JP2002183811A - 携帯電話機自動販売機 - Google Patents
携帯電話機自動販売機Info
- Publication number
- JP2002183811A JP2002183811A JP2000382227A JP2000382227A JP2002183811A JP 2002183811 A JP2002183811 A JP 2002183811A JP 2000382227 A JP2000382227 A JP 2000382227A JP 2000382227 A JP2000382227 A JP 2000382227A JP 2002183811 A JP2002183811 A JP 2002183811A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vending machine
- mobile phone
- prepaid
- identification
- portable telephone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】プリペイド式携帯電話機の販売において、前記
携帯電話機を自動販売機に収納して販売し、且つ販売時
に顧客の身元確認等の作業を実行できるように構成した
ので、販売店側の作業を不要とし、犯罪等の悪用防止効
果の高い携帯電話自動販売機を提供する上で著効を奏
す。 【解決手段】身元確認手段と記憶手段と通信手段とを有
しプリペイド式携帯電話機を販売する自動販売機であっ
て、前記身元確認手段は前記プリペイド式携帯電話機の
購入者が所有する健康保険証やパスポートや運転免許証
等の身分証に表示した文字や写真等をイメージデータ若
しくはテキストデータとして取り込み身元確認情報と
し、これを前記記憶手段に記憶すると共に、前記通信手
段を用いて該身元確認情報を携帯電話サービスを提供す
る携帯電話サービス事業者へ通知したことを特徴とする
携帯電話機自動販売機。
携帯電話機を自動販売機に収納して販売し、且つ販売時
に顧客の身元確認等の作業を実行できるように構成した
ので、販売店側の作業を不要とし、犯罪等の悪用防止効
果の高い携帯電話自動販売機を提供する上で著効を奏
す。 【解決手段】身元確認手段と記憶手段と通信手段とを有
しプリペイド式携帯電話機を販売する自動販売機であっ
て、前記身元確認手段は前記プリペイド式携帯電話機の
購入者が所有する健康保険証やパスポートや運転免許証
等の身分証に表示した文字や写真等をイメージデータ若
しくはテキストデータとして取り込み身元確認情報と
し、これを前記記憶手段に記憶すると共に、前記通信手
段を用いて該身元確認情報を携帯電話サービスを提供す
る携帯電話サービス事業者へ通知したことを特徴とする
携帯電話機自動販売機。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリペイド式携帯
電話機の自動販売機に関する。
電話機の自動販売機に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、携帯電話機の普及には目覚ましい
ものがあり、特に中高生等の未成年者層への普及率は増
加の一途を辿っている。一方、その通話料金が保護者の
家計を圧迫し始めたことから、プリペイド式携帯電話機
の需要も高まって来ている。プリペイド式携帯電話機を
使用するには、まず携帯電話機本体とプリペイドカード
（登録用カード）を販売店で購入しなければならない。
プリペイドカードの料金には所定金額分の発信通話料が
含まれ、プリペイドカードには登録番号が書き込まれて
いる。
ものがあり、特に中高生等の未成年者層への普及率は増
加の一途を辿っている。一方、その通話料金が保護者の
家計を圧迫し始めたことから、プリペイド式携帯電話機
の需要も高まって来ている。プリペイド式携帯電話機を
使用するには、まず携帯電話機本体とプリペイドカード
（登録用カード）を販売店で購入しなければならない。
プリペイドカードの料金には所定金額分の発信通話料が
含まれ、プリペイドカードには登録番号が書き込まれて
いる。
【０００３】利用者は携帯電話機本体とプリペイドカー
ドを購入後、まず指定の電話番号（携帯電話サービス事
業者の登録センター）を呼び出し登録番号を入力する。
すると、携帯電話機本体が登録センターに登録され一般
の携帯電話機と同様に利用が可能となる。以後、通話す
る毎に通話料金がカウントされ所定金額分まで携帯電話
機を利用することができる。ここで、プリペイドカード
一枚で所定金額分の通話しかできないため、所定の通話
時間を超過すると携帯電話機は利用できないようになっ
ている。従って、別途登録用カードのみを新規購入し
て、新しい登録番号を登録すれば何回でも使用できるよ
うになっている。なお、ここでいうプリペイドカードと
はプリペイド式携帯電話機専用のものであって、磁気情
報が記録された一般のテレホンカードとは異なるもので
ある。
ドを購入後、まず指定の電話番号（携帯電話サービス事
業者の登録センター）を呼び出し登録番号を入力する。
すると、携帯電話機本体が登録センターに登録され一般
の携帯電話機と同様に利用が可能となる。以後、通話す
る毎に通話料金がカウントされ所定金額分まで携帯電話
機を利用することができる。ここで、プリペイドカード
一枚で所定金額分の通話しかできないため、所定の通話
時間を超過すると携帯電話機は利用できないようになっ
ている。従って、別途登録用カードのみを新規購入し
て、新しい登録番号を登録すれば何回でも使用できるよ
うになっている。なお、ここでいうプリペイドカードと
はプリペイド式携帯電話機専用のものであって、磁気情
報が記録された一般のテレホンカードとは異なるもので
ある。
【０００４】ところで、プリペイド式携帯電話機は一般
の携帯電話機と異なり、身元を確認する手続きが不要と
あって誰でも簡単に購入できてしまうという利点がある
反面、これを悪用し犯罪に利用するといった事件も多発
し社会問題化している。この問題を回避するために、従
来手続きの不要であったプリペイド式携帯電話機の購入
時に、手続きを義務付け犯罪に悪用されることのないよ
うに規制されるようになった。
の携帯電話機と異なり、身元を確認する手続きが不要と
あって誰でも簡単に購入できてしまうという利点がある
反面、これを悪用し犯罪に利用するといった事件も多発
し社会問題化している。この問題を回避するために、従
来手続きの不要であったプリペイド式携帯電話機の購入
時に、手続きを義務付け犯罪に悪用されることのないよ
うに規制されるようになった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】一方、販売店の立場か
らすると身元確認の作業は大変煩雑で手間のかかるもの
である。特に近年、コンビニエンスストアがプリペイド
式携帯電話機の販売店として普及している状況にあって
は、手続作業が本来のレジの業務を著しく停滞させてし
まうこともあって、手続き不要であった従来の利点が失
われてしまい問題となっている。
らすると身元確認の作業は大変煩雑で手間のかかるもの
である。特に近年、コンビニエンスストアがプリペイド
式携帯電話機の販売店として普及している状況にあって
は、手続作業が本来のレジの業務を著しく停滞させてし
まうこともあって、手続き不要であった従来の利点が失
われてしまい問題となっている。
【０００６】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、販売者が行う購入者の身元確認作業を自動化する
ことができるプリペイド式携帯電話機の自動販売機を提
供することを目的とする。
って、販売者が行う購入者の身元確認作業を自動化する
ことができるプリペイド式携帯電話機の自動販売機を提
供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決しようとする手段】上記目的を解決するた
めに、本発明に係わる携帯電話機自動販売機の請求項１
記載の発明は、身元確認手段と記憶手段と通信手段とを
有しプリペイド式携帯電話機を販売する自動販売機であ
って、前記身元確認手段は前記プリペイド式携帯電話機
の購入者が所有する健康保険証やパスポートや運転免許
証等の身分証に表示した文字や写真等をイメージデータ
若しくはテキストデータとして取り込み身元確認情報と
し、これを前記記憶手段に記憶すると共に、前記通信手
段を用いて該身元確認情報を携帯電話サービスを提供す
る携帯電話サービス事業者へ通知したものである。
めに、本発明に係わる携帯電話機自動販売機の請求項１
記載の発明は、身元確認手段と記憶手段と通信手段とを
有しプリペイド式携帯電話機を販売する自動販売機であ
って、前記身元確認手段は前記プリペイド式携帯電話機
の購入者が所有する健康保険証やパスポートや運転免許
証等の身分証に表示した文字や写真等をイメージデータ
若しくはテキストデータとして取り込み身元確認情報と
し、これを前記記憶手段に記憶すると共に、前記通信手
段を用いて該身元確認情報を携帯電話サービスを提供す
る携帯電話サービス事業者へ通知したものである。
【０００８】本発明に係わる携帯電話機自動販売機の請
求項２記載の発明は、請求項１において、前記携帯電話
機自動販売機はキャッシュカード処理手段を備え、前記
プリペイド式携帯電話機をキャッシュカード払いで購入
できる自動販売機であって、前記キャッシュカード処理
手段によって該キャッシュカードから読み出した所定の
クレジット情報を前記通信手段を用いて、所定のクレジ
ット会社に通知すると共に、該クレジット情報を前記身
元確認としたものである。
求項２記載の発明は、請求項１において、前記携帯電話
機自動販売機はキャッシュカード処理手段を備え、前記
プリペイド式携帯電話機をキャッシュカード払いで購入
できる自動販売機であって、前記キャッシュカード処理
手段によって該キャッシュカードから読み出した所定の
クレジット情報を前記通信手段を用いて、所定のクレジ
ット会社に通知すると共に、該クレジット情報を前記身
元確認としたものである。
【０００９】本発明に係る携帯電話機自動販売機の請求
項３記載の発明は、請求項１または請求項２において、
前記携帯電話機自動販売機は購入者の顔を撮影するカメ
ラを備え、前記カメラで撮影した該購入者の顔のイメー
ジデータを身元確認情報として、又は前記他の身元確認
情報に付加して前記記憶手段に保存したものである。
項３記載の発明は、請求項１または請求項２において、
前記携帯電話機自動販売機は購入者の顔を撮影するカメ
ラを備え、前記カメラで撮影した該購入者の顔のイメー
ジデータを身元確認情報として、又は前記他の身元確認
情報に付加して前記記憶手段に保存したものである。
【００１０】本発明に係る携帯電話機自動販売機の請求
項４記載の発明は、請求項１、請求項２、または請求項
３において、前記プリペイド式携帯電話機自動販売機
は、プリペイド式携帯電話機に加えてプリペイドカード
（登録用カード）を更に販売するようにしたものであ
る。
項４記載の発明は、請求項１、請求項２、または請求項
３において、前記プリペイド式携帯電話機自動販売機
は、プリペイド式携帯電話機に加えてプリペイドカード
（登録用カード）を更に販売するようにしたものであ
る。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下図示した実施の形態例に基づ
いて本発明を詳細に説明する。図１は本発明に係わる携
帯電話機自動販売機の実施の形態例のブロック図を示し
たものである。図１に示した携帯電話機自動販売機１
は、携帯電話機を収納し購入者に販売する携帯電話機販
売部２と、購入する携帯電話機の機種や支払方法を選択
する選択ボタンを有する接客部３と、購入代金を投入す
る紙幣投入口と硬貨投入口及び釣り銭口とを有する現金
処理部４と、キャッシュカード払いを選択時にキャッシ
ュカードからクレジット情報を読みとり処理するカード
処理部５と、購入者の所持する身分証（パスポート、健
康保険証、運転免許証等）から文字データや顔写真をイ
メージデータやテキストデータとして読みとる身元確認
部６（身元確認手段）と、前記身元確認部６で読みとっ
たイメージデータやテキストデータを身元確認情報とし
て記憶保存する記憶部７（記憶手段）と、購入代金や投
入金額等の表示をする表示部８と、前記記憶部７に保存
した身元確認情報を電話回線を介して所定の携帯電話サ
ービス事業者に通知すると共に前記カード処理部６で読
みとったクレジット情報等を所定のクレジット会社に通
知する通信部９（通信手段）と、前記各ブロックを統合
制御する制御部１０とを備えている。
いて本発明を詳細に説明する。図１は本発明に係わる携
帯電話機自動販売機の実施の形態例のブロック図を示し
たものである。図１に示した携帯電話機自動販売機１
は、携帯電話機を収納し購入者に販売する携帯電話機販
売部２と、購入する携帯電話機の機種や支払方法を選択
する選択ボタンを有する接客部３と、購入代金を投入す
る紙幣投入口と硬貨投入口及び釣り銭口とを有する現金
処理部４と、キャッシュカード払いを選択時にキャッシ
ュカードからクレジット情報を読みとり処理するカード
処理部５と、購入者の所持する身分証（パスポート、健
康保険証、運転免許証等）から文字データや顔写真をイ
メージデータやテキストデータとして読みとる身元確認
部６（身元確認手段）と、前記身元確認部６で読みとっ
たイメージデータやテキストデータを身元確認情報とし
て記憶保存する記憶部７（記憶手段）と、購入代金や投
入金額等の表示をする表示部８と、前記記憶部７に保存
した身元確認情報を電話回線を介して所定の携帯電話サ
ービス事業者に通知すると共に前記カード処理部６で読
みとったクレジット情報等を所定のクレジット会社に通
知する通信部９（通信手段）と、前記各ブロックを統合
制御する制御部１０とを備えている。
【００１２】以下図１に示した携帯電話機自動販売機に
ついてその動作を説明する。まず、顧客は接客部３の選
択ボタンで支払い方法を選択する。ここではカード支払
いを選択したものとする。次に顧客は接客部３の選択ボ
タンで購入したい携帯電話機の機種を選択する。ここで
はＡ機種を選択したものとする。すると、表示部８には
Ａ機種の代金が表示される。
ついてその動作を説明する。まず、顧客は接客部３の選
択ボタンで支払い方法を選択する。ここではカード支払
いを選択したものとする。次に顧客は接客部３の選択ボ
タンで購入したい携帯電話機の機種を選択する。ここで
はＡ機種を選択したものとする。すると、表示部８には
Ａ機種の代金が表示される。
【００１３】次に、顧客は前記表示部８に表示された代
金を確認し所持するキャッシュカードをカード処理部５
に挿入する。カード処理部５は前記キャッシュカードに
記録されたクレジット情報を読み出し制御部１０へ出力
する。制御部１０は前記クレジット情報が指定するクレ
ジット会社の電話番号を記憶部７から読み出し、通信部
９へ送出する。通信部９は前記電話番号で電話回線を介
してクレジット会社を呼び出し、前記クレジット情報を
送出する。
金を確認し所持するキャッシュカードをカード処理部５
に挿入する。カード処理部５は前記キャッシュカードに
記録されたクレジット情報を読み出し制御部１０へ出力
する。制御部１０は前記クレジット情報が指定するクレ
ジット会社の電話番号を記憶部７から読み出し、通信部
９へ送出する。通信部９は前記電話番号で電話回線を介
してクレジット会社を呼び出し、前記クレジット情報を
送出する。
【００１４】続いて、顧客は身元確認を行うため健康保
険証やパスポートや運転免許証等の身分証を身元確認部
６に挿入する。身元確認部６は前記身分証から文字や写
真等をイメージデータ若しくは該イメージデータの文字
部分をテキストデータに変換した上で読み込むとこれを
身元確認情報として制御部１０へ出力する。制御部１０
はこれを記憶部７に書き込んで保存すると共に通信部９
に送出する。通信部９は携帯電話サービスを提供する携
帯電話サービス事業者を電話回線を介して呼び出し前記
身元確認情報を通知する。
険証やパスポートや運転免許証等の身分証を身元確認部
６に挿入する。身元確認部６は前記身分証から文字や写
真等をイメージデータ若しくは該イメージデータの文字
部分をテキストデータに変換した上で読み込むとこれを
身元確認情報として制御部１０へ出力する。制御部１０
はこれを記憶部７に書き込んで保存すると共に通信部９
に送出する。通信部９は携帯電話サービスを提供する携
帯電話サービス事業者を電話回線を介して呼び出し前記
身元確認情報を通知する。
【００１５】以上、支払いの処理及び身元確認処理を完
了すると、制御部１０は販売制御信号を携帯電話機販売
部２に送出する。携帯電話機販売部２は前記販売制御信
号に従い、顧客が指定した携帯電話機（Ａ機種）を取り
出し口へ送出する。顧客は取り出し口から携帯電話機を
受け取り販売を終了する。尚、上記実施例において、ク
レジット情報が一種の身元確認手段となり得る場合はこ
れのみを用いてパスポート等の身分証を不要としてもよ
い。
了すると、制御部１０は販売制御信号を携帯電話機販売
部２に送出する。携帯電話機販売部２は前記販売制御信
号に従い、顧客が指定した携帯電話機（Ａ機種）を取り
出し口へ送出する。顧客は取り出し口から携帯電話機を
受け取り販売を終了する。尚、上記実施例において、ク
レジット情報が一種の身元確認手段となり得る場合はこ
れのみを用いてパスポート等の身分証を不要としてもよ
い。
【００１６】一方、支払い方法として現金を選択した場
合は、現金処理部４に所定金額を投入し釣り銭を受領す
ると、身元確認部６による身元確認処理を経て、携帯電
話機を受領することになる。
合は、現金処理部４に所定金額を投入し釣り銭を受領す
ると、身元確認部６による身元確認処理を経て、携帯電
話機を受領することになる。
【００１７】このように、プリペイド式携帯電話機の購
入から身元確認手続きまでの作業を自動販売機によって
自動化したので身元確認手続き等販売店側で行う作業が
一切不要となる。従って、犯罪等に利用されることを防
止しつつプリペイド式携帯電話機を販売することが可能
となる。
入から身元確認手続きまでの作業を自動販売機によって
自動化したので身元確認手続き等販売店側で行う作業が
一切不要となる。従って、犯罪等に利用されることを防
止しつつプリペイド式携帯電話機を販売することが可能
となる。
【００１８】以上説明した本発明の実施例においては、
プリペイド式携帯電話機のみを販売する場合を例示した
が、本発明にあってはこれに限らず、図１に示す構成に
更にプリペイドカード販売部１１を設け、ここからプリ
ペイドカード（登録用カード）を販売するようにしても
良い。この場合、購入者は携帯電話機本体とプリペイド
カードの両方を購入することは勿論、それぞれ単独に購
入することも可能であり、支払い方法についても現金払
い或いはキャッシュカード払いのいずれでも選択するこ
とができる。なお、プリペイドカードのみを購入する場
合、身元確認をする必要がないときは、身元確認部６で
の身元確認処理は実施されない。
プリペイド式携帯電話機のみを販売する場合を例示した
が、本発明にあってはこれに限らず、図１に示す構成に
更にプリペイドカード販売部１１を設け、ここからプリ
ペイドカード（登録用カード）を販売するようにしても
良い。この場合、購入者は携帯電話機本体とプリペイド
カードの両方を購入することは勿論、それぞれ単独に購
入することも可能であり、支払い方法についても現金払
い或いはキャッシュカード払いのいずれでも選択するこ
とができる。なお、プリペイドカードのみを購入する場
合、身元確認をする必要がないときは、身元確認部６で
の身元確認処理は実施されない。
【００１９】また、身元確認部６にて顧客の身分証から
顧客の氏名や顔写真のイメージデータを取得し身元確認
をするようにしたが、本発明にあってはこれに限らず、
図１の構成に更にＣＣＤカメラ１２を追加してもよい。
この場合、自動販売機の前面パネルの適所にＣＣＤカメ
ラ１２を設置し、顧客の顔写真を撮影しこれを身元確認
情報として記憶部７に保存する。このようにすると、身
分証に写真が無い場合でもパスポートのような顔写真付
きの身分証と同程度の身元確認が可能となるし、偽造の
身分証や他人から借用した身分証で購入した場合であっ
ても、少なくとも本人の顔写真が残るので犯罪防止効果
若しくは犯罪抑止効果が期待できる。
顧客の氏名や顔写真のイメージデータを取得し身元確認
をするようにしたが、本発明にあってはこれに限らず、
図１の構成に更にＣＣＤカメラ１２を追加してもよい。
この場合、自動販売機の前面パネルの適所にＣＣＤカメ
ラ１２を設置し、顧客の顔写真を撮影しこれを身元確認
情報として記憶部７に保存する。このようにすると、身
分証に写真が無い場合でもパスポートのような顔写真付
きの身分証と同程度の身元確認が可能となるし、偽造の
身分証や他人から借用した身分証で購入した場合であっ
ても、少なくとも本人の顔写真が残るので犯罪防止効果
若しくは犯罪抑止効果が期待できる。
【００２０】なお、ＣＣＤカメラ１２によって顧客の顔
写真を撮影する際、顧客がお面をつけたり後ろ向きにな
ったり撮影を妨害するような行為をとったときは本来の
目的を達成できない場合が考えられる。この点を考慮し
ＣＣＤカメラ１２が正しく顔を写していることを確認す
る手段を付加して条件を満足した場合のみ販売を許すよ
うにしてもよい。例えば、サーモグラフィ（熱感知手
段）や赤外線写真映像等によりお面をつけていることを
判断し、同時に大略顔であることをパターンマッチング
技術によって確認する。更に、身分証の写真と同一の顔
であるかを判定させるようにすれば身元確認を確実なも
のとすることができるであろう。
写真を撮影する際、顧客がお面をつけたり後ろ向きにな
ったり撮影を妨害するような行為をとったときは本来の
目的を達成できない場合が考えられる。この点を考慮し
ＣＣＤカメラ１２が正しく顔を写していることを確認す
る手段を付加して条件を満足した場合のみ販売を許すよ
うにしてもよい。例えば、サーモグラフィ（熱感知手
段）や赤外線写真映像等によりお面をつけていることを
判断し、同時に大略顔であることをパターンマッチング
技術によって確認する。更に、身分証の写真と同一の顔
であるかを判定させるようにすれば身元確認を確実なも
のとすることができるであろう。
【００２１】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、プリペイ
ド式携帯電話機の販売において、前記携帯電話機を自動
販売機に収納し、販売時に顧客の身元確認等の作業を自
動販売機で実行できるように構成したので、販売店側の
販売作業及び身元確認作業等を不要とし、犯罪等の悪用
防止効果の高い携帯電話自動販売機を提供する上で著効
を奏す。
ド式携帯電話機の販売において、前記携帯電話機を自動
販売機に収納し、販売時に顧客の身元確認等の作業を自
動販売機で実行できるように構成したので、販売店側の
販売作業及び身元確認作業等を不要とし、犯罪等の悪用
防止効果の高い携帯電話自動販売機を提供する上で著効
を奏す。
【図１】本発明に係わる携帯電話機自動販売機の実施の
形態例を示すブロック図。
形態例を示すブロック図。
１・・・携帯電話機自動販売機 ２・・・携帯電話機販売部 ３・・・接客部 ４・・・現金処理部 ５・・・カード処理部 ６・・・身元確認部 ７・・・記憶部 ８・・・表示部 ９・・・通信部 １０・・・制御部 １１・・・プリペイドカード販売部 １２・・・ＣＣＤカメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０７Ｆ 7/08 Ｍ
Claims (4)
- 【請求項１】身元確認手段と記憶手段と通信手段とを有
しプリペイド式携帯電話機を販売する自動販売機であっ
て、前記身元確認手段は前記プリペイド式携帯電話機の
購入者が所有する健康保険証やパスポートや運転免許証
等の身分証に表示した文字や写真等をイメージデータ若
しくはテキストデータとして取り込み身元確認情報と
し、これを前記記憶手段に記憶すると共に、前記通信手
段を用いて該身元確認情報を携帯電話サービスを提供す
る携帯電話サービス事業者へ通知したことを特徴とする
携帯電話機自動販売機。 - 【請求項２】前記携帯電話機自動販売機はキャッシュカ
ード処理手段を備え、前記プリペイド式携帯電話機をキ
ャッシュカード払いで購入できる自動販売機であって、
前記キャッシュカード処理手段によって該キャッシュカ
ードから読み出した所定のクレジット情報を前記通信手
段を用いて、所定のクレジット会社に通知すると共に、
該クレジット情報を前記身元確認としたことを特徴とす
る請求項１記載の携帯電話機自動販売機。 - 【請求項３】前記携帯電話機自動販売機は購入者の顔を
撮影するカメラを備え、前記カメラで撮影した該購入者
の顔のイメージデータを身元確認情報として、又は前記
他の身元確認情報に付加して前記記憶手段に保存したこ
とを特徴とする請求項１または請求項２記載の携帯電話
機自動販売機。 - 【請求項４】前記携帯電話機自動販売機は、プリペイド
式携帯電話機に加えてプリペイドカード（登録用カー
ド）を更に販売するようにしたことを特徴とする請求項
１、請求項２、または請求項３記載の携帯電話機自動販
売機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000382227A JP2002183811A (ja) | 2000-12-15 | 2000-12-15 | 携帯電話機自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000382227A JP2002183811A (ja) | 2000-12-15 | 2000-12-15 | 携帯電話機自動販売機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002183811A true JP2002183811A (ja) | 2002-06-28 |
Family
ID=18850092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000382227A Pending JP2002183811A (ja) | 2000-12-15 | 2000-12-15 | 携帯電話機自動販売機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002183811A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010538389A (ja) * | 2007-09-04 | 2010-12-09 | デジロネモ、ウィリアム・エー | 可変の表示形式を備えた自動化した小売売店 |
| KR101186642B1 (ko) * | 2011-02-24 | 2012-09-28 | 박보람 | 휴대폰 자판기 장치 및 휴대폰 구매방법 |
| KR101329949B1 (ko) * | 2013-06-07 | 2013-11-20 | 이응준 | 휴대폰 판매／개통 자판기 |
| JP5559440B1 (ja) * | 2014-01-07 | 2014-07-23 | 株式会社日立システムズ | 通信開通システムおよび通信開通方法ならびに通信開通プログラム |
| WO2015038211A1 (en) * | 2013-09-13 | 2015-03-19 | Facebook, Inc. | Techniques for mobile device personalization |
| WO2015093676A1 (ko) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 이응준 | 휴대폰 판매／개통 자판기 및 그 판매／개통 방법 |
| WO2017022207A1 (ja) * | 2015-08-06 | 2017-02-09 | 日本電気株式会社 | ユーザ情報推定システム、ユーザ情報推定方法およびユーザ情報推定プログラム |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001319272A (ja) * | 2000-05-06 | 2001-11-16 | Yuuden Communication:Kk | 携帯電話の自動販売機 |
-
2000
- 2000-12-15 JP JP2000382227A patent/JP2002183811A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001319272A (ja) * | 2000-05-06 | 2001-11-16 | Yuuden Communication:Kk | 携帯電話の自動販売機 |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010538389A (ja) * | 2007-09-04 | 2010-12-09 | デジロネモ、ウィリアム・エー | 可変の表示形式を備えた自動化した小売売店 |
| KR101186642B1 (ko) * | 2011-02-24 | 2012-09-28 | 박보람 | 휴대폰 자판기 장치 및 휴대폰 구매방법 |
| KR101329949B1 (ko) * | 2013-06-07 | 2013-11-20 | 이응준 | 휴대폰 판매／개통 자판기 |
| WO2015038211A1 (en) * | 2013-09-13 | 2015-03-19 | Facebook, Inc. | Techniques for mobile device personalization |
| US10148804B2 (en) | 2013-09-13 | 2018-12-04 | Facebook, Inc. | Techniques for mobile device personalization |
| WO2015093676A1 (ko) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 이응준 | 휴대폰 판매／개통 자판기 및 그 판매／개통 방법 |
| JP5559440B1 (ja) * | 2014-01-07 | 2014-07-23 | 株式会社日立システムズ | 通信開通システムおよび通信開通方法ならびに通信開通プログラム |
| WO2017022207A1 (ja) * | 2015-08-06 | 2017-02-09 | 日本電気株式会社 | ユーザ情報推定システム、ユーザ情報推定方法およびユーザ情報推定プログラム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2476077C (en) | Multiple service provider prepaid wireless service card | |
| US7810720B2 (en) | Account payment using barcode information exchange | |
| US20160104157A1 (en) | Method for producing a transaction signal | |
| EP1934920B1 (en) | Money transfer system and method | |
| US20030216997A1 (en) | Financial cards | |
| US20060278698A1 (en) | System, method and program product for account transaction validation | |
| JP2008509479A (ja) | クレジットカード不正使用を防ぐための装置および方法 | |
| WO2003079302A1 (fr) | Systeme distributeur sans monnaie, procede, distributeur et appareil central | |
| TWI591561B (zh) | 處理離線商業交易的方法與交易處理系統 | |
| JP2003502737A (ja) | 遠隔購入支払方法及びシステム | |
| EP2619736A1 (en) | Method and apparatus for conducting offline commerce transactions | |
| JP2008269292A (ja) | 情報処理方法および端末装置 | |
| JP2003162757A (ja) | キャッシュレス自動販売機システム | |
| JP3103327B2 (ja) | 個人確認システム | |
| JP2016115298A (ja) | 商品登録装置、商品登録方法、および、商品画像提供システム | |
| JP2002183811A (ja) | 携帯電話機自動販売機 | |
| JP2003168063A (ja) | カード決済方法における決済承認方法及びシステム | |
| JP2000187763A (ja) | 自動販売機システム | |
| JP2002063631A (ja) | 端末および商品購入システム | |
| US20140074710A1 (en) | Consumer Processing of Payments for Merchants | |
| US20060065719A1 (en) | Method of associating a non-proprietary card with a profile | |
| KR20090008012A (ko) | 휴대단말기를 이용한 추첨 또는 적중식 유가증권판매시스템 | |
| US7341180B2 (en) | Card settlement system | |
| JP2007065728A (ja) | 決済システム | |
| WO2014025738A1 (en) | Transferable-ownership payment instrument and methods of use therefor |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050719 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071120 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100218 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100302 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100713 |