JP2002185286A - 水晶振動子及び水晶振動子の周波数調整方法 - Google Patents

水晶振動子及び水晶振動子の周波数調整方法

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JP2002185286A
JP2002185286A JP2000381804A JP2000381804A JP2002185286A JP 2002185286 A JP2002185286 A JP 2002185286A JP 2000381804 A JP2000381804 A JP 2000381804A JP 2000381804 A JP2000381804 A JP 2000381804A JP 2002185286 A JP2002185286 A JP 2002185286A
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electrode
crystal
laser
trimming
frequency
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Tadashi Saito
正 斉藤
Shinichi Suzuki
進一 鈴木
Yoji Hoshino
要二 星野
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Pioneer Corp
Pioneer FA Corp
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Pioneer FA Corp
Pioneer Electronic Corp
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度の周波数調整を可能にする水晶振動子
及び高精度の周波数調整方法を提供すること。 【解決手段】 水晶片2の上面側に上面電極3を取り付
け、下面側に下面電極5を取り付ける。上面電極3に
は、水晶片2に上面電極3と下面電極5を取り付けた際
に重ならない部分として、トリミング部4を形成する。
そして、レーザートリミング法による周波数調整を行う
際には、このトリミング部4のみにレーザーの照射を行
うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水晶片の上面と下
面に各々上面電極と下面電極を取り付けた水晶振動子及
びこの水晶振動子のレーザートリミング法による周波数
調整方法の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】水晶振動子は、その高い安定性により、
情報通信に欠かせない重要なデバイスとして用いられて
いる。近年、衛星通信や携帯電話などの発達に伴い、水
晶振動子もその高性能化が一つの大きな目標とされてい
る。また、最近の水晶振動子は、表面実装技術の進歩に
伴ってチップ化が進み、小型化が重要な開発目標となっ
ている。更に、水晶振動子の周波数の調整方法は、信頼
性の向上のために真空封止する前に行うイオンビームや
レーザーによるトリミング法が多く用いられている。
【0003】一般に、水晶振動子の共振周波数は、水晶
片の厚さ及び水晶片に付着している金属膜の厚さによっ
て変化するので、調整前の共振周波数を希望の周波数よ
りやや低めに設定しておけば、水晶振動子を真空封止す
る前に、イオンビームやレーザーにより金属膜の一部を
飛散させることにより、周波数を調整することが出来
る。また、一般にレーザートリミングはイオンビームト
リミングに比して、より高精度にトリミングを行うこと
ができ、周波数を微調整することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の水晶振動子は、水晶片の表面と裏面の両方に電極と
しての金属膜を設けた構成となっているため、レーザー
トリミング法により表面の金属膜のみをレーザーにより
飛散させようとしても、裏面の金属膜までもが飛散し、
結局、上下の金属膜に穴が開いたのと同じ状態になって
しまう。
【0005】その結果、本来飛散させようとする量以上
の量の金属膜が飛散してしまうために、周波数を正確に
調整することが困難であった。
【0006】そこで、本発明は、このような問題点を解
決し、高精度の周波数調整を可能にする水晶振動子及び
高精度の周波数調整方法を提供することを課題としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の水晶振動
子は、前記課題を解決するために、水晶片の上面と下面
に各々上面電極と下面電極を取り付けた水晶振動子であ
って、前記上面電極と下面電極は、水晶片に取り付けた
状態において重ならない部分を有する非対称形状に形成
されていることを特徴とする。
【0008】請求項1記載の水晶振動子によれば、水晶
片の上面と下面に取り付けられた上面電極と下面電極
は、水晶片に取り付けた状態において重ならない部分を
有する非対称形状なので、この重ならない部分のみにレ
ーザーを照射することが出来、他の電極へのレーザー照
射を回避して、高精度なレーザートリミング法による周
波数調整を可能にする。
【0009】請求項2記載の水晶振動子は、前記課題を
解決するために、請求項1記載の水晶振動子において、
前記重ならない部分は上面電極または下面電極の外部回
路と接続される端子部分を除く領域に形成されているこ
とを特徴とする。
【0010】請求項2記載の水晶振動子によれば、前記
重ならない部分は、上面電極または下面電極の外部回路
と接続される端子部分を除く領域に形成されているの
で、レーザートリミングに際して誤って端子部分を除去
してしまうことがなく、安全且つ高精度なレーザートリ
ミング法による周波数調整を可能にする。
【0011】請求項3記載の水晶振動子は、前記課題を
解決するために、請求項1または2記載の水晶振動子に
おいて、前記重ならない部分は、前記上面電極または下
面電極のそれぞれに、異なる長さを有して形成されてい
ることを特徴とする。
【0012】請求項3記載の水晶振動子によれば、前記
重ならない部分は、前記上面電極または下面電極のそれ
ぞれに、異なる長さを有して形成されているので、上面
または下面のいずれであっても、レーザートリミング法
におけるレーザー照射が可能であり、上面または下面の
パターン認識工程を省略することが出来る。
【0013】請求項4記載の水晶振動子は、前記課題を
解決するために、請求項1ないし3のいずれか1記載の
水晶振動子において、前記重ならない部分は、幅の狭い
部分と、幅の広い部分とを有していることを特徴とす
る。
【0014】請求項4記載の水晶振動子によれば、前記
重ならない部分は、幅の狭い部分と、幅の広い部分とを
有しているので、幅の狭い部分にレーザーを照射するこ
とにより微調を行い、幅の広い部分にレーザーを照射す
ることにより粗調を行うことが出来る。
【0015】請求項5記載の水晶振動子は、前記課題を
解決するために、請求項1ないし4のいずれか1記載の
水晶振動子において、前記重ならない部分は、水晶振動
子の周波数調整のためのレーザー照射を受ける部分であ
ることを特徴とする。
【0016】請求項5記載の水晶振動子によれば、前記
重ならない部分は、水晶振動子の周波数調整のためのレ
ーザー照射を受ける部分なので、他の電極へのレーザー
照射を回避して、高精度なレーザートリミング法による
周波数調整を可能にする。
【0017】請求項6記載の水晶振動子は、水晶片の上
面と下面に各々上面電極と下面電極を取り付けた水晶振
動子であって、前記上面または下面の少なくともいずれ
か一方には、前記上面電極または下面電極と分離され
た、ダミー電極が、他の電極と重ならない位置に形成さ
れていることを特徴とする。
【0018】請求項6記載の水晶振動子によれば、前記
上面または下面の少なくともいずれか一方には、前記上
面電極または下面電極と分離された、ダミー電極が、他
の電極と重ならない位置に形成されているので、このダ
ミー電極のみにレーザーを照射することが出来、他の電
極へのレーザー照射を回避して、高精度なレーザートリ
ミング法による周波数調整を可能にする。
【0019】請求項7記載の水晶振動子は、前記課題を
解決するために、請求項6記載の水晶振動子において、
前記ダミー電極は、水晶振動子の周波数調整のためのレ
ーザー照射を受ける電極であることを特徴とする。
【0020】請求項7記載の水晶振動子によれば、前記
ダミー電極は、水晶振動子の周波数調整のためのレーザ
ー照射を受ける部分なので、他の電極へのレーザー照射
を回避して、高精度なレーザートリミング法による周波
数調整を可能にする。
【0021】請求項8記載の水晶振動子の周波数調整方
法は、前記課題を解決するために、水晶片の上面と下面
に各々上面電極と下面電極を取り付けた水晶振動子のレ
ーザートリミング法による周波数調整方法であって、前
記上面電極または下面電極のうち、水晶片に取り付けた
状態において重ならない部分を、レーザー光照射面とし
て載置する工程と、前記重ならない部分にレーザー光を
照射する工程とを有することを特徴する。
【0022】請求項8記載の水晶振動子の周波数調整方
法によれば、まず、水晶片の上面に設けられた上面電
極、または下面に設けられた下面電極のうち、水晶片に
取り付けた状態において重ならない部分を、レーザー光
照射面として載置する。次に、前記重ならない部分にレ
ーザー光を照射する。従って、レーザーの照射は、この
重ならない部分にのみ行われることになり、他の電極へ
のレーザー照射を回避して、高精度なレーザートリミン
グ法による周波数調整が行われることになる。
【0023】請求項9記載の水晶振動子の周波数調整方
法は、前記課題を解決するために、請求項8記載の水晶
振動子の周波数調整方法において、前記レーザー光を照
射する工程は、所定の小領域でレーザ光を照射し、前記
重ならない部分の上面電極または下面電極に対して、当
該小領域を順次移動させて行う工程であることを特徴と
する。
【0024】請求項9記載の水晶振動子の周波数調整方
法によれば、前記レーザー光を照射する際には、所定の
小領域でレーザ光を照射し、前記重ならない部分の上面
電極または下面電極に対して、当該小領域を順次移動さ
せる。従って、レーザーの照射は、前記重ならない部分
上において高精度に行われることになり、且つ、他の電
極へのレーザー照射も回避されるので、極めて高精度な
レーザートリミング法による周波数調整が行われること
になる。
【0025】請求項10記載の水晶振動子の周波数調整
方法は、前記課題を解決するために、請求項9記載の水
晶振動子の周波数調整方法において、前記レーザー光を
照射する工程は、一の小領域に対するレーザー光照射後
に、該一の小領域に隣接する小領域をレーザー光照射
し、これを順次行う工程であることを特徴とする。
【0026】請求項10記載の水晶振動子の周波数調整
方法によれば、前記レーザー光を照射する際には、一の
小領域に対するレーザー光照射後に、該一の小領域に隣
接する小領域をレーザー光照射し、これを順次行う。従
って、レーザーの照射は、前記重ならない部分上におい
て高精度に行われることになり、且つ、他の電極へのレ
ーザー照射も回避されるので、極めて高精度なレーザー
トリミング法による周波数調整が行われることになる。
【0027】請求項11記載の水晶振動子の周波数調整
方法は、前記課題を解決するために、請求項8ないし1
0のいずれか1記載の水晶振動子の周波数調整方法にお
いて、前記レーザー光を照射する工程は、前記重ならな
い部分のうち幅の広い部分にレーザー光を照射して粗調
を行う工程と、前記重ならない部分のうち幅の狭い部分
にレーザー光を照射して微調を行う工程とを含むことを
特徴とする。
【0028】請求項11記載の水晶振動子の周波数調整
方法によれば、前記レーザー光を照射する際には、前記
重ならない部分のうち幅の広い部分にレーザー光を照射
することにより、粗調を行うことが出来る。また、前記
重ならない部分のうち幅の狭い部分にレーザー光を照射
することにより、微調を行うことが出来る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。
【0030】(第1の実施形態)まず、本発明の第1の
実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。
【0031】図2は本発明の第1の実施形態におけるレ
ーザートリミング装置を示す図である。
【0032】図2に示すように、本実施形態のレーザー
トリミング装置50は、YAG−SHG発振器51と、
光学系52とを備えている。
【0033】YAG−SHG発振器51は、Qスイッチ
53と、YAGロッド54と、BBO(高周波変換結
晶)55とを備え、光学系52は、エキスパンドレンズ
56と、ガルバノメータ57と、集光レンズ58とを備
えている。
【0034】以上のようなレーザートリミング装置50
において、YAG−SHG発振器51で発生させたYA
G−SHG(直線偏光)レーザー光を、エキスパンドレ
ンズ56、ガルバノメータ57、及び集光レンズ58に
より、水晶片2上の電極3に導き、これに照射させてト
リミングを行う。
【0035】次に、本実施形態における水晶振動子の構
成を図1に基づいて説明する。図1(A)は本実施形態
における水晶振動子1の上面側の電極を示す平面図、図
1(B)は本実施形態における水晶振動子1の下面側の
電極を上面側から見た平面図、図1(C)は前記上面側
の電極及び下面側の電極を設けた本実施形態における水
晶振動子1を示す平面図である。
【0036】図1(A)に示すように、本実施形態の水
晶振動子1は、水晶片2の上面側に上面電極3が設けら
れている。上面電極3は、厚さ数100Å程度のクロム
と、厚さ数100Å〜数1000Å程度の金から成る。
金だけでは、水晶片2との接着性が良好ではないため、
本実施形態においては、水晶片2−クロム−金という構
造になっている。なお、電極には、金に代えて銀或いは
これらの混合物を用いることも出来る。
【0037】また、図1(B)に示すように、本実施形
態の水晶振動子1には、水晶片2の下面側に下面電極5
が設けられている。下面電極5も、前記上面電極2と同
様に、厚さ数100Å程度のクロムと、厚さ数100Å
〜数1000Å程度の金とから成り、水晶片2−クロム
−金という構造になっている。なお、下面電極について
も、金に代えて銀或いはこれらの混合物を用いることが
出来る。
【0038】図1(A)と図1(B)を比較すれば明ら
かなように、本実施形態における上面電極3には、水晶
片2を介して、下面電極5と重ならないトリミング部4
が設けられている。図1(A)においては、理解を容易
にするためにトリミング部4を斜線で示したが、実際に
は、上面電極3におけるトリミング部4と他の部分との
境界部は存在せず、一体に形成されている。
【0039】つまり、本実施形態においては、上面電極
3と下面電極5とが非対称に構成されている。その結
果、図1(C)に示すように、水晶片2の上面側に上面
電極3を設け、水晶片2の下面側に下面電極5を設ける
と、トリミング部4の下面には、電極が存在しないこと
になる。
【0040】そして、本実施形態においては、図2に示
したレーザートリミング装置50を用いて、このトリミ
ング部4のみをトリミングするように構成されている。
本実施形態におけるトリミングによれば、トリミング部
4の下面には電極が存在しないので、従来のように下面
電極の一部が飛散してしまうことがなく、高精度なトリ
ミングを行うことが出来る。
【0041】なお、前記レーザートリミング装置50に
よるレーザーの照射は、例えば、数μm〜数10μm×
数μm〜数10μmの小領域に所定回数パルスの照射を
行い、照射時間は、1パルス当たり数10nsec〜数
10nsec程度とする。また、出力は数W、例えば5
Wとする。
【0042】前記トリミング部4に対して、8μm×8
μmの小領域を照射領域として定め、この小領域に2パ
ルスずつの照射を行い、順次、隣接する小領域に対して
照射を行うことにより、トリミング部4の金とクロムを
除去し、徐々に水晶振動子1の重量を減少させて、所望
の周波数を得るように調整を行う。
【0043】このように、本実施形態によれば、水晶振
動子1における上面電極3と下面電極5とを非対称形に
形成し、上面電極3に、水晶片2を介して下面電極5と
重ならないトリミング部4を設けるようにしたので、ト
リミング部4のみのトリミングが可能となり、高精度の
周波数調整が可能となる。
【0044】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を図3に基づいて説明する。なお、第1の実施
形態との共通箇所には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0045】図3(A)は本実施形態における水晶振動
子1の上面側の電極を示す平面図、図3(B)は本実施
形態における水晶振動子1の下面側の電極を上面側から
見た平面図、図3(C)は前記上面側の電極及び下面側
の電極を設けた本実施形態における水晶振動子1を示す
平面図である。
【0046】本実施形態は、図3(A)及び図3(B)
に示すように、上面電極3にトリミング部4Aを設ける
と共に、下面電極5にもトリミング部4Bを設ける。そ
して、トリミング部4A及びトリミング部4Bは、それ
ぞれの下面に重なり合う電極が存在しない長さに形成す
る。
【0047】従って、図3(C)のように、水晶片2の
上面側に上面電極3を設け、水晶片2の下面側に下面電
極5を設けると、トリミング部4A及びトリミング部4
Bの下面には、電極が存在しないことになる。
【0048】そして、本実施形態においても、図2に示
したレーザートリミング装置50を用いて、このトリミ
ング部4Aまたはトリミング部4Bのみをトリミングす
るように構成する。本実施形態におけるトリミングによ
れば、トリミング部4Aまたはトリミング部4Bの下面
には電極が存在しないので、従来のように下面電極の一
部が飛散してしまうことがなく、高精度なトリミングを
行うことが出来る。
【0049】しかも、本実施形態によれば、水晶振動子
1の上面側と下面側の両方にトリミング部が設けられて
いるので、トリミングを行う際に、水晶振動子1の上面
側と下面側とをパターン認識により認識する必要がなく
なるという利点もある。
【0050】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態を図4に基づいて説明する。なお、第1の実施
形態との共通箇所には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0051】図4(A)は本実施形態における水晶振動
子1の上面側の電極を示す平面図、図4(B)は本実施
形態における水晶振動子1の下面側の電極を上面側から
見た平面図、図4(C)は前記上面側の電極及び下面側
の電極を設けた本実施形態における水晶振動子1を示す
平面図である。
【0052】本実施形態は、図4(A)に示すように、
上面電極3に設けたトリミング部4Cの形状が、第1の
実施形態のトリミング部4のものとは異なっている。
【0053】本実施形態におけるトリミング部4Cは、
図4(A)に示すように、幅の狭い部分4C−1と、幅
の広い部分4C−2とから構成されている。
【0054】そして、幅の狭い部分4C−1、幅の広い
部分4C−2のいずれの部分においても、それぞれの下
面には、図4(B)に示す下面電極5側に重なり合う電
極が存在しないように構成する。
【0055】従って、図4(C)のように、水晶片2の
上面側に上面電極3を設け、水晶片2の下面側に下面電
極5を設けると、トリミング部4Cの下面には、電極が
存在しないことになる。
【0056】そして、本実施形態においても、図2に示
したレーザートリミング装置50を用いて、このトリミ
ング部4Cのみをトリミングするように構成する。本実
施形態におけるトリミングによれば、トリミング部4C
の下面には電極が存在しないので、従来のように下面電
極の一部が飛散してしまうことがなく、高精度なトリミ
ングを行うことが出来る。
【0057】しかも、本実施形態によれば、トリミング
部4Cには、幅の狭い部分4C−1と、幅の広い部分4
C−2とが形成されているので、幅の広い部分4C−2
にレーザーを照射することにより粗調を行い、幅の狭い
部分4C−1にレーザーを照射することにより微調を行
うことが出来る。
【0058】なお、図3に示すトリミング部4A及びト
リミング部4Bに、本実施形態のような幅の狭い部分と
幅の広い部分を設けるようにしても良い。
【0059】(第4の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態を図5に基づいて説明する。なお、第1の実施
形態との共通箇所には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0060】図5(A)は本実施形態における水晶振動
子1の上面側の電極を示す平面図、図5(B)は本実施
形態における水晶振動子1の下面側の電極を上面側から
見た平面図、図5(C)は前記上面側の電極及び下面側
の電極を設けた本実施形態における水晶振動子1を示す
平面図である。
【0061】本実施形態は、図5(A)に示すように、
上面電極3に設けたトリミング部4Dの形状が、第1の
実施形態のトリミング部4のものとは異なっている。
【0062】本実施形態におけるトリミング部4Dは、
図5(A)に示すように、幅の狭い部分4D−1と、幅
の広い部分4D−2とから構成されている。第3の実施
形態では、トリミング部4Cの左右に幅の狭い部分4C
−1と幅の広い部分4C−2とを設けたが、本実施形態
では、トリミング部4Dの上下に幅の狭い部分4D−1
と幅の広い部分4D−2を設けている。
【0063】そして、幅の狭い部分4D−1、幅の広い
部分4D−2のいずれの部分においても、それぞれの下
面には、図5(B)に示す下面電極5側に重なり合う電
極が存在しないように構成する。
【0064】従って、図5(C)のように、水晶片2の
上面側に上面電極3を設け、水晶片2の下面側に下面電
極5を設けると、トリミング部4Dの下面には、電極が
存在しないことになる。
【0065】そして、本実施形態においても、図2に示
したレーザートリミング装置50を用いて、このトリミ
ング部4Dのみをトリミングするように構成する。本実
施形態におけるトリミングによれば、トリミング部4D
の下面には電極が存在しないので、従来のように下面電
極の一部が飛散してしまうことがなく、高精度なトリミ
ングを行うことが出来る。
【0066】しかも、本実施形態によれば、トリミング
部4Dには、幅の狭い部分4D−1と、幅の広い部分4
D−2とが形成されているので、幅の広い部分4D−2
にレーザーを照射することにより粗調を行い、幅の狭い
部分4D−1にレーザーを照射することにより微調を行
うことが出来る。
【0067】なお、図3に示すトリミング部4A及びト
リミング部4Bに、本実施形態のような幅の狭い部分と
幅の広い部分を設けるようにしても良い。
【0068】(第5の実施形態)次に、本発明の第5の
実施形態を図6に基づいて説明する。なお、第1の実施
形態との共通箇所には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0069】図6(A)は本実施形態における水晶振動
子1の上面側の電極を示す平面図、図6(B)は本実施
形態における水晶振動子1の下面側の電極を上面側から
見た平面図、図6(C)は前記上面側の電極及び下面側
の電極を設けた本実施形態における水晶振動子1を示す
平面図である。
【0070】本実施形態は、図6(A)に示すように、
上面電極3の上方に、上面電極3と分離したトリミング
部6を設けたところが、第1の実施形態と異なってい
る。上面電極3と下面電極5は従来通り、対称形とす
る。
【0071】本実施形態におけるトリミング部6は、本
来の電極として機能するものではなく、トリミング用に
設けられたダミー電極である。
【0072】もちろん、トリミング部6の下面にも、図
6(B)に示す下面電極5側に重なり合う電極が存在し
ないように構成する。
【0073】従って、図6(C)のように、水晶片2の
上面側に上面電極3を設け、水晶片2の下面側に下面電
極5を設けると、トリミング部6の下面には、電極が存
在しないことになる。
【0074】そして、本実施形態においても、図2に示
したレーザートリミング装置50を用いて、このトリミ
ング部6のみをトリミングするように構成する。本実施
形態におけるトリミングによれば、トリミング部6の下
面には電極が存在しないので、従来のように下面電極の
一部が飛散してしまうことがなく、高精度なトリミング
を行うことが出来る。
【0075】レーザートリミング法による周波数調整
は、上下の電極の重さのバランスにより行われるので、
本実施形態のように、電極と分離したダミー電極を設け
ても、行うことが出来る。
【0076】以上、各実施形態から明らかなように、本
発明によれば、水晶片を介した下面側に電極が存在しな
いトリミング用の電極を設け、このトリミング用の電極
をレーザートリミング法によりトリミングするようにし
たので、高精度の周波数調整を行うことが出来る。
【0077】
【発明の効果】請求項1記載の水晶振動子によれば、水
晶片の上面と下面に取り付けられた上面電極と下面電極
は、水晶片に取り付けた状態において重ならない部分を
有する非対称形状なので、この重ならない部分のみにレ
ーザーを照射することが出来、他の電極へのレーザー照
射を回避して、高精度なレーザートリミング法による周
波数調整を行うことが出来る。
【0078】請求項2記載の水晶振動子によれば、前記
重ならない部分は、上面電極または下面電極の外部回路
と接続される端子部分を除く領域に形成されているの
で、レーザートリミングに際して誤って端子部分を除去
してしまうことがなく、安全且つ高精度なレーザートリ
ミング法による周波数調整を行うことが出来る。
【0079】請求項3記載の水晶振動子によれば、前記
重ならない部分は、前記上面電極または下面電極のそれ
ぞれに、異なる長さを有して形成されているので、上面
または下面のいずれであっても、レーザートリミング法
におけるレーザー照射が可能であり、上面または下面の
パターン認識工程を省略することが出来る。
【0080】請求項4記載の水晶振動子によれば、前記
重ならない部分は、幅の狭い部分と、幅の広い部分とを
有しているので、幅の狭い部分にレーザーを照射するこ
とにより微調を行い、幅の広い部分にレーザーを照射す
ることにより粗調を行うことが出来る。
【0081】請求項5記載の水晶振動子によれば、前記
重ならない部分は、水晶振動子の周波数調整のためのレ
ーザー照射を受ける部分なので、他の電極へのレーザー
照射を回避して、高精度なレーザートリミング法による
周波数調整を行うことが出来る。
【0082】請求項6記載の水晶振動子によれば、前記
上面または下面の少なくともいずれか一方には、前記上
面電極または下面電極と分離された、ダミー電極が、他
の電極と重ならない位置に形成されているので、このダ
ミー電極のみにレーザーを照射することが出来、他の電
極へのレーザー照射を回避して、高精度なレーザートリ
ミング法による周波数調整を行うことが出来る。
【0083】請求項7記載の水晶振動子によれば、前記
ダミー電極は、水晶振動子の周波数調整のためのレーザ
ー照射を受ける部分なので、他の電極へのレーザー照射
を回避して、高精度なレーザートリミング法による周波
数調整を行うことが出来る。
【0084】請求項8記載の水晶振動子の周波数調整方
法によれば、まず、水晶片の上面に設けられた上面電
極、または下面に設けられた下面電極のうち、水晶片に
取り付けた状態において重ならない部分を、レーザー光
照射面として載置する。次に、前記重ならない部分にレ
ーザー光を照射する。従って、レーザーの照射は、この
重ならない部分にのみ行われることになり、他の電極へ
のレーザー照射を回避して、高精度なレーザートリミン
グ法による周波数調整を行うことが出来る。
【0085】請求項9記載の水晶振動子の周波数調整方
法によれば、前記レーザー光を照射する際には、所定の
小領域でレーザ光を照射し、前記重ならない部分の上面
電極または下面電極に対して、当該小領域を順次移動さ
せる。従って、レーザーの照射は、前記重ならない部分
上において高精度に行われることになり、且つ、他の電
極へのレーザー照射も回避されるので、極めて高精度な
レーザートリミング法による周波数調整を行うことが出
来る。
【0086】請求項10記載の水晶振動子の周波数調整
方法によれば、前記レーザー光を照射する際には、一の
小領域に対するレーザー光照射後に、該一の小領域に隣
接する小領域をレーザー光照射し、これを順次行う。従
って、レーザーの照射は、前記重ならない部分上におい
て高精度に行われることになり、且つ、他の電極へのレ
ーザー照射も回避されるので、極めて高精度なレーザー
トリミング法による周波数調整を行うことが出来る。
【0087】請求項11記載の水晶振動子の周波数調整
方法によれば、前記レーザー光を照射する際には、前記
重ならない部分のうち幅の広い部分にレーザー光を照射
することにより、粗調を行うことが出来る。また、前記
重ならない部分のうち幅の狭い部分にレーザー光を照射
することにより、微調を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における水晶振動子を
示す上面図であり、(A)は水晶振動子の上面電極を示
す上面図、(B)は水晶振動子の上面側から下面電極を
見た上面図、(C)は上面電極と下面電極を取り付けた
水晶振動子の上面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態におけるレーザートリ
ミング装置の概略構成を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施形態における水晶振動子を
示す上面図であり、(A)は水晶振動子の上面電極を示
す上面図、(B)は水晶振動子の上面側から下面電極を
見た上面図、(C)は上面電極と下面電極を取り付けた
水晶振動子の上面図である。
【図4】本発明の第3の実施形態における水晶振動子を
示す上面図であり、(A)は水晶振動子の上面電極を示
す上面図、(B)は水晶振動子の上面側から下面電極を
見た上面図、(C)は上面電極と下面電極を取り付けた
水晶振動子の上面図である。
【図5】本発明の第4の実施形態における水晶振動子を
示す上面図であり、(A)は水晶振動子の上面電極を示
す上面図、(B)は水晶振動子の上面側から下面電極を
見た上面図、(C)は上面電極と下面電極を取り付けた
水晶振動子の上面図である。
【図6】本発明の第5の実施形態における水晶振動子を
示す上面図であり、(A)は水晶振動子の上面電極を示
す上面図、(B)は水晶振動子の上面側から下面電極を
見た上面図、(C)は上面電極と下面電極を取り付けた
水晶振動子の上面図である。
【符号の説明】
1…水晶振動子 2…水晶片 3…上面電極 4、4A、4B、4C、4D…トリミング部 4C−1、4D−1…幅の狭い部分 4C−2、4D−2…幅の広い部分 5…下面電極 6…トリミング部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 進一 埼玉県鶴ヶ島市富士見6丁目1番1号 株 式会社パイオニアエフ・エー内 (72)発明者 星野 要二 埼玉県鶴ヶ島市富士見6丁目1番1号 株 式会社パイオニアエフ・エー内 Fターム(参考) 5J108 AA02 BB02 CC04 FF02 FF03 FF04 HH04 HH06 KK06 NA02 NB05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水晶片の上面と下面に各々上面電極と下
    面電極を取り付けた水晶振動子であって、 前記上面電極と下面電極は、水晶片に取り付けた状態に
    おいて重ならない部分を有する非対称形状に形成されて
    いる、 ことを特徴とする水晶振動子。
  2. 【請求項2】 前記重ならない部分は上面電極または下
    面電極の外部回路と接続される端子部分を除く領域に形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の水晶振動
    子。
  3. 【請求項3】 前記重ならない部分は、前記上面電極ま
    たは下面電極のそれぞれに、異なる長さを有して形成さ
    れている、ことを特徴とする請求項1または2記載の水
    晶振動子。
  4. 【請求項4】 前記重ならない部分は、幅の狭い部分
    と、幅の広い部分とを有している、ことを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれか1記載の水晶振動子。
  5. 【請求項5】 前記重ならない部分は、水晶振動子の周
    波数調整のためのレーザー照射を受ける部分であること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれか1記載の水晶
    振動子。
  6. 【請求項6】 水晶片の上面と下面に各々上面電極と下
    面電極を取り付けた水晶振動子であって、前記上面また
    は下面の少なくともいずれか一方には、前記上面電極ま
    たは下面電極と分離された、ダミー電極が、他の電極と
    重ならない位置に形成されている、 ことを特徴とする水晶振動子。
  7. 【請求項7】 前記ダミー電極は、水晶振動子の周波数
    調整のためのレーザー照射を受ける電極であることを特
    徴とする請求項6記載の水晶振動子。
  8. 【請求項8】 水晶片の上面と下面に各々上面電極と下
    面電極を取り付けた水晶振動子のレーザートリミング法
    による周波数調整方法であって、 前記上面電極または下面電極のうち、水晶片に取り付け
    た状態において重ならない部分を、レーザー光照射面と
    して載置する工程と、 前記重ならない部分にレーザー光を照射する工程と、 を有することを特徴する水晶振動子の周波数調整方法。
  9. 【請求項9】 前記レーザー光を照射する工程は、所定
    の小領域でレーザ光を照射し、前記重ならない部分の上
    面電極または下面電極に対して、当該小領域を順次移動
    させて行う工程であることを特徴とする請求項8記載の
    水晶振動子の周波数調整方法。
  10. 【請求項10】 前記レーザー光を照射する工程は、一
    の小領域に対するレーザー光照射後に、該一の小領域に
    隣接する小領域をレーザー光照射し、これを順次行う工
    程であることを特徴とする請求項9記載の水晶振動子の
    周波数調整方法。
  11. 【請求項11】 前記レーザー光を照射する工程は、
    前記重ならない部分のうち幅の広い部分にレーザー光を
    照射して粗調を行う工程と、前記重ならない部分のうち
    幅の狭い部分にレーザー光を照射して微調を行う工程と
    を含む、ことを特徴とする請求項8ないし10のいずれ
    か1記載の水晶振動子の周波数調整方法。
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