JP2002183353A - 著作物管理装置 - Google Patents

著作物管理装置

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JP2002183353A JP2000381556A JP2000381556A JP2002183353A JP 2002183353 A JP2002183353 A JP 2002183353A JP 2000381556 A JP2000381556 A JP 2000381556A JP 2000381556 A JP2000381556 A JP 2000381556A JP 2002183353 A JP2002183353 A JP 2002183353A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 著作物に識別性を与えると共に、著作物の所
属を明確にすることで、著作物に収集性や、交換性を付
加することができる著作物管理装置を提供する。 【解決手段】 著作物を蓄積する著作物データベース2
5、ならびに、ユーザの情報を蓄積するユーザ情報デー
タベース26を備えた記憶手段2と、オーナー識別情報
ならびに著作物認識番号を含む送信用ファイルを作成す
る著作物管理手段31と、ユーザの照合を行う照合手段
32と、著作物の認証を行う認証手段33を有し、ユー
ザのダウンロード要求のあった著作物を含む送信用ファ
イルをネットワーク3を介してユーザ端末4に送信する
著作物管理装置1とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、著作物の管理を行
うことができる著作物管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット等のネットワーク
を介して、テレビ番組やビデオ、音楽、または、コンピ
ュータプログラム等の著作物をユーザの端末に配信する
著作物配信装置が開発されている。このような著作物配
信装置は、複数種類の著作物を記憶しておく記憶手段を
有し、ユーザの要求に応じて特定の著作物をユーザの端
末に配信するように構成されている。また、著作物配信
装置は課金システムを備えており、配信する著作物の内
容や、情報量、配信時期に応じた金額がユーザに請求さ
れることになる。このような著作物配信システムは、同
一の著作物を複数のユーザに対して配信するためのもの
であって、例えば、テレビ番組の配信サービスの場合
は、複数のユーザが、同時に、または、所定の時間差を
もって、同一のテレビ番組を各ユーザの端末で鑑賞する
ことが可能となる。また、ユーザの端末の記録装置にテ
レビ番組を記憶させた場合は、ユーザの好きな時間にそ
のテレビ番組を鑑賞することが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな著作物管理装置は、各ユーザが購入した著作物を差
別化することを考慮していないため、ユーザ間の著作物
の交換や、ユーザの所有する著作物の認証を可能とする
ような構成を有しておらず、いわゆるトレーディングカ
ードといった収集性や交換性を特徴とする著作物や、リ
トグラフのように製作枚数の管理や真贋の確認が必要な
著作物の管理には不向きであった。従って、本発明の解
決する課題は、著作物の収集性や交換性を担保すること
で、著作物の流通を促進することができる著作物管理装
置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに本発明の請求項1に係る発明は、著作物を管理する
著作物管理装置であって、著作物を蓄積する著作物デー
タベース、ならびに、ユーザの情報を蓄積するユーザ情
報データベースを備えた記憶手段と、ユーザの照合を行
う照合手段と、ユーザのダウンロード要求のあった著作
物およびユーザの情報から構成するオーナー識別情報な
らびに著作物認識番号を含む送信用ファイルを作成する
著作物管理手段を有する著作物管理装置とした。
【0005】このように構成した著作物管理装置は、著
作物とオーナーの情報および著作物認識番号を一つのフ
ァイルとして取り扱うことにより、著作物の特定や、著
作物のオーナーの確認を行うことができる。特に、個々
の著作物に付与された著作物認識番号は、著作物の収集
家に収集活動の進捗状況の目安となったり、管理者が著
作物の管理を容易にすることができる。また、オーナー
識別情報により、著作物のオーナーの正当性を容易に判
別できるので、著作物の取引の公正さを担保することが
可能となる。なお、照合とは、著作物の特定や、ユーザ
が登録されたユーザであるか否かを判断する処理をいう
ものとする。
【0006】また、本発明の請求項2に係る発明は、請
求項1に記載の著作物管理装置において、著作物管理手
段は、送信用ファイルの作成時に、著作物認識番号を増
加または減少させる編集手段を備え、編集手段は、増加
または減少させた後の著作物認識番号を記憶手段に登録
するように構成した。
【0007】著作物は、編集手段により、常に唯一の著
作物認識番号を有することになるので著作物の特定を容
易に行うことが可能となる。従って、オーナーの認証作
業や、著作物の加工データの登録、および、オーナーの
書き換え作業を行う際の作業効率を向上させることがで
きる。
【0008】さらに、本発明の請求項3に係る発明は、
請求項1または請求項2に記載の著作物管理装置におい
て、オーナー識別情報と、著作物の認証を要求するユー
ザの情報、ならびに、記憶手段に記憶された著作物のオ
ーナーの情報とを比較することで著作物のオーナーを認
証する認証手段を有することとした。
【0009】認証手段は、ユーザ情報および二箇所から
取得したオーナー情報を比較するので、著作物のオーナ
ーを確実に特定することができるので、著作物の所属の
確認作業における信頼性を担保することができる。
【0010】そして、本発明の請求項4に係る発明は、
請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の著作物管
理装置において、ユーザが加工または作成した著作物を
登録する登録手段を有し、登録手段は、加工または作成
した著作物およびその著作物認識番号を記憶手段に記憶
させるように構成した。
【0011】このように構成した著作物管理装置を用い
ると、ユーザが、購入した著作物に軽微な加工をした
り、カードをユーザが作成することが可能となるので、
著作物の収集活動に創作的な要素を付加することができ
る。また、加工、作成した著作物の登録を可能にするこ
とで、ユーザが加工、作成した著作物であっても安心し
て交換等の流通を行うことが可能となる。
【0012】また、本発明の請求項5に係る発明は、著
作物を管理する著作物管理装置であって、著作物管理装
置を所有するユーザの情報であるユーザ識別情報を記憶
するユーザ識別情報記憶手段と、著作物を記憶する著作
物記憶手段を有し、著作物に添付されている購入者の情
報であるオーナー識別情報とユーザ識別情報とを比較す
ることで著作物のオーナーを認証する認証手段を有する
著作物管理装置とした。
【0013】ユーザが使用する端末側に著作物のオーナ
を認証するための認証手段を設けることで、著作物のオ
ーナーの認証を容易に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参考
にして詳細に説明する。図1は本実施の形態における著
作物管理システムの構成図である。著作物管理装置は、
記憶手段2に記録された著作物を、ユーザの要望に応じ
てネットワーク3を通じてユーザ端末4に送信したり、
オーナーの認証等の管理を行うものであり、本実施の形
態においてはネットワーク3に接続可能なサーバから構
成されている。
【0015】ここで、本実施の形態における著作物につ
いて図2(a)、(b)を用いて説明する。図2(a)
に示すように、著作物は、画面上に表示されるカード5
aであり、中央部に配置されたコミックの主人公等の画
像6と、画像6の回りを縁取るフレーム7aと、フレー
ムに埋め込まれた著作物識別番号であるカードID8a
と、各種ボタン9a,9b,9cから構成されている。
さらに、カードID8aは、カード5aの種類ごとに設
定された識別番号15aと、種類ごとのカード5aの通
し番号であるシリアル番号11aとから構成されてい
る。なお、カード5aの形態は図2(a)に限定される
ことなく任意の形態を取ることが可能であり、画像6
は、コミックの主人公の他に、小説の挿絵等の絵や、人
物等の写真とすることができる。また、このカード5a
は、図2(b)に示すようなコンテンツファイル10と
して取り扱われる。コンテンツファイル10は、画面上
に表示されるカード5aを主体とするカードデータ5b
と、カード5aの種類ごとに設定される通し番号である
シリアル番号11aを示すシリアル番号データ11b、
カード5aの購入者であるオーナーを特定するためのオ
ーナ識別情報を構成するオーナーデータ12、ならび
に、カード5aの表示の制御や後に説明するカード5a
の認証作業を行うためのシステムプログラム13とから
なる。なお、シリアル番号データ11bおよびオーナー
データ12はカード5aのダウンロードが要求された段
階でカードデータ5bに追加され、送信用ファイルであ
るコンテンツファイル10を形成する。
【0016】次に、コンテンツファイル10の各構成要
素について、カードデータ5bから順番に説明する。図
2(b)に示すように、カードデータ5bは、著作物の
データである著作物データ14と、著作物を表示する際
のフレーム7aを構成するフレームデータ7b、ならび
に、カード5aの種類を特定するための識別データ15
bとから構成されている。
【0017】著作物データ14は、コミックの主人公、
小説の挿絵等の絵や、人物等の写真からなる画像データ
(例えば、JPEG形式、MPEG形式)を基本とし、
この画像データにコミック等のあらすじや、解説、作者
等のコメントからなる文字データ(テキスト形式等)
や、コミックの主人公や作者等の声、ナレーション、効
果音等の音データ(WAVE形式やMP3形式等)を付
加することもできる。著作物データ14は、画像データ
のみで構成することも可能であるが、文字データと音声
データのみで構成しても良い。また、画像データは、動
画データを含んでも良い。さらに、著作物データ14に
は、著作物に対する著作権を表示するデータを含むこと
が出来る。
【0018】フレームデータ7bは、あらかじめ決めら
れたパターンからなる画像データである。フレームデー
タ7bにより表示されるフレーム7aは、図2(a)に
示すように、右上にカード5aの識別番号15aおよび
シリアル番号11aからなるカードID8aが表示さ
れ、フレーム7aの左下にはカード5aの情報を表示す
るためのカード情報ボタン9aが配置される。また、著
作物データ14に音声データや動画データが含まれてい
る場合は、再生ボタン9bや停止ボタン9cも表示され
る。なお、カード5aの種類により図2(a)には図示
しない異なる機能を付加しても良い。
【0019】次に、図2(b)に示すシリアル番号デー
タ11bについて説明する。シリアル番号データ11b
は、カード5aの表示時に、フレーム7aの右上に表示
されるシリアル番号11aを与えるデータであり、シリ
アル番号11aは、ユーザがカード5aを購入する際
に、著作物管理装置1において設定される通し番号であ
る。このシリアル番号11aと前記の識別番号15aに
よりカード5aを特定することができる。
【0020】また、オーナーデータ12について説明す
る。オーナーデータ12は、ユーザがあらかじめ著作物
管理装置1に登録したユーザIDを、カード5aの購入
時に、そのカード5aのオーナーとして記録したもので
あり、オーナーデータ12を参照することによりカード
5aのオーナーを特定することができる。オーナーデー
タ12は、図2(a)に示すカード5aには図示されて
いないが、カード情報ボタン9aをクリックすることで
表示させることができる。なお、オーナーデータ12に
は、オーナーが登録している氏名を付加しても良く、こ
れらをフレーム7aや画像6に埋め込んで表示すること
も可能である。
【0021】さらに、システムプログラム13について
説明する。システムプログラム13は、カード5aの表
示の制御や、カード5aやオーナーの認証等を行うため
のプログラムから構成される。カード5aの表示の制御
とは、例えば、ユーザ端末4上でのカード5aの表示位
置をユーザ端末4の設定ファイルに書き込んだり、再生
ボタン9bがクリックされた際に、音声データをユーザ
端末4にインストールされているプレーヤで再生する等
の処理を行うことがあげられる。また、カード5aやオ
ーナーの認証とは、これらの表示のみならず、著作物管
理装置1に対してカードID8aやオーナーの認証を要
求する機能も含まれる。
【0022】なお、コンテンツファイル10には、この
他にも、後に説明するユーザによるカード5aの加工に
おいて、カード5aに加えられた加工に関するデータ
や、ユーザが加工したカード(ユーザ加工カード)のカ
ードIDなどのデータが付加される場合もある。
【0023】次に、このようなコンテンツファイル10
の管理を集中して行う著作物管理装置1の各構成要素に
ついて説明する。図1に示すように著作物管理装置1
は、記憶手段2と、ネットワーク3に接続するための通
信手段20と、著作物管理装置1の各処理を制御する制
御部21とを有している。また、著作物管理装置1は、
キーボード、マウス等の入力手段22と、ディスプレイ
等の表示手段23、管理記録等を出力するための出力手
段24を備えることもできる。
【0024】さらに、著作物管理装置1にCD(Compac
t Disk)、DVD(Digital Video Disk)等の外部記録
装置を設けたり、LAN(Local Area Network)接続し
て、所定のクライアント端末に接続できる構成しても良
い。ここで、所定のクライアント端末としては、ネット
ワーク3を介して接続可能な出版社の端末35およびソ
フトハウスの端末36があげられる。このようにする
と、これらの端末35,36から著作物管理装置1にア
クセスして、新しいカードデータ5bをFTP(File T
ransfer Protocol)でアップロードしたり、各カード5
aの売れ行きを確認したりすることが可能となる。ま
た、新しいカードデータ5bのアップロードに伴い、ユ
ーザにカード5aの更新の告知を行ったり、著作物管理
装置1にアクセスすることで各カード5aの売れ行き、
つまり、ダウンロード数、ならびに、購買層に関するデ
ータを取得することもできる。
【0025】以下、著作物管理装置1の各構成要素につ
いて説明する。記憶手段2は、HDD(Hard Disk Driv
e)等から構成され、カードデータ5bおよびシリアル
番号データ11bを蓄積する著作物データベースである
コンテンツDB(Data Base)25と、著作物管理シス
テム1に登録したユーザのデータを蓄積するユーザ情報
DB26、ならびに、各カード5aの売れ行きや、カー
ド5aを購入したユーザに関する情報が蓄積される取引
結果DB27とを有している。なお、図示しないが、所
定のプログラム等やコンテンツファイル10を構成する
ためのシステムプログラム13もこの記憶手段2に記憶
されている。
【0026】制御部21は、CPU(Central Processi
ng Unit)、メモリ等から構成されており、ここに所定
のプログラムが展開されることで各種の処理が可能とな
る。図1に示すように、この制御部21は、コンテンツ
ファイル10の作成および管理を行うコンテンツ管理手
段31と、カード5aの特定や、ユーザが登録されたユ
ーザと一致するか否かの判断を行う照合手段32と、ユ
ーザがカード5aのオーナーであることを確認するため
の認証手段33、ユーザの登録や、オーナーが加工した
カードやカードトレーディング時のオーナーIDの書き
換え等を行う登録手段34を構成する。
【0027】ここで、コンテンツ管理手段31について
説明する。なお、制御部21の他の手段32〜34につ
いては、カード5aのダウンロードや認証の各手順説明
において順次説明する。コンテンツ管理手段31は、ユ
ーザのダウンロード要求に対して所定のカードデータ5
bに、シリアル番号データ11b、オーナーデータ1
2、システムプログラム13を付加して送信用のコンテ
ンツファイル10を作成するものである。コンテンツ管
理手段31は、ユーザのダウンロード要求時に、シリア
ル番号11aを一つインクリメントして新しいシリアル
番号11aを作成する編集手段としても機能する。編集
手段は、新しいシリアル番号11aをユーザがダウンロ
ードするコンテンツファイル10に添付すると共に、新
しいシリアル番号11aをコンテンツDB25に登録す
るので、このシリアル番号11a(および必要に応じて
識別番号15a)によりカード5aを特定することが可
能になる。さらに、コンテンツ管理手段31は、ユーザ
がブラウザ上でカード5aを鑑賞するためのHTML
(Hyper Text Markup Language)ファイルの作成も行
う。
【0028】次に、この著作物管理装置1からユーザに
提供されるサービスについて図3を用いて説明する。図
3に模式的に示すように、著作物管理装置1が提供する
ウエブのサイト上には、ユーザがカード5aを鑑賞した
り、ダウンロードするカード鑑賞41と、ユーザや、サ
イトの管理者が情報を提示するコミュニケーション42
と、カード5aを購入したオーナーがカード5aの交換
や売却を行うためのカードトレーディング43およびカ
ードオークション44、ユーザ情報を入力するためのユ
ーザ情報入力45と、ユーザがダウンロードしたカード
5aを自己の端末で管理するためのアプリケーション
(AP)をダウンロードするための支援APダウンロー
ド46の各サービスが用意されている。
【0029】カード鑑賞41は、カード5aをジャンル
41a、41b、41c・・ごとに表示することで、ユ
ーザがカード5aを鑑賞し易くする構成となっており、
ここから、所望のカード5aのダウンロード47や、カ
ード5aのオーナーを特定するためのオーナー認証48
や、オーナーが加工したオーナー加工カードの登録49
を行うことができる。コミュニケーション42は、ユー
ザどうしのチャットやBBS(Bulletin Board Syste
m)、また、サイトの管理者がユーザに対して発信する
情報を提示する告知等から構成されている。なお、チャ
ットやBBSの利用は、登録したユーザのみに限定して
も良い。カードトレーディング43とカードオークショ
ン44は、ユーザが所有する特定のカード5aを、他の
ユーザが所有するカード5aと交換したり、売却するた
めのものである。カードトレーディング43の場合は、
ユーザが所有するカード5aと、そのカード5aと交換
したいカード5aをカードトレーディング43に登録す
る。そして、交換に応じるユーザが現れたら、著作権管
理装置1を介してカード5aの交換を行う。また、カー
ドオークション44の場合は、オークションにかけたい
カード5aが登録されると、そのカード5aを欲しいユ
ーザが希望落札価格を登録し、所定の期間内に最高の条
件を提示したユーザに、オークションにかけられたカー
ド5aが落札される。
【0030】ユーザ情報入力45は、このサイトの利用
者がユーザの個人情報を登録するものである。各種サー
ビスを利用するためのユーザIDを取得したり、パスワ
ードを設定することができる。なお、ここで設定したユ
ーザIDおよびパスワードが特許請求の範囲に記載のユ
ーザ識別情報を構成する。また、ユーザ情報が変更にな
った場合も、このユーザ情報入力45で登録データの更
新を行う。なお、ユーザ登録の際にマーケティングの一
環としてアンケートを付加しても良い。支援APダウン
ロード46は、ユーザ端末4においてダウンロードした
カード5aの管理を支援するために、カード5aのアル
バムとなる所定のアプリケーションをダウンロードした
り、ダウンロードしたカード5aに対する加工を可能に
する加工ツールをダウンロードするためのものである。
なお、このサービスの利用には、前記のユーザ登録が必
要である。
【0031】ここで、アルバムは、ユーザの端末上で起
動するアプリケーションで、ユーザがダウンロードした
カード5aを識別番号15aごとや、入手時期ごと等に
配置させるためのものである。アルバムは、各シートに
複数のカード5aをフルサイズで配置したり、サムネイ
ル形式で配置できるようにしたり、特定のカード5aを
検索できるようにプログラムされているので、ユーザは
このアルバムを使用することで多数のカード5aの保管
を簡単に行うことができる。
【0032】加工ツールは、ユーザが所有するカード5
aの画像6の一部の色彩をユーザの好みに合わせて変更
したり、フレーム7aのパターンを変更するためのもの
で、この加工ツールを使用することでユーザのオリジナ
ルカードを作成することが可能となる。ただし、画像デ
ータそのものを変更することはできない。また、この加
工ツールはそれ自体を一つのアプリケーションとするこ
ともできるが、アルバムの一機能とすることもでき、さ
らに、コンテンツファイル10のシステムプログラム1
3に加工用のモジュールを付加することもできる。な
お、専用の加工ツールを使用しなくてもカード5aの加
工が行えるように構成しても良い。
【0033】さらに、ユーザ端末4について説明する。
ユーザ端末4は、CPU等からなる処理部50と、モデ
ム等からなる通信手段51と、受信したコンテンツファ
イル10を記憶する記憶手段52を備えている。また、
購入したカード5aを表示するための表示部53や、プ
リンタ等の出力部54、ならびにキーボード等の操作部
55を備えることも可能である。購入したカード5a
は、記憶手段52に作成された著作物記憶手段である購
入コンテンツDB56に収容され、ユーザの要求に応じ
て随時、表示部53に表示されたり、出力部54から出
力される。また、常に表示部53の所定位置に表示する
ことも可能である。
【0034】次に、この著作物管理装置1に、登録した
ユーザがアクセスし、所定のカード5aをダウンロード
する場合の手順について図4のフローチャートを用いて
説明する。
【0035】まず、ステップS1として、ユーザがユー
ザ端末4から著作物管理装置1にアクセスし、特定のジ
ャンル、例えばコミックのカード5aの鑑賞を選択(鑑
賞請求)すると、ユーザ端末4からの鑑賞請求を受けた
著作物管理装置1は、図1に示すコンテンツDB25に
アクセスし、コミックのカードデータ5bを鑑賞用カー
ドデータとして組み込んだHTMLファイルをユーザ端
末4に送信する(ステップS2)。ユーザは、受信した
HTMLファイルをブラウザで表示し、鑑賞用カードを
鑑賞する(ステップS3)。ここで、鑑賞用カードは、
ブラウザ上でのみ鑑賞することが可能で、カード5aを
図1に示すユーザ端末4の記憶手段52に記憶させた
り、プリントアウトしたりすることはできないものとす
る。
【0036】ユーザは、この鑑賞用カードの中に欲しい
カード5aがあった場合は、ステップS4として著作物
管理装置1に対してカード5aのダウンロードを要求す
る(ダウンロード要求)。この際には、ユーザ登録時に
割り当てられたユーザIDおよびパスワードを入力する
ことになる。ステップS5において、著作物管理装置1
は、ユーザIDおよびパスワードを受信して、図1に示
す照合手段32によりユーザIDとパスワードの照合を
行う。照合は、受信したユーザIDを基にユーザ情報D
B26に登録してあるパスワードを読み込んで、ユーザ
から提示されたユーザIDとパスワードのそれぞれがユ
ーザ情報DB26に登録されたものと完全一致するか否
かを調べる。そして、ユーザIDとパスワードのそれぞ
れが完全一致した場合は、ステップS6に進み、完全一
致しない場合は、ユーザIDおよびパスワードの再入力
をユーザに促す。
【0037】ユーザの照合が終了したら、ステップS6
として著作物管理装置1は、コンテンツ管理手段31に
よりコンテンツファイル10を作成する。ここで、コン
テンツファイル10の作成とは、コンテンツ管理手段3
1が、コンテンツDB25からカードデータ5bおよび
シリアル番号データ11bを読み込み、ステップS5で
照合したユーザIDをオーナーデータ12として添付す
ると共に、システムプログラム13を付加することをい
う。なお、シリアル番号データ11bとして記録される
カード5aのシリアル番号11aは、コンテンツ管理手
段31の編集手段により、コンテンツDB25から読み
込んだシリアル番号11aを一つインクリメントした新
しいシリアル番号11aが用いられる。
【0038】このようにして作成されたコンテンツファ
イル10は、ステップS7でユーザ端末4に送信され
る。そして、ステップS8としてユーザ端末4が、この
コンテンツファイル10を受信し、ユーザ端末4の購入
コンテンツDB56(図4参照)にコンテンツファイル
10を記録すると共に、画面上に購入したコンテンツフ
ァイル10を表示する。以降において、ユーザは購入し
たカード5aのオーナーとなる。コンテンツファイル1
0の送信に成功したら、著作物管理装置1は、ステップ
S9として、編集手段が、前記の新しいシリアル番号1
1aをそのカード5aの現在のシリアル番号11aとし
てコンテンツDB25に登録する。
【0039】ここで、ユーザが画面上に表示されたコン
テンツファイル10をマウス等でクリックすると、購入
したカード5aが画面に表示される。このとき、シリア
ル番号11aは、識別番号15aと共にカードID8a
として、図2(a)のフレーム7aの右上に表示され
る。また、このとき、OS(Operating System)の設定
ファイルにこのカード5aの表示位置の設定が保存され
る。なお、設定ファイルに変更を加えずに、前記のアル
バムに表示されるように構成しても良い。
【0040】次に、カード5aのオーナーを認証する手
続きについて図5を用いて説明する。なお、この認証処
理は、カード5aのオーナーの確認や、オーナー加工カ
ードの登録の際に行われ、カード5aのオーナーが正し
いことを確かめるための処理である。ユーザは、所定の
カード5aのカード情報ボタン9a(図2(a)参照)
をクリックし、オーナー情報画面を開き、その中のオー
ナー照会用ボタンをクリックする。オーナー照会用ボタ
ンがクリックされたら、システムプログラム13がユー
ザ端末4に対してネットワーク3への接続を指示する。
そして、ユーザ端末4と著作物管理装置1との接続が確
立されたら、ステップS11としてユーザ端末4から著
作物管理装置1に対してオーナーの認証要求がなされ
る。このオーナ認証要求には、カード5aに添付された
カードID8aおよびオーナーID、ならびにユーザI
Dが附属データとして送信されるので、ステップS12
として著作物管理装置1の認証手段33が、カードID
8aから取引結果DB27に記録されているオーナーデ
ータを取得し、カード5aの照合、つまり、特定を行
う。
【0041】さらに、ステップS13において、著作権
管理装置1からユーザに対してパスワードの入力が要求
され、ステップS14でパスワードが入力されると、ス
テップS15として著作物管理装置1がこれを受信す
る。そして、ステップS16において認証手段33が、
ユーザが入力したユーザIDと、カード5aに添付され
ているオーナーID、および、取引結果DB27に記録
されているオーナーIDを比較し、三者が一致しない場
合(No)は、オーナー認証に失敗した旨の信号をユー
ザ端末4に送信するので、ユーザ端末4には、その旨が
表示される(ステップS17)。ユーザは、このように
オーナー認証に失敗したカード5aに対して加工や、カ
ードトレーディングを行うことはできない。一方、前記
の三者が一致した場合(Yes)は、ステップS18に
進み、ユーザが入力したパスワードと、ユーザ情報DB
26に登録されているパスワードを比較する。ここでも
二つのパスワードが一致しない場合(No)は、ステッ
プS17に進み、ユーザ端末4にはオーナーの認証に失
敗した旨が表示される。この場合の効果は前記と同じで
ある。また、二つのパスワードが一致した場合(Ye
s)は、オーナー認証に成功した旨の信号をユーザ端末
4に送信するので、ユーザ端末4上において、オーナー
が認証された旨が表示される(ステップS19)。従っ
て、ユーザは、このカード5aを基にしたオーナー加工
カードの登録を行ったり、カードトレーディング等を行
うことが可能となる。
【0042】また、図3のカードトレーディング43、
カードオークション44によりカード5aのオーナーが
変更される場合は、図5に示した認証処理に加えて、認
証手段33が、取引結果DB27の該当するアドレスに
新しいオーナーデータ12を入力すると共に、ユーザ端
末4に対してカードIDおよび新しいオーナーデータ1
2を含む訂正ファイルを送信する。この訂正ファイルを
受信したユーザ端末4は、カードID8aにより特定し
たカード5aのコンテンツファイル10内のオーナーデ
ータ12に新しいオーナーデータ12を上書きする。な
お、コンテンツファイル10を元のオーナーから新しい
オーナーに移動させる際には、認証手段33は、新しい
オーナーのユーザ端末4に訂正ファイルを送信する替わ
りに、コンテンツ管理手段31に、新しいオーナーデー
タ12を用いたコンテンツファイル10の作成を指示
し、このようにして作成されたコンテンツファイル10
が新しいオーナーのユーザ端末4に送信される。
【0043】ここで、本実施の形態においては、カード
5aの画像6の色彩変更が可能である。例えば、画像6
における人物の衣装の色を赤から青に変更したり、背景
を黒から白に変更したりすることができる。さらに、こ
のようにして画像6の色変更をしたカード5aを著作物
管理装置1で登録することも可能である。以下にオーナ
ーが色変更したカード5aを登録する手順について図6
を用いて説明する。
【0044】まず、ステップS21として、オーナーが
色彩を変更したいカード5aをユーザ端末4の表示部5
3に表示させ、ステップS22で所定の方法によりカー
ドの画像部分の色彩を変更等の加工を行う。次にステッ
プS23で、オーナーは、色変更したカード5aのフレ
ーム7aのカード情報ボタン9aをクリックし、オーナ
ー情報画面を開き、その中のオーナー照会用ボタンをク
リックし、オーナー加工カードの登録を要求する。ここ
で、ステップS24として、著作物管理装置1とユーザ
端末4の間で図5のステップS11からステップS19
に示す認証作業が行われ、オーナーの認証に成功した
ら、ステップS25に進み、著作物管理装置1がオーナ
ー加工カードの登録を行う。なお、ステップ25におけ
る登録処理は、コンテンツ管理手段31が加工されたカ
ードに新しいカードID8aを付与し、オーナー加工カ
ードとしてコンテンツDB25、および、取引結果DB
27に登録することにより行われる。
【0045】コンテンツ管理手段31がオーナー加工カ
ードを登録したら、ステップS26において、新しいカ
ードID8aをユーザ端末4に送信する。そして、ステ
ップS27において、ユーザ端末4が新しいカードID
8aを受信し、コンテンツファイル10のシステムプロ
グラム13が識別番号15a、および/または、シリア
ル番号11aを書き換えて、オーナー加工カードとして
ユーザ端末4の購入コンテンツDB56に記録し、著作
物管理装置1との接続を切断する。
【0046】なお、システムプログラム13は、このよ
うにして登録されたオーナー加工カードが再加工できな
いようにプロテクトをかけるが、プロテクトをかけずに
何度でも加工できるようにしても良い。また、本実施の
形態において、コンテンツファイル10のダウンロード
およびオーナー加工カードの登録は課金対象であり、電
子取引手段やその他の公知の料金支払いシステムが適用
される。
【0047】このような著作物管理装置1は、カードI
D8aの発行および管理をすることで、カード5aの種
類の特定や、発行枚数を管理することができる。従っ
て、特定の種類や、その発行枚数によりカード5aの価
値に変化を持たせたり、ユーザがカード5aを収集する
際の収集状況の進捗の把握を容易にすることができる。
また、オーナー情報の管理を行うことで、カード5aの
オーナーの認証や、カード5aの認証を容易に行うこと
ができる。さらに、カード5aのカードID8a、なら
びに、オーナー情報を取引結果DB27に記録すること
で、各カード5aのダウンロード数や、特定のカード5
aを購買したユーザに関する情報を管理することが可能
となるので、確実性の高いマーケティングを行うことが
できる。そして、オーナーによるカード5aの軽微な変
更を可能にすることでカード5aにオーナーの嗜好を付
加することができる。さらに、ユーザが加工したカード
5aに対しても新たなカードIDを付与して管理するこ
とで、ユーザ加工カードの流通性も担保することが可能
となる。
【0048】次に、図1に示したユーザ端末4の別の形
態として、ダウンロードしたカード5aのオーナーを認
証する認証手段60を備えたユーザ端末61について図
7を用いて説明する。なお、オーナーを認証する認証手
段60を有するので、このユーザ端末61も著作物管理
装置として機能する。また、図1と同一の構成要素につ
いは同一の符号を付して説明を省略する。ユーザ端末6
1の記憶手段52には、ユーザIDである端末IDおよ
びパスワードを記録するユーザ識別情報記憶手段である
ユーザ情報ファイル62を有している。端末IDは、各
ユーザ端末61に対して予めユニークな値が割り当てら
れているものであり、パスワードは、ユーザ端末61の
購入後にユーザが入力して記憶させるものである。
【0049】また、このユーザ端末61は、携帯型の端
末とすることが可能であり、この場合は、表示部53
は、カード5aの少なくとも一部を表示可能なディスプ
レイである。さらに、ユーザ端末61は、音声を再生す
るためのスピーカや、ヘッドフォン端子を設けたり、プ
リンタに出力するための出力端子や、外部ディスプレイ
に接続するためのビデオ端子を設けることもできる。な
お、ユーザ端末61を携帯型端末とした場合は、カード
情報ボタンや再生用ボタン等は、ユーザ端末61に設け
られた専用ボタンにより操作される。
【0050】さらに、認証手段60は、ユーザ端末61
においてカード5aのオーナーの認証を行うもので、該
当カード5aのコンテンツファイル10に添付されたオ
ーナーデータ12およびユーザが入力したパスワード
と、記憶装置52のユーザ情報ファイル62に記憶され
たユーザIDおよびパスワードをそれぞれ比較する。両
者が完全一致する場合は、表示部53にオーナーが正し
い旨が表示され、両者が完全一致しない場合は、オーナ
ーでない旨が表示される。
【0051】このようなユーザ端末を用いると、著作物
管理装置1にアクセスしなくてもオーナーの認証を行う
ことが可能となる。また、カード5aの持ち運びが可能
になる。さらに、必要最小限の機能のみを備えることで
ユーザ端末61を安価なものにすることができる。
【0052】なお、本発明は、前記の各実施の形態に限
定されるものではなく、広く応用することが可能であ
る。例えば、著作権管理装置1は、通信手段20として
の端末が、書店や玩具店、コンビニエンスストア等の店
舗に設置され、電話回線等を介して各コンテンツファイ
ル10が送信されるように構成しても良いし、各店舗に
設置される端末にコンテンツファイル10を蓄積する記
憶手段2を設け、シリアル番号11aや識別番号15
a、ならびに、ユーザ情報DB26を著作物管理装置1
で一括して管理するような構成とすることもできる。さ
らに、紙媒体に出力したカード5aや、コンテンツファ
イル10を記録した記録媒体を店舗で受け取ることがで
きるような流通経路を有しても良い。
【0053】また、ダウンロードされるカード5aをユ
ーザが特定することができずに、著作物管理装置1で任
意に選択された数枚のカード5aがユーザ端末4に送信
されるように構成しても良い。この場合は、著作物管理
装置1の制御部21に選択手段を設けると共に、カード
5aが選択手段により選択される頻度としてランクデー
タを設定し、数種類のランクに区分したランクデータを
カードデータ5bに付加するように構成することが望ま
しい。頻度の高低により特定のカード5aに希少価値を
持たせることが可能となる。また、カード5aの発行枚
数を予め設定し、このカード5aがダウンロードされる
際に、編集手段がこのカード5aのシリアル番号11a
を一つずつ減らすように構成することも可能である。
【0054】また、ユーザ端末4において、ユーザ端末
4どうしを接続可能に構成し、ユーザ端末4の間でコン
テンツファイル10の授受が可能となるように構成する
こともできる。この場合は、コンテンツファイル10を
移動先のユーザ端末4にコピーすると同時に、移動元の
ユーザ端末4の記憶部2から該当するコンテンツファイ
ル10を削除する移動管理手段を制御部50に設けるこ
とが望ましい。そして、この著作物管理装置1は、カー
ド5aの他に、リトグラフや、コンピュータプログラム
等の著作物の管理を行うことができる。
【0055】
【発明の効果】本発明は、ユーザからダウンロードの要
求があった著作物に対して、オーナー情報および著作物
認識番号を添付することで、購入後の著作物の特定およ
びオーナーの認証を行えるような著作物管理装置とし
た。従って、従来、画一的に取り扱われていた著作物に
識別性を与えると共に、著作物の所属を明確にすること
で、著作物に収集性や、交換性を付加することができ
る。また、編集手段により、著作物の購入時に、唯一の
著作物認識番号を付与することで、ユーザの収集活動の
活性化や、購入後のオーナーの認証作業等を容易に行う
ことができる。さらに、認証手段により、ユーザの要求
に応じて、著作物が認証を要求したユーザの所有物であ
るか否かを判断することで、著作物の所属の信頼性を担
保することができる。ここで、認証手段はユーザの使用
する端末に設けた場合は、認証作業の効率化を図ること
が可能となる。そして、購入した著作物に対するユーザ
の軽微な加工を容認すると共に、加工した著作物を登録
することで、加工した著作物であって流通の信頼性を担
保することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における著作物管理装置の
構成図である。
【図2】(a)本発明の実施の形態におけるカードを示
す図、(b)コンテンツファイルのデータ構成を示す図
である。
【図3】著作物管理装置により提供されるサービスの構
成図である。
【図4】著作物管理装置からカードをダウンロードする
手順を示したフローチャートである。
【図5】著作物管理装置によりオーナーの認証作業を行
う手順を示したフローチャートである。
【図6】オーナーが加工したカードを著作物管理装置に
登録する手順を示したフローチャートである。
【図7】認証手段を備えたユーザ端末(著作物管理装
置)の構成図である。
【符号の説明】
1 著作物管理装置 2 記憶手段 3 ネットワーク 4 ユーザ端末 5b カードデータ 8a カードID (著作物認識番号) 10 コンテンツファイル (送信用ファイル) 25 コンテンツDB (著作物データベース) 26 ユーザ情報DB 31 コンテンツ管理手段 (著作物管理手段) 32 照合手段 33,60 認証手段 34 登録手段 56 購入コンテンツDB (著作物記憶手段) 60 ユーザ端末 (著作物管理装置) 62 ユーザ情報ファイル (ユーザ識別情報記憶手
段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 著作物を管理する著作物管理装置であっ
    て、 前記著作物を蓄積する著作物データベース、ならびに、
    ユーザの情報を蓄積するユーザ情報データベースを備え
    た記憶手段と、前記ユーザの照合を行う照合手段と、ユ
    ーザのダウンロード要求のあった前記著作物および前記
    ユーザの情報から構成するオーナー識別情報ならびに著
    作物認識番号を含む送信用ファイルを作成する著作物管
    理手段を有することを特徴とする著作物管理装置。
  2. 【請求項2】 前記著作物管理手段は、前記送信用ファ
    イルの作成時に、前記著作物認識番号を増加または減少
    させる編集手段を備え、前記編集手段は、増加または減
    少させた後の前記著作物認識番号を前記記憶手段に登録
    するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の
    著作物管理装置。
  3. 【請求項3】 著作物のオーナーを認証する認証手段を
    備え、前記オーナー識別情報と、前記著作物の認証を要
    求するユーザの情報、ならびに、前記記憶手段に記憶さ
    れた前記著作物のオーナーの情報とを比較することで前
    記著作物のオーナーを認証する認証手段を有することを
    特徴とする請求項1または2に記載の著作物管理装置。
  4. 【請求項4】 ユーザが加工または作成した著作物を登
    録する登録手段を有し、前記登録手段は、加工または作
    成した前記著作物およびその著作物認識番号を前記記憶
    手段に記憶させるように構成したことを特徴とする請求
    項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の著作物管理装
    置。
  5. 【請求項5】 著作物を管理する著作物管理装置であっ
    て、 前記著作物管理装置を所有するユーザの情報であるユー
    ザ識別情報を記憶するユーザ識別情報記憶手段と、著作
    物を記憶する著作物記憶手段を有し、前記著作物に添付
    されている購入者の情報であるオーナー識別情報と前記
    ユーザ識別情報とを比較することで前記著作物のオーナ
    ーを認証する認証手段を有することを特徴とする著作物
    管理装置。
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