JP2002185235A - 指向性切換アンテナ装置 - Google Patents

指向性切換アンテナ装置

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JP2002185235A
JP2002185235A JP2000385781A JP2000385781A JP2002185235A JP 2002185235 A JP2002185235 A JP 2002185235A JP 2000385781 A JP2000385781 A JP 2000385781A JP 2000385781 A JP2000385781 A JP 2000385781A JP 2002185235 A JP2002185235 A JP 2002185235A
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JP
Japan
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directivity
copper foil
antenna device
radiating element
antenna
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JP2000385781A
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Inventor
Masaru Kojima
優 小島
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡単な切換構造で小型の指向性切換ア
ンテナ装置を提供すること。 【解決手段】 指向性切換アンテナ装置10は、所定
の周波数の電波を受信するための長さを有するアンテナ
素子を放射素子12と銅箔パターン13とに分割し、こ
の銅箔パターン13を所定の指向性を持つように複数配
置し、この複数の銅箔パターン13と放射素子12とを
スイッチ素子16により電気的に接続するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指向性切換アンテ
ナ装置に関し、特にマイクロストリップアンテナを用い
た指向性切換アンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のアンテナ装置としては、特
開平10−126125号公報に開示されたものがあ
る。このアンテナ装置には、各放射方向、つまり電波を
送信または受信したい方向に、送信または受信したい電
波の周波数に適合した長さのアンテナ素子が垂直に複数
配列されている。これにより、このアンテナ装置は、複
数の指向性を持つようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年では、携帯電話機
等の通信装置が普及の一途を辿り、さらなる装置の小型
化が要望されており、これに伴いアンテナ装置の小型化
も要望されている。
【0004】しかしながら、従来のアンテナ装置におい
ては、複数の指向性を持たせるために、所定の周波数の
電波を送信または受信する長さを有するアンテナ素子を
複数設けなくてはならない。このため、アンテナ装置を
小型化することが難しいという問題がある。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、アンテナ素子の一部を他のアンテナ素
子と兼用することで小型化が図られた指向性切換アンテ
ナ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明の指向性アンテナ装置は、背面が地板である
誘電体基板上に設けられ高周波ケーブルと接続された放
射素子と、前記誘電体基板上の前記放射素子の周囲にあ
って前記放射素子を中心として対称にかつ所定の指向性
を持たせるように誘電体基板上に設けられ、前記放射素
子と電気的に接続されることで所定の周波数の電波を送
信または受信する長さを有する複数の銅箔パターンと、
前記放射素子と前記複数の銅箔パターンとを接続する複
数のスイッチ素子と、を具備し、指向性を向けたい方向
の前記スイッチ素子をオンし、前記指向性を向けたい前
記放射素子と前記指向性を向けたい前記銅箔パターンと
を電気的に接続することで、前記指向性を向けたい前記
放射素子と前記指向性を向けたい前記銅箔パターンと
を、向けたい前記指向性を持ったアンテナ素子として動
作させる構成を採る。
【0007】この構成により、各方向において放射素子
は共通で使用可能となるため、装置の小型化を図れる。
【0008】また、本発明の指向性アンテナ装置は、上
記指向性アンテナ装置において、前記銅箔パターンを指
向性を向けたい方向に対して略垂直になるような角度で
配置した構成を採る。
【0009】この構成により、チルト角を有する放射特
性が得られ、また各方向において放射素子は共通で使用
可能となるため小型アンテナを構成することができる。
【0010】また、本発明の指向性アンテナ装置は、上
記指向性アンテナ装置において、前記誘電体基板を球面
状にすることで、前記銅箔パターンを指向性を向けたい
方向に対して略垂直な角度になるように配置した構成を
採る。
【0011】この構成により、チルト角を有する放射特
性が得られ、かつ見た目上も美しく、滑らかな形状の指
向性アンテナ装置が構成できる。
【0012】また、本発明の指向性アンテナ装置は、上
記指向性アンテナ装置において、前記誘電体基板の上方
であって、かつ前記放射素子と前記銅箔パターンの少な
くとも一部を覆うように無給電素子を配置し、利得の向
上を図った構成を採る。
【0013】この構成により、無給電素子により利得の
向上が図られ、また各方向において放射素子は共通で使
用可能となるため小型アンテナ装置を構成することがで
きる。
【0014】また、本発明の指向性アンテナ装置は、上
記指向性アンテナ装置において、前記複数の銅箔パター
ンの間に隔壁を具備することで、所定方向以外への電磁
波放射を遮断した構成を採る。
【0015】この構成により、所望方向以外への電磁波
伝搬を減少することができ、また各方向において放射素
子は共通で使用可能となるため小型アンテナ装置を構成
することができる。
【0016】また、本発明の指向性アンテナ装置は、上
記指向性アンテナ装置において、前記複数のスイッチ素
子はそれぞれ前記高周波ケーブルと接続され、指向性を
向けたい方向の前記スイッチ素子をオンすることで前記
放射素子のアレー構成により指向性制御を行う構成を採
る。
【0017】この構成により、各方向において中央の放
射素子は共通で使用可能となるため小型アンテナ装置を
構成することができる。また、ビーム幅を狭くでき、最
大利得をあげることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、従来のアンテナ装置
は、同一のアンテナ素子を複数有していることに着目し
たものであり、これらのアンテナ素子の一部を共用する
ことでアンテナ装置を小型化したものである。
【0019】具体的には、本発明は、所定の周波数の電
波を送信または受信するための長さを有するアンテナ素
子を放射素子と銅箔パターンとに分割し、この銅箔パタ
ーンを所定の指向性を持つように複数配置し、この複数
の銅箔パターンと放射素子とをスイッチ素子により電気
的に接続するようにしたものである。そして、指向性を
向けたい方向の銅箔パターンに接続されるスイッチ素子
をONすることで、指向性を向けたい方向の銅箔パター
ンが放射素子と電気的に接続し、分割する前のアンテナ
素子と同様の性能を持つようにしたものである。これに
より、アンテナ素子の一部を共用することができ、装置
の小型化が図れるようにしたものである。
【0020】以下、本発明の実施の形態について添付図
面を参照して詳細に説明する。
【0021】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る指向性切換アンテナ装置の構成図である。
【0022】実施の形態1に係る指向性切換アンテナ装
置(以下、単にアンテナ装置という)10の側面および
上面には、背面が地板である複数の誘電体基板11a〜
11eが設けられている。アンテナ装置10の上面に設
けられた誘電体基板11eの上面には放射素子12が設
けられている。また、アンテナ装置10の側面の誘電体
基板11a〜11dに、つまり放射素子12の周囲に
は、放射素子12を中心に対称となるように複数の銅箔
パターン13a〜13dが設けられている。
【0023】また、放射素子12の中央には、給電点1
4が設けられている。また、アンテナ装置10の内部に
は、給電点14に接続される高周波ケーブル15が設け
られている。
【0024】また、誘電体基板11には、放射素子12
と銅箔パターン13a〜13dを電気的に接続するスイ
ッチ素子16a〜16dが設けられている。
【0025】放射素子12と、銅箔パターン13a〜1
3dは、それぞれが電気的に接続されることで、所定の
周波数たとえばλ/2の周波数の電波を送信または受信
するアンテナ素子として機能するような長さで構成され
ている。
【0026】以下、アンテナ装置10のアンテナ制御動
作について図1を参照しつつ説明する。
【0027】指向性を向けたい方向のスイッチ素子16
をオンとすることにより放射素子12と指向性を向けた
い方向の銅箔パターン13を電気的に接続する。これに
より、放射素子12と銅箔パターン13と所定の周波数
の電波を送信または受信するためのアンテナ素子とし、
指向性制御アンテナとして動作する。
【0028】このように、放射素子12は各方向のアン
テナとして共用できる。よって、従来のように、所定の
周波数の電波を受信するためのアンテナ素子に複数設け
なくてもよくなる。この結果、アンテナの小型化が実現
可能となる。
【0029】また、本実施の形態のアンテナ装置は小型
化されているので、小型化が要求される携帯端末、例え
ば携帯電話などに使用することが効果的である。
【0030】なお、実施の形態1では、指向性の方向数
にあわせて4つの銅箔パターン13a〜13dを設けた
形態で説明したが、指向性の方向数にあわせた数の銅箔
パターン13を設けても良い。
【0031】(実施の形態2)実施の形態2にかかるア
ンテナ装置は、実施の形態1にかかるアンテナ装置にチ
ルト角を有する放射特性を持たせたものである。具体的
には、放射素子に対する銅箔パターンの配置方法に工夫
がなされている。
【0032】以下、実施の形態2にかかるアンテナ装置
について図2を用いて説明する。図2は、実施の形態2
にかかるアンテナ装置を側方から見た構成図である。
【0033】実施の形態2に係るアンテナ装置20の側
面および上面には、背面が地板である複数の誘電体基板
21a〜21cが設けられている。アンテナ装置20の
上面に設けられた誘電体基板21cの上面には放射素子
22が設けられている。また、アンテナ装置20の側面
の誘電体基板21a、21cに、つまり放射素子22の
周囲には、放射素子22を中心に対称となるように複数
の銅箔パターン23a、23bが設けられている。
【0034】また、放射素子22の中央には、給電点2
4が設けられている。また、アンテナ装置20の内部に
は、給電点24に接続される高周波ケーブル25が設け
られている。
【0035】また、誘電体基板21a〜21cには、放
射素子22と銅箔パターン23a、23bを電気的に接
続するスイッチ素子26a、26bが設けられている。
【0036】放射素子22と、銅箔パターン23a、2
3bは、それぞれが電気的に接続されることで、所定の
周波数たとえばλ/2の周波数の電波を送信または受信
するアンテナ素子として機能するような長さで構成され
ている。
【0037】また、誘電体基板21cと誘電体基板21
a、21bは、所定の角度θを有するように配置されて
いる。つまり、放射素子22と銅箔パターン23a、2
3bは所定の角度θを有するようになっている。所定の
角度θは、銅箔パターン23a、23bの面がが指向性
の方向に対して垂直に近く向くような角度である。つま
り、角度θは、銅箔パターン23a、23bがチルト角
を有する指向性制御アンテナとして動作するような角度
である。
【0038】以下、アンテナ装置20のアンテナ制御動
作について図2を参照しつつ説明する。
【0039】指向性を向けたい方向のスイッチ素子26
をオンとすることにより放射素子22と指向性を向けた
い方向の銅箔パターン23が電気的に接続される。この
ことで、銅箔パターン23が指向性を得たい方向に垂直
に近く向いているので、放射素子22と銅箔パターンポ
ターン23とがチルト角を有する指向性制御アンテナと
して動作する。
【0040】これにより、放射素子22を各方向におい
て共通で使用することでアンテナの小型化が実現可能と
するだけでなく、チルト角を有する指向性制御アンテナ
として機能させることができる。
【0041】(実施の形態3)実施の形態3は、誘電体
基板を球面状に構成し、銅箔パターンを放射素子に対し
て実施の形態2と同様の角度を持たせるようにしたもの
である。
【0042】以下、実施の形態3にかかるアンテナ装置
について図3を用いて説明する。図3は本発明の実施の
形態3に係るアンテナ装置の構成図である。
【0043】実施の形態3に係るアンテナ装置30に
は、背面が地板である球面状をした誘電体基板31が設
けられている。誘電体基板31の一部には放射素子32
が設けられている。また、誘電体基板31の放射素子3
2の周囲には、放射素子32を中心に対称となるように
複数の銅箔パターン33a、33bが設けられている。
【0044】また、放射素子32の中央には、給電点3
4が設けられている。また、アンテナ装置30の内部に
は、給電点34に接続される高周波ケーブル35が設け
られている。
【0045】また、誘電体基板31には、放射素子32
と銅箔パターン33a、33bを電気的に接続するスイ
ッチ素子36a、36bが設けられている。
【0046】放射素子32と、銅箔パターン33a、3
3bは、それぞれが電気的に接続されることで、所定の
周波数たとえばλ/2の周波数の電波を送信または受信
するアンテナ素子として機能するような長さで構成され
ている。
【0047】また、誘電体基板31の放射素子32に対
向する部分と、誘電体基板31の銅箔パターン33a、
33bに対向する部分とは、所定の角度θを有するよう
に配置されている。つまり、放射素子32と銅箔パター
ン33a、33bは所定の角度θを有するようになって
いる。所定の角度θは、銅箔パターン33a、33bの
面が指向性の方向に対して垂直に近く向くような角度で
ある。つまり、角度θは、銅箔パターン33a、33b
がチルト角を有する指向性制御アンテナとして動作する
ような角度である。
【0048】以下、アンテナ装置30のアンテナ制御動
作について図3を参照しつつ説明する。
【0049】指向性を向けたい方向のスイッチ素子36
をオンとすることにより放射素子32と指向性を向けた
い方向の銅箔パターン33が電気的に接続する。このこ
とで、銅箔パターン33が指向性を得たい方向に垂直に
近く向いているので、放射素子32と銅箔パターン33
とがチルト角を有する指向性制御アンテナとして動作す
る。
【0050】これにより、放射素子32を各方向におい
て共通で使用することでアンテナの小型化が実現可能と
するだけでなく、チルト角を有する指向性制御アンテナ
として機能させることができる。また、さらに、誘電体
基板31は球面状をしているため、表面を滑らかに構成
でき、見た目状も美しくなる。
【0051】(実施の形態4)実施の形態4にかかるア
ンテナ装置は、誘電体基板の上方であって、かつ放射素
子と銅箔パターンの少なくとも一部を覆うように無給電
素子を配置することで、利得の向上を図ったものであ
る。
【0052】以下、実施の形態4にかかるアンテナ装置
について、図4を用いて説明する。図4は本発明の実施
の形態4に係るアンテナ装置の構成図である。
【0053】実施の形態4に係るアンテナ装置40の側
面および上面には、背面が地板である複数の誘電体基板
41a〜41cが設けられている。アンテナ装置40の
上面に設けられた誘電体基板41cの上面には放射素子
42が設けられている。また、アンテナ装置40の側面
の誘電体基板41a、41bに、つまり放射素子42の
周囲には、放射素子42を中心に対称となるように複数
の銅箔パターン43a、43bが設けられている。
【0054】また、放射素子42の中央には、給電点4
4が設けられている。また、アンテナ装置40の内部に
は、給電点44に接続される高周波ケーブル45が設け
られている。
【0055】また、誘電体基板41には、放射素子42
と銅箔パターン43a、43bを電気的に接続するスイ
ッチ素子46a、46bが設けられている。
【0056】放射素子42と、銅箔パターン43a、4
3bは、それぞれが電気的に接続されることで、所定の
周波数たとえばλ/2の周波数の電波を送信または受信
するアンテナ素子として機能するような長さで構成され
ている。
【0057】また、誘電体基板41cと誘電体基板41
a、41bは、所定の角度θを有するように配置されて
いる。つまり、放射素子42と銅箔パターン43a、4
3bは所定の角度θを有するようになっている。所定の
角度θは、銅箔パターン43a、43bの面がが指向性
の方向に対して垂直に近く向くような角度である。つま
り、角度θは、銅箔パターン43a、43bがチルト角
を有する指向性制御アンテナとして動作するような角度
である。
【0058】また、誘電体基板41a〜41cの上方で
あって、かつ放射素子42と銅箔パターン43aもしく
は43bの少なくとも一部を覆うように無給電素子47
a、47bが設けられている。これにより、アンテナ装
置40の、利得の向上が図られている。
【0059】以下、アンテナ装置40のアンテナ制御動
作について図4を参照しつつ説明する。
【0060】、指向性を向けたい方向のスイッチ素子4
6をオンとすることにより放射素子42と指向性を向け
たい方向の銅箔パターン43とを電気的に接続する。こ
のとき、銅箔パターン43が指向性を得たい方向に垂直
に近く向いているので、放射素子42と銅箔パターン4
3とがチルト角を有する指向性制御アンテナとして動作
する。さらに、このときに、放射素子42上方に無給電
素子47が配置されているので、利得の上昇を図られ
る。
【0061】このように、アンテナ装置40は、放射素
子42は各方向において共通で使用するため、アンテナ
の小型化が実現可能となるだけでなく、利得の上昇も図
られている。
【0062】(実施の形態5)実施の形態5にかかるア
ンテナ装置は、複数の銅箔パターンの間に隔壁を具備す
ることで、所定方向以外への電磁波放射を遮断したもの
である。
【0063】以下、実施の形態5にかかるアンテナ装置
について図5を用いて説明する。図5は本発明の実施の
形態5に係るアンテナ装置の構成図である。
【0064】アンテナ装置50の側面および上面には、
背面が地板である複数の誘電体基板51a〜51eが設
けられている。アンテナ装置50の上面に設けられた誘
電体基板51eの上面には放射素子52が設けられてい
る。また、アンテナ装置50の側面の誘電体基板51a
〜51dに、つまり放射素子52の周囲には、放射素子
52を中心に対称となるように複数の銅箔パターン53
a〜53dが設けられている。
【0065】また、放射素子52の中央には、給電点5
4が設けられている。また、アンテナ装置50の内部に
は、給電点54に接続される高周波ケーブル55が設け
られている。
【0066】また、誘電体基板51には、放射素子52
と銅箔パターン53a〜53dを電気的に接続するスイ
ッチ素子56a〜56dが設けられている。
【0067】放射素子52と、銅箔パターン53a〜5
3dは、それぞれが電気的に接続されることで、所定の
周波数たとえばλ/2の周波数の電波を送信または受信
するアンテナ素子として機能するような長さで構成され
ている。
【0068】また、アンテナ装置50は、誘電体基板5
1aと誘電体基板51bの間の角に漏洩電磁波を遮断す
る隔壁57a、誘電体基板51bと誘電体基板51cの
間の角に漏洩電磁波を遮断する隔壁57b、誘電体基板
51cと誘電体基板51dの間の角に漏洩電磁波を遮断
する隔壁57c、誘電体基板51aと誘電体基板51d
の間の角に漏洩電磁波を遮断する隔壁57d、を具備し
ている。また、隔壁57a〜57dは、アンテナ装置5
0の角からそれぞれ放射状に伸びるように設けられてい
る。また、隔壁57aは、誘電体基板51a、51bと
45度の角度をなすように、隔壁57bは、誘電体基板
51b、51cと45度の角度をなすように、隔壁57
cは、誘電体基板51c、51dと45度の角度をなす
ように、隔壁57dは、誘電体基板51a、51dと4
5度の角度をなすように設けられている。つまり、隔壁
57aは、銅箔パターン53a、53bと45度の角度
をなすように、隔壁57bは、銅箔パターン53b、5
3cと45度の角度をなすように、隔壁57cは、銅箔
パターン53c、53dと45度の角度をなすように、
隔壁57dは、銅箔パターン53a、53dと45度の
角度をなすように設けられている。
【0069】以下、アンテナ装置50のアンテナ制御動
作について図5を参照しつつ説明する。
【0070】指向性を向けたい方向のスイッチ素子56
をオンとすることにより放射素子52と指向性を向けた
い方向の銅箔パターン53を電気的に接続する。これに
より、放射素子52と銅箔パターン53と所定の周波数
の電波を送信または受信するためのアンテナ素子とし、
指向性制御アンテナとして動作する。また、このとき、
隔壁57により所望方向以外の漏洩電磁波を減少するよ
うになっている。
【0071】このように、アンテナ装置50は、放射素
子52を各方向のアンテナとして共用することでアンテ
ナの小型化が実現可能とするだけでなく、所望方向以外
への漏洩電磁波を減少することが可能とできる。
【0072】(実施の形態6)実施の形態6は、スイッ
チ素子を高周波ケーブルと接続し、指向性を向けたい方
向のスイッチ素子をオンすることで放射素子のアレー構
成により指向性制御を行うようにしたものである。
【0073】以下、実施の形態6にかかるアンテナ装置
について図6を用いて説明する。図6は本発明の実施の
形態6に係るアンテナ装置の構成図である。
【0074】アンテナ装置60の側面および上面には、
背面が地板である複数の誘電体基板61a〜61cが設
けられている。アンテナ装置60の上面に設けられた誘
電体基板61cの上面には放射素子62が設けられてい
る。また、アンテナ装置60の側面の誘電体基板61
a、61bに、つまり放射素子62の周囲には、放射素
子62を中心に対称となるように複数の銅箔パターン6
3a、63bが設けられている。
【0075】また、放射素子62の中央には、給電点6
4が設けられている。また、アンテナ装置60の内部に
は、給電点64に接続される高周波ケーブル66が設け
られている。
【0076】また、銅箔パターン63a、63bには、
給電点65a、65bが設けられている。また、アンテ
ナ装置60の内部には、給電点65a、65bに接続さ
れる高周波ケーブル67a、67bが設けられている。
【0077】また、給電点65aと高周波ケーブル67
aの間にはスイッチ素子68a、給電点65bと高周波
ケーブル67bとの間にはスイッチ素子68bが設けら
れている。
【0078】放射素子62と、銅箔パターン63a、6
3bは、それぞれがスイッチ素子68a、68bによっ
て、接続されることで、所定の周波数たとえばλ/2の
周波数の電波を送信または受信するアンテナ素子として
機能するような長さで構成されている。
【0079】以下、アンテナ装置60のアンテナ制御動
作について図6を参照しつつ説明する。
【0080】指向性を向けたい方向のスイッチ素子68
をオンとすることにより放射素子62と指向性を向けた
い方向の銅箔パターン63とがアレー構成となる放射源
となる。これにより、放射素子62と銅箔パターン63
と所定の周波数の電波を送信または受信するためのアン
テナ素子とし、指向性制御アンテナとして動作する。こ
のとき、銅箔パターン63に高周波ケーブル67が接続
されているので、指向性を向けたい方向の放射素子62
を用いたアレー構成にすることができ、指向性を制御で
きる。
【0081】このように、アンテナ装置60は、放射素
子62は各方向において共通で使用することでアンテナ
の小型化が実現可能となるだけでなく、放射素子62を
用いたアレー構成にすることができるので、ビーム幅を
狭くでき最大利得をあげることができる。
【0082】(実施の形態7)実施の形態7は、実施の
形態2と実施の形態6を組み合わせたものであり、実施
の形態2と実施の形態6との効果を共に得るものであ
る。
【0083】以下、実施の形態7にかかるアンテナ装置
について図7を用いて説明する。図7は本発明の実施の
形態7に係るアンテナ装置の構成図である。
【0084】アンテナ装置70の側面および上面には、
背面が地板である複数の誘電体基板71a〜71cが設
けられている。アンテナ装置70の上面に設けられた誘
電体基板71cの上面には放射素子72が設けられてい
る。また、アンテナ装置70の側面の誘電体基板71
b、71cに、つまり放射素子72の周囲には、放射素
子72を中心に対称となるように複数の銅箔パターン7
3a、73bが設けられている。
【0085】また、放射素子72の中央には、給電点7
4が設けられている。また、アンテナ装置70の内部に
は、給電点74に接続される高周波ケーブル76が設け
られている。
【0086】また、銅箔パターン73a、73bには、
給電点75a、75bが設けられている。また、アンテ
ナ装置70の内部には、給電点75a、75bに接続さ
れる高周波ケーブル77a、77bが設けられている。
【0087】また、銅箔パターン73a、73bと、高
周波ケーブル77a、77bとを接続するスイッチ素子
78a、78bが設けられている。
【0088】放射素子72と、銅箔パターン73a、7
3bは、それぞれがスイッチ素子78a、78bによっ
て接続されることで、所定の周波数たとえばλ/2の周
波数の電波を送信または受信するアンテナ素子として機
能するような長さで構成されている。
【0089】また、誘電体基板71cと誘電体基板71
a、71bは、所定の角度θを有するように配置されて
いる。つまり、放射素子72と銅箔パターン73a、7
3bは所定の角度θを有するようになっている。所定の
角度θは、銅箔パターン73a、73bの面がが指向性
の方向に対して垂直に近く向くような角度である。つま
り、角度θは、銅箔パターン73a、73bがチルト角
を有する指向性制御アンテナとして動作するような角度
である。
【0090】以下、アンテナ装置70のアンテナ制御動
作について図7を参照しつつ説明する。
【0091】指向性を向けたい方向のスイッチ素子78
をオンとすることにより放射素子72と指向性を向けた
い方向の放射素子72を用いたアレー構成により指向性
を制御する。
【0092】このことで、チルト角を有する指向性制御
アンテナとして動作し、放射素子72は各方向において
共通で使用するため、アンテナの小型化が実現可能とな
る。また、放射素子72を用いたアレー構成にすること
ができるので、ビーム幅を狭くでき最大利得をあげるこ
とができる。
【0093】(実施の形態8)実施の形態8は、実施の
形態3と実施の形態6を組み合わせたものであり、実施
の形態3と実施の形態6との効果を共に得るものであ
る。
【0094】以下、実施の形態8にかかるアンテナ装置
について図8を使用して説明する。図8は本発明の実施
の形態8に係るアンテナ装置の構成図である。
【0095】アンテナ装置80には、背面が地板である
球面状をした誘電体基板81が設けられている。誘電体
基板81の一部には放射素子82が設けられている。ま
た、誘電体基板81の放射素子82の周囲には、放射素
子82を中心に対称となるように複数の銅箔パターン8
3a、83bが設けられている。
【0096】また、放射素子82の中央には、給電点8
4が設けられている。また、アンテナ装置80の内部に
は、給電点84に接続される高周波ケーブル86が設け
られている。
【0097】また、銅箔パターン83a、83bには、
給電点85a、85bが設けられている。また、アンテ
ナ装置80の内部には、給電点85a、85bに接続さ
れる高周波ケーブル87a、87bが設けられている。
【0098】また、給電点85aと高周波ケーブル87
aの間にはスイッチ素子88a、給電点85bと高周波
ケーブル87bとの間にはスイッチ素子88bが設けら
れている。。
【0099】放射素子82と、銅箔パターン83a、8
3bは、それぞれがスイッチ素子88a、88bによっ
て接続されることで、所定の周波数たとえばλ/2の周
波数の電波を送信または受信するアンテナ素子として機
能するような長さで構成されている。
【0100】また、誘電体基板81の放射素子82に対
向する部分と、誘電体基板81の銅箔パターン83a、
83bに対向する部分とは、所定の角度θを有するよう
に配置されている。つまり、放射素子82と銅箔パター
ン83a、83bは所定の角度θを有するようになって
いる。所定の角度θは、銅箔パターン83a、83bの
面が指向性の方向に対して垂直に近く向くような角度で
ある。つまり、角度θは、銅箔パターン83a、83b
がチルト角を有する指向性制御アンテナとして動作する
ような角度である。
【0101】以下、アンテナ装置80のアンテナ制御動
作についてを図8を参照しつつ説明する。
【0102】指向性を向けたい方向のスイッチ素子88
をオンとすることにより放射素子82と指向性を向けた
い方向の放射素子82を用いたアレー構成により指向性
を制御する。
【0103】このことで、チルト角を有する指向性制御
アンテナとして動作し、放射素子82は各方向において
共通で使用するため、アンテナの小型化が実現可能とな
る。また、放射素子82を用いたアレー構成にすること
ができるので、ビーム幅を狭くでき最大利得をあげるこ
とができる。
【0104】(実施の形態9)実施の形態9は、実施の
形態4と実施の形態6を組み合わせたものであり、実施
の形態4と実施の形態6との効果を共に得るものであ
る。
【0105】以下、実施の形態9にかかるアンテナ装置
について、図9を用いて説明する。図9は本発明の実施
の形態9に係るアンテナ装置の構成図である。
【0106】アンテナ装置90の側面および上面には、
背面が地板である複数の誘電体基板91a〜91cが設
けられている。アンテナ装置90の上面に設けられた誘
電体基板91cの上面には放射素子92が設けられてい
る。また、アンテナ装置90の側面の誘電体基板91
a、91bに、つまり放射素子92の周囲には、放射素
子92を中心に対称となるように複数の銅箔パターン9
3a、93bが設けられている。
【0107】また、放射素子92の中央には、給電点9
4が設けられている。また、アンテナ装置90の内部に
は、給電点94に接続される高周波ケーブル96が設け
られている。
【0108】また、銅箔パターン93a、93bの中央
には、給電点95a、95bが設けられている。また、
アンテナ装置90の内部には、給電点95a、95bに
接続される高周波ケーブル97a、97bが設けられて
いる。
【0109】また、給電点95aと高周波ケーブル97
aの間にはスイッチ素子98a、給電点95bと高周波
ケーブル97bとの間にはスイッチ素子98bが設けら
れている。
【0110】放射素子92と、銅箔パターン93a、9
3bは、それぞれがスイッチ素子98a、98bによっ
て接続されることで、所定の周波数たとえばλ/2の周
波数の電波を送信または受信するアンテナ素子として機
能するような長さで構成されている。
【0111】また、誘電体基板91cと誘電体基板91
a、91bは、所定の角度θを有するように配置されて
いる。つまり、放射素子92と銅箔パターン93a、9
3bは所定の角度θを有するようになっている。所定の
角度θは、銅箔パターン93a、93bの面がが指向性
の方向に対して垂直に近く向くような角度である。つま
り、角度θは、銅箔パターン93a、93bがチルト角
を有する指向性制御アンテナとして動作するような角度
である。
【0112】また、誘電体基板91a〜91cの上方で
あって、かつ放射素子92と銅箔パターン93aもしく
は93bの少なくとも一部を覆うように無給電素子99
a、99bが設けられている。これにより、アンテナ装
置90の、利得の向上が図られている。
【0113】以下、アンテナ装置90のアンテナ制御動
作について図9を参照しつつ説明する。
【0114】指向性を向けたい方向のスイッチ素子98
をオンとすることにより放射素子92と指向性を向けた
い方向の放射素子92を用いたアレー構成により指向性
を制御する。さらに、放射素子92及び銅箔パターン9
3上方に無給電素子99を配置することにより利得の上
昇を図ることが出来る。このことで、指向性制御アンテ
ナとして動作し、放射素子92は各方向において共通で
使用するため、アンテナの小型化が実現可能となる。ま
た、放射素子92を用いたアレー構成にすることができ
るので、ビーム幅を狭くでき最大利得をあげることがで
きる。
【0115】(実施の形態10)実施の形態10は、実
施の形態5と実施の形態6を組み合わせたものであり、
実施の形態5と実施の形態6との効果を共に得るもので
ある。
【0116】以下、実施の形態10にかかるアンテナ装
置について図10を用いて説明する。図10は本発明の
実施の形態10に係るアンテナ装置の構成図である。
【0117】アンテナ装置100の側面および上面に
は、背面が地板である複数の誘電体基板101a〜10
1eが設けられている。アンテナ装置100の上面に設
けられた誘電体基板101eの上面には放射素子102
が設けられている。また、アンテナ装置100の側面の
誘電体基板101a〜101dに、つまり放射素子10
2の周囲には、放射素子102を中心に対称となるよう
に複数の銅箔パターン103a〜103dが設けられて
いる。
【0118】また、放射素子102の中央には、給電点
104が設けられている。また、アンテナ装置100の
内部には、給電点104に接続される高周波ケーブル1
06が設けられている。
【0119】また、銅箔パターン103a〜103dに
は、給電点105a〜105dが設けられている。ま
た、アンテナ装置100の内部には、給電点105a〜
105dに接続される高周波ケーブル107a〜107
d(図中には107aのみ表示)が設けられている。
【0120】また、給電点105aと高周波ケーブル1
07aの間にはスイッチ素子108a、給電点105b
と高周波ケーブル107bとの間にはスイッチ素子10
8bが設けられている。(図中には、108aのみ表
示)放射素子102と、銅箔パターン103a〜103
dは、それぞれがスイッチ素子108a、108bによ
って接続されることで、所定の周波数たとえばλ/2の
周波数の電波を送信または受信するアンテナ素子として
機能するような長さで構成されている。
【0121】また、アンテナ装置100は、誘電体基板
101aと誘電体基板101bの間の角に漏洩電磁波を
遮断する隔壁109a、誘電体基板101bと誘電体基
板101cの間の角に漏洩電磁波を遮断する隔壁109
b、誘電体基板101aと誘電体基板101bの間の角
に漏洩電磁波を遮断する隔壁109c、誘電体基板10
1aと誘電体基板101bの間の角に漏洩電磁波を遮断
する隔壁109d、を具備している。また、隔壁109
a〜109dは、アンテナ装置100の角からそれぞれ
放射状に伸びるように設けられている。また、隔壁10
9aは、誘電体基板101a、101bと45度の角度
をなすように、隔壁109bは、誘電体基板101b、
101cと45度の角度をなすように、隔壁109c
は、誘電体基板101c、101dと45度の角度をな
すように、隔壁109dは、誘電体基板101a、10
1dと45度の角度をなすように設けられている。つま
り、隔壁109aは、銅箔パターン103a、103b
と45度の角度をなすように、隔壁109bは、銅箔パ
ターン103b、103cと45度の角度をなすよう
に、隔壁109cは、銅箔パターン103c、103d
と45度の角度をなすように、隔壁109dは、銅箔パ
ターン103a、103dと45度の角度をなすように
設けられている。
【0122】以下、アンテナ装置100のアンテナ制御
動作について図10を参照しつつ説明する。
【0123】指向性を向けたい方向のスイッチ素子10
8をオンとすることにより放射素子102と指向性を向
けたい方向の放射素子102を用いたアレー構成により
指向性を制御する。このことで、指向性制御アンテナと
して動作し、また、隔壁109により所望方向以外の漏
洩電磁波を減少することが可能となる。また、放射素子
102を用いたアレー構成にすることができるので、ビ
ーム幅を狭くでき最大利得をあげることができる。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、指向性切
換アンテナの小型化が容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における指向性切換アン
テナ装置の構成図
【図2】本発明の実施の形態2におけるアンテナ装置の
構成図
【図3】本発明の実施の形態3におけるアンテナ装置の
構成図
【図4】本発明の実施の形態4におけるアンテナ装置の
構成図
【図5】本発明の実施の形態5におけるアンテナ装置の
構成図
【図6】本発明の実施の形態6におけるアンテナ装置の
構成図
【図7】本発明の実施の形態7におけるアンテナ装置の
構成図
【図8】本発明の実施の形態8におけるアンテナ装置の
構成図
【図9】本発明の実施の形態9におけるアンテナ装置の
構成図
【図10】本発明の実施の形態10におけるアンテナ装
置の構成図
【符号の説明】
11、21、31、41、51、61、71、81、9
1、101 誘電体基板 12、22、32、42、52、62、72、82、9
2、102 放射素子13、23、33、43、53、
63、73、83、93、103 銅箔パターン 14、24、34、44、54、64、65、74、7
5、84、85、94、95、104、105 給電点 15、25、35、45、55、66、67、76、7
7、86、87、96、97、106、107 高周波
ケーブル 16、26、36、46、56、68、78、88、9
8、108 スイッチ素子 47、99 無給電素子 57、109 隔壁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面が地板である誘電体基板上に設けら
    れ高周波ケーブルと接続された放射素子と、前記誘電体
    基板上の前記放射素子の周囲にあって前記放射素子を中
    心として対称にかつ所定の指向性を持たせるように誘電
    体基板上に設けられ、前記放射素子と電気的に接続され
    ることで所定の周波数の電波を送信または受信する長さ
    を有する複数の銅箔パターンと、前記放射素子と前記複
    数の銅箔パターンとを接続する複数のスイッチ素子と、
    を具備し、 指向性を向けたい方向の前記スイッチ素子をオンし、前
    記指向性を向けたい前記放射素子と前記指向性を向けた
    い前記銅箔パターンとを電気的に接続することで、前記
    指向性を向けたい前記放射素子と前記指向性を向けたい
    前記銅箔パターンとを、向けたい前記指向性を持ったア
    ンテナ素子として動作させることを特徴とする指向性切
    換アンテナ装置。
  2. 【請求項2】 前記銅箔パターンを指向性を向けたい方
    向に対して略垂直になるような角度で配置したことを特
    徴とする請求項1記載の指向性切換アンテナ装置。
  3. 【請求項3】 前記誘電体基板を球面状にすることで、
    前記銅箔パターンを指向性を向けたい方向に対して略垂
    直な角度になるように配置したことを特徴とする請求項
    2に記載の指向性切換アンテナ装置。
  4. 【請求項4】 前記誘電体基板の上方であって、かつ前
    記放射素子と前記銅箔パターンの少なくとも一部を覆う
    ように無給電素子を配置し、利得の向上を図ったことを
    特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の指
    向性切換アンテナ装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の銅箔パターンの間に隔壁を具
    備することで、所定方向以外への電磁波放射を遮断した
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記
    載の指向性切換アンテナ装置。
  6. 【請求項6】 前記複数のスイッチ素子はそれぞれ前記
    高周波ケーブルと接続され、指向性を向けたい方向の前
    記スイッチ素子をオンすることで前記放射素子のアレー
    構成により指向性制御を行うことを特徴とする請求項1
    から請求項5のいずれかに記載の指向性切換アンテナ装
    置。
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