JP2002183425A - 購買者支援システム及び購買者支援方法 - Google Patents

購買者支援システム及び購買者支援方法

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JP2002183425A
JP2002183425A JP2000375718A JP2000375718A JP2002183425A JP 2002183425 A JP2002183425 A JP 2002183425A JP 2000375718 A JP2000375718 A JP 2000375718A JP 2000375718 A JP2000375718 A JP 2000375718A JP 2002183425 A JP2002183425 A JP 2002183425A
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Hitoshi Natori
仁 名取
Hiroshi Kagoshima
浩志 鹿児島
Taro Shinto
太郎 新堂
Isao Tsuchida
勲 土田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】購買者に購買に関する情報を効率よく提供する
購買者支援システムを提供すること 【解決手段】購買者支援システムは、ユーザが通信網7
を介して商品又はサービスの購買情報を入手するための
購買者支援システムである。本システムでは、ユーザの
商品又はサービスの購入に基づき生成されるレシートに
購買毎に固有の購買識別情報をバーコードとして印刷す
る。そして、レシートに付加された購買識別情報と関連
付けて購買情報を格納しておく。ユーザの端末のバーコ
ードリーダ6を用いてこのレシートから読み取られ、通
信網7を介して送信された購買識別情報を受信する。そ
して、受信した購買識別情報に基づいて購買情報を抽出
し、ユーザの端末に対して通信網を介して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、購買者支援システ
ム及び購買者支援方法に関し、特に通信網を介して購買
情報を入手するための購買支援システム及び購買支援方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、商品を購入した購買者が家計簿を
記入するにあたっては、商品の購入の際に受領したレシ
ートや領収書を用いていた。最近は、家計簿をコンピュ
ータ上で作成する家計簿ソフトが広く用いられるように
なったが、この家計簿ソフトに対する入力もレシートや
領収書を見ながらキーボードにより入力していた。その
ため、転記ミス、入力ミスや仕訳ミスがあった。
【0003】これらの問題点を解決するために、特開平
8−190583号公報では、購入した商品情報を符号
化しレシートに書き込む技術が提案されている。しかし
ながら、レシートに書き込むことができる情報量は限ら
れており、多彩な商品情報は盛り込めないという問題が
ある。また、この提案技術は、レシートによる家計簿記
入の容易化のみの効果しか達成せず、店舗側にとってマ
ーケティングに活用できずメリットがない。
【0004】また、特開平11−53650号公報で
は、レシート情報を電子メールにより送信する技術が開
示されている。しかしながら、この提案技術では、電子
メールにより送信を行うため、購買者は商品購入の際に
登録IDバーコードカードを店員に提示し、店員が読み
取る必要があり、煩雑な手続を必要とした。
【0005】他方、購買者が食材を購入する場合、どの
ようなメニューにするかを決める必要があるが、その場
合には、一旦自宅でメニューを選択し、選択したメニュ
ーの食材を購入するというステップを踏むことになる。
他方、スーパーマーケット等で安価な食材を見つけ、購
入を決めたとしても、選択したメニューに必要なもので
なければ、新たにメニューを考え出さなければならな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術においては、購買者が家計簿を記入すること等を目的
として購買情報を取得することは煩雑な手続が必要であ
り、また食材の購入も容易ではなかった。
【0007】よって、本発明の目的は、購買者に購買に
関する情報を効率よく提供する購買者支援システムを提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる購買者支
援システムは、ユーザが通信網を介して商品又はサービ
スの購買情報を入手するための購買者支援システムであ
って、ユーザの商品又はサービスの購入に基づき生成さ
れるレシートに購買毎に固有の購買識別情報を付加する
手段と、レシートに付加された購買識別情報と関連付け
て当該購買情報を格納する購買情報格納手段と、前記ユ
ーザの端末の読み取り手段を用いて前記レシートから読
み取られ、通信網を介して送信された購買識別情報を受
信する手段と、受信した購買識別情報に基づいて前記購
買情報格納手段より対応する購買情報を抽出する手段
と、抽出された購買情報を前記ユーザの端末に対して通
信網を介して送信する手段とを備えたものである。これ
により、購買者に対して購買情報を効率よく提供するこ
とができる。
【0009】上述の購買者支援システムにおいて、さら
に、前記購買情報を家計簿情報に変換する手段と、当該
家計簿情報を前記ユーザの端末に対して通信網を介して
送信する手段とを設けてもよい。これにより、家計簿の
入力が極めて容易に実行できる。
【0010】また、前記購買情報に基づいて仕訳情報を
当該購買情報に付加する手段と、前記仕訳情報に基づい
て購買情報を仕訳し家計簿情報を作成する手段とを設け
るようにしてもよい。これにより、仕訳も行え、家計簿
入力が容易となる。
【0011】好ましくは、前記購買情報に基づいて商品
又はサービスの注文を行うためのオーダフォームを生成
する手段と、生成されたオーダフォームを通信網を介し
てユーザの端末に対して送信する手段とをさらに設け
る。これにより、過去に購入した商品を再度注文する場
合に容易に注文を行える。
【0012】また、ユーザの端末の読み取り手段を用い
て前記レシートから読み取られ、通信網を介して送信さ
れた当該購買識別情報と共にユーザ、ユーザの端末又は
ユーザの読み取り手段を識別するユーザ識別情報を受信
する手段と、前記ユーザ識別情報とユーザの属性情報と
を関連付けて記憶するユーザ情報記憶手段と、受信した
前記ユーザ識別情報に基づいて前記ユーザ情報記憶手段
よりユーザの属性情報を抽出し、購買分析を実行する手
段とを備えるようにしてもよい。これにより、消費者の
購買分析をタイムリーかつ詳細に行える。
【0013】他方、本発明にかかる他の購買者支援シス
テムは、ユーザに対して料理の材料に基づく料理のレシ
ピを提供するための購買者支援システムであって、商品
又は商品の包装に印刷されたバーコードをスキャンする
ことにより得られたバーコード情報をユーザの端末より
通信網を介して受信する手段と、前記バーコード情報を
商品情報に変換する手段と、前記商品情報に基づいて、
前記レシピを検索する手段と、検索された前記レシピを
通信網を介してユーザの端末に対して送信する手段とを
備えている。これにより、商品を選択する際に、調理で
きるレシピを参考にすることができる。
【0014】また、本発明にかかる他の購買者支援シス
テムは、ユーザに対して料理の材料に基づく料理のレシ
ピを提供するための購買者支援システムであって、ユー
ザの商品又はサービスの購入に基づき生成されるレシー
トに購買毎に特有の購買識別情報を付加する手段と、レ
シートに付加された購買識別情報と関連付けて当該購買
情報を格納する購買情報格納手段と、ユーザの端末の読
み取り手段を用いて前記レシートから読み取られ、通信
網を介して送信された当該購買識別情報を受信する手段
と、受信した購買識別情報に基づいて前記購買情報格納
手段より対応する購買情報を抽出する手段と、抽出され
た購買情報に基づいてレシピを検索する手段と、検索さ
れた前記レシピを通信網を介してユーザの端末に対して
送信する手段とを備えたものである。これにより、購入
した食材より調理可能なレシピを容易に入手することが
できる。
【0015】本発明にかかる購買者支援方法は、ユーザ
が通信網を介して商品又はサービスの購買情報を入手す
るための購買者支援方法であって、ユーザの商品又はサ
ービスの購入に基づき生成されるレシートに購買毎に固
有の購買識別情報を付加するステップと、レシートに付
加された購買識別情報と関連付けて当該購買情報を購買
情報格納手段に格納するステップと、前記ユーザの端末
の読み取り手段を用いて前記レシートから読み取られ、
通信網を介して送信された購買識別情報を受信するステ
ップと、受信した購買識別情報に基づいて前記購買情報
格納手段より対応する購買情報を抽出するステップと、
抽出された購買情報を前記ユーザの端末に対して通信網
を介して送信するステップとを備えたものである。これ
により、購買者に対して購買情報を効率よく提供するこ
とができる。
【0016】上述の購買者支援方法において、さらに、
前記購買情報を家計簿情報に変換するステップと、当該
家計簿情報を前記ユーザの端末に対して通信網を介して
送信するステップとを備えてもよい。これにより、家計
簿の入力が極めて容易に実行できる。
【0017】また、前記購買情報に基づいて仕訳情報を
当該購買情報に付加するステップと、前記仕訳情報に基
づいて購買情報を仕訳し家計簿情報を作成するステップ
とを備えることも望ましい。これにより、仕訳も行え、
家計簿入力が容易となる。
【0018】さらには、前記購買情報に基づいて商品又
はサービスの注文を行うためのオーダフォームを生成す
るステップと、生成されたオーダフォームを通信網を介
してユーザの端末に対して送信するステップとを備える
ようにしてもよい。これにより、過去に購入した商品を
再度注文する場合に容易に注文を行える。
【0019】好ましくは、ユーザの端末の読み取り手段
を用いて前記レシートから読み取られ、通信網を介して
送信された当該購買識別情報と共にユーザ、ユーザの端
末又はユーザの読み取り手段を識別するユーザ識別情報
を受信するステップと、前記ユーザ識別情報とユーザの
属性情報とを関連付けてユーザ情報記憶手段に格納する
ステップと、受信した前記ユーザ識別情報に基づいて前
記ユーザ情報記憶手段よりユーザの属性情報を抽出し、
購買分析を実行するステップとを備える。これにより、
消費者の購買分析をタイムリーかつ詳細に行える。
【0020】本発明にかかる他の購買者支援方法は、ユ
ーザに対して料理の材料に基づく料理のレシピを提供す
るための購買者支援方法であって、商品又は商品の包装
に印刷されたバーコードをスキャンすることにより得ら
れたバーコード情報をユーザの端末より通信網を介して
受信するステップと、前記バーコード情報を商品情報に
変換するステップと、前記商品情報に基づいて、前記レ
シピを検索するステップと、検索された前記レシピを通
信網を介してユーザの端末に対して送信するステップと
を備えたものである。これにより、商品を選択する際
に、調理できるレシピを参考にすることができる。
【0021】本発明にかかる他の購買者支援方法は、ユ
ーザに対して料理の材料に基づく料理のレシピを提供す
るための購買者支援方法であって、ユーザの商品又はサ
ービスの購入によって生成されるレシートに購買毎に特
有の購買識別情報を付加するステップと、レシートに付
加された購買識別情報と関連付けて当該購買に関する情
報を購買情報格納手段に格納するステップと、ユーザの
端末の読み取り手段を用いて前記レシートから読み取ら
れ、通信網を介して送信された当該購買識別情報を受信
するステップと、受信した購買識別情報に基づいて前記
購買情報格納手段より対応する購買情報を抽出する手段
と、抽出された購買情報に基づいてレシピを検索する手
段と、検索された前記レシピを通信網を介してユーザの
端末に対して送信する手段とを備えたものである。これ
により、購入した食材より調理可能なレシピを容易に入
手することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明にかかる購買者支
援システムのシステム構成図である。この購買者支援シ
ステムは、主にサーバ1と、当該サーバと接続されたデ
ータベース2より構成される。サーバ1は、通信網7を
介して商品管理センタ3と接続され、さらに当該商品管
理センタ3は専用線等の通信回線を通してPOS端末4
と接続されている。また、サーバ1は、通信網7を介し
てユーザの端末5とも接続されている。
【0023】サーバ1は、本システムの主体的な動作を
行い、サーバ、コンピュータ等により構成される。但
し、物理的に単一である必要はなく、分散的に処理する
構成としてもよい。当該サーバ1は、制御部11、WE
B(ウェブ)エンジン12を有し、さらに各種プログラ
ムがハードディスク、メモリ等の記憶手段に格納されて
いる。
【0024】制御部11は、記憶手段に格納された各種
プログラムに基づいて、各種制御を実行する機能を有
し、中央演算処理装置(CPU)、読出専用メモリ(R
OM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、入出力ポ
ート(I/O)等により実現される。
【0025】WEBエンジン12は、店舗やユーザに対
して本システムを実行するために必要なウェブページを
閲覧させる処理を行う。
【0026】記憶手段に格納された各種プログラムに
は、ユーザ登録処理プログラム13、バーコード処理プ
ログラム14、購買情報処理プログラム15、家計簿処
理プログラム16、レシピ処理プログラム17、オーダ
フォーム処理プログラム18及びポイント処理プログラ
ム19が含まれる。その他、当サーバ1には、通信を行
うための通信接続手段、通信処理プログラム、キーボー
ド等の入力装置、ディスプレイ等の出力装置を含むが、
この説明では煩雑化を避けるために省略する。
【0027】ユーザ登録処理プログラム13は、ユーザ
の登録に関する処理を実行するプログラムである。当該
ユーザ登録は、通信網7を介してユーザの端末5により
実行し、ユーザが氏名、年齢、住所、性別、趣味等の属
性情報や電子メールアドレスを登録する。これらのユー
ザの登録情報は、バーコードリーダ6の識別情報である
リーダIDと関連付けられる。その他、ユーザが店頭で
バーコードリーダと引き換えに書面に必要情報を記入す
ることによって情報収集してもよい。この場合には、当
該書面に記入された情報に基づいてシステム運営者又は
店舗側がサーバ1に対して入力する。
【0028】バーコード処理プログラム14は、バーコ
ード情報を商品情報に変換する等のバーコードに関する
処理を実行するプログラムである。購買情報処理プログ
ラム15は、購買情報を商品管理センタ3を介してPO
S端末4より取得し、データベース2に格納する処理や
購買情報の分析等、購買情報に関する処理を実行するプ
ログラムである。家計簿処理プログラム16は、購買情
報に基づいて家計簿を作成する等、家計簿等に関する処
理を実行するプログラムである。レシピ処理プログラム
17は、食材情報を取得し、料理レシピをユーザに対し
て提供する等、レシピに関する処理を実行するプログラ
ムである。オーダフォーム処理プログラム18は、ユー
ザが商品、サービス等の購入を注文する際に用いるオー
ダフォームに関する処理を実行するプログラムである。
ポイント処理プログラム19は、ユーザが本システムを
利用することにより付与されるポイントに関する処理を
実行するプログラムである。
【0029】データベース2は、ユーザ登録情報DB2
1、購買情報DB22、バーコード−商品変換DB2
3、レシピ情報DB24及びポイント情報DB25が含
まれる。
【0030】ユーザ登録情報DB21は、ユーザの登録
情報を記憶しており、ユーザの属性情報がバーコードリ
ーダ6の識別情報であるリーダIDと関連付けられて格
納されている。購買情報DB22は、ユーザがスーパー
マーケット等において商品やサービスを購入した事実を
特定するための情報である購買情報を記憶している。バ
ーコード−商品変換DB23は、バーコード情報と商品
情報を互いに関連付けて記憶している。レシピ情報DB
24は、料理の材料である食材情報とレシピ情報を互い
に関連付けて記憶している。ポイント情報DB25は、
個々のユーザのポイント情報を記憶している。
【0031】商品管理センタ3は、一般にPOS端末4
を通じて商品の販売状況を把握し集計する機能や不足商
品の発注を実行する機能等の機能を有し、コンピュータ
やデータベースにより構成される。本実施の形態にかか
る商品管理センタ3の構成例を図2に示す。当該商品管
理センタ3は、コンピュータ31及びデータベース32
より構成される。コンピュータ31は、CPU等より構
成される制御部311、メモリ、ハードディスク等の格
納された各種プログラムを有する。当該各種プログラム
には、仕訳コード付加プログラム312、購買情報処理
プログラム313が含まれる。データベース32は、商
品情報−仕訳コード情報DB321及び購買情報DB3
22を含む。
【0032】コンピュータ31の仕訳コード付加プログ
ラム312は、購買情報に含まれる商品情報に対して仕
訳コードを家計簿作成のために付加する等の処理を実行
する。購買情報処理プログラム313は、ユーザが商品
又はサービスを購入することにより生成された購買情報
を購買情報DB322に格納する等の処理を実行する。
【0033】データベース32の商品情報−仕訳コード
情報DB321は、商品分類番号、商品名等の商品情報
と仕訳コードとを互いに関連付けて格納している。購買
情報DB322は、ユーザが商品又はサービスを購入す
ることにより生成された購買情報を格納している。
【0034】POS端末4は、商品を販売し、サービス
を提供する店舗に備え付けられ、商品又は商品の包装に
印刷されたバーコード情報を読み取り、商品の販売・課
金処理を実行する機能を有する。図3に当該POS端末
4の構成図を示す。この例に示すPOS端末4は、コン
ピュータ41、データベース42、バーコードリーダ4
3、入力キー44、レシート出力手段45を備える。
【0035】コンピュータ41は、CPU等から構成さ
れる制御部411及びメモリやハードディスクに格納さ
れた各種処理プログラムを有する。この各種処理プログ
ラムには、商品バーコード処理プログラム412、識別
情報生成プログラム413、バーコード生成プログラム
414が含まれる。商品バーコード処理プログラム41
2は、商品又は商品の包装に印刷されたバーコード情報
より商品情報を検索する処理等を実行する。識別情報生
成プログラム413は、ユーザによる商品等の購入に伴
って購買単位で生成される購買識別情報を生成する処理
を実行する。バーコード生成プログラム414は、当該
識別情報生成プログラム413により生成された購買識
別情報をバーコードデータ化する処理を実行する。
【0036】データベース42には、商品情報DB42
1が含まれる。商品情報DB421には、商品又はその
包装に印刷されたバーコード情報と商品分類番号、商品
名及び金額情報が相互に関連付けられて記憶されてい
る。
【0037】バーコードリーダ43は、商品や商品の包
装等に印刷された商品のバーコード情報を読み取り、コ
ンピュータ41に対し出力する機能を有する。当該バー
コードリーダ43は、例えば、バーコードイメージを読
み取り電気的信号に変換するセンサ、当該センサより出
力された電気的信号をキャラクタデータに変換するデコ
ード部、デコード部により変換されたキャラクタデータ
をバス等を介してコンピュータ41に送信するデータ送
信部を備えている。
【0038】入力キー44は、個数キー441及び精算
キー442を含む。個数キー441は、購入商品の個数
を入力するための入力キーであり、精算キー442は、
購入が終了した際に押下し、精算を行うためのキーであ
る。
【0039】レシート出力手段45は、例えばサーマル
プリンタやインクジェットプリンタ等のプリンタであ
り、レシートにバーコード情報を印刷する機能を有す
る。
【0040】ユーザの端末5には、例えばユーザのパー
ソナルコンピュータ(PC)51と、ユーザの携帯電話
52が含まれる。当該PC51は、ブラウザ及びバーコ
ードリゾルバプログラムがインストールされている。携
帯電話52は、インターネット接続可能な携帯電話であ
り、バーコードリーダが内蔵され。バーコードリゾルバ
プログラムがインストールされている。その他、携帯端
末やゲーム端末も後に詳述する機能を含む場合には、こ
の発明におけるユーザの端末5となりうる。
【0041】バーコードリーダ6は、レシートに印刷さ
れたバーコード、商品や商品の包装に印刷されたバーコ
ードを読み取り、ユーザの端末51に対し出力する機能
を有する。当該バーコードリーダ6は、例えば、バーコ
ードイメージを読み取り電気的信号に変換するセンサ、
当該センサより出力された電気的信号をキャラクタデー
タに変換するデコード部、デコード部により変換された
キャラクタデータをバス等を介してユーザの端末51に
送信するデータ送信部を備えている。
【0042】通信網7は、インターネット、公衆網等の
通信網である。
【0043】図4にスーパーマーケット等の店舗に備え
られたPOS端末4のレシート出力手段45によりバー
コードが印刷されたレシートの例を示す。この例にかか
るレシートには、一般に印刷されている商品情報、価格
情報等に加えて、バーコードが最下部に印刷されてい
る。また、そのバーコードに関してスキャンすることに
より家計簿が作成できること等のメッセージも印刷され
ている。尚、バーコードの印刷位置は、最下部に限ら
ず、上部であっても、裏面でもよく、特に限定されな
い。
【0044】ここで、レシートに印刷されたバーコード
には、レシートに印刷された購入商品を含む購買毎に固
有の識別情報(以下、購買識別情報)が含まれる。購買
識別情報は、レシート毎に異なる固有の情報である。当
該情報は例えば数字により表すこともできる。その場合
は、店舗番号、POS端末固有番号を含めるようにして
もよい。そうすると、POS端末4内部にて独自に番号
を発生させ割り振ったとしても、店舗番号及びPOS端
末固有番号が含まれるため固有の情報となる。図4に示
す例では、「米、ガム、電池、セーター」の購入に対し
て一つの購買識別情報が割り振られ、当該購買識別情報
がレシートに印刷される。
【0045】続いて、図5に示すフローチャートを用い
て、商品又はサービスの購入に関する処理について説明
する。この処理の前提として、商品等を購入するユーザ
はユーザ登録を本システムに実行している。そのため、
ユーザ登録情報DB21には、バーコードリーダ6のリ
ーダIDとユーザの属性情報が互いに関連付けられて記
憶されている。
【0046】まず、商品等の購買者であるユーザは、購
入する商品等をカゴに入れ、レジに差し出す。店舗の店
員は、当該カゴの商品を取り出し、POS端末4により
商品に印刷されたバーコードをバーコードリーダ43を
用いて読み取る(S501)。POS端末4では、商品
バーコード処理プログラム412により、当該バーコー
ド情報に基づいて商品情報DB421から商品分類番
号、商品名及び金額情報を読み出す(S502)。ステ
ップS501及びS502の処理を購入単位に含まれる
商品全てに対して実行する。そのとき、同じ商品を複数
購入する場合には、店員は個数に応じた個数キー441
を押下する。購入単位に含まれる商品全てにつき当該処
理が完了した場合には、店員は、精算キーを押下し、合
計金額を算出し、POS端末4の図示しないディスプレ
イに表示する(S503)。
【0047】購買者であるユーザは、店員による合計金
額の提示に応じて現金又はクレジットカード等により商
品等の代金を支払う(S504)。支払い処理が完了し
た場合には、店員の入力に応じて、商品等の購入に対す
る購買識別情報を生成する。購買識別情報の生成は、識
別情報生成プログラム413により実現する。
【0048】次にバーコード生成プログラム414によ
り、当該購買識別情報をバーコード情報に変換し、レシ
ートに対して購買識別情報にかかるバーコードを印刷
し、出力する(S506)。このレシートは、購買者で
あるユーザに手渡される。
【0049】他方、購買識別情報と、当該購買識別情報
と関連付けられた購買情報は、POS端末4から商品管
理センタ3に対して送信される(S507)。この購買
情報には、少なくとも商品分類番号、商品名、金額情
報、購買商品個数情報及び購買時刻情報が含まれる。
【0050】商品管理センタ3は、購買識別情報と購買
情報とを受信し(S508)、購買情報処理プログラム
313により、これらの受信情報を購買情報DB322
に格納する(S509)。続いて、仕訳コード付加プロ
グラム312により、購買情報DB322に格納された
購買情報を読出し、商品分類番号及び/又は商品名に基
づいて商品情報−仕訳コード情報DB321を検索し、
対応する仕訳コードを抽出する。そして、抽出された仕
訳コードを購買情報DBに格納された当該購買情報に付
加する(S510)。
【0051】商品管理センタ3では、次に購買情報処理
プログラム313により購買情報DB322に格納され
た購買識別情報、購買情報及び仕訳コードを読み出し、
通信網7を介してサーバ1に送信する(S511)。サ
ーバ1では、購買情報処理プログラム15により、当該
購買識別情報、購買情報及び仕訳コードを受信し(S5
12)、購買情報DB22に格納する(S513)。こ
の購買情報DB22では、未だユーザよりアクセスがな
い情報を格納する領域と、ユーザよりアクセス済みの情
報を格納する領域に分けられて購買情報が記憶されてい
る。S513に示す段階では、未だユーザよりアクセス
がない情報を格納する領域に当該購買識別情報、購買情
報及び仕訳コードが格納される。
【0052】次に、図6を用いて、商品等を購入しレシ
ートを受け取ったユーザがレシートに印刷されたバーコ
ードをスキャンし、家計簿を作成する処理について説明
する。まず、ユーザは、自己の端末5を操作し、ブラウ
ザを起動する(S601)。そして、ブラウザに家計簿
に関するホームページのURL(Uniform Resource Loc
ator)を入力することにより、家計簿に関するホームペ
ージの送信をサーバ1に要求する(S602)。サーバ
1は、当該家計簿ページの送信要求を受信し(S60
3)、WEBエンジン12により家計簿ページを通信網
7を介して送信する(S604)。ユーザの端末5は、
当該家計簿ページを受信し(S605)、ブラウザによ
りディスプレイの画面に当該家計簿ページを表示する
(S606)。家計簿ページの画面表示例を図7に示
す。図7における家計簿ページ701は、家計簿を入力
するための方法を示したメッセージと家計簿を閲覧する
ためのメッセージが表示されている。家計簿を入力する
場合には、このメッセージに示されるようにレシートに
印刷されたバーコードをスキャンする。他方、家計簿を
閲覧するためには、このメッセージの右横の設けられた
「クリックして下さい」と記されたボタンをクリックす
る。
【0053】ユーザの端末5では、家計簿ページの表示
(S606)の後、バーコードリゾルバプログラムを起
動する(S607)。そして、ユーザは、バーコードリ
ーダ6によりレシートに印刷されたバーコードをスキャ
ンする(S608)。スキャンすることにより読み取ら
れたバーコード情報及びリーダIDは、当該バーコード
リーダ6からユーザの端末5に送信される(S60
9)。ユーザの端末5は、バーコード情報及びリーダI
Dを受信し(S610)、サーバ1に対して通信網7を
介して送信する(S611)。
【0054】サーバ1は、当該バーコード情報及びリー
ダIDを受信する(S612)。そして、サーバ1は、
バーコード処理プログラム14により、バーコード情報
より購買識別情報を抽出する。そして、この購買識別情
報をキーにして、購買情報DB22を検索し、購買情報
及び仕訳コードを抽出する(S613)。また、リーダ
IDに基づいてユーザ登録情報DB21を検索し、当該
ユーザのユーザIDを抽出する。そして、このユーザI
Dに基づいて、購買情報DB22に格納された当該ユー
ザのアクセス済みの購買情報を抽出する。抽出された購
買情報及び仕訳コードに基づいて家計簿出力ページを生
成する(S614)。この家計簿出力ページを作成する
にあたっては、購買情報に含まれる商品分類番号、商品
名、金額情報、購買商品個数情報及び購買時刻情報、並
びに仕訳コードが用いられる。
【0055】そして、当該家計簿出力ページをサーバ1
からユーザの端末5に対して送信する(S615)。ユ
ーザの端末5は、当該家計簿出力ページを受信して、ブ
ラウザにより当該家計簿出力ページをディスプレイに表
示する(S616)。この家計簿出力ページの画面表示
例を図7に示す。家計簿出力ページ702では、通常の
家計簿の記載項目に相当する事項が表示される。このよ
うな表示を行うために具体的には、購買時刻情報より購
買時刻を抽出し、日付欄に入力する。また、商品分類番
号を商品の種類名に変換し、摘要の欄に入力する。さら
には、金額情報より支出の欄に入力する。さらにまた、
仕訳コードに基づき、支出明細の食費、衣類、住居等の
いずれの仕訳に属するかを判断し、入力する。
【0056】続いて、図8に示すフローチャートを用い
て、商品等の注文を行う処理について説明する。まず、
ユーザは、自己の端末5を操作し、ブラウザを起動する
(S801)。そして、ブラウザにオーダ(注文)に関
するホームページのURLを入力することにより、オー
ダに関するホームページの送信をサーバ1に要求する
(S802)。サーバ1は、当該オーダページの送信要
求を受信し(S803)、WEBエンジン12によりオ
ーダページを通信網7を介して送信する(S804)。
【0057】ユーザの端末5は、当該家計簿ページを受
信し(S805)、ブラウザによりディスプレイの画面
に当該家計簿ページを表示する(S806)。オーダペ
ージの画面表示例を図9に示す。図9におけるオーダペ
ージ901は、オーダ内容をレシートにより入力するた
めの方法を示したメッセージと、オーダ内容を手入力す
るための方法のメッセージが表示されている。レシート
により入力する場合には、このメッセージに示されるよ
うにレシートに印刷されたバーコードをスキャンする。
他方、手入力する場合には、「こちら」の部分をクリッ
クすると、手入力用のウェブページが表示される。
【0058】ユーザの端末5では、オーダページの表示
(S806)の後、バーコードリゾルバプログラムを起
動する(S807)。そして、ユーザは、バーコードリ
ーダ6によりレシートに印刷されたバーコードをスキャ
ンする(S808)。スキャンすることにより読み取ら
れたバーコード情報及びリーダIDは、当該バーコード
リーダ6からユーザの端末5に送信される(S80
9)。ユーザの端末5は、バーコード情報及びリーダI
Dを受信し(S810)、サーバ1に対して通信網7を
介して送信する(S811)。
【0059】サーバ1は、当該バーコード情報及びリー
ダIDを受信する(S812)。そして、サーバ1は、
バーコード処理プログラム14により、バーコード情報
より購買識別情報を抽出する。そして、この購買識別情
報をキーにして、購買情報DB22を検索し、購買情報
を抽出する(S813)。また、リーダIDに基づいて
ユーザ登録情報DB21を検索し、当該ユーザのユーザ
情報を抽出する。そして、抽出された購買情報及びユー
ザ情報に基づいて、オーダフォーム処理プログラム18
によりオーダフォームを生成する(S814)。具体的
には、抽出した購買情報、即ち、レシートに印刷された
商品又はサービスと同じ商品がオーダフォーム上に仮記
入される。当該オーダフォームは、サーバ1より通信網
7を介してユーザの端末5に対して送信される。
【0060】ユーザの端末5は、当該オーダフォームを
受信し(S816)、ブラウザによりディスプレイに表
示する(S817)。オーダフォームの例を図9に示
す。オーダフォーム902にはオーダする商品名、数
量、金額及び合計金額が示されている。ユーザは、この
仮記入されたオーダフォームを修正し、「オーダする」
と表示されたボタンをクリックすることにより最終的な
注文内容を確定する。これにより注文内容情報が通信網
7を介してサーバ1に送信される(S819)。サーバ
1は、注文内容情報を受信し(S820)、店舗等に注
文を実行する(S821)。
【0061】続いて、図10に示すフローチャートを用
いて、商品又は商品の包装に印刷された商品バーコード
をスキャンすることにより、当該商品により調理可能な
料理のレシピを表示させる処理について説明する。この
例では、インターネット接続機能付きの携帯電話52に
よりレシピを表示させている。
【0062】まず、ユーザは、自己の携帯電話52を用
いて、URLを入力し、レシピページの送信要求をサー
バ1に対して送信する(S1001)。サーバ1は、当
該レシピページの送信要求を受信し(S1002)、W
EBエンジン12により当該レシピページを送信する
(S1003)。ユーザの携帯電話52は、当該レシピ
ページを受信し(S1004)、そのディスプレイに表
示する(S1005)。
【0063】画面表示例を図11に示す。このレシピペ
ージ1101には、料理の種類を選択し入力する領域
と、レシピページの検索方法を選択するためのメッセー
ジが表示されている。レシピページの検索方法として
は、商品又は商品の包装に印刷された商品バーコードを
スキャンする方法と、レシートに印刷されたバーコード
をスキャンする方法がある。この図10に示すフローチ
ャートでは、商品バーコードをスキャンする方法を説明
する。
【0064】まず、ユーザは、料理の種類、即ち選択情
報を入力し(S1006)、サーバ1に送信する(S1
007)。サーバ1は当該選択情報を受信し(S100
8)、一時的に格納する(S1009)。その後、ユー
ザの携帯電話52においてバーコードリゾルバプログラ
ムを起動させ(S1010)、商品又は商品の包装に印
刷されたバーコードをスキャンする(S1011)。ス
キャンされることにより読み取られたバーコード情報
は、通信網7を介してサーバ1に送信される(S101
2)。
【0065】サーバ1は、当該バーコード情報を受信し
(S1013)、バーコード処理プログラム14によ
り、バーコード−商品変換DB23を検索し、商品情報
に変換する(S1014)。続いて、レシピ処理プログ
ラム17により、当該商品情報と一時格納された選択情
報に基づいて、レシピ情報DB24においてレシピ情報
を検索する(S1015)。そして、選択情報に合致
し、かつ当該商品を使用した料理のレシピを検索し、推
薦レシピページを生成する(S1016)。
【0066】そして、WEBエンジン12により当該推
薦レシピページを通信網7を介してユーザの携帯電話5
2に対して送信する(S1017)。ユーザの携帯電話
5は、当該推薦レシピページを受信し(S1018)、
ブラウザによりそのディスプレイに表示する(S101
9)。表示例を図11に示す。この推薦レシピページ1
102では、商品がトマトである場合の5種類の料理名
が表示されている。
【0067】さらに、ユーザの端末52において、レシ
ピを絞り込むために、別の商品のバーコードをスキャン
したとする(S1020)。この例では、スパゲティ
(パスタ)のバーコードをスキャンしている。スキャン
により得られたバーコード情報は、ユーザの端末52よ
り送信され(S1021)、通信網を介してサーバ1に
より受信される(S1022)。
【0068】そして、受信したバーコード情報に基づ
き、バーコード処理プログラム14により、バーコード
−商品変換DB23を検索し、商品情報に変換する(S
1023)。続いて、レシピ処理プログラム17によ
り、当該商品情報と一時格納された選択情報に基づい
て、レシピ情報DB24においてレシピ情報を検索する
(S1024)。そして、選択情報に合致し、かつ当該
商品を使用した料理のレシピを検索し、推薦レシピペー
ジを生成する(S1025)。このとき、レシピ情報D
B24の全ての情報より再検索するのではなく、最初の
検索結果(S1015)にかかる情報中より検索するよ
うにすれば、検索処理の負担を軽減することができる。
【0069】そして、WEBエンジン12により当該推
薦レシピページを通信網7を介してユーザの携帯電話5
2に対して送信する(S1026)。ユーザの携帯電話
5は、当該推薦レシピページを受信し(S1027)、
ブラウザによりそのディスプレイに表示する(S102
8)。表示例を図11に示す。この推薦レシピページ1
104では、商品がトマト及びスパゲティである場合の
5種類の料理名が表示されている。
【0070】続いて、図12に示すフローチャートを用
いて、商品又は商品の包装に印刷された商品バーコード
をスキャンすることによりレシピを検索する処理につい
て説明する。
【0071】まず、ユーザは、自己の端末5のブラウザ
を起動する(S1201)。そして、ユーザは、自己の
携帯電話52を用いて、URLを入力し、レシピページ
の送信要求をサーバ1に対して送信する(S120
2)。サーバ1は、当該レシピページの送信要求を受信
し(S1203)、WEBエンジン12により当該レシ
ピページを送信する(S1204)。ユーザの携帯電話
52は、当該レシピページを受信し(S1205)、ブ
ラウザによりそのディスプレイに表示する(S120
6)。画面表示例は図11のレシピページ1101の通
りである。
【0072】ユーザは、料理の種類、即ち選択情報を入
力し(S1207)、サーバ1に送信する(S120
8)。サーバ1は当該選択情報を受信し(S120
9)、一時的に格納する(S1210)。
【0073】その後、ユーザの端末5においてバーコー
ドリゾルバプログラムを起動させ(S1211)、レシ
ートに印刷されたバーコードをバーコードリーダ6によ
りスキャンする(S1212)。スキャンされることに
より読み取られたバーコード情報及びリーダIDは、バ
ーコードリーダ6からユーザの端末5に送信される(S
1213)。ユーザの端末5は、これらのバーコード情
報及びリーダIDを受信し(S1214)、サーバ1に
対して通信網7を介して送信する(S1215)。
【0074】サーバ1は、当該バーコード情報及びリー
ダIDを受信し(S1216)、バーコード処理プログ
ラム14により、購買情報DB22を検索し、購買情報
を抽出し、購買情報中より商品情報を抽出する(S12
17)。この商品情報は、レシートに印刷された商品の
情報である。また、リーダIDに基づきユーザ登録情報
DB21を検索し、ユーザIDを抽出し、購買情報DB
22において当該購買情報と関連付けて格納する。この
商品情報に基づいて商品選択ページを作成し、サーバ1
から通信網7を介してユーザの端末5に送信する(S1
218)。
【0075】ユーザの端末5は、当該商品選択ページを
受信した後(S1219)、ブラウザにより画面に表示
する(S1220)。画面表示例を図13に示す。ユー
ザは、キーボード等の入力手段を用いて、レシートに含
まれる食材(商品)より料理に使用する食材を選択する
(S1221)。このとき、商品情報に付加された仕訳
情報を用いて、食材になりうる商品のみを選択して表示
するようにしてもよい。仕訳情報のみならず、商品名よ
り直接食材になりうる商品若しくはレシピとしてカバー
している商品のみを抽出し表示するようにしてもよい。
ユーザが送信ボタンをクリックすると、当該商品の選択
情報が送信される(S1222)。
【0076】サーバ1は、当該商品の選択情報を受信し
(S1223)、この商品選択情報と、料理の種類等の
選択情報に基づいて、レシピ処理プログラム17によ
り、レシピ情報DB24においてレシピ情報を検索する
(S1224)。そして、料理のレシピを検索し、推薦
レシピページを生成する(S1225)。そして、WE
Bエンジン12により当該推薦レシピページを通信網7
を介してユーザの携帯電話52に対して送信する(S1
226)。ユーザの携帯電話5は、当該推薦レシピペー
ジを受信し(S1227)、ブラウザによりそのディス
プレイに表示する(S1228)。
【0077】このような購買者支援システムの活用を促
進するためには、ユーザがレシートを読み取り、家計簿
を作成する度にポイントが付与されるようにすればよ
い。サーバ1のポイント処理プログラムは、このための
処理を制御部11と共に実現する。各ユーザのポイント
情報は、データベース2のポイント情報DB25に格納
される。
【0078】尚、上述の例では、バーコードリーダ6の
IDをレシートから読み取ったバーコード情報とともに
送信するようにしたが、ユーザ登録の際に割り振られた
ユーザIDを送信するようにしてもよい。
【0079】また、上述の例では、購買情報には、商品
分類番号、商品名、金額情報、購買商品個数情報及び購
買時刻情報を含めることとしたが、これ以外の情報を含
めてもよい。例えば、商品の具体的な性能、性質を示す
情報、生産地、製造工場、生産年月日、賞味期限、定価
情報、素材、成分等の情報がある。このような情報を含
ませることにより、消費者であるユーザはレシートをス
キャンするだけで購入した商品に関する情報を個別具体
的に知ることができ、極めて有効な情報を入手できる。
【0080】また、上述した例では、一旦、ブラウザを
起動させ、本システムのホームページにアクセスした後
に、バーコードをスキャンすることとしたが、これに限
らず、バーコードスキャンに応じて本システムのホーム
ページにアクセスするようにしてもよい。
【0081】また、上述の例では、レシートにバーコー
ドを印刷するようにしたが、このバーコードは1次元バ
ーコードであっても2次元バーコードであってもよい。
また、カルラコードを用いることも可能である。さらに
は、識別情報自体を文字、記号等で構成し、OCRで読
み取るようにしてもよい。
【0082】また、上述したサーバ1、商品管理センタ
3、POS端末4において実行した各種の処理は、処理
の主体を変更してもよく、分散処理することも可能であ
【0083】上述の例において、サーバ、商品管理セン
タのコンピュータ、POS端末のコンピュータやユーザ
の端末等のハードディスク、メモリ等の記憶手段等にイ
ンストールされた各種のプログラムは、様々な種類の記
憶媒体に格納することが可能であり、また、通信媒体を
介して伝達されることが可能である。ここで、記憶媒体
には、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハー
ドディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−R
OM、DVD、ROMカートリッジ、バッテリバックア
ップ付きRAMメモリカートリッジ、フラッシュメモリ
カートリッジ、不揮発性RAMカートリッジ等を含む。
また、通信媒体には、電話回線等の有線通信媒体、マイ
クロ波回線等の無線通信媒体等を含み、インターネット
も含まれる。
【0084】
【発明の効果】本発明により購買者に購買に関する情報
を効率よく提供する購買者支援システムを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる購買支援システムのシステム構
成図である。
【図2】本発明にかかる商品管理センタの構成図であ
る。
【図3】本発明にかかるPOS端末の構成図である。
【図4】本発明にかかるレシートの例である。
【図5】本発明にかかる購買支援システムにおける処理
を示すフローチャートである。
【図6】本発明にかかる購買支援システムにおける処理
を示すフローチャートである。
【図7】本発明にかかる購買支援システムにおける画面
表示例を示す図である。
【図8】本発明にかかる購買支援システムにおける処理
を示すフローチャートである。
【図9】本発明にかかる購買支援システムにおける画面
表示例を示す図である。
【図10】本発明にかかる購買支援システムにおける処
理を示すフローチャートである。
【図11】本発明にかかる購買支援システムにおける画
面表示例を示す図である。
【図12】本発明にかかる購買支援システムにおける処
理を示すフローチャートである。
【図13】本発明にかかる購買支援システムにおける画
面表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 サーバ 2 データベース 3 商品管理センタ
4 POS端末 5 ユーザの端末 6 バーコードリーダ 7 通信網
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 504 G06F 17/60 504 (72)発明者 新堂 太郎 東京都中央区入船2丁目9番5号 エフメ ディア株式会社内 (72)発明者 土田 勲 東京都中央区入船2丁目9番5号 エフメ ディア株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザが通信網を介して商品又はサービス
    の購買情報を入手するための購買者支援システムであっ
    て、 ユーザの商品又はサービスの購入に基づき生成されるレ
    シートに購買毎に固有の購買識別情報を付加する手段
    と、 レシートに付加された購買識別情報と関連付けて当該購
    買情報を格納する購買情報格納手段と、 前記ユーザの端末の読み取り手段を用いて前記レシート
    から読み取られ、通信網を介して送信された購買識別情
    報を受信する手段と、 受信した購買識別情報に基づいて前記購買情報格納手段
    より対応する購買情報を抽出する手段と、 抽出された購買情報を前記ユーザの端末に対して通信網
    を介して送信する手段とを備えた購買者支援システム。
  2. 【請求項2】前記購買情報を家計簿情報に変換する手段
    と、 当該家計簿情報を前記ユーザの端末に対して通信網を介
    して送信する手段とを備えたことを特徴とする請求項1
    記載の購買者支援システム。
  3. 【請求項3】前記購買情報に基づいて仕訳情報を当該購
    買情報に付加する手段と、 前記仕訳情報に基づいて購買情報を仕訳し家計簿情報を
    作成する手段とを備えたことを特徴とする請求項2記載
    の購買者支援システム。
  4. 【請求項4】前記購買情報に基づいて商品又はサービス
    の注文を行うためのオーダフォームを生成する手段と、 生成されたオーダフォームを通信網を介してユーザの端
    末に対して送信する手段とを備えた請求項1記載の購買
    者支援システム。
  5. 【請求項5】ユーザの端末の読み取り手段を用いて前記
    レシートから読み取られ、通信網を介して送信された当
    該購買識別情報と共にユーザ、ユーザの端末又はユーザ
    の読み取り手段を識別するユーザ識別情報を受信する手
    段と、 前記ユーザ識別情報とユーザの属性情報とを関連付けて
    記憶するユーザ情報記憶手段と、 受信した前記ユーザ識別情報に基づいて前記ユーザ情報
    記憶手段よりユーザの属性情報を抽出し、購買分析を実
    行する手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の
    購買者支援システム。
  6. 【請求項6】ユーザに対して料理の材料に基づく料理の
    レシピを提供するための購買者支援システムであって、 商品又は商品の包装に印刷されたバーコードをスキャン
    することにより得られたバーコード情報をユーザの端末
    より通信網を介して受信する手段と、 前記バーコード情報を商品情報に変換する手段と、 前記商品情報に基づいて、前記レシピを検索する手段
    と、 検索された前記レシピを通信網を介してユーザの端末に
    対して送信する手段とを備えた購買者支援システム。
  7. 【請求項7】ユーザに対して料理の材料に基づく料理の
    レシピを提供するための購買者支援システムであって、 ユーザの商品又はサービスの購入に基づき生成されるレ
    シートに購買毎に特有の購買識別情報を付加する手段
    と、 レシートに付加された購買識別情報と関連付けて当該購
    買情報を格納する購買情報格納手段と、 ユーザの端末の読み取り手段を用いて前記レシートから
    読み取られ、通信網を介して送信された当該購買識別情
    報を受信する手段と、 受信した購買識別情報に基づいて前記購買情報格納手段
    より対応する購買情報を抽出する手段と、 抽出された購買情報に基づいてレシピを検索する手段
    と、 検索された前記レシピを通信網を介してユーザの端末に
    対して送信する手段とを備えた購買者支援システム。
  8. 【請求項8】ユーザが通信網を介して商品又はサービス
    の購買情報を入手するための購買者支援方法であって、 ユーザの商品又はサービスの購入に基づき生成されるレ
    シートに購買毎に固有の購買識別情報を付加するステッ
    プと、 レシートに付加された購買識別情報と関連付けて当該購
    買情報を購買情報格納手段に格納するステップと、 前記ユーザの端末の読み取り手段を用いて前記レシート
    から読み取られ、通信網を介して送信された購買識別情
    報を受信するステップと、 受信した購買識別情報に基づいて前記購買情報格納手段
    より対応する購買情報を抽出するステップと、 抽出された購買情報を前記ユーザの端末に対して通信網
    を介して送信するステップとを備えた購買者支援方法。
  9. 【請求項9】前記購買情報を家計簿情報に変換するステ
    ップと、 当該家計簿情報を前記ユーザの端末に対して通信網を介
    して送信するステップとを備えたことを特徴とする請求
    項8記載の購買者支援方法。
  10. 【請求項10】前記購買情報に基づいて仕訳情報を当該
    購買情報に付加するステップと、 前記仕訳情報に基づいて購買情報を仕訳し家計簿情報を
    作成するステップとを備えたことを特徴とする請求項9
    記載の購買者支援方法。
  11. 【請求項11】前記購買情報に基づいて商品又はサービ
    スの注文を行うためのオーダフォームを生成するステッ
    プと、 生成されたオーダフォームを通信網を介してユーザの端
    末に対して送信するステップとを備えた請求項8記載の
    購買者支援方法。
  12. 【請求項12】ユーザの端末の読み取り手段を用いて前
    記レシートから読み取られ、通信網を介して送信された
    当該購買識別情報と共にユーザ、ユーザの端末又はユー
    ザの読み取り手段を識別するユーザ識別情報を受信する
    ステップと、 前記ユーザ識別情報とユーザの属性情報とを関連付けて
    ユーザ情報記憶手段に格納するステップと、 受信した前記ユーザ識別情報に基づいて前記ユーザ情報
    記憶手段よりユーザの属性情報を抽出し、購買分析を実
    行するステップとを備えたことを特徴とする請求項8記
    載の購買者支援方法。
  13. 【請求項13】ユーザに対して料理の材料に基づく料理
    のレシピを提供するための購買者支援方法であって、 商品又は商品の包装に印刷されたバーコードをスキャン
    することにより得られたバーコード情報をユーザの端末
    より通信網を介して受信するステップと、 前記バーコード情報を商品情報に変換するステップと、 前記商品情報に基づいて、前記レシピを検索するステッ
    プと、 検索された前記レシピを通信網を介してユーザの端末に
    対して送信するステップとを備えた購買者支援方法。
  14. 【請求項14】ユーザに対して料理の材料に基づく料理
    のレシピを提供するための購買者支援方法であって、 ユーザの商品又はサービスの購入によって生成されるレ
    シートに購買毎に特有の購買識別情報を付加するステッ
    プと、 レシートに付加された購買識別情報と関連付けて当該購
    買に関する情報を購買情報格納手段に格納するステップ
    と、 ユーザの端末の読み取り手段を用いて前記レシートから
    読み取られ、通信網を介して送信された当該購買識別情
    報を受信するステップと、 受信した購買識別情報に基づいて前記購買情報格納手段
    より対応する購買情報を抽出する手段と、 抽出された購買情報に基づいてレシピを検索する手段
    と、 検索された前記レシピを通信網を介してユーザの端末に
    対して送信する手段とを備えた購買者支援方法。
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