JP2002184491A - カード用コネクタ - Google Patents

カード用コネクタ

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JP2002184491A
JP2002184491A JP2000380790A JP2000380790A JP2002184491A JP 2002184491 A JP2002184491 A JP 2002184491A JP 2000380790 A JP2000380790 A JP 2000380790A JP 2000380790 A JP2000380790 A JP 2000380790A JP 2002184491 A JP2002184491 A JP 2002184491A
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JP
Japan
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card
slide member
connector
lock piece
connector body
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Application number
JP2000380790A
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English (en)
Inventor
Yasushi Sasaki
泰 佐々木
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Iriso Electronics Co Ltd
Original Assignee
Iriso Electronics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iriso Electronics Co Ltd filed Critical Iriso Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カード排出機構の部品点数を少なくすること
のできるカード用コネクタを提供する。 【解決手段】 カード排出機構30のロック片32をコ
ネクタ本体10の上側ハウジング11に一体に設けるこ
とにより、ロック片32を別部品によって構成する必要
がない。また、ロック片32を上側ハウジング11の側
面部分にコネクタ本体10の他端側に向かって延びるよ
うに形成したので、コネクタ本体10の幅方向に容易に
弾性変形させることができ、第1のスライド部材31の
ロック及びロック解除を確実に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばオーディオ
機器、携帯端末、パーソナルコンピュータ及びその周辺
機器等に用いられる、いわゆるメモリーカードが挿入さ
れて電気的に接続されるカード用コネクタに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のカード用コネクタとして
は、例えば特開平9−185689号公報に記載されて
いるように、一端側にカード挿入口を有するコネクタ本
体と、コネクタ本体内の他端側に設けられた複数のカー
ド接続用端子と、コネクタ本体内からカードを排出する
カード排出機構とを備えたものが知られている。
【0003】カード排出機構は、カードと共にカード挿
入方向に移動する第1のスライド部材と、第1のスライ
ド部材をカードの所定の挿入位置でロックするロック片
と、外部からの押圧操作によってスライド部材のロック
を解除する第2のスライド部材とから構成され、第1の
スライド部材が所定の挿入位置まで移動するとロック片
が第1のスライド部材に係止し、第2のスライド部材を
所定位置まで移動させると、第2のスライド部材がロッ
ク片を所定方向に弾性変形させて第1のスライド部材と
の係止を解除するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コネクタでは、カード排出機構のロック片を専用の部品
によって構成しているため、部品点数が多くなり、生産
性を低下させるという問題点があった。
【0005】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、カード排出機構の部
品点数を少なくすることのできるカード用コネクタを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1では、一端側にカード挿入口を有
するコネクタ本体と、コネクタ本体の他端側に設けられ
た複数のカード接続用端子と、コネクタ本体内からカー
ドを排出するカード排出機構とを備え、カード排出機構
を、カードと共にカード挿入方向に移動する第1のスラ
イド部材と、第1のスライド部材をカードの所定の挿入
位置でロックするロック片と、外部からの押圧操作によ
ってスライド部材のロックを解除する第2のスライド部
材とから構成し、第1のスライド部材が所定の挿入位置
まで移動するとロック片が第1のスライド部材に係止
し、第2のスライド部材を所定位置まで移動させると、
第2のスライド部材がロック片を所定方向に弾性変形さ
せて第1のスライド部材との係止を解除するようにした
カード用コネクタにおいて、前記ロック片をコネクタ本
体に一体に設けている。
【0007】これにより、カード排出機構のロック片が
コネクタ本体に一体に設けられることから、ロック片を
別部品によって構成する必要がない。
【0008】また、請求項2では、請求項1記載のカー
ド用コネクタにおいて、前記ロック片をコネクタ本体の
側面部分にコネクタ本体の一端側または他端側に向かっ
て延びるように形成している。
【0009】これにより、請求項1の作用に加え、ロッ
ク片がコネクタ本体の一端側または他端側に向かって延
びるように形成されていることから、コネクタ本体の幅
方向に容易に弾性変形することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1乃至図5は本発明の一実施形
態を示すもので、図1はカード用コネクタの斜視図、図
2乃至図5はその平面断面図である。
【0011】このコネクタは、一端側からカード1が挿
入されるコネクタ本体10と、カード1と電気的に接続
する複数のカード接続用端子20と、コネクタ本体内か
らカードを排出するカード排出機構30と、コネクタ本
体10内に挿入されたカード1を検知するための一対の
カード検知用端子40,41と、各カード検知用端子4
0を互いに導通させる導電板50とから構成されてい
る。
【0012】カード1は、内部に任意のデータを記録可
能な記録媒体を有し、その一端側には記録媒体と電気的
に導通する複数の端子1aが設けられている。また、カ
ード1の一端側の一側部には、コネクタのカード排出機
構30に係止する第1の凹部1b及び第2の凹部1cが
設けられている。
【0013】コネクタ本体10は、金属板を成形してな
る上側ハウジング11と、合成樹脂の一体成型品からな
る下側ハウジング12とから構成され、各ハウジング1
1,12は互いに両側面部分を重ね合わせるように形成
されている。各ハウジング11,12間にはカード1を
収容可能なスペースが形成され、コネクタ本体10の一
端側にはカード挿入口10aが設けられている。また、
上側ハウジング11の下端には複数の取付片11aが設
けられ、各取付片11aによってコネクタ本体10が基
板等に取付けられるようになっている。
【0014】カード接続用端子20はコネクタ本体10
の他端側に配置され、下側ハウジング12に互いに幅方
向に間隔をおいて保持されている。この場合、各端子2
0の一端側はコネクタ本体10内に配置され、その他端
側はコネクタ本体10の外部に配置されている。
【0015】カード排出機構30はコネクタ本体10内
の一側部に設けられ、カード1と共にカード挿入方向に
移動する第1のスライド部材31と、スライド部材31
をカード1の所定の挿入位置でロックするロック片32
と、外部からの押圧操作によってスライド部材31のロ
ックを解除する第2のスライド部材33とから構成され
ている。
【0016】第1のスライド部材31はその上面側に設
けた突起31aを上側ハウジング11に設けた長孔11
bに移動自在に係合しており、その一側面にはカード1
の第1の凹部1bに係止する第1の係止部31bを有
し、その他側面にはロック片32に係止する第2の係止
部31cが設けられている。また、第1のスライド部材
31の一側面にはカード1の第2の凹部1cに係合する
係合バネ31dが取付けられ、係合バネ31dはスライ
ド部材31の幅方向に弾性変形可能な部材によって形成
されている。更に、第1のスライド部材31はスプリン
グ31eによってコネクタ本体10の一端側に付勢され
ている。
【0017】ロック片32はコネクタ本体10の一側面
に設けられ、コネクタ本体10の他端側に向かって延び
るとともに、その先端側はコネクタ本体10の一側面に
設けた開口部10bからコネクタ本体10内に斜めに屈
曲している。この場合、ロック片32は上側ハウジング
11の側面部分に一体に設けられ、コネクタ本体10の
幅方向に弾性変形可能に形成されている。
【0018】第2のスライド部材33はその上面側に設
けた突起33aを上側ハウジング11に設けた長孔11
cに移動自在に係合しており、その一端側にはカード挿
入口10aの一側部に位置する押圧部33bが設けら
れ、押圧部33bにはコネクタ本体10の一側面まで延
びる押圧レバー33cが取付けられている。第2のスラ
イド部材33の他端部33dは第1のスライド部材31
の一側方まで延び、第2のスライド部材33がコネクタ
本体10の他端側に向かって移動すると、その他端部3
3dがロック片32の傾斜面に当接し、ロック片32が
コネクタ本体10の外側に向かって屈曲するようになっ
ている。また、第2のスライド部材33はスプリング3
3eによってコネクタ本体10の一端側に付勢されてい
る。
【0019】各カード検知用端子40,41はコネクタ
本体10の他端側に配置され、互いに幅方向に間隔をお
いて下側ハウジング12に保持されている。
【0020】導電板50は弾性変形可能な導電性の部材
からなり、その一端を一方のカード検知用端子40の基
端側に接続され、その他端側は他方のカード検知用端子
41の近傍からコネクタ本体10内に延びている。即
ち、コネクタ本体10内に挿入されたカード1の先端が
導電板50の他端に当接すると、カード1の押圧により
導電板50がコネクタ本体10の外側に屈曲し、他方の
カード検知用端子41の基端側から離れるようになって
いる。
【0021】以上のように構成されたカード用コネクタ
においては、コネクタ本体10のカード挿入口10aか
らカード1が挿入されると、図3に示すようにカード1
の第1の凹部1bがカード排出機構30の第1の係止部
31bに係止し、第1のスライド部材31がカード1と
共にコネクタ本体10の他端側に向かって移動する。そ
の際、第1のスライド部材31の係合バネ31dにはカ
ード1の第2の凹部1cが係合する。次に、カード1が
コネクタ本体10内の奥まで挿入されると、図4に示す
ようにカード1の各端子1aがコネクタ本体10内の各
カード接続用端子20に電気的に接触するとともに、カ
ード排出機構30のロック片32が第1のスライド部材
31の第2の係止部31cに係止し、第1のスライド部
材31がロックされる。この場合、カード1は第2の凹
部1cと係合バネ31dとの係合によって第1のスライ
ド部材31に保持されている。
【0022】次に、カード1をコネクタから排出する場
合は、カード排出機構30の押圧部33bを押圧する
と、図5に示すように第2のスライド部材33がコネク
タ本体10の他端側に向かって移動するとともに、その
他端部33dがロック片32に接触し、ロック片32が
コネクタ本体10の外側に屈曲して第1のスライド部材
31の第2の係止部31cから外れる。これにより、第
1のスライド部材31のロックが解除され、第1のスラ
イド部材31及びカード1がスプリング31eによって
コネクタ本体10の一端側に向かって移動し、その移動
量に応じた分だけカード1の他端側がコネクタ本体10
から突出する。その際、カード1の各端子1aと各カー
ド接続用端子20との電気的な接続も解除される。
【0023】このように、本実施形態によれば、カード
排出機構30のロック片32をコネクタ本体10の上側
ハウジング11に一体に設けたので、ロック片32を別
部品によって構成する必要がなく、部品点数を少なくす
ることができる。
【0024】また、ロック片32を上側ハウジング11
の側面部分にコネクタ本体10の他端側に向かって延び
るように形成したので、コネクタ本体10の幅方向に容
易に弾性変形させることができ、第1のスライド部材3
1のロック及びロック解除を確実に行うことができる。
この場合、ロック片32をコネクタ本体10の一端側に
向かって延びるように形成しても同様の作用効果を得る
ことができる。
【0025】尚、前記実施形態では、カード1として所
定の記録媒体を収容した、いわゆるメモリーカードを示
したが、例えばPCカード等、他の形態のカードと接続
することも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のカード
用コネクタによれば、カード排出機構のロック片を別部
品によって構成する必要がないので、部品点数を少なく
することができ、生産性の向上を図ることができる。
【0027】また、請求項2のカード用コネクタによれ
ば、請求項1の効果に加え、ロック片をコネクタ本体の
幅方向に容易に弾性変形させることができるので、第1
のスライド部材のロック及びロック解除を確実に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施形態を示すカード用コネ
クタの斜視図
【図2】カード用コネクタの平面断面図
【図3】カード挿入時を示すカード用コネクタの平面断
面図
【図4】カードロック時を示すカード用コネクタの平面
断面図
【図5】カード排出時を示すカード用コネクタの平面断
面図
【符号の説明】
1…カード、10…コネクタ本体、20…カード接続用
端子、30…カード排出機構、31…第1のスライド機
構、32…ロック片、33…第2のスライド機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 MA19 NA02 NA18 TA07 5B058 CA04 KA24 YA20 5E021 FA05 FB18 FC31 HA05 HC17 HC36 KA15 5E023 AA04 AA21 BB19 BB25 BB28 DD19 EE10 FF07 GG09 HH19 HH21

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側にカード挿入口を有するコネクタ
    本体と、コネクタ本体の他端側に設けられた複数のカー
    ド接続用端子と、コネクタ本体内からカードを排出する
    カード排出機構とを備え、カード排出機構を、カードと
    共にカード挿入方向に移動する第1のスライド部材と、
    第1のスライド部材をカードの所定の挿入位置でロック
    するロック片と、外部からの押圧操作によってスライド
    部材のロックを解除する第2のスライド部材とから構成
    し、第1のスライド部材が所定の挿入位置まで移動する
    とロック片が第1のスライド部材に係止し、第2のスラ
    イド部材を所定位置まで移動させると、第2のスライド
    部材がロック片を所定方向に弾性変形させて第1のスラ
    イド部材との係止を解除するようにしたカード用コネク
    タにおいて、 前記ロック片をコネクタ本体に一体に設けたことを特徴
    とするカード用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記ロック片をコネクタ本体の側面部分
    にコネクタ本体の一端側または他端側に向かって延びる
    ように形成したことを特徴とする請求項1記載のカード
    用コネクタ。
JP2000380790A 2000-12-14 2000-12-14 カード用コネクタ Pending JP2002184491A (ja)

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