
る請求項6記載のフィルタ回路。 - 【請求項8】 RCネットワーク(R1,R2,C1,C2) および
演算増幅器(Op)は単一のモノリシック集積回路の一部分
であり、RCネットワークの周波数応答特性決定抵抗(R
1,R2) および、またはキャパシタ(C1,C2) 演算増幅器と
は同じ製造プロセスによって製造されている請求項1乃
至4のいずれか1項記載のフィルタ回路。 - 【請求項9】 相互コンダクタンス(2,3,4) を備えてい
るRCネットワーク(R1,R2,C1,C2) および演算増幅器(O
p)は単一のモノリシック集積回路の一部分であり、RC
ネットワークおよびバイアス回路(1) と関連した相互コ
ンダクタンス増幅器の周波数応答特性および相互コンダ
クタンス決定抵抗(R1,R2,Rb)および、または周波数応答
特性決定キャパシタ(C1,C2,Cc)は同じ製造プロセスによ
って製造されたものである請求項5記載のフィルタ回
路。 - 【請求項10】 2より大きい次数のフィルタ回路は、
請求項1乃至9記載のフィルタ回路の少なくとも1つを
組込むことによって構成されている請求項1乃至9のい
ずれか1項記載のフィルタ回路。 - 【請求項11】 フィルタ回路の前または後において、
信号路が容量的に開かれて直流信号と低い周波数を抑制
する請求項1乃至10のいずれか1記載のフィルタ回
路。 - 【請求項12】 演算増幅器(Op)の回路は、演算増幅器
(Op)の反転入力(E1)および非反転入力(E2)と結合された
2つの信号路に関して本質的に平衡しており、演算増幅
器(Op)が反転出力(P2)および非反転出力(P1)を有してい
る請求項1乃至11のいずれか1項記載のフィルタ回
路。 - 【請求項13】 RCネットワークは平衡しており、演
算増幅器(Op)の反転入力(E1)および非反転出力(P1)に関
連した第1のRCネットワーク(R1,R2,C1,C2) の平衡は
対称的なRCネットワーク( R1* , R2* , C1* , C2* )
によって保たれ、この対称的なRCネットワークは演算
増幅器の非反転入力(E2)および反転出力(P2)と関連して
おり、第1のRCネットワークと同じパラメータを有し
ている請求項12記載のフィルタ回路。 - 【請求項14】 次の処理の前に妨害信号(fn)を除去す
るために、チップ上ミキサであることが好ましいミキサ
(8) に後続してフィルタ回路が配置されている請求項1
乃至13のいずれか1項記載のフィルタ回路。
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