JP2002184656A - 電解コンデンサ - Google Patents

電解コンデンサ

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JP2002184656A
JP2002184656A JP2000382531A JP2000382531A JP2002184656A JP 2002184656 A JP2002184656 A JP 2002184656A JP 2000382531 A JP2000382531 A JP 2000382531A JP 2000382531 A JP2000382531 A JP 2000382531A JP 2002184656 A JP2002184656 A JP 2002184656A
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elastic member
groove
electrolytic capacitor
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outer case
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Application number
JP2000382531A
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Inventor
Mitsuo Kanda
光夫 神田
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Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力上昇に伴って外装ケースに歪みが生じて
も十分な気密性を確保すること。 【解決手段】 長円状の上面視形状を有して有底筒状と
された外装ケース3内にコンデンサ素子2を収納し、弾
性部材7が形成された溝部11を外周部に有する封口部
材5によって該外装ケース3の開口を封口するととも
に、前記弾性部材7が当接にて変形するように前記外装
ケース3の開放端をカ−リング加工して前記外装ケ−ス
3内部を密閉し、且つ前記コンデンサ素子2に電気的に
接続された電極端子4が前記封口部材5を貫通して引き
出された電解コンデンサ1において、前記溝部11は前
記外装ケース3との間に壁部9を有する形状であるとと
もに、該壁部9の外面高さ位置が前記弾性部材7の上面
高さ位置よりも低く形成するとともに、前記溝部11に
前記弾性部材7を接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、内部の圧力上昇
においても容易に気密洩れを生じることのない電解コン
デンサ、特にはその上面視形状が長円形を有する電解コ
ンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電解コンデンサの封口部における
気密性を向上させる手法としては、特開昭58−194
327号に記載されているように、コンデンサ素子を収
納する有底筒状の外装ケースの開口を塞ぐ封口部材の外
周部に弾性を有するシール部材を形成し、該シール部材
に前記外装ケースの開放端が当接するようにカーリング
加工する方法があった。
【0003】しかし、この手法では外装ケース内部の圧
力上昇により、外装ケースに歪み等の変形が生じると、
該変形により前記カーリング加工にて当接した外装ケー
スの開放端が、前記シール部材より脱落して気密不良を
生じてしまう場合があった。
【0004】このため、これら変形による前記脱落を防
止する手法として、実公昭58−52669号に記載さ
れているように、前記封口部材の外周部に溝部を形成し
て、該溝部内に前記シール部材を配置した構造のものが
あり、このものは、前記カーリング加工の先端部が当接
するシール部材と外装ケース側面との間に、前記溝部の
壁部が存在するようになることから、前記カーリング加
工の先端部が該壁部により係止されるようになり、前記
圧力上昇に伴う脱落が防止されるようになるものの、前
記シール部材との良好な当接状況が保たれず、十分な気
密性を得ることが難しいという問題があった。
【0005】特に、これら前記した圧力上昇に伴う外装
ケースに歪みは、通常の上面視形状が円形のものに比較
して、図4に示すように、上面視形状が長円形のものの
長辺中央部位置において生じやすく、これら長円形の電
解コンデンサにおいては、該変形に伴う気密性低下が大
きな問題となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このため、この機密性
低下の問題を解決するために、本発明者らは先に、前記
シール部材と外装ケース側面との間に介在する壁部の高
さを、シール部材の上面よりも低いものとすることによ
り、前記外装ケースに歪みが生じても前記カーリング加
工の先端部と外装ケース側面との間に前記シール部材が
適宜に介在して内部の気密性が保たれるようにしたもの
を提案しているが、このようにした場合においては、前
記外装ケースに歪みに応じてシール部材の変形量が非常
に大きくなり、前記シール部材がその形成位置である溝
部より脱落してしまって気密性が低下してしまう場合が
あるという問題があった。
【0007】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、長円形状を有していても、前記圧力
上昇に伴って外装ケースに歪みが生じても十分な気密性
を確保することのできる電解コンデンサを提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の電解コンデンサは、長円状の上面視形
状を有して有底筒状とされた外装ケース内にコンデンサ
素子を収納し、弾性部材が形成された溝部を外周部に有
する封口部材によって該外装ケースの開口を封口すると
ともに、前記弾性部材が当接にて変形するように前記外
装ケースの開放端をカ−リング加工して前記外装ケ−ス
内部を密閉し、且つ前記コンデンサ素子に電気的に接続
された電極端子が前記封口部材を貫通して引き出された
電解コンデンサにおいて、前記溝部は前記外装ケースと
の間に壁部を有する形状であるとともに、該壁部の外面
高さ位置が前記弾性部材の上面高さ位置よりも低く形成
するとともに、前記溝部に前記弾性部材を接着したこと
を特徴としている。この特徴によれば、前記弾性部材が
前記溝部に接着されていることにより、前記壁部の高さ
位置が弾性部材の高さ位置よりも低くすることに伴って
前記弾性部材と外装ケ−ス側面との間に空隙が形成さ
れ、外装ケース内部の圧力上昇により外装ケース開放端
の歪みによる移動に前記弾性部材が変形にて追随して
も、該変形により弾性部材が溝部より脱落することが抑
制されるようになるため、これら脱落による気密性の低
下を回避でき、外装ケースに歪みが生じても十分な気密
性を確保することができる。
【0009】本発明の電解コンデンサは、前記溝部底面
に、前記弾性部材と嵌合する突起部を設けることが好ま
しい。このようにすれば、前記弾性部材が溝部底面の突
起部と嵌合するようになり、より強固に弾性部材が接
着、保持されるようになり、該弾性部材が脱落すること
をより一層抑止できるばかりか、該突起部を設けること
で、該弾性部材と溝部との間に、仮に未接着部分があっ
ても、該未接着部分を通じて電解液等が漏れることが該
突起部により阻止できるようになる。
【0010】本発明の電解コンデンサは、前記弾性部材
の接着手法が、該弾性部材となる未加硫ゴムを前記溝部
内部に充填させた後、加硫(硬化)して接着することが
好ましい。このようにすれば、前記弾性部材の溝部への
配置形成と接着とを同時に実施でき、工程を簡素化する
ことができる。
【0011】本発明の電解コンデンサは、前記弾性部材
の接着手法が、電解コンデンサ内部に収容されている電
解液に対する耐薬品性に優れた接着材にて接着すること
が好ましい。このようにすれば、加熱等により気化した
電解液により前記接着材の接着力が大幅に低下すること
がなく、良好な気密性を確保できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。 (実施例1)図1は本実施例の電解コンデンサを示す外
観斜視図であり、図2は本実施例の電解コンデンサを示
す一部破断側断面図であり、図3は、本実施例の電解コ
ンデンサにおける封口部材の外周であるA部におけるカ
−リング加工の状況を示す拡大断面図である。
【0013】本実施例の電解コンデンサは、図1および
図2にその外観並びに内部構造をを示すように、その上
面視形状が長円形とされた長円型の電解コンデンサ1と
されており、図1において3は、その内部に長円状に巻
回して形成されたコンデンサ素子2を収納可能な有底筒
状のアルミ製の外装ケ−スであり、該外装ケ−ス3の開
口は封口部材5により塞がれているとともに、該封口部
材5には該封口部材5を貫通して外部に露出する電極端
子4が形成され、該電極端子4の各極は前記コンデンサ
素子2に接続されていて、該電極端子4の中央部位置に
は、過度の電解コンデンサ1内部の圧力上昇による破裂
を防止するための安全弁6が設けられている。
【0014】これら本実施例において使用されるコンデ
ンサ素子2としては、アルミニウム等の弁金属からなる
陽極箔と陰極箔との間にセパレータを介在させて、所定
の長円状に巻回して形成されて電解液が含浸されたもの
や、電解質として固体の二酸化マンガン層を前記陽極箔
と陰極箔との間に形成した、固体電解コンデンサ素子等
を用いることができる。
【0015】これらコンデンサ素子2は、前述のように
有底筒状とされた長円形の外装ケ−ス3に収納された
後、該開口部に前記封口部材5が配置されるとともに、
該外装ケ−ス3の開放端がカ−リング加工されることで
封口部材5が固定され、該外装ケ−ス3内部に密閉して
収納されるようになっている。
【0016】本実施例では、前記外装ケ−ス3内部の高
い気密性を得るために、図3(c)に示すように、前記
封口部材5の外周部に、弾性部材であるゴムリング7を
内在する溝部11が形成されているとともに、該溝部1
1内の底面にはその先端方向の幅が幅広となる突起部8
が形成されていて、該溝部11に内在されるゴムリング
7と嵌合するようになっている。
【0017】これらゴムリング7を溝部11に配置する
本実施例1の手法について説明すると、まず、図3
(a)に示すように、前記封口部材5を上型20と下型
21とから成る成型金型内部にインサートした後、予め
その底面に前記突起部8が形成されている該封口部材5
の溝部11内に、加硫することでゴムリング7となる未
加硫の生ゴムをランナー22より所定量充填し、その
後、該金型を所定の加硫温度に保持して加硫を行い、所
定時間が経過した後に該金型より取り出して、該加硫に
より溝部11にゴムリング7が接着、一体化された封口
部材5としている。
【0018】このように、未加硫の生ゴムを前記溝部1
1内に充填して加硫することで、封口部材5とゴムリン
グ7とを接着させることは、該ゴムリング7の成型と接
着とを同時に実施できるとともに、該ゴムリング7が前
記溝部11内に隙間無く充填されるようになり、ゴムリ
ング7と溝部11との間に空隙が発生ににくく、十分な
接着強度と気密性を確保できることから好ましい。
【0019】尚、本実施例では、前述のように未加硫ゴ
ムを金型内に充填して加硫を実施しているが、本発明は
これに限定されるものではなく、これら未加硫ゴムとし
て液状のゴム材であるLIM材をディスペンサ等により
前記溝部11内に充填して加硫(硬化)させるようにし
ても良い。また、これら加硫(硬化)においては、白金
触媒等を用いて比較的低温の非加圧状態にて過酸化物に
よる硬化を実施して加硫を行ったり、湿度等の作用によ
り所定の官能基が離脱して室温でも硬化可能なものを用
いても良い。
【0020】これら弾性部材として本実施例において用
いているゴムリング7の材質は、前記のようにカ−リン
グ加工された外装ケ−ス開放端により変形された状態と
なることから、その圧縮永久歪み(コンプレッションセ
ット)が小さいとともに、変形における破断強度が高い
ゴムであって、かつコンデンサ内部に収容されている電
解液にも膨潤することの少ない耐薬品性に優れたゴムと
することが好ましく、このようなゴムとしてはシリコン
ゴムやブチルゴム、並びにEPDMの単体或いはこれら
の混合体が例示され、本実施例ではカ−ボンフィラ−強
化のEPDMを使用しているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、これら弾性部材としてその他の弾性
変形可能な部材、例えば硬化性樹脂によるエラストマー
等を使用しても良い。
【0021】これら前記溝部11内に成型配置されるゴ
ムリング7の上面位置は、図3(b)に示すように、内
在される前記ゴムリング7の脱落を防止することを目的
として封口部材5の上面位置と同等若しくはそれよりも
若干低い位置とすることが好ましく、更には、前記ゴム
リング7の上面の高さは、該ゴムリング7の上面位置よ
りも該壁部9の上面位置が低くなり、前記ゴムリング7
と外装ケ−ス3の側面との間に適宜な空隙10が形成さ
れるような高さとなるように成型される。
【0022】これら壁部9の上面の高さ位置は、これが
低すぎると形成される前記空隙10の大きさが大きくな
り、前記ゴムリング7が容易に変形するようになって前
記カ−リング加工された外装ケ−ス3の開放端が脱落し
やすくなってしまい、これが高すぎると形成される前記
空隙10の大きさが小さくなり、該空隙内に変形したゴ
ムリング7が侵入できずにゴムリング7の内周側がS2
方向に歪むようになって気密不良を生じやすくなってし
まうことから、使用するゴムリング7の硬度や材質によ
り適宜に選択すれば良く、本実施例における該壁部9の
上面の高さ位置は、図3(c)に示すように、カ−リン
グ加工によりゴムリング7に食い込んだ外装ケ−ス3の
開放端の高さ位置とほぼ同一となるようになっている。
【0023】このように壁部9の上面の高さ位置をカ−
リング加工された外装ケ−ス3の開放端の高さ位置とほ
ぼ同一またはそれよりも若干高くすることは、外装ケ−
スの変形により脱落しようとする外装ケ−ス開放端と該
壁部9とが変形したゴムリング7を挟むようにして係合
することにより、該脱落が防止されるとともに変形した
ゴムリング7が介在することで気密性も良好に保たれる
ようになることから好ましいが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、前記のように該壁部9の高さ位置は
使用するゴムリング7の硬度や材質により適宜に選択す
れば良い。
【0024】また、前記ゴムリング7の幅W寸法は、図
3(c)に示すように、前記溝部11内周端とカ−リン
グ加工された外装ケ−ス開放端までの距離をGとする
と、該Gが幅Wの2/3となる寸法、つまり幅WがG寸
法の1.5倍となる寸法よりも短いと、前記壁部9と外
装ケ−ス開放端とが近接してゴムリング7がS1方向に
良好に変形できずに内周側のゴムリング7がS2方向へ
変形して気密不良を生じやすくなり、これが3.0Gよ
りも長いと、ゴムリング7のS1方向への橈みが大きく
なって気密不良を生じやすくなることから、これら幅W
の寸法は前記G寸法の1.5倍〜3倍とすることが好ま
しいが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0025】また、前記ゴムリング7の厚みH寸法は、
前記溝部11内周端とカ−リング加工された外装ケ−ス
開放端までの距離をGとすると、これを1.5Gより薄
くすると前記空隙10へのゴムリング7のS1方向への
変形が良好に為されなくなって気密不良が生じやすくな
り、これを3.0Gより厚くするとゴムリング7の変形
に対する抗力が小さくなり、前記外装ケース開放端との
当接による気密性が十分に得られなくなることから、こ
れら厚みHの寸法は前記G寸法の1.5倍〜3倍とする
ことが好ましいが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。
【0026】また、本実施例では、前述のように、前記
溝部11の底面に、その先端方向が幅広となるような形
状とされた突起部8が形成されており、このように突起
部8を形成することは、溝部11内に配置形成されるゴ
ムリング7と突起部8とが嵌合することでゴムリング7
が変形により前記溝部11から脱落することを防止でき
るようになるとともに、その形状を前述のように先端方
向が幅広となるような形状とすることで、該ゴムリング
7と突起部8とが嵌合をはずれ難くでき、より高いゴム
リング7の前記脱落防止効果を得ることができることか
ら好ましいが、本発明はこれに限定されるものではな
く、これら突起部8の形状や大きさおよび形成位置等
は、使用する弾性部材の硬度や厚さ等より適宜に選択す
れば良く、例えばこれら突起部8の形状を実施例2に示
すような形状としたり、使用する弾性部材にて十分な接
着強度が得られれば設けずとも良い。
【0027】また、本実施例にて用いた前記封口部材5
は、電気絶縁性と実装時や稼働時における熱に耐え得る
適宜な耐熱性並びに電解コンデンサ内部の圧力上昇に耐
えうる機械的強度を有する樹脂製とされているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、これら封口部材5
を前記外装ケ−ス3と同様の絶縁処理がなされたアルミ
製としたり、その他の硬質な材質、例えばセラミックス
等を用いても良い。
【0028】尚、本実施例では使用していないが、前記
ゴムリング7が形成される以前の溝部11内に、未加硫
ゴムとの接着を向上するプライマー等の接着助剤を塗布
したりすること等は任意とされる。
【0029】(実施例2)
【0030】次いで、前記ゴムリングを溝部11に配置
形成する手法として、接着材を用いた形成手法について
以下に説明する。
【0031】本実施例2の電解コンデンサは、前記実施
例1において用いた電解コンデンサ1と構成としては同
一とされており、その違いとしては、前記実施例1の封
口部材5の溝部11底面に形成されていた突起部8が、
先端方向が幅広となる形状とされていたのに対し、本実
施例2の封口部材5’の突起部8’は、図4に示すよう
に、先端方向が狭幅となる形状とされている。
【0032】また、前記実施例1のゴムリングは、未加
硫の生ゴムが前記溝部11に充填、加硫されて形成され
ていたのに対し、本実施例に用いたゴムリング7’は、
予め前記溝部11に挿入可能な所定形状に成型されてお
り、その下面には前記突起部8’と嵌合可能な形状とさ
れた凹部が形成されている。
【0033】これらゴムリング7’を前記溝部11に接
着して封口部材5’と一体化する手法としては、図4
(a)に示すように、まず、前記溝部11内部にディス
ペンサ等を用いて所定量の液状接着剤24を注入する。
【0034】該注入の後、該溝部11内部に前記ゴムリ
ング7’を挿入することで、ゴムリング7’と溝部11
との間隙に前記液状接着剤24が介在するようになる。
この際、該ゴムリング7’を挿入した封口部材5’を真
空雰囲気中に配置して、前記ゴムリング7’と溝部11
と間隙が、完全に液状接着剤24にて置換されるように
しても良い。
【0035】該ゴムリング7’を挿入した後、前記液状
接着剤24を加熱等により固化或いは硬化させてゴムリ
ング7’を接着、一体化する。
【0036】これら本実施例2並びに前記実施例1のよ
うに、溝部11の底面に突起部8、8’を設けること
は、ゴムリング7’の脱落を防止できるとともに、仮に
コンデンサ内部の電解液が浸透してきても、該突起部に
てその外部方向への浸透が阻止されることから好ましい
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0037】また、本実施例2では、前記液状接着剤2
4を溝部11内に注入しているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、前記ゴムリング7’の溝部11と
の当接面に前記液状接着剤24を塗布しておくようにし
ても良い。
【0038】これらゴムリング7’が接着、一体化され
た封口部材5’は、図4(b)に示すように、前記実施
例1の場合と同様に前記外装ケース3の開口を塞ぐよう
に配置された後、図4(c)に示すように、前記外装ケ
ース3の開口端がカーリング加工されて固定され、電解
コンデンサ1内部が密閉される。
【0039】以上、各実施例のようにすれば、内圧の上
昇により外装ケ−スが膨らんで図4のように変形力が加
わり、前記ゴムリング7,7’が大きく変形しても、該
変形によりゴムリング7,7’が前記溝部11より脱落
してうことを回避でき、コンデンサ内部の気密性を確保
できるようになる。
【0040】以上、本発明を図面に基づいて説明してき
たが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
く、本発明の主旨を逸脱しない範囲での変更や追加があ
っても、本発明に含まれることは言うまでもない。
【0041】また、前記実施例では前記壁面9の上端形
状を平面としているが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、該上端面に傾斜等を設けることは任意とされ
る。
【0042】また、前記実施例では使用するゴムリング
7の硬度を均質なものとしているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、例えばゴムリング7の内周側の
硬度を高く、外周側の硬度を低くするように、硬度を異
なるようにしても良い。
【0043】また、前記実施例では前記のように封口部
材5の中心部に安全弁6を設けているが、本発明はこれ
に限定されるものではない。
【0044】また、前記実施例では、封口部材5の全周
の溝部11に渡ってゴムリング7、7’を接着している
が、本発明はこれに限定されるものではなく、図5に示
すように、内圧の増大に伴う外装ケース3の変形量は、
楕円形の直線部分にて大きくなることから、前記実施例
2のように接着材にてゴムリング7’を接着する場合に
おいては、該直線部のみに接着材を注入して接着するよ
うにしても良い。
【0045】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。 (a)請求項1の発明によれば、前記弾性部材が前記溝
部に接着されていることにより、前記壁部の高さ位置が
弾性部材の高さ位置よりも低くすることに伴って前記弾
性部材と外装ケ−ス側面との間に空隙が形成され、外装
ケース内部の圧力上昇により外装ケース開放端の歪みに
よる移動に前記弾性部材が変形にて追随しても、該変形
により弾性部材が溝部より脱落することが抑制されるよ
うになるため、これら脱落による気密性の低下を回避で
き、外装ケースに歪みが生じても十分な気密性を確保す
ることができる。
【0046】(b)請求項2の発明によれば、前記弾性
部材が溝部底面の突起部と嵌合するようになり、より強
固に弾性部材が接着、保持されるようになり、該弾性部
材が脱落することをより一層抑止できるばかりか、該突
起部を設けることで、該弾性部材と溝部との間に、仮に
未接着部分があっても、該未接着部分を通じて電解液等
が漏れることが該突起部により阻止できるようになる。
【0047】(c)請求項3の発明によれば、前記弾性
部材の溝部への配置形成と接着とを同時に実施でき、工
程を簡素化することができる。
【0048】(d)請求項4の発明によれば、加熱等に
より気化した電解液により前記接着材の接着力が大幅に
低下することがなく、良好な気密性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における電解コンデンサを示す
外観斜視図である。
【図2】本発明の実施例における電解コンデンサを示す
一部破断側面図である。
【図3】(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例1
における電解コンデンサのカ−リング加工前のA部拡大
詳細図である。
【図4】(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例2
における電解コンデンサのカ−リング加工後のA部拡大
詳細図である。
【図5】従来の長円形電解コンデンサの変形状況を示す
上面図である。
【符号の説明】
l 電解コンデンサ 2 コンデンサ素子 3 外装ケース 4 電極端子 5 封口部材 5’ 封口部材 6 安全弁 7 ゴムリング 7’ ゴムリング 8 突起部 8’ 突起部 9 壁部 10 空隙 11 溝部 20 上型(金型) 21 下型(金型) 22 ランナー(生ゴム挿入口) 24 液状接着材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長円状の上面視形状を有して有底筒状と
    された外装ケース内にコンデンサ素子を収納し、弾性部
    材が形成された溝部を外周部に有する封口部材によって
    該外装ケースの開口を封口するとともに、前記弾性部材
    が当接にて変形するように前記外装ケースの開放端をカ
    −リング加工して前記外装ケ−ス内部を密閉し、且つ前
    記コンデンサ素子に電気的に接続された電極端子が前記
    封口部材を貫通して引き出された電解コンデンサにおい
    て、前記溝部は前記外装ケースとの間に壁部を有する形
    状であるとともに、該壁部の外面高さ位置が前記弾性部
    材の上面高さ位置よりも低く形成するとともに、前記溝
    部に前記弾性部材を接着したことを特徴とする電解コン
    デンサ。
  2. 【請求項2】 前記溝部底面に、前記弾性部材と嵌合す
    る突起部を設けた請求項1に記載の電解コンデンサ。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材の接着手法が、該弾性部材
    となる未加硫ゴムを前記溝部内部に充填させた後、加硫
    (硬化)して接着する請求項1または2に記載の電解コ
    ンデンサ。
  4. 【請求項4】 前記弾性部材の接着手法が、電解コンデ
    ンサ内部に収容されている電解液に対する耐薬品性に優
    れた接着材にて接着する請求項1または2に記載の電解
    コンデンサ。
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